同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:クーデレ

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サークル「レッドキャビア」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声や態度はクールだけど性格はとっても一途な女の子が
受験勉強に励む先輩をエッチな手段で妨害します。

彼女が他の男に寝取られる様子を生々しく語りながらオナニーさせたり
彼の上に跨っていつでも挿入できる状況のまま素股をするなど
Mな彼が喜ぶプレイをしながら想いを伝える独特な色仕掛けが楽しめます。
卒業後もずっと一緒にいたくて
天枷沙雪(あまかせ さゆき)が4種類のエッチで受験勉強を邪魔するお話。

「先輩 ゲームをしましょう 何でもいいですよ」
沙雪は淡々と話す優しい声の女の子。
主人公と一緒にゲームをしようと言って断られると
今度はお菓子や漫画を差し出して彼を遊ばせようとします。

本作品は田舎に生まれ彼とずっと仲良くしてきた彼女が
大学進学を控えてる時期におよそ100分間のエッチな誘惑をします。
彼女は今後も彼と地元で一緒にいることを望んでるのですが
彼は都会の大学に行って一人暮らしすることに憧れてます。
そんなわけで彼の学力ができるだけ上がらないよう積極的に行動します。

「私は至って本気、ですよ あの手この手で誘ってるのに 先輩が乗ってくれないから 最終手段に出たまでです」
彼のことが好きだから、離れたくないから色仕掛けすることをはっきり告げたり
ゲームに勝ったらその日は自分と遊ぶルールを定めるなど
彼に本気で嫌われるのを避けながら色んなプレイをします。
途中で軽く意地悪したりややM向けのプレイをするのも愛情の裏返しで悪意はまったくありません。
感情を表に出すのが苦手な女の子がなんとか引き留めようとする姿が健気で愛らしいです。

彼女は処女なのでドスケベといってもそこまで下品なことはやりません。
年頃の男子が食いつきそうな餌を垂らして上手に釣り上げます。
すごく一途に振舞いますから幸福感や満足感といった癒しの感覚も得られます。

エッチについては耳舐め手コキ、オナニー、オナホコキ、素股&SEXと
パートごとにプレイを切り替え後になるほど踏み込んだものを投入します。
彼がそれなりにMなのでストレートにイチャイチャするのではなく
軽い言葉責めをしたり、彼女が寝取られるイメージを絡めてゾクゾクさせます。


彼女自身は全然Sじゃないけど彼が喜んでくれるからやる感じです。
終盤には初キス、初SEX、初中出しをまとめて捧げますし
甘さを出しつつ変わった要素も盛り込んで個性とエロさを出してます。
変化に富んだ甘いエッチ
エッチシーンは4パート76分間。
プレイは耳舐め、手コキ、寝取られ妄想、オナニー、体の拘束、オナホコキ、素股、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキ、オナニー、オナホコキ、素股、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「先輩 今日のゲームの内容は 先輩が 勃起したら負けというゲームです」
勉強中の主人公にこれからするゲームの内容を説明すると
沙雪は左側に密着しゆっくり耳を舐めておちんちんを元気にします。

エッチはごく一部を除き彼女が責め続けます。
前半の2パート42分間は彼女の想いの強さを表現しながら優しく弄ぶシーン。
「1.誘惑色仕掛け&寸止め手コキ(約23分)」は耳舐めと寸止め手コキ
「2.寝取られ妄想&セルフ手コキ(約19分)」は自由にオナニーさせたまま寝取られ妄想を語ります。

「字が男らしくて ちょっと雑なところが好き 一生懸命努力してるところが好き」
勉強を邪魔するのも、エッチなゲームを持ち掛けるのもすべては彼のことが好きだからです。
そのことを序盤から言葉と行為でわかりやすく伝えて悪女っぽさを上手に打ち消します。
離れ離れにさえならなければ大学に行くことも別に反対しませんし
絶対に譲れないラインを定めたうえである程度は譲歩する姿勢を見せます。

プレイについては前半の11分間は耳舐めに専念して
ゲームの勝敗がついた後から手コキを加えて追い込みます。
途中に寸止めを挟むところは意地悪ですけど「頑張れ」「好き」といったポジティブなセリフも多く
彼のM性癖に合わせてわざとこうしてるのが窺えます。
射精時にはぴゅっぴゅのセリフを言うなどリードがきめ細かいです。

「例えばキス 恋人同士の優しい 温かいキスなんて最初だけで すぐに舌と舌を濃厚に絡ませた 激しいディープキスをしちゃうんです」
本作品で最も面白いプレイが出てくるのは2番目のパート。
彼が大学に無事合格した後、彼女が他の男とエッチする様子を綿密に語ります。
彼よりもずっと立派なおちんちんを持つ相手が、彼よりもずっと積極的にアプローチをかけ
まだ男を知らない彼女の魅力的な体を蹂躙し、快楽堕ちさせる。
多くの男性が嫉妬心を抱きそうな話題を提供して彼の気持ちを確かめます。

彼にとって彼女が本当の意味でどうでもいい存在だったら
こういう物語をされても心はまったく揺れ動かないはずです。
でも彼はこの背徳的なシチュに興奮し、前回以上に大量の精液を吐き出します。
一途な彼女とMな彼の性癖が見事に噛み合った素晴らしいプレイと言えます。

レッドキャビアさんは寝取られをテーマにした作品をいくつも制作されてるので
本作品でもきちんと盛り込み個性とエロさを出してます。
彼女自身にこうなる気はまったくないはずですからサービスと見るのが妥当です。

後半の2パート34分間はより踏み込んだプレイに移ります。
「3.おしおき拘束オナホコキ疑似セックス連続射精(約16分)」はオナホコキ
「4.愛情200%ラブラブ生ハメ交尾(約18分)」は素股と騎乗位SEXで合計3回射精します。

「気持ちいいですか? あったかいですか? 私のおまんこ」
3番目のパートは偽物のおまんこを使ったプレイということで
疑似SEX風にして本番に向けた練習を行います。
実際に繋がってるように感じるセリフを盛り込んだり、一部で喘ぎ声を漏らして雰囲気を出します。
そしてここだけ2回連続射精するスタイルにして軽いお仕置きもします。

4番目のパートは2人が初めてSEXするだけあって最もあまあま。
まずは素股で焦らして彼を十分やる気にさせてから突入します。
ここの展開も彼の気持ちに配慮してあってとても優しく感じました。
生おっぱいを見せる、キスを解禁する、本気で喘ぐと以前のパートよりも明らに深い内容になってます。

結果だけを見れば彼女の思い通りになってます。
でもこれらすべてが彼を満足させることを見据えてるおかげであざとさはあまり感じません。
彼女なりに工夫して責めてるから立派な愛情表現になってます。

このように、押しつけがましさをできるだけ感じさせずに誘惑する純愛系のエッチが繰り広げられてます。
愛を込めて意地悪する作品
好感度MAXな女の子が大好きな人に色仕掛けする様子をややM向けに表現してる作品です。

沙雪は来年都会の学校に行くために勉強してる主人公を思い留まらせようと
毎日のように彼の家へ出かけてエッチなゲームを持ち掛けます。
そして勝った後は毎回違うプレイをして幸せな射精に導きます。

声や態度はクールだけど性格はとても温かい女の子が、幼馴染の男子に色仕掛けするシチュ
寸止め手コキ、寝取られ妄想、ソフトな言葉責めを盛り込んだうえで
「好き」など愛を感じるセリフもたっぷり投げかける甘くてちょっぴり意地悪なエッチ
最初から自分の気持ちをはっきり伝えて引き留めるためなら何でもする彼女の一途なキャラ。
快楽を餌に男を堕とす展開をかなり甘くアレンジしてイチャラブ系に変えてます。

中でもエッチは敢えてM向けの要素を入れて面白味を出してます。
このへんも付き合いが長い間柄だからこそできることではないかなと。
個人的には2番目のパートが最も印象に残りました。
サークルさんの持ち味を活かして彼の心を一気に引き寄せます。
声がクールなだけで事務的感はまったくありませんから、興味があるならノーマルな人でも普通に聴けます。

射精シーンは5回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

おまけは「センター試験前日に村秘伝特製媚薬キメてドスケベ発情セックス」です。

CV:こやまはるさん
総時間 1:48:07(本編…1:40:07 おまけ…8:00)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2021年9月1日まで20%OFFの968円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。



サークル「ミツクビプロジェクト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声や口調はクールだけど性格はとっても優しい先輩彼女が
足を骨折して入院中の彼氏と病室でたっぷりイチャイチャします。

タイトル通りフェラにものすごく力を入れてるのが特徴で
ピストンフェラやバキュームフェラといった定番のものだけでなく
おちんちんの匂いを嗅ぐ、パンツ越しに亀頭を吸う、夢の中で複合責めをするなど色んなプレイが登場します。
落ち着いた声よりもずっと激しいちゅぱ音を鳴らしますから、そのギャップにグッとくる人が結構いるでしょう。
クールな彼女の熱いご奉仕
恋人の飲門 しずる(のんど しずる)が色んなフェラをするお話。

しずるはのんびり話すややトーンが低くて穏やかな声の女の子。
病院内の部屋で昼寝してた主人公へ挨拶すると
持ってきた雑誌や漫画を好きに読んで欲しいと言います。

本作品はつい最近付き合い始めて今のところキスまでしか経験してない男女が
病院内の個室でおよそ120分に渡りイチャイチャします。
物語の冒頭で彼が大のフェラ好きなことを彼女が偶然知るため
最初から最後まで口を使ったご奉仕に専念して願いを叶えます。

キスや玉舐めといった別のプレイも一部で出てきますが
どのパートもメインのプレイをフェラに定めてやり方を変えながら進めます。
尿道口にキスする、亀頭だけを咥え込んでペロペロする、金玉に吸い付くなど
メジャーなものからマイナーなものまで幅広く取り揃えてます。

最中に鳴るちゅぱ音が全体的にパワフルなのも大きな魅力です。
彼女はクールだからもっと大人しいのだろうと思ってたら
序盤から「ずびびっ」「ぎゅびぃぃぃぃ」みたいな絞り込む感じの音をガンガン鳴らします。
物語が進むほどちゅぱ音の量を多くしてて内容が濃いです。

彼が自分に性癖を教えてくれたことが嬉しかったのかもしれませんね。
年上ですがむしろ彼に尽くす感じに責めるので雰囲気が非常にあまあまでした。
また終盤では彼女が2人に増えて責める変わったプレイも登場します。

クールで世話好きな恋人がフェラ中心のエッチをする展開と力強いちゅぱ音。
ひとつのプレイを広く、深く、エロく表現したノーマル向けの作品です。
ちゅぱ音まみれのエッチ
エッチシーンは6パート102分間。
プレイはチン嗅ぎ、フェラ、精飲、キス、玉舐めです。
射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

主人公がフェラ大好きなこと、2人ともフェラ未経験なことを確認したしずるは
彼のズボンとパンツを脱がせておちんちんの匂いを嗅ぎます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の3パート66分間は本作品の特徴がよく出てるシーン。
「02_ねっとりおしゃぶり、ストロークフェラ(約27分)」は比較的ソフトなフェラ
「03_パンツ越しフェラと、ディープスロート(約22分)」はエロさとマイナーさを強化したフェラ
「04_デリヘル嬢しずるのピストンバキューム即抜きコース(約17分)」は
彼女がデリヘル嬢になりきってするシチュ重視のフェラと違う特徴を持たせてお世話します。

彼女がおちんちんを実際に見るのは今回が初めてです。
しかし事前にエロ本で豊富な知識を得てるおかげでたどたどしさはありません。
匂いフェチなだけあっておちんちんの匂いを嬉しそうに嗅いだり
尿道口へ頻繁にキスして惜しみない愛情を注ぎます。

彼女自身は彼とSEXすることにもそれほど抵抗を感じてないようですし
「フェラなら全然問題ない」という気持ちをプレイでしっかり伝えます。
声とちゅぱ音の落差が大きくてエロさも引き立ってました。

また特化型作品の宿命であるマンネリ感の解消にも気を配ってます。
02パートはチン嗅ぎ、尿道口へのキス、そのまま強めに吸い上げてカウパーを飲む
亀頭だけを口に含んで舐める、バキュームを交えたピストンフェラと種類が豊富です。
実況を挟みながらちゅぱ音を変えていくおかげでプレイの様子もイメージしやすくなってます。

射精シーンとその後の描写に力を入れてるのもいいですね。
射精はどのパートも30秒くらい断続的に効果音が鳴りますし
その後も喉を鳴らして精液を飲んでからお掃除フェラに移ります(パートあたり2~3分)。
精液を口の中でもごもごしたりうがいすることはないので、それほどマニアックな印象は受けません。
フェラとは違う音を鳴らすのと同時に彼女の思いやりの強さを表現してます。

03パートは挿し絵にもなってるパンツ越しのフェラが登場します。
通常よりも控えめな水分で舐めたり布を吸う音が鳴り
少し経つと口の中に唾液を溜め込んでから強めに吸い付きます。
約10分と短めですけど、他の作品ではお目にかかれないプレイをちゃんと音で表現しててリアルに感じました。

そしてパート後半はパンツから取り出してディープスロートで一気に追い込みます。
数分単位でプレイを切り替えてた02パートとは違い
こちらはプレイの種類を絞り込み、個々をしっかり描く方針で組み立ててます。
変わったプレイを嬉しそうな表情でする彼女の姿もあまあまで恋人らしさが漂ってます。

続く3パート36分間は個性を出しつつ彼女の魅力を引き出すシーン。
「05_しずるのお昼フェラチオ(約2分)」は昼寝中の彼へ彼女がこっそりフェラを行い
「06_しずるが2人、濃厚フェラチオを耳元でねっとり実況プレイ(約28分)」は
場所を夢の中に移して2人になった彼女が連携の取れたフェラをします。
そして「07_夢見心地のラブラブフェラチオ(約6分)」は現実に戻り彼女が彼の願いを叶えます。

06パートは中央から彼女がひたすらフェラを続け
右からもう1人の彼女がその様子を実況する
今までとは違うスタイルになってます。
こうすることでフェラをする役はちゅぱ音を鳴らすのに専念できるし
音だけだとわかりにくい部分は実況役がカバーしてイメージ力を膨らませます。

肝心のフェラも敏感な部位をゆっくり舐める、咥えてから緩めのペースで前後する
玉舐めを挟んでから激しめのピストンフェラをすると流れを持たせて進めます。
恋人らしい描写もあったりして本作品で最も抜けるプレイに仕上がってました。

このように、色んなフェラをしながら彼女の愛も伝える尖ったエッチが繰り広げられてます。
フェラ尽くしの甘い作品
フェラが好きな人を喜ばせることを第一に考えてる作品です。

しずるは足を骨折して退屈な日々を送ってる主人公を喜ばせようと
彼が好きなフェラを色んなスタイルでやって何度も射精させます。
そしてプレイ中に彼女の気持ちが伝わるセリフも盛り込んでイチャラブ感を出します。

見た目はクールだけど内面は愛情深い彼女が病室でひたすらフェラするノーマル向けのシチュ
どのパートもメインのプレイをフェラに定め、内容をできるだけ被せずに行う特化型の幅広いエッチ
ちゅぱ音を全体的に激しくしたり、彼が望むことを嬉しそうにやる恋人らしい演出。
恋人になったばかりの2人がより仲良くなる様子を独自の切り口で表現します。

中でもフェラは本作品の柱になる要素なだけあって練り込まれてます。
フェラを続けてやることによるマンネリ感を打破するためにプレイの方向性を大きく変えたり
後になるほどちゅぱ音の量を上げて抜きやすくしてるのが良い例です。
また恋人なのにフェラばかりでも違和感のない設定にしてます。

フェラに特化させてるので人を選ぶところはあるものの
プレイの構成と進め方、キャラ作りがどれもしっかりしててドハマりする可能性を秘めてます。
精飲に力を入れてるところもサークルさんのこだわりを感じました。

射精シーンは5回。
ちゅぱ音大量、淫語それなり、くちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは本編内のフェラチオからセリフと効果音を取り除いた音声です(6パート)。

CV:高梨はなみさん
総時間 3:20:32(本編…2:04:50 おまけ…1:15:42)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2021年2月17日まで25%OFFの990円で販売されてます。



サークル「深夜工房」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、見た目はクールだけど性格は結構優しい女の子が
出張風俗サービスで偶然会った職場の先輩を独特なエッチでもてなします。

比較的ソフトな言葉責めをしながらおちんちんの弱点を集中攻撃したり
四つん這いでアナルを観察しながら金玉や竿を激しめにマッサージするなど
ドMな彼の性癖に合わせたアブノーマル路線のプレイをするのが特徴です。
初めてのお客様は先輩
後輩の玲奈が3種類のエッチなサービスをするお話。

「こんばんは 出張M男くんいじめサービスをお頼みになったお客様で お間違いないでしょうか?」
玲奈はトーンが低いクールな声の女の子。
出張サービスを依頼した主人公の家にやって来て挨拶すると
彼が出てきたことに驚いてからひとまず中に入ります。

本作品は職場だとクールで無感情なキャラで通ってる彼女が
彼をおよそ45分間の変わったエッチで喜ばせます。
彼女の家は弟や妹が多く、しかも片親なのでお姉ちゃんの自分が仕送りをしてます。
しかしOLの収入だけでは足りないと判断し、会社に内緒で風俗のアルバイトを始めました。
そして何も知らない彼が頼んだ結果偶然会うことになります。

「先輩って 私のこと そういう目で見てたんですね さらに幻滅しました 最低です」
彼女にとっては弱みを握られてる状況ですが
変態プレイを積極的に求める彼を見てドン引きしたり見下す態度を随所で取ります。
しかし実は彼に多少の恋愛感情も持っており、その気持ちがプレイ中に時折表れます。
そして彼もクールで自分をいじめてくれる彼女を好ましく思ってます。

彼がドMなのでアブノーマル路線のプレイが中心になってますけど
2人の関係や心情を踏まえて雰囲気は結構穏やかです。
囁き声で言葉責めしたり、時折本心を漏らすのがそう感じる理由です。
表裏のある彼女のキャラが引き立つようにエッチを進めてました。

もうひとつの特徴は最中に鳴る音。
サークルさんが「こだわりポイント」にされてる通り
各プレイで異なる効果音を鳴らしてプレイに臨場感を与えます。

3パート中2パートが手コキなのですが、それぞれで違う音が使われててなかなか凝ってます。
同じプレイでも責め方によって動きが変わるのでイメージしやすいです。
また最終パートではこれを使った面白いプレイも登場します。

クールだけど優しいところもある彼女のキャラと、音や変態性にこだわったエッチ。
年下の女性に見下されたりドン引きされる快感を与えてくれるM向けの作品です。
心身をバランスよく責めるエッチ
エッチシーンは3パート34分間。
プレイは手コキ、玉揉み、SEX?です。
手コキ、SEX?、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ではまずは 最初は語りかけながら 手でしていきます」
チェンジを提案したら「自分がいい」と言われてご奉仕することに決めた玲奈は
ひとまず言葉責めを交えた手コキで主人公を気持ちよくします。

エッチは風俗サービスなので終始彼女が責めます。
最初の2パート22分間は手コキ中心。
「トラック2 気持ち悪い先輩にローション手コキ(約11分)」ローション手コキ
「トラック3 這いつくばった先輩にオイル手コキ(約11分)」はオイル手コキで1回ずつ射精させます。

「ビクビクしてて 先輩のこれ ほんと気持ち悪いです」
彼女はこういうことを初めてするのでM男の喜ばせ方がよくわかりません。
そのため彼のアドバイスを時々受けながら心身をバランスよく責めます。
トラック2は名前の通り「気持ち悪い」を適度に言ってくれました。
本気でそう思ってるわけではありませんから凹むことはないでしょう。

もうひとつの特徴である効果音も早速活躍します。
通常の手コキは「ちゅくっ」という控えめな水音だったのが
指を輪っか状にしてカリを集中攻撃する時は動きが小刻みなものへ変わります。
射精シーンではカウントを数えてくれますし、要所を押さえたイメージしやすい手コキです。

それに対してトラック3は音に寄せたプレイになってます。
ローションから敢えてオイルに変えて音に違いを出し
さらに言葉責めを控える代わりに吐息を漏らして近さと静けさを演出します。

「そんなにお尻突き出して 腰反らしちゃって 気持ちいいんですか?」
挿し絵左上のようにアナルを見られながらする恥ずかしい手コキなので
多少は見られる快感をくすぐってくれますが音のほうが割合は高かったです。
金玉をマッサージする時はスリリングなことを言いますし
彼女が彼の性癖を理解し始めたのがわかるようになってます。

最後の「トラック4 目隠しした先輩と…生でセックス?(約12分)」はからかってくれるパート。
事前に目隠ししてから彼女がSEXを提案し2回連続の射精をプレゼントします。

「中がぬるぬる? だって 先輩の気持ちよさそうな顔見てたら 濡れちゃったんですよ」
童貞な彼に優しい言葉をかけたり、既に濡れてることを教えるなど
彼女も初SEXに相応しい穏やかな雰囲気を作ろうとします。
しかし「セックス?」となってることからもわかるように、このプレイにはご褒美以外の要素も込められてます。

何をするかはなんとなくわかるでしょうけど
サークルさんが明言されてないのでこのレビューでも伏せさせていただきます。
彼女がなぜこうするかにも触れられてますし、彼の性癖を考えれば有りじゃないかなと。
効果音は「ぎゅちゅっ」というやや力強い水音が使われててエロかったです。

このように、音の違いをはっきり出しながらクールにいじめる彼女らしいエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視のM向け作品
相思相愛の男女が変わったシチュでエッチする割と穏やかな作品です。

玲奈は出張サービスのお客第一号になった主人公を喜ばせようと
職場と同じクールな態度で接しながらおちんちんを3つの手段で責め抜きます。
そして彼女の心情を時折挟んだり、囁き声で言葉責めして雰囲気に柔らかさを与えます。

見た目はクールだけど面倒見のいい性格をしてる後輩が、職場の先輩をエッチにいじめるM向けのシチュ
突き放したり見下すセリフの合間に好意を寄せるセリフを挟んで多少の甘さを出す演出
比較的高品質な音と動きでお届けするやや意地悪なエッチ。
風俗サービスに見られる心の距離を敢えて縮める方針を取ってます。

「そういう顔は 他の子には見せないほうがいいですよ 私にだけ 見せてればいいんですよ この変態」
やってる事だけを見れば容赦がありません。
でもMな彼のために好意の裏返しとしてやってるところが見え隠れしてるおかげで
むしろ愛情表現の一種のように感じました。

自分に対してここまで痴態を曝け出してくれる彼を愛おしく思ったのかもしれません。
彼は最初から彼女のことが好きなようですし、そういう繋がりがプレイを通じて伝わってきます。
エッチは音を頑張ってると書きましたが、言葉責めや実況も適度にやっててバランスが取れてます。

射精シーンは4回。
淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

愛を込めて見下されたい、意地悪されたい人には特におすすめします。

CV:雨宮涼さん
総時間 47:57

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
48分で550円とコスパが良いので+1してあります。

お屋敷づとめ。Vol.4―栗坂舞 昼下がりのふわふわご奉仕―

サークル「とらいさうんど」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、声や態度はクールだけど性格は純情なお世話係の女の子が
ご主人様にあたる男性を癒したりやや大胆なサービスをします。

状況に合った効果音を鳴らしながら色んな会話をするキャラ重視の作りが魅力で
メイドよりも友達に近い口調で序盤はクールに接してたのが
お世話するうちにだんだんと気持ちがほぐれ、素直な仕草を少しずつ見せるようになります。
昼下がりはクールなメイドと
栗坂舞が癒しのサービスをするお話。

「ご主人様ー? ちょっといいですか?」
舞はややトーンの低いクールな声の女の子。
ある日の午後、自室でごろごろしてる主人公を見て呆れると
運動の代わりにオイルマッサージをしてあげます。

本作品は「円ヶ丘館(まるがおかかん)」と呼ばれる大豪邸でお世話係の一人として働いてる彼女が
110分近くの時間を使って彼に熱の入ったご奉仕をします。
全編を3つのシーンに分け「昼下がりのご奉仕・オイルマッサージ」はオイルマッサージ
「耳にやさしい時間」は耳かき、「穏やかな愛の時間」はキス&耳舐めと内容を大きく変えて進めます。
シリーズの4作目にあたりますが、舞台設定が一緒なだけで登場人物や声優さんは毎回違います。

「まあ ご主人様のご奉仕をするっていうのは ここで働いてる限り…その いや、なんでもないです」
今回のお相手を務める舞は典型的なクーデレキャラ。
序盤は一定の距離感を取りながらプロらしい流れるような手つきでお世話します。
しかしある程度お話が進むと彼の気持ちを確かめたり、逆に自分の想いを遠回しに伝えてそれを崩そうとします。

サークルさんは「ASMR×キャラクター」と銘打ってますが
少なくともこの作品は音よりも2人のやり取りのほうがずっと魅力的です。
今何をしてるかなどの状況説明は必要最低限まで減らし、本当に色んな話題を振って少しずつ親密度を高めていきます。
それなりに強い好意を抱いてるのだけど素直に伝えられない恥ずかしがり屋な女性です。

それに対して効果音はどのパートも種類をほぼひとつに絞り動きやリズムで変化をつけてます。
無言になって音だけを聞かせる時間はあまりありませんからASMR成分は低いと言えます。
音質は良いので雰囲気作りの役割をきっちり果たしてると思います。
むず痒い会話と音に癒やされて
舞が主人公の部屋にやって来て軽い会話をした直後にする最初のサービスはオイルマッサージ(約32分)。
ベッドにうつ伏せになった彼の背中、肩、腰にオイルを塗り拡げながら揉みほぐし
最後は仰向けにして腹部も同じ要領でお世話します。

開始と同時に「ひたっ」という若干ぬめりけのある水音が鳴り始め
シーンによって位置、動き、リズムを変えてその状況を表現します。
垂れ流しではなく適度に変化させてるあたりにサークルさんのこだわりを感じました。
耳かきなどに比べて音にしにくいサービスですし十分な品質を持ってると言えます。

「まあ 別にいいんですけど あんまり色んな子とベタベタして ご主人様の激しい取り合いになって 館で戦争が起きるような事には しないでくださいよねー」
「今度は私にも マッサージして欲しいなと言ってみたり…」

そして舞も効果音に負けないレベルのクーデレっぷりを早速発揮します。
他のお世話係ともイチャイチャしてる彼に遠回しな言い方で釘を刺しつつ
気持ちよさそうな表情を見て今度は自分にもして欲しいと控えめにお願いします。
手際がいいと言われてちょっぴり照れるなど、事務的感より純情さのほうがずっと際立ってます。

続く耳かきは同じく32分ほど。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に器具を使って汚れを取り
それから専用のクリームを耳につけて両方同時に泡洗浄します。
使用する器具は明言されてませんが、音の感じからして耳かき棒と思われます。

耳かき棒は「ぞりゅっ ずしゅっ」という若干ざらつきのある平べったい音が使われており
耳の壁を繰り返し優しく撫でるように動かします。
会話しながらお世話してる状況を踏まえて音の間隔を長めに取ってました。
オイルマッサージよりも無言の時間を長めに用意し、音と会話を両方楽しめるようにしてあるのも良いです。

泡洗浄は約8分と時間は短いものの、シュワシュワパチパチした心地いい音が至近距離で鳴ります。
本作品の中で最も音フェチ成分の強いシーンと言えるでしょう。
すべてを終えた後に耳と体をタオルで拭く音も入ってたりと、セリフで表現できない部分を上手くカバーしてます。

「そのとろけた感じの顔って ほら 恋人に見せる表情みたいだなーって思ったり思わなかったり」
最中の会話は先ほど以上に恋人っぽさを出したものが多いです。
自分にすっかり安心してる彼の表情を見て特別な雰囲気を感じ
彼女自身もこのひと時に安らぎを感じてることをそれとなくほのめかします。
相変わらずストレートな言い方はしませんけど心の距離が明らかに近づいてるのを実感できます。

そうやって身も心もスッキリさせた後、いよいよちょっぴりエッチなサービスに入ります(約33分)。
キスをしてから左右の耳を個別に舐めるR-15ではギリギリの行為で
R-18との違いが出るよう水分を控えたり舐め方を比較的ソフトにしてあります。

「やっぱり恥ずかしいけど 頑張ってあげる べ、別にその 深い意味とかないですけど」
口を使うためマッサージや耳かきよりもセリフの量は減ってますが
この行為自体が十分な愛情表現ですし、定番のセリフも登場して彼女のデレっぷりがより鮮明になります。
多少突き放すことも言ってた序盤とはまるで違う素直な彼女を見せてくれます。

このように、会話をメインに据えその側面を効果音で補強した和やかなサービスが繰り広げられてます。
キャラ重視の作品
クールな女性がだんだんデレていくのを見守る作品です。

舞は異性としてそれなりの好意を抱いてる主人公に幸せなひと時を送ってもらおうと
普段通りのクールな声と態度でプロらしい丁寧なお世話を続けます。
そして彼の緩んだ顔につられて自分の心も徐々に緩み、最後のほうは素直な気持ちで接します。

クールなメイドが癒したりちょっぴり踏み込んだサービスをしながらデレる展開
どのシーンも会話量を多めに設定し、彼女の心情変化を綿密に描くキャラ重視の作り
質の高い音を状況に応じて変化させるこだわった演出。
最大の売りである彼女のキャラが引き立つように作品を組み立ててます。

「わかるでしょ? 誰にでも こんなことしないって ね?」
本当に少しずつデレを強くしていくところがすごく良かったです。
特定のタイミングで一気にデレるのではなく、シーンごとに微妙な変化を与えていきます。
最初の時点で気があるのはなんとなくわかるのですが
それが鮮明になってくると聴いてるこっちがニヤニヤしてしまいます。

サービスについては個性よりも堅実さを重視してる印象を受けました。
マッサージは音の質感はほぼ一緒にして鳴らし方に違いを出し
耳かきもお掃除に使うのは耳かき棒のみとシンプルなもので揃えてます。

こういう会話メインの作品で色んな音を鳴らすと聴き手が集中しにくくなりますから
今のバランスが丁度いいのではないでしょうか。
これ以上に音の存在感を大きくしたい場合は総時間を伸ばす以外に手はないと思います。

クーデレキャラが好きな人には特におすすめします。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 1:50:05

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2019年2月4日の24時まで20%OFFの720円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

葉山遙のモノローグ

サークル「20+1(ネオハタチ)」さんの同人音声作品。

今回紹介する同サークルさんの音声処女作は、見た目はクールだけど実は優しくて面倒見のいい後輩が
とある事件をきっかけに近づいた憧れの男性と甘くハードなエッチをします。

「変態」「不愉快」など明らかに罵倒と取れるセリフをとても柔らかい口調で言ったり
お仕置きと言いつつ彼の精液を口で受け止め、さらに3回もの中出しを許すなど
素直になれない彼女の性格を強く反映させたギャップのあるエッチが行われています。

物語の一部始終を描いたCGがセットになってるのもポイント。
オカズとしての機能に加えて音声ではイメージしにくい部分をうまくカバーしています。
視覚と聴覚の両方で楽しめる物語
後輩の「葉山遙」と熱いエッチをするお話。

「先輩 お帰りなさい いえ この場合は お仕事お疲れさまでしたと言ったほうがいいですね」
遙は淡々とした口調で話す可愛い声の女の子。
アルバイトを終えて帰宅した先輩に給料袋を渡すように言うと
今月分の借金を取り立ててから一緒に夕飯を食べ始めます。

本作品はとある事情から彼の家に毎日やって来るようになった彼女が
最初は悪戯、少し経つとお仕置きを名目に彼を何度も射精させます。
およそ50分のプレイ時間の中に射精シーンが7回と比較的多く、彼女も同時に3回ほど絶頂します。

これだけを聞くとM向けに思われるでしょうが、実際はノーマル寄りのかなり甘い内容です。
そう言える理由はストーリーや2人の関係にあります。

彼は親元から離れて学校に通いながらアルバイトをしてるのですが
とうとう貯金が尽きてしまいガスや電気を止められてしまいます。
そこで食料を調達しようと畑に忍び込んだところ彼女に見つかってしまい
このままではまずいと思った彼女が当座の資金を提供する代わりに毎月少しずつ返済させます。

「いいですか先輩 私が毎日のように先輩の家に来て 先輩のお世話をするのは 先輩に好意があるのわけでは一切なく 先輩に貸したお金の回収と これ以上情けない先輩が 他の人に迷惑をかけないように という監視の意味を込めて通っているだけです」
そんな経緯があるからか、彼女は彼に対して仕方なくお世話してあげてることを何度も告げます。
ですが本心は彼に対して相当な好意を抱いており、今回の件も彼に近づきたい気持ちによるところが大きいです。
口調や態度は割とクールなのですが、実際は自分の気持ちを素直に伝えられない恥ずかしがり屋な女の子です。

「先輩は本当にどうしようもない変態ですね」
彼女は作中で彼に上のような見下すセリフを何度も言います。
でも言葉の意味に反して口調はとてつもなく柔らかいです。
ダメな子ほど可愛いといいますか、「仕方ないなぁ」という思いやりがこもった罵声です。
世話好きで素直になれない彼女の性格が演技に強く反映されてます。

彼女のキャラと並ぶもうひとつの特徴は音声とCG集がセットになってること。
音声の流れにそのまま沿う形で合計140枚の画像が同梱されてます。
(セリフの有無で3パターンあるので総計は420枚近くにのぼります)

サンプルを見ていただければなんとなくわかるでしょうが
音声のオマケと呼ぶには申し訳なく感じるほどに絵のクオリティが高いです。
特にエッチはおちんちんの勃起具合や精液の量、彼女の責めっぷりをエロくわかりやすく描いてます。
あとSEXの射精シーンは断面図が用意されてます。

CGのほうで大きな実績を残されてるサークルさんですから、こちらを本体と言ったほうが正しいのかもしれません。
オナニーのオカズとして大いに役立ってくれるでしょう。

そしてこのCG集にはもうひとつの大きな役割があります。
それは音声ではなかなか表現できない状況説明や先輩の反応も入ってるということです。

音声作品は女性が話すシステムの関係で主人公の心情に焦点を当てるケースが少ないです。
その部分を補ってくれるので2人の気持ちをより深く知ることができます。
音声ではまったく触れられてない彼女が彼を好きになった理由もほんの少し書いてあります。

音声とCGそれぞれの長所を活かす形でひとつの物語を描いてるわけです。
処女作とは思えないほど深みのある作品だと私は思います。
後になるほど甘さが増す初々しいエッチ
エッチシーンは5パート47分間。
プレイは耳舐め、手コキ、乳首舐め、フェラ、SEX(騎乗位、座位、側位)、キスです。
手コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「聞いてますか? 先輩 起きないなら 悪戯しちゃいますよ」
夕食の後片付けもせずにすぐさま爆睡する先輩に呆れた遙は
自分の気持ちをこっそり呟きながら耳に息を吹きかけたり舐めたりします。

エッチはごく一部を除いて彼女が責め続けます。
一番最初の「後輩ちゃんのいたずら」パートでするのは耳舐め(約8分)。
彼を起こさないよう右耳に絞ってゆっくり優しく舐め続けます。

「舌を入れたら さすがに起きるでしょうか いえ…無神経で鈍感な先輩が 気づくわけがありません」
そして彼女は彼のことを「変態」「無神経」と散々に罵ります。
でも耳舐めはその言葉とほぼ正反対の甘く優しいちゅぱ音です。
彼女の言葉と行動に大きなギャップがあるのが本作品のエッチにおける大きな特徴です。

本格的なプレイが始まるのはその次から。
起きた先輩に「怒りの後輩ちゃん」では手コキと乳首舐め、「後輩ちゃんのおしおき」では手コキとフェラをお見舞いします。

「先輩は週に何回くらい 自慰行為をしてるんですか?」
「先輩の濃い匂いが充満して 非常に不愉快です でも貴重な体験ができました」

彼女はここでも表面的には怒ってる風を装いながら
恥ずかしい質問を投げかけて興奮を高めたり、手が精液まみれになってもしごき続ける健気な姿を見せます。
その一方で「後輩ちゃんのおしおき」はおよそ11分の間に3回連続の射精へと追い込みます。

雰囲気は柔らかいのだけど結構ハードなプレイですね。
ですが手コキやフェラのペース自体は緩めで不慣れな感じがします。
好きな人のために一生懸命頑張ってるところもきちんと表現されていて実に良いです。

最も盛り上がるのは終盤の2パート。
「後輩ちゃんにつけられた首輪」は騎乗位と座位で、「後輩ちゃんにつけられた首輪II」は側位で熱いSEXをします。
(販売ページの体位表記はおそらくミスと思われます)

「中途半端に性的快感を覚えた先輩が 他の人を襲わないようにするためなんですから」
ここまで来ても彼女が自分の本心を決して彼に語りません。
SEXをするのも性欲旺盛な彼が犯罪に走らないよう食い止めるためだと言い張ります。
明らかにわかる嘘を言うところが彼女らしくて可愛いですね。
挿入する時もスカートで結合部を隠して恥ずかしい気持ちを紛らわせてます。

「だっ、ダメですっ 今イったばかりだから 中 敏感になって…ひぁっ」
「出してっ 出してください 私の中に 先輩の精液 くださいっ」

最中の乱れっぷりも彼女の可愛さを崩さないレベルのエロさがあります。
途中で2人が先輩後輩から恋人にぐっと近づくシーンがあり、それ以降は今までよりもずっと素直な姿を見せてくれます。
このあたりまで来ると冒頭によく言っていた罵声がほとんどなりますし
2人同時の絶頂&中出しシーンが3度もあったりと、甘さを感じる描写がとても多いです。

このように、ヒロインの心情を描きながら行う甘くハードなエッチが繰り広げられてます。
一風変わった純愛作品
キャラが立っていて抜きにも役立つバランスの取れた作品です。

憧れの男性になんとか近づこうと頑張ってきた女の子が
ふとした出来事をきっかけにより親密な関係になり、最終的には夢を叶えます。
クールな性格に反して面倒見のいい彼女の魅力を引き立てつつプレイを進めるので
最初は毒舌娘に感じてた人たちも、最後のほうは「なんて可愛い子なんだろう」と思っていただけるはずです。

「先輩がどこに行っちゃいそうだったからですし そもそも先輩が奥手なのが… とっ、とにかく違うんです 不愉快です」
そんな彼女の複雑な気持ちを声優の藍沢夏癒さんが上手に表現されてます。
同じ言葉でも言い方によって印象が大きく変わります。
聴き手にそう感じてもらえるように意識して演技されてるのが伝わってきました。

そして18禁音声の売りである実用性も十分に持ってます。
キャラやストーリーがあるので登場人物に感情移入しやすいですし
クールな彼女がデレて素直になる様子やSEXシーンの乱れっぷりがエロ可愛いです。

童貞+処女のエッチを意識して全体的にペースや強さをやや抑えてあります。
ですが細かい部分に色んなこだわりがあって抜き場も多いです。
さらにCGによって視覚からも興奮させてくれたりと充実してます。

絶頂シーンは先輩7回、遙3回。
くちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

難しいキャラを上手く料理しているあまあまな作品です。

CV:藍沢夏癒さん
総時間 1:16:21(本編…1:08:53 フリートーク…7:28)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
フリートークはDLsite限定だそうです。

クールな極乳メイドさんの解禁マッサージフルコース臨界ご奉仕!!

サークル「pure voice」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、表面的にはクールだけど実はとっても優しいメイドが
間もなく結婚するご主人様に最後のご奉仕をします。

物語が進めば進むほど彼女のデレが強くなる展開が最大の魅力で
エッチなご奉仕は今回で終わりと言いつつ寂しい表情を見せたり
あまりの嬉しさに感極まって泣き崩れる愛らしい姿が心を温めてくれます。
クーデレメイドの最後のご奉仕
メイドから癒しとエッチなご奉仕を受けるお話。

「ご主人様 ご機嫌麗しゅうございます」
メイドは淡々と話す落ち着いた声のお姉さん。
近々結婚することが決まったご主人様に素っ気ない表情でお祝いを述べると
新しいメイド長として今まで以上に濃厚なご奉仕をします。

本作品はサークルさんの中で最も人気があるシリーズの第三弾。
メイド長へと昇格したの契機に、耳かきのみに限定されてた今までのご奉仕を拡大し
全身をくまなくマッサージする新しいサービスを提供します。
そして興奮した彼の勢いに流される形で中出し射精を含めた濃厚なエッチをします。

非エロが27分、エロが28分30秒と時間だけを見れば両者のウェイトはほぼ一緒です。
しかし実際はエロの方がずっと充実してます。

そう言える一番の理由は彼女のキャラにあります。
最初の方は普段通りクールに振舞ってたのが後になるほど自分の気持ちを隠せなくなり
最後のほうになるとそれをストレートに伝えながら2人同時の絶頂を目指します。

「まぁ (結婚相手が)どんなゲテモノ好きの方か存知ませんが …失礼 つい本音が」
「ご主人様ダメっ 抜いちゃダメ このまま離れちゃやだ」

彼女の魅力が引き立つようにかなり大きな落差をつけてデレてくれますから
序盤でお堅い印象を抱いた方も聴き終える頃には可愛いとか、健気な子だと思っていただけるはずです。
過去作も含めて本シリーズの人気の秘密は彼女の見事なクーデレっぷりにあると見てます。

サービスの紹介に入る前に背景の説明をしておきますと
ご主人様は男性としてだらしない部分があるせいか、結婚してくれる女性がなかなか見つかりませんでした。
しかし今回晴れてお相手が見つかり、いつでも一緒に暮らせるようにと専用の部屋まで用意します。

今までは彼が独り身だったので踏み込んだご奉仕もできましたが、結婚したとあってはそうもいきません。
メイドは自分の気持ちをできるだけ抑え込み、これが最後のご奉仕だと何度も言います。

「こういう機会は たぶんこれで最後でしょうし…」
彼女は自分の立場をよく理解しており、これからも誠心誠意尽くす気でいます。
でも女としての欲求を完全に捨て去ることはできません。
会話やサービスの合間にほんの少しだけ寂しそうな表情を見せます。

彼女の心理が自然と伝わってくるように進めてくれるので感情移入がしやすく
終盤のパートに差し掛かるとそれにつられてほろりとくる人がきっといるでしょう。
本当の自分を隠すために敢えてクールに振舞う姿もグッと来るものがあります。
声と音を組み合わせたシンプルなサービス
メイドが非エロのサービスをするのは2パート27分間。
前半は以前もやってた定番の耳かき、後半は今回新たに登場する全身マッサージです。
ちなみにどちらもご主人様を椅子に座らせた状態で行います。

耳かきは耳かき棒で大きな汚れを取ってから軽い耳舐めへと繋ぎ
唾液を拭いて仕上げに綿棒で小さな汚れを取り除きます(右→左、左→右の2パターンあります)。
彼の耳があまり汚れてないためどのサービスも手早く済ませます。

耳かき棒は「すすすっ」と乾いた滑らかな音、綿棒は耳かき棒より広くてざらついた音が使われており
「掻き出して」「なぞって」などの掛け声に合わせてほんの少しだけ鳴ります。
この後に始まるマッサージも含めて、非エロのサービスはすべて声と音を一緒に鳴らすスタイルで進めます。

発売された時期が2015年とやや古いからか、現在の耳かき音声とは表現方法が随分違います。
音の割合がかなり少ないので耳かき好きな人には物足りないんじゃないかなと。
音質自体は割と良いほうですね。
個人的には無理に掛け声を挟まず音だけで勝負したほうがリアルになったと思います。

続くマッサージは首から始まって頭皮、肩、足など座ってても揉める部位だけをお世話します。
こちらも首は「ぎゅっ」、頭皮は「わっしょ」と掛け声を変えながらそれぞれに適した効果音を鳴らします。

頭皮を揉んだときの音は髪混じりでちゃんとざらついてますし
足に移った時は一気に滑らかになるなど、細かい部分までこだわってるのがわかります。
ですが、セリフを言った時にだけ鳴らす作りのせいで効果音のボリュームは少なめです。
彼女がどこをどうお世話するか説明してくれますから、何をしてるかわからないことはさすがにないでしょう。
想いがどんどん強くなるラブラブなエッチ
エッチシーンは3パート28分30秒ほど。
プレイは体へのキス、フェラ、脱衣観賞、パイズリフェラ、足コキ、素股、SEX(騎乗位、バック)、乳揉みです。
脱衣、パイズリ、足コキ、素股、SEXの際に効果音が鳴ります。

「まだぎりぎり 奥様がお屋敷にお越しになる前ですので これで最後ということで」
マッサージだけでは物足りないとご主人様に言われたメイドは
まだ正式に結婚してないのだから大丈夫だろうと判断し
本当にこれが最後と改めて念押ししたうえで彼の体にキスをします。

エッチはごく一部を除いて彼女がひたすらご奉仕します。
一番最初の「全身口愛撫~フェラご奉仕」パートでするのはキスとフェラ(約5分)。
胸元をはだけさせた彼の胸・腹・臍を口で軽く愛撫し、すっかり硬くなったおちんちんへと移ります。

「奥様との初夜で乳首吸ってほしいだなんて言ったら ドン引きされますよ」
メイドは彼が夫として上手くやっていけるかを相当に心配してるらしく
ご奉仕されて嬉しそうにする彼を何度も注意します。
その一方でフェラは口に含んでもごもごさせるような音を激しく鳴らします。
クールに振舞ってた彼女の心が徐々にデレへと傾いてるのがわかるシーンです。

本格的なプレイが始まるのは次のパートから。
「パイズリフェラ~クール合体ご奉仕」では主に彼女のリードで
最後の「カチューシャ外されプレイプ!」に入ると立場が大きく逆転し、彼が責める形でSEXします。

「おっ…奥まで 全部入ってますね ご主人様の 私の中でピクピクしてるのわかり…ますっ」
ここまで来ても彼女はまだクールな自分を維持しようとします。
しかし、おちんちんを挿入した後は普段とまるで違う可愛い声を漏らし始めます。
パートの時間に対するプレイの種類が多いおかげで個々のプレイが淡白になってるのが残念ですが
彼女の女性らしい部分が見えてきてそれなりに興奮できます。

「ダメッ 後ろからなんて そんな…ダメっ 入ってくる あぁぁぁぁぁ」
「カチューシャ外されプレイプ!」パートに入るともう止まりません。
メイドの象徴であるカチューシャを外されて一人の女性へと戻り
四つん這いになって彼のピストンを嬉しそうに受け止めます。

思わず頬がニヤけてしまうほどのデレっぷりを見せてくれます。
SEXの乱れ方や喘ぎ声の質が前のパートよりも激しくてエロいですし
快楽に溺れつつ彼に尽くそうとする姿勢も非常に魅力的です。

最中に漏らす言葉がどれもストレートで彼に対する想いの強さが伝わってきます。
本作品の中で一番の聴きどころと断言できます。

このように、メイドの心情を描きながらご奉仕する心のこもったエッチが繰り広げられてます。
質の高いクーデレ作品
素直になれないメイドの魅力を前面に押し出したドラマ性のある作品です。

身寄りのなかった自分を拾い、大事に育ててくれたご主人様への恩義に報いるため
そして一人の女として愛する男性を幸せにするため
自分の気持ちを隠しクールに振舞うメイドが今まで以上のご奉仕をします。

以前からあった耳かきやエッチはもちろん、今回は全身マッサージも新たに投入し
最初から最後までひたすら尽くすメイドらしいスタイルを貫き通します。
そして終盤にちょっとだけ立場が逆転するシーンを設けて普段とのギャップを引き立ててます。

「一緒にイけて 嬉しいです ご主人様 だいす…き」
彼女は彼のだらしないところも含めて心から愛してるのだと思います。
途中で多少きついことを言うのも彼のことを本当に心配してるからです。
クールなキャラによくある事務的な部分が一切なく、女性に尽くされる幸福感が味わいやすいです。
デレの部分が非常に強いキャラだなと。

耳かきやマッサージは単体のサービスとして見るには物足りないものの
この後始まるエッチを盛り上げるのに役立ってます。
キャラがものすごく立ってる作品なのでこの品質でもさほど問題は感じません。

エッチは2つあるSEXパートの対比が実に見事です。
彼女の態度や仕草がまったく違うおかげで同じプレイでも異なる良さが出ています。
胸のあたりにぽかぽかしたものを感じながら抜けるでしょう。

絶頂シーンはご主人様2回、メイド4回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそこそこです。

典型的なクーデレキャラとのやり取りが楽しめる作品です。
クーデレを扱った作品自体が少ないですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:柚木桃香さん
総時間 1:11:33

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2017年02月06日まで半額の650円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

秘書さんといっしょ!~仮眠室ヒーリング~【ダミーヘッド&ダミーボディマイク使用】

サークル「あまとう」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、表面的にはクールだけど実はとっても優しい秘書さんが
お疲れ気味な上司に様々なお世話をしてリフレッシュさせます。

ダミーヘッド&ボディマイクの長所を活かした臨場感のあるサービスが魅力で
シーンごとに位置や距離が小まめに切り替わる声や
体を実際に動かした結果鳴る多彩な効果音がお世話されてる気分にさせてくれます。
秘書と2人きりで過ごす安らぎのひと時
秘書からエロ/非エロ両方のご奉仕を受けるお話。

「午後からの予定ですが 50分後に社内の定例会議に出席です」
秘書は明るく落ち着いた声のお姉さん。
社長をしている主人公にこれからの予定を説明すると
現場で働きたいと不満を漏らす彼をクールな態度でなだめます。

本作品は疲労やストレスで仕事に身が入らない上司のために
彼女がおよそ2時間近くにも渡ってマッサージ、耳かき、エッチなどのサービスをします。
マッサージ&耳かきが65分、エッチが51分とどちらも十分な時間が取られており
最中はセリフよりも音を聴いてもらうことを意識したリードをします。

「これでいいですか? 私が近くにいるから寂しくないですよね?」
本作品における第一のポイントは秘書のキャラ。
声や口調はお堅い印象を受けるのですが、彼に対して強い思いやりを持ってるのがよくわかります。
具体的には彼からご奉仕のリクエストを受けるとため息を漏らしつつしっかり了承し
サービスが始まると彼の心身が満たされるように心をこめてお世話します。

この手のキャラにありがちな事務的感がまったくなく、クーデレっぽい仕草にむしろ可愛さを感じます。
そしてお世話する際は実際にマッサージや耳かきをしている場所に陣取り
サービスの状況に応じて位置や距離が微妙に変化します。

こういった細かな演出が彼女と2人きりで過ごす雰囲気をリアルに作り上げています。

ちなみに2人の関係はあくまで上司と部下です。
お互いがお互いの能力や人間としての魅力を認め合った結果このような状況に発展したのだと思います。
彼の告白を冗談と思って受け流してるのを見ると、彼女は恋愛に対して案外鈍感な性格なのかもしれません。
音を中心に据えた癒しのサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

秘書が最初にしてくれるサービスはマッサージ。
うつ伏せになった主人公の背中にタオルケットを敷き
足裏→脚→太もも→腰といった具合に下半身から上半身に向けてゆっくり揉んだり擦ります。
そして作品の長所である「音の良さ」を活かした演出が早速登場します。

足裏をマッサージし始めたばかりの序盤は彼女の息遣いや効果音はほとんど聞こえません。
しかし脚や太ももに取り掛かった頃にはそれらの音量が明らかに大きくなってるのがわかります。
耳のある頭部に彼女の体が近づいていく様子を表現してるわけです。

効果音についても「さすさす」と小刻みな摩擦音を鳴らしてたかと思えば
しばらくすると軽く円を描くように擦り始めたり、あるいは指圧してるような音が鳴ったりと
マッサージする部位によって動きが微妙に変化します。
ただし、彼女の息遣いがどの部位もほぼ同じリズムなのだけはちょっぴり残念です。

「社長 ここちょっと痛いですか? ここは消化器系のツボですね ストレスが溜まってるんじゃないですか?」
「私に(マッサージ)されるのがいいって… はぁ まったく… 私以外ならセクハラですよ」

また最中は健康知識を軽く披露したり冗談を言うシーンがあるものの
音だけが流れ続ける時間の方が圧倒的に長いです。
時間が40分近くありますし、疲れてる人が聴くとそのまま寝てしまうかもしれませんね。
この後の耳かきも含めて非エロパートは癒しを第一に考えて進めます。

次の耳かきは22分ほど。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天で汚れを取り
最後に長めに数回息を吹きかけるシンプルなものです。

耳かき棒は「ずっ ずりっ」と細く硬い音、梵天は「さしゅっ すりゅー」と滑らかで柔らかい音が使われており
前者は耳の穴の中を奥から手前へ素早く引っかくように
後者は穴の中で回転させたり掻き出す動きをします。

耳かき棒、梵天いずれも音質自体は良いです。
しかし動きについては品質に大きな問題があります。
特に耳かき棒は本来の目的である「耳垢を取り出す」ことを完全に忘れ
耳の中をハイペースでひたすら引っかき続ける乱暴な動きをしています。

前作「耳かきヒーリング」でも気になっていた部分が改善されておらず非常に残念です。
耳かき中の音量が声>効果音のままなのも引っかかります。

ちなみに耳かき棒は穴の手前→奥の2段階でお掃除するスタイルで
奥を掃除するときはデリケートな部位をお世話するのに相応しい繊細な動きをしています。
動きに関する指摘はすべて穴の手前を掃除するシーンに対してです。
密着感のあるあまあまなエッチ
エッチシーンは4パート51分間。
プレイは耳舐め、手コキ、キス、SEX(騎乗位)、フェラです。
手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「いつものように スッキリしたいんですよね? 手でいいですよね?」
仮眠から目覚めて今度は性欲の処理をして欲しそうにしている主人公を見ると
彼女はすぐさまズボンとパンツを脱がせ、密着して耳を舐めながらおちんちんをしごいてあげます。

エッチはどのパートも彼女がリードする形で行います。
一番最初の「いつもの耳かきですか?」パートでするのは耳舐め+手コキ(約20分)。
左右の耳の耳たぶ、内側の溝、裏側などを丹念に舐めながら
最初はゆっくり、後になるほど速く力強く手コキします。

先に説明しておきますと、次の「大好きなキスコキで瞬殺です」パートは
15分30秒くらいまでは「いつもの耳かきですか?」パートと内容が同じです。
そしてフィニッシュシーンだけキス+手コキに切り替わります。
プレイ時間もほぼ同じですからお好みでどちらか片方を選ぶといいでしょう。

2つの音が同時に鳴るだけでも十分エロいのに、耳舐めの際に鳴るちゅぱ音の品質がとても優れていて
聴けば聴くほど股間が盛り上がり熱が集まってくるのを感じます。
全体的に音がねっとりしていて舐める部位や舐め方がしっかり切り替わるのもとても良いです。
対して手コキは下半身なので音の位置がやや遠く、動きもシンプルで脇役に思えます。

「イかせて? ダメに決まってるじゃないですか 手コキ 楽しむんですよね?」
エッチの相手を務める秘書も気持ちよく射精できるように言葉を使って盛り上げます。
このパートでは簡単な勝負形式を採用し、こちらを弄ぶ感じでちょっぴり意地悪な責めを繰り出します。
普段とは逆に近い立場になるのでややMあたりの人が一番楽しめるかなと。
彼の性癖を知り尽くしてるからこそできるきめ細かなご奉仕です。

唯一2人が一緒に気持ちよくなるのが「セックスしたいんですか?」パート(約18分)。
ある日の深夜、仮眠から目覚めた彼がとある条件と引き換えにSEXしたいと持ちかけ
当初はする気がなかった彼女も「ゴム有りなら」と了承します。

澄ました様子で彼の上に跨りお互いの性器にローションを塗っていた彼女も
挿入後は普段とはまるで違う可愛らしい喘ぎ声を漏らし始めます。
場所が会社だからと声を我慢しようとするのについ漏れてしまうのがいいですね。
中盤以降は繋がったままキスをしたり、激しく腰を打ちつける恋人同士に近いプレイが楽しめます。

このように、エッチな音や息遣いを身近に感じられる生々しいエッチが繰り広げられています。
バランスの取れた作品
癒し、エロどちら目当てで聴いても役立つ作品です。

秘書は敬愛する主人公が調子を崩してるのを見るとすぐさま会議への参加をキャンセルし
甘えようとする彼に釘を刺しつつ様々な手段でしっかりお世話します。
「秘書」からイメージされる固さや冷たさを表面上だけ持たせ
内面は実の姉のような優しく温かいキャラが個性的で面白いです。

「私は社長だから秘書をしてるんです あなたじゃなければ興味はありません」
彼女自身が作中でこう言ってるように、彼に対して一定以上の愛情を持ってるのだと思います。
その証拠に普通の秘書なら強く拒絶するはずのセクハラじみた行為も
無理なものは華麗にスルーし、可能なものは受け入れて彼を適度に甘やかします。

彼女の心情がほとんど描かれてないので実際どう思ってるかはわかりません。
でも甘えたい彼と世話好きな彼女はとても相性のいいカップルだと思います。
もし後日続編が出たとしたら2人の関係の変化にも焦点を当ててほしいですね。

サービスについては良いものと悪いものが結構はっきりしてます。
前者はマッサージの声が近づいてくる演出や臨場感のある音を組み合わせたエッチ
後者は先ほど痛烈に批判した耳かきが該当します。

耳かきは本当に動きだけを改善してほしいんですよね…。
今年に入って耳かき音声に参入するサークルさんがまた増えてます。
大手さんは相変わらず極めてレベルの高い作品をリリースされていて
耳かき界隈は私個人は陰で「魔境」と呼んでるくらいに競争が激化してます。
皆さんの耳も肥えてきてるでしょうし、なんとか頑張ってほしいなぁと。

エッチはほんのおまけに過ぎなかった前作に比べてボリュームが格段に増し
抜き場もちゃんとあってそれなりの実用度を持ってます。
説明できなかった最後のフェラパートも長所の音の良さを活かした責めが楽しめます。

絶頂シーンは主人公3回、秘書1回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

クールなお姉さんが甘く優しくお世話してくれる作品です。
声や音の良い作品が好きな人には特におすすめします。

CV:天知遥さん
総時間 2:28:55(本編…2:16:42 アフタートーク…12:13)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
150分で900円とコスパがいいので+1してあります。

サキュバスの愛情表現は気持ちいい搾精アイ

2021年2月14日追記
本作品は2020年11月21日に販売を終了しました。


サークル「マトリョウ鹿」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、大人の色気漂う上品なサキュバスが
少年と様々なプレイをしながら自分の想いを打ち明けます。

抜き要素がたっぷり詰まったハードなプレイに純愛要素を交えた
甘く深いエッチが最大の魅力です。
バイノーラル録音の長所を活かした密着しながらエッチする展開が体を
後になるほどデレていく彼女の言葉や態度が心をたっぷりと温めてくれます。
サキュバスと過ごすエッチでラブラブなひと時
サキュバスのフィーナと濃厚なエッチをするお話。

「しーっ…ふふっ。初めまして。私の名はフィーナ…」
フィーナは穏やかで上品な声のお姉さん。
ある日の夜中、主人公の家にやって来て挨拶すると
濃厚なエッチをして彼の精をたっぷり搾り取ります。

本作品はパートごとにメインのプレイを切り替えながら
彼女が彼を合計7回もの射精へと追い込む様子をとことんエロく描いています。
エッチの純粋な時間が37分ですから5分15秒に1回は射精シーンがある非常に濃い内容です。

サキュバスと言えば音声作品のみならず同人全体において
巧みなテクニックで男性から精液を搾り取るエロい人外キャラとして有名です。
本作品もその例に漏れず、基本的には彼女がリードする形で
パートの序盤はゆっくりと、中盤以降は激しく責めて彼を射精に追い込むシーンが何度も登場します。
射精回数の多さも相まってとことん抜ける作品に仕上がっています。

本作品のエッチにおける特徴は以下の3つです。

1、サキュバスならではのプレイが盛り込まれている
2、エッチをする4パート中3パートで主人公が連続射精する
3、複数のエッチな音を鳴らすシーンが多い

1は2番目のパートにオナホ状の尻尾でおちんちんをしごくプレイ
3番目には魔力で生やした擬似おちんちんで彼のアナルを貫くプレイが登場します。
そしてどちらも彼女の動きに応じて効果音の質感やペースを小まめに切り替え
彼がどのように責められてるかをイメージしやすくしています。

本作品のエッチはほぼすべてのプレイで別の効果音が使われてるだけでなく
一部でセリフに合わせて効果音を鳴らす凝った演出もされています。
セリフ以外の部分でもプレイの様子を上手に表現しているわけです。

2はマトリョウ鹿さんの作品全体に言えることなのですが
射精が完了してから数秒後にはもう彼女が責めを開始し、そのままの勢いで射精させます。
さらに面白いのが1回戦よりも2回戦のほうがずっとハードに責めているところです。
これによって彼女の性に対する貪欲さを強く印象付けています。
プレイの内容や展開は完全なM向けです。

3はオナニーさせながら耳を舐めたり、アナルを責めながらおちんちんをしごくなど
複数のプレイを組み合わせてエロの密度を上げています。
バイノーラル録音のおかげでちゅぱ音の臨場感が極めて高く
聴いてるだけで自然と勃起し、オナニーしたくなる十分なエロのパワーを持っています。

もうひとつ付け加えると、本作品は彼女と密着しながらエッチするシーンが多いのを踏まえて
全編において声の位置が近いという特徴も持っています。
特に耳舐めをする時などはほんのり温もりが伝わってくるほどに近く
実際に密着されてる気分が味わいやすいです。

ちなみにフィーナ役の大山チロルさんは数多くの音声作品に出演されてるにも関わらず
バイノーラル録音はこれも含めて実はまだ2作しかありません。
なので彼女の声や演技が好きな人はこの一点だけでも十分に聴く価値があります。

…といった感じでエッチだけを見てもこれだけの美点を持っています。
早い段階で言ってしまいますが抜き重視の名作です。

「私の身体を…声を…全てを教え込んで… 今後、私無しでは生きていけない身体にしてやる」
エッチ以外の部分における特徴はフィーナの態度。
主人公と会った直後はサキュバスらしい気高く厳かな態度を取っていたのが
彼の魅力に触れるにつれてだんだんと柔らかくなり
最後には妊娠覚悟の中出しをして欲しいとおねだりするまでにデレます。

プレイだけを見ると相当にハードです。
でも彼が元々サキュバスとのエッチに興味があり、彼女に対して常に従順なことや
彼女が精液の搾取よりも彼を楽しませることに力を入れた責めをしているおかげで
雰囲気は極めて甘いです。
特に最後のSEXパートは聴いてるこっちが恥ずかしくなるほどのラブラブなエッチをします。

サキュバスモノでは珍しい純愛要素が作品に個性と優しさを与えています。
心が通じ合ってるからこそハードに責められるし受け入れられる、そんなプレイをしています。
聴き終えた時に多くの人が充実感を味わうのではないでしょうか。
質・量共に充実したエッチ
エッチシーンは4パート37分間。
プレイはオナニー、耳舐め、手コキ、尻尾コキ、キス、アナル責め、アナルSEX、SEX(正常位、騎乗位)です。
オナニー、手コキ、尻尾コキ、アナル責め、アナルSEX、SEX、射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「さぁ坊や…自分の利き手で、尿道部分を人差し指でクルクルと触れ」
主人公から精液をいただくことを了承されると
フィーナは目の前で服を脱ぎ、自分の声に合わせてオナニーするよう指示します。

エッチは終始彼女がリードする形で進みます。
一番最初の「オナニー指示と耳舐めと」パートはオナサポに近いプレイ。
尿道を指で軽く刺激させてから「しこ しこ」の掛け声でオナニーのペースを指定し
同時に体を密着させて1回戦は左耳、2回戦は右耳をエッチに舐め回します。

「ふふ… ちゃんと見えているぞ?坊やのちんぽ… サキュバスに耳舐めされて、言われる通りにちんぽ扱きして バキバキにしている勃起ちんぽ」
そしてシコシコボイスを言いながら彼女はしきりにオナニーの様子を観察していることを告げます。
痴態を女性に見られてる、見せつけていることを意識させ気持ちを高めてくれるわけです。
他にも上のセリフのようにわざと下品な淫語を投げかけたりと
このパートでは聴き手の心を盛り上げることを重視した責めが数多く登場します。

オナニーのペースをかなりゆっくりに指定しているのも
できるだけ焦らしてより多くの射精を吐き出させるためでしょう。
2人が出会った直後なのもあり一般的なサキュバスモノに近いエッチをしています。

「しょうがないな… 私の言葉にあわせて… 力強く乱暴に、ちんぽ扱きをするんだ… いくぞ…」
しかし、1回射精した直後に始まる2回戦はそれが激変します。
オナニーではなく彼女が自ら手でしごくスタイルに切り替え
泡立つ音の混じった水音をハイペースで鳴らして連続射精へと追い込みます。

1回戦が緩やかだからこそ、2回戦の激しさにびっくりするでしょうね。
序盤の段階でもサキュバスらしさをプレイにきっちり盛り込んでいます。

サキュバスならではのプレイが登場するのは2番目の「サキュバスの尻尾オナホと愛情のキス」パートから
対面座位の格好になりオナホ型の尻尾で彼のおちんちんを包み込むと
「ぎゅぷ きゅち」と空気交じりの鈍い水音を小刻みに鳴り響かせながら
1回戦は優しく、2回戦は激しく責めて再び精液を搾り取ります。

「どうしてほしいんだ? 尻尾オナホにくわえ込まれているちんぽ。めちゃくちゃにシゴいてもらいたいんだろう…?」
「いいぞ、漏らせ。ママのサキュバス尻尾の中に、坊やの気持ちいいおしっこ出せ。あぁ… 坊や… 可愛い… 可愛いぞ」

プレイだけを見るといかにも過酷に感じるでしょうが
最中に投げかけられる彼女のセリフはとってもあまあま。
尻尾コキをする際も彼のリクエストを訊いてその通りに責めてあげますし
2回戦は彼女がママになって甘やかしながら刺激を与えます。

パート中盤に登場するキスもとろけるように甘く、2人の心が近づきつつあるのを感じさせます。
ハードなプレイにつきものの凄惨さや暗さを優しいセリフと態度で包み込み
純粋なエロさだけを抽出するのに成功しています。


フィーナのデレっぷりが最もよく出ているのが最後の「搾精アイ」パート。
直前のパートでお互いの気持ちを確かめ合った2人が
1回戦は正常位で、2回戦は騎乗位で繋がり立て続けの中出しを果たします。

「っはぁああ! 私もほしい、生セックスで、坊やとの子供ほしいっ! ほしいほしいいぃい!!!」
「次にイく時は… 私の名を… フィーナ、と… 沢山名前を呼んでほしい… 坊やに名前を呼ばれると、おまんこがキュウってなるんだ…」

唇をびっちり重ね合い濃厚なちゅぱ音を鳴らすキス
彼女の側からおねだりし、挿入後は愛の言葉を投げかけながらたっぷり乱れるSEX。
気高いサキュバスとは違う彼女の女性としての可愛さが随所に見られます。

1回戦を正常位にしたのも自分が彼の虜になってることを形で伝えたかったからでしょう。
ピストン音と喘ぎ声が同時に鳴るエロさに満ちたひと時が味わえます。
そして2回戦は騎乗位に切り替えて今度は女性に責められる気持ちよさを味わわせてくれます。
同じプレイでも方向性が違うから別のエロさを感じます。

このように、エッチを通じて徐々に愛を育むハードで甘いエッチが繰り広げられています。
実用性抜群の作品
王道的なサキュバスのエッチに純愛要素を盛り込んだ総合力の高い作品です。

普段は凛々しいけど好きな人の前でだけは可愛くなるサキュバスが
精液目的で近づいた少年を本気で好きになり
最後は恥も捨てて彼の子供を求めるようになります。

密着感を感じる彼女の声、Mな男性を興奮させる様々な言葉
プレイやシーンごとに切り替わるリアルな効果音など
18禁音声作品の最重要要素である「抜き」にとことんこだわり
それらを極めて高いレベルで組み合わせ、ひとつのエッチとして完成させています。

これまで書いたように本作品には様々な魅力が詰まっています。
でもそれらは結局のところ「聴き手を興奮させ、抜かせる」ことに集約しています。
パートによって内容がガラリと変わり、それに合わせて使用するエロ要素も変化します。
時間に対する射精回数も多く、抜き場に困ることはまずないです。
聴いてる最中はもうずっと勃起しっぱなしでした。

「絶対に、坊やを幸せにしてやるからな…♪」
そしてエッチの相手を務めるフィーナも大変魅力的な女性です。
レビューだけを見ると言葉使いが高圧的に映るでしょうが
口調の穏やさがその部分をしっかりと打ち消しています。
後になるほど自分の気持ちに素直になるところも愛らしいです。

エッチは書きたいことが多すぎてどれにするか迷うほどに優れています。
マトリョウ鹿さんの作品は処女作から結構聴いてますけど
元々の良いところを残しつつ他を磨き上げてるなぁとつくづく思います。
これからもきっと良い作品をばんばん出してくれるでしょう。

射精シーンは全部で7回。
くちゅ音大量、ちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声それなりです。

サキュバスの魅力を備えつつ独自の部分も持っている素晴らしい作品です。
総時間49分で700円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:大山チロルさん
総時間 49:11

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

膨乳クールメイドに更なる事務デレ耳かき&ご奉仕で癒される音声

サークル「pure voice」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ご主人様に強い想いを抱いているクールなメイドが
彼のために心を込めて癒しやエッチなサービスをします。

サービスは比較的オーソドックスなものでまとめ
その代わりに彼女のキャラで個性を打ち出しているのが特徴です。
クーデレという音声作品ではほとんど見かけないキャラですから
好きな人なら彼女の仕草に抱きしめたくなるような愛らしさを感じるでしょう。
クールなメイドの温かいご奉仕
メイドがご主人様に耳かきとエッチなサービスをするお話。

「あら ご主人様 私に何か御用ですか?」
メイドは穏やかで落ち着いた声の女性。
自分を呼び出したご主人様に「耳かきをして欲しい」と言われると
軽く文句を言ったうえで耳かきの準備を始めます。

本作品はこれより9ヶ月ほど前に発売された
クールなメイドに事務的に耳かき&添い寝されて癒される催眠風安眠音声」の続編。
以前してもらったサービスを忘れられない彼が
彼女に再びあれこれしてくれるようにおねだりします。
内容は独立してますので前作を聴かなくても普通に楽しめます。

「耳かきをして欲しいだなんて いい歳した大人なら 1人ですることですよ?」
しかし彼女は彼の命令にすぐ従うようなことはせず
敢えて苦言を言うちょっぴり冷たい態度を取ります。
このクールな彼女のキャラこそが本作品最大の特徴です。

良い意味でメイドらしからぬキャラですね。
2人の関係は主従よりもしっかりもののお姉ちゃんと出来の悪い弟に近いです。

ですが彼女は別に嫌味でこれらを言っているわけではありません。
立派な身分なのに外の女性と付き合わず、メイドと遊んでいるのはまずいと思い
それを改善させたいからこそ突き放すわけです。
彼女が女性として彼を相当に深く愛しているのがセリフの端々から伝わってきます。

そして胸に秘めている想いがサービスを進めるにつれてだんだんと表に出てきます。
簡単に言えばデレ始めるわけです。
普段がクールだからこそ、その際に見せる仕草のギャップにはグッとくるものがあります。
典型的なクーデレキャラを上手に表現している作品と言えます。

彼女が最初に行うサービスは耳かき。
事前に5分ほど深呼吸をして軽くリラックスしてから
膝枕の体勢で右→左の順に耳かき棒と綿棒でお掃除し、仕上げに強めの息吹きをします。
ちなみに左→右の順に耳かきをするバージョンも同梱されています。

耳かき棒は「ずずっ ぞりぞり」と低くザラザラした音
綿棒は耳かき棒に比べて若干柔らかい音が使われており
前者は軽く掻き出すように、後者は耳の壁をなぞるように短く動きます。

最近の耳かき音声とは違い、効果音を単発で鳴らしながら行っているため
効果音自体のボリュームはやや少なくなっています。
しかし音質は前作に比べてかなりリアルになりました。
ですから標準くらいのレベルは持っている耳かきだと思います。
大手サークルさんの耳かき音声をよく聴いてる人でもなければ楽しめるかなと。

「私がよかった…ですか? 意味のわからない理由ですが 一応お礼は言っておきます」
「人に好かれるというのも 悪い気はしませんね」

始める前は渋々了承するような態度を取っていたメイドも
耳かきに取り掛かると彼が満足できるように誠心誠意お世話をします。
口調が一気に穏やかになりますし、上のセリフのような和やかなやり取りがあったりと
彼女自身もこのひと時を楽しんでいるのが見て取れます。
素直になれないところも可愛らしくて魅力を感じます。
相手に合わせて行う愛を感じるエッチ
続くエッチシーンは3パート31分ほど。
プレイはキス、首筋責め、フェラ、パイズリ、SEX(騎乗位)です。
パイズリ、SEXの際に効果音が流れます。

「では…しますね 目を閉じてください」
耳かきを終えて仕事に戻ろうとしたところをご主人様に引き止められたメイドは
その気持ちを察し、彼の上に跨って自らキスをします。

エッチはご奉仕ということで彼女が終始リードします。
一番最初の「更なるキス&指ご奉仕」パートは長めのキスをしてから
首筋を舌や指で責めるソフトなプレイ。
しかし彼女は意識的に下品な音を鳴らして彼の興奮を一気に盛り上げようとします。

「私の唾液は 美味しいですか? ご主人様の唾液は ほんの少し甘いかもしれません」
「クールだからキスも大人しいのかな?」と思っていただけに
開幕から激しいちゅぱ音を鳴らす彼女の責めっぷりには驚きました。
ペースが速いのに加えてちゅぱ音もねっとりしたいやらしいものばかり。
やるからには彼を本気で満足させたいという彼女の強い思いがよく表れています。

プレイの割にはかなり興奮できるパートですね。
ちゅぱ音や効果音が全体的に下品でエロいのが本作品のエッチにおける大きな特徴です。

続く「更なるお口~おっぱいご奉仕」は彼女の武器とも言える大きなおっぱいを使ったプレイ。
彼が自分のおっぱいを眺めているのを見て自ら服を脱いでそれを披露し
さらにはおちんちんを挟み込んで激しく上下にしごきます。

「コリコリしていて 気持ちいいですか…あんっ 私は 変な感じです」
ここでは彼女がうっとりした声で喘ぐのがいいですね。
いつもとはまるで違う可愛い声が彼女の魅力をさらに引き出しています。
終盤はパイズリフェラになりますから2種類の効果音を同時に楽しめます。
容姿や性格といった彼女の特徴が最もよく出ているパートだなと。

そして最後の「更なるお肉ご奉仕」パートでいよいよ2人は繋がります。
今まで彼のことを第一に考えながら奉仕を続けていたメイドも
ここだけは1人の女性に戻り、自分の欲望に素直な姿を見せてくれます。

「さぁ 全部 私の中に くださいっ!」
「熱いのが 出てっ…んっ」

中でもパート中盤から始まる2回戦は、直前で自分の中に射精されてすっかり興奮した彼女が
そのまま激しく腰を動かし連続射精させる荒々しい責めを繰り出します。

ピストンの際に漏れる吐息や最中のセリフからも
彼女が完全にデレてエッチを純粋に楽しんでいるのがわかります。
時間が7分程度と短いのですが密度は最も濃いパートです。

このように、彼の好むプレイに彼女の気持ちの推移を織り交ぜたエッチが繰り広げられています。
一風変わった愛情表現を描いた作品
礼儀正しく自分の気持ちに素直になれないメイドが
ご主人様と同じ時間を過ごすにつれてだんだんとデレていく様子に魅力を感じる作品です。

彼女は彼のことを前々から男性として好ましく思っているのですが
身分の違いから叶わぬ恋と割り切っている大人な性格の女性です。
しかし彼は他のメイドを差し置いて彼女にお世話をお願いします。
そして最中はまるで子供のように甘えたりだらしない表情を見せます。

この一時的にせよ恋人同士になったかのような空間に
彼女がずっと封印していた熱い想いが少しずつ確実に表面化していきます。
冒頭のやりとりと最後のパートではまるで別人のような顔を見せてくれます。
時間を追って変化していく彼女の口調や態度が非常に印象的でした。

一方サービスの内容を見ると個性に欠けるかな?とも思えます。
癒しとエッチを両方やっているからそう感じるところもあるのでしょうが
この作品ならではの部分をもうひとつくらい組み込んで欲しかったです。
具体的にはおっぱいを使ったプレイでしょうか。
キャラが立っているだけに余計大人しく感じました。

エッチはパートごとにプレイを切り替え、その都度下品な音を鳴らしてエロさを出しています。
射精シーンはパイズリフェラで1回、SEXで2回の合計3回。
ちゅぱ音それなり、淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこです。

クールなメイドを魅力的に描いた作品です。
メイド好き、クーデレ好きな人におすすめします。

CV:柚木桃香さん
総時間 1:04:27

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年2月2日まで半額の650円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

ジャンルタグに「催眠音声」が入ってますが、本作品は催眠音声ではありません。

クールでかわいくて残念なサキュバス

サークル「めがみそふと」さんの同人音声作品。

同サークルさんの中では2作目にあたる本作品は
ちょっぴり変わった特徴を持つサキュバスが何度も何度も精液を搾り取ってくれます。

サキュバスらしからぬ未熟な体と不愛想な口調の彼女は
性のテクニックは優れている反面、男女の機微に疎い弱点も持っており
主人公を魅了しようと彼女なりに一生懸命頑張ります。
そんな不器用な彼女と彼が少しずつ心を通い合わせていく様子が
濃厚なプレイを中心にしたエッチなテイストで描かれています。



サキュバスの世界でも資格は大事なのです
サキュバスのサキュ子に精液を搾り取られるお話。

「こんばんは 私 サキュバスです コスプレじゃない 本物」
サキュ子はトーンの低い声で淡々と話す女の子。
夜に主人公の家へと突然やってきた彼女は
会って早々彼に誘惑されて欲しいと切り出します。

彼女が彼の家にやってきたのは
「サキュバス2種免許」という就職で有利になる資格の実地試験のためです。
そして試験を合格するためには人間の男を1人魅了しSEXする必要があります。
そのターゲットとして童貞で多少Mっ気のある主人公は選ばれました。

こんな感じでエッチをする以外の背景部分についても
しっかりとした設定がされているのが本作品の特徴です。
長編ボイスドラマを数多く作られているサークルさんらしいですね。

「(教本を見ながら)えと 怖がることなんてないのよ 痛いのは一瞬だけ こ、今宵は最高の快楽をあなたに 力を抜いて 私に任せ」
サキュ子はサキュバスの中ではかなり残念な体つきをしており
さらには男を誘惑するのに有効な話術のテクニックも持ち合わせていません。
しかし自分の不得意分野を補うに余りある性の技術を持っていて
作中では主人公を何度も何度も射精へと追い込みます。

やや事務的な口調とは正反対な的確で激しい責めが繰り広げられますから
その不思議なギャップにちょっとした違和感と大きな興奮を覚えるでしょう。
素っ気ないのではなく不器用なだけの可愛い女の子といった印象です。



激しくも思いやりのあるエッチ
エッチシーンは6パート69分間。
プレイはフェラ、手コキ、キス、SEX(騎乗位)、サキュ子の尻尾いじりです。
手コキとSEXの際にややリアルな効果音が流れます。

「サキュバスが一番得意なことは搾精 これからあなたを気持ち良くして私の虜にする」
事情を説明してもまったく受け入れてくれない主人公を眼力で金縛りにしたサキュ子は
彼を虜にするため早速服を脱がしておちんちんを咥え始めます。

エッチはサキュ子が彼を一方的に責め続ける形で進められます。
そして時間内に10回以上も射精するディープなプレイを繰り広げながら
2人の心の距離が少しずつ近づいていく様子も同時に描かれています。

「顔が赤い 気にしないで 太さ 形状とも平均 仮性包茎だが性交に問題はない」
一番最初のパートで行われるフェラでは、相変わらず無機質な口調の彼女が
サキュバスらしいゆっくり、ねっとりとしたちゅぱ音を鳴らして一気に興奮を高めてくれます。
特に射精直前で登場する「びりゅるるる」というバキューム音がエロくていいですね。
彼女が正真正銘のサキュバスであることをわからせてくれるシーンと言えます。

「とろりとして美味しかった おかわりを要求する」
前半の山場となる3番目のパートもフェラ尽くし。
1回手を使って軽く射精させた後、フェラだけで3連続の射精へと追い込みます。
ここでは1回目が「ぷぴゅるるぅぅ」と絞るような音を鳴らす責め
2回目が口の中で舌を激しく動かす責め、3回目はその2つの責めを同時に、と
サキュ子の多彩なフェラテクを思う存分楽しむことができます。

お仕置きじみた要素もあるためやや愛に欠けるプレイなのですが
サキュバスという性の魔物に搾り取られる気分は味わいやすいです。
このあたりまでは人外モノのセオリー通りな肉体面に特化した責めですね。

しかし、2人がしばらく同居生活を続けた後の5番目のパートでは
これまでのものとは全く違った愛に満ち溢れたエッチが繰り広げられます。

恋人同士のようにまずは熱いキスを長めに交わし
サキュ子が上になって繋がる初めてのSEXも雰囲気はとってもあまあま。
彼女が単なる搾精マシーンから男を魅了できる女へと成長したのがわかります。
彼の責めに応えるように彼女がエロ可愛い喘ぎ声を漏らすところも印象的でした。

「最後は私の子宮で直接あなたを射精させてあげる サキュバスが子宮を使うのは本気のセックスの時だけ あなたには私の全部を知ってほしい」
中でもSEXシーンの終盤に登場する最後の射精シーンでは
サキュ子が自分の自分の一番大事な部分である子宮を使って
おちんちんの先端を刺激する人外らしいプレイも登場します。

相手を知り、自分のすべてを預けられるほどに信頼していない限り
このような行為は絶対にできません。
先ほどのフェラと同様に主人公を何度も射精へと追い込む激しいプレイなのですが
しっかりとした心の繋がりがあるから凄惨さからは程遠いです。
性的興奮に加えて幸福感も得られる特徴的なシーンと言えるでしょう。

このように、サキュバスらしい部分とそうでない部分が混在したエッチが楽しめます。



キャラの特性を最大限に活かしている作品
サキュ子というあまり見かけないキャラと
長時間に渡る激しいエッチの両方に魅力を感じる作品です。

「あなたがいない間に、部屋の掃除を完了させておいた 寝室はもちろん、お風呂まわりの水垢や 台所の油汚れも完璧」
前者は特徴的な口調やエッチでの巧みなテクニックだけでなく
サキュバスなのに家事を無難にこなす甲斐甲斐しい姿も見せてくれます。

最初の段階では「不愛想なキャラだなぁ」と思っていたのが
聴き進めていくうちに妙に愛おしい存在に感じられるに違いありません。
不愛想な中に垣間見える彼女の優しさがたまらない魅力を放っています。

後者は射精回数が比較的多いだけでなく
前半は額面通りの搾精、後半は心のこもったエッチと内容にもこだわっています。
エッチのスタイルで登場人物の心の繋がり具合を表現しているところに
ボイスドラマサークルとして有名なめがみそふとさんらしさが表れています。
個々のプレイに微妙な変化を加えてマンネリ対策もしっかりしていますし
通しで聴いても楽しさと興奮状態の両方を維持しやすいと思います。

ただし時間の割に淫語が少な目なことだけはご注意ください。
サキュ子の性格を考えると仕方ないことなのですが
くちゅ音やちゅぱ音、後半では喘ぎ声を使って興奮を煽ってくるタイプのエッチです。
ちゅぱ音多め、くちゅ音と喘ぎ声それなり、淫語ごく僅かです。

女性的な魅力を敢えて削いだキャラを起用している興味深い作品です。
「ちょっと変わった女の子が登場するエロい作品が聴きたい」など
エッチのクオリティだけでなく+αの要素も求めている人に強くお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 1:36:48


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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