同人音声の部屋

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タグ:雁庵うずめ

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   ● 【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】


【初夏耳かき】道草屋 芹7 ゆうがた【湯船怪談】

【初夏耳かき】道草屋 芹7 ゆうがた【湯船怪談】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「夕焼け花火と耳掃除」の様子を中心に紹介します。
一足早い2人きりの花火
「夕焼け花火と耳掃除」はおよそ66分間。
昨日今日と道草屋でのんびり過ごし、間もなく帰宅する主人公への最後のサービスとして
縁側で夕日を眺めながら線香花火を楽しんだり耳かきします。

「しかしまあ 昨日いらしたと思ったら もう今日ですよ」
芹も常連客が帰るのを寂しく思ってるようで
いつものように明るく接しながらちょっぴりしんみりした表情を見せて別れを惜しみます。
今回一足早い花火大会を開いたのも、今年の夏に会うのは難しいと予測したからでしょう。
前の2つのシーンに比べて静けさや落ち着きを感じます。

線香花火の「ぷすぷす」という優しい火花が長めの間を置いて鳴り
その前後最中に好きな花火の話をして子供の頃を思い出します。
両方を無理なく楽しめるよう花火の時だけ会話を控える配慮も見事です。
一番最後の「7-暇つぶしの線香花火」はセリフを一切挟まず効果音と環境音だけを楽しめます。

もうひとつの耳かきはおよそ28分間。
右耳は座ったまま、左耳は膝枕と体勢を変えて耳かき棒のみを使いお掃除します。
息吹きは両方を終えた後にほんの少しやる程度です。

耳かき棒は「かりかり ずすっ」という固さのある優しい音が使われており
2~3回掻き出したら少し休むのを繰り返します。
サークルさんが効果音を新調されたらしく、以前よりも尖りが薄まったような気がしました。
他の器具を使わないので1回1回を丁寧に鳴らして癒します。
実況は一切挟みませんが音だけで何をしてるかはっきりわかるくらいリアルです。

「そりゃあ落ち着くわけですよ 多少態度が崩れても しかたーない」
「きーつーねーのー おーやーこーがー まーたーあーしーたー」

最中の会話は2人のこれまでのこと、途中で鳴った鐘のこと
彼以外に毎年来るとある常連客のことなど何気ないものばかり。
その間に2種類の歌も挟んでこのひと時を良い思い出にしようと頑張ります。

やるべきことをしっかりやりつつ気負ってないのがすごく良いなと。
彼と一緒にいるのが当たり前のように振る舞って親しみを伝えます。
左耳を終えた後に行う「4-ぬくもり充電」も含めて、彼女の人柄が至るところに滲み出てました。
かれこれ7作目ということで、これまで積み重ねてきたものを踏まえたお世話をしています。

あとはバックで流れる環境音も秀逸です。
シーンの序盤は3種類くらいの鳥がよく鳴いてたのに
耳かきの後半に入った頃にはそれが止み、代わりに虫や蛙の声が登場します。
夕方から夜にかけての60分なら活動する生き物が丁度変わる時間帯ですから
それを音だけ表現して時間の流れをわかりやすく伝えます。

このように、音声を構成する各要素を高いレベルで融合させたサービスが繰り広げられてます。
ゆとりのある作品
時間に対してやることを少なめにし、それぞれをゆったり描いてる作品です。

芹は久しぶりに道草屋を利用する主人公に心安らぐひと時を送ってもらおうと
彼が乗ってくるバスを待ち、お店まで散歩しながらお互いの近況を確認します。
そして到着後はお風呂場での怪談→夕暮れ時の花火&耳かきと繋いで緩くもてなします。

大人なんだけど子供っぽさも残ってる女性が時間を空けながら2日に渡って癒やすシチュ
最中に流れる高品質な効果音と環境音、専門店とは違う素朴さを重視したサービスの数々。
田舎で仲の良い人と一緒に過ごす様子をそのまま切り取ったような作品に仕上がってます。

「切れたらまた分けてあげますから 受け取りにいらしてください」
道草屋シリーズでは暗さを薄めるために終盤で名残惜しくすることはあまりないのですが
本作品では表現をややぼかして彼女が「また来てくださいね」と何度も言います。
さすがに恋愛に発展することはないのでしょうけど
サークルさんが今まで意識してた「心の距離感」を縮めようとしてる風に映りました。

7作も続いてたら店員であっても普通は情が移るでしょうから
友人あたりに近づいてくのはむしろ自然じゃないかなと。
言葉遣いは丁寧にして馴れ馴れしく感じないようきちんと配慮してます。
今の芹は非エロに専念してますし、今後もこれくらいのゆるーい関係が続きそうです。

あとはセリフと音のバランスが絶妙です。
雑談、怪談とセリフ主体のサービスをするシーンでも効果音と環境音の存在感が薄れてないのは
セリフごとの間を意識して長く取るからです。

そして最後の耳かきはこれらの割合を逆転させて癒します。
各要素が活躍できるように細かく調整されてるのが素晴らしいです。

季節は初夏だけどほんのり秋っぽさも感じる作品です。

CV:芹…雁庵うずめさん いのこ…箱河ノアさん
総時間 3:02:03(帰り道…39:30 お風呂場のおはなし…1:15:52 夕焼け花火と耳掃除…1:06:41)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【初夏耳かき】道草屋 芹7 ゆうがた【湯船怪談】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋の店主をしてるおっとりした女性が
遠路はるばるやって来た男性客を2日に渡って健全にもてなします。

何気ない雑談をしながら環境音を変えて彼らが移動する様子を表現したり
マイルドな怪談の最中に水音を鳴らしてスリルを出すなど
キャラ、音、サービスをいずれも高い水準で組み合わせて作品の世界に引き込みます。

総時間が3時間以上あるので前編(帰り道~お風呂場のおはなし)、後編(夕焼け花火と耳掃除)の2回に分けてお送りします。
ふたつの夕方を一緒に
道草屋の店主「芹」と2日間のんびり過ごすお話。

「毎日大変ですね お客さんのいない便もあるでしょうに」
芹は明るくて上品な声のお姉さん。
ある日の夕方、バス亭を下りた主人公に声をかけると
雑談しながら歩いて道草屋へ案内します。

本作品は「【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】」からおよそ1年5ヶ月ぶりにあたる第7弾。
春と夏の間にあたる過ごしやすい季節に彼をあれこれもてなします。
帰り道、お風呂場のおはなし、夕焼け花火と耳掃除と全体を3つのシーンに分け
それぞれにメインのサービスを定めたうえで違った物語を繰り広げます。

道草屋シリーズと言えば完成された世界観が大きな魅力です。
今作でも2人がいる場所に応じて環境音が目まぐるしく変化し
その中で紡がれる彼女との他愛もない会話や高品質なサービスががっちり噛み合ってます。

特定の要素が優れてる作品は割と見かけるのですが
道草屋のようにすべてが高水準な作品はなかなかありません。
かれこれ5年以上も続いてるシリーズなだけあって安心して聴ける品質を持ってます。

サービスについては帰り道が雑談、お風呂場のおはなしは怪談
夕焼け花火と耳掃除は耳かきと会話にやや力を入れてる構成です。
そのうえで効果音や環境音も無理なく聴けるよう間を長めにしてバランスを取ってます。

芹は以前から怪談と三味線の弾き語りを得意としてるので
その片方を残しつつ季節感や彼女自身の魅力を引き出すようにお話を進めます。
店主としてしっかりした部分を持ちつつ、子供っぽいところもあるお茶目な女性です。
時間がゆっくり流れていくサービス
一番最初の「帰り道」はおよそ39分間。
用事を済ませたついでにバス停で待ってた芹と合流し
道草屋までの道のりをのんびり歩きながら色んなことを話します。

「いい時期ですよね 濃い匂いの初夏の風 暑すぎず 寒すぎず」
話題は季節のこと、周りに広がる田んぼのこと、彼女の子供の頃のことなど様々。
主人公とはすっかり顔なじみなので堅苦しいところは一切見せず
丁寧な言葉遣いで友達のように接して1年以上ぶりの再会を喜びます。

最中に流れる効果音や環境音も大きなポイント。
道を踏みしめる足音が一定のペースで鳴り続け
さらに複数種類の鳥の声、蛙の声、虫の声など周りに住む生き物たちの息吹も感じられます。
これらの音がリアルタイムでどんどん変わっていくのがいいですね。
2人がバス停から道草屋へ移動してる様子を音でリアルに表現します。

芹「あら 故障です?」
いのこ「それが壊れても安心なんですよ 奥さん」
また「4-いのこさんと原付き」からは芹の同僚にあたるいのこが加わり
彼女が乗ってきたチョイノリ(挿し絵に描かれてる原付き)の話に花を咲かせます。
これ以前のシーンは比較的静かだったので賑やかに感じるでしょう。
歩きながら話すだけの時間を色んな演出によって面白く、そして和やかに描いてます。

続く「お風呂場のおはなし」は芹の得意な怪談でもてなすシーン(約76分)。
主人公にタオルを身に着けてもらったうえで彼女が風呂場に入り
持ってきたお酒を飲み交わしながら4種類のお話を披露します。
彼女が足だけ湯船に浸かってるところを見ると着物姿なのでしょう。

「作業用なのか 生活用なのか 人が渡れるだけの細い鉄橋」
怪談は「変な電話」「川釣り」「給湯器」「お客様」。
5分~11分と時間を短めに設定し、それぞれのタイトルに沿った物語をぽつりぽつりと話します。
道草屋は癒しがテーマの作品ですから怪談であってもそこまで怖いものではありません。
そわそわさせたり軽く驚かす程度の優しいホラーに留まってます。
余程苦手な人でもない限り途中で視聴を止めることはないんじゃないかなと。

ただし、最中にリアリティを出すためのちょっとした演出がされてます。
具体的には彼女のセリフに合わせて物音や水音が鳴る感じです。
それを聴いて体がビクッとなる人がきっといるでしょう。
匙加減に注意しながらちゃんと怪談らしさも出してます。

「お痒いところはございませんか?」
そして終了後はシャンプーや耳の甘噛みで純粋な癒しを与えます。
シャワーをかける際にお湯が耳に入る様子を忠実に再現してあり
その前後で声や音の聞こえ方が若干変わります。
実際にマイクにぶっかけて撮ったとしか思えないほど変化が自然でした。
定番のサービスにちょっとした工夫を加えるところがチャレンジ精神旺盛な桃色CODEさんらしいです。

後編へ続く…。
【初夏耳かき】道草屋 芹7 ゆうがた【湯船怪談】(後編)

CV:芹…雁庵うずめさん いのこ…箱河ノアさん
総時間 3:02:03(帰り道…39:30 お風呂場のおはなし…1:15:52 夕焼け花火と耳掃除…1:06:41)


体験版はこちらにあります

【皆でお鍋】道草屋-すずな6-新装開店バーバーすずな、他【散髪シャンプー】

【皆でお鍋】道草屋-すずな6-新装開店バーバーすずな、他【散髪シャンプー】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「【寝る前】3-炭火と耳かき」の様子を中心に紹介します。
騒いだ後はのんびり就寝
「【寝る前】3-炭火と耳かき」の時間は54分ほど。
鍋の片付けを終えたすずなが主人公の部屋にやって来て耳かきしながら雑談を楽しみます。

「小さい火は眺めてると なんだか眠くなる不思議なものです」
そしてここでは冒頭に囲炉裏を焚くシーンが入ります。
炭を燃えやすい形に整えてから火種を置き
持ってきたふいごで少しずつ風を送る様子を音だけで表現します。
「ぱちぱち」という優しい音が耳に心地よく、これから寝ようとする場の雰囲気にもマッチしてます。

最初の散髪は石油ストーブにヤカンを置いたもの、次のお鍋はファンヒーター
そしてここは囲炉裏とシーンによって使用する暖房器具を別のものにしてあります。
暖を取る点ではどれも一緒ですが音の違いを楽しむ要素が生まれてます。

メインの耳かきは横になった彼の両耳をまずは手で揉みほぐし
3分程度の耳舐めを挟んでから右耳→左耳の順に耳かき棒を使って綺麗にします。
そしてどちらも終了直後に湿り気を帯びたタオルで外側を拭きます。

耳のマッサージは弾力のある摩擦音が左右同時に鳴り
耳かき棒は「ずずずっ」という乾いてて硬さのある音を
奥から手前へ掻き出すようにゆっくり繰り返し動かすなど
引き続き音の質感と動きにこだわったうえで安眠を妨げないようのんびり進めます。

道草屋シリーズは耳かきをする時、耳かき棒の後に洗浄液つきの綿棒を使うことが多いのですが
今作では綿棒を敢えて省く代わりに囲炉裏を焚く動作へ時間を割いてます。
そうしたほうが季節感を出しやすいですからね。
拍子木を叩く音も遠くで聞こえたりと色んな音を組み合わせてリアリティを上げてます。

もうひとつ、右耳と左耳で彼女の姿勢が変わるのもポイント。
右の時は膝枕をしてるようなのですが、左になると主人公の布団へ潜り込み寝た体勢でお世話します。
そしてこうすることで左耳の時だけ彼女の吐息が聞こえるようになります。
効果音や環境音以外の音も活用してるASMR(音フェチ)色の強いサービスです。

「お正月って 色々特別で 楽しいですよね ご飯も 飾り付けも 過ぎたばっかりですけど もう恋しいです」
最中の会話は先ほどやった鍋のこと、そこに参加してた芹やすずしろのこと
今年の正月、2月、間もなく来る春の話題など彼女たちを取り巻くものが中心。
「耳の奥を掃除しますね」といった耳かきに関する実況は完全に取り除き
ある程度しゃべったら無言になるのを繰り返しながらゆっくり語りかけます。

後になるほど彼女が眠そうな表情を見せるので、それに釣られて眠くなる人がきっといるでしょう。
静かに散髪して、賑やかな鍋を楽しみ、再び静かに耳かきと会話をする。
3つあるシーンにメリハリを持たせてひとつの物語を作り上げてます。
心の芯から温まる作品
冬から春に移りゆく時期をそのまま切り抜いた作品です。

すずなは今年初めて道草屋を利用してくれたお客を癒そうと
まずは自分が最も得意とする散髪をゆっくり行い、それと同時にリアルな音をたっぷり鳴らします。
そして続くお鍋は他の店員との会話を楽しみ、最後に一対一でシンプルな耳かきをします。

全編を3つに分けてそれぞれに異なるサービスをする豪華な作り
音とセリフ、静けさと賑やかさのバランスを大幅に切り替える変わった演出
冬の中にある温かさを抽出した音の数々。
キャラ、ストーリー、音を高いレベルで組み合わせた癒しの空間が形成されてます。

以前から言ってますけど道草屋は特定の要素がずば抜けて優れてるのではなく
音声を構成するすべての要素が優れてる稀有な作品です。

今作でも音は散髪、ストーリーは鍋、キャラは耳かきとそれぞれに活躍の場を与えてます。
だからシーンが切り替わるたびに新鮮さが生まれ、別の癒しを感じることができます。
一見するとバラバラなんだけど相互に連携する関係がきちんと出来上がってます。

面白さで選ぶならやはり鍋でしょうね。
そもそも鍋を食べるシーンを音声化してる作品がほとんどありませんし
すずな以外のキャラも登場させ、さらに会話量を多くして囲んでる感じを出してます。

彼女があまりしゃべらないことに対して疑問を抱く人がいるかもしれません。
でもその前後にあたる散髪と耳かきは一対一でやりますから、この作品のヒロインは間違いなく彼女です。
配膳役に回ることで面倒見の良さや責任感の強さが表現されてます。

音を楽しみたいのなら最初の散髪が一番です。
これまでやってきたことに顔剃りを加えてより充実したサービスに成長してます。
もうこれで完成したような気もしますが、次回作でまた何か新しい試みが登場するのも期待したいです。

冷えた心に燃料を与えてくれる良作です。

CV:すずな…藤堂れんげさん すずしろ…御崎ひよりさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:41:21(ご予約電話…3:07 お昼…1:03:50 夜…39:58 寝る前…54:26)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【皆でお鍋】道草屋-すずな6-新装開店バーバーすずな、他【散髪シャンプー】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、素朴で頑張り屋な店員さんが
すっかり常連になってるお客を昼から夜にかけてもてなします。

最初の散髪は様々な音を使い分けてのんびりと
続くお鍋は他の店員も交えて賑やかに、といったように
シーンによってセリフと音のバランスを切り替え違った癒しを与えてくれます。

総時間が3時間近くあるため前編(お昼~夜)、後編(寝る前)の2回に分けてお送りします。
寒い季節を暖かく
道草屋の店員「すずな」が3種類のサービスをするお話。

「はい 道草屋でございます」
すずなは素朴で可愛い声の女の子。
2月初めに予約の電話をかけてきた主人公に新年の挨拶をすると
宿泊の日数、日取り、到着時間を確認してからアレをするか尋ねます。

本作品は年が明けて春に近づきつつある季節を舞台に
彼女が160分ほどを使ってお店に宿泊中の彼に色んなお世話をします。
昼、夜、寝る前と全編を3つのシーンに分け
それぞれでやることや登場人物を切り替えながら会話と音でバランスよく癒します。

今回は寒い時期のお話ということで自然に関する音はあまりなく
ストーブ、その上で沸き立つヤカン、鍋などの生活音が中心になってます。
過去作に引き続き音のレベルが極めて高く、目を瞑って聴けばその場にいるような感覚が味わえます。

「寒くないように 冬の間は暖かいところで切りますから ご安心ください」
すずなと言えば道草屋の中で唯一散髪ができる店員さんです。
今作でも一番最初の昼の部でおよそ1時間もかけて丁寧に行い
その様子をほぼ音だけで伝える凝った演出がされてます。

散髪だけにここまで時間を割いてる音声作品はなかなかないです。

過去3作では野外だったのが初めて専用の部屋を用意し
これまでやってきたことに新たな要素を加えてパワーアップさせてます。
ASMR(音フェチ)成分の強いサービスですから、聴いてるうちに眠くなる人が続出するでしょう。
そして散髪が静かだからこそ、その次にあるお鍋が一層賑やかに感じます。
音を中心に据えた散髪
電話での予約を終えた後日、主人公が道草屋にやって来たところで最初にするのは散髪(約64分)。
元は倉庫だった土間に置かれた専用の椅子に腰掛け
カット、すきバサミ、クラシックシェービング、シャンプーなどを慣れた手つきで行います。

「バーバーすずなにようこそ! 冬限定の屋内店舗です」
彼女は彼以外の人々にも日常的に散髪をしており
店主の芹にテナントを与えられるほどまで腕を上げました。
その成果を披露しようとどのサービスもとても熱心に取り組みます。
作品を重ねるごとに店員たちが少しずつ成長していくのが道草屋の魅力です。

時間に余裕があるのを活かして全体的にのんびり進め
霧吹きは「ぷしゅー」という噴出音、カットはシャクシャクと小気味良い金属音
すきバサミはそれよりもやや低く力強い音を適度な間隔で鳴らします。
頭全体をケアしてるのがわかるように音の位置が小まめに切り替わるのが良いですね。
音だけで何をしてるかが簡単にイメージできるから頭を空っぽにして聴くことができます。

「産毛より 硬い髭のほうが 手応えがあって楽しいです」
このシーンで最も個性的なのは中盤に登場するクラシックシェービング。
温めたタオルを顔にかけて毛穴を広げ、その間に彼女はクリームを泡立てて準備します。
そして左→右の順に「じじじじー」という泡混じりの音をゆっくりスライドさせます。
刃物を肌に直接当ててるのですずなも黙々と手を動かします。

頬と顎で効果音のざらつきに違いがあるのが印象的でした。
男性は大人になったら多少なりとも髭が生えますから、当然顎を剃る時はそれにぶつかって音が粗くなります。
こういう細かな部分にまでこだわるからこそすごくリアルに感じるわけです。
質量ともに優れた文句なしの散髪と言えます。

「社務所でお守りも売ってますし お餅つきもやってますし いつもあれくらい人がいたら 神様も寂しくなさそうで いいですけど」
最中の会話は正月のこと、この部屋や使ってる器具のことなどが中心。
音を無理なく楽しんでもらえるよう多少話したらしばらくは無言になり吐息だけを漏らします。
環境音はストーブとそこに置かれてるヤカンだけなので静かに感じました。
時間がいつもよりゆっくり流れてるような落ち着いた空気が漂ってます。
酒に酔った店主たちと
続く「【夜】-お鍋の日」はおよそ40分間。
夕食を食べお風呂から上がった主人公が部屋に戻る途中で店主の芹とばったり出会い
彼女に誘われてすずなやすずしろが待つ鍋パーティーに参加します。

芹「いや去年あの子が種をもらってきたんですけどね 植えるにはちょーっと時期遅れてるけど ま、いけるいけるって軽い気持ちで蒔いちゃったんですよ」
芹は登場した時点でお酒を飲んでおりかなりのハイテンション。
お鍋に入れた白菜のことや一緒に出すおせち料理のことなどをガンガンしゃべります。
それに対しすずなは配膳役を務めてるのでセリフの量はあまりありません。
ヒロインよりも他の登場人物の会話量を増やして賑やかさを出してます。
こういう演出を敢えてする作品は初めて聴きました。

芹「酒は飲んでも飲まれるな!」
すずしろ「飲まれてるじゃないですか」
芹とそれ以外の掛け合いが軽妙でテンポが良いです。
芹がボケて、すずなとすずしろがそれにツッコむ構図が出来上がっており
先ほどの散髪とはまるで違う会話主体の物語が楽しめます。
芹が突然言い出した「いい子ポイント」という概念も面白味を引き立ててます。

最近の道草屋は主人公が入浴してるところへ偶然出くわしそのまま体を洗ったり
帰宅する際バスに乗り遅れた彼をお店に戻して再度もてなすなど
サービス以外の店員たちにも光を当てることが多いです。
普段見せない彼女たちの素の表情や反応を見せることでキャラの魅力を引き出すのが狙いでしょう。
本作品でもお酒を飲んだ店員と、それを介抱する店員を用意してサービスっぽさを打ち消してます。

最中の音は鍋がぐつぐつ煮える音、部屋に置かれてるストーブの音
主人公が料理を食べた時の咀嚼音など食事に関するものが控えめに鳴ります。
雰囲気作りに役立ってるのは間違いないですけど、このシーンはやはり会話が主役かなと。
総合力の高さが売りの道草屋シリーズらしいバランスに配慮した組み合わせ方をしています。

後編へ続く…。
【皆でお鍋】道草屋-すずな6-新装開店バーバーすずな、他【散髪シャンプー】(後編)

CV:すずな…藤堂れんげさん すずしろ…御崎ひよりさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:41:21(ご予約電話…3:07 お昼…1:03:50 夜…39:58 寝る前…54:26)


体験版はこちらにあります

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「そんな冬の日(前)」以降の様子を中心に紹介します。
寒い時によく効くアフターケア
「そんな冬の日(前)」の時間はおよそ48分間。
前のふたつのシーンで道草屋のサービスを終えた芹が
バス停で乗り遅れた彼を偶然発見し、一旦お店に戻して温かいうどんを振る舞います。

「会っちゃったんですから このまま放って帰れないじゃないですか」
彼女はこのへんに住んでるので冬の時期にどれくらい寒くなるかをよく知ってます。
だから遠慮する彼を説得してすぐさま道草屋の母屋へ案内します。
これまでは割と子供っぽい部分も見られましたが、営業時間外に世話を焼く姿を見るとやはり大人なんだなって思います。
この後登場する温かい音だけでなく彼女の優しさにも心がぽかぽかしてきます。

効果音についてはバス停から道草屋に移動するシーンは自転車を押す音と小川の流れる音
到着後は石油ストーブの音、台所で料理を作る音、できたうどんをすする音など日常でよく聴くタイプの音が多いです。
これまでと違い何らかのサービスをするわけではありませんから、その何気ない風景に多くの人がホッとするでしょう。
特別なことをせずにまったり過ごす様子をありのままに描くある意味珍しいシーンです。

「半分こですから ちょっと少ないかもですけど お客さんのほうが ちょっと多め」
「美味しい? ふふふっ 誘った甲斐がありました」

最中の会話も家庭的なものばかり。
もともと自分が食べるためにうどんを作ってたこともあり、半分こにする中で彼に少しサービスしたり
一緒に食べながら楽しそうに話して二人きりの時間を満喫します。
恋人や嫁っぽいセリフも少し登場しますし、彼に対する親しみの気持ちをさり気なく伝えます。

彼女としてはせっかく道草屋に来てくれたのだからいい気分で都会に戻って欲しかったのでしょう。
色んなサービスを受けて癒されても最後にバスを逃したらどうしても後味が悪くなります。
だから悪い思い出を良い思い出で上書きするためにこういう場を設けたのだと思います。
遠慮深い彼が申し訳なく感じないよう小さく細かく気を配るところも素晴らしいです。

そうやって心も体もしっかり温めた後、「そんな冬の日(後)」でようやく別れの時を迎えます(約16分)。
またバスを逃してしまった時のために芹も付き添ってバス停へと向かい
最後に元気になるプレゼントをあげてから気持ちよく送り出します。

「うーん…いやもう一枚 はい どてら着てください」
出発前にカイロを多めに渡し、どてらを着せ、生姜湯を飲ませるところを見ると
店員よりも母親に近い優しさを感じます。
一番最後の「バス停。元気注入!」でも自分から彼を抱きしめて慰めますし
お店でもてなしてる時の彼女よりもやや大人びた姿を見ることができます。

このように、寒い日に効く要素を数多く盛り込んだとても温まる物語が楽しめます。
色んな方向から癒してくれる作品
音で癒し、会話で癒し、人情で癒すバランスの取れた作品です。

間もなく年末を迎える寒くて慌ただしい時期に、しっかりしてるけど子供っぽい部分もある店員さんが
専門店ならではの巧みな技術と冬らしからぬサービス、そして冬らしいおもてなしでお客に温かさと落ち着きを与えます。

サービスはもちろん、細かな動作や物音に至るまですべてにリアルな音を鳴らす丁寧な作り
芹の魅力を引き立てる会話と仕草、そして「そんな冬の日」で見せる人としての優しさ。
音声作品を構成するすべての要素を高い水準で揃えて作品の世界をリアルに作り上げてます。

「またいつでも 来てくださって構いませんから」
特に芹のキャラはシーンごとに違う顔を見せてくれてとても魅力的に映りました。
彼女が主役を務めてきたこれまでの作品は他の店員よりもはしゃいでみせたり、酒を飲みながら愚痴をこぼすなど
声や店主の地位とのギャップを引き立たせて作品を組み立ててるように私は感じてました。
ですが今作はその部分を残しつつ最後のシーンで見事な気遣いを見せてくれます。

サービスの内容をだけを見ると「芹さんたさん。」や「芹さんの、ほんのり怖いお話」のほうが優れてるのですが
彼女の良さが最も出てるのは間違いなく「そんな冬の日」です。

これまでと同じくのほほんとした表情で接しながら彼をものすごく大事にしてます。
サービス外でお世話する展開も道草屋シリーズでは珍しくて面白いです。
「そんな冬の日」を作品のタイトルにしてるところを見ると、サークルさんもここを一番聴いて欲しいのだと思います。

私も怪談シーンを聴いた時点では「冬に怪談はさすがにどうかなぁ」と思ってました。
でもこれが「そんな冬の日」をより一層温かく感じさせるための演出だとしたら大いに頷けます。
まったく違うことをやってるのに各シーンがなんだかんだで繋がりを持ってます。

冷えた心を存分に温めてくれる優れた作品です。

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(怪談シーンで5秒くらい登場)
総時間 2:58:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋の店主をしてる上品な女性が
年末の忙しい時期に来てくれたお客に3種類のサービスをします。

大人なんだけど子供っぽさの残る彼女のキャラと何気ない会話
寒い季節に敢えて怪談をする珍しい流れなど
高品質な効果音や環境音以外の部分にも個性を持つ総合力の高い物語が楽しめます。

総時間が3時間近くあるため前編(「芹さんたさん。」&「芹さんの、ほんのり怖いお話」)と
後編(「そんな冬の日(前)」&「そんな冬の日(後)」)の2回に分けてお送りします。
過ぎゆく年をのんびりと
道草屋の店主「芹」と年末を過ごすお話。

「お客様 お部屋においでですか?」
芹は明るくて上品な声のお姉さん。
道草屋の自室で寛いでるお客に外から声をかけると
サンタになりきって彼が今年いい子でいられたかを確認します。

本作品は道草屋シリーズの初期から登場してる彼女の第6弾。
間もなく年が変わる慌ただしい時期に訪れた彼の疲れを取り除こうと
およそ3時間に渡って幅広いサービスを提供します。

耳のマッサージ&耳かき、怪談、帰宅前の食事とシーンによって内容が大きく切り替わり
そのすべてにおいて状況に合った高品質な効果音や環境音が鳴ります。

各シーンの時間は60分前後に揃えられてますから3回に分けると無理なく聴けるでしょう。

今回は寒い季節ということで環境音は全体的に大人しくなってますが
音声開始直後からやかんに入ったお湯が沸騰してるような湯気の音が鳴り始め
その後も「ぽこぽこ」という石油ストーブの燃料が自然に補給されていく音が時々聞こえます。
効果音も含めて優しい音が多いおかげで寝ながら聴くとそのまま眠ってしまいたくなるほど癒やされます。

もうひとつの魅力は彼女のキャラ。
久しぶりに遠路はるばる道草屋へ来てくれたお客をいい形で送り出そうと
最初からやや高いテンションで話しかけたりお世話します。

「今年一年 いい子にしてたお客様には 芹さんたが プレゼントあげちゃうんだーご!」
彼女は店員たちの中で最年長のはずなのですが意外と子供っぽい性格をしており
その可愛らしさや声とのギャップが音とは違うタイプの癒しを与えてくれます。
冬にわざわざ怪談をするのも彼が夏に来られなかったからですし
店主だからといって肩肘張らずありのままの姿で接するサービス精神旺盛な女性です。
安眠に適したマッサージ&耳かき
ここからは各シーンの内容を順に説明していきます。

一番最初の「芹さんたさん。」は57分ほど。
芹がお客の部屋に入りクリスマスにちなんだ会話をするところから始まり
目の周辺のマッサージ、あまがみ、耳かきと癒し系音声作品では定番のサービスをします。

「それではですね ほんとかどうか 改めさせていただきましょうか」
芹さんたが来るシーンはサービスとは直接関係ないのですが
体を近づけて匂いを嗅いだり、両耳に手を被せて彼が何を欲しがってるか予想するなど
サークルさんの武器であるリアルな声と音を織り交ぜた会話で作品の世界に引き込んでくれます。
説明的なセリフをほぼ挟まず音だけで多くを表現するのも道草屋シリーズの大きな特徴です。

その後から始まるマッサージも顔のあたりを指でとんとんと優しく叩くところから始まって
やや粗さのある摩擦音を鳴らしながらこめかみのあたりを擦り
耳たぶのあたりをぐいんぐいんと揉む、目隠しをつけてから耳に温かいタオルを乗せるなど
時間に対するサービスの種類を多めに用意し音や感覚の違いを楽しませてくれます。

目隠しのシーンで軽い圧迫感があるのがいいですね。
耳にタオルを乗せた時も微かな音が聞こえたりと表現の難しい音までしっかり入ってます。
明日彼に渡すプレゼントをうっかりばらしてしまう芹さんもお茶目で良いです。

このシーンで最も癒やされるのは中盤から始まる耳かき(約26分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒で汚れを取り、それから洗浄液に浸した綿棒でお手入れします。
息吹きは両耳とも最後に1回だけと控えめです。

耳かき棒は「そりっ じじっ」という細く柔らかい音
綿棒は「じゅりっ ぷすぷす」という水気を帯びた柔らかい摩擦音が使われており
前者は奥から手前にゆっくり掻き出すのを繰り返す、後者は耳の壁を優しくなぞるように動きます。
また彼の体に布団をかけてあるのを踏まえて最中は時々布の動く音が鳴ります。

「中堅に 30円のポテトフライと 3個入りのカリカリ梅干しを添えて そしてメインの大物菓子 50円のやつですね」
サークルさんが挿し絵に「安眠用」と書かれてるだけあってどの音も自然で優しく
環境音が控えめなのも相まって聴きながら眠りやすい作りになってます。
芹の会話も冬のこと、自分の子供の頃のことなど店員よりも友達にするような話題が中心です。
音とセリフの両方でバランス良く癒す道草屋らしい季節感のある耳かきです。
臨場感を大事にしたちょっぴり怖い怪談
2番目の「芹さんの、ほんのり怖いお話」はおよそ56分間。
芹と同じく道草屋で働いてるはこべらが別の部屋に案内しながら最初の怪談を話し
到着後は芹が続けて3つのお話をしてお客に寒気とスリルを与えます。

はこべら「すとん 開けると普通の和室でしたが 壁にはとん とんと習字のようなものが飾られていて」
知らない和室、天袋(押し入れの上にある小さな収納スペース)、猟師のお話、黒電話と
どれも題名になってるものが深く関連してる6~10分程度の短いお話です。
内容を書いたらつまらないでしょうから全部伏せますけど不思議体験を扱ったものが中心です。

彼女たちのセリフに連動してリアルな効果音が鳴るため、一部のシーンでちょっぴり驚く人がいると思います。
夏にやるものよりも恐怖度を抑え、その分臨場感を上げてる感じです。
怪談が余程苦手な人でもない限り後に残ることはないでしょう。

芹「ほらね 昔っからこんななんですよ あー言えば こう言う」
はこべら「怪談で終わるより 幾分ましかと 芯まで凍える話より 体の先でも 冬は暖かいほうが」
怪談終了後に彼女たちとの会話やダブルあまがみが入るのもそれに大きく貢献してます。
二人は子供の頃からの友人で歳もほぼ同じですが性格は正反対。
怪談を話せて満足する芹をはこべらがたしなめ追加のサービスを提案するなど
芹の子供っぽさとはこべらの大人っぽさが引き立つように会話を組み立ててます。

道草屋シリーズは店員ごとの属性や得意なサービスがはっきり定められてるので
二人以上が登場して一緒にサービスしたり会話するほうがお互いの個性が強く出ます。
怪談でサービスを終えたら物語が湿っぽくなってしまいますし
その直後に明るくて和やかなシーンを置くあたりにサークルさんの気配りが見られます。

後編へ続く…。
【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(後編)

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(怪談シーンで5秒くらい登場)
総時間 2:58:04


体験版はこちらにあります

【おふろでお手伝い】道草屋 すずしろ お風呂でホットヨガ!他2本【夕焼け野点】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、秋から冬に変わりつつある季節に
頑張り屋な店員さんが夕方から夜にかけて色んなサービスをします。

シリーズの売りであるリアルな音を少しずつ変化させて時間の流れを表現したり
シーンによって多少雰囲気を変えながら気候や食べ物の会話をするなど
音と声のバランスが取れた季節感のある物語が楽しめます。
秋の日暮れをのんびりと
道草屋の店員「すずしろ」からサービスを受けるお話。

「遠路はるばる ご足労ありがとうございます お客様」
すずしろは可愛くて素朴な声の女の子。
とある秋の日、芹に連れられて縁側へやって来たお客に挨拶すると
二人の目の前でお茶を点てて振舞います。

本作品は賑やかな夏が終わりすっかり秋めいた頃を舞台に
彼女が夕方、夕飯後、夜の3回に分けて異なるサービスをします。
道草屋はこのところ2人の店員さんが一緒にお世話する作品を積極的に作ってますが
今作は最初のシーンに芹がお客とほぼ同じ立場で参加するくらいで、ほぼ全部をすずしろ一人が担当します。
各シーンの時間が50分程度になってますから3回に分けて聴くのが丁度いいです。

全編を通じて言える特徴は「静けさ」
生き物たちが冬眠の準備を始めるこの季節を聴き手にも感じてもらえるように
あまりうるさくないサービスを用意し、その様子を様々な音を駆使してリアルに表現します。

バックで流れる環境音も雰囲気に合った落ち着くもので統一し
最初は鳥の声が散発的に聞こえてたのが夜になるにつれてなくなり
今度はスズムシなどに取って代わるといったように、時間の流れを作ってシーンごとの違いを出してます。
実際に聴いてみると後になるほど静かになっていくのを感じるはずです。

総時間が2時間30分近くあるので会話もそれなりにしますが
気候や秋の味覚に関するものが中心で効果音や環境音との親和性が高いです。
普段は割と子供っぽいすずしろに対して多少大人びた印象を抱く人もいるでしょう。
音と会話で癒す夕方
一番最初の「ウェルカム野点」はおよそ52分間。
芹の案内で縁側に来たお客にすずしろが茶道の作法に則ってお茶を点て
それを何杯か飲んだ後は足のマッサージで体の疲れを取り除きます。

「お湯を注ぎます 茶筅をお湯に馴染ませます」
鉄瓶でお湯を沸かし、茶碗に一旦お湯を入れて温め、それと同時に茶筅を馴染ませ
お湯を捨ててから茶杓で抹茶を掬い茶碗に入れ、柄杓を使ってお湯を再度注ぎ
茶筅でかき混ぜる動作をほぼ音だけで行う音フェチ系のサービスです。
1回目はほぼ無言でやりますが2回目は軽い説明を挟むので何をやってるかだいたいイメージできます。

お客や芹ができたお茶を飲むシーンでも音が鳴るのがいいですね。
飲む音はもちろん、茶碗を回す時に微かな摩擦音が聞こえます。
バックで流れる鉄瓶の音も落ち着いてますし、とても秋らしい雰囲気が漂ってます。

芹「そのお茶碗 いい仕事してますねー」
すずしろ「こちら 雑貨屋で販売されていた 焼き物でございます」
最中の会話はお茶に関するものがそれなりにあるものの、二人の仲の良さが出るように面白味を持たせてます。
堅苦しくなりそうなサービスをセリフで適度に和らげてます。

お茶の後に始まるマッサージは芹が退出しすずしろ一人でお世話します。
左右の足を手で揉んだり擦ったりして筋肉をほぐし、それから彼女に手伝ってもらう形で前屈運動をします。
体を密着させる関係で声の位置が先ほどよりもずっと近くなり
前屈運動する際は声を後ろから前にゆっくり移動させて体の動きを表現します。
いつもと少し違うすずしろさん
エッチシーンにあたる2番目の「おふろでホットヨガ!」は42分ほど(実プレイ時間は17分)。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「温かいお風呂場で ゆっくり体を伸ばす運動です」
先ほどのマッサージ中に彼が肥満を気にしてることを知ったすずしろは
夕食後に彼がいる風呂場へ出向き、許可を得てからホットヨガを指導します。

エッチはヨガの最中なし崩し的に彼女が悪戯します。
最初の4パート16分間は当初の流れに沿ってヨガをするシーン。
全身にオイルを塗ってからラクダのポーズや開脚前屈をします。

「タオル 落ちないように気をつけてくださいね」
道草屋は風俗店ではありませんからエッチなサービスをするにはそれなりの理由が要ります。
彼女も着物姿で現れ彼にこんなことを言うくらいですから最初はそんな気もなかったのでしょう。
しかしとある要素が影響し、どちらのポーズを取る時も耳を舐めて誘惑します。
耳舐めの時間は各1分程度ですからきっかけ作りと呼ぶのが妥当なシーンです。

本格的なエッチが始まるのはその後から。
「リラックスのぽーず」はこれまでと違うポーズを維持させながら引き続き耳を舐め
「そのまま、動いちゃダメですよ?」は彼の興奮を知ってさらに手コキを加えます。

「ダメですよ 私は店員さんなんですから そういったご希望には 応えられまーせん」
「ホットヨガ たくさん効果あったみたいですね すっごい汗です」

口ではダメと言いつつ耳とおちんちんをしっかり責めてくれたり
射精後に下のような思わせぶりなセリフを言うなど、普段のすずしろよりも大胆な表情を見せてくれます。
小悪魔的とでも言えばいいのでしょうか、道草屋をよく聴く人ならそそられると思います。

プレイ自体は過去作と同じく淫語やエッチな吐息を一切使わず
ちゅぱ音や効果音を射精が近づくほど激しくしてエロさを出してます。
ヨガのついでにやる感じですから一般的なプレイよりもずっとソフトです。
「頑張ればなんとか1回抜けるか?」といったあたりですね。
安眠重視の静かな耳かき
最後の「おやすみ耳かき」は51分間。
お風呂から出た後、部屋で寛いでる主人公のもとにすずしろが再度訪れ
耳ヨガを挟んでから前半の右耳は膝枕、後半の左耳は添い寝しながら耳を綺麗にします。

「先ほどは少々取り乱してしまい 申し訳ありませんでした」
お風呂での行為が過激だったと本人も自覚してるようで
彼に謝罪してからあまり多くを語らずのんびり耳かきに取り組みます。
以前の作品に比べて動揺が少ないところを見ると成長したのかもしれません。
すっかり夜が更けたのを受けて環境音も虫の声だけが控えめに流れます。

耳かきは耳かき棒と洗浄液つきの綿棒を順番に使い、最後に弱めの風圧で一度息を吹きかけます。
耳かき棒は「ずすっ」と乾いた柔らかい音をゆっくり掻き出すように
綿棒は「ぷすぷす」と広くふんわりした音を耳の壁をなぞるようにゆっくり動かします。
どちらも音の質感が優しくスピードが控えめで安眠とマッチしてます。

「それが全然違うんですよ 好みもありますけど 山栗のほうが ぎゅーっと味が濃いんです」
最中のすずしろは秋の味覚の代表格にあたる栗の話や
自分の日常に関することを落ち着いた調子で語ります。
左耳を掃除する頃に見せる眠そうな表情にも癒しを感じました。
お客と店員の関係を壊さない範囲で眠れる素材を提供してくれます。

このように、秋の雰囲気を大事にした静かで安らぐサービスが繰り広げられてます。
風情のある作品
移り行く季節を感じられる高品質な作品です。

道草屋の店員として色んなサービスに挑戦してる女の子が
今回も新しいことをやりながら季節感のある会話をして男性をじっくり癒します。
シリーズ最大の武器であるリアルな効果音と環境音、それらを違和感なく組み合わせて作り上げた世界観
普段よりもちょっぴり大人びてるすずしろのキャラ。
音声作品を構成する要素をすべて使って聴き手を作品の世界に引き込みます。

タイトルからホットヨガ推しの作品だと思う人もいるでしょうけど
エロは過去作と同じく控えめで癒しのほうがずっと充実してます。
特にウェルカム野点は音声作品でも珍しいタイプの音がいくつも登場します。
芹がいるおかげで他のシーンよりも賑やかに感じました。

それに対しておやすみ耳かきは耳かき音を多めに鳴らし
会話も安眠の妨げにならないよう当たり障りのない話題で揃えてます。
エッチを終えた後だから余計静かに感じるでしょうね。

「なんだか ちょっと楽しいですね」
エッチはプレイだけを見ると過去のすずしろとほぼ同じなのですが
シチュ、それに持っていくまでの流れ、最中の態度に独自の部分が見られます。
割と大胆なことを言ってくれるので彼女のファンなら結構興奮できると思います。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

今の時期に聴くのがピッタリな侘びた作品です。

CV:すずしろ…御崎ひよりさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:26:17(ウェルカム野点…52:20 おふろでホットヨガ!…42:43 おやすみ耳かき…51:14)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
146分で800円とコスパがいいので+1してあります。

【夏休み耳かき】道草屋-すずな【散髪炭酸ヘッドスパ!●夏休み花火大会●みみかき日記】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、梅雨が終わり本格的な夏が訪れた頃に
合計三人の店員さんと色んなことをしながら一日を過ごします。

夏らしさを感じる音の数々、彼女たちとの何気ない会話、サービスのすべてがハイレベルで
音声を聴けば聴くほど道草屋の世界にいる気分が強く味わえます。
シーンによって雰囲気が大きく変わりますから賑やかさと静けさの両方を感じるでしょう。
田舎で過ごす夏の一日
道草屋の店員「すずな」「いのこ」「芹」からサービスを受けるお話。

「旦那様 今日も暑いですね」
すずなは素朴で可愛い声の女の子。
とある夏の日の昼、散歩から戻ってきた主人公に塩飴を渡すと
日陰に案内し得意の散髪で彼の頭を涼しくします。

本作品は学生たちが丁度夏休みに入る7月下旬頃に
彼女を初めとする三人の女性が昼から夜にかけて様々なおもてなしをします。
Barberすずな、夏休み花火大会、みみかき日記と合計みっつのシーンを用意し
その中でサービスはもちろん、登場人物や音のタイプも切り替える非常に凝ったものです。

道草屋シリーズは独特な世界観、魅力的なキャラ、極めてリアルな効果音&環境音など
音声作品を形作るすべての要素が飛び抜けて優れてる大変希少な作品です。
本作品もその例に漏れず、何か特定のものではなく全体を通じて聴き手を癒そうとします。

いちいち書いてたらきりがないくらいに良い部分が多いです。
なので本レビューではその中からふたつをピックアップする形で紹介します。

ひとつ目は音声作品の要とも言える音です。
物語の開始時はまだ昼間なので複数種類のセミの声がけたたましく鳴り
すずなたちが主人公に何らかのお世話をするとそれに応じたリアルな音がタイミングよく流れます。
音質が良いのはもちろん、状況に合わせて位置や距離まで切り替わる細かな演出がされてます。

時間が150分近くもあるおかげでサービスの種類が非常に多く
その結果バリエーション豊富な音が耳に心地いい刺激を与えてくれます。
会話量は多めですが、サービス中は無言の時間が長めに取られてるのでASMRの色も強いです。

いのこ「足元しっつれい はぁー 冷たい」
すずな「やりたい放題です」
ふたつ目は彼女たちのセリフです。
最後のみみかき日記以外は二人以上の店員が登場するおかげで
サービス中に彼女たちが楽しそうに会話するシーンがいくつもあります。

道草屋はこのところ複数の店員を登場させるスタイルに力を入れており
彼女たちの個性を活かした掛け合いやチームワークの取れたお世話で和ませてくれます。
また一部のシーンではグループをふたつに分けて別々の会話を楽しんだりします。

主人公をまったく介さずに会話するのは音声作品だと極めて稀です。
といっても完全な置いてけぼりにするのではなく、常に誰か一人は相手してくれますから
彼女たちの輪に入ってる感覚で聴くことができるでしょう。
涼しい音で頭と心をリフレッシュ
ここからは各シーンの概要や特徴を順に紹介します。

一番最初のBarberすずなでするのは散髪とヘッドスパ。
序盤はすずなが一人で、中盤以降はいのこが加わりあれこれお世話します。
ただ座ってるだけだと暑いからと水の入った桶に足を入れ
襟巻きをかけた後に霧吹きで髪を濡らし、それから散髪用のハサミ→梳きバサミの順に使います。

前項でも書いたように本作品は音がとにかく優れてるので
「髪をこうやって切りますよ」などの説明的なセリフはほとんど言いません。
音の質感、位置、距離、鳴らし方だけで行為の一部始終を伝える音重視の作りです。
中でもハサミはリズムや鳴らす回数が不規則で現実世界の散髪にとても近いです。

「髪 短いのいいですね 長いのすっごく暑いんですよ」
最中の会話は髪の話や今夜始まる花火大会の話など当たり障りのないものばかり。
彼女が鼻歌を軽く歌うシーンがあるものの、刃物を扱ってるので基本的にはあまりしゃべらずに進めます。
セミの鳴き声がかなり元気ですから無言でも多少賑やかな印象を抱くでしょうね。

状況が一変するのはすずなが梳きバサミを使い始めたあたりから。
芹に言われてラムネを持ってきたいのこがそのまま居座り話題を振ったりお手伝いします。

いのこ「今まで黙っておりましたが 実はシャンプー大得意なんでございますよ」
すずな「うりちゃん 暇で適当に言ってない?」
「ずななん」「うりちゃん」とあだ名で呼び合いながら何気ない会話をする様子が微笑ましく
すずなの代わりにいのこがシャンプーを担当するなど、複数人いる状況を活用したサービスも登場します。
「ぷす ぷしゅっ」という泡交じりのシャンプー音も散髪とは違うタイプの刺激を与えてくれて心地いいです。
環境音も鳥の声や水の流れる割合が増えて微妙に変化します。

音で最も特徴的なのは終盤に登場する炭酸ヘッドスパ。
いのこが炭酸を彼の頭にかけ、すずなが頭を揉みほぐすコンビネーションの取れたサービスです。
しゅわしゅわした音が混じった水量弱めのシャワー音とマッサージ音が同時に鳴るひと時はとても爽やか。
様々な音を組み合わせて夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。

散髪やヘッドスパだけで1時間近くも使う作品自体がまだまだ少ないですし
そのすべてをここまでハイレベルに表現してるのは見事と言う他ありません。
音、キャラ、季節感がガッチリ噛み合って道草屋の世界を作り上げてます。
賑やかな夜と静かな夜
第二部にあたる夏休み花火大会は夜のお話。
昼間の散髪中に約束した通り彼女たちと縁側で花火見物を楽しみます。

芹「私たちには 大人向けの炭酸を お隣 よろしいです?」
そしてここでは道草屋の店主にあたる芹も参加し合計四人で楽しみます。
すずなといのこが子供グループ、主人公と芹が大人グループに分かれ
用意された食べ物や飲み物を口にしたり、夏に関する色んなことを話す最も賑やかなシーンです。

もちろんバックを彩る花火の音も忘れてはいけません。
実際の花火大会をそのまま録音したとしか思えないほど音がリアルで
さらに序盤は散発的だったのが中盤に入ると激しさを増し、少し休憩を挟んでから一気に鳴るなど流れもあります。
前のシーンと同じくすべてに一切の妥協を許さない魂のこもったサービスが楽しめます。

芹「てっぺんがこう…つるつるの 白髪の ポニテのおじいちゃん?」
いのこ「そう!」
すずな「チョコ味です 旦那様のと私の ソース違うんですね」
最も特徴的なのは彼女たちの掛け合い。
芹が話し始めた花火のことを皮切りにいのこと盛り上がり
それを見たすずなが彼を一人にしないようにと別の話題を振ってあげます。
三人全員が彼を向くのではなく思い思いに話すことで花火見物らしい雑多さを出してます。

他にもビールを飲む音やきゅうりを食べる音が至近距離で鳴ったり
芹が来る直前にとある動物が威嚇する声を上げるなど、このシーンは本当に色んな要素が詰まってます。
店員たちも自然に振舞ってくれますし、道草屋の世界観が忠実に音声化されてるように映りました。

そうやって色んなことを満喫した後、みみかき日記でようやく耳かきを始めます。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と洗浄液つきの綿棒でお世話するシンプルなもので
右耳は掃除後に、左耳は掃除前にいずれも3分程度の甘噛みが入ります。

耳かき棒は「じじー ずっ」という細く乾いた音、綿棒は「ずりずり」という粗く柔らかい音が使われており
前者は奥から手前へ掻き出すようにゆっくりと、後者は耳の壁をなぞるように小さく動きます。
花火の余韻を楽しむ彼を妨げないようにどの音も意識して優しいものに揃えてます。

「こうして 話せることがあると なんだか 夏休みっぽくていいですね」
そして耳かきをするすずなも今日一日を振り返りながら進めます。
これまで体験したことをそのままなぞるだけなので聴き手もイメージがしやすく
一対一に戻ることやバックで流れる虫の声も相まってとても静かな雰囲気が漂ってます。
会話するのは右耳までで、左耳からは子守唄を唄う安眠仕様です。

このように、季節感を大事にした臨場感抜群のサービスが繰り広げられてます。
ひとつの完成形
これまで4年近く続いてきた道草屋シリーズの終着点とも言える作品です。

本格的な夏が訪れた暑い日に、三人の店員さんが思い思いのやり方で主人公に癒しと涼を与えます。
夏らしさを感じる効果音や環境音、細かな位置や動きにまでこだわり抜いたサービス
良い意味で店員らしくない彼女たちのキャラと会話。
聴き手が道草屋にいる気分を出すために色んな方向から働きかけてきます。

道草屋の最も素晴らしいところは、現時点でこれだけ素晴らしい作品を作ってるのに
まだまだ成長しようとする姿勢をサークルさんが見せ続けてることだと思います。
場所やキャラなど基本的な部分はそれほど大きく変わらないものの
どの作品にも必ずと言っていいほど新しい要素を盛り込んでます。

しかもそのことごとくを極めて高い水準で形にできてるのが恐ろしいです。
効果音や環境音は前々から凄かったのですが、本作ではセリフの表現や扱いも抜きん出てます。
主人公を対象にしない会話をここまで有効に使ってる作品を私は他に知りません。
新作を聴くたびに新しい驚きを与えてくれるからこそここまで絶大な人気を誇ってるのでしょう。

サービスについても他の追随を許さない領域に達してます。
すべての行動を音だけで表現できるから会話に余計な部分がなくすべてが自然です。
音についても花火などオリジナリティに溢れるものばかりで聴いててまったく飽きません。
これだけ多種多様な音を取り入れてるのに違和感がないのも道草屋ならではです。

ただただ素晴らしいとしか言いようのない作品です。
色んな部分に感動したし唸らされました。
146分で800円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえてサークルさんでは11本目の満点とさせていただきました。

CV:すずな…藤堂れんげさん いのこ…箱河ノアさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:25:49(Barberすずな…1:01:42 夏休み花火大会…43:21 みみかき日記…40:46)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【田舎系耳かき】道草屋 稲2 炬燵みかん。【クリーム耳揉み】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、のんびりした口調とマイペースな性格を持つ店員が
夜と昼の2回に分けて色んな話をしながらお客の耳や肌をケアします。

多彩な効果音と彼女たちのキャラが生み出すほのぼのした雰囲気が魅力で
サービス中にみかんを食べようとしたり、欠伸をするなど良い意味で店員らしくない態度が心を和ませます。
セリフをほとんど言わないパートが一部ありますから安眠にも役立つでしょう。
寒いときはこたつが一番
道草屋の店員「稲」と「たびらこ」からサービスを受けるお話。

「稲ですー お耳のお掃除に参りましたー」
稲はのんびりと話すぼんやりした声の女の子。
店の一室で寛いでるお客に新年の挨拶をすると、彼のこたつに一緒に入ってまずは体を温めます。

本作品はちょっぴり間の抜けた声と性格を持つ彼女が
最初は夜に一対一で耳かきを、次は昼間にたびらこと二人で肌の保湿をします。
時間はどちらも50分程度ですが時間帯・場所・登場人物・サービスの内容など
物語を構成する色んな要素に大きな違いがありどちらも新鮮な気分で聴けます。

道草屋シリーズといえば個性的な店員たちとリアルな効果音が生み出す独特な世界観が魅力です。
今作でも主役となる稲の魅力を引き立てつつ、実際にお世話されてる雰囲気を出してそれぞれを行います。
サービス自体は割とシンプルなのですが演出面が優れてるので抜群に癒されます。

「ふぅ 廊下冷たいですよねぇ はぁほぐれる」
稲は良い意味で店員らしくない部分を色々持ってるほんわかした女の子。
暖房がついてないのか、部屋に来て早々にこたつへ潜り込み
そのまま軽い世間話をするついでにみかんの皮を剥き始めます。
そして食べようとしたところ仕事中なのを思い出し、代わりにお客に食べさせます。

言葉遣いは丁寧なんだけど声がかなりぼんやりしていて和みますし
サービスについても彼女らしさが出るようのんびり進めます。
そして後半のお話では別の店員を登場させることで彼女の素顔を描いています。
眠気を誘発しやすい内容ですから癒しはもちろん、安眠のお供にも役立つでしょう。

もうひとつの柱にあたる効果音は稲とお客を取り巻く環境に焦点を当ててます。
例えば前半の「こたつみかん。」では部屋にかかったボンボン時計がリズミカルな音を鳴らし
シーンによって速度を多少変化させてのんびりした気分にさせます。
また空気の乾燥してる時期ということで火の用心の拍子木が時折聞こえてきます。

ボンボン時計以外はあまり多く鳴らないので音フェチと呼ぶほどではないものの
田舎を感じるものを数多く用意し、道草屋で過ごす様子をリアルに表現しています。
緩やかに流れる時を感じながら
ここからは各お話の詳細を説明します。

前半の「こたつみかん。」は8パート56分間。
部屋にやって来た稲がみかんを食べさせてから耳を綺麗にします。

みかんを食べさせるシーンは咀嚼音が何度か鳴るのですが
その際にお客と稲で音質や伝わってくる振動に大きな違いがあります。
前者は実際に食べてる感じがするように至近距離でやや強く、後者は少し離れたところで弱くといった具合です。
みかんの皮を剥く音までしっかり入ってたりと音に対するこだわりが随所に見られます。

「白いの全部取る派でした? 私はもう白いの取るのが面倒派ですねぇ」
「美味しかったですか? それはそれは… 美味しかったですか?」

最中に稲とする会話も至って家庭的。
お客よりは友達に接するようなスタンスで正月の過ごし方やみかんのことをのんびり話します。
最近の道草屋シリーズは専門店でありながら専門店らしいことをほとんど話しません。
何気ない雑談ばかりするので彼女との距離をとても近くに感じます。

メインのサービスとなる耳かきは膝枕ではなく添い寝の状態で
左→右の順に耳かき棒と薬品で濡らした綿棒でお掃除し
さらに左耳は甘噛み、右耳は指による耳揉みと若干内容を変えて行います。

耳かき棒は「しゅり ぽりぽり」と乾いた軽い音、綿棒は「ぷすっ ぱちぱち」と独特な柔らかい音が使われており
前者は耳の壁をなぞるように、後者は軸を持ってゆっくり回転させるように動きます。
どちらもペースは緩いものの手際は良くてプロらしさを感じます。
そして耳かきの開始に合わせて時計のペースが緩くなったり、他の店員が部屋の外を歌いながら通り過ぎるなど
2人の周りにあるものが変化する様子も音で伝えてくれます。

「旦那さん どこかで嗅いだ匂いだとずっと 思ってたんですけど 小学校の時に 転校してった友達の匂いに似てるんですねぇ」
耳かき中にするお話は彼女が子供の頃に仲良くしていた女の子のこと。
お客の体からその子の匂いがするらしく、時折鼻を鳴らして確認します。
こういうことを平気でやってくるのも彼女の魅力ではないかなと。
専門店の店員にありがちな他人行儀なところがまったくなく、自宅にいるような安心感があります。
寒い季節はしっかり保湿を
後半の「保湿しましょう!」は8パート48分間。
稲に耳かきしてもらった翌日、昼間に店の庭で2人が話してると
そこへやって来たたびらこが乾燥対策に保湿のサービスを持ちかけます。

たびらこ「もう 外仕事はちゃんとしないと (肌)痛くなるよ?」
稲「まだ荒れてないし」
たびらこ「荒れる前に塗るものですっ」
2人は小さい頃からの友達なのでお客の前でも非常に砕けたやり取りをします。
母親が子供に諭すような会話をよくするのが良いですね。
のんびり屋な稲としっかり者のたびらこの違いを出しながら物語を進めます。

サービスのほうは最初にたびらこが稲の手に保湿のケアを施し
それから稲が左、たびらこが右に陣取って今度はお客の手・首・耳を順に行います。
最初に化粧水を塗り、それからクリームや乳液を塗り広げて仕上げに手で温めるといったもので
「ぺしぺし しゅるっ」という控えめな音と「ぐるーぐるー」などのセリフでその様子を表現しています。

肌を擦る音が中心なので音の個性はやや弱いものの
部位ごとに位置がちゃんと切り替わるし、左右から別々の摩擦音が鳴って2人にされてる雰囲気は出ています。

それ以上に特徴的なのが環境音。
稲が作った焚き火が次第に勢いを増し、やがて収まっていく様子や
鳥・牛・郵便屋など道草屋の近くを通り過ぎる人や動物に関する音が色々と登場します。

2人と交わす和やかな会話、2人にお世話されてることを感じさせる効果音、そして周りの環境音。
シリーズの持ち味とも言えるキャラと音を組み合わせた何気ない日常がここにあります。
ほっこりする作品
聴けば聴くほど心が緩んでくる穏やかな作品です。

会話からお世話まで色んな部分がのんびりしてる店員さんが
店員よりも友達に近い姿勢で耳や肌のお世話を丁寧にします。

サービスの説明や健康知識の披露といった専門店らしい会話をほとんどせず
みかんが美味しいとか、正月はのんびり過ごしたいですよねといった何気ない話を本当によくします。
彼女の声や口調も相まって肩の力が自然と抜けていきます。

稲「先生 コツとかは?」
たびらこ「手のひらで温めながら 優しく押すように広げましょう」
サービスの手際はとてもいいので明らかにプロなんだけど
それをあまり感じさせない緩さを持ってる女の子です。
突発的にすることになった肌のケアをたびらこに教わりながらする様子も和みます。
お店だからといって肩肘張ろうとせず、常に自然体で接するところが彼女の良さではないでしょうか。

そして彼女がお客にお世話する様子や2人を取り巻く環境のすべてを音で表現しています。
今回はサービスよりも会話や環境音に力を入れてるので、サービス自体はやや物足りなく感じるのですが
道草屋にいる、あるいは稲やたびらこにお世話してもらってる気分がとても味わいやすいです。
どちらかというと雰囲気で癒すタイプの作品かなと。

冬の一日をゆっくり、のんびり過ごす作品です。

CV:真宮ひいろさん、愛枝今日子さん、御崎ひよりさん、雁庵うずめさん、箱河ノアさん
(後ろの3名は背景音でのみ登場)
総時間 1:44:27(こたつみかん…56:43 保湿しましょう…47:44)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋の店主を務める上品で可愛いお姉さんが
昼と夜の2部に分けてお客を様々なサービスでもてなします。

シリーズ最大の長所である個性的なキャラとリアルな効果音・環境音に加えて
今回は夏らしさを感じるノスタルジックな雰囲気漂う演出が数多く盛り込まれており
聴いてる間は別の場所にいる感覚や童心に返った気分が味わえます。
夏を彩る2つの物語
道草屋の店員「芹」から様々なおもてなしを受けるお話。

「よろしいですか? 失礼致しますね」
芹は明るくておっとりした声のお姉さん。
とある夏の日、小川の近くで寛いでいたお客に声をかけると
持ってきたラムネを一緒に飲もうと言います。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半にあたるお昼の部は彼女と2人きりでラムネを飲んだり耳かきしてもらう様子
後半の夜の部は怪談を聞いたり他の店員を交えてお酒を飲む様子が描かれています。

時間帯だけでなくサービスの内容もガラリと変わるおかげで
それぞれに別タイプの癒しを感じることができるでしょう。
時間がどちらも1時間程度で区切られてますし、2回に分けて聴いた方が楽しめると思います。
片方だけでも十分過ぎるほどの癒しのパワーを持っています。

道草屋は現在までに20もの作品が出ており、そのすべてが1500DL以上を誇る超人気シリーズです。
その原動力となってるのが様々な音が織り成すリアルな世界観と個性的なキャラです。
今作もその例に漏れず、音声開始時から小川のせせらぎ・鳥やセミの鳴き声といった環境音や
すべてのサービスにおいて実録したとしか思えないハイクオリティな音がタイミングよく鳴り響きます。


音声作品ではよくあるパートごとの切れ目を完全にぼかした演出も相まって
最中は実際に道草屋にいるかのような現実逃避感が味わえます。
そして音がリアルだからこそ芹がサービスに関する細かな説明をする必要が無くなり
結果的に他愛もない会話をのんびりとする余裕が生まれています。


「夏は 炭酸ですねー アサヒといいラムネといい」
芹が元々雑談(特にお酒の話)好きなのもあるのですが
彼女は「~をしますね」といった開始の意思表示以外にサービスそのもののお話をほとんどしません。
夏の気候や自然に関する話題とか、子供の頃の思い出話などを楽しそうに語ります。
でも音のおかげで彼女が何をしてるかが手に取るようにわかります。

この良い意味で専門店らしくない「緩さ」が大きな癒しを与えてくれます。
他の専門店系作品では見られないサービスを盛り込み個性を出してもいます。
癒し系作品を構成するすべての要素が高いレベルを持っている素晴らしい作品です。
暑い日には冷たいものが一番
ここからは各シーンの詳細を説明していきます。

前半のお昼の部は小川のほとりが舞台。
ラムネを2本持ってやって来た芹が栓を開けて一緒に飲みながら談笑し
喉を潤したところで肩のマッサージや耳のお手入れをします。
もちろん最中は涼やかな水の流れる音が適度な音量で鳴り続けます。

お昼の部で最も特徴的なパートは一番最初のラムネを飲むところ。
「シュポッ ジュブブブブブ」と炭酸の泡がビンから溢れる音が鳴り
その直後に両耳至近距離で「シュワシュワ ブクブク」と炭酸の弾ける音が鳴ります。

これは実際に音を聴いていただくのが一番わかりやすいです。
体験版にある「おひるさんぷる」というファイルの1分30秒あたりにラムネを飲むシーンがあります。
自分が実際にラムネを飲んだ時に感じる音をそのまま表現しているのが素晴らしいです。
独自の方法で録音されたらしく、グラスに注がれた音を聴くのとは音の感じが随分違います。
また芹がラムネを飲む様子も音で表現されており、両者の音の違いがよく出ています。

「最近のラムネって お口のところ プラスチックなんですよねー いつの間にやら」
最中に芹がする話もラムネに関するものばかり。
子供の時に駄菓子屋やプールで飲んだ人もいるでしょうから
その頃を思い出して懐かしい気分がするかもしれませんね。
彼女が体を揺らすたびに中のガラス球が揺れる音が鳴るのも実に良いです。

メインのサービスは耳のお手入れ(約37分)。
両耳を濡れタオルで拭いてから10分近くあまがみし、膝枕の体勢で右耳→左耳の順にお掃除します。
使用する器具は耳かき棒と消毒液つきの綿棒です。
すべてが終わった後に少しだけ息を吹きかけてもくれます。

耳かき棒は「ぞり じじっ」と細く乾いた音、綿棒は「ぽりぽり しゅっ」という柔らかい音が使われており
前者は耳の壁を奥から手前になぞるように、後者は軸をもって回転させるようにいずれもゆっくり動きます。
力加減がかなり弱いので得られる刺激はいまいちなのですが
音の質感や動きといった各要素は高いクオリティを持っています。

「いただきもののお酒だと 何でもほいほい出してくれるんですけどねー」
「きーつーねーの おーやーこーが まーたーあーしーたー」

そして最中は芹が耳かきと全然関係ない話をのんびりした調子で語ってくれます
道草屋の店主らしい上品な佇まいの中に垣間見える子供っぽい部分がとても魅力的です。
お酒好きな人の方が共感できるかなと。
左耳を掃除する時に口ずさむ子守唄もテーマの「ノスタルジック」に合っています。

また話が前後しますが耳かき前に登場するあまがみも大きなポイントです。
本作品では昼、夜合わせてあまがみの時間が20分近くあります。
最初は普通に、しばらくするとさらに近づいて穴のあたりを舐める二段構えの責めも魅力です。
ただしR-15に収まるようにちゅぱ音はかなり抑えてあります。
ホラーを織り交ぜた大人の時間
続く夜の部は場所を母屋近くの縁側へと移し
芹がオリジナルの怪談を披露したり、途中から登場するはこべらと3人でお酒を飲みます。
芹自身が「余興」と言ってるように店員と客よりも友達同士に近い雰囲気のサービスです。

怪談は「おじぎさん」「開けて」「目隠し鬼」の3話。
いずれも11分くらいの長さで登場人物や内容が違います。

内容をばらすとつまらないでしょうからすべて伏せるとして
私が聴いた限りでは背筋がちょっぴり凍るくらいの恐さを感じました。
ホラーが余程苦手な人でもなければ普通に聴けると思います。

そして怪談の最中は彼女のセリフに合わせて専用の効果音が鳴ります。
臨場感を出すためのちょっとした演出ですね。
突然「ガーン!」とピアノが鳴ってびっくりさせるなんてことはありません。
今までとは違う形で「涼」を与えることを目指したサービスです。

はこべら「虫の声でも聞きながら 一杯いかがですか?」
芹「それでは お客様が 今夜もよく眠れますようにってことで」
その後に始まる飲み会はみんなでお酒を飲みお話をする名前通りの内容。
2人とも大人の女性ということで悪ノリすることもなくしっとりとした雰囲気が漂ってます。
お話は彼女たち以外に店員がいなかった昔の道草屋に関するものがメイン。
ダブルあまがみをしてくれるちょっぴりエッチなシーンもあります。

爽やかだったお昼の部に比べて夜の部は全体的に落ち着きがあります。
バックの環境音も一気に静かになり、別の店員が母屋で料理している音も聞こえてきます。
夏の日を田舎でのんびり過ごす様子を音声だけで様々な方向から楽しませてくれます。
季節感のある癒し系作品
抜群の癒し効果を持つ大変優れた作品です。

芹と2人きりで子供っぽい要素を交えた時を過ごすお昼の部、怪談やお酒といった大人の情緒漂う夜の部。
同じキャラが2つのシーンでまるで違うおもてなしをしてくれます。
音声開始から終了まで流れ続けるリアルかつ多彩な環境音や
最中に鳴る極めてリアルな効果音もそれを大いに助けています。

中でもお昼の部の環境音はセミや風鈴といった定番のものに小川のせせらぎを加え
夏らしさを感じさせつつ涼やかな雰囲気も醸し出しています。
夏といえば暑いと思う人が多いからこそ意識してこういう演出をされたのでしょう。
ラムネを飲む音やビー玉の音もスッキリした気分を与えてくれます。

それに対して夜の部は環境音を虫の音だけに留め
その代わり芹やはこべら、他の店員といった人の温もりを癒しに活用しています。
同じ環境音で勝負したら聴き手に飽きられると思ったのではないでしょうか。
怪談を3つ用意してるのも音以外の部分で涼しくしたかったからだと思います。
はこべらを登場させて芹が持つ子供っぽい部分を引き立ててもいます。

サービスそのものについても音のリアリティをとことん追求し
さらに体を動かした時に鳴る細かな音もちゃんと入れて道草屋の世界を構築しています。
このところ耳かきを初めとする癒し系作品が俄かに活発化してますが
その中でもほぼトップと言えるレベルの抜きん出たクオリティを持っています。

とにかくバランスがいいんですよね。
キャラが魅力的とか、耳かき音が優れてるとか、雰囲気作りがしっかりしてるとか
個々に優れた部分を持ってる作品はそれなりにあります。
でもそのすべてがとなると本当に少ないんです。
それを成し遂げてるからこれだけ多くの人に支持されてるのだと思います。

今の季節にぴったりな爽快感のある作品です。
130分以上で800円とコスパも抜群。
以上のことから本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん たびらこ…愛枝今日子さん(夜の部にほんの少しだけ登場)
総時間 2:13:23

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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