同人音声の部屋

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タグ:耳かき

   ● 【耳かき・催眠音声】同棲彼女との耳かき生活
   ● (全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版(後編)
   ● (全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版(前編)
   ● 【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】
   ● 異種族専門風俗店~魔法のKiss~
   ● 声付き耳かき音を作ってみた(終)
   ● 【バイノーラル/ハイレゾ】耳癒妖精風俗~耳を犯して差し上げますわ~エンフィ・アストレア・シルキスフォン
   ● ヒーリングサロンシエル
   ● 雨の日の午後に~彼女と耳かき~
   ● 夜空の箱舟


【耳かき・催眠音声】同棲彼女との耳かき生活

サークル「彼岸花と無口少女。」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、主人公のことが好きで好きでたまらない彼女が
休日を一緒に過ごしながら色んなサービスをして心と体を癒します。

自分から体を積極的に密着させて耳に何度も息を吹きかけたり
「好き」などの愛の言葉を非常に多く投げかけるなど
2人の関係を強く反映させたあまあまラブラブなやり取りが最大の魅力です。
催眠音声と呼べるほどではないものの、耳かき中に催眠っぽいことを一応してきます。
休日は2人きりでイチャイチャ
恋人のさっちゃんと自宅でまったり過ごすお話。

「おーい 朝だぞー 起きて? 起きて起きて」
さっちゃんは明るくてホッとする声のお姉さん。
とある休日の朝、まだ寝てる主人公に声をかけて今日の予定を話すと
体を横に向けてから右耳を綺麗にし始めます。

本作品は高校時代から付き合い始めて現在同棲するほど仲の良い彼女が
彼に色んなことをしながら幸せな1日を過ごします。
耳かき、昼寝しながらの梵天&耳キス、肩と頭のマッサージ、お風呂、添い寝と
パートごとに内容を変えながら音を鳴らしたり心温まる会話を続けます。

効果音の品質が以前よりも格段に上がったのを受けて
最近の全年齢向けは会話よりも音を重視した音フェチ(ASMR)作品が流行ってます。
しかし本作品は2016年の発売ということで音よりも彼女のキャラに力を入れて物語を進めます。

「なんで俺のこと見てるんだって? そりゃもちろん 君のことが好きだからだよ」
「シュークリームも美味しいけどさ 君のそういう顔は 私にとっては一番のデザートだなー」

彼女は付き合い始めてから年月が経った今でも当時と同じくらい彼を愛しており
どのシーンでも「好き」「可愛い」といった愛情を感じる言葉をガンガン投げかけます。
年齢はおそらく同じだと思うのですが、彼が疲れてることを踏まえてお姉さんっぽく振る舞います。

スキンシップも添い寝、ハグ、頭を撫でる、耳に息を吹きかけるなど恋人同士だからできるものばかり。
言葉と行為の両方から彼女の気持ちが強く伝わってくるので聴けば聴くほど心がぽかぽかしてきます。
声の担当が全年齢向けで絶大な人気を誇る浅見ゆいさんなのも大きいです。

サービスについては効果音が他サークルさんの素材なことや
マッサージやお風呂パートに必要な音が入ってないおかげでキャラに比べると存在感は薄いです。
彼女がほぼずっと話しかけてきますし、やはりイチャラブっぷりを楽しむ作品だと思います。
恋人の愛と温もりに包まれて
一番最初の「耳かきと耳吹き」でするのは耳かき(約21分)。
膝枕ではなく添い寝で右耳→左耳の順に外と中をお掃除し、最後に多めの息吹きをします。
使用してる器具は音の感じから綿棒と思われます。

綿棒は「ずしゅっ ぷすぷす」と柔らかく広がりのある音が使われており
ほぼノンストップで耳の壁をなぞるように動かします。
音の質感は良いのですが、効果音に途切れがほとんどなく動きの面でややリアリティに欠けます。
耳かきをする時はお掃除する位置を変えたり取れた耳垢を処理する時間が適度に入るのが自然です。

「耳にはツボがあってね そこをぐりぐり押すだけでも 気持ちいいんだって」
「すーっと ぷしゅーっと 嫌な記憶が抜け出して 君のそばには私と 私の囁きだけが残るの」

最中の会話は右耳が耳かきの様子やそれに関する豆知識
左耳は草原で彼女に後ろから抱きしめられてるイメージと大きく変わります。
後者の際に催眠暗示っぽいことを若干言ってたので
おそらくこれがタイトルに「催眠音声」を入れてる理由だと思います。

聴き手を催眠状態に誘導するのを意図してる一般的な催眠音声とは違い
リラックス効果を促進する触媒の意味合いが強いです。
解除音声が入ってないことからもサークルさん自身がそれを目指してないのがわかります。
変わった要素を盛り込んでる耳かきと表現するのが妥当です。

続く「お昼寝と左右キス責め」は耳かきの続きとお昼寝(約20分)。
食事を済ませて眠くなった彼女が前のパートでやり忘れてた梵天を行い
その後は付き合い始めたばかりのことを話しながら一緒に眠りにつきます。

「耳に息吹きかけられてそんなに反応する人 そんなにいないと思うよ? 君は選ばれし人だね」
「愛してる 愛してる 大好き 大好き」

彼の耳が敏感なことすら美点と受け止めて褒め称え
イケメンとはっきり言いながらストレートな好意の言葉を何度も言う非常に甘さの強いシーンです。
梵天は6分程度で終わりますからその後の会話が一番の癒しポイントになるでしょう。
終盤には彼女が2人に分身して左右同時に息吹きとキスをする珍しいサービスも登場します。

残りの3パートは軽めのサービス。
手を使ったマッサージ 、お風呂での洗浄と入浴、その後の添い寝と
夕方から夜にかけての時間を今まで通り仲良く過ごします。

「君に抱きついたまま ぷゅしゅーってねむっちゃいたい」
この中で最も特徴的なのはお風呂のシーン。
彼の背中にシャワーをかけて洗い、お返しに彼にも洗ってもらったあと一緒に湯船へ浸かります。
裸同士になっても一切恥ずかしがらずむしろ自分から彼に抱きつく姿や
彼に体を洗ってもらう際にくすぐったそうな表情をするあたりに仲の良さを感じました。
全年齢向けですからエッチな描写は一切ありません。

体を洗うシーンは彼にする時だけシャワーの音が鳴ります。
シャンプーや石鹸で洗う音が入っていればよりリアルになったでしょう。

このように、2人の絆が感じられる素朴で温かいサービスが繰り広げられてます。
キャラで癒す作品
サービスよりも彼女の存在により強い癒しを感じる作品です。

さっちゃんは毎日を頑張ってる主人公が明日以降も元気でいられるように
最初から親しみを込めた態度で接しつつ色んなお世話をします。
そしてその最中に恋人だから言える言葉を嫌というほど投げかけます。

声・性格・言葉・態度すべてが甘い彼女のキャラ、時間に余裕を持たせた家庭的なサービス。
専門店とは違い2人が休日を家で寛ぐ雰囲気を持たせてお話を進めます。

「今日は色々なことをしたね 普通に休日を過ごしてただけなのに 君と一緒だと なんだか癒されるよね」
最大の癒し要素はやはり彼女自身です。
自分からすすんであれこれお世話する中でとても幸せそうな表情を見せます。
彼が疲れてるから癒すというのももちろんあるでしょうが
それよりも彼と一緒に過ごしたい気持ちが勝ってるように映りました。
一方的に癒しを与え続けるのではなく、2人がお互いに与え合う構図ができてます。

表裏がまったくない正統派のイチャラブ作品です。
会話重視の作品が好きな人におすすめします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:21:13

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
81分で500円とコスパがいいので+1してあります。

2018年5月19日まで30%OFFの350円で販売されてます。

(全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版

(全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「5.『お風呂…一緒に入らん?』」以降の様子を中心に紹介します。
お風呂とお部屋でさらにイチャイチャ
「お風呂…一緒に入らん?」の舞台はもちろんお風呂(約48分)。
際どい水着姿になった遥が主人公の上半身を隅々まで洗い
中盤に起こったある出来事をきっかけに初エッチへ突入します。

「お兄ちゃんの背中 広かね 手に伝わる感触もごつごつして 当たり前やけど うちの体と全然違うっちゃね」
物語の後半に入っても彼女の可愛さや健気さは留まるところを知りません。
自分とはまるで違う彼の体を興味深そうに確かめながら「じゅりっ」という滑らかな水音を鳴らします。
そしてタオルやスポンジを使わず敢えて素手で行い、背中からおっぱいを押しつけるといった大胆なこともします。

彼女のキャラを崩さないレベルで誘惑してくる感じです。
前半と同じく声の位置がとても近くて密着感がリアルに表現されてます。

その後から始まるエッチシーンは2パート44分間。
プレイは手コキ、手マン、遥への乳責め、パイズリ、フェラ、キス、SEX(騎乗位)、耳舐めです。
手コキ、乳責め、パイズリ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります。

「お、お兄ちゃん? あ、アレが あそこが大きくなっちゃってるんやけど」
体を一通り洗い終えてお風呂を出ようとした遥は
彼のおちんちんがすっかり大きくなってるのに気づき、今度はそちらのお世話を志願します。

エッチは彼女がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
「お風呂…一緒に入らん?」のほぼ後半分を使って行うのは手コキとパイズリ(約23分)。
彼女は後ろからおちんちんを、彼は水着越しにおまんこをいじり
彼女が先に絶頂した後、前に移動し自慢のおっぱいで1回目の射精へ導きます。

「ええと 手で擦ればいいっちゃろ? こうやって 握る感じで…熱っ え? おちんちんってこげん熱いと?」
「お兄ちゃんの指 優しすぎるよぉ はぁ はぁ」

彼女は今回が初めてのエッチでどうすれば男性を気持ちよくできるかよく知りません。
だから彼にそれを尋ねながらおちんちんの感触を確かめるようにじっくりしごきます。
そして彼がおまんこを触り始めても抵抗せず気持ちよさそうな声を漏らします。

手コキが始まって少し経つと彼女の息遣いが明らかに熱っぽくなってることに気づくでしょう。
本作品は声の質感が良いのでそういう微妙な変化によって彼女の興奮具合を伝えます。
絶頂する直前に大胆なことを暴露するなど、初々しさを出しつつ普段と違う彼女を見せてくれます。

「ドロドロっとして 少し苦いっちゃけど 満たされる感じするたい」
パイズリは絶頂させてくれたお礼なだけあってとことん尽くします。
彼の目の前で水着の上だけ脱ぎ最初は左右同時、少し経つと交互に乳房を擦りつけ
さらにカウパーや精液を自分から味わいに行く積極的な責めを披露します。

パイズリ単体から入ってパイズリフェラへ発展する流れも良いですね。
後になるほどエッチな音の量や密度を上げて抜きやすくしてます。

後半の「うちの初めて…もらって…」はSEXがメイン(約21分)。
お風呂から出て8分程度の休憩を挟んでから最後の一線を超えます。

「初めてなんに うち 感じちゃって…んんっ」
「お兄ちゃん 好きっ 好き好きっ ばり好きっ」

処女のはずですが痛がる様子は特に見せず、挿入直後から比較的ハイペースなピストンを繰り返します。
それと並行してキスや耳舐めを挟んだり、ストレートな愛の言葉を投げかけるなどとても甘いプレイに仕上がってます。
実況や言葉責めはほとんどせず彼女の心情描写とエッチな音を多めに用意してます。

聴き始めた直後は「年下の彼女に騎乗位で初SEXさせるのはどうかなぁ」とも思ったのですが
途中から彼が腰を突き上げるようになるのでマグロにはなってません。
彼女が魅力的に描かれてる一方で彼の存在感が薄かったら釣り合いが取れませんから
最後の最後で男らしいところをきちんと見せてくれて安心しました。

このように、お互いがお互いを思いやりながら気持ちよくなる恋人らしいエッチが繰り広げられてます。
愛に満ち溢れてる作品
遠距離恋愛中の男女が一緒の時間を過ごす様子を穏やかに描いた作品です。

遥は遠い場所で仕事を頑張ってる主人公を元気づけつつ自分も幸せになろうと
突然の訪問で驚かせてから料理、耳かき、エッチなど色んなことに取り組みます。
そしてその中で自分がいかに彼のことが好きかを言葉、態度、行為で伝えます。

全編博多弁で元気いっぱいに話す彼女の明るく純真なキャラ
状況に応じて声の位置や距離を小まめに切り替えるリアルな演出
前半は非エロ、後半はエロを中心に据えてひたすらイチャイチャする甘い展開。
最大の武器である方言をふんだんに盛り込んだ純愛ストーリーが楽しめます。

「お兄ちゃん うちとの連休は まだまだ終わらんばい」
中でも彼女はなかなか会えない寂しさをあまり表に出さず
今の時間をできるだけ充実したものにしようと精一杯のご奉仕をします。
年下だからといって甘えるのではなく、自分から積極的に癒そうとする姿勢が愛らしく感じました。
エッチで多少の不得手さが見られるのも年齢相応で良いです。

それに対して主人公は控えめに振る舞いながらも要所できちんとリードします。
具体的にはエッチシーンでおちんちんのいじり方を教えたり
最後のSEXで騎乗位のまま突き上げてイかせるといったところです。

年上なのに奥手過ぎる、受け身過ぎると感じる人がいるかもしれません。
でも私には彼女のことがとても大事だからこういう姿勢で接してるように映りました。
例えばお風呂のパートで手コキと手マンを同時にするシーンがありますが
彼はそこで敢えて水着の中に指を入れずに彼女をイかせます。

恋人同士、しかもこちらは裸の状態なら別に水着をめくって直接いじってもいいはずです。
それをやらなかったのは彼女に気を遣ったからではないでしょうか。
サービスの最中に出てくる細かな描写に彼の気持ちが込められてます。
エッチのきっかけとなった勃起を察知されるシーンも彼は最初それを隠そうとします。

絶頂シーンは主人公、遥ともに2回。
効果音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

癒し重視だけど抜き場もきちんと用意されてる充実した作品です。
おまけはフリートークと予告です。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:51:32(本編…2:37:05 おまけ…14:27)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
171分で1000円とコスパがいいので+1してあります。

(全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版

サークル「ドッグイヤーカンパニー」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、従姉妹であり恋人でもある年下の女性が
GWを利用して主人公の家を訪れ幸せなひと時を過ごします。

方言をふんだんに盛り込んだあまあまラブラブなサービスが魅力で
「~ばい」「~と?」など彼女が全編で言うナチュラルな博多弁や
東京で1人暮らししてる彼を気遣いながら親身にお世話する姿が心を温めてくれます。

総時間が3時間近くあるため前編(1~4パート)、後編(5~8パート)の2回に分けてお送りします。
大型連休は大好きな人と
恋人の遥とイチャイチャするお話。

「あっ お兄ちゃん? もぅ やっと出た」
遥は独特な口調で話す可愛い声の女の子。
GW中に家でごろごろしてる主人公に電話をかけると
近況を確認してからインターホンを鳴らして家の中に入ります。

本作品は以前は従姉妹、今は恋人にあたる彼女が
大型連休を利用して彼の家を訪問し、2時間40分近くに渡って様々なサービスをします。
彼女がまだ高校生ということで今のところは遠距離恋愛をしてるらしく
久々に会えたことを喜びながら体を密着させたりあれこれ世話を焼いてくれます。
ちなみに前編部分は完全非エロで後編に入るとエッチメインに切り替わります。

「そんなの決まっとうよ お兄ちゃんのこと ばり好きやし」
最大の魅力は何と言っても博多弁
標準語とは大きく違う個性的で愛らしい言葉を数多く投げかけます。

遥役の陽向葵ゅかさんは福岡出身、しかも本作の方言監修までされてるとのことで
少なくとも私が聴いた限りではスムーズな演技をされてました。
方言の魅力が引き立つように訛りを強めにしてます。
セリフも感情をストレートに伝えるシーンが多く、彼を一途に愛してるのがわかります。

また全編バイノーラル録音なのを活かして状況によって声の位置や距離を小まめに変えます。
耳元至近距離で囁く時は吐息にほのかな熱が感じられるほど生々しく
2人が休日を楽しく過ごす様子をよりリアルに表現するのに貢献してます。
声、言葉、態度、雰囲気といった色んなもから彼女の温もりや想いの強さが感じられて胸がぽかぽかしました。
音と言葉で癒す家庭的なサービス
遥が家に上がったあと最初にするのは料理(約15分)。
主人公の家にあった食材を使って野菜炒めを作り、彼女が予め用意したおにぎりと一緒に食べます。

「どげん? うちの包丁さばき 全然危なっかしくなかろ?」
心配する彼に「この日のために料理の腕を磨いてきた」と自信ありげに言ったり
鼻歌を歌いながら包丁を使って手際よく野菜を切るなど
彼女の健気さ、可愛さを引き立たせながら料理を進めます。
完成後は彼女が彼に食べさせるお約束のシーンもあり、聴いてるこっちが恥ずかしくなるほど最初からラブラブです。

また料理中に包丁で野菜を切る音もしっかり入ってます。
最初は「トントン」、少し経ったら「ザクッ」と野菜によって音の質感やペースを変化させててリアルです。
切り終えた食材をフライパンで炒める音も入ってますし多少の音フェチ要素も含んでます。

続く「うちとポッキー半分こ、しよ?」でするのはポッキーゲーム(約17分)。
食事を終えてのんびりしてるところへ彼女がポッキーを取り出し
それを2人で両端から同時に食べるちょっぴり大胆な遊びを提案します。

「…キス しちゃったね」
ゲーム開始と同時にポリポリという小気味良い咀嚼音が鳴り、少し経つとライトなちゅぱ音へと変化します。
音声作品でこういうサービスは初めて聴きました。
事後に恥ずかしそうにする彼女の姿も初々しくて良いです。
そのままエッチになだれ込むことはないものの、物語の後半に向けて伏線を張ってるように受け取れます。

前編で最も長いパートは「耳のマッサージと耳かきばい」(約32分)。
膝枕の状態で最初は上を向いたまま両耳を同時にオイルマッサージし
その後は耳かき棒のみを使って右耳→左耳の順番にお掃除します。
梵天や息吹きをするシーンはありません。

マッサージは「くしゅっ」という粘性のある水音を小さめのストロークで
耳かき棒は「かり ぞり」という細くて硬い音を奥から手前へ掻き出すように、と
各サービスに合った音をいずれもゆっくり鳴らし続けます。

音の質感、動きいずれもリアルなのですが、耳かき音声のようにリアルタイムで小まめに変化するのではなく
いくつかの音を組み合わせてループさせてるように聞こえました。
簡単に言うと聞き覚えのある音がそれなりに登場します。
ただし、穴の手前から奥へ移ると音の位置が近づき質感もやや重くなります。

マッサージも似た音を同じリズムで何度も鳴らしてますし、人によっては物足りなく感じるんじゃないかなと。
効果音と声の音量がほぼ同じなせいで音を聴き取りにくくなってるのも残念です。
これらは耳を直接いじるサービスですから音量バランスは自然と音>声になります。
あとマッサージと耳かきの間にタオルで耳についたオイルを拭く動作が入っていればよりリアルになったと思います。

「お兄ちゃんの耳 たくさんいじっちゃった」
「なんかこうやって お兄ちゃんのお世話するの よかね うちでも 年上のお兄ちゃんに与えられるものがあるたいって思うと 嬉しいと」

このパートの主役は音よりも彼女との会話や仕草です。
初挑戦の耳マッサージをやり終えた後に満足そうな表情を見せ
耳かき中に彼が眠そうにしてると「そのまま寝ていいよ」と言って背中を押します。
耳かきをしてる彼女自身がとても幸せそうで、その気持ちが声や言葉を通じてなんとなく伝わってきます。

サービスの様子だけでなくそれをしてる相手の心情も組み込んでるのが本作品らしいですね。
このパートに限っては彼女に年上っぽさを感じました。

おまけはフリートークと予告です。

後編へ続く…。
(全バイノーラル)うち…お兄ちゃんのこと、ばり好いとーよ!~遊びに来た、いとこと連休にイチャイチャしちゃった件~完全版(後編)

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:51:32(本編…2:37:05 おまけ…14:27)


体験版はこちらにあります

【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、子供っぽさがまだ残ってる気さくな店員が
お店を再び訪れた男性をお風呂やお部屋でとことん癒します。

極めてリアルな効果音が織りなす完成度の高い世界観が魅力で
サービスだけでなくその前後のやり取りも臨場感抜群に表現しつつ
以前よりも彼女がちょっぴり成長した様子も描いて安心感と没入感を与えます。
春が近くても油断は禁物
道草屋の店員「いのこ」からサービスを受けるお話。

「…ん? お客様? ご入浴中でございましたか」
いのこは丁寧な言葉遣いをする元気な声の女の子。
入浴中のお客に許可をもらい風呂場へ入ると、シャワーで体を濡らしてから髪を洗ってあげます。

本作品は道草屋の中で今のところ最も新しい店員にあたる彼女が
2時間15分程度に渡って3種類の健全なサービスをします。
お風呂でのシャンプー&甘噛み、部屋でのドライヤー&マッサージ、そして耳かきと
定番のものから音声作品では珍しいものまで数多く取り揃えてます。
時間は1シーンあたり30~55分ですから3回に分けると無理なく聴けるでしょう。

「シャンプーは1回ざっと洗って もっかい洗うんでございます 2回目はめっちゃ泡立つんでございますよ」
彼女は一言で言うとマイペースで世話好きな性格。
自分を再び指名してくれた彼に心安らぐひと時を送ってもらおうと
最初から人懐っこい態度で色んなことをしたり話します。
店員なので言葉遣いは割と丁寧なのですが、上のセリフのように砕けた言葉を織り交ぜた独特な話し方をします。

店員になろうと頑張ってるけど素の自分がなかなか抜けきらない初々しさが魅力です。
子供っぽいことを割としてきますし、店員と友達の中間あたりに感じるでしょう。
でも前作「【ご旅行耳かき】道草屋 いのこ【乳液耳揉み】」を視聴済みなら彼女が成長したことも実感できます。

もうひとつのポイントは最中に鳴る様々な音。
耳かき、シャンプー、マッサージといったサービス自体の音はもちろん
その合間の細かなやり取りにまで専用の音を用意し、それらを組み合わせて道草屋の世界を作り上げてます。

季節が春先ということで環境音はお風呂場でお湯が流れる音と部屋で鉄瓶が沸騰する音だけですが
サービスの種類が多く新しい試みもされていて何度も驚かされました。
特にお風呂のシーンはマイクにお湯を直接ぶっかけたり湯船に沈める大胆なことをされてます。
セリフと音のバランスが取れており、どちらを目当てに聴いても楽しめる品質を持ってます。
声と音が生み出す癒しの空間
一番最初の「湯けむりいのこ温泉」はおよそ50分間。
風呂場の掃除が始まる前に入ろうと思って来たいのこが先にお客がいるのに気づき
一緒に入るついでにシャンプー、甘噛み、ちょっとしたゲームをします。

「もう温まった後でございますか? 体も、洗った? じゃこれから頭でございますね」
彼女は元々夜に耳かきする予定だったので今回のサービスは完全に突発的なものです。
しかし驚いたり困惑する様子を見せず、どこまで洗ったかを確認してから残った頭のケアに取り掛かります。
彼女はタオル1枚の格好ですがエッチな描写は一切ありません。
裸同士でもいつも通りリラックスした表情で接します。

シャンプーは「わしゃわしゃ くしゅっ」という泡混じりの摩擦音が使われており
1回目はやや力を入れてゴシゴシする感じに、2回目は全体を優しく撫でるように動きます。
同じシャンプーでも音の質感や動きに大きな違いがあるのが道草屋らしいですね。
合間に入るシャワーも位置や距離を小まめに動かしてリアリティを出してます。

このシーンで面白いのはシャンプーをシャワーで洗い流すところ。
シャワーが耳にあたるとごわごわした音が鳴り、少しの間声や音が若干聞こえにくくなります。
髪を洗ってる最中、お湯が耳に入った時の感覚を音でそのまま表現してます。
シャンプーをする作品は結構ありますが、こういう演出をするものは初めて聴きました。

「お客様 水泳は得意でございますか? 息止め勝負しましょう!」
その後に始まる素潜りでも2人が同時に湯船へ頭を入れることを考慮し
最中は水中特有のほのかな圧迫感が耳に感じられます。
いのこが泡を吐き出すのに合わせて耳が優しくくすぐられてとてもリアルでした。
これらの行為を聴き手が実際にやってる風に鳴らすから高い臨場感が味わえるわけです。

2番目の「いのたびドライヤー」はお風呂から上がった直後のお話(約31分)。
脱衣所に置いてあったドライヤーを借りたままお客の布団を準備してた別の店員「たびらこ」が
それを使って髪を乾かし、さらにシーン中盤頃に部屋を訪れたいのこの髪も綺麗にします。
このシーンだけは2人の店員が同時にお世話します。

たびらこ「この後 耳掃除?」
いのこ「その前に マッサージでございますなー 一緒に大浴場入ってたんでございますよ」
2人の年齢はそれほど離れてないはずですが、性格が大きく違うので母親と子供に近いやり取りをします。
ドライヤーはたびらこ、肩たたきやマッサージはいのこと役割分担できてるのもポイント。
複数の効果音が同時に鳴る今まで以上に心地いいひと時が味わえます。
音を通じて触覚も刺激してくるところが道草屋シリーズの大きな魅力です。

そうやって色んな出来事を経た後、いよいよ本題の耳かきが始まります(約55分)。
膝枕ではなく添い寝の姿勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と洗浄液つきの綿棒でお掃除し
最後に弱めの風圧で息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずりっ じじっ」という細くて乾いた音
綿棒は「ずすっ ぷしゅっ」という柔らかくてぱちぱちした音と器具ごとに質感を大きく変え
動きも前者は奥から手前へ掻き出すように、後者は耳の壁をなぞるようにゆっくり進めます。
長時間聴いても耳や頭が痛くならないようかなり優しい音で揃えてます。

「私 ガチガチでした もう手汗はかくし 話せば噛むし 散々でございます」
効果音以上に癒されるのが彼女との会話。
前半の右耳では彼を初めてお世話した時のことを懐かしそうに語ります。
当時のことを正直に語りつつ、とある事をちゃっかり自慢するあたりが彼女らしいなと。
店員としても人間としても成長したのが窺えます。

「むかーしむかしのお話で 冬山に1匹のイノシシがおりました」
それに対して後半の左耳は2つの昔話をします。
耳かき棒は彼女に馴染み深いイノシシとキツネの話
綿棒はタニシと虎の話とどちらも人間以外の生き物を登場人物に据えて和やかに語ります。
本作品の耳かきはどちらかと言えば効果音よりもこのお話が聴きどころだと思います。

このように、音とキャラの両方を引き立たせた完成度の高いサービスが繰り広げられてます。
ほっこりする作品
サークルさんの過去作と同じくすべての要素が優れてる作品です。

いのこは自分が初めて担当した相手を再び満足させようと
以前よりもずっとリラックスした表情で長時間に渡る様々なお世話をします。
そしてその一部始終をリアルかつ多彩な効果音で表現しつつ自身の魅力も伝えます。

腕はしっかりしてるけど性格は割と子供っぽい彼女のキャラ
耳に水がかかったり水中に潜る様子まで表現した高品質な音
定番のものに多少のアレンジを加えてさらなる癒しを与えるサービス。
音声作品を構成する色んなものすべてに力を入れて物語を組み立ててます。

全年齢やR-15はこのところ作品数が増えて全体のレベルが明らかに上がってます。
でもその多くは音が良いとかキャラに癒されるなど特定の部分に特化してます。
だからこそ道草屋が持つ総合力の高さは大きな強みと言えます。

「今日は やり遂げたでございますよ 修行の成果でございます」
その中でもキャラ作りが一際上手です。
前作より成長した部分を見せつつ変わらないところもちゃんと残してます。
主役を張るのはまだ2作目ですが他の作品でちょくちょく出てますし
今後も彼女の飾らない性格がシリーズの色んなところで発揮されると思います。

圧倒的な癒しのパワーを持つ作品です。

CV:いのこ…箱河ノアさん たびらこ…愛枝今日子さん 稲…真宮ひいろさん(「08-またあとで」でのみ登場)
総時間 2:16:41(湯けむりいのこ温泉…49:47 いのたびドライヤー…31:27 耳かき昔話…55:27)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

異種族専門風俗店~魔法のKiss~

サークル「ブラックマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、人間以外の種族が相手をする変わった風俗店で
そこの新人さんが色んなサービスをしてお客の心と体を癒します。

最初は片方ずつ、次は両方同時に耳をたっぷり舐めたり
複数同時責めや幼児プレイを専門に行うパートを用意するなど
彼女のキャラとサークルさんの持ち味を組み合わせた甘いプレイが楽しめます。
初々しい風俗嬢と実践練習
異種族専門風俗店に所属するスライム人妻さんからサービスを受けるお話。

「…あっ! あ、え、ええと…お、お客さん ですよね」
人妻さんは恥ずかしそうに話す澄んだ声のお姉さん。
初出勤の日に指名してくれた主人公におどおどした様子で挨拶すると
本当に自分で大丈夫か一応確認してからサービスの内容を相談します。

本作品はつい先日採用されたばかりで研修すら受けてない彼女が
彼に色々教わりながら90分近くに渡る色んなサービスをします。
お風呂場での耳舐め手コキ、部屋に移ってからの両耳舐め+フェラ、授乳手コキと
パートごとにスタイルを変えながら各プレイを念入りに行います。

ブラックマの嫁さんは名前でわかるでしょうがシロクマの嫁さんの姉妹サークルです。
そのためサークル名から連想される暗さはまったくなく
むしろ人妻特有の甘さ、優しさ、柔らかさを全面に押し出した癒し系の物語になってます。
シロクマさんが得意とされてる耳舐めも全編合わせて26分ありますし、耳かきだけを行うパートも用意されてます。

「こ、こんなことを聞くのは失礼だと思うのですけど あっ、あの…最初はどうすればいいのでしょうか?」
「私がちゃんと責任をもって 私のミルクで大きくなっちゃったあなたのおちんちん 気持ちよくしてあげますから」

シロクマさんとの違いを強いて挙げるとするならキャラ作りに力を入れてる点です。
彼女は風俗嬢としての訓練をまったく受けてないばかりかエッチの経験もほとんどありません。
だからいざお仕事となった時に何をすればいいかわからず彼に助けを求めます。
しかしある程度やってみた後はどうすれば彼を気持ちよくできるか自分なりに考え行動します。

作品を通しで聴いてみると最初と最後で彼女の態度が随分変わってることに気づくでしょう。
人妻=エッチが上手というイメージを逆手に取った初々しい女性です。
スライム特有のご奉仕をするシーンもあったりと、彼女の魅力が引き立つようにお話を組み立ててます。
甘やかしながら気持ちよくする人妻らしいエッチ
エッチシーンは3パート39分間。
プレイは手コキ、耳舐め、両耳舐め、フェラ、授乳手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「洗うより こっちを先に気持ちよくさせてあげたほうが いいんでしょうか?」
主人公の手を取ってひとまずお風呂場へ移動した人妻さんは
体を洗ってる最中に彼のおちんちんがすっかり勃起してるのを見てそちらのお世話に移ります。

エッチはお店のサービスなので終始彼女が責めます。
一番最初の「お風呂でお耳を」でするのは耳舐め手コキ(約19分)。
おちんちんをまじまじと観察してから手でゆっくりしごき、中盤以降は彼のリクエストを受けて耳舐めも一緒にやります。

「あんまり じろじろ見られると…恥ずかしいです」
「そんな可愛らしい反応されちゃうと なんかどんどん楽しくなっちゃいます」

彼女は旦那以外の男性とエッチするのが初めてらしく
自分の裸を見られただけでとても恥ずかしそうな表情を見せます。
でもサービスを続けていくうちに男性を気持ちよくする喜びに少しずつ目覚めていきます。

経験がないから不安がってるだけで彼とエッチすること自体を嫌がる素振りはまったく見せません。
むしろ自分の未熟さを恥じつつできる限りのご奉仕をします。
この純真さや健気さに多くの人が癒しを感じるでしょう。

プレイのほうはゆっくりペースの手コキ音が鳴り始め、その6分後くらいから耳舐め音が加わります。
耳舐め開始後はセリフが一気に減り2種類の音だけを楽しむことができます。
彼女がそこまできめ細かなサービスをできないので、そのハンデをエッチな音の量と密度で補ってます。

続く「スライムが選ばれた理由」は彼女だからできるプレイ(約12分)。
1回射精して萎えたおちんちんを囁き声で復活させてから
彼女が3人に分かれて両耳とおちんちんを同時に責め始めます。

左「ねぇ 興奮するんですか? こうやって言われるの」
右「精液って 射精って そういういやらしいこと」

先ほどのエッチで彼にどうサービスすればいいかの感触を掴んだのでしょう。
ここからは彼のリクエストを受け入れながら自分で何をするか決めて実行します。
3種類のエッチな音が同時に流れるひと時は不思議でエロさも高いです。
パート終盤に左右から軽い淫語責めをするあたりにも彼女の成長が窺えます。

最後の「甘えたい……ですか?」はもうひとつの特徴「人妻」が活きるパート(約8分)。
今度は甘えたいと言う彼の希望を受け入れておっぱいを差し出し
おちんちんが復活した後は手コキもやって再び気持ちいい射精に導きます。

「いいよ 私の ママのおっぱいちゅーちゅー 赤ちゃんみたいに吸いながら ママの温もり全身で感じながら もう1回気持ちいい気持ちいいしようね」
彼女はつい先日赤ん坊を産んだばかりなので母乳が出せます。
それを聞いて大喜びし、おっぱいに吸い付く彼を優しく見守るまったり系のプレイです。
赤ちゃん言葉は言いませんが他のパートよりも口調が柔らかく、癒しのパワーも強めに感じました。
お互いに相手のミルクを搾り出すシチュも良いです。

このように、彼女の個性を引き立たせた甘く濃厚なエッチが繰り広げられてます。
一風変わった癒し作品
人外モノとは思えないほど穏やかな要素が満載な作品です。

人妻さんは自分を指名してくれた主人公の気持ちに応えようと
エッチが不慣れなことをはっきり伝えてからどのようにお世話すればいいかを尋ねます。
そして実際にやりながらコツを掴み、その後は自分らしさが出るサービスをして心身を気持ちよくします。

ブラックな要素をまったく入れずにスライムがご奉仕するシチュ
お話が進むにつれて彼女の態度が変化していく展開
耳舐めや耳かきといったシロクマさんの長所を盛り込んだ音重視のエッチ。
スライムの人妻が風俗嬢だったらどうなるかを声と音で生々しく表現してます。

「なんだか私 自信が出てきました こうやって私にも 男の人がちゃんと興奮して おちんちん大きくして そして甘えてくれるってわかりましたから」
彼女は人の意見を真摯に受け止め成長できる素直な女性です。
だから自分の良いところも悪いところも全部曝け出し、彼と協力して今回のサービスを進めます。
人外は己の欲望に忠実なキャラが多いのでこういうタイプは非常に珍しいです。
一番最後に耳かきを持ってくるあたりも彼女の世話好きな性格がよく出てるなと。

この作品だけを見るとシロクマさんとの違いをまだ打ち出せてないようにも思うのですが
今後色んなことに挑戦していく予定だそうです。
まだ始まったばかりですし、将来面白いものを聴かせてくれると私は期待してます。

射精シーンは3回。
ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

人外っぽさを極力薄めた聴きやすい作品です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 1:38:16(本編…1:28:47 フリートーク…9:29)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

作品自体の点数は8点。
98分で700円とコスパがいいので+1してあります。

声付き耳かき音を作ってみた(終)

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、素朴でちょっぴりいたずら好きな女の子が
友達あたりの関係にある男性に丁寧で幅広い耳かきをします。

従来のシリーズと同じく効果音の質と量にとことんこだわった作りや
親しみを感じる彼女のセリフと態度で癒しの空間を作り上げてます。
前よりもちょっぴり近い心の距離で
女の子に耳かきしてもらうお話。

「あ、また来たんですか? 凝りないですね ほんと」
女の子は素朴で優しい声の女の子。
自分の部屋に再びやって来た主人公をクールな表情で迎えると
膝枕に誘ってからお世話する順番や使用する器具を考えます。

本作品はこれまで58本出てる同シリーズの最終作。
声や口調は素っ気ないけど実は優しい彼女が、耳かき好きな彼におよそ24分間の耳かきをします。
彼女はシリーズの過去作にも何度も登場してるキャラで「炭酸ちゃん」の愛称を持ってます。
以前は割と変わったこともやってたのですが、今回は原点に戻って耳かきだけを時間いっぱい頑張ります。

「いいえ 今は暇なんでいいですよ 忙しいって言ったらどんな反応するか気になっただけです」
性格は一言で言えばいたずら好きでしょうか。
自分の思ってることとは違うことをわざと言って彼の反応を楽しみ
耳かき中も今までになかった原始的な手段で綺麗にするシーンがあります。

でも耳かき自体はとても真面目にやるので悪意があるとは思えません。
楽しそうにお掃除してるのがはっきりわかる描写もありますし、彼女なりの愛情表現と見るのが妥当です。
言葉よりも態度で気持ちを伝えるタイプのキャラで独特な可愛さを持ってます。

もうひとつの柱となる耳かき音も魅力的。
耳かき棒、綿棒、梵天と定番の器具をシーンに応じて使い分けながらリアルな音を存分に鳴らします。
とみみ庵さんと言えば時間に対するセリフの量を減らし、音ですべてを表現する作風が持ち味です。
今作もその例に漏れず、効果音と彼女の吐息だけが流れる時間を長めに取って癒します。
質感、動き、力加減、リズムのすべてが繊細で優しくて本当に素晴らしいです。

耳かきはほぼ全編にあたる24分間。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に穴の手前は耳かき棒、奥は綿棒で汚れを取り
仕上げに梵天と3回程度の息吹きをします。

耳かき棒は「ずすっ じりじり」と尖りのある乾いた音
綿棒は「すりずり」という面積広めで柔らかい音が使われており
前者は耳の壁を優しく引っかくように往復させ、後者は汚れを絡め取るようにゆっくり擦ったり回転させます。
梵天もふんわりした優しい質感の音で心地いいです。

この4年間耳かきをひたすら追求してきたサークルさんなだけあってすべてが自然です。
綿棒は動きに軽い引っ掛かりがあり、梵天は耳に軽い圧迫感があるといったように
器具ごとの細かな特徴まで音でリアルに表現されてます。
またこれらが耳垢に触れた際はほんの少しの時間だけ効果音がパリパリしたものに変わります。

「ふわ ふわ 気持ちいいですか? 私も ちょっと楽しいかな」
「人の耳に指を入れるって 面白い感覚かも」

最中の彼女は「かりかり」「ふわふわ」などの擬声語で耳かきの様子を実況しつつ自分の気持ちを漏らします。
また後半の右耳をお世話するシーンでは自分の指を彼の耳の穴に入れて掻き出します。
「ぐぐっ すいっ」という弾力のある摩擦音を掻き出すように鳴らしてて結構リアルです。

そしてこれは恋人まではいかないにしても彼女が彼に対して一定以上の好意を抱いてることも表します。
今は耳かき中ですから彼の耳の中は当然ある程度汚れてます。
それを知ったうえで自分から直接それを掬うのは一種の愛情表現と言えるのではないでしょうか。
行為自体の珍しさに加えて彼女の内面も描かれてるのが面白いです。

このように、リアルな音と2人の仲の良さで癒す温かい耳かきが繰り広げられてます。
シンプルで洗練された作品
王道のサービスに色々な工夫を加えた高度な耳かき作品です。

女の子は自分に何度も会いに来てくれる主人公を満足させようと
素っ気ない態度を取りつつしっかりお世話して耳と心を綺麗にします。
そしてその様子を主に効果音で表現し、合間に彼女らしさを感じるセリフを挟みます。

数多く存在する耳かき音声の中でも最高品質を誇る効果音
現実世界の耳かきをそのまま音声化したような自然な演出、クールな態度の中に垣間見える彼女の優しさ。
音フェチ系でありながらキャラも立ってる優れた耳かきが楽しめます。

「ふわふわでおねむですかね そのまま寝ちゃってもいいですからね」
私が炭酸ちゃんの作品をいくつか聴いてるからなのでしょうが
以前よりも彼女の態度が柔らかくなり、彼を素直に受け入れられるようになったと感じました。
最初の彼女は彼を実験台にしてあれこれ試す感じにサービスしてました。
しかし今回は特殊なことをほとんどやらず、彼を気持ちよくすることを第一に考えてお世話します。
ただそれだけだと個性が失われてしまうから時々からかってバランスを取ってます。

効果音が抜群に優れてるおかげで耳かきの様子を細かく説明する必要がなくなり
その結果何気ない会話にセリフの多くをつぎ込む余裕が生まれてます。
音が主役なのは間違いないのですが、一般的な音フェチ作品とは違う魅力を持ってます。

シリーズの最後を飾るに相応しい安定感のある作品です。

CV:藍月なくるさん
総時間 27:24

声付き耳かき音を作ってみた(終)
https://www.youtube.com/watch?v=4uccah3DTkU

【バイノーラル/ハイレゾ】耳癒妖精風俗~耳を犯して差し上げますわ~耳癒妖精風俗~耳を犯して差し上げますわ~エンフィ·アストレア·シルキスフォン

サークル「しゅしょく」さんの同人音声作品。
今年の2月に処女作を出されたばかりの新しいサークルさんです。

今回紹介する作品は、夢の中にある風俗店で働いてる明るいエルフが
そこを訪れた男性の耳をとことんケアして幸せなひと時をプレゼントします。

耳かきと耳舐めに力を入れたタイトル通りのサービスが魅力で
前者は効果音を鳴らしつつ彼女の身の上話をあれこれ語るセリフ重視
後者はちゅぱ音だけを左右交互に、あるいは同時に鳴らし続ける音重視の作りになってます。
夢の中で夢のようなひと時を
エルフ風俗嬢のエンフィ・アストレア・シルキスフォンからサービスを受けるお話。

「起きて 起きてください? うふふっ もうお寝坊さんですね」
シルキスは明るくて可愛い声の女の子。
夢の中の世界で眠ってる主人公に声をかけて起こすと
事情説明や自己紹介をしてからまずは健全なサービスをします。

本作品は彼女と契約を結んだ者だけが訪れられる不思議なお店を舞台に
彼女がおよそ60分に渡って3種類のサービスを行います。
耳かき、片方ずつの耳舐め、両耳舐め+乳首舐めと耳への責めに特化しており
最中は効果音やちゅぱ音をたっぷり鳴らして癒しとエッチな気分を高めてくれます。

「契約してくださった旦那様を 夢の中で癒すのが 私のお仕事なんです」
シルキスは簡単に言えばサービス精神旺盛な人懐っこいエルフ。
お客である彼に対し丁寧な言葉遣いで自分や家族のことを楽しげに語ります。
最初の段階ではエッチなサービスはNGと言われるのですが
耳かきや耳舐めを通じて気持ちが高まった勢いでより大胆なことをしてくれます。

ゲームなどによくあるプライドの高いキャラとほぼ正反対ですね。
店員よりも友達に近いスタンスで接してくるので和やかな空気が漂ってます。

4分程度の会話を終えた後にする最初のサービスは耳かき(約13分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒のみを使って汚れを取り
両方終えたところで左右交互に7回ずつ息を吹きかけます。

ちなみに使用する器具は作中で明言されてませんが
彼女が開始直後に言った「かきかきします」のセリフから耳かき棒と仮定して説明します。
音が綿棒っぽくも聞こえるので本当は綿棒なのかもしれません。

「ずりずり くしゅっ」と粗く乾燥した音が使われており、穴の中をゆっくり巻き回すように動きます。
耳かき棒特有の硬さや細さが抑えられていて音の面積も広いです。
心地よい音だとは思いますが、似たような動きを繰り返すことや音の途切れがほぼないことから垂れ流し気味に映りました。
お店なのに器具をひとつしか使わないことも含めて味気ないかなぁと。

「一番上の弟は そうですね…元々私と2人だった頃は とても甘えん坊で すごく可愛らしかったんですけど」
「得意料理? そうですね…卵焼きでしょうか 一時期すごく卵焼きにこだわってた時がありまして」

この耳かきの魅力は音よりも会話にあります。
4人の弟、趣味、好きな食べものなど彼女の個人的な話題をあれこれ語ります。
どこを掃除してるとか、耳垢が取れたといった耳かきに関することはほとんど話しません。
まだ始まったばかりだからか、彼女のキャラ作りに力を入れた耳かきをしてます。
後になるほど密度が増すエッチ
本編のエッチシーンは44分間。
プレイは耳舐め、両耳舐め、両乳首舐めです。
エッチな効果音はありません。

「じゃあ 次はお耳を ぺろぺろしていきましょうか」
シンプルな耳かきで主人公の耳を綺麗にしたシルキスは
そのままの体勢で今度は舌を使って別の刺激を与えます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
前半の21分間は1対1でするスタンダードな耳舐め。
耳かきと同じく右耳→左耳の順にややエッチな音をほぼノンストップで鳴らします。

「旦那様すごいビクビクしてる」
最中のセリフは左右を切り替える時と終了時に一言言うだけという非常に尖った耳舐めをしてます。
ちゅぱ音に寄せた本作品らしいプレイなのですが、残念ながら右耳だけ音の位置が遠いです。
耳舐めは耳を直接舐める行為ですから当然音は至近距離で鳴ります。
この部分が崩れるとリアリティが大幅に落ちてしまうので、もっと近くで鳴らしたほうがよかったと思います。

左耳もやや遠いですが右耳に比べれば音が近かったです。
左耳を舐めてる時だけ吐息の風圧が耳に感じられたので左右の距離が違うのだと思います。

それに対して後半の23分間は音の密度にこだわったプレイ。
彼女が魔法でもう1人の自分を召喚し、左右に寄り添って同時に耳を舐め始めます。
そして両耳舐め開始から12分後にはさらに2人の彼女が加わり左右の乳首もお世話します。

右「お慕い申しております」
左「こんなの 嫌なのに」
優しい彼女、意地悪な彼女、母性のある彼女、子供の彼女とそれぞれに異なる人格を与え
舐めてる最中にそれらしさを感じるセリフをちょこちょこ挟んできます。
先ほどよりも音の密度が上がったぶん話す頻度を多少上げてる感じです。
最大4種類のちゅぱ音が同時に流れるひと時はとても濃厚で不思議な感覚がしました。

欲を言うならキャラごとにちゅぱ音の質感を変えてほしかったです。
例えば優しい人格は上品でまったりと、意地悪な人格はハイペースで力強くといった感じです。
今の作りですと同じちゅぱ音を同時に鳴らすだけになってしまってるので
状況を踏まえた音と舐め方にしたほうが4人の違いがより出たと思います。

このように、女性が生み出す音を存分に聴かせるわかりやすいエッチが繰り広げられてます。
耳責め特化の作品
終盤以外はほぼ耳だけを責めるタイトル通りの作品です。

シルキスは夢の世界にある風俗店を訪れた主人公を満足させようと
最初から体を密着させ親しげな態度で接しつつ耳だけを徹底的にケアします。
そして耳かき終了後は多少エッチな要素を盛り込みつつ乳首も一緒に気持ちよくします。

効果音やちゅぱ音で耳にひたすら刺激を与え続ける作り
前半は片方ずつ交互に、後半は両方同時に責める耳舐め主体のエッチ。
無理矢理感を出さずに耳を犯し続ける特徴的なサービスを行います。

時間、内容いずれも耳舐めのほうがずっと充実してます。
セリフの量が極端に少ないおかげで音がまったく途切れませんし
2人目が登場した後は厚みも増してエロさが上がります。

ちなみに本作品の本編には絶頂シーンがありません。
おまけパートに本番とお掃除フェラが用意されてますからそこまで聴いたほうがスッキリできるでしょう。

本編の絶頂シーンは0回。
ちゅぱ音大量、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

サービス自体はテーマ性があって良いのだけど
質の面で改善の余地があると判断し、今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「性欲の私…♪」パートです。

CV:歩河みぃなさん
総時間 1:14:33(本編…1:01:23 おまけ…13:10)
※販売ページに書いてある「160分越え!」はwavとmp3を合計した時間と思われます。

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2018年4月17日まで30%OFFの700円で販売されてます。

ヒーリングサロンシエル

サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、人懐っこくのほほんとした店員さんが
お店を初めて訪れたお客にベーシックな癒しのサービスをします。

サービスはもちろん、最中の細かな動作に至るまでを音で表現する作りに加えて
話す時とそうでない時をはっきり分け、健康知識や何気ない会話を適度に挟むなど
専門店らしさを出しつつ音とセリフの両方から癒す和やかなお話が楽しめます。
プロの手並みで和やかに
ヒーリングサロン シエルの店員「朝霧代菜」からサービスを受けるお話。

「騒がしい店長ですみません ええと 本日担当させていただきます 朝霧代菜と申します」
代菜は甘く素朴な声の女の子。
受付をしていた店長に呼ばれて主人公の前にやって来ると
サービスの内容を簡単に説明してから施術室へ案内します。

本作品は老若男女誰でも入店できるリラクゼーションスポットで
そこの新人店員がおよそ1時間に20分に渡って3種類のサービスをします。
足湯+肩揉み、顔から首にかけてのマッサージ、耳かきと基本的なもので構成されており
どのパートもプロらしい流れるような手つきで丁寧にお世話します。

全編を通じて言葉よりも音で行為の様子を表現する作りになってますから
リアルで優しい音の数々を聴いてるだけで相当な癒しが得られるでしょう。

Crescendoさんの作品は初めて聴いたのですが
現在活躍されてる大手のサークルさんに引けを取らない品質を持っててびっくりしました。
音の質感はもちろん、位置や距離もバッチリでこだわりを持って制作されてるのがわかります。
足音や服を着替える音などサービス以外の細かな動作にも専用の音が入っていて臨場感が高いです。

「あ、ここはちょっとコリコリしてますね ものを近くで見ることが多かったりしませんか?」
「お客様も ゲームってします? ゲームをしていると 時間がいくらあっても足りませんよね」

これらを行う代菜のキャラも個性的。
お客と1対1で接するのが初めてということで会った直後は緊張した表情を見せますが
施術室に移動した後は終始リラックスした様子で色んなことを語ります。
サービスの内容やそれに関する健康知識を説明してたかと思えば
趣味のゲームや散歩の話にいつの間にか脱線する天然なところも持ってます。

ある程度話したらしばらく黙り、それからまた話すのを繰り返す流れになってるおかげで
最大の武器である効果音とうまく共存できてます。
代菜役を務める和鳴るせさんのほんわかした声や口調も彼女のキャラに合ってて良いです。

すべての部分にこだわった多彩で高品質な効果音と代菜のキャラ。
専門店ならではのサービスを家庭的な雰囲気で行う音フェチ作品です。
静かで温かいひと時
施術室に移動しガウンに着替えた後から始まる最初のサービスは足湯と肩揉み(約12分)。
用意されたお湯入りの桶に足を浸し、血行が良くなるまでの時間を使って代菜が後ろから手と指でほぐします。

お湯を桶に注ぐ音、足を入れる音、事後にタオルで水気を取る音など
早速色んな音が登場して耳を楽しませてくれます。
彼女の説明も少しは入りますが必要最低限に抑えられてて音フェチ色が強いです。

メインの肩揉みは「すすっ しゅるっ」という滑らかな音が使われており
左右同時に手のひらで揉んだり擦る、左右交互にやや力を入れて刺激を与えるなど
音を無意味に垂れ流すのではなくサービスとして成り立つように変化をつけて鳴らします。
ガウン越しに擦ってるのを踏まえて地肌の時よりも若干音が粗くなってるのも細かくて良いです。

「ぐっぱっ ぐーっぱっ ふふふっ」
パートの終盤からお湯の音が加わるのもポイント。
足湯は桶に浸してるだけでは音がほとんど出ないので彼に軽く動かしてもらいます。
肩揉み単体の時は静かすぎて環境音が欲しいなとも思ったのですが
この演出をするために敢えて入れなかったのかもしれませんね。

その次に登場するのはマッサージ(約26分30秒)。
頭にタオルを、顔に温めたアイマスクを装着してから使用するオイルを温め
デコルテ(首から胸元の部分)、耳、顔の順にゆっくり塗り込んでいきます。
アイマスクは顔をケアする直前に外します。

「真面目、ですかね? そんなことないと思いますよ お客様の喜ぶ顔を見るのが好きなだけですから」
「くりゅっ ちゅぷちゅぷ」という若干粘性のある水音を状況に応じて位置と距離を変えて鳴らしながら
マッサージのことや彼女自身のことをのんびり語ります。
耳かきなどに比べて大人しい音なのでとても静かに感じるでしょう。
指の動きやストロークもリアルかつ多彩で耳をケアする時は微かな振動まで伝わってきます。
音で表現するのが難しいサービスを十分すぎる品質で形にされてます。

体の血行が良くなった後、締めを飾るのは耳かき(約21分)。
膝枕ではなくベッドに寝たままの状態で右耳→左耳の順に
耳かき棒で大きな汚れを、梵天で小さな汚れを取り除きます。
耳に息を吹きかけるシーンはありません。

耳かき棒は「ぞすぞす しゅぷっ」とやや平べったくて尖りのある音
梵天は「しゅるっ ふすふす」と柔らかく広がりのある音が使われており
前者は奥と手前をゆっくり往復させたり小刻みに優しく引っかくように
後者は軸を持って細かく回転させたり素早く掻き出すように動かします。

肩揉みやマッサージと同じく音の質感、動き、力加減のレベルが高く安定してます。
また耳かき棒は穴の手前から奥に移ると音が若干低く鈍いものに変化します。

「私は 耳かきをされるより するほうが好きで 大きな耳垢がぽろっと取れた時の ちょっとした達成感が楽しくて」
最中の代菜は好きな耳かきや散歩のことを嬉しそうに話したり
耳の奥で見つけた耳垢が無事取れて満足げな表情を見せます。
彼が途中で眠そうにしてるのに気づいたからか、前のパートよりもセリフを減らし黙々と続けます。

このように、音を中心に据えつつ彼女の魅力も引き立ててる緩いサービスが繰り広げられてます。
ほんわかした作品
優しい女性が優しい音をたっぷり鳴らして癒す正統派の音フェチ作品です。

代菜は自分にとって最初のお客にあたる主人公を心の芯から癒そうと
これまで磨いてきた技術を駆使しながら専門的なことや何気ないことを話します。
そしてその様子を言葉よりも音を使って聴き手に伝えます。

質と動きにこだわったリアルな効果音の数々、腕は確かにプロなんだけど性格は少し抜けてる彼女のキャラ。
音フェチ作品の要所をしっかり押さえ、なおかつ多少のキャラ成分も含んだサービスをします。

特に効果音は同じサービスでもシーンによって違う音や動きに変え
さらに位置や距離も小まめに切り替わる大変手の込んだものになってます。
このところ録音環境の向上に伴い音の品質は全体的に上がってます。
でも器具の動きや間の取り方といった他の部分はサークルさんによって結構差が出ます。
このへんも上手にこなしてるのが素晴らしいです。

「私は疲れてないですよー すごく楽しかったです」
もうひとつ、物語の最初と最後のパートに長めの時間を割いてるのも大きな魅力です。
癒し系音声作品はサービスを中心に組み立ててるからか
冒頭の挨拶や事後のやり取りをごく簡単なもので済ませることが多いです。
しかし本作品は両方に9分程度の時間を用意し、2人が出会ってから別れるまでの様子もきっちり描いてます。

余韻や後味を大事にしてるとでも言えばいいのでしょうか。
すべてを終えて緊張が解けた彼女が微笑ましいミスをするシーンがあったりと
最後の最後まで時間がゆっくり流れていきます。

音が主役なのは間違いありませんが、それだけでは語りきれない魅力を秘めてる作品です。

CV:代菜…和鳴るせさん 店長…いたちゆーとさん(最初と最後のパートにのみ登場)
総時間 1:23:41

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
83分で300円とコスパがいいので+1してあります。

雨の日の午後に~彼女と耳かき~

サークル「バイノーラル6音」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介するサークルさんの処女作は、落ち着きがあって世話好きな彼女が
大好きな人と雨の日の午後をまったり過ごします。

声の質感、位置、距離、動き、力加減すべてがハイレベルな効果音と
現実世界でする会話にとても近い表現でする他愛もない会話など
音とセリフのバランスをほぼ同じに取り両方から癒す安眠しやすい作りになってます。
バックで流れ続ける雨音も作品全体に静けさを与えてます。
雨の日を2人でのんびりと
彼女が耳かきや羊数えをするお話。

「あーあ 雨やまないか 今日はどこも行けないね」
彼女はややトーンの低いホッとする声のお姉さん。
とある雨の日、恋人にあたる主人公と家で暇そうにしてると
コーヒーを淹れたり耳かきしながら色んなことを話します。

本作品は雨のせいで外に出かけられず暇を持て余してる2人が
午後から夜にかけて過ごす様子を彼の視点で楽しみます。
前半はコーヒー淹れ&耳かき、後半は添い寝しながらの羊数えと家庭的なサービスで統一し
それぞれの様子をとことんリアルに描いて癒しや眠気を膨らませます。

本作品を語る上で絶対に外せないのが「音」。
「~してるよ」などの説明的なセリフを挟まず動作の一部始終をほぼ音だけで表現します。
例えば冒頭の彼女がコーヒーを淹れるシーンでは、ケトルに入れた水がこぽこぽと音を立てて徐々に沸騰する音
インスタントコーヒーの粉末をカップに入れる音、2人分のお湯を注ぐ音を上手に組み合わせてます。
彼女がベッドに寝たり体を起こす音までしっかり入ってますし、音に対するこだわりを持って作られてるのがわかります。

バイノーラル6音さんは有料だとほぼ無名ですが、YouTubeのほうで無料作品を数多く投稿されてます。
私は初めて聴きましたがレベルが非常に高くてびっくりしました。
音の品質や扱い方については処女作の時点で大手のサークルさんに並ぶものを持ってます。

バックで流れ続ける雨音もポイント。
ぱらぱらと優しい水音が使われており、声や効果音の邪魔にならない音量に抑えられてます。
羊を数えるパートではそれと雨音だけが流れる時間を長く取ってありますから
文字通り頭を空っぽにしたまま心安らぐひと時を送れるでしょう。

音と並ぶもうひとつの魅力は彼女のセリフ。
挨拶や自己紹介といった前置きは完全に省略し、音声開始直後から他愛もない会話を続けます。

「ん? おっ ふーん いいねされた ふふっ このツイート ほら」
明日のデートの予定や彼がスマホで見てる動画の内容など
仲の良い者同士だからできるあまり中身のない話題が中心です。
しかもそれらを「うーん」や「おっ」といった意味を持たない言葉を挟んでするからとても緩く感じます。

恋人と2人きりなら当然お互いリラックスしてるでしょうから
その心情をセリフに反映させた自然な会話表現にしてます。
時間に対する会話量は意外と多いのですが、全編を通じて彼女が意識してのんびり話し
さらにセリフごとの間をやや長く取ってるおかげで効果音や雨音と共存できてます。

すべての要素が高品質な音の数々と彼女のだらっとした会話。
音とキャラのバランスを大事にして両方から癒す雰囲気の良い作品です。
音と彼女の優しさに包まれて
彼女にコーヒーを淹れてもらった後に始まるのは耳かき(約11分30秒)。
主人公が観ていたYouTubeの動画を見て興味を持った彼女が実際に耳かきしてあげます。

膝枕ではなく添い寝の状態で右耳→左耳の順に綿棒だけを使うシンプルなもので
「ぽりぽり ぷすっ」という柔らかくて乾いた音を中の汚れを絡め取るように隅々までゆっくり動かします。
息を吹きかけることはありません。

「耳 普段掃除してないでしょ? わかるよ 綺麗にしてあげないと」
綿棒にしては音が粗い気もするのですが、耳かきの開始前に彼の耳が汚れてると遠まわしに言ってましたし
それを反映させてわざとこういう音にしたのかもしれません。
動きと力加減については現時点で文句なしと言えるくらい優れてます。
10秒程度鳴らした後に無音の時間をほんの少し挟んでるのもリアルで良いです。

「うーん そうねぇ (コントローラーの)色は…白かな あ、でも汚れとか目立っちゃうかな」
最中の会話は先日彼が買ったPS4につける彼女のコントローラーの色選びや
冬から春に移りつつある季節のことなど耳かきとまったく関係ないものばかり。
最後のほうに彼女があまあまなことを言って彼が赤面するシーンを入れるなど
恋人たちがだらだら過ごす様子を緩い調子で描いてます。

もうひとつのサービスにあたる羊数えは13分ほど。
すっかり眠そうな彼の右側に彼女が抱きつきリクエスト通り羊をゆっくり数えます。

「羊が1匹 羊が2匹 羊が3匹 羊が4匹」
彼を安眠させるのが目的なので羊数え以外の会話は一切挟まず
雨音と組み合わせて静かで落ち着いた空間を作り上げてます。
前のパートで2人の仲がとても良いのが自然と伝わってきますから
通しで聴けばその優しい声と心に多くの人が安らぎを感じるでしょう。

このように、音声を構成する色んな要素に余裕を持たせた大変癒されるサービスが繰り広げられてます。
ゆるーい作品
音フェチ系でありながらキャラも立ってる総合力の高い作品です。

2人で一緒にいるのが当たり前なほど仲のいい男女が
雨音を聴きながらだべったり耳かきしてのんびりしたひと時を送ります。
そしてその様子をリアルな音と砕けた会話でゆるーく描きます。

音質はもちろん、位置や距離まで緻密に練られたハイレベルな効果音
それを後ろから引き立てる雨音、恋人らしさを感じるセリフの数々。
専門店のように目的を持ってお世話するのではなく、2人が時間を潰す感じを出しながら物語を進めます。

「ん? 寝ちゃうの 眠たい? じゃあ私も寝よっかなー」
音声を実際に聴いてみるとわかりますが展開は割と行き当たりばったりです。
主人公の動画を見て興味を持ったから思いつきで耳かきする、彼が眠そうだから添い寝をすると
彼の心情に彼女が追従する形であれこれお世話します。
この何気なさも本作品をゆるーくするのに貢献してます。

音も十分すごいのだけど、私個人は会話のほうにより強い魅力を感じました。
余計な部分を敢えて盛り込んでるのが作品の雰囲気にすごく合ってるなと。

音フェチ系ボイスドラマと呼ぶのが妥当な良作です。

CV:hana10(はなと)さん
総時間 34:53

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
通常だと35分で700円はやや割高な部類なのですが
品質が非常に良いので今回は点数を引いてません。

2018年4月14日まで50%OFFの350円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

夜空の箱舟

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夢と現実の狭間にある不思議なお店を舞台に
そこの店員さんが上半身を隅々までケアして安眠へと導きます。

効果音の質と種類にこだわったサービスをするのが特徴で
時間に対するセリフの量を極端に減らし、行為の一部始終を主に音だけで表現します。
さらに特定の音を鳴らし続けるのではなく数分ごとに切り替えて臨場感を出してます。
音で紡ぐ子守唄
夜空の箱舟の店員「みやこ」からサービスを受けるお話。

「初めまして ようこそお越しくださいました」
みやこは明るくて澄んだ声の女性。
夜空の箱舟を訪れた寝付きの悪い主人公をぐっすり眠らせようと
長時間に渡る癒しのフルコースを提供します。

本作品はストレスや不安で安眠できずにいる人々の悩みを解消することを目的に
彼女がおよそ2時間に渡って合計6種類のサービスをします。
イヤーエステ、ヘッドスパ、フェイスケア、肩や腕のマッサージ、お茶淹れ、ハンドケアとパートごとに内容を切り替え
それぞれに十分な時間を用意してゆっくりのんびり行います。

シロクマの嫁さんはおねショタやハーレムなど特定のシチュを好む傾向があるサークルさんです。
しかし今回はおよそ2年半ぶりの全年齢向け新作ということで
キャラやストーリーといった背景部分はほぼ切り捨て音にとことんこだわった作りになってます。
サークルさんによると制作のために東北までロケに行ったそうです。

最大の武器であるバイノーラル録音を駆使したリアルな音質に加え
ひとつのサービスをする中に数多くの音を用意し、それらを使い分けてさらなるリアリティを与えてます。
時間が長いのでセリフもそれなりにありますが、ほとんどは何をするかや状況説明で
それらを終えると「んっ」などの軽い掛け声を漏らしながら静かに手を動かします。
事務的と感じることはないでしょうが主役の音が引き立つよう控えめに振る舞ってます。

バックで終始流れ続ける波の音も落ち着いた雰囲気作りに貢献してます。
声や効果音を聴きやすくするために音量をやや抑えてあるものの
規則的に打ち寄せる音が耳に心地よく、現実世界の雑音も遮断してくれます。
効果音と環境音を組み合わせて癒す王道の音フェチ作品です。
ひとつひとつを丁寧に
1分30秒程度の挨拶を終えた直後に行う最初のサービスは耳のお手入れ(約41分)。
リクライニング式の椅子に座り耳の洗浄から中の掃除までをゆっくり丁寧に行います。

両耳同時に泡タイプの石鹸で洗浄するところから始まって
濡らしたタオルで拭く、乾いたタオルで水気を取る、手や指でマッサージするなど
細かなサービスを豊富に用意して音の違いを楽しませます。
このパートだけでも9種類ありますから、単純計算すると4分30秒ごとに効果音が切り替わります。

肝心の耳かきも耳かき棒、綿棒、馬の毛耳かき、梵天&息吹き、耳垢水とやることが多く
その全てで異なる効果音をリアルな質感と動きで鳴らす大変高度なものです。
位置がとても近いおかげで音が鳴るたびに微かな振動まで伝わってきます。
それでいて頭が痛くならないのは力加減に気を遣ってるからでしょう。
音と微弱な刺激によって耳かきされてる気分に浸らせるシロクマさんならではの耳かきです。

片方を一通り終えたらもう片方に移る通常の耳かきとは違い
本作品は耳かき棒は左→右、綿棒は右→左といった具合に毎回左右をお世話してから次の器具へ移ります。
膝枕とは違い彼女が動く流れなのでテンポは良いです。

「慣れてきたら馬の毛が 耳かきでは届かない細かいところに届いて すごく気持ちがいいのですよね」
この中で最も個性的なのは馬の毛耳かき(約4分30秒)。
「ぞしゅっ」という粗さのある乾いた音を左耳→右耳の順にゆっくり鳴らします。
実際に聴いてみると毛の一本一本が綿棒よりも太く感じるでしょうね。
本作品以外だと「添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』」にしか出てこない相当にレアなサービスです。

耳をスッキリさせた次にするのは頭のケア(約26分)。
動物の毛を使ったブラシで髪をとかし、専用のオイルを揉み込んで頭皮をほぐしてから
シャンプーやトリートメントで綺麗にします。

「髪が絡まないように 柔らかな泡で包みながら」
中でもシャンプーは最も長い8分程度の時間を割き
ポリポリした泡混じりの音を頭全体にゆっくりスライドさせたり
そのまま指で優しく叩きシャワーで洗い流す様子をほぼ音だけで見事に表現してます。
ソフトな質感のシャンプーを使ってるのか、普段聴くものより音が滑らかに感じました。
タオルで拭くなどの細かな動作にまできちんと音が入ってるので、セリフなしでもサービスの様子が簡単にイメージできます。

個人的にもっともこだわりを感じたのが「05_マッサージ」パート(約19分)。
椅子を起こした後に肩や腕を手と指だけを使って揉みほぐします。

「ツボを押す時は 指の腹で優しく 指の先で押すと 痛く感じてしまうことがありますからね」
特別な器具を使うことはないので耳かきやヘッドスパに比べると音自体は地味です。
しかし肩を揉む時は音の位置が耳の下あたり、腕はそれぞれに対応した位置へと移動させ
拳を握って小刻みに叩く、手を開いてチョップするように叩く、手を組んで甲で叩くなど
同じマッサージでも色んなやり方を用意して音や動きに細かな違いを出してます。

変わった器具を使って面白い音を出せるのはある意味当たり前ですから
このパートのように特殊なことをできない状況のほうがサークルさんの実力がはっきり出ます。
叩く音を約11分も入れたのはバックで流れる波の音にかき消されないようにするためでしょう。
弾力のある振動が首のあたりに伝わってきて心地よかったです。

このように、胸から上を隅々まで癒す重厚なサービスが繰り広げられてます。
幅広い音フェチ作品
音の種類がとにかく豊富な安眠しやすい作品です。

みやこは何らかの事情でよく眠れない主人公の症状を少しでも改善しようと
疲れや汚れの溜まりやすい部位を中心に器具や手を使ってたっぷりお世話します。
そしてひとつのサービスを延々続けるのではなく、数分単位で切り替えて色んな音をお届けします。

「音の鳴らない時がない」と言えるほど音に寄った作り
それらの質感、位置、距離、動き、タイミングすべてにこだわったリアルな演出
頭を空っぽにできるよう世間話を控えて静かに進める彼女の態度。
最終目的である安眠を見据えたとても癒される作品に仕上がってます。

中でも効果音は家でやるサービスとの違いが出るようバリエーションに力を入れてます。
癒し系の音フェチ作品は単一の音を多彩な動きで表現することが多いので本作品の作風は割と珍しいです。
それでいて慌ただしさを感じないのは総時間が長くどれもゆったり進めるからでしょう。
特定の音をたっぷり聴きたい人にはやや不向きですが、音の違いを楽しみたい人にはとても向いてると言えます。

あと前項では説明できませんでしたが最後のハンドケアでヤスリがけの音を長めに用意してます。
18分ほどかけて爪切りとヤスリがけをするシンプルな内容で後者の時間はおよそ14分です。
「ずりずり」と粗さのある金属っぽい摩擦音が心地よく、途中から若干パワーを上げて違いを持たせてます。
音声作品だとかなりマイナーな音なので珍しいものが好きな人は楽しめるのではないかなと。

作りはシンプルだけど構造は奥深い作品です。
おまけは「制作の裏側お喋り耳かき」です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 3:04:54(本編…2:26:01 おまけ…38:53)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
184分で400円とコスパがいいので+1してあります。

2018年3月31日に2000DL突破を記念して「08_雪解け道」パートが追加されました(18分30秒)。
私はこれが出る前にレビューを書き終えてたため聴いてのお楽しみとさせていただきます。
総時間には加えてあります。

2018年4月26日まで25%OFFの300円で販売されてます。

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