同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:窓際クルセイダーズ

   ● 仮面屋さいみん
   ● 催眠吸精 ~絶望快楽~
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   ● 催眠オナクラM性感 マキ ~らぶらぶぴろーせっくす~
   ● 催眠オナクラM性感 アキ ~寸止めマゾ豚罵倒責め~


仮面屋さいみん

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、心を塗り替えられる特殊な仮面を扱うお店を舞台に
店員さんがそれらを使った非日常的なエッチを提供します。

主人公がつけている「自分」という仮面を外して心を開放したり
動物の仮面をつけてちょっぴり恥ずかしいオナニーをするなど
仮面の特徴に合わせた様々なプレイが登場します。
心の仮面を外してくれるお店
仮面屋の店員さんに催眠をかけられ、その後2種類のエッチを楽しむお話。

「あら いらっしゃいませ 今日は何かお探しですか?」
店員は上品でおっとりした声の女性。
仮面屋に偶然迷い込んできた主人公に丁寧な挨拶をすると
早速ベッドに横になり目を閉じるように言います。

このお店は名前の通り数多くの仮面を扱っており
それらは顔につけるだけで絵柄通りの人格に心が塗り替えられる特殊な力を持っています。
リアルでも仕事とプライベートでまったく違う顔を見せる人がいると思います。
その感覚を仮面に例え、いつもとは違った自分を体験してもらうのが目的です。

最初から言ってしまうと催眠、エッチいずれもイメージ力を重視しています。
ですからそういうのが苦手な人だと楽しみにくいかもしれません。
イメージ自体は誰にでもできる簡単なものばかりです。

催眠は3パート28分30秒間。
ベッドに横になり目を瞑った状態で軽く深呼吸をした後
地下へと続く階段を下りていくイメージをします。

「すとん、と 小さな浮遊感を感じながら あなたは 一段一段ゆっくりと下りていく」
「温かい光が周りを囲んでいて 安心感がじんわりと広がっていきますね」

階段を下りる際に得られる僅かな浮遊感
そしてレンガ作りの壁にかけてある温かな光。
そういった心に安らぎを感じる描写を数多く取り入れながら彼女は語りかけてきます。

催眠において階段を下りるイメージは多くの作品で登場しますし
誰にでもイメージできることから催眠音声経験者はこれだけでも軽くトランスに入るかもしれません。
母性を感じる柔らかさに満ちた店員の声や口調にも癒しを感じます。

「歩いていくうちに 肩から手の先まで すとん、と力が抜けて ぼやけていきます」
しばらくすると彼女はよりリラックスできるように体を脱力させる暗示を入れ始めます。
階段を下りながら脱力するというのも奇妙に思えるでしょうが
力が入らなくなる、というより階段を下りる以外のことをしたくなくなる表現がされています。
階段を下りることに集中・没頭させ、その結果リラックスを促すといったアプローチです。

続く深化パートは階段を下りた先にある仮面屋に入り
彼女の手に引かれて奥にある仮面置き場へと移動します。

「深く深く 下りていった まっさらな世界 少し暗くて だけど 確かな明かりがあるから とても心地いい」
やってることは前のパートにかなり近いのですが
カウントや深化の暗示が増えているため意識のぼやけが強くなるかもしれません。
心と体の状態を一旦リセットし、新しい自分に生まれ変わりやすい環境を整えてくれます。

「常識 理性 あなたが快感を得るのに邪魔なものすべて 外してあげます」
「体がそのまま性感帯になったみたい 外気より 鮮明に感じる 気持ちいい 気持ちいい」

そして最後の暗示パートで自分が今つけている仮面を取り外すイメージをします。
リアルで色々抱えている人ほど聴いたときにスッキリするでしょうね。
仮面を心の足かせに例え、イメージを使ってそれを解きほぐしています。

仮面屋にたどり着き仮面を外すまでの様子に技術を絡めたシンプルな催眠です。
聴き手を他の仮面をつけられるまっさらな心と体にするのを目的に
階段を下りる、仮面を外すイメージに催眠が深まる暗示を絡めて語りかけています。

「力が抜けるということは 頑張る必要がないこと それって とっても安らかで 気持ちいいですよね」
特定の暗示を重ねるのではなく、イメージの中に込めて言う散りばめ式の入れ方をしているため
最後のほうになって気づいたら催眠に入っていた感覚がすると思います。
私の場合は途中から右腕だけが妙に重たくなりました。
サークルさんの過去作に比べると暗示の表現力がパワーアップします。

まとめると、わかりやすいイメージを主体にした取り組みやすい催眠です。
他の仮面をつけてなりきりながら
エッチシーンは2パート41分ほど。
プレイは全身愛撫、キス、全身舐め、乳首オナニー、擬似交尾、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「つんつん つんつん うふふっ 気持ちいいですか?」
催眠を使って主人公を心だけのまっさらな存在に作り変えた店員は
まずは敢えて仮面をつけずにその体を触ったり舐めたりします。

エッチは最初がドライ、次がセルフと絶頂形式を切り替え
その中にテーマの仮面を絡めたプレイがいくつも登場します。
一般的な催眠音声と大きく異なるのはプレイごとに聴き手の姿が変わることです。
それらの生き物になりきって楽しむ風変わりなエッチをしています。

ドライパートは仮面が無い状態ということで
聴き手は魂のような真っ白な球体の姿をしており
彼女が抱きついたり舐めたりしてソフトな刺激を与えます。
仮想的なプレイなのでやはりイメージ力が重要になります。

「白い球体の中に 私の舌がするっと入って 一番感じるところを舐め回すんです」
催眠音声を色々聴いている人ならどんなプレイか掴めそうではありますが
パートで投げかけられる彼女のセリフの多くが状況説明に費やされており
それらをされるとどう気持ちいいのかを伝える暗示がかなり少ないです。

そのためイメージはできても実際に感じられる人は少ないと私は考えています。
この後のセルフパートも含めてイメージさせることに力を入れるあまり
肝心の快感を聴き手に伝えられていないのが非常に残念です。
少なくとも私はドライパートで快感が高まる気分がまったくしませんでした。
純粋なエロ要素が極端に少ないのも気持ちを高めにくい理由だと考えています。

続くセルフパートは30分近くの長い時間に渡り
女の子は乳首オナニー、猫は床うつ伏せで腰を動かす擬似交尾、犬は普通のオナニーといったように
別の仮面を順に装着しプレイを楽しみます。
女体化はともかく本物の猫や犬になってエッチする作品は珍しいです。

「なぞったり擦ったり 触れば触るほど 擦れば擦るほど 自分の敏感さを感じることができますね」
ですが残念ながらこちらも色々な問題を抱えています。
女の子の仮面は実際に乳首をいじることになるため
男性の体を思い出し催眠が解ける危険性をはらんでいます。

例えば「心なしかいつもより胸が大きくなった気がする/柔らかくなった気がする」など
多少なりともフォローするセリフが入っていれば違ったのかもしれません。
正直なところ、この内容なら無理に女体化を絡めず敏感な体になる仮面に変えて
純粋な乳首の気持ちよさを楽しませたほうがすんなりいったと思います。
簡単に言うと女体化させたことによるメリットよりデメリットの方が遥かに大きいプレイをしています。

「あなたは 猫…ですよ?」
「意識すると 心も体も塗り変わる あなたは犬 マゾ犬」

続く猫や犬も彼女がそれらになったことを軽く告げ、オナニーの指示を出すのに終始しています。
最中で動物のように鳴くシーンもありますが、これだけで猫や犬になりきれるかと言われれば首を捻ります。
オナニーは猫の時にうつ伏せになって腰を動かす動物らしいプレイが登場します。

このように、なりきるイメージを中心に据えたプレイが繰り広げられています。
催眠は良いのだが…
どちらかといえば催眠パートのほうに魅力を感じる作品です。

店員は主人公が仮面屋に来た気分に浸れるように、そして心の仮面を違和感なく取り外せるように
主に階段を下りるイメージに暗示を絡めて少しずつ確実に催眠を深めます。
階段自体は催眠音声だとかなりメジャーなイメージです。
しかし本作品における使い方は他の作品と明らかに違います。

それは催眠の最後のほうで説明した暗示の入れ方です。
移動する様子を普通に会話するのに近い表現で描写し
その至るところに「気持ちいい」とか「安心する」といった催眠にプラスに働く単語を組み込んでいます。

サークルさんが前作「催眠吸精 ~絶望快楽~」で現代催眠の技術を取り入れていたところを見ると
その後さらに本を読んだり大手さんの作品を聴いて勉強されたのだと思います。
催眠においては以前に比べて明らかに進化しているのが窺えます。

しかし総時間の大部分を占めるエッチの完成度に難があります。
ドライパートの開始時点で主人公が突然白い球体に変化していると告げられたり
猫化や犬化をごくごく軽いセリフで済ませエッチをしていることなど
聴いてて「あれ?」と思う要素があまりにも多すぎます。

発想自体はすごく面白いです。
だからこそ「どうしてこうなったの?」と思えてなりません。
催眠がある程度良かっただけにエッチの作りの甘さがどうしても気になりました。
ちゃんとそれらになりきらせてからプレイをして欲しかったです。
もっと仮面やプレイのバリエーションを絞り、その分暗示を充実させたほうが良いプレイになったと思います。

絶頂はドライが1回、セルフが1回の合計2回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はかなり厳しい点数とさせていただきました。

CV:伊東もえさん
総時間 1:22:33

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
催眠が7点、エッチが1点、足して2で割って4点としました。

催眠吸精 ~絶望快楽~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、男性の夢の中に入って精を吸い取る夢魔が
催眠で夢見心地の気分にさせてから一風変わったエッチをします。

「~かもしれない」などのやや遠まわしなセリフの数々や
一度エッチをイメージで思い浮かべてから実戦に入るプレイスタイルなど
夢の中の世界に合わせて「曖昧さ」を強く意識しながらお話を進めています。
夢の世界はすべてが曖昧
夢魔のエッチな催眠によって精液を搾り取られるお話。

「お・じゃ・ま・し・まーす ふふっ びっくりさせちゃった?」
夢魔は明るくて穏やかな声のお姉さん。
主人公の部屋に突然現れ自己紹介をすると
寝転がったまま自分の話を聞いて欲しいと呼びかけます。

本作品はエッチなサキュバスに調教チックな責めを受ける
音声作品では割とよく見かけるシチュなのですが
ストレートに自分の欲望をぶつけようとする多くのサキュバス系作品に対し
こちらは特に催眠パートで彼女がややぼんやりした言動をするシーンが数多く見られます。

「さっきの話 あなたのことかもしれないし 違うかもしれない」
例えば上のセリフのように2つの選択肢を設けて判断を委ねたり
催眠パートでは意識が曖昧になる感覚を伝えようとしてきます。

夢魔は名前の通り夢の世界に住む悪魔ですから
そこにいる感覚を言葉や雰囲気によって聴き手に伝えようとしているわけです。
夢見心地の気分で射精することを目的に催眠やエッチを行っています。

催眠は2パート31分ほど。
最初は深呼吸や自分の体が波に漂っているイメージをして心身をリラックスさせます。

「ゆったり落ち着いて 力が抜けている状態 穏やかに呼吸をして 私の声を聞いている状態」
「波が収まっても 体はすっかり リラックスできている リラックスできていると 脳みそも急速に入っていく」

サキュバスとは思えないほどに優しい口調と柔らかいイメージに釣られて
しばらくすとあくびが出たり軽い眠気を催す人がきっといるでしょう。

イメージの描写に力を入れている反面、感覚操作の暗示が少ないので
催眠に入ったときの感覚はこの時点だと薄いです。
おそらくは純粋なリラックスを優先されたのだと思います。

「沈み込むように 右足首が重くなる 重くなる 重くなる」
お次は両手足に1個ずつスライムのようなものを乗せながら
その部分に重さを感じる暗示を入れてきます。
催眠音声ではよく見る技術を作品に合わせてアレンジしているわけです。

「温かくて 気持ちよくて それが好きなんだよね? 私に拘束されて それが嬉しいんだよね?」
そして拘束されている感覚を楽しませるのと同時に
そうさせてくれる彼女自身にも好感を持つよう働きかけてきます。
良い意味でサキュバスらしくない、聴き手に配慮した隷属化を並行して行っています。

続く「暗示」パートはエッチを存分に楽しむための下準備的な内容。
彼女が夢の中に現れてエッチなことをしている様子をイメージしながら
合間合間に入る感度上昇の暗示を聞いて主におちんちんを敏感にしていきます。

「私の指先は そのままあなたのあそこ…の周りをなぞるの ビクビクしちゃってるね 触って欲しそうに頷いてる」
「(おちんちんに)ふって 息をかけると 脳みそまで 電流が流れるみたい」

彼女はあくまで仮のシチュでのエッチを語っているはずなのに
セリフの表現が明らかに主人公本人に向けられているところが面白いですね。
やや遠まわしなスタイルで感覚が湧き上がるよう操作しています。
作品のテーマである「曖昧さ」をわかりやすく物語っているシーンと言えます。

イメージのさせ方からセリフの表現に至るまですべてに曖昧さを持たせている変わった催眠です。
聴き手の心を丸裸にすることを目的に、いくつかのイメージを使ってリラックスをさせてから
これから行うエッチの流れを事前に体験する形でキーとなる暗示を入れています。

聴いた限りではサークルさんが現代催眠に関する勉強をある程度されたのでしょう。
それらしき言い回しやテクニックが随所で見られました。
ですが今作に限って言えばそこまでうまくいっていないと私は考えています。
曖昧な表現を心がけすぎて肝心の暗示の威力がかなり弱くなってしまっています。
眠くはなったのですが残念ながら催眠に入った感覚はほとんどしませんでした。

「あなたの体はもしかして 私に 開発されきってたりしないのかな?」
大手のサークルさんのほとんどが古典と現代のハイブリッド形式で催眠を組まれているので
こういう試み自体は良いことだと思います。
ただ何から何まで曖昧な表現に徹してしまうとどうしても心に響きにくいんです。

だからもっとセリフに伝えたい暗示を意識的に多く盛り込んで
それらを重ねながら語りかけていったほうがうまくいったのではないかなと。
スタイルにこだわりすぎたあまり目的を見失っているように思えます。

まとめると、個性的ではあるのだけどやや残念な催眠です。
しごかずに振る変わったプレイ
エッチシーンは15分ほど。
プレイは尻尾コキのみです。

尻尾が動く際にややリアルな水音が鳴ります。
セルフは一応有りです。

「この日のために 熟成したあなたの精液 私がぜーんぶ 根こそぎ吸い取っちゃおうか」
催眠によって主人公の心をすっかり従順に作り変えた夢魔は
オナホに近い形状を持つ尻尾でおちんちんを飲み込み始めます。

エッチは彼女に尻尾コキをされているイメージをしながら
おちんちんの根元を手で押さえ腰を動かしてブルンブルンと振ります。
手や指ではなく振ったときの風圧で刺激を与えるわけです。
他人に見られたら社会的に死にますから環境にはくれぐれもご注意ください。

「うふふっ 指示されるの好きなんだよね? ちゃんと持ちなさい 変態」
「欲しいなら 懇願しなさい おちんちん振って 懇願しなさい」

また最中のサキュバスは催眠とは打って変わって嗜虐的なキャラになり
見られる恥ずかしさを煽ったり自分の指示に従うよう命令してきます。

暗示を入れて何かをさせるタイプのプレイではないので
催眠に入っているかどうかはそんなに影響しないでしょう。
同人音声のエッチに僅かながらの暗示が加わっている感じです。

プレイの流れは最初に上着と下着をはだけさせてからおちんちんを手で固定し
練習として2分ほど振り回してから尻尾の動く音に合わせて再び行います。
普段はまずやらないタイプのオナニーなこと、本番の時間が4分程度しかないことから
2~3日は溜めた状態で臨まないと成功しにくいです。

私も多少気持ちよくなったくらいで射精には至りませんでした。
プレイ自体は変態的で面白いんですけどややハードルが高いかなと。

このように、完全にM向けの変わったプレイが繰り広げられています。
もう一押しが欲しい作品
催眠におけるぼんやりとした進め方や言い回しが最も印象的だった作品です。

夢魔は主人公からより良い精液を吸い取るために
まずは優しい態度で心地よい気分に浸らせながら遠まわしに自分への服従を促し
十分に準備ができたところで彼のM心を満たす快感を与えます。
催眠における諸々のアプローチが過去作とは明らかに違う部分を持っており
サークルさんが新しい境地へ踏み出そうとしているのが窺えます。

過去作は古典系の技術をきっちり行うことを心がけているケースが多かったので
「随分変わったなぁ」と感心しながら聴いていました。
押し付けるのではなく喚起を促すスタイルで催眠を進めています。

そんなわけでチャレンジ精神溢れる作品なのですが
残念ながら完成度については首を捻るというのが正直な感想です。
催眠においてうまくいっていない部分が見られることや
エッチが催眠とはかけ離れているのが主な要因です。

特にエッチは暗示ではなく命令主体でプレイを進めているのが疑問です。
本作品のプレイならおちんちんの感度が上がる暗示や
彼女の合図で腰が勝手に動く、あるいは動かしたくなる暗示を入れるのが妥当です。
ですが彼女はプレイの多くを「~しなさい」と命令口調で行っています。

簡単に言うと催眠とエッチがかみ合ってないのです。
これでは30分近くもの時間を割いて催眠をかけた意味がありません。
挑戦の結果得たもの以上に失ったもののほうが多いように思えます。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はやや厳しい点数とさせていただきました。
窓際クルセイダーズさんは古典系の技術の行使が結構上手いサークルさんなので
古典をベースに多少の現代を織り交ぜたほうが良い作品ができやすいと私は考えています。

CV:紅月ことねさん
総時間 54:59

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

催眠触手  ~侵食快楽~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、森の奥に建つとある館を舞台に
優しい女の子が触手を使って普通では味わえない快感を提供します。

全身を拘束して性感帯を刺激する王道的なものではなく
耳の中に触手を入れて脳を直接舐めるという変わったプレイがされており
そのための準備としてテーマに合わせた催眠誘導をしてくれます。
それ以外にもマルチボイスを取り入れたシーンが登場したりと
サークルさんの過去作より一歩進んだ演出がされているのも魅力です。



触手娘の館に向かうイメージをしながら
触手娘の触手に脳を直接責められるお話。

「あらいらっしゃい こんな夜更けに人が尋ねてくるなんて」
触手娘は甘く可愛い声の女の子。
とある森にある彼女の館に迷い込んできた主人公に挨拶をすると
彼の疲れを取り除くために催眠をかけてあげます。

催眠は2パート17分ほど。
まずは下準備として彼女の声に合わせて深呼吸をします。

「疲れると 重りがついてるように 手足が重いですよね だから 動かさなくてもいいんですよ」
深呼吸をしながら体が重くなる暗示を入れてくるのですが
主人公が遠路はるばる歩いてきた背景を利用して
「体が疲れているから重い だから動かしたくなくなる」と言ってきます。

唐突に「体が重くなる」と言ってくる作品に比べて筋道が立っているから
彼女の言葉になんとなく受け入れやすさを感じるでしょう。
「~ですね?」と語尾を若干ぼかしているのもいいですね。
彼女は聴き手に嫌な感じを抱かせないよう、終始柔らかい物腰で働きかけてくれます。

軽くリラックスした後は、主人公がここに至るまでの道筋をイメージします。

「一歩 また一歩 踏み出すたびに 体力が奪われていく 体が 重くなっていく」
暗い森の中、ぬかるんだ地面をあてもなく歩き続けるのは
リアルでも相当に疲れるし不安にもなります。
そんな様子をシーンにぴったりな重苦しい声で描きながら
彼女は何度も何度も手足が重たくなる暗示を入れてくれます。

本作品の催眠は体の重感を操作する暗示が数多く登場しますから
後になるほど主に体の末端部分に重さを強く感じるでしょう。

またこのあたりから彼女以外に同じ声の別のキャラも登場し
左右から不規則に彼女の言ったセリフを一部復唱してきます。
催眠における効果はそれほど期待できるようには思えませんが
不意に聞こえてくる可愛い声が耳に心地よさをもたらします。
双子っぽいけどそれとはまったく違うタイプの演出です。

「そこには私がいる いらっしゃい とあなたを迎える 体からどっと力が抜ける 思考も安心感に支配される」
そして最後にようやく今いる彼女の館へと到着します。
不安な冒険の末にたどり着いたからこそ、そこには大きな安らぎがあり
主である彼女に対しても安心感を覚えます。
そうやって彼女は自然な形で自分に対し信頼を感じるよう巧みに誘導します。

作品の背景に古典系の催眠法を上手に組み込んだ比較的レベルの高い催眠です。
この先行う触手プレイを受け入れてもらいやすくするのを目的に
暗示の内容を手足の重さ、彼女に癒しや信頼を感じることの2点に絞っています。
技術の使い方や暗示の入れ方・表現方法が的確なおかげで
時間が短いにも関わらず体の重さは十分に感じ取ることができました。

サークルさんの過去作に比べて催眠とテーマに親和性があり
それが聴き手と主人公を重ねやすくさせています。
言葉遣いも以前は結構カッチリした、悪く言えば押し付けるような表現が多かったのですが
今回は「~ですよね?」など、やや婉曲な語尾を意識的に使っており
それと誠樹ふぁんさんさんの絶妙な演技が噛み合って
この後触手プレイが行われるとは思えないほどの穏やかな雰囲気が漂っています。

まとめると、今までのサークルさんの中で格別に優れている催眠です。
大手さんにはさすがに届かないけど、それに準ずるくらいのレベルは持っています。



頭の中をかき回される気持ちよさ
エッチシーンは2パート20分間。
プレイは全身舐め、耳舐め、触手責め(脳姦)、オナニーです。

触手が動く際にコリコリとした音の混じった水音が鳴ります。
セルフは有りになります。

「あなたの耳の穴 そこに私のコレを入れて ぐちゃぐちゃにしてしまいたいです」
催眠を使って主人公の手足の動きを封じた触手娘は
彼の美味しそうな耳を見ながら、その中に触手を入れたいと言い出します。

エッチは無抵抗な彼を彼女が触手と舌を使って責め上げます。
触手プレイと言えばKUKURIさんや風呂井戸ソフトさんが
全身を触手まみれにするハードなプレイを扱った作品を作られていますが
本作品は体の外側よりも内側を徹底的に責めます。
リアルでは絶対に味わえない、まさに催眠音声ならではのプレイです。

そして聴き手がこの架空のプレイをできるだけ主観的に味わえるようにと
彼女はいきなり耳に触手を突っ込むようなことをせず
ひとまず耳の外を触手と舌で舐めながら感度が上昇する暗示を入れます。

「快感がぐるぐる巡る 耳が性感帯になっていく 蕩けそうな快感」
催眠誘導の段階で体の感覚に関する準備が特にされていないため
プレイ開始序盤の段階では、それほどエッチな気分は沸いてこないかもしれません。
しかしバックで鳴り続けるちゅぱ音や触手音につられて
顔を中心にだんだんと体が熱くなるのを感じるでしょう。

「なんだか違和感がするでしょ? でも それは嫌な違和感じゃない むしろ あなたは期待に満ちている」
「私に脳みそくちゅくちゅされて 幸せ 気持ちいい」

そしていよいよ右耳から触手が頭の中へと入っていきます。
聴いた限りではグロい表現は一切盛り込んでおらず
ここでも彼女は聴き手の恐怖心を優しいセリフで取り除きながら
触手に犯される気持ちよさと幸福感を伝えてくれます。

ですが触手プレイの感覚を「気持ちいい」とだけ表現するシーンが多く
これだと今回のような架空のプレイがもたらす快感は得にくいようにも思えます。
私も頭ではなくなぜか股間がムズムズしてました。

できれば「頭の中にもやもやとした心地いい痺れが走る」とか
もう少し具体的にどう気持ちよくなるかを伝えて欲しかったです。
最後は短めのカウントを何度か刻んで連続絶頂を目指します。

※2015年5月17日追記
脳姦好きな方のお話によると十分楽しめるとのことです。
私の意見はあくまで属性を持っていない側のものとして捉えてください。


2番目のパートはドライでは物足りなかった人のために
約1分間こちらが自由におちんちんをしごきます。
合間に軽い言葉責めが入るだけで感覚操作は特に行われていません。
射精も明確なタイミングが設定されておらず、セルフパートとしては不完全に思えます。

このように、触手プレイをできるだけマイルドな雰囲気で描いたエッチが楽しめます。



心を開いてくれる作品
どちらかというとエッチよりも催眠誘導に光るものを感じる作品です。

ふとした事情でやってきた主人公に常に温かい態度で接しながら
触手娘は脳内に触手を這わせるというアブノーマルなプレイを
彼自身が受け入れたくなる心境になるよう時間をかけて少しずつ導きます。
深化後に手足が動かせない圧倒的に有利な立場に立ってからも
決して強引に事を運ばず、引き続き彼をもてなしながら己の欲求を満たします。

この全編にわたる優しさ、柔らかさがプレイのヤバさを見事に中和し
最後まで無理なく聴ける、楽しめる空気を作り上げています。
プレイがプレイなのでこういう雰囲気作りはとても大事です。

催眠の技術も以前に比べて明らかにパワーアップしているのがわかります。
おそらく現代催眠の勉強をされているのでしょう。
聴き手の心を解きほぐすのに効果的なテクニックがいくつか使われています。
時間が短いのを考えて目的をきちんと絞っているのも素晴らしいです。

対するエッチはもう一つ何かが欲しかったというのが正直なところです。
今回のプレイは架空なため、普段のプレイ以上に高いイメージ力が求められます。
触手娘は触手を脳内に受け入れる恐怖を取り除くことに力を入れたわけですが
その結果、感度の上昇やプレイそのものの時間が限られてしまっています。

何をやっているのかはわかるけど、それがどういう快感なのかが掴みきれませんでした。
プレイに至るまでの道筋がしっかりしていただけに、ちょっぴり残念です。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声ではなかなかお目にかかれないプレイに挑戦した意欲作です。
催眠重視の作品が好き、触手好き、アブノーマルなプレイが好きな人にお薦めします。

おまけは両耳舐め3種、両耳舐め+触手音声3種です。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 本編…41:58 おまけ…18:00


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

上へ参りまーす

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、架空の世界にあるデパートを舞台に
エレベーターガールが催眠とエッチを楽しませてくれます。

階を上る/下りる様子にカウントを絡めながら暗示を入れるだけでなく
バックで特殊な効果音を鳴らして自然なリラックス状態へと誘導するなど
シチュを上手に活用しながら催眠を進めているところが魅力です。



エレベーターで上へ下へ
エレベーターガールに催眠をかけられ、絶頂するお話。

「イメージしてください  あなたは廊下を歩いています」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
まずは物語の案内役を務める彼女の声に従って
デパートの中にあるエレベーターへと向かうイメージをします。

本作品は催眠からエッチまでのほとんどをエレベーターの中で行っており
彼女が「1階 2階」と移動風景をカウントを刻むように言いながら
催眠を深め、さらにはエッチでもイカせてくれるちょっと変わった趣向になっています。
全編を通じてカウント主体で進めていくスタイルですから
カンスト」や「カウント・ダウン」あたりが好きな人は特に楽しめるでしょう。

催眠はおよそ13分間。
まずは先ほどのエレベーターの中でエレベーターガールと出会い
彼女に導かれながら50階を目指します。

「2階 3階 4階 5階 6階…エレベーターに乗っていると 浮遊感を感じますね」
彼女が規則正しく刻むカウントや合間に入る暗示の効果で
聴き進めていくうちに心が少し浮かび上がるような感覚がするでしょう。
エレベーターに乗った時の感覚をそのまま引き出すわけですから
誰にでも感じ取ることができる心地よい気分です。

そしてエレベーターが移動するのと同時に
バックで「ブーン」という不思議な音が鳴り始めます。
聴いた限りだと低めの音と高い音を重ねて鳴らしているらしく
時間が経つにつれて妙に意識がぼやけていくのを感じました。
おそらくはバイノーラルビートと思われます。
カウントと効果音の2つを上手に使って催眠を深めてくれるわけです。

※バイノーラルビートをご存じない方は以下の記事の第2項をご覧ください。
http://doonroom.blog.jp/archives/32142160.html

50階にある深化のフロアへと到着した後は
廊下を歩いて別のエレベーターへと乗り込み
今度は下へとゆっくり下りていきます。

「ずーんと体と頭から力が抜けます エレベーターが下りるにつれて 深くなる感覚がします」
「溶ける 溶ける 落ちていく 落ちていく 落ちていく…」

先ほどから打って変わってカウントダウンしていくわけですが
こちらは声が2つになり1人はカウントを数える役
もう1人は脱力感や幸福感を湧きあがらせる暗示を立て続けに入れてくれます。

私の場合、体の重さはそれほど感じなかったものの
眠る直前のような頭の中がぽわぽわする心地よい感覚が湧いてきました。
特に効果音のおかげで多くの人が同じようなリラックス感を得るでしょう。

デパートの中をエレベーターを上り、下りるイメージをしながら
カウント、暗示、効果音を使って催眠を深める比較的シンプルな催眠です。
深呼吸や脱力といった準備的な部分の多くをを効果音に任せ
エレベーターガールは暗示を入れるのに徹しています。
かなりの短時間ですが中程度より少し下くらいの深さには入れました。

ですが作品のキーとなるカウントの扱いがやや軽いようにも思えます。
これだけカウント重視なら移動を開始する前の段階で
「階が増えるほどに心地よい気分が全身を覆っていく…かもしれませんね」など
多少なりとも前暗示を入れておいた方がより深い催眠に入りやすいのではないかなと。
ちょっと効果音に頼りすぎている感があります。



上へ上りながら絶頂を高めるエッチ
エッチシーンは2パート22分ほど。
プレイは全身愛撫、手コキ、乳首舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「このエレベーターは 100階 絶頂のフロアへとまいります」
エレベーターを移動させながら主人公を催眠へと導いたエレベーターガールは
もっと気持ちよくなりたい彼の願いを叶えるために
100階にある絶頂のフロアへと案内し始めます。

エッチは引き続きエレベーターを上に移動させながら
最中様々なプレイをし、100階に着いたら絶頂するシンプルなものです。
催眠誘導の時は階数をその都度数えていたのですが
ここでは現在の階数を適度に報告するのに留め
基本的にはプレイの様子を重点的に描くようにしています。
ちなみにここでも移動中はバックで効果音が流れ続けます。

「ゾクゾクっと 電流が走ったかのような快感 敏感ですね 気持ちいいですか?」
プレイの最初に登場する全身愛撫は13分間。
手のひらから腕を伝って脇へ、あるいは首から乳首へと指を這わせながら
適度に短いカウントを刻んでその都度感度が上昇する暗示を入れてきます。
結構入念なので肌が妙に敏感になるとか、ムズムズする人もいるでしょう。

「お客様が上りつめるほどに 快感は高くなっていきます」
そして彼女はエレベーターの性質を利用して
階が上に行くほど感度が上がるとも言ってきます。
他にも先ほど行った50階の深化のフロアを通過するときは
その感覚を思い起こさせて催眠をより深くするなど
我々が日常的に持っているイメージや記憶を活用しながら性感を高めてくれます。

「体が光に包まれる 絶頂感が止まらない 溜まりに溜まった快感が爆発する 頭が真っ白」
そして最後の最後、91階以降は彼女が力強いカウントを刻みながら
その都度絶頂を促すセリフを何度も叩きつけてくれます。

適度に焦らされ続けてきたこと、エレベーターで昇りつめているシチュ
そして彼女の声の3つが合わさって股間を中心に熱く盛り上がる感覚がありました。
ドライ絶頂と言えるほどの快感は残念ながら得られなかったのですが
声に気持ちを押し上げられる感覚は十分に味わえます。
あまり露骨なエロさがないからこそ声の力を実感しやすいです。

2番目のパートはドライで満足できなかった人のためのセルフパート。
およそ3分間彼女に見られながらオナニーするシンプルなプレイです。
羞恥心を煽るセリフが多いので露出好きな人あたりが一番楽しめるでしょうね。
メインはドライなのであくまでおまけ的なプレイと思ってください。

このように、上るイメージを使って気持ちを高めるエッチが繰り広げられます。



ドライ好きなら聴いて損は無い作品
エレベーターの持つイメージを上手に活用している面白い作品です。

エレベーターガールと2人きりで上へ下へと行くシンプルな内容に
カウント、物理的な浮遊や落下感、絶頂への気持ちの高まりなど
様々な類似的感覚を交えて催眠とエッチを進めています。

ビルを上り下りするイメージを使って催眠を深める作品はそこそこありますが
それ自体をテーマにしているものはもしかしたら初めてかもしれません。
割と定番の誘導法だからこそ、とっつきやすさを感じるのではないでしょうか。
本作の場合効果音を使って深める側面も強いことから
催眠の経験が浅い人でも日常とは違った気分や感覚が味わいやすくなっています。

窓際クルセイダーズさんは過去4作を聴いた限りでは
催眠誘導は堅実だけどエッチがイマイチな印象を持っていました。
しかし本作では今まで以上に暗示とイメージを上手に使って絶頂を促しており
実際に聴いた結果も一定レベルのドライっぽい快感が湧いてきています。

誘導も深呼吸して脱力するお馴染みの手法から脱却されていますし
色んな部分に変化や成長が見られたところが一番の驚きでした。

エッチはどれもソフトなのですが結構興奮できます。
声だけで感覚を操作される催眠独特の感覚を楽しめるでしょう。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

短時間ながらもドライの感覚が比較的得やすい作品です。
ドライをまだ一度も味わったことがない人にはあまりお薦めしませんが
ある程度経験を積んでいるのなら十分に聴く価値があると言えます。

CV:かの仔さん
総時間 40:11


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

催眠オナクラM性感 ミユ ~羞恥×淫語~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

昨年9月の処女作以来、月1ペースで新作をリリースされている同サークルさん。
その4作目にあたるこちらは、お淑やかなお姉さんに導かれながら
ちょっぴり恥ずかしいタイプのオナニーを楽しみます。

羞恥心と淫語を前面に押し出しながら進められるエッチは
彼女の視線を感じながらシチュを実況する珍しいスタイル。
女性に見られる恥ずかしさと自分自身で気持ちを高めるスタイルが
いつもとは少し違ったタイプの快感を与えてくれます。



見られるのが大好きなあなたのために
オナクラ嬢のミユに催眠をかけられオナニーをサポートしてもらうお話。

「いらっしゃいませ 当店へようこそ」
ミユは明るくお淑やかな声のお姉さん。
サービスに興味を持って来店したお客にシステムを説明してから
早速プレイをより楽しむための催眠誘導を始めます。

今回お客が望んだプレイは女性に見られながら思いっきり痴態を晒すオナニー。
それを反映して後半に行われるエッチシーンでは
彼女がこちらの体を舐めるように眺めたり、恥ずかしいセリフを言わせたりと
心を羞恥心に染めることを重視したプレイが繰り広げられます。

よくあるエッチのように肉体的な刺激を与える要素が少ない反面
精神的な高ぶりはより強く感じられるでしょうね。
自分のすべてを見られることに快感を覚える人に最も向いていると言えます。

催眠は2パート19分間。
初めに軽く深呼吸をしてから自分がお風呂に入っているのをイメージし
体を全部で5つのパーツに分けて個別に脱力します。

「気持ちいい 体がふわふわ 頭がゆらゆら 頭がふわふわ 頭がゆらゆら」
擬態語を多めに交えてお湯の中に漂っている雰囲気を出しながら
彼女はカウントを使って順番に気持ちよさや温かさを感じさせてくれます。

お風呂に入った時どう感じるかは誰でもイメージできますし
今の時期なら時に心地よさを感じる人が多いのではないでしょうか。
最後の頭は他よりも特に入念に行ってくれます。

「ずーっと 抜けていく どんどん抜けていく お湯が流れ出ていく あなたの体からも力が流れ出ていく」
お次はお風呂の栓を抜いて一気に脱力感を強くします。
実際にやったことがある人もいると思うのですが
お湯で体が軽くなっていた反動で栓を抜くと強烈な重さが感じられます。
そして最後に今度は長めのカウントを数えて感覚をより強めてくれます。

分割弛緩とイメージを絡めて導入と深化を行うシンプルな催眠です。
テーマの羞恥心や淫語とは無理に絡めず、しっかりとリラックスを促し
その後カウントを中心に段階的に催眠を深めていきます。
過去作同様基本に忠実な催眠を行われている印象を受けました。

しかし作中で何度も刻まれるカウントの前後で暗示のボリュームが少なかったり
カウントの数え方そのものがどのシーンも大して違いがなかったりと
カウントを多用している割にはその扱いが軽いようにも思えます。

カウントを数える時の声のトーンやペースにもう少し気を遣った方が
カウントやその前後の暗示がもっと効果的に働くのではないかなと。
その影響もあってか、私は通常よりやや浅いくらいの催眠状態に留まりました。



プレイの一部始終を見られながら
エッチシーンは19分30秒ほど。
プレイは脱衣、淫語実況、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ストリップしましょうか いやらしく 下品に 恥ずかしさを味わって 顔真っ赤にしながら 脱いでください」
お客を催眠状態へと誘導した ミユは
彼がプレイをしやすいように軽く催眠を解いてから服を脱ぐよう指示します。

エッチは終始彼女の指示に従いながら行います。
恥ずかしいポーズを取りながら淫語の復唱をする変態的なプレイが中心になるため
実際に行われる際は周りの環境にくれぐれもご注意ください。

「あなたのいやらしい顔 胸 乳首 脇腹 お腹 足 あとは その勃起した お・ち・ん・ち・ん」
プレイは脱衣が5分30秒、その後の淫語実況も同じく5分30秒と長めに行い
その間おちんちんをいじることは一切ありません。
しかしミユがその都度自分が痴態を見ていることを告げて興奮を煽ってくれます。
心への責めを相当に重視したプレイが繰り広げられるのが大きな特徴です。

「じゃあ実況してもらいましょうか おちんちん勃起させて 私に見てもらいたかったそのポーズで」
何より最も個性的なのが淫語実況をするシーン。
自分が最も恥ずかしいと思うポーズを取りながら、その様子を声に出して報告します。
何を言えばわからない場合は彼女が言う例を復唱するのがいいでしょう。
自分の恥ずかしい姿を声に出すのは即ち自己暗示をかけることにも繋がります。

聴いたことのある人向けに書いておきますと
メイドさんの逆調教 ~淫語オナニー~」に近いプレイが行われます。

そうやってしっかり心が温まったところで彼女はようやくオナニーの指示を出します。
ここも喘ぎ声を出したり「イっちゃう 射精しちゃう」と言うなど実況的な意味合いが強く
これらのプレイが好きな人ほど射精感がより強くなるでしょう。
実際にオナニーする時間は8分程度とかなり短いのですが
諸々のプレイを通じて得られる精神的な高揚感がその不足を補ってくれます。

このように、羞恥心を煽ることを重視したやや珍しいエッチが繰り広げられます。



試みは面白いのだが
聴き手の自主性を引き出しながら行うエッチが魅力の作品です。

痴態の実況、復唱と自分から声を出すプレイを中心に据え
自分で自分を興奮させるスタンスを取りながらエッチを展開させています。
催眠音声では術者にあれこれ言われた通りに行うことが多いだけに
その真逆を行くスタンスのプレイがとても新鮮に思えました。
上で触れられなかった脱衣も1枚1枚ゆっくりと脱がせながら気持ちを高めてくれます。

しかし催眠音声において本作品のような聴き手主体のプレイは不向きかもしれません。
というのも本作品のエッチは聴き手がアドリブでプレイを進める場面が多く
それだと催眠状態に誘導することそのものの必要性を感じないからです。
要は意識の力を弱めるために行う催眠の後に思考力を求めるプレイをしているんです。

またエッチの冒頭で半覚醒させ、その後再度深化するシーンが特に無いにも関わらず
終盤で「手が動き出す」とさらりと言ってオナニーを制御してきたり
淫語が勝手に口から飛び出す暗示を入れてきます。
そんな感じで催眠とエッチの親和性に首をひねる部分がいくつか見られました。

エッチは聴き手にアドリブで淫語を言わせるプレイをもう少し減らして
その分をミユに見られる快感を楽しませるのにシフトさせた方が
催眠音声により適したプレイになったように思えます。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回は低めの点数とさせていただきました。
しかし他の作品には無い面白い部分を持っているのも事実です。
ですからテーマに興味をもった方は是非とも体験版をお試しください。

CV:和泉りゆさん
総時間 49:41


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

催眠オナクラM性感 リノ ~逆NTR体験ゲーム~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

同サークルさんの看板シリーズ3作目にあたるこちらの作品は
オナクラ嬢が催眠を使って逆NTRの感覚を味わわせてくれます。
彼女に心を乗っ取られる感覚を存分に味わってもらうために
今回は過去作以上にエッチで心への責めに力を入れています。

2次元・3次元問わず好きな女性への想いがだんだんと彼女に塗り替えられることで
背徳感や屈辱感といったブラックな快感が湧きあがってくるのを感じるでしょう。



オナクラ嬢の寝取られサービスとは
オナクラ嬢のリノに催眠をかけられオナニーをサポートしてもらうお話。

「あ いらっしゃいませ 当店へようこそ」
リノは素朴で優しい声の女の子。
初来店した主人公にお店のコンセプトを軽く説明してから
早速催眠に入るための準備を始めます。

本作品は催眠をかけてくれるちょっと変わったオナクラ店を舞台に
彼女が恋心を意中の女性から自分へと切り替えさせるように働きかけてきます。
寝取られと呼ばれる比較的ブラックなジャンルをテーマとしているのですが
彼女の声や作品の雰囲気はそうとは思えないほどにとってもマイルド。
あくまで寝取られ気分を味わう程度に留まっています。

催眠は2パート14分ほど。
最初はお馴染みの深呼吸と脱力で心身を適度にリラックスさせます。
深呼吸はこちらのペースで、脱力は全身を下から上へなぞるように意識を向けます。

「意識を向けると 力が抜けていくのを 感じることができますね」
「力が抜けていくと 温かく感じるかもしれませんね」

リノは決して聴き手を押さえつけるようなことはせず
例えば脱力の際は上のセリフのように表現を和らげて言葉をかけてくれます。
彼女の声自体が元々ほのぼのとした癒し系ですし
この2つの相乗効果で短時間の割には結構のんびり、スッキリする感じがするでしょう。

「私も恋 好きです あんなに楽しい気分って 他には変えられません」
また脱力が終わってから改めて好きな人がいるかを確認してくるシーンもあります。
彼女の言う通りにその女性とデートしている様子をイメージしていると
胸のあたりにぼんやりと温かさを感じるかもしれません。
彼女はそのようにして声に従うことにも幸せを感じさせてくれます。

「深く 深く落ちていく 深く落ちるのは気持ちいい」
そして最後は短めのカウントを交互に数えながら
催眠を軽く覚ましたり再び催眠状態に戻したりを繰り返します。
催眠に戻す際にしっかりと後追い暗示を入れてくれますから
そこで心がストンと落ちるような不思議な感覚が味わえるでしょう。
ちなみにこの動作はエッチシーンに入った後も何度も登場します。

古典系の王道的な技法にちょっぴり作品のテーマを絡めた手堅い催眠です。
短い時間の中でやることをかなり絞り込み
それらをリノが催眠に適した演技でしっかりとカバーしながら進めています。

古典型の催眠誘導を14分で完成させるのは相当に難しく
暗示の質やボリューム面でやや物足りなくも感じるのですが
少なくとも時間以上の催眠効果は得ることができました。
脱力シーンでの体の重み、深化での心が温かくなったり落ちる感覚
いずれも催眠にある程度慣れている人なら十分に体験できると思います。



心を少しずつ浸食されていく感覚
エッチシーンはおよそ20分間。
プレイはオナニー、記念撮影です。

「あなたが 気持ちよくなれるところ 触ってみましょうか」
主人公を適度な催眠状態に導いたリノは
彼に逆寝取られ感覚を味わってもらうためのゲームを開始します。

今回行うゲームは彼女に射精させられたら負け
我慢できたら勝ちという単純明快なルールです。
要は彼女の指示に従わなければいいのですが、十分な催眠に入っていた場合
少なくともその声に対して強硬に抵抗するのはかなり難しいと言えます。

しかも彼女はプレイを進めながら適度にカウントを数えて
先ほど行った半覚醒→催眠状態を何度も往復させます。
これによって催眠を維持しやすくなっているのと同時に
後になるほど彼女の言うことに抗い難い心の環境ができあがっていくわけです。

「あなたの愛情の強さを 見せてください 快楽になんか負けませんよね?」
作品のテーマである寝取られを意識したセリフももちろん登場します。
彼女は自分が絶対的に有利な状況にあると考えているのか
「自分のモノになれ!」みたいな強引な言い回しはできるだけ使わず
逆に自分の誘惑を振りほどくように頑張るよう声をかけてきます。

「これってリノにとってはマイナスなんじゃない?」と思うかもしれませんが
彼女はこのまま順当にプレイを進めていけば彼が堕ちることがわかっています。
だから催眠を継続するのに障害となる心の抵抗を取り除くことに力を入れているわけです。
こんな感じで彼女は心への責めを非常に重視しながらプレイを進めています。

「次はパンツの上から触ってみましょう 大丈夫 少し気持ちよさを味わうだけだから」
オナニーの様子はと言うと、ズボン越し→パンツ越しの順におちんちんを優しく撫で
しっかりと心が堕ちたのを確認してから最後の最後で直に刺激を与えます。
純粋なオナニーの時間が5分程度とかなり短いのですが
ここまで彼女の声によって植え付けられてきた意中の人への罪悪感や背徳感が
心へのスパイスとなって肉体的な気持ちよさを大きく盛り上げてくれます。

このように、催眠の技術を上手に使った雰囲気重視のエッチが繰り広げられます。



ちょっぴりブラックな気分に浸れる作品
テーマの寝取られを上手に活かしながら心をほんのり貶めてくれる作品です。

あくまで疑似プレイということで作品全体の雰囲気は至って穏やかにし
その中で催眠を使って心を侵食される気分を味わわせながら
寝取られを絡めて実際にそうなったときの感覚を強烈に印象付けてきます。
催眠の段階で適度に幸せな気分を味わっているだけに
その先のエッチでブラックな感覚がぶわっと広がるのがより鮮明に感じられるでしょう。

「私の事 好きって認めますか? 認めたら 絶望的な快楽に浸って 射精できますよ」
リノが必ず聴き手の側から裏切るように働きかけてくるのがすごくいいですね。
彼女に言われて裏切るのならそれほど罪悪感は湧いてこないでしょう。
逆寝取られの気分を存分に味わってもらいたいからこうしているのです。
リアルで相手への想いが強ければ強いほどより楽しめるように作られています。

催眠は過去作同様あまり捻らずストレートな導入と深化を心がけています。
大手サークルさんの有料作品ほどテーマとの親和性は無いのですが
基本に忠実に行われているだけあって催眠に入る感覚は味わいやすいです。
プレイで個性を打ち出す作風のサークルさんですし、特に問題は無いでしょう。

エッチは暗示で雁字搦めにせずやんわりとしたアプローチで印象を操作してきます。
実際に聴いてみると催眠っぽさをあまり感じないかもしれませんが
聴き手の興味を引き、離れられなくするような言い回しが随所に登場します。
純粋な抜きよりも心を犯される感覚を楽しむタイプですね。

一応終盤にカウントを使って感度を上昇させるシーンがあるのですが
これまで何度も行ってきた深化と同じカウントや数え方がされているため
おそらく催眠状態がより深まる感じがする人の方が多いでしょう。
指を鳴らすなど別のトリガーを使用するとか、前暗示をもっと入念に入れるとか
今とは違ったスタイルで感度を上げていったほうが効果的だったと思います。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠的な感覚にかなり寄った作品です。
扱ってるテーマがかなり面白く、さらに多くの人が楽しめるように作られていることから
ちょっと変わったシチュの作品が聴きたい人全般にお薦めします。

CV:三森 愛乃さん
総時間 42:22


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

催眠オナクラM性感 マキ ~らぶらぶぴろーせっくす~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。

同サークルさん2作目となるこちらの作品は
オナクラを舞台に甘い声のお姉さんがラブラブなエッチを味わわせてくれます。
前作「催眠オナクラM性感 アキ ~寸止めマゾ豚罵倒責め~」に比べて
M度が下がった半面、催眠誘導が大幅にパワーアップしており
催眠に入る/催眠状態にいる感覚がかなり得やすくなっています。

作品を聴く前に以下のものをご用意ください。
・枕(あるなら抱き枕がベスト)



段階的に落としてくる丁寧な催眠
オナクラ嬢のマキに催眠をかけられてラブラブなエッチをするお話。

「あら? いらっしゃいませ 当店へようこそ」
マキは甘く可愛い声の女の子。
オナクラ店のスタッフとして、お客に今回行うサービスの説明を行います。

前作を知らない人のために軽く説明しますと
このお店はお客が心を開放してエッチに没頭できるように催眠を施してから
お客とスタッフの嗜好に合ったプレイを行います。

今回行うプレイは「らぶらぶぴろーせっくす」。
名前の通り枕がキーアイテムとなるやや珍しいスタイルのプレイです。
他の催眠音声に比べて体を動かすシーンが多いことから
休みの日や寝る前など後に用事の無いときに聴くのがいいでしょう。

催眠は3パート27分間。
まずは深呼吸をしながら彼女の声を聞いて体全体を脱力していきます。

「息を吐くと同時に 呼吸と共に 力が流れ出て 右足から すーっと力が抜けます」
脱力は右足、左足、右腕、左腕とパーツに分けて行うお馴染みのタイプ。
言われた部分を軽く意識しながら聴いてみると脱力感が得やすいです。
この時点では「力が抜ける」を1回ずつしか言わないため実感しにくいかもしれませんが
後の方に再度脱力を促してくるシーンがありますので
あまり深く考えず、マキの声に従うことだけに集中しましょう。

「0になったら 目を閉じてください 催眠に落ちる瞬間を感じてください」
「1回浮上してから沈むと 前よりもスムーズに 深く沈めるんですよ」

ある程度リラックスした後は真っ暗な空間に漂い
体が底へゆっくりと落ちていく感覚をイメージします。
一旦催眠を軽く解除してから催眠状態へと戻すシーンもあり
その前後で自分の中にまったく違った感覚があるのを実感するでしょう。
それこそが「催眠に入る/落ちる」感覚にあたります。

「右の足首から下の力が抜ける 右の膝から下の力が抜ける」
直後に行われる再度の脱力でその効果を嫌と言うほど思い知ります。
先ほどとは違い、脱力感を少しずつ伝播させるタイプの脱力なのですが
体が少しずつずーんと重たくなっていく感覚が強く味わえました。
「同じことをやってるのにこんなにも違うのか!」と少し驚くかもしれませんね。

「あなたの体は 私のもの 私の言うことに従うことが快感 それが 私のお人形」
そうやって十分な深さの催眠状態へと導いてから
マキは最後の最後で自分の声に従いやすくなる暗示を入れ始めます。

ここまでの諸々の行為の結果、彼女との信頼関係が構築されていることもあって
頭の中にぼんやりとしたもやがかかっている感じがしたり
胸を中心に体がほんのり温かい感じがする人もいるでしょう。
それらはすべて催眠状態にいるからこそ得られる感覚です。

主に古典系の技術を駆使して導入・深化・暗示を手順よく行う丁寧な催眠です。
全体的にゆっくりと進めていたり、脱力や半覚醒⇔催眠を2度行っていたり
シーンごとに聴き手の状態や反応を確認したりと慎重に進めながら
「力が抜ける」「沈む/落ちる」「気持ちいい」といった暗示を何度も入れてきます。

「あなたの体からはもう 力が抜けてしまっていますね」
特に催眠の入り具合を適度に確認してくれるのがすごくいいです。
そうすることで聴き手自身が自分の内面を見つめる機会が生まれ
「自分が催眠に入ったんだ」ということを自覚しやすくなっています。
初心者をかなり意識した催眠と言えるでしょう。

マキ役を務められている誠樹ふぁんさんの演技の素晴らしさも聞き逃せません。
元々しっかりとしている台本をより高いレベルへと押し上げています。
例えば先ほど催眠を解除してから戻してくれるシーンがあると言いましたが
半覚醒では3カウントアップ、催眠では3カウントダウンをします。
で、その時の数字の数え方が前者と後者でまったく違います。

他にも催眠を開始すると急に穏やかでぼんやりとした声に変化したり
「沈んでいく」と暗示を入れる時は消え入るような声になったりと
声のトーン、スピード、強弱をその場その場に応じて絶妙に変えながら
声の雰囲気によっても聴き手にそうなるよう伝えてくれます。
おかげで催眠にとても入りやすい環境が構築されています。

簡単にまとめますと、初心者でも取り組みやすい比較的ハイレベルな催眠です。



枕を恋人と思いながら
エッチシーンは15分ほど。
プレイは疑似キスと疑似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「じゃあ そんなお人形さんに ご褒美しよっか? 気持ちいいこと」
お客を深い深い催眠へと導き自分の人形へと変えたマキは
早速枕を使ったラブラブなエッチを開始します。

エッチは催眠らしく彼女の指示に従いながら行います。
今回行うプレイは枕を恋人に見立てての疑似SEX
残念ながら彼女とあれこれすることはできないのですが
恋人と本当に交わっている感じを出せるように応援してくれます。
これが冒頭で「抱き枕がベスト」と書いた理由です。

「ゆっくり顔が近づいていく 唇と 唇が 触れる」
最初に行うプレイはキス。
事前に服を脱いで枕に覆いかぶさる態勢になり、抱き合う形で枕に唇を寄せます。
傍から見るとアレな行為なのですが催眠に入っていれば何とも思いません。
マキもちゅぱ音を鳴らしてその場の雰囲気を演出します。
ラブラブエッチの名にふさわしい、とてもとても甘い空気に満ち溢れています。

「枕ちゃんのあそこに当たる位置に ゆっくり下ろして お人形さんのが 枕ちゃんに触れると すごく気持ちいい」
山場となる疑似SEXは6分30秒間。
枕のお股に当たる部分におちんちんを擦りつけて興奮を高めていきます。

肉体的な刺激だけでも十分絶頂に持って行けるのですが
マキが途中で暗示を使って感度を上昇させてくれるシーンもあり
股間を中心にかなりの熱を感じることになるでしょう。
単にプレイを行うのではなく、声で感覚を操作してくれるのが催眠音声らしくていいですね。

ちなみに本作品の絶頂スタイルはセルフ/ドライいずれとも取れます。
物理的な刺激があるのでウェットあたりをターゲットにしているとも思えるのですが
彼女は敢えて「射精」ではなく「絶頂」と表現をぼかしています。
ですので皆さんに合った方法で絶頂を迎えてみてください。

このように、枕を使ったかなり珍しいプレイが繰り広げられます。



心も体もとろとろになれる作品
催眠的な感覚を重視した催眠音声です。

催眠にエッチの2倍近くもの時間を割いてしっかりと催眠状態に導いてから
素の精神状態だと躊躇われるタイプのエッチで性的快感に没頭させてくれます。
ぬるま湯に浸かっているような心地よい気分を頭の中に強く感じながら
股間を中心に生温かい気持ちよさを感じる幸せなひと時を過ごせるでしょう。
まさに催眠状態だからこそ味わえる至上の快楽です。

窓際クルセイダーズさんは前作の時点で
催眠誘導に関しては既にかなりの実力を持っており
後はエッチを改善すれば立派な催眠音声になるだろうと思っていました。
その問題点がたった1か月で見事なまでに改善されたことに最も驚いています。
前作は催眠風ボイスドラマと言いましたが、今作は間違いなく催眠音声です。
今後のご活躍がますます期待される新進気鋭のサークルさんです。

催眠は分割弛緩、イメージ誘導、揺さぶりなどを
違和感なく繋げながらどれも基本に忠実に行っています。
私の覚えている限り、作中で閉眼の指示が無かったところだけはまずいのですが
深呼吸の開始に合わせて目を閉じていれば十分な深さにまで入れます。

エッチは枕を抱いてヘコヘコするちょっぴり恥ずかしいプレイです。
そういうところの抵抗感と、疑似的な恋人との行為をイメージしやすくするために
催眠状態を上手に利用しています。
このスタイルなら手を添えて射精するのが一番楽しめるでしょう。
ドライには不向きなプレイだと思います。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

「2作目でここまで持ってきたか」と色々驚かされた作品です。
前作に比べるとM的な要素がかなり薄くなってますので
ノーマル~ややMの人にお薦めします。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 50:49


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

催眠オナクラM性感 アキ ~寸止めマゾ豚罵倒責め~

サークル「窓際クルセイダーズ」さんの催眠音声作品。
今回が処女作となる新規のサークルさんです。

本作品はオナクラ嬢に催眠をかけられた後、様々な指示を受けながらオナニーをします。
リアルが気になってオナニーに没頭できない人でもしっかり楽しめるように
総時間のおよそ半分の時間を催眠誘導に割いてある程度意識をぼやけさせてくれます。
ちょっとした夢を見ているような気分で射精を迎えることができるでしょう。



他とは違う珍しいサービスをしてくれるオナクラ
オナクラ嬢のアキに指示を受けながらオナニーするお話。

「いらっしゃいませ 当店へようこそ」
アキは明るく穏やかな声のお姉さん。
初めて来店したお客にサービスの内容を丁寧に教えます。

「身も心もとろとろに溶けて 普段お客様の感情を邪魔している常識や 人の目なんかを 気にすることなく ただ快楽を貪ることができます」
オナクラは普通女性に見られながらオナニーを楽しむ場所なのですが
このお店ではお客に催眠を施した後、その声に従いながらオナニーをするといった
ちょっぴり変わったサービスが行われています。
現実逃避してオナニーに耽るには打ってつけのサービスではないでしょうか。

催眠は2パート15分ほど。
最初は深呼吸をしたり全身をいくつかのパーツに分けて脱力します。

「足から完全に力が抜ける 力が抜けるのは 気持ちいい 私の声に支配されるのが 気持ちいい」
脱力は足、腰、腕、頭と大まかに分けてそれぞれにカウントを数えながら行います。
カウントの前にしっかり暗示を入れ、カウント後も脱力する暗示を入れる丁寧な作りで
特に腰のあたりにずーんとした重さを感じることになるでしょう。

冒頭の会話シーンに比べてアキの話すペースが一気に緩やかになっており
そののんびりとした雰囲気にも心落ち着くものを感じます。
まどろんでいるかのような頭がぽわぽわする感覚がそれなりに湧いてきました。

「落ちていく 何も考えられない 気持ちいいところへ落ちていく」
お次の深化パートはやや長めのカウントを数えて意識を沈めていきます。
軽いエコーがかかったアキの声が適度に頭に響き
それがさらに意識をぼやけさせてくれるでしょう。
そうやって心地よい感覚を味わわせながら彼女は声の虜になるよう導いていくのです。

ある程度リラックスしてからカウントで落としてくる極めてシンプルな催眠です。
内容を絞ってそれだけを一直線に行ってくれるため
短時間ではありますが意識のぼやける感覚はかなり味わえます。
終盤の頭の脱力をもっと入念に行っていればもう少し強力になっていたでしょう。

カウントの前暗示や後多い暗示もきっちり行ってくれていますし
処女作とは思えないほど全体的に作りが丁寧に感じました。



マゾ豚らしい屈辱的なオナニー
エッチシーンはおよそ12分30秒。
プレイはオナニー、チンチンのポーズ、おちんちんをぶらぶらさせる、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「あなたの体には 余計なものがついてるね もう 隠すことないよね」
催眠を使ってお客を声の奴隷へと作り変えたアキは
先ほどとは違ったやや嗜虐的な声で彼に服を脱ぐよう命令します。

エッチは終始彼女の命令に従う形で行います。
オナサポらしくかなりきめ細かい指示をだしてくれるため
ぼんやりとした意識の中、それらに従うことで快感と幸福感の両方が得られるでしょう。

「マゾ豚 右手でおちんちんに触りなさい しごいちゃダメよ」
前半は仰向けの状態で「スタート」「ストップ」の合図やカウントに合わせておちんちんをしごきます。
スタートと言った直後にストップさせてやきもきさせたり
カウントは1回ごとにペースやカウント数を切り替えてきたりと変化に富んでおり
従っているうちに少しずつ性的快感が高まっていきます。

またアキがエッチの冒頭でご主人様宣言をしていることもあって口調はやや厳しく
「豚」「変態」「ドM」などのM向けなキーワードをセリフに織り交ぜて心も煽ってきます。
「寸止めマゾ豚罵倒責め」の名にふさわしいプレイと言えるでしょう。

「同じ体勢は飽きてきちゃったかな もっと面白い体勢にしたいわね」
それが後半になるとさらに手厳しいものへと変化します。
豚のように四つん這いになっておちんちんをぶらぶらさせるプレイや
チンチンのポーズをしたまま乳首オナニーをするプレイなど
完全に人の道から外れたものばかり。

かなりのM性を要求されるものだからこそ
属性の強い方はかなり興奮できるのではないでしょうか。
女性に見られていることを意識しているところもオナクラらしさがあっていいですね。

「どくどく びゅるびゅる 0! 快感で頭が真っ白 気持ちよさが止まらない」
最後の射精シーンも意地悪に振る舞いながら存分に射精感を高めさせ
その後軽く叩きつけるようなセリフで勢いよく射精できるよう導いてくれます。
寸止めの回数が時間の割には多いだけに
射精後の快感や解放感はいつもよりきっと大きなものになるでしょう。

このように、完全にMを意識した変態的なプレイが繰り広げられます。



少しの間現実逃避できる作品
催眠状態といういつもとちょっと違った精神状態になって
性的快感に没頭できる環境を整えてくれる催眠風ボイスドラマです。

ある程度入念な催眠を行って適度に意識の力を弱めた後
普通の精神状態ならドン引きするようなぶっ飛んだ命令をいくつもぶつけてきます。
しかし催眠状態なら彼女の命令にもそこまで抵抗は感じないはずです。
催眠を上手に使って自分の心の扉を開かせてくれます。

催眠音声ではなく催眠風ボイスドラマと言った理由は
主にエッチシーンにおけるアキのセリフが暗示ではなく命令になっているからです。
「私がスタートと言ったらオナニーを始めなさい」を
「私がスタートと言ったら、あなたの手は勝手におちんちんをしごき始めます」にしていたら
また違った印象を抱いていたでしょう。

他にもプレイ中に暗示を使って体の感度を上昇させるとか
催眠的なアプローチがやや欠けていたのもあります。
しかし別にこれ自体が悪いとは思いません。
催眠状態下でオナニーを楽しむだけでも十分に気持ちよくなれますし
その目的についてはきちんと達せられていると思います。

催眠は最初の作品だからかあまり冒険をせず手堅く進めています。
初期の作品ですと全体的に間が短くて慌ただしくなる傾向があるのですが
本作品はセリフの間を十分に取っており余裕をもって取り組むことができます。
おかげで聴き終えた後かなりリラックスしているのが実感できました。
プレイの内容を考えて、エッチを開始する前に体の脱力を解除していれば尚良かったです。

エッチは変態的な命令+言葉責めのM男御用達なプレイです。
M度が強ければ強いほどより楽しめるでしょう。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

テーマに即した無難にまとまっている作品と言えます。
今回はやや低めの点数とさせていただきましたが、細かい部分の作りがしっかりしており
個人的には将来にかなり期待の持てるサークルさんと認識しています。
現時点で作品に十分な個性がありますし今後の活躍が非常に楽しみです。

CV:紅月ことねさん
総時間 37:15

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

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