同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:誰得催眠製作所

   ● 桜守
   ● 催眠性感マッサージ~スライム編~(再レビュー)
   ● メイド催眠
   ● 魔囁の教会 後編
   ● 魔囁の教会 前編
   ● 幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版
   ● いたずら夢魔 プーカちゃんといっしょ
   ● あいすくりーむになっちゃう催眠音声。
   ● Halloween Another night
   ● 魅惑の口づけ~へべれけ若奥様のらぶらぶキッス~


桜守

誰得企画(仮)さんで公開されてる無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、大きな桜の木を代々守り続けてる家系の末裔が
そこを訪れた男性と一緒に最後のお花見を楽しみます。

桜の木や彼女の境遇などを話し、物語の世界に引きこんでから催眠をかけ始める展開や
人間が持つ五感を刺激し桜のイメージを膨らませていく誘導など
テーマの「お花見」をリアルに感じてもらうことを第一に考え、それぞれを丁寧に進めます。

音声を聴く際に以下のアイテムを用意するとより楽しめます(無しでも可)。
桜茶、桜の求肥餅
枯れた木に再び花を
桜守の末裔「佐倉さくら」とお花見するお話。

「あなたは…だぁれ? もしかして…お花見に来たの?」
さくらは明るくて穏やかな声の女の子。
とある桜の木を見にやって来た主人公を歓迎すると
案内しながらその木や自分のことを語り始めます。

本作品は日本における春の定番イベント「お花見」をテーマに
彼女がお話をしてから催眠をかけ、最後にほんの少しエッチなサービスをします。
主人公がここに来たそもそもの目的がお花見にあるため、エロよりも癒しをずっと重視した内容です。

ストーリーを簡単に説明しますと、彼女の家は昔からこの桜をずっと管理し続けてきました。
以前は名所として本当に多くの人々が訪れたそうですが
彼女のおじいちゃんが木の手入れをできなくなったのをきっかけに昨年枯れてしまいます。

そして花が咲かなくなった木で最後のお花見をしようとしたところへ偶然彼が現れ
申し訳なく思った彼女が催眠を使って擬似的なお花見を体験させてあげます。

「私の家はね、代々、ここの桜の桜守をしてたの」
音声開始から最初の13分間はそういった背景を彼女がのんびり語ります。
ストーリー性を重視してるのが催眠音声ではやや珍しいですね。
主人公とできるだけ同じ視点でお花見する、つまり没入感を与えることに力を入れてます。

このシーンは最中に催眠暗示っぽいセリフを若干言うものの
ごく普通の会話に近いので催眠音声っぽさはほとんどありません。
催眠をいきなりかけるのではなく、そこに至るまでの過程も語って物語の世界に引きこみます。

事前にふたつのアイテムを用意するのもお花見をよりリアルにするための工夫です。
世界観や彼女のキャラがしっかりしていてボイスドラマを聴いてるような気分が味わえます。

ちなみに本作品には「おわかれエンド」と「ずっと一緒エンド」があり
前者はお花見を楽しんだ後にそのまま解除、後者は追加でエッチなサービスが入ります。
ネタバレになるので詳しい理由は伏せますが、ずっと一緒エンドの方がより強い癒しが得られると思います。
多くの感覚に働きかける丁寧な催眠
催眠はおよそ30分間。
さくらが催眠をかけることを遠まわしに告げた後に横になり
まずは軽い深呼吸と脱力をして心身を適度にリラックスさせます。

「右腕に、意識を集中。肩から、肘、手の先へ… いらない力が、疲労が…流れでていく」
「心が楽になると…頭も、なんだかぼーんやりしてくる。まるで、空に浮かぶ雲みたい」

有料を中心に数多くの作品を手がけられてるサークルさんなだけあって
深呼吸も脱力もリードが巧みで聴けば聴くほどだらんとした感覚が強くなります。
催眠が始まるとさくらの声がぼんやりし、話すペースも一気に緩くなるのがいいですね。
事前にドラマシーンを挟んでるのも相まって自然に脱力できます。

「ひらひら…ひらひら。 花びらが、舞い落ちるように… ゆっくり…ゆっくり」
また続く深化シーンでは桜の花びらが舞い落ちるイメージに暗示を込めて意識の力を弱めます。
誰でもイメージできるものですし、体全体が少しずつ下りていく感覚が味わえるでしょう。
古典系の技術をテーマに沿って本当に上手く行使しています。

催眠の世界に到着した後はいよいよ本題のお花見が始まります。
ここでは人間が持つ五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のすべてに働きかけて
桜の木の様子やそこに自分がいる感覚をリアルに体験させます。


「爽やかな風に吹かれた桜吹雪は、とってもいい香りを運んでくる。ふんわりとした、いい匂い」
「舌は、結構、敏感な部分。桜の与える官能が… 舌を通じて、広がっていく」

催眠音声ですと視覚と聴覚はよく使われるのですが、味覚へのアプローチは非常に珍しいです。
お茶やお菓子を事前に食べてれば容易にイメージできるでしょうし
そうでない人もほのかに良い香りがするとか、口の中が甘く感じるかもしれません。

作品の世界にいる気分に浸らせながら体全体でお花見を感じさせる。
テーマ性があり技術的にも優れたものを持ってる高品質な催眠です。
唇を通じて身も心もひとつに
エッチシーンは11分ほど。
プレイはキスのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ちょっとだけ、待って。顔…真っ赤になっちゃって… 恥ずかしいから…」
催眠を使って主人公に以前の元気な桜の木を見てもらったさくらは
とある秘密を打ち明けてから自分とキスして欲しいとお願いします。

エッチは彼女と数回キスするだけの極めてシンプルなものです。
彼女となぜキスをするのか、その結果二人がどうなるかは聴いてのお楽しみとさせてください。

音声作品におけるキスと言うとちゅぱ音を鳴らすのがメジャーですが
本作品の場合はちゅぱ音の割合を低めにし
その代わりキスの感覚や彼女とひとつになる幸福感を与えることに力を入れてます。

「あ、ほら…あなたの、心に…ゆっくり、根を、おろしてくよ。なんだか…優しい気持ちに、なるね」
そして彼女は二人の心がひとつになる様子を植物の成長に例え
その中に感覚支配の暗示を交えて心を温めようとします。
絶頂をほのめかすシーンもありますが、カウントを数えたり追い込むセリフを言うことはありません。
射精やドライではなく幸せイキに近い感覚と思ってください。
艶やかな作品
物語の世界に没頭させて癒しや幸せを与える臨場感の高い作品です。

桜守として長い間一本の木を管理し続けてきた家の女性が
その役目を終える節目に見知らぬ男性と最後のお花見を楽しみます。

作中で二人が食べるお茶菓子を聴き手自身も味わう流れや
催眠をかける前に彼女や桜の木に関することを詳しく話すドラマシーンなど
一般的な催眠音声以上に聴き手と主人公を重ね合わせる要素が盛り込まれてます。

「これから先… 辛いことや、悲しいことがあっても… この桜が…私が、一緒だからね」
そして物語を通じて彼女がすぐ近くに、あるいは自分の心の中にいるのを感じさせて癒しを与えます。
集中力やイメージ力を高められるようにリードしてくれますし
聴いてる最中はそれこそ時間が経つのを忘れるほど音声に熱中できるのではないでしょうか。
一部のシーンでちょっぴりしんみりする人もいるでしょうね。

本題となるお花見とそれに至る道筋がとにかく優れてます。
主人公が見ている木がどんなものか、周りがどんな景色か、花びらからどんな匂いが漂ってるのか。
健常な人間なら誰でも持ってる感覚に上手く働きかけてイメージをより鮮明にします。
事前の導入や深化も実力のあるサークルさんらしい冴えがあって入りやすいです。

ルートによってエッチシーンの有無が選択できたりプレイ自体がソフトだったりと
催眠が充実してる一方でエッチはおまけに近い位置づけです。
ですから性欲の発散ではなく気持ちを落ち着けたい、リフレッシュさせたい時に聴いてみてください。
私もドライは迎えられませんでしたが消化不良な感じは特にしてません。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

春の匂いが漂う癒しに満ちた作品です。
無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:胡桃れみさん
総時間 1:13:30(共通パート…46:42 おわかれエンド…3:28 ずっと一緒エンド…23:20)

誰得企画(仮)
http://ameblo.jp/mr-nomikko/entry-10987421827.html

催眠性感マッサージ~スライム編~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第3回目は甘い声と柔らかい体を持つスライム娘が
主人公の全身を包み込む変わったマッサージとエッチで癒しを与えます。

温感操作の暗示を重点的に入れて彼女にマッサージされている感覚を伝えたり
人間では決してできないエッチで絶頂へと導くなど
彼女の持ち味を十分に出しながら心と体の両方を満たしてくれます。

今回はAパターンでのレビューをお送りします。
スライムからの温かいプレゼント
スライム娘にエッチなマッサージをしてもらうお話。

「おーい おーーい 聞こえてる…? 私の声 聞こえてるー?」
スライム娘は甘く可愛い声の女の子。
主人公に癒しのマッサージをするためにやってきたことを告げると
その前の準備としてまずは催眠をかけてあげます。

本作品は癒し系サービスとして既に定番となっているマッサージをテーマに
彼女がその特殊な体を使って彼の首から下をすっぽり包み込み
温めたり刺激を与えて気持ちよくする様子を主観的に楽しませてくれます。

人外モノと言うと激しい、あるいは苦しいエッチをする印象を抱く人もいるでしょうが
誰得催眠製作所さんは人外娘とのあまあまなエッチを得意とされているため
人間を相手にする場合とまったく同じ感覚で安心して聴くことができます。
サービスに個性を出すためにこういったキャラを登場させている感じですね。

また本作品には2種類のパターンが用意されており、どちらか片方を選んで聴くことになります。
主な違いはエッチ序盤のサービスを行う順番とカウントの量。
Aパターンはマッサージ→全身舐めの順に行い最後にカウントを使った連続絶頂
Bパターンは全身舐め→マッサージの順に行う流れになっています。
催眠パートやエッチの後半は一緒です。

順番が違うだけで細かな言い回しは同じですから
なんとなくよさそうだなと思ったほうから聴いてみるといいでしょう。
違いのあるシーンの時間はどちらも15分程度です。

催眠は2パート12分ほど。
最初のパートは催眠に入りやすくする準備として
深呼吸をしたりお風呂で石鹸を使って自分の体を洗うイメージをします。

「ぬるぬるの感触と 程よい刺激が心地いい じーんわり 疲れが取れていって… とっても気持ちいい…」
「私の体は とろとろ すごーく やわらかい… 柔らかい体であなたを包んで… 全身をゆっくり ゆっくり揉みほぐしてあげる…」

お風呂でぬるぬるの泡に包まれたり湯船に浸かる感覚は誰でも日常的に味わってますし
ほとんどの人がそれに心地よい感覚を抱いているはずです。
そんなわかりやすいイメージに暗示を絡めて彼女は上手にリラックスの気分を広げていきます。
そして同時に彼女のぬるぬるした体の感覚とリンクさせます。

今回行うプレイは仮想的なものですからイメージ力が重要です。
だからこそまずは催眠を深めながら彼女の質感を伝えているわけです。
テーマに沿った非常に効果的なアプローチと言えるでしょう。

次のパートはマッサージの準備として彼女が彼の体を包んでいきます。

「ほら…段々 段々 体を覆っていく… 覆われたところが あったかいような こそばゆいような感覚に包まれていく…」
足から膝、股間、胸、肩と下から順に進めながら
彼女はその都度言われた部位に温かさを感じる暗示を入れていきます。
これも直前にあったお風呂に浸かるイメージに近い状況です。

本作品の催眠は体の「熱」を操作する暗示が特に多く
聴いているほど体が妙にぽかぽかするとか、かーっと熱くなる感覚が湧いてきます。
今のような寒い時期なら尚更そう思うでしょう。
言葉とイメージだけを使って彼女の温もりをしっかり感じさせてくれます。

マッサージを始めるまでの様子に技術を絡めたシンプルな催眠です。
スライム娘に全身を包まれている気分を味わってもらうことを目的に
開幕に3分ほどじっくり深呼吸をして一定以上のリラックス気分を与えた後
お風呂や石鹸のイメージを彼女の体や質感と上手に絡め、その上で体を温めていきます。

時間がかなり短いので深い催眠に入った時に感じられる強烈な意識のぼやけはそれほどありません。
しかし催眠の序盤によくある体の熱の高まりはとても感じやすいです。
この後行うマッサージでも熱に関する暗示を巧みに利用してますし
催眠として申し分ないクオリティを持っていると言えます。

まとめると、目的に向かって一直線に進めているテーマに沿った催眠です。
体の中から責められる快感
エッチシーンは5パート38分ほど。
プレイは全身のマッサージ、全身舐め、前立腺マッサージです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありませんが射精表現はあります。

「そろそろ 媚薬の効果が出てくるよ… 効果が出始めると 足の先から ゆっくり ゆっくり 快感が広がっていく…」
主人公の体を肩から足まですっかり包み込んだスライム娘は
彼がより気持ちよくなれるようにまずは全身の感度を少しずつ上げます。

エッチは彼女に終始ご奉仕される形で進みます。
最初の2パートは本来の目的であるマッサージをするシーン。
媚薬効果のある彼女の体でさらに全身の熱を高めてから
下から上へ流す感じでゆっくりと揉みほぐします。

ここでのポイントはそれぞれのサービスの進め方が準備パートと酷似していることです。
具体的には感度上昇もマッサージも足から膝、胸、肩へと順番に行い
その都度言われた部位がエッチな熱を感じる、愛撫されて気持ちいいといった暗示を入れます。

やってることが先ほどと同じですから楽にイメージできますし
快感についても先ほど生まれた熱を活用しているから感じやすいです。
こんな風に聴き手が無理なく取り組める環境を作りながら丁寧にプレイを行っています。

「亀頭の手前まで 快感が登って来てる… 亀頭を ゆっくり ゆっくり 快感が這い上がる…」
もちろんそれだけではありません。
エッチのキーとなる股間をマッサージする際はここだけカウントを刻み
同時に暗示を小まめに入れてより大きな快感が得られるようにしてくれます。
こういった彼女の細かな気遣いもプレイを円滑に進めるのに役立っています。

本格的なエッチが始まるのはその後から。
心も体もしっかりほぐれた彼を彼女がそのまま舐め始め
最後は男性にとって最も敏感な部位である前立腺を2方向から同時に責め立てます。

「きゅっと 前立腺を掴む 一気に 快感が膨れ上がる 一気に 体中に気持ちいい痺れが広がる」
「尿道からも 前立腺を 刺激する 尿道から 前立腺を擦り上げる もみしだく ほら おちんちんの根元が 熱くなる」

彼女はスライムですから体の形を自由に変えられます。
その特性を利用し最初はアナルに、その後は尿道に自分の体を差し込み
前後から前立腺を刺激する非常に個性的なプレイが繰り広げられています。

ここまでの準備のおかげで股間にムズムズする感覚や熱を感じていると思います。
私の場合はプレイを聴いているうちにそれが徐々に強くなっていくのを感じました。
同時に股間の筋肉が軽く引き締まって心地よく感じるかもしれません。
ちょっぴり恥ずかしい気分を孕んだ面白い快感です。

また彼女が体を舐めるシーンではちゅぱ音がかなりの時間に渡って鳴ります。
今までが暗示中心だったから余計にエロさを感じるのではないでしょうか。
前半と後半でプレイスタイルをガラリと変えて違った快感を与えてくれます。

このように、スライムしかできないプレイを織り交ぜた癒されるエッチが繰り広げられています。
癒されながら気持ちよくなれる作品
スライム娘が心を込めてご奉仕してくれる満たされる作品です。

彼女は主人公と出会った直後からフレンドリーな態度で接し
人外のイメージからかけ離れた相手に尽くすタイプのマッサージを行います。
そして最中は人間相手では絶対に味わえないプレイを盛り込み
それをイメージや暗示を使ってわかりやすく伝えます。

催眠音声の場合、どんなに個性的なプレイが登場したとしても
それを聴き手が主人公になりきって楽しめなければ魅力は半減してしまいます。
だからこそ本作品ではその部分に細心の注意を払ってプレイをしています。

催眠によるリラックスの感覚だけでなく、彼女がマッサージしてくれている気分も味わえます。
仮想的なプレイをリアルに楽しませてくれるところが本作品の最大の魅力です。

催眠は最近の作品に比べるとびっくりするほどシンプルです。
今回の目的がマッサージ気分を味わうことにあるので
サークルさんがそこまで深い催眠に誘導する必要はないと判断されたのかもしれません。
ですが聴いていて自然と体が火照ってきたのを考えると
プレイを楽しむのに十分な深さにまで入っていたのだと思います。

エッチは性感マッサージにスライムらしさを持たせています。
ドライを多少経験されている方なら特に前立腺マッサージで気持ちよくなれるでしょう。
射精のような疲労を伴わずに充実したひと時が過ごせます。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

人外の良さを引き出し、気持ちよくさせてくれる良作です。
変わった癒し系催眠音声をお探しの方には特におすすめします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 Aパターン…1:06:22 Bパターン…1:03:10

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

美咲さゆりのPinky Voiceさんで公開されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、うまく眠れないご主人様のために
従順でお淑やかなメイドが催眠を使って安眠へと導きます。

催眠音声サークルとして有名な誰得催眠製作所さんがシナリオを担当されており
総時間14分30秒と催眠音声全体の中でも非常に短い時間でありながら
的確な技術と効果的に入れられる様々な暗示によって
時間分以上の催眠に関する感覚を得ることができます。



ご主人様への安眠サービス
メイドの催眠を受けながら眠りにつくお話。

「失礼いたします 今宵は お召しに預かりまして 光栄に存じます」
メイドは明るくお淑やかな声のお姉さん。
どうにも寝付けないご主人様の命で部屋にやってくると
いくつか注意をしてから催眠を使って安眠へと導きます。

催眠はほぼ全編にあたる11分30秒。
最初に2回ほど彼女の声に合わせて深呼吸をしてから
右腕、左腕、左脚の順に体を脱力していきます。
(右脚を脱力するシーンは入ってませんでした)

「息を吸って 息を吐く それを繰り返してるだけで どんどん力が抜けて 楽になります」
肩、肘、手首、指といったように腕や脚をパーツごとに細かく分け
それらに軽く意識を向けながら彼女の声に耳を傾けてみましょう。
テーマの安眠に合わせてセリフの間を意識的に長く取りながら
のんびりと話しかけてくるその声はとても心地よく
脱力した部位とそうでない部位で明らかな感覚の違いも感じられます。

「先ほどまでと比べて 少し 体が重たいですね でも そんなに悪くないでしょう?」
脱力を終えたところで彼女が現在の状態を確認してくれるのもポイント。
自分で自分を見つめなおす機会を用意することで
聴き手自身が脱力具合や催眠に入りつつあることを実感することができます。

適度にリラックスできた後は布団の温かさや心地よさを感じ
それを海に例えながら底へとゆっくり沈んでいくイメージをします。

「ゆっくり ゆっくり 優しい波に揺られながら 眠りの世界へ 沈んでいく」
「意識が 温かな光に覆われて 優しく 優しく 塗りつぶされていく」

メイドはご主人様がより良い安眠を得られるようにと
先ほどよりもずっとゆっくり、のんびりとした口調で
催眠が深まる類の暗示を必ず2回重ねて言ってきます。

作品全体に流れるとても穏やかな空気やこれらの暗示が
体の重さや意識のぼやけを強烈に感じさせてくれます。
時間は短いのですが実感できるレベルの感覚は十分に得られます。
そして最後に刻まれるカウントで意識が消え行く心地を味わうことになるでしょう。



シンプルかつストレートな安眠作品
安眠できるし短時間のリフレッシュもできる質の高い作品です。

疲れたご主人様にいち早く安眠を提供するために
メイドは余計な部分を極限まで切り詰め、一直線に催眠を進めます。
ここまで短い作品だとリラックス部分に多くの時間を割けないため
どうしても催眠に入りにくく感じてしまうことがしばしばあります。

しかし、本作品は誰得催眠製作所さんのシナリオなだけあって
一部の隙も無く的確にリラックスを促し、適度な深さの催眠にも導けています。
人外モノのアブノーマルな作品をメインに作られているサークルさんなのですが
テーマの奇抜さだけでなく催眠の技術もずば抜けて優れています。

内容も分割弛緩法やイメージによる深化を軸に据え
それらを行いながら意識的に多く暗示を入れて催眠を深めてくれます。
特に心地よい脱力感が実感しやすいでしょうね。
メイド役の美咲さゆりさんも暗示の意味を汲み取った演技をされています。

心地よい気分を感じながら眠りにつける作品です。
本作品は聴いたまま眠ることを想定して作られているため
催眠を解除する音声はついてません。
もしリフレッシュ目当てで聴かれる場合は解除音声を別途必ずご用意ください。

CV:美咲さゆりさん
総時間 14:26

美咲さゆりのPinky Voice
http://misayuripv.blog.fc2.com/blog-entry-81.html

魔囁の教会

魔囁の教会 前編」に引き続いての後編です。
今回は女の子になってスライムに犯される女体化バージョンをレビューしていきます。



理想の女の子へと変えてくれる催眠
女体化の催眠はおよそ27分間。
楽な姿勢で目を瞑り、深呼吸や脱力をするところから始まります。
冒頭のやり取りから催眠の前半、具体的には彼女の手で体を撫でられるところまでは
スライム化とほぼ同じ流れですので説明を省略します。

催眠開始からおよそ16分後、心身を十分にリラックスさせたところで
シスターは主人公の女の子になりたい願望をかなえる暗示を入れ始めます。

「体型はどうでしょう むちむちした 肉感的な体? それとも ほっそりとした体?」
まずは髪型、肌の色、胸の大きさ、体型、手など細かく分類しながら
自分の理想とする女性像をイメージします。
彼女も2択形式でそれらを手助けしてくれます。
具体的な容姿は挙げずに聴き手の自由に任せる感じです。

「体の感覚が 曖昧になる 暖かい光に 溶けていく 感覚が どんどん消えていく」
そしてある程度固まったところで光の玉をイメージし
全身を包まれて体が温かくなったり曖昧になるのを感じます。
このへんもイメージの内容は違いますが、暗示の内容がスライム化とかなり似ています。
後に聴いた場合の入りやすさを重視してこうされたのでしょう。
実際に聴いたときもスライム化に似た心地よさや意識のぼやけが感じられました。

「溶けた体が 今度は どんどん どんどん 集まってくる どんどん どんどん 固まっていく 元の姿と似ているようで 少し 違った形に固まっていく」
ただし、存在を溶かしておしまいだったスライム化に対し
女体化はそれを再構築して先ほどの女の子に生まれ変わるシーンが加わります。
ここでも再度体全体をなぞるように確認してくれますし
女体化音声をある程度聴いているのならイメージはしやすいと思います。

大まかな骨組みはスライム化と一緒で、女体化部分だけ違う催眠です。
両方聴いた限りだと催眠のベースはスライム化にチューニングされており
それを女体化方面にアレンジしているように見て取れます。
その結果、女体化シーンの完成度がスライム化に比べるとやや低く感じました。

心と体がドロドロになる感覚から女性の体を再構築するまでの流れが
やや性急なため、女体化音声に慣れていない人だとついていけないかもしれません。
使われているイメージも女性とは特に関係の無い光の玉ですし
女性特有の要素を交えていたら、今回とはまた違った印象を抱いたように思えます。

あくまで「スライム化と比べたら」の話です。
他の催眠音声と比べればやっぱりレベルは高いと言えます。



責められる快感を主観的に楽しませてくれるエッチ
エッチシーンは33分ほど。
プレイはシスターとのキス、軽い愛撫、スライムによる全身愛撫、口・胸・おまんこ・アナル・尿道への責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「女の子の快感 ぜーんぶ教えてあげますね 思いっきり 気持ちよくしてあげますから」
催眠を使って主人公が理想とする女の子の姿へと変えたシスターは
その感度の具合を確かめようと彼女にキスをしたり体を優しく撫で回します。

エッチは最初の2分ほどがシスターに、残りはスライムに責められる形で進みます。
スライム化の立場逆転的なプレイになりますので
あちらと同じく陵辱要素のほとんど無いあまあまなエッチが楽しめます。
そして男性が持つ征服欲を満たすことに力を入れていたスライム化に対し
女体化は女性としての純粋な快感に的を絞ったプレイがされています。

「ぬるぬるとした感触が ゆっくり ゆっくり 這い上がる まるで たくさんの舌に 愛撫されているみたい ゾクゾク ゾクゾク 快感が走る」
「なんだか 甘くて美味しい ミルクのような あまーい味 いつまでも いつまでも 味わっていたくなる そんな とっても 美味しい味が 口の中に広がる」

前半はスライムが上半身を覆い、おっぱいや口の中を責めるプレイ。
スライムの質感や口に含んだときの味までを
具体的な比喩を交えながら聴き手視点でとてもリアルに描いています。

スライム化では女の子が乱れる描写を適度に挟んでいたのですが
今回は感度を高めるなどの感覚操作をする暗示に終始しています。
催眠音声では聴き手が受けに回る場合がほとんどですし
おそらくほとんどの人がこちらの方に取り組みやすさを感じるでしょう。

さらに素晴らしいのが「柔らかい」「甘い」といったように
スライムがもたらす快感をすべて良い印象を抱く表現にしていることです。

スライムに犯されるプレイというと消化される、妊娠させられるなど
される側にとってはあまり良くない結末になるケースが多いです。
だからこそシスターはほのぼのとした表現を意識的に多く使って
聴き手が恐怖を抱かずにプレイを楽しめる環境を作ろうとしています。

おかげでスライムに犯されているのにちっとも嫌な気分がしません。
だからこそシスターの声に集中し、気持ちよくなることに熱中できるわけです。

後半のシーンではいよいよ責めの対象を下半身へと移し
クリトリス、尿道、アナル、おまんこの4点をスライムが同時に責め始めます。

「(アナルに侵入したスライムを)押し出そうとして ぐいぐい ぐいぐい 締め付けると お尻から あまーい快感が 広がってくる 気持ちよくて 気持ちよくて ふっと 力が抜ける」
ここでも自分がスライムに責められたらどうなる、どう感じるかを
本当にきめ細かく、そしてイメージしやすく伝えてくれています。

シスターの熱を帯びた声も相まって股間にかなりの熱を感じました。
そして絶頂の瞬間は股間がきゅーきゅーと締め上げられる不思議な快感も味わえました。
ほぼすべてのセリフを主観的に言ってくれるから自分のことのように感じやすく
その積み重ねが性的快感を自然に高めてくれたのだと思います。

このように、責められる快感に力を入れた濃厚なエッチが楽しめます。



幅広いニーズに応えてくれる作品
スライム姦という変わったプレイを両方の立場から楽しめる異色作です。

女の子になってモンスターに犯される催眠音声は
KUKURIさんや風呂井戸ソフトさんが様々な趣向の作品を出されていますが
本作品はそれだけでなく逆に女の子を犯す楽しみも与えてくれます。

催眠音声はシステム的に聴き手を責め手に当てはめてエッチをするのが難しいです。
それを高いクオリティを維持しながら仕上げているところがとても素晴らしいです。
男性が潜在的に持っている女性への征服欲を刺激しているのが決め手でしょう。
多少なりともSっ気のある人がスライム化を聴いたらきっと楽しめるはずです。

対する女体化は既にジャンルとして確立されているものですから
エッチは責められる感触と快感を突き詰めながら進めています。
やってるプレイは一緒なんですけど、立場がまるで逆だから違った感覚で楽しめます。
こちらは受けに回るのでM性のある人の方がしっくりくるでしょう。

2つをまとめると催眠はスライム化、エッチは女体化に分があると私は考えています。
催眠については先ほど触れたテーマとの親和性が主な要因です。
催眠の心地よい感覚で心と体がとろけていく展開はまさにスライムそのものです。

エッチは暗示のボリューム、描写の洗練度いずれも女体化の方が優れています。
ドライの感覚もこちらのほうが掴みやすいかなと。
スライム化も別に悪いというわけではないのですが、内容がイレギュラーなのと
S性をどれくらい持ち合わせているかで熱中度に差が出ると思われます。
催眠音声の聴き手はMな人が多いので、女体化の方がしっくりくるでしょう。

エッチはもうびっくりするほどあまあまです。
サークルさんが元々こういう作風なのもあるのでしょうが
癒されながら気持ちよくなることにかなりこだわっています。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

個性的なだけでなく催眠音声としても高いレベルを誇る作品です。
1本450円とコスパが抜群に良いですし、興味のある方は是非ともお試しください。

CV:あ、きのこさん
総時間 スライム化…1:13:15 女体化…1:08:08


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパで+1してあります。

魔囁の教会

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とある教会を舞台に
心優しいシスターが催眠を使って悩める主人公の心を浄化します。

スライムが女の子を優しく陵辱するプレイをテーマに
スライム側、女の子側の視点に立った2つの催眠が繰り広げられており
それぞれで違ったアプローチをしながら性的快感を高めてくれます。

2種類の催眠をひとつの記事で紹介するのは非常に困難なため
スライム化、女体化の順に2回に分けてお送りします。



ひとつのプレイをふたつの視点で楽しもう
スライムになって女の子を責めたり、女の子になってスライムに責められるお話。

「こんばんは こんな さびれた教会に…なんの御用でしょう?」
シスターはややトーンの低い穏やかな声のお姉さん。
懺悔をしに教会へとやってきた主人公に挨拶をすると
彼を悩みから開放するために催眠を施します。

冒頭でも書いたように本作品は2種類の異なった催眠音声で構成されており
スライム化は主人公の女性に対する征服欲を満たすため
女体化は逆にモンスターに蹂躙される快感を満たすために
それぞれで異なるアプローチの催眠をかけてくれます。

さらにスライム化が73分、女体化が68分と十分なボリュームを持ちながら
値段は普通の作品1本分と同じ900円とかなり安いです。
このコスパの良さも大きな魅力と言えるでしょう。
実力者である誰得催眠製作所さんの作品となれば尚更です。

もうひとつの大きな特徴は囁き声に特化していること。
例えばスライム化は73分のうちおよそ67分間が囁き声です。
囁き声で催眠をかけてくれる作品は今年に入って少し出ているのですが
全体を見ればまだまだ少なく、これも作品の個性に繋がっています。

その柔らかく温かな口調に多くの人が癒しを感じるでしょうね。
プレイはかなりアブノーマルなのですが、催眠の目的が主人公の心の浄化にあるため
それに合わせた穏やかな雰囲気の中で催眠とエッチが行われています。
ですから人外モノがよほど苦手な人でもなければ誰でも聴けるし楽しめます。

囁かれている感じを出すために音声は右、左、中央の3バージョンが用意されています。
ですが左右の場合、声のボリュームが小さく聴き取りにくいところもあるため
1回目はとりあえず中央のバージョンを聴いてみるのをお薦めします。



催眠の感覚を上手に活かしたスライム化
スライム化の催眠は28分30秒ほど。
楽な姿勢になって目を瞑り、まずは深呼吸や脱力を行います。

「両腕が とっても心地いい どんどん 温かくなっていく どんどん 気持ちよくなっていく」
脱力は彼女の温かい手が自分の体を撫でるのをイメージしながら
主に腕や足が温かくなる暗示に耳を傾けます。
「力が抜ける」「温かい」「心地いい」などの言葉を数多く盛り込んだセリフと
彼女の優しい囁き声が上手く噛み合って安らげる空間が出来上がっています。

暗示を入れるタイミングも技術に則った的確なものばかり。
これだけでも眠りにつく直前のような心地よい意識のぼやけが感じられます。

適度にリラックスした後は、この催眠のカギとなるスライム化です。
事前に彼女が言う女の子のエッチなイメージでちょっぴり興奮してから
その熱が体中に広がり、自分の体が溶けていく感覚を磨いていきます。

「全身の感覚が ぼやけて エッチな欲望だけが どろどろ どろどろ わだかまっていく」
先ほどのシーンで体に温かさを感じているおかげで火照りが実感しやすく
意識のぼやけも手伝って心地よさが更に強まる気分が味わえます。
私の場合は手足の存在自体がなくなったような麻痺の感覚もありました。
そうやって自分の存在をスライムのように曖昧にしていくわけです。

古典系の技法を作品のテーマに合わせながら上手に繋げている手堅い催眠です。
深い催眠状態で味わえる頭の中がドロドロになる感覚をスライムの形状に例え
まずは深呼吸や癒しを感じる暗示で十分にリラックスさせてから
スライムを連想させる語句を絡めた暗示で催眠を更に深めてくれます。

女体化など他の存在に変化させるタイプの催眠の場合
普通は十分に催眠を深めてからそうなる暗示を入れていくのですが
本作品では深化とスライム化をほぼ同時に進めているのが面白いですね。
感覚との絡め方もとても上手ですし、効果的なアプローチだと思います。

スライムになりきれなかったとしても、多くの人が心地よい気分を味わうでしょう。
特徴である囁き声を本当に有効活用しながら感覚を伝えてくれています。
まとめるとテーマに即したレベルの高い催眠です。



女の子のすべてを堪能するエッチ
エッチシーンはおよそ35分間。
プレイは女の子への全身愛撫、口・おっぱい・おまんこ・アナル・尿道責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「隅々まで 遠慮なく 犯して 冒して しゃぶりつくしてあげて下さいね」
催眠を使って主人公をスライムの姿へと変えたシスターは
同じく悩みを抱えて教会に来ていた女の子を呼び出し
彼にその体を好きに弄ぶように言います。

エッチは催眠音声では珍しく、こちらが彼女を責める形で進められます。
といっても聴き手が何かをするシーンは無く、引き続きシスターの声に耳を傾け
彼女が作り出すイメージの中で女の子の体を味わいます。

つまりイメージプレイなのですが、表現がかなり細かくリアルになってますし
催眠状態なこともあって主人公へのなりきりやすさはかなりのものです。
シスターに対してエッチな事をするシーンはありません。

また女の子自身が強い快楽を求めて教会へとやってきた背景もあり
スライムが女の子を陵辱するシチュから連想されるブラックな雰囲気はほとんどなく
お互いを求め合いながら気持ち良くなるあまあまなエッチが繰り広げられています。

スライムじゃないとできないプレイをするためにスライムになった感じです。
シスターも囁き声でプレイの様子を優しく教えてくれます

プレイの序盤は女の子の存在を確かめるシーン。
彼女の体のありとあらゆる部分にまとわりついたり
その可愛いお口に自分の一部を棒状にしたものを突っ込みます。

「ほんのり甘い 唾液の味 ふっくらと柔らかい 舌の感触 ぬるぬるとした 粘膜の感触 それらが あなたの敏感な部分を たーっぷり刺激する とっても とっても 気持ちいい」
視覚・触覚・嗅覚・味覚の4つの感覚を最大限に活かしながら
シスターは女の子とのエッチで得られる感覚を
暗示という形でダイレクトに伝えてくれます。
この細かな描写が彼女との一体感をより強く感じさせてくれるでしょう。
仮想的なプレイを踏まえて感覚操作系の暗示を細かく丁寧に入れています。

「色々と形を変えながら 中で ぐちゅぐちゅ ぐちゅぐちゅ 暴れると びくん びくんと 女の子の体が 快感に跳ねる」
中盤に入ると刺激する部位が下半身へと移動し
クリトリス、尿道、アナル、そしておまんこを同時に責め始めます。
責められている女の子の反応もきちんと描かれているのがいいですね。
「自分が彼女を犯している」事実をより強く感じられます。

最も盛り上がるのは一番最後に行われるSEXシーン。
おちんちんではなく主人公の体全体がおまんこに侵入するような描写をしながら
プレイの快感と彼女の感じっぷりをとてもリアルに伝えてくれます。

「ひくひく ひくひくと蠢くおまんこが あなたを刺激する あつい あつーいおまんこに 包まれて 体が とろけてしまいそう」
「行き止まりに こつんと 触れる ひときわ大きなうねりが おまんこの中に生まれる ぎゅぅっと締まる 甘酸っぱい蜜が たくさん たくさん 溢れ出す」

女性の一番大事な部分に包まれる快感と、そこを征服できた満足感。
この両者をバランスよく刺激する巧みな暗示が心と体を同時に興奮させます。
一切触ってないのに股間がキュンキュンしっ放しでした。

最後はカウントに合わせてドライ絶頂することになるのですが
収まりがつかずに射精したくなる人がきっといるはずです。
連続絶頂形式にしたほうがもっとスッキリできたかなと。
裏を返せばそれだけ気持ちの高め方が上手いということです。

このように、スライムと女の子の交合を生々しく描いたエッチが繰り広げられています。

魔囁の教会 後編」へと続く…

CV:あ、きのこさん
総時間 スライム化…1:13:15 女体化…1:08:08



体験版はこちらにあります

幽霊さんといっしょ 第一部 標準語版

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、何らかの事情で幽霊になってしまった女の子が
主人公と一緒にデートをしたりエッチな事をします。

人間の体から幽霊へと変化していく過程や目的地に到着するまでの様子を
わかりやすく描きながら催眠状態を深めていく独特なスタイルの催眠を行っており
作品の世界に浸りながら体の重さや意識のぼやけが強くなるのを感じることができます。



幽霊になって2人だけの世界に
幽霊さんと2人でデートするお話。

「こんばんは …って言っても 聞こえないか」
幽霊さんは素朴で可愛い声の女の子。
普通の人間には感知できない自分の声に反応してくれた主人公に喜ぶと
そのお礼として気持ちよくなれるデートへと誘います。

この作品は以前紹介した「幽霊さんといっしょ 第一部 関西弁版」の姉妹作品で
タイトルの通り彼女が関西弁で語りかけていたあちらに対し
こちらはお馴染みの標準語で語りかけてきます。

方言で話す催眠音声がほんとんど無いのであちらのほうが個性的ではありますが
こちらは聴き慣れているぶん落ち着きやすい印象を受けます。
内容・価格・声優さんが同じですから皆さんのお好みで選ぶといいでしょう。
両方聴いた限りではやはり雰囲気に結構な違いが感じられます。

催眠はおよそ40分間。
最初は深呼吸をしたり体に力を入れてから脱力したり
手足を上下に動かしたりして体をリラックスさせます。

「手足を下げるとき ふぅ…っと力が抜けるのが 気持ちいいんだよ」
よくある言われた部分を意識するタイプの脱力に比べて
本作の脱力は実際に体を動かすぶん筋肉の解れを実感しやすく
合間に入る暗示も手伝って割と序盤から手足の重さが感じられます。

また彼女が「~しようね」みたいに普通の会話に近い口調で語りかけてくるおかげで
やらされている感じがあまりせず、その声に従いやすくなっています。
良い意味で催眠音声っぽさの無いボイスドラマ的な言い回しを終始心がけています。

体の準備ができた後は心の準備。
ここでは彼女が声をかけてくる位置に意識を向けるという
かなり珍しい方法で催眠を深めていきます。

「ぐるぐる ぐるぐる 声が回る ぐるぐる ぐるぐる 意識が回る」
「意識が ふわふわふわふわ 浮かんでいく 体が ずーんと沈みこんでいく」

左右と中央に小まめに位置を切り替え、スライドさせ、近づいたり遠ざかったりする様子は
さながら追いかけっこをしているように感じられます。
そして声を真面目に追いかけるほど頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態や
頭が妙に重くなる不思議な感覚を覚えるでしょう。
まさに幽体離脱したかのような精神と肉体が分離する感覚です。

そして無事彼女と同じ幽霊になったところで
月明かりの中、彼女に手を引かれながらとあるお花畑へと移動します。

「一歩一歩 足を進めるごとに ふんわりとした心地良さが広がっていく なんだか 開放的な気分 気持ちいい」
「体も 頭も とっても 気持ちいい ムズムズ とろとろ 気持ちいい」

イメージを描きながら「○歩」とカウントを刻んでいくオーソドックスな内容なのですが
セリフに「ぼんやり」「ふんわり」「気持ちいい」などの単語を数多く織り交ぜているため
多くの人が意識のぼやけが強くなるのを感じるでしょうね。

歩いて移動するからか私は追加で足だけが強烈に重くなるのを感じました。
このシーンで自分が催眠にどれだけ深く入れているかを実感できると思います。

幽霊さんと一緒に夜のお花畑に出かけながら催眠を施すレベルの高い催眠です。
古典系の技術を作品に合わせてアレンジし、さらには表現をややぼかすことで
彼女と普通に話しているかのようなボイスドラマに近い雰囲気が出来上がっています。

技術面についても誘導の流れや暗示の質・量共に申し分なく
先ほど説明した声を追いかけるシーンあたりから心と体に大きな変化が感じられます。
そして彼女の表裏の無い優しい声に癒しを感じるでしょう。
時間が長いのでかなりのリフレッシュ効果が得られると思います。
初心者から上級者まで誰が聴いても問題ありません。



幽霊の特性を活かしたエッチ
エッチシーンは20分ほど。
プレイは乳揉み、キス、幽霊さんによる乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ちょっとだけなら 揉んでも いいよ そう 優しく…ね」
無事お花畑に到着し主人公にソフトなキスをすると
幽霊さんは意を決したように自分のおっぱいをいじるようおねだりします。

エッチは恋人同士に近い関係から責め手が適度に切り替わります。
彼女がエッチに関してそこまで貪欲なキャラではないためプレイはややソフトにし
その代わりに暗示を上手に使って得られる感覚をダイレクトに伝えてくれます。

「ほら もっと 揉んで? そしたら ほら 揉んでる手から 快感が 上がっていく」
「全身 さっきまで胸を揉んでいたときのムズムズに 包まれていく ムズムズが 気持ちいい 気持ちいいムズムズが どんどん広がっていく」

序盤の乳揉みや彼女からの乳首舐めは感度上昇の色が強いプレイ。
幽霊さんの声がエッチに入ると一気に熱っぽくなるのもあり
股間を中心に体が妙に熱くなるのを感じるでしょう。
合間に交わされるゆっくりとした濃厚なちゅぱ音によるキスも心をとろかします。
プレイはソフトなのに反して雰囲気は意外にエロいです。

最も個性的なプレイは一番最後に行うオナニー。
ここでは彼女が憑依しておちんちんをしごく変わったスタイルが採られています。

「最初は やさしーく 握ってー ゆーっくり ゆーっくり 上下に 擦る」
もちろん幽霊だからとりあえず憑依するわけではありません。
彼女は主に腕の動きを制御する類の暗示を入れながら
誰かに実際にしごかれているかのような気分を味わわせようとします。
十分な深さの催眠に入っていれば腕が勝手に動くところまではいかなくても
何かに釣り上げられてる感じとか、動かしていたほうが落ち着く気分がするはずです。

「あぁ なんなのコレ すごい気持ちいい 男の人って こんなに気持ちいいんだね」
初めて味わう男性の快感に酔いしれる彼女の仕草もポイント。
憑依しているということは感覚を共有していることになりますから
当然のように彼女も乱れ、より良い射精に必要な精神面への興奮を与えてくれます。

純粋にオナニーする時間が5分程度とやや短いのが残念ですが
ここまで段階的に気持ちを高めてくれているだけあって射精は十分可能です。
そして普段より1段階上の突き抜けるような気持よさが味わえました。
肉体と精神をバランスよく刺激してくれたからからだと思います。

このように、幽霊らしさを持たせたラブラブあまあまなエッチが繰り広げられます。



癒されるし気持よくもなれる作品
催眠重視なのですがエッチがセルフなおかげで性的快感も十分に得られる作品です。

幽霊さんと夜の散歩をしながら深めるストーリー性のある催眠
そして彼女自身の純真さや温かさが心を大いに潤します。
彼女は随分長い間誰にも相手をされなくて寂しい思いをしていたのでしょう。
主人公と一緒にいるこのひと時に幸せを感じているのが伝わってきます。

催眠自体も彼女の性格を反映するかのように柔らかで取り組みやすさを感じます。
一気に落としてくるタイプではないので催眠を実感しにくいところもあるのですが
後半部分の熱を感じさせる暗示やその後のエッチで得られる感覚など
入り具合を認識できるシーンがいくつも用意されています。
中でも意識のぼやけはかなり強烈に味わえるのではないかなと。

エッチは後半のセルフシーンが一番印象的でした。
やってることはオナニーなんだけどいつもと明らかに違う何かがあります。
それは手の軽さだったり熱だったり性的快感だったり色々あるでしょうが
どれにも言えることは「気持ちいい」ということです。
催眠に不慣れな人でもその変化が味わいやすいプレイだと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

しっかり催眠に入れて気持よくもなれる万人向けの作品です。
基本的には標準語版、関西弁版のいずれかをお好みで選ぶのがいいでしょう。
価格が500円と良心的なので本当に誰でも聴けます。

CV:星野ゆんさん
総時間 1:10:11


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
関西弁版と書いてる内容にかなりの違いがあるのは
催眠を本格的に勉強する前に書いたレビューだからです。
レビューの精度はこちらのほうがずっと上ですから
関西弁版に興味がある方もこちらを参考にしていただければと思います。

いたずら夢魔 プーカちゃんといっしょ

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、夢の中に住む可愛い夢魔が
自分の世界に主人公を連れて行きそこで性的快感を与えます。

挿し絵の後ろにいる使い魔に丸呑みされながら感度を高める独特な催眠
彼女の毛や肉球を使った責めを繰り広げるエッチなど
人外と催眠を上手に融合させ、違和感なく催眠状態を深めてからエッチを行ってくれます。



悪戯好きな夢魔のエッチなサービス
夢魔のプーカが夢の世界で気持ちよくしてくれるお話。

「ヒトって面白いよね それが何であるかわからなくても 楽しければ 気持ちよければ それを簡単に受け入れちゃう」
プーカはややトーンの低い落ち着いた声の女の子。
人の夢に入り込んでいたずらをするのが大好きな彼女は
主人公にとっても気持ちいい夢を見せてあげます。

本作品は夢魔が夢を見せる形で催眠を行うスタイルが取られており
作中では催眠という単語は出ませんし
「これから催眠を始めます」みたいな形式ばったことを言われることもありません。
しかし彼女のセリフの至る所に催眠の技術が盛り込まれているため
お話を聴いていると自然に眠気が全身を覆っていきます。

催眠は2パート29分30秒ほど。
まずは自分が日常生活で心地いいと感じる瞬間の一例として
風呂に入っている様子をイメージします。

「タオルでゴシゴシ 体を洗って たっぷりとお湯をすくって ざばーって泡を流して 少しかかり湯をして 足の先から ゆっくりと湯船に入るの」
彼女が語る具体的なお風呂の描写を頭の中で思い描いていると
なんだかえらくリラックスしたり、体がほんのり温かくなるのを感じるでしょう。
彼女は聴き手が無意識に眠っている入浴の体験を引き出すことで
実際に入っているかのような気分を味わわせてくれます。
やや催眠っぽさをぼかし、さらにリラックス効果も見込める有効なアプローチです。

「ずぶずぶと 沈む 心が 体が 気持ちいい泥の中に 沈んでいく 全身を 泥に愛撫されながら ゆっくり ゆっくり 沈んでいく」
お風呂気分をある程度満喫した後は
泥で満たされた別のお風呂に入るのをイメージします。

どろどろとした液体に全身を浸し、寛いでいると
自分自身が泥になったかのような、ぼんやりする感覚が湧いてくるかもしれません。
暗示を使って泥の質感を上手に聴き手の心に伝えています。
頭が急に重くなったり平衡感覚を失ったかのような不思議な感覚です。

2番目のパートは現実世界から夢の世界へと主人公を連れて行くシーン。
ここでは挿し絵の後ろにいる彼女の使い魔が主人公を丸呑みにし
体の中で柔らかく揉みほぐしながら感度を高めたり催眠を深めます。


「舐めるように 揉むように 肉襞が ぬるぬる ぬるぬる 刺激する 胸が 背中が 肉襞のうねりに覆われ 犯される」
見方によってはグロく思われそうなシーンなのですが
彼女は彼を傷つけたり苦しめることは一切ありません。
柔らかく温かい肉襞で優しく包み、媚薬効果のある体液を全身に塗りたくりながら
この先のエッチで気持ちよくなるための準備を進めていきます。

前のパートで生まれた体が温かくなる感覚が
ピリッとした違うタイプの熱へと変わるのを感じるでしょう。
そして体中をどろどろにしながら心も溶かしていく。
イメージが持つ質感を利用しながら催眠を深めてくれるのが見事です。

具体的でわかりやすいイメージを中心としたやや珍しい催眠です。
まずはお風呂に入った時の心地よさと熱をしっかりと感じさせ
泥風呂や使い魔に丸呑みされる感覚をそれらとリンクさせることで
実際にそうされているかのような気分を味わわせます。
そしてイメージをさせながら何度も何度も暗示を入れて催眠を深めます。
珍しいタイプの催眠なのですが、言われた通りの感覚は比較的得やすいです。

「温かいにゅるにゅるが 君の足を包んでいく にゅるにゅる にゅるにゅる 指の間にも 入ってくる」
そう感じる理由の一つに擬音語や擬態語を意識的に用いていることが挙げられます。
彼女はお風呂に入った感覚、泥風呂に入った感覚、使い魔に飲み込まれる感覚を
「ずぶずぶ」「にゅるにゅる」「ゾクゾク」といった単語を使いながら
まるで音楽のようにリズミカルに語って伝えようとします。

実際に聴いてみると何やらえらくテンポがいいように思えるでしょう。
彼女は文頭や文末を同じ語句で揃えたり、時には文字数まで揃えたりと
聴き手がいい気分で言葉を受け入れられるように工夫しながら暗示を入れます。
そういった音感的な心地よさも催眠状態を深めるのを手伝っています。



焦らしに焦らしてたっぷりちゅぱちゅぱ
エッチシーンは3パート49分30秒間。
プレイは抱擁、肉球責め、尻尾責め、全身舐め、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)です。

手コキとSEXの際にややリアルな効果音が流れます(無しも選択可)。
セルフはありません。

「キミがもっと気持ちよくなれるように ボクが直接 ご褒美をあげるね いっぱい 気持ちよくしてあげる」
催眠を使って主人公を夢の世界にある自分の寝室へと連れてきたプーカは
その特徴的な体を使って彼を少しずつ射精へと追い込みます。

エッチは終始彼女がリードする形で進められます。
時間がおよそ50分と催眠音声の中では比較的長いのを利用し
まずはソフトなプレイをしながら暗示を入れてじっくりと感度を高め
その後くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といったストレートなエロ要素を
たっぷりと鳴らしながら絶頂したい気分へと誘導します。

一番最初の「寝室に手」パート(26分)は更なる感度上昇がメイン。
ここではプレイを段階的にハードにしながら適度に焦らして快感を蓄積させます。

「ぷにぷに ぷにぷに 肉球で キミの肌を刺激してあげる」
「時折 毛先がチクチクする そのチクチクが とっても 気持ちいい 快感神経を 直接擦られるような とても強い刺激」

彼女の特徴的な容姿を利用したプレイが登場するのがいいですね。
柔らかい肉球、ふわふわだけどチクチクする尻尾を這わせながら
感覚を操作する暗示を使ってその感覚をリアルに伝えてくれます。
肉球が2分、尻尾が4分と時間があまり長くないのが残念ですが
尻尾のシーンは体がほんのりこそばゆくなるような気分が味わえました。

最も長い時間楽しめるのが中盤から行われる全身舐め。
唇、首筋と胸、脇腹と胸、腰とお尻、太ももと脹脛、手のひらと指など
体をパーツごとに分けながらその都度ちゅぱ音を鳴らしてくれます。

一般的な催眠音声に比べてちゅぱ音を非常に多く鳴らしてくれますから
「催眠音声には純粋なエロさが足りない」と思っている人には
かなり向いているのではないでしょうか。

「乳首が ジンジン ジンジン しびれる 乳首から 脳へ 快感が しびれが 広がっていく」
中でも乳首だけを舐めるシーンがおよそ5分と最も長く
適度に左右を切り替えながらゆっくりと丹念に舐めまわしてくれます。
私は乳首を片方だけ開発済みなのですが
このシーンではそちら側だけ乳首が一気に熱くなるのを感じました。
乳首の開発具合によって気持ちよさにも差が出るかもしれません。

2番目以降の2パートは選択式。
手コキ+フェラ、SEXのいずれか一つを選んで聴きます。

「あったかぁいおまんこに おちんちん入れて 2人で 気持ちよくなろ?」
よりエロさを感じるのはSEXパート。
事前に2人の心を一つにして一緒に気持ちよくなれる環境を作ってから
最初はゆっくり、後になると激しいピストンを繰り返します。
SEXのピストン音、乳首を舐めるちゅぱ音、プーカの喘ぎ声
同時に鳴る3つのエッチな音が自然な興奮を促します。

このように前半は催眠色の強いプレイ、後半はエロボイスっぽさのあるプレイが繰り広げられます。



人外要素を程良く織り交ぜた作品
サークルさんらしい堅苦しさのない催眠と
プーカや使い魔のキャラがうまい具合に融合している作品です。

深呼吸をして、脱力するみたいな型にはまった行為をほとんどすることなく
日常生活を通じて培ってきた無意識の情報をダイレクトに釣り上げながら
プーカは聴き手を催眠に誘導しようとします。

何をしてくるかわからないから楽しく聴けますし
催眠の最中に時折ある無音になるシーンでその感覚を実感できます。
「気がついたら催眠に入っていた」と感じる人が結構いるでしょう。
普通に会話をする感じでナチュラルに催眠を深めてくれます。

そして催眠の途中にある使い魔の丸呑み
エッチの序盤にあるプーカの肉球&尻尾責めと
世界観だけでなくキャラの長所も活かしながら物語を組み立てています。

丸呑みされたらどう感じるか、なんてイメージできる人はほとんどいないはずです。
だからこそ彼女はまずお風呂に入るイメージをしっかりさせて
それを引き継ぐように丸呑みされる気分を伝えてくれます。
無茶なプレイをできるだけ楽しんでもらうための細かい気配りが随所に見えます。

催眠は全編を通じて熱を伝えることに力を入れています。
最初はほんのり温かいのがだんだんと火照るようになり
やがて乳首や股間に集まってくるのを感じるでしょう。
聴き手の素養に頼っている部分が結構あるため初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは誰得さんの作品としては珍しくかなりエロに寄せています。
後半に入ると暗示のボリュームが一気に減ってしまうのがやや気になりましたが
プレイの様子はイメージしやすく興奮もしやすいです。
聴き終えた後に収まらず抜きたくなる人もいるでしょうね。
ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

他のサークルさんではまず聴けない非常に独特な作品です。
ちょっと変わった催眠やエッチを求める人に特にお薦めします。

CV:あ、きのこさん
総時間 共通パート…1:08:15 フェラ…12:58 SEX…17:55


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

あいすくりーむになっちゃう催眠音声。

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

こちらはアイスクリームになって食べられる感覚が味わえるとても珍しい作品です。
といっても捕食をテーマにしているのではなく
催眠に入った際に生まれるふわふわ、とろとろとした心地いい感覚を
たっぷりと味わうための1つの手段としてアイスになります。

催眠はテーマに沿ってアイスクリームが随所に登場します。
冷たくて、いい香りがして、真っ白で、とっても甘い。
そんなイメージを通じて少しずつ催眠の世界へ導いてくれます。



アイスクリームを食べよう
お姉さんの催眠でアイスクリームに変えられて食べられるお話。

「いらっしゃいませー ようこそ パティスリーふぁんへ」
パティスリーのお姉さんは甘く穏やかな声の女の子。
美味しいバニラアイスを食べに来た主人公に対して
彼がより美味しくアイスを食べられるようにリラックスを促します。

こんな感じで最初はバニラアイスを食べる側として物語は進められます。
ひとまずアイスの持つ様々な特徴をよく知ってもらって
後で自分がアイスになった時のイメージ作りに役立てさせるわけです。

催眠は26分ほど。
まずは深呼吸と体を7つのパーツに分けての脱力を行ってから
3カウントを何度も刻んである程度の深さの催眠状態へと持っていきます。
ここではアイスクリームは登場しないので詳しい説明は省略します。

「今 あなたの目の前には あまーいアイスクリームがあるよ」
そしていよいよ夢の世界でアイスクリームと出会い
真っ白な見た目やひんやりとした雰囲気、そしてほのかに漂う甘い匂いを堪能します。
食べ物、しかも甘いものということで聴いていて涎が出てくる方は多いでしょう。
それは無意識が彼女の声に反応してアイスのイメージを思い出しているからです。

「もう 頭の中は ミルクとバニラでいっぱい 気持ちいい味と 香りのことで いっぱいになっちゃった」
催眠状態をより深めるために合間にカウントやイメージを挟んでから
今度はアイスクリームを食べることで口に入れた際の感覚をインプットしていきます。

舌に乗せたときのひんやりとろとろな感触、甘い味と香り
そして飲み込んだ際に湧きあがる幸せな気持ち。
アイス自体がイメージしやすいのに加えてお姉さんの描写が丁寧なおかげで
自然と自分がとても幸せな感覚に包まれているのに気づくと思います。
食べた後にほんのり体の芯が冷えるように感じる方もいるかもしれません。

「とろとろ溶けて 体が白い液体になっていく」
最後はアイスを食べ過ぎてきんきんに冷えた体が
しばらく経って温かさを取り戻すとともに溶けていく様子をイメージします。
頭も体もとろとろに溶けて真っ白、でもとっても気持ちいい。
お姉さんの巧みな暗示によって脳がとろけるような感覚が得られるでしょう。

聴き手をアイスクリームになりきらせることを目的に
アイスのイメージをふんだんに盛り込んだテーマに沿った催眠が繰り広げられます。
いきなり「あなたはアイスクリームになります」と言っても誰もついてこないことを考えて
まずは普通にアイスを食べさせながら少しずつ催眠を深めるところから始めているのが
とても慎重かつ丁寧に感じました。

アイスになりきるためには当然アイスのことをよく知っていなければなりません。
だからアイスの視覚、嗅覚、触覚、味覚的なイメージを随所に声を使って刷り込み
かつ幸せな感覚に浸らせて心に大きな隙を作り上げてから
本題であるアイスクリーム化を催眠的なイメージを織り交ぜて行っています。

さすがに自分が本当にアイスになりきるところまでは難しいでしょうが
アイスクリームのように頭の中がとろけるような感覚は味わいやすいです。
脳みそがアイスクリームになったような感覚とでも言えばいいのでしょうか。
催眠の進め方も堅実ですし、テーマに疑問を持たない人なら普通に楽しめると言えます。



アイスクリームとして食べられよう
エッチシーンは21分ほど。
プレイはアイスになってお姉さんに食べられるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ねぇ知ってる? 食べられるのって とっても気持ちいいんだよ」
お姉さんの暗示の力でアイスクリームへと変えられた主人公は
今度は彼女に食べられることで気持ちよさを感じていきます。

プレイの内容を見ていただければわかるように、本作品のエッチはエロいものではなく
催眠状態特有の心地よさを味わってもらうことを目的としています。
プレイは本当にお姉さんに食べられるだけですし淫語も一切登場しません。
(18禁なのは「犯される」が何度か登場するからだと思います)
その代わりに彼女は心身がとろけるような心地よさを味わわせてくれます。

「あったかくて ぬるぬるで とっても柔らかい舌に 舐めまわされる」
催眠の時とは逆に彼女の口の中にいることをイメージしながら
温かい舌で全身を舐めまわされているのを感じてみてください。
彼女がその様子を非常にわかりやすく、そしてゆっくりと描いてくれますから
頭の中を軽く撫でられるだとか、全身にほんのり温かさを感じるかもしれません。

アイスで食べられること自体がリアルではありえない事ですし
その結果生まれる反応は人によって大きく違うと思われます。
でもまどろむような気持ちよさだけは共通して得られるはずです。

このように、催眠音声の中でもなかなか見られない独特なエッチ?が楽しめます。



興味深いコンセプトの作品
テーマであるアイスになって食べられることに奇抜さを感じる作品です。

催眠によって得られるふわふわ、とろとろとした感覚が
アイスクリームを使って割とわかりやすく表現されています。

サークルさん自身が付属のテキストで「ガチエロではない」と言われているように
股間が熱くなるとか、突き抜けるような感覚が襲うといった
ドライオーガズムを目指す際に見られるような感覚はおそらく得にくいです。
でもそれを補って余りあるほど脳に心地よい快感を提供してくれます。

誰得催眠製作所さんは違和感なくテーマに催眠を定着させられる点が優れていて
結構ぶっ飛んだテーマの作品を色々作られているのに
それぞれにしっかりと合った催眠を用意して進めてくれます。
この「違和感がない」ってのが催眠音声においては結構大事なことで
それをしっかりとやり遂げているところがすごいなぁって思います。

催眠はアプローチの仕方がいいですね。
事前にしっかりとアイスクリームのイメージを植え付けてくれています。
途中で甘い香りや味を感じる方はそこそこいるのではないでしょうか。
エッチシーンが独特すぎるため初心者にはあまりお薦めはしません。

エッチは催眠によって得られた感覚を継続してより大きくしていきます。
方針自体は問題ないのですが、プレイが本当に食べるだけなので
例えばソフトクリームみたいに舐めるシーンがあってもよかったかもしれません。
これならフェラみたいに舐められる気持ちよさを楽しんでもらえますから。
ちゅぱ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

本当に催眠を楽しませることを重視した作品です。
18禁にしてはソフトすぎることを考えて以下の点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 57:47


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

Halloween Another night

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

昨日に引き続き今回もハロウィンをテーマとした作品を紹介します。
こちらは魔界からやってきた謎の少女にそちらの世界へと連れて行かれ
沢山の触手で体の敏感なところを徹底的に犯されます。
18禁作品でありながら敢えてエッチな要素を極力排した挑戦的な試みがされており
彼女が紡ぎ出すイメージとプレイの様子だけで体が熱く火照っていきます。

催眠は彼女と一緒に魔界へと向かうイメージを描きながら催眠状態を深めていきます。
左右中央に不規則に飛び交う声を意識で追っていくうちに
頭はくらくら、意識はぼんやりしていくのを実感するでしょう。



悪戯好きな魔界の番人
魔界に住む少女の家に行って触手責めにされるお話。

「やぁ こんばんは とりっく おあ とりーと」
少女はややトーンの低い穏やかな声の女の子。
ハロウィンお馴染みのセリフで主人公にお菓子を求めますが
彼が何もくれないので代わりに悪戯をすることにします。

催眠は2パート25分ほど。
深呼吸と手足の脱力をして軽くリラックスした後
今度は頭を脱力するために自分がお風呂に入っている様子をイメージします。

「ぽかぽかのお湯に包まれて じーんわり じーんわり ぽかぽか ぽかぽか」
イメージする内容が容易であるのもそうですが
彼女のセリフを聴いていると音感的な心地よさも感じるはずです。
本作品は全編を通じてセリフのリズムや音にこだわっており
擬音語や擬態語を数多く交えながらリズミカルに暗示を入れてくれます。

「ちゃぷん ちゃぷん ゆっくり ゆっくり 波に揺られて 心も 体も ゆらーり ゆらーり」
彼女が語句を意識的に区切って話すおかげで
発せられるセリフの文字数が4文字前後で統一されている場合が多く
上のセリフのように語尾の文字もできるだけ揃えながら語り掛けてきます。

人間の脳はこういったリズミカルな音や刺激にとても弱く
セリフの内容抜きで意識がぼやけていく感じがする人もいるでしょう。

「出来るだけ こまめに声をかけるから ボクの声に ついてきてね」
そして準備ができたところでいよいよ彼女に導かれながら魔界へと向かいます。
ここは真っ暗な世界を彼女の声を辿りながら進む演出がされており
左右と中央に小まめに移動する「こっちだよ」の声をその都度意識で追っていきます。

かなり頻繁に位置を切り替えてくるおかげで
続けているうちに混乱したような頭がくらくらする感じがするかもしれません。
そうやって意識の力を弱めながら合間に暗示を叩き込み
彼女は聴き手をより深い催眠状態へと導くわけです。
作品のテーマに沿った催眠を施しているところが実に見事です。

「魔界へ行くためには精神と肉体を切り離す必要がある」と事前に彼女が言っているように
ほとんど体を動かさずイメージを中心とした催眠を繰り広げています。
内容は適度にリラックスして魔界へ行くだけの至ってシンプルなものなのですが
主に脳の性質を利用したアプローチによって少しずつ意識をぼかしていきます。
かける言葉のリズム・音・間にすごく気を遣われていて
ちょっとした音楽を聴いているような不思議な心地よさが味わえました。

ただ今回の催眠は古典型に属するのですが催眠法にそこまで頼っていないため
他の作品に比べてかかり具合に大きな差が出る可能性もあります。
そのため初心者にはあまりお薦めしません。
オリジナリティを優先した結果ですから試み自体は特に問題ないと思います。



淫語を極力排した挑戦的なエッチ
エッチシーンは36分間。
プレイは触手責めのみです。
エッチな効果音はありません。

「熱気が みだらな香りが 集まって 固まって たくさんの うごめく何かに変わっていく うごめくものが あなたに 絡みつく」
少女の手引きによって無事魔界にある彼女の家へとたどり着いた主人公は
そこにいる触手の群れに体を拘束され、敏感なところを責められます。

エッチは最初の12分ほどで手足を絡めとられる様子を描きながら
暗示を使って体の温かさをエッチな熱へと変えていき
それから乳首、おちんちん、アナルの順に触手で刺激します。
100%触手を絡めたプレイですので触手好きにはたまらないのではないでしょうか。

「胸に 2つ 気持ちいい 気持ちいい 敏感なスイッチ つけてあげる」
「これはね とーっても 大きなスイッチ 長細くて 敏感で 気持ちよくなればなるほど 大きく 硬く 敏感になる 特殊なスイッチ」

そしてプレイをするにあたって少女は彼の敏感な部分を敢えてスイッチと表現しています。
例えば上のセリフだと前者が乳首、後者はおちんちんのはずなのですが
彼女はそういうストレートな淫語をほぼ言いません。
覚えている限りだと絶頂シーンの「イク」くらいです。

これは催眠の段階で精神だけの存在にしていることから
できるだけ肉体的な描写を避けつつ進めたかったのだと思います。
あとはエッチな要素抜きに暗示だけで性的興奮を呼び起こしたかったのかなと。
同人音声では絶対にありえない、まさに催眠音声ならではの試みと言えます。

「胸に 口が吸いつく 無数のイボイボが スイッチを犯す 蹂躙する くりくり くりくり 前後して あなたの胸を、犯していく」
「ぽっかりと口の開いた 大きな触手が近づいてくる 内側には 細くて 小さな触手が びっしり生えていて ねばねばと 糸を引いている」

プレイの様子はと言うと、仮想的なプレイであることを踏まえて
少女は触手の形状や質感をできるだけわかりやすく描きながら
その責めによって得られる感覚を暗示として何度も入れてくれます。

序盤にある手足を触手に拘束されるシーンでは
事前にほんのり温かさを感じているだけあって熱くなるのを実感しやすいです。
その後の凌辱シーンでも特に股間が熱くてたまらなくなる人がいるでしょうね。

「九本の触手が 蠢いて きゅうきゅうの穴を拡げていく 真ん中に ぽっかり 穴をあけて 大きな触手の 通り道を作る」
最も個性的なプレイは終盤に登場するアナル責め。
ここでは9本の小さい触手と1本の大きな触手が
股間にある「欲望を求める口」をかき回します。

やや激しく執拗に責める触手の様子を伝える熱を帯びた少女の声が
さらに股間を熱く高ぶらせてくれました。
割と入念に感度を高めてから最後の最後で1回絶頂するタイプですから
うまくいけば脳や股間に突き抜けるような衝撃が走るでしょう。
内容を見ればわかるでしょうがこちらもイメージ力をかなり重視しています。

このように、触手責めを主観的に楽しませてくれるプレイが繰り広げられます。



珍しいスタイルの作品
催眠、エッチどちらもややイレギュラーな部分を持っている作品です。

催眠は作品のテーマや雰囲気を重視して催眠っぽさをできるだけなくし
その中で催眠に誘導するために有効な技法を用いています。
エッチは触手オンリーなところも十分に個性的ですが
それに加えてわかりやすいエロ要素をできるだけ削ぎながら
ほぼ暗示のみで興奮させ、イカせようとする試みがされています。

簡単に言うとサークルさんが自ら縛りプレイをされているような気がします。

元々誰得さんは作品のテーマに催眠を柔軟に適合させるのが得意なのですが
それでもここまで色々と制限をかけている作品は聴いたことがありません。
しかし催眠音声として十分なクオリティを持っており
ある程度の催眠状態に入れるし、エッチも体が自然に熱く火照るのが実感できます。

しかし使われているツールが催眠音声の中ではマイナーな部類に属するため
「他の作品に比べてかかりやすいか?」と言われると正直あまり自信がありません。
私は聴いている最中に少女の意図が読めたのでうまく入れたのですが
皆さんにも果たして通じるかと言われると首をひねってしまいます。
そういうやや人を選ぶ部分があるかなと。

エッチはこちらも意図的に制限をかけている挑戦的なプレイです。
エッチシーンに淫語が登場しないのはマイナスに受け取られそうですが
逆に考えれば彼女の声に従ってイク貴重な体験をしやすい環境でもあります。
ご自分の被暗示性やイメージ力をテストするのに適したプレイと言えます。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

季節ネタを省いたとしても十分な個性を持っている作品です。
合計2時間に対して700円と非常にコスパが良いですから
ちょっぴり変わった催眠やプレイが楽しみたい方は是非お試しください。

おまけは別タイプの解除音声と「わりと適当なおまけ音声(淫眠音声)」です。

CV:あ、きのこさん
総時間 本編…1:20:32 おまけ…34:16


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

魅惑の口づけ~へべれけ若奥様のらぶらぶキッス~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

こちらはお酒を飲んで酔っ払った新妻が濃厚なキスをしてくれる作品です。
簡単な導入を行うとすぐにキスをしながら催眠を進める非常に珍しい展開が特徴で
彼女の甘い声とちゅぱ音を長時間に渡って存分に楽しめます。

エッチはテーマ通りキスのみと若干ソフトなのですが
それを補って余りあるほどに暗示が入念で
少しずつ感覚を操作される感覚が味わいやすくなっています。



帰りを待つ酔った人妻
奥さんにキスをされまくるお話。

「うにゃ~ ほえ? どうしたのって? 別に どうもしてませんよ」
奥さんはぼんやりとした声の女性。
缶チューハイを飲みながら夫である主人公の帰りを待っていた彼女は
呂律が回らない様子で彼にキスをしようと言い出します。

本作品は帰宅した時点で既に奥さんが酔っぱらっている設定があるため
音声開始直後から彼女がぼんやりとした眠そうな声で語り掛けてきます。
これが実に催眠的と言いますか、眠気を誘われやすい声で
人によっては催眠を始める前の段階で眠くてたまらなくなっているかもしれません。

また彼女は全編において語句を意識的に区切って間を長めに取りながら
とてものんびりとした調子で語り掛けてもきます。
この2つの要素がいい意味で聴き手の気力を奪い
催眠にかかりやすい状態へと自然に持って行ってくれるわけです。

催眠は22分ほど。
まずは軽く深呼吸をしてから自分が気持ちよくなれる瞬間をイメージします。

「あったかーいお風呂に入って ほわーんって リラックスしてるとき あれ 結構気持ちいいよね?」
お風呂に入った時や布団に潜り込んだ時など割と具体的な例を挙げて
彼女が同意を求めてきますから、心の中でほんの少し頷いてみてください。
それだけで無意識が勝手にその感覚を思い起こし
心身が一気にリラックスしてくるのが感じられるでしょう。

それからは催眠音声でお馴染みの脱力を行います。

「肩から 肘 指の先へ じーんわり 広がっていく ぽかぽか ぽかぽか 温かくて 気持ちよくて とーっても幸せな感覚が 広がっていく」
両手両足を片方ずつ4回に分けて行うのですが
パーツごとに時間をおよそ4分もかけて暗示を入念に入れてくれる重厚な脱力
手足の存在を感じなくなるほどにまで力が抜けます。
頭はぼんやり、手足はぽかぽかする心地よい感覚を
比較的早い段階から味わうことができるでしょう。

深呼吸と脱力を行うだけの極めてシンプルな催眠です。
時間のほとんどをリラックスのみに費やし、かつ脱力がとんでもなく丁寧なおかげで
催眠に入るどころかそのまま寝てしまう人が続出するでしょう。
彼女の声も眠気に拍車をかけてくれます。

私は記事を書く関係で聴いている最中にとにかく寝ないことを心がけているのですが
今回ばかりは意識が消えかかるやばいところまでいったのをよく覚えています。
催眠音声なのですが安眠効果も高いと言えます。

物語の目的が気持ちいいキスをすることにあるため
この段階では彼女はそこまで自分の声の言いなりにしてきません。
ですがこの後のエッチでも引き続き入念な暗示をかけてくれており
エッチをしながら催眠を深めていくようなスタンスが取られている作品ですので
その準備としての役割さえ果たしていれば十分だと思います。



長時間に及ぶ甘く濃厚なキス
エッチシーンは46分間。
プレイはキスのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「どう? お姉さんの唇は 柔らかくて あったかくて ぷにぷにしてて 気持ちいいでしょ?」
催眠を使って主人公の手足の自由を奪った奥さんは
自分の願望を叶えるために早速彼にキスをします。

エッチは「キスだけでイかせる」を目標に、開始から終了まで断続的に彼女とキスをし続けます。
最中におっぱいを揉んだりすることも一切無い100%キスのみのエッチです。
キス特化の作品は他だと「ふぁんたんとチュチュしたい。 Ver1.03」が挙げられますが
それでもここまで偏った作りではありません。

ここで気になるのはやはり「46分間本当にキスだけで持つのか?」でしょう。
それについては催眠音声ですからずーっとちゅぱ音を鳴らし続けるわけではありません。
キスをする合間に唇を離して感覚を操作するタイプの暗示を入れてきます。

「つんつんって突いたり ふにふにつまんだり 触られるたびに 唇がどきどき どきどきしてくる」
暗示は臨場感を出すために実際のキスで得られる感覚を想定したものが多く
唇が温かくなるところから始まって、キスの感覚で頭がとろけそうになったり
体全体が熱くなったりと少しずつ暗示の内容をシフトさせながら
ドライオーガズムへとたどり着けるように導いていきます。

さらに序盤はキスよりも暗示のボリュームを増やしてまず雰囲気に浸らせ
後になるにつれてキスの割合を増やし、よりエッチな気分へ持って行こうともします。
キスのちゅぱ音は割と上品なものでペースもゆっくりなのですが
合間に漏れる奥さんの吐息がだんだん熱くなり、それによっても興奮が高められます。

「ふかーい ふかーい 絶頂が 全身を 脳を 犯していく」
特に終盤、十分に催眠が深まった後でかけられる諸々のセリフによって
私は股間が一気に熱くなるのを感じました。
夫婦の営みということで雰囲気がすごく甘く幸せに溢れており
2人の様子につられてこちらも心が盛り上がってくるのが感じられるでしょう。

絶頂はカウントなどの明確なタイミングは設けられておらず
上のシーンの後にある、しばらくちゅぱ音だけが流れるシーンで
こちらの任意のタイミングでイクものと思われます。
強烈な刺激を受けてイクようなタイプではないため
ある程度ドライ慣れしていないとちょっと難しいかもしれません。

私は軽くイケたかな?という程度でした。
でも数回聴けばイけそうな可能性は大いに持っていると言えます。

このように、キスだけに的を絞った他ではまず味わえないエッチが楽しめます。



幸せな気分に浸れる作品
催眠・エッチの両方が個性的なあまあま作品です。

まずエッチシーンをキス一色にし、作品として完成させているところが素晴らしいです。
一応ちゅぱ音が鳴るプレイだから音声でもいけると言えばいけるのですが
ソフトすぎて興奮を高めにくい弱点もあります。
それを暗示の力でうまくカバーして、イける環境を整えているところに
サークルさんの技術の高さが感じられます。
初回はイけないこともあるでしょうが、幸福感や充足感は十分に得られるでしょう。

催眠についても最初の部分は言ってしまえばありきたりなのですが
その後のキスを絡めた深化部分が面白味に溢れています。
簡単に言えばこの作品はキスのちゅぱ音をトリガーにしているんです。
「キスをすると体が熱くなる」「キスをすると全身が快感に痺れる」と。

おかげでエッチと催眠が上手い具合に混ざり合っていて
エッチをしながらさらに催眠を深めることにも成功しています。
一見するとキスをたっぷりと行う作品に思われがちなのですが
実際はとても催眠に寄った作品であると私は考えています。

前々項で脱力したところまでを催眠としたのもただ単にキリが良かっただけで
その後も奥さんは時間をかけてしっかりと催眠を施してくれます。
眠気を含めた催眠の感覚を結構得やすい作品と言えます。
作品に興味があるなら初心者でも大丈夫。

エッチはキス以外だと猫のように甘えてくる奥さんの仕草が可愛いです。
エロエロな展開には程遠いですが新婚気分は味わいやすいかなと。
ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅か、淫語はありません。

サークルさんらしいテーマと催眠の親和性の高い作品です。
心が落ち込んでいる人が聴けばきっとプラスの効果が働くでしょう。

CV:あ、きのこさん
総時間 ノーカット版…1:28:31 時間調整版…1:15:15


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
時間調整版はノーカット版に比べてセリフの間が若干短くなっていたり
ちゅぱ音のボリュームが減っているようです。
基本的にはノーカット版を聴くのをお薦めします。

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