ボクのココロとカラダを支配する後輩の女の子

サークル「MASOINWASH」さんの同人音声作品。

同サークルさんの処女作にあたるこちらは、普段は優しいけど実はドSな後輩が
奴隷願望を持つ先輩にエッチな命令を出して心と体を少しずつ支配します。

飴と鞭を使い分けたプレイと言葉責めを組み合わせたきめ細かな調教が行われており
純粋な性的快感と女性に屈服させられる幸福感の両方が味わえます。
痛みや苦しみではなく快楽を与えて堕としてくれますから
調教作品にまだ触れたことのない人が挑戦するのに向いてます。
Sな後輩とMな先輩
大崎マナミからマゾ犬調教を受けるお話。

「先輩すいません、遅くなっちゃって」
マナミは明るくて可憐な声の女の子。
部活の練習後、とある噂を聞きつけた先輩に呼び出されると
それが事実であることを告げ実際に調教してあげます。

本作品は密かに男性たちを手懐けてペットにしている彼女が
ドMな性癖を持つ彼の願いを聞き入れて3種類の調教を施します。
手コキ・足コキ・ローター&ニーソコキと後になるほどアブノーマルなプレイが登場し
彼女の態度も可愛い後輩から意地悪なご主人様へと徐々に変化します。

彼が自ら望む形で主従関係を結ぶ経緯や、調教に入っても彼女の声や口調がそれほど変わらないおかげで
プレイ中は意外なほど穏やかな雰囲気が漂っています。
片方が欲望を一方的に叩きつけるのではなく、お互いの心の渇きを満たすために行う感じですね。
結構マイルドな調教ですからややMあたりの人でも割と聴けるし楽しめます。

彼女が施す調教における最大の武器は言葉責め。
彼が普通の男性から立派なマゾ犬になれるように、2つの特徴を持つ多彩な責めを繰り出します。

「あっれぇ? 先輩のおちんちん、皮かむってるじゃないですか。だから恥ずかしがって隠してたんだぁ~」
「ちゃんと自分の口で、ボクをいじめてください…マゾ犬ペットにしてください…お願いします…って言わなきゃ、なぁんにもしてあげませんから」

ひとつ目の特徴は徹底的に羞恥を与えてくれること。
彼女はプレイを開始する際に必ず彼だけの衣服を脱がし
露わになったおちんちんや責められて感じてる姿をじっくり観察します。
またプレイの開始や射精などの要所でおねだりを要求します。

悶えさせて興奮や射精を促す感じの責めですね。
作中で彼女がおっぱいやおまんこを見せることは一切ありません。
これも2人の間に明らかな上下関係があることを象徴づけています。

「女にいじめられたいとか…、しかも年下の女の子にいじめられたいとか… …そんなこと…あるわけないですよねー?」
ふたつ目の特徴は質問形式で語りかけてくるシーンが非常に多いこと。
「まさかこんなプレイで感じてませんよね?」とか「女の子にこんなことされて悔しくないんですか?」など
彼女は物理的な刺激を与えながら多種多様な質問を投げかけます。

人間は質問されると反射的に答えてしまう性質を持ってます。
つまり主人公に対する質問に聴き手自身も一緒に答えながら聴くことになります。
これによってお話が進めば進むほど主人公になりきってプレイを楽しめます。

調教を扱った音声は数多くありますが、質問責めをする作品はかなりレアです。
個性的かつ効果的なアプローチと言えます。
飴と鞭を使い分けたきめ細かなエッチ
エッチシーンは3パート64分30秒ほど。
プレイは手コキ、足コキ、電気アンマ、ローター責め、ニーソコキです。
ローター責めの際にリアルなモーター音が鳴ります。

「まずは、服を脱いでください。…そう、自分で脱ぐんです」
先輩の気持ちを何度も確認した上でマゾ犬になる宣言をさせると
マナミは手始めとして彼に服を脱がせ、期待と興奮で濡れたパンツ越しに亀頭をいじります。

エッチはどのパートも彼女の指示に従いながら行います。
一番最初の「手コキ」パートは主従関係の確立を目的とした比較的ソフトなプレイ。
彼の裸体を観察してからパンツ越し→直におちんちんを弄び
射精しそうになったところで寸止めをして言うことをきく大切さを教えます。

「ほんと…どうしようもないマゾですね先輩は。カワイイですよ♪」
彼女はご主人様になっても引き続き丁寧語で彼に語りかけ
言うことを守れた場合はまるでペットのように可愛がったり気持ちいいご褒美をあげます。
締めつけるだけでは奴隷を自分の思い通りにできないことをよく知ってるからです。
このパートを聴き始めた段階ではそれど調教っぽさを感じないと思います。

「はぁ なっさけない男。私の奴隷になりたいんでしょ? だったら、私の言いつけに背いたら駄目じゃないですか」
しかし、彼が欲望に負けて射精しようとすると態度が一気に険しくなります。
ため息をついてから明らかに見下す言葉を投げかけ、2番目以降のパートではお仕置きまでします。

彼女はこのパートの最後に2つのルールを設けます。
ひとつは彼女の命令を守ること、もうひとつは許可が出るまで射精を我慢することです。
そして彼がこれを守れるか守れないかで態度が大きく変化します。
飴と鞭を使い分けることで彼の心と体を縛ろうとします。

もちろんプレイ自体もM向けのものが多いです。
2番目の「足コキ」パートは1週間後のお話。
ルール通りオナ禁できた彼へのご褒美に、彼女がニーソを履いたままおちんちんを擦ります。

「ほら、もっと体重載せてあげます。ぎゅうううううっ! あははっ、のたうち回っちゃって、すっごい情けなくてかっこ悪いですよー♪」
これまでのプレイで彼がすっかり従順になったと判断したのでしょう。
竿をわざと優しく撫でて焦らした直後に力を入れて大事な部分を踏みつけます。
そしてSらしいとても嬉しそうな笑い声を上げます。

足コキの効果音は残念ながら入ってませんが、彼女が足コキ中に力んだ声でセリフを言ってくれますから
前項で説明した質問責めも相まって踏まれてる気分は味わいやすいです。
そしてここでもきつく踏んだ後はちゃんと優しく接してあげます。
優しい責めと厳しい責めのバランスが取れていて実に面白いです。

最も特徴的なプレイはパート後半に登場する電気アンマ。
1回目の射精後、とある罪を犯した彼の両足をしっかり掴み
足の裏を使って金玉をぐりぐり責め立てます。

「ご主人様のっ △△を○○するような駄犬はっ、こうやって足で男の尊厳を踏みにじられるのがお似合いなんですよっ!」
ご主人様に逆らったマゾ犬には決して容赦しません。
今までよりもずっと嗜虐的な声と口調で彼のデリケートな部分を強めに弄びます。
彼女の黒い部分が最もよく出てるシーンと言えます。

このように、甘やかしとお仕置きの両方をしながら言葉責めもする高度なプレイが行われています。
メリハリのある作品
2人の特徴を踏まえた質の高い調教が楽しめる作品です。

マナミはマゾ犬願望を持つドMな先輩が幸せなひと時を送れるように
彼の意思をしっかり確認した上でご主人様になる契約を交わし
その後は緩急をつけた丁寧な調教で女性に従う喜びをたっぷり味わわせてあげます。

「先輩、これからも私のペットでいてくださいね? ほかの女になんかなびいたら…承知しませんからねっ」
彼女は本質的にはとても優しい女の子です。
どのパートでもプレイを終えた後は必ず彼を労います。
一部で厳しく当たることがあっても、その前後はきちんと甘やかしてバランスを取ります。
口調が最後まで後輩のままなのも彼に対する思いやりの気持ちがあるからです。

電気アンマも4分程度しかやりませんし、きついと感じる部分はそれほどないです。
2つの特徴を持った言葉責めも作品への没入感を高めてくれます。
より多くの聴き手が一緒になって楽しめることを強く意識した作品です。

言葉責めについてはやはり質問責めが最も印象的でした。
「変態」「マゾ」といった言葉をひたすら叩きつけるのではなく、こちらに引き込むスタイルで調教を進めます。
数々のM向け作品を作られてるMASOINWASHさんの良い部分が処女作の時点で既に出ています。
今でも十分通用する言葉責めだと思います。

エッチは説明できなかった最終パートもなかなかにスリリングです。
ローターをおちんちんに装着したままコーヒーショップに行き注文をします。
わざと覚えにくいメニューを提示し、それを店員に伝えようとする彼を見てすかさずパワーを上げるなど
彼女の意地悪な部分をやや強く持たせたプレイが楽しめます。

射精シーンは全部で4回(うち2回は連続射精)。
淫語それなり、くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声はありません。

変わった性癖を持つ男女がするエッチをありのままに描いた作品です。
言葉責めが好き、女性に屈服させられるシチュが好きな人におすすめします。

CV:計名さや香さん
総時間 1:23:32

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります