同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:浅見ゆい

   ● イヤートリートメントサロン・オレイユ ~藤咲編~
   ● 癒しガール -ruriko-
   ● 【耳かき・耳舐め】双子メイドがご奉仕してくれる音声【イヤホン推奨】
   ● 声付き耳かき音を作ってみた41【ASMR earpick】
   ● 苦い貴方にお砂糖を
   ● 2人のメイドと甘美な時間
   ● 【耳かき・逆耳かき・マッサージ】魅惑に眠る【甘々吐息・催眠・バイノーラル】
   ● 癒しガール -sayuki-
   ● 後日家
   ● Cure Face2-美菜


イヤートリートメントサロン・オレイユ ~藤咲編~

サークル「シュミノサウンズ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、穏やかで気配り上手な店員さんが
手や器具を使って頭部や耳を丁寧にお世話します。

セリフを必要最低限に留め、すべての動きを音で表現する作りやバックで流れ続ける雨音など
多彩かつリアルな音をたっぷり聞かせて癒しを与えます。
これらの音がもたらす微かな振動にも心地よさを感じるでしょう。
雨の日も通いたくなる魅惑のお店
イヤートリートメントサロン・オレイユの店員「藤咲」さんからサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ イヤートリートメントサロン・オレイユへようこそ」
藤咲は上品で落ち着いた声のお姉さん。
とある雨の日に来店したお客を気遣いながら挨拶すると
部屋にあるリクライニングソファに座らせ準備を始めます。

本作品は「イヤートリートメントサロン・オレイユ ~柏木編~」「~早川編~」に続くシリーズ第3弾。
中堅店員として安定した技術と会話スキルを持つ彼女が
90分近くの時間をかけて頭、耳、肩の疲れを取り除きます。

オレイユの新作は3年1ヶ月ぶりになるのでご存じない方もいらっしゃると思いますが
シュミノサウンズさんは古くから耳かきや音フェチ系の全年齢作品を製作されており
耳かき音声が数多く出てる現在においてもトップクラスの品質を維持してます。

耳かき、マッサージいずれも音質が非常に良く動きも変化に富んでます。
サービス以外にも例えば彼女が移動するたびに丸椅子の音が鳴ったり
細かな体の動きに合わせて布擦れの音がするなど臨場感を出すための細かな演出がされてます。

また雨の日の施術ということでエンディング以外はずっと雨音が流れ続けます。
天候がとても悪いのか雨足がかなり強く、雷が鳴るシーンではゴロゴロした音と一緒に振動も伝わってきます。
(雷が鳴らないバージョンも入ってます)
ザーザー降りですが音自体は柔らかく効果音の邪魔になるほどではありません。
むしろ現実世界のノイズを遮断してくれるおかげで音声に集中しやすいです。

「今日もいつものコースで大丈夫ですか?」
藤咲さんについてはセリフの量を必要最低限に抑える代わりに
会話の内容や口調を親しげにして仲の良さを出してます。
彼が常連なだけあって彼女も終始リラックスしてますし無言でも穏やかな雰囲気が漂ってます。
音や吐息だけが流れるひと時はとても静かで頭を空っぽにしやすいです。

リアルかつ多彩な効果音、強くても優しい雨音、藤咲さんの穏やかな佇まい。
あらゆる要素が癒しで統一されてる高品質な作品です。
音と刺激を楽しみながら
準備を終えた後に始まる最初のサービスはヘッドマッサージ(約15分)。
指の腹で頭部全体を撫でたり、指先で優しく摘んだり、小刻みに叩いたりと
様々な刺激を与えて蓄積した緊張や疲れを取り除きます。

腹で撫でる時は「じょりっ ずずっ」とざらつきのある摩擦音
摘む時は「しゅっ」という若干パワフルな音、叩く時は「とぅん」という軽い衝撃音など
サービスごとに違う音が登場し、それらが頭部全体を目まぐるしく移動しながらリズミカルに鳴ります。

それこそ数秒単位で位置や動きが切り替わるので聴いてて飽きません。
こめかみあたりをマッサージされると軽い振動が伝わってきて心地いいです。
音を通じて触覚を刺激できるサークルさんは数が少なく
これだけでもシュミノサウンズさんのレベルの高さが証明されてると言えます。

「忙しくなって 予約が詰まってしまうと 長い時間で(施術を)お受けできなくなったりしますから」
最中の藤咲さんは基本的にはしゃべらず吐息だけを漏らし
合間合間にサービスの説明や世間話を挟みます。
雨音が流れ続けるおかげで無言でも割と賑やかな印象を抱くでしょう。
話題が無いというよりはお疲れ気味な彼が安らげるよう敢えてこうしてる風に映りました。

メインのサービスはその次に登場する耳のケア(約65分)。
右耳→左耳の順に指と手のひらのマッサージで血行を良くし、ウェットティッシュで外の汚れを取り
耳かきと綿棒で手前と奥の耳垢を取り、最後に弱めの風圧で1回ずつ息を吹きかけます。

耳マッサージは「くしゅっ」と若干引っかかりのある滑らかな摩擦音
ウェットティッシュは指よりも軽くてちょっぴりざらつきもある音
耳かき棒は「ずずっ しゅりっ」と硬さのある平べったい音
綿棒は「ずしゅっ」と柔らかさのあるやや粗い音といったように、手段や器具によって音の質感が大きく変わります。

特に耳かきは手前を耳かき棒→綿棒、奥を耳かき棒→綿棒と四段構えになっており
奥を手前よりも低く鈍い音にして位置の違いを出してます。
他にも手前はやや速く、奥はデリケートなのでゆっくり目に動かすなど細かい部分にまで気を遣って進めます。
まさにプロならではの流れるような耳かきです。

それほどパワフルな耳かきでもないのに耳がこそばゆくなるのが実に良いです。
また膝枕ではなくソファに寝た彼の周りを彼女が動くことを活用し
少しお掃除したら丸椅子を動かし取れた耳垢を処理する音が入ります。
横になって聴いたらそのまま寝てしまいたくなるほど癒されました。

このように、最大の武器である音を存分に活用した統一感のあるサービスが繰り広げられてます。
臨場感の高い作品
シンプルなサービスをとことん磨き上げてる作品です。

藤咲さんは雨が強く降る日にわざわざ来店してくれたお客をリフレッシュさせようと
他愛も無い会話を挟みながら頭部や耳をゆっくりじっくりケアします。

サービスに直接関係ない音まで違和感無く鳴らす音に特化した作り
器具や手段の違いはもちろん、同じ器具でも状況に応じて音質を変えるきめ細かな演出。
音に関する様々な部分にこだわり抜いてプロにお世話されてる雰囲気をリアルに表現してます。

最近の癒し系音声は炭酸水や泡洗浄など特徴のある音を積極的に取り入れる傾向が見られます。
それに対し本作品は昔ながらのどっしりした耳かきやマッサージを貫きます。
そしてその中に雨の音や丸椅子の動く音など個性が出る要素を盛り込んでます。

音に絶対の自信があるサークルさんだからこそできるサービスです。
前作から結構時が経ってるのに色褪せてる、遅れてる感じがまったくしません。
サービス自体はシンプルでもその構造は非常に複雑で繊細です。
音フェチ系の耳かきが好きな人ならきっと満足していただけるはずです。

「あ…雷鳴りました? 本当に凄いですね 今日の雨」
藤咲さんについては音に比べたら完全な脇役です。
時間に対するセリフの量がかなり少ないですし内容もほぼ世間話です。
そのため浅見ゆいさんの声や演技だけを目当てに聴くのはあまりおすすめしません。

古き良き耳かきを今風にアレンジした作品です。
87分で700円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:27:26

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

癒しガール -ruriko-

サークル「Butterfly Dream」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とっても一途で頑張り屋な妹が
実の兄と一緒に夜を楽しく過ごします。

サービス中は音重視、その前後は会話重視とメリハリのある作りになっており
器具ごとの特徴を上手く捉えたリアルで優しい音の数々や
異性よりも肉親として彼に強い信頼を寄せる彼女の純粋な姿が癒しを与えてくれます。
兄さんと過ごす幸せな夜
妹の瑠璃子とのんびりするお話。

「に、兄さん 起きてますか?」
瑠璃子は丁寧な言葉遣いをするお淑やかな声の女の子。
ある日の夜、兄にあたる主人公の部屋にやって来ると
先ほど観たホラー番組が恐かったので一緒にいて欲しいとお願いします。

本作品は3歳年下で今年高校1年生になった実の妹が
50分近くに渡って耳かき、手のマッサージ、添い寝をします。
血の繋がった間柄ということで堅苦しさや心の距離を感じる部分は一切なく
彼のために一生懸命尽くす姿も愛情に満ちてます。

作品独自の特徴はふたつ。
ひとつはサービスの様子を主に音で表現してること、もうひとつは彼女のキャラやセリフです。

前者は現在の耳かき音声で流行ってる音フェチ(ASMR)要素が強く
耳かき中は必要最低限のことを話す以外は効果音と彼女の吐息だけが流れます。
Butterfly Dreamさんは浅見ゆいさんの個人サークルなので、どうしても彼女の声や演技が注目されがちなのですが
効果音の質感、動き、力加減なども非常にレベルが高いです。

またサービスに使う道具を用意する音、二人が布団に入りもぞもぞする音など
サービス以外の細かな動作にもきちんと効果音が入ってます。
ご自身が耳かき音声に多数出演されてるからか、音に対する強いこだわりを感じました。

「大好きな兄さんのお耳をお掃除できるなんて 嬉しいです」
後者については恐怖を和らげるために彼を頼るところから始まり
どのパートも彼が癒しを感じるように気をつけながらお世話を続けます。
そして所々で今の自分の気持ちを正直に伝えます。

彼女が彼に対して好意を抱いてるのは間違いないのですが
聴いた感じでは恋愛感情よりも信頼や羨望に近い気持ちに映りました。
小さい頃からずっと一緒に過ごしてきた人とこれからも同じ関係でいたい。
そんな思いがセリフの端々から伝わってきて心がとても温まります。

そしてこのふたつの特徴を両立させるために
サービス中は音に焦点を当て、その前後は会話を重視するメリハリをつけた構造にしています。
ですから音が好きな人、キャラが好きな人どちらも楽しめるでしょう。
音と言葉が織り成す癒しの空間
2分程度のドラマパートを経てから始まる最初のサービスは耳かき(約17分30秒間)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天で汚れを取り
仕上げに弱めの風圧で3回程度息を吹きかける家庭的なものです。

耳かき棒は「すりっ じじっ」と乾いた軽い音
梵天は「ぷすぷす しゅるっ」という耳かき棒よりもずっと広く柔らかい音が使われており
前者は耳の中を優しくほじるように、後者は穴に残った細かな汚れを絡め取るようにゆっくり動きます。

効果音もバイノーラル録音とのことで、どちらの器具も音が鳴った際に細かな刺激が伝わってきます。
中でも梵天は耳の穴を微かに圧迫される感じがして臨場感が一際高いです。
梵天でここまでの音を出せるサークルさんは現在でもそんなにいません。
長く聴いても耳が痛くならない力加減になってますし、声と音のバランスも丁度いいです。

他にも耳かき棒を使用する時は取れた耳垢をティッシュに置く動作が適度に入るとか
梵天に切り替える直前で奥を掃除してるのか効果音の質感がやや低く重くなるなど
現実世界でする耳かきにできるだけ近づけようとする細かな気配りが見られます。

「ふふっ 兄さん 気持ち良さそうですね このふわふわの綿でお掃除するの お好きなんですか?」
最中の瑠璃子は前項で説明したように基本的には吐息を漏らし
所々で主人公を気遣うセリフを投げかけたり、彼の反応を見て嬉しそうな表情を見せます。
まだ始まったばかりということで、ひとまず聴き手の心を落ち着ける方向でお世話します。

最も個性的なサービスは二番目のハンドマッサージ(約8分30秒)。
彼女が使ってる化粧水をつけて肌を潤してからハンドクリームを丁寧に塗り広げていきます。

ここも化粧水は「すりゅっ」という音量控えめな水気のある摩擦音
ハンドクリームはそれよりもややざらつきのある音を鳴らして表現します。
どちらも同じ液体なのに音の違いがはっきりわかるのが素晴らしいです。
手の甲と指で動きに違いがちゃんと出てますし、耳かきと同じく音を上手に活用した質の高いサービスが味わえます。

もうひとつの特徴である彼女のキャラが立ってるのは最後の添い寝(約20分)。
彼と同じベッドの左手に陣取り、吐息を漏らしながら色んなことを語ります。

「今日ね 学校で調理実習があったんです マフィンを作ったんですよ」
「兄さん 兄さんにとって 私はどんな妹ですか?」

学校の出来事、彼のこと、そして彼女の気持ち。
お互いに成長した結果、こうしていられる機会がめっきり減ったからこそ
彼女は今しかできない話題を投げかけてより親密になろうとします。

彼女はブラコンな部分も確かにありますがヤンデレと言うほど独占欲が強いわけではありません。
大事な人が自分をどう思ってるかを知りたいし、自分の気持ちも伝えたいというだけです。
しばらく吐息を漏らしてから会話を挟み、また吐息に戻るのを繰り返す流れになってますから
添い寝パートなのにセリフが多くて眠りにくいと感じることはないと思います。

このように、優しい音と言葉で包み込む癒し効果の高いサービスが繰り広げられてます。
素朴な作品
兄想いの妹が今の自分にできる限りのことをする温かい作品です。

お互いに成長して一緒に過ごす時間が減ってきた兄妹が
とある出来事をきっかけに同じ布団で寝る機会を得ます。
そして癒し系のサービスをしながら色んなことを話して親睦を深めます。

一途さや健気さを強く感じる彼女の言葉や態度、サービス中に鳴るハイレベルな音の数々。
音声作品としての特徴を出しつつ二人きりで過ごす様子をリアルに描いてます。

「兄さん 大好きです」
そして一歩間違えば男女の関係に発展しそうなシチュを、彼女のキャラで健全なレベルに上手く抑えてます。
一途で純真な女の子が大好きな人のためにひたすら尽くす。
全年齢向け作品に相応しい甘さ満点なストーリーも大きな魅力です。

サービス自体も全体的にかなりの高水準です。
中でも耳かきは大手の耳かきサークルさんに対抗できる品質を持ってます。
音の鳴らし方や聞かせ方も聴き手のことをしっかり考えていて素晴らしいです。
バックに環境音が流れるようになったらさらにパワーアップするでしょう。

肉親らしい雰囲気漂うホッとする作品です。
以上を踏まえて本作品をサークルさん初の満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 52:22

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
52分で300円とコスパがいいので+1してあります。

【耳かき・耳舐め】双子メイドがご奉仕してくれる音声【イヤホン推奨】

ニコニコ動画で公開されてる無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、それぞれに違った個性を持つ双子のメイドが
旦那様にあたる男性の耳を器具や舌を使ってお世話します。

前半は交互に耳かき、後半は同時に耳舐めとサービスのスタイルを切り替えながら行うのが特徴で
特に耳舐めは二人のキャラを反映させた異なるちゅぱ音を鳴らします。
サービスは癒し系ですが一部でM向けと取れるセリフも入ってることをご了承ください。
メイドの最初のお仕事は・・・
双子のメイド「ミル」と「メル」がご奉仕するお話。

「失礼致します 本日から こちらのお屋敷でお世話いたします ミルと申します」
ミルは上品で整った声のお姉さん。
「はじめまして 妹のメルと申します よろしくお願いします」
メルはミルよりも幼さを感じる可愛い声の女の子。
ご主人様にあたる主人公に挨拶をすると、二人で手分けして左右の耳をお掃除します。

本作品は彼のお世話を初めて担当することになった二人が
およそ14分に渡って耳かきや耳舐めをします。
時間が非常に短いことを踏まえて事前のやり取りは最小限に留め
サービスの内容に合った音をできるだけ鳴らす音重視の作りです。

ちなみにメイド長のエリーゼというキャラも登場するのですが
終盤に3分程度、しかも耳かきの時間は約20秒と短いためあくまで主役は双子です。
製作者さんが夏コミにこれのボリュームアップ版をリリースされるそうですから
おそらくそちらでエリーゼも活躍するのだと思います。

作品の特徴は双子に明確な個性を持たせてること。
ミルは既に他の屋敷でメイドのお仕事をこなしてるだけあって落ち着いた態度で
メルは初めてのお仕事らしく女の子の部分を残しながらサービスに取り組みます。

「ひゃっ くすぐったいです この変態っ」
「まったく お姉さまをいやらしい目で見ないでください このブタ!」

特にメルは主人公に対して露骨に悪口を言うことがしばしばあります。
二人がどういう経緯で彼のメイドになったかが語られてないので何とも言えない部分もあるのですが
耳かき音声でこういうM向けのセリフを盛り込むのは相性があまり良くないと思います。
文句を言うにしてももう少し表現を和らげたほうがいいかなと。
スタイルを切り替えてするサービス
挨拶を終えて双子が最初にするサービスは耳かき(約8分)。
どちらも膝枕でミルが右耳を、メルが左耳を耳かき棒で順番にお掃除します。
息吹きは各耳の最後に1回ずつやります。

耳かき棒は「そりそり じじっ」とやや硬さのある乾いた音が使われており
奥から手前に掻き出すように繰り返し動かします。
動きにそれほどの変化がないのが気になるものの音質はかなり良いです。

「少し 奥に入れます」
穴の手前と奥で音の感じが微妙に変化するのもリアルでいいですね。
奥のお掃除に入ると効果音が若干近く鈍いものになり、同時にカリカリした音が混じります。
あとは右耳より左耳の方がクリアな音に感じました。
最中の双子は耳かきの状況を説明する以外は吐息だけを漏らします。

次にするのはダブル耳舐め(約4分)。
耳かき後の作法としてミルが舐め始め、それにメルも続きます。
全年齢向け作品ということでちゅぱ音のエロさをかなり抑えてありますが
ミルは舌を動かしてコリコリした音を、メルは唇で吸う音を中心にしていて随分違います。

このように、女性が二人いる状況を活かしたコンパクトなサービスが繰り広げられてます。
キャラと音のバランスが取れた作品
二人で耳をお世話してる雰囲気を大事にしてる作品です。

ミルとメルは初めて会った主人公にできるだけ満足してもらおうと
最初は一人ずつ交代して、次は二人で同時にご奉仕します。
耳かきは4分*2、耳舐めは4分と各サービスの担当時間をほぼ均一に保ち
それぞれで音やセリフによる違いを持たせて複数人いる感じを出してます。

双子が彼のことを嫌ったり見下す態度を取るのがちょっと引っ掛かりますが
サービス自体はどちらも堅実で十分な品質を持ってると言えます。

おそらくエリーゼのサービスで癒し方面のバランスを取るのではないかなと。
あるいは今後お世話を重ねるに従い双子の態度が柔らかくなるのかもしれません。
「もっと沢山聴きたいな」と思わせてくれる内容なので夏の新作が楽しみですね。

個性的な女性たちが音を使って耳を楽しませてくれる作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:ミル…柚萌さん メル…利香さん エリーゼ…浅見ゆいさん
総時間 18:21

【耳かき・耳舐め】双子メイドがご奉仕してくれる音声【イヤホン推奨】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30726980

声付き耳かき音を作ってみた41【ASMR earpick】

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、明るくて気さくな女の子が
ポテチの代わりに膝枕で丁寧な耳かきをします。

耳かき棒、綿棒、梵天と時間に対する器具のバリエーションが比較的多く
それぞれの違いを音や動きだけでリアルに表現してるのが最大の魅力です。
親しげに語りかけてくる彼女のキャラにもホッとするものを感じるでしょう。
多彩な手段でお耳を綺麗に
女の子に耳かきしてもらうお話。

「へーい おるかー? おっじゃまー」
女の子は砕けた話し方をする優しい声の女の子。
主人公の部屋にやって来て以前借りたスマホのバッテリーを返すと
ポテチを持ってこなかった埋め合わせに耳かきしてあげます。

本作品は恋人よりも友達っぽく接してくる彼女が、膝枕の状態で20分程度の耳かきをします。
これのひとつ前に公開された「声付き耳かき音を作ってみた40」の続きとなってますが
サービス自体は独立してるのでこちらから聴いてもさほど問題はありません。
サークルさんの過去作と同じくセリフよりも音を重視した音フェチ成分の強い作りです。

今回する耳かきのポイントはお世話する手段の多彩さ
耳かき棒から始まり綿棒、梵天、息吹きと耳かきでは定番のサービスを丁寧に行います。
片耳10分でこれだけ色々やると普通は慌しくなるのですが
最中のセリフを最低限に抑え、器具をゆっくり動かすおかげで時間の流れが緩やかに感じます。

効果音の品質も非の打ち所がないほど優れてます。
器具ごとの質感だけでなく動きの違いもしっかり表現されてるので
彼女が説明的なセリフを言わなくても何をしてるのかが音だけで簡単にわかります。

耳垢が取れた音や耳垢が耳の中で転がる音も入ってるのがいいですね。
ほんの少しだけ混じるパリパリした音が耳かきにさらなるリアリティを与えています。
前半の右耳より後半の左耳の方がよく聞こえました。

「げ、そっちも覚えてたか 買ってくるから ポテチ今度ってことでよくない?」
女の子についてはノリの軽い口調が特徴的です。
前作で彼女が持ち去ったポテチを返さない代わりにやる設定がされてますが
彼女自身が元々耳かき好きなので嫌々やってる感じはまったくしません。
むしろ彼のリクエストに恥ずかしがりながら応えてあげる優しい仕草を見せます。
音の違いを楽しめる高品質な耳かき
耳かきはほぼ全編にあたる22分間。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずは耳かき棒で大きな汚れをはがし
それを綿棒と梵天で絡め取り、最後に弱めの風圧で3回程度息吹きします。

耳かき棒は「そりっ ずずっ」とやや平べったくて乾いた音、綿棒は耳かき棒より広くて引っ掛かりのある音
梵天は「さすさす しゅるっ」と滑らかでふわふわした音が使われており
奥から手前に掻き出すようにゆっくり大きく動かす、少し力を入れて特定の部位を小刻みに擦る
軸を持ってゆっくり回転させるなど、器具の持ち味を活かしたリアルな音と動きをします。

どの器具も3~4分で切り替わるため聴き比べる楽しさがあります。
同じ器具でも10秒程度の短い間隔で位置や動きが目まぐるしく変わりますし
内容はシンプルでも音のバリエーションが豊富で聴いてて飽きが来ません。
音に強いサークルさんだからこそできる洗練された耳かきです。

「知らない? あるんだよ イヤーエステって あーでもそういうとこは もっとちゃんとやるんだろうね」
「このふわふわ 取れてるって感じがしなくて あんま好きじゃないんだけどさ 気持ち良さそうな顔してるの見ると…ね 悪くないかもって ふふっ」

最中の女の子は説明的なことを一切言わずに雑談したり彼の様子を嬉しそうに観察します。
セリフよりも微かな吐息を漏らす時間の方がずっと長く
2種類の音だけが流れ続けるひと時はとても静かで落ち着きます。
黙ってるというよりは耳かきに集中してる感じですね。

このように、最大の武器であるリアルな音を駆使した耳かきが行われています。
安定感のある作品
ほのぼのした雰囲気漂う音フェチ作品です。

女の子は借り物のついでに持って行ったポテチ代を返そうと
主人公を自ら膝枕に誘い、彼がリクエストした器具を使って左右の耳を綺麗にします。
耳かき棒の適度な硬さと細さ、綿棒のざらつき、そして梵天の柔らかさとほのかな圧迫感。
耳かきでよく使用する器具の特徴をうまく捉えた音の数々が心地いい刺激を与えてくれます。

そして質の高い音の良さを動きによってさらに引き出してます。
どんなに音がリアルでも耳かきに合った動きをしてなければ魅力は大きく減衰します。
音と動きの両方がハイレベルだからここまで洗練された耳かきになるのです。

この耳かきのキーは意識して器具をゆっくり動かしてる点にあると思います。
時間に対して使用する器具が多い場合、音を多めに聞かせようとつい動きを速くしてしまいがちです。
でもそれをやると全体の雰囲気が慌しくなり最終目的である「癒し」が得にくくなります。
時間が限られてるからこそ敢えて個々の音をじっくり鳴らしてるように映りました。

多彩な音が詰まった大変癒される作品です。
無料ですから前作も含めて興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:浅見ゆいさん
総時間 24:22

声付き耳かき音を作ってみた41【ASMR earpick】
https://www.youtube.com/watch?v=1f8I1tVDWm4

苦い貴方にお砂糖を

サークル「アクア・アルタ」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、同じ学校の教師と生徒にあたる年の離れた男女が
二人きりの場所でのんびり過ごしながら心を深く通わせます。

キャラや人間関係の描写に力を入れたドラマ性の強い作りが魅力で
自分を救ってくれた彼に恩返ししようと健気にサービスする姿や
禁断の恋と知ってても添い遂げたいと願う強い想いが心を温めてくれます。
教師と生徒が紡ぐ温かい物語
教え子のアリスと二人きりでまったり過ごすお話。

「話 聞いていますか?」
アリスは礼儀正しくて穏やかな声の女の子。
教師にあたる主人公に「話がしたい」と言われてリビングの椅子に座った彼女が
眠そうな様子で何も話そうとしない彼に軽く抗議するところから物語は始まります。

本作品は学校では教師と生徒、プライベートでは友達以上恋人未満の関係にある男女が
ある日の夜、彼の家で色々なことを話しながらより親しくなる様子を描いたボイスドラマです。
主役となるのは会話ですがコーヒーを淹れる、耳かき、抱き合って心音を聞かせるなど
パートごとにサービスを切り替えそれぞれをリアルな音で表現してもいます。

また本編31分に対して35分ほどのおまけも用意されており
そこではセリフを一切挟まず効果音や彼女の息遣いといった音だけを使ったサービスを行います。
まとめるとボイスドラマとASMR(音フェチ)両方の側面を持ってる作品です。

ストーリーを簡単に説明すると、アリスはその独特な容姿のせいでクラスメイトからいじめを受けてた時期があり
辛い思いをしてたところを彼に助けられて仲良くなります。
それからおよそ一年、両親が海外で働いてることもあって彼の家で過ごす機会も増え
冷え切っていた心が徐々に温まり以前に比べて随分とおしゃべりになりました。
この日も自分でインスタントコーヒーを淹れつつ、なかなか口を開かない彼がその気になるのをのんびり待ちます。

「このコーヒーの味も まったく変わりませんね 苦くて 温かくて でもとても安心できる味です」
「あなたってば 背が高いじゃないですか だから… あなたへの 大切な2cmなのですよ」

彼女は彼に対して感謝してるだけでなく異性としても相当な好意を抱いており
年下らしい丁寧な言葉遣いで自分の思ったことをはっきり言います。
また一部で全年齢向けとしてはかなり踏み込んだアプローチをするなど
言葉ではなく行為によって「好き」という気持ちを彼に伝えようとします。

聴いた限りだと彼女は彼が何を言おうとしてるのかを理解してるのだと思います。
だから会話や耳かきをして彼が勇気を振り絞れるように応援します。
難しい関係にある男女がどのようにくっつくかも本作品の聴きどころと言えます。
徐々に近づいていく心の距離
一番最初の「プロローグ」は主に会話を楽しむパート(約7分)。
二人がどういう仲なのか、この日どうしてここにいるのかなどをアリスの口から語ります。

「とりあえず コーヒーでも飲みますか?」
ここでは作品のキーアイテムとも言えるコーヒーを淹れるシーンがあり
袋を開けてコーヒーの粉を取り出し、カップに入れてお湯を注ぎかき混ぜる様子を音だけで表現します。
背景説明についても聴き手が違和感を抱かないようにナチュラルな流れで行います。
時間は最も短いですが、物語の世界に引きこむ役目を担う重要なパートと言えます。

メインのサービスは次に始まる耳かき(約15分)。
彼がお疲れ気味なのを見て自ら膝枕を志願し丁寧にお掃除します。
耳に息を吹きかけるシーンはありません。

綿棒だけを使って左耳→右耳の順にするシンプルなもので
「ずりずり くしゅっ」という乾いた柔らかい音と、ゆっくり掻き出すような動きが耳に心地いい刺激を与えます。
耳かき棒と違って先端が柔らかく質感はかなりリアルと言えます。

「俗に言う 「当ててるのよ」ってやつですよ 柔らかかったですか?」
最中の会話も仲の良さを感じさせるものばかり。
特にパート中盤頃にある彼女が一旦手を休めてコーヒーを飲むシーンでは
体を動かした際におっぱいが顔に触れて戸惑う彼に上のような大胆なことを言います。

誘ってるのではなく「そういうことがあっても気にしないほど信頼してる」といった感じですね。
立場上なかなか切り出せない彼の背中を彼女なりのやり方で押してあげます。
膝枕もスキンシップの一種と言えますし、耳かきを通じて彼女の覚悟もきっちり描いてるのがこの作品らしいなと。

二人の心の距離がぐっと近づくのは最後の「告げられる想い~心音~」パート(約8分)。
耳かきが終わった後、とある行動に出た彼の顔を優しく抱きかかえてその気持ちに応えます。

「これだけ密着してると 私の心臓の音も聞こえますか?」
彼女が彼を抱きしめた直後に心音が流れ始めるのがいいですね。
普段通りの落ち着いた態度とはやや違う速めの鼓動が内なる高ぶりを遠まわしに伝えてくれます。
彼女もこの瞬間をずっと待ち焦がれてたのでしょう。
「好き」とストレートに言われるよりもずっと心に響きました。

このように、サービスと並行して登場人物の心情も伝えるドラマ性の強い物語が楽しめます。
静かで温かい作品
年の離れた男女がより親密になる瞬間を描いた純愛色の強い作品です。

アリスは暗い青春時代から自分を開放してくれた主人公への恩を返すため
そして一人の女性としての純粋な好意から親しげな態度でいくつかのお世話をします。
どのパートも専門店ではなく家庭らしさを意識し、腕の良さよりも気持ちの強さが出るように進めます。

「確かに 私は生徒です あなたは先生 でも そんなのどうでもよくなるくらい 私 今幸せです」
彼女はとても真っ直ぐな性格で最初の段階から彼への好意が伝わってきます。
でも露骨にそういう言葉を言うのではなく主に態度で示します。
そして彼の気持ちを受け取った後で素直に応えます。
不器用な彼に合わせて動く思いやりのある女性に映りました。

サービスについては二人の会話を引き立てる脇役っぽい位置づけです。
といっても音質や動きは良いですからこれらからも十分な癒しが得られるでしょう。
音だけを楽しみたい人向けのパートが用意されてるのもありがたいです。

年下の女性が愛情をいっぱい注いでくれる作品です。
おまけは「耳かき音セリフ無し」と「寝息・心音」です。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:06:33(本編…31:29 おまけ…35:04)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2人のメイドと甘美な時間

サークル「アクア・アルタ」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、それぞれに違った特徴を持つ2人のメイドが
愛するご主人様の耳へ左右から同時に丁寧なお世話をします。

セリフよりも音をずっと重視したASMR(音フェチ)系のサービスが魅力で
すべてを2人が同時に行い頭の中を効果音で包み込み続けてくれます。
ペースや動きが目まぐるしく変化するので耳に心地いい刺激が伝わってくるでしょう。
2人のメイドが同時にご奉仕
メイドの雫と咲乃から癒しのサービスを受けるお話。

「んー ご主人様 ご主人様ったら」
雫はやや幼さを感じる甘い声の女の子。
話しかけても読書に夢中で気づいてくれないご主人様を見て
すぐさま寄り添い左耳をゆっくり舐め始めます。

本作品は普段から仕事を精力的にこなしてる彼が少しでも安らげるように
彼女たちがローションを使った耳マッサージ、耳かき、添い寝をします。
短いものでも15分、長いものだと37分近くの十分な時間を取り
どのサービスもセリフより効果音をたっぷり聞かせる形で進めます。

彼女たちと会話するのは冒頭のプロローグパートからサービス開始までの4分程度で
それ以降は音質や動きにこだわったリアルな音を楽しんでもらうことに力を入れてます。
昨年あたりから一際注目を浴び始めてるASMR(音フェチ)要素が極めて強い作品です。

じゃあメイドが2人いるのが無意味かと言われればそうではありません。
どのパートも雫は左、咲乃は右に陣取り必ず左右同時に行います。
左右の効果音はペースや強さが微妙に異なり別々の刺激を与えてくれます。
そして効果音の戸切れがほとんどないので聴いてる最中は別の場所にいるような感覚が味わえます。

耳かきやマッサージ自体は色んなサークルさんが数多くの作品を出されてます。
しかしダブルでお世話してくれる作品はまだまだ少ないです。
セリフではなく音を特徴づけるためにメイドを複数登場させてるところが実に面白いです。

咲乃「頭の中が 空っぽになっていく」
雫「すべてが流されて消えていく」
それ以外に挙げられる特徴はほんの少しだけ催眠の成分を含んでること。
一番最後の添い寝パートでは2人が左右に寄り添いながらリラックスさせたり軽い暗示を入れます。

といっても本作品は催眠音声ではありませんから深い催眠状態に入るほどではありません。
耳マッサージや耳かきでほぐれた心と体をそのまま眠りに導く橋渡しとして行います。
あくまでおまけレベルのものと思ってください。
作中で彼女たちが言ってることや進め方は催眠の技術を考慮してます。
変化に富んだ音の数々
2人が一番最初に行うサービスは耳マッサージ。
専用のローションを手にまぶし、左右の耳をおよそ21分に渡ってひたすら揉みほぐします。

「しゅるしゅる こりゅっ」という粘性控えめで滑らかな水音が耳に心地よく
多少力を入れて擦ったり、手で覆ったり、揉んだりと
30秒くらいの短い間隔で音や動きがめまぐるしく変化するので単調さもありません。
長時間聴いても頭が痛くならないレベルに力も抑えられていて聴きやすいです。

ただし、最中に2人がローションを継ぎ足すとか疲れた手を休めるシーンはありません。
人によっては垂れ流しと思える内容になってることをご了承ください。
サービスのリアリティよりも音をたくさん聞かせることを重視した作りです。

最も時間の長いサービスは次の耳かき(約37分)。
椅子に座ったご主人様の耳に左右両方から器具を挿入し汚れを取ります。
使用する器具は明言されてませんが綿棒か梵天だと思います。

「さすさす ぷしゅっ」と面積が広く柔らかい音に時折パチパチした音が混じり
穴の入り口と奥を前後させたかと思えば内部の壁を優しく撫でるなど動きが実に多彩です。
耳かき棒を選ばなかったのは長時間聴き続けると頭に響く恐れがあるからでしょう。
また左右同時にやる場合の危険性や安眠に適した音かどうかも考慮してるのだと思います。

雫「気持ちいい? ご主人様」
咲乃「もっとしてほしいところなどありましたら 言ってくださいね」
そして2人はご主人様を気遣うセリフを言う以外は微かな吐息だけを漏らして熱心にお世話します。
音がしっかりしてるおかげで実況が入らなくても何をしてるのかがなんとなくイメージできます。
穴の奥に入ると低く鈍い音に変化するのもリアルで良いです。

最後に登場する添い寝は安眠に最も適したパート。
耳かき中に眠ってしまった彼をベッドへ運び、一緒に潜り込んで抱きしめながら眠りに導きます。

咲乃「頭の中が 空っぽになっていく」
雫「すべてが流されて消えていく」
催眠は入りやすくなる簡単な心得を説明してから全身を上から下に流すように意識を向けて脱力し
それと同時に「すーっと」「力が抜ける」などの暗示をリズミカルに入れます。
催眠音声を聴き慣れてる人なら意識のぼやけを感じるかもしれません。
パートの終盤は2人の寝息だけが流れ続けて安眠を後押しします。

このように、リアルかつ多彩な音をたっぷり聞かせる特徴的なサービスが繰り広げられています。
ふたつの音で癒してくれる作品
一般的な音フェチにサークルさん独自の要素を盛り込んだ癒される作品です。

妹属性と姉属性を持つ2人のメイドがご主人様の弱点である耳を集中的にご奉仕します。
総時間の8割近くで効果音だけが流れる尖った作りや
飽きを感じさせない動きに飛んだ音の数々が自然な癒しを与えてくれます。

どちらも音フェチ作品における基本的な要素ですが、ここまで極端なものはなかなか珍しいです。
音だけで楽しんでもらえるように考えて作られてますから、内容を理解したうえで聴くなら満足できるはずです。
耳マッサージはやや細く筋っぽい音、耳かきはふんわりした音とサービスごとに特徴を変えてるのも良いです。

それ以外の要素、具体的にはメイドのキャラと催眠は効果音の引き立て役に近い位置づけです。
ただ添い寝パートで催眠音声の双子っぽいアプローチをしてくるシーンもあったりと
今後に向けてさらに面白くなりそうな気配が見られます。
現時点でも十分に聴けるけど改良の余地もあって次回作以降が楽しみです。

最近の流行をさらに先鋭化させた音特化の作品です。
声より音を聴くほうが好きな人には強くおすすめします。

CV:浅見ゆいさん、柚萌さん
総時間 1:16:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
76分で700円とコスパが良いので+1してあります。

【耳かき・逆耳かき・マッサージ】魅惑に眠る【甘々吐息・催眠・バイノーラル】

サークル「Project E.L.C」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、色っぽい声とドSな性格を持つお姉さんが
近所に住む男性を自宅に連れ込み音を使って心を引き寄せます。

オイルマッサージの音、耳かき音、彼女の吐息など「音」を主役にしたサービスを行っています。
実際の施術通りにするよりも音をとことん聞かせることを意識して進めますから
多彩かつリアルな音だけを浴びるほど楽しむことができます。
大好きな人を音で虜に
お姉さんに催眠をかけられ耳マッサージや耳かきのイメージをするお話。

「あら 目が覚めた?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
隣に住む主人公と映画を見ている最中に眠らせると
目覚めた彼に体が動かなくなる催眠術をかけたことを教えます。

本作品は大きく3つのパートに分かれており
耳のオイルマッサージ、添い寝、耳かきと異なるサービスをおよそ90分に渡って行います。
Project E.L.Cさんは以前からASMR(音フェチ)作品を数多く作られてるサークルさんです。
今回もその作風を踏襲し、彼女のセリフよりも効果音のボリュームをずっと多くしています。

音に関する本作独自の要素は彼女が吐息を多めに漏らしてくれること。
中でも耳かきパートはセリフが極端に少なく効果音と息遣いだけがずっと流れ続けます。
大人の女性らしい色っぽいものですからちょっぴり股間に来るかもしれません。
物と人が生み出す音を上手に組み合わせて作品の世界を作り上げています。

「はははっ 恐い? ねぇ 恐い? 目が覚めたらベッドの上にいて 催眠術をかけられて 動けなくなってるの」
音以外で特徴的な部分は催眠っぽい要素を織り交ぜてることです。
冒頭のシーンでは催眠によって体を動けなくしたと告げ
その先にも深呼吸、カウント、指パッチンなど催眠でよく見かける行為が適度に登場します。

勘違いされると困るのではっきり言っておきますと、この作品は催眠音声ではありません。
催眠に関する技術が特に使われていない、つまり聴いても催眠には入れないようになってます。
二人がこういう行為に及ぶきっかけ作りと雰囲気を出すための演出として使われています。

「このまま眠ったら 君 永遠に催眠状態のままになっちゃうから」
中盤の添い寝パートでこんなことを言ったりもしますが現実にはあり得ないことです。
ですから催眠に関して彼女の言ってることを決して鵜呑みにしないようお願いします。
本作における催眠は技術よりも超能力に近い扱われ方をしています。
質感や動きが異なるリアルな音の数々
お姉さんが一番最初に行うサービスは耳のオイルマッサージ(約36分)。
前半は指、後半はタオルと材質を変えながら両耳同時にたっぷり揉みほぐします。

指の場合は「くしゅっ」と若干水分の混じったざらつきのある摩擦音
タオルは「すりゅっ しゃぷっ」と滑らかで幅の広い音が使われており
どちらも左右で別々の動きをしながらペースや力強さを数分置きに変化させます。

指のほうが尖ってるので耳に伝わってくる感触は強めです。
対するタオルは軽く撫でられてるような優しい刺激が伝わってきます。
同じ耳マッサージでも色んな部分に違いがあって面白いです。

ちなみに本作品のサービスはどれも「音をできるだけ多く聴いてもらう」ことを意識して進めます。
効果音ごとの途切れは極端に少なく、彼女が疲れた腕を休ませるシーンも特にありません。
悪い言い方をすれば垂れ流しなのですが音のバリエーションは結構豊富です。

「このオイルの音は 私が手で触れてるだけなのか? それともやっぱり オイルではなく別の音なのか」
最中のお姉さんは自分にお世話されてるイメージをするよう適度に呼びかけます。
事前に催眠をかけてる関係で実際にやってると明言することはありません。
催眠に入り、耳を責められてる様子を疑似体験させるスタイルで進めます。

もうひとつの大きなサービスは最後に行う耳かき(約39分)。
綿棒だけを使い右耳→左耳の順に同じくらいの時間を割いてじっくりお掃除します。
息を吹きかけるシーンはありません。

「ずずっ じりじり」と柔らかくてややざらつきのある綿棒の音が心地よく
パチパチした音がちょっぴり混じってるのもリアルで実に良いです。
また耳の奥と手前を何度か移動させ、そのたびに音のトーンや重さが変化します。
マッサージの時よりもずっとセリフの量が少ないので吐息もがっつり聞けます。
安眠のお供にかなり役立ちそうなパートですね。

「で、どう? 私の耳に伝わる音と刺激 あなたにも伝わってる?」
ちなみにこの耳かきは彼女が彼にやってるわけではありません。
彼女が自分で綿棒を持ち、自分の耳を掃除する様子を彼にイメージさせます。
そして催眠にかかってることを利用し、二人の感覚がリンクしてると告げます。

これが作品説明文に書いてある「逆耳かき」の正体です。
耳かき音自体はそのままに、セリフでそうなった気分にさせようとします。
実際に聴いた限りでは一般的な耳かきとほぼ同じです。

このように、変化に富んだ音を使って癒しを与えるサービスが繰り広げられています。
多彩な音が楽しめる作品
サークルさんの持ち味とも言えるリアルな音を存分に聴ける作品です。

ヤンデレを若干こじらせてるSっ気たっぷりな女性が
隣に住む男性をなんとかモノにしようとあれこれ画策します。
やってることは癒し系音声で定番のものばかりです。
それを彼女のキャラや催眠をかけてる状況を使って特徴づけてます。

耳マッサージ、耳かきいずれも時間が長く効果音のレベルも高いです。
専門店で女性にお世話されてる気分をリアルに味わいたい人には不向きですが
とにかく色んな音を聴いて気持ちを落ち着けたい、眠りにつきたい人には相当役立ちます。

催眠については完全なおまけです。
私が催眠音声を色々聴いたり多少勉強してるのもあるのでしょうが
全体の流れやお姉さんのセリフにかなりの違和感を覚えました。
催眠をまったく知らない人ならそれっぽく感じるのかもしれません。

ちょっぴり変わった要素を含んだ音特化の作品です。
95分で300円とコスパに優れてますから内容を理解したうえで聴くなら損はしないはずです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:35:47

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

癒しガール -sayuki-

サークル「Butterfly Dream」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、口下手だけどとっても献身的な女の子が
小さい頃から仲良くしてる親戚の男性を3つのサービスで癒します。

音フェチ要素が強い作りでありながらキャラも立ってるバランスの良さが魅力で
耳かき、マッサージ、寝息といった音がもたらすリラックスだけでなく
それらを一生懸命行いながら自分の気持ちをなんとか伝えようとする彼女の姿も心を潤します。
あと一歩が届かない微妙な関係
親戚の女の子「紗雪」に色々お世話してもらうお話。

「あ、もしもし ユキ 紗雪だけど」
紗雪はたどたどしい口調で話すややトーンの低い声の女の子。
親戚にあたる主人公の携帯に彼女が電話をかけ
これから泊まりに行っていいか尋ねるところから物語は始まります。

本作品は小さい頃から彼を実の兄のように慕ってる彼女が
泊り込みで耳かき、肩のマッサージ、添い寝をします。
ほぼ家族と同じ関係なので挨拶や自己紹介といった他人行儀なやり取りは一切なく
最初から親しげな態度で何気ない会話を交わします。

ちなみに耳かきパートは「【耳かきボイス】ロリっ子が耳かきしてくれる音声」というタイトルで
ニコニコ動画にまったく同じものが公開されてます。
ですからとりあえずこれを聴いて、他のサービスや前後のストーリーが気になった人は製品版を聴くといいでしょう。
1時間ちょっとで300円とコスパは良いです。

この作品が持つ特徴は大きくふたつ。
ひとつは効果音や息遣いといった「音」を中心に据えたサービスをすること、もうひとつは紗雪のキャラです。

前者は耳かきだと耳かき棒や梵天の音を鳴らしながら微かな息遣いが流れ
添い寝では寝息を多く漏らすなど音だけが流れる時間を長めに取ってます。
マッサージも動きや音の種類が比較的多彩で耳に心地いい刺激を与えてくれます。
詳しくは次項で説明しますが、有料二作目としてみる分には音のレベルが高いです。

「うん いないよね 知ってた だから ユキが(ご飯を)作りに来てあげる」
後者は感情をあまり表に出さずぽつりぽつりと話す素朴さや
16歳の年齢相応な恋愛に対する不器用さが見られて愛らしいです。
彼のことを異性として好きなんだけど、その性格からうまく伝えられないもどかしさがセリフに出ています。

紗雪役の浅見ゆいさんは、はきはきと話す明るくて穏やかな女性を演じることが多いので
こういう内気で大人しいキャラは聴いてて新鮮に思えます。
彼女の作品を数多く聴いてる人ほど声や演技の違いに驚くのではないでしょうか。
セリフの総量が少ないからこそ、ひとつひとつ言葉を選んで大事に話します。
初々しくて健気なサービス
主人公の家に着いた後、紗雪が最初にするのは耳かき(約25分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と梵天を使って綺麗にします。
仕上げの息吹きはありません。

耳かき棒は「ずりずり じじー」と若干硬さのある音
梵天はパチパチした音の混じった面積が広く柔らかい音が使われており
前者は奥から手前に掻き出したり耳の壁を優しくなぞるように、後者は軸をゆっくり回転させるように動きます。

耳かき棒の音に若干ノイズが混じってるものの音・動きいずれも質が高いです。
耳の中が乾燥してる人ほどリアルに感じるでしょうね。
彼の耳が結構汚れてるのか、耳垢を掻き分けるようなガサガサした音が適度に混じります。
梵天は圧迫感をもう少し音で表現できれば完璧と言えるほどに優れてます。

「耳かきするの ちょっとだけ 慣れてきた…けど ゆっくり 慎重に」
彼女が他人に初めて耳かきする状況を踏まえて、どちらもゆっくり丁寧に進めてるところが印象的でした。
キャラの性格に合った耳かきをしてるので音と声に一体感があります。
わざと下手に振舞うのではなく意識してペースを緩くしてます。

「ユキも小さい頃はしてもらってたけど 今は自分でやるから こういう風に 誰かにしてもらうこと あるのかなって」
最中のやり取りも彼女らしいものばかり。
彼に最近の耳かき事情を尋ねて恋人がいるかを遠まわしに確認したり
学校生活のことをきかれた際に彼が心配してくれたことを喜んだりと、控えめながらも純朴な反応を見せます。
セリフそのものよりもその裏に隠れてる彼女の意図や心情で癒しを与えます。

次に行う肩のマッサージはおよそ8分間。
手のひらで揉む、左右にスライドさせて擦る、拳でトントン叩くなどを順に行います。

「ユキは 一緒にいるの 好きだから 毎週でも来たいなって 思うけど 迷惑になってるなら 言って…ね?」
「さすさす しゅしゅっ」と布を擦るような音や左右交互に鳴る拳の振動が心地よく
彼女とのやり取りも表裏のないものばかりでほのぼのした雰囲気が漂ってます。
普段から両親にしてるだけあって耳かきよりも慣れた手つきでそれぞれを行います。

そして最後は一緒の布団に入りゆっくりと眠りにつきます。
およそ25分の間流れ続ける寝息を聴いてるとこちらもつられて眠くなってきます。
パートの後半には彼女らしいシーンも登場するなど、音重視でありながらキャラもきちんと立たせて締めくくります。

このように、音や動きに紗雪のキャラを反映させた癒しのサービスが繰り広げられています。
キャラ萌え要素も強い音フェチ作品
キャラ好きでも音好きでも楽しめる珍しい作品です。

親戚の男性に幼い頃は妹として、現在は異性として一定以上の好意を抱く女の子が
週末に泊まりこみで彼を癒しながら自分の想いを控えめに伝えます。
そしてどのパートもサービスの様子を音で表現し、その合間にセリフを挟む形でゆっくり進めます。

「うん 最近は頑張って 思ったことを言ってたりして …よかった わかってもらえてた」
この作品が音フェチとキャラ萌えを両立できてる最大の要因は彼女のキャラにあります。
内気で話すのが苦手、でも自分の気持ちを何とかして彼に伝えたい。
その方法を考え、投げかける言葉を選ぶ時間を音だけにしています。

ただ黙ってるのではなく、演出としての側面を持ってるから個々のセリフの価値が上がってます。

私も最初は「随分と音に寄ってるなぁ」と思いながら聴いてました。
でも全部聴き終わった後に彼女の存在が妙に大きく感じました。
その理由がこのへんにあるのではないかと見ています。
「音をたっぷり聴かせたいから黙る」という一般的な音フェチ作品のコンセプトとはやや違う部分を持ってます。

サービスは家庭らしさを意識した素朴なものが多いです。
どれも十分優れてますから効果音が好きな人も普通に楽しめます。
個人的には梵天の音が最も優れてると思います。

可愛くて健気な女性が一生懸命癒してくれる作品です。
浅見ゆいさんのお声が好きな人には強くおすすめします。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:04:58

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

後日家

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、店員と客から恋人同士の関係になった男女が
様々なことをしながら休日をまったり過ごします。

料理や洗濯、散歩、買い物など日常生活に根ざしたやり取りを
質の高い効果音や環境音を使ってリアルに表現しています。
耳かきやマッサージといった定番のサービスもじっくり時間をかけて行いますから
多種多様な音が作り出す空間に多くの人が癒しを感じるでしょう。
いつもと逆の立場で休日を
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と家で一日を過ごすお話。

「こんにちはー 日向です …あれ いないのかな?」
日向は明るくて澄んだ声の女の子。
休日屋から都会に住む主人公の家にやって来ると
買ってきた食材を使ってまずはご飯を作ります。

本作品は今のところ三作出ている「休日屋」シリーズの後日談。
様々なやり取りを経て親密な関係になった二人が、お店ではなく彼の家で過ごす様子が描かれています。
過去作を聴いてなくても一応大丈夫ですが、以前のストーリーを知ってたほうがずっと楽しめます。
どれも2時間以上のボリュームでたったの200円とコスパに優れてます。
休日屋」「休日屋 ━丹の家━」「休日屋 ━真家━

休日屋シリーズの一番の魅力と言えば多種多様かつリアルな音の数々です。
本作でもその長所は受け継がれており、二人が何かをする様子のほぼすべてを音だけで表現します。

「それじゃあご飯にしましょう ささっと作っちゃいますね」
例えば彼女が家に着いて一番最初にする料理のシーンでは
冷蔵庫から食材を取り出して袋を開ける、鍋に水を入れて火にかける、お肉に衣をまぶし油で揚げるなど
献立の内容に合った様々な音がタイミングよく鳴ります。
わかりにくい部分はセリフで多少フォローするものの、それ以外はほぼ全部音です。

料理ができた後には一緒に食べる音もちゃんと鳴りますし、音に対するとてつもないこだわりを感じます。
実際のところ音だけで十分にわかるくらいクオリティが高いです。
環境音は都会のものでは癒しに不適と判断されたのか、以前に比べるとボリュームは少なくなってます。
しかし音の位置や距離感をリアルタイムに変化させて車が近づき、通り過ぎていく様子などを表現しています。

本作品が持つもうひとつの特徴は日常生活の何気ないひと時を描いたシーンが多いこと。
耳かきやマッサージといった音声作品ではお馴染みのサービスに加え
先ほど説明した料理風景や洗濯、近所を散歩して買い物する様子まで登場します。

休日屋は彼女と一緒に休日を過ごす気分を味わえるのが醍醐味ですから
各サービスの合間に入る無駄な部分も敢えてカットしません。
普段の生活でよく聴く音だからこそ余計にリアリティを感じます。

「なんだか新婚さんみたいじゃないです? 一緒の家庭って感じで こういうの憧れだったんですよ」
日向は主人公と恋人同士なだけあって最初からとても親しく接してきます。
音重視といっても総時間が3時間近くあるのでセリフのボリュームは結構多いです。
店員だった時よりも自分の気持ちを素直に伝えられるようになったと思います。
浅見ゆいさんの声や演技も相まって相当な癒しのパワーを秘めています。
臨場感のある音とサービス
ここからは各パートの内容をいくつかピックアップして紹介します。

都会ならではのやり取りが登場するのはご飯を食べた後に始まる「街ははじめてがいっぱい」パート。
主人公の衣類が溜まってるのを見た日向が洗濯機にかけ、それを乾かそうと近所のコインランドリーに行きます。
さらに乾燥を終えるまでの暇つぶしにコンビニで買い物をします。

家のドアを開けた瞬間に微かな環境音が流れ始め
コインランドリーに入った後はそれが弱まり、代わりに乾燥機の稼動音が重なって鳴ります。
そしてコンビニでは入店音や店内BGMを初めとする様々な音が耳を楽しませてくれます。

「あっ おにぎりがありますよ おにぎり!」
中でも是非聴いてほしいのがコンビニのシーン。
飲み物が入ってる大きな冷蔵庫を開けた時にだけ「ブーン」という微かな機械音が鳴ったり
会計の時には店員が商品を手に取ってバーコードにかざしたり袋に入れる音まで入ってます。
現実世界で購入する様子をそのまま切り取ったような極めてリアルな演出です。

日向の優しさや彼に対する想いの強さがよく出てるのは
帰宅後に始まる「重くないですか?」と「お風呂なんて聞こえませーん」パート。
前者は彼の背中に乗って肩・首筋・腕へのマッサージ、後者はお風呂で石鹸&シャンプーをかけます。

肩のあたりを優しく擦る時は「さすさす しゅるっ」という滑らかな摩擦音だったのが
首筋に差し掛かると髪交じりのじょりじょりした音へと変化し
さらには拳を使って左右をリズミカルに叩いたり、手のひらで軽くぺしぺししたりと
特別な器具を使わずに上半身を隅々まで丁寧にお世話します。

外にいた時とは違って環境音が流れませんから静かな印象を受けるでしょうね。
彼女も多くを語らずに二人だけのひと時を過ごします。

「体洗うんですか? べっべつに どうぞご勝手に」
またお風呂ではマッサージの最後にあったやり取りのせいで彼女がちょっぴり機嫌を悪くし
彼の背中を流しながら仲直りするほのぼのしたシーンがあります。
一緒にお風呂まで入る仲なのにそれ以上のことを彼女は敢えてしません。
そのことの意味や自分の正直な気持ちを語ってくれます。
リアルな音を背景に二人の心情を描いたドラマ性のあるサービスと言えます。

メインのサービスとなるのはその後に始まる耳かき(約40分)。
膝枕の状態でオイルマッサージをするところから始まり
綿棒で細かい汚れを、耳かき棒で大きな汚れを取ってから梵天と息吹きで仕上げます。

オイルマッサージは「じゅりー すりゅすりゅ」という水分控えめで若干ざらつきのある水音
綿棒は「すしゅっ ずりずり」と面積が広く滑らかでふわふわした質感の音
耳かき棒は表が「ぞり ずぞっ」と綿棒よりも細く固い音、裏は「ずりゅっ ぞぞ ずず」と表より柔らかい音
梵天は綿棒以上に広くて柔らかい音、といったように音の質感が器具によって大きく変化します。

「今度は 耳かきの裏を使って 耳の中をマッサージしますね」
特に印象的だったのが耳かき棒の表と裏を使い分けてるところです。
表(曲がってる側)は耳垢を取り出すように奥から手前へ、裏は耳の壁を前後に擦るような動きをします。
同じ耳かき棒でも面積の広さや刺激の強さに違いがあるのがわかるはずです。

他にも穴の入り口と奥のほうで音のトーンやクリアさが微妙に変化するなど
シンプルなサービスを幅広い音で面白く表現しています。
ここまでレベルの高い耳かきはそうそう聴けません。
耳かきを最大の武器とするサークルさんの実力の高さが遺憾なく発揮されています。

このように、音と二人のやり取りを上手に組み合わせた癒しのサービスが繰り広げられています。
家庭的な作品
様々なイベントを経てくっついた男女が一緒に過ごす様子を臨場感たっぷりに描いた作品です。

日向は仕事を頑張ってる主人公が充実した休日を過ごせるように、そして自分自身も満たされるように
最初から最後まで常に一緒に行動しお世話します。
食事を作ったり、洗濯物を洗ってあげたり、お風呂で背中を流したりと
恋人よりは夫婦に近いサービスが数多く登場して癒しを与えます。

「またね 休日屋で 待ってます」
私は休日屋シリーズを「癒しの中に若干の寂しさや物悲しさを含んだ作品」と見ています。
二人の住んでる場所が遠くてなかなか会えないですし、彼女の曰くつきな境遇のこともあります。
しかし今作ではそういった部分を一切見せず限りある時間を楽しく過ごします。
終わり方もすごくあっさりしていて聴きやすかったです。

サービスについては環境音の比重を減らし、その代わり効果音を今まで以上にパワーアップさせてます。
中でも先ほど紹介した外出パートと耳かきパートが秀逸です。
前者は「他のサークルさんでは作れないんじゃないか」と思えるほど音の扱いにキレがあります。
後者は奇抜な器具や要素を取り入れてないのに驚きを与えてくれます。
もう十分優れてるのにまだまだ上を目指そうとするサークルさんの姿勢には本当に頭が下がります。

最高級の耳かきと音を使ったサービスが楽しめる名作です。
これだけの質とボリュームで価格がたったの300円とコスパも抜群。
以上を踏まえて今回も満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 2:46:25

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【期間限定価格】Cure Face2-美菜

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、顔や頭部を専門にケアするお店を舞台に
新人店員さんが長時間に渡るきめ細かなサービスをします。

顔を綺麗にする、髭を剃る、顔のツボを押すなど
すべてのサービスを臨場感抜群の効果音を使ってリアルに表現しています。
セリフよりも音をたっぷり聴かせる音フェチ向けの作りになってますから
普通に聴くのはもちろん、寝ながら聴いて安眠するのにも大いに役立ちます。
初々しい店員さんの丁寧なおもてなし
メンズフェイシャルケア専門店Cure Faceの店員「美菜(みな)」にお世話してもらうお話。

「いらっしゃいませ、Cure Faceへようこそ」
美菜は明るくて清らかな声のお姉さん。
来店したお客に今回行うサービスの希望を確認すると
最近の体調に関するチェックシートへの記入をお願いします。

本作品は4パート2時間近くにも渡り肌の洗浄、髭剃り、ツボ押しによる症状改善など
顔や頭部にターゲットを絞った癒しのサービスを行います。
時間に余裕があるからといって途中に耳かきを挟んだりすることは一切ありません。
内容も専用の器具が登場したり専門知識に基づいた施術をする本格的なものです。

フェイシャルケアだけをする音声作品が今のところCure Faceシリーズしかありませんし
現在多様化が進んでいる癒し系作品の中でも一際個性的と言えます。
前作「Cure Face」にあったエッチシーンを完全に取り除いてるのも
サークルさんが本作品の品質に十分な自信を持たれている証拠です。

もちろん本作品の凄さはサービスの珍しさだけではありません。
器具を使ったり指で肌を擦るシーンでは施術内容に沿ったリアルな効果音が必ず鳴ります。
顔のマッサージひとつを取っても部位ごとに音の位置が小まめに移動し
指の動かし方やストロークの大きさがちゃんと変化するほど細かく作られています。

そして音だけを存分に楽しんでもらえるように美菜のセリフは最小限に留めています。
どこをどうお世話するかを説明するとか、健康に関するちょっとした知識を披露する以外は
諸々の効果音とバックで流れる様々な鳥の鳴き声だけが聞こえる静かなひと時が味わえます。
環境音についても効果音に負けないリアリティを持っています。

彼女にまったく特徴が無いわけではありませんが、音に特化した作りなのは間違いないです。
リアルな音を組み合わせてサービスの雰囲気を出し、癒す。
これまで多種多様な癒し系作品を作られてきたサークルさんの持ち味がとても良く出ている作品と言えます。
音の力を最大限に活かしたサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

手続きを終え部屋に移動した後、最初に行うサービスは肌の洗浄。
蒸しタオルをかけて毛穴を広げ、クレンジングオイルを汚れの溜まりやすい場所を中心に塗り
ティッシュで軽く拭き取ってから2種類の器具で仕上げる専門的な内容です。

オイルクレンジングの時に鳴る「すりゅっ さすさす」というかなり滑らかな水音
ティッシュの「さっ ぽん」という布を優しく押し付ける音
吸引機の「ぶぅぅぅん」という弱めのモーター音
スチーマーの「ことこと ぷしゅしゅ」という霧が吹き出るような音、などなど
どのサービスも専用の効果音が登場し、現実さながらの動きを見せます。

本作品で特に注目して欲しいのが音の動きです。
顔のケアは場所がそんな広くないので音そのものの違いが出しにくいという弱点があります。
だからこそケアする部位の位置や凹凸を考えて音を動かしています。

「仕上げにこの吸引機を使って、毛穴の汚れを取っていきますね」
このパートでその長所が特に出ているのが吸引機を使うシーン。
音を左右にゆっくりスライドさせるだけでなく
器具が肌に触れた時と離れた時で音の質感が微妙に変化します。
音声だと伝わりにくい前後の動きも表現しているわけです。

2番目に登場するのは髭剃り。
シェービングクリームをつけてもみ上げ、顎、鼻の下、唇の下など
男性の髭の生えやすい部分をゆっくり丁寧にケアします。

「ゆっくりと…優しく… 泡と一緒に髭を剃り落とすようにして…」
しゅわしゅわと弾ける泡の音、「じょりっ しゅっ」と泡交じりの効果音を鳴らす剃刀
そしていつも以上に真剣な表情で剃刀を扱う美菜の姿。
他のパートよりも静けさを感じる演出に癒しを感じます。

彼女は新人ですがわざとミスをするシーンは一切無く
施術中はプロらしい流れるような手つきでそれぞれを行います。
声の担当が癒し系作品では大人気の浅見ゆいさんなので
彼女の声が与えてくれる癒しも相当に大きいと言えます。

メインのサービスにあたるのは3番目のフェイシャルケア。
このパートだけで65分もの時間を取り
先ほどのチェックシートにお客が書いた3つの悩みを順に解消していきます。

「最初は瞳孔の真上にありますツボ「陽白」…この辺りですね。こちらから2センチほど上の額の所に指を当てて…」
ここではツボを指で擦ったり押すシーンが非常に多く
事前に美菜がどこをどういう風に押すのか、そうするとどんな効果が得られるのかを教えてくれます。
実際にやる指示は出ませんが一緒に押してみると多少は効果があるかもしれません。

部位ごとに長めの時間を割いて目、顎、鼻、頬、側頭部、頭頂部を満遍なくケアします。
ここも指だけを使ってのマッサージなので音の動きにこだわって進めてます。

そして最後は仕上げに肩の周りを拳や手のひらで優しく叩きます。
家庭でよくやる肩叩きに比べてどちらもペースが緩くしてあり
お客の筋肉を痛めないよう美菜が気をつけてお世話してるのがよくわかります。
効果音から伝わってくる微かな刺激が耳に心地よい感覚を与えてくれます。

このように、多種多様な音を駆使したハイレベルな癒しのサービスが繰り広げられています。
リアリティを追求した作品
現実世界で行うフェイシャルケアに近いサービスが楽しめる作品です。

美菜は心や体にストレスを抱えているお客を癒すために
ひとつひとつ手順を踏む形でじっくりとお顔をケアします。
そもそもの時間がとても長いこと、個々の内容が個性的かつ本格的なことなど
耳かきに負けない質と量を持ったサービスが繰り広げられています。

フェイシャルケアと一言で言っても純粋に肌を綺麗にするものから
血流を良くしたり疲労を回復させるものまで様々な目的を持っています。
それらをできるだけ幅広く抑え、しかも臨場感を持たせながら行う本作品は
まさしくフェイシャルケアを扱う音声作品の最高峰と言えます。

何度も言ってますがとにかく動きが素晴らしいです。
同じ指を使ったマッサージでも部位ごとに違いがちゃんと出てます。
そしてどの音も音量をやや抑えて静かな印象を持たせてます。
大人しい音に感じる人もいるでしょうが、サークルさんがリアルさを重視した結果だと思います。

「首の側面の筋肉も凝っているようですね。デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける事が多いと、こういった部分が凝りやすくなってしまいます」
美菜については最初のパートでちょっぴり初々しいことを言う以外は
他の店員と同じく自信を持ってサービスに取り組んでいます。
内容を説明する合間合間にちょっとした心遣いを見せてくれますし
事務的な女性に感じる人はほとんどいないでしょう。

耳かきとは違う方向から癒してくれる良作です。
これだけ時間が長いにも関わらず価格が700円とコスパも抜群。
以上のことから本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 本編…2:10:36 おまけ…6:07

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年6月8日頃まで200円引きの500円で販売されています。

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