同人音声の部屋

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タグ:ASMR

   ● 年下に音でおしおきされる音声【声付き耳かき音を作ってみた番外編3】
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   ● 夢見月の湯宿その2~専属仲居2名付き極上プラン(ハイレゾ音源)~
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年下に音でおしおきされる音声【声付き耳かき音を作ってみた番外編3】

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、態度はつれないけど実はとっても優しい女の子が
知り合いの男性に音を使ったちょっぴり意地悪なお仕置きをします。

耳かきやマッサージといった特定のサービスは行わず
家庭にある様々な道具を動かし、それらが生み出す音を聞かせる展開が最大の魅力です。
音当てクイズみたいな作りになってますから、目を閉じて音の正体を考えてみるとより楽しめるでしょう。
多彩な音で優しくお仕置き
女の子に目隠しされて色んな音を聞くお話。

「どうも …なんですか? 挨拶ならしたじゃないですか」
女の子は素朴で優しい声の女の子。
自室にやって来た主人公をちょっぴりつれない態度で迎えると
不本意なあだ名をつけられたお返しに音を使った罰を与えます。

本作品はサークルさんの過去作「声付き耳かき音を作ってみた26」や
【炭酸マッサージ】声付き耳かき音を作ってみた番外編2【シャンプー】」に登場した彼女が
今までとはまったく異なるスタイルで癒しを提供します。

その方法はズバリ「音当てクイズ」
彼女がいくつかのアイテムを使って音を鳴らし、それが何かを考えます。
個性的な音が鳴るものを意識して選んでくれてますから
特に耳元至近距離に寄った時は心地いい刺激を感じます。

「誰かさんが 私のこと 炭酸系女子だとか 炭酸ちゃんだとか 炭酸娘だって言ってるって聞いたくらいで 怒ってないでーす」
しかし今日の彼女は機嫌があまりよくありません。
そのため冒頭に彼の視界を覆い、ちょっぴり意地悪なことする素振りを見せながら音を鳴らします。
これがタイトルの「音でおしおきされる」の意味です。

といっても根は優しい子ですし全年齢向けですから過激に感じるレベルのものではありません。
本題の音当てクイズを特徴付けるスパイスとして用いられてます。
位置も距離もバッチリな臨場感抜群の効果音
音声開始からおよそ2分後、簡単なやり取りをしたところで
女の子は早速一番目のアイテムを取り出し右へ左へと動かしながら音を出します。

数々の名作を生み出されてるとみみ庵さんの実力は今作でも遺憾なく発揮されてます。
正解を言うとつまらないでしょうから伏せますが、パリパリした音が耳に心地いいです。
またしばらくするとそれを頭に被せるシーンがあり
そこでは彼女の声が篭るだけでなく、実際に耳を塞がれてるような軽い圧迫感があります。

「ふふっ 本気にしました? 大きい○○だからそういうことできませんよ 見えてないんでしょうけど」
「こうして 頭からかけたらどうなっちゃうんでしょう?」

最中の彼女は彼をおもちゃにできるのが嬉しいのか、どのシーンでも楽しそうに振舞います。
そして各アイテムの特徴を踏まえて若干のスリルを与えます。
本作品は音がとにかくリアルですから、悪戯をされそうになる感覚が味わいやすいです。

「最後は私の好きなこれにしましょうか ぷしゅっと」
彼女のあだ名の元になったアイテムもちろん登場します。
シュワシュワ、パチパチした刺激的な音が爽快感を与えてくれるでしょう。
音声の終盤で彼女が見せるほのかな優しさにもほっこりします。

このように、バリエーションに富んだ音によるサービスが繰り広げられています。
文字通りの音フェチ作品
音を聞かせる行為そのもので癒しを与える風変わりな作品です。

感情をあまり表に出さないクールな女の子が
主人公の弱みを握ったのをいいことに音を使った悪戯をします。
目隠しの後に誰もが知ってるアイテムを中心に方向性の異なる音を鳴らし
少し経つと正解を教えるクイズ形式に沿って進めます。

「私も楽しかったんで また来ていいですよ」
音声を聴く限り、彼女はあだ名をつけられたことに対してそれほど怒ってないようです。
むしろそれを口実に彼を弄ぼうとします。
からかい上手と言いますか、普段の態度とはやや違う内面を持った愛嬌のある女性です。

音については明確な表現を敢えてせずに紹介してみました。
ですがどれも非の打ち所がないくらいにハイクオリティです。
とみみ庵さんの効果音は聴覚を通じて触覚も刺激してくれるのが大きな特徴です。
最近流行ってるVRに近い感覚を音で味わわせてくれます。

短時間で手軽に癒しを得られる作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:藍月なくるさん
総時間 17:22

年下に音でおしおきされる音声【声付き耳かき音を作ってみた番外編3】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30201418

ペットに癒して貰った件

サークル「AaronPoint」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、犬と猫を擬人化した二人の子が
愛するご主人のためにある時は一人ずつ、またある時は二人同時にお世話します。

リアルな音と二人のキャラを上手く融合させた和やかなサービスが行われており
位置・距離・質感などあらゆる部分にこだわった音と的確な動きが臨場感を
各動物の特徴を反映させた二人とのやり取りが純粋な癒しを与えてくれます。
二人のペットが優しくご奉仕
アーロンとエナに癒してもらうお話。

「ただいまー! え? おうちでは走っちゃダメ? ごめんなさーい」
アーロンは明るくて元気な声の男の子。
「ふぁぁ うるさいなぁ アーロン静かにしてよ」
エナはのんびりした口調で話す可愛い声の女の子。
主人公との散歩を終えて満足そうに帰宅したアーロンが
汗をかいた彼の顔を蒸しタオルで拭いてあげるところから物語は始まります。

本作品は擬人化した二人のペットが前半は一人ずつ、後半は二人で同時に
耳かき、頭皮マッサージ、髭剃りなどのサービスをおよそ1時間20分に渡って行います。

AaronPointさんは有料だとまだ二作目の新しいサークルさんですが
ニコニコ動画やyoutubeで無料のASMR(音フェチ)作品を数多く公開されてます。
今作でもメインのサービスはもちろん、二人の足音や器具を用意する音など
細かな動作にまで専用の効果音を使用する凝った演出がされてます。

音のクオリティに関しては大手のサークルさんにまったく引けを取りません。
特に器具によって変化する細かな動きは目を見張るものがあります。

本作品ならではの要素ももちろんあります。
それは音フェチ作品でありながら二人との会話にも力を入れてるところです。

「雨の間 お外をずっと見てたんだ 散歩に行きたいなー あるじと一緒にお外で遊びたいなーってね」
例えばアーロンは主人公に対して自分の思ったことをストレートに伝え
サービス中は彼と一緒にいること、お世話してること自体に幸せを感じてるような態度を見せます。

現実世界の犬もご主人様に対して忠実に振舞うことが多いですし
動物の特徴をできるだけ反映させたキャラ作りをしています。
生物学上はオスですが声質は女の子とほぼ一緒です。

「手持ち無沙汰なら 喉のあたりをゴロゴロさせてあげてもいいけど?」
それに対してエナはサービスをする代わりにご馳走をおねだりしたり
彼がアーロンと仲良くしてるのを見てやきもちを焼くなど
多少我がままと言いますか、マイペースな性格をしています。

二人とも彼のことが大好きなんだけどその表現方法が若干違います。
一部のパートで競争するシーンもありますし、彼女たちの存在は非常に大きいです。
またシーンごとに効果音とセリフの割合を大きく切り替えてそれぞれの良さを引き出しています。
想いの強さが感じられる温かなサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

一番最初の「アーロンの耳かき」はアーロンが一人でお世話するパート。
膝枕の状態で顔や耳を拭いてから耳かき棒と綿棒でお手入れし、最後に軽く息吹きをします。

蒸しタオルは「ささっ すー」という滑らかな摩擦音、耳かき棒は「ざりざり じじっ」と軽くて乾燥した音
梵天は「すりすり しゅるっ」とふんわりした柔らかい音が使われており
どのシーンも実際のサービスさながらの流れるような動きをします。

特に蒸しタオルは顔と耳で動く面積やストロークが大きく変化し、さらに耳の表と裏でも音や刺激に違いを感じます。
耳かき棒は乾燥度の高い音なので耳の中が湿ってる人には合わないでしょうが
動き自体はしっかりしてますし時折手を止めて耳垢の処理までします。
細かい部分へのこだわり具合が印象的な耳かきですね。

「離れたくないから このままでいいって? じゃあそうするね」
最中に交わされる会話もほのぼのしたものばかり。
先ほど行ってきた散歩の思い出などを楽しそうに語ります。
アーロンは主人公のことを相当に信頼してるのか、彼に言われたことは素直に受け入れます。
耳かきと言葉の両方から「好き」という気持ちが溢れてます。

次の「エナのスカルプマッサージ」はエナが活躍するパート。
アーロンがお風呂に入ってる間、今まで寝ていた彼女が今度は頭のケアをします。

「しゃりしゃり」という髪交じりの若干ざらついたマッサージ音や
中盤から登場する炭酸ローションのシュワシュワ、パチパチした刺激的な音が耳を楽しませてくれます。
耳かきが定番の音を中心にしているのに対し、こちらは個性的な音をできるだけ揃えてます。
音フェチ要素が最も強いパートと言えるでしょう。
前作「妹に癒やして貰った件」にもあった珍しいサービスも登場します。

「あたしの手がぷにぷに柔らかくて気持ちいい? そうかなー? あたしはよくわからないかなー」
最中のエナはここに初めて来た時のことや晩御飯の話
そしてお気に入りのお昼寝ポイントの話など自分に関することをよく話します。
セリフの語尾に「~な」をよくつけるのが可愛いですね。

「アロエナ綿棒」以降の3パートは二人が同時にお世話するスタイル。
ダブル綿棒・シェービングクリーム&髭剃り・添い寝を時には一緒に、時には役割分担しながら行います。

エナ「あたしのほうが気持ちいいって言わせてあげるな しゅっしゅー」
アーロン「きっとぼくのほうが気持ちいいって思ってもらえるよ」
中でも「アロエナ綿棒」は二人が同じサービスをすることもあり、お互いの腕を競うやり取りがちょくちょく入ります。
相手を蹴落とすのではなく、自分のほうが彼への想いが強いことを誇示する感じです。
個別でやってた前の2パートに比べて会話量が多くほのぼのした雰囲気が漂ってます。

しかし4番目の「アロエナ髭剃り」パートに入ると音とセリフのバランスが大きく逆転します。
刃物を扱うサービスということで二人とも真剣な態度に変わり
最中は効果音と息遣いだけが流れる静かなひと時が味わえます。
アーロンが髭剃り、エナが事後のタオルと役割分担するので競争要素もほぼなく安心して聴けます。

このように、特徴である音とキャラを巧みに使った明るいサービスが繰り広げられています。
音とキャラのバランスが取れた作品
愛らしいペットたちと仲良く過ごす様子をリアルに描いた癒される作品です。

人間と非常に馴染みの深い動物を擬人化した二人が
愛するご主人様を癒そうと思い思いのやり方で一生懸命尽くします。
耳かきやマッサージといった定番のものから炭酸や髭剃りなどややマイナーなものまで
時間内にできるだけ多くのサービスを用意し、そのことごとくを主に音で表現しています。

音声を聴いてみると二人が説明的なセリフをほとんど言わないことに気づくはずです。
開始や変更の際に何をするか言うくらいで最中はほとんど世間話をします。

エナ「やるやるー これでぬりぬりすればいいの?」
アーロン「ぬりぬりというか こうやって お肌の上でマッサージするように 泡立てるんだよ」
上のセリフのように会話調にしてるのもありますが、無理に説明しなくても音だけでわかるからです。
そしてセリフが自然だから堅苦しさがまったくなくのんびりした気分で聴けます。
音の良さを作品の雰囲気作りにまでちゃんと活かしてるのが素晴らしいです。

サービスは舞台が自宅ということで家庭的なもので揃え、それぞれを繊細に行います。
私は2番目の頭皮マッサージが一番好きですね。
どの音も個性があるし動きもきめ細かで心地いい刺激が伝わってきます。

またこれは気のせいかもしれませんが、通しで聴いた場合に飽きが来ないよう考えられてます。
例えば3番目のダブル綿棒はセリフを多くして賑やかに
続く髭剃りは音と息遣いをメインに据えてメリハリを持たせる、といった具合です。
「二人が一緒にお世話する」だけでは言い表せない良い部分をいくつも持ってます。

音もキャラも立ってる総合力の高い作品です。
おまけはプチNG集、アフタートーク、ネットで無料公開されてる作品2本です。

CV:小山ハルさん
総時間 1:42:34(本編…1:20:00 おまけ…22:34)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【耳かき・逆耳かき・マッサージ】魅惑に眠る【甘々吐息・催眠・バイノーラル】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、色っぽい声とドSな性格を持つお姉さんが
近所に住む男性を自宅に連れ込み音を使って心を引き寄せます。

オイルマッサージの音、耳かき音、彼女の吐息など「音」を主役にしたサービスを行っています。
実際の施術通りにするよりも音をとことん聞かせることを意識して進めますから
多彩かつリアルな音だけを浴びるほど楽しむことができます。
大好きな人を音で虜に
お姉さんに催眠をかけられ耳マッサージや耳かきのイメージをするお話。

「あら 目が覚めた?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
隣に住む主人公と映画を見ている最中に眠らせると
目覚めた彼に体が動かなくなる催眠術をかけたことを教えます。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
耳のオイルマッサージ、添い寝、耳かきと異なるサービスをおよそ90分に渡って行います。
Project E.L.Cさんは以前からASMR(音フェチ)作品を数多く作られてるサークルさんです。
今回もその作風を踏襲し、彼女のセリフよりも効果音のボリュームをずっと多くしています。

音に関する本作独自の要素は彼女が吐息を多めに漏らしてくれること。
中でも耳かきパートはセリフが極端に少なく効果音と息遣いだけがずっと流れ続けます。
大人の女性らしい色っぽいものですからちょっぴり股間に来るかもしれません。
物と人が生み出す音を上手に組み合わせて作品の世界を作り上げています。

「はははっ 恐い? ねぇ 恐い? 目が覚めたらベッドの上にいて 催眠術をかけられて 動けなくなってるの」
音以外で特徴的な部分は催眠っぽい要素を織り交ぜてることです。
冒頭のシーンでは催眠によって体を動けなくしたと告げ
その先にも深呼吸、カウント、指パッチンなど催眠でよく見かける行為が適度に登場します。

勘違いされると困るのではっきり言っておきますと、この作品は催眠音声ではありません。
催眠に関する技術が特に使われていない、つまり聴いても催眠には入れないようになってます。
二人がこういう行為に及ぶきっかけ作りと雰囲気を出すための演出として使われています。

「このまま眠ったら 君 永遠に催眠状態のままになっちゃうから」
中盤の添い寝パートでこんなことを言ったりもしますが現実にはあり得ないことです。
ですから催眠に関して彼女の言ってることを決して鵜呑みにしないようお願いします。
本作における催眠は技術よりも超能力に近い扱われ方をしています。
質感や動きが異なるリアルな音の数々
お姉さんが一番最初に行うサービスは耳のオイルマッサージ(約36分)。
前半は指、後半はタオルと材質を変えながら両耳同時にたっぷり揉みほぐします。

指の場合は「くしゅっ」と若干水分の混じったざらつきのある摩擦音
タオルは「すりゅっ しゃぷっ」と滑らかで幅の広い音が使われており
どちらも左右で別々の動きをしながらペースや力強さを数分置きに変化させます。

指のほうが尖ってるので耳に伝わってくる感触は強めです。
対するタオルは軽く撫でられてるような優しい刺激が伝わってきます。
同じ耳マッサージでも色んな部分に違いがあって面白いです。

ちなみに本作品のサービスはどれも「音をできるだけ多く聴いてもらう」ことを意識して進めます。
効果音ごとの途切れは極端に少なく、彼女が疲れた腕を休ませるシーンも特にありません。
悪い言い方をすれば垂れ流しなのですが音のバリエーションは結構豊富です。

「このオイルの音は 私が手で触れてるだけなのか? それともやっぱり オイルではなく別の音なのか」
最中のお姉さんは自分にお世話されてるイメージをするよう適度に呼びかけます。
事前に催眠をかけてる関係で実際にやってると明言することはありません。
催眠に入り、耳を責められてる様子を疑似体験させるスタイルで進めます。

もうひとつの大きなサービスは最後に行う耳かき(約39分)。
綿棒だけを使い右耳→左耳の順に同じくらいの時間を割いてじっくりお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

「ずずっ じりじり」と柔らかくてややざらつきのある綿棒の音が心地よく
パチパチした音がちょっぴり混じってるのもリアルで実に良いです。
また耳の奥と手前を何度か移動させ、そのたびに音のトーンや重さが変化します。
マッサージの時よりもずっとセリフの量が少ないので吐息もがっつり聞けます。
安眠のお供にかなり役立ちそうなパートですね。

「で、どう? 私の耳に伝わる音と刺激 あなたにも伝わってる?」
ちなみにこの耳かきは彼女が彼にやってるわけではありません。
彼女が自分で綿棒を持ち、自分の耳を掃除する様子を彼にイメージさせます。
そして催眠にかかってることを利用し、二人の感覚がリンクしてると告げます。

これが作品説明文に書いてある「逆耳かき」の正体です。
耳かき音自体はそのままに、セリフでそうなった気分にさせようとします。
実際に聴いた限りでは一般的な耳かきとほぼ同じです。

このように、変化に富んだ音を使って癒しを与えるサービスが繰り広げられています。
多彩な音が楽しめる作品
サークルさんの持ち味とも言えるリアルな音を存分に聴ける作品です。

ヤンデレを若干こじらせてるSっ気たっぷりな女性が
隣に住む男性をなんとかモノにしようとあれこれ画策します。
やってることは癒し系音声で定番のものばかりです。
それを彼女のキャラや催眠をかけてる状況を使って特徴づけてます。

耳マッサージ、耳かきいずれも時間が長く効果音のレベルも高いです。
専門店で女性にお世話されてる気分をリアルに味わいたい人には不向きですが
とにかく色んな音を聴いて気持ちを落ち着けたい、眠りにつきたい人には相当役立ちます。

催眠については完全なおまけです。
私が催眠音声を色々聴いたり多少勉強してるのもあるのでしょうが
全体の流れやお姉さんのセリフにかなりの違和感を覚えました。
催眠をまったく知らない人ならそれっぽく感じるのかもしれません。

ちょっぴり変わった要素を含んだ音特化の作品です。
95分で300円とコスパに優れてますから内容を理解したうえで聴くなら損はしないはずです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:35:47

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

ひつじさん耳かき本舗

サークル「DreamLight」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、上品でサービス精神旺盛な店員さんが
初来店の男性に専門店ならではの癒しとエッチなサービスをします。

耳かき、オイルマッサージ、炭酸ミストマッサージ、吐息など様々な「音」を使ったサービスが魅力で
質感はもちろん、位置や距離もリアルな効果音とエッチな音が耳と股間を楽しませてくれます。
ひつじ様への音によるご奉仕
ひつじさん耳かき本舗の店員「灯里」からサービスを受けるお話。

「あら ひつじさん耳かき本舗へようこそ」
灯里は穏やかでしっとりした声のお姉さん。
お店の前で受け取ったチラシを見て入ってきたお客を温かく迎えると
これから行うサービスのコンセプトや内容を丁寧に説明します。

本作品はエッチなことも含めて行うリラクゼーションスポットを舞台に
彼女がおよそ1時間に渡って色んなサービスをします。
音響的マッサージ、耳かき、耳舐め、エッチとパートごとに内容を切り替え
そのほぼすべてを現実さながらのリアルな音を使ってお届けします。

お店なので冒頭に簡単なやり取りがあったり施術中に説明が入ることもありますが
声よりも音を主役にして進めるシーンが圧倒的に多いです。
今年に入ってから目に見えて勢いを増してるASMR(音フェチ)作品にあたります。
作中で彼女が彼に目隠しするシーンがありますから、もしお持ちならアイマスクを装着して聴くことをおすすめします。

「ひつじ様…ですか? 当店ではお客様のことをそう呼ばせていただいてるんです」
これらを行う灯里はお店に最も長く在籍してるだけあって終始落ち着いた佇まいで接します。
お客のことを「ひつじ様」と呼び、お店専用のアイテムを渡したり
現在受けられる3つのコースについて丁寧に説明したりと、序盤から専門店らしさを感じるやり取りが多いです。

堅苦しいのではなく家庭とは違う雰囲気が漂ってるという意味です。
今回彼が選択した「音響的ひつじさんコース」もこのお店ならでのギミックがいくつか用意されてます。
専門店らしさとそれを反映させた音の数々。
質の高い音を活かしつつサークルさん独自の要素を盛り込んだ手堅い作品です。
王道から個性的なものまで
一番最初の「音響的マッサージ。」はいくつかの音を楽しんでもらいながら癒すサービス(約19分)。
膝枕の状態でオイルマッサージと炭酸ミストマッサージを行います。

オイルマッサージは「くちゅっ ぴち」と水音交じりの摩擦音
炭酸ミストマッサージはパチパチした泡交じりの音が使われており
どちらも力加減を弱めに設定しゆっくりペースで手をスリスリします。

「どうでしょう? パチパチといった音が不思議ですよね」
特に炭酸ミストマッサージはミストを手に噴射し、耳に近づけて音を味わってもらったり
マッサージ開始から少し経つと炭酸が消え再びミストを噴射する、といったように
刺激的な音を楽しませつつ実際の施術に近づけた動きをします。
炭酸音自体が爽快感を感じるものですし、ここを聴き終えた頃には気分がスッキリするでしょう。

他にも彼女が膝枕をしてる最中は反対側の耳に微かな圧迫感があります。
流れは至ってシンプルですが、細かい部分にもこだわっていてレベルが高いです。

もうひとつの「灯里さまと耳かき。」でするのはもちろん耳かき(約12分)。
綿棒で綺麗にしてから梵天と息吹きで仕上げるオーソドックスなものです。

「耳かきって 気持ちいいですよね 汚れを取るためだけにしているわけでは ないんじゃないかって思えてしまう」
彼女のセリフを反映するかのように、綿棒は汚れを取るよりは耳の内外を優しく撫でるような動きをします。
「くしゅくしゅ すすっ」という乾いた軽い音が耳に心地よく、頭に響かないのでとても聴きやすいです。
梵天も綿棒より明らかに面積が広くふわふわしていて違いがわかります。
綿棒の音がもう少し篭っていればよりリアルな耳かきになったと思います。
女性の音で興奮させるエッチ
エッチシーンは2パート19分ほど。
プレイは耳舐め、吐息を聞かせる、キス、ローション手コキ、SEX(騎乗位)です。
ローション手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「ビックリは…されると思いますが あまり驚きすぎないでくださいね」
癒しのサービスでお客の耳と心をスッキリさせた灯里は
体を密着させて耳を舐め始める一方で、用意したイヤホンを使い反対側の耳にエッチな吐息を漏らします。

エッチは専門店らしく彼女がご奉仕する形で進みます。
前半の「不思議な耳なめ。」は後半に向けての準備に近いプレイ。
左耳→右耳の順に舐めつつもう片方の耳に吐息を吹きかけます。

ダブル耳舐めではなく2種類の色っぽい音を同時に鳴らして興奮させます。
これまでと同じくセリフは必要最小限に留め、その分ちゅぱ音やくちゅ音を多めに鳴らします。
耳舐めはわざとらしさを感じないようにじゅるじゅる音を立てることはほとんどせず
舌を小まめに動かして耳全体に刺激を与えます。

個人的には吐息の音量をもう少し下げたほうが耳舐めを聴きやすく感じますが
どちらの音も熱っぽくて大人の女性特有の色気が漂ってます。
あとはお世話する耳を切り替える際にタオルで耳についた唾液を拭くシーンが欲しかったです。

後半の「お楽しみはこれから。」はより踏み込んだプレイ。
すっかり硬くなったおちんちんを鎮めようと彼女が手とおまんこを使ってお世話します。

「それでは 再生ボタンを押しますね」
ここでもメインのプレイに加えて今度は左右同時に吐息を漏らします。
パート後半に入ると吐息・ピストン音・喘ぎ声とエッチな音の密度がさらに増すなど
作品の特徴である「音」でイかせることを狙った演出がされています。

専門店で今日初めて会ったばかりの女性とSEX&中出しする展開が気になるものの
これまでやや弱かったエロさをカバーする役割は十分に果たしてます。
エッチの時間が比較的短いからこそ、どちらのパートも意識してプレイの密度を高くしています。
音重視のシンプルな作品
最大の武器である音を上手に使い分けてる作品です。

専門店の店員らしいしっとりした佇まいの女性が、初来店の男性に心のこもったご奉仕をします。
癒し系作品では定番の耳かきやマッサージはもちろん、炭酸ミストを使った刺激的なサービスや
エッチシーンにおける演出など「音」を前面に押し出すシーンが非常に多いです。

各サービスの時間配分が同じくらいなので特定の音をがっつり聴くにはやや不向きですが
時間内に色んな音を聴きたい、楽しみたい人には打ってつけの作品と言えます。
短いといっても10分はちゃんと取ってくれてますからサクッと聴くには丁度いいです。

この中で一番の聴きどころはやはり最初の「音響的マッサージ。」パートでしょうか。
オイルマッサージの際に感じられる手や太ももの圧迫感や、炭酸ミストの刺激的な音がクセになります。
逆に耳かきは店名の「耳かき本舗」を考えればもう少しボリュームが欲しいですね。
耳かきよりも「耳の簡単なお手入れ」と呼ぶのが妥当な内容です。

エッチはDreamLightさんの過去作と同じく分量が控えめです。
でもおよそ12分に渡って吐息を聴ける作品はそうそうないですし
限られた時間内にできる限りのことをやってるのは事実です。
二人の小町が相手するコースもあるそうですから、ダブル耳舐めは今後そちらでやると予想してます。

射精シーンは最後に1回。
吐息それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語・くちゅ音・喘ぎ声ごく僅かです。

安眠ではなく純粋な癒しを追及した音フェチ作品です。

CV:柚木朱莉さん
総時間 59:17

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

癒しガール -sayuki-

サークル「Butterfly Dream」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、口下手だけどとっても献身的な女の子が
小さい頃から仲良くしてる親戚の男性を3つのサービスで癒します。

音フェチ要素が強い作りでありながらキャラも立ってるバランスの良さが魅力で
耳かき、マッサージ、寝息といった音がもたらすリラックスだけでなく
それらを一生懸命行いながら自分の気持ちをなんとか伝えようとする彼女の姿も心を潤します。
あと一歩が届かない微妙な関係
親戚の女の子「紗雪」に色々お世話してもらうお話。

「あ、もしもし ユキ 紗雪だけど」
紗雪はたどたどしい口調で話すややトーンの低い声の女の子。
親戚にあたる主人公の携帯に彼女が電話をかけ
これから泊まりに行っていいか尋ねるところから物語は始まります。

本作品は小さい頃から彼を実の兄のように慕ってる彼女が
泊り込みで耳かき、肩のマッサージ、添い寝をします。
ほぼ家族と同じ関係なので挨拶や自己紹介といった他人行儀なやり取りは一切なく
最初から親しげな態度で何気ない会話を交わします。

ちなみに耳かきパートは「【耳かきボイス】ロリっ子が耳かきしてくれる音声」というタイトルで
ニコニコ動画にまったく同じものが公開されてます。
ですからとりあえずこれを聴いて、他のサービスや前後のストーリーが気になった人は製品版を聴くといいでしょう。
1時間ちょっとで300円とコスパは良いです。

この作品が持つ特徴は大きくふたつ。
ひとつは効果音や息遣いといった「音」を中心に据えたサービスをすること、もうひとつは紗雪のキャラです。

前者は耳かきだと耳かき棒や梵天の音を鳴らしながら微かな息遣いが流れ
添い寝では寝息を多く漏らすなど音だけが流れる時間を長めに取ってます。
マッサージも動きや音の種類が比較的多彩で耳に心地いい刺激を与えてくれます。
詳しくは次項で説明しますが、有料二作目としてみる分には音のレベルが高いです。

「うん いないよね 知ってた だから ユキが(ご飯を)作りに来てあげる」
後者は感情をあまり表に出さずぽつりぽつりと話す素朴さや
16歳の年齢相応な恋愛に対する不器用さが見られて愛らしいです。
彼のことを異性として好きなんだけど、その性格からうまく伝えられないもどかしさがセリフに出ています。

紗雪役の浅見ゆいさんは、はきはきと話す明るくて穏やかな女性を演じることが多いので
こういう内気で大人しいキャラは聴いてて新鮮に思えます。
彼女の作品を数多く聴いてる人ほど声や演技の違いに驚くのではないでしょうか。
セリフの総量が少ないからこそ、ひとつひとつ言葉を選んで大事に話します。
初々しくて健気なサービス
主人公の家に着いた後、紗雪が最初にするのは耳かき(約25分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天を使って綺麗にします。
仕上げの息吹きはありません。

耳かき棒は「ずりずり じじー」と若干硬さのある音
梵天はパチパチした音の混じった面積が広く柔らかい音が使われており
前者は奥から手前に掻き出したり耳の壁を優しくなぞるように、後者は軸をゆっくり回転させるように動きます。

耳かき棒の音に若干ノイズが混じってるものの音・動きいずれも質が高いです。
耳の中が乾燥してる人ほどリアルに感じるでしょうね。
彼の耳が結構汚れてるのか、耳垢を掻き分けるようなガサガサした音が適度に混じります。
梵天は圧迫感をもう少し音で表現できれば完璧と言えるほどに優れてます。

「耳かきするの ちょっとだけ 慣れてきた…けど ゆっくり 慎重に」
彼女が他人に初めて耳かきする状況を踏まえて、どちらもゆっくり丁寧に進めてるところが印象的でした。
キャラの性格に合った耳かきをしてるので音と声に一体感があります。
わざと下手に振舞うのではなく意識してペースを緩くしてます。

「ユキも小さい頃はしてもらってたけど 今は自分でやるから こういう風に 誰かにしてもらうこと あるのかなって」
最中のやり取りも彼女らしいものばかり。
彼に最近の耳かき事情を尋ねて恋人がいるかを遠まわしに確認したり
学校生活のことをきかれた際に彼が心配してくれたことを喜んだりと、控えめながらも純朴な反応を見せます。
セリフそのものよりもその裏に隠れてる彼女の意図や心情で癒しを与えます。

次に行う肩のマッサージはおよそ8分間。
手のひらで揉む、左右にスライドさせて擦る、拳でトントン叩くなどを順に行います。

「ユキは 一緒にいるの 好きだから 毎週でも来たいなって 思うけど 迷惑になってるなら 言って…ね?」
「さすさす しゅしゅっ」と布を擦るような音や左右交互に鳴る拳の振動が心地よく
彼女とのやり取りも表裏のないものばかりでほのぼのした雰囲気が漂ってます。
普段から両親にしてるだけあって耳かきよりも慣れた手つきでそれぞれを行います。

そして最後は一緒の布団に入りゆっくりと眠りにつきます。
およそ25分の間流れ続ける寝息を聴いてるとこちらもつられて眠くなってきます。
パートの後半には彼女らしいシーンも登場するなど、音重視でありながらキャラもきちんと立たせて締めくくります。

このように、音や動きに紗雪のキャラを反映させた癒しのサービスが繰り広げられています。
キャラ萌え要素も強い音フェチ作品
キャラ好きでも音好きでも楽しめる珍しい作品です。

親戚の男性に幼い頃は妹として、現在は異性として一定以上の好意を抱く女の子が
週末に泊まりこみで彼を癒しながら自分の想いを控えめに伝えます。
そしてどのパートもサービスの様子を音で表現し、その合間にセリフを挟む形でゆっくり進めます。

「うん 最近は頑張って 思ったことを言ってたりして …よかった わかってもらえてた」
この作品が音フェチとキャラ萌えを両立できてる最大の要因は彼女のキャラにあります。
内気で話すのが苦手、でも自分の気持ちを何とかして彼に伝えたい。
その方法を考え、投げかける言葉を選ぶ時間を音だけにしています。

ただ黙ってるのではなく、演出としての側面を持ってるから個々のセリフの価値が上がってます。

私も最初は「随分と音に寄ってるなぁ」と思いながら聴いてました。
でも全部聴き終わった後に彼女の存在が妙に大きく感じました。
その理由がこのへんにあるのではないかと見ています。
「音をたっぷり聴かせたいから黙る」という一般的な音フェチ作品のコンセプトとはやや違う部分を持ってます。

サービスは家庭らしさを意識した素朴なものが多いです。
どれも十分優れてますから効果音が好きな人も普通に楽しめます。
個人的には梵天の音が最も優れてると思います。

可愛くて健気な女性が一生懸命癒してくれる作品です。
浅見ゆいさんのお声が好きな人には強くおすすめします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:04:58

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

後日家

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、店員と客から恋人同士の関係になった男女が
様々なことをしながら休日をまったり過ごします。

料理や洗濯、散歩、買い物など日常生活に根ざしたやり取りを
質の高い効果音や環境音を使ってリアルに表現しています。
耳かきやマッサージといった定番のサービスもじっくり時間をかけて行いますから
多種多様な音が作り出す空間に多くの人が癒しを感じるでしょう。
いつもと逆の立場で休日を
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と家で一日を過ごすお話。

「こんにちはー 日向です …あれ いないのかな?」
日向は明るくて澄んだ声の女の子。
休日屋から都会に住む主人公の家にやって来ると
買ってきた食材を使ってまずはご飯を作ります。

本作品は今のところ三作出ている「休日屋」シリーズの後日談。
様々なやり取りを経て親密な関係になった二人が、お店ではなく彼の家で過ごす様子が描かれています。
過去作を聴いてなくても一応大丈夫ですが、以前のストーリーを知ってたほうがずっと楽しめます。
どれも2時間以上のボリュームでたったの200円とコスパに優れてます。
休日屋」「休日屋 ━丹の家━」「休日屋 ━真家━

休日屋シリーズの一番の魅力と言えば多種多様かつリアルな音の数々です。
本作でもその長所は受け継がれており、二人が何かをする様子のほぼすべてを音だけで表現します。

「それじゃあご飯にしましょう ささっと作っちゃいますね」
例えば彼女が家に着いて一番最初にする料理のシーンでは
冷蔵庫から食材を取り出して袋を開ける、鍋に水を入れて火にかける、お肉に衣をまぶし油で揚げるなど
献立の内容に合った様々な音がタイミングよく鳴ります。
わかりにくい部分はセリフで多少フォローするものの、それ以外はほぼ全部音です。

料理ができた後には一緒に食べる音もちゃんと鳴りますし、音に対するとてつもないこだわりを感じます。
実際のところ音だけで十分にわかるくらいクオリティが高いです。
環境音は都会のものでは癒しに不適と判断されたのか、以前に比べるとボリュームは少なくなってます。
しかし音の位置や距離感をリアルタイムに変化させて車が近づき、通り過ぎていく様子などを表現しています。

本作品が持つもうひとつの特徴は日常生活の何気ないひと時を描いたシーンが多いこと。
耳かきやマッサージといった音声作品ではお馴染みのサービスに加え
先ほど説明した料理風景や洗濯、近所を散歩して買い物する様子まで登場します。

休日屋は彼女と一緒に休日を過ごす気分を味わえるのが醍醐味ですから
各サービスの合間に入る無駄な部分も敢えてカットしません。
普段の生活でよく聴く音だからこそ余計にリアリティを感じます。

「なんだか新婚さんみたいじゃないです? 一緒の家庭って感じで こういうの憧れだったんですよ」
日向は主人公と恋人同士なだけあって最初からとても親しく接してきます。
音重視といっても総時間が3時間近くあるのでセリフのボリュームは結構多いです。
店員だった時よりも自分の気持ちを素直に伝えられるようになったと思います。
浅見ゆいさんの声や演技も相まって相当な癒しのパワーを秘めています。
臨場感のある音とサービス
ここからは各パートの内容をいくつかピックアップして紹介します。

都会ならではのやり取りが登場するのはご飯を食べた後に始まる「街ははじめてがいっぱい」パート。
主人公の衣類が溜まってるのを見た日向が洗濯機にかけ、それを乾かそうと近所のコインランドリーに行きます。
さらに乾燥を終えるまでの暇つぶしにコンビニで買い物をします。

家のドアを開けた瞬間に微かな環境音が流れ始め
コインランドリーに入った後はそれが弱まり、代わりに乾燥機の稼動音が重なって鳴ります。
そしてコンビニでは入店音や店内BGMを初めとする様々な音が耳を楽しませてくれます。

「あっ おにぎりがありますよ おにぎり!」
中でも是非聴いてほしいのがコンビニのシーン。
飲み物が入ってる大きな冷蔵庫を開けた時にだけ「ブーン」という微かな機械音が鳴ったり
会計の時には店員が商品を手に取ってバーコードにかざしたり袋に入れる音まで入ってます。
現実世界で購入する様子をそのまま切り取ったような極めてリアルな演出です。

日向の優しさや彼に対する想いの強さがよく出てるのは
帰宅後に始まる「重くないですか?」と「お風呂なんて聞こえませーん」パート。
前者は彼の背中に乗って肩・首筋・腕へのマッサージ、後者はお風呂で石鹸&シャンプーをかけます。

肩のあたりを優しく擦る時は「さすさす しゅるっ」という滑らかな摩擦音だったのが
首筋に差し掛かると髪交じりのじょりじょりした音へと変化し
さらには拳を使って左右をリズミカルに叩いたり、手のひらで軽くぺしぺししたりと
特別な器具を使わずに上半身を隅々まで丁寧にお世話します。

外にいた時とは違って環境音が流れませんから静かな印象を受けるでしょうね。
彼女も多くを語らずに二人だけのひと時を過ごします。

「体洗うんですか? べっべつに どうぞご勝手に」
またお風呂ではマッサージの最後にあったやり取りのせいで彼女がちょっぴり機嫌を悪くし
彼の背中を流しながら仲直りするほのぼのしたシーンがあります。
一緒にお風呂まで入る仲なのにそれ以上のことを彼女は敢えてしません。
そのことの意味や自分の正直な気持ちを語ってくれます。
リアルな音を背景に二人の心情を描いたドラマ性のあるサービスと言えます。

メインのサービスとなるのはその後に始まる耳かき(約40分)。
膝枕の状態でオイルマッサージをするところから始まり
綿棒で細かい汚れを、耳かき棒で大きな汚れを取ってから梵天と息吹きで仕上げます。

オイルマッサージは「じゅりー すりゅすりゅ」という水分控えめで若干ざらつきのある水音
綿棒は「すしゅっ ずりずり」と面積が広く滑らかでふわふわした質感の音
耳かき棒は表が「ぞり ずぞっ」と綿棒よりも細く固い音、裏は「ずりゅっ ぞぞ ずず」と表より柔らかい音
梵天は綿棒以上に広くて柔らかい音、といったように音の質感が器具によって大きく変化します。

「今度は 耳かきの裏を使って 耳の中をマッサージしますね」
特に印象的だったのが耳かき棒の表と裏を使い分けてるところです。
表(曲がってる側)は耳垢を取り出すように奥から手前へ、裏は耳の壁を前後に擦るような動きをします。
同じ耳かき棒でも面積の広さや刺激の強さに違いがあるのがわかるはずです。

他にも穴の入り口と奥のほうで音のトーンやクリアさが微妙に変化するなど
シンプルなサービスを幅広い音で面白く表現しています。
ここまでレベルの高い耳かきはそうそう聴けません。
耳かきを最大の武器とするサークルさんの実力の高さが遺憾なく発揮されています。

このように、音と二人のやり取りを上手に組み合わせた癒しのサービスが繰り広げられています。
家庭的な作品
様々なイベントを経てくっついた男女が一緒に過ごす様子を臨場感たっぷりに描いた作品です。

日向は仕事を頑張ってる主人公が充実した休日を過ごせるように、そして自分自身も満たされるように
最初から最後まで常に一緒に行動しお世話します。
食事を作ったり、洗濯物を洗ってあげたり、お風呂で背中を流したりと
恋人よりは夫婦に近いサービスが数多く登場して癒しを与えます。

「またね 休日屋で 待ってます」
私は休日屋シリーズを「癒しの中に若干の寂しさや物悲しさを含んだ作品」と見ています。
二人の住んでる場所が遠くてなかなか会えないですし、彼女の曰くつきな境遇のこともあります。
しかし今作ではそういった部分を一切見せず限りある時間を楽しく過ごします。
終わり方もすごくあっさりしていて聴きやすかったです。

サービスについては環境音の比重を減らし、その代わり効果音を今まで以上にパワーアップさせてます。
中でも先ほど紹介した外出パートと耳かきパートが秀逸です。
前者は「他のサークルさんでは作れないんじゃないか」と思えるほど音の扱いにキレがあります。
後者は奇抜な器具や要素を取り入れてないのに驚きを与えてくれます。
もう十分優れてるのにまだまだ上を目指そうとするサークルさんの姿勢には本当に頭が下がります。

最高級の耳かきと音を使ったサービスが楽しめる名作です。
これだけの質とボリュームで価格がたったの300円とコスパも抜群。
以上を踏まえて今回も満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 2:46:25

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

後輩との甘い時間を

サークル「アクア・アルタ 」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
今年7月に処女作を出されたばかりの新しいサークルさんです。

今回紹介する作品は、先輩のことを密かに想ってる世話好きな後輩が
部屋の掃除や耳かきをしながら色んなことを語ります。

2人の仲の良さを感じさせる和やかなやり取りに加えて音の扱いにも力を入れており
特に耳かきシーンは耳かき音と降り続ける雨音を組み合わせて静かな空間を作り上げています。
すれ違う男女の甘い物語
後輩に部屋の掃除や耳かきをしてもらうお話。

「こんにちは先輩 来ちゃいました」
後輩は素朴で穏やかな声の女の子。
とある夏の日、散歩のついでに先輩の家へ突然やって来ると
ネトゲ三昧で引きこもりがちな彼を外へ誘います。

本作品は友達以上恋人未満の関係にある若い男女が
家で一緒に過ごしながら親睦を深める様子を「会話」と「音」の2つに焦点を当ててお届けします。
メインのサービスは30分近くある耳かきなのですがキャラ作りもしっかりしており
聴いてるうちにお互いがお互いをどう想ってるかが自然と伝わってきます。

一番最初の「先輩・・・来ちゃいました」パートは後輩が家に訪問し
「外に出たくない」と先輩に言われたのを受けて散らかった室内を隅々まで掃除します。

「そこは友達を呼べって? 別にいいじゃないですか 先輩といるほうが楽しいですもん」
「なるほどなるほど 今の先輩のトレンドは耳かきお姉さんか…」

彼女は夏休み中も怠け者な彼に代わって身の回りのお世話をする面倒見のいい女の子。
掃除しながら世間話をしたり、部屋に置いてある本を読んで彼の好みを研究します。
最中のセリフも異性を意識してようには感じられません。
2人にとってこういうことをするのが当たり前になってるのが会話を通じてわかります。

しかし、彼女は彼に対してひとつだけ心に引っ掛かるものを持ってます。
出会った当時は明るくて積極的だった彼がいつしか大人しくなってしまったからです。
彼女に目もくれずネトゲに明け暮れてるのがそのいい証拠です。

彼女が彼をお世話する背景には「あの頃の先輩に戻って欲しい」という思いも込められています。
そういった経緯や最終的に2人がどうなるかもきちんと綴られてますから
一般的な耳かき音声よりもドラマ性を持ってる作品と言えます。

もうひとつの「音」については冒頭に彼女が家のインターホンを鳴らし
それを聞いた彼が二階から下りて玄関の引き戸を開ける様子を効果音だけで表現したり
開けた瞬間にセミの鳴き声が流れ始めるなど、雰囲気作りに力を入れています。

また耳かきを始めてからしばらく経つと雨が降り出し
それに合わせて彼女のセリフが減って音だけが流れ続けるようになります。
最初のパートは会話重視、耳かきは音重視といった感じにメインの癒し要素が大きく切り替わります。

聴き始めた段階では「騒がしいかな?」と思うかもしれませんが
その反動で耳かきに差し掛かると余計静かに感じるでしょう。
2種類の音で癒しを与える静かな耳かき
メインのサービスにあたる耳かきはおよそ30分間。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒を使って汚れを取り
左耳の最後でだけ1回息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずりずり じじっ」という細く乾いた音が使われており
耳の中をゆっくりかき回したり掻き出す動きをします。
乾燥度のかなり高い音なので、耳の中が乾燥してる人にとっては比較的リアルな音に感じられるでしょう。
力加減も抑えられていてずっと聴いても耳や頭が痛くなる可能性は低いです。

ただし、動きについては物足りない部分があります。
具体的には耳かき棒の動き自体はそれなりの変化が見られるものの
音を鳴らす位置がほぼ固定されてるおかげで、耳の中全体をお掃除されてる感覚が味わいにくいです。
音質だけでなく音の位置取りにもこだわってこその耳かき音声ではないでしょうか。

「…あれ 雨降ってきましたね」
また前項でも触れたように開始から7分程度経過すると雨が降り始めます。
夏によくあるゲリラ豪雨のような激しい雨音ではなく、しとしととした比較的静かな環境音です。
効果音より雨音の音量を大きくしてるのは残念ですが音質は非常に良く
20分以上も流れ続けるだけあって後になるほど気持ちが落ち着きます。

「そんな耳かきお好きなんですね えっ? いえ…そんな引いたりなんかしませんよ とっても可愛いと思います」
最中の後輩は耳かきのこと、自分の弟のこと、先輩と初めて出会った時のことなど
2人の身の上に関することをぽつりぽつりと話します。
そしてパートの後半に差し掛かると彼が変わってしまったことに対する素直な気持ちを漏らします。

癒し系作品ですから残念だったりブラックな展開には決してなりません。
「あぁよかった」とスッキリした気分で聴き終えることでしょう。

このように、2種類の音にストーリーを絡めたシンプルな耳かきが行われています。
ほのぼのした作品
耳かきに若い男女の人間模様を織り交ぜたバランスのいい作品です。

後輩は大好きな先輩が夏の日を快適に過ごせるように、そして2人の間に漂う気まずい空気を吹き飛ばすために
終始明るく振舞いながら友達同士よりもずっと踏み込んだお話をします。
年上の彼をぐいぐい引っ張る積極性やパンツの後片付けまでする甲斐甲斐しさを見てると
なんだか彼女の方が年上なんじゃないかと思えてきます。

「先輩 大好きです」
ですがそういったことをするのもすべて彼のことが好きだからです。
出会った当時とは変わってしまってもやっぱり一緒に居続けたい。
しっかり者な彼女の言葉と行動の中には強い一途さが窺えます。
ハッピーエンドになるストーリーも手伝って聴いてるとだんだん心がぽかぽかしてきます。

耳かきについては音声2作目ということで仕方ない部分もあるのでしょうが
現在の水準で考えるともうひと頑張りが欲しいです。
耳かき棒でお掃除してるのに梵天へと繋がなかったのも残念です。
環境音の扱いは現時点で十分に優れてますから、効果音をレベルアップさせればさらに良くなると思います。

年下の魅力と音の両方で癒してくれる純愛系作品です。
環境音の流れる耳かき音声が好きな人におすすめします。

CV:藍月なくるさん
総時間 42:37

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

夢見月の湯宿その2~専属仲居2名付き極上プラン(ハイレゾ音源)~

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、自然溢れる静かな旅館を舞台に
二人の上品な仲居さんが個別に、あるいは同時に様々なサービスをします。

耳かきやマッサージ音だけでなく、場所によって変化する環境音や時計の音など
リアルかつ多彩な「音」を軸にした癒し特化の作りが最大の魅力です。
極上の癒し再び
夢見月の湯宿で二人の仲居さんからサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 前回に引き続き 本日も当旅館をご利用いただきまして ありがとうございます」
蓮は上品で艶っぽい声のお姉さん。
「初めまして 本日 蓮さんと一緒に 旦那様のお世話をさせていただく 茜と申します」
茜は明るくて落ち着いた声のお姉さん。
前作のサービスが気に入ったのか、夢見月の湯宿を再び訪れたお客に丁寧な挨拶をすると
蓮は飲み物の、茜はお風呂の準備を早速始めます。

本作品は今年4月に発売された
極上の癒し~夢見月の湯宿一泊二日専属仲居付きスイートプラン」の続編。
場所や茜以外の登場人物を引き継ぐ形でクオリティアップしたおもてなしを提供します。
非エロが85分、エロが33分とかなり癒しに寄った構成です。

続編扱いになってますがこのシリーズはキャラやストーリーではなく音が主役ですから
前作を聴いてなくても特に問題はありません。
「お客が蓮に以前お世話してもらったことがある」これだけ知ってれば十分です。
むしろ音の品質的にこちらから入ったほうが高い満足感を得られます。

サービスの方は非エロがお茶出し・お風呂での塩マッサージ・耳かき・手による肩と背中のマッサージ
エロはダブル耳舐め&SEXと、声よりも音で表現するものばかりです。
中でも耳かきは前半が茜、後半が蓮と担当を変えながら2パート45分以上もの長さに渡って行います。
キャラに合わせて器具や周りの環境も切り替わるのでそれぞれを新鮮な感覚で楽しむことができます。

一番最初の「ご挨拶」は二人が挨拶をしてから次に向けて準備するパート。
茜が風呂場の用意をしてる間、蓮が水出しのお茶をその場で作り差し出します。
グラスを用意し、氷を入れ、お茶を注ぎ、それをお客が飲むところまで
行為の一部始終をリアルな音だけで表現する本作品らしいシーンです。

さらに素晴らしいのがバックで流れる環境音。
音声開始1秒の時点で緩やかな風の音や水の流れる音が同時に聞こえ始め
パート終盤の茜に案内されて風呂場に向かうシーンでは
彼が部屋の障子を開けた途端にそれらの音が大きくクリアに聞こえるようになります。

前作との大きな違いはこの環境音の扱いです。
簡単に言うとお客のいる場所や移動に合わせて環境音がリアルタイムで変化します。
しかも近くの音は大きく、遠くは小さくといったように複数の環境音を距離感を持たせながら同時に鳴らします。
音声の開始から終了までほぼずっと流れ続けるおかげで別の場所にいるような感覚が味わえます。
効果音ももちろんリアルですけど、環境音が好きな人には特におすすめしたい作品です。
音を巧みに組み合わせた質の高いサービス
ここからは各サービスの詳細を説明します。

お茶を飲んだ後に始まる「お風呂&お塩まっさぁじ」はお風呂の入浴と塩マッサージ。
入浴は茜が一人で、塩マッサージは蓮も加わり二人同時にお世話します。
エッチな描写は特にありません。

茜「はぁ~ 外の風が涼しくて 気持ちいいですよね」
入浴は軽い雑談をするシーンがあるものの、基本的にはお風呂場で流れる様々な音を楽しみます。
湯船へ浸かる前に桶でお湯を掬い体にかける音、「こぽこぽ」と外から湯船にお湯が流れ込む音
入浴中に茜が手でお湯をかきわける音、バックで流れる滝のような音です。
場所が場所なので水に関する音が非常に多く、そのリアルな質感に大きな癒しを感じます。

前項で説明したように本作品は音でサービスを表現してますから
蓮や茜はどんなサービスをするか軽く話す程度でそれ以外はほぼ無言になります。
彼女たちと仲良くする感覚を味わわせるのではなく、旅館にいる気分に浸らせることを目的としています。

続く塩マッサージは専用のベッドに寝た彼の体に二人が手で塩を塗りこみます。
「しゅりー じょりじょり」という若干ざらつきのある水音が耳に心地よく
ちょろちょろ流れる打たせ湯っぽい水音も相まって臨場感が極めて高いです。
同じ風呂場でも場所によって水の音が変化するあたりにサークルさんのこだわりが出ています。

短い休憩を挟んだ後に始まる「茜さんのお耳掃除」パートでするのはもちろん耳かき。
蓮は退出し彼女だけで膝枕をしてから耳マッサージ→煤竹耳かき棒でのお掃除→梵天の順にお世話します。
息吹きは最後にするのではなく、耳かき棒の途中から梵天の終了時まで断続的に行います。

耳マッサージは若干弾力のある摩擦音
耳かき棒は「ずりずり すすっ」という細く柔らかい音
梵天は「ぷすぷす くしゅっ」という軽くて柔らかい音が使われており。
いずれも現実のサービスさながらの変化に富んだ動きをします。

茜「煤竹というのは 囲炉裏の煙で100年ほど燻された竹のことなんですよ」
このパートで特に印象的だったのが耳かき棒の音。
特別な素材を使ってるだけあって一般的な耳かき棒よりも音が柔らかく感じます。
ゴリゴリした振動がまったくないため20分近く聴いても耳や頭が痛くなりません。
音の境界線がぼんやりしてると言いますか、温かみのある実に不思議な音です。

こういう耳かき音は初めて聴きました。
息吹きも回数が多い代わりに風圧が抑えられていて耳にこそばゆい感覚をもたらします。
旅館や彼女たちの雰囲気にぴったりな風情のある優しい耳かきです。

対する蓮の耳かきが登場するのは終盤の「お外でお耳掃除」パート。
エッチでスッキリした後に彼女が彼の散歩に付き合い、敷地内にある木陰の椅子で行います。

蓮「ほら 可愛い鈴のついた耳かき これでお耳掃除をして差し上げますね」
膝枕の状態で耳かき棒と梵天を使い分ける部分は茜とまったく同じですが
場所が外なので風の吹き抜ける音やセミの鳴き声が近く大きく感じられます。
また彼女は鈴のついた耳かき棒を使っており、手の動きに合わせて涼やかな音が鳴ります。

主役となる耳かき棒についても「ぞり ずり」と茜の時より硬くて響く音が使われてます。
こちらのほうがよく聴くタイプの耳かき音ですね。
多少パワフルな音なのですが、周りの環境音がそれをある程度中和しています。

他にも掃除する耳を切り替える際、お客が体を動かすのに合わせて環境音の聞こえ方も変わったりと
サービスの流れを二人でわざと同じにし、その中の音で明確な違いを出してます。
通しで聴くとパートごとに随分違った印象を受けるでしょうね。
ちゅぱ音まみれの高密度なエッチ
エッチシーンは2パート33分ほど。
プレイは耳舐め、ダブル耳舐め、SEX(騎乗位?)です。
SEXの際に効果音が鳴ります。

蓮「前回は 旦那様に寝顔を見られてしまいましたので 仕返しです ふふっ」
癒し系サービスを受け続けてお客が寝た次の日の朝
蓮はお部屋にこっそり忍び込み、睡眠中の彼の耳を激しく舐め始めます。

エッチは彼女たちに弄ばれる形で進みます。
最初の「ゆめうつつ」は時間的にも内容的にもメインにあたるパート(約27分)。
序盤の5分は蓮が一人で、その後は用があって部屋にやって来た茜も加わり二人同時に耳を責めます。

本作品のエッチは開始から終了までほぼずっと彼女たちが耳を舐め続けます。
セリフを言う時にほんの少し中断するシーンがある程度です。
しかもダブル耳舐めが2パート合わせて約26分間と非常に長いのも魅力です。
ダブル耳舐めはそもそもやる作品自体が少なく、ここまで固めて鳴らすのも稀です。
別の声優さんなだけあって蓮はコリコリした特徴的な音、茜は合間の吐息が多めとプレイに違いが見られます。

プレイの流れはしばらく耳舐めを続けた後に蓮とのSEXが始まりそのまま中出し
続く「お若い殿方用」パートでは茜と同じくSEX&中出しをします。
エッチな音の量と密度が高く、特に耳舐め好きな人ほど興奮できるでしょう。
作風を崩さないために淫語はかなり少なくなってます。

途中で彼女たちが彼の手を拘束したり目隠しするシーンもありますが
本当の意味でいじめるのではなく彼の興奮を高める演出の色が強いです。
女性に弄ばれるシチュなのでややMあたりの人に向いてるプレイと言えます。

このように、耳舐めを中心とした音でイかせるエッチが繰り広げられています。
シンプルな音フェチ作品
今年流行しているASMR(音フェチ)要素が極めて強い良作です。

緑豊かな旅館とそれにぴったりな佇まいの仲居さんたちが
それぞれに趣向を凝らしたきめ細かなサービスでお客の心と体をリフレッシュさせます。
癒し系音声では定番の耳かきやマッサージを複数種類用意し
さらにパートごとの環境音をリアルタイムに変化させて旅館にいる雰囲気を出しています。

音フェチ系の作品は今年に入ってかなり聴いてきましたが
本作品のように音の品質だけでなく扱い方も優れてる作品はまだまだ少ないです。
伊ヶ崎さんのことですから夢見月の湯宿のような場所へ実際に出向いて録音されたのでしょう。
すべての要素が違和感なく組み合わさっていて自然と心が落ち着きます。

サービスについては耳かきとマッサージを中心に置き、その合間に小さなおもてなしが入ります。
どちらも定番ですが使用する器具や周りの環境で個性を出してます。
個人的には煤竹耳かき棒が登場する茜の耳かきが一番の聴きどころではないかなと。
既存の耳かきとは随分違う優しい刺激が味わえます。
紹介できなかった「蓮さんの按摩」パートも音の多彩さにおいて優れたものを持ってます。

エッチは耳舐めが好きかどうかで評価が分かれそうです。
多少言葉足らずな部分があるものの、非エロの時とはまるで違う激しい責めを繰り出します。
まさに「むしゃぶりつく」と表現するのがぴったりなちゅぱ音ですね。
SEXの効果音や喘ぎ声も流れますが耳舐めに比べると存在感は薄いです。

射精シーンは全部で2回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音と喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅かです。

最大の武器である「音」を前面に押し出した大変癒される作品です。
2時間25分で700円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。

おまけは効果音の詰め合わせと耳舐めです。

CV:蓮…伊ヶ崎綾香さん 茜…藤川なつさん
総時間 2:25:16(本編…2:08:21 おまけ…16:55)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【立体音響】Cure Sounds-響花

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、普段は優しいけど実はSな店員さんが
「音」を使った様々な癒しとエッチなサービスを提供します。

筆記音、足音など多彩な音で気持ちよくする音フェチ要素の強い作りが魅力で
音自体のリアルさだけでなく、変化に富んだ動きや彼女のセリフも相まって
実際にその場にいる、あるいはお世話されてるような臨場感が味わえます。
音が生み出す癒しの空間へようこそ
Cure Soundsの店員「響花(きょうか)」からサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ、Cure Soundsへようこそ」
響花は上品で落ち着いた声のお姉さん。
初来店したお客に各サービスの内容を簡単に説明すると
今回のコースで使用する音のジャンルを選んでもらいます。

本作品は「音による癒し」をテーマに、彼女がおよそ2時間30分に渡って様々な音を鳴らします。
今年に入ってセリフよりも効果音を重視したASMR(音フェチ)作品が増えてますが
多くの作品では主人公が女性にお世話されてる際に鳴る音を楽しむのに対し
この作品は大部分のシーンで彼女は彼の体に一切触れず、別室で音を鳴らしながら語りかけます。

我々が普段音声作品を聴いてるのに近いスタイルですね。
シャンプーや髭剃りをするシーンも彼女が擬似プレイと明言しています。

「当店では「音」による癒しをメインに提供させておりまして、お客様がお好きな「音」のジャンルを3つだけ選ぶ事が出来るんです」
そして最中は定番のものからあまり聴かないものまで実に多彩な効果音と環境音が鳴ります。
一番最初のパートで受付をするシーンがあるのですが
お客がチェックシートに記入する音、サービスルームに移動する足音、上着を脱ぐ音など
サービス以外の部分までリアルな音でしっかり表現しています。

何らかの動きがあるシーンでは必ずと言っていいほど音が鳴ります。
音質も実録したとしか思えないほど臨場感があります。
ループ音を使ってる部分も特に見当たらず、同じ音でもペースや動かし方に違いがあります。

さらに素晴らしいのが音の動きにもこだわってることと
同系統の音を別の方法で鳴らすシーンが数多くあることです。
前者は例えば鉛筆で文字を書く音を出すときは左から右にスライドする感じに鳴らし
後者は同じ足音でも別の素材を用意して耳を楽しませてくれます。
実際のパート数よりも音のバリエーションはずっと多彩です。

「ふふ、そのように喜んで貰えますと、とても嬉しいです 私としてはお客様の心身を共に癒す事が一番の喜びですから…」
これらのお相手を務める響花はいかにも癒し系といった雰囲気の女性。
非エロのサービス中はどのパートも主役にあたる音を邪魔せず、引き立てるように語り掛けます。
音フェチ作品と言うとずっと無言になるイメージをする人もいるでしょうが
この作品に限っては彼女にもそれなりの存在感があります。

そしてエッチパートに入ると両者のバランスが崩れ、今度は彼女の個性を活かしたプレイが登場します。
非エロとエロで彼女が随分違った顔を見せてくれるところも魅力です。
明らかに音フェチなんだけどキャラも立ってる総合力の高い作品です。
日常生活に根ざした音の数々
ここからは各サービスの内容を紹介します。

非エロのサービスは5パート81分30秒ほど。
一番最初の「筆記音での癒し」パートは前半が鉛筆、後半はチョークを使い
実際に文字を書く音を鳴らして癒しを与えます。
ちなみに、サービスが始まると響花はほとんどのシーンで囁き声になります。

筆箱から鉛筆を取り出す時に鳴る「がさごそ」という軽さのある物音
「カツカツ スーッ」という流れるような鉛筆の音、それよりも若干ざらつきがありストロークも長いチョークの音。
序盤から変化に富んだ動きが生み出す音をたっぷり聴くことができます。

「昔は試験中など、しんとした空間の中で響く筆記音が心地良かったものです」
鉛筆の音などは大人になるとあまり聴く機会が無いでしょうし
シャーペンとは違う柔らかな摩擦音が耳に心地よい刺激を与えてくれます。
彼女も効果音の邪魔にならない程度に学校時代のイメージを語って後押しします。
音フェチ作品なだけあってセリフを言うタイミングや話す内容にも気を使って進めます。

続く「足音での癒し」パートは打って変わって野外の音。
砂利→軽石→コンクリートと素材を変えながら存分に鳴らします。

「石の大きさや種類でも出る音が違っていてなかなか面白いんですよ?」
彼女も言ってるように、同じ足音でも下にあるもので質感が随分変わります。
砂利道だと「ザクッ ズシュッ」と若干重みのある音だったのが
軽石になると「パリッ サクサク」と小気味良い音に変化します。
そしてコンクリートは普段よく聴く引き締まった音が鳴ります。

この中ですと私は軽石の音が最も印象的でした。
氷になりかけてる雪の上を歩いてるような音です。

「あ、川のせせらぎが聴こえますか? 穏やかな水の流れがほら…もっと近くに行ってみますね」
またこのパートはバックで流れる環境音にも力を入れてます。
セミやスズムシっぽい声が鳴ってたかと思えば
コンクリートで歩くシーンに入ると小川のせせらぎがだんだんと近づき、遠ざかります。
単に音を鳴らすのではなく、人が実際に移動してる様子も含めて表現してるわけです。

環境音を使って距離感を出す演出はまだごく少数のサークルさんしか形にできてません。
音に自信のある作品だからこそこういうシーンを用意したのでしょう。

擬似的なサービスで特徴的なのは「髭剃り疑似プレイ」パート。
シェービングクリームを器に入れてかき混ぜるところから始まり
左右のもみあげ・頬・顎を剃刀でゆっくり撫でて髭を剃り落とし
蒸しタオルで汚れを拭いてから化粧水を顔に塗ります。

「裏側のひげは見落としやすいですから、しっかりと剃っていきましょうね…」
「じりっ しゅるー」という若干ざらつきのある水音が側頭部や顔のやや下で鳴るのに加えて
側頭部は大きめのストローク、顎は小刻みにといった風に
このパートは特に音の位置取りや動きがしっかりしています。
泡をかき混ぜる音もシャンプーとは違って低く鈍いです。

非エロパートの中では最も時間が長く最後に登場するサービスですから
この音声を聴いてるうちに寝てしまう人が普通にいるでしょうね。
現実世界でも割と聴ける音を敢えて採用し、クオリティの高さで勝負しています。
エッチな音をふんだんに盛り込んだプレイ
エッチシーンは50分ほど。
プレイは胸部マッサージ、乳首責め、キス、手コキ、乳首舐め、乳揉み、SEX(騎乗位)です。
胸部マッサージ、手コキ、SEXの際にリアルな効果音が鳴ります。

「目隠しも外さないで下さいね? 付けたままの方が効果も倍増しますから… これから何が起きてもじっとしていてください」
擬似髭剃りから1時間後、主人公が目覚めたのを確認すると
響花は引き続きアイマスクで視界を塞いだまま彼の上着を脱がし
オイルを使って胸全体や乳首を丹念にマッサージします。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
序盤のおよそ20分間は胸や乳首にターゲットを絞ったプレイ。
最初のチェックシートに「粘性のある水音が聴きたい」と彼が書いてたのを考慮し
今までとは違い実際に体に触れながらローションまみれのエッチな音をたっぷり鳴らします。

「んぅ…? 直接触って欲しい…? まだだーめっ」
「ねぇ… 響花に触って欲しいんだったら、おねだり…してくれる?」

ここでのポイントは彼女の態度。
彼が乳首に触れて欲しそうにするとわざと焦らして別のプレイを始めたり
しばらくすると自分からおねだりするよう要求します。

販売ページの下のほうで書かれてるように彼女はそれなりのSっ気を持ってます。
それがエッチに入ると聴いててわかるレベルで表面化します。
口調もですます調からタメ口になっていたりと変化が見られます。
彼女の性格を反映したややM向けのプレイです。

もちろん作品の売りである「音」も引き続きボリュームが多いです。
オイルを使ってるので体を愛撫するだけでもにちゃにちゃした音が鳴りますし
この後のシーンではくちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声を複合的に鳴らすプレイが登場します。
音の種類だけでなく扱い方においても非エロとエロで大きな違いがあります。

中盤から終盤にかけては彼女がより踏み込んだ責めを繰り出します。
オイルを継ぎ足してからおちんちんを小刻みにしごき、並行して乳首を舐め
彼の射精が近づいてくるとおまんこで刺激を与えます。

「もしかして、私のおっぱい触りたい? んふ、いいよ…それでもっと気持ち良くなれるんだったら…」
「あぁっ…気持ちいいっ! 硬いおちんぽが一番奥突いててっ… あっあっあっあっ、ああぁんっ!!」

最初はちょっぴり意地悪に振舞ってた彼女も、手コキを始めてからは普段の優しいキャラに戻ります。
彼がおっぱいを揉みたそうにしてるのを見るとすぐさま差し出し
SEXが始まってからは荒い息遣いと喘ぎ声を漏らして喜びます。

さすがにアヘったりはしませんが喘ぎ声は結構激しいです。
力強くピストンしながらキスをしたり、最後は中出しを許すなど
客と店員よりは恋人同士に近い甘さやエロさを感じます。
効果音と女性特有のエッチな声や音を組み合わせて射精を応援してくれます。

このように、若干のM性を含んだ愛のあるエッチが繰り広げられています。
音に包まれる作品
全編を通じて鳴り続ける音が魅力の作品です。

リラクゼーションスポットの店員らしいあまあまな態度のお姉さんが
長時間に渡って非エロ・エロ両方の音を浴びるほど鳴らします。
癒し系作品では定番の耳かきを敢えて外し、日常生活に馴染み深い音を採用しています。

最重要要素とも言える音質はもちろん、鳴らし方や鳴らすタイミングにもこだわっています。
音に強いサークルとして有名なディーブルストさんの中でも
ここまでストレートに音で勝負する作品は珍しいです。
同じタイプの音でも複数のバリエーションを用意するなど創意工夫が見られます。

私個人は「足音での癒し」パートが最も印象的でした。
登場人物たちが出会って部屋に移動する時など、ごくごく僅かな時間しか鳴らない音を
ひとつのサービスとして成り立たせてるところが素晴らしいです。
音の方も3種類の足音に環境音を組み合わせて広がりを出してます。

「こうしてお客様にとって心安らぐ「音」の存在がますます大きくなるはず…」
響花については音フェチ作品の宿命といいますか、やはり音に比べると脇役に近い位置づけです。
だからこそエッチで普段と違う顔を見せるシーンを用意したのでしょう。
後になるほど荒くなる息遣いに距離の近さが感じられます。

エッチは射精回数の少なさが気になるものの、音の量や厚さには目を見張るものがあります。
中でもSEX開始以降の喘ぎ声は上品で色っぽいです。
乳首責めや乳首舐めに力を入れてるのもポイントです。

絶頂回数はお客、響花ともに1回。
くちゅ音多め、喘ぎ声それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

声よりも音を使って癒す作品です。
音フェチ作品が好きな人におすすめします。
おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:柚木朱莉さん
総時間 2:36:36(本編…2:30:31 おまけ…6:05)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
150分で800円とコスパがいいので+1してあります。

ささやき魔 紅葉【超リアル仕様】

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、リラクゼーションスポットで働く従姉妹のお姉さんが
帰省したついでに様々なプロの技を実演形式で披露します。

サービスの最中に鳴るリアルな効果音、夏を感じさせる環境音など
音を中心に据えて癒しを提供するのが大きな特徴です。
音声作品ではまだあまり見かけない音も登場しますから
彼女の親しげな声と態度も相まって聴けば聴くほど心がほぐれるのを感じるでしょう。
癒しのスペシャリストがお家でご奉仕
従姉妹の紅葉から3つのサービスを受けるお話。

「んーっ 重かったぁ あ、来てたんだ」
紅葉は明るくて元気な声のお姉さん。
夏休みを利用しておばあちゃんの家に遊びに来た彼女が
偶然家にいた主人公と再会し、お互いの近況を話すところから物語は始まります。

本作品はサークルさんの代表シリーズ「ささやき庵」に登場している彼女が
お店ではなく田舎で身内の男性に耳かき、音叉ヒーリング、耳舐めをします。
ささやき庵のほうではお客だった男性と恋人の関係になってるようですが
今作ではそういった背景にはほとんど触れず、2人が仲良く過ごす様子だけを描いてます。

タイトルの「ささやき魔」から囁き声が売りの作品と思われる方がきっといるでしょう。
しかしこの作品における最大の魅力は「音」です。
今年に入って俄かに作品数が増えてるASMR(音フェチ)成分が非常に強くなってます。

例えば2人が出会い会話する最初のパートでは音声開始直後からセミの鳴き声が流れ
それが後のパートになるとスズムシの声へと変化します。
時間の流れを音で表現し、賑やかな雰囲気と静かな雰囲気の両方を感じさせてくれます。

もちろん各サービスの主役を務める効果音もハイレベル。
耳かきの繊細な音と動きは耳に微かな刺激が伝わってくるほどに近く
耳舐めも舌が耳のどこをどのように責めてるかが音だけでなんとなくイメージできます。

そしてこの作品で最も聴いて欲しいのは音叉の音です。
挿し絵にも描いてある独特な形状の金属を彼女が何度も鳴らし
左右の耳に近づけて美しい音や振動を至近距離から味わわせてくれます。
体験版の1分40秒あたりで聴けますから興味の湧いた方は是非お試しください。

「お、いいこと言うねぇ そう 癒しのスペシャリスト それなんだな 紅葉は」
紅葉については相手が従兄弟なこともあり終始親しげな態度で接します。
年齢は同じらしいのですが彼女がお姉さん、彼が弟に近い立場でやり取りすることが多いです。
お店と違って堅苦しい部分が一切ないところにも別の癒しを感じます。
特徴的な音を上手に組み合わせたサービス
紅葉が一番最初にするサービスは耳かき(約17分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずはウェットティッシュで汚れを取り
軽く揉んで温めてから耳かき棒を使ってお掃除します。
息吹きはここではやらず最終パートの耳舐めでほんの少し行います。

ウェットティッシュは「すりすり じょじょっ」という若干ざらつきのある摩擦音
耳マッサージはそれよりも弾力のある摩擦音
耳かき棒は「じりじり ずずっ」という細く硬めの音が使われており
どのシーンも実際のサービスさながらの繊細な動きをします。

「耳かきっていうのは すっごいリラックス効果があるんだよ 特に男の人が好きだよね」
中でもメインにあたる耳かき棒は主人公が前日に耳掃除していることを踏まえて
耳垢を掻き出すよりはマッサージを兼ねて耳の中全体を丁寧になぞるような動きをよくします。
闇雲に効果音を鳴らすのではなく目的に合わせた動きをしてるところが素晴らしいですね。
バックで流れるセミの声もシーンによって音量を微妙に変化させ、2人との距離の違いを表現しています。

夕食やお風呂を終えた後に始まる2番目のサービスは音叉ヒーリング(約17分)。
3種類の音叉を片方の耳近くで鳴らしたり、左右にスライドさせたりして音の違いを楽しんでもらいます。

「きんっ ふぉぉぉん」という澄んだ響く音が間を置いて流れ続けるひと時は静かで心地よく
音自体の臨場感の高さや、振動が耳にもたらす微かな刺激にも癒しを感じます。
実際に聴いてみると音に明確な強弱があります。
鳴らした直後は大きかったのが徐々に小さくなっていくのでとてもリアルです。

さらに紅葉はパート中盤に差し掛かるとトーンの低い音叉を
またしばらくすると今度は逆にトーンの高い音叉を鳴らします。
位置や距離だけでなく音の種類にも変化をつけてくるわけです。
特徴的な音に決して甘えず、演出面にも目を見張るものを持ってるサービスです。

そして最後は彼女が舌を使って彼の耳に直接ご奉仕します(約11分)。
R-15なので18禁ほどにエロさを感じる音は出てきませんが
普通の舐め→耳の内側を舌で力強く舐めるといったようにここも変化をつけて責めます。
最中に漏れる吐息も熱っぽく、彼女の存在を近くに感じます。

このように、リアルかつ多彩な音で癒す個性的なサービスが繰り広げられています。
音で癒してくれる作品
最中に鳴る効果音や環境音が一際耳を惹く作品です。

紅葉は久しぶりに再会した恋人のいない主人公に幸せな気分を味わってもらうと
多くのシーンで体を密着させながらお店でするのとほぼ同じサービスを提供します。

的確で程よい力加減の耳かき、幻想的でスッキリする音叉、女性の温もりが感じられる耳舐め。
「音で癒す」というテーマは同じですが、そのやり方はパートによって大きな違いがあります。
それでいてちゃんとひとつのお話になってるのが実に見事です。

VOICE LOVERさんはこのところより良い音を出すことに力を入れてるサークルさんです。
他の作品で培ってきたノウハウを結集させたのがこの作品なのだと思います。
音の質だけでなく鳴らし方とタイミングにこだわってそれぞれを進めてます。
癒し系作品が非常に多い現在においてもなかなかできないことです。

特に音叉は作品を象徴するサービスなだけあって相当に練られてます。
複数の音叉を鳴らすのに加えて音の位置取りを変化させてきます。
このパートだけは窓を閉め切って環境音を鳴らさないようにもしています。
こういった細かな気配りがサービスの質をさらに高めてます。

「今日は特別に 彼女のいないあんたのために 紅葉が気持ちいいことしてあげる」
これらを行う紅葉については世話好きなキャラに描かれてます。
小さい頃から知ってる相手なので異性でも意識してる部分はまったくありません。
ささやき庵で元々インパクトの強かったキャラをそのまま登場させてます。
音重視といってもやり取りはちゃんとしてますし、彼女の存在感も十分に出ています。

高品質な音フェチ向け作品です。
リアルな音を楽しみたい人には強くおすすめします。
おまけは耳舐め3種です。

CV:柚木朱莉さん
総時間 1:05:49(本編…56:38 おまけ…9:11)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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