サークル「Whisp」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、主人公と一緒にいたくて図書委員になった健気な後輩が
暇な時間を利用しエッチな悪戯を仕掛けます。

他人にバレないよう多くのシーンで密着し囁きながら責めるのが特徴で
前半は本を読んでる彼をやる気にする、後半は一緒に気持ちよくなると方針を変えながら
耳元至近距離からエッチな声や音を多めに鳴らして臨場感とエロさをを出します。
図書室でする気持ちいい暇つぶし
後輩のやよいと5種類のエッチをするお話。

「はいっ それでは返却は1週間後なので 忘れずによろしくお願いします」
やよいは明るくて元気な声の女の子。
図書委員の仕事を済ませて主人公と2人きりになると
読書を始める彼に暇だから構ってほしいと言います。

本作品は本は別に好きじゃないけど彼と親しくなりたくて図書委員になった彼女が
営業中の特にやることがない時間を使って100分程度に渡るエッチを楽しみます。
2人が出会った経緯が描かれてないので詳細はよくわからないのですが
彼女は最初から好感度MAXの状態で積極的にちょっかいをかけます。

「何して遊びます? あっ 家庭科の授業で作ったクッキーがあるので食べますか? 自信作なんですよ」
本を読み始めた彼に手作りクッキーを差し出す、体を密着させ耳元至近距離から甘い言葉を投げかけるなど
自分の気持ちを隠すことなくストレートに好意を伝えます。
公共の場所でエッチすることを踏まえて囁き声で話すシーンが多く
見つかりそうになるところを声を抑えて乗り切る描写も出てきます。

といっても露出がテーマの作品ではありませんからスリルを煽ることはほとんどありません。
彼女と密着しながらこっそりエッチする舞台を整える程度の弱い位置づけです。
女性上位ですけどM向けの要素は一切なく穏やかな空気が漂ってます。

エッチについては前半は耳舐め、後半はSEXと特定のプレイを掘り下げる形で進めます。
シチュに合わせて責めるペースは全体的に緩くしてありますが
くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声を鳴らす時間が長く取られておりなかなかのエロさを誇ります。
複数のプレイを組み合わせて密度を高める工夫もされてたりと
18禁同人音声にとって重要な「抜きやすさ」をかなり意識してます。

自分の気持ちを伝えながらガンガン責める彼女のキャラと密着感のある音重視のエッチ。
友達以上恋人未満の女性と変わった場所でイチャイチャする様子をリアルに描いた純愛系作品です。
近さと温もりを感じるエッチ
エッチシーンは5パート92分間。
プレイは耳舐め、手コキ、素股、SEX(座位、対面座位)、キス、お掃除フェラです。
服を脱がす、手コキ、素股、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「わかりました センパイがそんな態度を取るなら 私も好き勝手させてもらいますよ」
気を引こうとしてもなかなか振り向いてくれない主人公の態度を見て
やよいは我慢できなくなったのか彼に抱きつき耳を舐めて誘惑します。

エッチは彼女がリードしながらほぼ対等な立場で愛し合います。
最初の2パート44分間は耳舐めが主役のシーン。
「2.センパイ、無視ですか?」は右耳、「3.センパイ、いつまで我慢できますか?」は左耳を舐め
後者の時におちんちんも一緒に責めて1回目の射精へ導きます。

「センパイが 私のぺろぺろに耐えきれなくなって 本を読むのを止めるまで ずーっと続けますからね」
彼女は彼の心を射止めるためなら何でもする覚悟を最初から持ってるようで
30秒程度固めて舐めてから少し話すのを繰り返して性的興奮を煽ります。
耳舐めは耳を咥えて舌で舐める音をガンガン鳴らしてました。

2パートとも舐め方がほぼずっと同じなのは残念ですが
高品質な機器で録音されてるだけあって質感はかなりリアルです。
現在は耳舐めを扱った作品が数多く出てますから
パートやシーンによって舐める位置や舐め方を変える工夫をしたほうが良いでしょう。

「それよりどうですか? これくらいの強さが気持ち良かったりします? もっと強くした方がいいんでしょうか……?」
おちんちんについてはたぶん彼のものに初めて触れるからでしょうけど
ズボン越しに優しくさする→取り出して揉む→ゆっくりしごくと慎重に進めます。
それぞれに異なる音が鳴るおかげで状況をイメージしやすく
彼を気遣うセリフから彼女の優しさも伝わってきます。
仲良くなりたいけどいい手段が見つからず、エッチな行動を取る不器用な女性に描かれてました。

続く2パート37分間はちょっぴりスリリングなプレイ。
「4.センパイ、こっそりしましょうね♪」はカウンターで座位
「5.センパイ、こっちに来てください♪」は図書室の人目につかない隅っこで対面座位と
場所や体位を変えてゆっくりじっくり気持ちよくなります。

「おちんちん、すごい……んっ、んん……私の中、パンパンです……あっ、はふぅ……ん、んあぁあ……あ、ふああ……♪」
そしてここからは彼女の熱い吐息や喘ぎ声が股間に響きます。
念願だった彼とのSEXを迎えられて嬉しそうな表情を見せ
ピストン開始後は粘性高めの効果音と同時に甘く切ない声を漏らします。

途中から別の生徒が図書館へ勉強しに来るので、それにバレないようこっそり腰を動かしてました。
囁き声や密着感といった本作品の特徴が色濃く出ていてリアルです。
責めっぷりはソフトなのでエロさよりも雰囲気重視のSEXかなと。

「あっ、ああ……おちんちん、はげし……ひぐっ、ん、んあ、あ、ああ……きて……きてください……♪ 熱い精液、いっぱい注いでぇ……っ♪」
それに対して5番目のパートは多少激しさを上げて変化をつけてます。
大声でも上げない限り他人にはバレない場所までわざわざ移動し
そこで先ほどよりも深く繋がれる体位で20分ほどがっつり愛し合います。

パートの途中から彼が腰を動かし始めるのが印象的でした。
これまで彼女がぐいぐい責める流れがずっと続いてただけに
彼の中に彼女と仲良くなろうとする気持ちが芽生えたと見ることができます。
SEXはいずれも中出しで〆るなど、彼女も最大限の愛情を彼に注いでてプレイが甘いです。

作品を聴いた感想ですが、予想してたよりもずっと穏やかなエッチをしてて聴きやすかったです。
やよいは悪戯好きな性格と書いてあったので多少は意地悪なことをするのかと思いきや
最初から最後まで彼に尽くす姿勢を取る正統派の純愛プレイに仕上がってます。

前半と後半でメインのプレイをひとつずつ定めてるおかげで慌ただしさがなく
パートごとに多少内容を変えてエッチな音をがっつり鳴らす安定志向の作りになってます。
総時間の87%がエッチシーンなので責めるペースが緩くても物足りなさは特に感じません。
ちゅぱ音や喘ぎ声といった音を中心に据えたプレイが好きな人に向いてます。

このように、M性を極力出さずに悪戯してくれる比較的静かなエッチが繰り広げられてます。
こっそり尽くしてくれる作品
やよいの気持ちを色濃く反映させた雰囲気の良い作品です。

やよいは大好きな主人公と今まで以上に仲良くしようと
図書委員の業務中に空いた時間を使って彼に軽めのちょっかいを出します。
そしてやる気になった後は他人に隠れてじっくりSEXを楽しみます。

好きな気持ちをはっきり出す後輩と図書室でエッチするノーマル向けのシチュ
体を密着させて囁きながら耳舐めやエッチをする状況に合わせたエッチ
淫語以外のエロ要素を多めに盛り込んだ抜きを意識した作り。
年齢相応のやり方で誘惑をかける明るい作品に仕上がってます。

中でも2番目は図書室でエッチしてる雰囲気を出すために
敢えて責めるペースや音を控えめにする
工夫がされてます。
図書室であんあん喘ぎながらSEXするのは場違い感が強いので
彼女も声を押し殺したり耳舐めやキスを挟んで聞こえないよう我慢します。

ただそれだけだと実用性が落ちてしまうことを考慮し
エッチの時間をかなり長く取ったりエロ要素を複数重ねてカバーします。
ソフト路線のエッチだけどこれなら抜けるレベルに達してると思います。

射精シーンは4回。
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声多め、淫語そこそこです。

CV:天上紫乃華さん
総時間 1:46:16

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年2月3日まで20%OFFの880円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。