サークル「インゴヒゴ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声はクールだけど性格はとっても献身的なシスターが
サキュバスの呪いにかかった男性をエッチな手段で浄化します。

淫語を多めに言いながら彼が望むことをガンガンやる彼女らしいエッチが行われており
イラマチオ、授乳手コキ、罵倒しながらの足コキなどパートごとにやることを大きく変え
いずれも彼がより興奮したり射精できるよう一生懸命尽くして幸せな射精に導きます。
事務的キャラですけどM向けの要素はあまりないのでややMあたりの人が最も楽しめます。
サキュバスの呪いを解く唯一の手段
シスターのアレットと5種類のエッチをするお話。

「目を覚ましましたか。あぁ。警戒しなくても大丈夫ですよ。安全な場所ですから」
アレットはクールで上品な声のお姉さん。
街の教会で目を覚ました主人公にこれまでの経緯を話すと
彼にかかったサキュバスの呪いを解く手段を教えます。

本作品はシスターとして人々のために奉仕活動をしてる彼女が
偶然被害に遭った彼をおよそ120分に渡るエッチで癒します。
彼女は仲間と協力して森にいるサキュバスを討伐したのですが、彼はその前に接触し気絶してました。
そんなわけで間接的に責任があると感じ、文字通り全身を使って解呪に協力します。

ちなみに現時点で既に続編が出ており、当サイトでも過去にレビューを掲載済みです。
クールなシスターの事務的“聖処理”生活【バイノーラル】~“恋人聖処理”によるイチャラブえっちを行います~

「私は教会のシスターではありますが、悪魔に対する対処法の訓練を受けた、“聖処理シスター”でもあります」
自分がエッチに関する特別な訓練を受けてることを告げ
体を密着させたり大きなおっぱいを使って心身両面を満たします。
また中盤からはアブノーマルなプレイに挑戦し、パートによってまったく違う責めを繰り出します。
この呪いは自分の性癖を曝け出すことで初めて解けるそうですから
彼女も彼のすべてを引き出し受け止める姿勢でエッチに取り組みます。

声や態度だけを見るとクールだし、彼女はあくまで仕事として彼に接します。
ですがその内容は非常に手厚く彼を心の底から喜ばせようと頑張ります。
シスターなだけあって相手に尽くす気持ちを強く感じました。
一般的な事務的プレイのように冷たさやハードさはありませんからM度は低いです。

「ん……。おちんぽ、手の中で暴れています。気持ちいいのですね。それは素晴らしいことです。おちんぽがよく感じれば、それだけ、呪いの排出も早くなりますから」
エッチをするにあたってやや下品な淫語を積極的に言うのもポイント。
おちんぽ、おちんぽミルク、ぴゅっぴゅなどシスターのイメージとは違う言い回しにしてギャップを出してます。
これも彼の性癖に合わせてやってますからサービスの意味合いが強いです。
赤ちゃん言葉、軽めの罵倒といった違うタイプの言葉責めもするなどセリフにも力を入れてます。

彼女みたいなクールキャラが普通にエッチすると味気なくなりますから
ストーリーに合ったやり方でそれを補う意図もありそうです。
何かひとつの要素に尖らせるのではなく、色んな部分に魅力を持たせて全体を上手くまとめてます。
包容力のあるエッチ
エッチシーンは5パート98分間。
プレイは耳舐め、手コキ、フェラ、玉舐め、イラマチオ、乳揉み、授乳手コキ、足コキ、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキ、イラマチオ、足コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「出てきました。あなたの、ここ。まだ小さいままですね。射精のために、まず大きくしてもらわないといけません」
主人公に事情を話してから服を脱がせたアレットは
おちんちんがまだ萎んでるのを見てまずは耳舐めで元気にします。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート43分間は本作品の特徴や彼女の性格がよく出てるプレイ。
「1.『耳を舐めて欲しいのですか?』(約24分)」は耳舐め手コキ
「2.『お口で射精させて欲しいのですか?』(約19分)」はフェラとイラマチオで1回ずつ射精させます。

「どのように、男性器を刺激されたいですか? どんなことでも構いません。言ってみてください」
本作品のエッチは彼の心に植え付けられた呪いを解くのが目的ですから
彼女は常に彼が何を望んでるか確かめながら進めます。
最終パート以外は冒頭にどんなプレイをしたいか尋ね
開始後も何かリクエストがあればすぐさま取り入れて幸せな射精に導きます。


これのおかげで完全女性上位でもいじめられてる感じはまったくありません。
病気にかかった信者を看病するのと同じでご奉仕色が強いです。
そしてこれはクールな彼女をシスターらしく見せる役割も果たします。

「はい。ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅーーーー……。どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ、どぴゅーーっ。ぴゅっ、ぴゅるるるっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅーーーー……」
最初の耳舐め手コキパートは体への責めは割とスタンダードにしてセリフで個性を出してます。
右耳舐めから入って3分後には手コキが加わり
さらにおちんぽ、タマタマ、おちんぽミルクといった淫語責めを繰り出して徐々に追い込みます。
射精時にはぴゅっぴゅのセリフを多めに言ってくれますし至れり尽くせりです。
耳舐めの音が吸い中心なのもやや変わってます。

彼が自分の性的嗜好を伝えてもまったく怯まないのが印象的でした。
彼は簡単に言うと甘えん坊なマゾで、女性から見れば割とめんどくさい性格です。
でも嫌な顔ひとつせず言われた通りにリードして喜ばせます。
音声をしばらく聴いてると包容力のある女性に感じるでしょう。

「どうぞ。私のお口まんこ、好きに犯してください。私の頭を掴んでも構いません。イラマチオ用のハンドルにしてください」
2番目のフェラパートはシスターを汚す快感をくすぐってくれます。
前半は通常のフェラ、後半は彼が腰を動かすイラマチオとやり方を変え
どちらも比較的下品なちゅぱ音を鳴らしてギャップを持たせます。
イラマチオは彼女の口をおちんちんや精液で犯す征服欲を満たしてくれます。

同意のうえでやってますから無理矢理感はありません。
彼女が苦しまないように彼が気をつかう優しいところを見せてくれます。
エッチを通じて彼が彼女に心を開く様子も描いてるのが本作品のテーマに合ってて良いです。

その部分がよく出てるのが次の2パート33分間。
「3.『おっぱいをちゅぱちゅぱしたいのですか?』(約19分)」は授乳手コキ
「4.『足コキで罵倒されたいのですか?』(約14分)」は足コキ+罵倒とほぼ正反対のプレイをします。

「ママのおっぱいちゅぱちゅぱしながら、やわらかおててで、ちこちこされて。おちんぽ、溶けちゃいそうでちゅか?」
「足でふみふみされて感じる、変態ちんぽ。男の象徴を足蹴にされて、先走り垂れ流してる、マゾちんぽ」

これらふたつを両方入れてる作品ってかなり珍しいです。
前者は甘やかす、後者は見下すと属性やプレイの方向性がまったく違いますからね。
でも彼がこれらを望んだとなれば話は別です。
彼女の手厚いご奉仕を受けて自分のすべてを見せる決意をしたのだと思います。

授乳手コキは彼女のクールなキャラを柔らかく見せるのに役立ってます。
「~でちゅ」などの基本を押さえつつ「えらいえらい」「タマタマさん」と細かな言い回しも変えてます。
自分のことをママと呼びますし、案外楽しんでるのかもしれません。
おっぱいを揉んだり吸われてる時は熱っぽい吐息が加わってエロさも上がります。

足コキは上から踏みつけるのではなく後ろから抱き着いて両足の裏で挟みます。
最初はぎこちなさそうにゆっくり責めてたのが
ある程度経つと左右の足を使い分けたり金玉を痛くない程度に踏む応用プレイに移ります。
罵倒は普段通りの声で「変態」「マゾ」を織り交ぜてくる程度で控えめにしてました。
彼女はSっ気が全然ないキャラですから豹変したりせず不思議そうな表情でリードします。

本作品で最も甘いのは最後の「5.『今日は“聖処理”の仕上げです』(約22分)」。
これまで4回の射精を済ませてすっかり呪いが解けたところでSEXに突入します。

「私の純潔を奪ったからといって、何も気に病むことなく……処女おまんこで、おちんぽ気持ちよくなってください」
開始直後やSEX中に熱いベロチューを交わしたり
彼女が自分から処女を捧げてゆっくりピストンするなど
これまでとは違い恋人っぽさを出して心身の穢れを完全に取り除きます。
数日前に会ったばかりの男性へここまでする彼女の姿もすごく健気に感じました。
エロさと甘さの両方を最高潮に持っていって物語を上手に締めくくってます。

このように、シスターがする気持ちいいご奉仕を色んな角度から描いた温かいエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の穏やかな作品
シスターの魅力を出しつつ物語に沿ったエッチをするややM向けの作品です。

アレットは自分が討伐したサキュバスの呪いにかかった主人公を助けようと
教会の一室に隔離してから1日1回のペースで無理なく射精させます。
そしてパートごとに異なるプレイを繰り出し、その中に様々な淫語や言葉責めを盛り込んで
彼が持つ性的欲求を心の芯から満たそうとします。

声はクールだけど性格は優しいシスターがエッチな手段で男性の呪いを解くシチュ
彼が望むプレイを積極的に取り入れて体と心の責め方を変化させる幅広いエッチ
アブノーマルなプレイを求められても嫌な顔ひとつせず、彼のすべてを受け入れる彼女のおおらかなキャラ。
事務的のイメージとは随分違う甘めの作品に仕上がってます。

中でもエッチは彼をわざとめんどくさい性癖の持ち主にして
普段だと共存しにくいプレイを盛り込む思い切ったことをやってます。
これによってエッチの幅を広げたうえで彼女の心の広さも表現してます。
ほぼエッチするだけのお話なのにキャラがきちんと立ってて素晴らしいです。

あとは全編を通じて言葉責めの質が高いです。
インゴヒゴ(防鯖潤滑剤)さんは元々淫語に強いサークルさんですけど
今作は赤ちゃん言葉や軽めの罵倒といったタイプの違う言葉責めも盛り込んでます。
効果音も各プレイで違う音や動きをしており丁寧に作られてます。

射精シーンは5回。
淫語多め、くちゅ音とちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。
おまけは「クールなシスターの淫語連呼音声」です。

CV:涼花みなせさん
総時間 2:11:36(本編…2:05:01 おまけ…6:35)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2021年5月17日まで50%OFFの550円で販売されてます。