同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:添い寝

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サークル「チームランドセル」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、名前も素性もわからない物静かな女の子が
仕事を頑張りすぎて疲れ切った男性を南の島へ連れていきます。

海にまつわる音と王道のサービスを組み合わせて癒すASMR系の作りが魅力で
手ですくった砂を地面に少しずつ落とす、耳元で握りしめる、砂団子を作るなどをしながら
波の音、彼女の吐息、アンビエントBGMを流して穏やかな空間を作ります。
後半は耳舐めを重点的にやりますからそちらが好きな人も満足できるでしょう。
追い詰められたら逃げるのも大事
女の子と南の無人島でのんびり過ごすお話。

「あ、どうもどうも 目覚ましましたね 良かったです」
女の子はややトーンが低い素朴な声の女の子。
無人島で目覚めた主人公に事情を説明すると
決断できない彼の代わりに人生の退職届を出してあげたと言います。

本作品は仕事を頑張りすぎて生きる気力を失った彼を苦しみから解放しようと
彼女が半ば強引に南国へ連れていき、そこで140分程度に渡る癒しのサービスをします。
砂浜に埋まりながらの日なたぼっこ、添い寝、耳舐めと時間に対する種類を少なめに設定し
それぞれをゆっくりのんびりやってぼーっとできる状況を作ります。

最大の魅力は最中に鳴る様々な音。
セリフよりも音の割合を多くしたうえで、それらを組み合わせて物語の世界を作ります。
ASMR作品では質感や動きを変えながら単一の音を鳴らすことが多いです。
しかし本作品では3~5種類の音を同時に流す凝った演出がされてます。

「柔らかい砂の音 波の音が混じって 心地いいです」
まず効果音は南の島にいる気分が味わえるように
序盤で砂の音を50分近く鳴らすパートが用意されてます。
海の砂とキネティックサンドという別の砂を使ってるらしく
さらさらした滑らかな音やぎゅっと握り込む音を長めの間隔で切り替えながら鳴らします。

元々音に強いサークルさんなだけあって作中に登場するすべての音の品質が高く
目を瞑って聴けば別の場所にいるような気分が味わえます。
添い寝パート以降は時折心音が鳴りますし、彼女にお世話されてる雰囲気を大事にしてます。

バックで流れ続ける環境音もそれに貢献してます。
音声開始直後から波が穏やかに打ち寄せる音が流れ始め
最終パートでは強めの雨音も加わり心の中にある嫌なものを洗い流してくれます。
雨が降ってる時の波音がやや荒々しくなるのもリアルで良いです。

まだまだあります。
チームランドセルさんと言えばアンビエントBGMを流すことで有名なサークルさんです。
本作品でも開始から2分後には早速流れ始め、シーンの状況に合わせて曲調が変わります。
わざわざ「ダークアービエントBGM」と書いてあるようにやや不穏なものが使われてました。
しかし物語の中盤以降は神秘的なBGMやピアノBGMといった癒し系に変わります。
(製品版には流れないバージョンも入ってます)

これは私の推測に過ぎませんが、主人公や女の子の心情を音楽で表してるのではないかなと。
どんよりとした心が南の島で過ごすことによって徐々に晴れ
最終パートで穏やかな気持ちに変わっていくように感じました。

最後は彼女が生み出す音です。
R-15なのでそこまでエッチなものは出てきませんけど
色んなところで至近距離から吐息を漏らしたり、耳舐めの時間を長く取ってじっくりやってくれます。
確認したところ本編で44分、おまけで20分ありましたから
サークルさんがおっしゃられてる1時間以上は確かにクリアしてます。

「ほら タオルです 動けないでしょ? 拭いて あげますよ」
これらを行う彼女については「謎の女の子」と呼ぶのがピッタリなキャラです。
物語の開始時点では情報がほとんどありませんし
彼との関係も赤の他人と言って差し支えないほど希薄です。
しかし2人には大きな共通点がひとつだけあります。

音重視の作品ですけど総時間が長いおかげでそれなりにしゃべってくれます。
少し話してからしばらく無言になるのを繰り返して音を聴きやすくしてました。
パートによって態度が少しずつ変化していくなど十分な存在感があります。
様々な音に癒されるサービス
簡単な状況説明をした後から始まる「2.砂のジャリジャリASMR(約50分)」は砂に焦点を当てたサービス。
眠ってる主人公を顔だけ出す形で砂浜に埋め
耳元で砂に関する音を時間いっぱい鳴らして疲れた心をほぐします。

「砂の中 どうですか? 温かい それとも 熱いんですかね?」
身動きが取れない状況を踏まえて時折気遣うセリフを投げかけながら
「さらさら ぱらぱら」という乾いた音を耳元至近距離で鳴らします。
音量バランスがしっかりしてるおかげで大人しい音でも聴きやすかったです。
同時に流れる波の音と合わせて浜辺にいる雰囲気をリアルに作り上げてます。

同じ音ばかりだと途中で飽きるだろうということで
左右の位置や音のタイプを5分くらいの間隔で変えてきます。
色々ありますが私は砂を耳に優しく擦りつけるような音が好きですね。
耳を手で撫でる時よりもざらつきがあり、さらに微弱な振動も伝わってきます。

「私たちの人生なんて この砂みたいにちっぽけなもんですよ」
最中の女の子は音の邪魔にならない頻度でぽつりぽつりと話します。
最初はごく普通のキャラに感じたのですが
話を聞いてると年齢の割に達観してると言いますか、冷めてる印象を受けました。
核心をストレートに告げたりせず、セリフを通じて彼女のことが少しずつわかるように進めます。

次の「3.渚で添い寝(約28分)」は安眠重視のパート。
砂遊びで疲れた彼女が左側に添い寝して穏やかな吐息を漏らします。
このへんからアンビエントBGMも癒し系のものが増えてきます。

「お兄さんを縛るものなんて 何ひとつないんです」
彼女は彼が仕事で追い詰められてることを知ってるらしく
疲れ切った心を癒す言葉を言って少しずつ立ち直らせます。
途中から手を繋いだり、自分から胸で抱きしめて心音を聞かせるなど
今日会ったばかりとは思えないほど優しく接してくれました。

そして彼がぐっすり眠れるようにセリフの量を前のパートよりも減らし
波の音、アンビエントBGM、吐息や心音だけが流れる静かな時間を提供します。
やってることはシンプルですけど音のレベルが高いおかげで癒しのパワーが強いです。

最後の「4.雨の中の耳舐め(約60分)」は耳舐め特化。
時間が流れて夜になり、降り出した雨をしのごうと近くにある木の下へ避難します。

「これからは 自分のために生きてくださっていいんですよ」
2人きりの無人島生活ですから当然電気はありません(食料はたっぷりあるそうです)。
暗い場所で寄り添いながら今まで以上に優しい言葉をかけてくれます。
物語が進むにつれて彼女の態度が柔らかくなってるように感じました。
それを匂わせるセリフが出てきますし、彼女も今回の出来事を通じて癒しを感じてるのがわかります。

耳舐めは右耳をゆっくりペースで舐めるところから始まり
若干速くなる→しゃぶる感じの音に変わる→左耳へ移り水分控えめな音を鳴らすと
R-18との線引きをしっかりしたうえでリアルな音を鳴らします。

最近の耳舐めは耳の内側や穴の入り口を責めるのが流行ってますが
そこまでいくとエロに分類されるのか、ここでは外を中心に責めてました。
コリコリした独特なちゅぱ音が心地よく、合間に時折入る吐息も静けさを引き立ててます。
興奮させるよりも眠気を誘うタイプの耳舐めですね。

このように、パートによってやることを変えながらそれぞれに合った音を鳴らす自然なサービスが繰り広げられてます。
しっとりしたASMR作品
癒しと安眠の両方に役立つ高品質なASMR作品です。

女の子は現実に疲れた主人公をその苦しみから解き放とうと
仕事とは無縁の無人島に連れていき、そこで3種類の健全なサービスをします。
そしてそれらの様子を色んな音と音楽を駆使してリアルにお届けします。

会ったばかりの物静かな女の子と南の無人島でのんびり過ごす変わったシチュ
効果音、環境音、アンビエントBGM、吐息&ちゅぱ音を織り交ぜた重厚なASMR
これらの最中に交わされる彼女との温かいやり取り。
彼の心情を汲み取った癒しの要素満載な作品に仕上がってます。

中でも2番目は従来のASMRよりも作りが複雑かつ高度で素晴らしいです。
こういう場合、それぞれのバランス調整が結構難しいはずです。
それを無事乗り越えて南の無人島生活を音と音楽で見事に表現してます。

あとは女の子も興味深いキャラに描かれてます。
彼女については本編よりも「5.おまけ音声」を聴いたほうがわかりやすいです。

ASMRが好きな人、耳舐めが好きな人には特におすすめします。
おまけは出会いのトラック、W耳舐め音声、NG集です。

CV:柚萌さん
総時間 2:45:50(本編…2:22:22 おまけ…23:28)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年8月7日まで20%OFFの704円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。



サークル「いちのや」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、大学生で保育園の先生を目指してる甘えん坊な彼女が
久しぶりに恋人の家でイチャイチャしながらまったり過ごします。

彼女がすぐそばにいる気分が味わえるよう自然さを大事にしてるのが特徴で
通常よりも砕けた口調で話しかける、他愛もない会話をしながら微笑む
「好き」と何度も言ったり一緒に眠るなど、恋人同士がやりそうなことを取り揃え
そのすべてにリアルな音を盛り込み癒しと没入感を与えます。
彼女と過ごす何気ないひと時
恋人の東雲かなた(しののめかなた)と自宅でのんびりするお話。

「ね、ちょっとそっち寄ってもらえる? ん ありがと」
かなたは甘く穏やかな声の女の子。
ベッドで横になってる主人公の隣に近づき安心した表情を見せると
軽く雑談したり枕の匂いを嗅いでまったり過ごします。

本作品はまだ同棲してないけどすごく仲の良い彼女が
休日を利用して彼の家に泊まり、70分程度に渡って会話や軽いスキンシップを楽しみます。
彼女は現在保育園の先生になるための実習をしてるそうで
以前に比べると一緒にいられる時間が随分減ってしまいました。
だからこのひと時を満喫しようと序盤からたっぷりイチャイチャします。

「え? そんな久しぶりでもない? そんなことないよー 先週はさ あぁ今週はいないんだなーと思って 一週間長く感じたんだよ? ほんとほんと」
通常の音声作品よりも砕けた口調で語り掛け
しばらく会えなかったことを寂しく思ってたと伝えたり
共通の趣味と思しき話題を振ってお互いの近況を確認します。
そして中盤には実習の成果を見せようと童話の読み聞かせをしてくれます。

現在の全年齢向け作品は耳かき音やマッサージ音で癒す傾向が強いのですが
本作品では敢えてそれらをやらず彼女と一緒にいる雰囲気をできるだけ自然な形でお届けします。
雰囲気重視と言いますか、時間がゆっくり流れていくように感じて聴けば聴くほど心が緩みます。

もちろん雰囲気を出すための効果音もそれなりに登場します。
2人がベッドにいるのがわかるように布の擦れる音を適度に鳴らし
読み聞かせをする時はページをめくる音を入れてリズムを作ります。
ASMR作品ほど目立った活躍はしませんが、物語のリアリティを上げる必要不可欠な存在なのも事実です。
自然で甘い会話の数々
一番最初の「01.お隣かくほ~!」はかなたの魅力と2人の仲の良さを表現してるパート(約14分)。
冒頭から一緒のベッドで密着しながら雑談して心と体を温めます。

「さらさらーって音聞こえるかも? ってレベル うん 可愛くなったねーって 少しでも思ってもらいたくて」
彼女はもう立派な大人ですが可愛い性格をしており
会えなかった間自分が何をしてたか嬉しそうな表情で教え
主人公に褒められると素直に喜びハグで気持ちを伝えます。
状況説明してる感じが出ないようにセリフの表現をとても柔らかくしてました。

2人のやり取りを見る限りでは数年単位で付き合ってそうですけど
それでも彼女は自分を磨こうとする健気なところがあります。
彼女が体を近づけると声の位置も近づいて質感が若干こもるところもリアルで良いです。
取り立てて何かをするわけではありませんが、聴き手を作品の世界に引き込む重要な役割を果たします。

本作品固有のサービスは次の「02.本読んであげる!」(約22分)。
彼女が現在の実習でやってる読み聞かせを彼に披露します。
題目は赤ずきんなのでわざわざ内容を説明する必要はないと思います。

「一本摘むと もっと向こうにも もっと綺麗な花を 花が…間違えちゃった ははは あるように見えて」
個人的に面白かったのが読み間違いを敢えて残してること。
彼女はまだ先生になる途中ですからこういうことも十分起こり得ます。
たぶんアドリブだと思うのですが、直後のフォローも自然でむしろ彼女の魅力を引き立ててます。

読み終えた後に5分程度の雑談をすることも含めて
彼女が彼を一方的にお世話するのではなく、2人で楽しい時間を過ごせるように物語を進めます。

最も恋人らしいことをするのは「03.好き、好き、大好き。」(約9分)。
名前通り愛の言葉を時間いっぱい投げかけてストレートにイチャイチャします。

「好き 好き 好き 好き 好き 大好き 好き 好きだよ」
単調さや事務的感が出ないように同じセリフでも言い方や間を微妙に変えてました。
逆に彼に「好き」と言われて恥ずかしがるシーンもあったりと
お互いの気持ちを言葉で確認してしばらく会えなかった寂しさをしっかり埋めます。
内容がシンプルだからこそ、本作品が目指してるものが見えやすいパートだと思います。

そして最後の「04.すやすや寝息とおやすみなさい」は2人で幸せな眠りにつきます(約23分)。
耳の近くで彼女の寝息だけが流れる時間はとても静かで落ち着きました。
軽く体を動かすシーンを適度に挟んで自然さを出す工夫もされてます。

このように、現実世界のカップルもやってそうなことを音声化した温かい物語が繰り広げられてます。
素朴な作品
女性が男性をお世話するスタイルにこだわらず自然さを追求した作品です。

かなたは忙しくてしばらく会えなかった主人公と幸せな時間を過ごそうと
多くのシーンで体を密着させながら耳元で囁いたりハグして愛情を注ぎます。
そして何気ない会話、読み聞かせ、愛の言葉、添い寝とパートごとに別のことをやって自分自身も癒されます。

可愛くて甘えん坊な彼女と自宅でイチャイチャする甘いシチュ
セリフの表現、会話の話題、サービスの内容などすべてを緩く設定した自然な作り
最中に鳴るリアルで優しい音の数々。
全年齢作品にとって重要な癒しを確保したうえで流行からややずらし個性も出してます。

中でも2番目は本作品を最も特徴づける要素なだけあって一際耳を惹きます。
読み聞かせで間違えるシーンは普通ならカットされるはずです。
でもそれを敢えて残し彼女がまだ先生の卵なことを遠回しに伝えます。
他のパートも話し方や間の取り方を緩くしてて本当に和やかです。

最終パート以外は結構しゃべりますけど、安眠のお供にも役立つんじゃないかなと。
それほど込み入った話をしないからぼーっと聴くことができます。
寝息だけの音声をおまけに用意してることからも安眠を意識してるのが窺えます。

CV:一之瀬りとさん
総時間 1:51:04(本編…1:09:20 おまけ…41:44)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年5月11日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「白いラブレター」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
Youtubeで活躍されてる高倉むきさんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、優しくて世話好きな彼女が
なかなか寝付けない恋人に耳かきや添い寝をします。

会話よりも音の量を大幅に増やしたASMR系の作りが魅力で
サービス中は数分単位で軽く雑談する程度に留め
安眠に適した優しい音をたっぷり鳴らしてリラックスさせます。
愛する人に心地よい眠りを
彼女が耳かきや添い寝で寝かしつけるお話。

「ん? どうしたの? 寝れない?」
彼女は穏やかで澄んだ声のお姉さん。
ある日の夜、寝付けない彼にそのお手伝いを志願すると
手始めに膝枕で耳かきをします。

本作品は何らかの事情で寝つきが悪くなってる彼を安眠させることを目的に
彼女がおよそ100分に渡って耳かき、マッサージ、添い寝をします。
彼が寝る時間帯にすぐそばにいるということはおそらく同棲中なのでしょう。
最初から親しげな態度で話しかけながら心のこもったご奉仕をします。

全編を通じて言える大きな特徴は音の比重をかなり上げてること。
一部のパートを除きサービス開始後は数分ごとに軽く話す程度に留め
それ以外はリアルで優しい音をたくさん鳴らして心の芯から癒します。

寝ながら聴くことを想定してるのでどの音も柔らかい質感をしており
それを鳴らすたびに耳へ微弱な振動も送って心地良い感覚を与えます。
Youtubeに数多くのASMR動画を掲載されてるだけあって音のレベルも高いです。
効果音と彼女の吐息だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。

「心地いいでしょ? もっと心地よくなってね」
彼女については面倒見の良い女性と呼ぶのがしっくりきます。
手を動かしながら彼に具合を尋ねて微調整し
さらに合間合間に思いやりに満ちた言葉をかけて心も温めてくれます。

ASMR系の作品なので時間に対するセリフの量は確かに低いですけど
それでも彼を癒そう、安眠させようとする気持ちはきちんと伝わってきます。
終盤に体をとんとん叩くシーンもあるので彼女のほうが年上なのかもしれませんね。

リアルな音をふんだんに駆使した安眠重視の作りと彼女の穏やかなキャラ。
サークルさんの強みをシンプルかつストレートに活かした心安らぐ作品です。
時間がゆっくり流れていくサービス
1分程度の雑談をした後から始まる最初のサービスは耳かき(約54分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒のみを使ってお掃除します。

耳かき棒は「ずすっ」という乾いてて若干ざらつきのある音が使われており
奥から手前に掻き出すようにゆっくり動きます。
序盤は比較的クリアなのですが少し経つと穴の奥へ移動し
それに合わせて効果音が多少低く重いものに変わります。

使用する器具がひとつなので音が劇的に変わることはありません。
でも数秒単位で動きが小まめに変わるおかげで垂れ流してる感じは特にしませんでした。
器具をころころ変えると主人公が安眠しにくくなりますし
素朴で優しい音を時間いっぱい鳴らすことを心がけてます。

私が聴いた時は開始18分頃からあくびが出始め
パート終盤にはかなり眠くなってるのを実感しました。
たぶん部屋の明かりを暗くして横になったらもっと効果が出たでしょう。
彼女のセリフを必要最低限に削ってあるおかげで本当に静かです。

続く2パート16分間は耳のアフターケア。
「2.ぼん天と耳ふー」は梵天+耳への息吹き、「3.耳ふー」は囁き声を交えた息吹きをします。

「今度は 梵天していくね いくよー」
梵天は「ぷすぷす」という柔らかくて面積広めの音が非常にリアルで驚きました。
器具そのものの柔らかさが忠実に表現されてます。
軸を持ってゆっくり動かす際に木の擦れる音も僅かに入ってて芸が細かいです。

息吹きについては吹くよりも吐きかける感じの音ですね。
弱めの風圧で通常よりも広い範囲に風圧が感じられてこそばゆいです。
これも眠そうな彼をびっくりさせないための配慮なのでしょう。

そして終盤の2パート19分を使っていよいよ安眠へと導きます。
「5.よしよしとんとん」は体を手のひらでゆっくり優しく叩き
「6.彼女の寝息」は彼女の寝息だけが流れるとても静かなシーンです。

このへんまで来ると多くの人が眠くなってるでしょうから
胸のあたりに温かいものを感じながら安眠できると思います。
敢えて余計なことをしないところにサークルさんのこだわりを感じました。

作品を聴いた感想ですが、相当な安眠パワーを秘めてて大変癒されました。
耳かきに多くの時間を割いたうえでひとつひとつをゆっくりのんびり行います。
時間にゆとりがあり、静かなシーンが多く、音も柔らかい。
彼女の穏やかな声も相まって癒しの空間がしっかり出来上がってます。

このように、言葉よりも行為で愛情を注ぐあまあまなサービスが繰り広げられてます。
安眠効果の高い作品
寝つきの悪い人ほど効果を実感できる素朴な作品です。

彼女は心がざわついてるのかなかなか眠れずにいる主人公をぐっすり寝かしつけようと
序盤からお姉ちゃんや母親のような態度でまずは耳を隅々まで綺麗にします。
そして心が落ち着いた後は軽いマッサージや添い寝で眠れる環境を整えます。

声も態度もあまあまな彼女が恋人を寝かしつける大衆性の高いシチュ
リアルな音をたっぷり鳴らし、その一方でセリフはかなり抑えたASMR系のサービス
寝ながら聴いても大丈夫なように調整された優しい音の数々。
最終目的にあたる安眠を強く意識した作品に仕上がってます。

中でも音は現在活動されてる全年齢向けサークルさんの中でも上位に位置する品質を持ってます。
私は白いラブレターさんの作品を初めて聴いたので驚きました。
取り立てて奇抜なことはやりませんけど、ひとつひとつを丁寧に作り込んでます。

以上を踏まえて満点とさせていただきました。
安眠できる耳かき作品を求めてる人には特におすすめします。
おまけは2種類の耳かき、ぎゅー&心音、フリートークです。

CV:高倉むきさん
総時間 3:39:20(本編…1:38:58 おまけ…2:00:22)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
219分で440円とコスパが良いので+1してあります。



サークル「アイロンウェアー」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第52回目は優しくて面倒見のいいお姉さんが
エッチな催眠で甘えん坊な男性を幸せにします。

エロさよりも癒しや幸福感を重視したあまあまなサービスが行われており
催眠は深呼吸や脱力を入念にやりながら彼女の声に対して良い印象を持たせ
エッチは2種類のプレイを用意し、いずれもゆっくり責めて負担をかけずに絶頂させます。
心にプラスに働く要素が豊富ですから精神的に疲れてる人ほど潤うでしょう。
2人きりの世界で極上の癒しを
お姉さんに催眠をかけられてから3つのサービスを楽しむお話。

「いらっしゃい 今日はどうしたんですか?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
自分に会いに来てくれた主人公を温かく迎えると
催眠をかけるにあたっての準備を始めます。

本作品は年上の女性に甘やかされながら眠ったり絶頂することを目的に
彼女がおよそ120分に渡って癒しの催眠とあまあまなエッチをします。
催眠パートは共通でその次から分岐する形式になっており
抱きしめられながらの添い寝(非エロ)、オナニー、SEXとそれぞれで内容が大きく変わります。

「心も体もリラックスできて 頭の中がぼんやり気持ちよくて いつでも眠ってしまいそうな 揺りかごのような感覚を 楽しむことができますよ」
全編を通じて言える大きな特徴は癒しを大事にしてること。
彼女は最初から最後まで彼を甘やかす姿勢を取りますし
サービスについても多くの男性が安らぎを感じる要素を意識して多く盛り込んでます。

抱きついて頭を撫でる、愛の言葉を投げかける、羊をじっくり数えて眠らせる
彼女と繋がって中出しを決めるなど種類が豊富で聴けば聴くほど胸のあたりがぽかぽかします。
音声作品のエッチはオナニーのオカズに使うことが多いのでエロさを重視する傾向がありますが
本作品では敢えてそのへんを削り、代わりに充足感や幸福感をたっぷり与えてくれます。

精神的に満たされてるほうが同じ射精でもずっと気持ちよくなれますし
事後の余韻が長めに続く、虚無感が薄めで済むなど色んなメリットがあります。
そしてそんな気分で眠りにつければきっと安眠できるでしょう。
どのルートも最後は眠るので、そこへ上手く繋がるようにサービスします。
心を解き放つ催眠
最初に行う催眠はおよそ28分間。
楽な姿勢になりまずは6分ほどゆっくり深呼吸します。
目は開ける/閉じるどちらでも構わないそうですが
閉じる指示が特に出ないので最初から閉じておいたほうが良いと思います。

「私の声を聞きながら 深呼吸すると とても 気持ちがよく なってきませんか?」
呼吸のペース自体は聴き手の自由に任せて
お姉さんは優しい言葉をかけながら自分の声を聞くほど心地よくなる暗示を入れます。
催眠を通じて「彼女の声=気持ちいい」という構図ができるように進めますから
音声を聞いてるうちにだんだん声に対する集中力が高まったり
話してくれてるほうが落ち着く感覚がするでしょう。

「あなたが 私の声を聞くことで リラックスできて 気持ちよくなれたのなら それが トランス状態の入り口です」
催眠をかけてる最中に簡単な心構えやコツを教えてくれるのも良いですね。
催眠音声初心者でも無理なく聞けるように細かな配慮がされてて取り組みやすいです。
そしてこれは彼女との信頼関係の構築にも役立ちます。
物語の序盤からキャラ、セリフ、サービスなど色んな要素がテーマの「癒し」に収束してます。

お次はさらなるリラックスと深化。
左右の腕と足、頭、全身と大まかに分けてそれぞれを脱力し
それから湖に沈むイメージとカウントを組み合わせて催眠状態をさらに深めます。

「頭が重たくなって 力が抜ける 考える力も 抜けていく 全部 私に任せて ぼんやりとしてしまいましょうね」
「湖に沈んだ体は さらに重く 心地よく なっていきますよ」

体の脱力は「力が抜ける」「重い」「気持ちいい」といった言葉を多めに盛り込み
深化は2カウントごとに短いセリフを挟んで沈む感覚を上手に伝えるなど
ここでもより多くの聴き手が催眠に入れるようゆっくり丁寧に導きます。

深呼吸を長めにやるおかげで意識のぼやけを感じやすくなってますから
このシーンで体が重くなったり全身がズーンと沈む感覚を味わう人が結構いるでしょう。
途中にとあるキーワードを定めて彼女に甘えられる環境を作ったりと
この後から始まる添い寝やエッチを気分良く楽しめるように心の開放にも力を入れてます。

心身のリラックスを重点的に行う癒しに満ちた催眠です。
お姉さんに好きなだけ甘えられる心と体にするのを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法→カウントとイメージを組み合わせた深化、といった具合に
古典催眠の技術をベースにゆっくりじっくり進めます。

「あなたが 気持ちよくなりたいと思っていれば あなたは必ず 気持ちよくなることができます」
ただし、セリフの言い回しに関しては現代催眠寄りのものが多いです。
「~することができる」「~かもしれない」などの許容暗示を要所で投げかけ
聴き手が自分の好きなタイミングで催眠に入れる状況を作ります。

実際に聴いてみると彼女の言葉がなんとなく柔らかいと感じるでしょう。
技術だけでなくセリフも癒しに適してるから深いところまで入れるわけです。
見られる快感とひとつになる快感
エッチシーンは2パート35分間。
プレイはオナニー、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
エッチの序盤で服を脱ぐ指示が出ます。

「今 君がしたいこと 君が 一番幸せになれること ふふっ おちんちん 触りたい?」
催眠を使って主人公を2人だけの場所へ案内したお姉さんは
彼がオナニーしたがってることをズバリ言い当て、その願いを叶えてあげます。

エッチはどちらも彼女がリードします。
最初の「2b-エロパート1」でするのはオナニー(約20分)。
催眠の効果で彼が手をうまく動かせないのを踏まえて
彼女が手を添えたまま焦らし気味に動かして少しずつ射精感を高めます。

「あなたはね 恥ずかしいと とっても気持ちよくなるの 恥ずかしいのが幸せ」
体への責めが弱いと射精するのが難しいだろうということで
オナニーの合間に彼女に見られてることを意識させて羞恥を煽ります。
M向け作品のように見下すことは一切なく、彼を興奮させるサービスとしてわざとそうする感じです。
その証拠に「オナニーを見られるほど幸せになる」と暗示を入れて心もしっかりケアします。

オナニーについては「しこ しこ こしゅ こしゅ」の掛け声を挟んでスローペースで進めます。
実際にしごくのは8分程度と短いので、ある程度溜めておいたほうが出しやすいかもしれません。
催眠に深く入っていれば心も十分気持ちよくなれますから
その状態で迎える射精は普段よりも充実したものになるはずです。
初心者相手に激しくオナニーさせたら解けるかもしれないのでこうしたのかもしれませんね。

続く「2c-エロパート2」は彼女とのSEX(約15分)。
彼の上に跨ってからゆっくり挿入し、緩めにピストンしておまんこの感触を存分に味わわせます。

「おちんちんの上を 快楽が往復するたびに 君の意識が 思考が どんどんどんどん 真っ白な幸福感に 埋め尽くされていく」
同人音声でSEXと言えばピストン音を鳴らしながら女性が喘ぐのが定番ですけど
本作品の場合はそのふたつを極限まで削り、代わりに彼女と繋がってるシチュで心を満たそうとします。
挿入前に彼女が「SEXはお互いの心に欠けた部分を埋め合う行為」と言ってるので
純粋なエロさや快楽よりも充足感や幸福感を与えることに力を入れてます。

催眠状態特有の心地よさをさらに膨らませてイかせる感じですね。
最後は一応射精で〆てますけど、この内容ならドライオーガズムのほうが迎えやすいと思います。
私が聴いた時も股間を中心に生暖かい快感がゆっくり広がっていく感覚がしました。

作品を聴いた感想ですが、エロよりも癒しのパワーのほうがずっと強くて良い気分に浸れました。
彼女の声と態度がものすごく甘いですし、催眠も癒やすことを第一に考えてて気持ちが自然と安らぎます。
そしてエッチはスローなオナニー、一体感を大事にしたSEXと
催眠パートで生まれた感覚を損なわないように抑えた責め方をしてます。

ぶっちゃけあまりエロくないですけど絶頂は割としやすいほうだと思います。
どちらのパートも心へのアプローチが充実してるからです。
全肯定するセリフも多くて女性の愛に飢えてる人ほど満足できるでしょう。

このように、体よりも心の快感を重視したあまあまラブラブなエッチが繰り広げられてます。
安眠重視の作品
聴き手をたっぷり甘やかしてから眠りに導く大衆性の高い作品です。

お姉さんは主人公をすっきりさせてから眠らせようと
まずは催眠を通じて声に対する気持ちよさを高めながら心身両面をリラックスさせます。
そしてエッチは体への刺激を控えめにする代わりに心を盛り上げて幸せな絶頂へ持っていきます。

優しくて甘やかし上手なお姉さんがエッチな催眠をかけて癒やすノーマル向けのシチュ
深呼吸や脱力を入念に行いながら彼女の声に良い印象を与える催眠
セルフ有り/無しの両方を用意し、充足感や幸福感で包み込み絶頂させるエッチ。
催眠音声だからこそできる癒し系サービスに仕上がってます。

中でも催眠は技術面が優れてるのに加えて初心者向けの配慮もされててレベルが高いです。
本作品の場合、催眠に入れてるかどうかでサービスの満足度が大きく変わりますから
これくらいしっかりやったほうが作品全体に安定感が生まれます。
暗示の言い回しも彼女のキャラに合ってて良い雰囲気ができてます。

エッチはどちらも刺激が弱めなところだけはやや人を選びそうですけど
やってることは理に適ってるしテーマの癒しにも合ってます。
初心者はとりあえず初回はオナニーを聴いて、それからSEXに移るのが良さそうです。
2回目なら催眠により入りやすくなってるでしょうし、こういう心を責めるプレイもある程度楽しめるのではないかなと。

絶頂シーンは2回。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数とさせていただきました。

CV:大山チロルさん
総時間 1:59:59

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年2月3日まで50%OFFの660円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

各パートの構成と時間は以下のようになってます
0-CM 3:29
1-導入 34:17
2a-添い寝 17:55
2b-エロパート1 27:56
2c-エロパート2 24:48
3-羊 8:53
4-解除音声 2:37

【発売開始3日間限定30%OFF!!!】病的に愛が重いメンヘラサブカルクソ女の監禁調教観察日記【全編バイノーラル収録】

病的に愛が重いメンヘラサブカルクソ女の監禁調教観察日記【全編バイノーラル収録】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「後日談1 なんか彼女っぽいこと……耳かき、とか?」以降の様子を中心に紹介します。
愛する人とたっぷりいちゃいちゃ
最初の2パート60分間は非エロのサービス。
「後日談1 なんか彼女っぽいこと……耳かき、とか?」は耳かき(約37分)
「後日談2 お疲れのあんたの足、あたしに貸して?」はマッサージで彼の心身を癒します(約23分)。

「ねぇ なんか あたしにして欲しいこと ある?」
本編では結構過激なことをしてた彼女も
彼との関係が確定した後はごく普通の女の子に近い仕草を見せます。
体の拘束や快楽調教は一切行わず、彼が望むことを積極的にやってより親密になろうとします。

ところどころでやや重いセリフを言うことがありますけど
サービス自体は一般的な恋人同士がするものにとても近いです。
願ってたことが現実になり、幸せの絶頂にいる彼女の様子をストレートに描きます。

後日談全般で言えるもうひとつの大きな特徴は音を重視してること。
時間に対する会話量を本編よりも減らし、リアルな声や音を駆使してイチャラブ感を表現します。
本作品は音のレベルも高いですから、本編との違いを明確にする意味も込めてこういう作りにしたのでしょう。
どのパートも比較的静かで時間がゆっくり流れていく感覚がします。

耳かきは膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒のみでお掃除し
左耳の最後にだけ軽く息を吹きかけます。
後日談の5番目に耳舐めと息吹きだけをするパートがあるのでここでは意図的に控えてます。

耳かき棒は「ずすー」という滑らかで若干ざらついた音が使われており
耳の壁をゆっくり撫でるように動かします。
結構乾燥度の高い音でした。
反対側の耳には軽い圧迫感があったりと、現実の耳かきに近づけた内容になってます。

また穴の入り口、やや奥、さらに奥と三段構えになってまして
奥へ進むほど音の位置が近く、質感が低く鈍く、動きが緩くなります。
そこまで大幅に変わるわけじゃないので人によってはあまり違いがわからないかもしれません。
デリケートな部分を傷つけないよう吐息を漏らして真剣に取り組むことが多く
音だけが聞こえるひと時はとても静かで落ち着きました。

「(耳垢を)あたしのために残していてくれたんだ ありがと」
最中のセリフは彼を気遣ったり感謝するのが中心。
付き合い始めたばかりでまだ実感できてないようにも見て取れます。
会話する時は手を止めてメリハリをつけてるのも良いですね。
声と音の両方を無理なく楽しめるように工夫してます。

次のマッサージは膝から下に的を絞り
足の指→脹脛→膝の順で片方ずつローションを塗り込みながらマッサージします。
本編と同じく自然さを重視して効果音の音量は控えめにし
その代わり実況を多めに挟んでイメージしやすくしています。

「立って仕事してたりしたら 疲れるよね なんだかんだ ずっと座ってるわけにもいかないしさ」
指をケアしてる時は割と粘っこい水音だったのが、脹脛に入ると滑らかな摩擦音に変わります。
さらに手のひらでぺしぺしと優しく叩く、膝や足の指をちゅぱちゅぱ舐めるなど
彼女の愛情深い性格を出しつつ丁寧なマッサージをしてくれます。
彼を労るセリフも相まって耳かきと同じくらい癒しのパワーが強いです。
シンプルで力強いエッチ
後編のエッチシーンは10分間。
プレイはフェラのみです。
エッチな効果音はありません。

「いいよ 丁度膝立ちだし このまま咥えちゃうね」
マッサージの途中で膝や指を舐められ興奮した主人公を見て
ひかりは彼の気持ちを確認してからおちんちんを強めに吸い上げます。

エッチはフェラなので終始彼女が責めます。
内容はパートの前半は咥えずに竿や裏筋を舐めたり吸ったりし
後半に入ると口に含んで強めのバキュームを続け精液を直飲みします。

音声作品のフェラだと舐めをメインに行うことが多いのですが
本作品では彼女らしさを出すために吸いを多くして力強さを持たせます。
セリフは少ないものの、彼の大事なところを独占しようとする意思のこもったプレイでした。
エロさは高めですけど時間が短いのでこれ単体で抜けるかどうかは人によるかなと。

このように、癒しをメインに据えつつ性欲も発散させる思いやりに満ちたサービスが繰り広げられてます。
重めの純愛作品
病的なまでに一途な女性との恋愛模様を描いた独自色の強い作品です。

ひかりは前々から好きだった主人公と親密な関係になるために
飲み物を使って眠らせ、その間に自宅へ運び手錠で体を拘束します。
そして「恋人になるまでは開放しない」と伝えたうえで色んな快楽を与えて骨抜きにします。

好きな人のためなら文字通り何でもするメンヘラ女性と一緒に過ごすやや重いシチュ
監禁調教を通じて自分の魅力をアピールする本編
彼にひたすら尽くしながら幸せそうな表情を見せる後日談。
彼女の個性をしっかり出したまま前半と後半でまったく違うことをします。

「明日の朝も 明日の夜も もう毎日マッサージしてあげるよ」
中でも彼女は己の欲望に忠実と言いますか
思ったことはやり遂げる強い意思を持ってて存在感が大きいです。
それでいて彼が嫌がることをきちんと避ける気配りもできます。
コミュニケーションが極端に苦手なだけで根は悪い人物ではないと思います。
その証拠に後日談はメンヘラっぽさがそれなりに薄れます。

あとは本編と後日談で上手くバランスを取ってるなと。
本編は割とタイトル通りのことをやり、後日談は暗さや重さを緩和する役割を果たします。
おかげで最後まで聴き終えたらスッキリした気分になれました。

本作品は聴き手の心を痛めつけるのではなく、彼女と生活し愛される感覚をリアルに伝えるのを目的にしてるので
後半からあまあま路線に転換しても別に問題ないと見ています。
レビューの前編でも書いたように、彼女は言うことを聞いてくれる相手には優しく接します。

後編の射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

可愛い女性に強く愛されたい、求められたい人には特におすすめします。

CV:逢坂成美さん
総時間 3:53:40(本編…1:43:15 後日談…1:46:19 フリートーク…24:06)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2019年10月22日まで30%OFFの1001円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。

【発売開始3日間限定30%OFF!!!】病的に愛が重いメンヘラサブカルクソ女の監禁調教観察日記【全編バイノーラル収録】

サークル「逢縁喜縁」さんの同人音声作品。
声優として活躍されてる逢坂成美さんの第2個人サークルです(第1はココナッツの夏!)。

今回紹介するサークルさんの処女作は、好きな人のことになると周りが見えなくなる女の子が
大学の同級生を家に監禁しエッチな調教を施します。

手や口でおちんちんを責めつつ適度に焦らして彼の心を引き寄せたり
食事やトイレのお世話を嬉しそうにやるなど
彼女の魅力や心情を描きながら監禁調教されてる様子をリアルにお届けします。

総時間が4時間近くもあるため前編(本編)、後編(後日談)の2回に分けてお送りします。
メンヘラ女子との監禁生活
大学の同級生「飯田ひかり」に快楽調教されるお話。

「……よ。うん、まだあたし一人」
ひかりは可愛くてクールな声の女の子。
文化祭を控えたある日、部室にやって来た主人公と雑談すると
家から持ってきたハーブティーを淹れて差し出します。

本作品は以前から彼のことを深く愛してた彼女が
2人きりになれた機会を使って3時間30分ほどに渡る癒しとエッチなサービスをします。
今回紹介する本編は彼女の家に監禁されて調教を受ける様子
次回の後日談はその後2人がどうなったかが描かれてます。
時間はどちらも100分ほどあるので2~4回に分けて聴くのがいいでしょう。
ちなみにシナリオは同じく声優をやられてる秋野かえでさんが担当されてます。

「監禁調教」と聞くと相当にヤバいことをされる様子を想像するかもしれません。
しかし本編部分で痛みや苦しみを与える描写は特になく
心をなかなか開いてくれない彼に惜しみない愛情を注いで振り向かせようとします。

「……ねえ。あたしのものになってよ。あたし、あんたのものになるからさ……だめ?」
彼女は絵を一生懸命描く彼の姿やその作風が大好きだし
他人とあまり付き合おうとしないところも自分に似てると思ってます。
だから恋人になりたいのだけど嫌われることを恐れて踏み出せずにいました。
そんな状況を踏まえて調教中は自分の魅力や気持ちをアピールすることに力を入れてます。

感情を表に出すのが苦手で自分に自信を持てないからこういう手段に出てしまった感じです。
ヤンデレのように相手の気持ちを一切考えず暴走するのとは違うので
M性がそこまで高くない人も割と聴けるんじゃないかと見ています。
エッチの内容も手コキ、耳舐め、フェラ、SEXとスタンダードなものばかりです。

もうひとつの大きな特徴はリアルさと自然さ
どのパートも自然な口調で話しかけ、さらに色んなところで高品質な音を鳴らして臨場感を出します。

例えば音声作品では定番のエッチな効果音は控えめです。
手コキの時は「くちゅくちゅ」ではなく「さすさす」という滑らかな音ですし
SEXも囁きに近い声量で吐息混じりの喘ぎ声を漏らしながら布擦れやベッドのきしむ音が鳴ります。
生の音を届けるためにノイズも残したそうですが、少なくとも私はほとんど気になりませんでした。

露骨にエロくする演出を意図的に避けてありますから
実際に聴いてみると他の作品より静かなエッチだと感じるでしょう。
でも彼女の近さや温もりを感じられる要素が多く、一体感や没入感を味わいながら抜くことができます。
エロさよりも監禁されてる雰囲気を重視してるわけです。

エッチの間に食事やトイレに行くシーンを挟んでるのもそう言える理由のひとつです。
調教を扱ってる作品の場合、ほとんどはエッチの様子だけを切り抜いて進めます。
しかし本作品ではエッチに直接関係のないパートを入れて生活感も出してます。

「なんか、あー、あたしの作ったものが、あんたの血肉になるんだ、って思うと なーんか、ちょっとゾクゾクしちゃうよね……」
ただそれだけだとエッチに水を差す形になるため
これらの最中に彼女の優しさや喜んでる姿を盛り込み愛されることを伝えます。
本作品はシチュやキャラが重要ですから、言葉責めだけでなく彼女の内面描写もしっかり行います。
好きになってくれなければ開放しないところは確かに厳しいですけど
言う通りにしてる限りは結構甘く接してくれます。

不器用な同級生が重めの愛情を注ぐシチュとリアリティを追求した作り。
癖のあるテーマを比較的柔らかいタッチで描いた純愛系作品です。
愛と快楽で染めるエッチ
前編のエッチシーンは4パート65分間。
プレイは手コキ、パンツ/おまんこ鑑賞、フェラ、耳舐め、放尿、SEX(騎乗位)、キスです。
服を脱ぐ、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「大丈夫、怖くないよ……あたしがすっごく気持ちよくしてあげるから……大丈夫」
お茶を飲んだ後、コンビニへ出かけた最中に眠ってしまった主人公を自宅に運ぶと
ひかりは彼の体を手錠で拘束し、目覚めた後にチャックを下ろしておちんちんを取り出します。

エッチは身動きの取れない彼を彼女が責め続けます。
最初の2パート31分間は調教を意識したプレイ。
「トラック2 純愛調教のはじまり」は焦らし系の手コキ(約12分)
「トラック3 漏らしたあなたに愛のフェラチオ」は股間をタオルで拭いてからフェラで気持ちよくします(約19分)。

「あ……固くなってきた…… あたしの手で、感じてくれてるんだ……嬉しい……」
彼女は彼とエッチすることをずっと夢見てましたから
おちんちんを見たり握る瞬間に嬉しそうな表情を見せます。
そして滑らかな摩擦音を鳴らしながら亀頭を重点的に責めてじっくり射精へ追い込みます。

これだけ有利な状況ならもっと過激な手段も取れたはずです。
でも彼女は快楽を餌にして彼を屈服させる方針を取ります。
「彼をモノにしたい、でも彼に絶対嫌われたくない」という複雑な心境が読み取れました。
監禁するところまでは大胆ですけど、その先は結構慎重に進めます。

「いいよ。あげる。あんたが……あたしのモノになるって誓えるなら。あたしのマンコあげる……」
それをわかりやすく物語ってるのがパート中盤にある鑑賞シーン。
パンツ→おまんこの順に見せつけて彼の視線を釘付けにします。
女の武器を使って引き寄せてるあたりは色仕掛けに近いなと。
彼が喜ぶものを与え続けて恋人になりたくなるよう誘導します。

続くフェラパートは彼女の優しさが光るプレイ。
次の日、監禁されてるせいでトイレに行けなかった彼の股間を綺麗にしてから
冷えたおちんちんを口に迎え入れて温めます。

「んっ……熱くない?よかった。 ふふ なんか赤ちゃんみたい…… ああ、ごめんごめん。バカにするつもりじゃなかったんだよ」
汚物で濡れた体を嫌な顔ひとつせず熱心に掃除し
そのことを恥ずかしがってる彼にいたわりの言葉をかけてフォローします。
彼が少しだけ素直になってくれたことに大喜びするなど
監禁直後に見られた緊張した空気がやや穏やかなものに変化します。

ただし、フェラは彼女の執着心がはっきり出ていて割とハードです。
開始直後からおちんちんを咥えこんで「ききゅーっ」と強めに吸い上げる音が鳴り
その後も舐め→ピストン+バキュームと繋いでスムーズに射精させます。
吐き出された精液をそのまま口で受け止め飲み干すところも彼女らしくて良いです。
言葉と行為の両方で彼に対する愛情の強さを表現してます。

単体で最も長いのは「トラック6 悲願のセックス、永久契約」(約27分)。
さらに後日、いつも通り調教しようとしたところ彼が普段と違う反応を見せたので
ソフトな手コキとフェラを経由してからSEXを持ちかけます。

「あんたのこと すっごい 大事にしたいって 思ってるんだ だから……」
ここも彼のことをいかに深く愛してるかをはっきり伝えて落とすマイルドな契約です。
挿入直後やピストン開始時に見せる幸せそうな表情がとても印象的でした。
ずっと願ってたことが現実になり感極まってる様子を演技で上手く表現してます。
これまでより彼女の内面描写を多くしてるのもその部分を引き立たせるための工夫なのでしょう。
「好き」を何度も言うことも含めて色んな部分から彼女の気持ちが伝わってきます。

あとはセリフ以外の声や音がリアルで素晴らしいです。
普段よりも熱っぽい吐息、体を動かすたびに少しだけ聞こえる布擦れの音、ベッドのきしむ音
射精シーンの5分くらい前から鳴る「ぱんっ」という肉のぶつかり合う音を組み合わせてます。
喘ぎ声もアンアンではなく「んふっ あぁ」みたいな抑えたものでした。

前項で「エロさ控えめ」と書きましたけど、このパートなら普通に1回抜けると思います。
本編の山場なだけあって持って行き方や盛り上げ方が上手です。

このように、プレイの様子だけでなくそれをする相手の存在も綿密に描いたキャラ重視のエッチが繰り広げられてます。

前編の射精シーンは2回。
淫語とちゅぱ音それなり、くちゅ音と喘ぎ声そこそこです。

後編へ続く…。
病的に愛が重いメンヘラサブカルクソ女の監禁調教観察日記【全編バイノーラル収録】(後編)

CV:逢坂成美さん
総時間 3:53:40(本編…1:43:15 後日談…1:46:19 フリートーク…24:06)


体験版はこちらにあります

追記
2019年10月22日まで30%OFFの1001円で販売されてます。

優しい年下彼女とひみつの時間

サークル「ささやき・ボ☆イ☆ス」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
今年5月に処女作を出されたばかりの新しいサークルさんです。

今回紹介する作品は、占いが得意で現在大学生の年下彼女が
頑張り屋な恋人と自宅で雑談したり添い寝で癒します。

彼女の魅力を引き出しながらイチャイチャするキャラ重視の作りが魅力で
この日のためにクッキーを用意して好意をアピールし
さらに中盤以降は至近距離で囁いたりリップ音を鳴らして安心感を与えます。
可愛い彼女の健気なご奉仕
恋人の上原みもりと自宅でイチャイチャするお話。

「お兄さん お邪魔しますね」
みもりは明るくて素朴な声の女の子。
主人公の家にクッキーを持ってやって来ると、服装が可愛いと言われて嬉しそうに照れます。

本作品はとある出来事をきっかけに付き合い始めた男女が
自宅デートやお泊りする様子をおよそ20分に渡ってお届けします。
彼女は大学1年生、彼は現役の刑事と変わった組み合わせになっており
音声を聴くにつれて2人の背景が少しずつわかるように作られてます。

「料理はあまり得意じゃなかったんですけど、お兄さんに食べてほしくてお母さんに教えて貰ったんです」
彼女は年齢相応の健気な女性。
この日のためにお手製のクッキーを作れるよう何度も練習したり
それを「あーん」と言って食べさせる初々しい姿を見せてくれます。
また占いが得意という変わった一面も持っており、物語の序盤で実際にするシーンも出てきます。

製品版には台本がついてるのですが
その冒頭に登場人物の情報や関係が事細かに書かれてます。
やることは雑談と添い寝だけなので、サービスよりもキャラを楽しむ作品だと私は思います。
会話から伝わる2人の絆
最初のチャプター1でするのは雑談(約7分)。
みもりが主人公の家にやって来てクッキーを食べながら色んなことを話します。

「もう、強引ですね。ふふふ、でもそうやって手元においてでも守ろうとしてくれるところは嬉しいです」
彼らが住んでる地域にはこのところ不審者が現れてるらしく
占いをしてみたら2人にとって良くない結果が出てしまいます。
そこで通常なら帰るところを泊まる予定に変更して彼女を守ります。

音声作品ですから彼がしゃべることは一切ありません。
でも彼の言葉を彼女が代弁したり、行為を通じて愛情を示す工夫がされてます。
彼女が彼を想うのと同じくらい彼も大事にしていて本当に甘いです。
キャラ重視の作品だからこそこういう表現を取り入れたのでしょう。

次のチャプター2は夜のお話(約13分)。
一緒の布団で横になり、2人が付き合い始めた経緯に触れてからリップサービスをします。

「お兄さんの事を好きだと自覚してからはわたしの占いもより磨きを掛けて絶対にお兄さんを占いで力になるって決めたんです」
彼女の占いは的中率が非常に高く、彼もこれまで何度も助けられてます。
だから今後も大好きな人を守るために腕を磨くことを決意します。
クッキー作りなども含めて恋人をとことん大事にする愛情深い女性です。

またこのパートはほぼすべて囁き声で話します。
サークル名にしてるくらいですから囁き声が相当に好きなのでしょう。
添い寝の雰囲気作りや距離の近さを表現するのにも役立ってます。

パート中盤から始まるリップサービスは3種類あり
愛の言葉を連呼する、耳に息を吹きかける、控えめなちゅぱ音を鳴らすのを
それぞれ同じくらいの時間繰り返します。
これらの最中は会話しませんから以前よりも静かに感じるでしょう。
チャプター1は会話、チャプター2はそれプラス行為と明確な違いを打ち出してます。
ほのぼのした作品
やや年の離れた男女の恋愛模様をコンパクトに描いた作品です。

みもりは占いを通じて出会い現在は付き合ってる主人公と一緒の時間を楽しもうと
この日のためにクッキー作りを練習し、新しい服を身に着けて彼の家を訪問します。
そして到着後は何気ない会話や添い寝で仕事を頑張ってる彼を癒します。

占いが得意な恋人とひたすらイチャイチャする和やかなシチュ
2人の素性や関係を描きながら進めるキャラ重視の作り
囁き声で複数のリップサービスをする静かな添い寝。
時間が短いことを踏まえてやることを絞り込み、彼女たちの魅力が引き立つように仕上げてます。

中でもキャラは作り込みがしっかりしてて驚きました。
単に雑談するだけでも背景が充実してれば深みも出るわけで
時間の関係でできることが限られてるからこそここに力を入れてます。

その一方でサービスはもう少し頑張ってほしいと思ってしまいます。
家でデートしてるのに雑談と添い寝だけというのは物足りないですし
耳かきはしないにしてもマッサージするとか彼の疲れを取る要素が欲しいです。
あとはチャプター1でクッキーを食べる音やコーヒーを淹れる音を組み込めば臨場感が上がります。

尽くしてくれる女性が好きな人には特におすすめします。

CV:友利まつり.さん
総時間 20:28

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2019年10月7日まで50%OFFの220円で販売されてます。

守り神とふたりぐらし。 ~ささやき、耳かき、添い寝と癒しのひととき~【フォーリー】

サークル「いちのや」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、長い間この土地を守ってる世話好きな神様が
家の所有者にあたる大学生と1日をまったり過ごします。

フォーリーサウンドと彼女のキャラを組み合わせた素朴な物語が繰り広げられており
前者はセミの声、風の音、虫の声といった自然に関する音を多く用意し
後者は久しぶりに自分が見える人と会えたことを素直に喜び
あれこれお世話しようとする姿で別々の癒しを与えます。
古民家に住む不思議な神様
守り神の「あやめ」が耳かきや添い寝をするお話。

「あれ…人がいる あっ 見えるんですね」
あやめは可憐で落ち着いた声の女の子。
自分が住んでる民家に現れた主人公に声をかけると
ひとまずお茶を振る舞ってから自己紹介します。

本作品はこの地を代々見守り続けてきた彼女が
現在民家の所有権を持ってる彼に80分程度の健全なお世話をします。
雑談&散歩、耳かき、読み聞かせ&添い寝と家庭的なものを取り揃え
いずれも20分以上の時間を用意しゆっくりのんびり進めます。

「あなたは? あぁ チヨさんのお孫さんにあたるのですか 随分と大きくなりましたね」
彼女は10代後半の若々しい見た目をしてますが生きてる年月は相当に長く
久しぶりに会った彼にも落ち着いた態度で接します。
しかし特定の人物しか姿が見えない存在のためこれまで一抹の寂しさも感じてました。
そんな気持ちを吹き飛ばそうと積極的に話しかけたり面倒を見ます。

サークル主の一之瀬りとさんはやや意地悪なキャラをよく演じられてる声優さんです。
でも今回は達観した様子で彼と向き合う純粋な癒しキャラをやられてます。
ASMR要素もありますけど会話量が多くあやめの存在感が大きいです。
神様と普通の女の子を混在させた不思議な女性に描かれてます。

バックで流れる効果音や環境音も大きな魅力。
フォーリーサウンドによるリアルな音を組み合わせて作品の世界を作り上げてます。
今回は「添い寝フレンドと行く温泉旅行 -おもちゃえっちつき-【フォーリー】」を制作した妄想研究所さんに協力を仰ぎ
演者の動きに合わせて収録された効果音を声と組み合わせる凝った演出がされてます。
海外の映画では吹き替えを円滑に行うために使われてるもので、同人音声だとここ最近出てきた要素です。

実際に聴いてみると音がとてもクリアに感じるのではないでしょうか。
そして声との親和性が高く自分がそこにいるような感覚を覚えるはずです。
声についても屋内では若干のエフェクトをかけて空間の広さを表現してます。
また彼女が体を動かすたびに髪飾りについた鈴の音が鳴ります。

あやめの純朴なキャラと周りを彩る音の数々。
田舎で過ごす様子をそのまま切り抜いたようなリアリティの高い作品です。
会話と音で癒すサービス
一番最初の「01 「見えるのですか?」」でするのは雑談と散歩(約21分)。
2人が出会いお互いのことを軽く話してから民家を歩いて一周します。

「チヨさんとはですね よくこの先にある畑で お花を育ててたんですよ」
この民家は元々主人公の祖母が持ってたもので、彼女もあやめを見ることができました。
その頃のことを懐かしげに語りながら近くに咲いてる花について教えます。
万葉集の和歌が出てくるところなどは彼女らしいなと
見た目よりも話すことに深みを与えて神様らしさを出してます。

またこのシーンは場所が屋外なので環境音がよく聞こえます。
セミの元気な声と風の吹き抜けるような音、あと右手のやや遠くから川っぽい音も聞こえました。
複数の環境音を違和感なく組み合わせて臨場感と癒しのパワーを上げてます。
このパートだけでも聴く前と後で気分が随分違うことに気づくでしょう。
あやめと主人公の繋がりをさり気なく説明しながら作品の世界へ引き込む重要なパートです。

次の「02 「膝枕でもしますか?」」は耳かき(約26分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天でお掃除し、最後に数回息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずすっ」という乾いてて平べったい音が使われており
奥から手前へ掻き出したり軽く引っ掻く感じに動きます。
音を時間いっぱい流すよりもリアルさを重視する傾向がありまして
休憩を小まめに挟んだり動きを変えてくれます。


サークルさんが耳かきをするのは確か初のはずですが、そうとは思えない品質を持ってて癒されました。
耳かき棒は手前と奥の概念があり、後者に移ると音が低く近くなるなど芸が細かいです。

「どうですかー? 気持ちいいでしょ? ふふっ」
そして最中は彼女が何気ないことを話して心の距離をさらに近づけます。
耳かきするのは久しぶりなので若干おぼつかないところがあるものの
ある程度続けた後は丁寧に手を動かして隅々まで綺麗にします。
右耳は会話多め、左耳は少なめにしてセリフと音のバランスを取ってるのも良いです。

「03 「むしのこえ」」は安眠パート(約30分)。
夜が更けてもなかなか寝付けない彼に彼女がお話と物語をプレゼントします。

「今は…そうですね どちらかと言うと あなたと少しお話していたい気分で」
秋の七草のこと、星のこと、ある童話の読み聞かせなど当たり障りのない話題を用意し
それらの中に彼女自身の気持ちも交えて一体感を出します。
安眠させる場合、会話量をできるだけ減らし音や吐息を流し続ける作品も割とありますが
本作品ではそれをするのは本当の最後だけにし、あとは落ち着いた調子で語りかけるようにしてます。

あまり起伏を作らずに話すのでセリフ多めでもそれほど耳障りには感じないと思います。
バックで流れる虫の声も相まって秋の訪れを感じる静けさが漂ってました。

このように、登場人物を大事にした田舎らしいサービスが繰り広げられてます。
素朴な作品
音が良くて会話も充実してるバランスのいい作品です。

あやめは民家を久しぶりに訪れた主人公を満足させようと
ご飯を作ったり耳かきしながら色んなことを話します。
そして物語がある程度進むと彼女自身も幸せそうな表情を見せます。

守り神をしてる女の子が仲の良かった人物の子孫をもてなす珍しいシチュ
日常のことなどさほど重要な意味を持たない会話を続けるまったりした作り
2人がいる場所や時間によって変化するリアルなフォーリーサウンド。
癒し系作品の要所を押さえつつ独自の要素を盛り込んだ作品に仕上がってます。

「久しぶりに人とお話できて とっても楽しかったです」
中でも2番目は彼女の性格や内面を描きつつ癒す重要な役割を果たします。
ダウナーと言うほどではないにせよ感情の起伏を少なめにして落ち着いた雰囲気を醸し出し
話題も聞き流しても問題ないあたりに留めて眠りやすい環境を整えます。

現在の全年齢はASMRの人気が高く、それに伴いあまりしゃべらない作品が割とあります。
しかし本作品はそれとほぼ真逆の方向へ進んだうえで同じ効果が出るように作られてます。
「こういう表現方法もあるのか!」と感銘を受けました。

あとはやはり音ですね。
この業界では最先端の演出方法を取り入れてるだけあってレベルがすごく高いです。
作るのが大変らしいので今後流行るかどうかはわかりませんけど
癒し系作品のひとつの形としてこれから少しずつ増えていくんじゃないかと予想してます。

おまけは耳かきと添い寝音声です。

CV:一之瀬りとさん
総時間 2:06:49(本編…1:25:11 おまけ…41:38)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2019年9月21日まで20%OFFの864円で販売されてます。

新眠れない添い寝 寝袋の中で意地悪される音声

サークル「B-bishop」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、態度は穏やかだけど意地悪なところもある女の子が
安眠したい男性と一緒の寝袋に入りエッチな手段で妨害します。

ほぼ全編で耳元至近距離から囁き声で話しかけたり
責めるペースを敢えて緩めじっくり射精へ追い込むなど
2人で狭い空間にいる状況を活かした焦らし系のエッチをするのが特徴です。
寝袋の中で体を密着させながら
女の子と寝袋に入りエッチな悪戯を受けるお話。

「こんばんは 眠れない添い寝を注文したのはお兄さんですか?」
女の子は優しくて落ち着いた声の女の子。
主人公に挨拶し選んだサービスに間違いがないか確認すると
詳しい内容は敢えて伏せたまま外に出て一緒の寝袋に入ります。

本作品は「眠れない添い寝 お布団の中で悪戯される音声」から始まったシリーズの第4弾。
出張形式でエッチなサービスをするお店に所属してる彼女が
眠れない添い寝を注文した彼を75分程度に渡ってもてなします。

布団に入ってイチャイチャしていた過去3作とは違い
今作は着たまま歩けるタイプの寝袋に入ることでさらに動けない状況を作ります。
シチュが同じなだけでお話の繋がりはありませんから過去作を未視聴でも大丈夫です。

「もしかして 私の体と密着して ちょっとだけ 変な気持ちになっちゃってますか?」
全編を通じて大事にしてるのが「密着感」
エッチ開始直後から彼女の声が耳元至近距離まで近づき
そのまま囁き声で話しながら抱きついたり耳を舐めてゆるーく誘惑します。
お話が進むほど熱を帯びる吐息もリアリティの向上に役立ってます。

彼の安眠を彼女が妨害するのが本作品のコンセプトですから
彼のほうから彼女を責めることはほとんどありません。
無抵抗な男性をエッチに弄んでやる気にさせるややM向けのプレイが楽しめます。

普段のB-bishopさんよりもマイルドに感じるのは彼女の責めっぷりが常に緩いから。
エッチの前半は耳や乳首を責めるのに専念しておちんちんは軽く触れる程度に留め
後半に入ってもおまんこに挿入したままわざと動かさなかったり
休憩を適度に挟んで射精したくてもできない状況を作ります。

簡単に言えばきつめの焦らしプレイをするわけです。
時間をかけてじっくり射精へ追い込むため、聴いてる最中は多くの人がもどかしさを感じるでしょう。
それでいてあまり意地悪に感じないのは彼女が適度な優しさを見せてくれるからです。
恋人繋ぎをしたり、最後に一番奥で精液を受け止めるなど飴もきちんと用意してバランスを取ってます。

ちょっぴり意地悪な女の子が密着しながら心身を緩く責める。
癒し系作品でよく使われるシチュをM向けにアレンジした臨場感の高い作品です。
近さと熱を感じるエッチ
エッチシーンは64分間。
プレイは体を密着させる、耳舐め、手のひらを軽く引っかく、乳首責め、ぱふぱふ、足の指でおちんちんを撫でる、女の子への乳首舐め、SEX(騎乗位)、キスです。
SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ほら 吐息が触れ合ってます 私 今 お兄さんの体の上に 全身乗っけちゃってます」
主人公の後に服を脱いで寝袋に入り込んだ女の子は
ひとまず彼の上に乗り、そのまま耳をゆっくり舐めて安眠を妨害します。

エッチは常に彼女が責め続けます。
前半の33分間は心身の性感を高めることに注力したプレイ。
耳舐めしながら今の状況を小まめに実況してイメージ力を膨らませ
さらに乳首をソフトに責めたり足先でおちんちんを撫でて射精したい気分にさせます。
ちなみに製品版には右と左の2パターンがあり好きなほうを選べます。

「お股 もぞもぞしてどうしましたか? 私の割れ目に擦りつけられてるような気がします」
「お耳ぺろぺろは止めませんよ それでも お兄さんがエッチな気分になるのはダメです」

彼女は彼が眠りたがってるのを知ってますから、嫌な気分を与えないよう気をつけながら全力で阻止します。
裸で寝袋に入ってる状況を活かして肉づきの良い体を自分から押し付け
さらに性感帯を責めつつ興奮するのはダメと言って生殺しにします。
男性が喜ぶことを積極的にやったうえで満足させないあたりに意地悪さを感じました。

最中に行う耳舐めも露骨にエロくならないようゆっくりペースで丁寧に続けます。
会話を小まめに挟みながらやるので特化型ではありません。
ですがちゅぱ音が生々しいのと、吐息の量が多めなおかげで聴けば聴くほど股間が疼きます。
何かひとつの要素に偏らせず、全体でじわじわと追い込むのが本作品の焦らしプレイの特徴です。

続く後半はいよいよ彼女のおまんこで気持ちよくなります。
サンプル画像3枚目のように上から抱きつく形で挿入し
そのままゆっくりペースでピストンを繰り返し、さらに耳舐めとキスも加えて少しずつ射精へ持っていきます。

「おちんちん おまんこにもぐもぐされちゃってるね でも この刺激じゃ射精できない」
「我慢 我慢だよ せっかくいっぱい我慢したんだから 今出すともったいないよ」

挿入直後の7分間は膣圧だけでおちんちんを刺激し
ピストン開始後も適度に休みを取って寸止めを繰り返す焦らし成分の強いプレイです。
そして意地悪した分はキスや優しい言葉でカバーしやる気を維持します。
見下したり突き放すことはほとんどありませんから、それほど嫌な気分を抱かずに聴けるでしょう。
風俗サービスということで彼の気持ちに配慮しながらギリギリのラインで焦らします。

実際に音声を聴く場合はスローオナニーをすることになります。
ピストン音のペースがかなり緩く、休憩が何度も入るので暴発する可能性は低いです。
そして焦らしに焦らしたからこそ最後の射精はものすごく気持ちよくなれます。
カウントを数えてくれるおかげでタイミングを合わせやすいですし
聴き手が最高の状態で射精を迎えられるようきちんとサポートしてくれます。

このように、優しさと意地悪さを丁度いい分量で織り交ぜた穏やかなエッチが繰り広げられてます。
変わった焦らし系作品
M性を極力薄めた形で焦らし続ける作品です。

女の子は安眠したがってる主人公をエッチな気分にさせようと
寝袋という逃げられない場を用意し、そこへ裸で入り込み常に体を密着させます。
そして前半は耳や乳首、後半はそれプラスおちんちんを弱く刺激してじわじわ射精へ追い込みます。

豊満な女の子と一緒に寝袋へ入りエッチする珍しいシチュ
囁き声で語りかけながらゆるーく責める焦らし重視のエッチ
彼女の近さと熱を感じる要素の数々。
聴き手が主人公になりきって音声を聴けるよう考えながら作品を組み立ててます。

「こうしたかったんです お兄さんの横で 両足を絡めて ぎゅー」
彼女は初対面の彼に終始親しみを込めて接します。
裸になって体のあらゆる部分を最初から密着させ
さらに後半は生挿入からの中出しまで許します。
射精時におまんこを締めつけて応援し、事後は抱き合って眠るところも印象的でした。

彼が眠れない添い寝を選んだからこういうプレイをしてるだけで彼女自身のS性は低いです。
安眠に向けて心身へ負担をかけずに射精させようとこういう意地悪をしてます。
メインターゲットはややM向けですが、受け入れられるのならノーマルな人でも聴けるでしょう。
過去作も含めてこのシリーズはサークルさんの他作品と明らかに違う路線を進んでます。

射精シーンは1回。
吐息多め、淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

耳舐めを盛り込んだ焦らしプレイが好きな人には特におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:16:04

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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お姉さんの耳舐めがないと僕はもうダメみたい。

サークル「ハニーアンドミルク」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、社員寮の隣の部屋に住んでるおっとりしたお姉さんが
添い寝フレンド(ソフレ)にあたる男性に耳舐めしながら親睦を深めます。

耳舐めの質と量にこだわったサービスが行われており
ある時は彼を射精させる、またある時は寝かしつけると異なるシチュを用意し
それぞれに合ったリアルなちゅぱ音を丁寧に鳴らして癒しと興奮を与えます。
年上なんだけど可愛さもある彼女のキャラも魅力です。
優しいお姉さんの濃い耳舐め
同じ会社に務めてるお姉さんとイチャイチャするお話。

「あ、お風呂から上がったの?」
お姉さんはのんびり話す穏やかな声の女性。
お風呂から上がった主人公を早速同じ布団に招くと
すぐさま抱きつき冷えた体を温めます。

本作品は冬場は湯たんぽが手放せないほど冷え性なお姉さんが
彼の体で暖を取りながらそのお返しに50分程度の癒しとエッチなサービスをします。
物語の開始時点から2人が日常的に添い寝してる関係のため
堅苦しい部分は一切なく積極的にスキンシップを取ります。

最大の特徴はもちろん耳舐め。
総時間の丁度7割にあたる35分も用意し、シチュに応じて異なるちゅぱ音を丁寧に鳴らします。
エッチの時は水分を上げて優しく弄ぶ感じに責め
寝かしつける時はそれを妨げないよう控えめに口を動かす、といったように
ただ鳴らし続けるのではなく目的を持って変化に富んだ耳舐めをしてくれます。

お姉さん役が耳舐めに定評のある天知遥さんということで
作品の良さが出るよう考えた演技をされてます。
20秒~1分程度固めて鳴らし、休憩を兼ねて軽い会話をすることが多いです。
音だけで何をしてるかだいたいわかりますが、軽い説明も挟んでイメージしやすくしています。

「私は とっても心地よくて 安心して 好きだな」
これらをするお姉さんのキャラも魅力的。
恋人でもない彼に自分から積極的に抱きつき
大きなおっぱいを押しつけながら安心しきった表情を見せます。
そして彼が勃起してるのに気づいても嫌な顔ひとつせずエッチの相手をしてあげます。

最初は先輩後輩の関係だったのが、物語が進むにつれてほぼ恋人同士へ発展します。
お姉さんらしく面倒見が良いのに加えて
彼にキスを求められると恥ずかしそうにする可愛い部分も持ってます。
そんな女性にたっぷり耳舐めしてもらえたら当然心も満たされます。

優しいお姉さんが質の高い耳舐めで癒したり興奮させる。
キャラとサービスの両方に魅力を持ってるシンプルで温かい作品です。
心に響く耳舐めの数々
エッチシーンは3パート31分間。
プレイは耳舐め、おちんちんを擦る、オナニー、キスです。
おちんちんを擦る、オナニー、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ねぇねぇ こういうことしたら どうなるのかな?」
「体が近すぎて緊張する」と主人公に言われて悪戯心に火がついたお姉さんは
すかさず彼の耳たぶをはむはむして反応を楽しみます。

エッチは年上の彼女がリードします。
一番最初の「ムラムラ耳舐め」は本作品で唯一射精シーンがあるパート(約21分)。
ハグしたまま右耳の耳たぶ、外側、内側を順にゆっくり責め
外側に入ったあたりからオナニーを指示して感じる姿を観察します。

「オナニー 捗っちゃうね 上手にシコシコできて えらいよ」
彼女は最初の時点から彼のことを異性としても好きなようです。
だから自分から嬉しそうな表情で耳舐めをしたり、おちんちんを優しく擦ってエッチな気分にさせます。
そしておちんちんを取り出した後は彼にオナニーさせながら見守ったり応援します。

まだ恋人になってないから直接触れるのを避けたのかもしれませんね。
こちらを見下す描写は特にないのでほぼノーマル向けの内容です。
耳舐めも含めて年上の女性に優しく弄ばれる快感を味わわせてくれます。

肝心の耳舐めは耳たぶをはむはむするところから始まり
外側を唇で咥えて舐めたり吸う、内側や穴の入り口に舌先をぐりぐりする、といったように
後になるほど踏み込んだ責めを繰り出し興奮させます。
水分、ペース、力加減といった細かい部分もきっちり変化していてとてもリアルでした。
彼女のキャラを崩さないよう全体的に上品さを持たせてあるのも良いです。

耳舐めの合間に漏れる吐息もリアリティの向上に大きく貢献してます。
バイノーラル録音特有の微かな風圧が耳に感じられ
エッチが進むほど熱を帯び始めて彼女も興奮してることを遠回しに伝えます。
作品のキーになるプレイだからこそ色んな部分にこだわって作られてます。

ちなみに本作品の耳舐めはすべて片方だけやるスタイルを取ってます。
wav版は右耳、mp3版は左耳となってまして前者にだけ効果音が入ってます。
右耳で効果音が鳴らないもの、左耳で効果音が鳴るものはありませんのでご注意ください。

残りの2パート10分間は彼女との心の繋がりを楽しむシーン。
「好き好き耳舐め」は先ほどとは違うコリコリしたちゅぱ音を鳴らしながらお互いの気持ちを確かめ
「おやすみ前のキス」は無事恋人同士になった2人が寝る前に初めてのキスをします。

「私だけの あなたでいてね」
「キスって 気持ちいいのね 癖になりそう」

そしてここでは彼女の内面に光を当てて可愛さを出してます。
彼の気持ちを確認した直後に嬉しそうな表情で舌をぐりぐりさせる姿や
年下の彼に主導権を渡し、唇を重ねたり舌を絡めてゆっくりキスする姿が印象的でした。
「好き」などのセリフももちろん言いますけど、仕草や行為といったそれ以外の部分でも感情を表します。

ここは射精シーンがないので抜きには使えません。
でもこれからエッチするのを匂わせる描写があったため、当サイトでは前戯と捉えてこちらで紹介しました。
やり取りを聴いた限りではサークルさんが既に続編を予定されており
そこでより深いエッチをするんじゃないかと私は予想してます。

このように、耳舐めを中心に据えつつ2人の仲も描いたあまあまラブラブなエッチが描かれてます。
癒し系耳舐め作品
キャラに合った質の高い耳舐めが楽しめる作品です。

お姉さんは日頃冷え性な自分の湯たんぽ代わりになってくれてる主人公を癒そうと
抱きついたまま片方の耳を舐め続け、彼の興奮具合に合わせてちゅぱ音を徐々に激しくします。
そして後半シーンでは2人が仲良くなっていく様子も描いて彼女の魅力も引き立てます。

優しくて甘やかし上手なお姉さんが密着しながら耳舐めする甘いシチュ
シーンに応じてちゅぱ音を小まめに変化させる質量共に優れた耳舐め
サービスを通じて彼女の気持ちも描く、キャラにも気を配った作り。
作品が持つ良い部分をストレートに掘り下げて癒やされる空間を作り上げてます。

中でも耳舐めは同系統の作品が数多く存在するからこそ
彼女の心情や興奮具合を音にしっかり反映させて個性を出してます。
「意味のある耳舐め」とでも言えばいいのでしょうか、ただ舐め続けるよりもずっと深みを感じました。
あまり下品な音を鳴らさないのもキャラに合っててすごく良いです。

最後に、ここまで触れられなかった「02 おやすみ耳舐め」を紹介します。
こちらは名前の通り安眠を目指した耳舐めになっており
パート開始1秒の時点から緩く優しいまったり系のちゅぱ音を鳴らします。

安眠を妨げないよう耳を口に含んで軽く吸ったり、舌で転がすのが中心です。
セリフは3分程度の間隔でほんの少し入るだけですから音フェチ(ASMR)色の強いサービスと言えます。
耳舐めが終わる8分頃からパート終了までの4分間は彼女の寝息だけが流れてとても静かでした。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

耳舐め好きな人には強くおすすめします。

CV:天知遥さん
総時間 49:55

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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追記
作品自体の点数は8点。
50分で540円とコスパが良いので+1してあります。

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