同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ProjectE.L.C

   ● 初恋カノジョと花火の夜に【耳かき】【添い寝】
   ● 【耳かき・逆耳かき・マッサージ】魅惑に眠る【甘々吐息・催眠・バイノーラル】
   ● 【耳かき・マッサージ】時が流れる部屋【寝息】
   ● 【耳かき・マッサージ】君の彼女【吐息】
   ● 【耳かき・マッサージ】君の隣で【方言ボイス】
   ● 【耳かき】セーラー服の君【癒やし】


初恋カノジョと花火の夜に【耳かき】【添い寝】

サークル「とらいあんぐる!」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、高校卒業と同時に離れ離れになってしまった男女が
大人になって久しぶりに再会し夏の夜を楽しく過ごします。

童心にかえって花火を楽しんだり、耳かきや添い寝をしながらお互いの気持ちを確かめ合うなど
二人が失われた時を取り戻し新しい関係へと発展していく様子を甘いタッチで描いてます。
花火、風鈴、かき氷といった季節にちなんだ効果音や環境音が数多く登場するのも魅力です。
初恋同士の新しい思い出づくり
幼馴染の「夏実(なつみ)」と夏の夜を過ごすお話。

「ねぇ ねぇってば おーい あっ やっぱり君だ」
夏実は明るくてホッとする声のお姉さん。
ある夏の日、数年ぶりに地元へ帰り花火大会を見に来た主人公に声をかけると
人混みが嫌で帰ろうとする彼を自宅に招待し二人だけで見ようと言います。

本作品は小さい頃から仲良くしていた男女が大学進学に伴い離れ離れになり
数年後に再会した時の様子を彼の視点で楽しみます。
二人は以前からお互い初恋相手だったのですが、仲が良すぎたせいか恋人同士になれませんでした。
そんな想いが今回の出来事を通じて少しずつ強くなる様子を綿密に描いてます。

「え、いいの? やった! そうこなくっちゃ やっぱり花火は一人よりも 誰かと一緒に見たほうが楽しいよね」
「だってさ 一度君とこうやって 一緒に楽しい時間を過ごしたら もう君がいない夏なんて耐えられないよ」

物語の最初と最後で彼女の言葉や態度が随分変わりますから
シーンごとにどんな気持ちでいるかがなんとなく伝わってきます。
幼馴染なだけあって言葉遣いも砕けておりスキンシップも積極的に取るあまあまな関係です。
でもその中にある程度の遠慮も見られ、大人になった彼とどう付き合っていいか戸惑ってる気持ちが窺えます。
相思相愛なのにしばらく会ってなかったせいでなかなかくっつけいない微妙な距離感がもどかしくて面白いです。

もうひとつの魅力は最中に流れる効果音や環境音。
音声開始直後にはお祭りの会場らしいガヤ音や太鼓の音が聞こえ
彼女の家に移った後も花火、風鈴、虫の声など夏の夜にまつわる様々な音が登場します。
中でも花火は打ち上げ以外に家でやるタイプのものもあって本当に多彩です。
二人の出会いをさらに盛り上げる触媒としての役割を十分に果たしてます。
徐々に近づいていく心と体
夏祭りの会場から夏実の家へ移動した後に始まる2パート23分間は花火を楽しむシーン。
「手持ち花火でイタズラ」は手持ち花火、ネズミ花火、線香花火といった家庭的なものを楽しみ
「打上花火とかき氷」は本番の打ち上げ花火を鑑賞しながらかき氷を一緒に食べます。

「あっ! その花火私が使おうと思ってたのに え? いつ言ったって… 心の中で予約してたんだってば」
初恋の人と偶然出会えて余程嬉しかったのでしょう。
彼女は大人よりも子供っぽい会話をしながら花火を無邪気に楽しみます。
しかしそんな中にも友達相手とは明らかに違う仕草が見られ、彼に特別な感情を抱いてるのがわかります。
花火の音も質感や鳴るタイミングがリアルですし、それに火をつける音やバケツを置く音まで入っていて芸が細かいです。

「はい あーん どう? 美味しい? そうでしょ? ほら 次は君が食べさせてよ」
続く打ち上げ花火のシーンでは恋人っぽさが一段階上がります。
かき氷を食べさせ合う、頭を撫で合う、手を繋ぐ、抱き合うなどスキンシップに力を入れており
彼も彼女のそんなアプローチにまんざらでもない反応を示します。
二人とも恋愛経験が皆無ということで、恥ずかしがりながらもお互いの距離を縮めようとする姿が初々しいです。

効果音のほうは打ち上げ花火は「どーん」と軽く響く音が一定の間隔で鳴り始め
しばらくするとそれが短くなったり小刻みに連続で鳴るなど変化をつけてます。
かき氷を作る音、スプーンで掬う音、食べる音まで入ってるのが印象的でした。
主人公が食べる時だけ至近距離からやや響く咀嚼音を鳴らして彼女と一緒にいる雰囲気を上手に作り上げてます。

続く3パート49分間は花火を見終えた直後のお話。
花火見物の余韻に浸りながら彼女が右耳→左耳の順に膝枕で耳かきし
最後にこの場限りの恋人同士になり添い寝でイチャイチャします。
使用する器具は耳かき棒のみで右耳は開始前、左耳は終了直前に軽い息吹きが入ります。

耳かき棒は「ずりっ すしゅっ」という若干粗さのある乾いた音が使われており
ペースやストロークを小まめに変えながらゆっくり優しく掻き出すように動きます。
1分程度吐息を漏らしながら無言で手を動かしてから会話を挟むのを繰り返すので
先ほどの花火シーンに比べて随分静かになった感じがするでしょう。
彼女が好きな梵天が入ってないのは残念ですが、キャラに合った柔らかくて比較的高品質な耳かきです。

「なんかついほっぺた触っちゃう ぷにぷにで柔らかいんだもん で…こうやって顔をぐいーっと近づけると ほら どう? 鼻と鼻がくっつきそう」
最中のやり取りは引き続きあまあま。
彼のことを素直にカッコイイと褒めたり、自分から鼻がくっつくほど顔を近づける大胆な行動を取ります。
お祭りは参加してる最中は楽しいですが終わると急に寂しくなるものです。
彼女もこの時間を楽しむ一方でもうすぐ終わりを迎えることに名残惜しさを感じてます。
前半の花火は夏らしく華やかに、後半の耳かきは静かで落ち着いた雰囲気を持たせて彼女の心情を表現してます。

一番最後の「恋人ごっこ~添い寝」はヨガマットの上で二人一緒にごろごろします。
名前通りもう恋人と言ってもおかしくないやり取りばかりで聴いてるこっちがニヤニヤしてしまいます。
最後に二人がくっつくのか、それとも幼馴染の関係を続けるのかは聴いてのお楽しみとさせてください。

このように、夏らしいサービスに登場人物の内面を組み込んだ純愛ストーリーが繰り広げられてます。
シチュ重視の作品
季節感を出しつつ男女の恋愛模様を描いたイチャラブ作品です。

大学に入ってから故郷をずっと離れていた男性が現実世界に疲れを感じてそこへ戻り
昔ずっと仲良くしていた女性と再び出会って幸せなひと時を過ごします。
そして以前よりも立派になった相手に戸惑いながらも少しずつ関係を修復し
最後のほうにはほぼ恋人同士と言っていいほどのあまあまなやり取りを見せます。

お互いに初恋相手だった男女が色んなやり取りを経て仲良くなっていく展開
二人の周りを彩るリアルで豊富な効果音と環境音、前半と後半で雰囲気を大きく切り替える作り。
友達以上恋人未満の彼らがその一線を越えようとする様子に夏らしさを交えて進めます。

「一応言っておくけど 私がこーんなにべたべたするのは 君の前だけだからね」
音声を聴いた限りではおそらく彼よりも彼女のほうが想いが強かったのだと思います。
自宅に招待するところから始まり自分から積極的にスキンシップを取ったり
かき氷を食べさせてあげるなど嬉しい気持ちを言葉と行動でわかりやすく示します。

男性の側から体を密着させるのは色々と難しいからこうしたのかもしれませんね。
それでいてキスをなかなかしないあたりに会えなかった年月の重さを感じます。
傍から見てて「もうちょっとだ、頑張れ!」と応援したくなるむず痒いカップルです。

サービスはセリフに比べると存在感が薄いですがどれも十分以上の品質を持ってます。
特に花火はパートごとに内容を切り替えそれぞれに合った音をタイミングよく鳴らします。
そして花火が賑やかだからこそ、その後から始まる耳かきや添い寝の静かさが引き立ってます。

ストーリー、キャラ、音など作品を構成する色んな要素がバランス良く優れてる総合力の高い作品です。
おまけは53種類の効果音です。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:48:07(本編…1:16:25 おまけ…31:42)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2018年2月15日まで50%OFFの450円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

【耳かき・逆耳かき・マッサージ】魅惑に眠る【甘々吐息・催眠・バイノーラル】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、色っぽい声とドSな性格を持つお姉さんが
近所に住む男性を自宅に連れ込み音を使って心を引き寄せます。

オイルマッサージの音、耳かき音、彼女の吐息など「音」を主役にしたサービスを行っています。
実際の施術通りにするよりも音をとことん聞かせることを意識して進めますから
多彩かつリアルな音だけを浴びるほど楽しむことができます。
大好きな人を音で虜に
お姉さんに催眠をかけられ耳マッサージや耳かきのイメージをするお話。

「あら 目が覚めた?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
隣に住む主人公と映画を見ている最中に眠らせると
目覚めた彼に体が動かなくなる催眠術をかけたことを教えます。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
耳のオイルマッサージ、添い寝、耳かきと異なるサービスをおよそ90分に渡って行います。
Project E.L.Cさんは以前からASMR(音フェチ)作品を数多く作られてるサークルさんです。
今回もその作風を踏襲し、彼女のセリフよりも効果音のボリュームをずっと多くしています。

音に関する本作独自の要素は彼女が吐息を多めに漏らしてくれること。
中でも耳かきパートはセリフが極端に少なく効果音と息遣いだけがずっと流れ続けます。
大人の女性らしい色っぽいものですからちょっぴり股間に来るかもしれません。
物と人が生み出す音を上手に組み合わせて作品の世界を作り上げています。

「はははっ 恐い? ねぇ 恐い? 目が覚めたらベッドの上にいて 催眠術をかけられて 動けなくなってるの」
音以外で特徴的な部分は催眠っぽい要素を織り交ぜてることです。
冒頭のシーンでは催眠によって体を動けなくしたと告げ
その先にも深呼吸、カウント、指パッチンなど催眠でよく見かける行為が適度に登場します。

勘違いされると困るのではっきり言っておきますと、この作品は催眠音声ではありません。
催眠に関する技術が特に使われていない、つまり聴いても催眠には入れないようになってます。
二人がこういう行為に及ぶきっかけ作りと雰囲気を出すための演出として使われています。

「このまま眠ったら 君 永遠に催眠状態のままになっちゃうから」
中盤の添い寝パートでこんなことを言ったりもしますが現実にはあり得ないことです。
ですから催眠に関して彼女の言ってることを決して鵜呑みにしないようお願いします。
本作における催眠は技術よりも超能力に近い扱われ方をしています。
質感や動きが異なるリアルな音の数々
お姉さんが一番最初に行うサービスは耳のオイルマッサージ(約36分)。
前半は指、後半はタオルと材質を変えながら両耳同時にたっぷり揉みほぐします。

指の場合は「くしゅっ」と若干水分の混じったざらつきのある摩擦音
タオルは「すりゅっ しゃぷっ」と滑らかで幅の広い音が使われており
どちらも左右で別々の動きをしながらペースや力強さを数分置きに変化させます。

指のほうが尖ってるので耳に伝わってくる感触は強めです。
対するタオルは軽く撫でられてるような優しい刺激が伝わってきます。
同じ耳マッサージでも色んな部分に違いがあって面白いです。

ちなみに本作品のサービスはどれも「音をできるだけ多く聴いてもらう」ことを意識して進めます。
効果音ごとの途切れは極端に少なく、彼女が疲れた腕を休ませるシーンも特にありません。
悪い言い方をすれば垂れ流しなのですが音のバリエーションは結構豊富です。

「このオイルの音は 私が手で触れてるだけなのか? それともやっぱり オイルではなく別の音なのか」
最中のお姉さんは自分にお世話されてるイメージをするよう適度に呼びかけます。
事前に催眠をかけてる関係で実際にやってると明言することはありません。
催眠に入り、耳を責められてる様子を疑似体験させるスタイルで進めます。

もうひとつの大きなサービスは最後に行う耳かき(約39分)。
綿棒だけを使い右耳→左耳の順に同じくらいの時間を割いてじっくりお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

「ずずっ じりじり」と柔らかくてややざらつきのある綿棒の音が心地よく
パチパチした音がちょっぴり混じってるのもリアルで実に良いです。
また耳の奥と手前を何度か移動させ、そのたびに音のトーンや重さが変化します。
マッサージの時よりもずっとセリフの量が少ないので吐息もがっつり聞けます。
安眠のお供にかなり役立ちそうなパートですね。

「で、どう? 私の耳に伝わる音と刺激 あなたにも伝わってる?」
ちなみにこの耳かきは彼女が彼にやってるわけではありません。
彼女が自分で綿棒を持ち、自分の耳を掃除する様子を彼にイメージさせます。
そして催眠にかかってることを利用し、二人の感覚がリンクしてると告げます。

これが作品説明文に書いてある「逆耳かき」の正体です。
耳かき音自体はそのままに、セリフでそうなった気分にさせようとします。
実際に聴いた限りでは一般的な耳かきとほぼ同じです。

このように、変化に富んだ音を使って癒しを与えるサービスが繰り広げられています。
多彩な音が楽しめる作品
サークルさんの持ち味とも言えるリアルな音を存分に聴ける作品です。

ヤンデレを若干こじらせてるSっ気たっぷりな女性が
隣に住む男性をなんとかモノにしようとあれこれ画策します。
やってることは癒し系音声で定番のものばかりです。
それを彼女のキャラや催眠をかけてる状況を使って特徴づけてます。

耳マッサージ、耳かきいずれも時間が長く効果音のレベルも高いです。
専門店で女性にお世話されてる気分をリアルに味わいたい人には不向きですが
とにかく色んな音を聴いて気持ちを落ち着けたい、眠りにつきたい人には相当役立ちます。

催眠については完全なおまけです。
私が催眠音声を色々聴いたり多少勉強してるのもあるのでしょうが
全体の流れやお姉さんのセリフにかなりの違和感を覚えました。
催眠をまったく知らない人ならそれっぽく感じるのかもしれません。

ちょっぴり変わった要素を含んだ音特化の作品です。
95分で300円とコスパに優れてますから内容を理解したうえで聴くなら損はしないはずです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:35:47

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

【耳かき・マッサージ】時が流れる部屋【寝息】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、義理の妹であり恋人でもある女の子が
同棲開始のお祝いに3つの癒しのサービスを提供します。

サークルさんが以前から得意とされてる音重視の作りが魅力で
静かな雰囲気の中で鳴り響く様々な音が安らぎや眠気を与えてくれます。
大好きな人と2人きりの生活
葉知見 萌里(はちみ もえり)に色々お世話してもらうお話。

「わーい! お兄ちゃんの部屋だー ってことで早速ベッドにどーん!」
萌里は明るくて可愛い声の女の子。
お兄ちゃんと一緒に住む部屋に入り新品のベッドにダイブすると
これから始まる同棲生活に思いを馳せながらゴロゴロします。

本作品は大学に進学し親元を離れることになった2人が
新しい家で同棲生活を始めた直後の様子が描かれています。
内容は添い寝が25分、耳かき50分、マッサージ15分と種類が少ない代わりに個々のボリュームが多く
サービスの一部始終を多種多様な音を中心に据える形でお届けします。

最中に萌里が話しかけてくるシーンももちろんありますが
セリフのボリュームは総時間の3分の1程度に抑えられています。
当然のように音だけが流れる時間が多く、後になるほど心落ち着くものを感じるでしょう。
効果音自体も刺激の弱いもので統一されてますから睡眠中のBGM代わりに聴くのも大いに有りです。

「お兄ちゃんも隣に寝て? 寝てよー」
これらの相手を務める萌里のキャラももちろん癒し特化。
お兄ちゃんと2人で暮らせるのが幸せで堪らない表情であれこれ語りかけてきます。
お世話の途中で甘えたり「好き」と愛の言葉を投げかける甘えん坊な仕草を見せることが多く
すぐ近くにいたら抱きしめてあげたくなるような可愛さを持っています。

ちなみに彼女は彼と小さい頃から一緒に過ごしてきたものの血の繋がりは無く
物語の開始時点でほぼ恋人の関係になっています。
おかげで抱き合ったりデートの話をするといった恋人同士に見られるやり取りが多めです。
純粋な妹モノとは違うことだけご注意ください。
リアルな音を駆使した癒しのサービス
彼女が最初にしてくれるのは添い寝(約22分)。
萌里が寝ていたベッドにお兄ちゃんを呼び、一緒に横になって引越しの疲れを取ります。
そのまま寝るのではなく仮眠を取るスタイルです。

「お兄ちゃんの手握ってると 幸せになれるんだー」
サービスが始まるとすぐ近くで彼女の安らかな寝息が流れ始めます。
冒頭に結構活発なやり取りをするので余計静かに感じるでしょう。
数分おきに入るセリフも2人きりになれたことを素直に喜ぶものばかり。
彼女の表裏の無いキャラも別方向の癒しを与えてくれます。

メインのサービスは次に始まる耳かき(約50分)。
ベッドから起きて彼女に膝枕してもらい、右耳→左耳の順にお掃除します。
使用する器具は明言されてませんが音の感じからして耳かき棒と綿棒だと思います。
最中にほんの少しだけ息を吹きかけるシーンもあります。

耳かき棒は「そりゅっ くしゅ」とやや篭った軽い音
綿棒は「ぱちぱち しょりっ」という柔らかい音が使われており
前者は奥から手前に掻き出すように、後者は耳の壁をなぞるように動きます。

そしてここでも2人の会話を最小限に留めて音だけをたっぷり楽しませてくれます。
50分で使用する器具が2種類は少なく感じるかもしれません。
ですが器具の動きは非常に多彩で実際に聴いてみるとそれほど単調さはありません。
特に綿棒は音の位置が微妙に変化し、耳全体に弱めの刺激を与えてくれます。

ただし、音をできるだけ多く聞かせることに固執してる面も見られます。
もう少し詳しく書くと、音そのものはリアルなほうですが効果音の途切れが極端に少ないです。
耳かきは手でやるものですから位置を変えたり休む際に音が鳴らなくなります。
その部分があまりないおかげで現実世界で行う耳かきとしてはややリアリティに欠けます。
耳かき音声よりは音フェチ音声の色が強い耳かきかなと。

最後に登場するのは肩のマッサージ(約14分)。
体を起こしたお兄ちゃんの後ろに萌里が正座し
手のひらで撫でる、拳で左右交互に軽く叩く、手を合わせて甲で叩くなどの動作をします。

「これからも 疲れたらいつでも言ってね 私がいつでもマッサージして お兄ちゃんの疲れ 癒してあげるから」
他の2つに比べて時間は短いものの、音のバリエーションは最も豊富です。
音の位置取りがしっかりしていて左右にスライドする細かな演出も光ります。
彼の願いを何でも聞きいれ、尽くそうとする彼女の健気な姿も心を潤します。

このように、最大の武器である音を使った癒されるサービスが繰り広げられています。
音に包まれる作品
効果音や萌里の息遣いといった「音」をたっぷり楽しめる作品です。

血は繋がってないけど強い絆で結ばれてる若い兄妹が
新しい場所で幸せに生活する様子を多彩な音を使って表現しています。
サービスの時に鳴る音以外にベッドに倒れこむ音、ゴロゴロする音も入っており
2人が部屋で寛ぐ様子をセリフを極力使わずにイメージさせてくれます。

各サービスについても音質・音の位置・動きに気を使って丁寧に進めてます。
細かい部分では本格的な耳かき音声に及ばないところもありますが
音で癒しを与えることを目的とした作品なのを考えれば十分許容できます。
聴いてる最中はかなり眠かったし、聴き終えた後は気分がとてもスッキリしました。

「君のこと大好きだよ これから萌里のこと たーくさん楽しませてね」
萌里については妹と恋人の両方の特徴を持つ女性です。
基本的には甘える態度を取り、ところどころでより踏み込んだことを言ってきます。
「好き」と言ってくれることが多いのが印象的でした。

気になったところを強いて挙げるとするならタイトルでしょうか。
「時が流れる部屋」から連想される時計の音は残念ながら鳴りません。
音重視の作品ですし、入れておけばもっと大きな癒しが得られたように思えます。

音フェチや安眠を重視した癒し系作品です。
90分でたったの200円とコスパに優れてるのも魅力です。
女性の声よりも効果音を楽しみたい人におすすめします。

CV:藍月なくるさん
総時間 1:30:57

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

【耳かき・マッサージ】君の彼女【吐息】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、好きな人にお世話をするのが大好きな優しい彼女が
長時間に渡る癒しのサービスで主人公に安眠を提供します。

サークルさんの持ち味とも言える多彩な効果音を使った耳かきに加え
今回はローションを使った耳マッサージも行われており
両耳で別々に鳴る控えめな水音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。
デートの後はお家でのんびり
彼女に耳かきと耳マッサージをしてもらうお話。

「はぁぁ 今日もあっという間だったね」
彼女は温かくで優しい声の女の子。
主人公と色々なところに出かけた日の夜、彼の家でその様子を楽しそうに振り返ると
泊めてもらうお礼に耳かきをしてあげます。

本作品はデートを終えて適度に疲れた彼のリクエストに応えて
彼女がいくつかの器具を使い分けながらおよそ1時間に渡る耳かきをし
仕上げに25分ほど両耳を手や指で揉みほぐします。

2人が十分に楽しんだ後ということで全体的にセリフは少なく
最中は30秒~1分程度の短い間隔で効果音を小まめに変化させながら
同時に彼女の息遣いが聴こえる静かなひと時が楽しめます。


かなり音フェチ向けの作りですからそういうのが好きな人には強くおすすめします。
他にも安眠を目的に寝ながら聴くのもいいでしょう。
全編に渡ってのんびりとした心安らぐ雰囲気が漂っています。

「耳かきに慣れるとさ 耳かきをされないと寝付けなくならない?」
そしてセリフのボリュームが少なめだからこそ
サービスの合間に交わされる2人の何気ないやり取りに温かさを感じます。
将来結婚しようと思っているそうですから付き合いも長いのでしょう。
2人でいることや耳かきをしているのが当たり前のような落ち着いた態度を見せてくれます。
多彩な効果音を駆使した大ボリュームの耳かき
彼女が最初に行う耳かきはおよそ60分。
膝枕の体勢で右耳→左耳の順にブラシつきの耳かき、通常の耳かき、梵天を使い分けてお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

ブラシつきの耳かき棒は「ぞりぞり じりっ」と乾いた軽い音
通常の耳かき棒はそれよりも細く硬い音
梵天は「すりすり ずずー」と柔らかくふわふわした音が使われており
耳かき棒は掻き出したり耳の壁をなぞる、梵天は回転させる動きを中心に目まぐるしく変化します。
音・動かし方いずれもリアルなほうと言えます。

ちなみに本レビューに書いてある使用器具は私が聴いた際に判別できたものですので
もしかしたらこれ以外の器具が使われているかもしれません。
彼女が最初の段階でブラシつきの耳かきを使うと宣言する以外は「~に変えるね」みたいなことを言わず
しばらく経って気づいたら音質が変わっている、といった自然な演出がされています。
確かに2人の関係を考えればいちいち言うほうがおかしいようにも思えます。

最も特徴的なのはやはりブラシつきの耳かき棒でしょう。
耳かき棒よりも綿棒に近い広さとざらつきのある音が耳に適度な刺激を与えてくれます。
最初は穴の入り口あたりを掃除していたかと思えば
少し経つと奥へと進み、それに合わせて音がやや近く重くなります。
音のバリエーションが豊富ですから聴いてて飽きが来ないです。

「例えば 30年後とか 50年後も こうして同じような体勢で 私が君に耳かきをしてるの」
「私は 君のこと 信じてるからね いちいちしないよ 嫉妬なんて」

耳かきをしている彼女の存在も忘れてはいけません。
基本的には控えめの吐息を漏らすだけのシーンが多いですが
ちょくちょく彼が寝てないか確認したり、こうしていることに喜びを感じているセリフを呟きます。

そんなに大したことを話さないのが恋人らしくていいですね。
仲のいい男女のありのままのひと時を演出しています。
お互いがお互いを強く信頼しているように感じられるものばかりでした。

続くマッサージは顔の位置を正面に戻し
彼女がローションを手に馴染ませた後、左右の耳を覆って同時に行います。

こちらも最初は「こりゅっ しゅりしゅり」と水分控えめの滑らかな水音が鳴っていたかと思えば
しばらく経つとだんだん水分が増しねっとりした音へと変化します。
主人公が彼女の声を聴き取りにくい状況を踏まえてセリフも耳かき以上に抑えられており
効果音と吐息だけが流れ続けるひと時はそのまま寝てしまいたくなるほどに穏やかです。

このように、リアルな音を駆使した温かみのあるサービスが繰り広げられています。
安眠のお供にぴったりな作品
多くのシーンを効果音を中心に進めている癒しに満ちた作品です。

主人公にあれこれしてあげるのが大好きな彼女が
今日という幸せな日の締めくくりに心を込めて耳のケアをしてくれます。
2人の心が深く通じ合っている背景を考慮しあまり多くは語らず
彼女がそこにいてお世話してくれている事実で癒しを与えてくれます。
そしてそう感じられるように効果音を巧みに使い分けています。

Project E.L.Cさんは音フェチ向けの作品を作られている比較的新しいサークルさんなのですが
以前聴いた作品では効果音ただ鳴らしているだけに思える部分も見られました。
しかし本作品ではキャラやシチュをしっかり考え、効果音も状況に応じた使い方がされています。
サービスに流れがあるおかげで以前に比べるとリアルになったと思います。

会話については彼女が結婚を匂わせている部分が多少重く感じるものの
2人の今後については明確な表現を避け、他愛も無いやり取りに留めてあります。
背景がしっかりしているからセリフに深みがあります。
イチャラブ成分もそれなりにある作品だなと。

効果音が生み出す静かさと2人が生み出す温かさが光っている作品です。
約1時間半で200円とコスパが良いのもポイント。
効果音が好きな人、安眠できる音声を探している人には特におすすめします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 本編…1:27:32 ボイスのみ…1:27:20

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【耳かき・マッサージ】君の隣で【方言ボイス】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、先輩に密かな想いを寄せている後輩が
およそ1時間にも渡って耳かきや耳のマッサージを丁寧に行います。

サービスそのものをリアルに演出するよりも
数々の効果音を重点的に楽しんでもらうASMR(音フェチ)要素の強い内容になっており
最中は2人の会話を必要最低限に留め
その代わりに質感や動きが適度に切り替わる多彩な音をたっぷりと鳴らしています。
先輩の家でまったり耳かき
後輩に耳かきと耳のマッサージをしてもらうお話。

「先輩ー ねぇ 本当に耳かきやんの?」
後輩は明るくて可愛い声の女の子。
先輩の家で彼に「耳かきして欲しいと」言われ
戸惑いながらも了承するところから物語は始まります。

本作品は総時間60分のうち40分を耳かき、15分を耳のマッサージに割き
その中で耳かき棒と指で耳を揉む音だけをとことん聞かせてくれます。
音声の時間が18分程度しかないくらい音に寄った作りをしていますから
声よりも心地よい音を楽しみたい人には相当に向いている一品と言えます。

「あっ! わかった 先輩のことやから どうせテレビとかで 耳かき屋さんの特集とか見たんやろ?」
じゃあ後輩の存在感がまったく無いかと言われるとそうでもありません。
年齢相応の砕けた口調に加えて終始名古屋弁で語りかけてくる面白いキャラをしています。
そこまでべったりしていないところを見るとまだ恋人同士にはなってないのでしょう。

声優さんがその地方の出身らしく、聴いた限りでは確かにスムーズな話し方をしています。
ですが彼女自身が若いからかイントネーションは標準語に割と近く
主に語尾で名古屋っ子らしさを出しているシーンが多いです。
何でも方言にするのではなく、会話の中に自然な形で方言を織り交ぜている感じです。
音を前面に押し出したサービス
彼女が最初に行う耳かきはおよそ41分30秒間。
膝枕の体勢で耳かき棒のみを使い右耳→左耳の順に掃除するシンプルなものです。

耳かき棒は「ざりざり ずずっ」と乾いた軽い音が使われており
基本的には短いストロークで奥から手前に掻き出したり
耳の壁を優しく擦る実際の耳かきに近い動きをしています。

片耳20分と相当に長い時間が取られているのを考えて
3分程度経つと音の質感や動きが微妙に変化する凝った演出がされています。

例えば序盤は割とクリアな音だったのが
中盤あたりに差し掛かると穴の奥を掃除するときに鳴るような低く篭った音へと変化します。
そして終盤になると今度は「じりじり」という細く高い音が鳴り始めます。

残念ながら彼女がどこをどのように掃除しているかの説明をしてくれないので
耳かきの具体的な様子は聴き手が思い思いにイメージする必要があります。
ですが音自体は結構リアルですし、耳かきをされている雰囲気は十分出ていると言えます。

「こうやって ガリガリやられても 痛くない? へ? むしろ気持ちいい?」
後輩の様子はと言うと、他人に耳かきをするのが初めてなこともあり
ところどころで軽く会話をする以外は黙々と行っています。
効果音をたっぷり楽しんでもらうために敢えてこうしたのでしょう。

ですが個人的には微かな吐息を漏らす、バックで時計の音を鳴らすなど
空間を感じられる演出があったほうがよりリアルな耳かきになったと思います。
耳かき中はほぼずっと効果音が鳴る=彼女が一切休憩をしないとか
途中で取れた汚れをティッシュに置くといった動作を挟んでいないため
サービスのリアルさという点では色々首を捻る部分が見られます。

耳かきの後に始まる耳のマッサージは15分ほど。
引き続き膝枕の状態で体の向きを正面に戻し
彼女が指で両方同時に揉みほぐします。

こちらも「すりゅっ しゅりっ」という若干引っかかりのある滑らかな摩擦音がメインです。
左右で微妙に動かし方を変えているのがリアルでいいですね。
もう少しゆっくり動かしたほうがよりマッサージらしくなるとも思うのですが
音の質感や動かし方自体はかなり優れていると言えます。

このように、大ボリュームの効果音を中心としたサービスが繰り広げられています。
音に癒される作品
後輩よりもサービスごとに鳴る効果音のほうに魅力を感じる作品です。

サービスの内容を2つにまで絞りこみ
効果音の質や動きを微妙に変化させて耳に心地よい刺激を与えてくれます。
一般的な耳かき音声に比べて効果音の比率が極端なまで高く
女性の声よりも音に癒しを感じる人ほど大きな癒しが得られます。

その一方で耳かきをしてくれる女性の存在を感じたい人や
耳かきそのもののリアルさを追求する人には不向きと言えます。
前者は後輩のセリフがぎりぎりまで切り詰められていること
後者は悪い言い方をすれば効果音を垂れ流しているように見えるのが主な理由です。

安定して高い評価を得ている一線級のサークルさんの作品では
音の質感や動かし方だけでなく、鳴らす長さやタイミングまで図りながらサービスを行っています。
そして耳かき棒でのお掃除以外に綿棒や梵天といった別の道具・手段を用意し
それらを組み合わせることで実際の耳かきに近づけようとしています。

私個人は効果音のボリューム重視、リアルさ重視いずれも需要があると考えています。
ですからサークルさんが前者を目標とされているのならこのままでいいと思いますし
後者なら音の扱い方をもう少し工夫されたほうがいいと思います。

一般的な耳かき音声とは違うタイプの耳かきをされています。
処女作を出されてからまだ2ヶ月くらいしか経ってませんし
もしかしたらまだ方針を決めかねているのかもしれませんね。
方言はセリフのボリューム的におまけに近い要素です。

耳かきに関する音で楽しませてくれる作品です。
1時間で100円とコスパが非常にいいですから興味を持った方はお気軽にお試しください。

CV:未桃べるなさん
総時間 本編…1:01:05 ボイスのみ…18:14

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

【耳かき】セーラー服の君【癒やし】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今年の8月に活動を開始されてから既に3作品をリリースされている同サークルさん。
その最新作にあたるこちらは、コスプレをしてくれる変わった耳かき専門店を舞台に
気さくな女の子が十分な時間を取った耳かきをしてくれます。

セリフよりも効果音のボリュームが圧倒的に多い音フェチ向けの作りをしており
綿棒を中心とした特徴的で比較的耳に優しい音をたっぷり鳴らしながら
時折親しみを感じるセリフを交えてほのぼのする雰囲気を作り上げています。
同い年の女の子による丁寧な耳かき
「コスプレ専門耳かき屋 きさら」の店員に耳かきをしてもらうお話。

「コスプレ専門耳かき屋 きさらへようこそ!」
店員さんは明るくて可愛い声の女の子。
来店したお客のリクエスト通りセーラー服姿で迎えると
耳かきの準備として自分の膝に頭を置くよう言います。

本作品は40分を超える総時間のほぼすべての時間を耳かきに費やし
その中で綿棒や梵天による多彩な音をたっぷりと聞かせてくれます。

セリフだけだと12分くらいですから、効果音の割合が相当に高い作品と言えるでしょう。

これだけ音に偏っていると当然気になるのが効果音の質。
活動開始からまだ日が浅いこともあり、ところどころで気になる部分もありますが
それでも現時点で十分なレベルを持っています。
詳しくは追々説明しますけど動かし方が多彩だし力加減も考えられています。
音重視なだけにかなりこだわった音が使われています。

「私ね こうやって耳かきしてると落ち着くんだ」
耳かきをしてくれる店員さんの存在も忘れてはいけません。
一般的な耳かき音声に比べると話すシーンは少ないものの
良い意味で専門店らしからぬフレンドリーな口調で終始語りかけてくれます。

時折謎を含んだセリフを言ってきたりもしますから
彼女とお客の人間関係を予想しながら聴いてみるのもいいでしょう。
専門店よりも家庭に近い雰囲気を持った耳かきです。
大ボリュームの特徴的な耳かき
本作品で行われる耳かきはおよそ40分間。
膝枕の体勢で右→左耳の順に綿棒を使って汚れを取り、仕上げに梵天をかけるシンプルなものです。
息を吹きかけたり耳舐めをするシーンはありません。

耳かきは「ずずー じょっじょっ」とやや幅広くざらつきのある音が使われており
短めのストロークで耳の壁をなぞるような楕円形の動きをする時もあれば
特に汚れている部分をこそぐような小刻みな動きもします。
明らかにループとは違う変幻自在な音を聴かせてくれます。

さらに左耳の前半は全体的に大きく動かしていたのが
14分ほど経つと「じりじり ずっ」と綿棒を回転させているかのような音へと変化します。
店員さんの説明が無いので実際に何をしているのかはわかりませんが
おそらく前半は耳の穴の入り口や浅い部分、後半は奥のほうを掃除しているのだと思います。

本作品ならではの要素は右耳と左耳で効果音に明らかな違いがあること。
先ほど説明したのは右耳に限ってのことで
左耳に入ると右よりも面積の狭い効果音を前後に動かすように鳴らし始めます。
もしかしたら右と左で別タイプの綿棒を使ってるのかもしれませんね。
動かし方も変化に富んでいて実際の耳かきに近い感じが出ています。

音のクオリティは左耳の中盤あたりまではかなり力加減が抑えられており
ざらつきはあるんだけど頭にそれほど響かず心地よい刺激を与えてくれます。
ただし、それ以降はゴリゴリとした音へと変わってますので
ボリュームを大きくしていると頭が多少痛くなるかもしれません。

意識的に変えているのか、それとも録音した結果たまたまこうなったのかはわかりませんが
同じ器具を使っている設定なのに効果音の質がここまで違ってくるのは
耳かきとしての統一感に欠けるようにも思えます。
まとめると、音質に一部難があるのを除けば比較的レベルの高い効果音です。

「これからは私を指名してくれる? んー たぶんその必要はないんじゃないかな? どういう意味だって? うふふっ さぁ どういう意味なんだろうね」
最中の店員さんは1~3分耳かきをする合間に他愛も無い話を二言三言します。
彼女がアルバイトとしてここで働いてるため専門性のある話題はほぼ出てきません。
同年代の女の子と普通に話しているような和やかな空気が漂っています。
そして彼女は上のセリフのような思わせぶりなことを言ってきたりもします。

2人がどういう関係なのか、最終的にどうなるのかは伏せておきますが
耳かきをしてもらっている雰囲気作りのサポートに役立っています。
ただ他愛も無い話題がほとんどなので、お話に彼女らしさがもう少し欲しいようにも思えます。

このように、多彩な音を中心とした耳かきが繰り広げられています。
重厚な音の数々を楽しませてくれる作品
店員さんよりも効果音の方が大きな存在感を持っている作品です。

出会いの挨拶や事後のやり取りを3分程度の時間にまで圧縮し
それ以外は綿棒による様々な耳かき音をたっぷりと鳴らしてくれています。
時間の長さはもちろん、シーンごとに大きく変化することや
1回1回の細かな動きに至るまで音に違いがありリアルな耳かきを作り上げています。

聴いた感じですと実際に手で動かしながら録音されたのでしょう。
立ち上げたばかりとは思えないほどのしっかりした品質と個性を持っています。
そして経験を積んでいけばもっと良い作品を作れる大きな可能性も秘めています。
今後の活躍がかなり期待できるサークルさんですね。

ですが専門店形式の割にはサービスが大人しいこと
効果音の質にムラがあること、店員さんのセリフが少なく存在感も薄いことなど
耳かき音声として物足りなく感じる部分もそれなりに見られます。
良いところが色々あるだけにもうちょっと完成度を高めて欲しいです。

耳かきの醍醐味とも言える「音」を使って癒しを与えてくれる作品です。
価格がたったの200円とコスパに優れてますので
気になった方は体験版を是非お試しください。

おまけは店員さんの声だけを抜き出した音声です。

CV:藍月なくるさん
総時間 本編…42:39 おまけ…12:48

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

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