同人音声の部屋

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   ● 雨恋~misty drop~
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   ● 麻呂催眠
   ● わか○と催眠


雨恋~misty drop~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、声も態度もとっても優しい彼氏が
雨の降る休日に癒しの催眠とちょっぴり変わったエッチをプレゼントします。

バックで流れる雨音を使って催眠状態を深めたり気持ちよくするのが特徴で
前者は雨ですべてを洗い流す、後者は媚薬に体を濡らされるとイメージを切り替えながら
擬声語を多めに盛り込んだ巧みな暗示でそうなるように少しずつリードします。
いくつかのシーンに複数のパターンがあり、聴き手が自由に選択できるのもポイントです。

今回は総時間が最も長くなる構成でのレビューをお送りします。
しとしとと降る雨の音を聞きながら
休日に彼氏とイチャイチャするお話。

「ねぇ 今日も雨降るみたい お出かけできないね 残念」
彼氏は穏やかで温かい声のお兄さん。
とある雨の休日、恋人にあたる主人公とベッドでのんびり話してると
彼女が興奮気味なのを見て呼吸を整えてあげます。

本作品は恋人と親しく過ごす様子を疑似体験してもらうことを目的に
彼が雨の日にちなんだ珍しいタイプの催眠を施し
その後で音を使った催眠音声ならではのプレイや恋人同士のスタンダードなプレイを楽しみます。
休日をまったり過ごすシチュということで、どちらかと言えばエロよりも癒しのほうを重視した内容です。

また深化~安眠・セルフ・絶頂・エピローグパートがいずれも2種類あるため
今回紹介する最長構成以外のパターンでサービスを楽しむこともできます。
催眠にかかりにくい人向けの追加パート、エッチを除外し癒しだけが得られる構成
終盤の絶頂シーンにおける挿入表現の有無など、一人でも多くの聴き手が満足できるように様々な配慮がされてます。

私は男性なのでエッチについては正直よくわかりませんが
催眠パートは聴いた感じだと初心者をとても意識していて入りやすいです。

それに最も大きく貢献してるのがバックで降り続ける雨。
催眠パートの大部分とエッチの前半で異なる雨音が鳴り、彼がそれに暗示を込めて癒しや性的興奮を与えます。
人間は雨の音、風の音、波の音といった自然がもたらす音に対して本能的に癒しを感じるように作られており
男性向けでもこれらを使用して癒す作品が結構多いです。

「しとしと しとしと あったかいお布団の中で 雨の音聞いてると 眠たくなってきちゃう」
そして彼も雨のイメージを崩さないよう「しとしと」「ふわふわ」といった擬声語を多めに交えた暗示を上手に入れます。
彼氏役のzeroさんは有料・無料問わず数多くの女性向け作品に出演されてる声優さんで
声質はもちろん、暗示の意味を的確に捉えた演技も本当に素晴らしいです。
私ですら「いい声だなぁ」と思うくらいですから女性なら尚更なのではないでしょうか。

心優しい男性が声と雨音で癒したり気持ちよくする。
物語の舞台を強く意識した安らげる作品です。
少しずつ深めていく取り組みやすい催眠
催眠は3パート30分30秒ほど。
仰向けに横になって軽く深呼吸してから目を瞑り、まずは彼氏と抱き合ってる様子をイメージします。

「ふわふわで 温かくて あぁ 髪 いい匂いするね くっついてると 気持ちいいね」
「胸の中も ほんわり温かくて 幸せ」

本作品はシチュ重視の催眠音声ですから、彼が作中で「これから催眠を始めます」みたいなことは一切言いません。
抱き合ってるイメージに会話調の暗示を絡めて安らぎや温もりを与えます。
エッチな描写もありませんし、純粋に物語の世界へ引きこむことを狙ったアプローチですね。

催眠開始からおよそ8分後、いよいよ作品のキーとなる雨音が鳴り始めます。
しとしとと降る静かで落ち着いた雨音が耳に心地よく、聞いてるだけで多くの人が癒しを感じるでしょう。

「心の中が すーってして 綺麗に洗い流されて 透明になってくる」
「世界が全部 しっとりと濡れて 水滴のひとつひとつが きらきら きらきら 輝いて見える とても美しい光景」

そして彼の言葉もその気分を大いに後押しします。
体に降り注いだ雨が悪いものをすべて洗い流していくイメージや
雨に濡れた大地と波紋を生み出す水面のイメージを通じて心身をリフレッシュさせます。

作品最初の重要シーンということでセリフの表現に一際こだわってるように映りました。
擬声語を必ず2回続けて言ってリズミカルに暗示を入れるのも実に良いです。
雨音の効果も相まってこのあたりから眠気や意識のぼやけを感じ始めるでしょう。

二番目の「導入追加」は催眠にかかりにくい人を対象にした追加のリラックスパート。
頭→首→肩→腕といったように全身を上から下にかけて流すように意識し
彼がその都度脱力する暗示を丁寧に入れて深化しやすい環境を整えます。

「頭 力が抜けて すーっと沈んでいく 気持ちいい」
部位ごとに「力が抜ける」「気持ちいい」と言うだけの至ってシンプルな分割弛緩ですが
演技が上手いし事後にリラックス具合を確認させてもくれるのでとてもやりやすいです。
被暗示性に自信のある人もとりあえず一回目は聴いてみることをおすすめします。

そうやって万全の準備を整えた後、いよいよ催眠状態をさらに深めます。
雨音は一旦止み頭の中を霧が包むイメージ、全身が浮かび上がるイメージで心地よさを膨らませ
最後にお馴染みのカウントを使って段階的に落とします。

「すーっと 浮かんでいく感覚 ふわふわ ふわふわ 漂うように 水にぽっかりと浮かんで たゆたうみたいに ゆーら ゆーら ゆーら ゆーら」
「すーっ すーっ 体の力は全部 体の外に 出て行ってしまう」

ここでも「すーっ」「ゆーらゆーら」などの柔らかい言葉で感覚を伝えるシーンが多く
これまでのリラックスを維持したまま催眠の世界に導いてくれます。
最後のカウントも初心者を意識して時間を長めに取ってますし
今まで催眠の感覚にピンとこなかった人でも不思議な感覚が少しは味わえるのではないでしょうか。
最初から最後まで聴き手のことを第一に考えた巧みなリードが光ります。

十分すぎるレベルのリラックスを与えてからサクッと落とすテーマ性のある催眠です。
聴き手を深い催眠状態へと誘導しつつ心身をリフレッシュすることを目的に
抱き合ってるイメージによる温感操作、雨音を使ったリラックスと心身の浄化
幸福感を与えつつカウント+追い込み暗示で確実に落とす深化など
彼氏のキャラや降り続ける雨に様々な技術を絡めて後になるほど催眠が深まるようにリードします。

技術や雨音による癒しに加えて言葉遣いがとても洗練されており受け入れやすく感じます。
しっとりした艶やかなセリフの数々と言えばいいのでしょうか、女性向けらしい繊細さがあって美しいです。
彼の紡ぐ言葉が雨の日のイメージとしっかり噛み合ってるのがこの催眠の最も素晴らしいところだと思います。
恥ずかしい姿を見られながら
エッチシーンは3パート29分間。
プレイは媚薬の雨に打たれるイメージ、耳舐め、乳首舐め、女性器の愛撫(超短時間)、オナニーの見せ合い、SEX(無しも選択可)です。

SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフは有りです。

「エッチな君も 可愛くて好きだよ」
催眠をかけて主人公を幸せな気分に包み込んだ彼氏は
彼女をもっと幸せにしようと別の雨音でエッチな気分を盛り上げます。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
一番最初の「深化~アダルトパート」でするのイメージを使ったドライオーガズム(約17分)。
「媚薬の雨」と呼ばれるやや激しい雨音が鳴り始め、彼がそれを聴くほど体が火照る暗示を入れます。

「指先でそっと触れてみると くちゅくちゅ とろみがあって 糸を引くように ぬめぬめしてる」
「熱い 熱い 感じるたびに いやらしい気持ちが溢れて 少しの刺激でも ビクビク ビクビク 快感に 感じてしまう」

現実世界で雨に打たれて性的に気持ちよくなる人はさすがにいないはずですから
彼もいやらしさを感じるように工夫して言葉を投げかけます。
最中にストレートな淫語をほとんど言わないのは催眠の技術でイかされる感覚を味わって欲しいからでしょう。
イメージ力をひたすら膨らませて快感へと変換する催眠音声らしいプレイです。

1回絶頂した後の2パートは打って変わって恋人同士のイチャラブプレイ。
耳舐めから始まり乳首舐め、股間の愛撫、オナニーの見せ合いと続き最後はSEXで〆ます。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにSEX無しで絶頂するルートもあります。

「見られてるって思うと いつもより感じちゃうね」
この中で珍しいプレイはオナニーの見せ合いでしょうか。
最初は彼女だけ、少し経つと彼も参加して一緒にオナニーを楽しみます。
そして見られてることを適度に意識させて羞恥を煽ります。

このように、まったくタイプの異なるプレイを組み合わせた甘いエッチが繰り広げられてます。
静かな癒し系作品
恋人が雨の日を二人きりで過ごす様子を忠実に描いた作品です。

優しい声と態度を持つ世話好きな彼氏が、愛する女性を喜ばせようと催眠を交えたご奉仕をします。
バックで流れる雨音を活用した珍しい誘導、それでいて要所は技術でしっかり決めてくる堅実さ
そしてエッチシーンにおける2種類のプレイ&絶頂など、雨の日と恋人らしさを両立させつつサービスを進めます。

「ぎゅーっ いいこいいこ こうしてずーっと 抱っこしててあげる」
SEXシーンで我慢しきれずに挿入してしまうシーンがあるものの
彼は基本的には彼女のことだけを考えて親身にお世話します。
癒すことにとにかく力を入れてるので、それ目当てで聴くのが一番楽しめるのではないかなと。

催眠はセリフ・演技・技術のすべてが良くて文句なしの内容です。
特徴である雨音を意識させつつ頼りきらずに暗示できっちり落とします。
この絶妙なバランス感覚があるからこそここまで癒されるし入りやすく感じるのでしょう。
ノーマル向けのシチュですし初心者から熟練者まで誰でも聴けます。

エッチはふたつの特徴が活きるようにプレイを組み立ててます。
絶頂シーンは全部で2回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

心を温めながら綺麗にしてくれる作品です。

CV:zeroさん
総時間 2:07:54(最長構成 1:12:12)


体験版はこちらにあります

HypnoTravel~アラビアンナイト~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、丁寧な言葉使いをする穏やかな声のお兄さんが
催眠の技術に使って異国へと招待し、複数の男性たちとエッチする快感を提供します。

アラビアンナイトの世界を舞台にした個性的な催眠とエッチが行われており
催眠パートでは体の重さや軽さ、心の安らぎや心地よさを
エッチは相手をする男性によって方向性の異なるプレイが楽しめます。
疲れた現実から離れ夢の世界に
夢前案内人に導かれてアラビアンナイトの世界に行くお話。

「こんばんは ご機嫌麗しゅう存じます」
夢前案内人は穏やかで落ち着いた声のお兄さん。
主人公の枕元に現れ、自分には夢を見せる能力があることを告げると
催眠を使って旅行をテーマにした変わった夢を見せてあげます。

本作品は今から2年以上前に発売された「HypnoTravel~海月の海~」の続編にあたり
アリババ、アラジンと魔法のランプなどで有名な千夜一夜物語に因んだ催眠を施された後
そこで行われているエッチな秘密の儀式に参加します。

HypnoLifeさんは女性向け・男性向けを問わずテーマに沿った催眠を組み立てるのがとても上手です。
今作でもアラビアンナイトからなんとなく連想されるイメージを使い
それらにシーンごとに異なる暗示を散りばめて少しずつ確実に催眠を深めてくれます。


技術的に優れてるのに加えて世界観がしっかりしてるので
後になるほど実際に自分が作品の世界にいる感覚に浸ることができます。
全体の流れから細かな描写に至るまですべてが考えられていてとても丁寧です。

催眠はおよそ37分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずはぼんやりとした光が全身を照らす様子をイメージします。

「光が触れたところは ぽわんとした温かさが広がり 心地よい 心地よく 力が抜けていく」
「光が触れて温かい 心地いい 腰の力が抜けて リラックスしてくる」

頭から始まり顔、首、肩、胸、お腹、腰と少しずつ下に移動させながら
彼は「温かい」「心地いい」といったリラックスにプラスに働く暗示をテンポよく投げかけます。
暗示自体もストレートに言葉で伝える、「ぽかぽか」などの擬声語を使う、他の部位から感覚を伝播させるなど
一人でも多くの人がそう感じられるように方向性を切り替えながらじっくり入れます。

光に対して明るいとか温かい印象を持ってる人は多いでしょうし
体がほんのりと温かくなる人が普通にいるでしょう。
夢前案内人の落ち着いた声と口調もリラックスを大いに助けています。

お次は物語の世界に行く準備として体を軽くし、魔法の絨毯に乗るイメージをします。

「ふわふわ ふわふわ 力の抜け切った顔から 徐々に脱力感が広がっていきます」
「体を横たえていると まるでハンモックで揺られているような心地よさ」

ここでは先ほどとは違って脱力や意識の力を弱める暗示が登場し
適度にリラックスした心と体を浮遊感へと変えながら催眠を徐々に深めてくれます。
絨毯に乗った感覚を誰にでもわかりやすい形で伝えてくれてるのが良いですね。
仮想世界に行く催眠だからこそ、聴き手が情景をイメージできる素材を数多く用意してくれます。

あちらの世界に到着した後はとある宮殿へと赴き
そこで絶大な力を誇る姫巫女と意識を通わせ感覚を共有します。
男性向けでは女体化が結構流行ってますが、今回のように同性に乗り移るケースは非常に珍しいです。

「体の力を すべて 彼女に預ける すーっと吸い込まれるように力が抜けて 気持ちがいい」
台座に横たわる姫巫女に抱かれる様子と並行して
夢前案内人が「溶ける」「とろける」といった同化をサポートする暗示を入れて催眠をさらに深めます。
これまで十分すぎるほどの準備をしてきましたし
このあたりまでくるととても眠いとか、意識が混濁している感覚を覚えるのではないでしょうか。
鈴の音を鳴らしながら暗示を入れる演出も実に心地いいです。

アラビアンナイトのイメージを用いたテーマ性の強い催眠です。
聴き手を作中に登場する姫巫女になりきらせることを目的に
序盤は光を使ってリラックスを、中盤は更なるリラックスと軽い深化を、終盤は姫巫女との同化と更なる深化を行います。

全編に渡って暗示の入れ方や表現方法が一際優れており
後になるほど気持ちが緩み、催眠に入ったときに味わう感覚が強くなるのを感じます。
zeroさんの演技も数多くの女性向け作品に出演されてるだけあって安定しています。

個人的に最も印象的だったのは姫巫女との同化です。
こういう試みをする作品自体が少ないですし、同化のアプローチも練りに練られています。
お互いの共通点を作りながら進めるところが素晴らしいです。
様々な男たちに奉仕される喜び
エッチシーンは3パート36分ほど。
プレイは少年のクンニ/SEX(正常位)、双子青年の全身舐め/SEX(2本同時挿し)、夢前案内人とのキス/SEX(体位不明)です。

双子青年の全身舐め、夢前案内人とのSEXの際に効果音が鳴ります。(無しも選択可)
セルフは最序盤でほんの少しありますが絶頂はすべてドライです。

「少し 彼らの興奮を煽ってあげましょう」
催眠を使って主人公を仮想世界の姫巫女になりきらせた夢前案内人は
神殿内の広場にいる男性たちに向けて脚を開かせ、彼らの反応を見ながらエッチの相手を物色します。

エッチはパートごとに異なる男性たちに奉仕させて楽しみます。
ストーリーを簡単に説明しますと、姫巫女が霊力を補充するには男性の精液が必要です。
今回のエッチはその一環として彼らの中から気に入った相手を選んでSEXします。
王様と臣下に近い関係ですからこちらの嫌がることは一切してきません。

少年「姫様 失礼致します …すごく 濡れています」
一番最初に相手をするのは少年。
幼さを感じる可愛い声、初々しい反応、切ない声を漏らして一生懸命クンニしたり腰を振る姿など
年下好きな人の心をくすぐる特徴を数多く持っています。

「細く 柔らかな指を差し込まれると 膣の中がぎゅっと収縮する 腰が震えて ビクビクと反応する」
そして最中は少年のセリフと被せない形で夢前案内人が様々な感覚操作の暗示を入れます。
絶頂に向けての感度強化をちゃんとしてくれますし、エッチの進め方も極めて丁寧です。

次に登場するのは双子の青年。
一心同体の関係ということで2人で同時に首・乳首・クリトリスなど敏感な部分を丹念に舐めます。
彼らがしゃべるシーンはありません。

「2本のペニスで 膣がいっぱいになっていく感覚 ゾクゾク ゾクゾク 気持ちいい」
最も特徴的なのはパート終盤に登場するSEX。
双子が姫巫女を前後で挟む体勢になり、2本のおちんちんをおまんこに同時に挿入します。
男性向けも含めて音声作品でこういうプレイは初めて聴きました。
痛そうなプレイにも思えますが夢前案内人は気持ちよさだけを純粋に伝えてくれます。

そして最後は彼自身とSEXを楽しみます。
ここだけは今までの3人とはやや違い、恋人に近い雰囲気でのプレイが楽しめます。

「やっと あなたと結ばれることができる これは とても喜ばしいことです」
「絶頂時の快楽が 何重にも折り重なり 増幅される イクっ イクっ イクっ!」

甘く柔らかいちゅぱ音を鳴らすキス、挿入前に見せる彼の嬉しそうな表情
こちらの絶頂後に射精を迎え、それからしばらく流れ続ける荒く幸せそうな息遣い。
2人の間にある特別な繋がりを感じさせる描写がいくつも登場します。

このように、相手を変えながら何度も気持ちよくなる快感重視のエッチが繰り広げられています。
世界観を大事にしている作品
アラビアンナイトの世界に浸りながら気持ちよくしてくれる作品です。

夢前案内人はリアルに疲れた主人公をリフレッシュさせるために
「仮想世界への旅」をテーマにした緻密で個性的な催眠を施します。
そして姫巫女になりきらせてから短時間で相手を取り替える非現実的なエッチを提供します。

中でも催眠パートは総時間のおよそ半分もの時間を用意し
後になるほどリラックスやイメージ力が高まるように感覚を上手くシフトさせます。
その鍵となる暗示も入れ方・表現方法・演技のすべてが練られています。

こういうテーマ性の強い作品は製作者さんが独自の催眠を組み立てる必要があるので
古典催眠をベースとしたよくあるタイプの作品よりもずっと難しいです。
それをちゃんとクリアし、尚且つ十分な深さにまで誘導できているのが素晴らしいです。
姫巫女との同化やエッチはさすがに厳しいですが、催眠は男性でも普通にかかれるクオリティを持っています。

エッチは乱交っぽいシチュなのに雰囲気はとても甘いです。
男性たちが自分の立場を弁えて姫巫女に尽くす姿勢を見せてるのが大きいです。
広場にいる他の男性たちの視線を意識させるシーンもあったりと
暗示以外にも興奮できる材料を揃えてプレイを進めます。

絶頂シーンは全部で3回。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

一時的に別の自分になった気分を味わわせてくれる作品です。

CV:zeroさん
総時間 1:25:01


体験版はこちらにあります

Sなご主人様にめちゃくちゃに愛されちゃう催眠音声

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

サークルさんの有料処女作にあたるこちらは、ツンデレで独占欲の強い男性が
Mな主人公とちょっぴり変態的で愛のあるエッチをします。

「男性にすべてを委ねる、独占される幸せ」をテーマにした調教色の強いエッチが特徴で
彼は聴き手を「メス犬」と呼びながら恥ずかしい格好をさせたり
たっぷり焦らしてから挿入するやや意地悪な責めを繰り出します。
Sなご主人様に導かれて
ご主人様の犬になって愛されるお話。

「呼び出したらすぐ来るように 言っておいたはずだが?」
ご主人様はちょっぴり気が強そうで落ち着いた声の男性。
約束の時間に遅れた主人公を軽く叱ると
まずは屋敷の2階にある寝室に行こうと言います。

本作品はSな彼とMな彼女が普通の男女とは違うエッチをする様子を
彼女の立場になりきって楽しむM向けの内容。
彼はご主人様らしく最初からやや高圧的な口調でこちらに語りかけながら
寝室までエスコートしたりエッチをリードします。

「さぁ 階段を上るぞ ゆっくりでいい ほら 手を繋いでてやるから」
こうやって書くとあまり好ましくない男性に映るかもしれません。
ですが彼は彼女がいじめられることに快感を覚えるからそうするのであって
全編を通じて彼女の気持ちを第一に考えながら言葉をかけたり行動します。

大きな家に住んでるそうですから育ちがいいのでしょう。
自分の気持ちを素直に伝えられないツンデレキャラの印象が強いです。
催眠にとって最も重要な「信頼関係」をちゃんと維持したうえで諸々のプレイを行っています。

催眠はおよそ22分間。
まずはエッチの舞台となる寝室に二人が向かう様子を聴きます。

「暗くてひんやりとした階段 でも 強く繋いだままの手は温かくて なんだか安心する」
彼の趣味で屋敷内にランプは無く、家の中を照らすのは蝋燭の火のみ。
そんな薄暗い場所で長い階段と廊下を移動する様子に
カウントやリラックスさせる暗示を絡めてゆっくりと描いています。

本格的な催眠を始める前の準備にあたるシーンなのですが
彼の口調や言葉、その場のイメージから意識のぼやけを多少感じると思います。
聴き手を物語の世界に引き込みながら催眠に適した精神状態へとさりげなく誘導する。
数多くの女性向け作品を生み出しているHypnoLifeさんの実力がよく表れてるシーンと言えます。

部屋に着いたあとはベッドに横になって目を瞑り
長めの深呼吸をして心身の力をさらに抜きます。
そして短めのカウントと暗示を聞きながら催眠状態を徐々に深めます。

「お前はトランスに入りやすいから こうして呼吸をしてるだけで すーっと深いトランス状態へと落ちていく」
「深いトランスを経験したことがある お前の潜在意識は 早く もっと深く 深い場所に入っていきたいと望んでいる」

主人公のことを「お前」と乱暴に呼ぶものの、その口調はとても優しく
かける言葉もこちらを催眠に入りやすくしようとする思いやりに満ちています。
彼女が過去に催眠を経験している設定があるため
初心者よりはある程度他の作品を聴いてる人の方が楽しみやすいと思います。

ストーリーに沿う形で準備してからお馴染みの技術で深化させる手堅い催眠です。
ご主人様に身も心も委ねられる状態にするのを目的に
最初は催眠っぽさをぼかしたスタイルで意識の力を適度に弱め
部屋に着いたあとは王道的な技術を駆使して少しずつ確実に催眠の世界に導きます。

没入感を与えてから催眠をかけるので聴き手が主人公に自分を重ねやすく
後になるほど特に頭の中にぼんやりした感覚が広がっていくのを感じるでしょう。
催眠の進め方、使用している技術、暗示の表現や入れ方いずれもレベルが高く
催眠を予め経験している人ならかなり入りやすいと思います。
普段はツンな彼が見せる適度な優しさも安心感を与えてくれます。

まとめると、テーマ性を持った良質な催眠です。
男性に大事な部分を見られながら
エッチシーンは26分ほど。
プレイは犬化、M字開脚、手錠による拘束、キス、全身舐め、SEX(正常位)です。

SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「今日はおまえにぴったりな暗示をかけてやる」
催眠を使って主人公をいつも以上に従順にしたご主人様は
Mな彼女が喜ぶようにと犬になる暗示を入れ始めます。

エッチは終始彼にリードされる形で進みます。
最初に行う犬化はこちらをパブロフの犬に例え
2つのトリガーを聴くと体が熱くなったり感じる暗示を入れます。
体が犬になったイメージをするのではなく、犬のように服従できる心を養う感じです。

「刺激を求めてぬめりを帯びた膣が 熱く 切なく脈打つ」
また彼はしばらく経つと彼女の両脚を開かせ
おまんこをじっくり観察しながら気持ちがさらに高まる暗示やセリフを投げかけます。
羞恥を感じさせることに特化したプレイを行うのが本作品のエッチにおける大きな特徴です。
彼はこの後もわざと焦らして彼女がおねだりしたくなるよう誘導します。

「もうお前の腕は動かない! 固く 固く どんどん固くなる」
犬化以外に調教色の強いプレイと言えば中盤に登場する手錠での拘束シーン。
両腕を頭の上に持ち上げ、体が硬直する暗示を入れて本当に身動きが取れない気分を味わわせた後
「カチャッ」という音を鳴らして手錠を装着します。

彼はSといっても紳士ですから、痛めつけたりきつい罵声を浴びせかけることは決してしません。
自分の体の自由を彼に捧げる、つまり彼のモノになる雰囲気を出すためにこうしています。
冒頭に書いた「男性にすべてを委ねる、独占される幸せ」を意識しながらプレイを進めています。

その成分が最も強いのは最後に登場するSEX。
身動きが取れない彼女に彼が正常位でゆっくり挿入します。

「熱い 脈打つオスの感触 体が期待にビクビク震える」
「体に狂おしい痺れが湧きあがり それが全身に広がっていく 温かい 気持ちいい 幸せ」

男性器が自分の中に入ってくる感覚、中を擦られる感覚、そして中出しされる感覚。
プレイの様子や最中に彼が何を感じているかを交えながら
得られる快感を暗示の形で上手に伝えてくれます。

このように、M向けの要素を多めに含んだ恥ずかしいエッチが繰り広げられています。
変わった愛の形がある作品
調教っぽいプレイを通じてご主人様の強い想いが描かれている作品です。

彼は主人公を性的に満足させ、尚且つ自分も満足するために
最初から少しつれない態度を取りながらあれこれお世話します。
彼が彼女をどう思っているかは明白で、音声を聴いていけばそれが強く伝わってきます。
だけど恋人同士とは違う関係が続いてたためなかなか切り出せずにいました。
その気持ちを今回のプレイを通じてストレートにぶつけます。

「お前の体は すごくいやらしくて可愛い」
「可愛いな お前は本当に可愛い犬だ」

特に音声中盤から始まるエッチシーンでは
「可愛い」「好きだ」といったある意味ご主人様らしくないセリフが後になるほど多く登場します。
最初の印象は乱暴でがさつな男性だったのですが
聴き終えた今は彼女を大事にしたい気持ちをうまく表せない不器用な人物に映っています。

そして物語を彼女の立場で楽しめるように催眠の技術を活用しています。
最初の階段を上って寝室に向かうシーンや
エッチにおける犬化、手錠、SEXあたりが一際優れています。
「Sなご主人様」という催眠に扱いずらいキャラを繊細に用いて作品にしています。

エッチは彼にすべてを捧げることを前面に押し出しています。
犬の真似をするのも、おまんこを晒すのも、手錠をかけられるのも
相手を信頼してなければ決してできないことです。
聴き手がきちんと楽しめるよう心の繋がりを重視したリードをしてくれます。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅かです。

男性が優しくかつちょっぴりアブノーマルにいじめてくれる作品です。

おまけはS催眠(zeroさんバージョン)です。
サークルさんによるとおまけを先に聴いた方がより楽しめるそうです。

CV:zeroさん
総時間 本編…56:34 おまけ…44:38


体験版はこちらにあります

催眠音声-偽執事

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、主人公に密かな好意を抱いている礼儀正しい執事が
疲れた彼女の体を気持ちよくしながら自分の想いを打ち明けます。

長い時間を取って入念にマッサージをする導入部分
彼に抱かれて移動するシーンに暗示を絡めた深化など
作品の世界に催眠の技術を上手に織り交ぜ自然なリラックスを与えてくれます。

またシナリオを担当されたnitさんを初め、
総勢6名の声優さんのバージョンが同梱されているのも魅力です。
声質や演技など皆さんのお好みに合わせて選ぶとより楽しめるでしょう。
今回はヨハン・タチバナさんのバージョンでのレビューをお送りします。
執事としての最後のおもてなし
執事にマッサージをしながら催眠をかけられエッチするお話。

「失礼します お嬢様 少々よろしいでしょうか?」
執事は礼儀正しい端正な声のお兄さん。
晩餐会へ参加した次の日、主人公の部屋に訪れ昨日のことを褒めると
彼女へのご褒美にマッサージをしてあげます。

本作品はサークルさんが同じタイミングで販売された「催眠音声-偽彼氏」の続編にあたり
前作で恋人同士になる練習をした2人が、その後どういう関係に落ち着いたかが綴られています。

単品でも聴ける作りになっていますが前作の内容に触れる部分も若干あるため
基本的には前作→今作の順に聴くことをおすすめします。
サークルさんもその事情を踏まえて2作品をセットにしたバージョンを販売されています。
登場人物が同じなだけで催眠やエッチの内容は大きく異なります。

催眠は2パート25分ほど。
まずは疲れた彼女の体を癒すために彼が右腕をマッサージします。

「右手は主に 思考を司る左脳と繋がっていますから 右手を解すということは 意識を解すということ」
「右手が解れれば解れるほど お嬢様の意識もぼんやりと していきますよ」

実際のマッサージ音に近い水分控えめな効果音をゆっくり鳴らしながら
彼は右手の指の一本一本から肩に至るまでを11分もの時間をかけて丁寧に揉み解します。
そして同時に彼の揉んだ部分が温かくなったり力が抜ける暗示を軽めに入れます。

一般的な癒し系作品で行われるマッサージにかなり近い作りになっているおかげで
催眠抜きでも心がスッキリするとか、ホッとするものを感じます。
彼のセリフに合わせて効果音を鳴らしているところもリアルでいいですね。
合間に入る温感操作の暗示により右腕がぽかぽかするのを実感できます。
特に右腕が終わった直後は左腕との温度の違いがわかりやすいと思います。

「胸は…まだやめておきましょう」
お次は左腕、足、太もも、脇腹など大事な部分を敢えて避ける形でマッサージを続けます。
こちらは全部合わせて7分程度と右腕に比べてかなり簡略化されています。
他の部位まで入念にやると途中で寝てしまう、あるいは飽きる可能性を考慮したのだと思います。

右腕に生まれた熱を他の部分に広げていく感じで聴くといいでしょう。
暗示もしっかり入れてくれますし、適宜カウントと追い込み暗示を使って感覚を伝えてくれます。
私の場合は直後はそれほどでもなかったのですが
聴き進めていくうちにだんだんと全身がぽかぽかしてくる感じがしました。

「ゆらゆら揺れる 心も体も揺れ動く 階段を下りれば下りるほど お嬢様の意識は 深いところへと沈んでいく」
そして最後は今いる部屋だとエッチの時に声を出せないので
それができる彼の部屋へと挿し絵のように抱かれながら移動します。
廊下を歩いて階段を下りる様子に「体が揺れる」「沈む」といった深化に有効な暗示を盛り込み
それを繰り返す形で段階的に催眠状態を深めてくれます。

20分近く行ったマッサージの効果で十分に暗示を受け入れやすい状態になってますから
頭のぼやけがさらに強くなるとか、体が急に重くなる感覚がする人が普通にいるでしょうね。
セリフの表現がストーリーに沿っていて違和感なく催眠に入ることができます。

テーマのマッサージに催眠の技術を絡めたシンプルで効果的な催眠です。
聴き手にリラックスと体の火照りを感じてもらうことを目的に
マッサージの効果音を鳴らしてどこをどのように揉んでいるかを説明しながら
そのたびに「体が温かくなる」「気持ちいい」などの暗示を入れて徐々にそうなるよう導きます。
そして最後に別のイメージを使って落ちる感覚を伝えています。

この作品の面白いところは暗示の匙加減にあると私は考えています。
序盤の右腕をマッサージするシーンでは効果音をしっかり聴かせて純粋な癒しを与え
その後からは催眠に関連するキーワードの量をだんだんと増やしています。

作品の内容に合わせて技術を的確に行使しているところに最も感銘を受けました。
良い意味で催眠っぽさが薄れているから堅苦しさを感じることなく楽しめるでしょう。

まとめると、作品のテーマに対する親和性が高いハイレベルな催眠です。
ちょっぴり意地悪なシチュで感度アップ
エッチシーンは2パート14分30秒間。
プレイは羽ペン責め、キス、手マン、SEX(正常位)です。

手マン、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

「ご褒美の前に少しだけ その分のお仕置きをさせていただきますね」
執事に抱かれながら無事彼の部屋にたどり着くと
晩餐会で彼女の表情がやや硬かったことへのお仕置きとして
彼がその場にあった羽ペンを使って彼女の体を撫で始めます。

最初の「性感強化-羽根ペンと媚薬」パートは本番に向けての下準備的なプレイ。
羽ペンで肘、二の腕、肩、喉や顎を撫でてから
乳首やクリトリスといった敏感な部分を集中的に責め始めます。

「羽が通った後に くすぐったさと熱さが残り くすぐったさが消えると ジンジンとした熱さだけが残る」
ここでも先ほどのマッサージと同じく体に熱を感じさせる暗示が数多く登場し
催眠に入っていれば彼に言われた部分がカーッと熱を帯びるのを感じるかもしれません。
特にクリトリスは皮を剥いて媚薬効果つきのオイルを優しく塗ってから
短めのカウントを何度も何度も刻んで段階的に感度を強化してくれます。

「お嬢様 お嬢様 幸せです このままひとつに溶けて 混ざり合ってしまいたいくらいです」
そうやってすべての準備が整った後、いよいよ彼とひとつになります。
SEX自体の時間は3分程度と非常に短いのですが
熱っぽい声や荒い吐息を漏らす普段とはまるで違う彼の気持ちよさそうな姿や
ストレートな愛の言葉がプレイの雰囲気を盛り上げています。

このように、主従よりは恋人同士に近いちょっぴり意地悪なエッチが繰り広げられています。
心地いい気分に浸れる作品
時間配分と内容から癒しや催眠特有の感覚をより味わいやすい作品です。

献身的だけどちょっぴり嗜虐的なところもある執事が
マッサージを絡めた催眠とやや羞恥を感じるエッチで主人公を労います。
エッチよりも催眠により多くの時間を割いていること
本番前の感度強化に力を入れていることなど
催眠に入り、声で心を操作される快感を楽しんでもらいたいとするサークルさんの意図が窺えます。

暗示の種類がマッサージによる温かさ、彼に抱かれる温もり
敏感な部分をいじられて体が火照る、といった「熱」に関するものが非常に多く
物語を聴いていくうちになぜか妙に体が熱いとか、疼くといった感覚を抱く人がいると思われます。

催眠の技術も執事の性格に適したセリフの表現を常に心がけ
イメージを崩さないように気をつけながら正しく用いています。
私がそれなりの深さにまで入れたくらいですから
女性の皆さんならより深く、より心地いい感覚が得られるのではないでしょうか。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

前作に引き続き個性と完成度の両方において優れたものを持っている作品です。
おまけは執事と主人公の父親のやり取りです。

CV:nitさん zeroさん あ、きのこさん ダカットさん 夜櫻さん ヨハン・タチバナさん
総時間 本編…53:47 おまけ…3:17(いずれも声優さんによって多少前後します)


体験版はこちらにあります

追記
もうひとつのシリーズ作品「偽彼氏」とのセットも販売されています。
個別に買うより300円お得です。
催眠音声-偽彼氏/偽執事セット

催眠音声-偽彼氏

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、主に対して礼儀正しくあり続ける紳士的な執事が
男性に慣れる訓練として催眠を交えたエッチなご奉仕をします。

彼が手に持っているベルや部屋にある時計の音を使った珍しい催眠が行われており
初心者を強く意識した丁寧なアプローチも手伝って
催眠に入りにくく感じている人ほど普段とは違う感覚が味わいやすくなっています。

同じシナリオを6人もの声優さんが別々に読まれているのもポイント。
声質や演技の好みで選んだり、他の声優さんと聴き比べるなんて楽しみ方もできます
今回はヨハン・タチバナさんのバージョンでのレビューをお送りします。
本物のフィアンセになりきるために
執事に音を使った催眠をかけられてからエッチなことをするお話。

「失礼します 何か御用でしょうか?」
執事は礼儀正しい端正な声のお兄さん。
主人公から近々催される晩餐会に関する質問を受けると
他の男たちから彼女を守るために自分がフィアンセ役として同行することを告げます。

本作品は晩餐会で2人が本当の婚約者として振舞えるように
彼が催眠をかけながら男性に見られたり触れられることへの抵抗心を解いていきます。
タイトルの「偽彼氏」は彼が仮の恋人になってくれることから名づけられたのでしょう。

「申し訳ございません 少々長く(息を)止めすぎてしまいました お嬢様の我慢するお顔が可愛くて つい 意地悪をしてしまいました」
そんなわけで彼は基本的には執事らしくややへりくだった態度で接してくれます。
ですがところどころで男性として女性を気遣う優しさが見え隠れしており
終盤あたりにさしかかると恋人同士に近い雰囲気になるシーンもあります。
この微妙な距離感の取り具合が個人的には面白く感じます。

「周りが見えなくなるくらいに 何かに集中することや 眠くてボーっとしてしまうこと ありますよね? まったく別物に感じるかもしれませんが どちらもトランス状態なのですよ」
全体を通じて挙げられる特徴は初心者に配慮したセリフやアプローチが多いこと。
事前に催眠は人間なら誰しも日常的に体験していることを教えたり
心身のリラックスに十分な時間を取り入念に行ってくれています。

適度に現在の感覚を確認しながらゆっくりと進めてくれますから
催眠音声を聴き始めたばかりの方でも取り組みやすいと感じるでしょう。
催眠・エッチいずれも作りが丁寧な印象を受けました。

催眠は3パート27分間。
ベッドに仰向けに横になって目を瞑り、少しの間深呼吸をしてから
彼に言われた部位の力を入れたり意識したりして体を脱力します。

「じわーっと筋肉が緩んで 力の抜ける感じがしますよね? その感覚を 次は腕で感じてみましょう」
「お嬢様が今感じている重さは 力が抜け切った 腕の重さです 力が抜けて楽になった 腕の重さです」

序盤は顔や手に力を入れてから抜く漸進的弛緩法
それ以降の肩、首、背中、下半身は分割弛緩法とスタイルを微妙に切り替えながら
彼はところどころで現在の感覚を確認し、それを他の部位に伝えるよう誘導します。

部位ごとに仕切りなおして脱力するよりも
こういう風に現在ある感覚を伝えていくほうがやりやすいのではないでしょうか。
最中に入れられる暗示も表現・演技共にレベルが高く
後になるほど結構な脱力感や無気力感を感じることができます。

十分にリラックスできた後に登場する深化パートはとってもユニーク。
ここでは「ちりりん」という爽やかなベルの音と
「カチ カチ」「ボーン」という柱時計の音を上手に組み合わせ

さらなるリラックスをさせながら催眠の世界に導いてくれます。

「この(ベル)音がすると 安心しますよね 私が来て 何でも 解決するんですから」
「この(時計)音が小さくなっていくと お嬢様の意識も だんだん うすーくなっていきます」

もちろんただ意味も無くそれらを鳴らすわけではありません。
執事はそれぞれの音に安心感や意識がぼやける暗示をしっかりと入れ
それから音と暗示を交互に入れながら少しずつ慣らしていきます。

時計の音などはリズミカルですから結構な眠気を感じるでしょう。
そしてとどめの鐘の音で全身に心地よい痺れが走ります。
音と暗示のコンビネーションによって上手に催眠状態を深めてくれます。

しっかりリラックスさせてから音を使って落とす珍しいタイプの催眠です。
執事の言葉を違和感無く受け入れられる心になることを目的に
時間の半分近くを脱力に割いて暗示が入りやすい環境を作り
それから3種類の音に役割を持たせ、効果的に使い分けながら深化の暗示を入れています。

珍しいタイプといっても音に暗示を入れている点がそう感じるだけで
催眠としての根幹部分や技術の使い方は相当にしっかりしていると言えます。
タチバナさんの的確な演技も手伝ってとても良い気分に浸ることができました。
同姓でそう感じたのですから女性なら尚更でしょうね。

まとめると、あらゆる部分が洗練されている優しさに満ちた催眠です。
音で感度を高められる気持ちよさ
エッチシーンは4パート36分ほど。
プレイはベルによる感度上昇、全身愛撫、乳首責め、耳舐め、クリ責め、手マン、乳首オナニー、オナニーです。

手マンの際にリアルな効果音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「この音を聴いているだけで お嬢様の体が 今よりも敏感な状態になっていきます」
様々な音を使って主人公を深い催眠状態へと導いた執事は
先ほどよりもトーンの高い別のベルを鳴らし
今度はそれを聴くと体の感度が上がると暗示を入れていきます。

エッチは最初にベルの音で適度に感度を高めてから
前半は彼に体を愛撫されたり舐められるドライを目的としたプレイ
後半は自分で胸やおまんこをいじるセルフプレイを楽しみます。

ここも催眠と同様にベルで心身の興奮を高めたり絶頂させる音重視の作りです。
ベルの音がやや大きいのでボリュームを多少絞ったほうが聴きやすいかもしれません。

前半は最初は手袋をはめたままの指で
その後は舌で右手、肘、肩、鎖骨、顎、耳などを優しく責め
感度が高まったところで素手になりおまんこの外や中を愛撫します。

「ネグリジェのボタンを外して 前を…はだけさせて 開放的な姿になりましたね とても素敵ですよ お嬢様」
「胸は いかがいたしましょうか? お嬢様の大切なところなので 気安く触れてもいいものなのか」

エッチに入っても執事の主人公を大事にする気持ちはいささかも変わりません。
大事な部分を見たり触れたりする際にはその都度必ず確認を取り
それからガラス細工を扱うような丁寧さで刺激を与えていきます。
催眠に比べると多少声が熱っぽくなりますが、基本的には紳士であり続けてくれます。

「擦れば擦るほど クリトリスがどんどん熱くなる 充血して 膨らんで熱くなる」
「くっ くっと押されるたびに 頭の中が痺れる 目の前が真っ白になるくらい気持ちいい」

そしてそれぞれのプレイを行いながら暗示を使って快感を伝えてくれます。
登場人物、責め方いずれも上品なので下品な淫語はそれほど言わず
しっとりとした雰囲気を維持しながら少しずつ絶頂を目指すスタイルが取られています。
ただし、おまんこを指でいじる際の「にちゃにちゃ」という効果音はかなりエロく感じます。

「中がぎゅっと締まって 背筋がビクビク 痙攣する 全身が痺れる 気持ちいい 気持ちいい!」
終盤の絶頂シーンに入るとベルの割合が一気に増え
やや激しいくちゅ音と暗示を同時に叩きつけて絶頂を促します。
暗示の入れ方や表現方法はしっかりしていますが
やはりベルに体がどう反応するかで快感の度合いが変わるように思えます。

続くセルフパートは彼がいじる部位やいじり方を指示するオナサポっぽいプレイ。
胸をいじって適度に感度を上げてからクリトリス→フリースタイルでのオナニーを行います。

「快感が溢れて 全身が痺れる 背筋が痙攣してしまうほど気持ちいい 気持ちいい」
自分で体をいじるプレイですからやりやすいでしょうし
うまく催眠に入っていれば普段よりも気持ちいいとか、余韻が大きいとか
良い意味で違った快感が得られるかもしれません。
彼は体に一切触れず暗示とベルの音だけでサポートしてくれます。

このように、音を上手に使った質の高いエッチが繰り広げられています。
隅から隅まで丁寧な作りの作品
執事としての分を弁えたサービスが光る作品です。

執事は主人公が自分を素直に受け入れられるための訓練として
まずは催眠を使って心の壁をできるだけ取り除き
それから彼女を楽しませることを第一に考えながらエッチをします。

タイトルから2人がどのへんまで恋人に近づくのかが気になっていたのですが
振り返ってみると主従の関係自体はきちんと維持されていると思います。
ただし、彼女の言うことに従いながらこれらを行うのではなく
彼が確認をし、それに対して彼女が許可を出す形で諸々を進めています。

実際に聴いてみて堅苦しさはそれほど感じないのではないでしょうか。
エッチについても指だけ侵入を許すといったギリギリのラインで留まっています。
個々の責め方が繊細で相手への思いやりに溢れています。
(あくまでSEXに比べればという意味です。十分アウトなのは私も承知しています)

作品のキーとなっている音については
特に催眠パートでの使い分け方や鳴らすタイミングの具合に感銘を受けました。
音だけじゃなく暗示がしっかりしているからイメージを持ちやすいです。
深化の時に鳴る鐘の音なんかは聴いた時に軽い振動が全身に走ります。

エッチはドライ・セルフ両方をかなりの完成度を維持しながら行っています。
セルフは性差の関係でどうしてもしっくりこなかったのですが
ドライは皮膚が敏感になるくらいの変化は実感できました。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

執事らしいきめ細かなおもてなしが楽しめる作品です。

CV:nitさん zeroさん あ、きのこさん ダカットさん 夜櫻さん ヨハン・タチバナさん
総時間 1:19:17(声優さんによって多少前後します)


体験版はこちらにあります

追記
もうひとつのシリーズ作品「偽執事」とのセットも販売されています。
個別に買うより300円お得です。
催眠音声-偽彼氏/偽執事セット

ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、夏の海にやってきたカップルがより深く愛し合うために
催眠を絡めたポリネシアン・セックスをします。

舞台となっている海にちなんだ波の音や爽快なイメージ
実際のポリネシアン・セックスに合わせた5日間にも及ぶ濃厚なエッチなど
彼の恋人として愛される気分を十分満喫できる要素が数多く散りばめられています。
最高の快感を得るために
彼氏とポリネシアン・セックスを楽しむお話。

「はははは 待ってよー こいつー」
彼氏は明るくて爽やかな声のお兄さん。
恋人である主人公と一緒に来た旅行先の海を満喫している最中
宿泊先のホテルでポリネシアン・セックスをしようと持ちかけます。

本作品のテーマとなっているポリネシアン・セックスは、名前の通りポリネシア地方に伝わるSEXの方法。
5日間を1セットとし、最初の4日間は性器に一切触れず愛撫のみで感度を高め
5日目も長時間前戯をしたり挿入後もしばらく動かさなかったりと
性的興奮を極限まで高めることによって絶頂時の快感を爆発的なものにするそうです。
本作品の場合は日を分けず一気に聴くことになります。

私は以前これの男性向けバージョンを聴いたことがあるのですが
その際に最後の絶頂シーンでかなり強烈なドライオーガズムを味わったのをよく覚えています。
長時間に渡って焦らされるため道中はやきもきするかもしれません。
でも最後の瞬間にはそれを一気に吹き飛ばすような快感が女性向けでも味わえると思います。
ドライ系の中ではかなりレベルの高い作品です。

ちなみに催眠誘導、エッチ1日目・2日目・5日目には内容が若干異なる2種類の音声ファイルがあり
いずれか一方を選択して聴くことになります。

もうひとつの大きな特徴は主に催眠誘導のシーンで波の音が流れること。
ゆったりとしたペースで打ち寄せる優しい水音が自然な癒しを与えてくれます。
2人のいる場所が丁度浜辺のホテルということで雰囲気作りにも役立っていますし
聴き手を作品の世界に引き込む重要な役割も担っています。

催眠はおよそ23分間。
まずはふかふかのベッドの心地よさを感じながら彼の思い出話に耳を傾けます。

「見渡す限りの真っ白な砂浜と 深い青色をした 海の水面に 太陽の光が反射して きらきら きらきらしてるの」
彼が少年時代を過ごした家の近くの浜辺に関する話なのですが
海そのものだけでなく青い空、真っ白な浜辺、爽やかな風、そこに住む魚や鳥など
聴き手がイメージしやすいように海全体をシンプルかつわかりやすく描写しています。

2人がいるのは海ですから、まずはその場にいる気分に浸ってもらうのが大事です。
この先のエッチも含めて本作品はその場の雰囲気作りにかなり力を入れています。

「青い空に 重なるように見える 大きな入道雲は ふわふわしていて 真っ白」
「空の青に 海の青 目を閉じていても 瞼に感じる 心地よく照りつける日差し」

そして海のイメージを描写しながら彼は心地よさを感じる暗示を入れていきます。
よくある催眠音声のように深呼吸して、脱力するみたいなことを彼が行わないため
最初のうちは本当に催眠なのかよくわからないかもしれません。

ですが彼の言葉や話し方には聴き手をリラックスさせようとする明らかな意思があり
お話を聞いていくほどなぜか意識がぼんやりしたり、体を動かしたくなくなる気分が広がっていきます。
この催眠っぽさを適度にぼかした言い回しも大きな特徴と言えます。

「眉間に集まった意識が ずーんと重くなって 頭の中を すーっと通って 後頭部へ抜けて そのまま 海の中へ潜っていくような そんなイメージ」
「すーっと抜けていくと 代わりに とろんとした眠気が襲ってくる」

お次は波間にしばらく体を横たえ、意識だけを海底に沈んでいくイメージをします。
意識を沈める際にそれをビー玉に例えながらコツをレクチャーしたり
「深く」「沈む」といった深化に有効な暗示を数多く交えながら言葉をかけたりと
聴き手が無理なくじっくりと催眠状態を深められるよう様々な配慮がされています。

水に沈む感覚自体が比較的多くの人が掴みやすいですし
先ほどよりも意識的にゆっくり話す彼のセリフもそれを助けています。
私の場合は沼にずぶずぶと飲み込まれていくように少しずつ感覚が広がっていきました。

海辺にいることを活用し、海に関する諸々のイメージによって催眠を深めるテーマに即した催眠です。
彼氏の言葉に素直に従う心を身につけてもらうことを目的に
ほとんどのシーンでバックに波の音を鳴らしながら
最初は海そのものを、次は海に入っていく感覚をイメージさせながら暗示を入れていきます。

催眠の技術やイメージの内容に統一感があるおかげで彼の言うことを受け入れやすく
頭の中がぽわぽわするような心地よい感覚に浸ることができます。
リラックスの大部分を波の音に任せているのもポイント。
深呼吸や分割弛緩といった催眠らしいことをさせる必要がなくなり
彼に普通に語りかけられているような自然な気持ちで音声を聴くことができます。

まとめると、「自然さ」を重視した丁寧かつ洗練された催眠です。
ゆっくり、じっくり性感を高めるエッチ
エッチシーンは5パート45分30秒ほど。
プレイはキス、耳舐め、胸への愛撫、乳首舐め、手マン、クリ舐め、SEX(正常位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「今日は初日だからキスだけ 唇だけで気持ちよくしてあげるね」
主人公を深い催眠状態へと導いた後
彼はポリネシアン・セックスの手始めとして彼女に濃厚なキスをします。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
1日目はキスのみ、2日目は耳舐めのみ、3日目は胸への責め、4日目は胸&耳舐め
そして最後におまんこを含めた全身への責め、といった感じに
実際のポリネシアン・セックスに倣ってソフトなプレイを行う時間が非常に長くなっています。

「君の唇 好きなんだ ぷるぷるして 柔らかくて 形も綺麗 …大好き」
「好き 大好き 今すぐに…抱きたい」

つまり結構な具合で焦らされるわけですが
彼氏はそんなこちらの様子を見て自分も辛い思いをしていることを正直に伝え
励ましたり愛情を示す言葉を何度も投げかけます。

催眠音声におけるエッチは暗示を中心としてプレイを進めるケースが多いだけに
普通の会話を比較的多く取り入れているのは珍しいし面白いと思います。
恋人とエッチをしている雰囲気を重視してのことでしょう。
他にも耳舐めをする2日目はちゅぱ音をひたすら鳴らすシーンが長めに取られています。

「キスを重ねるたびに 愛しさと 興奮が高まってくる」
「快感で 頭の中が埋め尽くされていく ゾクゾク ゾクゾク」

暗示を入れるシーンももちろん登場します。
内容は体の熱を高めたり肌を敏感にするものが非常に多く
それらを1日ごとに重ねることで快感が徐々に高まるよう誘導します。
最後の瞬間に向けて少しずつ確実に気持ちを高めてくれるわけです。

「膣内が収縮して 張り詰めたペニスが 硬さが増すのを感じる 全身がビクビク ビクビクして 痺れるような 激しい快感が押し寄せてくる」
「気持ちいい波が押し寄せる! 押し寄せる! 体が引き上げられるような感覚 熱い! 熱い! 気持ちいい!」

最後に迎えた5日目も前戯にパートの半分以上もの時間をかけ
挿入後もおっぱいをいじったり首筋を舐めてギリギリまで溜めるのですが
その直後に彼の様子がガラリと変わり、強めの語気で絶頂を促す暗示を立て続けにぶつけてくれます。

今まで我慢し続けていたからこそ、この大きな落差につられてイク人もいるのではないでしょうか。
時間を長めに取った連続絶頂形式ですので、人によって得られる快感にそれなりの差が出ると思います。

このように、ポリネシアン・セックスをベースにした個性的なエッチが繰り広げられます。
ドライ系の良作
ドライオーガズムをとことん追求した魅力的な作品です。

彼氏と海辺のホテルで深く愛し合う気持ちよさ・心地よさを存分に楽しんでもらうために
まずは催眠誘導の段階で主人公になりきれる環境をしっかりと作り上げ
それから快感を蓄積させていく形でドライへの道筋を着々と整えていきます。
最中に投げかけられる彼の言葉も愛に溢れたものが多く
それと催眠暗示の効果の両方がドライしやすい精神状態の構築を手伝っています。

これはあくまで私の経験によるものなので女性の皆さんにも当てはまるかはわからないのですが
性感を重点的に蓄積させ、最後に解き放つスタイルはドライオーガズムにかなり適していると思います。
また心と体をバランスよく盛り上げることも割と重要です。
この2つの要素を兼備している点が「ドライ系の良作」と表現した大きな理由となっています。
個性的なテーマだけでなく実用面でも優れている作品と言えます。

催眠は古典寄りのタイプなんだけど古典っぽさを薄めているのが大きな特徴です。
すごく緩い催眠をかけてくれますから癒しや安眠目的に聴くのもいいでしょう。

エッチは催眠音声の中ではエッチな要素を多めに盛り込んだ作りをしています。
ちゅぱ音が好きな人ほど楽しめるのではないでしょうか。
ちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

催眠・エッチいずれも優れたものを持っている総合力の高い作品です。

CV:zeroさん
総時間 本編…1:36:50(選択するファイルにより多少前後します) おまけ(波音&寝息)…3:31


体験版はこちらにあります

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~さんで配布されている無料の催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介するこちらの作品は、いやらしい画像を見るのが大好きな麻呂に
催眠をかけられたりエッチな事をされます。

甲高い声で「~でおじゃる」と公家らしい言い回しをする個性的なキャラや
zip探しをする奇想天外なストーリーなど様々な部分が突き抜けており
その独特な世界観に自然と吸い込まれていく不思議な気分が味わえます。

今回は私が最も気に入っているzeroさんのバージョンを紹介します。



麻呂と一緒にzip探しの旅へ
麻呂に催眠をかけられながらzipを探すお話。

「よくぞ参った 麻呂の館にようこそでおじゃる」
麻呂は上品だがやや甲高い声の男性。
お土産のzipも持たずにやってきた主人公を軽くたしなめると
一緒にzip探しの旅に行こうと誘います。

…まずこの展開についていけない人がいるでしょうから説明しますと
2ちゃんねるなどの掲示板で良質な画像を大量に掲載してくれている人に対して
「(いちいち確認するのが面倒だから、まとめて)zipでくれ」と言う人たちがいます。
その貴族のようなあまりに傲慢な振る舞いが逆にネタとなり
水戸黄門などの時代劇で登場する麻呂のアスキーアートとくっつくようになりました。

まったく関係ない2つの要素が合わさるインパクトも人気の理由でしょう。
具体的な使用例などは以下のサイトをご覧ください。
ニコニコ大百科 単語記事: zipでくれ

そんな背景を踏まえて本作品は麻呂と一緒にzipを探しながら催眠を深めます。
しかしネタ的な要素が強いテーマであっても催眠は決していい加減ではありません。
表現を上手に作品に合わせながらきちんとした技術を使って導いてくれます。

催眠は2パート15分ほど。
最初は自分のペースで、あるいは麻呂の声に合わせながら深呼吸をします。

「じぃぃぃぃっ ぷぅぅぅぅぅぅ じぃぃぃぃっ ぷぅぅぅぅぅぅ」
「zi」で息を吸い、「p」に合わせて吐くそのあまりに独特な呼吸法に
きっと多くの人が吹き出したり笑いをこらえるのに苦労するでしょう。
そして聴く前より肩の力がずっと抜けているのを感じるはずです。
深呼吸と彼のキャラを使って効果的にリラックスを促してくれます。

肩の力が適度に抜けたところでいよいよお目当てのzip探しに向かいます。
まるで大海原のようなzipの海にぷかぷか浮かぶイメージをしながら
麻呂のカウントに合わせて体を沈めていきましょう。

「ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら ゆらゆら おじゃおじゃ おじゃおじゃ 波に揺られるのは心地よいでおじゃるなぁ」
ここでは「ゆわゆら」「ふわふわ」などの擬態語を使うシーンが非常に多く
それらをリズミカルに言うことで音感的な心地よさを与えてもくれます。
私の場合は特に頭や両肩あたりに重さや軽さを比較的強く感じました。

続く2番目のパート(6分間)で行うのは女体化。
主人公がいやらしいzipの代わりに見つけてきたとあるデータを使って
その体を自分の理想の女性像へと作り変えていきます。
作者さんが男性でも聴けるようにと配慮して設けたシーンだと思うのですが
いつもの自分とは違う気分になりたい女性が聴くのもいいかもしれません。

「胸の膨らみ 腰のくびれ より鮮明に モノクロの写真のようにみえてくる」
麻呂も聴き手に自由にイメージしてもらいたいのか
女性像に関する具体的な表現をできるだけ避けながら進めています。
そういう意味では催眠の入り具合を確認するのにも向いてるかもしれません。
カウントを2回に分けてなりきる気持ちを段階的に強めてくれます。

リラックスしてからイメージを絡めたカウントで落としてくる極めてシンプルな催眠です。
しかし麻呂とzipを探しに行く様子と催眠が面白いくらいに融和しており
彼の声や展開に常に興味を持ちながら聴くことができます。


催眠状態というのは平たく言うと集中し、なおかつリラックスしている状態です。
その前者をキャラやストーリーが、後者を催眠の技術が上手にカバーしています。
暗示の内容が肉体的な重感に力を入れている一方、意識のぼやけなどは薄いため
頭は割とはっきりしてるけど体が動かない、動かしたくないという人がいると思います。
時間が短いのを考えて運動支配に照準を絞っている感じですね。

経験の浅い人が聴いても普通に楽しめるでしょう。
聴いてる最中の熱中度・没入感が半端ないです。



ちょっと残念な男性にイかされる快感
エッチシーンはおよそ10分間。
プレイは手足の拘束、乳首責め、手マン、SEX(正常位)、ディルド責めです。

SEX、ディルド責めの際に比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「麻呂と一緒に気持ちよく きもちよーくなるでおじゃる」
不思議なzipの力で魅力的な女性へと変化した主人公に興奮した麻呂は
嫌がる彼女の手足をzipで拘束してから乳首やおまんこをいじり始めます。

エッチは身動きの取れなくなったこちらを麻呂が責め続けます。
時間に対するプレイのバリエーションが多いため個々の濃度は薄いのですが
どれも彼の特性を十二分に活かしながら行っています。

「乳首をホイールに見立て コリコリ コリコリ 両方同時に コリコリ コリコリ 乳房はマウスでおじゃる」
例えば序盤のカウントを絡めた拘束シーンではzipを展開するクリック音を鳴らしたり
その後の乳首責めでは乳首をマウスに見立てて執拗にクリクリします。

麻呂は世間的には身分の高い上品な人物のはずなのに
エッチにおいてはまるで正反対の下品な部分を見せながら責めてきます。
ちょっぴりアレなおじさんに弄ばれるM性をくすぐるシチュが印象的です。

「そなたは無理やりが好きでおじゃるからの 気持ちいいはずでおじゃる 激しく 激しく 乱暴だけど 気持ちいい」
対する後半は挿入してから30秒程度で果ててしまった早漏過ぎる麻呂が
彼女の体を鎮めるために張形(ディルド)を使っておまんこを責め上げます。

男性向けのような強烈なドライの感覚はさすがになかったものの
最後のカウントに合わせて程よく股間が盛り上がる感覚は味わえました。
女体化パートがあったからだと思います。

このように、作品の雰囲気を損なわないエッチが繰り広げられます。



とことんまで熱中できる作品
有料・無料合わせて他には絶対に無いものを持っている伝説的な作品です。

自分勝手だけどなぜか憎めない麻呂の強烈なキャラ
zipを探しながら催眠を深め、さらには女体化までするストーリーなど
あらゆる部分がまばゆいばかりの魅力に溢れています。

催眠自体は至って普通なのですが、この非常に個性的な要素の数々が
数多くの作品を聴いているような人でさえ魅入らせます。
「笑える」と「興味深い」の両方の意味でこれほど面白い作品はそうそうありません。
女性向けですが男性の方も是非一度聴いてみることをお薦めします。

「力が抜け 身体が重く 重くなるでおじゃる 布団と一体化するイメージでおじゃる」
最中に紡がれていく暗示についても全体的に堅実で隙がありません。
催眠初心者でもついていけるよう適度に具体的なイメージを交えながら
麻呂は少しずつ確実に聴き手の体の動きを封じていきます。

そして何よりzeroさんの演技が飛びぬけて優れています。
麻呂らしい声の合間に適度に見え隠れする落ち着いた穏やかな声が
心を解きほぐし、催眠に入りやすくなるような雰囲気を作り上げています。
特にカウントの間やトーンの具合が耳に心地良いです。
こういうキャラを演じながら催眠に入りやすいようにも配慮する。
シナリオと声優さんがガッチリかみ合っているからこそ、ここまで感動するのだと思います。

エッチについては時間の関係で感度を高めるシーンがほぼ無く
それがフィニッシュ時の快感に多少影響を与えるかもしれません。
ただ彼に何をされているかがすごくイメージしやすいですし
ちょっと残念な男性にいいようにされるシチュもスパイスにはなっています。
淫語・くちゅ音そこそこ、ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

催眠音声の魅力を独自の方向から教えてくれる作品です。
zeroさん以外にあ、きのこさんが演じられているバージョンなどもありますので
男性声に抵抗を感じる方はそちらを聴いてみるのもいいでしょう。

CV:zeroさん
総時間 31:51

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-61.html

あ、きのこさんバージョンはこちら
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-92.html

きのこの里 ~読み手見習い Lv1~さんで配布されている、無料の催眠音声作品。

声優のあ、きのこさんが運営されているサイトで
彼女の読んだ作品以外にも、女性向けの作品が色々と保管されています。

さて、今回の作品ですが当サイトでは初の女性向け作品です。
そして作品名にある通り、あの某有名男性声優さんをテーマにしています。
どんな作品なのか是非確認したくなって聴いてみました。

内容の方は心身のリフレッシュを目的としており
エッチシーンはありません。
だから男性の声に抵抗さえ無ければ、別に男性でも聴くことはできます。

あの方が放つ独特の口調と圧倒的なパワーに包まれて
聴き手は笑い、そして元気をもらうことになるでしょう。



笑いは人を幸せにする
お兄さんに催眠をかけてもらうお話。

「なに? 催眠にかかってみたい? ぶるぁぁぁぁ」
お兄さんはいかにもあの方らしい、独特な口調の男性。
催眠にかかりたい主人公のために、そのための心得として
彼と2つの決まり事を約束することになります。

「これは大前提の決まり事であるからして よーく覚えておくように」
お兄さんはなんというか、まんま若本さんです。

さすがに声は本物とやや違いますが
セリフや話し方などをかなり意識して演じられており
実際聞いた限りでは十分に似ていると思います。
初めて聴いた時には、面白くて吹き出してしまう方もいるでしょう。

催眠はほぼ全編に当たる25分30秒。
まずは体を適度に疲れさせるために、とある運動をすることになります。

最初に体を動かす作品はあるにはあるのですが
ここまでハードな運動を要求する作品を私は他に知りません。
お兄さんのイメージはスポ根教師に近いです。

「吸っているぅぅぅ 吐いているぅぅぅ」
運動の後は深呼吸をしながらゆっくりと脱力していきます。
彼の言葉に耳を傾け笑いをこらえながら、疲れた体を休めてください。

このように、本作品はかなり聴き手を笑わせようとしているように思われます。

「幸せに感じるから笑うんじゃぁない 笑うから幸せになるんだ」
笑いは人を幸せにし、活力を与えます。
男性向け作品の場合、女性の甘い声を聴いて幸せになることが多いですが
笑いの力で聴き手を幸せにしていくのも、一つの手段なのかなって思いました。



有り余るエネルギーを分けてもらおう
体が落ち着いた後は、彼からエネルギーを分け与えてもらいます。

「いいぞ もっと感じろ 感じろ ドゥラグンボールのパワーを 気を高めろ」
彼の持つ鳥山明的な球体を体にかざしてもらいながら
その部位に力が湧きあがるのを感じてみましょう。
体が温かくなるのを意識できればそれで十分です。

そして最後の〆はそのエネルギーを体に感じながら
カウントダウンに合わせて深く落ちていきます。

「降りていくごとに 心が穏やかになっていくのを感じる」
同じ人間だから当たり前なんですけど、このへんはほぼ男性向けと同じです。
だからたとえ声が男性だったとしても、体がその感覚を掴んでさえいれば
すーっと落ちる感覚を味わえるでしょう。
前半ほど笑わせようとはしてきませんから、落ち着いて声に集中できるはずです。

私個人は女性向けの経験が浅いことと
今までとはまったく違ったタイプの作品だったため
残念ながら初回では催眠に浅くかかった程度でしたが
別に作りがそこまでおかしいとは思いませんし
慣れれば普通にいけると考えています。



心と体にパワーがみなぎってくる作品
「笑える」と「興味深い」両方の意味で面白い作品です。
聴き終わった後、体は熱くなっているのを感じ
心は「やるぞー」という気合に満ち満ちていることに気がつきました。

「笑い療法」なんてものがあるように、笑いの力は人を変えてくれます。
催眠が心身を落ち着けて臨むものであるため、相性が悪いとも思うのですが
うまく利用することができれば、何か傑作が生まれそうな可能性を感じました。

催眠は序盤がかなりハードではありますが
その後聴き手はほぼ声を聴くだけになります。
内容はイメージとカウントが中心と普通ながらも
お兄さんのキャラのインパクトでオリジナリティを見事に生み出しています。

女性向けと言えば大人しいものばかりだろうと思っていたら
こんなぶっ飛んだ作品があるとは…
女性向け恐るべし。

CV:zeroさん
総時間 26:36

きのこの里 ~読み手見習い Lv1~
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(右手一番上「わか○と催眠(zero様:保管)」になります)

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