同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:催眠音声研究所

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   ● 【催眠音声】最近、好きって言われてる?
   ● わりと親切な催眠音声 -オナホ支援編-(再レビュー)
   ● 裏筋入力
   ● WAVE(再レビュー)
   ● エルフと深い森
   ● わりと親切な催眠音声 手コキ支援編(再レビュー)
   ● LIMIT100
   ● ふぁんたんとチュチュしたい。 ver2.00 「悪魔と姉妹」(再レビュー)
   ● 催眠術を勉強したので! 妹に読ませてみた!!




サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、色んな世界に干渉する力を持つ女神が
勇者の血を引く男性に催眠を交えた気持ちいいお願いをします。

催眠は準備をしてから異世界に移動する様子を描きながらリラックスと深化を行い
エッチはあちらにいる姫とイチャイチャする様子を彼女視点で描くなど
ストーリー性を重視しながら催眠の心地よさと快感が味わえるように進めます。
異世界を救う貴重な精液
女神に催眠をかけられシャルロットとエッチするお話。

「これから オナニーをするのですよね? そこで相談なのですが その精子 世界を救うために使ってくれませんか?」
女神は上品で穏やかな声の女性。
主人公に突然話しかけて精子が欲しいことを告げると
その理由を説明してから異世界へ連れて行きます。

本作品は勇者がエッチな手段で異世界を救う様子を疑似体験することを目的に
彼女がおよそ70分に渡って催眠をかけたり甘いエッチをします。
この異世界は今から1000年ほど前にある男性が偶然降り立ち
色んな冒険を経て偉業を成し遂げ平和にしました。
しかし現在は彼の血を受け継ぐ者が減ってしまい不安定な状況になってます。

そこでその英雄に近い血が流れてる彼を再び異世界へ召喚し
冒険ではなく子作りに励んで立て直すのが大まかなストーリーです。
女神はそれを手助けする役を担当し、あちらにいる姫のシャルロットがエッチの相手をします。

ストーリー性のある作品なので催眠はそれを忠実に反映させたものになってます。
彼が現実世界から異世界へ移動する様子を技術と暗示で表現します。
それに対してエッチはシャルロットの心情描写を交えてちゅぱ音や喘ぎ声を漏らす同人音声っぽい作りです。
技術力があるサークルさんなので催眠には入れると思いますけど
エッチの内容が独特でやや癖のある作品と見てます。
リラックス重視の堅実な催眠
催眠はおよそ26分間。
横になってまずは7分くらい深呼吸を続けます。
そして全身を下から上へ流す感じに脱力します。
目は途中で閉じる指示が出ますが最初から閉じても大丈夫です。

「青々とした森が 吐いてー 豊かにどこまでも広がっているので 吸ってー この世界より 吐いてー 空気が美味しいと感じるかもしれません」
深呼吸は「吸ってー」「吐いてー」の合図を出しながら
これから旅立つ異世界の様子を大まかに説明します。
脱力は足先から始まって太もも、肩、首、頭といくつかのパーツに分けて
「力が抜ける」と暗示を小まめに入れます。
そして異世界の魔法陣から発した光がこちらに届くイメージをして両世界の繋がりを作ります。

王道の技法を作品の設定に合わせてアレンジしながら進めるので個性と安定感があります。
深呼吸と脱力だけで15分くらいかけるリラックス重視の誘導です。

「全身が下へ下へと落ちていく 力が抜ける速さに比例するように 確実に落ちていく」
お次は現実世界から異世界へ移動します。
女神によると異世界は現実から見ると下の位置にあるそうです。
だから下へ降りる様子を実況しながら「落ちる」と言ってスムーズに深化させます。
ここもカウントと暗示を組み合わせて誘導する王道のアプローチです。

序盤から中盤はリラックス、終盤は深化をする堅実な催眠です。
聴き手を女神が言う異世界へ連れて行くことを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法、カウントを交えた深化、そして沈黙法と
古典催眠の技術に作品固有のイメージや設定を盛り込んで親和性を上げます。

時間が十分あってリードも丁寧だからかなり入りやすかったです。
深呼吸や脱力を重視してるので催眠初心者でも心地よさを実感しやすいと思います。
声と演技も催眠音声の出演歴が豊富な琴音有波さんが担当されてて安心して聴けます。
姫に種付けする甘いエッチ
エッチシーンは3パート23分間。
プレイは感度強化、乳首責め、SEX(騎乗位)、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

シャルロット「では勇者様 快適に その…射精していただくために おまじないをしますね」
シャルロットは女神とほぼ同じ声の女性。
異世界に降り立った主人公を嬉しそうに迎えると
彼にエッチな気分が高まる魔法をかけようとします。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の「03 異世界(約6分)」は種付けに向けて心身の感度を上げるパート。
シャルロットの魔法が効かなかったので代わりに女神が暗示を入れます。

女神「ほら 快感が流れてくる 気持ちよさが流れてくる 温かいエネルギーが流れてくる」
女神は彼を異世界へ連れて行くところまでを担当するので
エッチに直接参加することはありません。
しかし2人のエッチを成功させるために多少のお手伝いをします。
カウントの後に「快感が流れてくる」と言うシンプルな内容です。

本格的なエッチが始まるのはその次から。
「04 騎乗位(約10分)」は乳首責め、乳首舐め、騎乗位SEX
「05 フェラチオ(約7分)」はフェラで1回ずつ射精します。

シャルロット「勇者様のおちんちん 中に入って あぁ きつい きついです」
この2パートは女神が一切しゃべらずシャルロットとひたすらイチャイチャします。
プレイの実況や心情描写をしながら口を使うプレイはちゅぱ音を
SEXの時はエロ可愛い喘ぎ声を漏らして興奮を煽ります。

一般的な催眠音声のように気持ちよくなる暗示を入れることはあまりありません。
「気持ちいい」を連呼するシーンが一応ありますけど
それは彼女の感覚を漏らしてるだけで彼に働きかけてるのとは少し違います。
催眠者はあくまで女神だからシャルロットは普通のセリフにしてるのかもしれません。

シャルロット「これが 勇者様の精子なのですね お腹の中に 熱いのが広がっていきます」
射精時もカウントを数えながら喘ぎ声を漏らし
事後は彼女が感想を述べる同人音声に近い表現方法です。
追い込み暗示は特に入れてこないのでノーハンド射精はきついかなぁと。
射精表現があるのにセルフ指示がないことも含めて、首を捻る部分がいくつかありました。

このように、催眠の技術よりも純粋なエロ要素で興奮させるエッチが繰り広げられてます。
催眠は良いのだが
異世界勇者の気分を味わわせながらエッチするノーマル向けの作品です。

女神は不安定になってる異世界を救うために
それができる血を持つ主人公に催眠をかけてあちらへ連れて行きます。
そして到着後は姫のシャルロットに交代してSEXとフェラをします。

女神の案内で異世界に降り立ち種付けエッチするシチュ
リラックスをしっかりやってからイメージを交えて落とす手堅い催眠
暗示はあまり入れずちゅぱ音や喘ぎ声で盛り上げるエッチ。
催眠とエッチの方向性が大きく異なる作品に仕上がってます。

中でも催眠はテーマの異世界召喚との絡め方が上手ですし
技術面もしっかりしてて心地よさを強めに味わえます。
催眠音声研究所さんが新作を出すのはおよそ4年ぶりになりますが
そのブランクを感じさせない出来栄えですごく良かったです。

それに対してエッチは射精、ドライどちらの絶頂形式にも対応できてないのが気になりました。
射精するならしごいたほうがいいし、ドライなら暗示で追い込むのが妥当です。
聴き手を気持ちよくする道筋がはっきりしてないと消化不良になるので
このタイトルなら普通にセルフ系で組み立ててれば上手くいったと思います。

射精シーンは2回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:琴音有波さん
総時間 1:11:36

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【催眠音声】最近、好きって言われてる?

サークル「催眠音声研究所」さんの無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかな女の子が
「好き」をテーマにした癒しの催眠で心と体を幸せにします。

「好き」とリラックスできる技法を組み合わせたあまあまな催眠が行われており
序盤は会話の中に「好き」を多めに盛り込んでストレートに心を潤す
中盤は敢えて言わない時間を設け、催眠を十分に深めてから終盤で再びたっぷり言うといった具合に
「好き」を言う時と言わない時をある程度分けて感覚の違いを分かりやすく教えます。
疲れた心を癒す魔法の言葉
女の子に催眠をかけられ心身をリフレッシュするお話。

「あれ? 君もしかしてちょっと元気がない?」
女の子は可愛くて穏やかな声の女の子。
主人公の表情が冴えないので声をかけると
本作品のテーマにあたる「好き」の効果を教えます。

本作品は仕事や生活に追われて心が疲れてる人を元気づけることを目的に
彼女がおよそ20分に渡って健全な癒しの催眠をかけます。
総時間が短いことを踏まえて余計な部分は極力取り除き
音声開始から2分後には早速催眠誘導を始めます。

「これから君の頭の中を 私の好きでいっぱいにしてあげる」
最大の特徴は至るところで「好き」と言うこと。
会話の中に意識して多く盛り込んで純粋に癒したり
リラックスや深化させるためのトリガーとして使います。

主人公と彼女が付き合ってる描写は特にないですけど
これだけはっきり愛情を注いでくるのだからきっと親しい間柄なのでしょう。
至近距離から囁くシーンもあったりと、心と体の距離を縮めて一体感を出します。

「好き」を言う時と言わない時のメリハリをつけてるのもポイント。
催眠に入る前と後で言われた時の感覚がどう違うかわかりやすくしてます。
どんなに良い言葉でも繰り返し言われたら感動が薄れてしまいますし
「好き」の価値を維持する意味でも効果的な演出だと思います。
技術と愛情で癒す催眠
催眠はほぼ全編にあたる18分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは女の子の言葉に耳を傾けます。

「君の頭の中は 私の好きっていう言葉を聞くたびに どんどん考えるのを止めていく 考えるのを止めて 頭の中がぼーっとしてくる」
そして彼女は早速「好き」を積極的に言って主人公を幸せにします。
催眠音声なので心身がリラックスする暗示と組み合わせることが多いです。
気のせいかもしれませんが「好き」だけをやや強調しながら言ってるように感じました。
そうやって聴き手の心に印象づけて、深化後に言う「好き」のパワーを大きくします。

またお話が終わった後は4分くらいかけてゆっくり深呼吸します。
吸う、吐く両方をゆっくりやる指示を出してから
実際に呼吸音を漏らしてわかりやすくリードします。
心地よさを感じたり体が重くなる暗示を入れるなど、最初から最後まで癒し一色で進めます。

ある程度リラックスできた後は催眠状態をさらに深めます。
カウントを数えながらその都度追い込み暗示を入れるシンプルなもので
ここは敢えて「好き」を言わないようにして軽く焦らします。

「ふわふわー ふわふわーっと とても気持ちがいい そして あの言葉が聞きたくて仕方がない」
もちろんただ言わなくなるだけじゃなくて
彼が言って欲しいと思うようになるアプローチもかけます。
意地悪してるのではなく「好き」を聴いた時の感動を高める演出だと思います。
技術力があるサークルさんなだけあって、ここでは全身が軽く落下する感覚が味わえました。

そして終盤の4分間は再度「好き」をたっぷり言います。
ストレートに繰り返す、他の言葉と組み合わせる、暗示と絡めるなど
色んなやり方を用意して単調にならないよう工夫してました。

このへんまで来るとそれなりの深さの催眠に入ってるでしょうから
「好き」と言われた時の感覚が音声の序盤とは多少違うと思います。
心に適度に刺さって残ると言いますか、ジーンとする感覚が湧いてきました。
体も多少ぽかぽかしてて幸福感に包まれてるのを実感できます。

このように、ふたつの状況で「好き」を投げかけるテーマに沿った催眠が繰り広げられてます。
心の栄養を補充できる作品
寝る前の空いた時間を使って気軽に聴ける質の高い作品です。

女の子は最近元気がない主人公を立ち直らせようと
まずは「好き」を多めに言いながらリラックスする暗示を入れて心身を落ち着けます。
そして深化を挟んでから序盤よりも多く「好き」と言って体の芯からぽかぽかにします。

可愛くて愛情深い女の子が「好き」をテーマにした催眠をかけるノーマル向けのシチュ
「好き」を言う時と言わない時をはっきり分けてその効果を実感させる親切なアプローチ
古典催眠の技術をベースにリラックス重視で進める洗練された催眠。
個性をしっかり出したうえでちゃんと効果も出るように作品を組み立ててます。

まとまった時間が取れない人でも聴けるように切り詰めてるのが良いですね。
疲れてる人が60分の催眠音声を聴くのはなかなか大変でしょうから
そういう状態でも無理なく手を出せる軽さにしてます。
本作品の場合、時間の短さは弱点ではなく長所になってると思います。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:こりすさん
総時間 20:33

視聴はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=oj3njA03DeQ



サークル「トランスイノベーション」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第53回目は大人の色気漂うお姉さんが
オナホを使った催眠で普段よりも気持ちいい射精をプレゼントします。

オナホを彼女のおまんこに見立ててオナニーするのが特徴で
催眠をかけた後に指でゆっくりいじらせながら喘ぎ声を漏らして雰囲気を出し
オナニー開始後は少しずつ回数とペースを上げて無理のない射精へ追い込みます。
オナホオナニーをより盛り上げるスパイス
お姉さんに催眠をかけられオナホオナニーするお話。

「準備はできましたか? はい それでは仰向けになってください」
お姉さんはトーンの低い落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項や準備物を簡単に説明すると
これから行う催眠に関するちょっとしたお話をします。

本作品は普段よりも気持ちいいオナホオナニーを体験させることを目的に
彼女が50分程度を使って短めの催眠をかけたり風変わりなエッチを指示します。
シナリオ担当に数多くの名作を生み出されてる催眠音声研究所さんを迎え
1回の射精に向けて心身をバランスよく責めます。

「オナホの中は ローションで潤っていて とろとろになってますね 私のおまんこも 同じようにとろとろになっています」
最大の魅力はもちろんオナホ。
オナホを彼女のおまんこに見立て、手マンやSEXのイメージを絡めて進めます。
しごくのに合わせて彼女が熱っぽい吐息や喘ぎ声を漏らしますし
エッチの終盤に入るとオナホを固定したまま腰を突き上げて責める雰囲気を出します。

催眠を使って多少焦らす演出があるものの、属性はほぼノーマルで本当に誰でも聴けます。
喘ぎ声を多めに漏らす催眠音声自体が少ないですし
実際に聴いてみると思ってたよりもエロく感じるでしょう。
イメージで代用するのも一応可能ですが、オナホとローションを用意したほうがずっと気持ちよくなれます。

催眠は2パート16分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸や脱力で心身をリラックスさせます。

「あなたは深呼吸すると とてもリラックスできます」
「手のひらの力がすーっと抜けていきます 腕の力もすーっと抜けていきます」

時間が短いので作品固有の要素は特に絡めず
深呼吸は合図を出しながら「リラックスする」
脱力は全身を細かくパーツ分けしてその都度「力が抜ける」と多めに暗示を入れます。

お姉さんの落ち着いた声と間を長めに取ったしゃべり方も相まって
脱力シーンでは全身が軽く沈む感覚がしました。
技術力のある方がシナリオを担当されてるだけあって両パートともリードが丁寧です。

「どんどん沈む 深いふかーところへ落ちていきます」
2番目の深化パートはカウントを数えながらそれを促す暗示を入れ
最後にエッチで暴発しないためのおまじないをかけます。
時間が3分と非常に短いことから初心者よりも中上級者向けかなと。
私は落ちる感覚がしましたけど、催眠慣れしてない人もそうなるかと言われれば首を捻ります。

エッチに集中できる環境づくりに専念したコンパクトな催眠です。
聴き手をリラックスさせつつ射精を最後まで我慢できるようにするのを目的に
深呼吸→分割弛緩法→カウントを交えた深化→エッチに関する暗示と
古典催眠の技術をベースにひとつずつこなします。

私はもう10分くらい長くして入念にやったほうがいいと思うのですが
セルフ系のエッチだからわざと軽めにしたのかもしれません。
脱力を入念に行うので体の重さは実感しやすいです。
オナホを通じてお姉さんとひとつに
エッチシーンは27分間。
プレイはオナホをいじる(疑似手マン)、オナホオナニー(疑似SEX)、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
音声の序盤で服を脱ぐ指示が出ます。

「ほら どんどんあなたの体温が オナホへ流れていきます まるで本当のおまんこみたいだよね」
主人公を深い催眠状態へと導いたお姉さんは
オナホオナニーをする前に手でそれを温めさせながら
本物のおまんこだと思えるように働きかけます。

エッチは彼女と体を接触させずにオナホで気持ちよくなります。
最初の10分間はオナニーに向けた準備。
オナホを人肌まで温めてから指を挿入し中の感触を味わいます。

「すごくいい すごくいいわよ もっと動かして」
そしてここからはオナホをいじるのに合わせて彼女が喘ぐようになります。
指示や実況は中央やや左、吐息や喘ぎ声は中央やや右と位置をずらし
熱っぽい吐息と彼女らしい色気のある声を上げて心を盛り上げます。

エッチの冒頭で目を開ける指示が出るのですが
私は閉じたまま聴いたほうが彼女とエッチしてる気分に浸りやすいと思います。
オナホオナニーくらいなら見なくても問題なくできますからね。

オナホに挿入するのはその後から。
最初は亀頭のみ、次は全部入れたまま動かさないと少しずつ前進し
さらに彼女が定めた回数だけしごいてゆっくり射精を目指します。
そして最後の射精シーンだけは長めのカウントを数えてる間、自由なやり方でオナニーします。

「ほら おっぱいを触っていると おちんちんの感度がどんどん上がっていきます」
「腰だけを使って おちんちんを突き上げてください」

焦らし気味のプレイだからでしょうけど、ここからは乳首も一緒にいじる指示が出ます。
オナホも自分に合ったものを使えば手よりずっと気持ちよくなれるでしょう。
オナホオナニー、乳首オナニー、喘ぎ声を組み合わせてペースの緩さを補ってます。

実際にやってみた感想ですが、序盤の時点では体が熱くなる程度だったのが
オナホオナニーが始まったあたりから快感が一気に強くなって気持ちよかったです。
オナホは男を射精させるための道具なので挿入した時の快感が手よりも大きいですし
催眠に入ってる状況や彼女の喘ぎ声も集中力や興奮を高めるのに役立ってます。
このペースなら余程の早漏でもない限り途中で暴発することはないでしょう。

このように、イメージとエッチな声を盛り込みオナホオナニーを応援する疑似SEX風のエッチが繰り広げられてます。
実用性重視の作品
時間、内容いずれも催眠よりエッチに力を入れてる作品です。

お姉さんは主人公により気持ちいいオナホオナニーを体験させようと
まずは催眠を通じて心身をリラックスさせてエッチに集中できる状況を作り
その後は自分がSEXの相手になってオナニーを丁寧にリードします。

色っぽいお姉さんが催眠でオナホオナニーを応援するノーマル向けのシチュ
エッチにできるだけ長い時間を割くために必要最低限のことだけやるシンプルな催眠
熱い吐息や喘ぎ声を多めに漏らしながら疑似手マンやSEXをするイメージを絡めたエッチ。
おまんこをかたどったオナホの特徴をストレートに活用した作品に仕上がってます。

「あっ あっ すごい」
中でもエッチは催眠音声では珍しく喘ぎ声を積極的に盛り込んでてエロいです。
彼女も気持ちいい時は素直に乱れてくれて優しさを感じました。
オナホオナニーをする時点で体への刺激は十分得られますから
催眠暗示と組み合わせて主に心を責めることを意識してます。

射精シーンは1回。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

ある程度催眠に慣れてる人なら普通におすすめします。

CV:渋谷ひめさん
総時間 52:20

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
52分で1430円と割高なので-1してあります。

2020年1月28日まで30%OFFの1001円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。

裏筋入力

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかなお姉さんが
「裏筋」をテーマにしたエッチな催眠をかけて2種類の絶頂を味わわせます。

複数の性感帯に微弱な刺激を送り続けて徐々に追い込むのが特徴で
催眠の序盤から裏筋を指先でいじり始め、さらに前立腺→乳首といじる部位を増やし
それらをリンクさせて絶頂できるパワーを作ります。
裏筋をひたすらいじって絶頂へ
裏筋オナニーしながらお姉さんに催眠をかけられるお話。

「私はあなたを縛ります 縛るといっても 縄や鎖で縛るのではありません」
お姉さんは清楚で穏やかな声の女性。
自己紹介などの前置きは省略し、これから何をするか主人公に教えると
普段どんなオナニーをしてるか尋ね、その様子を軽く実況します。

本作品はおちんちんの中でも一際敏感な裏筋をいじってイクことを目的に
彼女が70分くらいの時間をほぼ半々に分けて催眠をかけたり独特なエッチをします。
所謂セルフ系の作品なのですが通常のオナニーみたいに竿をしごくシーンは一切なく
最初から最後まで指先だけで刺激し続けて少しずつ性感を蓄積させます。

性感帯を直接いじるので気持ちいいのは間違いありません。
でもこれ単体では絶頂できないあたりのもどかしい快感です。
それを踏まえてオナニーの時間を53分も用意し、絶頂できる状態までゆっくり持っていきます。

途中から他の部位もいじるようになりますから
最初は物足りなかったとしてもだんだん気持ちいいと実感できるようになるでしょう。
焦らしよりもスローオナニーと呼んだほうが妥当なプレイです。

催眠は2パート29分間。
楽な姿勢で目を開けたまま、まずは人差し指の先端をじっと眺めます。

「じーーっと 指先を見ていると なんだか目が 疲れてきますね」
「これからする裏筋オナニーはここだけを使いますよ」と教えつつ
瞼の重さを感じさせてリラックスできるようにします。
催眠音声ではお馴染みの凝視法を作品固有の要素と組み合わせてます。

目を瞑った後はおちんちんを取り出して早速裏筋オナニーを開始し
それと並行して彼女が深呼吸の合図を出したり体の各部位を丁寧に脱力します。

「内側の 太ももから 力がすーっと抜けていきます 力が抜けて気持ちいい」
深呼吸は「吸ってー」「吐いてー」の掛け声とセリフを分離して吐いた直後に暗示を入れ
脱力は下半身から上半身に向けてパーツごとに「力が抜ける」と入念に入れます。
1年10ヶ月ぶりの新作なので最近始めた方はご存じないかもしれませんが
催眠音声研究所さんは催眠の技術力が非常に高いサークルさんです。

琴音有波さんの熟練した演技も相まって体がどんどん重くなるのを感じました。
それでいて裏筋オナニーを無理なく続けられるのは腕の脱力をわざと省略してるからです。
この後のシーンでも細かな気配りを見せてスムーズに入りやすく、気持ちよくなりやすくしてくれます。

次のパートは深化とエッチに役立つ暗示を入れるシーン。
お馴染みのカウントを数えながら「落ちる」と言って催眠状態を段階的に深め
さらに途中で射精しないための保険をかけてからおちんちんの快感を前立腺に伝播させます。

「おちんちんに溜まった 快感が前立腺に流れてくる」
乳首を開発してる人ならわかると思うのですが
おちんちんだけをしごき続けるよりも、乳首と同時に責めたほうがずっと気持ちよくなれます。
それと同じ要領で本作品は後になるほど刺激する場所を増やします。
弱めの刺激を合わせることで絶頂できるパワーを作るわけです。

裏筋オナニーをやりながら丁寧に落とす風変わりな催眠です。
裏筋を中心とした体の感度を上げつつ前立腺に意識を向けさせることを目的に
軽い凝視法から入って深呼吸、腕以外の脱力、カウントによる深化、そして暗示と
ひとつひとつを堅実に行い、かつ裏筋もいじらせ続けてそれが当たり前な環境を作ります。

催眠をかけるだけの時とはやや勝手が違うからでしょうけど
全体的に暗示の量を多めにしてより多くの人が入りやすいようにしてます。
裏筋は軽く添えて腕ではなく指先だけを動かす感じにするのがいいと思います。
心と体を同時に攻撃
エッチシーンは2パート29分間。
プレイは裏筋オナニー、乳首オナニー、カウントによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「えーっと 裏筋の快感と 前立腺の快感と おっぱいの快感で 3倍だね」
催眠を使って快感だけに没頭できる状態にしたお姉さんは
もう片方の指を使って乳首をいじる指示を出しさらに気持ちよくします。

エッチは彼女と直接触れずにオナニーを続けます。
最初の「5エロパート」は連続ドライ絶頂をするメインパート(約25分)。
乳首をしばらくいじってから水の中にボールが沈んでるのをイメージし
そこに入った空気が水面に浮かび上がるのに合わせて何度も何度も絶頂します。

「水面に達した瞬間 快感が弾ける 脳の中に 快感が広がる」
催眠特有の快感を味わってほしいからでしょうけど
本作品のエッチは淫語やちゅぱ音といった直接的なエロ要素がほとんどありません。
使用するイメージもエロさを感じるものをわざと避けてます。

つまり雰囲気があまりエロくないわけですけど
裏筋や乳首をいじり続けるので体は結構気持ちいいです。
体は普通に気持ちよくして、心を変わった手段で盛り上げることを心がけてます。

プレイの流れは短いカウントに合わせて数回絶頂指示を出し
少し休憩してから再度同じことをするのを3セット繰り返します。
内容が独特だから徐々に慣れさせようとしてこういうふうにしたのかもしれません。
ただやってる事はカウントを数えつつイメージを絡めた追い込み暗示を入れるだけなので
有料作品として聴くにはやや単調かなぁという印象を受けました。

新規のサークルさんなら別にこれでいいと思います。
でも催眠音声研究所さんのように実力がある方ならもうひと工夫が欲しいです。
私が聴いた時は最後のシーンでのみドライを迎えることができました。

次の「6ウェット」は射精パート(約4分)。
ドライだけでは物足りない人向けに長めのカウントを数えてタイミングを取ります。
ちなみにここは選択式で射精せずに終わるルートもあります。

今までと同じく裏筋オナニーを続けますから、事前に多少オナ禁しておいたほうがいいでしょうね。
実際に射精できるかどうかは人それぞれだと思います。

このように、セルフ主体でありながらドライ重視という変わったエッチが繰り広げられてます。
じっくり高める作品
体への刺激が弱いハンデを上手に補ってる作品です。

お姉さんは男性が普段やってるオナニーとは別タイプの快感を味わわせようと
おちんちんでいじる部位を裏筋に限定し、催眠の序盤から早速始めて快感を少しずつ蓄えます
そして催眠の終盤で前立腺、エッチの序盤で乳首と段階的に範囲を広げて無理なく追い込みます。

穏やかなお姉さんが裏筋をテーマにしたオナニーをさせる珍しいシチュ
裏筋オナニーと同時にそれを妨げないよう誘導する巧みな催眠
フェラやSEXといったよくあるエロを取り除き、イメージとオナニーを組み合わせてイかせるエッチ。
やることにわざと制限を設け、それをどう解消するかに着目したサービスを行います。

中でも催眠はオナニーしながらというのが斬新ですし
やり方も色々練られていてあっさり入ることができました。
通常のオナニーだと快感が勝って深化の妨げになりそうですけど
裏筋だけならそこまで強烈でもないですし、ある程度慣れてる人なら入れると思います。

エッチは同じことを繰り返す流れをどう捉えるかで評価が分かれそうです。
私はイマイチと判断しましたが、やりやすさを優先してこうなったと考えることもできます。
セルフ系ですけどどちらかと言えばドライのほうが迎えやすいかなと。

絶頂シーンはドライ3回以上(連続絶頂)、ウェット1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
特殊なセルフ作品を好む人には特におすすめします。

CV:琴音有波(旧名:紅月ことね)さん
総時間 1:08:25

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

WAVE

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第45回目は声も態度も穏やかなお姉さんが
WAVE(波)にまつわるエッチな催眠をかけます。

本編の大部分で波の音を流しながらサービスするのが特徴で
催眠中は心地よさや浮遊感を与える、エッチは射精を食い止めると異なる役割を持たせ
そこに海のイメージや爽やかな暗示を組み込み夏らしさを出してます。
ちゅぱ音を多めに鳴らしながら2種類の絶頂へ導くエッチも魅力です。

視聴前に枕の上にハンカチかタオルを敷いておくとより楽しめるそうです。
波の音に癒やされて
お姉さんが浜辺で催眠をかけてから舐めまくるお話。

「これから あなたは 不思議な体験をします」
お姉さんは穏やかで整った声の女性。
音声を聴く際の注意事項や準備を手短に説明すると
早速物語の舞台となる海をイメージさせます。

本作品は人間以外のものになりきって気持ちよくなることを目的に
彼女が70分程度に渡って催眠をかけたり独特なエッチをします。
物語の舞台が架空の世界なことを踏まえて全編を通じてイメージを重視し
催眠パートは海、エッチは風船やアイスクリームを使って癒しと快感を与えます。

「波の音が はっきりと聞こえる あなたは 波の音を聞いていると とても とても リラックスすることができます」
タイトルにもなってる波も非常に大きな要素です。
催眠の途中からエッチの最後まで流れ続け
ある時はリラックスや深化、またある時は射精のストッパーと重要な役割を果たします。
波の音、川の流れる音、雨音といった自然に根付いた環境音は人間なら誰でも癒しを感じますから
これを聴き続けてるだけでも眠くなったり心地よくなるでしょう。

催眠はおよそ32分間。
仰向けになって南の島の情景や自分が初めて海に行った時のことをイメージし
それから海へ続く道をのんびり歩いていきます。
お姉さんは目を開けたままでいいと言ってますが、途中で明確な閉眼の指示がないことから
催眠音声を聴き始めたばかりの人は最初から閉じておいたほうがいいでしょう。

「色とりどりの魚が 気持ちよさそうに サンゴの周りを泳ぎまわって ビーチには ビキニを着た美女が さんさんと降り注ぐ太陽を 気持ちよさそうに浴びています」
夏の海へ実際に行ったことがない人もテレビなどでその景色を見たことがあると思います。
できるだけイメージしやすいように海の様子はもちろん
そこにいる人や生き物の様子も描いて臨場感を出します。

聴いた感じですと本作品のイメージは視覚を重視してます。
青い空、白い海、輝く太陽といった目に見えるものを中心に据えたアプローチです。
これが聴覚だと波の音やカモメの鳴き声、嗅覚だと潮風の香りや焼きそばの匂いとかになります。

「勾配はなだらかで (丘を)上るのが楽しくなってきます 緩やかな傾斜は 青い空へと続いてます」
海へ向かうシーンは一本道をたどりながら丘を超え
それらの中に「なだらか」「緩やか」など安らぎを与える言葉を盛り込みリラックスさせます。
本作品はストーリー形式の催眠をかけるので
深呼吸して、脱力するみたいな明確な区切りをつけず流れるように誘導します。
実際に聴いてみるとあまり催眠っぽく感じないのではないでしょうか。

波の音が登場するのは催眠開始からおよそ8分後。
「ざぶーん」という穏やかな水音がバックでリズミカルに流れ続けます。

「波の音が聞こえてくると あなたの意識は 落ちていきます」
そして彼女は音に意識を向けさせながらさらに力が抜けたり深化する暗示を入れます。
波の音を聞いてるだけでもホッとしたり眠くなるでしょうから
彼女の声に合わせて浮遊感や落下感を味わう人が結構いると思います。
私の場合はエレベーターでゆっくり下りていく時のように全身が落ちるのを感じました。
少し後には日差しを起点に温かさを与えるなど、浜辺にいる感覚を聴き手視点で忠実に表現します。

そして最後はエッチに向けた準備として自分の体を風船に変え
彼女に息を吹きかけてもらい心地良い感覚を味わいます。

「回転が始まると あなたの体から 黒い煙が滲み出てくる」
ここでは回転する暗示を入れるのに合わせて声や波の音が左右へスライドするのが面白いですね。
自分の体がくるくる回ってる様子をわかりやすく表現します。
寝たままなのに頭の中がクラクラする感覚があって面白かったです。
同時に体の中にある悪いものを吐き出させるなど、心を軽くする配慮もされててスッキリします。

海に移動しお姉さんと浜辺で佇む様子に技術を絡めた高度な催眠です。
聴き手を紙風船へ変えることを目的に、序盤は海の一般的なイメージとそこへ向かう様子
中盤は波の音を通じて癒したり深化させる、終盤は回転による心の浄化&風船化と
夏らしさを感じるイメージを駆使して少しずつ確実に落とします。

特に波の音はこれだけで深呼吸や脱力の役割を果たせてますし
暗示と組み合わせてより気持ちよくするなど重要な役割を果たします。
イメージも自然に関するものが中心なのでそれほど難しくありません。
イメージに苦手意識を持ってないなら催眠音声初心者でも割と楽しめると思います。
人間以外の存在になりきって
エッチシーンは34分間。
プレイはカウントによる絶頂、アイスクリームになって全身を舐められる、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありませんが射精表現はあります。

「綺麗になったね 次は 気持ちよくなろうか」
催眠を使って主人公を風船のような心と体に変えたお姉さんは
引き続き息を吹きかけてからカウントを数えて軽く絶頂させます。

エッチは終始彼女に弄ばれます。
前半の16分間は催眠音声ならではのプレイ。
開始から2分後に早速カウントを数えてドライオーガズムへ追い込み
それから彼の全身をアイスクリームに変えて舐めまくります。

「舌が触れたところが 熱を持つ 舌から体温が伝わり 冷たい体を犯していく」
風船を吹く、アイスを舐めるいずれもエッチな事とはまったく関係ありません。
それを踏まえて感度が上がる暗示を小まめに挟んで気持ちよくします。
ドライはエッチ開始直後なのですんなり絶頂できるかどうか微妙なところですけど
それ以降の舐められるシーンは体が何度もビクビクして気持ちよかったです。

また催眠音声では珍しくちゅぱ音の量が多いです。
アイスを舐める時はちゅぱちゅぱとついばむ感じの音が鳴り
後半から始まるフェラはそれよりもエロさを上げてイきやすくしてます。
前半があまりエロくないからこそ、後半を聴いたら余計エロく感じるでしょう。
両者の方向性を大きく変えてメリハリのあるエッチに仕上げてます。

後半は一転してストレートなエロを追求したプレイ。
彼の体をアイスクリームからおちんちんに変え
さらにちゅぱ音を二重三重に増やして射精できるパワーを与えます。

「波の音が聞こえてるでしょ? この音が聞こえている限り どこまでも快感が膨れ上がっていく」
そしてここでは波の音が大事な役割を果たします。
前半よりも暗示の量を減らしちゅぱ音に専念するスタイルを取ってるので
波の音を使って射精を制御し、タイミングを教える変わった試みがされてます。

またここでのフェラは聴き手の全身がおちんちんになったことを想定し
ちゅぱ音が左右中央へ小まめに移動します。
前半が物足りなく感じた人も考えを改めていただけるのではないでしょうか。
おちんちんに触れる指示が一切ないのに股間が何度も痙攣してました。

作中ではノーハンド射精の描写がされてるので
ドライを経験済みの方はそちらを目指し、そうでない人は普通にオナニーしたほうが満足できるでしょう。
確かに結構エロいですけど刺激を与えずに射精まで持っていくのは難しいですから。
ドライにするか、セルフからのウェットにするか自由に選んだほうが楽しめると私は思います。

このように、人間以外の存在になって絶頂する独特なエッチが繰り広げられてます。
爽やかな作品
夏にまつわる素材を上手に組み合わせた爽快感のある作品です。

お姉さんは主人公を海にいる気分に浸らせながら絶頂させようと
まずは催眠を通じて海のイメージを固めつつ心身の悪いものを取り除きます。
そしてエッチは人間以外のものやおちんちんに全身を変えて異なる快感を与えます。

穏やかなお姉さんと海へ行き気持ちよくなる夏を意識したシチュ
波の音と海のイメージを組み合わせて徐々に落とす高品質な催眠
人間以外のものに変えてから息を吹きかけたり舐めまくる変わったエッチ。
一般的な催眠音声よりも柔らかさと独創性を強く持たせたサービスが楽しめます。

中でも2番目はタイトルの「WAVE」に名前負けしないよう波の音を60分程度盛り込み
催眠とエッチで異なる効果を持たせてお話をスムーズに進めます。
波の音があると海にいる気分がぐっと出ますし純粋に癒しも得られます。
エッチもちゅぱ音と組み合わせてあったりと、本作品を語るうえで欠かせない要素です。

「咥えたままで れろれろされるのは気持ちいい?」
エッチは人間同士でするものとの違いを結構出してますけど
アイスクリームを舐める時も上のようにフェラっぽいセリフを言ってくれます。
淫語や喘ぎ声が出てこないだけでやってる事はフェラとそれほど変わりません。
だからエロさをそれほど心配する必要はないんじゃないかと思います。
引き続き暗示を丁寧に入れてくれるおかげでかなり気持ちよくなれました。

ただ実際に絶頂するのは2回目のシーンになるでしょうね。
1回目はほんとの序盤に仕掛けてくるのでドライ慣れしてる人じゃないと厳しいです。
その一方で2回目は30分くらいじっくり責めてくれてイキやすくなってます。

絶頂シーンは2回。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:11:08

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

エルフと深い森

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、日頃から色んなものを見たがってる好奇心旺盛な男の子が
村の近くにある森でエルフの女性と遭遇しエッチな尋問を受けます。

森の中を探検し彼女と出会うまでの様子に技術を絡めた物語形式の催眠
特定の言葉を起点に体の動きや快感をコントロールするエッチなど
聴き手が彼になりきって楽しむことを第一に考えた風変わりなサービスが楽しめます。
森に住む怖い生き物に
お姉さんに催眠をかけられエルフとエッチするお話。

「これからするのは 昔話ではありません」
お姉さんは柔らかく落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の環境や注意点を簡単に説明すると
色んなものに興味を抱く男の子に関するお話を始めます。

本作品は大人たちに行ってはいけないと言われたにも関わらず
好奇心を満たそうと近くにある森へ出かけた男の子が体験した出来事を彼の立場で楽しみます。
ファンタジー世界が舞台ということで催眠っぽさをある程度ぼかし、物語を進める容量で催眠とエッチを行います。

「何をきかれてもすべて 「何も知らない」と答えなければならない」
大人たちによるとこの森には怖いオオカミがいて立ち入ったら食べられてしまうそうです。
そしてもし迷い込んだ場合はすべてのことに「何も知らない」と答えるおまじないを教えてくれました。
作中では聴き手自身もこれを頭の中で呟く指示が出されており
お姉さんやエルフがそれを活用したアプローチで心を突き崩してくれます。

催眠者の言うことを素直に受け入れるのが普通な催眠音声で敢えて反対のことをさせるわけです。
エッチシーンは復唱の回数が特に多いですから
繰り返せば繰り返すほど軽く混乱したような感覚を抱くでしょう。

催眠はおよそ26分間。
事前に6分程度かけてストーリーやキーワードに関する説明をした後
仰向けに横になって目を瞑りお姉さんが言うイメージを頭の中で思い浮かべます。

「視線を少し下に向けると ゆっくりと流れる 雲の下に 広大な森が広がってることに気がつきます」
「しばらく歩いていると 木の密度が増えてきたことに気がつくかもしれません そして 森独特のひんやりとした空気が あなたを包み込んでいることに気がつきます」
気持ちよく晴れた青い空、そこに浮かぶ白い雲、目の前に広がる広大な緑。
男の子とできるだけ同じ視点でこの物語を楽しめるように
彼女は視覚、触覚、嗅覚に働きかける言葉を投げかけながらお話を続けます。
そしてその中に「ゆっくり」「落ち着く」といったリラックス系の暗示を違和感なく組み込んで癒しも与えます。

「これから催眠を始めます」みたいな尤もらしいことを彼女が特に言わないので
実際に聴いてみるとあまり催眠に思えないかもしれません。
ですが許容暗示、散りばめ、喚起といった現代催眠系のテクニックを効果的に使ってるので間違いなく催眠です。
またセリフに「男の子は」を敢えて省き聴き手が自分の事として捉えやすくしています。
自然に関するイメージばかりで聴いてると心がスッキリします。

森の中をしばらく歩き、目の前にある坂を上って休憩した後
男の子は近くに漂う甘い匂いに気づきそれを目指して歩き始めます。

「この匂いを嗅いでいると とても気持ちがいい そして頭がぼーっとしてきます」
具体的に何の匂いかはぼかし聴き手の自由にイメージさせながら
それによって生まれる心地よさを上手に伝えて催眠をさらに深めます。
このあたりまでくるとイメージ力がある程度高まってるでしょうから
お姉さんの言葉につられてほんのり匂ってくる人もいると思います。

エルフが登場するのは催眠開始からおよそ17分後。
匂いにつられてやって来た男の子にいくつか質問して敵かどうかを見定めます。
声質はお姉さんとほぼ同じで口調がやや砕けてる女性です。

エルフ「なぜ森に入ったの? 目的は何?」
そしてここから最初に定めた「何も知らない」を復唱することになります。
エルフたちにはとある掟があり、このキーワードも当然それに含まれてます。
催眠の総仕上げということでしっかり落としてくれますから
意識が多少ぼやける程度だった人もここで催眠状態が深まる感覚を味わうでしょう。

物語を進めるのと並行して誘導する独特な催眠です。
男の子とできるだけ同じ視点で作品の世界へ案内することを目的に
背景やキーワードに関する説明をしてから森を進むイメージを中心にまずはリラックスさせ
甘い匂いやエルフとの会話を通じて催眠状態を徐々に深めます。

テーマとの親和性を重視した作りになってるおかげでセリフに違和感がなく
後になるほどお姉さんが言った情景が頭の中に自然と浮かぶようになってきます。
エルフ以外は現実世界の森とほぼ一緒ですからイメージも簡単です。
キーワードは後半に軽く登場させる程度にして、まずは没入感を与えることに力を入れてます。
イメージが苦手でなければ比較的入りやすい催眠と私は見ています。
最初は意地悪、でもその後は…
本編のエッチシーンは2パート24分間。
プレイはストリップ、オナニー、パンツ鑑賞、オナニーの見せ合いです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
序盤に服を脱ぐ指示が出ますが事前に脱いでおいてもいいそうです。

「これは質問じゃないけど あなた 気持ちいいこと好きでしょ?」
男の子のこれまでの反応を見てさらなるお仕置きが必要と判断したエルフは
引き続き質問しつつエッチな命令を出して彼の心と体をコントロールします。

エッチは痛めつけるのを嫌う彼女が快楽で屈服を促します。
最初の「エロパート」はエッチのメインにあたるパート(約20分)。
ストリップ→第二性感帯の愛撫→おちんちんを握る→しごく、と後になるほどよりハードなプレイを指示します。
ここからはお姉さんに代わって彼女がメインの語り手を務めます。

「あなたがこれから 「何も知らない」と答えるたびに おちんちんの快感はどんどん大きくなっていくから」
彼女はあくまで尋問のためにエッチするので、プレイ中もごく簡単な質問を時々して彼の反応を観察します。
そして彼がどう答えるか知ってるからこそ「何も知らない」そのものに上のような暗示を入れます。
エッチとはまったく関係ない言葉を通じて感度を上げるところが面白いですね。
催眠パートよりも復唱の回数が明らかに多く、頭の中を揺さぶられながら気持ちよくなれます。

第二性感帯の愛撫についてはいじる部位を具体的に指定せず
背中、二の腕、足の付根、恥骨など彼女が言った中から聴き手が自由に選んでいじります。
乳首も入ってますから開発してる人なら本格的なオナニーを始める前でもある程度気持ちよくなれるでしょう。
手の動きを制御する暗示も時々入れてきますし、催眠に入ってる状況を活かしたプレイをします。

おちんちんオナニーが始まるのはエッチ開始からおよそ12分後。
初めはしごくペースや強さを完全に任せて引き続き質問と暗示に専念してたのが
しばらくすると彼の痴態に感化されたのか次第にエッチな姿を見せるようになります。

「おっぱい触りたいんなら 触ってもいいんだよ」
自ら前かがみになっておっぱいの谷間を見せつけたり、スカートをめくってパンツを見せたり
さらには自分も一緒になってオナニーを始めるなど
意地悪に振る舞ってたこれまでとは違い彼にオカズを提供しようと頑張ります。

オナニーを見せ合うシーンは喘ぎ声もそれなりに流れますから今までよりも興奮できるし抜きやすいです。
続く「エロパート2」では風の精霊も登場し二人のオナニーを応援してくれます。
キーワードも復唱しますがシチュに比べれば脇役かなと。

このように、尋問のつもりがなんだんかんだで一緒に楽しむ和やかなエッチが繰り広げられてます。
物語要素の強い作品
ファンタジーの世界に降り立った気分に浸りながら気持ちよくなれる作品です。

お姉さんは男の子が近くの森で体験した出来事を聴き手にもできるだけリアルに味わわせようと
催眠っぽさをある程度ぼかした催眠をかけてまずは物語の世界に引き込み
それからちょっぴり意地悪な描写を交えたセルフプレイでもてなします。

お話の中に技術を違和感なく潜り込ませてイメージ力と心地よさを膨らませる催眠
前半は彼が大人たちに教わったおまじないを使って心身をコントロールし
後半はオナニーする姿をお互いに眺めながら一緒の絶頂を目指すエッチ。
没入感や一体感を大事にしたソフトM向けのサービスが楽しめます。

最も印象に残ったのはやはり「何も知らない」の使い方です。
催眠者の言葉に敢えて抵抗させ、さらにその状況を逆手に取ってエッチを有利に進めます。
エルフの質問を無視し続けることになるので心に多少の負担がかかると思います。
最後をオナニーの見せ合いにしたのはそのまま射精させても気持ちよくなれないと判断したからでしょう。
オナニーの時間が14分近くありますし、1~2日溜めておけば射精は十分可能です。

射精シーンは1回。
淫語と喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

イメージ重視だったりイレギュラーな要素を含んでることからやや人を選ぶと判断し
今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけはエロパート2の別バージョンです。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:09:02(本編…1:04:43 おまけ…4:19)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

わりと親切な催眠音声 手コキ支援編

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第17回目は声も態度もあまあまなお姉さんが
催眠の技術を絡めた丁寧なエッチで普段よりも良質な射精へと導きます。

1回の射精に向けて心身を徐々に盛り上げていく親切なリードや
オナニーしやすいように両腕の力だけを残したまま深化させる催眠など
セルフ系のプレイとオナサポを組み合わせた大衆的かつ実用度の高いエッチが楽しめます。

音声を聴く際は箱ティッシュとゴミ袋を予めご用意ください。
いつもとは一味違うオナニーを
お姉さんに催眠をかけられオナニーするお話。

「さぁ オナニーの時間ですよ」
お姉さんは甘く温かい声の女性。
音声を聴く際の注意事項や準備物を説明すると
主人公が気持ちよくオナニーできるように優しくリードします。

本作品は催眠状態に浸りながら気持ちいい射精を迎えることを目的に
前半は脱力特化の催眠、後半は指示と暗示を組み合わせた焦らし重視のエッチとスタイルを切り替えながら
最後の射精に向けて心身を万全の状態へと持っていきます。
オナサポ要素をそれなりに含んでますがM性は一切ないためノーマルな人でも安心して聴けます。

「箱のティッシュペーパーを 取り出しやすいように 枕元にセットしましょうね」
そして最中は彼女が本当に隅から隅まで親切にリードします。
例えば一番最初の注意事項を説明するパートでは心構えや環境はもちろん
エッチで使用する2つのアイテムを置く場所まで教えます。
サービス開始後も聴き手のことを第一に考えたセリフが多く、大事にされてる気分がしてとても癒されます。

男性ならおちんちんをしごけば誰でもそのうち射精するでしょうが
それまでにかけた時間や与えた刺激の質、そして精神面の充実度によって得られる快感は大きく変わります。
その点を見据えて彼女は終始穏やかな態度で優しく接しながら焦らずじっくりプレイを進めます。
リードが親切なのに加えて雰囲気が良いから気持ちよく射精できるわけです。

催眠はおよそ28分間。
これからするオナニーのコンセプトやルールを教わり1分ほど実際にやってから
目を閉じて自分が広い部屋の中にいるのをイメージします。

「少し 邪魔になるかもしれませんので 空間を広げます」
オナニーをする際に狭い場所だとやりずらいし何より窮屈に感じます。
だから彼女はイメージを通じて思う存分オナニーできる場を擬似的に提供します。
最初に軽くオナニーさせるのも催眠をかけた前後で快感がどう変わるかを味わってもらいたいからです。
こんな風に体だけでなく心のケアもしてくれるのでとてもやりやすいです。

お次はオナニーに不要な体の力みを取り除きつつ頭の中を空っぽにします。
最初は足先や足首、脹脛、膝、太ももなど下半身を中心に
その後はお尻、腰、お腹、頭をじっくり時間をかけて脱力し深い催眠状態へと入ります。

「指先や 足先から すーっと 力が 抜けていく感じでしょうか? それとも 全体から 滲み出るようにじわーっと 宙に流れていくイメージですか?」
「爪先から 力が抜けていく 足首の関節が だらーんとして力が入らない」

ここでも彼女は持ち前の親切さを存分に発揮します。
催眠に不慣れな人でもついてこれるように脱力のイメージを事前にわかりやすく教え
開始後も「力が抜ける」「力が入らない」といった暗示を何度も丁寧に入れて感覚をしっかり伝えます。

お姉さん役が数々の催眠音声に出演されてる紅月ことねさんなだけあって
暗示の内容に適した話し方と脱力に専念できる間の取り方がされてます。
セリフを細かく区切りゆっくりやってくれるおかげで後になるほど体の重さを顕著に感じました。

「オナニーをするためには 自分で腕を動かす必要がありますよね? だから 腕には力を残さないといけないよね?」
「なんだか腕が温かく感じます 腕だけはあなたが自由に動かすことができます」

脱力中に両腕だけは力を残しておくのが実に良いですね。
これからするのはオナニーですから腕が動かなかったら何もできません。
そこで今まで抜いてきた力を腕に集めてあげます。
目的をしっかり見据えて催眠を施すのも本作品が持つ親切さのひとつです。

オナニーを心置きなくできる環境作りに専念したシンプルで気配りに満ちた催眠です。
一定以上の催眠状態に入り、腕以外の部分を脱力することを目的に
簡単なイメージを挟んでから体の下から上へと脱力感を少しずつ広げます。
そしてオナニーに使う腕と手だけは自由に動かせるようにします。

音声の開始時点から彼女が親身に接してくれるおかげで無意識的な信頼関係を築きやすく
その結果脱力シーンで多くの人が体の重さや浮遊感を体験するでしょう。
でも腕だけは普段通りなので感覚の違いがわかりやすいです。
自分が催眠に入ってることを自覚しやすい点でも初心者向けと言えます。
適度に焦らして性感を蓄積
エッチシーンは2パート31分30秒。
プレイはオナニー、乳首オナニー、お掃除フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「手を 動かしてください 私が じーっと 見ててあげる」
催眠をかけて主人公がオナニーに没頭できる環境を整えたお姉さんは
いきなりしごかせずまずはおちんちん全体を優しく揉ませて少しずつ気持ちよくします。

エッチは彼女の言う通りに手を動かして性感帯をいじります。
最初のパートは本作品のメインとなるオナニーを楽しむシーン(約27分)。
手のひらで揉むところから始まり、もう片方の手で乳首をいじる、竿を握ってゆっくりしごくなど
後になるほどより大きな快感が得られるプレイを提供して無理なく射精に導きます。

「ほーら 右手をぐーる ぐーる おちんちんが気持ちよくなる」
「乳首をいじってると おちんちんが 敏感になってくるよね」

彼女の親切さはエッチに入ってもまったく衰えません。
「しーこ しーこ」「ぐーる ぐーる」などの言葉でオナニーのペースやいじり方を指示しつつ
感覚支配の暗示を入れて普段以上に気持ちよくしてあげます。

簡単に言えば指示と暗示を組み合わせたオナサポですね。
どこをどういじればいいか細かく教えてくれるおかげで頭を空っぽにしたままオナニーできます。
そして最後の瞬間に最高の射精を迎えられるように催眠の技術も活用します。
この絶妙なバランス感覚が充実したオナニーや射精に大きく貢献しています。

その長所が最も際立つのがパート後半。
竿を握ってしごくスタンダードなオナニーにカウントを絡めて感度を強化したり
わざと一旦ストップさせて焦らす変化に富んだリードをします。

人によっては少し意地悪に感じるでしょうが、これも彼女なりの優しさの現れです。
普段のオナニーだとなかなか我慢できないので、わざと一回溜めて射精時の爆発力を上げたかったのでしょう。
私も実際にやってみたところとても気持ちいい快感が味わえました。
我慢に見合ったご褒美がもらえるのですから十分に親切と言えます。

「今日だけ 特別ですよ?」
もうひとつのパートは射精後にするお掃除フェラ。
性欲が収まりきらない彼の様子を見て特別にお口でご奉仕してあげます。
前のパートとは打って変わって数種類のちゅぱ音を鳴らすほぼ同人音声と同じ作りです。
絶頂シーンもありませんしオマケに近いプレイですね。

このように、最終目的に向かってじっくり導く取り組みやすいプレイが繰り広げられてます。
良質なセルフ系作品
「わりと親切」ではなく「極めて親切」な作品です。

包容力に溢れた優しいお姉さんが手取り足取りリードしながら射精を応援します。
催眠状態を深めつつ腕に力を集める催眠、その状況を活かした繊細で穏やかなエッチ。
彼女のキャラにぴったりな甘く温かい催眠オナニーが味わえます。

「まーだ シコシコしたら ダメだよ?」
全編に渡って彼女が聴き手のことを考えて言葉をかけてくれるおかげで
催眠、エッチいずれも良い気分に浸って聴くことができます。
主人公の意に沿わないことをする際も表現をできるだけ柔らかくして受け入れやすくしています。

聴き手目線の細かな配慮と言葉選び。
このふたつが本作品の親切さを根本から支えてます。
射精による純粋な快感はもちろん、女性に優しくしてもらう癒しも得られるでしょう。

催眠は気分よくオナニーできることだけを考えた質の高いものです。
分割弛緩は催眠音声だとよく見かける技術ですが、これだけで深化までやり遂げるケースは割とレアです。
体の下から上へ脱力が広がっていく不思議で心地いい感覚が味わえました。

エッチは同人音声側で人気のオナサポに催眠の技術を組み込みアレンジしてます。
一般的なセルフプレイとは進め方やアプローチの方向性が違って個性的ですし
しっかり溜めてから放出させる流れも気持ちいい射精を迎えるのに適してます。
催眠初心者から熟練者まで誰でも楽しめるのも大きな魅力です。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

発売から6年以上が経った今でも十分通用する実用性重視の作品です。
改めて聴いた結果、前回から1点プラスさせていただくことにしました。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:07:47

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

LIMIT100

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清らかな声を持つ優しいお姉さんが
丁寧な催眠とカウントを使ったエッチで気持ちいい射精をプレゼントします。

ふたつのルールに従ってカウントを上下させるオナサポ要素の強いエッチが特徴で
おちんちんをいじる時間をできるだけ長く用意し、暴発しないよう適度に休憩を挟みながら
シコシコボイスでペースを指示したり射精を我慢できる暗示を入れて心身両面を限界まで温めます。
催眠を使ってより気持ちいい射精を
お姉さんの声に合わせてオナニーするお話。

「催眠の世界へようこそ」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声に関する注意事項を簡単に説明すると
自分の声に耳を傾けるよう呼びかけてから催眠をかけ始めます。

本作品は普段よりワンランク上の射精を味わってもらうことを目的に
総時間をほぼ均等に分けて催眠とエッチを行います。
女体化やドライオーガズムなど催眠音声ならではのプレイは特に登場しませんが
その代わり催眠の世界にどっぷり浸りながら気持ちいい射精を味わえます。

そう言える最大の要因はエッチのスタイルにあります。
作中で行うプレイをオナニーに絞り込み、予め用意したルールに沿ってじっくり行います。
「おちんちんをいじる時間が28分近くある」と言えばその濃さがなんとなくわかっていただけるはずです。

暗示を使って体の動きや快感を隅から隅までコントロールするのではなく
同人音声におけるオナサポボイスのように様々な指示を与えてその通りにオナニーさせます。
そしてエッチをよりスムーズに進めたり完遂しやすくするために催眠の技術を用います。

人によってはエッチが催眠っぽくないと感じるかもしれません。
ですが数々の名作を生み出されてきたサークルさんなだけあって技術の行使はとても上手です。
具体的には適切なタイミングで丁度いい分量の暗示を入れてくれます。

事前の準備にあたる催眠もレベルが高く、意識がドロドロに溶けていく感覚が比較的味わいやすいです。
最初から言ってしまうとセルフ系ではかなりおすすめできる作品です。
少しずつ確実に深めていく催眠
催眠は2パート31分30秒間。
仰向けに横になり、最初は目を開け天井の一点を見つめながらお姉さんの声に耳を傾けます。

「じーっと 見ていると 目印にしたものが ぼやけてきたり あるいは 霞んでいることに 気がつくかもしれません」
「どんどん目が疲れてくる 疲れてくる 疲れてくる もう 目を開けていられないほどに」

彼女が意識のぼやけや瞼の重さを感じさせる暗示を入念に入れてくれるおかげで
開始から4分程度の短い間にそれらをはっきり自覚できます。
お姉さん役を務める紅月ことねさんの声と演技もそれを大いに助けてます。
一回閉じた後にまた開けて閉じる指示が出ますから、再度閉じた時に気持ちいい感覚が湧いてくるでしょう。

「もし 途中で 目が疲れてきたら いつでも 目を閉じていいですよ」
また彼女は催眠音声初心者でも無理なくついていけるようにと
催眠やエッチの至るところでこちらを気遣うセリフを投げかけます。
聴き手の力を借りて誘導するシーンも一部あったりと、お互いが協力してそれぞれを進めようとします。
オナサポ系の作品ですがM性は極めて低いです。

意識を軽くぼんやりさせた後は体をさらにリラックスさせます。
左足、右足、腰、背中、お腹、胸など全身をパーツごとに細かく分け
そのすべてで力が抜けたり気持ちよくなる暗示を丁寧に入れます。

「右腕の力は 自分で動かそうと思ったら 動くくらいだけ力を残してください」
ここではオナニーに使う手だけあまり脱力させないのがいいですね。
本作品の脱力は結構強力ですから、入念にやってしまうとオナニーをうまくできない可能性があります。
こんな風に先々を見据えて彼女は催眠状態を深めます。

ちなみに製品版には右腕と左腕の2パターンが用意されてます。
ですが両者を聴き比べたところいずれも右腕の力だけを残してました。
左腕のバージョンは後日差し替えられるかもしれません。

続く深化パートは短いカウントに合わせて一旦目を開け、続くカウントで閉じるのを数回繰り返します。

「沈む 沈む どんどん沈んでいく とてもとてもリラックスしている」
ここまでくるとかなりリラックスしてるでしょうから、目を開けるのが多少辛く感じるかもしれません。
でもカウントに合わせて目を閉じた瞬間、ズーンと一気に落ちるような感覚が味わえます。
彼女もそのタイミングに的確な暗示を入れてサポートします。
これまで育ててきた感覚をそのまま強化する堅実な深化と言えます。

エッチの土台作りだけを見据えたシンプルかつハイレベルな催眠です。
お姉さんの言うことを素直に受け入れられる心を育てることを目的に
導入パートは凝視法と分割弛緩法、深化は揺さぶりと王道の技術を的確に使用します。
そしてこれらの最中にリラックスや深化を促す暗示を上手に入れます。

技術の使い方、間の取り方、暗示の内容と入れるタイミング、演技のすべてがしっかりしていて
比較的早い段階から意識のぼやけや体の重さを感じます。
そして終盤にはまさに「落ちる」と言うのがピッタリな感覚が味わえます。
こちらを気遣うセリフも手伝って催眠にとても入りやすいです。
2種類のカウントに操られながら
エッチシーンは28分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「準備ができたので シコシコ 始めましょうね」
催眠を使って主人公の心と体を従順にしたお姉さんは
これからするプレイに必要不可欠なふたつのルールを教えます。

エッチは終始彼女の言う通りにオナニーします。
今回行うプレイのルールは至って簡単。
ひとつは彼女がカウントを増やしてる間はおちんちんをしごくこと。
もうひとつは逆に数が減ってる最中はオナニーを止めることです。
そしてタイトル通り100カウントを迎えた瞬間に射精します。

これだけを見るとすごくシンプルに思えるのではないでしょうか。
しかし彼女はより気持ちいい状態で射精できるように途中から様々な仕掛けを用意します。
ちなみにオナニーは竿コキ、亀頭いじり、玉揉みなどおちんちんをいじりさえすれば何でもいいそうです。

最初の8分間は練習を兼ねてマイルドなオナニーを楽しむシーン。
ルールに従いカウントをゆっくり増やしながら場を盛り上げる暗示を入れます。

「数が大きくなると 気持ちがよくなってきます」
「限界 リミットは100です 100までいくと 必ず射精してしまいます」

合間にちょこちょこ言ってくる程度ですから最初のうちはそれほど実感できないと思います。
ですが中盤以降、射精を我慢するのが難しくなってきたあたりにその効果がわかります。
彼女は暗示でこちらのすべてを縛るのではなく、ルールを踏み外さないための保険として技術を用います。

「やっぱり シコシコボイス あったほうがいいわね」
大きな変化が訪れるのはその後から。
オナサポ作品ではお馴染みのシコシコボイスが登場し、カウントと同時に流れ始めます。
そしてシーンに応じてペースや間が目まぐるしく変化します。

催眠音声でシコシコボイスをここまで言う作品は初めて聴きました。
カウントを減らす時は鳴り止むのでオナニーをする/しないのタイミングがわかりやすく
頭を空っぽにしたままオナニーとその快感に没頭できます。
オナニーをコントロールする本来の役割に加えて、直感的にルールを守れるようにもしてるわけです。

「ぎゅーっ ぎゅーっと圧縮すると 快感の密度が上がっていく」
彼女が責めるのは体だけではありません。
休憩時間にあたるカウントを減らすシーンではその合間に感度が高まるセリフを投げかけます。
本作品のエッチは彼女が脱ぐことはもちろん、淫語や言葉責めもほとんどありません。
だからこそ催眠を使って気持ちを盛り上げようとします。
分量だけを見ると催眠の要素は少なめなのですが、使い方は本当に的確です。

そうやって我慢に我慢を重ねた後にようやく射精の許可が出ます。
これまで説明してきた様々な要素がうまく噛み合ってたからか
腰が軽く抜けるレベルの強烈な射精感を味わうことができました。
事前の準備や進め方がしっかりしてますし、オナサポに不慣れな方でもついていきやすいと思います。

このように、様々な指示と暗示で気持ちよくする変わったオナサポが繰り広げられています。
シンプルかつ個性的な作品
催眠の感覚を味わいながら気持ちよく射精できる作品です。

お姉さんは最後の最後に迎える射精の瞬間を充実した気分で味わってもらえるように
前半はリラックスや脱力に特化した堅実な催眠を施し
準備が整ったところでいくつかのルールに沿ったオナサポをします。

催眠音声では珍しいシコシコボイスを積極的に取り入れる一方で
暗示を使ってタイトルの100カウントまで射精しないよう制御するなど
オナサポをベースに置きつつ要所要所で催眠を用います。

一見すると普通のオナサポボイスっぽいのですが、実際は催眠音声じゃないとできないことをやってます。
エッチにおける催眠の扱いの上手さがとても印象的でした。
その土台となる催眠パートも技術の高さを随所で感じます。
このところ催眠音声はドライが優勢ですし、セルフ好きならかなり楽しめると思います。

エッチはオナニーだけをとことん追及していて面白いです。
純粋にしごく時間が長いこと、合間の休憩で気持ちを盛り上げてくれること
シコシコボイスのペースが頻繁に切り替わりおちんちんに様々な快感が得られることなど
オナニーを存分に楽しみ、気持ちいいフィニッシュを迎えることに注力してます。
催眠にうまく入れなかったとしても割と抜けるプレイです。

射精シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

オナサポと催眠を上手く融合させた実用性重視の作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:08:57

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ふぁんたんとチュチュしたい。 ver2.00 「悪魔と姉妹」

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第6回目は悪魔と催眠を使った契約を交わした後
可愛い声の姉妹が左右に寄り添いながら体中にたっぷりキスをします。

「チュチュしたい」の名の通り彼女たちがちゅぱ音をたっぷり鳴らしてくれるのが特徴で
催眠パートではキスマークをつけながら悪魔が暗示を入れ
エッチでは唇、乳首、おちんちんなど感じる部分を2人が同時に舐めてくれます。
悪魔とのエッチな契約
悪魔に催眠をかけられ彼女や姉妹とエッチするお話。

「ねぇ 聞こえてるんでしょ? ねぇ ねーえ」
悪魔は甘く可愛い声の女の子。
これからオナニーを始めようとしていた主人公に声をかけると
彼がもっと気持ちよくなれるようにとある取引を持ちかけます。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
最初は彼女との契約を兼ねた催眠誘導を行い
その後は彼の「小さい女の子に愛されたい」欲求に沿って可愛い姉妹とエッチする姉妹ENDと
姉妹とエッチした後に追加で悪魔ともエッチするふぁんたんENDに分岐します。

姉妹とのエッチだけを楽しみたい方は姉妹ENDを
徹底的に絞られたいM気質な方はふぁんたんENDを選ぶといいでしょう。
姉妹とのエッチはどちらも一緒で、絶頂後にそのまま覚醒するか次のパートに移行するかだけ違います。
そしてふぁんたんENDの場合は悪魔が催眠を解除します。

全体を通じて言える特徴はちゅぱ音のボリュームが多いこと。
催眠パートの中盤あたりから悪魔がちゅぱ音を鳴らし始め
エッチに入るとほとんどのシーンで鳴るほどにボリュームが増えます。

特に姉妹パートは2人が同時に相手してくれるおかげで
左右から別々のちゅぱ音が鳴る催眠音声ではあまり見かけないプレイも登場します。
サークルさんの無料作品「ふぁんたんとチュチュしたい。 Ver1.03」が好きな人ならきっと満足できるでしょう。
同じ名前を冠してますが両者の内容はまったく別です。

催眠はおよそ26分間。
2人が出会って契約を取り付けるまでに軽いやり取りをした後
軽く深呼吸をしてから目を瞑り、彼女が体のいくつかの部位にキスをします。

「唇が ぼんやりとした光に包まれていく 光に包まれた唇から 力がすーっと抜けていく」
唇、額、首筋、左右の乳首、お臍、太もも、つま先と
上から下に流す感じで彼女はその都度控えめなキス音を鳴らし
同時にキスされた部分の力が吸い取られていく暗示を入れます。
催眠の段階からちゅぱ音を鳴らすあたりがこの作品らしいですね。

技術についても進め方はオーソドックスですが
悪魔のぼんやりしたトーンの低い声が脱力感を強めてくれます。
「聴いてると自然に力が抜けてくる声」とでも言えばいいのでしょうか。
細かな部分がしっかりしているおかげで催眠にとても入りやすいです。

お次は催眠をより深めつつ姉妹とエッチする場を整えるシーン。
彼女の声に従って意識と体を一旦引き離し空中に浮かぶと
自宅から主人公の家に向かう姉妹の様子を観察し、再び元の体に戻ります。

「体が沈んでいく 意識は 浮かび上がる 体が重い どんどん 重くなっていく 意識が軽い どんどん軽くなっていく」
先ほどのシーンも含めて本作品の催眠は脱力に力を入れながら誘導します。
そのため心と体を分離するシーンでは2つの感覚を同時に味わう不思議な気分がするでしょう。
体はすごく重たいんだけど頭だけはぽわぽわとした軽い感覚がします。
相反する暗示を同時に入れているのも催眠にプラスに働いています。

「伸びたゴムが 縮むように引っ張られる 落ちていく 落ちていく どんどん 落ちていく」
最後の意識を体に戻すシーンでも
空中から戻る、つまり「落ちる」イメージを活用して上手に深化させています。
姉妹とのエッチを存分に楽しむには十分な深さの催眠に入っているのが望ましいです。
だからこそ、悪魔は作品の流れに沿う形で無理なくそうなるよう導いています。
落ちる感覚を実感する人が結構いるでしょうね。

催眠を深めながらエッチへの環境を整える巧みな催眠です。
聴き手の心を悪魔や姉妹の言葉に従えるようにし、作品の世界に浸りやすくするのを目的に
主に古典系の技術をテーマに合わせてアレンジしながら行使しています。

キスをしたり空から街を眺めるなど誰にでもイメージできる素材を使用し
その都度的確な暗示を言葉の意味に合った演技で適量入れています。
催眠音声を聴いてると途中で寝てしまう人が結構いると思うのですが
本作品はそうならないように暗示の分量を考えながら催眠を進めています。
この絶妙な匙加減が非常に印象的でした。

まとめると、催眠の感覚が味わいやすいハイレベルな催眠です。
左右からたっぷりちゅっちゅ
エッチシーンは2パート27分ほど。
プレイは姉妹によるキス/全身舐め/乳首舐め/フェラ、悪魔によるフェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありませんが射精表現はあります。

「おーい お兄ちゃん」
姉はぼんやりした穏やかな声の女の子。
「お兄ちゃん? 寝ちゃってるね」
妹は明るくて可愛い声の女の子。
家に戻ってもまだ寝ている主人公を起こそうと
声をかけたりほっぺたをぷにぷにする悪戯をします。

姉妹END、ふぁんたんEND共通となる姉妹とのエッチは
2人が交互に、あるいは同時にキスや体を舐めまくるちゅぱ音尽くしのプレイ。
彼女たちはどちらも主人公が大好きなのでちょっぴり張り合うこともありますが
基本的には片方が独占しないよう譲り合う形でたっぷり愛してくれます。
姉が右、妹が左に陣取って語りかけてくる双子に近いスタイルです。

姉「こうやって 深くキスしたら とっても気持ちいいのよ」
妹「なんかすごく柔らかい 肉が舌に絡みつくような感じがする」
本作品は催眠音声ですから聴き手が主人公になりきることも重要です。
それを踏まえて彼女たちはちゅっちゅしながらそれらの感覚を適度に暗示で伝えてくれます。
雰囲気がしっかりしているからプレイの様子もイメージしやすく
ちゅぱ音に全身を包まれてるような幸せな感覚が味わいやすいです。

彼女たちが舐める部位も大きなポイント。
唇、首筋、乳首、太ももと催眠パートで悪魔がキスマークをつけた所を重点的に責めます。
実際に聴いてみるとちょっぴりこそばゆい感覚がするでしょう。
舐め方も2人の年齢に合わせてペースや水分を抑えてあります。

そして絶頂シーンが近づくほどちゅぱ音の割合が多くなり
最後のカウントでイキやすい環境を整えてくれます。
初めて見た大人のおちんちんを一生懸命舐める姉妹の姿が健気で可愛く
リアルでは満たせないタイプの欲求を解消してくれます。
シチュや雰囲気作りに力を入れているほのぼのしたエッチです。

ふぁんたんENDでのみ登場する悪魔とのエッチは
およそ8分間フェラのみをしてくれるこちらもちゅぱ音まみれのプレイ。
催眠パートとは打って変わって大人っぽい口調になった彼女が
とある禁を犯した罰として彼の精を一滴残らず搾り取ります。

「精液垂れ流してだらしないおちんちんだねぇ でも 気持ち良さそうにビクビクしている」
姉妹パートのとは違い暗示と呼べるセリフを彼女がほとんど投げかけてこないため
言葉で感覚を操られる体験はしにくいのですが
ちゅぱ音の割合の高さと大人の女性らしいパワフルな責めっぷりが
純粋な性的興奮を呼び起こしてくれます。

これを聴きながらオナニーしたいと思う人がきっといるでしょうね。
明確な絶頂シーンがない点だけご注意ください。

このように、女性が生み出す音を中心としたエッチが繰り広げられています。
十分なエロさのある作品
全編を通じて流れ続けるちゅぱ音が魅力の作品です。

悪魔と姉妹は変わった性的嗜好を持つ主人公へのサービスとして
時には甘く、時には激しく彼の体の至るところを舐め尽くします。
催眠音声と言えば言葉=暗示でどう楽しませるかに力を入れている作品が多いだけに
こういうスタイルはかなり個性的と言えます。

そして彼女たちとのエッチを主観的に楽しめる場を構築するために
様々な催眠の技術を活用しています。
催眠パートは数々の名作を手がけられてるだけあって相当に優れてますし
エッチも聴き手を置いてけぼりにしないレベルで暗示を入れています。
土台がしっかりしているからこういうエッチも成立するのでしょう。

双子については「双子のいいなり」に代表される本家とは違い
エッチを充実させるために姉妹を登場させています。
作品の方向性が違うのでガチの双子系催眠を聴きたい人にはあまりおすすめしません。

絶頂回数は姉妹パートで1回のみ。
ちゅぱ音大量、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

催眠音声ではあまり使われない要素をとことん盛り込んでいる異色作です。
ちゅぱ音好き、年下に優しく責められるエッチが好きな人には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 姉妹END…51:29 ふぁんたんEND…1:03:41

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

催眠術を勉強したので! 妹に読ませてみた!!

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠に関するあらゆる勉強をしてきたお兄ちゃんが
妹に自作の台本を読ませ、エッチする様子を彼の視点で楽しみます。

「催眠術の台本を生で読んでもらったら?」をテーマに
事前に台本を読んでから音声を聴く変わったシステムが採られていたり
エッチではブルマを前面に押し出したプレイがされていたりと
男性が持つ欲求を発散させてくれる様々な工夫がされています。
妹に催眠の台本を読んでもらおう
妹に自作の催眠音声の台本を読んでもらうお話。

「男の夢…といえば何でしょうか?」
ことねさんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
作品のコンセプトや主人公の現在の状況を詳しく話し始めます。

本作品は聴き手が催眠をマスターしているお兄ちゃんになりきり
被暗示性の高い妹に催眠をかけてから自分が書いた催眠の台本を読ませ
その様子を聴いて催眠やエッチを楽しむ
、という変わった趣向を持っています。

といっても我々がやることはいつも通りベッドに寝て目を閉じ音声を聴くだけです。
作品に個性を持たせ、辻褄を合わせるためにこういった設定がされています。

催眠音声といえば登場する女性が術者な場合がほとんどですが
今回はこちらがすべてのシナリオを組み立てる役です。
だから当然のように催眠がどのように進んでいくかもわかっています。

その状況を聴き手にもしっかりと味わってもらえるように
本作品は同梱されている台本のテキストを予め読んでから聴くことになります。
台本がついている催眠音声は数あれど、音声を聴く前に読ませる作品はこれが初めてです。

こう書くとネタバレによる面白さの減衰を危惧する方もいるでしょう。
しかしこのテキストは催眠の導入と深化の部分に限定されていて
エッチでどういったプレイをするのかは一切わかりません。

また妹は被暗示性が高いものの催眠に詳しいわけではないことを考慮し
最中で使われている技法は極めてシンプルなもので統一されています。
驚愕法のように種がわかると効果が薄れるタイプのものは特に登場しません。

むしろ催眠の流れを事前に知っているおかげで心の準備がしやすく
催眠に安定して入ることができる人ならそれを読んだだけでも意識が多少ぼやけるでしょう。
催眠の感覚を予め喚起する予備催眠みたいな役割も狙っているように思えます。

催眠は2パート15分30秒ほど。
舞台をお兄ちゃんの部屋へと移し、お金に困っている妹が
彼にお小遣いをもらうために催眠の台本を読むところから始まります。
ちなみにこの時点で妹は既に催眠にかかっている設定です。

「右手から力が抜けていきます すーっと力が抜けていきます 力が抜けて とても気持ちがよくなってきます」
「ほら 抜けていく! どんどん抜けていく 止めようとしても止まらない 止める必要もない」

最初に登場するのは催眠音声では定番となっている分割弛緩法。
右手、左手、右足、左足と脱力する部位を分け
それぞれにカウントを数えながら脱力する暗示を丁寧に入れます。

催眠に入っているのがわかる彼女のとろんとした声と
「力が抜ける」を適度に重ねて入れる暗示のおかげか
割と早い段階から特に意識のぼやけが強く実感できました。
彼女が何をするかがわかっているから無意識が自然にそれに合わせてくれたのかもしれません。
技術の行使もしっかりしていてとても入りやすいです。

続く深化は彼女の独り言に耳を傾け、心地よい気分をさらに膨らませてから
2種類のカウントで半覚醒と催眠を往復し、より深い催眠状態へと入ります。
これも「揺さぶり」という催眠音声ではよく見かける技法です。

「お兄ちゃんが気持ちいいと 真由も気持ちいい お兄ちゃんが気持ちよくなると 真由も気持ちよくなる」
「お兄ちゃんの意識は完全にふかーぃ所へ沈んでいきました 完全にふかーぃ所へ沈んでしまったので どんな暗示でもかかることができます」

ここでも「気持ちいい」「深い」など深化に関係のある単語を意識的に多く盛り込み
意識の力をさらに弱め、暗示を受け入れやすい精神状態へと上手に導いてくれます。

終盤には台本に書かれていない演出も登場したりと
現在の設定を逆手に取って効果的に催眠を深めようともします。
意識が軽く飛ぶくらいの感覚はするのではないでしょうか。

事前に読んだ台本にほぼ沿って行われる珍しいスタイルの催眠です。
お兄ちゃんの頭の中を真っ白にすることを目的に
主に古典系の技法を順序立てて正確に施し、少しずつ確実に深めてくれます。

サークルさんの以前の作品に比べるとやや大人しい印象を受けるのですが
催眠をよく知らない妹が施すのを考えるとこれくらいシンプルなほうが妥当とも思えます。
妹がわざと下手に読んだりしませんし、催眠自体はしっかり入れます。
事前に台本を読んでいるのがすごく効いてますね。

まとめると、新しい要素を交えたシンプルかつ効果的な催眠です。
ブルマの魅力がたっぷり詰まったエッチ
エッチシーンはおよそ16分間。
プレイはブルマコキのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「お兄ちゃんが今日して欲しいのは ブルマでおちんちんをシコシコする ブルマコキでしょ?」
お兄ちゃんの用意した台本を読み彼を深い催眠に落とした妹は
彼が好きで好きでたまらないブルマを穿いていることを告げ
それを見せる代わりにズボンを脱いでおちんちんを見せて欲しいと言います。

エッチは彼女が穿いているブルマを見せ
目の前で脱いでみせた後に彼のおちんちんに被せてしごきます。
隅から隅までブルマ尽くしのプレイですから
多少人を選ぶものの、好きな人ならかなりハマれる魅力を秘めています。

「あぁ 太ももこんなに見えちゃってる これ以上上げたら 中まで見えちゃう…」
「昔はこのブルマを穿いて 体育の授業を受けてたんだよね? 考えられないよね セクハラだよね」

プレイの序盤は妹がスカートをたくし上げてブルマを見せるシーン。
物理的な接触を行わない極めてソフトなプレイではありますが
太ももが強調される独特の形状や、恥ずかしそうに振舞う彼女の可愛さが
エッチにとって重要な心の高ぶりを誘ってくれます。
純粋なエロさは控えめで、シチュをイメージして抜くタイプのエッチですね。

「お兄ちゃん知ってた? ブルマはね ナイロン100%なんだよ? だからすごくサラサラしてて 触り心地がいいの」
「ブルマでおちんちんを ぎゅーっと縛っちゃいます ぎゅーっ」

ブルマコキが始まってからも妹はブルマが持つすべすべの感触や
その特性を活かした責めでお兄ちゃんをリードします。

事前に何かを用意するようには書いてありませんが
何か滑らかな布をおちんちんに巻いてオナニーするほうが気分が出るかもしれません。
効果音は無いのでどれだけイメージできるかがカギになります。
フィニッシュは10カウントに合わせて1回行うオーソドックスなものです。

このように、ブルマの魅力を前面に押し出したエッチが繰り広げられています。
変わった催眠が楽しめる作品
どちらかというとエッチよりも催眠に光るものを感じる作品です。

催眠にかかりやすい妹がお兄ちゃんの欲望を満たすために
用意された台本を読んだりブルマでのエッチなサービスをしてあげます。
特に催眠は一般的にはタブーとされている事前のネタバレを敢えて行い
その上で催眠に入りやすくなるよう的確なリードをしています。

私が催眠に入りやすいからなのもあるのでしょうが
普段聴いてる作品以上にあっさり催眠に入ることができました。
具体的には催眠開始から5分後にはそれを強く実感できたほどです。
暗示の入れ方や重ね方がしっかりしているのが大きいです。
技法が大衆向けのものばかりですし、似たような感覚がする人は結構いるんじゃないでしょうか。

対するエッチはすべてにブルマを絡めている点や
シチュをイメージしやすい反面暗示が少なくなっているおかげで
ややとっつきにくい印象を受けました。
ブルマの質感や得られる快感をもっと綿密に伝えてくれていたらまた違ったのかもしれません。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

聴き手を催眠者に立たせて行う珍しい趣向の作品です。
エッチがブルマ一色なのでブルマ好きな人に最もおすすめします。

CV:紅月ことねさん
総時間 46:08

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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