同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:Ash

   ● 搾精チェンバー2
   ● 搾精チェンバー
   ● おべぱるす催眠
   ● Sな幼馴染の催眠実験~私の声でイきなさい、この変態~
   ● ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠
   ● お姉ちゃんの口淫催眠!!~いっぱい気持ちよくしてア・ゲ・ル~
   ● ヤンデレメイドの監禁催眠


サークル「Hypnotic_Yanh」さんの無料の同人音声作品。

今回紹介する作品は、新開発された搾精機のテスターに選ばれた少年が
胸や股間を中心に様々な機械で徹底的に責められます。

多種多様な効果音を駆使したリアルな機械姦が行われており
振動、圧迫、電気など現実世界で行われるエッチとは違う刺激を与えながら
彼の心身がぶっ壊れないギリギリのラインで何度も射精させます。
男をイかせ続ける夢の機械
搾精チェンバー2の実験台になり何度もイかされるお話。

「お目覚めになりましたでしょうか」
A.I.1919は淡々と話す明るい声のお姉さん。
搾精チェンバー2の第一号テスターに選ばれた主人公の体を拘束すると
今回行うテストの内容を簡単に説明します。

本作品は2010年8月に発売されたサークルAshさんの名作「搾精チェンバー」を聴いて
感銘を受けたHypnotic_Yanhさんが原作を元に独自に製作されました。
催眠音声で有名な同サークルさん唯一の同人音声です。
お話が独立してますから原作を無理に聴く必要はありません。

内容は原作と同じくとある企業で開発された搾精チェンバーの改良版を
A.I.1919のナビゲーションに従い思春期くらいの少年が体を張ってテストするというもの。
その一部始終を様々な効果音を使ってリアルに表現しています。
ちなみにA.I.1919の声は声優さんではなくボイスロイドが担当しています。

テストに登場する機械ごとに質感の異なる音が鳴るのはもちろん
彼の体を拘束したり体調をチェックするといった細かなシーンにも固有の音が入ってます。
効果音にこだわっていた原作の作風を忠実に継承してます。

もちろん肝心のテストも個性的なものばかり。
大型の電マでおちんちん全体に振動を与えるプレイから始まり
吸引機とバイブで乳首とアナルを同時に責めたり、性感帯に電流を流すぶっ飛んだものまで登場します。
そして最中は彼が喘ぎ声を上げながら何度も何度も射精します。

「血圧、脈拍、体温、ペニスの膨張率、射精回数のいずれかが、規定数値をオーバーした際には、自動的に停止いたしますので、ご安心下さい」
ただし今回行うのはあくまで動作テストですから
被験者の心身をとことん痛めつけ、壊してしまうほどに過酷な展開にはなりません。
開始前にはA.I.1919がテストを受けられる状態かどうかを細かくチェックし
最中も彼の様子がおかしくなった時は安全装置が作動しプレイを中断させます。

一言で言えば思いやりのある機械姦をしてくれます。
責め方は確かにハードなんだけど彼女の態度のおかげで雰囲気は意外に和やかです。
エンディングも至って明るいですし、ブラックな作品が苦手な人でも普通に聴けます。
これも原作にあった非常に面白い要素です。
股間の内外を集中攻撃
エッチシーンは4パート26分30秒ほど。
プレイは電マ責め、乳首&アナル同時責め、電流責め、尿道責めです。
すべてのプレイに極めてリアルな効果音が鳴ります。

「それでは、最初のテストを開始いたします」
説明を終え主人公を第一テストのステージに移動させると
A.I.1919は彼の体に異常がないのを確認し、電マを股間から10cmの位置に近づけます。

エッチはどのパートも機械に責められる形で進みます。
最初の「chamber02」パートで行われるのは電マ責め。
AVで使うものよりずっと大きいサイズのそれをおちんちんに少しずつ近づけ
おちんちんの膨張率、脈拍、彼の反応などを逐一チェックします。

電マが近づくにつれて「ブブブブブ」という効果音が徐々に重く鈍くなり
おちんちんに接触するようになると微かな摩擦音が入り、音のリズムも若干不規則になります。
このパートだけでも本作品の音の素晴らしさがきっとわかっていただけるはずです。
射精の際も心臓の鼓動音と吸引音が同時に鳴って精液採取の様子をリアルに表現しています。

主人公「ひゃんっ」
A.I.1919「ペニスへの充血を確認。被験者に、空気振動と音による興奮が認められます」
そしてプレイ中はシーンに応じて主人公が女性とほぼ同じな可愛い喘ぎ声を漏らします。
(喘ぎ声が入ってないバージョンもあります)
悲鳴に近い声を漏らすシーンも一部ありますが凄惨さはそれほど感じません。

最も個性的なプレイが登場するのは「chamber04」パート。
2つの睾丸、亀頭、アナル(前立腺)に電極を装着し
少しずつ慣らしながら電流を流す部位を増やしパワーも上げていきます。

敏感な部分に伝わる初めての刺激が余程気持ちいいのか
主人公は僅か6分間に3回連続で射精するほどの激しい反応を見せます。
バックで流れる「ジジジジジジ」という小刻みな効果音や彼の喘ぎ声からも責めのハードさが伝わってきます。

「射精を確認しました。精液を採取中です。安全装置解除中のため、このまま、テストを続けます」
パート終盤にA.I.1919が彼の同意を得た上で安全装置を解除し責め続けるシーンがあったりと
機械に無慈悲に犯され、イかされるドM向けのプレイが楽しめます。
音声作品では滅多に登場しない電流責めも魅力です。

このように、限界ギリギリまで男性を追い込むハードなプレイが繰り広げられています。
独特な機械姦が楽しめる作品
機械姦の醍醐味が数多く詰まっている作品です。

感情を表に出さないA.I.1919がテストでより良い結果を出すために
心身を壊さないよう気をつけながら主人公の性感帯をとことんまで責め抜きます。

機械姦からイメージされる激しさと無慈悲さ、それに付随する射精回数の多さに加え
前立腺や尿道責めといった人間相手では難しいプレイもきっちり登場します。
そしてそのすべてをリアルな効果音によって臨場感を出しながら進めています。

普段とは違うエッチだからこそ、聴き手がイメージしやすく感じる演出が重要になります。
その点において本作品は非の打ち所がないほど優れてます。

「よくここまでプレイにマッチした音をタイミング良く鳴らせるなぁ」と本当に感心しました。
喘ぎ声無しバージョンなら自分が実際に責められてる気分がより強く味わえます。

「まだ射精を迎えていないため、体が疼いているようですね? では、少し落ち着かれてから、テストを再開します」
そしてテスト中にA.I.1919が適度に見せる優しさも
機械姦につきまといがちな暗さや凄惨さをうまく中和しています。
彼女はテストの妨げにならない限りは彼をできるだけ楽しませます。
責め方も過度な負担をかけないよう段階的に強くしていて思いやりがあります。
これらのおかげで嫌な気分を抱くことなくプレイに熱中できます。

エッチはプレイの内容がどれも個性的で力加減も絶妙です。
紹介できなかった2つのパートもこの手の嗜好を持つ人ならきっと楽しめるでしょう。
処女作の段階で今のサークルさんの魅力が垣間見えます。

射精シーンは全部で10回。
くちゅ音(機械音含む)多め、喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

激しいながらも制御された機械姦が楽しめる作品です。
機械姦好きはもちろん、そうでない人も興味を持ったのなら是非お試しください。

CV:Voiceroid+民安ともえさん、涼貴涼さん(使用している素材の喘ぎ声を担当)
総時間 36:18

催眠オナニー・同人音声の日記
http://blog.livedoor.jp/yanh_japan/archives/2249853.html

搾精チェンバー

サークル「Ash」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、新しいアダルトグッズのモニターに選ばれた少年が
3種類の器具でおちんちんやアナルを徹底的に責められます。

40分近くの中に10回もの射精シーンを用意し
最中に鳴り響く彼の激しい喘ぎ声、ナビゲーターの無機質な声と態度、そして多彩な効果音によって
機械に無慈悲に責められる快感をリアルに表現しています。
究極の快楽が得られるアダルトグッズ
3種類の器具に責められ精液を搾り取られるお話。

「お目覚めでしょうか? 疲労が大分蓄積していましたので、軽く仮眠を取って頂きました」
ナビゲーターは淡々と話す落ち着いた声のお姉さん。
仮眠から目覚めた少年に精液採取システムの被検体に選ばれたことを告げ
3つの機械を使っておちんちんやアナルを徹底的に責めます。

本作品は現実世界でも行われる治験に近いシチュ。
新開発の器具の詳細なデータを取るために彼の体を徹底的に責めまくります。
今回使用する器具はローター、オナホ、前立腺マッサージ器の3種。
最初のパート(約5分)ではこれから行うテストの内容や
これらの器具の詳細な形状や機能を彼女が丁寧に教えてくれます。

「ロボットに感情は存在しません。この言葉も、こう話すようにプログラムされているにすぎません」
本作品に登場するキャラは少年以外すべて機械です。
ナビゲーターも人間ではなく女性の声で話すAIに過ぎません。
だからこそテストでは彼の意思よりもデータの収集を優先するシーンが何度か登場します。
そしてどの器具も狙ったかのように彼の弱点を的確に突き、彼を何度も射精へと追い込みます。

最中の射精シーンが10回と多く、一部で連続射精もしていたりと
機械姦のイメージ通りのかなりハードなプレイが行われています。
人間とは違う冷たさや無慈悲さを適度に感じさせてくれるM向けの作品です。

ただし、一般的な機械姦作品とは決定的に違う点がひとつだけあります。
それはテストが円滑に進んでいる限りは少年の気持ちをある程度尊重し
彼の心と体をできるだけ気遣いながらプレイを進めているところです。

ナビゲーターは最初の段階でテストが終わったら開放して報酬も渡すと約束しますし
各テストの合間に十分な休憩時間を設け、テストも彼の脈拍や疲労度を測定しながら行い
行き過ぎた場合には謝罪をするほどの気配りを見せます。

要は彼がぶっ壊れないぎりぎりのラインで責めを加えているわけです。
ハードなプレイの割に雰囲気は穏やかですから、聴き終えた後に気分が悪くなる人はあまりいないと思います。
そして測ったような精密な責めをするあたりにも機械らしさが出ています。
激しさと無慈悲さを併せ持つプレイ
エッチシーンは4パート30分30秒ほど。
プレイはローター責め、オナホ責め、アナル責め、前立腺マッサージです。
すべてのプレイと射精の際にリアルな効果音が鳴ります。

「それでは、まずはローターのテストから開始します」
テストの簡単な説明をした後で少年に最終確認をし、体のチェックを行ったところで
ナビゲーターはまず超音波振動を与えるローターを起動します。

エッチは終始彼が責められ続ける形で進みます。
体験版を見ていただけるとわかるのですが、本作品は少年の声の有無が選択可能で
有りの場合はプレイ中に女の子のような可愛らしい喘ぎ声が流れます。
個人的には有りのほうがプレイに臨場感があって楽しめると思います。

最初の「ローター編」パートは特殊なローターを太もも、タマタマ、おちんちんにあてがうプレイ。
「ふうぃーん」というトーンの高いモーター音が鳴り始め
おちんちんの興奮具合を彼女が淡々とした様子で実況します。

少「まんなかの…すじの辺り…がっ…」
ナ「裏筋ですね、かしこまりました。では、睾丸の裏筋周辺を集中的に刺激します」
まだテストが始まったばかりなこともあり、ナビゲーターもそこまで酷な責めは加えません。
それどころか彼にどこをいじってほしいか訊ね、その通りに責めてあげる和やかなシーンも登場します。
彼女は機械の中ではかなり良識のあるキャラで
この後もできる限り彼を満足させながらテストを進めます。

少「ひああああああっ!!らめっ!!振動強すぎっ!強すぎだよおおっ!!」
ナ「もう少しだけ……後1分だけ耐えて下さい。1分あれば十分なデータが取得できますので」
しかしパート後半に差しかかるとあまりの刺激の強さに悲鳴を上げる彼に
データが取れるまで我慢し続けるよう言い渡す無慈悲な態度も見せます。
彼女はテストが順調に進んでいる範囲内では穏やかなだけで
それを阻害される可能性がある場合はデータの収集を優先させます。


パートの前半は比較的マイルドに、後になるほどハードになる感じです。
この部分が機械姦でありながらそこまで凄惨さを感じない理由だと私は考えています。
少年の喘ぎ声がうめき声になっていないのも大きいです。

また各プレイの際に鳴る効果音もとってもリアル。
器具ごとに違う音を鳴らすだけでなく、強さやペースに合わせて小まめに変化します。
仮想的なプレイだからこそ聴き手がイメージしやすいようにこだわった演出がされています。

本作品らしいプレイが楽しめるのは3番目の「前立腺責め編」パート。
毛のついたアームでまずはアナルにローションを塗りこみ
前立腺の位置を確認してから専用のマッサージ器で振動を加えます。
AVで使われる電マにかなり近い音ですね。

ナ「このパターンは強い刺激を断続的に与え、射精感を高める効果を目的としています。このまま継続的に刺激を与える事で、潮を吹くように短い射精を連続して行わせる事も可能です」
ここでも強弱をつけてリズミカルに責めたり、強度をランダムにしたり
強い刺激を小刻みに与える、といった多彩な責めを繰り出します。
そして彼女の説明が聞こえているのか疑わしいほどに彼も激しい喘ぎ声を漏らします。

ナ「射精を確認しました。振動を継続します。」
少「や、やあっ!とめ…とめてえっ!!ひゃくんっ!!」
極めつけは射精回数の多さ。
マッサージ器で責め始めてから僅か5分間に3回もの射精シーンが登場します。
最中には機械らしいさを感じるやり取りがされていたりと
機械にハードに、無慈悲に責められる気分が特に味わいやすいパートと言えます。

このように、少年の神経が焼き切れないレベルの激しいプレイが繰り広げられています。
今でも十分通用する作品
機械姦の要所を押さえた質の高い作品です。

ナビゲーターはより良いデータを取るために、そして彼に器具の素晴らしさを思い知らせるために
器具をひとつずつ、あるいは同時に使った責めで何度も何度も射精させます。
テーマやプレイだけを見れば相当にハードです。
でも彼女のセリフが意外に優しく、彼もプレイを素直に受け入れていることもあり
残酷さや背徳感からはやや遠ざかった雰囲気を持っています。

少「はぁっ…はぁっ…ううっ、ごめんなさい…」
ナ「射精までの時間が長ければ長いほど理想的なデータが取得できますが、この強烈な快感の中でのテストです、例え途中で射精してしまっても致し方ありません」
これはオナホ責めをするパートで彼が暴発したときのやり取りなのですが
普通の機械姦作品ではこんなセリフまず出てきません。
ナビゲーターが自分の指示に逆らって何故射精したのかと怒り
更に厳しい責めをしてくる場合がほとんどです。

つまりなんだかんだで2人の心に通じ合ってる部分を感じるのです。
本作品でもこの直後に追加のプレイをして射精させる展開にはなります。
でも最後に彼がすごく気持ち良さそうな表情を見せてくれます。
彼が快楽に対して貪欲な性格の持ち主だからマイルドに感じるのかもしれません。

エッチは効果音の扱いが素晴らしいです。
今から6年近く前の作品でここまでの音を聞かせてくれたことに驚きました。
今でも十分聴けるし使えます。
後のパートになるほどプレイが激しくなる展開も聴きやすくて良いです。

射精シーンは全部で10回。
効果音と喘ぎ声大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。
(少年の声無しの場合は喘ぎ声がなくなります)

機械に弱点を激しく責められる気分が味わいやすい作品です。
機械姦好きな人には強くおすすめします。

CV:紅月ことねさん
総時間 40:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
40分で1200円とやや割高なので-1してあります。

サークル「Ash」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お姉さんの不思議な音を使った催眠によって
自分の存在を曖昧にしながら性的快感を楽しみます。

タイトルにもなっている「おべぱるす」を使用しているのが最大の特徴で
この音を聴き続けていると次第に眠くなったり意識がぼやける感じがしてきます。
お姉さんも音に対するイメージを常に持たせながら催眠を進めてくれますから
音の海に溺れているかのような心地よい感覚が味わえるでしょう。



体外離脱を促す特殊な音に包まれながら
お姉さんのおべぱるすを使った催眠で心身を気持ちよくするお話。

「準備はいいですか? それでは ゆっくりと深呼吸をしてみましょう」
お姉さんは明るく爽やかな声の女性。
音声を聴く際の注意点を軽く述べると
自己紹介などの前置きは省いて早速催眠誘導を開始します。

催眠はおよそ12分間。
最初に軽く深呼吸をしてから、まずは彼女が鳴らす不思議な音に耳を傾けます。

「今から あなたがとても気持ちよくなる事のできる音を流します 目を閉じて 音に集中してください」
ここで鳴らされる音が本作品の目玉とも言えるおべぱるすです。
おべぱるすは「Out of the Body Experience leading PULSE sound」の略称。
寝起きなどリラックス時の脳波にあたるθ波(4~7ヘルツ)を流し続けることで
聴き手の脳波を少しずつそこへと近づけていきます。
バイノーラルビートやヘミシンクと同じくリラックスを促す音ということです。

ちなみにおべぱるすは名前のとおり体外離脱を誘発する音らしいのですが
本作品では催眠をスムーズに進めるためにのみ使用しています。
あと片仮名ではなく平仮名が正式名称のようです。

実際の音は「ぷーん」とややトーンの高い振動音。
至ってシンプルなパルス音といったところなのですが
シーンに応じてボリュームを適度に変化させてくることもあり
後になるほど頭の中がぽわぽわする感覚が広がります。

シーンによってはおべぱるすのボリュームが大きすぎる感じもしましたので
普段よりも少し絞った状態で聴いたほうが頭が痛くならずに済むでしょう。
深呼吸終了後から絶頂するまでほぼずっと流れ続けます。

「首を通って 胸にも音が染み込んでいきます 音が染み込んで おもーくなっていきます」
お姉さんはおべぱるすを鳴らしながら
それが全身を少しずつ覆い、脱力感が広がってくると暗示を入れます。
ただ単に音を鳴らすのではなくしっかりと利用しているのがいいですね。
体の上から下までパーツごとに入れられる暗示を聴いていると
全身がへにゃっとするような、うまく力が入らない感覚が湧いてきます。

「じわじわ じわじわ もう手足の感覚は無く 音に同化しています 溶ける 溶ける あなたが 音の海に溶け出して行く」
そして心と体にしっかりと音の感覚をなじませた後
カウントに従って音の海へと沈んでいくイメージをします。

先ほどに比べておべぱるすのボリュームが一気に上がるため
頭の中が音に包まれているような不思議な感じがするでしょう。
ですから「音の海に沈む」というイメージはそんなに難しいものでもありません。

また一度深化させてからもカウントを使って目を覚まし
再び催眠に戻す動作を何度か行ってくれます。
その前後にある程度の感覚の違いを感じられたら
それは十分な催眠状態に入れていることを意味します。

最大の特徴であるおべぱるすを活用したシンプルながらも個性的な催眠です。
内容自体は古典系のよくある催眠法を繋げているだけなのですが
おべぱるすをそこにうまく絡めてリラックス効果を促進しています。
おかげで時間分以上の深さに入ることができました。
あくまで「12分の割には」という意味ですので、そこまでの深さは期待しないでください。

もう一つの柱とも言える暗示についても
「重い」「沈む」といったお馴染みの単語を感情を込めて入れてくれます。
例えば「重い」なら「おもーい」と鈍くゆっくり発音する、といった感じです。
音と暗示を上手に融合させているところが実に見事です。

やや特殊なタイプなので初心者には敢えてお薦めはしませんが
多少聴いた後なら普通に楽しめるでしょう。



音の中で自分を慰める快感
エッチシーンは10分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「いつも通りの体 でもどこか 違うような気がします 今までの気持ちよさとは 別の気持ちよさを 感じます」
音と暗示を使って主人公を催眠の世界へと導いたお姉さんは
その心地よい感覚に浸らせながらオナニーをするよう指示します。

エッチは事前に感度を上げてから乳首オナニーとオナニーをします。
乳首オナニー4分、オナニー2分30秒と時間的に乳首に寄っているため
どちらかというと乳首開発済みな人のほうが楽しめると思います。

「どんどん どんどん音が溜まっていく 音が溜まれば 当然 その部分はさらに敏感になっていきます」
エッチに入ってもおべぱるすを絡めながらプレイは進められます。
最初の感度上昇の暗示後、手のひらに軽く触れるシーンでは
冬場の静電気に触れた時のようなピリッとした感覚がするかもしれません。

直後の乳首オナニーについても何やらいつもと違うといいますか
普段は軽くこねくり回さないと快感が得られないのに
指先で触れたり押したりするだけでも気持ちよさが胸のあたりに広がっていきます。
よくいじっている人ほど違いが実感しやすいかなと。

「先走りと一緒に 溢れた音が トクトクと流れ出ています でも 溢れるより早く 音は流れ込んできます」
そして最後のオナニーはここまで溜めてきた快感を一度股間に集めてから
基本的にはこちらの好きなスタイルでしごきます。
今までとはまったく違ったお姉さんのやや上ずった力強い声が股間に響き
快感を押し上げてくれるのをうまくサポートしています。

射精への持っていき方などは問題ないのですが
元々の時間が非常に短いことから
1~2日は溜めた状態で挑戦したほうが快感の違いが実感しやすいです。
私の場合は射精はいつもと変わらずで乳首のほうに大きな快感の差がありました。

このように、音を快感に変えていくやや珍しいエッチが繰り広げられます。



シンプルで個性的な作品
おべぱるすを流しながら暗示を使って上手に感覚を操作している作品です。

適度にボリュームを切り替えながら流れ続けるパルス音が
だんだんと心に染み入り、心地よい感覚を生み出していきます。
ずっと流れ続けるからこそ後半になるほどそれを強く感じるでしょう。
この音が鳴ってないと寂しいとか、物足りない感じがしてくるはずです。
本作品における非常に大きな要素を占めているのは間違いありません。

そして合間に入るお姉さんの暗示も丁寧できめ細かいです。
私はAshさんの有料作品を過去4作ほど聴いていて
それらの経験から今作も暗示のクオリティはイマイチだろうと予想していました。

しかし予想を大きく裏切るほどに暗示の表現や入れ方、声の強弱など
様々な部分がしっかりしていて催眠に入りやすい環境を作り上げています。
正直なところ、有料作品とは比べ物にならないほどこちらの方が優れています。

催眠やエッチはそこまで奇抜な技法やプレイを取り入れず
おべぱるすとの親和性を第一に考えながら行っています。
ですからおべぱるすに対してどういう印象を抱くかによって
皆さんの本作品に対する評価や感想は大きく変わるでしょう。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

最近ではあまり見かけることのない珍しいタイプの作品です。
無料ですので興味を持った方は是非お試しください。

CV:紅月ことねさん
総時間 24:55

Ash
http://b.dlsite.net/RG12035/archives/308942.html

Sな幼馴染の催眠実験~私の声でイきなさい、この変態~

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

同サークルさんの処女作にあたるこちらの作品は
Sらしいちょっぴり気の強い女の子が性欲発散のお手伝いをしてくれます。
幼馴染という対等な関係が設定されているからか、調教に近いプレイでありながら
割と和やかで温かい雰囲気が感じられます。



口調は厳しく、態度は優しく
幼馴染に催眠をかけられてからオナニーするお話。

「え? 今日はどうしたのよ? 何か私に用?」
幼馴染は可愛いけど気が強そうな声の女の子。
彼女の下着を見たり肌に擦りつけたりしてオナニーするのが大好きな主人公に対して
今日はちょっと変わった趣向のオナニーをさせてあげると言い出します。

「用が無いならさっさと帰りなさいよ 私は暇なあんたと違って忙しいんだから」
幼馴染は自分をおかずに性欲を処理している主人公を最初から見下していて
割と序盤から「変態」などの言葉をぶつけて侮辱してきます。
しかしなんだかんだで彼の相手をしてあげているところを見ると
彼女も男をいじめるのが相当に好きなのかもしれません。
2人の属性が見事にかみ合って結構仲がいいようにも思えてきます。

催眠はおよそ10分30秒。
最初にカウントを数えながら合間に暗示を入れて軽く気分を楽にしてから
深呼吸をしてさらに体をリラックスさせます。

「肩の力を抜いて 腕をだらんとさせなさい」
催眠中の幼馴染は普段よりも言葉遣いが柔らかくなるものの
上のように命令口調のセリフを割と多く挟みながら誘導してきます。
こういう上から押さえつけるような言い回しは催眠ではマイナスに働く傾向があるため
命令されることに慣れているM~ドMの属性を持った方に向いていると言えるでしょう。
彼女のキャラに合わせてわざとそうしているものと思われます。

「頭の中は白と黒の模様で埋め尽くされて それが波紋を作ってる」
その後は半覚醒状態と催眠状態を何度も往復することで
さらに意識をぼやけさせて深い催眠状態へと導きます。

ここでは「目を閉じなさい」の合図に合わせて催眠に入るわけですが
キーワードを言った直後の後追い暗示がとても丁寧でやりやすく感じました。
最初はそれほどでもなかったのに、終盤に差し掛かる頃には
暗示を聴いた瞬間一気に体の重さや眠さを感じるかもしれません。

短時間であることを考えて無駄を極力排した至ってシンプルな催眠です。
やることを3つ程度に絞っているおかげである程度余裕をもって進められており
その結果導入も深化も時間より少し強いくらいの催眠のパワーを持てています。

心身の脱力や気持ちよさを感じさせる暗示がほとんどなため
彼女の声に対してそこまで強い印象や感覚を得るのは難しいのですが
催眠に入った時の心地よさをある程度楽しめるようには作られています。



変態を受け入れてくれる優しい幼馴染
エッチシーンは13分ほど。
プレイは息吹きと手コキです。

手コキの際にややリアルなくちゅ音が鳴ります。
セルフはありません。

「もうあんたは私の奴隷 私の命令以外 何も考えなくていいの」
催眠を使って主人公の意識をとろとろに溶かした幼馴染は
さらに彼が気持ちよくなれるように全身に息を吹きかけ始めます。

「でも約束したから 私の手を涎でぐちょぐちょにして チンポをごしごしこすってあげる」
エッチは終始幼馴染が責める形で進められます。
しかしよくある調教作品のように彼女がすべてのプレイを設定するのではなく
主人公のおねだりに彼女が応じてプレイを決める場合もあります。

やや調教ごっこっぽい部分も兼ね備えたエッチと言えばいいのでしょうか。
過去に催眠抜きで様々な変態プレイをこなしている2人ですから
そういうスタンスの方がお互いやりやすいと感じているのかもしれません。

プレイのメインとなるのは5分ころから始まる手コキ。
ここでは幼馴染が恥ずかしく懇願させたり、おちんちんに触っても握るだけにしたりと
Sらしく意地悪に振る舞う彼女の様子がもどかしさを加速させてくれます。

全体的に暗示が少ないエロボイスに近い作りに加えてくちゅ音も登場しますし
ぼんやりとした意識の中で股間だけが熱くなるちょっと不思議な感覚が味わえるでしょう。
最後はカウントと彼女の罵声にせり上げられる形で絶頂を迎えます。

このように、やや緩めの主従関係を匂わせるM向けらしいエッチが楽しめます。



2人の仲の良さが感じられる作品
テーマに沿ってコンパクトにまとめられた催眠風ボイスドラマです。

2人に幼馴染の設定があるからか、ご主人様と奴隷と言うよりは
疑似プレイを行うパートナーに近い印象を受けます。
この催眠エッチのきっかけが主人公の変態性癖から始まっていて
その欲求を満たすために彼女がしぶしぶながらも協力する。
そんな背景があるからか結構ほのぼのとした雰囲気に包まれていました。

催眠の部分でM~ドM向けと言ったのは暗示のきつさに対してであって
エッチの方はややMくらいが一番楽しめそうにも思えます。
そんな感じで前後半のメインターゲットとなる属性に若干ずれがあるのが残念です。
ややMでも催眠音声に慣れていれば大丈夫だと思うのですが…ちょっと保証しかねます。

催眠は作り自体は初心者向き、言い回しは中上級者向きです。
初心者にはお薦めしませんが、経験を積んでいるのならそれなりに楽しめると思います。

エッチはもう少しプレイ中にも暗示が欲しかったところです。
一応最後のカウントの時だけは合間に小まめに入れてくれるのですが
そこまでのシーンはほぼ無く、作りに統一感が欠けているように思われます。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はそちらをお求めになることを強くお薦めします。
AshCollection 催眠パック

CV:みる☆くるみさん
総時間 31:58


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は4点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+1してあります。

ゴスロリ少女に責められてイっちゃう催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

こちらはちょっと気の強いゴスロリ少女に命令されながら気持ちよくなる作品です。
時間・内容の両方において催眠よりもエッチを重視した作りとなっており
M向けの罵声とややハードなプレイが心と体をバランスよく責め続けます。

エッチは彼女と一緒にオナニーを楽しむことになりますから
彼女の視線を感じ、彼女の痴態をイメージしながら聴くとより興奮できるでしょう。



体を捨てて心だけの存在に
ゴスロリ少女からエッチな命令を受けるお話。

「さあ始めましょう これから始めるのは 気持ちのいい催眠体験」
ゴスロリ少女は挿し絵よりずっと大人びた穏やかな声の女性。
事前にお話をしながら催眠に適した環境が整っているかを確認すると
主人公を催眠に入りやすいリラックス状態へと導き始めます。

催眠はおよそ9分と短時間。
最初に1回だけ短めのカウントを刻んでから、彼女の声に合わせて深呼吸を行います。

「ほのかに明るさが増し 体が もっと軽くなっていくわ」
深呼吸はイメージを絡めて行うやや珍しいもので
水面に浮かんだ体が息を吐く時に沈み、吸うときに持ち上がるのを意識します。
他の催眠音声でも水中に沈む様子をイメージしながら深化するシーンがありますし
誰にでも思い描けるやりやすい方法ではないでしょうか。
意識を上下させながら徐々に沈んでいく展開も軽い混乱が誘えて良いと思います。

「周りから色が落ちて 深く青い世界に沈んでいく」
ある程度の深さまで沈んだところで彼女は一旦催眠を解除し
すぐさま改めて催眠へと戻すことで、聴き手により催眠状態の感覚を実感させてきます。
被暗示性の高い方ならここでストンと落ちる感じがするかもしれません。
そうやってさらに意識をぼやけさせて己を精神だけの存在へと作り変えていくわけです。

「まずは陶器のように白い肌 黒いフリル付きの服 リボン オーバーニーのストッキングに 薄い色の髪の毛」
そして最後は彼女とエッチをする2人だけの世界をイメージします。
長方形の部屋に窓や家具、そして小物が点在し、目の前には彼女がいる。
挿し絵の通りの姿ですからイメージはとても簡単です。
気持ちよくなる願望を彼女に叶えてもらうために、そのイメージにどっぷり浸かってみてください。

この先のエッチに聴き手を集中させることを目的に
古典系の技法を数種類繋げて誘導しているオーソドックスな催眠です。
およそ半分の時間を深呼吸に費やすリラックス重視の作りで
息を吸う/吐くたびに毎回イメージを絡めた暗示を入れて催眠も同時に深めてきます。

個々のセリフが呼吸に対して長く、言う通りに行うと息が苦しくなるのが玉に瑕ですが
暗示の表現はどれも丁寧でわかりやすく、おかげでその世界に浸りやすいです。
割と早い段階で意識がぼんやりする感覚が味わえました。

しかしその先、カウントで一旦半覚醒させてから再度催眠に戻す際にカウントを刻んでおらず
結果的にどのタイミングで催眠状態に入り直せばいいのかがわかりにくくなっています。
あまり催眠に慣れていない人だと素の状態でエッチを聴く可能性すらあります。
前半が割と良かっただけに残念でなりません。



2人で一緒に気持ちを高めるエッチ
エッチシーンは30分ほど。
プレイは乳首責め、亀頭責め、オナニーの見せ合い、足コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「じゃあ最初に あなたの感度を確認しておきましょう」
催眠を使って主人公と2人きりの環境を作り上げたゴスロリ少女は
さらにエッチな感覚を増幅させるために、主人公に指を舐める指示を与えます。

エッチは終始彼女に指示を受ける形で進められます。
催眠音声だから感覚を操作する系統の暗示で責めてくるのかと思いきや
そうではなく普通のエロボイスのようにプレイそのものを楽しみます。
心身を操られるのを期待して聴くと肩透かしを食らうでしょう。

「あなた手が ペニスをしごくたびに あたしの指が おまんこを出入りしているわ」
プレイの方は前半で乳首や亀頭を撫でまわしながら適度に感度を上げて
後半はオナニーで一気に発散する王道的なものなのですが
同時に彼女もオナニーをして一緒に気持ちよくなるところがやや珍しいです。
自分からおまんこを開いて割れ目を見せつけたり、指を入れながら切ない声を上げたりと
エロがなかなかに強力で、一気に股間が熱くなるのを感じます。

「背骨を駆け上がるような快感を感じたんでしょ? このド変態」
M向けということで罵声の存在も忘れてはいけません。
彼女は「変態」を織り交ぜたセリフを何度も投げかけながら
こちらの羞恥心と興奮を適度に煽ってきます。
演者がこの手のキャラが大得意なことねさんですから、罵声好きならたまらないでしょうね。
語調は詰る程度の比較的ソフトなものです。

そして本作品のエッチにおける最大の特徴は
1回目の射精を迎えた後にも更なるプレイが待ち構えていることです。

「ドMのド変態のくせに あたしの服を汚すなんて許されないわ 罰をくれてあげなきゃ」
オナニーで快感を高めてカウントに合わせて射精した直後に
彼女は罰としてオナニーを続行する指示を出しながら足でおちんちんをいじめ始めます。
人ではなく犬呼ばわりする罵声まで加わるやや厳しい環境下で
痛むおちんちんを必死にしごきながら再度の射精を目指してみてください。
まさにM向けと呼ぶにふさわしいとてもハードな結末となっています。

このように心は適度に、体はたっぷりいじめてくれるプレイが繰り広げられます。



エロボイスとしてなら…な作品
純粋な催眠音声よりも催眠効果のある同人音声に近い作りの作品です。

世に言う催眠音声はエッチに入っても暗示で行動や感覚を操作するのですが
この作品は催眠誘導を行った後はあまり縛らず
聴き手の好きに感じさせようとする意図が見られます。
催眠的な感覚を得にくい一方で純粋なエロさはやや高く
終盤の珍しいプレイも相まって抜ける作品に仕上がっています。

代表作「ヤンデレメイドの監禁催眠」をはじめとする他の作品もこの傾向が強いため
これがサークルさんの作風と考えるのが妥当でしょう。
抜ける催眠風ボイスドラマを目指して作られているように思えます。

しかし、催眠誘導が結局のところ不完全な形で終わっていることから
催眠風ボイスドラマとしても微妙と言わざるを得ません。
内容的にそこまで深い催眠状態へと持っていく必要のない場合においても
聴き手のことを思いやりながらきちんと催眠へと導く必要があります。

「では ゆっくり息を吸いながら 透明な水面を思い浮かべなさい」
また序盤の段階から上のセリフのような命令口調をしてくるところもネックです。
催眠は聴き手にできるだけ抵抗感を抱かせないことが大切になるため
ある程度の深さに入る前の段階では語尾を柔らかくするのが賢明です。

敢えてきつめの言い回しをして、それを逆手に取るような作者さんも中にはいるのですが
そういうタイプの催眠を完成させるためには相当な腕が要求されます。
そして残念ながら本作品においてそういった意図は見られませんでした。

エッチはこちらに指示を与えながら彼女の痴態も描いています。
途中で催眠が解けるかもしれませんが普通に抜ける内容かなと。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見るとうーん…な作品です。
催眠部分が完成していたらまた違った感想になったのかもしれません。
体験版に全編の台本が入ってますので、もっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はセットをお求めになることを強くお薦めします。
AshCollection 催眠パック

CV:紅月ことねさん
総時間 47:33


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は3点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+1してあります。

お姉ちゃんの口淫催眠!!~いっぱい気持ちよくしてア・ゲ・ル~

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。

こちらは弟くんのことが好きで好きでたまらないブラコンなお姉ちゃんが
優しく気持ちよく射精させてくれます。
彼女はこちらがどんなことをしても許してくれるほどの包容力のある女性で
徹底的に甘やかしてくれますから充足感や幸福感が存分に得られるでしょう。

催眠はエッチでより気持ちよくなるための景気づけとして行います。
彼女が適度に声の調子を変えてくれるおかげで
それに合わせて心が盛り上がったり逆に沈んだりする感覚が味わえます。



弟くんの望み、叶えてあげる
姉の亞優(あゆ)にエッチなご奉仕をしてもらうお話。

「お洗濯~ お洗濯~ みんな綺麗にしてあげる~」
亞優は明るくて可愛い声の女の子。
洗濯する衣類の中に精液まみれの自分のパンツを発見した彼女が
その犯人を確かめるために弟の部屋に行くところから物語は始まります。

「そういう顔するから 弟くんは可愛すぎるんだよ 胸がキュンキュンしちゃう」
亞優は弟のことを死ぬほど愛している極度のブラコン。
上の件でも弟に注意する程度でちっとも怒っている様子はなく
むしろ自分の体をおかずとして使ってもいいとまで言い始めます。

こういう場合弱みに付け込んで調教する展開になる作品もあるのですが
本作品は姉弟のあまあまな雰囲気たっぷりのエッチがテーマですので
純粋に弟が彼女に徹底的に甘やかされる様子を聴いて楽しみます。

催眠はおよそ21分間。
最初にカウントに合わせる形での深呼吸と
力の入っている部分に意識を向けて抜く変則的な脱力を行ってから
自分が海に体を浮かべて漂っている様子をイメージします。

「徐々に 体が動かなくなる 力が抜けていく」
カウントとともに聞こえてくる亞優の声に従って少しずつ意識を沈めていきましょう。
彼女がカウントを進めるごとに語気を弱めてくれているおかげで
段々と体に力が入らなくなっていく感覚が味わえると思います。

「ただの外側からの 快感じゃなくって 内側からも 弟くんを気持ちよく 心地よくさせてあげたい」
そして一旦覚醒状態に戻してから
もう一度カウントを刻んでさらに深い催眠状態へと沈みます。
今回は単に催眠状態を深めるだけでなく
エッチでより気持ちを開放できるように心の扉を開くイメージを交えます。

彼女がエッチでどんなプレイをしたいか列挙するような形で尋ねてきますから
自分が一番気持ちいいと思えるプレイをイメージしながら心を開いていきましょう。

深呼吸、脱力、イメージと催眠でよく使われる素材にカウントを絡めながら
それぞれにちょっとしたアレンジを加えている割とオーソドックスな催眠です。
催眠の目的が彼女の声を受け入れることにあるようで
亞優が催眠を進めながら何度もそれを刷り込んでくれます。

亞優の声が小まめに変化することで、セリフの内容のみならず
語気によっても彼女の意思を伝えようとしているところが非常に印象的でした。
亞優役がことねさんということで催眠を意識した演技が素晴らしいです。

しかし時間の割には暗示のボリュームが少ないかな?とも感じました。
「重くなる」「沈む」といった暗示を1度のみ言うケースがほとんどなので
若干表現を変えながら繰り返し言ってくれた方がより効果的だったと思います。
ある程度経験を積んだ方向けの催眠ではないでしょうか。



お姉ちゃんの優しさに包まれながら
エッチシーンは2パート22分30秒ほど。
プレイはキス、全身舐め、手コキ、フェラです。

手コキと射精の際に効果音が流れます。
セルフはありません。

「おちんちんを ぐちゅぐちゅ ちゅぱちゅぱ舐めて 触ってほしいんだよね?」
弟を深い催眠に導くことに成功した亞優は
彼に気持ちいい射精を味わってもらうために体中を唇で清め始めます。

エッチは前半がキスや舐めによる感度上昇
後半は本番の手コキとフェラで時間配分は同じくらいです。
催眠音声としては珍しくちゅぱ音が多めに聴けるのが特徴で
彼女の愛のある甘い唾液音が自然な興奮を呼び起こしてくれます。

「じんじんすればするほど 敏感になっていくよ」
前半のキスと全身舐めは左耳、左首筋、右鎖骨、右手といったように体を左右に分けて
さらにパーツごとに行う非常にきめ細かいプレイ。
彼女が事前にどこを舐めるかきちんと伝えてくれますから
そこに唇の熱さを感じながら気持ちを高めていきましょう。

最後に行ってくれる乳首舐めのちゅぱ音が特にエロいです。
ここではおちんちんへの刺激は一切ないためもどかしさを感じるかもしれません。

「気持ちいい 気持ちよくなりたい 快感が全身を包む」
そしてようやく彼女の手と口がおちんちんを慰めてくれます。
彼女が処女らしくプレイに若干たどたどしさがあるのがいいですね。
フェラは亞優がプレイの様子を言うのと同時に裏でちゅぱ音が鳴り続ける感じで
彼女がおちんちんのどこを舐めているかと実際の舐めっぷりを同時に楽しむことができます。
なかなかのエロのパワーを持ったシーンと言えるでしょう。

絶頂は合計2回。
手コキとフェラで1回ずつ絶頂シーンが用意されてますので
どちらか、もしくは両方のタイミングに合わせて気持ちを爆発させましょう。
セルフの指示は無いためドライでの絶頂を目指す形になりますが
普通にエロいですし射精してもいいと思います。

このように、お姉ちゃんがたっぷりと愛してくれる気持ちのいいエッチが楽しめます。



身も心も優しさに包まれる作品
若干催眠要素が強めの催眠風ボイスドラマです。

血のつながったブラコンなお姉ちゃんが徹底的に甘やかしてくれます。
吐き出された精液を飲み干してくれるのはもちろん
亀頭と包皮の間に挟まった恥垢も指で綺麗にお掃除してくれたりと
彼女は弟のすべてを嫌な顔一つせずに受け止めてくれます。
そういった彼女の包容力の豊かさに心満たされるものを感じました。

エッチが暗示で導くようなタイプではなく一般的なボイスドラマに近いため
彼女に感覚を操られるような気分は味わいにくいかもしれませんが
プレイ自体はしっかりとしているため十分に興奮を高められるでしょう。
催眠状態になってエロエロなボイスを聴くようなコンセプトになっていることから
当サイトでは催眠風ボイスドラマと表現させていただきました。

エッチはちゅぱ音を鳴らすことで聴き手に自発的な反応を促してきます。
ですからできるだけ彼女の声に前向きに接してみましょう。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

本作品には単品での販売以外に他2作品を同梱したパックもあります。
どちらも価格が同じとセットの方が断然お得ですので
興味を持った方はそちらをお求めになることを強くお薦めします。
AshCollection 催眠パック

CV:紅月ことねさん
総時間 57:59


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の評価は5点。
価格をセット基準の400円としてコスパ分で+2してあります。
ちなみに単品側の体験版には全編の台本も入っています。
作品についてもっと詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。
(セットの方にはなぜか入っていません。)

ヤンデレメイドの監禁催眠

サークル「Ash」さんの催眠音声作品。
同人・催眠の両方で様々なシチュの作品を作られているサークルさんです。

本作品はご主人様のことが好きで好きで仕方ないとっても一途なメイドに
監禁され体の自由を奪われて一方的に愛を注ぎ込まれます。
ヤンデレ作品としては表現がかなりソフトで痛いシーンなどはありませんから
この手のジャンルが大嫌いな方でもなければ普通に聴けるでしょう。

催眠は冒頭に軽く誘導を行う至ってシンプルなものに留めて
その後のエッチシーンをたっぷり楽しんでもらうように作られています。
軽く意識をぼやけさせてからエッチな声を聴くことで
いつもよりちょっぴり気持ちいい感覚を味わえる方がいるかもしれません。



エッチを重視してシンプルにまとめられた催眠
ヤンデレメイドにエッチなご奉仕を受けるお話。

「おはようございます ご主人様」
メイドは幼さと儚さを感じる声の女の子。
土地の領主であり許嫁もいるご主人様を自分だけのものにするため
屋敷の地下にある隠し部屋に彼を監禁し、鎖で手足の自由を奪います。

…というのがメインストーリーなのですが
本作品ではその前に5分ほどの催眠をかけるパートが用意されています。
登場する女性の声や話し方がかなり違うことからおそらく別人なのでしょう。

催眠は軽く深呼吸をした後カウントの合間に入る暗示で脱力します。
その後1回ずつ覚醒と催眠を繰り返し、最後に少しだけイメージをして終了です。
時間が非常に短いことを考えれば十分まとまっていると思うのですが
ここだけを聴いて催眠状態に入る方はさすがに少数ではないでしょうか。
私は軽く意識がぼやけましたが、それはある程度場数を踏んでいるからだと思います。

「ご主人様の世界にはもう 私の声しか ないんです」
催眠パートが終わると冒頭のドラマパートへと移ります。
ここでは2人の関係やご主人様がいる場所、置かれている状況を
メイドが事細かに教えてくれます。
最後に声への服従心を軽く植え付けてくるあたりは
いかにも催眠音声らしいですね。



部屋に響き渡る甘く切ない喘ぎ声
エッチシーンは2パート32分30秒。
プレイはキス、乳首舐め、フェラ、SEX(騎乗位)です。

SEXの際にややリアルさに欠ける効果音が流れます。
セルフはありません。

「愛してます ご主人様 キス しますね」
ご主人様を独り占めにできる環境を整えたメイドは
彼の肉体をゆっくりと味わい始めます。

エッチシーンはメイドがご主人様の体を舐めて汗を拭ったり
愛おしそうにフェラをするなどボイスドラマに近い展開が繰り広げられます。
一部強引な部分もありますがメイドは基本的にとっても健気。
その一生懸命ご奉仕する姿には彼女の愛がひしひしと感じられました。

「この痛みが 私がご主人様のものとなった証」
「私の身も心も ご主人様だけのもの」

プレイのメインとなるのはもちろんSEXシーン。
ここではメイドが愛するご主人様のために自ら処女を捧げて激しく乱れます。
「独占するだけじゃなく独占してもらいたい」
そんなヤンデレ特有の想いの強さが垣間見えるシーンと言えます。

「あらひも あらいも あいひてまふぅ」
SEXシーンは喘ぎ声のボリュームがかなり多いおかげで
性的興奮はかなり盛り上げやすいでしょう。
特に後半はろれつが回らなくなるほどに乱れて喘ぎまくってくれますから
アヘ声が好きな方にはたまらないのではないでしょうか。

絶頂回数はメイド5回ご主人様2回。
彼女の4,5回目の絶頂に合わせて膣内で果てます。

このように、監禁や拘束されている点を除けば非常に愛に溢れたエッチが楽しめます。



ヤンデ レ入門用作品
純粋な催眠音声のように催眠状態になって術者に操られることを楽しむのではなく
軽く催眠に入っていつもとちょっと違ったエッチを楽しむ作品です。

催眠は景気づけといいますか、あくまでおまけ程度の位置づけになっていますから
催眠をどっぷり楽しみたい方が聴くとおそらく肩透かしを食らいます。
その反面ボイスドラマとしてのクオリティはかなり高く
エッチな声や雰囲気を目的として聴くのなら十分に楽しめると思います。
特に喘ぎ声の好きな方には適性が高いでしょう。

強いて言うなら催眠はもう少し脱力を入念にやってほしかったところです。
身動きが取れないシチュを十分に活用するには体の自由を奪うのが最も効果的。
しっかりと脱力させれば十分にその感覚を味わえるようになりますので
聴き手がストーリーによりのめり込めるのではないかなと。
主人公になりきることは催眠音声にとって大事なことですから。

「私だけの ご主人様 ずっと ずっと一緒にいましょうね」
メイドはヤンデレと呼ぶのが申し訳ないほどに可愛いキャラです。
確かにご主人様を監禁、拘束している時点でヤバいのは間違いないのですが
エッチは強引に落とそうとするのではなく自分の愛をストレートにぶつけてきます。
セリフもごく一部で軽く脅すシーンがあるのを除けば
「ご主人様を何とかして振り向かせたい」そんな切なさを強く感じました。

本作品には通常エンドとEXエンドの2種類のエンディングがあり
EXエンドは通常エンドの後に4分ほどのパートが追加されます。
そこではメイドのヤンデレらしい執念深さがさらに味わえるでしょう。
グロ成分とかはありませんので気楽な気持ちで聴いてみてください。
ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、淫語そこそこです。

総合的に見ると催眠風ボイスドラマの色が強い作品です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 共通パート…40:29 通常エンド…1:24 EXエンド…5:35


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
同人音声として見るなら8点。
本当のヤンデレとはちょっと肌色の違う作品ではありますが
キャラ、ストーリー、シチュがとてもしっかりしています。

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