サークル「Dose and Dreams」さんの催眠音声作品(女性向け)。
今回紹介する作品は、街に併設された教会で懲罰房を担当してるお兄さんが
休日に訪問した女性へ催眠を交えた気持ちいいお仕置きをします。
首輪の装着、寸止め、鞭打ちといったM向けのプレイをするのが特徴で
イメージや暗示と組み合わせて心身をバランスよく盛り上げます。
穏やかで嗜虐的な看守と
「こんばんは そろそろ出発のお時間ですよ」
お兄さんはトーンが低く穏やかな声の男性。
休日に教会へ行くことを決めた主人公に挨拶すると
馬車に乗り込みここでの生活に慣れたか尋ねます。
本作品は神父を狙う女性たちに懲罰を与える仕事をしてる彼が
その1人にあたる彼女とおよそ60分間のアブノーマルなプレイをします。
2023年3月に発売された「神父君に溶かされちゃうあなた」と同じシリーズにあたり
彼女が教会へ到着した後からストーリーが分岐します。
お話はそれぞれ独立してますし違うキャラが主役を務めるので
前作を未視聴でも問題なく楽しめます。
看守君「誰が お前に首輪をかけているんだ? どうして 首輪をかけられているんだ? 支配されたいから だったよな?」
最大の特徴は比較的ハードなプレイを取り揃えてること。
催眠の終盤に首輪を着けて上下関係を明確にする
エッチは寸止めを何度もさせながら鞭打ちするなど、看守らしいことをいくつもやります。
ただし2人は面識があるので声やセリフはそれほど冷たくありません。
看守の仕事をきっちりこなしながら多少の愛情も注ぎます。
前作の神父君は甘め、今作の看守君はきつめと同じシリーズでも正反対の属性を持ってます。
流れを持たせた癒される催眠
最初の「共通誘導(約7分)」は前作とほぼ同じ内容。
お兄さんと一緒に馬車へ乗り込み、その中で深呼吸して軽くリラックスします。
「がたん ごとん 揺れるたび 心地よさが増していく 揺られて 意識も体も 少しずつ…」
バックで馬車の音を鳴らしながらそれに揺られる様子を主観的に語ったり
「吸ってー」「吐いてー」と合図を出して深呼吸するリラックス&イメージ重視の誘導です。
お兄さんはメインの催眠者じゃないので誘導も軽めにしてました。
続く2パート16分間は看守君にバトンタッチし本格的にかけ始めます。
「対面(約7分)」は横に寝かせてから体と頭を脱力し
「教育(約9分)」は感度が上がる暗示を入れたり首輪を着けてエッチの準備を整えます。
「腕に入った力が 俺の言葉に押し出されて ぎゅーっと抜けていく」
「考える必要は何もない 従っていくことが 心地よくなっていく」
本作品のエッチは割かしハードですが、催眠パートは穏やかな声と態度でリードします。
脱力は腕、全身、頭の順で脱力感と心地よさを与え
さらに頭が空っぽになって彼に従いたくなるように働きかけます。
押しつけがましさを極力薄めたアプローチをかけてて彼なりの優しさを感じました。
「途中で逃げられても困るからな ひんやりとした 鉄の首輪 お前の意思を奪う 特製の首輪」
最後の教育パートは調教の手始めとも言えるシーン。
金属製の首輪を巻かれる様子を主観的に語って期待と興奮を煽ります。
販売ページの説明文には「首絞め」と書かれてますが、これは彼女の首のサイズを計る際に両手で覆うだけです。
一般的な首絞めとは違い、首輪を着けた彼女が息苦しくならないようにするための配慮にあたります。
自宅を出て教会へ向かい、調教の準備をするまでの様子を描いた流れのある催眠です。
心身をリラックスして看守君の命令や調教を受け入れやすくすることを目的に
馬車に揺られるイメージを交えた深呼吸、体と頭の脱力、感度強化&首輪の装着と
パートごとにやることを変えてリラックスと依存心を高めます。
リラックス重視で進めるから雰囲気は終始穏やかですし
首輪を装着する時も無理矢理感をできるだけ出さずに進めます。
エッチの序盤でさらに深化するシーンもあって入りやすい誘導だと思います。
痛みを伴う快感を与えるエッチ
プレイはオナニー、鞭打ちです。
鞭打ちの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
「そうだな 今日のお仕置きは す・ん・ど・め」
主人公を教会の地下にある懲罰房へ案内した看守君は
今日やることを教えてから服越しにクリトリスをいじる指示を出します。
エッチは直接絡まず彼に言われた通りオナニーします。
前半の10分間は寸止めを繰り返して感度をさらに上げるシーン。
オナニーの指示は開始や停止の合図を出す程度に留め
手が勝手に動いたり気持ちよくなる暗示を入れて制御します。
「イキそうなところから戻ってこれない 気持ちいい でもイってはいけない 混乱して 気持ちいい」
本作品のエッチはお仕置きにあたるため、彼もすんなり気持ちよくする気はありません。
イキそうになったらオナニーを停止し再開するのを繰り返して生殺しの状況を作ります。
このシーンは鞭打ちをしませんから割と正統派の焦らしプレイです。
続く10分間は絶頂を見据えた追い込み。
「ぱぁん」というやや反響した鞭打ち音を時々鳴らしながら
カウントをゆっくり数えて絶頂のタイミングを教えます。
「全身に気持ちよさが広がる 倒錯的で 支配される感覚が 深く染み込んでいく」
そしてここでも彼に支配されるMの快感をくすぐります。
鞭打ちは途中で1回、絶頂時に6回と要所で使う感じにしてました。
前作でも登場したあるイメージを使って快感と絶頂感を高めるなど
催眠の技術とSM要素を組み合わせた独特なプレイになってます。
このように、痛みを伴う快感を与える調教色の強いエッチが繰り広げられてます。
ややハードな作品
看守君は弟の神父に性的な興味を持ってる主人公を躾けるために
事情を知らずに教会へやって来た彼女へまずは催眠をかけて支配されたい気分にさせます。
そしてエッチは暗示、オナニー、鞭打ちを組み合わせて背徳的な絶頂へ追い込みます。
声は穏やかだけど性格はSな看守が知り合いの女性に気持ちいい罰を与えるシチュ
自宅から教会の地下室へ行く様子に技術を絡めたストーリー性のある催眠
前半は焦らしと寸止め、後半は鞭打ちを交えた絶頂と落差を持たせたセルフ系のエッチ。
前作と同じ世界観でキャラやサービスを大きく変えた作品に仕上がってます。
中でもエッチは暗示を小まめに入れるところは催眠音声らしいですけど
寸止めや鞭打ちといったM度が高いものを中心に据えててインパクトがあります。
催眠もエッチと同じくらいの時間をかけて段階的に落とすから全体のバランスが良いです。
絶頂シーンは1回。
効果音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
CV:月村望さん
総時間 59:23
体験版はこちらにあります