サークル「狐屋本舗」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、可愛い声と意地悪な性格を合わせ持つ女の子が
催眠を交えた結構ハードなオナニーでM男を悶えさせます。
体の動きを制御する(運動支配)暗示を主軸に据えたサービスをするのが特徴で
催眠は風船のイメージを絡めて体の脱力感、浮遊感、硬直感を与え
エッチはメトロノームの音を鳴らしながら焦らしや寸止めをじっくりやって生殺しにします。
メトロノームの音に操られて
「ふふ ふふふ はーい いらっしゃーい いらーっしゃい」
女の子は可愛くて穏やかな声の女の子。
催眠にかかりに来た主人公を嬉しそうに迎えると
途中で止められないことを告げてから始めます。
本作品はメスガキっぽい性格をしてる彼女が
およそ130分間のエッチな催眠で彼の心と体を弄びます。
催眠38分、エッチ77分と後者の割合を高くしたうえで
オナニーの最中はメトロノームの音を積極的に鳴らしてわかりやすくリードします。
「また音が遅くなっていく そしてそれに合わせて シコシコするペースも遅くなっていく」
オナサポにおけるシコシコボイスのような役割を果たすわけですが
そこに運動支配の暗示を加えて彼女に腕を操られてる気分を与えます。
他にもキーワードを使って強制寸止めさせるシーンがありますし
催眠色の強いリードで同人音声との違いをはっきり出してます。
オナニーの時間は長いですけど純粋なエロさは低いので
催眠に入ってるからこそ楽しめるプレイと言えます。
催眠音声初心者を意識した作りにしてるのもそれに向けた配慮でしょう。
心と体を空っぽにする催眠
楽な姿勢で目を瞑り、まずは風船のイメージを絡めて深呼吸の合図を出します。
催眠中にメトロノームが鳴ることはありません。
「吐くたびに 風船から意識が 抜けていく」
「催眠にかかるために何かを頑張ったり 思ったりする必要なんてなーんにもない」
「吸ってー」「吐いてー」と合図を出しながら
聴き手の意識を風船の空気に見立ててそれを吐き出す感覚を与えます。
催眠を始める前に簡単な心構えを説明するのも良いですね。
サークルさんでは2本目の催眠音声ということで親切丁寧に進めます。
お次は催眠にどれくらい入ってるかの確認も兼ねたアプローチ。
右腕→左腕の順で風船の紐をくくりつけて持ち上げられるイメージをします。
「ほら 上がっていく上がっていく 風船の力が強くてとても耐えられない」
風船は先ほども出てきたからイメージしやすいですし
彼女の言葉に合わせて腕が持ち上がったり引っ張られる人は結構いると思います。
そうやって彼女の言いなりになり始めてることを実感させます。
序盤から運動支配の暗示に特化してるのが本作品らしいなと。
2番目の「3.後催眠暗示」はさらなる深化とエッチに向けた準備。
あるキーワードに合わせて全身が硬直する暗示を入れ
短いカウントを数えて解くのを繰り返して無意識に刻みつけます。
「もうあなたを人にするのも棒にするのも 私の合図次第」
このキーワードはエッチで何度も登場するから入念に仕込んでました。
体が完全に動かなくなる人もいれば、動かせるけどなんか不自由に感じる人もいるでしょう。
すぐ解除してくれるので硬直しても慌てる必要はありません。
深呼吸を絡めて催眠状態も深めますし、テーマ性を出しつつしっかり入れるように進めます。
運動支配の暗示をいくつも組み合わせた独特な催眠です。
聴き手の体を女の子の言いなりにすることを目的に
深呼吸から入って風船のイメージを交えた脱力と腕浮揚、そしてキーワードによる体の硬直と
体の動きを制御することを強く意識したアプローチをかけます。
催眠は運動支配→感覚支配→記憶支配の順で難度が上がりますから
運動支配は催眠音声の初心者や被暗示性が低めの人でも実感しやすい部類に属します。
催眠に関するアドバイスをすることも含めて大衆性の高い内容と言えます。
私が聴いた時は体の重さやだるさをそれなりに感じました。
意地悪度の高いエッチ
プレイはオナニー、寸止め、○○です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
「一定のリズムで鳴るメトロノームを聞いてると その手が リズムに合わせるように 上下に動き始める」
催眠を使って主人公を操れる状況にした女の子は
メトロノームの音を鳴らし始め、そのリズムに合わせて手が勝手に動く暗示を入れます。
エッチは終始彼女に指示された通り動きます。
最初の「4.メトロノームによる行動制御(約14分)」は
メトロノームの音とオナニーを強く結びつけるパート。
音の速度を適度に変化させながら、それに合わせて勝手にオナニーする体へ変えていきます。
「あなたはだんだん もうメトロノームの音を聞いているだけで 自動的におちんちんが気持ちよくなってきて エッチな気持ちになってきて 興奮するようになってきてしまう」
本作品は彼女の言いなりになる気分をしっかり味わえるように
ちゅぱ音や喘ぎ声といったエロ要素をわざと取り除いてます。
淫語も「おちんちん」を適度に言うくらいで雰囲気はあまりエロくありません。
そのハンデを「メトロノームの音=エロい」という暗示でカバーします。
作中でも言ってますけど聴き手をパブロフの犬に当てはめたオナニーをします。
メトロノームの速度は3秒1コキから1秒3コキまであって幅広いです。
このパートはあくまで準備運動ですから射精することはさすがにないでしょう。
続く2パート63分間は地獄と言っていいくらい過酷なプレイ。
「5.催眠強制寸止めオナニー(約32分)」は焦らしながら寸止めを繰り返すオナニー
「6.絶頂?(約31分)」はそれに新たな要素を加えたオナニーで射精します。
「ね、ね? 言った通りでしょ? せっかく自由になったのに せっかく思いっきりオナニーできると思ったのに どれだけ強く激しくしごき上げようとしても 手は音に合わせて ゆっくり ゆっくりにしか 動いてくれない」
そしてここからは彼女もSっ気を出して彼のマゾ心をくすぐります。
高速でメトロノームを鳴らしてたかと思えばキーワードを言って体を硬直させたり
わざとゆっくりペースで鳴らしてあまり気持ちよくない状況を作ります。
5番目のパートは一度も射精しませんから多くの人がもどかしく感じるでしょう。
彼女も運動支配の暗示を小まめに入れて操られてる気分を強く与えます。
6番目のパートも途中まではこの路線を維持しますが
パート名が「絶頂?」となってるように多少の捻りを加えた追い込みをかけます。
それが何かは伏せるとして意地悪度の高いプレイと思ってください。
同人音声なら見かけるけど催眠音声では割とレアな要素です。
70分くらい断続的にオナニーする状況も相まって結構過酷なオナニーだと思います。
休憩時間は一応あるけどかなり短くてギブアップする人が普通にいそうです。
このように、やることを絞ったうえでパートごとに違う責め方をするドM向けのエッチが繰り広げられてます。
催眠重視のセルフ作品
女の子は催眠にかかりたがってる主人公に普段と違う快感を与えようと
まずは長めの時間を使って体を操られる催眠をかけます。
そしてその後はメトロノームの音でオナニーの速度を制御しながら
焦らし、寸止め、連続射精といったM向けの要素を投入して存分に弄びます。
声は可愛いけど性格は意地悪な女の子がセルフ特化のエッチな催眠をかけるシチュ
運動支配の暗示を小まめに入れながら徐々に深化させるテーマに沿った堅実な催眠
メトロノームの音を使って射精したくてもできない状況を維持するハードなエッチ。
催眠における基礎の要素をしっかり掘り下げた作品に仕上がってます。
中でもエッチはオナニーの時間が非常に長いですし
メトロノームの音を常に鳴らすからしごく速度もわかりやすいです。
さらにキーワードを使って強制的に止めるなど、催眠に入ってるからこそできるプレイをします。
ただメトロノームの音量が声とほぼ一緒だったので少し下げたほうがいいかなぁと。
高速で鳴る時がそれなりにあってどうしても気になります。
「私が一言こう言うだけで またすぐ棒になってしまう 手足がまっすぐに伸びて 背筋が伸びて 1本の硬くてまっすぐな棒に なってしまう」
もうひとつ、主に催眠パートで「~してしまう」を多用するのも首を捻ります。
ややネガティブな言い回しでしてはいけないように受け止める人もいるでしょうから
「まっすぐな棒になる」とか別の表現方法のほうが聴いててしっくりきます。
たまに使う程度なら別にいいので分量に気をつける感じです。
射精シーンは3回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
おまけは「魅惑の魅ステイク」です。
CV:川乃瀬由羽さん
総時間 2:13:32(本編…2:12:26 おまけ…1:06)
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
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