あなたを受け入れて全肯定してくれる異世界から来た魔王さま【バイノーラル】

サークル「防鯖潤滑剤」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、何らかの事情で異世界からやって来た女性の魔王さまが
偶然出会い自分を拾ってくれた男性とひたすらイチャイチャします。

多くのシーンで抱き着いて大きなおっぱいを押し付けたり
「すごい」「えらい」といった全肯定のセリフを投げかけながら気持ちよくするなど
女性に甘やかされる幸福感を大事にしたとても温かいサービスが楽しめます。
魔王さまによる濃厚な甘やかし
同居中の魔王さまがエッチに慰めるお話。

「おかえり、人間ー。今日も遅かったなー」
魔王さまは明るくて穏やかな声のお姉さん。
帰宅した主人公が辛そうな顔をしてるのでぎゅっと抱きしめると
彼と出会った頃のことを話しながら感謝の気持ちを伝えます。

本作品は異世界で魔物たちを束ねていた彼女が
現実世界で自分に優しくしてくれる彼と120分近くに渡ってイチャイチャします。
彼が仕事であまり良い思いをしてない状況を踏まえて
ぎゅっと抱きしめたまま優しい言葉をかけたり、エッチで気持ちよくしながらとことん甘やかします。

「んー。人間ってすごいなー。そんなに嫌なことされたのに……人間にそんなことした奴、なんで燃やさないんだー?」
魔王らしさを出すためなのでしょうけどセリフが結構独特でした。
彼を否定することは一切言わず、受け止めたうえで自分の意見を述べて元気づけます。
狡猾さや残忍さは特に見られず緩い口調で思ったことをはっきり言うカラッとした女性です。
ちなみに彼のことをいつも「人間」と呼びます。

各シーンの冒頭に9分程度の非エロパートを挟んでるのも良いですね。
いきなりエッチするのではなく、状況を説明しながら癒して彼女の魅力を引き立てます。
心が満たされた状態でエッチすれば当然より気持ちよくなれますから
甘やかしながら射精させる本作品のコンセプトにも合ってます。

エッチは魔法をかける、謎生物を使うといった人外系のプレイを避け
SEX、耳舐め、授乳手コキなど人間同士でやるものに揃えてあります。
防鯖潤滑剤さんと言えば淫語が得意なことで有名なサークルさんですが
今回はそれにこだわらず各要素のバランスに気をつけて組み立ててます。

甘やかしのセリフが充実してるパートもあれば
ちゅぱ音にかなり寄せてるパートもあって内容が幅広いです。
それでいて一貫したテーマ性を持ってるのが素晴らしいなと。
言葉や行為を通じて「彼を癒したい、満足させたい」という彼女の気持ちが伝わってきます。

包容力豊かな魔王さまが人間の男性を色んな手段で甘やかす。
以前の全肯定シリーズよりもキャラに焦点を当てた独特な癒し系作品です。
愛を込めて尽くすエッチ
エッチシーンは4パート67分間。
プレイはハグ、SEX(対面座位、正常位)、キス、授乳、手コキ、耳舐めです。
服を脱がす、SEX、手コキ、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「余も服、脱がないとなー。あ、人間的には、全部脱がないほうがよかったりするかー? 半脱ぎだと、興奮するんだろー?」
抱きしめてる最中に主人公がもじもじするのを見た魔王さまは
彼の気持ちを察してすぐさま服を脱ぎ、大きな生おっぱいで再び抱きしめます。

エッチはどのパートも彼女がリードします。
一番最初の「余とえっちなこと、するぞー♪」でするのは対面座位のSEX(約14分)。
ハグから始まりおまんこを見せつけてから挿入、そしてキスと最初からイチャラブ感全開で進めます。

「ん……♪ すごいぞー♪ おちんちん、ずーっと固いままだ……♪ こんなにおちんちん固くできるなんて、人間は、すごいなー♪」
そして彼女は早速彼を全肯定して心のほうも満たします。
おちんちんを硬くしただけで褒め称え、キスを求められたら応じ
精液をおまんこで直に受け止め、その際にぴゅっぴゅのセリフで応援するなど至れり尽くせり。
時間はそれほど長くありませんがこのパートに彼女の魅力がぎっしり詰まってます。

好きな人にはとことん尽くすタイプですね。
魔王だからといって尊大に振舞わず、ありのままの自分を曝け出して甘えやすくします。

続く2パート32分間はプレイに個性を持たせたサービス。
「余が甘やかしながら気持ちよくしてやるぞー♪」は授乳手コキ
「余が耳舐め手コキしてやるぞー♪」は耳舐め手コキで1回ずつの射精に導きます。

「今の人間は、赤子なんだから♪ 母のおっぱいたくさん飲んで、おっきくならないとなー♪ おっぱいじょーず、おっぱいじょーず♪」
前者はおっぱい大好きな彼の欲望を満たそうと
この間だけ母親になりきって好きに吸わせてあげます。
赤ちゃん言葉は言いませんが幼児プレイ好きな人ほど楽しめるでしょう。
これらをする際に見せる彼女の嬉しそうな表情も印象的でした。

それに対して後者はセリフの量を一気に減らし 
耳元至近距離からちゅぱ音をいっぱい鳴らして興奮させます。
魔王さま役の天知遥さんは耳舐めが得意だからこういう作りにしたのでしょう。
手コキのペースを緩めに設定し、少しでも長く楽しませる配慮もされてます。

甘さが最も強いのは最後の「余の中で一緒に気持ちよくなろうなー♪」(約21分)。
別の日、普段よりも元気な様子で早く帰ってきた主人公をさらに元気づけようと
正常位でSEXしながら愛の言葉をガンガン投げかけます。

「誰かのこと好きになって……えっちして……気持ちよくなるって…… こんなに、幸せなことなんだな……♪」
疲れや寂しさを感じてる彼を慰める意味合いが強かったこれまでとは違い
ここでは彼女の心情や反応に焦点を当てて2人の一体感を出してます。
好きな人が元気なら当然彼女も幸せですから
それをストレートかつエッチに表現して物語の締めくくりを飾ります。

同じSEXでも最初のパートとはやや違う感じがするでしょう。
セリフの方向性を大きく変えて新鮮さを出しつつ盛り上げてます。

このように、心身をバランスよく責めて甘やかす充実したエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の作品
満たされた気持ちで抜ける大変甘い作品です。

魔王さまは現実世界で右も左もわからない自分を拾ってくれた主人公のために
仕事から帰るたびにぎゅっと抱きしめ、気落ちしてたら話を聞いて力になります。
そしてエッチな気分を発散させたい時は優しい言葉をかけながらおちんちんを丁寧に刺激します。

良い意味で魔王っぽくない女性が同居中の男性を徹底的に甘やかすシチュ
タイトル通り彼を全肯定しながら気持ちよくする癒し一色のスタイル
セリフと抜き要素のバランスに配慮した深いエッチ。
単に抜かせるのではなく心のケアもできるように考えて作られてます。

「キスなんて文化、魔界にはなかったからなー♪ 人間と初めてしたとき、こんなに気持ちいーとは思わなかったんだよなー♪」
世間知らずだった彼女が今回のお話を通じて目覚める展開も良かったです。
魔王と言えば自分の考えを信じて疑わないイメージがありますから
それを彼に覆された事実を通じて信頼の強さを表現してます。
彼に快楽や幸福感を与える中で彼女も色んなものを彼から受け取ってます。

エッチはキスやSEXといった甘さの強いプレイを多めに入れつつ
授乳手コキや耳舐め手コキも押さえて幅広く甘やかします。
キャラ、セリフ、プレイ、雰囲気のすべてが癒しに統一されてるおかげで
ぬるま湯に浸かってるような心地よさを感じながら射精できました。

射精シーンは4回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

おまけは「余が何も聞かずに慰めてやるぞー」です。

CV:天知遥さん
総時間 1:59:55(本編…1:52:33 おまけ…7:22)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります