【フットケア】Cure Foot-涼奈2【ASMR】

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、確かな知識と技術を持つ穏やかな店員さんが
足に的を絞ったマッサージとエッチで男性の疲れた心と体をリフレッシュします。

サークルさんの他作品と同じく各行為に専用の効果音を用意し
マッサージはそれらを状況に応じてゆっくり鳴らす
エッチは一転して激しく責める、といったようにギャップを持たせたお世話をします。
足を通じて全身スッキリ
Cure Footの店員「涼奈(すずな)」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませー、Cure Footへようこそ!」
涼奈はのんびりと話す穏やかな声のお姉さん。
再来店した主人公に嬉しそうな表情で挨拶すると
ひとまず紅茶を差し出してから世間話をします。

本作品は大学生でパソコンをよく使ってる彼の疲れを解消しようと
彼女が2時間程度に渡ってエッチな事も含めた癒しのサービスをします。
Cure Footの名の通りお世話する部位を足に絞り込み
プロらしい専門的な会話をしながら慣れた手つきで揉んだり押したりします。

そして聴き手がその状況をできるだけリアルにイメージできるように
どのシーンも専用の音を現実さながらの動きで鳴らします。
総時間が長いので会話量もそれなりですが、マッサージに関してはやはり音のほうが存在感は大きいです。
環境音を特に入れてないおかげで会話をしない時はとても静かに感じます。

「ふんふん…最近は足浴でアロマオイルを使われているんですかぁ 確か以前、施術した時は岩塩を使いましたよね」
彼女については彼が2度目の訪問ということで最初から親しげな態度で接し
前回の様子も軽く交えながらどう施術するのが最善かを一緒に模索します。
本作品のマッサージは足自体をほぐすよりも内臓の機能を回復させることに力を入れており
「反射区」と呼ばれるツボのようなものをピンポイントで刺激するシーンが何度も登場します。

肩や背中のマッサージほど特徴的な音は鳴らないものの
お世話する部位ややり方に応じ動きを丁寧に変えてリアリティを出してます。
指圧する時は彼女の声がちゃんと力みますし、音声だけで何をしてるかだいたいわかると思います。

彼女に関してはマッサージとエッチでキャラが結構変わるという別の特徴も持ってます。
マッサージ中は店員として仕事をきっちりこなし
エッチに入ると多少の恋人っぽさを出しながら自分も一緒に楽しむ感じです。

激しめに乱れてくれますからマッサージの直後に聴くとビックリするかもしれません。
でもこれはこれで彼の心やおちんちんに溜まったしこりを取り除く重要な役割を果たします。
体だけでなく心もケアする個性的で充実した作品です。
音と解説を組み合わせたガチなマッサージ
スペシャルフットケアコースを受けることが決まった後、一番最初にするのは足のチェック(約12分)。
目で見る、指で触る、匂いを嗅ぐなど複数の手段でどこが悪いのか診断します。

「あ、甲状腺の反射区の皮が少し剥けてしまってます これはお客様の身体がとても疲れている証拠…」
足専門のリラクゼーションスポットなだけあって
彼女は足の状態を見るとすぐさま症状を言い当てます。
疲労、肩こり、血流の悪化、精力減衰とかなり細かく診てくれます。

現実世界のフットケアにできるだけ近づけたのか、セリフの内容もガチなものが多いです。
それでいて硬さや冷たさを感じないのは彼女の声と口調がのんびりしてるからでしょう。
ややマニアックなサービスだからこそ雰囲気作りを大事にしてます。

本格的な施術が始まるのはその次から。
「足浴でリラックス」は天然塩とアロマオイルを混ぜたお湯に足を入れ
「角質除去しましょう」はヤスリのような専用の器具で足を隅々まで擦ります。
そして「症状に合わせたフットケア」で本題の足マッサージを行います。

ここからは今までよりも効果音の量が一気に増え
彼女が無言で手を動かしながらそれらを鳴らすようになります。
セリフも何をやってるかや専門知識の披露といったお店ならではのものが中心で雑談はごく僅かです。
雑談を入れると音フェチ作品としての品質が落ちると判断されたのかもしれません。
実際のところ音を聴いてるだけでも十分癒やされます。

この中で音が最も特徴的なのは角質除去(約21分)。
左足→右足の順に「すしゅっ」という若干粗さのある乾いた摩擦音を何度も鳴らします。
小刻みに往復させるような動きで耳にゴリゴリした感触が伝わってきました。
頭が痛くなるほど響く音ではありません。

「流す様な指圧だけじゃなくって、関節で押し込んだりもっ… んん… ぐり、ぐり…ぐーりぐり…」
動きの多彩さで選ぶならやはりメインのマッサージでしょう(約37分)。
最初の足裏チェックで問題の見られた箇所を重点的にほぐします。
指で摘んでゆっくり撫でる、力を入れて押し込む、カウントを数えながら圧を加え続けるなど
マッサージから連想される行為をいくつも組み合わせた大変リアルな施術です。

時間が非エロの中で最も長く、音の心地よさと彼女の柔らかい声も相まって
そのまま眠ってしまいたくなるほど安らげる空間が出来上がってます。
実際に指で押してみるのも一応有りですが、それよりもぼーっと聴いてるほうが癒しの効果は高いです。
マッサージとのギャップを持たせたエッチ
エッチシーンは35分間。
プレイはキス、乳首責め、顔面騎乗、SEX(騎乗位、正常位)です。
SEXの際に効果音が鳴ります。

「さっき生殖器の反射区を刺激したからかしら…? ちょっとくっついただけなのに、こんなおっきくさせちゃって…可愛い♪」
マッサージを一通り終えてスッキリしたのか、主人公が何かを求めてることに気づいた涼奈は
引き続き彼を仰向けにしたまま激しいキスをして性欲の発散もお手伝いします。

エッチは年上の彼女がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
前半の15分間は本番に向けて気持ちを盛り上げるプレイ。
ディープキスから入って乳首責め、顔面騎乗しながらのクンニとお互いに責め合う形で進めます。

「そんな口をくっつけるだけのキスじゃなくって、もっと深くぅ…」
マッサージの途中で思わせぶりなことを言ってましたから
彼女もこうなることを彼と同じくらい期待してたのでしょう。
序盤から唇をしっかり重ねて激しいちゅぱ音を鳴らします。
マッサージがまったりやってたからこそ、この積極的な姿勢が引き立っててエロいです。

彼が乳首を開発済みだと知ってるからか、乳首を指でいじったり舐めるシーンが多いのもポイント。
それだけをやるのではなくキスやSEXと同時にやって密度を高めます。
直接の指示は出ませんが一緒にいじりながら聴いたほうが気持ちよくなれるでしょう。

残りの20分間はお待ちかねのSEX。
最初は騎乗位、途中からは正常位と主導権を入れ替え2人同時の絶頂を目指します。

「んっ…あはぁっ、騎乗位もいいけどっ…これも好きぃっ…! おちんぽにずん、ずんって前後におまんこいっぱい突かれるの気持ち良いのぉっ…!」
Cure Footは癒すお店ですからエッチするのはNGです。
だから彼女は手で口を覆ったりキスして別室に声が漏れるのを回避しようとします。
それでもつい大きめの声が出てしまうあたりに野性味を感じました。
ピストンも結構荒々しく、ほぼ恋人同士に近い距離感でこのプレイを楽しみます。

マッサージの後にエッチする展開だからここまでパワフルにしたのでしょうね。
気持ちが落ち着いてる聴き手を時間内に射精させるにはそれなりのエネルギーが必要です。
こうすることで彼女の二面性も表現できますし、両者の繋がりをきちんと考えて作られてます。

このように、悪いものをすべて吹き飛ばす勢いのあるエッチが繰り広げられてます。
キャラも立ってる音フェチ作品
高品質なマッサージとそれに負けないエッチを兼ね備えた良作です。

涼奈はCure Footを再び訪れてくれた主人公が幸せな時間を過ごせるように
プロらしい確かな知識と技術に基づいたフットマッサージをします。
そして疲れをある程度解消できた後は濃厚なエッチで心の芯からスッキリさせます。

足に的を絞った珍しいタイプのマッサージ、それらの多くを音で表現する音フェチ系の作り
非エロとエロで反応が大きく変わる彼女のキャラ。
サークルさんの武器である音を中心に据えつつ、それをする人物にも存在感を持たせます。

「マッサージとかで身体の内側に働きかけるのもいいけど、こうやって射精する事がデトックスになるって思うんだ」
特に3番目の要素は音フェチ作品の弱点を補う役割を果たしてます。
これが例えばマッサージで終わりだとこういう感想は抱かなかったでしょう。
エッチも効果音や喘ぎ声の量を多くしてますし、作品のコンセプトにきちんと合ってます。

マッサージは時間をできるだけ長く取ってゆったりできる雰囲気を作り
パートごとのやることをほぼひとつに絞って音をたっぷり鳴らします。
足浴はお湯の揺れる音、角質除去はヤスリ、マッサージは手を動かす音と
それぞれに異なる特徴を持っていてレベルが高いです。

絶頂シーンは主人公1回、涼奈2回。
くちゅ音とちゅぱ音多め、淫語と喘ぎ声それなりです。

おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:藤川なつさん
総時間 2:18:54(本編…2:07:17 おまけ…11:37)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
139分で800円とコスパが良いので+1してあります。

2018年12月8日まで30%OFFの560円で販売されてます。