同人音声の部屋

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タグ:連続絶頂

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魔法少年ヒカル・淫虐のメス堕ちダンジョン《催眠音声》

魔法少年ヒカル・淫虐のメス堕ちダンジョン《催眠音声》(前編)」に引き続いての後編です。
今回は第9章「メスの快感」以降の様子を中心に紹介します。
少しずつ変わっていく心と体
後編のエッチシーンは15パート59分30秒間。
プレイは全身愛撫、乳首舐め、口責め、アナル責め、弱い電気を流す、アナルSEX、ブルマ責め、フェラ、オークのオナニー、豊胸、オナニー、乳揉み、授乳、触手責めです。

全身愛撫、乳首舐め、アナル責め、電流、アナルSEX、ブルマ責め、オナニー、授乳、触手責め、射精、絶頂の際に効果音が鳴ります。
ほんの少しセルフ描写があります。

アナルだけの絶頂を決めてメス化の第一歩を踏み出したヒカル。
それを見た淫魔アルターはさらなる罠を次々と用意します。
第9章~12章は女性の快感を心と体へ教え込もうと複数の蛇や不思議な壁で責め立てます。

「肉棒を咥え、舐めるだけで、あなたの興奮は益々高まっていく。口の中を満たしていく、肉の快感。犯される快感。それ、大好きですよね?」
「何かが弾けるような快感が全身を貫く。もう下半身がとろけてしまいそう」

男性のシンボルであるおちんちんや金玉への刺激を徹底的に避け
乳首、太もも、アナルといった女性寄りの部位をいじるより踏み込んだシーンです。
プレイ中におちんちんを意識させないように「下半身」とぼかして実況するのもいいですね。
男性の快感から女性の快感へとゆっくりシフトさせつつ同じくらい気持ちよくなれるようにリードします。

ちなみに9章以降はごく一部を除きおちんちんを責めるプレイが一切登場しません。
ごく一部にあたる13章「去勢」パートはオプション扱いですから
それを外した場合は完全におちんちん以外の部分で絶頂し続けることになります。
プレイの内容からもお姉さんがメス化を推し進めてるのがよくわかります。

心が十分メスに近づいたところで今度は体のほうも変えていきます。
去勢パートで名前通りの行為をした後(グロい描写はありません)
14章はまた別のオークへのフェラ、15章はアナルSEX、16章はザーメンシャワーでそれを定着させます。

「でも、あなたは見てしまいます。オークの股間にそそり立つ、勃起したペニス。あなたは唾を飲み込み、そして、今までに感じたこともない興奮を覚え始めます」
「精液をシャワーのように浴びる。その瞬間、快感のボルテージが一気に跳ね上がり、あなたは絶頂する」

そしてヒカル自身にもメス化調教による明らかな変化が現れます。
オークが持つ逞しいおちんちんを好ましく思い、それにアナルを蹂躙されることに喜びを覚え
複数のオークから精液をぶっかけられて絶頂するなど
男性のままでは嫌悪を抱きやすいプレイを自ら進んで受け入れます。

アルターに「魔法少女じゃない」と言ってた彼もメスになりつつあるのを自覚してます。
無理矢理メス堕ちさせるのではなく、聴き手が自分からそうなってもいいと思えるように誘導します。
このおかげでやってることは結構ハードなのに嫌な気分を抱かずエッチを聴くことができました。

続く5パートはメス化の総仕上げとも言えるシーン。
17章で再び現れたアルターにとあるプレゼントをもらい
18章はオナニー、19章はアナルSEX+乳揉み、20章はアナルSEX+授乳
21章はこれまでのことを振り返りながら再度のオナニーとさらに濃いプレイを楽しみます。

「乳首の、チリチリとした痺れが、やがて締め付けるような快感に変化し、そして、母乳が出始める。それを吸い続けるトカゲの子供。まるで、ずっと射精しつづけているような未体験の快感が両胸を、全身を襲います」
プレイを見ていただければわかるように胸への責めが乳首からおっぱいへと切り替わります。
これで心はもちろん、体のほうもすっかり女性に生まれ変わるわけです。
中でも20章の「強制授乳」パートはエッチの相手をしているリザードマンの子供たちまで登場し
乳首を強く吸い上げて母乳を飲む独特な描写が登場します。

普通の男性では絶対にできないプレイをやってメスになったことを思い知らせる。
「あなたはメスになりました」と暗示を入れられるよりもずっと効果的なアプローチと言えます。
オナニーパートで使うオカズも男性に責められるイメージばかりですし
エッチの相手やプレイを小まめに変えながら本当に少しずつ心身のメス化を進めます。

そうやって様々な準備を整えた後、アルターが最も激しいプレイをヒカルに味わわせます。
第22章「身代わりの肉便器」はこれまで登場した魔物が全員復活し
彼を代わる代わる責め立てておよそ10分間に5回の連続絶頂へと追い込みます。

「あなたは絶望すると同時に、魔物たちがさらけ出すペニスをみて、思わず唾を飲みます。あれに、今から犯されるんだ。あれに犯してもらえるんだ…」
「ゼロ!イく、衝撃的な絶頂が全身を貫く。そしてまたぶちまけられる大量の精液が、あなたを永遠の絶頂と、快感の坩堝にいざなっていく」

心身に相当な負担がかかるとわかってるのに期待してしまうメスの心理や
短い間隔でカウントを数え、その都度絶頂する感覚をリアルに味わわせてくれます。
単に気持ちいいだけではメス化になりませんから、心にもきちんと働きかけてるのは大きいです。
全部でイける保証はできませんが今までよりも強めの絶頂感が得られると思います。

このように、じっくり時間をかけて心と体をメスに変えるハードなエッチが繰り広げられてます。
人を選ぶが重厚な女体化作品
ボイスドラマ形式を最大限に活用した女体化催眠の大作です。

お姉さんは聴き手にメスの快感や幸福感を存分に味わってもらおうと
物語形式の催眠でまずは主人公のヒカルになりきってもらい
そこから色んなプレイを通じてゆっくりじっくりメスへと作り変えます。

ストーリーを楽しみながら催眠に入っていけるドラマ性の強い催眠
最初は男性の快感から始まり、だんだんと女性側へシフトさせるエッチ。
ある瞬間にいきなり女性へ変えるのではなく、エッチ全体を使ってそうする非常に凝ったサービスを提供します。

「すごい絶頂、すごい快感、そして、すごい幸せ。中出ししてもらった幸福感に全身が包まれる」
本作品のすごいところはパートごとにアプローチの方向を少しずつ変えていくことです。
普通なら嫌悪を感じる魔物たちに性的快感を教える役割を持たせて凄惨さをある程度中和し
おちんちんを中心に責めてたのが後になるほどアナルや乳首へと移動します。
そしてこれらの中にヒカル自身の心の推移を織り交ぜて臨場感と受け入れやすさを出してます。

一見するとプレイの豊富さに目がいきがちなのですが、私はこれらの繋がりこそが魅力なのだと思います。
3~4パート単位で小さな目標を掲げ、それを積み重ねて最終目的のメス化へ持っていきます。
そして絶頂時にカウントを数えるなど基本部分は統一し、細かなセリフの表現によって心身の変化を促します。

エッチのパートナーがほとんど人外、しかもおちんちんや精液で責められるシーンが多いので
私もさすがに誰でも聴ける作品とは思いません。
ですが多少なりとも興味を持ったのなら十分に聴く価値があると言えます。
物語やヒカルに対する感情移入度が半端ないです。
彼がなんだかんだでエッチを楽しみますし、最後もハッピーエンドですからブラックな印象は特にありません。

「あなたは、両手の力を、スーッと抜く。そうすると、あまりの疲れに、意識も、スーッと、堕ちていきます」
催眠はエッチで絶頂させた後に軽い深化を挟んで催眠状態を維持しやすくしています。
2~3回に分けて聴くなら途中で解けることはあまりないでしょう。
長時間作品によくあるリスクを軽減する工夫もされてます。

エッチは個人的に23章の「兄弟相姦」パートが最も興奮できました。
オプション扱いなので詳しい内容は伏せますが、パート名から連想される比較的甘いエッチをします。
魔物相手とはシチュが違うのと、お姉さんが幸福感を多めに伝えてくれるおかげで爽やかな絶頂を迎えられます。

後編の絶頂シーンは21回。
くちゅ音多め、淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

仮想世界にどっぷり浸かりながら気持ちよくなれる作品です。

CV:井上果林さん
総時間 3:21:54

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【バイノーラル】2人で催眠生放送【初見さん歓迎♪】

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、明るくてサービス精神旺盛な二人の催眠術師が
生放送形式で催眠をかけたり独特なエッチをして幸せなひと時を提供します。

普通の会話にできるだけ近づけたナチュラルなセリフ
二人が一対一でまったく違うタイプのエッチをする流れなど
聴き手が視聴者になりきって楽しめるように柔らかくて臨場感のあるリードをします。
可愛い催眠術師があなたのためだけに
スイとメロの生放送を聴くお話。

「どうもー 毎週恒例の催眠生放送始まりましたー!」
スイは明るくて優しい声の女の子。
「この放送は バイノーラルマイクで放送してるので よかったらイヤホンで聴いてねー」
メロは明るくておっとりした声の女の子。
生放送を視聴してる人たちへ元気に挨拶すると
放送回数の確認をしたり、放送中の彼らの反応を楽しそうに語ります。

本作品は「リアルヒプノ」「ヒプノフィルター」に続くシリーズ第3弾。
現実世界でも日常的に行われてるネットの生放送をテーマに
彼女たちがおよそ50~70分に渡って催眠をかけたりエッチなサービスをします。
シリーズ扱いになってますが登場人物やストーリーは完全に別ですから今作からでも問題なく楽しめます。

スイ「いやぁでも 回数を増すたびに形になってきたねー」
メロ「ふふっ 始めは結構グダグダだったからねー」
ただし、リアリティを追求する点においては過去二作の血を色濃く受け継いでます。
生放送らしさが出るように全編を通じて世間話をするのと同じ口調でしゃべり
催眠やエッチの最中も距離を適度に変えて彼女たちがすぐ近くにいる気分にさせてくれます。


声優さんたちがリアルタイムで掛け合いながら録音されたらしく
音声を別々に録る場合よりも話しぶり、間の取り方、反応が活き活きしてます。
実際に聴いてみると作品の世界に自然と引き込まれていく感覚がするでしょう。

ちなみに、タイトルや挿し絵から彼女たちが同時に催眠をかけると思うかもしれません。
ですが催眠誘導はスイが一人で、エッチはスイとメロが個別にリードするといったように
基本的には一対一でサービスするスタイルをとってます。
ヒプノマルチボイス」「ヒプノマルチレイプ」のような双子系作品とは違うことをご了承ください。

注意事項を説明した後に始まる催眠生放送はドラマパート(約8分30秒)。
挨拶から始まって夏に関する雑談をいくつか話し、最後にこれから始まる催眠を聴く際のルールを説明します。

スイ「私は今年はビキニに挑戦しようかなぁ」
メロ「皆さん聞きましたかー? スイちゃんがビキニだそうですよ」
催眠を始める前なだけあって話し方や内容がほぼ世間話と一緒ですし
時折視聴者に向けたことを言うところも生放送らしいです。
催眠に類することは特にしませんが、物語の雰囲気に浸ったり彼女たちの人柄を知ることは後々プラスに働きます。
最後の説明も含めて聴き手に催眠に入る心の準備をしてもらうある意味重要なパートです。
演技に優れたシンプルな催眠
催眠はおよそ12分30秒間。
生放送中に何らかのアクシデントが発生し、メロと主人公以外の視聴者が切断されたことに気づいたスイが
そのまま二人きりで彼に気持ちいい催眠を施します。

スイ「無意識が あなたにとって心地いい呼吸のリズムを刻み始める」
そしてここからは元気だった彼女の声が一気にぼんやりしたものへと変化し
適度な間を取りながらゆったりした口調で柔らかい言葉を投げかけます。
生放送パートに比べて時間の流れが緩やかに感じるかもしれませんね。
入れる暗示の内容によって話し方がきちんと変わりますし、本作品の催眠は演技がとても優れてます。

催眠誘導自体は仰向けに横になって目を瞑り、軽く深呼吸してから彼女の声に耳を傾け
さらに体を脱力した後カウントに合わせて催眠状態をさらに深めていきます。

スイ「ふわふわーって 優しく頭の中を声が包み込んで じわじわーって 気持ちのいいのが広がっていく」
スイ「細かく説明をしなくても大丈夫 あなたの体に必要なことは あなた自身が知っている」

雲のようなふわふわした声で気持ちよくなる暗示を適度に入れたり
脱力する際にできるだけ無意識に任せる形でそれを促すなど
彼女は強引に引っ張るのではなく聴き手が自分から催眠に入っていけるように柔らかく誘導します。

最初にドラマパートを聴いてることや演技の良さも相まって
私の場合は催眠開始から7分の時点でかなりの脱力感と眠気を感じました。
母親が赤ん坊を寝かしつけるような優しさと温かさが漂っていて本当に癒されます。

深化させる際もカウント後の暗示の最初だけを速めに話し
その後は少しずつペースを緩やかにすることで落ちる感覚と安心感の両方を与えます。
時間に対する暗示の量はそれほど多くないのですが、その部分を演技や雰囲気で上手にカバーしてます。

数多くの名作を製作されてきたエロトランスさんの実力がしっかりと込められてる良質な催眠です。
スイとメロの言葉を素直に受け入れられる心にすることを目的に
深呼吸から始まってリラックスと声に対する集中力の向上、脱力、カウントを絡めた深化など
後になるほど催眠状態が深まるようにゆったり導きます。

技術自体は催眠音声だと割と見かけるものなのですが
セリフの表現が作品の空気やスイのキャラに合わせてあってかなりの没入感が得られます。
時間が短めでそれほど多く暗示を入れてこないのに深く入れてびっくりしました。
体を動かしたり難しいイメージをさせることもないですし、催眠音声初心者でも心地いい感覚が味わいやすいと思います。
とろける快感と操られる快感
エッチシーンは3パート50分間。
プレイは媚薬の注入、凝縮、一体化、オナニー、耳舐めです。

媚薬注入の際に水滴の音が鳴ります。
セルフはありになります。

スイ「今から面白いことをしてあげるね」
催眠をかけて主人公の心と体をとろとろにしたスイは
その感覚を液体に置き換え一風変わった方法で感度を高めます。

エッチは彼女たちが一対一で相手します。
スイパートは催眠に引き続きスイが相手を務めるルート(約35分)。
事前に5分程度をかけてさらなる深化と液体化の暗示を入れた後
彼女が用意したピンク色の媚薬を垂らして透明な体をエッチな色へと染め上げます。

ちなみにエッチパートはスイパート、メロパートのいずれか片方を選択して聴きます。
ドラマパートや催眠も合わせた総時間はスイパートだと70分、メロパートは50分くらいです。

スイ「ゆっくり ゆっくり溶け込んでいき まるで 自分が変化していってることにすら気づかないほど 小さな変化の積み重ね」
スイ「濃度は高くなっていき ほら もうまっかっかになってきた その分薬の作用も強くなっていき もう性欲は溢れ返って あなた自身 すごく敏感」

最初は一滴ずつ、しばらく経つと立て続けに垂らしながら
彼女は彼の体が媚薬に冒されていく様子や感度の変化を暗示の形で上手に伝えます。
本作品のテーマは生放送ですから女性と体を接触させることができません。
だから頭の中だけで気持ちよくなれるようにイメージや色を活用して進めます。

プレイのほうは媚薬を垂らし続けて気持ちよくなれる準備を整えてから
特殊な方法で感覚だけを女性に変え、それから彼女に責められるイメージやオナニーで絶頂を目指します。
セルフ指示無し/有りは終盤で実際に体をいじるかいじらないかが違うだけで他は一緒です。

スイ「女性がどれだけ頭がおかしくなりそうなほど感じても 苦しいくらいにイっちゃっても お構いなしに続けられる」
最も特徴的なのは中盤から始まる感覚の女性化ですね。
知らないほうが楽しめると思うので具体的にどうやるかは伏せますが
主人公の体が液体になってる状況を使ってより敏感な心と体に変えてくれます。
終盤の絶頂シーンも男性と女性の気持ちよさの違いをカウントに反映させて普段以上の快感へと押し上げます。

カウント開始から最後の絶頂まではおよそ11分ありまして
割と早い段階から気持ちいい感覚が脳や股間へ押し寄せるレベルに持っていき
そこからさらに暗示を入れて3回連続の絶頂へと追い込む流れです。

セルフもOKとなってますがこれを実際に完遂するとなると相当にきついでしょうから
ドライ未経験者はオナニーしながら1回射精を、経験者は体をいじらず連続絶頂を目指すのがいいと思います。
ドライ狙いでやってみたらジンジンした気持ちいい感覚が普段よりも長めに味わえました。
試しにおちんちんを軽くいじった時もすごく気持ちよかったですし、セルフでも十分楽しめるのではないかなと。
しごいた時の快感の広がり具合が大きく余韻も長かったです。

対するメロパートのテーマは人形化(約15分)。
催眠誘導後にメロが無事復帰し、スイから引き継ぐ暗示を入れてからオナニーをリードます。

メロ「私に命令され 従ってしまう そう あなたは 自分が従いたくて従うの」
メロ「ほら あなたの頭の中に 白い霧が満たされていく」

人形化と聞くとM向けのプレイをイメージする人もいるでしょうが
メロもスイと同じく彼をもてなす姿勢で気持ちよくします。
最初の時点で彼女の声を聴くほど幸せを感じる暗示を入れて従いたくなる心を養い
さらに頭の中に霧がかかるイメージを使って何も考えられない状況に導きます。

セルフメインなので脱力はあまりせず、心を空っぽにして人形気分を味わわせる感じです。
記憶を一時的に忘れさせる暗示をそれなりに入れてくるおかげで
人によっては彼女が出した質問をすぐさま答えられない体験をするかもしれません。
スイパートと同じく聴き手が人形になりきれるように技術を駆使します。

メロ「じゃあ早速だけど お人形さんの可愛いところ 見せてもらおうかな」
オナニーは開始の指示が出た後自分の好きな強さとペースでしごき続けます。
そしてメロは直接コントロールしない代わりに耳舐めをしたり視線を感じさせて興奮を盛り上げます。

誰かに恥ずかしい姿を見られる、あるいは見せつけるのが好きな人ほど気持ちよくなれるでしょう。
終盤には実際にやったら破滅しそうなスリリングなイメージも登場します。
不特定多数の人間を楽しませる生放送の魅力を加味したプレイです。

このように、それぞれで異なるテーマや方向性を持った熱中できるプレイが繰り広げられてます。
自然な作品
生放送の視聴者とほぼ視点で楽しめる和やかな作品です。

スイとメロは生放送中のアクシデントで一人だけ残った主人公を楽しませようと
催眠はスイが、エッチは二人が個別に相手をする形で変わったプレイを味わわせます。

生放送らしさを大事にした砕けた口調とセリフ、柔らかい言葉と巧みな演技でスムーズに誘導する催眠
そしてスイは液体化&感覚の女性化、メロは人形化と異なるテーマに沿って気持ちよくするエッチ。
技術力の高いサークルさんだからこそできる個性的で質の高いサービスをします。

サークルさんが「中盤からはわりと普通の催眠音声です」とおっしゃられてる通り
生放送の部分を使ってるのは基本的に最初のドラマパートくらいです。
ですが催眠はとんでもなく癒されますし、エッチはドライ・ウェットどちらでも楽しめるように作られてます。
エロトランスさんはエッチが割とソフトな印象のサークルさんなのですが
本作品に限って言えばエッチも充実していてかなり気持ちよくなれます。

催眠は演技の重要性を改めて思い知らされました。
同じ暗示文でも言い方がその内容に合ってるかどうかで伝わり方も随分変わります。
言葉の表現も無意識の力を自然に引き出せるように練られていて素晴らしいです。

エッチはどちらのルートも十分な魅力を持ってます。
オリジナリティに溢れる部分を伏せた関係で伝わりにくい部分もあったかもしれませんが
暗示でごり押しするのではなく、イメージやシチュといった他の要素と組み合わせて絶頂に導きます。
最低でも2回楽しめることやセルフの有無を選択できることも含めて幅が広いです。

絶頂シーンは4回。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

シリーズの長所を受け継ぎつつ多様性も持たせた作品です。
以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。
おまけはフリートーク、NG集、オフレコです。

CV:スイ…そらまめ。さん メロ…沢野ぽぷらさん
総時間 1:47:46(本編…1:35:42 おまけ…12:04)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

Dal Segno-快楽の夢世界-

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでミステリアスな二人のお姉さんが
「夢」をテーマにした催眠とエッチで非現実的な体験を提供します。

事前の運動から始まって色んな場所に移動しながらイメージ力と催眠の感覚を膨らませる催眠
それを維持しながらスリリングなシチュと暗示で連続絶頂させるエッチなど
ふたつのサークルさんが持つ長所を違和感なく融合させたハイレベルなサービスを行います。
催眠が非常に充実してますから、被暗示性が低めの人でも不思議な感覚が味わえるでしょう。
イメージが織り成す夢の世界へ
ガイドと設計者に催眠をかけられ連続絶頂するお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
設計者はややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「できましたか? それでは 催眠に入りやすくなるための運動を始めます」
ガイドは甘く優しい声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、本編に入る前に簡単な運動をします。

本作品は設計者が作り上げた夢の世界を疑似体験することを目的に
彼女たちがおよそ90分に渡って催眠をかけたりドライ系のエッチをリードします。
今回は同じく催眠音声をメインに製作されてるサークルF・A・Sさんとのコラボということで
あちらの作品で取り入れられてる特徴がいくつも込められています。

具体的には本編を始める前に準備運動をすること
ほぼ全編でシーンに合った音楽や癒しの効果音が流れること
エッチで人外+悪堕ちのM向けプレイをすることなどが挙げられます。

ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは催眠のレベルがずば抜けて高い反面
中の人がどちらも女性だからかエッチが男性向けの中では刺激の弱い部類に属してました。
そういった弱点と雰囲気作りをF・A・Sさんが上手くカバーされてます。

ガ「声を聴いていると どうなりましたか? 心が 変化していくんでしたよね」
設「声を聴いていると どうなりましたか? 体が 変化していくんでしたよね」
もちろん元々持っていた魅力も十分以上に発揮されてます。
最大の武器である双子を全編で採用し交互に話す、同じあるいは別のセリフを同時に話すなど
術者が一人の場合だと絶対にできない連携の取れた誘導をします。
双子を扱うサークルさんはそれなりに増えてますが、ふたくろさんの双子はその中でも間違いなくトップクラスです。

また本作品は時間・内容いずれも催眠にかなり寄せてあります。
詳しいことはこれから順を追って説明しますがイメージを起点にした冒険形式のお話になってまして
聴き進めていくほど自然に集中力や没入感が高まっていくのを感じます。

扱うイメージも自然物など誰にでもわかるものばかりで大衆性が高いです。
イメージが苦手と思ってる人でも映画を観てるような感覚が味わえるのではないかなと。
双子はもちろん、それ以外の部分も極まってると私は考えてます。
様々な素材を組み合わせた流れのある催眠
催眠は3パート63分間。
最初の2パート21分間は本編前の準備として体を動かしたりイメージのトレーニングをします。
これらはどちらか片方を選んで聴きます。

設「腕を揺らせば揺らすほど 体も心も催眠に入りやすくなるんです」
事前運動Aは立ち上がって足を肩幅くらいに開き
自分の好きなペースとやり方で腕をぶらぶらさせるのを10分ほど続けます。
F・A・Sさんの作品でやるものと一緒ですから視聴済みの方にとってはお馴染みですね。
運動開始と同時にゆったりした神秘的な音楽が流れてリラックスを後押しします。
肩を中心に筋肉のほぐれや適度な温かさを感じるでしょう。

ガ「少しまぶしいと感じるかもしれませんが 机の上に 小さなガラスのコマが置いてあります」
もうひとつの事前運動Bは体を一切動かさず彼女たちに言われたものをイメージします。
内容はガラス製の小さなコマを回すといったもので
大まかな部分だけを話し、それ以外は聴き手の好きにイメージさせてコツを掴んでもらいます。
イメージに苦手意識を持ってる人はこちらを聴いたほうが本編を楽しめるでしょう。

これらの後に始まる本編パートはいよいよ彼女たちと一緒に夢の世界へ旅立ちます。
車に乗ってとある高層ビルに行き、そこの最下層にあるプラネタリウムを鑑賞するなど
彼らが実際に移動する様子を描きながら状況に合った暗示を入れて物語の世界へ少しずつ引き込みます。

ガ「楽しそうに遊ぶ 子供たちを見ながら ベンチでうとうととしてるお母さんもいます」
設「ぽかぽかと暖かいから 眠くなるのは仕方ないですね」
車に揺られる心地よさ、シートの柔らかさ、途中の公園で見かけたのどかな風景。
これらすべてに癒しを感じる暗示を散りばめ、双子の持ち味が出るようにセリフを振り分けてるのが実に見事です。
波の音っぽい効果音が混じったヒーリング音楽も相まって意識のぼやけや眠気を早速感じます。

数字が大きくなるたび 数字が大きくなるほど あなたの意識も一緒に 深いところまで降りていきます
降りる速度が 浮遊感と共に 上がるたび どんどん 空っぽに 何も考えられなくなる
またビルに到着しエレベーターで地下深くまで降りるシーンは、催眠音声でよく言われる「落ちる」感覚が実感しやすいです。
一人が担当するセリフの長さが今までよりもずっと短くなり、下に行けば行くほどペースが上がる凝ったもので
十分にリラックスできていれば体が一気に重くなるとか、頭の中のもやもやが強くなる感覚が襲ってきます。

本作品の催眠は深化にとてつもなく力を入れてまして
この後もイメージを絡めながら「深い」「沈む」といった暗示を左右からテンポ良く何度も投げかけます。
催眠音声は深化を一箇所に固める傾向があるのですが、本作品はいくつかに分けて段階的に落とします。
ビルのシーンであまり実感できなくても次のチャンスがあるので気にせずそのまま聴いてみましょう。

プラネタリウムを鑑賞した後はその中にあったひとつの星に移動し
空中を漂いながらオーロラを眺めたり、その先にある洞窟から海底深くへ潜ります。

オレンジ色の光で あたりが明るくなってきました 少しずつ オレンジ色に染められた光が雲が見えてきます
緑に輝くオーロラ、朝焼けを浴びてオレンジ色になった雲、青い海。
ここでは色をテーマに周りの情景を語ってイメージを膨らませます。
最後の海に潜るシーンも沈む感覚を言葉や音で巧みに伝えてくれます。

夢の世界に行く様子に技術を盛り込んだ極めてハイレベルな催眠です。
設計者の作り上げた世界を疑似体験させることを目的に
序盤は本編とはあまり絡めず純粋なリラックスを、中盤はそこへ行く様子を描いて深化や集中力の強化を
終盤は到着後の冒険の様子と平行して更なる深化を、と大きな流れを作り催眠状態を段階的に深めます。

イメージがキーになってることを踏まえてその選定や伝え方にかなり気を遣っており
ある程度深まってくると彼女たちの語る情景が映画のように自然と浮かび上がります。
公園、星空、緑豊かな大地、海と多くの人が癒しを感じる素材を多めに取り入れ
エレベーターを降りる、星に吸い込まれる、海底に沈むと深化に関連性のあるイメージも豊富に用意されてます。

双子の運用は今までと同じく非の打ち所がないほど優れてますし
音や音楽も彼女たちの誘導を側面から上手くサポートしてます。
大衆性が高く、個性があり、技術も優れてる大変素晴らしい催眠です。

私が聴いた時は最初の事前運動Bを聴いた段階で軽く入ってるのを実感しました。
そしてビルの最下層に降りるシーンでそれが一気に強まり
プラネタリウム以降はとても心地いい感覚を味わい続けることができました。

入念にかけてくれますから催眠慣れしてない人や被暗示性が低めの人でもそうなる可能性が十分にあります。
逆に被暗示性が高い人だと効き過ぎて途中で寝てしまうかもしれませんね。
それくらい癒しのパワーが強いです。
色んな快感に包まれながら
エッチシーンは16分間。
プレイは触手によるキス、拘束、乳首責め、おちんちん責めです。

キスの際に一瞬だけ効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ここは 一番深い夢の最下層」
催眠を使って主人公を最も深い場所へと案内した二人は
ここに連れてきた理由を話してからそこにいる触手にキスをさせます。

エッチは拘束された彼の体を触手たちがねっとり責めます。
最初の9分間は責められてる気分を出しつつ感度を高めるプレイ。
キスで媚薬効果つきの粘液を体内に送り込んでから腕や乳首に刺激を与えます。
どうしてこういう展開になったかは聴いてのお楽しみとさせてください。

絡みつけて 揉みほぐされて 甘い粘液が あなたに (両方)刷り込まれていく
体を襲う純粋な快感、媚薬がもたらす興奮、そして人外に汚される背徳感。
彼女たちは指一本触れず、プレイの様子を実況しながらリズミカルに暗示を入れて気持ちを盛り上げます。
女体化作品以外で触手責めをするのは珍しいですね。
悪堕ちを匂わせるセリフもありますし、シチュによる興奮もそれなりに得られます。

続く7分間はお待ちかねの絶頂シーン。
すっかり勃起したおちんちんに触手が絡みつき、そのまま3回連続の絶頂へと追い込みます。

下半身に響いた快感が おちんちんに溜まった快感が 一気に弾けていく
ここではカウントを使わず音楽で絶頂のタイミングを取るのが面白いですね。
ビートのきいた音楽が次第にテンポを速め、絶頂を迎えると再び緩やかになります。
左右から畳み掛けるように入る暗示も相まって脳や股間にエネルギーが溜まっていくのを感じました。
1回目と2回目は練習と捉えて3回目に絶頂を狙う感じでやると上手くいきやすいと思います。

このように、体と心の両方を汚すやや背徳的なエッチが繰り広げられてます。
高い没入感が得られる作品
物語の世界に入り込んだ気分が味わいやすい作品です。

ガイドと設計者は主人公に自分たちの夢を満喫してもらおうと
最初から左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけながら色んな場所へ案内します。
そして目的地に着いた後は触手責めを中心とした仮想プレイで気持ちよくします。

エッチの4倍近くもの時間を割いた催眠重視の構成
音や音楽を流してその場の雰囲気に浸らせる演出、そしてイメージを中心に据えた高度な双子催眠。
現在活躍されてるふたつのサークルさんの良い部分を掛け合わせ新しいものを作り上げてます。

特に催眠は他のサークルさんにはない要素がいくつもあり
一人でも多くの聴き手に楽しんでもらおうとする配慮も強く込められてます。
音楽が流れていれば周りの雑音を気にせず音声に集中できますし
聴いてる最中はテーマパークのアトラクションを体験してるような別世界気分を堪能できました。
イメージが持つ力を再認識させてくれた作品です。

エッチはネタバレを多少避けた関係で曖昧な書き方をさせていただきました。
プレイ自体は割とソフトにして、スリルや背徳感といった精神面の刺激に力を入れてます。
催眠がこれだけ充実してるともう少し何かやって欲しかった気もします。

絶頂シーンは3回(連続絶頂)。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠が好きならきっと満足できると言えるくらいに優れた作品です。
以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:設計者…ftnrさん ガイド…kuroko.さん
総時間 1:38:57

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

鍵屋さんによる拘束と甘やかし。

サークル「Dose and Dreams」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、お店で色んな鍵を扱ってるお兄さんが
それにちなんだ催眠とややアブノーマルなエッチでリフレッシュさせます。

鍵をかけるイメージで体に重さを伝えたり、逆に開くイメージで心を解き放つなど
鍵の特性を活かして心と体を巧みにコントロールしてくれます。
焦らしプレイで感度を十分に高めてから何度もイかせるエッチも魅力です。
鍵を使って優しく拘束
鍵屋さんに催眠をかけられ優しく弄ばれるお話。

「こんにちは お姉さん」
鍵屋さんは甘くぼんやりした声のお兄さん。
街中で見かけた主人公が鍵屋を探してることを知ると
自分のお店に案内しながら軽い世間話をします。

本作品はタイトルにもなってる「鍵」をテーマに
彼が60分ほどの時間を使って催眠をかけたりややM向けのエッチをします。
二人がつい先ほど会ったばかりということで踏み込んだ肉体関係は持たず
体を拘束してからイメージで気持ちを盛り上げたり、暗示で何度もイかせる催眠重視のプレイです。

催眠はおよそ17分間。
お店に着いた後、色んな鍵が置いてある部屋へと案内する途中で
緊張してる彼女を見た彼が深呼吸や脱力でリラックスさせます。

「すーっととかれるたびに 緩まっていく いいこ いいこ」
「握られた手のひらが温かい 温かさが伝わって 心地よくて どんどん力 抜けていくね」

冒頭のドラマパートよりもずっと緩やかな口調でセリフごとの間を長く取りながら
心地よさを感じる暗示を丁寧に投げかけたり、頭を撫でながら優しい言葉をかける甘やかし系の導入です。
また脱力させるシーンは温かさを感じる暗示も一緒に入れて安心感を与えます。

Dose and Dreamsさんは台本と声優を同じ方が担当されてる数少ないサークルさんです。
暗示が持つ意味を声や口調に込めながら進めてくれるおかげで
比較的早い段階から意識のぼやけを感じ始めます。
基本的にはのんびり話し、重要なシーンに入るとペースや語気が変化する丁寧な演技です。

テーマの鍵が登場するのはその次から。
カチャッという音を鳴らしながらさらに力が抜ける暗示を入れて体を固定します。
かける前と後で口調が大きく変わるおかげで軽く押さえられてる感覚がしました。
エッチで拘束プレイをすることを見据えて脱力にとても力を入れてます。

体の次は心の番。
エッチで快楽に没頭し存分に気持ちよくなれるように今度は別の鍵で開放します。
一旦半覚醒させてから段階的に落とすスタイルで
その中に「落ちる」などの言葉を多めに盛り込み脱力感と心地よさをさらに強化します。

「形が合えば ちゃーんと開くんだ だってもうたくさん 僕の言葉 受け入れてるもんね」
このあたりまで来ると彼の言葉に集中してるのがわかるでしょう。
彼も聴き手が自然とそうなるように言葉で少しずつ導きます。
現実世界にもある道具としての鍵と心を開くトリガーとしての鍵。
ふたつの鍵に技術を込めて色んな感覚を与えてくれます。
落差のあるちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは4パート31分間。
プレイは感度上昇、体の拘束、乳揉み/手マン/全身愛撫のイメージ、言葉による絶頂です。

手マン/手の愛撫のイメージの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「体を包む温かさが 少しずつ あまーい快感に変わっていく」
催眠を使って主人公を心地いい世界に案内した鍵屋さんは
先ほど生まれた体の温かさをエッチな熱に変換し、より敏感な体へ変えていきます。

エッチは物理的な接触をせず言葉やイメージで気持ちよくします。
一番最初の「快感導入」は準備にあたるパート(約6分)。
引き続き暗示を使って体の熱をさらに上げ、それを股間に集めて感度を高めます。

「腰が疼いて ゾクゾクして 熱くなって 気持ちいいの染み込んじゃう」
彼は彼女を本当の意味で調教する気はないのでしょう。
圧倒的に有利な状況になっても穏やかな態度で接し
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素をほとんど交えずにプレイを進めます。

胸とか変態と言うシーンがほんの少しあるだけで、おまんこやクリトリスといった単語は出てきません。
彼に心と体を委ねてるシチュに暗示を絡めて興奮させます。

本格的なプレイが登場するのはその次から。
「焦らし」は目隠しや手足の拘束をしてから彼に優しく責められてるイメージで気持ちをさらに盛り上げ
「絶頂」と「追い込み」はその感覚をさらに煮詰めて合計6回の絶頂を目指します。

「下は表面を人差し指で焦らし続けて 指全体で優しく撫でて 前後して 指の先っぽだけちゅぷって入れたり」
「ほら 腰から快感がドクン ドクンと湧き上がる」

このシーンのポイントはメリハリ。
焦らすときは彼女の体をソフトに責めてる様子をねっとり実況し
イかせるときはカウントを数えながら強めの語気で暗示を多めに入れて追い込みます。
さらに聴き手がすんなり絶頂できるようにちょっぴり嗜虐的な声で語りかけます。
指を膣内に入れる際に効果音が鳴りますが、事前に服を脱がせてないことを考えると仮想プレイなのだと思います。

このように、拘束プレイをマイルドな雰囲気でやる変わったエッチが繰り広げられてます。
ソフトに縛ってくれる作品
服従心や依存心を上手にくすぐってくれる作品です。

鍵屋さんは鍵を求めてやって来た主人公に面白い体験をさせようと
鍵に関するイメージを交えた催眠やエッチで普段とは違う快感を提供します。
リアルな拘束プレイを目指した脱力重視の催眠、陵辱要素をまったく持たせずイメージと技術でイかせるエッチ。
一見するとヤバそうなプレイを気楽に楽しめるレベルにまで優しくアレンジしてます。

「ねぇ ちょっとだけ意地悪させて?」
彼は女性に対して十分な気配りのできる人物です。
だからエッチが始まっても拘束以外は直接的なプレイを行わず
彼女の機嫌を窺いながら少しずつハードなものへ移行します。
彼のS心を満たすためにやるのとは完全に違うので聴きやすいです。

催眠は鍵が持つ「開ける」「閉める」特徴を暗示に上手く反映させてます。
時間が短めなことを踏まえて暗示の密度をやや高くし
さらに脱力系の言葉を多めに配置して後になるほど手足をぐったりさせます。
声や演技のおかげで意識のぼやけも強めに感じると思います。

絶頂シーンは6回。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ちょっぴりアブノーマルな方法で甘やかしてくれる作品です。

CV:望さん
総時間 1:05:58(本編…1:02:42 フリートーク…3:16)


体験版はこちらにあります

サウンド・オブ・エクスタシー催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもある二人の女性が
左右に寄り添いながら催眠をかけたり奇抜なエッチをして強い快感を味わわせます。

催眠音声で絶大な人気を誇る「双子」と特定の音で感覚を操作する「音モノ」を融合した作りになっており
左右からリズミカルに投げかけられる言葉の数々が癒しとムズムズした感覚を生み出し
イメージや雰囲気に合った音と音楽が連続絶頂へと導いてくれます。
言葉と音のコンビネーション
バーチャル性感アトラクション「サウンド・オブ・エクスタシー」を体験するお話。

それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう
お姉さんたちは声質の違うどちらも穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を手短に説明すると
本編に向けて主人公を催眠に入りやすくする運動を始めます。

本作品は声や音で責められ絶頂する催眠音声特有の快感を味わうことを目的に
彼女たちが左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけながら80分近くに渡るサービスをします。

F・A・Sさんと言えばサキュバスに精を吸い尽くされるとか、一時の快楽と引き換えに国を裏切るなど
M向けのシチュエーションを織り交ぜて催眠やエッチをする作品が多いサークルさんです。
しかし今回はキャラやストーリーといった背景部分をできるだけ省略し
システムや純粋な技術を駆使して楽しませるオーソドックスな内容になってます。

背徳的な要素は特にありませんから、興味があるならノーマルな人でも聴けると思います。
M性を感じる部分は終盤の連続絶頂シーンくらいで他は至って穏やかです。

全編を通じて言える特徴はふたつ。
二人の術者が同時に催眠をかけること、音や音楽で感覚をコントロールすることです。

(左右)私たちが言うイメージを 頭の奥で感じてください (右)そう意識することによって (左)どんどん音の世界に入っていくことができます
前者は所謂双子と呼ばれるシステムで、冒頭の注意事項を説明するパートから
彼女たちが声を左右に振り分けながら語りかけてきます。
ひとつのセリフを二人で分担したり、キーとなる暗示を同時に入れたり
片方が言ったセリフをもう片方が直後に追いかけて言うなど変化に富んだリードをします。

結果として意識を左右に揺さぶられる続ける形になるので
音声を聴いてると意識が次第にぼやけてくるのを感じるでしょう。
そして深化や絶頂シーンではこれらに連動して催眠特有の不思議な感覚が湧き上がってきます。

以前から色んな作品で双子を運用してきたサークルさんなだけあって
セリフを区切るタイミング、ペース、間といった細かな部分の編集もしっかりしています。
内容がシンプルだからこそ各要素の完成度が非常に高いです。

もうひとつの音や音楽についてはリラックスさせるときはゆったりした曲調の神秘的なBGMを流し
エッチは彼女たちが入れた暗示のイメージに合ったエロさを感じない音をトリガーに
体の感度を高めたり絶頂へ追い込んだりします。

催眠状態下だからこそ味わえる気持ちよさを追求してるため
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素はほとんど取り入れてません。
「おちんちん」を数回言う程度で、それ以外はわざとエロさを感じないものにしています。
ですが盛り上げ方は上手いので終盤はそれらにつられてエネルギーの増幅や爆発を感じることができます。
双子を活用した密度の高い催眠
注意事項の説明を終えた次に始まる「リラックス運動」は催眠開始前の準備パート。
立ち上がって足を肩幅に開き、自分の好きなペースで10分ほど腕をぶらぶらさせます。
サークルさんの作品に毎回登場してるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

声と音による刺激で 連続絶頂しちゃう体と脳に作り変えられちゃうんです
そして最中は彼女たちが双子スタイルで軽い暗示を入れたり
これから始まるアトラクションのコンセプトを説明します。
双子を初めて聴く人だとセリフの量が多くて戸惑うでしょうし、その練習も兼ねてるパートですね。
バックで流れるヒーリング音楽も相まって肩を中心に脱力感や温かさを感じます。

本格的な催眠が始まるのはその後から(約23分)。
サウンド・オブ・エクスタシーを体験しに来た主人公に軽い挨拶と心構えを説明し
まずはお馴染みの深呼吸と脱力で全身を隅々までリラックスさせます。

かかとの力が抜けてくると 足首からも力が抜けてくる
このまま ゆったりとした 気持ちのいい催眠状態に入っていける
脱力は足、かかと、足首、膝、太ももと下から上へ順に意識を向けていくもので
最中は「力が抜ける」を多めに言ったり「だらーん」「沈み込む」を時折重ねて感覚を丁寧に伝えます。
一人のときより時間あたりの暗示を多く入れられる双子の長所を活かした堅実な誘導です。
事前にリラックス運動もしてますし、実感できるレベルの脱力感が味わえるでしょう。

後半は深化と音で感じられる体作りの下準備。
彼女たちの片方、あるいは両方に意識を向けつつ言葉に耳を傾けます。

あなたが声に意識を傾ければ傾けるほど すーっと深くまで入るほど 鋭い集中ができる
意識すればするほど 脳が揺さぶられて ふわふわと心地いい浮遊感を感じてくる
催眠状態はリラックスし、何かひとつのことに集中してる状態です。
リラックスは先ほど十分すぎるほどやりましたから今度はもうひとつのほうに取り掛かるわけです。
催眠を始める前に彼女たちも言いますが、言葉をすべて追う必要はありません。
好きなほうに意識を向けてるだけで頭の中がぼやけたりくらくらする感じがしてきます。

またここからは「ヴーーン」という電磁波のような振動音が近づいたり遠ざかったりします。
この時点ではまだ音に意識を向けさせることはありませんが、無意識的に追いかける人もいるでしょうね。
終盤にはイメージを交えた畳み掛けるような暗示で確実に深化させてくれますし
作品の個性を上手に組み合わせてゆっくりと催眠の世界に導いてくれます。

エッチを楽しめる環境作りに注力したシンプルで個性的な催眠です。
リラックスしながらお姉さんたちの声に対する集中力を高めることを目的に
序盤はテーマとほぼ絡めずに純粋なリラックスを、中盤は双子の暗示を中心に据えたさらなるリラックス
終盤は深化と集中力の向上を同時に、と目的に向かって一直線に進めます。

最大の魅力である双子を存分に活用して意識を小まめに揺さぶり
そこへ音や音楽を邪魔にならないように配置し援護させてるのが見事です。
前項で説明したふたつの特徴を違和感なく融合させ確実に落としてくれます。
音楽が流れるタイプの催眠に抵抗がなければ経験の浅い方でもあっさり入れるのではないかなと。
じっくり溜めて何度も放出
エッチシーンは30分間。
プレイは音による感度上昇/連続絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

それじゃあ それじゃあ そのまま音に身を任せよう
重厚な催眠で主人公を自分たちの声の虜にしたお姉さんたちは
引き続き左右から語りかけながら今度は音への集中力を高めます。

エッチは彼女たちと直接絡まず言葉と音の力だけでイき続けます。
前半の15分間は音に対する集中力の向上と感度の上昇がメイン。
先ほどの電磁波音ときらきらした癒し系音楽をバックで流しながら
体中に光が流れるイメージをしたり、それに関連性のある音を鳴らして反応できる体へと変えます。

脳から足先まで 神経を通って 光がどんどん 流れ込んでいく
ほら ほら 快楽の光から ぱちぱちと 背筋をゾクっとさせる 神経をピリッとさせる 快楽の電流
催眠を通じて真っ暗になった彼の心と体に明かりを灯し
それを内部から弾けさせて感度を上げていく催眠音声らしいプレイです。
感度を上げるシーンに入ると電磁波に代わり左右からぱちぱちした電流音が流れ始めます。
ちょっぴり刺激的な音ですが音量や鳴らす間隔が抑えてあるので驚くことはないはずです。

露骨なエロさを出さずに進めることから、この時点ではあまりピンとこないかもしれません。
私の場合も股間が多少ムズムズしたくらいでオナニーなどの快感よりずっと弱かったです。
でも今はまだ仕込みの段階で本当のお楽しみはこの後訪れます。

快感が一気に爆発するのは後半の絶頂シーン。
先ほど暗示を込めた電流音を鳴らす頻度が上がり、音楽の音量も徐々に上げながら
およそ15分間で休憩なしの7連続絶頂を迎えます。

脳がビリビリ おちんちんがビクビク 頭の中を染め上げて 下半身を狂わせて 下半身を狂わせて 上り詰める 上り詰める 弾けていく 弾けていく
もちろん彼女たちも言葉でそれをサポートします。
今まで以上にセリフの間隔を狭め、スピードを速め、追い込む暗示を左右から重ねて入れ続けます。
3回目の絶頂を迎えたあたりからSっ気を見せ始めるのもポイント。
「マゾになっちゃえ」「壊れちゃえ」などの言葉責めによっても絶頂感を盛り上げてくれます。

実際に聴いてみたところ、1回目2回目の時点では弱めの快感だったのが
回数を重ねていくうちにコツを掴んだのか股間を中心にエネルギーの高まりを強く感じるようになりました。
そして最後の7回目は溜めがやや長いおかげでドライと呼べるレベルの快感を味わうことができました。

7回全部でイクのを目指すよりも慣らしながら取り組んだほうが上手くいくのではないかなと。
「もうすぐイクよ」という雰囲気を音や音楽でちゃんと作ってくれます。
これにつられて快感がせりあがってくるのを私も感じました。

このように、エッチなことをできるだけイメージさせずにイかせる変わったプレイが繰り広げられてます。
ドライの練習に向いてる作品
言葉と音の海に溺れる気分が味わえる緻密で個性的な作品です。

二人のお姉さんはサウンド・オブ・エクスタシーに搭乗した主人公に非現実的な体験をさせようと
手分けや協力をしながら催眠をかけたりドライオーガズムへと導きます。

一人のときより話すペースを若干上げ、セリフの間を短めに取った高密度の催眠
シーンごとに音や音楽を切り替えつつそれをトリガーに感覚を操作するエッチ。
作品が持つふたつの長所をふんだんに使って長く激しい絶頂を味わわせます。

終わらないよ イけばいくほど イけばいくほどに 快感が倍に倍に
双子は現在色んなサークルさんが挑戦されていて、F・A・Sさんも全部もしくは一部で積極的に盛り込まれてます。
本作品では同じ暗示を重ねず後を追う形で言うシーンが多いのが印象的でした。
意識を頻繁に揺さぶりつつ暗示を強化するテーマに沿ったアプローチだと思います。
声優さんが違うのに同じセリフを重ねて言う際にタイミングが完璧に合ってるところも素晴らしいです。

音や音楽についてはサークルさんが作品内容の最後で言われてるように音のウェイトが高くなってます。
イメージに沿ったものを選び、うるささを感じないよう気をつけて鳴らします。
音楽もリラックス運動や催眠パートで十分活躍してますから必要不可欠な要素です。

エッチはしっかり準備したあと性的興奮をあまり煽らずにイかせる流れや
絶頂シーンに長めの時間と多めの回数を取ってることからドライの練習に向いてます。
催眠に入れるけどドライになかなか到達できない人は試してみることをおすすめします。
普段のサークルさんに比べてM性や背徳感が薄く聴きやすいです。

絶頂シーンは7回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠特有の気持ちよさを真っ直ぐ追求してる作品です。

CV:沢野ぽぷらさん、野上菜月さん
総時間 1:21:55

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

催眠にょナニー(女体化催眠)

サークル「風呂井戸ソフト」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第23回目は穏やかでちょっぴりSっ気のあるお姉さんが
女性のオナニーをテーマにしたエッチな催眠で男性の時とは違う快感を味わわせます。

体だけでなく心も女性に変えることを目指したシンプルかつ堅実なサービスが魅力で
催眠は特殊な音と暗示を組み合わせてリラックスや深化をスムーズに行い
それから自分の好きな女性になりきれるよう色んな方向から働きかけてイメージと感覚を膨らませます。
できるだけ短い時間で女性の快楽を
お姉さんの催眠で好きな女性になりオナニーするお話。

「仰向けになって 寝転がってください」
お姉さんは明るくてぼんやりした声の女性。
事前に自分が理想とする女性の顔をイメージしておくように言ってから
仰向けに寝転がり楽な姿勢を取らせ催眠をかけ始めます。

本作品は自分が好意や興味を抱いてる女性になりきって気持ちよくなることを目的に
彼女が比較的短い時間で催眠や女体化を施してから2種類のオナニーを楽しみます。

女体化催眠音声は催眠とエッチの間に女体化が入る関係で総時間がどうしても長くなりがちです。
しかしこの作品は注意事項や解除を合わせても43分と手頃な長さに収まってます。
会社で働いたり家庭を持つようになると自由な時間が一気に減りますし、この聴きやすさは大きな魅力です。

じゃあ時間が短いから内容も淡白なのかと言われればそうでもありません。
催眠パートでは特殊な音を鳴らながら暗示を入れて素早く深化させ
エッチはプレイをしながら女性の心を育てる、といった工夫で品質を維持してます。

女体化と言うと体の変化に目がいきがちですが
本作品の場合は内面のほうも女性化する本格的なものです。
イメージ重視の誘導に抵抗がなければそれなりの没入感を得ながら気持ちよくなれるでしょう。

催眠はおよそ17分間。
まずは仰向けのまま少し深呼吸して心身をリラックスさせます。

「時間とともに 体の力がどんどん抜けていく 体がぽかぽか 温かい」
そしてお姉さんはリラックスや脱力を促す暗示と並行して
「ぽーん」という音叉っぽい神秘的な音をバックで流します。
催眠パート終了時まで流れ続けるので、これを聴いてるだけでもかなりの癒しが得られます。
催眠に適した彼女の柔らかな声と演技もその効果を高めるのに役立ってます。

気持ちが一旦落ち着いた次は女体化に向けての準備を進めます。
体が浮かび上がるイメージをしながら自分の中にある余計なものを捨てていき
さらにカウントを数えて催眠の感覚を一気に広げます。

「性的欲望を満たすのに邪魔な あらゆる考えをここで捨てていって 現実世界に全部置いていって そして男の心も 捨てる」
先ほど説明したように本作品は心も女性に変えることを目的としてるので
男性の心のまま女体化に進んでもそれが邪魔になってしまいます。
だからイメージを通じて一度普段とは違う自分に持っていき
爽快感を与えつつ男の心も捨てられる心構えを身につけさせます。

単に深化させるのではなく先々まで見据えたリードをしてるのが素晴らしいですね。
風呂井戸ソフトさんの中では音声処女作にあたるはずですが、最初の段階から要所をきっちり押さえてます。

本題にあたる女体化は最後の7分間。
ピンク色のもやが漂う不思議な世界へ移動し、そこにいる理想の女性と心身を通わせひとつになります。

「華奢な彼女の手 彼女の体温が伝わります 心臓の鼓動も聞こえてきます」
「あなたの体の境界線が どこだかわからない 光の中に 体が溶けていく」

お互いに裸のまま手を繋ぎ、温もりを感じ、心臓のリズムまで合わせる。
男性から女性に体を作り変えず女性と一体化する独特なアプローチが光ります。
「溶ける」「真っ白」などを交えてすべてが曖昧になっていく様子を語るのも更なる深化を意識していて良いです。
時間が限られてるからこそ余計な部分を削りに削って進めます。

必要なことだけを厳選して行う洗練された催眠です。
聴き手の心と体を女性に近づけることを目的に、序盤は深呼吸で純粋なリラックス
中盤は心を男性から切り離すイメージと最初の深化、終盤はイメージを使った女体化と追加の深化と
シーンごとに何をやるべきかを決め、それに向かって一直線に進みます。

効果音のおかげでリラックスはバッチリですし、暗示も無闇に入れず内容とタイミングを選んでます。
女体化についてはこれで終わりじゃなくエッチで引き続き安定化を図るスタイルですから
この時点では「なんかいつもの自分と違うな」と感じられれば十分です。
最初に理想の女性をイメージさせたのも、一体化を無意識的に受け入れやすくしたかったからだと思います。
女性の感じる部分を徹底攻撃
エッチシーンは21分間。
プレイはオナニーのみです。

おまんこをいじる際に効果音が鳴ります。
セルフは一応ありです。

「あなたの目の前の彼女は ううん あなたは 両手で自分の胸を掴みます」
催眠を使って主人公の体を好きな女性のものへ変えたお姉さんは
すっかり大きくなった乳房や乳首をいじらせ心も女性になりきらせます。

エッチは彼女に言われた部位をいじったりそうするイメージをします。
一番最初にするのは胸や乳首のオナニー。
部屋にある鏡で自分の姿を確認してから感じる部分を優しくいじります。

「胸を揉むたび あなたの心は どんどん私の心と同化していく 心まで女の子らしくなってくる」
乳房をいじる指示は出ませんが乳首は指を使っていじるように言われます。
ですが女体化作品の場合は無理にいじらずイメージで補完したほうが私はやりやすいと思います。
そしてプレイ中は体が熱くなったり気持ちよくなる暗示を適度に入れてサポートします。

喘ぎ声がちょくちょく流れるのも女性になりきる感覚を膨らませるためでしょう。
この後始まるおまんこでのオナニーも効果音が流れますが
どちらも催眠の妨げにならないように鳴らす量を必要最低限に抑えてます。

おっぱいで気持ちよくなった次にいじるのはもちろんおまんこ。
脚を開きすっかり湿ったそこを中から指でかき混ぜて女性の快感を味わいます。

「右手がおまんこを触るイメージ 右手の人差し指と中指が おまんこにそっと触れる」
「周囲にはあなたの汗と愛液の匂いが充満してる とても淫らな匂い そしてその匂いが とても心地よく感じる」

実際にいじったらかなりの確率で催眠が解けることを踏まえてここはイメージと明言してます。
おまんこから湧き上がる純粋な快感(触覚)はもちろん、鏡に映った自分の痴態を意識させたり(視覚)
部屋に漂うエッチな匂いを通じて興奮を盛り上げたり(嗅覚)と様々な方向からメス化を促します。
音声作品ですから当然聴覚も刺激してきます。

催眠と同じくイメージ力を掻き立てることに力を入れてますし
自分がそこにいてオナニーに耽ってる気分に浸りやすいです。
体の熱を高める暗示が比較的多いので後半に差し掛かると火照りを感じるかもしれません。

そうやって心と体の両方を完全な女性へと変えた後にようやく絶頂の瞬間が訪れます。
カウントを数えた後に追い込み暗示を入れてイかせるシンプルなものですが
およそ3分の間に6回と非常に多く、今まで蓄積してきた性感を一気に爆発させてくれます。

「全身に快楽の波が襲う 腰とお尻が激しく痙攣する 激しい絶頂感」
今までが割とオーソドックスなプレイだったからこそ
一番最後は刺激を強くしてオーガズムを存分に味わわせる親切設計です。
さすがに6回全部でイクのは難しいでしょうが、股間の痙攣が断続的にあって非常に気持ちよかったです。
男性では決してできないフィニッシュにしてるのも女体化作品らしいなと。

このように、女性になりきる心を大事にした質の高いエッチが繰り広げられてます。
シンプルでコンパクトな作品
現在の女体化作品に十分対抗できる品質を持った取り組みやすい作品です。

お姉さんは主人公にできるだけ短時間で女性の快感を味わってもらえるように
催眠、エッチいずれもやることをできるだけ絞り込み効果的にリードします。

音を盛り込むことでリラックスに費やす時間を減らした催眠
プレイの実況よりも内面に焦点を当てて女性気分を膨らませるエッチ。
普通にやったら時間が足りない=中途半端になる可能性を考慮しどちらも捻りを加えてます。

中でも「どうやったら女性になりきれるか」を考えたアプローチをしてるのが印象的でした。
性同一性障害という言葉があるように人は心と体の両方に性別を持ってます。
そこに着目して男性から切り離し、女性と一体化させ、それを定着させる流れで進めます。

心も女性に近づいてればおっぱいやおまんこをいじることにも違和感がなくなりますし
心の女性化が色んな意味で有効に機能してるのは間違いありません。
時間が短いからといって手を抜かず、深いエッチを楽しませてくれるのも大きな魅力です。

催眠はタイトル通り自分の体を慰めるプレイに終始してます。
実際に乳首をいじったほうが気持ちよくなれるでしょうが、この内容ならイメージだけでもドライに到達できると思います。
絶頂後の余韻に浸る時間も用意するなど、お姉さんが色んなところで優しさを見せてくれます。

絶頂シーンは6回(連続絶頂)。
淫語そこそこ、くちゅ音と喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

女体化の醍醐味が凝縮されてる作品です。
おまけは罵り音声です。

CV:桃華れんさん
総時間 45:08(本編…42:55 おまけ…2:13)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

お姉さまのマゾ犬調教乳首オナニー

サークル「チューン」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、上品でSっ気の強いお姉さまが
普段とは違うタイプのオナサポでMな男性に新しい快感を教えます。

おちんちんには指一本触れず乳首だけをひたすらいじり続けるのが特徴で
前半は焦らし気味にゆっくりと、後半は激しくハイペースにとスタイルを大きく切り替えながら
いじり方をわかりやすく教えたり、擬声語でペースと強さを指示するなどきめ細かくリードします。

催眠暗示っぽいセリフを多めに言ってくれますから
催眠慣れしてる人のほうがより気持ちよくなれると思います。
M男に女性の快感を
お姉さまの指示に従って乳首オナニーするお話。

「あなたね、私にオナニーの指示をしてもらいたいっていうM男くんは」
お姉さまは穏やかでちょっぴり嗜虐的な声の女性。
乳首だけで絶頂したい願望を抱く主人公を嬉しそうに迎えると
プレイのルールを簡単に説明してからシャツと下着だけの格好にさせます。

本作品は普通のオナニーではもう満足できないMな人を対象に
彼女がおよそ50分に渡るきめ細かなオナサポでドライオーガズムへと導きます。
中盤あたりでパンツを脱ぐシーンがあるものの、おちんちんに触れることは一切なく
最初から最後まで色んな方向から乳首だけをいじり続ける尖ったプレイが楽しめます。
挿し絵のように彼女が脱ぐことはありません。

「下着の上から、乳輪をすりすり……すり、すり……。優しく、丁寧に……すりすり、すりすり。指を回すようにして、くるくる、くるくる、すりすり、すりすり」
そして彼女は乳首オナニー未経験者でも無理なくついてこれるように
いじり方はもちろん、使用する指、力加減やペースまで細かく指示します。
プレイ自体もバリエーション豊富で後になるほど強い快感が味わえます。

オナサポは音声作品における人気ジャンルとして様々な作品がありますが
その多くはおちんちんをいじるもので乳首に的を絞ったものはほとんどありません。
それを踏まえて彼女は「取り組みやすさ」を重視しながらプレイを進めます。

「乳首オナニーのコツは、継続した快感だから、あまり刺激に慣れちゃうと気持ちよくなれないの」
例えばプレイ開始直後は敢えて服を着たまま乳首の外側をいじらせ
ある程度時間が経ったら脱がせて今度は直に触り違いを楽しませます。
その後も乳輪を撫でる、指先だけで乳首をつつく、爪で軽く引っかく、二本の指で摘むなど
同じ刺激をだらだら与え続けない=飽きさせないことに気をつけてリードします。

また普段乳首をいじらない人は物理的な刺激だけでは気持ちよくなりにくいことを考慮し
後半に差し掛かると「変態」などの言葉責めを多くしたり、珍しいセリフを投げかけて心も盛り上げようとします。
新規さんのオナサポはいじることだけをひたすら頑張るケースが多いので
本作品のように心身をバランスよく責めてくれるのはありがたいです。

乳首だけを徹底的にいじるスタイルと変化に富んだリード。
個性だけでなく実用性にも力を入れた優しいオナサポ作品です。
独自要素を盛り込んだ丁寧なエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる48分間。
プレイは乳首オナニーのみです。
エッチな効果音はありません。

「触りたい、って思ってる? だからこそダメなの。焦らして、焦らして、もう無理、ってなった時に触った方が気持ちいいの」
自分の指示には必ず従うことを主人公に了承させたお姉さまは
彼をベッドの上に寝かせまずはシャツ越しに乳輪をソフトに撫でさせます。

エッチは彼女に言われた通りに手や指を動かし乳首をいじります。
最初の10分間は本番に向けて心と体の準備をするシーン。
服越し→直接の順に乳首を避けるように指で触り、物足りなく感じそうになったところで爪で引っかくプレイを許可します。

「気持ちいいでしょ? まだすっごく弱くて微妙だけど、さっきとは違う確実な快感がある。シャツ越しに焦らしたからこそ、その快感があるのよ」
乳首で存分に気持ちよくなるには感度を高めることが重要です。
だから彼女は敢えて焦らす感じにいじらせ、同時に簡単な心得を教えて感じやすい環境を整えます。
乳首オナニーだけで48分はかなり長いほうですし、絶頂に向けて焦らずゆっくり進めます。

乳輪はそれほど敏感な部位じゃないのでくすぐったく感じる程度ですが
時折指の端が乳首に擦れてピリッとした鋭い快感が走ります。
いじるペースや強さも擬声語を交えて丁寧に教えてくれるのでやりやすいです。

乳首を実際にいじり始めるのはその後から。
すっかり勃起した乳首の先端をちょんと優しく触れるところから始まり
密着させて押し回す、腕を交差させて反対側を同時にいじる、爪を立てて断続的に弾くなど
後になるほどより強い刺激を与えてドライへと追い込みます。

「でも、本当に乳首だけで射精しちゃったら……私、笑っちゃうかも。だって、そんなおかしな男の人、今まで見たことないから。きっととんでもない変態ね、そんな人」
「背中にぞくぞくが走る。頭の中が快感でとろけてくる。何も考えたくなくなる。ただただ乳首をいじりつづけていたくなる」

プレイが切り替わるたびにどんなことをするのか教え
しばらくペースを取ったら言葉責めをぶつけ始める感じです。
またここからは下のセリフのような催眠暗示っぽい言葉もかなり言うようになります。

本作品は催眠誘導をしないので彼女が言った通りの感覚が湧いてくる可能性は正直低いですが
彼女にオナニーだけでなく感覚までコントロールされてる雰囲気を出す役目は果たしてます。
ちゅぱ音や喘ぎ声といったストレートなエロ要素を使わずに興奮させる独特な責めです。

乳首オナニーについては触れ始めた直後と爪や指で弾くプレイがかなり気持ちいいです。
特に後者は刺激が強いおかげで休憩中もじんじんした余韻が残ります。
強いと言っても傷みを伴うほどのことはしませんからMな人なら問題なく楽しめるでしょう。

そうやって心と体を十分盛り上げたところでようやく絶頂の許可が出ます。
1回目は乳首を強めにつねりながら単発で、2回目以降は色んないじり方を組み合わせて連続絶頂するスタイルです。

「あなたはただの豚よ。変態の豚。乳首オナニーでイキ狂う、ドマゾで、ド変態の豚。ほら、ぶひぶひ鳴いてみなさい」
ここまで来ると彼女は持ち前のSっ気を存分に発揮します。
彼のことを豚呼ばわりし、先ほどに引き続き感覚支配の暗示を小まめに入れ
イった後もノンストップでいじり続けさせる最もハードな責めを繰り出します。

さすがに全部のシーンで絶頂を迎えることはできなくても
途中で乳首を中心に体が痙攣するとか、股間にエネルギーが集まるといった感覚を味わう人はいると思います。
おちんちんをいじらなくてもイけるように口調とセリフの両方をパワフルにしています。

このように、後になるほど刺激を強くするテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
刺激的な乳首作品
乳首オナニーによるドライを本気で見据えた個性的な作品です。

普段は優しいけど熱が入るとSっ気を見せるお姉さんが
最初から最後まできめ細かな指示を出しながら乳首だけをとことんいじらせます。

おちんちんに触れないどころか意識すらほとんどさせない尖った作り
快感に飽きないよう小まめにプレイを切り替えるスタイル、そして催眠っぽさを含んだ言葉責め。
テーマを大事にしつつ聴き手を絶頂へ追い込むための様々な工夫が見られます。

乳首オナニーは十分に気持ちいいのですが、それだけで絶頂まで持っていくのはなかなか難しいです。
だからオナニー以外の部分からも働きかけるようにしたのでしょう。
催眠音声では「ちちのひ」シリーズなど既に完成されてる乳首オナニー作品があるので
サークルさんがそこで使われてる要素を取り入れたのだと思います。

「弾ける。身体が跳ねる。全身の筋肉が勝手に躍動する。野獣の叫び声みたいな喘ぎが止められない。射精の何倍もの快感。身体全体が敏感になって、暴れる手足がベッドに触れるだけでも気持ちいい」
私がそう判断したのは一番最後の絶頂シーンで許可を出した後に上のセリフを言ってたからです。
催眠音声だとカウントの後に入る追い込み暗示にとても近い表現と使われ方をしています。

同人音声のオナサポでこういう言葉を投げかける作品はほとんどありません。
直前に「イケ!」と言い、絶頂開始後は無音になることが多いです。
あるいは「ぴゅっぴゅー」と言って射精の様子を実況しつつ応援するとかですね。

ただし、あれらは催眠誘導をして初めて成り立つプレイですから
本作品のようにエッチシーンで感度が上がる暗示らしきセリフを言うだけでは効果が薄いです。
このプレイをよりリアルにするなら事前に催眠をかけたほうがいいでしょう。
発想は面白いのだけど完成度の面でやや難があると見ています。

絶頂シーンは5回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこの点数にさせていただきました。
現時点で十分な個性を持ってるので今後どう成長されるのかがとても楽しみです。

CV:紅月ことねさん
総時間 51:50

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

淫らな従属の黒魔術

サークル「暗中模索」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、黒魔術を研究してる怪しいお姉さんが
3つのアイテムを使って催眠をかけたりマゾの快感を教えます。

催眠はベル、エッチは縄や鞭の音を鳴らしながら暗示を入れるSM色の強いサービスが魅力で
彼女に服従し痛めつけられるだけの表層的なものではなく
その先にある心の繋がりや快楽を目指してゆっくりじっくりリードします。

今回は通常版のレビューなので、口枷パートの入ってるバージョンで登場するプレイには触れてません。
音声を聴く前にタオルをご用意ください(通常版なら無しでも可)。
苦痛の先にある快感を求めて
お姉さんに催眠をかけられ調教されるお話。

「こんばんは あなたは黒魔術って知ってますか?」
お姉さんは淡々とした口調で話すぼんやりした声の女性。
音声を聴く際の注意事項や準備物を説明すると、早速黒魔術に関するお話を始めます。

本作品は今からほぼ1年前に発売された「淫らな蜜の黒魔術」の続編。
彼女の誘導に従い催眠に入った後、2種類の器具を交えた比較的激しいエッチを楽しみます。
タイトルに「黒魔術」が入ってますが彼に呪いをかけるシーンは特になく
彼女のキャラ、雰囲気、サービスに怪しさを持たせてそれらしさを出してます。
シリーズものですがお話は完全に独立してますから今作から聴いても大丈夫です。

テーマは「幸福による服従」。
主従関係から連想されるマイナスの要素をできるだけ取り除き
彼女に従う喜びや、責めを受けることによって生まれる苦痛を快感に変換してマゾの醍醐味を味わわせます。
プレイ自体はSMに近いのですが、言葉の表現に気を遣っていて雰囲気はとても穏やかです。
彼女が罵倒に類するセリフをほとんど言わないのもあります。

そしてこの過酷なプレイを聴き手ができるだけ身近に楽しめるように
彼女はいくつかの音に暗示を込めて感覚をコントロールします。
催眠パートは音モノの色が特に強いですから、音に反応して催眠に入る不思議な感覚が味わえるでしょう。

催眠はおよそ28分間。
まずは座った状態で深呼吸しながら彼女が鳴らすベルの音を聴きます。
寝ながら聴いたほうが入れる人はもちろんそうしても大丈夫です。

「硬くなった心 緊張や不安 理性や心の防御壁 心を取り囲む様々な要素がベルの音と共に消えていく」
「りぃーん」という涼やかな音を長めの間隔で鳴らしながら
お姉さんは心身の緊張がほぐれたり催眠状態が深まる暗示を丁寧に入れます。
音と暗示を必ずセットにしてるおかげで最初は単なる効果音としか感じなくても
後のほうになるとそれに連動して体がビクついたり心が震える反応が現れます。

シーンによって暗示の入れ方や内容が切り替わっていくのもポイント。
最初は「心地いい」「まどろむ」などリラックスを促す言葉をメインにしてたのが
少し経つと「落ちる」「消える」といった深化に関わりのあるワードへとシフトします。

他にも声とベルの位置を左右に振り分け、意識を大きく逸らすことで暗示を入れやすくする効果的なアプローチをします。
やってることを簡単に言うと「ベルを鳴らしながら暗示を入れる」なのですが
催眠音声を数多く製作されてるサークルさんなだけあってその流れは変化に富んでます。

「あなたは私と二人だからこそ 限界を超えて乱れることができるし ありふれた関係では決して見ることの出来ない 美しいあなたの姿に 私は酔いしれて 魅了され 溺れる」
ある程度催眠が深まった後はいよいよ本題となるマゾの快感に関するお話をします。
自分ひとりの力ではできることに限界がある。
だから彼女が色んなプレイをし、それによって彼の本当の姿を引き出す。
彼女ではなく彼=聴き手のメリットを強調する形でマゾへの興味をくすぐります。

本作品のプレイは結構人を選びますから心構えも重要です。
この後始まるエッチでも彼女は信頼や愛情を至るところで見せます。
彼女の言葉をある程度受け入れやすくなった段階でこれを切り出すところも秀逸と言えます。

第一のアイテムにあたるベルを活用して催眠状態を深める独特な催眠です。
SMプレイに耐えられる前向きな心を育てることを目的に
序盤は純粋なリラックス、中盤は深化を意識した言葉を盛り込みながらベルをうるさく感じない程度に鳴らし
それからSMの人間関係に関するお話を通じて魅力を伝え、最後に改めてがっちり落とします。

割と特殊な誘導なのですが暗示の量、入れ方、表現が工夫されていて
意識のぼやけや体のだるさが比較的早い段階から実感できます。
途中でイエスセットっぽい言い方をして落とすシーンもあるなど色んな技術が盛り込まれてます。
ベルの少し響く透き通った音も心地いいです。
飴と鞭を織り交ぜたエッチ
エッチシーンは42分間。
プレイは縄による拘束、背中/お尻への鞭打ち、キス、耳舐め(超短時間)です。

拘束、鞭打ちの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「これからたくさん可愛がってあげますからね」
催眠を使って主人公の心を従順なマゾへと変えたお姉さんは
彼のために作った特別な縄で体を隅々まで縛ります。

エッチはご主人様にあたる彼女に終始責められます。
最初の12分間でするのは縄による拘束。
体をどんな風に縛ってるか話しながらその感覚を暗示で小まめに伝えます。

「少し硬く しなやかな縄の感触に ゾクリと震える」
「ぐっと締め上げる 快感が溢れ出して心が形を変えていく 窮屈で 苦しくて でも気持ちがいい」

一見するとヤバいプレイに感じるでしょうけど、彼女はここでも縛られる痛みにはほとんど触れず
女性に縛られるシチュやそこから得られる精神的な快感を強く味わわせます。
最中に鳴る効果音も非常にリアルで縛られる様子をイメージするのに役立ちます。

音そのものに暗示を入れることはあまりありませんが
縄をぎゅーっと締めた時に鳴る音に反応してゾクゾクする人がいると思います。
催眠パートと同じく音が重要な役割を果たしてます。

準備ができた後に始まるのは鞭打ち。
バラ鞭と呼ばれる枝分かれした器具を最初は背中、次はお尻に何度も叩きつけます。
お尻を叩く時に四つん這いになる指示が出ますが無理にやらなくてもいいそうです。

「大丈夫ですか? もし強すぎて辛ければ 首を横に振って教えてくださいね」
「刺激に敏感になった肌に 甘いキスのご褒美」

このいかにもSMなプレイの最中にも彼女は信頼や愛情を注ぎます。
序盤は「ぺしっ」という叩くよりも撫でると言ったほうがしっくり来る音を鳴らし
彼が痛みを我慢してそうだと判断したら優しい言葉をかけて力加減を調節します。
そして背中を一通り叩いた後にはご褒美のキスをして彼の心をさらに蕩かそうとします。

ひたすら痛めつけるだけでは拷問になってしまいますから
SMにとって重要な「心の繋がり」を感じられるようにプレイを進めます。
男女両用だからというのもあるのでしょうけど鞭の音もかなり抑えられてて聴きやすいです。

肉体よりも精神への責めがずっと充実してるエッチですね。
自分が彼女に縛られてる、体を叩かれてる、恥ずかしい姿を見られてる状況で気持ちを盛り上げます。

「快感が打ちつけられる 体の中を通り 前立腺に ペニスに快感が響く」
ただし、絶頂が絡む終盤だけはハードな責めを繰り出します。
普段よりも嗜虐的な表情を見せつつ嬉しそうに鞭を振るう姿はまさしく女王様。
お尻を叩きながら強めの語気で暗示を入れるシチュも相まって股間が強めにウズウズします。

最初に1回絶頂し、少し後に2回連続でイク流れです。
溜めが長いからか私は1回目のほうがイキやすかったし快感も強めでした。

このように、SMプレイを受ける心情を綿密に描いて興奮させる雰囲気重視のエッチが繰り広げられてます。
挑戦的な作品
催眠音声ではタブーとされてる要素を積極的に盛り込んでる作品です。

ちょっぴり中二病をこじらせてる怪しい雰囲気のお姉さんが
タイトルの黒魔術らしさを持たせた催眠とエッチでMの快感を味わわせます。

ベルの音と暗示を連動させて落とす催眠、縄を縛る音や鞭で叩く音を多めに鳴らしイかせるエッチと
どちらも「音」を重要な位置に置いて感覚を少しずつ膨らませます。
中でも催眠はシーンごとに音の位置まで切り替える凝ったものです。

ここまでガチなSMプレイをするのも非常に珍しいです。
催眠は被験者と催眠者の信頼関係があって初めて成り立つ行為なので
本作品のように相手をストレートに痛めつける描写を入れることはほとんどありません。
大抵が快楽漬けにするとか、背徳感を強く味わわせるといった別方向のアプローチをします。

「私だって あなたという奴隷なしで 生きていけない心になってるんですよ」
普通にやったら聴き手が抵抗を感じる可能性が高いことを考慮し
彼女はこの行為が愛に基づくことを強調し、その先に快感が待ってることを教えます。
痛みや苦しみといったマイナスの感情をできるだけ弱めたりぼかしながら進めるので
実際に聴いてみると凄惨さは相当に薄いです。

彼女がプレイ中に飴と鞭を織り交ぜてるのも大きいです。
縄の音や鞭の音がややハードに感じるからこそ、キスの音や労わりの言葉で中和します。
最中の暗示も快楽を増幅させるものがほとんどですし、難しいテーマを繊細に扱ってるのがよくわかります。

SMを受け入れられるかどうかで満足感に違いが出るのは否定しませんが
できるだけ多くの人に楽しんでもらおうとする創意工夫が込められてるのも事実です。
サークルさんが1時間近くの体験版を用意されたのも納得したうえで製品版を聴いて欲しいからだと思います。

絶頂シーンは3回。
効果音それなり、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

癖のある素材を上手に料理してる作品です。

CV:男性向け…みもりあいのさん 女性向け…想さん
総時間 男性向け…1:25:39 女性向け…1:26:20

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ドスケベお姉ちゃんのイタズラ催眠

サークル「すたじお ちぇりー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて悪戯好きなお姉ちゃんが
寝たフリをしてる少年に催眠をかけてから変わったエッチをします。

深呼吸をたっぷりさせながら軽い暗示を入れるリラックス特化の催眠
特定の音やカウントを起点に興奮と絶頂を促すエッチなど
年上の女性に優しく弄ばれる雰囲気を大事にした催眠音声らしいサービスを行います。

この作品はDMM専売となっておりDLsiteでは現在販売されてません。
今後発売される見込みもないようですから興味を持った方はDMMにてお買い求めください。
お姉ちゃんとするいけないお遊戯
お姉ちゃんに催眠をかけられ何度もイかされるお話。

「おーい おーい おーい 起きろ」
お姉ちゃんはやや男らしい話し方をする優しい声のお姉さん。
主人公の部屋に来たところ彼が寝てるので起こそうとすると
寝たフリをしてるとすぐさま見抜き、催眠を使ったエッチな悪戯を始めます。

本作品は肉親もしくは幼馴染あたりの非常に親しい間柄にある彼女が
無抵抗な彼にちょっぴり意地悪する形で催眠やエッチなサービスを提供します。
「ドスケベお姉ちゃん」と言われてるだけあってほぼすべてのシーンを積極的にリードし
エッチも前半と後半でスタイルを大きく切り替え何度も何度も絶頂へ追い込みます。

「あたしがお前に催眠術かけて すっごいいやらしいことしてやる」
セリフだけを見ると乱暴な印象を受けるでしょうが
口調は終始穏やかで高圧的に感じることはまずありません。
弄ばれてる雰囲気をより強く出すために敢えて男性っぽい部分を持たせた感じです。
無理矢理犯す展開にもなりませんし、聴き手を楽しませることを第一に考えながらプレイを進めます。

催眠はおよそ19分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずはお馴染みの深呼吸で心身を一旦落ち着けます。

「本当に眠ってるみたいに 眠ってるみたいに ゆーっくり」
彼が寝たフリをしてる状況を利用し寝てる時の感覚をイメージさせたり
息を吐くのに合わせて「力が抜ける」と軽い暗示を入れるなど
催眠に入るための環境作りを見据えて最中は色んな言葉を投げかけます。

本作品は催眠パートが19分、エッチは11分と深呼吸する時間が非常に長く
これらを続けてるだけでも胸のあたりがスッキリするとか、意識がぼんやりする感覚が湧いてきます。
催眠は意地悪な要素がまったくありませんからいい気分に浸って聴けるでしょう。

7分程度深呼吸を続けた次はいよいよ催眠状態を少しずつ深めていきます。
引き続き呼吸しながら彼女が手を叩くのに合わせて目を開き、しばらくしたら閉じるのを繰り返します。

サークルさんは半覚醒状態と催眠状態を往復させる揺さぶりを意図してやられてると思うのですが
1回目をやる際に目を閉じるタイミングが明確に指定されないこと
閉じたのに合わせて追い込みの暗示を入れてこないことから
このシーンで催眠に入っていく感覚が味わえる可能性は低いと見てます。
私の場合も深呼吸による眠気を軽く感じただけで体の重さや催眠特有の感覚はありませんでした。

深呼吸も合図はしっかりしてるのですがそれに合わせて暗示を入れる頻度が低く
結局のところ暗示を受け入れやすい状況を作ったところで終わってます。
この流れなら例えば呼吸の合図と暗示を入れる声をふたつに分け
それぞれがタイミングを取って語りかけていれば今よりもずっと深いところに誘導できたはずです。
「何のために深呼吸や目の開閉をさせるのか」を考えながら催眠を組み立てて欲しかったです。

ひたすら深呼吸を繰り返すリラックス特化の催眠です。
聴き手の心と体を骨抜きにし、お姉ちゃんが好きに弄べる状態にすることを目的に
最初から最後までほぼずっと深呼吸を繰り返し、その合間に脱力の暗示を入れたり目の開閉をさせます。

全体の流れは特に問題ないと思います。
ですが時間に対する暗示のボリュームが少なく、入れるタイミングも的確とは言えません。
催眠のキーとなってる深呼吸を有効活用できてないところも引っ掛かります。
彼女の目的を考えれば脱力にもっと力を入れてもよかったのではないかなと。

以上のことからあまりよくない催眠と私は考えてます。
最初は優しく、次は意地悪に
エッチシーンは38分間。
プレイは擬似手コキ、音による絶頂、上半身舐め、フェラ、お姉ちゃんのオナニーです。

擬似手コキ、オナニーの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「今からお姉ちゃんが ご褒美をあげような」
催眠を使って主人公を抵抗できない状態にしたお姉ちゃんは
言葉と音を組み合わせた責めで体の感度や絶頂したい気分を盛り上げます。

エッチは終始彼女がリードする形で進みます。
前半の20分間はおねショタらしい甘やかすスタイルでの責め。
手コキっぽい音を鳴らしながらおちんちんが敏感になる暗示を入れ
ある程度準備できた後にカウントと心臓の鼓動音を組み合わせて最初の絶頂へと導きます。

「この音が聞こえるたびに お姉ちゃんがキスしてくれる おでこの奥が ムズムズして ジンジンして 気持ちよくなる」
「この音がするたびに お前の体の奥がキューッとなって 切なくなる」

このシーンでは彼女が彼の体に直接触れる描写がほとんどない代わりに
責められてるイメージを膨らませる音を適度に鳴らして興奮を後押しします。
特定の音をトリガーに感覚を操作する音モノっぽいプレイと思ってください。
心音以外の音は同人音声のエッチシーンで流れる効果音とほぼ同じで結構エロいです。

絶頂については心音が鳴った瞬間にイク暗示を事前に入れ
それから10あるいは5カウントをストレートに数えるシンプルなものです。
面白い試みだと思うのですが、残念ながらここも前後の暗示が弱い関係で効果が薄くなってます。
今回がまだ2作目なのもあるのでしょうけど、音やカウントといった素材を持て余してる印象を受けました。

それに対して後半は彼女の態度がややSへと傾きます。
心音でイクことを教え込んだうえで今まで通りカウントを数え、それを最後にわざと鳴らさなかったり
5秒程度ちゅぱ音を鳴らしてしゃべるのを繰り返す焦らし系のフェラで性感を限界ギリギリまで蓄積させます。

「イかせてもらえないたびに お前の中でムズムズしたものが溜まって 気が変になりそう」
プレイ自体は意地悪ですが彼女の態度は引き続きさばさばしてます。
言葉責めをしたり彼の情けない姿を嘲笑うことはありません。
前半よりも強い絶頂を味わわせるために敢えてこうしてると見るのが妥当です。

カウントを使った寸止めプレイがメインになるので、カウントを数えるシーンがとにかく多いです。
ただカウントは単に数えるだけだと催眠にとってそれほど意味のある行為にはなりませんから
回数をもう少し減らす代わりに「数が減るほど股間のムズムズが強くなる」など
カウントそのものに暗示を丁寧に入れることを頑張ったほうがより機能したと思います。

「オナニー気持ちいいっ チンポ チンポ好きっ」
最後の絶頂を迎える終盤だけはプレイの内容が大きく変化します。
これまでのプレイで我慢できなくなった彼女が彼に跨ってオナニーを始め
おまんこをかき回す音を鳴らしながらやや下品な淫語を連呼します。

最後まで意地悪に振舞ってたらおねショタらしさが崩れてしまいますし
二人で一緒に楽しんで締めくくる展開はとても良いと思います。

このように、優しさと厳しさが混在した催眠音声らしいエッチが繰り広げられてます。
シチュは良いのだが…
ワイルドな女性が自分なりのやり方で少年をもてなす穏やかな作品です。

お姉ちゃんは自分が来ても恥ずかしくて起きられない主人公を楽しませようと
まずはリラックスできる催眠を施して緊張をほぐし、それから緩急をつけた独特なエッチをします。

全編の半分近くで深呼吸を続けるスタイル、音やカウントといった催眠らしい要素を織り交ぜたエッチ。
おねショタの醍醐味である年上の女性が優しくリードする姿勢を維持しつつ
男女がする普通のエッチとは明らかに違うプレイで彼をドライオーガズムに導きます。

「また遊んで欲しかったら 何度でも戻ってきていいんだぞ? お姉ちゃんは お前のこと大好きだから」
彼女は自分となかなか上手く接することができない彼を可愛いと感じており
強引に責めたりせず言葉と体への刺激を組み合わせてじっくり気持ちよくします。
そしてエッチの終盤では我慢できずにオナニーを始める可愛いところも見せてくれます。
頼り甲斐があって女性らしさも持ってる魅力的なキャラに映りました。

催眠は暗示の扱いや表現が軽い点を改善した方がいいと思います。
深呼吸は催眠音声だと本当によく見かける行為ですが
サークルさんの実力や経験によってその品質に大きな差が出ます。
深呼吸をしっかりやること自体は問題ないので、今後の作品でそれをどう活かすかに期待したいです。

エッチは催眠音声だからこそできるプレイを強く意識してます。
中でもくちゅ音や心音に暗示を連動させるアプローチは珍しくて面白いです。
ただカウントは今のままでは闇雲に数えてるだけになってるかなぁと。
序盤の感度強化も「ムズムズ」「ジンジン」といった同じ単語を繰り返し言ってましたし
催眠パートと同じく暗示の表現力や幅広さを磨いていけばもっと良いものが生まれると思います。

絶頂シーンは10回。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこの点数とさせていただきました。
価格がたったの100円ですから興味を持った方はどうぞ気軽にお試しください。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:07:43

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点

ドスケベお姉ちゃんのイタズラ催眠
体験版はこちらにあります


追記
ページがうまく表示されない場合は以下のコメントご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/36419653.html#comments

作品自体の点数は3点。
コスパが非常に良いので+2してあります。

女体化催眠!  「あらあら可愛いお嬢ちゃんね♪」

サークル「ボトムズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、大きな体と逞しいおちんちんを持つ女調教師が
催眠を使って男性を女の子の姿に変え、それから甘く激しいエッチをします。

一般的なレズプレイに催眠とふたなりを盛り込んだ比較的マイルドサービスが行われており
催眠は古典系の技術に目的となる暗示を絡めてゆっくり深化させ
エッチも無理矢理犯すのではなく心と体の準備を十分にしてから気持ちよくイかせます。
ふたなり女性の優しい調教
ふたなり女調教師の奴隷になり犯されるお話。

「あら、気がついた? うふふ。驚かせてごめんなさい」
ふたなり女調教師は穏やかで色っぽい声の女性。
目を覚ました主人公にこれから何をするか教えてあげると
彼を自分好みの女の子にするための催眠をかけます。

本作品は彼女のペットになって女性の快感をたっぷり味わうことを目的に
まずは女体化催眠を通じて女性の体や奴隷としての心構えを身につけてから
前半はソフト、後半はハードなエッチで合計3度の絶頂を目指します。

ボトムズさんは私の知る限り今まで催眠音声を2本製作されていて
残念ながらそのどちらも品質に大きな難がありました。
しかし今回は無料側で活躍されてるササジマさん(願望消火栓)をシナリオ担当に迎えたおかげで
以前よりもずっと本格的な作品に仕上がっています。

挿し絵だけを見るとかなりハードな内容に思えるでしょうけど
実際は彼女が愛情を注ぎながら屈服させる比較的マイルドな路線で進めます。
痛みや苦しみを与えるシーンはほぼなく、女性特有の快感を与え続ける快楽堕ちっぽい調教です。

催眠はおよそ23分30秒間。
最初は彼女の声に合わせて深呼吸したりお話を聴いて心身をリラックスさせます。
作中では特に指定されませんが仰向けに横になって目を瞑るのがいいでしょう。
催眠開始からエッチ終了まで彼女の声に若干のエフェクトがかかります。

「ゆっくりと呼吸をして、私の話を聞いているうちに、きっと全身の力が抜けて 考えるのも面倒になって、体も心もドロドロになってしまう」
「例えば、大空から落ちてくる雨粒。重力に引かれて、落ちて、落ちて、落ちて、地上にぶつかる」

深呼吸の最中にタイミングよく言葉をかけたり、自然に関するイメージに暗示を込めるなど
ふたなり女調教師は早速様々なアプローチをかけて意識の力を少しずつ弱めます。
作品説明文のプロフィールではかなりの悪女となってますが
声や口調は至って上品で彼に対してもあまり高圧的な態度を取らずに接します。

他にもお話の最中に柔らかい表現で彼女に従うメリットを教えるなど
押し付けるのではなく自分からそうなりたくなるように誘導します。
言い回しにも気を遣ってますし、彼女に対して嫌な気分を抱く人は少ないと思います。

お次はカウントを数えて一度半覚醒させ、もう一度数えて深化させる動作を数回繰り返します。
催眠音声では割とよく見かける「揺さぶり」という技法です。

「崖から放り投げられた小石のように、何も考えず全てを任せて落ちていく。一番下の深い所まで落ちて、落ちて、落ちていく」
1回目は前後の暗示を厚めにして入念に、それ以降は段階的に間を短くしながら
「落ちる」などの言葉を多めに投げかける手堅い深化です。
回数が増えるほど半覚醒時の意識のぼやけや深化時の心地いい感覚が強く味わえるでしょう。
カウントの数え方や暗示の言い方にもっと気を配っていればより良くなったと思います。

本題にあたる女体化は最後の7分間。
顔、腕、胸、性器など男女の差が顕著に出る部位に的を絞りそれぞれでカウントを数えます。

「まずは頭から。長い髪、大きな瞳、小さな鼻、柔らかな唇」
進め方はいいと思うのですが、変化後の女性像に関するフォローが特にされてなかったり
容姿の変化にだけ触れておっぱいやおまんこの感覚はこれといった暗示を入れてこないなど
女体化催眠と呼ぶには配慮に欠ける部分がいくつか見られます。

前者は敢えて具体的に言わないことでイメージ力を膨らませようとしたのでしょうけど
それなら「あなたの好きな容姿をイメージしていいわよ」などを言って欲しかったです。
後者も見た目を変えるだけではエッチで気持ちよくなれませんから重要です。

脱力感を通じて男性よりも非力になった気分にさせるところまでは良かったのですが…。
聴き手を女性になりきらせるための工夫がもう少し欲しいです。

古典系の技術をベースに自然な服従を促すシンプルでテーマ性のある催眠です。
聴き手を女の子の姿に変え、尚且つふたなり女調教師の言葉を素直に受け入れられる心にすることを目的に
深呼吸やイメージによる脱力、揺さぶりを使った深化、追加の脱力&女体化と
後になるほど催眠が深まり抵抗力も薄れるように少しずつ導きます。

細かく見ると気になる部分はあるものの、深化させるところまでは十分な品質を持ってると言えます。
ただし催眠の〆を飾る女体化については先ほど書いたように粗さが見られました。
女体化作品で女体化に失敗するとこの後のエッチが成り立たなくなりますから
その可能性をできるだけ減らすための保険をかけても良かったと思います。
最初は優しく、次は激しく
エッチシーンは2パート39分間。
プレイは手マン、クリ責め、クリトリスへのキス、SEX(体位不明)です。

手マン、クリ責め、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「今からあなたにしてもらうのは、とっても気持ち良くて素敵なこと」
催眠を使って主人公を可愛い女の子へ変えたふたなり女調教師は
彼に脚を開かせ綺麗なおまんこを指で優しくいじります。

エッチは終始彼女が責める形で進みます。
最初の「処女を奪ってあげる」は前戯に力を入れてるパート(約25分30秒)。
指でおまんこの外側を十分にいじってから中に差し込み
そのままクリトリスも指や唇で責めて愛液をたっぷり分泌させます。

「ほら、私の指があなたのピッチリと閉じたおまんこの周囲を撫で回す。なんてことのない些細な刺激なのに、何だかとても気持ちいい」
そして彼女はプレイの様子を実況しながら気持ちよく暗示を丁寧に入れて、イメージ力と快感をバランスよく膨らませます。
本作品のエッチは感度を強化する暗示が非常に多く
焦らしや寸止めといったやや意地悪な責めも相まって後になるほど股間がムズムズしてきます。
セリフの邪魔にならないよう効果音の音量を控えめにしてるのも良いです。

エッチに入ってもふたなり女調教師は引き続き優しく接してくれますから
調教されてる感覚をあまり抱くことなく気持ちよくなれるでしょう。
女性の快感を思う存分味わわせて離れられなくする女体化作品らしい調教です。

穏やかな雰囲気に変化が訪れるのはプレイ開始からおよそ24分後。
エッチを通じて奴隷の心をさらに養い、おまんこもぐちょぐちょにしたところで
いよいよ自慢のおちんちんで彼の膣内を一気に貫きます。

「全身の快感が弾けて、頭の中が気持ちよさでめちゃくちゃになり、アクメに達する!」
このパート内のSEXは2分程度と非常に短いのですが
これまでに言葉、暗示、エッチな音を使って心身を十分に盛り上げてることや
穏やかだった前戯から一転して激しく責めるおかげで、股間を中心に熱やエネルギーが一気に高まってきます。
挿入後に流れる「ぱちゅん」というピストン音も激しく、絶頂時の追い込み暗示も力強いです。

まったり責め続けるだけでは奴隷への調教になりませんから
このように落差をつけてイかせるスタイルは効果的だと思います。
ご奉仕っぽいプレイだけど上下関係だけはきっちり維持するところも作品の雰囲気に合ってます。

続く「連続絶頂」は激しさを前面に押し出したパート(約13分30秒)。
先ほどのSEXで彼をイかせたものの、自分はまだまだ射精に届かず欲求不満なふたなり女調教師が
そのままプレイを続けて彼を2回連続の絶頂へと追い込みます。

「7、8、9、10、回数を重ねるごとに快感が積み重なっていって ほら、もっと感じてしまっていいのよ」
「クリトリスを責められる度に鋭い快感が全身に走って、中を責められる度に全身がとろけるような甘い快感が全身に広がる」

1回目は緩めのピストンで、2回目はクリ責めも一緒にとスタイルを切り替え
前のパートと同じく感度の上がる暗示を入念に入れる催眠音声らしいエッチです。
大事な部分をおちんちんで擦られる快感、ご主人様に犯される快感、そして彼女の精液を注がれる快感。
男性では決して味わえない要素をいくつも組み合わせて絶頂へ追い込んでくれます。

このように、多少の調教要素を交えた主観的に楽しみやすいエッチが繰り広げられてます。
マイルドな調教作品
どぎつい描写を極力抑えた聴きやすい作品です。

ふたなり女調教師は主人公を自分好みの従順なメス奴隷へと変えるために
まずは催眠を通じて女性の体を与えつつ抵抗心の除去を行い
それから緩急をつけたエッチで心身両面を自分の虜にします。

安定感のある技術と暗示を組み合わせてしっかり深める堅実な催眠
痛みや苦しみではなく快楽で彼を堕とす甘めのエッチ。
「調教」から連想される激しさや凄惨さをできるだけ匂わせずに彼を手懐けようとします。

「大丈夫よ。また可愛がってあげるから」
音声を聴く前は「最初は優しく接して徐々に本性を現すのかな?」とも思ってたのですが
実際は最初から最後まで気のいい女性であり続けます。
エッチの描写がソフトですし、エンディングもさっぱりしてるのでM性が低めの人でも割と聴けます。
ドMの人が期待して聴いたらおそらく拍子抜けするでしょう。

催眠はササジマさんが過去に出された無料作品に比べるとグレードダウンしてる印象を受けました。
彼が台本だけ担当したのか、それとも演技指導や編集まで手がけてるのかがわからないので
私もそこまで突っ込んだことを書けないというのが実際のところです。

「ねえ。私はあなた好みの主人よ? わかるよね? マゾなんだから?」
エッチはササジマさんがハード系の作品に初挑戦されたこともあり甘さが強いです。
彼女が調教師を名乗ってることや、主人公が作中である程度のM性を持ってると明言されてることを考えると
M心を刺激する描写やアプローチがもう少しあっても良かったかもしれません。
例えば他人に大事な部分を好き放題弄ばれてるシチュや、SEXであっさりイかされてしまった屈辱感などです。

あと連続絶頂パートの最後でカウントを数え、追い込み暗示を入れた直後に音声が終わるのも引っ掛かります。
ドライとはいえ連続絶頂を迎えたのですから、その余韻に浸る時間が30秒程度は欲しいです。

絶頂シーンは3回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「中古便器の分際で」パートです。

CV:柚木つばめさん
総時間 1:23:55(本編…1:17:06 おまけ…6:49)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

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