同人音声の部屋

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タグ:環境音

   ● 【立体音響】Cure Attendant-咲愛(後編)
   ● 【立体音響】Cure Attendant-咲愛(前編)
   ● 雨の日の午後に~彼女と耳かき~
   ● 夜空の箱舟
   ● 雨の日の耳かき店 雫庵2
   ● 癒し旅館せせらぎ~こよみママの母乳風呂で安らぎのひととき~
   ● 催眠音声『電車の中の痴女』~えっちなお姉さんの性欲のはけ口にされちゃうアタシ(ボク)~
   ● 【正月・耳舐め】うたかたの宿 新年初詣【バイノーラル・癒やし】
   ● セイレーンの檻
   ● 初恋カノジョと花火の夜に【耳かき】【添い寝】


【立体音響】Cure Attendant-咲愛

【立体音響】Cure Attendant-咲愛(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「Track4.お客様のご気分に合わせた特別サービス」以降の様子を中心に紹介します。
お姉ちゃんになって極上の癒しを
後半にあたるTrack4とTrack5でするのはエッチなサービス。
前者は甘やかしながらの授乳手コキとSEX、後者は比較的ソフトな耳舐めとメインのプレイを切り替えじっくり行います。

両者を合わせた時間はおよそ92分間。
プレイはキス、乳首責め、ハグ、授乳、手コキ、玉揉み、素股、SEX(対面座位)、耳舐めです。
乳首責め、手コキ、玉揉み、素股、SEXの際に効果音が鳴ります。

「このまま観察しているのも楽しそうだけど、しっかりとサービスしてあげなくちゃね」
マッサージの心地よさで主人公が熟睡したのを確認すると
咲愛はゆっくりペースで唇や乳首を責めてこれまでとは別の癒しを与えます。

エッチはどちらも彼女がリードします。
最初のTrack4は彼の欲望をストレートに受け止めるプレイ(約67分)。
チェックインの際に「年上のお姉さんにいっぱい甘えたい」「欲求不満でそろそろ発散したい」と答えたのを受けて
彼のお姉ちゃんになりきりながら唇、耳、乳首、おちんちんに濃厚なご奉仕をします。

「いっぱいお仕事して疲れたよね~… 嫌な事があっても頑張ったんだから、偉いよ?」
これまでに比べて口調が柔らかくなり、心に染み入る言葉を適度に投げかける癒し重視のエッチです。
非エロパートと同じくセリフごとの間を長めに取ってありますから
癒しの気分を維持したままオナニーに取り組むことができます。

そしてセリフの間にはエッチな声や音がたっぷり流れます。
パートの前半が授乳手コキ、後半は対面座位でのSEXとお互いが責め合うスタイルにしてるため
効果音と喘ぎ声が同時に流れる時間が長く、ゆっくり進めてるのに十分過ぎるエロさがあります。
甘く品のある喘ぎ声と粘性高めでやや激しい効果音とのギャップもそれを大いに助けてます。

前後半で1回ずつある射精シーンが来る前に抜きたくなる人がそれなりにいるのではないでしょうか。
前編で話した音フェチ系の作りが後編でもしっかり受け継がれてます。
もちろん途中で飽きないようにシーン単位でプレイ構成や責め方を小まめに変えてきます。

「君は竿を大きく扱かれるのが好き…? それとも、先っぽを重点的にしこしこされるのが好き…?」
「しこしこっ、しこしこっ… しこしこっ、しこしこっ… ん、く…あぅん…んっ…」

授乳手コキは冒頭のキスと乳首責めの直後に起きた彼のリクエストに答え
最初は授乳だけ行い、その8分後には手コキや玉揉みを加えます。
竿よりも亀頭を責められるのが好きとわかったらすぐさまそれを実行し
「しこしこ」「くりくり」などの擬声語を挟みつつ喘ぎ声を積極的に漏らすあまあまなプレイです。

彼を癒すためにやってるわけですが彼女自身も満たされた表情を見せます。
2人で一緒に気持ちよくなる展開も含めて一体感を大事にしてるように映りました。

それに対してSEXはお姉さん+恋人っぽさを持たせたプレイをします。
一番最初に3分程度ディープキスしてお互いの気持ちを盛り上げ
軽い素股を挟んでから20分以上に渡ってじっくり愛し合います。

「セックスでこんなに感じちゃうの久し振りっ… よっぽど君のおちんぽとの相性が良いのかしらっ…♪」
「恥ずかしがらなくても大丈夫、大丈夫… お姉さんは君の感じてる顔を見れて凄く嬉しいから…ね?」

前半以上に激しい喘ぎ声を多く漏らして気持ちいいことをわかりやすくアピールしつつ
まだ自分を抑え込んでる彼に心を解き放たせる目的に沿ったプレイです。
SEXもストレートに腰を振ってたかと思えば休憩を挟んで耳舐めにシフトしたり
終盤に差し掛かると水音に肉のぶつかり合う音が加わり徐々にペースを増す変化に富んだものです。

キャラ、セリフ、音、雰囲気のすべてが高水準でいい気分に浸りながら射精できました。
エロさと温かみを兼ね備えてるところがすごく本作品らしいなと。

もうひとつのTrack5は耳舐めをがっつり楽しめるパート(約25分)。
SEX後に一旦退出した咲愛が再びやってきて着陸間際まで耳を個別に舐めてくれます。

「耳に口を密着してますから、吐息とかより近くに感じられません? 舐められる感覚だけでなく、私の息遣いも愉しまれてくださいね…」
口で責めるプレイが主役なのでTrack4以上にセリフの割合を落とし
耳全体を優しく舐める、耳たぶを甘噛みする、穴に舌をぐりぐりさせるなどリアルで多彩な責めを繰り出します。
特に穴を責めるシーンは音の位置が非常に近く、コリコリした音と吐息の両方で刺激を送ります。

このパートには射精シーンがなく全体のペースもゆっくりです。
2回連続で射精したことによる疲労と虚無感を和らげる最後に相応しいサービスと言えます。

このように、癒しながら心身両面をスッキリさせる充実したエッチが繰り広げられてます。
癒やされながら抜ける作品
女性の優しさや温かさを強く感じながら抜ける総合力の高い作品です。

咲愛は仕事を頑張りすぎた結果重度の欲求不満に陥ってる主人公を助けようと
彼を特別な席へ案内してから着陸するまでほぼつきっきりで色んなお世話をします。
そして前半は音やマッサージによる純粋な癒しを与え、後半は体を張ったご奉仕で性欲を発散させます。

パートごとに異なるリアルな音をたっぷり流す作り
性感帯を責めつつ彼にも大事な部分を預ける一体感のあるエッチ
母性が強く気配り上手であまあまな彼女のキャラ。
癒しとエロのバランスが取れた甘やかし成分の強いサービスが味わえます。

非エロ62分、エロ98分なので時間だけを見ると後者のほうが優勢です。
しかしエッチも癒す方向で責めることを考えれば同じくらいの存在感と言えます。
女性に甘えたい欲求と女性を気持ちよくできた達成感の両方を満たしてくれます。
エッチで赤ちゃん言葉をほとんど話さなかったのもできるだけ対等な立場を維持したかったからではないでしょうか。

どのパートも音を重要視してる点は一緒なのに内容がまるで違うのも素晴らしいです。
Track2は環境音、次はマッサージ音、そしてくちゅ音+喘ぎ声、ちゅぱ音と被せずに組み立ててます。
同じプレイでも責める部位や責め方によって音の質感とリズムがちゃんと変わりますし
シンプルなように見えて様々な創意工夫が込められてます。
熟練したサークルさんならではの冴えを感じました。

射精シーンは2回。
くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声多め、淫語そこそこです。

以上を踏まえて本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。
おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:逢坂成美さん
総時間 3:04:15(本編…2:45:47 おまけ…18:28)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2018年6月30日まで30%OFFの630円で販売されてます。

【立体音響】Cure Attendant-咲愛

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかで世話好きな客室乗務員が
疲れの溜まってる男性につきっきりで色んなサービスをします。

質量共にセリフよりも音を重視した音フェチ系の作りが魅力で
最初は環境音、次は効果音とパートごとにメインの音を切り替え
それらをゆっくりのんびり鳴らし続けて癒しや性的興奮を与えます。

総時間が3時間以上あるため前編(Track1~3)、後編(Track4~5)の2回に分けてお送りします。
出張帰りの癒やされるひと時
IYS航空の客室乗務員「咲愛(えあ)」からサービスを受けるお話。

「本日はIYS航空をご利用いただき、誠に有難うございます」
咲愛は明るくてお淑やかな声のお姉さん。
飛行機に搭乗してるお客たちに離陸前のアナウンスをすると
予約とは違う席へ案内された主人公に事情を説明します。

本作品は「Cure Attendant」「Cure Attendant2」に続くサークルさんの人気シリーズ第3弾。
搭乗チェックの結果、特に癒しが必要と診断された彼の疲れを取り除くために
彼女が特別席で165分もの長時間に渡る癒しとエッチなサービスをします。
搭乗シーンにあたるTrack1を除く全パートに20分以上の十分な時間を用意し
前半2パートは非エロ、後半はエロと両方をバランスよく楽しませる方向で進めます。

ディーブルストさんと言えば耳かきやマッサージといった癒しのサービスを得意とし
さらに音の質感や動きのリアルさにも大変定評のあるサークルさんです。
今作でもその武器を活かせるように会話は状況説明など当たり障りのないものに留め
その代わり色んな音をたっぷり鳴らして彼女にお世話されてる雰囲気を出します。


実際に聴いてみると時間がゆっくり流れていくように感じるでしょう。
セリフごとの間をわざと長く取ることで頭を空っぽにしたまま聴きやすくしています。

「険しい表情をされていたお客様が見せる優しい表情や笑顔… こんな顔をされるんだなって、見ていて嬉しくなってしまいます」
もちろん彼女が持つ癒しのパワーもなかなかのものです。
彼が特別席に案内された理由を知ってるので最初から親しげな態度で接し
疲労や筋肉の凝りが改善されてるとわかるととても嬉しそうな表情を見せます。
典型的な甘やかしキャラとでも言えばいいのでしょうか、これらを好きでやってるのが自然と伝わってきます。
臨場感が高い音重視のサービス
事前のやり取りを終えた直後のTrack2でするのは環境音を使った癒し(約22分)。
前半は森の音、後半は川の音をヘッドホンから流しつつ咲愛がゆっくり優しく語りかけます。

「「森林浴」なんて言いますけど、実際に木から出る香からはリラックス効果がある化学成分が出ているんですよ」
飛行機に乗って出張するくらいですから主人公はきっと忙しい日々を送ってるのでしょう。
だから日頃なかなか触れられない自然の力で心の芯からリフレッシュさせます。
環境音は森の音が風に吹かれて木々が揺れる音と数種類の鳥の鳴き声
川の音は山奥で録音されたのか、水がこぽこぽと湧き緩やかに流れていく感じでどちらも非常にリアルです。

個人的にすごく面白いと思ったのが環境音の音量を大きめにしてることです。
音声作品における環境音は雰囲気作りを助ける脇役に位置づけられてることが多く
セリフに比べて音量をひと回り小さくするのが普通です。
それに対し本作品では敢えてセリフと同じくらいの音量に設定してます。
音の分量だけでなく存在感も大きくする本作品らしい演出と言えるでしょう。

目を瞑ったらその場にいるんじゃないかと思えるくらい音が近くて抜群に癒やされました。
特に前半は音にしにくい風の音を木によってわかりやすく、そして爽やかに表現してます。
寝る前にこのパートだけを聴く、なんて使い方も大いに有りです。
一見すると王道なんだけど他のサークルさんではやられてない工夫がされてます。
体験版でも聴けますから興味が湧いたは是非聴いてみてください。

続くTrack3は下半身のマッサージ(約40分)。
主人公にズボンだけ脱いでもらい左脚→右脚の順に手や指で丁寧に揉みほぐします。
前編で紹介するシーンは完全非エロなのでエッチな描写はありません。

「むくんでしまったふくらはぎを内側…外側から叩いて… んっ… 強すぎず弱すぎず…適度な強さでやっていきます」
「マッサージをする事も大事ですが、むくみの解消には食生活も大事です なるべく栄養バランスを重視した食事をするようにしてくださいね?」

Track2と同じくセリフは今何をやってるかの状況説明を中心に据え
専用のオイルを使って擦ったり、指圧したり、優しく叩いたりと変化に富んだお世話をします。
そしてさり気なく彼を気遣う言葉を投げかけて心のほうも温めてくれます。
専門知識をちょこちょこ言うのもプロらしさがあって良いです。

以前から色んなタイプのマッサージ作品に挑戦されてるだけあって
お世話する部位やその方法によって音の質感と動きが大きく変化します。
時間に余裕があるのを活かして個々の動作を長めに行い音の違いを楽しみやすくしています。

環境音が鳴らない分Track2よりも静かに感じるのではないでしょうか。
同じ音フェチ系でもパートごとにまったく違う魅力を持ってます。

おまけはPRボイスとフリートークです。

後編へ続く…。
【立体音響】Cure Attendant-咲愛(後編)

CV:逢坂成美さん
総時間 3:04:15(本編…2:45:47 おまけ…18:28)


体験版はこちらにあります

追記
2018年6月30日まで30%OFFの630円で販売されてます。

雨の日の午後に~彼女と耳かき~

サークル「バイノーラル6音」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介するサークルさんの処女作は、落ち着きがあって世話好きな彼女が
大好きな人と雨の日の午後をまったり過ごします。

声の質感、位置、距離、動き、力加減すべてがハイレベルな効果音と
現実世界でする会話にとても近い表現でする他愛もない会話など
音とセリフのバランスをほぼ同じに取り両方から癒す安眠しやすい作りになってます。
バックで流れ続ける雨音も作品全体に静けさを与えてます。
雨の日を2人でのんびりと
彼女が耳かきや羊数えをするお話。

「あーあ 雨やまないか 今日はどこも行けないね」
彼女はややトーンの低いホッとする声のお姉さん。
とある雨の日、恋人にあたる主人公と家で暇そうにしてると
コーヒーを淹れたり耳かきしながら色んなことを話します。

本作品は雨のせいで外に出かけられず暇を持て余してる2人が
午後から夜にかけて過ごす様子を彼の視点で楽しみます。
前半はコーヒー淹れ&耳かき、後半は添い寝しながらの羊数えと家庭的なサービスで統一し
それぞれの様子をとことんリアルに描いて癒しや眠気を膨らませます。

本作品を語る上で絶対に外せないのが「音」。
「~してるよ」などの説明的なセリフを挟まず動作の一部始終をほぼ音だけで表現します。
例えば冒頭の彼女がコーヒーを淹れるシーンでは、ケトルに入れた水がこぽこぽと音を立てて徐々に沸騰する音
インスタントコーヒーの粉末をカップに入れる音、2人分のお湯を注ぐ音を上手に組み合わせてます。
彼女がベッドに寝たり体を起こす音までしっかり入ってますし、音に対するこだわりを持って作られてるのがわかります。

バイノーラル6音さんは有料だとほぼ無名ですが、YouTubeのほうで無料作品を数多く投稿されてます。
私は初めて聴きましたがレベルが非常に高くてびっくりしました。
音の品質や扱い方については処女作の時点で大手のサークルさんに並ぶものを持ってます。

バックで流れ続ける雨音もポイント。
ぱらぱらと優しい水音が使われており、声や効果音の邪魔にならない音量に抑えられてます。
羊を数えるパートではそれと雨音だけが流れる時間を長く取ってありますから
文字通り頭を空っぽにしたまま心安らぐひと時を送れるでしょう。

音と並ぶもうひとつの魅力は彼女のセリフ。
挨拶や自己紹介といった前置きは完全に省略し、音声開始直後から他愛もない会話を続けます。

「ん? おっ ふーん いいねされた ふふっ このツイート ほら」
明日のデートの予定や彼がスマホで見てる動画の内容など
仲の良い者同士だからできるあまり中身のない話題が中心です。
しかもそれらを「うーん」や「おっ」といった意味を持たない言葉を挟んでするからとても緩く感じます。

恋人と2人きりなら当然お互いリラックスしてるでしょうから
その心情をセリフに反映させた自然な会話表現にしてます。
時間に対する会話量は意外と多いのですが、全編を通じて彼女が意識してのんびり話し
さらにセリフごとの間をやや長く取ってるおかげで効果音や雨音と共存できてます。

すべての要素が高品質な音の数々と彼女のだらっとした会話。
音とキャラのバランスを大事にして両方から癒す雰囲気の良い作品です。
音と彼女の優しさに包まれて
彼女にコーヒーを淹れてもらった後に始まるのは耳かき(約11分30秒)。
主人公が観ていたYouTubeの動画を見て興味を持った彼女が実際に耳かきしてあげます。

膝枕ではなく添い寝の状態で右耳→左耳の順に綿棒だけを使うシンプルなもので
「ぽりぽり ぷすっ」という柔らかくて乾いた音を中の汚れを絡め取るように隅々までゆっくり動かします。
息を吹きかけることはありません。

「耳 普段掃除してないでしょ? わかるよ 綺麗にしてあげないと」
綿棒にしては音が粗い気もするのですが、耳かきの開始前に彼の耳が汚れてると遠まわしに言ってましたし
それを反映させてわざとこういう音にしたのかもしれません。
動きと力加減については現時点で文句なしと言えるくらい優れてます。
10秒程度鳴らした後に無音の時間をほんの少し挟んでるのもリアルで良いです。

「うーん そうねぇ (コントローラーの)色は…白かな あ、でも汚れとか目立っちゃうかな」
最中の会話は先日彼が買ったPS4につける彼女のコントローラーの色選びや
冬から春に移りつつある季節のことなど耳かきとまったく関係ないものばかり。
最後のほうに彼女があまあまなことを言って彼が赤面するシーンを入れるなど
恋人たちがだらだら過ごす様子を緩い調子で描いてます。

もうひとつのサービスにあたる羊数えは13分ほど。
すっかり眠そうな彼の右側に彼女が抱きつきリクエスト通り羊をゆっくり数えます。

「羊が1匹 羊が2匹 羊が3匹 羊が4匹」
彼を安眠させるのが目的なので羊数え以外の会話は一切挟まず
雨音と組み合わせて静かで落ち着いた空間を作り上げてます。
前のパートで2人の仲がとても良いのが自然と伝わってきますから
通しで聴けばその優しい声と心に多くの人が安らぎを感じるでしょう。

このように、音声を構成する色んな要素に余裕を持たせた大変癒されるサービスが繰り広げられてます。
ゆるーい作品
音フェチ系でありながらキャラも立ってる総合力の高い作品です。

2人で一緒にいるのが当たり前なほど仲のいい男女が
雨音を聴きながらだべったり耳かきしてのんびりしたひと時を送ります。
そしてその様子をリアルな音と砕けた会話でゆるーく描きます。

音質はもちろん、位置や距離まで緻密に練られたハイレベルな効果音
それを後ろから引き立てる雨音、恋人らしさを感じるセリフの数々。
専門店のように目的を持ってお世話するのではなく、2人が時間を潰す感じを出しながら物語を進めます。

「ん? 寝ちゃうの 眠たい? じゃあ私も寝よっかなー」
音声を実際に聴いてみるとわかりますが展開は割と行き当たりばったりです。
主人公の動画を見て興味を持ったから思いつきで耳かきする、彼が眠そうだから添い寝をすると
彼の心情に彼女が追従する形であれこれお世話します。
この何気なさも本作品をゆるーくするのに貢献してます。

音も十分すごいのだけど、私個人は会話のほうにより強い魅力を感じました。
余計な部分を敢えて盛り込んでるのが作品の雰囲気にすごく合ってるなと。

音フェチ系ボイスドラマと呼ぶのが妥当な良作です。

CV:hana10(はなと)さん
総時間 34:53

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
通常だと35分で700円はやや割高な部類なのですが
品質が非常に良いので今回は点数を引いてません。

2018年4月14日まで50%OFFの350円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

夜空の箱舟

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夢と現実の狭間にある不思議なお店を舞台に
そこの店員さんが上半身を隅々までケアして安眠へと導きます。

効果音の質と種類にこだわったサービスをするのが特徴で
時間に対するセリフの量を極端に減らし、行為の一部始終を主に音だけで表現します。
さらに特定の音を鳴らし続けるのではなく数分ごとに切り替えて臨場感を出してます。
音で紡ぐ子守唄
夜空の箱舟の店員「みやこ」からサービスを受けるお話。

「初めまして ようこそお越しくださいました」
みやこは明るくて澄んだ声の女性。
夜空の箱舟を訪れた寝付きの悪い主人公をぐっすり眠らせようと
長時間に渡る癒しのフルコースを提供します。

本作品はストレスや不安で安眠できずにいる人々の悩みを解消することを目的に
彼女がおよそ2時間に渡って合計6種類のサービスをします。
イヤーエステ、ヘッドスパ、フェイスケア、肩や腕のマッサージ、お茶淹れ、ハンドケアとパートごとに内容を切り替え
それぞれに十分な時間を用意してゆっくりのんびり行います。

シロクマの嫁さんはおねショタやハーレムなど特定のシチュを好む傾向があるサークルさんです。
しかし今回はおよそ2年半ぶりの全年齢向け新作ということで
キャラやストーリーといった背景部分はほぼ切り捨て音にとことんこだわった作りになってます。
サークルさんによると制作のために東北までロケに行ったそうです。

最大の武器であるバイノーラル録音を駆使したリアルな音質に加え
ひとつのサービスをする中に数多くの音を用意し、それらを使い分けてさらなるリアリティを与えてます。
時間が長いのでセリフもそれなりにありますが、ほとんどは何をするかや状況説明で
それらを終えると「んっ」などの軽い掛け声を漏らしながら静かに手を動かします。
事務的と感じることはないでしょうが主役の音が引き立つよう控えめに振る舞ってます。

バックで終始流れ続ける波の音も落ち着いた雰囲気作りに貢献してます。
声や効果音を聴きやすくするために音量をやや抑えてあるものの
規則的に打ち寄せる音が耳に心地よく、現実世界の雑音も遮断してくれます。
効果音と環境音を組み合わせて癒す王道の音フェチ作品です。
ひとつひとつを丁寧に
1分30秒程度の挨拶を終えた直後に行う最初のサービスは耳のお手入れ(約41分)。
リクライニング式の椅子に座り耳の洗浄から中の掃除までをゆっくり丁寧に行います。

両耳同時に泡タイプの石鹸で洗浄するところから始まって
濡らしたタオルで拭く、乾いたタオルで水気を取る、手や指でマッサージするなど
細かなサービスを豊富に用意して音の違いを楽しませます。
このパートだけでも9種類ありますから、単純計算すると4分30秒ごとに効果音が切り替わります。

肝心の耳かきも耳かき棒、綿棒、馬の毛耳かき、梵天&息吹き、耳垢水とやることが多く
その全てで異なる効果音をリアルな質感と動きで鳴らす大変高度なものです。
位置がとても近いおかげで音が鳴るたびに微かな振動まで伝わってきます。
それでいて頭が痛くならないのは力加減に気を遣ってるからでしょう。
音と微弱な刺激によって耳かきされてる気分に浸らせるシロクマさんならではの耳かきです。

片方を一通り終えたらもう片方に移る通常の耳かきとは違い
本作品は耳かき棒は左→右、綿棒は右→左といった具合に毎回左右をお世話してから次の器具へ移ります。
膝枕とは違い彼女が動く流れなのでテンポは良いです。

「慣れてきたら馬の毛が 耳かきでは届かない細かいところに届いて すごく気持ちがいいのですよね」
この中で最も個性的なのは馬の毛耳かき(約4分30秒)。
「ぞしゅっ」という粗さのある乾いた音を左耳→右耳の順にゆっくり鳴らします。
実際に聴いてみると毛の一本一本が綿棒よりも太く感じるでしょうね。
本作品以外だと「添い寝カフェ『しろくまのしっぽ』」にしか出てこない相当にレアなサービスです。

耳をスッキリさせた次にするのは頭のケア(約26分)。
動物の毛を使ったブラシで髪をとかし、専用のオイルを揉み込んで頭皮をほぐしてから
シャンプーやトリートメントで綺麗にします。

「髪が絡まないように 柔らかな泡で包みながら」
中でもシャンプーは最も長い8分程度の時間を割き
ポリポリした泡混じりの音を頭全体にゆっくりスライドさせたり
そのまま指で優しく叩きシャワーで洗い流す様子をほぼ音だけで見事に表現してます。
ソフトな質感のシャンプーを使ってるのか、普段聴くものより音が滑らかに感じました。
タオルで拭くなどの細かな動作にまできちんと音が入ってるので、セリフなしでもサービスの様子が簡単にイメージできます。

個人的にもっともこだわりを感じたのが「05_マッサージ」パート(約19分)。
椅子を起こした後に肩や腕を手と指だけを使って揉みほぐします。

「ツボを押す時は 指の腹で優しく 指の先で押すと 痛く感じてしまうことがありますからね」
特別な器具を使うことはないので耳かきやヘッドスパに比べると音自体は地味です。
しかし肩を揉む時は音の位置が耳の下あたり、腕はそれぞれに対応した位置へと移動させ
拳を握って小刻みに叩く、手を開いてチョップするように叩く、手を組んで甲で叩くなど
同じマッサージでも色んなやり方を用意して音や動きに細かな違いを出してます。

変わった器具を使って面白い音を出せるのはある意味当たり前ですから
このパートのように特殊なことをできない状況のほうがサークルさんの実力がはっきり出ます。
叩く音を約11分も入れたのはバックで流れる波の音にかき消されないようにするためでしょう。
弾力のある振動が首のあたりに伝わってきて心地よかったです。

このように、胸から上を隅々まで癒す重厚なサービスが繰り広げられてます。
幅広い音フェチ作品
音の種類がとにかく豊富な安眠しやすい作品です。

みやこは何らかの事情でよく眠れない主人公の症状を少しでも改善しようと
疲れや汚れの溜まりやすい部位を中心に器具や手を使ってたっぷりお世話します。
そしてひとつのサービスを延々続けるのではなく、数分単位で切り替えて色んな音をお届けします。

「音の鳴らない時がない」と言えるほど音に寄った作り
それらの質感、位置、距離、動き、タイミングすべてにこだわったリアルな演出
頭を空っぽにできるよう世間話を控えて静かに進める彼女の態度。
最終目的である安眠を見据えたとても癒される作品に仕上がってます。

中でも効果音は家でやるサービスとの違いが出るようバリエーションに力を入れてます。
癒し系の音フェチ作品は単一の音を多彩な動きで表現することが多いので本作品の作風は割と珍しいです。
それでいて慌ただしさを感じないのは総時間が長くどれもゆったり進めるからでしょう。
特定の音をたっぷり聴きたい人にはやや不向きですが、音の違いを楽しみたい人にはとても向いてると言えます。

あと前項では説明できませんでしたが最後のハンドケアでヤスリがけの音を長めに用意してます。
18分ほどかけて爪切りとヤスリがけをするシンプルな内容で後者の時間はおよそ14分です。
「ずりずり」と粗さのある金属っぽい摩擦音が心地よく、途中から若干パワーを上げて違いを持たせてます。
音声作品だとかなりマイナーな音なので珍しいものが好きな人は楽しめるのではないかなと。

作りはシンプルだけど構造は奥深い作品です。
おまけは「制作の裏側お喋り耳かき」です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 3:04:54(本編…2:26:01 おまけ…38:53)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
184分で400円とコスパがいいので+1してあります。

2018年3月31日に2000DL突破を記念して「08_雪解け道」パートが追加されました(18分30秒)。
私はこれが出る前にレビューを書き終えてたため聴いてのお楽しみとさせていただきます。
総時間には加えてあります。

2018年4月26日まで25%OFFの300円で販売されてます。

雨の日の耳かき店 雫庵2

サークル「ゆめみるぱじゃま」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、明るくてのほほんとした店員さんが
再会した男性に色んなお世話をしながら雨の日をまったり過ごします。

音とセリフのバランスをほぼ同じくらいに設定し両方から癒すのが特徴で
音声の最初から最後までずっと流れ続けるリアルな雨音やサービス中に鳴る様々な効果音
そして良い意味で店員らしくない彼女との会話を組み合わせて安らぎと没入感を与えます。
雨の日を2人でのんびりと
雫庵の店員「ゆめ子」からサービスを受けるお話。

「あら? 偶然ですね こんなところで会うなんて」
ゆめ子は明るくてほっこりした声の女の子。
とある雨の日、街中で再び出会った主人公にちょっぴり驚いた様子で挨拶すると
時間があるか確認してから相合傘で雫庵へ案内します。

本作品は2017年6月に発売された「雨の日の耳かき店 雫庵」の続編。
雨の日にだけ営業する変わったお店を舞台に、彼女が60分近くに渡って色んな癒しのサービスをします。

雨で濡れた体を拭く、耳かき、マッサージ、添い寝と素朴なもので統一し
その最中に会話を多めに盛り込んで彼女にお世話されてる雰囲気を作り上げてます。
ストーリーや独自の設定は特にないので今作から聴いても大丈夫です。

「それにしても… 雨 この前よりも降ってますね」
最大の特徴は雨音。
音声開始1秒の時点から流れ始め、彼らが別れるまでずっと続きます。
結構強めの音ですが建物の中にいるのでうるさく感じるほどではありません。
音質もリアルでこれを聴いてるだけでもかなりの癒しが得られます。

しかし本作品は雨音だけを聴き続ける所謂音フェチ作品ではありません。
冒頭の2人が出会うシーンはもちろん、サービスが始まった後も彼女が色んなことを話します。
初めから言ってしまいますと時間に対する会話量がものすごく多いです。

「これで 冷えちゃった体を温めましょうね よいしょ よいしょ」
彼が風邪を引かないよう細かな気配りを見せながら軽い掛け声を漏らしたり
自分の子供に見立てて可愛がるなど店員よりも友達に近い姿勢で接します。
今何をやってるかの実況にも力を入れてますし、彼女の人柄や魅力が自然と伝わってきます。

雨の日から連想される静けさやしっとりした雰囲気を
彼女の明るいキャラで吹き飛ばす感じにサービスを進めます。
効果音や環境音の量も多いのですが、それよりも会話のほうが目立ってる作品と私は見てます。
音と言葉で作る癒しの空間
雫庵に到着し、雨で濡れた主人公の体をタオルで拭いた後に始まるのは耳かき(約24分)。
膝枕の状態でまずは専用のオイルを使って両耳を同時にマッサージし
それから煤竹の耳かき棒→綿棒→3回程度の息吹きの順に行います。

耳マッサージは「すりゅー」という滑らかで水分控えめな摩擦音
耳かき棒は「ずりっ ぷすっ」という硬さのある平べったい音
綿棒は「さすさす こしゅっ」という面積広めの柔らかい音、といったように
サービスの内容や使用する器具によって音や動きを切り替えながら丁寧に行います。

全体的に動きがやや単調だったり音を鳴らす位置がほぼ固定なのが気になるものの
音質については大手のサークルさんに引けを取らないレベルと言えます。
特に力加減が丁度良くて耳のあたりに微弱な刺激が感じられます。
雨音と一緒に鳴らしても違和感が出ないように効果音は優しいもので統一されてます。

「右耳さーん 痒いところはありませんか?」
「子供になったみたいに 可愛い顔 してますよ よしよし いい子いい子」

最中のゆめ子はどんな器具を使ってどのようにお掃除するかを説明してから
「かき かき」と擬声語を漏らしたり可愛らしいことを言って場を和ませます。
彼女自身もこの時間を楽しんでる様子が伝わってきて癒されました。
良い意味で店員らしくない彼女の魅力を引き出す方向で会話を続けます。

続く17分間は体のマッサージ。
肩、首、背中、足と疲れの溜まりやすい部位に的を絞ってお世話します。

「私 機械よりも こうして人と触れ合う接客業のほうが 向いているかもしれませんね ふふっ」
普段よりも力んだ声を適度に漏らしながら各部位の症状を確認し
その合間に自分の気持ちをわかりやすく伝えて心身両面の凝りをほぐします。
効果音が特に鳴らないことからおそらく指圧してるのだと思います。
足のシーンでちょっとしたハプニングを用意するなど、事務的感をできるだけ薄めたサービスに仕上げてます。

そうやって疲れやストレスを取り除いた後はいよいよ眠りにつきます(約13分)。
彼女が左側に添い寝して色々話すオーソドックスなもので
途中から囁き声に切り替え、最後のほうには寝息を立てて眠りやすい環境を整えます。

このように、雨音よりも彼女との会話を重視した温かいサービスが繰り広げられてます。
音とキャラで癒す作品
音とセリフのバランスを大事にしてる変わった癒し系作品です。

ゆめ子は街中で偶然再会した主人公を雨宿りのついでにスッキリさせようと
最初から親しげな態度で接しつつ耳かきを初めとする癒しのサービスで心と体を温めます。
そして手を動かしながら色んな会話をして親睦をより深めます。

物語の全編で流れ続ける雨音、サービス中に鳴る質の高い効果音
そして店員らしさをあまり感じさせない彼女のキャラ。
臨場感を出しつつ雨の日でじめじめした心をカラッとさせることを目指してお話を進めます。

「今日も一緒に過ごせて嬉しかったです また是非いらしてくださいね」
タイトルや挿し絵を見た感じでは雨音を主役にした静かな作品と思うのではないでしょうか。
しかし実際は雨音にあまりスポットを当てず、彼女の人柄や会話が引き立つように作られてます。
前作よりも2人の関係が前進したと見て取れる描写もありますし
最近流行りの音をがっつり鳴らして癒す作風とは明らかに違う路線を歩んでます。

ですがこれは裏を返せば最大の武器を活かせてないとも見て取れます。
雨、風、波といった自然に根付いた音はそれだけで相当な癒しのパワーを秘めてます。
それを完全な脇役に置き、敢えて会話で癒そうとするのはもったいないと思います。

これが例えばしゃべる時とそうでない時をはっきり分けてるなら問題ありません。
耳かきや添い寝の最中は無言になって効果音と環境音を楽しんでもらい
他のシーンは彼女があれこれ話してほっこりさせるというのは大いに有りです。
しかし本作品の場合は無言の時間が極端に少なく、彼女がそれこそひっきりなしに話し続けます。

音のレベルが高い作品はしゃべらないほうが癒される場合もあります。
そのへんの匙加減に気をつければもっともっと良い作品になるのではないでしょうか。
癒しの要素が豊富なのに会話量が多いせいで慌ただしくなってるのが残念です。

以上のことからこちらの点数とさせていただきました。

CV:ゆめ子さん
総時間 1:08:26

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
68分で500円とコスパがいいので+1してあります。

癒し旅館せせらぎ~こよみママの母乳風呂で安らぎのひととき~

サークル「ここどこ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、和服が似合う上品で母性の強い女将が
疲れを感じて訪れた男性を癒したり性欲発散のお手伝いをします。

2人がいる場所やサービスの様子を主に音を使って表現するのが特徴で
吹き抜ける風の音、打ち寄せる波の音、特殊な液体を使った耳かきの音など
彼女の個性を盛り込みつつ色んな音を鳴らして作品世界に引き込んでくれます。
癒しと温もりを求めて
癒し旅館せせらぎの女将「こよみ」がご奉仕するお話。

「ようこそ 癒し旅館せせらぎへ」
こよみは上品で穏やかな声の女性。
遠路はるばる訪れた主人公に挨拶し部屋へ案内すると
お茶を用意してから旅館とサービスの概要を説明します。

本作品は現実世界に疲れ癒しを求めてる人だけが訪れられる旅館を舞台に
彼女が70分近くをかけてエッチな事も含めた癒しのサービスをします。
非エロ54分、エロ14分と癒しにとても力を入れており
その一部始終をセリフよりも効果音や環境音によってリアルに表現します。

例えば一番最初の「1:お出迎え」パートは主人公の足音から始まり
バックに風が吹き抜ける音、鳥の鳴き声、波が打ち寄せるような水の音など
複数の環境音を組み合わせて流しその場の雰囲気を出してます。

効果音も耳かきやシャンプーといったサービス自体の音だけでなく
入浴中に湯船を手でかき回す音や添い寝の際に布団をもぞもぞさせる音も入ってます。
ここどこさんの作品は初めて聴きましたが音のレベルは全体的に高いです。

「私本日 お客様が来るのではないかって 感じていました」
そしてこの特徴を最大限に活かすために彼女のセリフを彼との会話や感情描写に寄せてます。
耳かき中に「穴の浅いところを掃除しますね」と状況説明をすることはほとんどありません。
そしてセリフが自然だからこそ主人公とほぼ同じ視点で楽しめるわけです。
効果音や環境音のほうが目立ちますけどセリフの表現も結構独特です。

今日泊まる部屋へ移動した直後の2パート29分間は非エロのサービス。
「2:母乳耳かき」は膝枕の状態で普通の綿棒と特殊な液体を塗った綿棒で耳の中を
「3:耳舐め」は体を起こして今度はお口で耳の外側を綺麗にします。
このシーンは波の打ち寄せる音が控えめな音量でずっと流れ続けます。

綿棒は「しゅりっ くしゅくしゅ」と柔らかくて乾いた音が使われており
耳の壁を優しく撫でたり奥から手前に掻き出すように動きます。
動きが変化に富んでますし、動かす際に微かな引っかかりもあって綿棒の特徴が音によく出てます。
こよみが吐息だけを漏らす時間が長めに取られてるのも相まって静かに感じるでしょう。

「この音 気になりますか? 私の 母乳です」
耳かきパートのポイントは各耳の後半に登場する母乳綿棒。
彼女がその場でおっぱいを搾って綿棒につけ、それを耳の中でゆっくりかき回します。
「くりゅっ」という通常時よりもやや湿った音へと変化しますから違いがすぐわかるはずです。
この後のパートでも彼女は母乳を効果的に使って彼の心身をスッキリさせます。

もうひとつの耳舐めについては左耳→右耳の順にゆっくりペースでお世話します。
吐息が割と熱っぽいのでエロく感じる人もいるでしょうが
そのままエッチに発展することはないですし、音自体も水分や粘性を抑えてあるので癒し寄りだと思います。
童心に戻って裸のお付き合い
エッチシーンは14分間。
プレイは授乳手コキ、フェラです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「私の母乳を 直に感じていただけませんか? ええ そうです お飲みになってくださいませ」
主人公と同じく全裸になって一緒のお風呂に入ったこよみは
表情や勃起したおちんちんから彼の気持ちを汲み取り授乳手コキを持ちかけます。

エッチは旅館でのサービスということで彼女がリードします。
最初の5分間でするのは授乳手コキ。
湯船に浸かったまま彼女のおっぱいを吸うところから始まり、少し経つと湯船の縁に座りおちんちんもお世話します。
ちなみにお風呂シーンはバックでお湯の音が流れ続けます。

「ママと 私のことを呼んでもいいのですよ?」
「ママのお口がいいの? いいですよ お口でたっぷりと おちんちんが満足できるようにしてあげますね」

彼女はこれまでのやり取りを通じて彼が甘えたがってることに気づいたのでしょう。
自分から彼のママになり、優しい言葉をかけながらいやらしい音を立てて責め続けます。
赤ちゃん言葉は言わないので幼児プレイ成分は低めですが、声や態度に強い母性を感じました。
「きゅぷっ」という軽く絞り上げる感じの手コキ音も大人の色気が漂ってます。

2回戦にあたるフェラは湯船から完全に上がり、横になった彼にねっとりご奉仕します。
口をすぼめて吸い上げたり舌を大きく這わせるなど、耳舐めよりもパワフルで手慣れたちゅぱ音を積極的に鳴らします。
露骨に下品な音を出さないのは彼女のキャラを崩さないための演出でしょう。
プレイ時間が短いので2回連続はさすがに厳しいですが通しで1回抜くのはいけると思います。

このように、子供心に返って甘えながら絶頂する温かくてやや激しいエッチが繰り広げられてます。
艶のある作品
和服美人から連想される落ち着きやほのかな色気を大事にしながら癒す音重視の作品です。

こよみは仕事や生活で疲れ切ってる主人公を心の芯から癒やそうと
最初から最後まで上品な佇まいで彼に接し、その中で癒しを強く意識した色んなサービスをします。
そしてある程度疲れが取れて今度は性欲を発散したくなったら体を張って手伝います。

効果音と環境音を違和感なく組み合わせて作り上げるリアルな世界観
それを壊さずに彼女の魅力を引き出す自然なセリフ
母乳や甘やかしといった母親らしさを盛り込んだ癒されるサービス。
成人男性がなかなか補充できない成分を多めに盛り込んだ心安らぐ物語が楽しめます。

「枕で少々迷ってしまいまして… お客様は低めがお好きですか? 高めがお好きですか?」
こよみは一言で言えば相手にとことん尽くす女性です。
彼が疲れてるなら自分ができる限りのことをして癒すし、射精したいなら躊躇うことなく自分の体を差し出します。
作中ではしませんでしたがSEXを望まれたらおそらく受け入れるのではないでしょうか。
声、言葉、態度に温かみや包容力があって自然と甘えたい気分にさせてくれます。

エッチは癒しのサービスと同じくセリフ以外の部分でエロさを出してます。
具体的には手コキ音、フェラ音、最中に漏れる吐息や喘ぎ声です。
これらをもう少しオーバーにしたほうがギャップが出て抜き性能は上がったとも思いますが
そもそもの目的が癒しにあることから敢えてこうしたのかもしれません。
品質自体は高いのでどう捉えるかは人それぞれでしょう。

射精シーンは2回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声ごく僅かです。

CV:小石川うにさん
総時間 1:26:17

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠音声『電車の中の痴女』~えっちなお姉さんの性欲のはけ口にされちゃうアタシ(ボク)~

サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、エッチな事が大好きで催眠にも精通してるお姉さんが
同じく淫乱な少女に電車内で新しい女の悦びを教えます。

主人公が電車に乗り込み、お姉さんと会話する様子を通じてリラックスや深化を促したり
自分が女性になってる気分にさせながらイメージと暗示で気持ちよくするなど
相手を無理矢理犯すのではなく楽しませることを目指した和やかな痴女プレイを行います。

今回は少女ルートを聴いてのレビューをお送りします。
塾の後は大人のレッスン
電車内でお姉さんに催眠をかけられ何度もイかされるお話。

「確かに幼い頃から エッチな事に対する興味が一際強かった」
主人公は淡々と話す明るい声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、以前自分が体験したエッチな事について独白し始めます。

本作品は満員電車で痴女に襲われる感覚を気持ちよく味わってもらうことを目的に
お姉さんが65分程度の時間を使って若い体をじっくり弄びます。

製品版には少女ルートと少年ルートの2パターンがありまして
前者は主人公が女の子で男女両用、後者は少年で男性専用と内容に大きな違いがあります。
催眠パートは共通でエッチから分岐する流れです。

痴女モノということで結果的には彼女に色々されるわけですが
その方法は男性が女性を襲う痴漢とは随分違いかなりマイルドです。
作中に体を押さえつけて無理矢理責めたり脅すシーンは一切ありません。
若い彼らが持ってる性に対する強い欲求をくすぐり、まだ知らない大人の快感を教える方向でエッチを進めます。

注意事項を説明して終えてからの10分間は主人公がお姉さんに出会うまでのお話。
塾を終えて家に帰る途中、土砂降りの中を駅まで移動し多くの乗客に揉まれながら窓際に陣取ります。
このシーンはモノローグなのでメインの語り手は主人公自身です。

「だから ゆっくりと深呼吸をして 気持ちを落ち着けることにしたの」
「電車は 人をたくさん乗せて とっても重たそうに ホームからゆっくりと 滑り出していく」

とある用事に時間をかけたせいで終電近くまで遅くなり、乗れない不安を打ち消そうと深呼吸したり
乗車後は周りの様子を語りながら「ゆっくり」「重い」といった言葉を投げかけるなど
彼の視点でお話を進めつつ聴き手が少しずつリラックスできるように働きかけます。

ドラマパートっぽい内容ですが明らかに催眠誘導しようとする意思が見られます。
バックで流れ続ける雨音や電車の音も相まって心地良い気分が湧いてくるでしょう。
イメージや言葉を使って現実世界で電車に乗った時の感覚をさり気なく呼び起こします。
電車が移動する様子を「カタン スーッ サー」と擬声語で表現し、それに合わせて効果音を鳴らす凝った演出もされてます。

続く25分間は語り手を主人公の真後ろに立ってるお姉さんへバトンタッチし
大学時代に勉強していた知識と技術を駆使してより深い催眠状態へ導きます。
これ以降に主人公が話すことは一度もありません。

「あなたが希望の学校に入れるように お姉さんが無意識に働きかけて 物事にしっかり集中できる催眠をかけてあげる」
彼女の心は襲いたい気持ちで溢れてるのでしょうが
いきなりそんなことをしたら拒絶されたり通報されるのは目に見えてます。
だから受験を控えてピリピリしてる彼の心を落ち着けるために催眠を施し、その中でエッチを有利に進める環境を整えます。
二人が出会う直前に大雨の影響で電車が止まり暗くなるなど、物語として違和感が出ないように考えて作られてます。

ここからの催眠は雲の間に見える満月を眺めたり
彼女のカウントに合わせて深呼吸しながら力を入れる→脱力を繰り返したり
前暗示を入れてからしばらく無言になって雨音だけを流すといったわかりやすいスタイルで進めます。

「すーっと一気に力が抜ける 圧迫されていたお腹のあたりから 上半身全体に 鼓動に合わせて 波のように温かさと脱力が広がっていき 海で砂山が波にさらわれていくように 体の支えがすーっと消えていく」
中でも深呼吸と脱力は10分程度の時間を用意し
瞼、口、お腹や太もも、脚と全身を上から下へ流す感じに少しずつ感覚を広げます。
力を抜く直前は素早く力強く、脱力後はゆったり柔らかく暗示を入れるのがいいですね。
モノローグ部分から引き続き脱力するおかげで体がだらんとするのを強めに実感します。

作品のテーマに合わせた形でリラックスと集中力を高める比較的高度な催眠です。
聴き手を物語の主人公になりきらせ、お姉さんとエッチしたい気分にさせることを目的に
最初の10分間は彼の視点で背景を語りながら軽めの暗示を入れて意識の力を弱め
次の25分間は凝視法、漸進的弛緩法、沈黙法、カウントを交えた深化と
古典催眠の技術を中心に据えて後になるほど催眠の感覚が強くなるように働きかけます。

ドラマ性をそれなりに含んでるおかげで主人公の状況や心情がわかりやすく
バックで流れる雨音や電車の音も作品世界への没入を大いに助けてます。
催眠話者が途中で切り替わる作りですが、モノローグは予備導入までなので催眠者は明らかにお姉さんです。
しばらくすると何も考えなくても彼らが置かれてる状況が頭に浮かぶのではないでしょうか。
催眠の技術と物語の親和性が高いおかげで入りやすいです。
同性らしい甘く淫靡なエッチ
少女ルートのエッチシーンは29分30秒間。
プレイはオナニー動画の視聴、手マン、指を舐める(愛液のお掃除)、Gスポット責め、パンツを咥える、クリ責めです。

オナニー、手マン、クリ責めの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。
服を脱ぐ指示も出ません。

「どう? あなたにも 心当たりあるでしょ?」
催眠を使って主人公の集中力を高めたお姉さんは
催眠パートの最後に流したのとは別のエッチな動画を見せてその様子を実況します。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
最初の6分30秒間は聴き手を主人公によりなりきらせつつ性的興奮を高めるシーン。
動画に映ってる女の子のオナニーを二人で一緒に鑑賞します。
ちなみにここでは右手から女の子の喘ぎ声やくちゅ音が流れます。

「可愛いタイツ履いてるわね 女の子らしく 足先が小さくて 足首もきゅっと締まってる」
「華奢な肩から すらりと伸びる腕 小さな手のひらから 綺麗な指が伸びてるけど あなたはその指で いつもエロい事してるのよね?」

前項を読み終えた時点で「女体化はどこでやるんだ?」と思った人がいるのではないでしょうか。
本作品ではエッチがふたつのルートに分かれる関係で女体化をエッチの最初に行います。
しかも体をパーツごとに変化させたり一気に変身させるストレートなアプローチを避け
動画内の女の子の容姿や痴態を主観的に語る流れで進めます。

簡単に言えば男から女にするのではなく最初から女だったと思わせるわけです。
一般的な女体化誘導に比べてやり方が独特かつ曖昧なので
女体化音声を数多く聴いてる中上級者か、リアルで女装をやって女性になることに慣れてる人向けと私は考えてます。
女体化に不慣れな人だとすんなり受け入れられない可能性があります。

ただし、女体化後のセリフ描写は聴き手=女性をとにかく徹底してます。
だからこのシーンで女性になりきれなかったとしても、自分が普段と違う存在になった感覚はすると思います。
そういう意味ではエッチ全体で女体化を徐々に推し進める作品とも見て取れます。

本格的なプレイが始まるのはその後から。
激しいオナニーを見てすっかり発情した主人公のおまんこにお姉さんが指を挿入し
女性の性感帯のひとつであるGスポットを押して絶頂へと導きます。

「ぎゅーっと押されると そこから腰全体に快感がじわーっと吹き上げてくる」
お姉さんも女性ですから主人公を無理矢理犯すことはありません。
最初は1本、次は2本と痛みを与えないように大事な部分を刺激し
それに合わせて気持ちよくなる暗示を入れて聴き手にも同じ快感を与えます。
他の乗客に見られる、知られるスリルを煽ることはほぼなく割と穏やかな雰囲気です。

主人公はクリオナしかしたことがないそうですから
同性の先輩としてそれとは違う快感を教えてあげたかったのかもしれません。
ソフトな言葉責めや彼女のパンツを口に咥えるプレイで心も盛り上げてくれますし
電車が動き出すまでの時間を使って受験のストレスを発散させつつ自分も楽しむ方向で責めます。

絶頂は最初に2回軽めに迎え、しばらく性感を溜めてから最後に大きく1回イキます。
どれもカウントに合わせてやりますからタイミングを合わせやすいです。
Gスポットを責められてる時はおちんちんの根本が、クリは亀頭のあたりがムズムズピリピリしました。

このように、女性になった気分にさせながら弄ぶ和やかなエッチが繰り広げられてます。
マイルドな痴女作品
女性の快感を変わった視点で味わわせてくれる作品です。

お姉さんは主人公とできるだけ円満な形でエッチしようと
電車に乗り込んだ時点では手を出さずにおっぱいだけを体に押しつけ
しばらく下りられない状況になったところで初めて動き出します。
そして受験生の心理を突いた方法で催眠をかけ、その後は女性が気持ちよくなれるツボを的確に責めます。

聴き手が主人公と同じ視点で楽しめることを強く意識したストーリー性の強い内容
イメージに暗示や音を組み合わせてさり気なくリラックスさせる導入シーン
信頼関係を築きながら手堅い技術でかっつり落とすメインの催眠
動画鑑賞を通じて女性になりきらせてから性感帯を後になるほど強く厚く責めるエッチ。
己の欲求を満たすためだけにする現実世界の痴女行為とは違い、相手への思いやりを強く込めて年下の同性を弄びます。

「あなたを見ていたら だいぶ興奮してしまっているみたい」
彼女が自分の欲望を曝け出し始めるのは本当に最後のほうです。
それまではOLのイメージ通りのおっとりした上品なキャラに徹します。
そこに持っていくまでの流れも丁寧ですし、珍しいシチュでするレズエッチと呼ぶほうが妥当かもしれません。
ハード系ではありませんから属性はややM~Mあたりと見ています。

催眠はモノローグとお姉さんのシーンで方向性を切り替えてくるのが印象的でした。
前者は間接的、後者は直接的にアプローチしてきます。
バックで流れ続ける雨音もリラックスやストーリーの辻褄合わせに大変役立ってます。
催眠パートの最後に止みますからエッチの邪魔になることはありません。

エッチは前項でも話した通り女体化できるかどうかが大きなカギです。
私が聴いた時もこの部分の接続に多少の違和感を覚えました。
しかしそれ以降のGスポット責めやクリ責めは女性に自然となりきれる表現ばかりで素晴らしいです。

少女ルートの絶頂シーンは3回。
淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこ、ちゅぱ音はありません。

それなりの慣れを要する部分もありますが品質は十分優れてる作品です。

CV:分倍河原シホさん 浅木式さん(諸注意のみ担当)
総時間 1:33:09(少女ルート…1:11:04 少年ルート…58:51)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2018年2月5日まで20%OFFの880円で販売されてます。

【正月・耳舐め】うたかたの宿 新年初詣【バイノーラル・癒やし】

サークル「ウタカタ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、秘境と言っていいほど人里離れた場所にある宿を舞台に
そこで働いてる女の子が仲の良いお客と新年の正月を楽しく過ごします。

効果音や環境音を織り交ぜながら初詣する様子を描いたり
セリフをできるだけ挟まずゆっくりのんびり耳を舐め続けるなど
季節感と癒しを大事にした臨場感のあるサービスを行います。
正月は田舎でのんびりと
うたかたの宿の店員「菖蒲」と正月を過ごすお話。

「旦那様! ようこそお越しくださいました」
菖蒲は明るくて可愛い声の女の子。
年が明けた直後のある日、予約を取ってうたかたの宿を訪れた主人公を嬉しそうに迎えると
新年の挨拶をしてから一緒に初詣へ行こうと誘います。

本作品はサークルさんがこれまで7本出されてるシリーズの最新作。
これまでのお話を通じて彼とすっかり仲良くなった彼女が
35分ほどに渡って新年のお参りをしたり宿でちょっぴりエッチな事を含んだサービスをします。

シリーズものですが特別な設定とかはありませんから
二人が打ち解けてることだけ理解してれば本作から聴いても特に問題はありません。
初詣のシーンは挿し絵の印象よりもややハイテンションに振る舞っていて彼女も喜んでるのが伝わってきます。

作品の特徴は大きくふたつ。
ひとつめは季節感を持たせた癒しを提供すること、もうひとつは耳舐めに力を入れてることです。

前者は音声開始直後から小川の流れる音がバックで鳴りはじめ
二人が神社に向かう時は「ずしゅっ」という雪を踏みしめる足音
お参りの時は賽銭を入れる音と鈴を鳴らす音、宿に戻った後は「ぽぽぽぽ」というストーブっぽい音など
物語に臨場感を与える色んな音が登場します。
また全編に渡って彼女がセリフの間を長めに取りながらのんびり語りかけます。

最後のほうにエッチな描写があるので一応18禁に分類されてますが
内容はほぼ15禁と言っても差し支えないほどマイルドです。
正直なところ相当に溜まってない限り時間内に抜くのは難しいと思います。
抜きよりも癒しをずっと重視してることを理解したうえでお聴きください。

後者は総時間の約半分にあたる17分を耳舐めに割き
最中はセリフをほとんど挟まずに耳元至近距離からちゅぱ音を鳴らし続けます。
ただし、サークルさんが「耳舐めは激しくないたっぷり時間をかけたゆったりとしたもの」とおっしゃられてるように
ペースが緩く質感も上品で性的興奮を誘うものとは随分違います。
音そのものより密着されてるシチュや合間に漏れる吐息のほうにエロスを感じるのではないかなと。
二人きりの空間を音で演出
菖蒲との挨拶を終えた後から始まる2パート7分間は初詣。
この地域にある小さな神社へ移動し、お手水を済ませてから彼女→主人公の順にお参りします。

「私はこうして 旦那様と一緒に お参りできるのが今年初めて感じた幸せですけどね うふふっ」
新年早々彼に会えたことがよほど嬉しかったのでしょう。
彼女は歩きながらちょっぴりはしゃいでる感じに自分の思ってることを話します。
専門店の場合お客と店員の距離を大事にする作品もありますし
こういうやり取りがある時点で二人の関係がかなり良好なことがわかります。

「まずは 右手に柄杓を持って 水をすくって 左手にかけ…はっ うぅ 冷たい…ですね」
神社に到着した後のシーンはお手水は上のように行為の様子をすべてセリフで表現し
参拝の時だけ専用の効果音や手を鳴らす音が入ってます。
雰囲気は出てますけど水を手にかける音を入れておいてほしかったなぁと。
環境音の音量が小さくて聴き取りにくいのも残念です。

続くエッチシーンは2パート17分間。
プレイは耳舐め、オナニーです。
オナニーの際に効果音が鳴ります。

「お耳のほう 口に含んでもよろしいでしょうか?」
初詣を終えて宿へと戻り、おせちを食べてから部屋で主人公と寛いでいた菖蒲は
彼が別のことをして欲しがってることを察し、体を近づけ左耳を舐め始めます。

エッチはどちらも彼女が責める形で進みます。
前半の「左耳舐め」は名前通りのプレイ(約8分)。
パート開始1秒の時点で早速始め、最中のセリフを二言程度まで減らしてひたすら舐め続けます。

「しっかりと おもてなしを 今年の最初ですから 慎重に…」
前項でも説明したように抜き系の音とは違うため興奮しにくいところはありますが
音の臨場感、位置、距離がどれもしっかりしていてレベルが高いです。
舐めたりしゃぶったりを非常にゆっくり行うので舌使いをイメージしやすく感じるでしょう。

続く「右耳舐めとお世話」は反対側とおちんちんがターゲット(約9分)。
左耳と同じくセリフを必要最低限まで絞り込み、パート中盤頃から水気を帯びた摩擦音が加わります。

「いつもと違う こういったことは 余計に気分が高ぶるようですね 旦那様 ご自由に 私の手の中に どうぞ」
おちんちんをお世話する時に何をするか明確に言っておらず
もしかしたらオナニーではなく手コキなのかもしれません。
彼女が彼の精液を手で受け止めることを仄めかすセリフがあったことからオナニーと判断しました。
手コキの効果音が耳舐めよりも荒々しく、彼女のサービス方針からずれてたこともあります。

説明的なセリフを挟むと自然さが削がれるからこういう表現にしたのでしょう。
ですが個人的には何をやってるかすらわかりにくくするのはさすがにどうかと思います。
こういうプレイはイメージ力が重要になりますから、それを膨らませる最低限度の材料は用意してほしいです。

このように、耳舐めを中心に据えたまったり系のエッチが繰り広げられてます。
のんびりした作品
9割がた非エロと言っていいくらい癒しに寄ってる作品です。

菖蒲は年明けにうたかたの宿へわざわざ来てくれた主人公をもてなそうと
最初は敢えて宿の外に誘って一緒にお参りし、それから耳を重点的に責めつつおちんちんもお世話します。
正月や冬にまつわる効果音と環境音、十分な時間を取った癒し系の耳舐め。
昨年に溜まった疲れを取り除き、新しい気持ちで今年を過ごせるようにサービスを進めます。

「準備万端でおもてなしすることも好きですが こうして二人だけの時 いい雰囲気の時には その…お嫌でないなら 旦那様となら 特別嫌なことはありませんから」
そしてこれらの中に彼女が彼に対して特別な感情を抱いてるのを匂わせる表現を盛り込んでます。
今回はかなりソフトなおもてなしでしたが、準備がしっかりできてればもっと踏み込んだことをしたのかもしれません。
ファンに対してこのシリーズがまだまだ続くことを遠回しに伝えてもいます。

サービスは時間が短いのを考慮して耳かきやマッサージといった定番を敢えて外し
その代わり耳舐めをがっつりやって個性を出してます。
18禁でやるものよりエロさが大幅に抑えられてるおかげで落ち着いた気分で聴けました。

ただここまで癒しに寄せた内容だとエッチを入れないほうが作品の品質は上がったと思います。
ずっと癒し路線だったところに申し訳程度のオナニー(or手コキ)を挟んだところで抜くのは難しいです。
最近は全年齢や15禁も十分売れる環境になってますし、こだわりを捨てたほうが長所を活かせるのではないかなと。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

癒し目的で聴くならそれなりに楽しめる作品です。

CV:歩サラさん
総時間 36:40

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
36分で700円とやや割高なので-1してあります。

2018年1月8日まで30%OFFの490円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

セイレーンの檻

サークル「Atelier Honey*」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ギリシア神話に登場する海の怪物「セイレーン」が
男性を誘惑してエッチに弄ぶ様子を彼の立場で楽しみます。

登場する二人の女性が交互に主役を務める変わった展開や
最中に流れるリアルな環境音を起点に絶頂を促すアプローチなど
彼女の特性を活かしたドラマ性のあるちょっぴり背徳的なサービスを行います。
夢と現実の狭間で
セイレーンに催眠をかけられ彼女やシレーヌとエッチするお話。

「ふふふ 気がついたかしら?」
セイレーンは上品で色っぽい声のお姉さん。
海を訪れた主人公に歌声を聞かせ特殊な空間に引きずり込むと
自己紹介してから気持ちよくなるおまじないをかけます。

本作品は彼女に誘惑され弄ばれる感覚を主観的に楽しむことを目的に
およそ100分に渡って催眠をかけたり様々なタイプのエッチをします。
サークルさん初の催眠音声ということで、ささやき庵シリーズで有名なVOICE LOVERさんの協力を仰ぎ
一般的な催眠音声とは随分違った作品に仕上がってます。

セイレーン「ふっふっふっ 私の可愛い坊や」
シレーヌ「緊張しないで 赤ちゃんになったつもりで 私に任せて?」
テーマはずばり「夢と現実」。
最初の催眠誘導パートはセイレーン、次のドラマパートはシレーヌといったように
1パートおきにメインの語り手が切り替わりそれぞれの性格に合ったサービスをします。
催眠音声でこういう構造のものは非常に珍しいですね。

夢の世界を担当するセイレーンはいかにも大人の女性といった感じの色っぽさが漂ってる女性
現実世界担当のシレーヌは清純さや素朴さを感じる優しいお姉さんと違った特徴を持ってます。
終盤に二人が同時に責めてくるシーンもありますが基本的には一対一で相手するスタイルです。

もうひとつの特徴は同人音声らしさを持たせてお話を進めること。
催眠パートは普通に催眠を施すのですが、その後のドラマパートやエッチシーンでは
暗示や音を使って快感をコントールする催眠音声では定番のアプローチと
くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といったエロ要素をぶつけて興奮を煽る責めを組み合わせて絶頂へ導きます。

簡単に言うと催眠から脱線したエッチをするシーンがそれなりにあります。
このおかげで催眠状態特有の快感が得にくくなってる反面エロさが増してます。
セルフの指示は出ませんけど射精表現がありますし、途中でオナニーしたくなる人が普通にいるでしょうね。
これが先ほど「一般的な催眠音声とは随分違う」と書いた理由のひとつです。
シンプルで癒される催眠
催眠はおよそ22分間。
セイレーンの歌に誘われてやって来た空間内で目を瞑り
まずは深呼吸や体の脱力をして心身を軽くリラックスさせます。

「沈み込んでいくお腹を両手に感じてると 意識まで一緒に沈み込んでいくよう」
「どう? 気持ちいい? 私は力を込めずに軽く触れているだけ 私が擦ったところから どんどん力が抜けていく」

深呼吸ではお腹の上に両手を置いた状態でセリフと呼吸の声を分離させて話し
脱力では左腕、右腕、右足、左足、お腹、顔と全身をいくつかのパーツに分け
それぞれで体を優しく擦る音を鳴らしながら「力が抜ける」「重い」といった暗示を入れます。
催眠音声ではよく見かける技法を作品世界に合わせてアレンジしてるわけです。
脱力シーンは部位ごとに声の位置も切り替わって彼女にお世話されてる雰囲気がよく出てます。

お次は彼がここに来た経緯やセイレーンのことを忘れる暗示を入れ
さらにカウントを数えながら波の打ち寄せる音を流して夢と現実の中間点へ案内します。

「あなたは 忘れてしまう 自分が誰なのか 私が誰なのか 忘れてしまう」
「私の声で どんどん気持ちよくなる そう とてもリラックスした気分」

催眠音声でここまでストレートな健忘の暗示を入れるのは珍しいですね。
カウントを数えた後は彼女の声に心地よさを感じる暗示を入れるなど
波の力を借りて体の中にある悪いものを全部洗い流せるように働きかけます。
この後のシーンも含めて本作品ではこの波の音が重要な役割を果たします。

しかし、十分に深化させてない状況で記憶支配の暗示を入れてるため
これが実際に効くかどうかと言われればそうなる可能性は低いと見てます。
私が聴いた時も心地よさは感じましたが記憶が飛ぶことは特にありませんでした。

当サイトの催眠用語集にも書いてあるように、暗示は一般的に運動→感覚→記憶の順に入りにくくなります。
ですから本当に記憶を一時的にせよ飛ばしたいならもっともっと深く誘導してから暗示を入れるのが望ましいです。
例えばこれが一度がっつり落としてから暗示を入念に入れていく流れだったら随分違ったでしょう。
あるいは脱力の時点で運動支配を行ってるので、そのまま感覚支配の暗示を挟み最後に記憶に取りかかるとかです。

並行して波の音を流していたことを考えれば
「波の音を聴けば聴くほど気持ちよくて頭の中が真っ白になる」といった感じに健忘とリンクさせるのもいいでしょう。
その直後に一昨日食べた夕飯のメニューなどを質問すれば忘れたと錯覚させられるかもしれません。
今の作りでは準備とアプローチの工夫がちょっと不足してると思います。

これから始まるエッチの土台作りを見据えたシンプルで癒される催眠です。
聴き手を夢と現実の狭間にいる感覚に浸らせることを目的に
深呼吸から始まって分割弛緩法、カウントを絡めた健忘の暗示、意識の力が弱まる暗示と
古典催眠の技法や暗示表現に作品固有の要素を盛り込んでゆっくり進めます。

中盤の体を脱力させるシーンまでは良くできており結構な脱力感も味わえました。
しかし最後の深化や暗示を入れるシーンに改善の余地が見られます。
この部分がうまくいかないとエッチであまり気持ちよくなれない可能性があるので
脱力以上に慎重かつ入念にやっておいて損はありません。

以上のことから癒やされるけど詰めの甘い催眠と私は考えてます。
夢と現実に揺さぶられながら
エッチシーンは4パート43分間。
プレイはキス、乳揉み、授乳、お腹を撫でる、手コキ、耳舐め、手マン、フェラ、SEX(騎乗位)、ダブル耳舐めです。

お腹を撫でる、手コキ、手マン、SEXの際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ほーら ママが お目覚めのちゅー してあげまちゅね」
催眠の後、浜辺に打ち上げられてたところをシレーヌに助けられた主人公は
彼女の介抱を受けてる最中に眠ってしまい、夢の中で再び出会ったセイレーンと恥ずかしいエッチをします。

エッチはパートによって責め手を変えながら進めます。
一番最初の「セイレーン」パートのお相手はもちろんセイレーン(約12分30秒)。
先ほどの催眠で赤ちゃんのような無垢な心になった彼の母親代わりになり
おっぱいを好きに吸わせたりおちんちんを手でいじって大人の時とは違う快感を与えます。

「坊や ママのおっぱい おいちい? いっぱい飲んで 元気になってね」
「むくむく膨らんできた 赤ちゃんなのに おちんちん 大きくなっちゃいまちたね」

ここでの彼女は海の魔物と思えないほど声と態度が柔らかく
先ほどの催眠ですっかり空っぽになった彼に赤ちゃん言葉で語りかけながらあれこれお世話します。
その一方で興奮してる彼を軽く見下して羞恥心と背徳感を煽ります。
やってることは王道の幼児プレイなのですが、シチュのおかげでややM寄りになってる感じです。

ちなみにこれらのプレイ中に彼女が暗示を使って心身の感度を上げるとか
責められてる感覚を伝えることはほぼありません。
同人音声でするエッチと同じく甘やかす言葉をかけながら行為に合ったエッチな音を鳴らすだけです。

エッチの前にある「安らぎの浜辺」パートも催眠要素が薄いですから
被暗示性の低い人はおそらくこのパートあたりで催眠が解けるものと思われます。
せっかく時間をかけて催眠を施したのにそれを維持しようと聴き手の無意識に働きかけないのはもったいないです。

「波の音が大きくなってくる お耳を舐められて 波の音を聴いてるだけなのに どんどん快感が高まっていく」
ただし、パート終盤の絶頂シーンだけは催眠音声らしい責めを繰り出します。
波の音で気持ちよくなれる暗示を入れてからそれをトリガーに快感を高めるというもので
絶頂時には一際激しい音を鳴らしてイク瞬間を迎えたことを教えます。

続く「シレーヌ」パートはシレーヌが頑張る番(約15分)。
セイレーンとのエッチにうなされて目覚めた主人公を安心させようと
今度は現実世界であまあまラブラブなエッチをします。

「いいよ 好きなだけ触って…あぁっ んっ」
怖い思いをした彼を慰めようとおっぱいやおまんこを好きにいじらせたり
シックスナインの体勢になっておちんちんを激しく責めるなど
お互いがほぼ対等な立場になって声よりもずっと下品なちゅぱ音や効果音を鳴らします。
引き続き催眠から脱線してますが、普通のボイスドラマとして見る分にはかなりエロいです。

プレイによって効果音の質感と動きが微妙に変化するのが非常に印象的でした。
手マンは空気混じりで粘性高めの音だったのが手コキに入ると筋っぽさが強くなり
SEXでは「ぱちゅん」というまた別の水音が鳴ります。
一般的な催眠音声に比べてエッチな音の量が多くなってるので抜きやすいです。

最後の2パートはこれまで溜めた性欲を全部吐き出すシーン(約15分30秒)。
「支配」はバトンタッチしてセイレーンが、「吸精」は彼女とシレーヌの二人で耳とおちんちんを激しく責め立てます。

セイレーン「いいのよ イっちゃって 押し寄せる快感の波に飲まれて 射精はできないまま 波に飲まれてイっちゃえばいい」
シレーヌ「欲しい 欲しいのおちんちん ねぇ 私にもっともっと おちんちんちょうだい」
この2パートは絶頂シーンに力を入れており、両方合わせて7回と回数が多いのに加えて
SEXのピストン音、シレーヌの喘ぎ声、ダブル耳舐めのちゅぱ音と抜き要素も充実してます。
絶頂のやり方は1回目と同じく大きな波の音に合わせてやるというもので
多少の間隔を置きながら音に強弱をつけてタイミングを指示します。

5回目から8回目の絶頂はシレーヌに中出ししてる描写がありますから
ドライでは満足できない人はおちんちんをしごいて射精してもいいと思います。
清純な声とは随分違う積極的な姿勢やエロ可愛い喘ぎ声が股間にものすごく響きました。
聴き終えた後に1発抜かないと落ち着かないくらいのエロさを持ってます。

このように、背徳的な要素をちょっぴり盛り込んだ興奮しやすいエッチが繰り広げられてます。
催眠音声と同人音声のハイブリッド
ボイスドラマ要素をそれなりに含んだ催眠音声と呼ぶのが妥当な作品です。

海で歌を歌って人々を惑わすセイレーンに襲われた男性が
彼女やその後出会った別の女性とイチャイチャしたりエッチに弄ばれます。
そしてその様子に催眠の技術や環境音を盛り込んで臨場感とエロさを出してます。

セイレーンとシレーヌが交互に相手を務める変わった作り
催眠の技術で気持ちよくする割合を減らし、その代わりエッチな音を多めに鳴らして興奮させるエッチ。
催眠音声専門のサークルさんとは違うやり方でドライオーガズムへと導きます。

セイレーン「私も手伝ってあげる ほーら こっちの耳は私が」
シレーヌ「ねぇ 耳 舐めてあげるね」
中でも最初の特徴はセイレーンが色っぽい悪女、シレーヌは清純派の優しいお姉さんとキャラに違いを持たせ
ドM向け作品などで行うハードなプレイをあまりやらずに弄ばれてる雰囲気を出してます。
主人公にとっては災難だったのでしょうけど、おいしいところがまったくないわけではありません。
野上さんの個人サークルらしい甘さを持たせた色仕掛けを行ってます。

催眠は終盤の深化と健忘の暗示を入れるシーンを改善し
その後のエッチシーンで暗示を継続して入れるスタイルにしてればもっと良くなってました。
同人音声を制作されてるサークルさんが催眠音声を作るとかなりの確率で催眠からやや離れたエッチが出来上がります。
この作品に限らずそういったケースを今まで何度も見てきました。

催眠音声のエッチは技術を活かしてプレイを組み立てるので同人音声のそれとは作りが根本的に違います。
また催眠パートで行った誘導方法や暗示がプレイと密接な関係を持ってます。
わかりやすいものだと催眠パートで体が温かくなる暗示を入れ、それを後でエッチな火照りに変換するとかです。
残念ながら本作品は催眠とエッチの親和性が低くなってます。
空っぽになった彼の心にセイレーンが技術を使って別のものを注ぎ込む流れだったらまた違ったのでしょうが…。

波の音をトリガーに絶頂させるアプローチは面白いし作品の内容に合ってると思います。
だからこそそこに持っていくまでの部分も頑張って欲しかったです。

エッチは野上さんの演技力が遺憾なく発揮されていてエロいです。
特にシレーヌは声と責めっぷり、乱れっぷりのギャップが大きくてそそります。
催眠状態を維持できるかはともかくオナニーのオカズには役立ってくれると思います。

絶頂シーンは8回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:野上菜月さん
総時間 2:06:36(本編…1:49:37 おまけコメント。…16:59)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2018年1月11日まで20%OFFの880円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

2018年1月7日追記
サークル様からいただいたご指摘通り「Re_01.永遠に」をおまけから本編へと移し
それに合わせて本編およびおまけの時間構成を修正しました。
大変失礼いたしました。

初恋カノジョと花火の夜に【耳かき】【添い寝】

サークル「とらいあんぐる!」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、高校卒業と同時に離れ離れになってしまった男女が
大人になって久しぶりに再会し夏の夜を楽しく過ごします。

童心にかえって花火を楽しんだり、耳かきや添い寝をしながらお互いの気持ちを確かめ合うなど
二人が失われた時を取り戻し新しい関係へと発展していく様子を甘いタッチで描いてます。
花火、風鈴、かき氷といった季節にちなんだ効果音や環境音が数多く登場するのも魅力です。
初恋同士の新しい思い出づくり
幼馴染の「夏実(なつみ)」と夏の夜を過ごすお話。

「ねぇ ねぇってば おーい あっ やっぱり君だ」
夏実は明るくてホッとする声のお姉さん。
ある夏の日、数年ぶりに地元へ帰り花火大会を見に来た主人公に声をかけると
人混みが嫌で帰ろうとする彼を自宅に招待し二人だけで見ようと言います。

本作品は小さい頃から仲良くしていた男女が大学進学に伴い離れ離れになり
数年後に再会した時の様子を彼の視点で楽しみます。
二人は以前からお互い初恋相手だったのですが、仲が良すぎたせいか恋人同士になれませんでした。
そんな想いが今回の出来事を通じて少しずつ強くなる様子を綿密に描いてます。

「え、いいの? やった! そうこなくっちゃ やっぱり花火は一人よりも 誰かと一緒に見たほうが楽しいよね」
「だってさ 一度君とこうやって 一緒に楽しい時間を過ごしたら もう君がいない夏なんて耐えられないよ」

物語の最初と最後で彼女の言葉や態度が随分変わりますから
シーンごとにどんな気持ちでいるかがなんとなく伝わってきます。
幼馴染なだけあって言葉遣いも砕けておりスキンシップも積極的に取るあまあまな関係です。
でもその中にある程度の遠慮も見られ、大人になった彼とどう付き合っていいか戸惑ってる気持ちが窺えます。
相思相愛なのにしばらく会ってなかったせいでなかなかくっつけいない微妙な距離感がもどかしくて面白いです。

もうひとつの魅力は最中に流れる効果音や環境音。
音声開始直後にはお祭りの会場らしいガヤ音や太鼓の音が聞こえ
彼女の家に移った後も花火、風鈴、虫の声など夏の夜にまつわる様々な音が登場します。
中でも花火は打ち上げ以外に家でやるタイプのものもあって本当に多彩です。
二人の出会いをさらに盛り上げる触媒としての役割を十分に果たしてます。
徐々に近づいていく心と体
夏祭りの会場から夏実の家へ移動した後に始まる2パート23分間は花火を楽しむシーン。
「手持ち花火でイタズラ」は手持ち花火、ネズミ花火、線香花火といった家庭的なものを楽しみ
「打上花火とかき氷」は本番の打ち上げ花火を鑑賞しながらかき氷を一緒に食べます。

「あっ! その花火私が使おうと思ってたのに え? いつ言ったって… 心の中で予約してたんだってば」
初恋の人と偶然出会えて余程嬉しかったのでしょう。
彼女は大人よりも子供っぽい会話をしながら花火を無邪気に楽しみます。
しかしそんな中にも友達相手とは明らかに違う仕草が見られ、彼に特別な感情を抱いてるのがわかります。
花火の音も質感や鳴るタイミングがリアルですし、それに火をつける音やバケツを置く音まで入っていて芸が細かいです。

「はい あーん どう? 美味しい? そうでしょ? ほら 次は君が食べさせてよ」
続く打ち上げ花火のシーンでは恋人っぽさが一段階上がります。
かき氷を食べさせ合う、頭を撫で合う、手を繋ぐ、抱き合うなどスキンシップに力を入れており
彼も彼女のそんなアプローチにまんざらでもない反応を示します。
二人とも恋愛経験が皆無ということで、恥ずかしがりながらもお互いの距離を縮めようとする姿が初々しいです。

効果音のほうは打ち上げ花火は「どーん」と軽く響く音が一定の間隔で鳴り始め
しばらくするとそれが短くなったり小刻みに連続で鳴るなど変化をつけてます。
かき氷を作る音、スプーンで掬う音、食べる音まで入ってるのが印象的でした。
主人公が食べる時だけ至近距離からやや響く咀嚼音を鳴らして彼女と一緒にいる雰囲気を上手に作り上げてます。

続く3パート49分間は花火を見終えた直後のお話。
花火見物の余韻に浸りながら彼女が右耳→左耳の順に膝枕で耳かきし
最後にこの場限りの恋人同士になり添い寝でイチャイチャします。
使用する器具は耳かき棒のみで右耳は開始前、左耳は終了直前に軽い息吹きが入ります。

耳かき棒は「ずりっ すしゅっ」という若干粗さのある乾いた音が使われており
ペースやストロークを小まめに変えながらゆっくり優しく掻き出すように動きます。
1分程度吐息を漏らしながら無言で手を動かしてから会話を挟むのを繰り返すので
先ほどの花火シーンに比べて随分静かになった感じがするでしょう。
彼女が好きな梵天が入ってないのは残念ですが、キャラに合った柔らかくて比較的高品質な耳かきです。

「なんかついほっぺた触っちゃう ぷにぷにで柔らかいんだもん で…こうやって顔をぐいーっと近づけると ほら どう? 鼻と鼻がくっつきそう」
最中のやり取りは引き続きあまあま。
彼のことを素直にカッコイイと褒めたり、自分から鼻がくっつくほど顔を近づける大胆な行動を取ります。
お祭りは参加してる最中は楽しいですが終わると急に寂しくなるものです。
彼女もこの時間を楽しむ一方でもうすぐ終わりを迎えることに名残惜しさを感じてます。
前半の花火は夏らしく華やかに、後半の耳かきは静かで落ち着いた雰囲気を持たせて彼女の心情を表現してます。

一番最後の「恋人ごっこ~添い寝」はヨガマットの上で二人一緒にごろごろします。
名前通りもう恋人と言ってもおかしくないやり取りばかりで聴いてるこっちがニヤニヤしてしまいます。
最後に二人がくっつくのか、それとも幼馴染の関係を続けるのかは聴いてのお楽しみとさせてください。

このように、夏らしいサービスに登場人物の内面を組み込んだ純愛ストーリーが繰り広げられてます。
シチュ重視の作品
季節感を出しつつ男女の恋愛模様を描いたイチャラブ作品です。

大学に入ってから故郷をずっと離れていた男性が現実世界に疲れを感じてそこへ戻り
昔ずっと仲良くしていた女性と再び出会って幸せなひと時を過ごします。
そして以前よりも立派になった相手に戸惑いながらも少しずつ関係を修復し
最後のほうにはほぼ恋人同士と言っていいほどのあまあまなやり取りを見せます。

お互いに初恋相手だった男女が色んなやり取りを経て仲良くなっていく展開
二人の周りを彩るリアルで豊富な効果音と環境音、前半と後半で雰囲気を大きく切り替える作り。
友達以上恋人未満の彼らがその一線を越えようとする様子に夏らしさを交えて進めます。

「一応言っておくけど 私がこーんなにべたべたするのは 君の前だけだからね」
音声を聴いた限りではおそらく彼よりも彼女のほうが想いが強かったのだと思います。
自宅に招待するところから始まり自分から積極的にスキンシップを取ったり
かき氷を食べさせてあげるなど嬉しい気持ちを言葉と行動でわかりやすく示します。

男性の側から体を密着させるのは色々と難しいからこうしたのかもしれませんね。
それでいてキスをなかなかしないあたりに会えなかった年月の重さを感じます。
傍から見てて「もうちょっとだ、頑張れ!」と応援したくなるむず痒いカップルです。

サービスはセリフに比べると存在感が薄いですがどれも十分以上の品質を持ってます。
特に花火はパートごとに内容を切り替えそれぞれに合った音をタイミングよく鳴らします。
そして花火が賑やかだからこそ、その後から始まる耳かきや添い寝の静かさが引き立ってます。

ストーリー、キャラ、音など作品を構成する色んな要素がバランス良く優れてる総合力の高い作品です。
おまけは53種類の効果音です。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:48:07(本編…1:16:25 おまけ…31:42)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2018年2月15日まで50%OFFの450円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

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