同人音声の部屋

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   ● 東方入眠抄22 ふたりぼっちのレゾンデートル
   ● 怠々と甘々。【収録時間4時間】(後編)
   ● 怠々と甘々。【収録時間4時間】(前編)
   ● メイドのいいなり~遊園地でご奉仕~(再レビュー)
   ● お耳かきかき再会タイムばい♪~山本耳かき店監修~
   ● 幽霊しんどろーむ
   ● 催眠ASMR-水音色
   ● いっしょに飲むっス
   ● あなたのクラスのママ係さん。【バイノーラル】
   ● 瞬間催眠リフレ


東方入眠抄22 ふたりぼっちのレゾンデートル

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場する天邪鬼キャラ「鬼人正邪(きじんせいじゃ)」が
友人あたりの関係にある人物に安眠できる催眠をかけます。

彼女の性格を反映させながら堅実に誘導するのが特徴で
カウントの数え方を変則的にしたり、物語の順序を敢えて逆にするなど
多少あべこべな要素を盛り込みながらシーンごとにキーとなる暗示を丁寧に入れます。

レゾンデートル…存在理由、存在価値を意味するフランス語
天邪鬼なお姉さんと
鬼人正邪に催眠をかけられ眠りにつくお話。

「よっ お邪魔してるぜ」
正邪は男っぽいしゃべり方をする凛々しい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や環境を簡単に説明すると
眠れない主人公の前に現れ安眠のお手伝いをします。

本作品は何でもひっくり返す程度の能力を持つツンデレっぽい性格の彼女が
既に知ってる仲の彼に50分程度の変わった催眠を施します。
彼女は人が嫌がることを好み、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る典型的な天邪鬼で
作中でもそれを匂わせる描写がいくつも登場します。

「君が眠れないって言うから 嫌々ながら来てやったんだ 感謝してよね」
本心では彼のことを心配してるのに上のような憎まれ口を叩いたり
催眠の序盤で変則的なカウントの数え方をするなど
ストレートに癒やす従来の東方入眠抄シリーズとは違い多少の捻りを加えながら進めます。
過去作には見られなかったチャレンジ精神旺盛な取り組みも見られて結構個性的です。

ただし、聴き手が催眠に入れなくするようなことは一切しません。
催眠の基本をしっかり押さえつつ、そこに悪影響を及ぼさない程度の悪戯をします。
過去作より入念なアプローチがされててむしろ入りやすいです。
天邪鬼でも素直になれる場所へ
催眠は4パート47分間。
一番最初の「03 カウントアップ」は彼女がカウントを数えながらリラックスできる暗示を入れます。

「意識を集中させて 私の声に集中して?」
「落ちる 落ちる すーっと意識が落ちていく」

パートの序盤は彼女の声に対する集中力を高め
中盤以降は「落ちる」を多めに言って最初の深化を促します。
終盤には落ち着いたBGMも流れたりと、彼女なりに優しく接してくれてるのがわかります。

暗示の表現や入れ方は割と普通にして、カウントの数え方に天邪鬼なところを盛り込んでます。
被暗示性の高い人ならここだけでも意識がぼんやりしてくるでしょう。

続く「04 催眠導入」は催眠状態をより深めるシーン。
彼女が抱きつき頭を撫でながらその温もりと心地よさを伝え
その後は逆に彼から力を奪って心身を骨抜きにします。

「手の先 足の先がじんじんしてくるよ ぽかぽか ぽかぽか 温かい 体中が温かい」
「左右の手から 力が抜けていく 1 2 3」

抱きつくシーンは「じーん」「ぽかぽか」といった擬声語を挟みながら「温かい」と入れ
力を奪われるシーンはカウントを交えて「力が抜ける」と丁寧に言います。
本作品の催眠はシーンごとにキーとなる暗示を定め
言い回しを変えながらそれを多めに言って感覚を操作する堅実なリードがされてます。


作品の性質上どうしても意地悪に振る舞わざるを得ないシーンがあるので
それをきっちりカバーするためにこういう作りにしたと私は見ています。
一部で声にエフェクトをかけて意識を揺さぶる工夫もされてて心地よかったです。

3番目の「05 反逆」は彼女とより親密になるパート。
復唱形式で彼女の言葉を言って自己暗示を入れ
それから本当の自分をさらけ出せる無意識の領域へ移動し、天邪鬼じゃなくなった彼女のお話を聞きます。

「全部 全部 逆さまなんだ 私は 生き様のためなら ひどいこともする けど 私の本質はそこじゃない」
彼女は生まれながらの天邪鬼なので真っ当な生き方をしたくてもできません。
そんな切ない事情を先ほどとは別のBGMを流しながらぽつりぽつりと語ります。
催眠とは直接関係ない要素ですが、東方入眠抄シリーズはキャラが売りの作品ですから
相手のことをより深く知るシーンは必要だし、それが結果的に信頼関係の向上にも繋がります。
意地悪してるのが本心かそうじゃないかで印象は随分変わりますからね。

そして最後の「06 出会い」でいよいよ眠りにつきます。
催眠では序盤によくやる深呼吸をしながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「大好きになる 君は 私のことが 大好きになる」
普段の彼女ならまず言わないようなセリフを投げかけ
さらに無言の時間を適度に挟み眠りやすい環境を整えます。
終盤にほぼ正反対のことを短時間で言うのも彼女らしいです。
最後の最後にちょっぴり寂しいことを言うので、やや物悲しく感じる人がいるかもしれません。

このように、催眠はしっかり行ったうえで天邪鬼なところも見せる彼女らしいサービスが繰り広げられてます。
風変わりな安眠作品
安眠効果を維持しつつ変わったことにも挑戦してる作品です。

正邪は自分にとって仲の良い存在にあたる主人公を眠らせようと
まずは天邪鬼なところを見せながら癒したり深化させる暗示を丁寧に入れます。
そして2人だけの場所に移動した後は本心を語ってから眠りに導きます。

天邪鬼だけど面倒見のいい女性が催眠をかけて眠らせるノーマル向けのシチュ
シーンごとにメインの暗示を定め一歩ずつ着実にリードする丁寧な催眠
ところどころで変則的な要素を挟む彼女らしい演出。
シリーズの過去作と同じくキャラの持ち味を活かした作品に仕上げてます。

特に2番目はこのところサークルさんが力を入れられてるようで
催眠の流れ、技術の繋げ方、暗示の入れ方や表現方法に安定感があります。
東方モノでも催眠音声である以上は入りやすさが重要になりますから
そこがしっかりしてれば作品の品質は自然と上がります。

あと個人的にすごく面白いなと思ったのがパート構成です。
本来なら序盤に来る「出会い」を最後へ回し、その代わりに「カウントアップ」を置いてます。
ここからはあくまで私の推測に過ぎないのですが
彼女が天邪鬼キャラだからこの2パートをわざと逆に配置したのだと思います。

そう言える主な根拠はそれぞれで使われてる技術です。
「出会い」では深呼吸、「カウントアップ」では長めのカウントを数えながら深化の暗示を入れます。
東方入眠抄シリーズだと前者は序盤に行い、後者は終盤にやる傾向が見られます。
また「カウントアップ」ではBGMが流れるのですが、これも過去作だと中盤と最後によく登場します。
私が記憶してる限り一番最初のパートで流れたことは確かなかったはずです。

「出会い」というパート名を一番最後につけるのも異色です。
調べてみたら過去作で「出会い」やそれに類する単語を冒頭のパート名に定めてる作品が6本ありました。
つまりサークルさんにとって最後よりも最初につけるほうがずっと妥当なわけです。

結局のところ作った本人にしかわからないのでこれは単なる思い込みなのかもしれません。
でもそう判断できる材料が複数用意されてるのも事実です。
ちゃんと安眠できるようになってますから特に問題はないと見ています。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「デレデレ正邪さん」とBGM2曲です。

CV:稲垣麻木さん
総時間 1:11:14(本編…52:20 おまけ…18:54)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

【クーポン付き】怠々と甘々。【収録時間4時間】

怠々と甘々。【収録時間4時間】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「8初子ちゃんの優雅な一日」以降の様子を中心に紹介します。
どんな時もラブラブな2人
後編のエッチシーンは6パート73分間。
プレイはバイブ責め、手マン、SEX(寝バック?、騎乗位、正常位)、足コキ、乳首責め、お掃除フェラ、キス、初子のオナニーです。
バイブ責め、手マン、SEX、足コキ、オナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「男ならチンコだけでマンコと戦えよー 武器使うなぁ」
とある休日、主人公と昼間からごろごろしてた初子は
彼におもちゃを使ったエッチを提案されて少し文句を言ったうえで了承します。

エッチは引き続き家の中でほぼ対等な立場で愛し合います。
後編部分で最初にあたる「9初子ちゃんのおもちゃえっち」は彼女の乱れっぷりが魅力(約12分)。
バイブ→彼の指でおまんこを責められ4回ほど絶頂します。

「んんっ ばかっ 今イって んんんんぅ」
彼女は自分の感度がいいことをよく知ってるので
バイブを当てられるとすぐさま大きめの喘ぎ声を上げて絶頂を迎えます。
絶頂を繰り返すほどセリフが減って喘ぎ声の量が増えますから
短時間でサクッと抜きたい時のオカズに最も向いてます。
まったり系の本作品では珍しく激しめのプレイでした。

またバイブと指で乱れ具合が変わる細かな工夫もされてます。
指へ変える時に彼女が可愛らしいおねだりをするなど
前編に引き続き2人の仲の良さを感じる描写が数多く登場します。

それに対して「11できない日でも足こきえっち」は静かさが売りのプレイ(約14分)。
エッチできない日に彼から求められた彼女が
SEXの代わりにリクエストされた耳舐め足コキで性欲発散のお手伝いをします。

「足でチンポ シコシコされながら 耳も舐められて 気持ち?」
足コキは通常ですと足の裏でおちんちんを踏みつけたり擦るのですが
ここでは添い寝して耳を舐めながらする変わった責め方をしています。
体勢を考えれば足コキよりも脛や太ももコキに近いプレイなのかもしれません。
効果音も「さっ」という乾燥した控えめな音を鳴らしてました。

このパートが静かと言えるのは彼女がほぼずっと囁き声で話すからです。
イメージしやすくなるよう普段よりも実況の割合を多少上げ
「んっ よいしょ」みたいな掛け声を多めに言いながら吐息を漏らして近さを表現します。
時折彼のことを「変態」と言うものの、声が柔らかいのできつさはまったくありません。
怠け者な彼女を彼が受け入れてるのと同じく、彼女も彼のすべてを受け止め愛します。

2人の愛が最高潮に達するのは「14初子とゴム無し子作り生えっち」(約21分)。
ひとつ前のパートで軽い嫉妬心を抱いた初子が自分から生SEXを提案し
そのまま勢いで本気の子作り騎乗位SEXへと発展します。

「お前のチンポでイかされるたび お前にメロメロになる どんどん好きになっちゃうぞ」
しっかり前戯を行ってから挿入してた前編のエッチとは違い
こちらはパート開始から3分後には始めるより濃度の高い内容です。
前半は彼女、後半は彼とお互いに責め合う形を取り
その中に彼をベタ褒めするセリフやキスシーンを挟んで心も深く繋がります。

挿入した直後に彼女が昔のことを話すのが印象的でした。
知り合い→友達→恋人→夫婦と一歩ずつ前進し、これから両親になる幸せをグッと噛み締めます。
先ほどの足コキと同じく囁き主体で話したり喘ぐので
純粋なエロさよりも温かさや密着感を強く感じるプレイに仕上がってました。
エロに関してはこれまでで十分足りてますから、最後はこういうSEXで〆たほうが本作品らしいと思います。

残りの2パート21分間は2人が結婚する前のお話。
「15過去の出会う前の初子ちゃんのオナニー」はまだ実家住まいだった彼女がこっそりオナニーを楽しみ
「18初子との初体験」は付き合い始めてしばらく経った後、彼の自宅で初SEXを経験します。
本編は子作りSEXで区切られてますから外伝っぽい位置づけですね。

このシーンはエッチを純粋に楽しむというよりは
2人が現在の関係になるまでの過程を知るドラマ的な意味合いが強いです。
初めて会った時や告白するシーンもあったりして
そこでは現在とは違った彼女の初々しい姿を見ることができます。
本作品を最後まで聴き終えた時、2人の愛がこの時からまったく衰えてないことに気づくでしょう。

このように、夫婦が色んなプレイを通じて次のステップに進む様子を描いた甘さ全開のエッチが繰り広げられてます。
愛に包まれる作品
怠惰で可愛い嫁とたっぷりイチャイチャできるキャラ重視の作品です。

初子は色んな出来事を経て結婚した主人公と今まで以上に仲良くしようと
彼からエッチを求められたら快く応じ、また自分からも積極的におねだりして色んなプレイを楽しみます。
そしてその中に2人の仲の良さや彼女の可愛さをぎっしり詰め込み幸せな射精をプレゼントします。

家事や料理は苦手だけどエッチは一生懸命やる嫁とまったり愛し合うノーマル向けのシチュ
2人をほぼ対等な関係に置き、お互いを求め合いながら絶頂を目指す緩くて甘いエッチ。
言葉と行為の両方から惜しみない愛情を注ぐ彼女の健気で愛らしいキャラ。
実際に彼女と一緒にいる雰囲気に浸らせながら抜かせる作品に仕上がってます。

「お前のこと 初子のもんにしときたいんだよ」
中でも3番目は怠惰な性格だから受け身に徹するのかと思いきや
シーンによっては彼女のほうから積極的にアプローチをかけて彼の心をガッチリ掴みます。
彼が彼女に惚れて結婚したのだから離婚する可能性はほぼないのでしょうけど
それに慢心せず自分の魅力をアピールし続けるのが彼女の良いところなのだと思います。
オタク気質と言いますか、興味のあることに対してはものすごい情熱を注ぐ女性です。

当サイトは18禁なのでエッチを中心に紹介しましたが
非エロパートもイチャラブ成分が強くてかなり癒されます。
例えば「12風邪ひきの貴方に優しい初子」では風邪をひいた彼を少しでも楽にしようと
彼女がキスをおねだりして自分に移させようとします。
こういう小さな出来事を積み重ねた後にエッチするからすごく盛り上がるわけです。

エッチはSEXを中心に据えつつ幅広いプレイを押さえてます。
ひとつひとつの時間が長いので責めっぷりは緩めでも物足りなさは特に感じません。
3パートあるSEXもシチュ、プレイの流れ、彼女の反応や乱れっぷりに大きな違いが見られます。
吐息や喘ぎ声が好きな人ほど満足できるでしょう。

後編の射精シーンは4回。
くちゅ音と喘ぎ声多め、淫語とちゅぱ音それなりです。

以上を踏まえてサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

CV:秋野かえでさん
総時間 4:04:17

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2019年12月20日まで15%OFFの1122円で販売されてます。

【クーポン付き】怠々と甘々。【収録時間4時間】

サークル「テグラユウキ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、家にこもってゲームとアニメ三昧な日々を送ってる怠惰な嫁が
外で頑張ってる旦那を色んなエッチで元気づけます。

彼女の性格に合った緩く甘いエッチをするのが特徴で
どのパートも責めるペースをゆっくりめに設定する代わりに
吐息を多く入れたり「好き」などを適度に言ってお世話されてる雰囲気を作ります。
普段はだるそうにしてるけどエッチは一生懸命やる彼女の健気な姿もエロ可愛いです。

総時間が240分以上あるため前編(1~7)、後編(8~18)の2回に分けてお送りします。
気だるい嫁とひたすらイチャイチャ
嫁の初子(うぶこ)と色んなエッチをするお話。

「ん? おかー おっ クリアか」
初子はのんびり話す甘い声の女の子。
仕事から帰宅した主人公をゲームしながら迎えると
すぐさま彼を胸で抱きしめ頭を撫でて甘やかします。

本作品は家事や料理をやらずに家でごろごろしてる彼女が
自分を養ってくれてる彼と240分以上に渡ってたっぷりイチャイチャします。
今回紹介する前編は平日の様子、後編は休日や2人の過去に関するお話がつづられており
これらを通じて彼女の魅力や絆の強さが少しずつわかるように進めます。

「おーよしよーし わしゃー わしゃー じゃあ ちゅーしような?」
最大の魅力は緩さと甘さ
どちらかと言えば男っぽい口調で語りかけながら積極的にスキンシップを取り
エッチに入ると彼が望むことをガンガンやって幸せな射精に導きます。
時間が非常に長いことを踏まえて激しく責めるのは射精直前だけに留め
パートの序盤から中盤にかけてはゆっくりのんびり愛し合って夫婦らしさを出してます。

もう少し詳しく書くと彼女がすぐ近くにいる雰囲気が出るよう至近距離から話すシーンを多めに用意し
そのまま何度もキスしたり、責められてる時は熱っぽい吐息をよく漏らします。
テグラユウキさんは過去に吐息でエッチを表現する作品を制作されてますから
その要素を取り入れつつセリフもある程度挟んで心身両面をバランス良く盛り上げます。

「耳ばっかりじゃもどかしい? じゃ チンポのほうも もちょい激しくしてほしいか? はいよっ」
これらを行う初子は献身的な女性。
仕事と家事を両方こなしてる頑張り屋な彼に恩返ししようと
責めてる時は彼の気持ちを確認しながら好みに合ったプレイを提供し
逆に責められてる時は吐息混じりのエロ可愛い喘ぎ声を漏らして彼を喜ばせます。

普段怠惰な生活を送ってるからエッチもマグロになるのかと思いきや
一般的な夫婦と同じくほぼ対等な立場で責め合うスタイルを取ってます。
彼女は自分にとって理想の生活をさせてくれてる彼に深く感謝してますから
彼に甘える、もしくは甘やかす時は常に一生懸命取り組みます。

言葉と行為の両方から愛情を惜しみなく注いでくれるので
女性の愛に飢えてる人ほど心満たされるものを感じるでしょう。
エッチも時間、内容ともに充実しており没入しながら射精できます。

怠惰で可愛い嫁が愛する旦那をエッチな手段でゆっくりたっぷりもてなす。
初子との一体感を大事にしたあまあまラブラブな作品です。
お風呂も寝る時も一緒に
前編のエッチシーンは5パート75分間。
プレイは体の洗いっこ、手コキ、耳舐め、キス、フェラ、クンニ、手マン、SEX(正常位)です。
体の洗浄、手コキ、手マン、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「乳首も そんないじっちゃ…んっ」
帰宅した主人公と軽いスキンシップを取った初子は
一緒に風呂場へ移動し、彼に大事なところを入念に洗ってもらいます。

エッチはパートによって責め手を変えながら進めます。
最初の3パート36分間はお風呂場でするエッチ。
「2初子ちゃんをお風呂でお世話」は彼が彼女を洗い(約6分)
「3初子ちゃんのあわあわサービス」は彼女が彼を洗うついでに耳舐め手コキします(約20分)。
そして「4初子ちゃんとお風呂でまったり」は一緒に湯船へ浸かりながら熱いキスをします(約10分)。
このシーンは彼女の声が多少反響します。

「下? うん 洗って?」
2人はいつもこういう入浴をしてるそうですから恥ずかしがることはありません。
おっぱい、乳首、おまんこを泡混じりの手で綺麗にしてもらい
その時は普段と違う熱を帯びた艶めかしい声を漏らします。
元々感じやすい体質だそうで、他のパートも含めて責められる時は割と激しく乱れます。

彼に洗ってもらうのを当然と思ってるのではなく、彼がそうしたいから任せてる感じです。
世話好きな彼と甘やかされるのが好きな彼女で属性ががっちり噛み合ってます。

「こっちもごつごつしてて 男の腕って感じ ふふっ ドキドキしちゃうな」
しかしやってもらっておしまいじゃないところが彼女の魅力。
自分の時よりずっと長い時間をかけて全身を上から下まで丁寧に洗います。
このパートだけシャンプーするシーンを追加で用意し
体を洗う時は頼まれてないのにおっぱいをスポンジ代わりにしてゆっくり擦りつけます。
その合間に褒める言葉を投げかける姿も思いやりに満ちてます。

耳舐め手コキは「くしゅっ」という泡混じりの水音をゆっくり動かしながら
唇で咥えこんで舐めたりすすったりするちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らします。
前編のエッチは甘さを出すために言葉責めはほとんどせず
代わりに吐息や「ういー」「うんしょっ」といった掛け声を多めに入れてあります。
状況説明はするので完全な無言ではありませんけどASMR寄りなプレイだと私は思います。

本作品の売りは「緩さ」ですから、それをわかりやすく表現するためにこうしたのかもしれません。
長時間の作品でセリフがぎっしり詰まってたら聴くほうも疲れますからこれくらいが丁度いいです。

そして音が重要になるプレイだからこそ音の品質がとても高いです。
体を洗う時と手コキでは動きが明らかに違いますし
2人がお風呂に入ってキスするシーンはちゅぱ音に合わせてお湯の揺れる音が鳴ります。
エッチに直接関係ない音もしっかり入っており彼女との一体感や没入感の向上に役立ってます。

「好き 好き 好きだぞ」
2人の絆の強さを最も感じられるのは「4初子ちゃんとお風呂でまったり」。
彼を無事射精させた後、お風呂に入りキスする割とソフトなパートですが
彼に好意や感謝を伝えるセリフが多くて甘さが際立ってます。

彼女は自分のダメさを十分理解しており、それでも愛してくれる彼を貴重に思ってます。
だからできる範囲でもらったものを返そうと頑張るわけです。
お互いがお互いを思いやり、必要とする理想的な関係がエッチを通じて出来上がってます。

続く2パート39分間はより深いエッチ。
「5初子ちゃんとラブラブえっち」はお風呂場から寝室へ場所を移してSEXを楽しみ(約29分)
「7鼻歌しながらののんびりフェラ」はそれとは別の日に彼女が布団に入りフェラしてあげます(約10分)。

「お腹ん中 お前ので ビクビクいってる」
SEXパートは前編で最も長い時間を取ってるだけあって多彩な内容。
フェラでおちんちんを勃起させてからお返しの手マン&クンニをし
お互いに準備できたところでピストンしながらキスや耳舐めをします。
中盤以降は彼女が責められ乱れる様子に焦点を当ててるので純粋なエロさも高く
彼が1回射精するまでに何度もイク姿が堪らなく可愛いです。

普段が割とさばさばしてるからこそ、クンニやSEXの時に見せる女の子らしい姿とのギャップが引き立ってます。
射精後にゴムを外し中に入った精液を確かめて満足する姿も印象的でした。
自分が楽しむのと同じくらい彼にも楽しんで欲しいという思いが込められてます。

前編の射精シーンは3回。
くちゅ音多め、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなりです。

後編へ続く…。
怠々と甘々。【収録時間4時間】(後編)

CV:秋野かえでさん
総時間 4:04:17


体験版はこちらにあります

追記
2019年12月20日まで15%OFFの1122円で販売されてます。

メイドのいいなり~遊園地でご奉仕~

サークル「みじんこ」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第50回目は普段は優しいけどエッチに入ると多少のSっ気を見せるメイドが
ご主人様にあたる男性に催眠を交えたエッチなご奉仕をします。

しっかり準備してから少しずつ絶頂へ持っていく丁寧な作りが魅力で
催眠パートは様々な暗示を通じて心地よさや幸福感を入念に膨らませ
エッチは感度を上げてからちょっぴり意地悪に振る舞って見下されながら射精する快感をくすぐります。
ご主人様と2人で遊園地に
メイドに催眠をかけられ変わったオナニーをするお話。

「おかえりなさいませ、ご主人様」
メイドは甘く穏やかな声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や環境について説明すると
帰宅したご主人様に軽くキスしてから性欲発散のお手伝いをします。

本作品は日頃頑張ってる彼のストレスを少しでも軽減しようと
彼女が50分ほどを使って催眠をかけたりセルフ系のエッチを指示します。
遊園地でご奉仕~スピードコース~」の姉妹作品にあたり
短さが売りだったあちらに対し、こちらはゆっくり丁寧に導く堅実さが魅力となってます。

「力を抜こう、抜かなくちゃいけない、と意識する必要はありません ただ、声を聴いているだけでいい それだけでいいの・・・」
総時間の6割程度を催眠誘導に割いてることや
その最中に簡単なコツを教えながら癒しの効果がある暗示を入念に入れてくれるのが良い例です。
催眠音声を数多く制作されてるすくりぷてっどこねくしょんさんが台本を担当されてるだけあって品質も高いです。
心地よさや幸福感を伝えることにかなり力を入れてますから
音声を聴くにつれて意識がぼんやりしたり、胸のあたりがぽかぽかする人が結構いるでしょう。

エッチについては乳首オナニーに加えて
おちんちんの根本を指で支えたまま射精を目指す風変わりなプレイを行います。
竿をしごくのはNGなので性的興奮やイメージが主な抜き要素になりますね。
私は射精よりもドライのほうが迎えやすいと思ってます。
エッチに没頭できる気分にさせる催眠
催眠はおよそ31分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは好きなペースで呼吸しながらメイドの言葉に耳を傾けます。

「しあわせがどんどん増えていく 時間とともに、心の奥からうれしいこと、よかったことが じんわりと体中へ広がってくる」
今回の催眠はご主人様をスッキリさせるのが目的ですから
彼女はメイドらしい丁寧な言葉遣いで早速心にプラスに働く暗示を入れ続けます。
「~かもしれない」と表現を和らげて語りかけてくるシーンもそれなりにあり
彼女の甘い声も相まって序盤から穏やかな空気が漂ってます。

「ゆったりとしたこの時、今聴こえるのはわたしの声だけ・・・ それ以外なにもありません」
心をほぐしながら彼女の声に集中するよう呼びかけるのが良いですね。
催眠状態は簡単に言うとリラックスし、何かに集中してる状態ですから
言葉を駆使して聴き手が自然とそうなるようにリードします。
特定の暗示を何度も繰り返し言うのではなく、色んな方面からアプローチするので単調さもありません。

ある程度リラックスできた後はより深い催眠に入ります。
全身を上から下へ流すように脱力し、カウントを交えて幸福感をもっと膨らませます。
そしてタイトルにもなってる遊園地に2人で出かけて楽しいひと時を過ごします。

「熱さでとろけていく、とろとろに、とろけていく 心も体も消えてなくなっていく・・・ でも、不安は全く無い あなたは安心して全てを受け入れることができる
遊園地は観覧車の中で彼女の胸に手を触れてお互いの温もりを交換します。
本作品のエッチはやや調教に寄せた内容なので
彼女の言うことを素直に受け入れられるかが結構重要になります。
だから催眠の時点でイメージと感覚の2方面から一体感を高めます。

このへんまで来るとある程度の深さにまで入ってるでしょうから
意思のぼやけ、脱力感、浮遊感、温かさといった感覚が実感できると思います。
遊園地の後にも別の場所へ移動し幸福感と充足感を伝えるなど
催眠特有の感覚を味わわせることを強く意識しながら進めます。

エッチで快感に没頭できる環境作りに専念した高度な催眠です。
聴き手を心地いい感覚で包み込み、かつメイドの言いなりにすることを目的に
序盤からポジティブな暗示を上手に投げかけて心の中の悪いものを取り除き
その代わりに癒しや幸せを感じるものを注入して心身をリフレッシュします。

一部で古典催眠の技術を使ってるシーンもありますが
それ以外はほぼ暗示を繋げて感覚をシフトさせるすくりぷさんならではのリードをします。
終盤に遊園地のイメージを使うのもテーマに沿ってて良いです。
私が催眠に入った時は落ちる感覚ではなく全身が浮かび上がる感覚がしました。
メイドに尽くす快感を味わうエッチ
エッチシーンは15分間。
プレイは乳首オナニー、おちんちんの根本を支える、SEXのイメージ、お掃除フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「私の声聴いてるだけで感じちゃうね・・・ ほら、乳首がこんなに固くなっちゃってる・・・」
催眠を通じてご主人様の意識をどろどろに溶かしたメイドは
以前よりも少し熱っぽい声で乳首をいじるよう指示します。

エッチは彼女に言われた通りに性感帯をいじります。
前半の8分間は感度を上げることを重視したプレイ。
自分の好きなやり方で乳首オナニーしながら彼女の言葉を聞いて心も高めます。

「体中が快感のためだけになる すべてが快感になる 私の声も感覚も、あなたの呼吸も心もすべてが快感になる」
「あなたは私の奴隷 性欲を満たす為だけに存在する あなたは、メイドにおちんちん管理されて喜んでいる いやらしくて、変態のマゾ奴隷さん・・・」

気持ちよくなる暗示をストレートに入れることもあれば
彼女の奴隷になったことを実感させる軽めの言葉責めもあって内容が幅広いです。
彼がご主人様だからこそ、普段と立場を逆転させて従う快感を与えることを狙ったのでしょう。
彼女が日頃の鬱憤を晴らすためではなく、彼をもてなすための演出としてわざと見下します。

乳首を自由にいじれるので開発済みな人なら気持ちよくなれるでしょうけど
そうでない人から見れば体への刺激はソフトな部類に属します。
体よりも心を強めに責めるのが催眠音声らしくて良いです。

続く7分間は射精に向けて追い込みをかけます。
すっかり濡れた彼女のおまんこに挿入するイメージをしながら
おちんちんの根本を指で支えて絶頂の許可が出るのを待ちます。

「すべては私のため、ご主人様のため 射精をご主人様に捧げなさい」
「おちんちんが熱い、熱い、とても熱い 精液がおちんちんの根元からゆっくり上ってくる」

通常ですとこの状態で射精を目指すのは相当に難しいです。
だからそれを解消するために彼女は自分に従う喜びを教えたり
カウントを数えながらおちんちんにエネルギーが集まる暗示を入れて応援します。
タイトルが「メイドのいいなり」だから感覚を操作されて絶頂するスタイルにしたのでしょう。

時間が比較的短い関係で私は射精できませんでしたが
絶頂の指示に合わせて股間全体が痙攣して気持ちよかったです。
ガチで射精を目指す場合は3日程度溜めておいたほうがいいんじゃないかなと。

このように、メイドに指示され感覚を操られる立場逆転っぽいエッチが繰り広げられてます。
癒し重視の良作
優しい女性がとことん尽くしてくれるノーマル~ややM向けの作品です。

メイドは外でいつも頑張ってるご主人様に安らぎを与えようと
まずは催眠を通じて心地よさや幸福感を徐々に膨らませます。
そしてエッチは比較的ソフトなプレイをしながら暗示とイメージを駆使して射精へ持っていきます。

礼儀正しく献身的なメイドがご主人様を変わった手段でもてなすシチュ
様々な暗示を組み合わせて催眠状態を徐々に深める質の高い催眠
体への刺激は弱めにし、その代わり従う快感をくすぐって心を責める調教寄りのエッチ。
彼が普段体験できないことを敢えてやってストレスを発散させます。

特に催眠はすくりぷさんの他作品と同じくらい入念で入りやすいです。
深呼吸して、脱力するみたいに区切りながら進めるタイプではなく
彼女の声に集中する→声を聞くのは心地いい→心地いいから従いたくなるといった具合に
感覚をシフトさせて流れを作る独自性の強いものになってます。
販売ページの説明文に「催眠にかかってみたい方にオススメ」と書いてあるのも頷けます。

それに対してエッチはわざと難しいことに挑戦してます。
でも催眠音声で滅多に見かけないことをやってて新鮮味に溢れてます。
実際に射精できるかどうかは何とも言えません。
彼女に感覚を操作されてる気分は味わえたので、タイトルに沿った内容だとは思います。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 57:05(本編…52:27 NG集…4:38)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

お耳かきかき再会タイムばい♪~山本耳かき店監修~

サークル「あまがみドロップ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、耳かき店員と声優を同時にこなしてる頑張り屋な女の子が
顔見知りのお客に再び出会い心のこもった耳かきをします。

シリーズの過去作と同じく実在する耳かき店と同じサービスをやりながら
方言の割合を後になるほど増やしたり、会話しながら成長ぶりを描いて彼女の魅力を引き出します。
施術パートとドラマパートの二部構成になってるのもポイントです。
専門店そのままの耳かきをお届け
店長代理の小春が耳かきとマッサージをするお話。

「いらっしゃいませ あ、もしかして以前 来てくださったお客様ですよね?」
小春は明るくておっとりした声のお姉さん。
山本耳かき店を再び訪れた主人公を嬉しそうに迎えると
店長代理になったことを告げてから部屋へ案内します。

本作品はサークルさんの処女作「お耳かきかき幸せタイムばい♪~山本耳かき店監修~」の続編。
仕事に励んだ結果、小町の1人から店長代理に昇格した彼女が
以前担当したお客の耳を90分程度に渡って再び綺麗にします。
両作品の間にもう1作品出てるのですが、それは入店直後のお話なので時系列は最も古いです。

「ふぅ お久しぶりですね お兄さん 約束通りまた来てくれたんですね 嬉しかよ」
彼女は福岡出身で声優になるために上京した経歴があり
普段は標準語で話すことを心がけてますが、気持ちが緩んだり熱が入ると博多弁に変わる特徴があります。
それを踏まえて今作でもお話が進むにつれて方言の割合が増えていきます。
サークル主の陽向葵ゅかさんも福岡出身ですから言葉遣いは至って自然です。

2人が既に顔見知りなだけあって雰囲気は終始和やか。
再会したことを喜びつつ、以前よりも成長した自分を見せようと張り切って取り組みます。
耳かき中は無言になる作品もそれなりにありますが
彼女の場合は会話を小まめに挟んでくるバランス型の作りです。
効果音の妨げにならないよう囁きに近い声量で話しかけてました。

また主人公を直接お世話するパート以外に
先輩の冬華や新人小町の夏葉と会話するドラマパートも用意されてます。
店長代理として頑張る小春の姿や3人の和やかなやり取りに別の癒しを感じるでしょう。

彼女がするサービスも質の高いものばかり。
メインの耳かきに53分もの時間を割き、専門店ならではの丁寧かつ多彩なケアをします。
タイトルにも書かれてるように山本耳かき店さんに協力してもらい
そこで実際に行われてる施術にできるだけ近づけた本格的な内容です。


耳かきはもちろん、部屋の襖を開け閉めする音までしっかり入ってますから
目を瞑って聴けばお店にいるのに近い感覚を得ることができます。
サービスも王道のものから風変わりなものまで幅広いです。

方言を交えて話す小春の親しみやすいキャラとプロらしいリアルな耳かき。
キャラと音の両方にこだわってるバランスの良い作品です。
会話と音が織りなす癒しの空間
最初の5パート69分間は小春が主人公にお世話するシーン。
受付で軽い雑談をしてから部屋へ移動し、お茶を飲んだ後に耳のマッサージや耳かきをします。

「すみません おまかせでいいって聞いて 嬉しくなって それだけ私のことを信頼してくださってるってことですから」
彼女にとって彼は思い出深い客らしく、序盤から親しみを感じる要素がいくつも登場します。
彼も冗談で方言を言ってもらうオプションを頼むなど
専門店から連想される心の距離を取っ払う工夫がされてて和やかです。

本題の耳かきは膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずは外側を綺麗にし
それから高級な耳かき棒を使って穴の手前→中ほど→奥と三段構えでお掃除します。
さらに耳垢水を含んだ綿棒で細かい汚れを取り、鼓膜の振動マッサージと息吹きで仕上げます。

そしてここでは本作品の売りであるリアルな効果音が本領を発揮します。
耳のマッサージは最初布系の摩擦音だったのが少し経つと「すりゅー」という弾力のある音へ変わり
専用のシェーバーで産毛を剃る時も控えめな音量のモーター音が鳴ります。

メインの耳かき棒は「ぞすっ」という乾いてて平べったい音
綿棒は耳かき棒に比べて柔らかさがある面積の広い音と
器具によって音の質感や動きが小まめに変わって本当に臨場感が高いです。
また耳かき棒は奥へ進むにつれて音の質感が少しずつ鈍いものへと変化し
奥をケアする時は手前に比べて動きが緩く、音の途切れが多くなる細かな配慮がされてます。

音質が優れた作品はそれなりにありますけど、動きにまでこだわってる作品はまだまだ少ないです。
そのへんをクリアしてる時点で本作品は相当に優れてると言えます。

「振動させますよ この不思議な感覚 懐かしいですか?」
音の個性で見るなら最後にやる鼓膜の振動マッサージが一番です。
「ぽーん」という音叉っぽい音の直後に軽く振動する不思議な音が楽しめます。
時間は左右合わせて1分程度と短いですが、これは実際の施術に合わせたのでしょう。
耳かきを中心に据え、そこに小技を加えて専門店ならではのサービスに仕上げてます。

「どうですか? 他のよりも気持ちよかろ? 先端部分の角度と大きさが絶妙で 本当に気持ちいいとよ」
最中の会話は今回使用する耳かき棒のこと、彼女が店長代理になった経緯
大事にしてる人形「ポンちゃん」のこと、掛け持ちでやってる声優業のことなど様々。
2人が会ってない間に何があったかを嬉しそうに語ります。

「これから~をしますね」など耳かきに関する実況はほとんどしませんから
道草屋シリーズの耳かきが好きな人とは相性が良さそうです。
また左耳をお世話し始める頃から博多弁の割合が一気に増えてより彼女らしくなります。

実際に聴いた感想は月並みですけど「すごく癒された」です。
彼女が堅苦しさを取り除いたキャラに設定されてるので雰囲気が柔らかいですし
会話の内容も日常的なものばかりでぼーっとしながら聴くことができます。

音についても前作と並ぶ、あるいは超えるくらいの品質を持ってます。
耳かき音声初心者はもちろん、数多く聴いてる人も満足できるでしょう。
そして最後の最後、「05.その後の小春と…」では未来の様子が描かれてます。

続く4パート27分間は店員たちの会話を楽しむドラマパート。
研修を終え、この日初めてお客を相手することになった夏葉の教育をしたり
休日を利用して夏葉や先輩の冬華と花火を楽しみます。

小春「どうしたの? 夏葉ちゃん」
夏葉「お、思ってたよりも気持ちよくて」
ここはお客へのサービスから店員同士の掛け合いに主題が変わるため
登場人物たちの会話も耳かきパート以上に柔らかくなります。
小春が夏葉へ耳かきするシーンで優しくアドバイスするところが特に印象的でした。
これまでの経験を通じて得た知識と技術を後輩に伝えようとする姿に成長を感じます。

耳かき音声でそれをする側に焦点を当てる作品は少ないですし
個性を出しつつ登場人物に魅力を与える面白い試みだと思います。

このように、小春の日常風景をふたつの視点で描いたほのぼのした物語が繰り広げられてます。
引き込んでくれる作品
聴いてるだけで自然と没入していく世界観がしっかりした作品です。

小春は久しぶりに再会した主人公に癒されるひと時を提供しようと
プロらしい流れるような手つきで耳を綺麗にしながら色んなことを話します。
そしてその様子をリアルな音で忠実に表現し、山本耳かき店にいる雰囲気を出します。

優しくてしっかり者の店員さんが丁寧な耳かきをする癒し一色のシチュ
耳かきを始めとするすべてのサービスに音を用意し、動きにもこだわった高度な作り
方言など元々の魅力を残したうえで成長した姿を見せてくれる彼女のキャラ。
シリーズ作品としての要所を押さえながらその後の様子を描いてます。

「原点っていうのかな すごく大事だと思うんよ」
中でも3番目は自分のことを頑張りつつ他人の面倒も見られる女性になっており
過去作を聴いてる人なら変化を感じられると思います。
耳かきメインの作品なのでもちろんこれ単体でも聴けますけど
シリーズを通しで聴いたらより楽しめるように作られてます。

耳かきについては十分優れてた前作からさらにパワーアップしました。
音の質感だけでなく細かな動き、位置取り、間の取り方も練られてます。
ここまでの耳かきを聴ける作品はなかなかありません。
シリーズ3作目を飾るに相応しい大変優れた品質を持ってます。

以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。
おまけは「山本耳かき店の日常」とフリートークです。

CV:小春…陽向葵ゅかさん 冬華…御崎ひよりさん 夏葉…秋野かえでさん
総時間 2:05:30(本編…1:36:22 おまけ…29:08)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

幽霊しんどろーむ

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とある事情で地縛霊になった女の子が
自分を見ることができる男性と出会い安眠できる催眠をかけます。

リラックス重視の誘導で深化させてから心と体を切り離し
あの世との間で川の音を聞きながら寝かしつけるなど
幽霊らしさを出しつつホラー要素は完全に取り除いてひたすら癒しを与えます。
優しい幽霊との安らげるひと時
幽霊に催眠をかけられ眠りにつくお話。

「ねぇ ねぇってば 私のこと 見えてる…よね?」
幽霊は素朴で優しい声の女の子。
ある日の夜、主人公に突然話しかけると
彼に取り憑いたことを謝ってからお礼を言います。

本作品は教室の地縛霊として多くの生徒たちを見守ってきた彼女が
偶然出会った彼に取り憑き45分近くに渡って癒しの催眠を施します。
彼女は恨みではなく未練が残ってるせいで成仏できない幽霊なので
彼に対して悪いことをする気は一切なく、むしろ仲良くなろうと最初から優しく接します。

「マッサージとかしてあげるからさ …触れないけど」
声や話し方はごく普通の女学生ですし
彼がなかなか寝付けないことを知ると自分なりのやり方で癒しを与えます。
普通の人には見えないので誰からも相手にされない日々を送ってたのが余程寂しかったのでしょう。
物語が進むにつれて彼女自身も幸せそうな表情を見せてくれます。

サークルさんの代表作「東方入眠抄」シリーズと同じくキャラ重視の作風です。
催眠の技法も彼女らしさを感じる要素をいくつも盛り込んでありました。
癒しの感覚に加えてちょっぴり切なくなる人がそれなりにいると思います。
2人が触れ合える場所で
催眠は2パート32分間。
横になって目を瞑り、まずは深呼吸と脱力で心身をリラックスします。
ちなみに脱力が始まるあたりから幽霊の声に軽いエフェクトがかかります。

「重なった右手から 感覚が抜けていく 右手はもう 動かない」
深呼吸は「吸って」「吐いて」の合図を出しながら軽い暗示を入れ
脱力は彼女に触れられてるイメージを交えて左右の手足を重点的に行います。
といっても彼女は幽霊ですから直接触れることはできません。
「彼に触れたい」という気持ちを込めることで寂しがり屋な彼女らしさを出してます。

シーンごとにキーとなる暗示をひとつ定め、それを厚めに入れていくのが印象的でした。
脱力の時は「抜ける」、次の深化は「落ちる」、その後は「揺れる」と
伝えたい感覚を明確にし、それを丁寧に投げかけて少しずつそちらへ持っていきます。

「意識が落ちていく 深い 深いところへ落ちていく」みたいに言い回しを変えながら進めますから
同じ言葉を繰り返すよりもくどやさ押し付けがましさは薄いです。
全年齢向け催眠音声を数多く制作されてるだけあって、セリフの表現や方向性にも工夫が見られます。

リラックスできた後にするのは深化。
お馴染みのカウントを長めに数えながら落ちる感覚を小まめに伝え
その後はエフェクトをもう少し強めた声で意識を揺さぶります。

「ぐわーん ぐわーん 揺れる 意識が揺れる 揺れるたびに 心と体がぶれていく」
カウント後のシーンは幽体離脱させることを目指してるのでしょう。
彼も幽体になれば彼女と触れ合えますからね。
エフェクトと暗示を組み合わせて意識のぼやけをさらに強くしてくれます。
私が聴いた時も脱力感がそれほどない代わりにこちらは強めでした。

無事彼女と同じ存在になれた後はいよいよ安眠に移ります。
現世とあの世の境界にあたる川辺で彼女と手を繋ぎ
さらに膝枕の状態で頭を撫でてもらいながらゆっくり眠りにつきます。

「私の熱が 君に移っていく 君の熱が 私に移ってくる」
ここでは前項で話した彼女の幸せそうな表情が心を潤します。
彼と触れ合えるようになったことを素直に喜び
お互いの体温を交換するイメージでより安心できる雰囲気を作ります。
そして短いカウントを何度も数えながら「眠くなる」と言って最終目的の安眠へと導きます。
カウントを繰り返すたびに数えるペースが緩くなり、彼女の声が眠そうになるのも状況に合ってて良いです。

もうひとつ、このパートは中盤まで川の音がバックに流れます。
さらさらという水音に別の癒しを感じるでしょうね。
川の音が消えた後はピアノBGMも流れますし、Re:Volteさんらしい安眠誘導と言えます。
穏やかで少し切ない作品
イメージ、音、言葉を組み合わせて癒しと眠気を与えるバランスの取れた作品です。

幽霊は自分の存在に初めて気づいてくれた主人公に恩返ししようと
まずは深呼吸、分割弛緩法、カウントを交えた深化で此岸へ案内します。
そして無事着いた後は体を寄せ合って眠気を少しずつ膨らませます。

素朴で寂しがり屋な幽霊が男性を優しく安眠させるノーマル向けのシチュ
古典催眠の技術を本作品なりにアレンジしてる堅実で個性のある催眠
川の音やBGMを交えて安らぎを与える独特な安眠パート。
技術とそれ以外の要素を上手く融合させた癒し一色の物語に仕上がってます。

中でも催眠は全体の流れ、各シーンの誘導法、その際に入れる暗示の表現および分量など
色んな部分がしっかりしていて完成度が高いです。
サークルさんの長所にあたる「キャラに合ったイメージの活用」と「音&音楽」もきちんと入ってますし
最初から最後まで安心して聴くことができました。

また物語の終盤では彼女自身のことも語られてます。
彼女がなぜ幽霊になったのか、今までどんなふうに過ごしてきたのか
そして今どんな思いで彼を眠らせようとしてるのか。
催眠者の内面にも光を当てて彼女の魅力を引き立ててます。

たぶんこのシーンを聴いたらしんみりするんじゃないかなと。
相手が幽霊なので多少の湿っぽさも持たせてあります。

おまけは後日談です。

CV:柳愛子さん
総時間 53:36(本編…42:32 おまけ…11:04)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠ASMR-水音色

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、アクアセラピーの店を営んでるお姉さんが
疲れを感じてる男性に催眠を交えた癒しのサービスをします。

水に関する様々な音を駆使して催眠に落としたり絶頂させるのが特徴で
ジェルで体をマッサージする音、炭酸風呂の音、紅茶に入れた氷砂糖をかき混ぜる音など
シーンによって音を小まめに切り替え、それらに暗示を込めて感覚を操作します。
音が織りなす癒しの世界に
アクアセラピストのお姉さんに催眠をかけられリフレッシュするお話。

「今日はどの茶葉にしようかなー」
お姉さんは上品で穏やかな声の女性。
暇を持て余してるところへ突然来店した主人公を見て驚くと
気を取り直してこれからするサービスの概要を教えます。

本作品は仕事や人間関係などで疲れてる人を元気にすることを目的に
彼女が70分近くに渡って催眠をかけたり一風変わったエッチをします。
後半でおちんちんをしごかれるシーンがありますが絶頂形式はドライになっており
合計8種類の水音を使い分けてゆっくり丁寧に導きます。

「まずは マッサージを体をほぐして よーく体がほぐれたら 入浴になります」
催眠パートはジェルによるマッサージや炭酸風呂といった癒しを感じる音をメインに据え
エッチに入ると手コキと耳舐めによるストレートなエロへと変化します。
他にも波の音、水中に沈む音、水滴の音など
水にまつわる音を上手に組み合わせてひとつの流れを作ります。

帽子屋さんは前作「催眠ASMR-蠱惑のマッチ」で音重視のサービスをされてただけあって
今作も音質とその使い方の両方が高度に練られてます。
タイトル通りASMR作品としての側面も持ってますから、これらの音を聴いてるだけでも十分癒されるでしょう。
催眠音声で以前から存在した「音モノ」を現在に合った形で見事に進化させてます。

ちなみに本作品には18禁要素を含んだ通常版(約66分)以外に安眠版(約33分)もありまして
そちらは体験版でまるまる聴くことができます。

催眠は2パート36分間。
施術台へ横になり、まずはお姉さんがジェルをまぶした手で体をゆっくりマッサージします。

「ジェルの効果で 右手のひらが じわーっと温かくなってきますよ」
左右の腕と足をひとつずつ丁寧にもみほぐしながら
それによって得られる感覚を暗示の形でさり気なく伝えます。
この時点から早速くちゅくちゅした水音が鳴り始めるのも本作品らしくていいですね。
どこをどうお世話してるかも小まめに教えてイメージしやすくしています。

マッサージ中は熱を伝える暗示に絞ってあるおかげで
私の場合は手のひらや二の腕がパチパチするのを感じました。
深呼吸や脱力は敢えてやらず、マッサージ音と暗示でリラックスさせる催眠っぽさをぼかした作りです。

次の「深化-炭酸浴とティータイム」は催眠状態をさらに深めるシーン。
施術台が浴槽のような形になってるらしく
そこから吹き出す炭酸入りのお湯に浸かって心身をさらにほぐします。
そしてある程度経った後は彼女が紅茶に入れた氷砂糖をかき混ぜる音を聴いたり
お風呂の底に沈むイメージをして別の世界へ移動します。

「このしゅわしゅわする音 気持ちいいですよね しゅわしゅわに包み込まれて 悩みまで一緒に弾けてどこかいっちゃいそうです」
先ほどはほぼ1種類だった水音が一気に3種類まで増え
それぞれに異なる暗示やイメージを絡めて上手に落としてくれます。
炭酸風呂はしゅわしゅわした爽快感のある音
氷砂糖をかき混ぜる時は涼やかな音、水中に潜る時はごぽごぽと泡の弾ける音と
同じ水音でもそれぞれ違った個性を持っており、変化に合わせてアプローチの方向性も変わります。

中でも氷砂糖をかき混ぜるシーンは暗示との絡め方がとても上手でした。
聴き手が氷砂糖と自分を重ねられるように言葉を選んで語りかけます。
このあたりから意識のぼやけや脳がとろける感覚が強くなるでしょう。
最後の沈むシーンも彼女の声を軽く反響させて水の中にいる雰囲気を出してます。

癒しのサービスと水音を組み合わせたテーマ性の強い催眠です。
聴き手を現実とは別の世界へ案内するのを目的に
前半のマッサージは疲れの出やすい手足を重点的にケアしながら温かさを伝え
後半は3種類の水音を個別に鳴らしつつ催眠がさらに深まるよう働きかけます。

水音が魅力なのは間違いないですけど
前半と後半で暗示のバランスを変えてるところも印象的でした。
前半は彼女の言葉を受け入れやすくすることを優先して少なめにし
氷砂糖をかき混ぜるシーンから徐々に増やしてスムーズに落とします。

水音を優先したら催眠にかかりにくくなり、暗示を多くすれば作品の個性が薄れてしまいます。
そのへんのバランスをしっかり取ってるのが素晴らしいなと。
水音による純粋な癒し効果も相まって催眠初心者でも入りやすいと思います。
声と音に包まれるエッチ
エッチシーンは21分間。
プレイは玉揉み、手コキ、耳舐めです。

玉揉み、手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「今響いているこの音は あなたの心を満たす 快感の雫」
催眠を使って主人公を夢の世界に連れて行ったお姉さんは
水滴が落ちる音を鳴らしながら性感を少しずつ高めます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の6分間は絶頂に向けた準備をするシーン。
波の音→水滴の音と引き続き水に関する音を取り入れ
そこに暗示を込めて彼女の言葉で気持ちよくなれるようになったことを教えます。

右「一滴こぼれるたびに 感度が上がって」
左「気持ちいい痺れが 全身に広がっていく」

そしてここからは彼女の声が左右へ小まめに移動します。
本家の双子催眠のようにセリフを小まめに区切って話しかけることはないものの
声の位置が小まめに変わるので脳を軽く揺さぶられる感覚がします。
自分が仮想世界にいることを直感的に伝えたかったのかもしれませんね。

エッチじゃない音を起点に感度を上げるのも本作品ならではと言えます。
水滴のペースを徐々に上げ、それと被らないようリズミカルに話しかけます。
私が聴いた時は胸と太ももの内側がゾワゾワするのを感じました。

本格的なプレイが出てくるのはその後から。
催眠の前半でやってたマッサージを今度はおちんちんや金玉に対して行い
さらに左右の耳も交互に、あるいは同時に舐めてエッチな水音で覆い尽くします。

「舐められるのが気持ちいい 舐められれば舐められるほど感度が上がって もっと気持ちよくなる」
「くちゅくちゅ」という若干泡立った手コキ音が上下にゆっくり動き
耳元至近距離から唇で挟み込んではむはむしたり舌で舐める音も流れます。
耳舐め開始から6分後には両耳舐めに切り替わるなど
水音を大事にした密度の高いプレイが味わえます。

耳舐めの時間が11分程度だったのでもう少しやって欲しい気もしましたが
音質がとても良く、両耳舐めの時は文字通り音に包まれてる感覚がします。
最後はカウントを数えながらきっちり追い込んでくれてドライも迎えやすかったです。
私は脳イキっぽい絶頂感でしたが、おちんちんもいじってますから股間でイク人も普通にいるでしょう。

このように、催眠パートとは別タイプの水音を駆使したほぼノーマル向けのエッチが繰り広げられてます。
音に浸れる作品
しっかり癒されながら気持ちよくなれる音系作品です。

お姉さんは疲れを感じてる主人公を心の芯からスッキリさせようと
まずはマッサージや入浴といった定番の癒しを提供しつつ深い催眠に落とします。
そしてエッチも引き続き水音を中心に据え、複数同時に鳴らして絶頂できるパワーを与えます。

穏やかなお姉さんが水音を使った癒しのサービスをする大衆性の高いシチュ
マッサージ音、炭酸の音、氷砂糖をかき混ぜる音を組み合わせて徐々に落とす変わった催眠
音に暗示を込めながらくちゅ音やちゅぱ音を鳴らす密度の高いエッチ。
催眠音声の中でも一際音を大事にした作品に仕上がってます。

中でも水音は種類が非常に多く、それぞれに応じた役割を持たせてあって唸りました。
18禁音声で定番の音はもちろん出てきますし
ほんの数分しかないシーンにも専用の音を用意して
彼が移動する様子をわかりやすく表現します。
音と技術の絡め方も秀逸で催眠にあっさり入ることができました。

エッチはサークルさんもおっしゃられてるように耳舐めをメインに据えてます。
どうやったら耳舐めで最も効果的に感じられるか、イケるかを考えながら進めてました。
プレイ中にあまり淫語を言わないのも音に集中しやすくするための配慮でしょう。
音自体に暗示を込めるので催眠もきっちり機能してます。

絶頂シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。
おまけは耳舐めとフリートークです。

CV:男性向け…陽向葵ゅかさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…1:52:50(本編…1:39:32 おまけ…13:18) 女性向け…1:32:24

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

いっしょに飲むっス

サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、気さくでお酒大好きな女の子が
偶然出会った人の家に泊まってお酒を飲んだり耳かきします。

キャラの魅力を出しつつ音でも癒すバランスの良い作りになっており
「~っス」という語尾で親しげに語りかけながらあれこれお世話する彼女の姿と
お酒や料理を作ったり飲む音を組み合わせてゆるーい空間を作り上げてます。
突然やって来た女の子と
有栖川つくしとお酒を飲んだり耳かきしてもらうお話。

「ごめん 仕事遅くなっちゃ…って あれ?」
つくしは明るくて元気な声の女の子。
ある日の夜、友人の家と勘違いして主人公の家にやって来ると
見知らぬ人が出てきたので慌てて友人に電話します。

本作品は予定してた飲み会の日時と場所を間違えた彼女が
終電に乗り遅れ彼の家に泊めてもらう様子を80分ほどに渡ってお届けします。
彼女は酒好きで友人とも通話しながらよく飲んでるそうですが
この日(本当は別の日)は直接会って飲む約束をし、お酒やおつまみを色々持ってきました。
そんなわけで作中では飲む、食べる、料理するシーンを多めに取りそのすべてでリアルな音を鳴らします。

ビールの栓を開ける音、グラスに注ぐ音、泡が弾ける音、スナック菓子を食べる音など
飲み会ではお馴染みの音が数多く登場します。
また料理する時は作ってる様子をそのまま録音したような内容で耳に心地いいです。
説明のセリフは必要最低限まで削ってますが、音のレベルが高いおかげで何をしてるかすぐわかります。

「色々買ってきたんで 好きなの選んでいいすからねー」
テーマが飲み会なので彼女のキャラや会話も大きなポイントです。
タイトル通り「~っス」という語尾をつけながら親しげに接し
音と上手く共存できるように話す時とそうでない時をはっきり分けてあります。

遠慮したりお礼を言うシーンもありますから馴れ馴れしさはありません。
普段の彼女と同じ調子であれこれお世話して感謝の気持ちを伝えます。
アニメが好きでマンガも描いてるオタクっぽい女の子です。
一緒に飲めばみんな友達
5分程度の前置きを挟んだ後から始まる3パート29分間は飲み会。
「2.おつまみッス!」はビールを片手にスナック菓子を食べながら雑談し
「3.料理するッス!」はおつまみを補充するためにつくしが台所に立って3つの料理を作ります。
そして「4.カクテル作るッス!」は持参したシェイカーでカクテル作りに挑戦します。

「私は商品レビューとか ゲーム実況よりはアニメが多いっすね」
この時点の2人はほぼ赤の他人ですから、まずはお互いを知るところから始めます。
突然家に上がり込んで主人公が迷惑してないかを確認し
それから好きなお酒やそうなった経緯を独特な口調で語ります。

あまり人見知りしないキャラに見て取れました。
お酒を一緒に飲んでくれる時点で悪い人じゃないと判断したのかもしれませんね。
お酒を飲む音、おつまみを食べる音も入ってて雰囲気がしっかりできてます。

音で面白いのは料理を作るシーン。
野菜を包丁で切り、卵を割ってかき混ぜ、コンロに火をかける一連の動作をほぼ音だけで表現します。
途中で何を作ってるか教えてくれますから、それをイメージしながら聴くと臨場感の高さがよくわかるでしょう。
野菜が違えば切る音も変わるなど、細かなところにまで気を配ってて素晴らしいです。

「美味しいものの足し算だし 目分量でやっても飲める味にはなるか」
逆にカクテルを作るシーンは彼女らしさが光ります。
ネットで調べたレシピを見て面倒と思ったのか、材料の分量は大雑把に決める一方で
彼のパソコンを使う時はプライベートな情報を見ないよう配慮し
彼に差し出してから自分のカクテルを作り始めます。

飲み会だから明るく振る舞ってますが、内心は結構気を遣ってるように感じました。
それが彼の優しさに触れてどんどんほぐれていきます。
相手が友達や恋人じゃないからこそ、心の距離が近づいてく様子もきっちり描いてます。

単体で最も長いパートは「5.耳かきッス!」(約29分)。
彼が「頭や耳が痒い」と言ったのを受けて指で頭を軽く掻いてから
膝枕の状態で耳かき棒と梵天を使い分けて右耳→左耳の順に綺麗にします。

耳かき棒は「ずずっ」という乾いてて平べったい音が使われており
最初は前後にゆっくり擦るように、しばらくすると小刻み優しく引っ掻くように動きます。
これまで数多くの耳かき音声を制作されてるサークルさんなだけあって
音質、動き、位置、距離、間の取り方が完璧で大変癒やされます。
梵天もふわふわさらさらした音になってて耳かき棒とは別の良さを持ってます。

最中の会話は左右を切り替える時以外はほとんどありません。
効果音だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きます。
飲み会が割と賑やかだからこそ、そことの対比を出したのかもしれませんね。
ちょっぴり恥ずかしそうな表情で熱心に手を動かす彼女の姿も和みました。

このように、声と音の両方を引き立ててるほのぼのした物語が繰り広げられてます。
変わった視点のASMR作品
食に関する様々な音を盛り込んでる高品質な作品です。

つくしは会ったばかりの自分を快く泊めてくれた主人公に恩返ししようと
持参したお酒とおつまみを振る舞ったり、その場で料理して飲み会を盛り上げます。
そしてある程度落ち着いた後は耳かきで純粋な癒しを与えます。

気さくで気配り上手な女の子と2人飲み会をする変わったシチュ
作中の至るところに音を用意し、かつその全てがハイレベルな音にこだわった作り
ノリが良くて空気も読める彼女のキャラ。
現在世に出てる他のASMR作品とは違う方向性を持った作品に仕上がってます。

中でも音は定番の耳かきを押さえつつ変わったところにも手を伸ばしてて新鮮味があります。
料理パートは夜と翌朝の2つありますし、カクテルを作る時はシェイカーの音もちゃんと鳴ります。
Crescendoさんは元々音に強いサークルさんですから多くの人が満足できるでしょう。

「あんまり人に甘えられたりしてこなかったから なんだか嬉しくなっちゃうなー」
つくしについては自分が楽しみ、彼も楽しめるように立ち回ります。
友達とよく飲んでるそうですから雰囲気作りのコツも心得てるのだと思います。
単なる酒好きではなく思いやりのある女性に映りました。

以上を踏まえてサークルさんでは7本目の満点とさせていただきました。

CV:殊座さん
総時間 1:22:21

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
82分で330円とコスパが良いので+1してあります。

あなたのクラスのママ係さん。【バイノーラル】

サークル「インゴヒゴ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて母性もあるクラスメイトが
男子生徒のママになって色んなエッチをしながら甘やかします。

甘えるのをためらう彼をぎゅっと抱きしめて優しい言葉をかけたり
授乳手コキや2種類のSEXで幸せな射精に導くなど
男性が癒しと安らぎを感じる要素を数多く盛り込んだ温かいエッチが楽しめます。
優しくて初々しいママ
クラスのママ係と5種類のエッチをするお話。

「んー? なぁに? 私に、何か用事?」
ママ係は甘く穏やかな声の女の子。
自分に甘えに来た主人公が躊躇してるようなので優しい言葉をかけると
ぎゅっと抱きしめながら何があったか尋ねます。

本作品は期間限定で男子たちの甘えたい欲求を満たす係になった彼女が
同じクラスにいる彼を110分程度に渡ってエッチに甘やかします。
この制度は学校側が定めたもので、期間は不明ですが女子が交代で務めてるそうです。
そのためどのプレイも学校内で行います。

「キミは、いつも、すごく頑張り屋さんだよねー♪ だから……今だけは、なーんにも考えないで、甘えていいからねー♪」
そして彼女はママらしく最初から甘い声と態度で親身にお世話します。
彼が来たらすぐさま抱きしめて温もりを与え
何かリクエストされたら嫌な顔ひとつせずむしろ嬉しそうに取り組みます。
褒めたり励ますセリフも多いのでエッチ抜きでも相当な癒しのパワーを持ってます。

学校の規則でやってることなのですが事務的感は一切ありません。
彼が甘やかされるのと同じくらい彼女も甘やかすことを楽しみながら進めます。
それが聴き手に伝わるように作中では彼女の心情描写にも力を入れてます。

「でも……どういう風にすればいいのかな? ママ、全然分からないんだ。よかったら、教えてくれる?」
物語が進むほど彼女が成長し、彼との関係が変化するのもポイント。
ママ係をするのは今回が初めてのようで、彼女はエッチどころかキスすら経験してません。
だから序盤はおちんちんの責め方や男性の喜ばせ方を彼に尋ねながら進めます。
そしてある程度慣れたらより大胆なプレイに移って深い快感を与えます。

タイトルから幼児プレイが充実してる作品と思う人がいるかもしれません。
ですが作中でガチな幼児プレイをするのは1パートのみで、それ以外は普通に甘やかす感じにお世話します。
幼児プレイを盛り込んだ純愛作品みたいな内容ですから、別に幼児プレイ好きじゃなくても普通に楽しめます。
昨年の11月に出た名作「チ○ポ係」に似た雰囲気を感じました。
身も心も温まるエッチ
エッチシーンは5パート83分間。
プレイは手コキ、耳舐め、乳揉み、授乳、キス、手マン、SEX(騎乗位、正常位)です。
服を脱がす、手コキ、手マン、ゴムの装着、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「それじゃ、キミのそこ……慰めてあげるね♪」
ハグと優しい言葉で主人公の不安を取り除くと
ママ係は既に勃起してるおちんちんを取り出し手でゆっくりしごきます。

エッチは一部を除き彼女が責め続けます。
最初の2パート30分間はママ係の日常風景。
「1.『ママが手で気持ちよくしてあげる』」は耳舐め手コキ
「2.『おっぱい、ちゅぱちゅぱしたいの?』」は授乳手コキで1回ずつの射精に導きます。

「お……おちんぽ。うぅ、恥ずかしいなぁ……」
「おちんぽ、ずーっとビクビクしてるね……♪ 可愛い……♪」

そして彼女は早速ママと女の子両方の顔を見せてくれます。
彼におちんちんを「おちんぽ」と呼ぶように頼まれた時は恥ずかしそうだったのが
手コキにある程度慣れると自分からガンガン言って射精を応援します。

インゴヒゴ(防鯖潤滑剤)さんは名前の通り淫語の扱いにこだわってるサークルさんです。
だからこの先のパートでも意識して多めに盛り込み興奮しやすくしています。
同じ言葉を連呼するのではなく、セリフに違和感なく忍び込ませるスタイルを取ってました。

「ママ、たっくさんあまあまに、おちんぽちこちこしまちゅからねー♪」
プレイについては授乳手コキのほうが個性は強いです。
でちゅまちゅ言葉や「ぴゅっぴゅがじょーず♪」など赤ちゃん向けの口調に変わり
射精時にはぴゅっぴゅのセリフで応援する安定したサービスが楽しめます。
時間は13分と短めですが内容は結構濃いです。

ぴゅっぴゅは5パート中4パートに登場しますからこれも大きな特徴と言えるでしょう。
体を気持ちよくするだけではなく、心もしっかりケアして甘さをさらに強化します。

2人の関係が大きく変わるのは次の「3.『ベロチュー、しよっか』」(約17分)。
さらに後日、空いてる教室がないので主人公を女子トイレに招待したママ係が
密着しながらのベロチュー手コキでとろける快感を与えます。

「ふわあ……。これが、ほんとのキスなんだ……。全然、違うよ……♪ 体、熱くなってくる……♪ すごい、あまあまな感じ……♪」
彼に「キスしたい」と言われた直後は少し戸惑ってた彼女も
実際にやってみるとその魅力にすっかりハマり、だんだん自分から求めるようになります。
このパート以降はキスの頻度が大幅に上がるところに彼女の心情がよく表れてます。
ゆっくりペースでねっとりしたちゅぱ音を鳴らすのも作品の雰囲気に合ってて良いです。

彼をお世話するだけで満足してたのが「自分も気持ちよくなりたい」に変化したわけです。
彼女が一方的に責めてた最初の2パートとは違い
ここからは2人が一緒に気持ちよくなることを目指してエッチするようになります。

それをわかりやすく表現してるのが終盤の2パート。
「4.『ママの……おまんこがいいの?』」はゴムありの騎乗位(約20分)
「5.『ママと、恋人になっちゃおっか♪』」はゴムなしの正常位とスタイルを変えて楽しみます(約16分)。

「お、おまんこに……おちんぽ、入れるのって……こ、こんなに、すごいんだ……っ♪」
彼がSEXを求めてくるだろうと思いゴムを用意する気配りを見せる一方で
初めて味わうおちんちんの感覚に驚く女の子なところも見せてくれます。
挿入した途端に吐息が熱っぽくなったりと、セリフ以外の部分でも繋がってる雰囲気を出す工夫がされてます。

淫語、吐息、喘ぎ声、ピストン音、そしてベロチューのちゅぱ音。
複数のエロ要素がぎっしり詰まってて実用性も高いです。
ここまでお互いの距離をじっくり縮めてきた状況も相まって気持ちよく射精できました。

それに輪をかけて素晴らしいのがゴムなしSEX。
これまでずっとリードしてきた彼女が初めて受けにまわり彼のピストンを味わいます。

「たくさんパンパンして……おまんこ、おちんぽの形になっちゃったんだね……♪ おまんこのお肉、キミとぴったりだから……♪ おちんぽ、きゅぅう~~って抱きしめられるよ……♪」
自分から責められるほど成長した彼の姿を素直に喜び
吐息や喘ぎ声を漏らしながらすっかり彼のモノになったことを伝えて征服欲をくすぐります。
パートの中盤には告白、終盤には中出しと重要なイベントが出てきますし
物語の最後を飾るに相応しいエロさと幸福感が最も高いプレイに仕上がってます。

この要所で彼が逞しさを見せてくれるのがすごく良かったです。
最初は甘えるしかできなかったのに、エッチを通じて彼女とずっといたい感情が芽生えたのでしょう。
一般的な幼児プレイ作品は後になるほど男性がダメになることが多いので
それとほぼ真逆の路線を歩んでるのは本作品ならではと言えます。

このように、母性の強い女の子とをひたすらイチャイチャするあまあまラブラブなエッチが繰り広げられてます。
甘さ満点な作品
幸せな気分に浸りながら抜けるノーマル向け作品です。

ママ係は嫌なことがあって凹んでる主人公を元気づけようと
同い年とは思えないほどの優しさと包容力を見せて心をがっちり掴みます。
そしてエッチは手コキとSEXをメインに据え、パートによってやり方や他のプレイを切り替えます。

優しくて甘やかし上手な女の子がクラスメイトの男子をお世話する癒し系のシチュ
声、言葉、プレイのすべてが甘く温かいエッチ
物語が進むほど2人の関係や心情が変化する展開。
エッチだけでなくキャラにも光を当てて充実した作品に仕上げてます。

中でもエッチは幼児プレイでぐいぐい押してくるのかと思いきや
それ以外のプレイを主体にしてクラスメイトから恋人に変わる流れを作っていて面白かったです。
彼女は男性を甘やかすのが好きですけどエッチが上手いわけではありません。
だからごく普通の女の子がするプレイを多く盛り込み、その中にガチの幼児プレイもひとつだけ入れてます。

隅から隅まで甘くて本当にいい気分に浸ることができました。
サークルさんは過去に全肯定作品をいくつか制作されてますし
そのへんのノウハウを本作品にも投入してあって完成度が高いです。
全体の流れ、キャラ作り、エッチの構成と繋がり、そしてひとつひとつのセリフ。
これらすべてが高水準でまとまってるからこういう感覚を味わえたのでしょう。

抜きに関しても淫語がやや下品だったり全パートで複数責めをしていて使い勝手が良いです。
終盤の2パートは同じSEXでも内容を変えてドラマチックに演出してます。
音声作品の主人公は存在感が薄くなることが多いだけに
山場で彼の魅力を引き立てる工夫は場の盛り上げや没入感を高めるのに役立ってます。

射精シーンは5回。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。
最初から最後までずっと幼児プレイをする作品ではないことだけご注意ください。
おまけは「ママが淫語をいっぱい言ってあげる」です。

CV:思ちぽさん
総時間 1:57:14(本編…1:48:06 おまけ…9:08)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2019年11月4日まで10%OFFの990円で販売されてます。

瞬間催眠リフレ

サークル「オミ・オクル」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまなお姉さんが
現実世界で頑張ってる人を癒すコンパクトな催眠をかけます。

忙しくて時間があまり取れない人をターゲットにした作りになっており
最初の催眠導入は23分、その先のリフレパートは5~10分と時間をできるだけ切り詰め
その中でタイトルの「瞬間催眠」を成立させるための準備を整えてから
状況に合ったイメージを駆使して短時間のリフレッシュを促します。
瞬間催眠で短時間の癒しを
ミオが催眠をかけてから4つのシチュで癒すお話。

「こんにちは、はじめましての人は、はじめまして」
ミオは甘くておおらかな声の女性。
主人公に挨拶し、作品の概要を説明すると
まずは催眠を知らない人にそれが何かわかりやすく教えます。

本作品は仕事や勉強が忙しくて時間に余裕がない人をリフレッシュさせることを目的に
彼女がおよそ50分に渡ってそれに沿った癒しの催眠を施します。
起床時、寝る前、気持ちを切り替えたい時、集中したい時と
日常生活でよくあるシーンを選び、プラスに働く暗示を入れてそれを応援します。

ちなみに彼女は今年7月に発売された「看取られ音声」にも登場してます。
あちらでは死にゆく人を看取る役をしてましたが
今作ではそういう要素は一切入れずにひたすら癒します。

最大の特徴はタイトルにもなってる瞬間催眠
文字通り瞬時に催眠状態へ誘導することを意味し、これに向けて一歩ずつ丁寧に進めます。

「さすがの私も、初めての人を一瞬で催眠状態にするのは難しいんですよね」
彼女もいきなり瞬間催眠をかけるのは難しいことをよく理解してるので
まずはオーソドックスな誘導を行い、その中に一瞬で落ちられるトリガーを仕込んでおきます。
そして4つの音声でそれを発動してから癒す流れで進めます。

一般的な催眠音声だと導入から解除までを繋げて聴くようになってますが
本作品は初回だけ催眠導入パートを聴き、2回目以降は各シチュのパートをいきなり聴くことを想定してます。
これなら10分もあれば聴けるので、作品のコンセプトである「スキマ時間を使った癒し」に合致します。
サークルさんが新ジャンルとおっしゃられてる通りこういう作品は非常に珍しいです。

「私の言葉が、貴方の心のどこかで、溶けずに残っていて、癒せたら、とても嬉しい、みたいな」
これらを行うミオはふんわりした女性。
全編を通じてのんびりした口調で優しく語りかけます。
ホッとする声質をしてるので声を聞いてるだけで眠くなるかもしれません。
催眠も暗示をガンガン入れたりせず適度な余裕を持たせて安らげる雰囲気を作ります。
イメージを活用した催眠
一番最初の「Track1:導入音声」はおよそ23分間。
最初の5分を使って作品のコンセプトや催眠とは何かを軽く説明してから
楽な姿勢で深呼吸したり部屋の中の一点を見つめて心身の緊張をほぐします。

「身体の余分な力がどんどん抜けていきます。それに合わせて心もいつの間にか、ふわふわと軽くなっていることに、気付いていませんか?」
深呼吸の時は「吸ってー 吐いてー」の掛け声を挟みながら脱力感を伝え
凝視してる時は瞼の重さを感じさせるなど
ミオは普段通りの柔らかな態度で早速癒しを提供します。

技術自体は古典催眠ですけど、セリフの表現をかなり和らげてありました。
彼女の声も相まって割と早い段階から意識がぼんやりしてきます。
まだ始まったばかりなので瞬間催眠は無理に入れず、深化しやすくする方針で進めます。

お次は自分の心の中にある部屋をイメージし
そこに彼女と2人で移動しながら催眠状態をさらに深めます。

「好きな色の壁。お気に入りの家具。部屋の温度は、ちょうどいいくらい」
壁、内装、室温など部屋のイメージを鮮明にする要素をいくつか挙げ
さらに彼女が座るための椅子も用意して寛げる空間を作ります。
本作品は催眠パート、リフレパートいずれもイメージを有効活用しており
それらが持つ印象を通じて癒しの感覚をわかりやすく伝えます。
簡単な素材ばかりなのでよほど苦手な人でもない限りは大丈夫だと思います。

十分にリラックスさせてから深化に移る手堅い催眠です。
聴き手をミオがいる2人だけの部屋まで案内するのを目的に
パートの前半は深呼吸や凝視法といった脱力を重視した技法
後半は作品固有のイメージを交えた深化とシーンごとにやることを変えてスムーズに導きます。

本レビューでは敢えて伏せましたが、瞬間催眠を成立させるための仕込みもこの中で行ってます。
被暗示性が高めの人ならそれに合わせて感覚が変化するのを実感できるのではないかなと。
暗示の表現、分量、入れ方も良いですし催眠初挑戦のサークルさんとは思えないほど安定してます。

Track2以降は本題のリフレ(約25分)。
朝起きた時、一日の終わり、気持ちを切り替える時、集中する時を想定し
彼女が5~10分をかけてそれに合った癒しの言葉を投げかけます。
内容が完全に独立してますから繋げて聴く必要はありません。

「ほうら、ちょっとずつ、身体が暖かくなっていくのがわかりますか? 濡れていた洗濯物が乾くように、あなたの身体から、どんどん眠気が抜けていく」
そしてここでも彼女はイメージを使って感覚を伝えようとします。
朝起きた時は主人公を洗濯物に例えて温かさと爽快感を与え
逆に寝る時は自然が豊かな場所を彼女と散歩しながらゆっくりカウントを数えます。

瞬間催眠は冒頭の1分30秒ほどで行い、あとは時間いっぱい癒します。
どのパートも最後に解除の動作が入りますし本当にコンパクトです。

「緊張してもいい、不安でもいい。それらを、ちゃんと自覚した上で、大きく構える」
個人的に印象に残ったのは最後のTrack5。
なかなか集中できない彼を応援してから解消するコツを伝授します。
こういう場合は何か他のことが気になってるでしょうし
それをなかったことにするのではなく、共存できるように働きかけます。

このように、テーマの瞬間催眠を盛り込んで心をケアする実用性の高い催眠が繰り広げられてます。
ホッとする作品
短時間で実の詰まったサービスをしてくれる癒し系作品です。

ミオは現実世界で頑張ってる主人公の心を少しでも軽くしようと
まずは20分程度の催眠をかけて瞬間催眠に向けた準備を整えます。
そしてリフレパートは瞬間催眠の後にイメージと組み合わせて癒しの暗示を入れます。

おおらかなお姉さんが瞬間催眠リフレに適したリードをするノーマル向けのシチュ
技術を使って2人だけで過ごせる特別な部屋へ案内する催眠パート
時間をできるだけ切り詰めサクッと癒すリフレパート。
総時間の短さが弱点ではなく強みとなるように作品を組み立ててます。

中でも2番目は目的意識を持った誘導をされてて驚きました。
催眠音声を初めて作ったサークルさんだとなんとなく催眠をかけるケースもあるので
作品独自の要素を盛り込みきちんとこなせる時点で十分凄いと言えます。
ミオ役をやられてる月花うさぎさんの声もすごく眠くなるタイプでこの作品に合ってます。

瞬間催眠については人によって上手くいくかどうかに多少の差が出ると思います。
その場合はもう一度催眠パートを聴いて無意識に教えてあげるのがいいでしょう。
催眠パートとリフレパートを繋げても35分程度なので十分短いです。

手軽に、気軽に聴ける作品を求めてる人には特におすすめします。

CV:月花うさぎさん
総時間 48:40

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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