同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:鳴坂みあ

   ● ばぶ耳りふれ!(後編)
   ● ばぶ耳りふれ!(前編)
   ● 催眠いもうとのリラックスフェラチオ




ばぶ耳りふれ!(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「05. ちかの慰め手コキ」以降の様子を中心に紹介します。
さらにエスカレートする2人のご奉仕
後編のエッチシーンは5パート109分間。
プレイは乳首ローター責め、手コキ、スカートをめくる、おちんちんの観察、キス、耳舐めです。
ローター責め、手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

ちか「頭ではかなちゃん一筋だけどぉ ちんちんは浮気性だからさ 色んな女の子に気持ちよくしてもらいたいって思っちゃうんだもんね」
04パートで手コキした後もお店に通い続けてる主人公を見て
ちかは今の心情を当ててから再び手でおちんちんを気持ちよくします。

エッチは引き続き彼女たちが責めます。
最初の3パート66分は一対一でお世話するシーン。
「05. ちかの慰め手コキ(約16分)」はちかが
「06. かなのはじめて手コキ(約31分)」と「07. かなのこっそりオイル手コキ(約19分)」は
かなが周りにバレないようにこっそり手コキします。

ちか「赤ちゃん埋める体って自覚してない子に お兄さんのオスの部分見せつけちゃったら さすがに嫌われちゃうかも だから ちかが鎮めてあげなきゃね」
ちかは男心をよく理解してる女の子なので彼のすべてを受け入れます。
かなとエッチしたいけど嫌われたくないから我慢してることを見抜いたうえで
ローターで乳首、手でおちんちんを同時にいじって再度の射精に導きます。
パート終盤ではスカートをひらひらさせてパンツを見せるなど、相変わらずサービス精神旺盛です。

かなとの関係を尋ねるシーンもありますし
彼を奪おうとせず2人が仲良くなるのを応援する役に回ります。
彼女自身は彼に悪戯できればいいと思ってるのでしょうね。
あまあまな雰囲気でやってはいけないことをする独特なプレイが味わえます。

かな「あっ だ、ダメです しまわないでください せっかくだから もうちょっと見ていいですか?」
05~06パートはかなの心情や反応を厚めに描いて臨場感を出します。
初めて手コキする時はおちんちんをペットと勘違いして偶然見てしまったり
男性特有の感触や熱に不思議そうな表情を見せます。
しかし手コキ自体を嫌がる様子はまったくなく、むしろ彼を甘やかしたい気持ちを前面に出して進めます。

彼が無理矢理やらせることは一切ないので暗さや重さはありません。
嬉しそうな表情でおちんちんに「可愛い」と言うなど
ちかと同じく彼のすべてを受け入れる姿勢を貫きます。
そして彼女が純真で一生懸命だからこそ、それを汚す申し訳なさと快感が湧いてきます。

どちらのパートも手コキするところは一緒ですが
05はセリフを多めに交えながら超スローペースで責める
06はそれよりもずっと慣れた手つきでスピーディーにやると進め方に違いが見られます。
彼女が女性として成長する様子が描かれててキャラ重視の本作品らしさが出てます。

終盤の2パート43分間は複数人プレイ。
「08. ふたりで耳舐めりふれ!(約20分)」は両耳舐めに専念し
「09. ふたりで手コキりふれ!(約23分)」は2人が手を繋いでダブル手コキと両耳舐めをします。

耳舐めは2~3分間隔で舐め方を変えるバリエーションに富んだプレイです。
耳全体を口で包み込むようにはむはむするところから始まり
舌先で耳穴を塞ぐ、そのままゆっくり出し入れする、耳の内側をぞりぞり舐めるなど
一般的な耳舐めとは違う音や動きを中心に据えて個性を出します。

08パートは何をするかの説明をしてから無言で耳舐めするのを繰り返す尖った作りです。
音自体は良いけど個々の時間が短くてもったいなく感じました。
この品質ならもっと早い段階で投入しても良かったんじゃないかなと。

実際に聴いた感想ですが、キャラの魅力をしっかり引き出しながら
序盤は全年齢、中盤以降はエッチなサービスをじっくりやってて満足しました。
2人は男性とエッチしたことがない年齢なのでドスケベに振る舞ったりせず
自分よりも年上なのに甘えん坊な彼を全肯定して癒しを与えます。
そしておちんちんが勃起した後はちかがけん引する形で手コキ中心のエッチをします。

背徳感がそれなりにありそうなシチュだからその緩和に結構気を配ってました。
彼がするのはエッチしたい意思表示までで、実際にやるかは毎回彼女たちが決めてます。
またかなは初回と2回目で反応や責めっぷりを変えており、同じ手コキでも違う印象がします。

耳舐めの量が全パート合わせても40分程度とあまり長くないのは残念ですが
キャラや音といった大事な部分はしっかり押さえてあってレベルが高いです。
フェラやSEXなどの踏み込んだプレイはしませんからキャラやシチュで抜く作品だと思います。
キャラ&音重視の和やかな作品
暗さや重さをできるだけ出さずに年下の女の子とイチャイチャするノーマル向けの作品です。

かなとちかは「ばぶ耳りふれ!」を利用してくれた主人公を心の芯から癒そうと
まずは特殊な音を中心に据えたASMRで心地いい刺激を送ります。
そして彼が性欲を持て余してることに気づいた後は周りにバレないようこっそり手コキします。

違う属性や魅力を持つ2人の女の子が年上の男性を個別に、あるいは同時にお世話するシチュ
ASMRや耳舐めの最中はセリフをできるだけ挟まず音だけで表現する作り
彼女たちの心情や反応を交えながらおちんちんをゆっくり責める穏やかでスリリングなエッチ。
テーマのバブみをしっかり出したうえで多少の背徳感や征服欲も得られるように仕上げてます。

中でも2番目は王道のサービスをわざと避けて個性的な音を鳴らしますし
質感、位置、距離、動きといった各要素も高水準でかなりの癒しが得られます。
彼女たちとのほのぼのした会話も心を温めてくれるでしょう。

エッチは手コキに思いっきり寄せてるところがやや人を選びますけど
本作品の場合はキャラをものすごく大事にしてるので
プレイよりも彼女たちの心情や反応で興奮させたかったのではないかなと。
手コキ音はローションをよく使うからにちゃにちゃしてて割とエロいです。

後編の射精シーンは4回。
くちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:かな…柴山ちずさん ちか…花風わんこさん あい…縁側こよりさん めい…鳴坂みあさん もえか…佐久間ののさん つむぎ…小茉莉 唯香さん
(後ろの4名は隣の部屋のスタッフ。主人公を直接お世話することはありません)
総時間 4:22:44

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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追記
作品自体の点数は9点。
262分で1100円とコスパが良いので+1してあります。

DLsiteで2022年12月17日まで10%OFFの990円で販売されてます。
FANZAも同じ割引率ですがいつまでなのかは不明です。



サークル「妄想研究所」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、可愛い女の子だけが在籍してるリフレ店で
2人の女の子が個別に、あるいは同時に長時間の色んなサービスをします。

サービス中は音メイン、それ以外は会話量多めとメリハリを持たせた作りになっており
片方は穏やかで初々しいキャラ、もう片方は元気でやや意地悪なキャラと2人の違いを出しつつ
リアルで個性的な音やエッチな音をたっぷり鳴らして癒しと興奮を与えます。

総時間が262分もあるので前編(01~04)、後編(05~09)の2回に分けてお送りします。
年下の女の子に甘やかされて
かな(挿し絵左)、ちか(挿し絵右)がASMRや手コキをするお話。

「…あ! へへ こんにちはー 初めまして 本日担当します かなです」
かなは素朴で可愛い声の女の子。
初来店した主人公に嬉しそうな表情で挨拶すると
自分もまだ新人なことを告げてからコースの説明をします。

本作品は2020年に発売されたサークルさんの代表作「JK耳リフレ!」の続編。
高校生未満の女の子だけが在籍できる変わったお店で
彼女たちが個別に、あるいは同時に長時間の癒しとエッチなご奉仕をします。

最初の3パート(約100分)は全年齢向けのサービスをやって雰囲気を作り
それから手コキを中心に据えたエッチな行為へ移ります。
コンセプトが一緒なだけで直接の繋がりはありませんから前作未視聴でも大丈夫です。

テーマはもちろんバブみ(少女から感じる母性)。
全年齢向けのシーンは割と普通に接客してたのが
エッチに入るとおちんちんを責めながら優しい言葉をかけて幸せな射精に導きます。
かなは年齢相応の純真な子、ちかはやや意地悪な子と性格に多少の違いはありますけど
彼を見下したり突き放すことはなくとことん甘やかすスタイルを取ります。

サービス中はセリフをあまり挟まずに進め
その前後や合間に色々しゃべるメリハリを持たせた作りになってます。
2人でお世話する時は掛け合いも結構ありますし、音重視だけどキャラも立ってる作品と言えます。
リアルで珍しい音の数々
最初の3パート104分間はお店のコンセプト通り健全にもてなすシーン。
「01. かなのおすすめコース(約44分)」はかなが
「02. ちかのたっぷり刺激的コース(約30分)」は別の日にちかが一対一でお世話し
「03. ふたりで一緒にコース(約30分)」は2人が左右に陣取って協力しながら軽く悪戯します。

「誰が考えたんでしょう? 世の中には不思議なものが沢山ありますよね」
かなはどこにでもいる普通の女の子という印象のキャラ。
お客を相手するのは今回が初めてなことを正直に告げ(研修は済ませてる)
12分くらいの間隔でサービスを切り替えながら一生懸命取り組みます。
合間に自分の気持ちを漏らすなど、表裏がない性格をしてて可愛いです。

肝心のASMRについては結構特殊です。
耳かきやマッサージといった王道のサービスは敢えてやらず
ネイルタッピング、スライムを染み込ませたスポンジを切る、泡の音を個別に鳴らします。
ひとつひとつのサービスに長めの時間を割いてるおかげで音を楽しみやすいです。
01パートだけでも多くの人が癒しを感じるでしょう。

泡の音だけは音量が小さくてよく聞こえなかったのですが
ネイルタッピングは「たたたっ」という硬めの音
スポンジは「すくーっ」という滑らかな音が鳴ってて耳に心地いいです。
音質も良好だし位置を小まめに切り替えててサークルさんのこだわりを感じます。

またサービス中は時折遠くで他の女の子の声が聞こえます。
これはお店の各部屋がカーテンで仕切られており防音性があまり高くないからです。
声がこもってるし音量も小さいから気になるほどではありません。

続く02パートは化粧水のボトルを振る音、スクイーズをいじる音
ゴム手袋をはめてにぎにぎする音などやや刺激的な音が登場します。
ここも7分くらいの間隔で音を切り替えるASMR色の強い内容です。

「赤ちゃん返りするの だーい好きなくせにー」
ちかの口調はややメスガキっぽいですけど
かなの推薦で指名されたことを聞いたら真面目に取り組む義理堅い性格をしてます。
彼の甘えん坊な性格を見抜くなど、エッチへ持ち込む重要な役割を果たします。

ちか「口を ん-ってして お耳を ちゅってするの」
かな「ちゅ? え? それって き、キスってこと?」
最後の03は音の密度と2人の対比が売りのパート。
かなは右、ちかは左に陣取ってオノマトペ、炭酸水、耳舐めをします。
同じ音を左右同時に鳴らすから音に包まれてる感覚が味わいやすいし
ちかが耳舐めしてるのに気づいてかなが驚く初々しいやり取りが楽しめます。

炭酸水はシュワシュワと泡が弾ける音、グラスに氷が当たる音
ストローで息を吹き込んでぼこぼこする音など色々用意されてます。
オノマトペや耳舐めは人が生み出す音ですから前の2パートとは違う魅力を持ってます。
こっそり責めるスリリングなエッチ
前編のエッチシーンは17分間。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「とぼけちゃって 何をーって言いながら ちんちんムクってさせてたじゃん」
初めての耳舐めにドキドキしたかなが退出した後
ちかは主人公のおちんちんが勃起してるのに気づいて性処理を持ち掛けます。

エッチは彼女が責め続けます。
内容はおちんちんを取り出してからローション付きの手で握り
隣の部屋にバレないようゆっくりしごいて射精させます。

プレイだけを見れば割かしソフトですけど
健全なお店で年下の女の子にエッチなお世話をされてる状況がなかなかスリリングです。
おちんちんや精液で汚す快感もあるので初っ端にしては刺激の強い内容だと思います。

ちか「うんうん 甘え上手な子 ちかは好きだよ」
そしてちかの優しさが心を潤します。
普通なら軽蔑されてもおかしくないのに自分からエッチに誘い
さらに素手でゆっくりしごいて無理なく射精へ追い込みます。
最中のセリフもあまあまで背徳感と甘さが混ざり合った珍しいプレイに仕上がってます。

かなに一切手を出さなかったことを褒めてくれますし
包容力のある姿にバブみを感じました。
焦らしや寸止めも特にやらずストレートに抜かせてくれます。

前編部分をまとめると、キャラが立ってて音も良いバランスの取れた作品です。
キャラはかなとちかに違う属性を与えてそれぞれに活躍の場を与えてます。
そして音は他の音声作品では聴けないものを中心に据えて個性を出してます。
質感や動きもリアルで癒し系作品として十分な品質を持ってます。

耳舐めは全パート合わせても10分くらいですから脇役ですね。
エッチできる状況にならないとやりにくいプレイなので後編から存在感が増します。

前編の射精シーンは1回。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

後編へ続く…。
ばぶ耳りふれ!(後編)

CV:かな…柴山ちずさん ちか…花風わんこさん あい…縁側こよりさん
めい…鳴坂みあさん もえか…佐久間ののさん つむぎ…小茉莉 唯香さん
(後ろの4名は隣の部屋のスタッフ。主人公を直接お世話することはありません)
総時間 4:22:44


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
DLsiteで2022年12月17日まで10%OFFの990円で販売されてます。
FANZAも同じ割引率ですがいつまでなのかは不明です。

催眠いもうとのリラックスフェラチオ

サークル「すたじお ちぇりー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、お兄ちゃん思いの優しい妹が
コンパクトな甘い催眠をかけて彼の疲れを取り除きます。

ちゅぱ音や効果音をトリガーに快感を高める音モノ系のエッチが魅力で
耳や唇を舐めつつ気持ちよくなる暗示を入れて絶頂しやすい環境を整えてから
絶頂シーンを予行演習する形で音を鳴らし、その後本番に移って何度も何度もイかせます。

この作品はDMM専売となっておりDLsiteでは現在販売されてません。
今後発売される見込みもないようですから興味を持った方はDMMにてお買い求めください。
お兄ちゃんを短時間でリフレッシュ
妹にエッチな催眠をかけられるお話。

「お兄ちゃん お兄ちゃん あそぼ?」
妹は幼さを感じる可愛い声の女の子。
疲れのせいで遊びに誘っても構ってくれないお兄ちゃんのために
完璧に覚えた催眠術を使って元気づけます。

本作品は「安心できる妹モノの催眠音声」をテーマに
彼女がおよそ30分に渡ってリラックスできる催眠をかけたり変わったエッチをします。
癒し目的なだけあって彼女の声、態度、言葉がすべて甘く
サービスのほうも聴いてるだけで気持ちよくなれるものだけ行います。

催眠よりもエッチのほうがずっと特徴的です。
冒頭でも書いたように音を使って快感をコントロールするプレイをしますから
特定の音を聴くたびにドキッとしたり股間がむずむずする人がいるかもしれません。

催眠はおよそ10分間。
ベッドや布団に横になって目を瞑り、音声を聴く際の心得を頭に入れてから
深呼吸や手足の脱力をして軽くリラックスします。

「じっとしていたほうがいいけど 無理に体に力を入れる必要はないからね」
心得はできるだけ楽な姿勢で聴く、途中で体を動かしたくなったら好きにしていいなど
主に体に関するアドバイスを1分程度します。
誘導時間がこれだけ短い中でこのシーンを設けたのはテーマを意識したからでしょう。
彼女が催眠に精通してることを遠まわしに教えて聴き手を安心させたかったのかもしれません。

「足の力が抜けている くたっとして とても楽」
深呼吸と脱力は呼吸のリズムを取りながらリラックス系の暗示を時々入れます。
普通の催眠音声ならこのスタイルでも良かったのでしょうけど
10分以内に深化まで終わらせるとなると暗示の量をもっと増やしたほうがいいです。

もうひとつ、ほとんどで息を吸った時や吐く前に暗示を入れてるので
これを吐いた直後に入れるスタイルに切り替えればもっともっとスムーズに進められたと思います。
暗示の表現は問題ないのだけど、そもそものボリュームと入れるタイミングに難があります。

最後の深化シーンは短いカウントを数えて一度目を開かせ
再度数えて閉じさせる揺さぶりを狙ったアプローチです。
ここでもカウントを数える前の暗示はそこそこ入れてるのに
数えた後に追い込み暗示を入れてないせいで催眠に入りにくくなってます。
私が聴いた時も意識が少しぼやけた程度で十分に入ってる感覚はしませんでした。

リラックスさせてから深化に移る極めてシンプルな催眠です。
お兄ちゃんをリラックスさせ、エッチで気持ちよくなれるようにすることを目的に
簡単な説明から始まって深呼吸、弛緩法、揺さぶりと催眠音声ではお馴染みの技法を繋げて進めます。

全体の流れややってることはそれほど間違ってるとは思いません。
しかし超短時間で誘導をこなすことを目指した作りかと言われれば首を捻ります。
厳しい言い方になりますが、サークルさんが販売ページでおっしゃられてる「本格的な催眠誘導」には程遠いです。

聴き手が息を吐いた直後に暗示を入れてないのがとにかく残念です。
時間が短ければ短いほどより洗練された技術が必要になります。
音で気持ちよくする変わったエッチ
エッチシーンは2パート14分間。
プレイは耳舐め、キス、音による絶頂、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃあこれから お兄ちゃんを気持ちよくしてあげるね」
催眠を使ってお兄ちゃんを気持ちいい世界に招待した妹は
耳や唇を甘く舐めて彼をもっと幸せにします。

エッチは彼女が口を使ってご奉仕します。
最初のメインパートでするのは耳舐めとキス(約8分)。
ほぼ均等に左右の耳を舐めながら気持ちよくなる暗示を入れ
終盤に差し掛かるとちゅぱ音とは別の音を鳴らして絶頂に導きます。

「この音を聴いているだけで やらしい気持ちになってくる お腹の下のほうが きゅーっとしてくる」
催眠パートは暗示がかなり少なかったですが
エッチは3秒程度舐めた直後に暗示を入れるのを繰り返す催眠らしい内容です。
ちゅぱ音も彼女のキャラに合わせて甘くしてますし、催眠よりも作りがしっかりしています。

もうひとつの音については聴けばそれが何なのかすぐわかります。
耳舐めやキスと同じく音に暗示を込めてから連続で鳴らして絶頂へと持っていきます。
準備の時間が短いので最初からそうなる可能性は低いですが
次のパートの終盤まで聴けばそれに合わせて少しは疼く人がいるかもしれません。

続くドライパートはタイトルにもなってるフェラ(約6分)。
前のパートと同じくちゅぱ音と暗示を交互にぶつけ
中盤あたりからカウントと先ほどの効果音を鳴らして連続絶頂させようとします。

フェラの時間が長く見積もっても4分程度しかなく
開始から1分後には最初の絶頂シーンが始まってしまうため
フェラ目当てでこの作品を聴くことは正直おすすめしません。
ちゅぱ音系のプレイで揃えてるところは良いのですが、タイトルにするからにはもっと力を入れて欲しいです。
催眠パートと同じく時間の短さが大きなネックになってます。

このように、2種類の音で性感を高める独特なエッチが繰り広げられてます。
面白いところも持ってるのだが…
テーマに沿ってるのだけどまとまりに欠ける作品です。

妹は何らかの事情でぐったりしてるお兄ちゃんを一緒に遊べるくらい元気にしようと
リラックス重視の催眠を施してから音と暗示を組み合わせて気持ちよくします。
妹の甘く優しいキャラとサービスの内容がそれなりに合致しており
「安心できる妹モノの催眠音声」と呼べる雰囲気が漂ってます。

しかし総時間が非常に短いことが色んな部分に悪影響を与えてます。
催眠パートでリラックスを重視するあまり深化が弱くなってることや
エッチで売りとなるはずだったフェラの時間と内容が薄いことがいい例です。

催眠音声は同人音声に比べてやらなければいけないことが多いため
エッチも含めて30分程度で終わらせるとなると相当な技量が求められます。
普通の催眠音声と同じやり方で進めてたら絶対にまとまりません。
余計な部分を極力切り捨て、生まれた余裕を大事な部分に注ぎ込むことで初めて形になります。

残念ながら本作品ではそういった取捨選択がされてません。
やりたいことを色々詰め込んだ結果どれも中途半端になってます。

エッチは催眠さえしっかりしてれば割と楽しめたんじゃないかと思います。
耳舐めとキスを削除して全部をフェラに回すか、そもそもの時間を増やすのが望ましいですが。
方針は面白いので次回作以降も是非挑戦して欲しいですね。

絶頂シーンは最低でも6回(連続絶頂)。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。
価格がたったの100円ですから内容を理解したうえで聴くなら損することはないでしょう。

CV:鳴坂みあさん
総時間 30:03

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点

催眠いもうとのリラックスフェラチオ
体験版はこちらにあります


追記
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http://doonroom.blog.jp/archives/36419653.html#comments

作品自体の点数は3点。
コスパがいいので+1してあります。

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