サークル「Clubはにわり」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、怪しげなセミナーの主催者とその生徒が
興味を持った男性に催眠を交えた気持ちいいサービスをします。
主催者は事前のお話やエッチの相手、生徒は催眠者と役割分担してリードするのが特徴で
催眠は暗示を厚めに入れながらメトロノームの音やカウントを使って徐々に落とし
エッチは喘ぎ声でエロさを出しつつドライ→射精の順に追い込みます。
心を開放してより充実した絶頂を
「こんにちは 本日は 宇宙的快感追及セミナーへのご参加 ありがとうございます」
真倉さんは明るくて可愛い声の女の子。
セミナーに参加した主人公に挨拶すると
内容を説明する前に軽くリラックスさせます。
本作品はVtuberをやられてる弐珠司さんと魔暗ヤミさんのコラボ作品。
宇宙一の快感を追及してる彼女たちが、彼におよそ50分間のエッチな催眠をかけます。
真倉さんは催眠をかけたりエッチで暗示を入れる案内役
司さんは冒頭の説明とエッチでオナニーを披露する役を務めます。
女性が2人登場しますが双子形式ではありません。
司「人は皆 性欲を表に出せないというフラストレーションを抱えて生きてるんだよ?」
このセミナーでは心のストッパーを外して快楽に溺れることを重要視しており
司さんは彼の目の前で積極的に痴態を見せてエッチに没頭しやすい状況を作ります。
彼女はふたなりですが彼のアナルに挿入するシーンはありません。
プレイ中は喘ぎ声をガンガン漏らすので、催眠音声の中では純粋なエロさが高めになってます。
催眠については魔暗ヤミさんが台本を担当されてるらしく質が高めです。
詳細は次項で説明しますが技術、暗示、演技のすべてが十分な水準に達してます。
エッチも引き続き暗示を丁寧に入れてくれるおかげで催眠状態を維持しやすくなってます。
私はどちらかと言うとエッチよりも催眠のほうが印象に残りました。
音を使ったリズミカルな催眠
楽な姿勢で目を瞑り、メトロノームの音に合わせて全身に力を入れたり脱力します。
司さんは一切しゃべらず真倉さんが1人で行います。
「力をぜーんぶ抜きましょう もっと もーっと抜けていく 手と足の先から どんどん力が抜けていく」
脱力のリズムは全部メトロノームに任せて
彼女は「力が抜ける」「重い」「沈む」といった暗示をテンポよく投げかけます。
しゃべる速度や語気の強弱にも気を配ってて演技が上手でした。
シナリオをただ読み上げるのではなく、実際にかけることを想定した話し方をされてます。
「ふかーく ふかーく 沈んでいきます 心がとっても穏やかで 気持ちよさに浸っているのが 幸せ」
またしばらく経つとメトロノームの速度が遅くなり
彼女もゆっくりした口調で今度は深化の暗示を入れ始めます。
カウントを数えて追い込みをかけるなど、技術が基本に忠実で安心して聴けました。
時間に対する暗示量が多めになってますから後になるほど意識のぼやけが強くなります。
終盤の6分間は心のストッパーを外すシーン。
あるイメージを絡めてカウントを数セット数え
その都度催眠がより深くなったり快感に没頭できる暗示を入れます。
メトロノームも引き続き鳴りますし、色んな要素を組み合わせて心地いい感覚を強化します。
リラックス→深化→別の深化&暗示と繋げる手堅い催眠です。
聴き手が快感に没頭しやすい状況を作ることを目的に
音響法と漸進的弛緩法を組み合わせた誘導から始まり音とカウントを使った深化
音・カウント・イメージを組み合わせた深化、沈黙法と古典催眠の技法をベースに進めます。
魔暗ヤミさんの催眠を聴くのは今回が初めてだったのでどうかなーと思ってましたが
予想以上に内容がしっかりしてて中程度くらいの深さまで入れました。
これが視聴1作目で時間が16分なことを考えれば上々の結果と言えます。
複数の要素を組み合わせて無理なく運用してる点と演技に光るものを感じました。
ふたなり女性のオナニーを見ながら
プレイは司さんのオナニー、カウントによる絶頂、オナニーです。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。
司「お待たせ 今から私と一緒に もっと気持ちよくなろうね」
真倉さんの催眠終了後に2人の前へ現れた司さんは
立派なおちんちんを自分でしごいて気持ちよさそうな喘ぎ声を漏らします。
エッチは直接触れ合わず司さんのオナニーをオカズにします。
最初の10分間はドライオーガズムを目指すシーン。
司さんは控えめな音量でやや下品な喘ぎ声を漏らし
真倉さんはその様子を実況したり気持ちよくなる暗示を入れて応援します。
司「やらしいフル勃起おちんちん ガン見されるの 気持ちいいっ」
真倉「快感の声に おちんちんが熱く疼いて 全身が快感を求めて ビクビクしてしまう」
そしてここでは2人の役割の違いがはっきり出てます。
司さんは同人音声で見られる普通のセリフ、真倉さんは聴き手視点のセリフが主体になってます。
催眠状態を維持したまま絶頂させるように作られてるので
催眠特有の心地よさを引き続き味わいながら気持ちよくなれます。
ドライ絶頂を迎えた直後に再度深化させるのが良い例です。
喘ぎ声よりも暗示の音量を上げてることも含めてバランスに気を配ってます。
続く14分間はセルフからの射精。
事前にある要素を使って性感を高めてからほぼフリースタイルでしごきます。
真倉「もうすぐおちんちんをしごける 期待が快感になる」
多少焦らしてからオナニーの許可を出すのも性感を高める演出なのでしょう。
おちんちんを握った時やしごいた時に温かい快感が全身に広がりました。
オナニーの時間は約5分と短いので、事前に溜めておいたほうが抜きやすいと思います。
実際に聴いた感想ですが、まず催眠は現時点でかなりの完成度になってて驚きました。
技法の使い方、暗示の入れ方、その表現方法、しゃべり方などが練られてます。
司さんは同人音声寄りのセリフ、真倉さんは完全に催眠と2人の立ち位置を明確に分けてるのも良いです。
催眠に入りやすかった理由のひとつはシナリオ担当と声優さんが同一人物だからだと思います。
自分が書いた誘導を忠実に音声化できるのは大きな強みです。
「催眠音声はエロくないという常識を覆す」と書いてあるからエッチは同人音声っぽくなるのかと思いきや
実際は引き続き暗示を入れたり深化させる催眠を強く意識した内容です。
これがたまたまなのか、それとも魔暗ヤミさんの実力なのかはまだわかりません。
ですが聴いてて技術的におかしいと思うところはほとんどありませんでした。
次回作も安定した品質の作品を制作される可能性は高いと見てます。
催眠重視の佳作
真倉さんはセミナーを初めて利用する主人公に満足してもらおうと
まずは催眠を使って彼の中にある心のストッパーを取り除きます。
そしてエッチは主催者の司さんが積極的にオナニーを披露し
彼女は暗示を駆使してドライ→射精の順で絶頂に導きます。
宇宙的快感追求セミナーの主催者とその生徒が男性を気持ちよくするシチュ
テーマ性を持たせたうえで技術、音、暗示を組み合わせて落とす催眠
司さんは喘ぎ声、真倉さんは気持ちよくなる暗示を駆使して絶頂感を高める連携の取れたエッチ。
双子催眠とは違うやり方で2人いる状況を活かしたサービスをします。
中でも催眠は入りやすかったしエッチでも有効に使って良かったです。
セルフは時間が短くて射精できませんでしたが軽いドライを迎えられました。
金品を要求されることもないのでスッキリした気分で聴き終えられます。
ふたなりならアナルSEXを入れるのもありですけど、今回は大衆性を優先したのかもしれません。
絶頂シーンはドライ1回、射精1回。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。
EXトラックは「弐珠司が誘う耳舐め快楽」と「真倉の秘密のオナニー」です。
CV:先生 弐珠司…弐珠司さん 案内役 真倉…魔暗ヤミさん
総時間 1:08:57(本編…53:31 EXトラック…15:26)
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
追記
2022年9月16日まで20%OFFの1056円で販売されてます。