同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:紗藤ましろ

   ● へんしん☆あんみん☆さいみん☆
   ● 罵ってみた。-無邪気&陰鬱サドJKの甘い罠-
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へんしん☆あんみん☆さいみん☆

サークル「ましろ家」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

サークルさんでは初の催眠音声となるこちらの作品は
普段よりも深く安らいだ眠りを与えようとお姉さんが一風変わった催眠を施します。

女の子になりきりながら眠る展開が最大の魅力で
彼女は様々な技術を使って聴き手をリラックスさせながら
いつもとは違う解き放たれた自分になれるよう少しずつ丁寧に導きます。

音声を聴く前に女性の下着やパジャマを準備しておくとより楽しめるでしょう。
必須ではありません。
より満たされた気分を感じながら
お姉さんに催眠をかけられてから寝るお話。

「さて 早速ですが 最近よく眠れています?」
お姉さんは明るく落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公を安らかな眠りへ導くための催眠を始めます。

本作品は全年齢向け催眠音声では定番の安眠をテーマに
彼女が様々な技術を使ってまずは眠りに適したリラックス状態へと誘導し
それから心だけを徐々に女性にシフトさせ、十分に心を満たしたところで最後に眠らせます。

全年齢向けでありながら女体化・女性化要素を盛り込んでいるわけです。
ですがおっぱいが大きくなるとか、おまんこができるみたいな描写は一切ありません。
人間が持つ変身願望を満たすために心だけ女性になりきらせることを目的としています。

最近「哀しみの時計少女《催眠音声》」を発売されたHypnotic_Yanhさんがシナリオを担当されてるだけあって
催眠音声としても十分に優れたものを持っています。
難しいテーマだからこそそれぞれを慎重かつ丁寧に進めています。

催眠はほぼ全編にあたる29分間。
楽な姿勢で目を瞑り、最初は全身の各部を意識して力を抜いたり
深呼吸をして心身を軽くリラックスさせます。

「仰向き うつ向き 横向き どんな体勢でも構いません この声に集中できるなら どんな姿勢だって構わないんです」
「頭がふわふわして とっても心地いい状態を続けられるでしょう」

彼女は聴き手が無理なく音声を聴けるように
序盤から好きなスタイルで普段通り自分の声に耳を傾けるよう呼びかけます。
そして声をかける際にできるだけ柔らかい印象を抱く言葉使いをします。

本作品の最終目的は安眠ですから心身の力が抜けているのは何より重要です。
だからこそ彼女はゆっくりしたペースで適度な間を設けながら語りかけてきます。
雰囲気が緩いおかげでこのシーンだけでも多少の眠気を感じるでしょう。

お次はいよいよ本題となる心の女性化へ取り掛かります。
最初は自分が女性になった時のことをイメージし
男性である今の自分との違いを比べてみます。

「もし女の子だったら 好きな女の子同士で 可愛いお店を覗いたり 美味しいスイーツのお店で デザートを食べてみたり」
「男だからと押し付けられる 様々なしがらみに合わせるなければならない もやもやとした違和感」

街中を歩いているJK達の楽しそうな様子を見て、その中に混じりたいとまではいかなくても
羨ましいと思った人はそれなりにいるのではないでしょうか。
その一方で男は責任や世間体といった社会の枠組みに縛られがちです。

女性になるメリットを強調することでまずは女性になることへの抵抗心を和らげるわけです。
彼女はこの後も一歩一歩手順を踏むことで
聴き手が自分から女性になりたいと願い、その気持ちを維持しやすくなるよう上手に働きかけます。

最中にとある言葉を復唱するシーンが2度登場するのですが
1回目と2回目でなんとなく違う感覚を抱く人がいるでしょうね。
聴き手が心の変化をできるだけ自覚できるように進めている点も見事です。

「すーっと 意識が消える 表の意識が消えていく すーっ すーっとなくなっていく」
もちろん催眠音声の醍醐味である催眠もしっかりかけてくれます。
深化はカウントの前後に暗示を入れるオーソドックスなものですが
進め方がきめ細かく後になるほど意識のぼやけを強く感じるようになります。

そしてこれは彼女の言葉を受け入れやすくなることも意味します。
現在様々なものを抱えている人ほど聴いてるうちに心がスッキリすると思います。
違う自分に生まれ変わった気分とでも言えばいいのでしょうか。
「女性になりきる」テーマを通じて眠りに適した精神状態へと導いてくれます。

「男の子の意識が 消えていく 心地いい とっても心地いい 心地いい 素直な心だけが残る」
男性よりも女性の心をある程度強くしたところで
最後はさらに催眠を深めつつ本格的な眠りへと落ちます。

催眠によるまどろみに近い感覚と心の女性化による開放感が
安眠への良いスパイスとして機能してくれるでしょう。
解除音声もありますが基本的には寝る直前に聴くのが望ましいです。

このように、女性になりきらせてから眠らせる変わった催眠が繰り広げられています。
スッキリした気分を実感しやすい作品
安眠だけでなく心身のリフレッシュにも効果的な作品です。

心優しいお姉さんが日々のストレスに苦しむ主人公を救うために
男性なら誰もが一度は思うであろう女性への変身願望を満たしながら眠りに導きます。
その手順についてもいきなり「女性になりました」みたいなことを言うのではなく
心を男性から女性へと徐々にシフトさせる要領で進めます。

一見すると無茶なテーマなんだけど、やってることは至って自然だし合理的です。
聴き手が取り組みやすく感じるよう違和感をなくすことに力を入れています。

「髪の毛を肩まで伸ばしたり メイクをしたり そういう 男の子がなかなかできないことに憧れ 羨ましく思ってしまう それも もう一人のあなたが現れた証拠かもしれませんね」
「あなたは今 とっても心地いい状態です その気持ち 女の子の気持ちを 明日の朝まで じっくりと味わってくださいね」

その最もわかりやすい部分は彼女の言い回しです。
彼女は変身願望は誰にでも備わってるものであり
女性になるのも自分の中にあるもう一人の自分が活性化しただけに過ぎないと言います。
そして今回の女性化はあくまで一晩限りで翌朝にはすっかり元に戻るとも言います。

要は聴いていて簡単そうだとか、受け入れやすいと感じる工夫が随所でされてるのです。
詳しく説明すると字数が大変なことになるので避けますが
このへんの細かな技術の扱いこそが本作品の鍵なのだと思います。

一風変わったテーマを堅実な手法で実現させている作品です。
心に疲れを感じている方、珍しい安眠音声をお探しの方には特におすすめします。

CV:紗藤ましろさん
総時間 31:27

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

罵ってみた。-無邪気&陰鬱サドJKの甘い罠-

サークル「シロモチ」さんの同人音声作品。

声優の紗藤ましろさんと餅よもぎさんが組まれて結成された新サークルシロモチさん。
その第一作目はそれぞれに変わった性癖を持つ2人のJKが
援交相手の男性にその欲望を叩きつける形でエッチをします。

きつめの言葉で罵る、野外で痴態を記念撮影する、おちんちんを足で踏みつけるなど
一般的な音声作品ではあまり登場しない特殊なプレイがいくつも収められており
ややブラックな雰囲気も相まってM度が高い人ほど興奮できます。
Jkたちのちょっぴり歪んだサポ
JKのアリサとトモコが個別にエッチしてくれるお話。

「あっ… こんばんはー お兄さん♪」
アリサは甲高くて可愛い声の女の子。
「貴方ですか? 私と今夜の約束をして下さった方…」
トモコは素朴で気が弱そうな声の女の子。
待ち合わせ場所で見つけた主人公に声をかけると
早速腕を組んでラブホのある通りに向かいます。

本作品は彼女たちとネットで出合った男性たちが
お金を渡す代わりにオナニーのお手伝いをしてもらいます。
アリサ編とトモコ編は内容が完全に独立しており
彼女たちが掛け合ったり一緒にエッチの相手をしてくれるシーンはありません。

そして彼女たちはこういうことを今まで何度も繰り返してきたからか
JKのイメージからややかけ離れた特異な性癖を持っており、それを発揮しながらプレイを行います。
一部で犯罪を匂わせたり痛そうに感じるシーンがあるため人を選ぶ部分もありますが
音声作品ではあまり見かけない要素がいくつも詰まっていて強烈な個性を持っているのも事実です。
聴く前に予想していたものよりずっとぶっ飛んでいて正直驚きました。

「っていうかー 制服を着た女の子をこんなところに連れ込んでる時点で 男として…いや 人として終わってますよねぇ? まじ最っ低…」
アリサは本作品のタイトルにもなっている「罵る」ことに快感を覚えるキャラ。
自分とSEXしようとする男性に平手打ちを食らわせ
すかさず畳み掛けるように言葉責めを浴びせかけるドSっぷりを発揮します。

プレイもオナサポをしながら彼に恥ずかしい思いをさせ、それをあざ笑うシーンがあったりと
正統派のM向けプレイをややハードなタッチで行っています。
年下がいじめてくれるシチュが好きな人ほど楽しめるでしょう。

「え…っと ですね いきなりで恐縮なんですが… 実は私 今…おまんこにローターを入れているんです」
対するトモコは自分の痴態を見られることに興奮を覚える歪んだキャラ。
ホテルに行く前に男性を路地裏へと案内し
ローターですっかり発情している自分の体を撮ってほしいとおねだりします。

ホテルに入った後もお互いの体を刺激するプレイをしてくれますし
指一本触れないアリサに比べてシチュや純粋なエロさで勝っています。
大人しそうな子がこういうプレイを要求するギャップにもそそります。
背徳感を抱きながら抜くプレイが好きな人におすすめのお話です。
それぞれの個性を活かしたエッチ
エッチシーンはアリサ編が2パート12分30秒、トモコ編が3パート21分ほど。
プレイはアリサ編が罵声、おちんちんへのデコピン、オナニー、擬似SEX
トモコ編が痴態の観察、記念撮影、オナニー、素股、足コキ、顔面騎乗です。
ローター作動、素股、顔面騎乗、記念撮影の際に効果音が鳴ります。

「じゃあ そのチンチン…デコピンみたいに指で弾いてみせて? …はぁ? 素直にシコシコ♪ なんてさせてあげるわけないじゃん?」
ドMな彼にきつめの罵声を浴びせ、奴隷の宣言をさせて主従の関係を結ぶと
アリサは手始めに彼に自分のおちんちんを指で弾くよう指示します。

アリサ編のエッチは彼女の指示に従いながらおちんちんをいじるオナサポ方式。
「ピン ピン」の掛け声に合わせておちんちんを一通り痛めつけた後
今度は手を組んで作った擬似おまんこに「パン パン」に合わせて腰を打ち付けます。
デコピンは強めにやる指示が出ますので玉に当てないようご注意ください。

「お兄さんはぁ 自分で自分のチンチンを痛めつけて チンチンゆらゆら揺らして 情けない姿を晒してるマ・ゾ♪」
そして最中は彼女が適度にきつめの口調で言葉責めをします。
「罵ってみた。」のタイトルから言葉責め主体に思われるでしょうが
本作品の場合、質は高めなんだけどボリュームは少なめです。

ですから罵倒系の作品が好きな人だと物足りなく感じるかもしれません。
もうちょっとたっぷり言ってくれたほうが興奮しやすかったかなと。
自分の大事な部分を痛めつける、あるいは追い込む肉体面への責めのほうがずっと強いです。

続くトモコ編は路地裏で記念撮影した後にそのままオナニー&素股で1回射精し
ホテルに移ってからは彼女におちんちんを踏みつけられ
さらには顔面騎乗までされる屈辱的なプレイでもう一度果てます。

「初めてのオナニーは…オナニーというものを知ったのは 兄の部屋で見つけたエッチな雑誌からでした」
「その大きくなったおちんちん…私は壁に手をついて後ろを向きますから ここ…ん 太ももの間に挟み込んで、腰を振ってください♪」

彼女は性格もサービスもアリサに比べるとずっと大人な印象が強く
前半で男性にオナニーさせる最中に自分が始めてオナニーしたときの体験を語ったり
射精が近づくと自らパンツを脱ぎ、瑞々しい太ももにおちんちんを挟んであげます。

一見するとサービス精神旺盛に感じるんだけど
野外でJk相手に素股をするシチュを考えるとアリサ編よりずっと背徳的です。
プレイだけでなく雰囲気にも2人に大きな違いを持たせているところがいいですね。

「ザーメンが噴水みたいにぴゅっぴゅする恥ずかしい姿を 私に見せてください♪ …その瞬間、さっき貴方が私の写真を撮ったみたいに 携帯の中に画像として収めてあげますから」
続く2回戦も靴下越しに竿や亀頭を踏んだり擦ったりしながら
男性の顔の上におまんこを乗せ、腰を動かして喘ぐ淫靡な姿を見せてくれます。
さらに極めつけはフィニッシュの記念撮影。
彼が射精する瞬間を見計らって携帯のシャッター音が鳴り響きます。

「見られる」ことに興奮を覚える彼女の性癖を活用した個性的なプレイです。
同じ趣向をお持ちの方ならより楽しめるでしょう。

このように、同じJKとは思えないほど大きな違いを持つプレイが繰り広げられています。
病みっぷりが魅力の作品
良い意味でJKらしくない特異なプレイが楽しめる作品です。

アリサとトモコは自分たちではなかなか得られない大金を手にするため
そして自らの歪んだ性癖を満たすために男性たちをエッチにいじめ抜きます。
「彼女のたちの年齢なら大したことはないだろう」と思っていたら大間違いです。
大人の女性でも引くレベルのぶっ飛んだプレイをしてくれています。

2人ともそれぞれに良い所があるのですが
私はどちらかというとトモコ編の方が色々と面白い部分を持っていると考えています。

野外でエッチをするところから始まり、とあるタイミングで彼女が軽い脅迫を仕掛け
その恐怖を感じながら言われるままに射精する1回戦。
男性の最も大事な部分を足蹴にされ、さらには顔面騎乗されながら射精する2回戦と
一般的な音声作品ではお目にかかれない要素をいくつも持っています。

プレイそのものよりも雰囲気に抜ける素材がたっぷり詰まっているなと。
やや病んでる口調で語りかけてくるトモコにもそこはかとないヤバさを感じます。

対するアリサ編はキーとなる罵声のボリュームに欠けること
プレイ時間が短くやり方も掛け声に合わせて刺激するくらいと物足りなく感じます。
本格的なプレイを始めるまでのやり取りに長めの時間をかけているので
それを踏まえると実プレイ時間をもっと長くしたほうが抜きやすいです。

もしくは最初から普通にしごかせていればもっと違ったのかもしれません。
継続的に刺激を与えるプレイにしないと時間内の射精は難しいです。
トモコ編に比べると気になる部分がいくつか見られました。

射精シーンはアリサ編が1回、トモコ編が2回の合計3回。
淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

ニッチなプレイに果敢に挑戦している意欲作です。
2つのシナリオの質にかなりの差が見られることを考慮し、やや低い点数とさせていただきました。
変わったプレイが聴きたい人、背徳感を感じながら抜きたい人におすすめします。

CV:アリサ…餅よもぎさん トモコ…紗藤ましろさん
総時間 アリサ編…25:48 トモコ編…28:18 合計…54:06

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

ヤンデレ催眠

サークル「フラワー症候群」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、主人公と幸せな家庭を築きたいと願っているヤンデレな女の子が
催眠を交えたエッチで彼の心を少しずつ自分の元に引き寄せます。

ヤンデレ作品の中では比較的ソフトなタッチで催眠やエッチを進めており
彼女は強引にエッチをしようとはせずとことんまで焦らし続け
それによって聴き手が自分からエッチを求める心境へと巧みに誘導します。
あなたの赤ちゃんが欲しいの
ヤンデレな女の子にエッチな催眠をかけられるお話。

「うふふふっ どう? 気持ちよく眠れたかな?」
女の子は可愛いけどやや無機質さも感じる声の女の子。
眠り薬の入ったコーヒーを主人公に飲ませ、ベッドに手錠で拘束すると
彼が自分以外のことを考えられなくなるように催眠をかけます。

本作品は音声作品ではお馴染みとなっているヤンデレをテーマに
彼女が飴と鞭を上手に使い分けて彼の性的欲求を限界まで膨らませ
そこにすかさず自分の体を差し出し満たしてあげます。

物語の冒頭でベッドに拘束するシーンがあるものの
しばらくすればあっさり解除してくれますし
その後についても基本的に彼女が強制をしてくることはほとんどありません。
ですからヤンデレモノとして考えれば相当にソフトな部類に属すると思います。

催眠はおよそ25分30秒間。
最初は深呼吸をしながら彼女の合図で目を開閉したり
200もの長いカウントを聞きながら同じくタイミングに合わせて目を開けたり閉じたりします。

「目を開けて…閉じていく どんどん閉じていく 瞼が重く閉じる 閉じて開かなくなる」
深呼吸は純粋なリラックス、目の開閉は視神経の疲労を誘っているのでしょう。
しばらくカウントを数えていると彼女が突然目が開かなくなる暗示を入れてきますので
それに合わせて瞼が急に重くなるのを感じるかもしれません。
生理現象を利用して催眠にかかったと錯覚させるのが狙いだと思われます。

「柔らかくて 表面がざらっとした舌が おしっこの穴をちろちろと舐めたら たまたまがキキュンってして どんどんおちんちんが熱くなって 大きくなっていくの」
お次は拘束を解いてからズボンとパンツを脱がし
彼女がおちんちんを観察したりフェラしているイメージを語って勃起を促します。
彼女は自分で勃起してくれた=自分に気があると思っているらしく
この後も催眠の最中に勃起を後押しする描写がいくつも登場します。
催眠を深めるのと同時にエッチの準備も進めていくようなスタイルです。

「興奮剤を飲まされて熱くなる 体が熱い 熱くて熱くてたまらない」
「体と一緒におちんちんも熱くなる それでもおちんちんは 勃起してはダメ 熱くても我慢 我慢です」

そして最後は彼女が口移しで興奮する薬を飲ませるイメージに合わせて
体全体やおちんちんがさらに熱くなる暗示を入れてきます。
ここでは彼女がそれらを行いながらわざと勃起を抑制させるセリフを投げかけているのがいいですね。
衝動を押さえ込むことで聴き手が自分から開放したいと思わせようとしています。

ほぼすべてを古典系の技術で固めた割とシンプルな催眠です。
聴き手を自分のいいなりにするのを目的に、まずはリラックスしながら瞼や体の重さを感じさせ
それからおちんちんを優しく刺激する形で性的興奮を適度にくすぐります。
催眠音声と言えば導入や深化は非エロの場合がほとんどですし
こういうエロを交えた催眠は珍しく感じます。

ですが、最中の暗示が全体的にボリューム不足なこと
さらに暗示の内容が「瞼が重くなる」くらいしかないことから
この音声を聴いて深い催眠状態に入れる人はあまりいないでしょう。

序盤から中盤の目を開閉させるシーンで意識がぼんやりしてくる人がおそらくいると思います。
ですがそれは目に負荷をかけた疲労からくる感覚であって
彼女に催眠をかけられたからではありません。
現に私はその後の彼女の暗示に対し、言われた通りの反応がまったく起きませんでした。
リラックスさせるべき導入部分でここまで目を酷使する展開にも疑問を感じます。

以上のことからやや残念な催眠と私は考えています。
とことんまで焦らすちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは2パート38分ほど。
プレイはキス、女の子への乳首舐め、女の子のオナニー、シックスナイン、手コキ、玉揉み、素股、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃあ これから 寂しそうでたまらなくなってる この元気なおちんちんさんを 私の体でたっぷりと癒して お漏らしミルクをいーっぱいぴゅっぴゅさせてあげるからね」
催眠を使って彼の心をある程度解きほぐした女の子は
さらに気持ちよくなってもらうために優しくキスをします。

エッチは彼女が終始リードする形で進みます。
前半のパートはおちんちんをさらに勃起させたからシックスナインで一度射精するシーン。
催眠音声らしく短いカウントと追い込み暗示を使って
主人公がどういう快感を味わっているかを彼女が伝えてくれます。

「綺麗な縦筋一本おまんこが見える おまんこを見ているとゾクゾクする おまんこで興奮する おまんこが おちんちんを硬くする」
本作品のエッチにおける大きな特徴はとにかく焦らしまくること。
彼女と肉体的に接触するシーンがそれなりにあるにも関わらず
彼女が彼のおちんちんに触れることはほとんどありません。
そしてプレイの最中はしきりにおちんちんに熱が集まる、心地よい痺れが走ると暗示を入れてきます。

要は生殺しにして彼の心を折ろうとしているのです。
最終的に彼女が彼をモノにするのだからヤンデレなのは間違いないのですが
その手段が極めてソフトであり個性的でもあります。

「大丈夫 愛している男の子の精液が汚いはずなんてないんだから」
最中に時折投げかけてくる彼女の愛の言葉も雰囲気を温めてくれてます。
彼女も彼に対して意地悪するのは心苦しく感じているはずです。
そこを敢えて心を鬼にしているのはそれだけ彼のことをモノにしたいからです。
この「愛のある意地悪っぷり」がいかにもヤンデレらしいなと。

後半のパートに入っても彼女の焦らすスタイルは変わりません。
手コキ・玉揉み・素股とおちんちんへの責めがメインに切り替わってはいますが
できるだけ刺激を弱くして射精したい欲求をとことん膨らませようとします。

「ここで私が強引にしたら あなたの気持ちがわからないから あなたに選ばせてあげる」
特に素股のシーンは彼女が彼の上に跨り
おまんこの割れ目を亀頭に擦りつけるギリギリのプレイです。
腰を突き上げればすぐにでも挿入できる状態を維持しながら
上のようなセリフを言われたら男性ならきっと心が揺らぐはずです。
ヤンデレモノでは珍しい「引き寄せる責め」で彼の心を上手に突き崩しています。

射精シーンはシックスナインとSEXで合計2回。
ただし一般的な催眠音声にあるセルフ・ドライのどちらにも分類できません。
射精表現はありますがノーハンドという同人音声のエッチに近い絶頂スタイルです。
この内容なら普通にしごいて射精する方が楽しめるでしょう。

このように、ヤンデレらしさを持つ意地悪なエッチが繰り広げられています。
展開は面白いのだが
良い意味でヤンデレらしからぬ独特なアプローチが光る作品です。

女の子は主人公を強引に襲って精液を搾り取るようなことはせず
彼の心をガッチリ掴み、自ら進んで子作りしたいと思うように誘導します。
自分の体を預けて興奮を促す一方でおちんちんをスルーするあたりはえげつないとも言えますが
彼の心と体をどちらも傷つけずに目的を達成しているのですからソフトと表現するのが妥当です。

しかし本作品を主人公の視点で楽しめるかと言われると
先に説明した催眠の弱さや、エッチの描写が全体的に硬いことから難しいと思います。

「私は そんなあなたの頭をぎゅっと抱きしめて 手のひらでぽんぽんと 頭を軽く叩きながら 優しくなでなでしていきます」
「あぁ お口の中に出ています 真っ白でねばねばの濃いザーメンミルクが溢れています」

特に後者は話し言葉で綴るべき会話シーンで
官能小説のような第三者的な視点でプレイを描写しているのが痛いです。
下のセリフなどはシックスナインの体勢で射精を口で受け止めているシーンですし
もう少し彼女の視点でセリフを表現しないとプレイをしている感覚に浸りにくいです。

他にも多くの暗示を「~になる」とガチガチな言い回しにしているのも引っかかります。
大手のサークルさんはセリフとして暗示を入れる場合
普通の会話に極力近い表現を意識しながら語りかけてきます。
この表現自体がまずいわけではないのですが、エッチシーンで多用されるとエロさが削られてしまうのです。

エッチな催眠音声は催眠に浸りながら性的快感を味わうのが目的ですから
当然のようにある程度のエロさは求められます。
残念ながら本作品は一般的な催眠音声と比べてもエロさが足りないと私は考えています。
聴き手がもっと興奮できる言葉使いをされたほうがいいです。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごくごく僅か、喘ぎ声はありません。

そしてもう一つ致命的なのが解除音声が入っていないことです。
催眠音声はほぼすべての作品に解除音声が入っています。
それはかけた暗示を最後に解くのが催眠者として当然の義務だからです(後催眠暗示は除きます)。
どういう理由かはわかりませんが、それを放棄しているのは甚だ疑問です。

以上のことから今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。
当サイトは解除音声を入れていない作品に対して非常に厳しい姿勢を取っております。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:15:09

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は4点。
解除音声が入っていないので-2してあります。

補足しておきますと最後に聴き手を寝かせるタイプの作品は
その間に自然と解けるので無しでも問題ないと考えています。

ヤンデレ後輩催眠2/タイトル

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~さんで配布されている無料の催眠音声作品。

以前紹介した「ヤンデレ後輩催眠」の続編にあたるこちらの作品は
先輩の心と体を自分のモノにしたヤンデレな後輩が
月明かりに照らされながらあまあまラブラブなエッチを繰り広げます。

2人の関係が既に確立されていることもあって
無理矢理拘束するなどのヤンデレ要素は前作に比べると控えめな反面
恋人らしい甘さや温かさが強く感じられるよう催眠とエッチを進めています。

今回は最近公開された紗藤ましろさんのバージョンを紹介します。



月明かりの中、愛を語らう男女
後輩と家でラブラブなエッチをするお話。

「せーんぱいっ お待たせしました」
後輩は丁寧な言葉遣いをする可愛い声の女の子。
恋人として付き合っている先輩と一緒に家へ帰ると
目隠しをしてから催眠を使ってたっぷりと気持ちよくしてあげます。

続編ですので前作のあらすじを簡単に説明しますと
ヤンデレな彼女が医務室で寝ていた先輩に催眠を施し
眠ったところを自分の家へ連れ込んで拘束してから
愛の言葉を投げかけたりエッチをしたりしています。

といってもお話自体は独立してますので本作からでも大丈夫。
2人が既に付き合っている点だけ押さえておけば違和感なく聴けるでしょう。

「今朝一緒にいた女の人 誰ですか? すごく 仲よさそうでしたよね 誰なんですか?」
後輩は先輩を手に入れるためなら手段を選ばないほどの重度なヤンデレ。
冒頭でも他の女の子と話していた彼に嫉妬する一幕が登場します。

ですが前作のこともあって彼女自身は彼の愛を信じて疑いませんから
今作では催眠、エッチいずれもヤンデレ要素はかなり薄くなっています。
ちょっぴり刺激的な純愛モノあたりの印象が強いです。

催眠は2パート16分ほど。
事前に彼女にアイマスクを着けてもらい、ベッドに横になった状態で
深呼吸(腹式呼吸)をしながらその言葉に耳を傾けます。
アイマスクが無い場合は普通に目を閉じればいいでしょう。

「いつも一緒に寝てるベッドだから 落ち着く匂いがしますね」
「嗅ぎ慣れた匂いに包まれているから 先輩は 深呼吸をする度に リラックスできますよ」

彼女はリラックスを促す暗示を入れていく一方で
ここが自分たちの住み慣れた部屋であるのを強く印象付けてきます。
皆さんも「落ち着く場所といえば?」と言われた場合、自宅と答えるのではないでしょうか。
そうやって彼女はリラックスできる雰囲気も生み出してくれます。
誰にでもイメージできる効果的なアプローチと言えるでしょう。

続く2番目のパートは脱力と深化がメイン。
外から照らされる月明かりが自分の体を少しずつ照らし
その部分が暖かくなるのをイメージします。

「暖かい 暖かい 月の光に照らされて 腰までじんわり暖かい」
彼女はわかりやすいイメージを描きながら
「暖かい」「心地よい」「力が抜ける」といった暗示を部分ごとに何度も何度も入れてきます。
中でも暖かさを感じさせるのに特に力を入れていますから
今のような寒い時期でも体が妙にぽかぽかするのを感じるでしょう。
しっとりとした幻想的なイメージも心を落ち着けるのに役立っています。

「ふわふわに沈む 包まれる ふわふわに沈む 暖かい ふわふわに沈む 深くなる ふわふわに沈む 気持ちいい」
そして最後は全身に浮遊感を感じながら意識を沈めていきます。
彼女の柔らかい声とリズミカルに入る「ふわふわ」を聴いていると
体の感覚がなくなったかのような心地よさが全身を覆うでしょう。
「深く」「沈む」といったキーワードをカウントに絡めながら何度も入れて
少しずつ催眠を深めていく、技術的にも手堅い深化です。

主に脱力感や温感を聴き手に感じてもらうように
月夜のイメージを交えながら、それらと関連性の強い暗示を入れるシンプルな催眠です。
元々の時間が短いことを考えてやることを3つ程度にまで絞り込み
それぞれに明確なテーマを掲げながら暗示のボリュームを増やしています。
ですから時間分以上に体が暖かくなったり、意識がぼんやりする可能性は高いです。

彼女としては催眠によって物理的な拘束感を出したかったようなのですが
私はそれよりも体が暖かくなる感覚の方がより強く感じられました。
この後のエッチは密着して囁きながらプレイするシーンもありますし
彼女との一体感を得るには非常に重要な感覚になると思います。
初心者が聴いても問題ありません。



密着感を重視した温もり満点のエッチ
エッチシーンは13分ほど。
プレイは耳舐め、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「みーみ 責められるの好きですよね?」
催眠を使って先輩を深い催眠状態へと導いた後輩は
自分に素直に従ってくれた彼へのご褒美に耳を舐め始めます。

エッチは彼女が彼を一方的に気持ちよくしてあげます。
暗示を小まめに、重厚に入れ続けていた催眠パートとは打って変わって
こちらはプレイの様子を実況しながらエッチな唾音を多めに鳴らしてくれます。
エッチでも暗示が多いと恋人らしい対等な関係を築きにくいですし
作者さんがわざとこのようにされたのかもしれません。

ですが途中で暗示を使って感度を上昇させたりするシーンもありますから
催眠音声におけるエッチからかけ離れているとは思いません。
エロくする部分と催眠部分のメリハリを出しながらプレイを組み立てているように思えます。

「咥えてほしいんですか? もう 欲張りさんだなぁ」
彼の大好きな耳舐めをしながら熱い吐息を漏らしたり
おちんちんの敏感な部分を優しく舐めたりと
エッチに入っても後輩は先輩に対してとってもあまあま。
バイノーラル録音なこともあり、彼女の声を通じてその温もりまで伝わってきます。
エッチな熱と幸福感の両方を感じるでしょうね。

「快感が弾ける! 体がビクンと跳ねて 背筋がぞくぞくして 気持ちいい 気持ちいい!」
そして絶頂が近づいてくるとすかさず暗示を使って気持ちを高めてくれます。
暗示の効果もあるでしょうが、それを熱っぽく言う彼女の雰囲気によっても
なんだか妙にムラムラするかもしれません。
特に終盤のSEXシーンでは声にエッチな熱がたっぷりこもっています。

このように、愛を感じるあまあまなエッチが繰り広げられます。



温かさと癒しを感じる作品
若干イレギュラーな要素を持つ男女の営みを
主に熱を使って感じさせてくれる作品です。

催眠でもエッチでも2人の心身の近さからくる温もりに焦点を当てながら
時には安心感や癒しへ、時にはエッチな興奮へと繋げています。
30分程度の短い作品だと催眠音声として形にするのは難しいのですが
本作品は上記のようなテーマを明確に掲げていますから完成度は高いです。
実際に聴いてみると心や体に火照りを感じる人が多いのではないでしょうか。

その一方でタイトルにもなっているヤンデレ要素は極めて薄いです。
彼女が彼に強要する行為はアイマスクを着けるくらいですし
エッチも彼の願望を叶える形でプレイを行っています。
ですからヤンデレっぷりに期待しながら聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
一長一短ですので悪く言う気はありませんが一応ご注意ください。

全体を通じて感じたのは暗示の入れ方や表現に気を遣われていることです。
どのシーンでも基本に忠実に、かつ言葉のかけ方に気をつけながら
後輩は自分の伝えたい感覚を何度も何度も丁寧に伝えてくれます。
この一生懸命な姿にも癒しや安心感を覚えました。
彼女が自分の愛の深さを催眠を通じて伝えているかのように思えます。

エッチは手コキで1回、SEXで1回絶頂します。
13分に対して2回のドライだと構成的にやや厳しいため
ドライ慣れしているかどうかで得られる快感にある程度の差が出るでしょう。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

ヤンデレが多少苦手な人でも聴けそうなくらい純愛要素の強い作品です。
他にも男女合わせて7名の読み手さんによる別バージョンもありますから
お好みの声を探してみたり、聴き比べたりしてお楽しみください。

CV:紗藤ましろさん(男女共通)
総時間 男性向け…34:17 女性向け…32:00

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-114.html
他の読み手さんのバージョンはこちら
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-99.html

ツインズ

サークル「vivid.mp3」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、とある珍しいお店を舞台に
2人の女の子が催眠を使ったエッチなサービスをしてくれます。

2人の術者が左右から交互に、あるいは同時に語り掛けてくる
催眠音声では非常に珍しいスタイルが一番の特徴で
質の異なる声が作り出す独特な空間に心地よさを感じながら
するすると催眠の世界に引きずり込まれる感覚が味わえます。

エッチも2人の役割を適度に切り替えながら徹底的に焦らすなど
作品の特徴を最大限に活かしたハードなプレイが繰り広げられます。



双子システムを使った個性的な催眠
結衣と結香に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

「本日はご指名いただき ありがとうございます」
結衣は優しくて落ち着いた声のお姉さん。
「だったら今日は たーっぷりサービスしてあげないとね」
結香は明るく可愛い声の女性。
催眠をかけてくれるお店で2人を同時に指名した主人公に軽い挨拶をすると
これから行うサービスの詳細を説明します。

作品の前にサークルさんの説明をさせていただきますと
vivid.mp3さんは主に男性向けで活躍されている紗藤ましろさんと
女性向けで活躍されているnitさんが組まれて結成されました。

お二方とも数々の催眠音声で活躍されている実力者ですから
「新規サークルだから品質はイマイチ」なんてことはまったくありません。
私もそのあまりのレベルの高さにびっくりしています。

話を戻しますと、このお店は催眠をかけてからエッチする変わったサービスを提供しており
普段は彼女たちがお客に1対1で催眠を施しているそうです。
しかし主人公は色々なものが溜まっていてそれだと満たされないから2人を指名した。
これが物語の大まかなあらすじです。

結香「あたしたちが左右から話しかけるから 声が2倍」
結衣「声が2倍なら 暗示も2倍」

そんなわけで本作品は全編を通じて2人が同時に催眠とエッチを行います。
2人の声質に違いがあり、交互に語り掛けてくるシーンが多いことから
ある種の音楽を聴いているかのような不思議な心地よさを感じるでしょう。
基本的には結衣が左側、結香が右側に陣取って語り掛けてきます。

有料・無料合わせて数百もの催眠音声が存在する現在においても
この手のスタイルが採られている作品は
双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」など数えるほどしかありません。
ですから初心者はもちろん、催眠音声に慣れている方でも新鮮な気持ちで楽しめます。
私も双子系を結構聴いてますが、このスタイルはいつも驚きを与えてくれます。

催眠は2パート16分ほど。
最初はストレッチをして心身を軽くリラックスさせたり
2人の質問に答えて声に対する集中力を高めます。

結香「今伸びをしたみたいに 少し体に力を入れてから緩める方が たくさん力が抜けるんだよ」
結衣「催眠にかかるための近道でもありますし 気持ちよくなるためのコツですから」

主人公がお店を初めて利用する設定を踏まえて
2人はそれぞれを行いながら催眠の心構えも教えてくれます。
彼女たちの言うように多少強く、長く力を入れてから抜くと
前後の感覚の違いが大きくなり自然な脱力が行えます。

ためになるアドバイスを受け入れることも催眠を円滑に進める手助けとなります。
押し付けるのではなく聴き手が受け入れやすい形で
2人は聴き手の抵抗力を上手に解きほぐしていきます。

続く2番目のパートは体の脱力や深呼吸をしながら
彼女たちの暗示に耳を傾けて催眠をより深めます。

結香「だらーんと沈む」
結衣「すーっと入る」
結香「深く深く」
結衣「深くなる」

ここでは2人の術者を利用して左右から交互に暗示を入れてくるのがいいですね。
短時間で位置を切り替えながらリズミカルに聞こえてくる声が
心地よい感覚を少しずつ全身へと広げてくれます。
私はどちらかと言えば肩などの上半身により強い脱力感がありました。

結衣&結香「あたしはどっち?」
そして一番最後に本作品ならではのユニークな手法で深化を行います。
話すとつまらないだろうと思いまして詳細は敢えて伏せますが
頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態を味わいながら
ストンと一気に落ちる感じで催眠の世界へと引きずり込んでくれます。
とても不思議で面白い感覚が味わえました。

2人の術者が交互に、あるいは同時に暗示を入れる双子システムを活用した催眠です。
聴き手がこれを受け入れやすいようにまずは声への集中力をしっかり高め
それからリラックスをしながら最後の最後で一気に落とします。

最近は段階的に催眠を深めるタイプの作品が多いため
本作品のようなストンと来る催眠は多くの人が驚きを感じるのではないでしょうか。
博打要素のやや強い手法なのですが、今回は見事にハマってすんなり入れました。
暗示も2人で分厚く入れてくれるから言われた感覚が伝わりやすいです。

「声が二倍なら暗示も二倍」とサークルさんが言われている通り
16分の時間よりもずっと強力な催眠の感覚が味わえます。

スタイルも非常に個性的ですし、処女作とは思えないほどにレベルが高いです。
やや特殊なタイプなので当サイトではそこまで強く薦めませんが
興味があるなら初心者でも楽しめると思います。



徹底的に焦らしながらより高い快楽の世界へ
エッチシーンは3パート31分30秒。
プレイはカウントを使っての絶頂、耳舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

結香「ちゃーんといい子にできてたから 少しだけ ご褒美あげるね」
的確な技術と重厚な暗示で主人公を深い催眠へと導いた2人は
お店の規則に従いお触り無しで彼に2種類の快楽を与えます。

エッチは最初のドライ1パートが共通で
その後のドライ2とセルフの2パートはいずれか片方を選択します。
全部繋げて聴いてもいいと一応書かれていますが
基本的にはドライ2回かドライ1+セルフ1のどちらかにするのがいいでしょう。

そしてドライ、セルフの両方に共通して言えることは
2人が聴き手を徹底的に焦らしながらプレイを行っていることです。
所謂寸止めをする回数が多く心身にそれなりの負担がかかりますから
体力的に余裕がある時に聴いたほうが楽しみやすいです。
2人の声やキャラからは想像できないほどにきつめのプレイです。

一番最初に登場するドライ1パートは
囁き声での暗示と短めのカウントを使って段階的に感度を高めてから
10カウント→寸止めを何度も何度も行って
聴き手をイきたくてたまらない心理状態へと誘導します。

結香「10 9 8 7…」
結衣「数字が減ってくると イキたいという気持ちが膨らんでくる」

もちろんエッチに入っても双子システムは健在。
2人は最初は1カウントずつ交互に数えていたかと思えば
しばらくすると片方がカウント、もう片方が暗示を入れるようになるなど
役割を適度に切り替えながらひたすら寸止めを繰り返します。

最初のうちはそんなに気持ちよさを感じないかもしれませんが
回数を重ねていくうちに快感が蓄積されていくのを実感します。
私の場合は股間にムズムズするような熱やキリキリとした締め付けを感じました。
まさに「我慢するほど気持ちいい」を地で行くプレイが繰り広げられます。

結香「快感が溢れ出す」
結衣「快感が弾ける」
結香「全身が震えて ゾクゾクする」
結衣「気持ちいい」

そして一番最後に訪れる絶頂の瞬間も
スピーディーな暗示を交互に叩き込んで上手に快感を高めてくれます。
ここまで十分過ぎるほどに準備を整えていたもありますが
自分のすべてが解き放たれるかのような清々しい快感が全身を駆け巡りました。

こういう溜めに溜めてから放出するタイプのドライは
快感の度合いが大きく絶頂を実感しやすいと思います。
ですからドライ未経験者でも面白い感覚が味わえるのではないかなと。

対するセルフパートは事前に体の脱力を解除してから
片方がオナニー開始/停止の指示、もう片方が耳舐めを担当します。

結香「へぇ そこが好きなんだ あたしたちにもそこ いじられたいの?」
結衣「おちんちん触ってるところをこんな風に観察されて 恥ずかしいですよね」

ここでは2人に至近距離から見られている雰囲気を出すことで
羞恥心を煽ってくるのがポイント。
サービスですからそこまでどぎつい事を言われないものの
自分の恥ずかしい姿を女の子に見られるシチュにはそそるものがあります。

その反面暗示は射精の直前に少し入れるくらいですから
ドライパートに比べると催眠っぽさは薄いプレイと言えます。

このように、絶頂形式によってスタイルをガラリと切り替えるエッチが繰り広げられます。



双子の魅力を最大限に引き出している作品
催眠音声の中でも非常にレアなスタイルを用いるだけでなく
その長所を活かしながら催眠とエッチを進めている良作です。

姉と妹、声質の異なる2人の女の子が掛け合いながら
シーンごとに適切なタイミングとボリュームの暗示を叩きこんでくれます。
術者が1人の場合、息継ぎだけでなく演出的な意味でも
一定の時間内に入れられる暗示の質と量には限界があります。
ですが2人ならそれこそノンストップで暗示を入れ続けることも可能です。

特に深化時や絶頂時の追い込み暗示は
畳みかけるような速いペースで左右から短い暗示を何度も入れてきます。
この要所における暗示の重厚さが催眠の効果を時間以上に高め
さらにドライオーガズムで得られる快感を一段押し上げています。
双子の長所を活かした演出の最たるところでしょう。

私は作品を聴き始める前に総時間を自分なりのやり方で測定するのですが
正直なところ「この時間で深い催眠に入れるのか?」と疑っていました。
一般的な催眠音声だと16分での十分な深化は相当に困難です。
それこそ大手クラスの作者さんでないと形にすらなりません。
なったとしても比較的浅い催眠状態に留まるケースがほとんどです。
それを見事なまでにやってのけているところが一番の驚きでした。

対するエッチはプレイの内容をできるだけシンプルなもので揃え
カウントと暗示を使って操作をしながら絶頂感を高めます。
声だけでイかされる気持ちよさを味わってもらうために
作中では淫語はほとんどなくちゅぱ音が僅かに鳴る程度です。
でもなんだか妙にムラムラする心身の火照りを感じるでしょう。
それこそが彼女たちの施した催眠の結果なのです。

ただ個人的に気になる部分もありました。
それは絶頂後に快感の余韻に浸る時間があまり用意されていないことです。

例えばドライ1パートですとカウント0と同時に追い込み暗示が入るのですが
それが終了してから5秒後にはもう次のパートが始まってしまいます。
ドライ絶頂の場合、射精よりも快感が長く持続することが多いですから
そのへんを考慮してもう少し事後の時間を長く取った方がいいと思います。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

※2015年2月23日追記
現在はドライ後のインターバルが長くなった音声に差し替えられています。

短時間で効率よく深めてくれる催眠、言葉で快感をコントロールするエッチなど
双子システムだけでなく様々な美点を持っている作品です。
男性版・女性版の2パターンが同梱されているのもポイント。
性別を問わず声に犯される気持ちよさを味わってみたい人すべてにお薦めします。

CV:男性向け…紗藤ましろさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…58:33 女性向け…54:35


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

Sッ娘!-変態マゾペット兄様とほんのりヤンデレ妹ちゃん-

サークル「ましろ家」さんの同人音声作品。

同サークルさんではおよそ2年2か月ぶりの有料新作となるこちらは
実の兄を異性として愛しているお淑やかな妹が
3種類のエッチをしながら彼の心と体をモノにします。

やや変態的なプレイをしながら様々な言葉責めをしてくるのが特徴で
拘束される、犬のポーズをするなど羞恥心を煽るシチュの中
「変態」など定番のセリフを比較的優しい口調でぶつけることで
心と体の両方をバランスよく刺激し、気持ちいい射精へと導きます。



兄様を手に入れるために
妹から3種類のエッチな責めを受けるお話。

「おはようございます 兄様♪ 目が覚めましたか?」
妹はお淑やかで可愛い声の女の子。
実の兄に眠り薬を飲ませ、体を椅子に縛り付けると
彼の大好きなゴスロリ衣装を着たまま体をいじり始めます。

ラブリリィさんは声優の紗藤ましろさんの個人サークルとして
百合など女性が責められるプレイをやや重視した
甘い作風を売りとされているサークルさんなのですが
今回はそこから一歩踏み出してプレイと言葉責めをややハードにされています。

前者は彼の体を拘束したまま責める、屈辱的なセリフを復唱させるなど
ややM~Mあたりをターゲットにした変態チックなプレイ
後者は「マゾ」「変態」を多めに交えたストレートなセリフや
敢えて隙を見せて男の征服欲を掻き立てる、といったように
プレイを行いながら手を変え品を変え多彩な責めが繰り出されます。

「言ったでしょう? 兄様が欲しいって 家族としてじゃなく 男の人として 私は兄様が 大好きなんです」
しかしお相手を務める妹は彼を心の底から愛しているピュアな女の子ですから
本当の意味で傷つけたりするようなシーンは一切ありません。
それどころかプレイをしながら耳元で何度も何度も愛の言葉を囁きます。

あまあまな雰囲気とプレイのギャップにきっと驚くでしょうね。
変わった嗜好を持つ兄妹の一つの愛の形がそこにはあります。



心と体をバランスよく煽るエッチ
エッチシーンは3パート63分間。
プレイは手コキ、布コキ、亀頭責め、玉揉み、足コキ、素股です。
玉揉み以外のすべてのプレイでややリアルな効果音が鳴ります。

「えっと じゃあ 触りますね わっ 熱い それに 凄く固くて びくびくってしてます」
抵抗できない主人公に自分の気持ちをしっかり伝えてから
妹は彼のズボンを脱がし、露わになったおちんちんを愛し始めます。

エッチは一番最初の手コキパートだけは拘束した状態
それ以外の2パートはフリーになって主に彼女がリードします。
各パートの時間をおよそ25分にバランスよく配分し
主なプレイを手コキ、足コキ、素股に絞り込むことで濃厚なエッチを演出しています。
足コキと素股は音声作品だとあまり見かけないプレイですね。

シチュやプレイの内容から調教色の強いエッチなのは間違いないのですが
本作品には他の調教系作品とは明らかに違った特徴があります。
それは妹が兄の願望を受け入れ、満たしながらプレイを行っていることです。

「たとえば兄様は おちんちんによだれを垂らされて ぬるぬるにして扱いてもらうのがお好きですよね?」
例えば手コキパートでは自分の唾液でおちんちんを湿らせ
しばらく手で馴染ませてからゴスロリ服の袖を挟む形でしごき始めます。

ゴスロリ服は彼が強い性的魅力を感じている要素ですから
それを敢えて取り入れているのは彼にこのプレイを楽しんでもらいたいからです。
手コキ、布コキのペースも非常にゆっくりで苦痛とはほど遠い責めです。
そうやって彼女はプレイを通じて自分の愛を大量に注ぎ込みます。

「兄様は変態 妹にゴスロリのお洋服を着せて 淫らな妄想を抱いている 変態お兄様」
調教らしさを感じるシーンももちろん登場します。
彼女は優しい責めを続けていては彼を屈服させることはできないと悟ると
敢えて亀頭のみを責め続けて散々に焦らしながら
「変態」を中心とした言葉責めを行います。

言葉の雰囲気が引き続き穏やかなので凄惨さはそれほど感じないのですが
肉体面への責めは容赦がありません。
彼の射精が始まる寸前まで追い込み、休んで再開する責めを何度も繰り返します。
彼女のSッ娘らしさが色濃く出ているシーンと言えるでしょう。

本作品の特徴が最も色濃く表れているのが一番最後の素股パート。
調教によって従順な犬へと生まれ変わった主人公へのご褒美として
バックの体位で彼の大好きな黒ストッキング越しに素股をしてあげます。

「ほらダメ犬さん 今日は好きなだけ 種付けの欲望を満たしていいんですよ? メスの腰を捕まえて ご自分の腰をぶつけて 子種を注ぎ込むのは快感でしょう?」
ここでは彼女が敢えて彼に主導権を与え、自由にピストンをさせながら
上のような男を挑発するセリフを言うのがいいですね。
この体位ならパンツを少しずらすだけで挿入できますし
彼女が明らかな隙を作って彼を誘っているのが窺えます。

後半に差し掛かると彼女もエロ可愛い喘ぎ声を漏らしてくれますから
シチュも手伝って大いに興奮できるでしょう。
男の征服欲を掻き立てる独特なアプローチが非常に新鮮でした。

このように、愛のある調教をテーマにしたプレイが繰り広げられます。



調教入門者用の作品
かなりソフトな雰囲気で気持ちのこもった調教をしてくれる異色の作品です。

ちょっぴり行き過ぎた部分もある妹が随所で愛を語りながら
時には優しく、時には意地悪な責めをしてくれます。
彼女の目的が調教よりも彼の愛を獲得することにあるため
一般的な調教作品にあるようなきつさ、ヤバさはほとんどありません。
ですからノーマルに近い属性の方でも割と普通に聴けると思います。

「いいんですよ? 兄様に喜んで頂けるなら 私も嬉しいです♪」
「私は 兄様を心から尊敬して 愛しておりますから 兄様がお望みなら どんなことでもいたしますわ」

妹はまっすぐ過ぎるほどまっすぐに主人公を求め続け
彼のためなら自分のすべてを捧げる覚悟をもってプレイを行っています。
結果的には素股で終了してしまうのですが
最終パートでSEXに流れたとしても彼女は決して拒まなかったでしょう。
むしろそれを望んでいたかのようにすら思えます。

その愛の強さゆえにヤンデレっぽく感じるところもあるのですが
基本的には純真無垢な女の子のイメージが強いキャラです。
ですから本気のSッ娘やヤンデレを求める人にはやや物足りなく感じるかもしれません。
サークルさんの作風に則った形のヤンデレかなと。

「びゅびゅー♪ どぴゅ どぴゅ♪ びゅく びゅく びゅびゅーっ♪」
エッチは前項以外ですと射精の様子をセリフで表現しているのが珍しいです。
これはシナリオを担当されたアイロンウェアーさんが得意とされている表現です。
自分の一番恥ずかしい瞬間を実況されるシチュが
M心を適度にくすぐってくれるでしょう。
くちゅ音多め、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

タイトルからイメージされるプレイよりもソフトな路線なのですが
それが逆にとっつきやすさを感じさせてくれる作品です。
最近Mに目覚めたとか、刺激的な作品に挑戦してみたい人には特にお薦めします。

CV:紗藤ましろさん
総時間 1:14:47


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
おまけのミニCG集は基本パターン3種類、差分を合わせると12枚あります。

ヒプノクラウド

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

先日行われたコミックマーケット87に出展されたこちらの作品は
雲のようなふわふわとした雰囲気の女の子に導かれて催眠とエッチな快感を楽しみます。

作品のイメージに合わせた柔らかい言葉を選んだ催眠や
バイノーラルの長所を活かした左右から囁きかける立体的な暗示など
サークルさんらしい挑戦的な特徴が数多く盛り込まれており
その珍しさが興味を、純粋な技術の高さが催眠への入りやすさを引き立てています。



ふわふわした女の子とふわふわな世界へ
謎の女の子に連れられて雲の世界に行くお話。

「こんばんは もう 寝る時間かな?」
女の子は清らかで穏やかな声の女の子。
簡単な諸注意を述べて、その後主人公の前に姿を現した彼女は
本格的な催眠を始める前に一つの約束をお願いします。

その約束とは「ひたすら彼女についていく」こと。
作中ではバイノーラルの技術を活かして彼女の声が頻繁に動き回ります。
その立体感や動き方からまるで自分が引っ張られているように感じるでしょう。
ちょっとした旅行をしながら催眠へと導く面白いアプローチがとられています。

催眠はおよそ22分間。
まずは軽く3回深呼吸し、その後今度は呼吸に意識を向けながら再度行います。

「意識をして 吐く時に 力を抜いていっても構いません」
「息を吐くたびに 体の筋肉の緊張が どんどんほぐれていくように感じる人もいれば 体のスイッチが切れていくように感じる人もいます」

2セット目の深呼吸をする前に彼女が意識の向け方を丁寧に教えてくれますから
そのイメージを抱きながら行うと、先ほどとはまるで違った感覚を受けると思います。
具体的には肩や太ももを中心にぐったりとした脱力感がありました。

そしていよいよ彼女に手を取られながら雲の世界へと旅立ちます。
柔らかく温かい彼女の手を感じながら
深い霧で何も見えない空間を2人でひたすら前へ進んでいきます。

「女の子が遠ざかると すごく心細くて また姿が近くなると 安心感や 心強さで満たされる」
自分の足元すら見えないほど視界の悪い場所まで来ると
頼りになるのは当然先導役の彼女だけです。
その情景を描きながら、心細さを適度に感じさせながら
彼女は聴き手がより自分に依存し、その声に心を預けたくなる心境へと導きます。
作品のテーマに合わせながら暗示をより入れやすい環境を整えるわけです。

「目の前が 真っ白 頭の中も 真っ白 なんだか 体の力がどんどん抜けてきて すべてがどうでもいい めんどくさい」
その直後に訪れる上空からの落下シーンも非常に個性的。
彼女は実際に落ちている雰囲気を出すために
下から上へ何度も声を移動させながら暗示を入れてきます。

準備が整ったところで的確な暗示が入るだけでも十分催眠に入れるのに
こういう細かな演出を取り入れて作品の世界観にぐっと引き込む心遣いが見事です。
それにはまったかのように意識がぼやけたり太ももが軽く持ち上がる感覚がありました。

「まるで 体全体で酸素を取り入れているかのように 空気との境目がわからない でも それがすごく気持ちがいいよね?」
そして最後は自分自身が雲になり、存在を曖昧にしながら心地よさに浸ります。
「気持ちいい」を意識的に多く配置した彼女の声は雲のように柔らかく
その安心できる雰囲気が自然なリラックスを生み出すでしょう。
頭の中がぽわぽわしてとても幸せなひと時が味わえました。

雲の世界へ行くイメージに合わせて的確な暗示を入れてくるハイレベルな催眠です。

前半は「~かもしれません」などの許容暗示を中心とした現代催眠寄りのスタンス
後半は分割弛緩や沈黙法などの古典的な技術を用いるハイブリッドなタイプで
雲から連想されるふわふわとしたイメージを聴き手にしっかりと植え付け
同時に彼女の声に従いやすい心構えを身につけさせてから徐々に落としてきます。

前半を聴いている間はあまり催眠っぽさを感じないかもしれません。
でもなんだか妙に頭がぼんやりする不思議な感覚が湧いてきます。
そして開始から10分後、落下するシーンあたりでそれが一気に強くなります。
以降に入れられる重厚な暗示によっても頭の中がとろとろになるでしょう。

聴き手に嫌な感じを抱かせないスムーズな心の掴み方が実に見事です。
被暗示性のあまり高くない方でも催眠特有の感覚が味わいやすいと思います。



ピンクの雲で感度倍増
エッチシーンは15分30秒ほど。
プレイは言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「向こうを見て 薄いピンク色の雲が流れてきている」
彼女に連れられて無事雲の世界へと到着し、心地よい気分を満喫していた主人公は
そこへ流れてきたピンク色の雲に包まれて今度はエッチな気分を膨らませます。

エッチは次々と流れてくるピンクや赤い雲に包まれながら
その都度感度を上昇させ最後に大きく絶頂します。
彼女に何かをする/されるといったシーンは一切ありません。
そのおかげで言葉に感覚を操られる気持ちよさがたっぷりと味わえます。

「気持ちのいい温かさが じんわりと染み込んでくる 幸せな感情や 心地よい思いが ぶわーっと溢れ出し 心が温かくなってくる」
序盤はあまり濃度が濃くないこともあって感度を上げる暗示を入念に入れてくれます。
エッチに入った当初はそれほどでもなかったのに
しばらくすると妙に体が熱を帯びているのを実感する人もいるでしょう。
彼女がそうなるための準備を着々と進めていたのですからある意味当たり前です。

「ほら 来る 来る 大きな波が来る ゆっくりとゆっくりと込み上がっていき そのうち 抑えきれなくなる」
それが中盤に入ると一気にスタイルが変わり
彼女は左右から交互に至近距離で囁きかけながら絶頂へと追い込み始めます。
この声のリアルさが抜群で、近さだけでなく温かさまで感じられます。

また左右交互、あるいは同時に暗示を入れてくるスタイルには
かの有名な双子シリーズを彷彿とさせるものがあります。
指一本触れずに、しかも淫語やちゅぱ音もほぼ無しになぜかおちんちんが勃起する
そんなちょっぴりイレギュラーな体験ができる面白いシーンです。

そして最後の最後、カウントと共に訪れる絶頂の瞬間には
他のドライ系作品で味わった脳と股間が弾けるような快感が味わえました。
射精のような刹那的かつ疲労を伴うものではないこの甘美な感覚は
本作品のテーマである雲に似たようなふわふわとしたものを持っています。

このように、言葉だけでドライオーガズムを引き起こす催眠音声らしいエッチが繰り広げられます。



雲になった気分にさせてくれる作品
ユニークなテーマの中で催眠とエッチを堅実に行っている安定感のある作品です。

堅苦しさを極力排した柔軟性の高い催眠
そして流れを崩さず段階的に絶頂へと追い込んでいくエッチ
いずれもエロトランスさんの実力が十分に発揮されており
がっつり催眠に入れるし肉体的な刺激無しでもかなり気持ちよくなれます。

チャレンジ精神旺盛なサークルさんなので時々ぶっ飛んだ作品を出されるのですが
今回は終始危なげなく安心して聴き続けることができました。
テーマで個性を出しているタイプですので内容は結構王道的だと思います。
それでも催眠の序盤~中盤にかけて行われる現代催眠の技術を取り入れた誘導は
エロトランスさんを初めごく少数のサークルさんしか形にできていません。
そういう意味では催眠も十分な個性を持っていると言えます。

特筆すべきはやはりテーマと催眠の親和性です。
両者をここまで違和感なく溶け込ませ、尚且つかなりの深さの催眠状態へと導く。
これを難なく成し遂げていることに驚きましたし感動もしました。
エッチもストレートなエロをかなり抑えて本当に技術だけでイカせてくれます。
催眠によって引き起こされる心地よさや快感を味わいたいのなら
自信をもってお薦めできるほどの高いクオリティを持っています。

エッチは完全なノーハンドで精神的な絶頂を目指します。
催眠音声初心者にはこのドライオーガズムという感覚は実感しにくいのですが
ある程度慣れている人なら割とあっさり体が反応するのではないかなと。
そこに至るまでの感度の増幅を繰り返し入念に行ってくれます。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

誰にでも聴ける安心感が光る作品です。
催眠の感覚を味わいたい、言葉だけで気持ちよくなる体験がしたい
そんな人に属性を問わずお薦めします。

CV:紗藤ましろさん
総時間 46:16


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

彼女。-ご奉仕三昧の素敵な休日-

サークル「ましろ家」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、同棲するほどまでに仲のいい彼女が
主におっぱいとお口を使ったあまあまなご奉仕をしてくれます。
30分程度と音声作品の中では比較的短い作品なのですが
事前のやり取りで恋人らしさを演出したり、プレイを小まめに変えたりと
様々な工夫を凝らしながら心と体を少しずつ興奮させてくれます。



休日だから2人でイチャイチャ
家で彼女にエッチなご奉仕をしてもらうお話。

「ううーん 朝か…おはよう」
彼女は甘く明るい声のお姉さん。
最近主人公と同棲を始め、最初の休日を迎えた彼女は
のんびりしながら彼と恋人らしい他愛もない会話をします。

本作品は全部で3つのパートに分かれており
挿し絵のような無防備な恰好の彼女に欲情した彼を鎮めるために
手・おっぱい・お口の3つを使って様々なプレイを行います。

サークルさんが「フェラを重視したプレイをセッティングした」と言われている通り
おちんちんを啜ったり吸ったりしゃぶったりするシーンが多いのが特徴で
全体的にややゆっくりとしたペースの愛のこもったエロくて温かいちゅぱ音が楽しめます。
フェラは奉仕の中でもかなりメジャーなプレイですし
作品のコンセプトにも適していると思います。

「君のことも 君のおちんぽも 何かも大好きっ! 愛してるっ!」
彼女は同棲開始直後という一番ラブラブな時期なだけあってとても優しく
プレイをしながら何度も「好き」「愛してる」などの愛の言葉を投げかけてきます。
主人公を「君」と呼んだり、適度に「可愛い」と言ってくるところを見ると
彼女の方が年上なのかもしれません。
プレイスタイル的にも女性にあれこれお世話してもらう気分が味わいやすいです。



自らがオカズになる愛情たっぷりなご奉仕
エッチシーンは3パート28分30秒ほど。
プレイはおちんちんの愛撫、パイズリ、フェラ、彼女のオナニーです。
おちんちんの愛撫、パイズリ、彼女のオナニー、射精の際に効果音が鳴ります。

「どうせなら素敵な一日にしたいじゃない? いっぱいご奉仕してあげるから…ね?」
彼の準備が整っているのを確認して俄然やる気になった彼女は
その勃起具合を確認するため服越しにおちんちんを触り始めます。

エッチは奉仕の名の通り基本的には彼女がリードする形で進められます。
最初のパートはソフトなプレイで気分を高め
次におっぱい、最後はお口とパートごとに明確なスタイルを定め
それぞれを機械的にではなく流れるような手つきで行ってくれます。

「おちんぽを い~っぱい いい子いい子って なでなでしてあげちゃう」
例えば2番目のパートで行うパイズリは11分程度の長さなのですが
ズボンを脱がしておっぱいで挟み込んで普通に擦るところから始まって
乳首をおちんちんに擦りつけたり、途中から亀頭舐めを追加したりと
2~3分程度の短い間隔でプレイの内容が少しずつ変化します。
実際のエッチに近い雰囲気が出ているから聴いてて飽きが来ません。

「あ…おちんちんじゃなくて おちんぽ って言った方がいいかしら?」
そして彼女はプレイをしながらわざと下品な淫語を多めに言ったり
後になるにつれて徐々に喘ぎ声を増やすことで
聴き手がより興奮できるエッチな雰囲気を作り上げていきます。
自らが進んでオカズになることも立派な奉仕なのではないでしょうか。

「じゃあ 早速咥えちゃうね? 君のおちんぽ 目一杯おしゃぶりしたくてたまらないの」
一番の聴きどころはもちろん最後のフェラパート。
ここまでの奉仕で発情した彼女がおちんちんにむしゃぶりつきます。

「じるるるる きゅっ」と啜りながら吸う音をリズミカルに響かたり
「れろれろ」と言いながら下品に舌を這わせたりと
彼女の興奮具合を象徴するかのように序盤から激しい責めを繰り広げられます。
特に射精間際に登場する「ぎゅっ っぽっ」というリズミカルな音が印象的でした。
結構エロくて激しいんだけど、なんとなく思いやりも感じる不思議な音です。

「おちんぽと金玉が喜ぶように おまんこの音も忘れずに 聴かせてあげる」
そして彼女自身によるご奉仕はここでも登場します。
ちゅぱ音と同時に聴こえてくるオナニーのくちゅ音と甘い吐息が
エッチな気分をより高めてくれるでしょう。

男性としては好きな女性に奉仕されるだけでも十分幸せなのですが
自分のためだけに痴態を晒してくれることもすごく嬉しいはずです。
2つの方向性を持った奉仕を同時に行ってくれるところが
本作品の最も個性的で面白い部分だと思います。

このように、プレイのみならず抜ける雰囲気にも気を配った幸せなエッチが楽しめます。



彼女の愛の深さが伝わってくる作品
短時間ながらも様々な要素が凝縮されている抜きに向いた作品です。

棘の一切無い彼女の真っ直ぐな愛の言葉、変化に富んだプレイ
意識的に盛り込んだ数々のエッチな要素。
恋人が愛し合う様子をわかりやすく、それでいてとてもエロく描いています。
単に諸々のプレイを行うだけでなく「奉仕」という明確なテーマを設け
声や音を使ってそれがしっかりと表現されているところも見事です。

「この柔らかいおっぱいで い~っぱいおちんぽ扱いて もっと 私を汚して」
そして彼のためにすべてを投げ打つ彼女の姿に美しさを感じました。
他人にはとても見せられないような姿を自分にだけ晒してくれる。
彼女の彼に対する信頼や愛の深さが強く感じられる要素と言えます。

「ご奉仕三昧なのだから様々な責めをしてくれるのだろう」くらいに思っていたのですが
こういうスタイルで興奮させてくれるのは珍しくて驚きました。
責めながら痴態を晒してくれるプレイは音声作品だと実はあまりありません。
有名どころだとVOICE LOVERさんの「ささやき庵」くらいでしょうか。
男心をくすぐるのに結構有効な手段だと思います。

エッチはコンセプト通り、2番目のパート中盤からちゅぱ音が登場し
直後の1回目、そして一番最後の2回目も彼女の口の中で果てます。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声を意識して多く盛り込んでるから抜きやすいです。

プレイの進め方もリアルの行為に近い練られたものなのですが
短時間の作品でこういうスタイルのエッチをする場合
どんなプレイかを説明するセリフの割合が増えてしまうため
純粋なプレイシーンの時間がどうしても少な目になってしまいます。

プレイのバリエーションをもう少し減らして密度を高めれば
今よりもっと抜きやすくなったのではないかなと。
たぶん1時間くらいの作品だったらそうは思わなかったのでしょう。
短時間だからこその弊害だと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、くちゅ音そこそこです。

シナリオ・声・イラストまですべてをサークルさん自身が製作されているだけあって
しっかりとした統一感のある作品に仕上がっています。
Sな女性を演じられることが多い紗藤ましろさんのエッチな声が楽しめるのもポイント。
彼女のファンはもちろん、愛に飢えていたり短時間で抜きたい人にもお薦めします。

CV:紗藤ましろさん
総時間 34:49


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

らぶらぶえっちな癒され催眠

サークル「サイクロンミント」さんの催眠音声作品。

こちらは女体化を得意とされている同サークルさんとしては珍しく
女体化せずにエッチを楽しむ作品です。
タイトルの通りお姉さんとのあまあまなひと時を通じて
心も体も満たされる気分を得ることができます。

催眠は彼女の言いなりになるよりも雰囲気に浸らせることを目的としており
本当の恋人のように振る舞う彼女の声を体に染み込ませながら
少しずつ距離を縮めて愛せるように心を作り変えていきます。



温かい言葉で心を満たしてくれる
お姉さんの愛情を感じながら一緒に気持ちよくなるお話。

「こんにちは えっ? 私に催眠をかけてもらいたいの?」
お姉さんは優しくて可愛い声の女の子。
催眠をかけてほしいと言う主人公のお願いを聞き届けて
早速催眠に入るための準備を始めます。

本作品は癒しを得ることを目的としているだけあって
催眠を聴いた後にエッチへと進む以外にも
彼女に添い寝をされながら寝るシーンが用意されています。
その日の気分や体調によってエロ/非エロを選択できるのはいいですね。

催眠は2パート28分30秒ほど。
まずはゆっくりと深呼吸をしながらお姉さんの話に耳を傾けます。

「あなたの心のリズムは 毎日の生活で 知らず知らずのうちに 乱れているの」
催眠に入って気持ちよくなるためには心を落ち着けるのが大事。
そのことを考えてお姉さんはこちらを気遣うようなセリフを投げかけながら
非常にゆっくりとした口調と穏やかな声で少しずつリラックスへと誘導してくれます。

一般的な作品よりも意識してゆっくりと話しかけているように感じられました。
単に「心が落ち着く」と言うだけではなく、作品全体に漂う雰囲気によっても
自然と安らげる環境を作ろうとしている
点がとても良いです。

「重力に身を任せて 柔らかい ふかふかした場所に沈んでいく」
心身がほぐれた後はカウントを何度も刻みながら段階的に意識を沈めていきます。
「柔らかい」「気持ちいい」「安心」といった心に平穏をもたらす言葉が多く登場するおかげで
ベッドに寝て聴く場合にはより布団の柔らかさや心地よさが感じられることでしょう。
そうやって意識がぼんやりとしてきて彼女の声に従える体勢が整っていくわけです。

「キス しちゃったよ 気持ちいい感情が溢れてくるでしょ?」
2番目のパートはキスシーン。
彼女の甘い口づけと合間に入れられる暗示を聴きながら
今度は心を幸せな気分で満たしていきます。

何度も何度も投げかけられる「好き」「愛してる」の言葉を聞いていると
自然と心が浮かび上がってくるのを感じるのではないでしょうか。
これから訪れる甘くエッチなひと時を恋人として過ごせるように
心と体を彼女の声で少しずつ染めていきましょう。

エッチをたっぷりと満喫できるようにお姉さんの声に幸せを感じさせるのを目的として
ストレートに進めてくれるとても取り組みやすい催眠です。
彼女の口から紡ぎ出される言葉はどれをとっても甘いものばかり。
さらに声から漂ってくる雰囲気もとても甘く穏やかで
声を聴いているだけでも胸のあたりがほんのり温かくなるのを感じました。

暗示自体は至ってシンプルですがそれ以外の部分でしっかりと補っているため
幸せになる感覚は割と得やすいと思います。
リアルで気が滅入っている人ほどより強く癒しを感じることでしょう。



温もりが伝わるほどの近さで感じ合う
エッチシーンは23分ほど。
プレイはキス、乳首舐め、フェラ、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「キスは 発情のスイッチ 体が だんだん火照ってきちゃうよ」
キスによってお互いの気持ちを確かめた2人は
更に気持ちよくなるために今度は性感を高めるキスを交わし始めます。

エッチはほぼ恋人同士なラブラブな雰囲気の中
お姉さんにリードされる形で進められます。
催眠音声と同人音声の中間あたりの作りになっていて
感覚支配の暗示で感じながら彼女が気持ちよくなっている様子も楽しみます。

「ねぇ わかる? あなたの目の前に 私のおっぱいがあるの」
プレイ中は彼女との距離感を意識させるセリフがかなり多く
物理的な距離のみならず、かすかに感じられる肌の温もりや匂いによって
本当に間近にいるような感覚をこちらに植え付けてきます。
また逆に彼女に至近距離から見られていることをわざと伝えることで
こちらに羞恥心の混じった興奮を呼び起こさせようともしてきます。

「おちんちんを握った手が 上下に しこしこしこしこ 右手が快感を求めて 動き出す」
そうやって一通り準備を整えた後、ようやく彼女からオナニーの許可が下ります。
ここまでずっとおちんちんへの刺激を我慢してきただけに
しごくと普段よりもずっと気持ちよく感じるかもしれません。
それは体が敏感になっていることだけではなく、彼女がすぐそばにいるからです。

好きな人、愛する人が温かく見守ってくれているから気持ちいい。
そんな心に充実感を与えながら気持ちよくしてくれる心満たされるエッチが楽しめます。



雰囲気重視の作品
お姉さんととても甘く幸せなひと時を過ごせる作品です。

一般的な催眠音声のように暗示で操って気持ちよくさせるのではなく
彼女の恋人気分を味わわせることで気持ちよくさせようとしています。
セリフそのものよりも声や雰囲気によって心が動かされるのを感じるでしょう。
現状の催眠音声は洗練された暗示によって導くものが多いので
本作品はちょっと珍しいタイプかもしれません。

全体的に使う単語にかなり気をつけているのがとても印象的でした。
こちらにマイナスのイメージを与える表現を極力避けながら
プラスにはたらく単語を意識的に多く叩きつけることで
心をごく自然に良い方向へと誘導してくれます。

単語から受けるイメージは催眠にとって意外に重要だと私は思っているので
こういうところに心を砕いている作品は聴いていて気分がいいです。
「聴き手のことをしっかりと考えてくれてるな」って。

催眠は初期の作品だからか至ってシンプルです。
ただ単に手順を追うだけではなくきちんと信頼関係を築きながら行っており
それが催眠の威力を若干高めているように思われます。
比較的初心者な方が聴いても大丈夫でしょう。

エッチは雰囲気はいいのですが結局お姉さんとの接触はキスのみだったり
途中で「あなたのすべてを受け入れる」と言っているにも関わらず
おっぱいを見ることすら許してくれなかったりとプレイの内容にやや疑問を感じました。

セルフで〆たかったからこのような展開にされたのでしょうけど
ラブラブなエッチなら最後はやっぱり繋がった方がいいと思うんです。
繋がってドライで〆るパターンとは別にセルフを設けるとかしてくれたほうが
作品として一貫性があると私は考えています。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

総合的に見てエッチに若干納得いかない部分があるものの
テーマや催眠の進め方に十分な個性を感じる作品と言えます。

おまけは「できるできる催眠」です。

CV:紗藤ましろさん
総時間 共通パート…30:53 セルフ…27:12 添い寝…4:31 おまけ…2:25


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

M紳士のオナサポ支援の館・魔汚館 軽度の寸止め責め

サークル「吟遊夜会」さんの同人音声作品。

ドM向けとして有名な「魔汚館」シリーズの第1作目にあたるこちらは
Sっ気のあるメイドがきめ細かい指示でオナニーをサポートしてくれます。

「軽度の寸止め責め」とあるから楽なのだろうと侮ってはいけません。
彼女はおちんちんに十分な刺激を与えた後に何度も寸止めを行うことで
聴き手に軽めの地獄を見せようとしてきます。



メイドに見下されながらオナニーを楽しむ館にて
魔汚館のメイド「美奈(みな)」と「沙希(さき)」にオナサポをしてもらうお話。

「本日は竜鳴館の分館 M紳士のオナサポ支援の館 魔汚館においでいただき ありがとうございます」
沙希は丁寧な言葉遣いの落ち着いた女の子。
見下されながらオナニーを楽しみたいドMな主人公に対して
まずはここで行われるプレイの内容やルールの説明をしてあげます。

魔汚館シリーズをご存じない方に向けて簡単な説明をしますと
ここでは初級・中級・上級・熟練・ドマゾの5つのコースが用意されており
コース別に担当のメイドが透明の壁に仕切られた部屋で1対1のサービスを行います。
つまり彼女たちへのお触りは無くて、指示や罵声で射精へと導いてもらうわけです。
現在上級編まで出てますので興味のある方はご確認ください。

今回のプレイは初級編。
沙希は見習いで正式なオナサポをまだ行えない身分のため
部屋に案内するところまでを担当し、その後のプレイは美奈へとバトンタッチします。
ですが後になって沙希がオナサポをしてくれる即抜きパートも追加され
現在は1作品で2通りのオナサポが楽しめるようになっています。



2段階の濃厚な責め
エッチシーンは本編(美奈)が15分30秒、即抜き(沙希)が5分の合計20分30秒ほど。
プレイは指示を受けながらのオナニーです。
エッチな効果音はありません。

「お客様 お待たせしました M初心者コース担当の 美奈と申します」
美奈は沙希に比べてトーンの低い声の女性。
部屋に来た主人公に早速衣服を脱いでベッドに仰向けになるよう指示します。

エッチは前述のとおり彼女たちに個別に指示を受けながらオナニーをします。
時間だけを見ると物足りなく感じるかもしれませんが
どちらのパートも開始1分にはおちんちんを握りしめるくらいプレイに傾倒した作りですから
短時間ながらも射精するのに十分な肉体的刺激が得られます。

メインとなる本編の前半は美奈の「シコシコ」に合わせておちんちんをしごきます。
事前にきちんと説明を行い、少し練習をしてから本番に移る親切設計です。
「シコシコ」のスピードはゆっくり、ややゆっくり、標準、速めの4段階。
それを5~8回言うごとに小まめに切り替えて少しずつ射精感を高めてくれます。

相当にきめ細かいオナサポと言えるでしょう。

「本来なら 誰かに仕える立場にあるメイドから 見下されながらおちんぽしごいて アンアン醜い鳴き声を出しながら 快感を感じているなんて ほんと軽蔑いたします」
もちろん心への刺激も忘れてはいけません。
美奈は「シコシコ」の合間に見下した様子でこちらのM心をくすぐるセリフをぶつけてきます。
初心者向けのプレイを謳っていますが雰囲気は結構きつめと思ってください。
最低でもややMくらいあるのが望ましいです。

対する後半のプレイはカウント形式。
10カウントから始まって数が小さくなるほどにスピードを上げながら
彼女が0を言うまでひたすら耐え続けます。

「そうですよ 最初にコース 選びましたよね? M初心者 軽度のす・ん・ど・め・責・め ってね」
ここでの寸止めも軽度と呼ぶには抵抗を感じるほどに容赦がなく
彼女は直前まで数えて仕切り直す行為を何度も何度も繰り返します。
「そろそろ射精させてあげますね」と言いながら寸止めを決めてくるのもポイント。
おちんちんへの刺激だけでも射精してしまいそうになるプレイなだけに
いかに気を抜かずに続けられるかがカギになるでしょう。

どちらも濃厚なプレイで、ある程度精液を溜めた状態で臨んだら暴発する可能性が高いです。
ただシコシコはゆっくり→ややゆっくり→ゆっくり、といった感じで1段階ずつペースを変えながら
時間を追うごとに少しずつ上げていき、徐々に射精感を高めていくような流れになっています。
だから気を張ってさえいれば完遂は十分に可能でしょう。
カウントのシーンも本当にやばかったらペースを下げてもいいと言ってくれています。

「ではそのまま ティッシュ越しにマゾチンポシコシコする ティッシュコキで気持ちよくなってください」
一方の即抜きは本編のショートバージョン。
ある程度シコシコで興奮度を上げてからカウントを1回だけ刻んで射精します。
事前にオカズを眺めて少しは気持ちを高めておかないとちょっときついかもしれません。

しかしシコシコのシーンでは、ゆっくり→標準→ややゆっくり→速め→ゆっくりと
緩急をかなりつけてこちらが一気に射精したくなるようきちんと導いてくれています。
時間の関係でそれなりに早漏な方でないと満足な射精はできないかもしれませんが
聴き手が射精できる環境を整えようとしてくれていることだけは間違いないです。

このように、オナサポに的を絞った濃厚なプレイが繰り広げられます。



実用性重視の作品
オナサポのみを行うシンプルにまとまった作品です。

事前の会話パートでプレイの内容や部屋の作りなど必要最低限のことだけを説明し
その後は時間のほぼすべてをプレイそのものにあてています。
プレイの内容が一言ごとにおちんちんをしごくなど変化に富んだものですから
15分程度の時間でも聴き終えた時にはそこそこ疲労感を覚えているはずです。
そして無事彼女の指示に従って射精を迎えられれば、ちょっとした達成感も得られるでしょう。
比較的ハードなプレイ、きめ細かい命令とどちらもMに適した要素と言えます。

「なんでわざわざ 私がマゾ豚様がシコってるのを見て 話しかけてあげないといけないんですか?」
「今頃美奈お姉様は ご主人様からご寵愛を受けているのかな…」
2人のメイドについては美奈がSらしいガチガチに縛るプレイ
沙希はプレイ中に無関心な様子を見せる放置系プレイとそれぞれに個性があります。
どちらも同じ声優さんがやられてますので演技の差を楽しむのもいいでしょう。

プレイは中級や上級と聴き比べた感じだと確かにソフト目です。
しかしそれでも一般的なオナサポ作品よりもずっとハードに感じます。
雰囲気が初級にしてはきつめなのが一番の要因です。
だからややM~ドMの方に適している作品ではないかなと。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

魔汚館シリーズの中では比較的誰でも取り組める作品です。
とりあえず試してみたい方はここから始めるのがいいですし
プレイ的に物足りないと感じた方はより上位のものから聴いてみるのがいいでしょう。

本作品には単品での販売以外にもう1作品を同梱したパックもあります。
別々に買った時に比べて500円ほどお得ですので
興味を持った方はセットをお求めになるのをお薦めします。
M紳士のオナサポ支援の館・魔汚館 初級2作まとめパック

CV:紗藤ましろさん
総時間 本編…21:21 即抜き…8:41


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
コスパはセット時の500円で計算して±0にしています。

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