サークル「US耳」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、努力するのは嫌だけど売れっ子アイドルになりたい2人のサキュバスが
担当プロデューサーを個別に、あるいは同時に誘惑して従順な奴隷にします。
チャームボイス(言葉責め)と純粋な快楽を組み合わせて徐々に堕とすのが特徴で
濃厚なキスで媚薬効果のある唾液を流し込んだり、中盤以降は控えめな音量でずっと耳舐め音を流すなど
サキュバスらしさを出しつつ洗脳っぽいセリフや愛の言葉を何度も言って彼の心をがっちり掴みます。
レッスンよりも枕営業を頑張るアイドル
「プロデューサーくーん おはようございまーす」
りりあは甘く可愛い声の女の子。
「仕事続きでお疲れでしょ? ほら肩 こんなにかったぁい」
イヴは丁寧語で話す色っぽい声のお姉さん。
仕事中の主人公へ左右から話しかけると
そこにある資料を見てニューアイドルフェスの参加者リストだと気づきます。
本作品は新人でまだ大きな仕事をしたことがない2人が
自分たちをプロデュースしてる彼をおよそ140分に渡りエッチに誘惑します。
ニューアイドルフェスは事務所内で1ユニットしか参加できないらしく
その推薦権を得ようと序盤から積極的に仕掛けます。
イヴ「私たち サキュバスはサキュバスでも ボイスサキュバスなんです」
彼女たちはボイスサキュバスと呼ばれる種族にあたり
声や言葉を使って相手をコントロールすることに長けてます。
だから作中では洗脳っぽい言葉責めをしたり、「好き」を連呼して彼の心をとろかせます。
最終的には快楽堕ちしますけど無理矢理そうさせることはありません。
男が喜ぶ餌をたっぷり撒いて彼が降参するのをのんびり待ちます。
りりあは明るくて人懐っこい性格、イヴは妖艶で甘やかし上手と属性に違いがあるものの
どちらも話術と性技を駆使して彼を堕とす正統派の色仕掛けをします。
アイドルならではのプレイはほとんどありませんから
サキュバスに好き放題弄ばれて何度も射精する負けシチュが好きな人に最も向いてます。
エッチについてはタイトルにもついてる耳舐めを多めにやりながら
キス、好き好き連呼、手コキ、パイズリ、SEXといった人間同士がするプレイを色々やります。
サキュバス固有と言えるのは洗脳要素があることと、終盤に尻尾コキで連続射精させるくらいです。
言葉責め重視の作風なので、体への責めはサキュバスの中だと控えめになってます。
精液よりも奴隷化を重視してる関係で心への責めに力を入れてます。
少しずつ堕とすエッチ
プレイはチャームボイス、キス、オナニー、耳キス、好き好き連呼、耳舐め、手コキ、耳舐め残響、エッチなダンス、パンツを顔に押しつける、尻コキ、ぱふぱふ、パイズリ、SEX(騎乗位、正常位)、乳首責め、嘘喘ぎ、尻尾オナホコキです。
オナニー、手コキ、尻コキ、パイズリ、SEX、尻尾オナホコキの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
りりあ「プロデューサー君の寝こみを襲って サキュバスアイドル 本気の誘惑」
イヴ「何でも私の言いなりになっちゃう恋奴隷君に 堕としちゃおうと思いまして」
冒頭でフェスに出してくれるようお願いし、主人公に断られたりりあとイヴは
事務所で寝てた彼を襲いまずは自分たちの恋奴隷にします。
エッチは終始彼女たちが責め続けます。
最初の2パート41分間は言うことを聞かない彼を従順にさせるシーン。
「02 ー ゼロ距離密着チャームボイス攻撃♪脳みそとろとろ魅了キスで自滅オナニー♪(約20分)」はキス、オナニー、耳キス
「03 ー 好き好き洗脳、感度増幅耳舐め調教♪(約21分)」は好き好き連呼、耳舐め、手コキで1回ずつ射精します。
りりあ「もう下心抑えられなーい りりあたちとラブラブしたーい エッチなことしたーい」
イヴ「キス1回されるごとに りりあのことが好きになって 後戻りできなくなっちゃう とーっても危険なキス」
2人はアイドルとしては駆け出しでもサキュバスのほうはかなりの実力者です。
体の動きを封じてから甘い言葉を囁いて性的欲求を煽ったり
媚薬効果のある唾液をキスで飲ませて逆らえない状況にします。
02パートは開始から7分後にようやくキスを始め、手コキも5分と短いですから
抜かせるよりもエッチできる雰囲気を作る意味合いのほうが強いです。
それに対して03パートは片耳や両耳舐めしながらおちんちんも8分くらい責めてくれます。
りりあ「プロデューサー君の頭の中 好きでいっぱいにしてあげるね」
左右交互に「好き」と何度も言うのも調教では珍しいなと。
彼女たちが彼を好きなのではなく、彼が彼女たちを好きになるように働きかけます。
「敗北率100%」と書いてあるように、最初から勝ちを確信してるから2人も手荒なことはやりません。
じわじわ追い込みながら彼が自分の意志で堕ちるのを待つねちっこい責め方をします。
続く4パート63分間は彼女たちの個性を出しつつ踏み込んだプレイをするシーン。
「04 ー 耳元にこびりつく耳舐め音♪-りりあの悩殺☆尻コキダンス-」はパンツやお尻を使ったプレイ
「05 ー 耳元にこびりつく耳舐め音♪-イヴのおっぱい調教編-(約17分)」はぱふぱふとパイズリで2人の違いを明確にします。
そして「06 ー チ○ポに淫紋刻み奴隷化調教(約21分)」は騎乗位&正常位SEX
「07 ー ライブ大成功記念☆ご褒美甘々いじめ♪(約12分)」は尻尾コキして調教を完成させます。
このへんまでくると調教がある程度進んでますから心への責めを重点的にやるのは止めて
おっぱいや下半身を使って責めるストレートなプレイに変わります。
また04~05パートは彼が魅了されてることをわかりやすく伝えるために
左右から控えめな音量で耳舐めBGV(バックグラウンドボイス)が流れ続けます。
りりあ「お尻で 8の字書くみたいに ぐーる ぐーる」
04パートは本作品で唯一アイドルらしいプレイをします。
フェスに向けて本番コスでの練習を終えた直後に彼と会い
目の前で踊りながらパンツをチラ見せしたり、スカートの中に招待して発情させます。
そしておちんちんはお尻を擦りつけてアイドルを汚す快感を与えます。
やり方は完全にアウトですけどフェスに出られるようになったのは彼のおかげですから
それに対する感謝の気持ちを示したうえで体のほうも屈服させます。
シーンごとに調教の方向性が切り替わるのも本作品の魅力です。
イヴ「ほら 背中とんとんしてあげまちゅから 白いおしっこ 気の済むまでお漏らししちゃいまちょうねー」
一方イヴはアイドルよりも母親っぽい態度で責めます。
おっぱい尽くしのエッチということで赤ちゃん言葉を話しながら
最初は顔、次はおちんちんを包み込んで幸せな射精に導きます。
彼が彼女に甘えるようになれば言う通りにできますから、これも調教の一種と言えます。
実際に聴いた感想ですが、アイドル成分が低めな代わりにサキュバス度が非常に高いのが意外でした。
ヒロインがアイドルの作品は軒並みその特徴を活かす形で作品を組み立ててます。
例えば他の作品だとライブ映像やファンレターを見ながらエッチしたり
握手会に見立てておちんちんをしごくといった感じです。
個人的にはもう1~2パートくらいアイドルならではのプレイが欲しいと思ってます。
ただそうすると今度はサキュバスの魅力が薄れてしまうので
サークルさんはサキュバスを強く押し出すほうを選ばれたのかなと。
その割に前置きが長すぎておちんちんへの責めが弱くなってるのは気になりました。
要はサキュバスの個性を使って洗脳や奴隷化することを最も強く意識してます。
一般的なサキュバスみたいに精液目当てでエッチするのとは違いますから
女性に弄ばれたり負ける感覚を楽しむ作品だと私は捉えてます。
穏やかな色仕掛け作品
りりあとイヴは自分たちをフェスに出してくれない主人公を言いなりにしようと
まずはキスやチャームボイスといったソフトなプレイと手コキで彼の心を引き寄せます。
そしてその後は個別に、あるいは同時により濃いエッチをして体のほうも屈服させます。
異なる特徴を持つ2人のサキュバスがプロデューサーをエッチな手段で調教するシチュ
無理矢理感を出さずサキュバス固有の能力を駆使して堕とす穏やかなエッチ
序盤は彼女たちを好きにさせる、中盤以降は彼女たちの奴隷にすると
シーンによって調教の目的を変え、それに合ったプレイを繰り出す展開。
調教から連想されるハードなものとは随分違うやり方で彼を屈服させます。
エッチにおけるアイドル成分がかなり低かったり
耳舐めの半分くらいがBGVで垂れ流しだったりと首を捻るところはありますが
「サキュバスによる洗脳&調教」という点では頑張ってると思います。
純粋なエロさよりも負ける快感を追求してるので、そこをどう見るかで評価が変わると思います。
射精シーンは9回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけはコミック用ショートドラマとフリートークです(あと4ページの漫画がついてます)。
CV:水樹りりあ…天知遥さん イヴ=リリエンタール…大山チロルさん
総時間 2:36:22(本編…2:20:06 おまけ…16:16)
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
追記
2021年12月31日まで25%OFFの1155円で販売されてます。