同人音声の部屋

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タグ:Eryps

   ● 安深催眠 -星南編-
   ● 【耳かき音声】安眠少女 雫編 【添い寝・ささやき】
   ● 【立体音響】安深催眠 -楓編-
   ● 【耳かき音声】安眠少女 愛華編 【添い寝・ささやき】


安深催眠 -星南編-

サークル「Eryps」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

【立体音響】安深催眠 -楓編-」に続くシリーズ2作目となるこちらは
不眠症の改善を目的にお姉さんが催眠を使って優しく眠りへと導いてくれます。
聴き手がそのまま眠りにつくことを想定してリラックスに十分な時間が取られていたり
その後も安心できるイメージや静かな時間を演出するテーマに即した作りが特徴です。



良い睡眠には心の平穏が不可欠
催眠サロンの店員「星南」に安眠できる催眠をかけてもらうお話。

「初めまして ようこそ 催眠サロンへ」
星南は誠実そうな優しい声の女性。
不眠症に悩んで初めて来店した主人公に対して
お店やサービスの内容を簡単に説明してあげます。

本作品は有料の催眠音声では珍しく全年齢ということもあって
作品の大部分が催眠導入及び深化に費やされているのが特徴です。
催眠音声だと深化後にエッチな事をする作品が多いのですが
催眠は本来心の病を治すために行うもので、本作品のように用いる方がむしろメジャーです。

「私の手のひらが あなたの素肌を滑って 硬い筋肉を指圧します」
本格的に催眠を開始する前に、星南は足・太もも・背中・腕をマッサージしてくれます。
これは初来店で緊張しているであろう主人公を催眠に入りやすくするためでしょう。
時間が2分程度と短く効果音も無いため、聴き手に対しては雰囲気づくり的なシーンと言えます。

催眠は3パート23分ほど。
最初は拳や目に意図的に力を入れてからカウントを数え
それに合わせて脱力することでより自然な体のリラックスを行います。
「~を意識して脱力してください」とか言われるものよりはずっとやりやすく感じるはずです。
脱力した瞬間に軽い暗示で効果を強めているところもいいですね。

「桜以外の草木を見てください 目に優しい綺麗な緑色 それを眺めてると だんだん心が落ち着いていきます」
軽い深呼吸を挟んだ後、今度は春夏秋冬をイメージしながら体に寒さや温かさを感じます。
春の穏やかな空気、夏の強い日差し、秋のほんのりとした肌寒さ、冬の身を切るような冷たさ。
それぞれの条件に合わせて暗示として入れられる正反対の感覚が
だんだんと心を疲れさせ、自然な眠気を誘ってくれるでしょう。
こういった正反対の感覚を交互に植え付けていく手法は他の作品でもしばしば登場します。



数字だけが刻まれる静かなひと時
十分にリラックスできたところで星南は長い螺旋階段をイメージし
そこをカウントに合わせて下りながらゆっくりと意識を沈めていくように言います。
催眠音声では割と見かけるシーンですね。

「深く 深く あなたの意識は沈んでいく」
彼女が100の数字を逆に数えていくのを聴きながら更に意識をぼんやりさせていきましょう。
今回は合間に暗示を一切入れないシンプルな構成で
聞こえ続ける数字に耳を傾けているとそれだけで眠くなるかもしれません。
人間は数字を数えるととてもリラックスするらしいですから、それはごくごく普通の反応です。

「明日になったら きっと今まで以上に 頭がよく回って どんな問題も すぐに解決できます」
そして最後に本題である不眠症を改善するための暗示を入れていきます。
自分が楽しいと思うときの情景を思い描かせたりして
仕事や自分への不安を取り除き、明日への活力を生み出す。
そんな催眠らしい無意識を利用したアプローチが印象的でした。

主人公の悩みを踏まえてかなりリラックスに力を入れた比較的シンプルな催眠です。
体の脱力を2回に分けて行ったり、イメージも人に優しい自然の情景を描いたりと
とにかく相手に安らいでほしいと思いながらそれに適した手法を投入しています。

個人的にはもうちょっと暗示を厚くした方がいいとも思うのですが
そうすることで心が必要以上に疲れるのを避けたかったのかもしれません。
ゆったりとした雰囲気や静かなひと時はそれだけでリラックス効果をもたらしてくれますから。
そう考えると催眠音声よりも安眠音声の色が濃いかな?とも思えます。



思いやりが感じられる作品
主にセリフ周りが聴き手を労わる気持ちに溢れている作品です。

星南の発する声は清らかで癒しのパワーがあり
それと催眠が合わさることで一段階上のリラックス効果を生み出してます。
先程書いたように彼女の話す内容には一切棘が無く安心して聴くことができます。
総合すると安眠効果は十分に見込めると言えるでしょう。

一方催眠音声としてこの作品を見た場合、もっと声を有効活用する必要性を感じました。
例えばもう少し間を置いたり話すスピードを緩めてゆったりとした雰囲気を作り出したり
声に緩急をつけてセリフ以外の部分でもイメージを埋め込んだりといったところです。

最も残念だったのが深化の100カウントの数え方に一切変化が無かったこと。
後になるほどゆっくりと、トーンを落としながら数えるだけでも大きな違いが生まれたはずです。
台本についてはそれほど問題を感じません。

そんなわけでちょっと辛めの点数とさせていただきました。
安眠特化型ってことで難しいところなんですけどね…
でも催眠を扱っている以上、催眠音声としてどうかという基準で判断しました。

体験版に全編の台本が収録されています。
本作品についてもっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

CV:伊藤あすかさん
総時間 31:33


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

【耳かき音声】安眠少女 雫編 【添い寝・ささやき】

サークル「Eryps」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

現時点で24もの作品が登場しているErypsさんの看板シリーズの中の1つであるこちらは
とても落ち着いたお淑やかな妹が耳かきと添い寝をしてくれます。
耳かきシーンでは妹よりも姉っぽい印象を受ける彼女ですが
添い寝の際は甘えてくるなど可愛らしい一面も見せてくれます。

女性に甘やかされたい人と甘えたい人の両方に対応した
癒し系における王道的な作品と言えるでしょう。



言葉遣いが丁寧ないもうと
妹の「雫」に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「こんなところにいらしたのですね あら 月が綺麗」
雫は穏やかで温かい声の女の子。
お疲れの様子な兄を心配して声をかけた彼女は
彼の「癒されたい」という願望を叶えるために耳かきをしてあげます。

雫は兄を「お兄様」と呼ぶなど言葉遣いがとても丁寧な育ちのいいお嬢様っぽいキャラです。
声のトーンが落ち着いて聴けるように低くされているため
おそらくこの声を聴いているだけでもリラックスする感覚を受けるでしょう。
お兄様と呼ぶのも距離を置いているのではなく性格からだと思います。

耳かきは左右合わせて14分ほど。
耳かき棒でお掃除してから梵天、最後に息吹きをするシンプルなものです。

耳かき棒は「ショー ズズズッ」と滑らかな音
梵天は「シャワ ススリ」とややざらつきのある音が使われており
どちらも感覚が程よく耳に伝わってくるリアルな音と言えます。
効果音自体は他のサークルさんの素材を使われているので安心ですね。
耳かき中は基本的に会話無しのため効果音をたっぷりと楽しめます。

「お兄様のお耳 こうやって触れていると 私 すごく癒されますよ」
時折手を休めて雫が話しかけてくるシーンも兄妹の仲の良さが伝わってくるものばかり。
彼女の声に母親のような温かさがあってとても心安らぐものを感じます。
妹よりは年上の女性にお世話してもらっている気分が味わえるでしょう。



心に染み入る言葉の数々
続く添い寝パートでは雫が左に陣取る形で一緒に寝ながら
お互いの好きな異性のタイプなどを語り合います。

「雫は あまりほめられたような性格ではないけど お兄様は そんな私をひっくるめて大事にしてくださってるの よくわかってるので いつも 感謝していますよ」
エッチなボイスドラマのように2人が異性として愛し合っているような描写はないため
純粋に肉親同士の仲睦まじい健全な語らいを楽しめます。
お互いがお互いを大切に思っているのが会話を通じて感じられました。

「私は お兄様と 色んな場所で 色んなものを見て 色んなお兄様の表情を 見たいんです」
ここでは雫が妹らしく軽いお願いをしてくるのがいいですね。
今の兄に対して満足してはいるけどもう少し自分に構ってほしい、一緒の時間を過ごしたい。
彼女の普段の様子がとても大人っぽく感じるため
こういう子供っぽい一面を見せてくれると余計に可愛く思えてきます。

「いつも優しくしてくれて いつもそばにいてくれて 本当に 感謝しています」
「お兄様は 神様が私にくれた 宝物です」

そして最後は雫の心温まる言葉に囲まれながら眠りにつきます。
添い寝パートは囁き声が中心となるため雰囲気がとっても静かですから
ちょっとした幸福感を感じながら寝ることができるでしょう。



安定感のある癒 し系作品
慈愛に溢れた雫のキャラに耳かき・添い寝とすべてが癒し一色の作品です。

雫が年上っぽさの強い妹なので女性に甘やかされる感覚が十分に味わえます。
そして添い寝の最後の方でちょっぴり妹らしさを出すことで
彼女の別の魅力を引き出すことにも成功しています。
雫の演技にはすごく癒されました。

耳かきも添い寝も2人が密着することになりますが
全年齢向けらしくエッチなイメージは一切なく自然なスキンシップに留まっています。
だから勃起することもなく終始落ち着いて聴けるでしょう。

残念なところを挙げるとすれば内容が王道過ぎるところでしょうか。
雫のキャラは立っているのですが彼女の個性を活かしたシーンがあまり無いため
作品として見た場合にやや物足りなさを感じます。
例えばこのキャラなら頭を撫でたり子守唄を唄ってくれると嬉しかったかなと。
【耳かき音声】安眠少女 愛華編 【添い寝・ささやき】」のような小話でもよかったです。

以上を踏まえて以下の点数とさせていただきました。

CV:白夜あこさん
総時間 29:15


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

【立体音響】安深催眠 -楓編-

サークル「Eryps」さんの全年齢向け催眠音声作品。

Erypsさんは主に耳かき音声を作られているサークルさんで
催眠音声の方は初になります。
このところ一気に増えたおかげで、若干把握し切れていないところもありますが
サークルさんが増えてくれるのはありがたいことです。

本作品はエロ無しのため、催眠にかけて眠らせるところまでとなっています。
時間のほぼすべてを催眠に使うことができるおかげで
事前に準備運動があるなど、かなり丁寧に進められているのが特徴です。

催眠状態で絶頂を迎える(特にドライ)のは気持ちいいですが
ぽわぽわとした心地よい感覚に長く浸るのも催眠の楽しみ方の一つです。
本作品は催眠状態でいることの醍醐味を十分に味わえる作品と言えます。



ちょっぴり変わったリラクゼーションスポット
催眠サロンの店員である楓に催眠をかけてもらうお話。

「いらっしゃいませお客様 催眠サロンへようこそ」
楓はのんびりとした可愛い声の女の子。
催眠サロンは名前の通り催眠をかけてぐっすり眠らせてくれる場所で
彼女は催眠をよく知らない主人公のために、軽く催眠状態を味わってもらうことにします。

催眠はほぼ全編にあたる4パート39分30秒。
まずは催眠に入りやすくするための準備運動を行います。

「体のメカニズムを利用して 理性や緊張を弱め 想像力や無意識を表に出して
催眠術師の暗示を 聞き入れやすくするのが 催眠の力なんです」

楓は声や容姿とは裏腹に深い催眠知識を持っているようで
催眠をかけている最中にちょっとした豆知識を交えたりしながら
非常にゆっくりと、わかりやすく進めてくれます。
初心者を意識した良い作りと言えるでしょう。

「首を前に曲げる どんどん曲げる お腹を見るように曲げる
できるところまで頑張って曲げる」

運動は目を左右に動かしたり首を曲げたりします。
特に首の運動は心身の疲れを取るのに最適ですからしっかりと行いましょう。
楓が声を使って運動を上手に後押ししてくれます。

催眠開始から10分後、ここからようやく本格的な催眠が始まります。

「あなたは今 ぐっすりと眠れるベッドがあることで有名な
高級ホテルのエレベーターの前にいます」

まずはホテルのベッドに向かうために
エレベーターを5階ごとに上っていくのをイメージします。
ここでも目の開閉や軽い首の運動を交えたやや動くタイプで
階が上がっていけばいくほど、目を開けるのが辛くなってくるでしょう。
自覚の有無は別としてこのあたりから催眠状態になっていきます。

「深呼吸をするたびに ふかーく ふかーく 沈んでいきます」
ベッドに到着したところでようやく深呼吸と脱力が始まります。

ここまで入念に準備をしてきたおかげで
人によってはベッドに力を吸い取られていくような感覚が味わえるかもしれません。
この時楓は囁くような声で特にセリフの間を開けて話してきますから
頭の方もとろんと溶けていくような気分に侵されていくでしょう。



体が動かせなくなる感覚
後半の2パートはイメージを中心に進められています。

「右手が握りこまれる がっしりと右手が握りこまれる 私の手に包まれて握りこまれる」
体験版でも聴くことができる「イメージ」パートでは
楓に両手を握られているのをイメージしていきます。
若干表現を変えながら「握りこまれる」を繰り返す丁寧な暗示が背中を押します。

「さぁ 右手を開いてみて もう 開くことはできません」
ここでは禁止暗示という面白い暗示が登場します。

聴き手に「開かない」と何度も暗示をかけた後、敢えて一度動かすように指示して
そこですかさず「開かない」と再び暗示をかける。
聴き手がその部位に意識を向けているからこそ
最後の暗示が強く伝わって本当に動かせなくなる方もいます。

これは対面催眠だと使われることもあるそうですが
催眠音声では私は過去に一度も聴いたことがありません。
かなり珍しいと言えるでしょう。
(対面催眠…術者と被験者が実際に会って行う催眠)

「深く ふかーく 催眠状態に入る 眠るように深く どこまでも深く 沈んでいく」
そして最後のパートでようやく主人公は眠りにつきます。

ここでは部屋の環境を極端に変えることで疲労を誘っているように思えます。
心と体が疲れれば、誰でも自然に眠くなる。
今まで様々なものを積み上げてきた末に行うイメージだからこそ効果は大きく
まるで泥のように眠ることができます。



一般的な催眠音声とはスタイルの違う面白い作品
扱う手法や表現方法が一般的な催眠音声より対面催眠に近いです。
催眠音声の経験があればあるほど、この作品の持つ「違い」に気づくはず。

ここまでの記事を読んでいただければわかるように
時間が40分以上ある割には、あまり多くの事をやるわけでもありません。
声の担当がふぁんさんということで、催眠をかなり意識した声と話し方にしており
その結果楓の話すペースが非常にゆっくりだったり、間を多く取っています。
声の抑揚を適度に抑えていたり、語気を弱めにしたりと
聴き手のことをよく考えた素晴らしい演技だと思います。

禁止暗示については珍しいのでピックアップしてみましたが
私個人は本作品においては効果がイマイチと考えています。
禁止暗示をかける際の間をもっと短くして
口調ももっと畳みかけるようにしないと効果は薄いのではないかなと。

元々催眠音声にはやや不向きな暗示に思えますし
これについては次回作以降どう取り入れてくるかに期待しています。

あと、バイノーラル録音の作品ではありますが
ヒプノマルチボイス」のように声を頻繁に左右に動かすわけではなく
楓が立ち位置を変えるのに合わせて声が動きます。
バイノーラルを使って催眠にかけていくタイプではありません。

総合的に見た場合、リラックス効果や安眠効果は十分にあると思います。
エロを一切考えなくていい分、聴き手が落ち着いて聴けるのは大きいです。
時間的にも丁度いい長さですし、寝る前などに聴くと熟睡できるでしょう。
初心者が聴いても大丈夫。

体験版は「イメージ」パートの音声と全編の台本が入っています。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 43:53


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
新規1作目として見れば完成度は高い方だと思います。
禁止暗示をかけた直後にきちんと解除しているのも好印象でした。

ただErypsさんの催眠音声に対する正式な評価は
4作品目あたりでさせていただきたいと考えています。
判断材料が少ないというよりは、私の憶測が当たっているかを確認するためです。
憶測の内容は現時点では伏せさせてください。
催眠音声を実際に作られている方がスクリプトを読めばわかるかも。

【耳かき音声】安眠少女 愛華編 【添い寝・ささやき】

サークル「Eryps」さんの同人音声作品。
耳かき、添い寝、囁きなどの癒し系作品をメインに制作されているサークルさんです。
こちらは全年齢向けの作品になります。

挿し絵のイメージにピッタリの可愛い女の子が
お兄ちゃんを耳かきと癒し、2つの方法で癒してくれます。

それ以外にも短時間の何気ない会話パートが
側面から作品の雰囲気づくりをサポートするなど
サークルさんの細かい心遣いが感じられる作品です。



お兄ちゃんが大好きな愛華
妹の愛華に耳かきや添い寝をしてもらうお話。

「あっ お兄ちゃん 待ってたよー」
愛華はおっとりした感じの、可愛い声の女の子。
日々塾通いに勤しむお兄ちゃんを心配して
公園まで迎えに来てくれます。

愛華はお兄ちゃんに対してとても健気で
自分も部活で疲れているはずなのに、そんな顔は微塵も見せず
ただただお兄ちゃんの事だけを気遣ってくれます。
そんな一途で献身的な姿に、心温まるものを感じることでしょう。

本作品のメインは耳かきと添い寝の2つに分かれており
耳かき11分、添い寝15分と割と手ごろな長さになっています。

「お兄ちゃんのお耳に おじゃましまーす」
耳かきは外のお掃除→浅い部分→深い部分の順で進められます。

耳かき音は別サークルさんが作成された素材を使用されており
全体的に軽めの乾いた音となっています。
イメージとしては薄めの紙を引っ掻いているような感じで
耳かき音として十分リアルな効果音と言えるでしょう。

耳かきが普通に耳をかいている時は、それほど感覚は伝わってこないものの
耳垢にぶつかったのか、時折少しだけ止まり
そして再開する際の「ぐぐっ」という音が、耳に心地よい感覚を与えてくれます。

上手い具合に不規則な音を演出されているのは良いですね。

また耳かきをしている際に聞こえてくる愛華の微かな呼吸が
場の静かな雰囲気を作り出す良い手助けになっています。

時間がやや短い点を除けば、かなりクオリティは高いと言えるでしょう。



心温まる添い寝
「お兄ちゃんが安眠できるように 愛華が寝付かせてあげる」
添い寝パートでは愛華が3種類の方法で、お兄ちゃんを寝かせようとします。

ここでの特徴は、愛華がずっと囁き声になること。
眠りにつこうとするお兄ちゃんを妨げないようにと
彼女が静かに静かに語り掛けてくれます。

「もし嫌な事があっても 愛華がこうやって 癒してあげる」
「ずっと側にいて お兄ちゃんを支えるよ」

ここではお兄ちゃんに安心してもらえるようにと
愛華が癒しの言葉を沢山投げかけてくれます。
静かな空間とも相まって、きっと心が安らぐことでしょう。

他にも愛華が創作した「つまらない話」を聴くことができます。
実際聴いた限りでは、つまらない話からは程遠い
とある人物の義侠心に溢れた良いお話でした。
心安らぐというよりは、涙ぐんでしまうお話です。



妹の健気さに心溶かされる作品
100%癒しのみで構成された作品です。

全年齢作品でも「お姉ちゃんに欲情しちゃった?」などのセリフを入れることで
軽くエッチなイメージを呼び起こすシーンの存在する作品もあるのですが
そういった要素がすべて排された、純粋な癒し系作品です。

やっぱり愛華の可愛さに癒されます。
純粋に兄を助けたい、支えになりたい、そんな気持ちが伝わってくるかのように
耳かきも添い寝も一生懸命にやってくれます。

「ねぇお兄ちゃん 一緒にテレビ観ようよ ポチっとな」
耳かきと添い寝以外にも、小話として2分程のパートがあるのですが
2人の何気ないやり取りが収められており
その仲睦まじい様子が心を温めてくれます。

この手の作品を聴いていてつくづく思うのが
何気ない日常って大切なんだな、って。

常にあるものだからこそ忘れやすい。
そんなことを再認識させてくれるような作品です。

CV:月宮怜さん
総時間 31:22


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

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