同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:津軽りんご

   ● 強欲♪女将さん ~吸い尽くされたボク~
   ● 少女の世界に弾丸を
   ● 魔法少女☆リップル


強欲♪女将さん ~吸い尽くされたボク~

サークル「地獄のエルドラド」さんの同人音声作品。

本作品は美人の女将さんが勇者に性的な快楽を教えながら
彼の精液だけでなく財産までも根こそぎ奪い取ってしまいます。
こう書くと彼女の悪女っぷりにスポットを当てた作品に思われるかもしれませんが
実際はおねショタ&筆おろしをテーマにしたとってもあまあまな作風で
ストーリーよりもエロを濃厚に描いたがっつり抜ける作りをしています。



女将がしてくれる特別サービスとは
冒険者の宿の女将さんに筆おろしをされるお話。

「いらっしゃいませ ようこそ 冒険者の宿へ」
女将さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
諸国を旅する途中に宿へとやってきた勇者を温かく出迎えると
彼のためにエッチなサービスをしてあげることにします。

挿し絵を見ればわかるように、この勇者はまだ少年と呼べるくらいの年齢で
SEXはおろかオナニーすら一度もしたことがありません。
そんな彼に女将さんはおちんちんのしごき方から始まって
手、口、おっぱい、そしておまんこと徐々にグレードを上げながら
長時間に渡ってたっぷりと女の素晴らしさを教え込んでいきます。

典型的なおねショタ展開ですから、その手のシチュが好きな人はもちろん
単に年上が好きな人でもかなり満足できる作品と言えます。

「この 勇者様がはめてる ゆ・び・わ これをいただければ 大丈夫 最高の快楽を与えてあげますよ」
しかし、ここはお金を払って泊まる宿屋。
勇者といえどもタダでサービスを受けることはできません。
そこで彼女は程よいところで金品を要求し、彼の財産を少しずつ奪っていきます。

勇者は当然貴重な武具やアクセサリーもいくつか持っており
それらの重要性も十分すぎるほどに理解しています。
彼女が彼にどのようにして貢がせるかも作品における一つのポイントと言えるでしょう。



あまあまラブラブだがちょっぴり裏もあるエッチ
エッチシーンは7パートあり、合わせて104分30秒と長時間。
プレイは女将さんとの乳首舐め、乳揉み、キス、手コキ、疑似SEX、フェラ
パイズリ、性器の擦りあわせ、SEX(正常位、バック)
サキュバスとのキス、クンニ、SEX(騎乗位)
です。
手コキ、パイズリ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「自慢の温泉 満足いただけて嬉しいです では 失礼して…」
温泉に浸かって寛いでいる勇者のもとへタオル1枚の姿でやってきた女将さんは
彼の体を洗いながら、その瑞々しい体をいやらしく愛撫し始めます。

エッチは最初の6パートが女将さん、残り1つがサキュバスを相手に
基本的には女性に優しく責められる形で進められます。
プレイを見ればわかるようにノーマルなものは一通り行われており
かつそれぞれに均等な時間を割いてバランスよく楽しませてくれます。

「こう シュッ シュってオナニーしてね エッチな気分が膨らむと イっちゃうの」
「ほら 私のおっぱいに がっちり押さえこんで 最高のぴゅっぴゅをさせてあげる」

最初のプレイは射精を1回もしたことが無い勇者のおちんちんを
女将さんが手でゆっくりとしごいて精通させてあげます。
初めて味わう快感に戸惑いを見せる彼を柔らかいおっぱいで包み込みながら
1回1回丁寧にしごく姿に快感と幸福感の両方が得られるでしょう。
たっぷりと甘やかされながら気持ちよくしてくれるタイプのエッチです。

こんな感じでエッチは段階的にステップアップしながら徐々にハードなものへと移行します。
相手が勇者ということで女将さんの接し方が若干丁寧ですが
普通の性教育モノと捉えて差し支えないほどにあまあまな空気に満ちています。

しかし彼女は100%善意でこれらを行っているわけではありません。
3番目のフェラチオをするパートのあたりから
彼に対してアクセサリなど価値のあるものを要求するようになります。

「考えて これ(舌)が 敏感な裏筋さんに近づいて べろんってするところ」
彼の指を実際に舐めて自分のフェラテクを披露するところもあざといですね。
性に対する興味をある程度植え付けられた状態で
もっと気持ちいいプレイがあることをほのめかされたら
その誘惑を断ち切るのはなかなかできる事ではありません。
当然のように勇者はこの後次々と持っているものを彼女に貢いでいきます。

「さぁ勇者様 ガチガチになったおちんちんを この いやらしい肉穴に 差し込んでください」
そうした様々なやり取りを経た後、ようやく2人は肉体的に結ばれます。
ここでも女将さんがまず勇者の指をおまんこへと導き
その感触をある程度味わわせてからゆっくりと挿入
中の具合を楽しませてから引き抜かせるなど
初めてらしい丁寧なプレイの様子が非常にわかりやすく描かれています。
本当に彼女と恋人同士になったかのような気分を味わえるでしょう。

「しゅご しゅごいぃ 全身 あぢゅいよぉ」
ここまでおっぱいをいじられて喘ぎ声を出すくらいだった彼女が
おちんちんで突かれると一気に乱れる様子がたまりません。
普段の整った声とのギャップが非常に大きく
その若干アヘったエロ可愛い喘ぎ声が股間を大いに熱くしてくれるに違いありません。
筆おろしとこの後のバックで繋がるシーンは彼女の痴態が存分に楽しめます。

このように、非常に甘いプレイに少々ブラックな要素を織り交ぜた濃厚なエッチが楽しめます。



ちょっぴり珍しいタイプの抜きボイス
一般的なおねショタモノに近い雰囲気の、抜きをかなり重視した作品です。

女将さんは勇者に対しては常に優しい姿勢を取り続けており
彼が射精後に何度も失神してしまうほどの極上の快楽を与え続けます。
プレイの雰囲気も年上の女性特有の温かさや柔らかさが伝わってくるシーンばかりで
パートごとにメインのプレイも異なり、最初から最後まで飽きずに聴くことができます。

そしていつもの落ち着いた声とは正反対の甘く可愛い喘ぎ声や
男を知り尽くしているかのような下品なちゅぱ音が自然な興奮を誘います。
キスシーンを適度に挟んでこれらを意図的に多く聴かせてくれるのがいいですね。
プレイ時間の長さもあって抜きどころがとても多いです。

ストーリーについては結局勇者は色々なものを失ってしまうわけですが
女将さんが悪女らしい部分をほとんど見せずに終わるため、結構マイルドな印象を受けます。
ブラックな部分をあまり押し出しては来ないサークルさんの作風もあるのでしょうけど
「ああ、やっちゃったよ」くらいのちょっと残念に思うくらいに留まっています。
あくまでエロを盛り上げるための補助的な役割と思ってください。

エッチは前半やられっぱなしだった勇者がだんだんとエッチに目覚めていき
後半では逆に彼が責めて女将さんを乱れさせるシーンなんかも登場します。
プレイのバリエーションの多さからもわかるように
間口をとにかく広くして、色んな人に楽しんでもらえるようにとの心遣いが見られます。
属性的にはややS~ややMでしょうか。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、くちゅ音はそこそこです。

ちょっぴり変わった要素を持ったおねショタ作品です。
この時間で900円とコスパが高く、興味を持った方ならまず損はさせません。
抜き場が多いことから数回に分けて聴くことをお薦めします。

CV:椎那天さん、津軽りんごさん
総時間 2:25:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

少女の世界に弾丸を

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

本作品は女学生であり超常現象対策組織の一員でもある水橋由那になって
悪の組織と対峙する様子を彼女自身になって楽しむことができます。
いわゆる女体化音声の中でもしっかりとしたストーリーがあり
それを楽しみながら催眠も楽しめる、そんな欲張りなところが魅力です。

エッチは女研究者、謎生物、そして親友を相手に様々なプレイが繰り広げられます。
乳首と股間を中心に襲い掛かる激しいプレイの数々を通じて
女性ならではの継続的な快楽を嫌と言うほど味わわせてくれます。



弾丸に思いを乗せて
水橋由那になってミズチやヒルコに犯されるお話。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
お姉さんはのんびりとした調子で話す可愛い声の女の子。
催眠者であり作品の案内役でもある彼女の声に従って
早速催眠の世界に入るための準備を進めていきます。

催眠は4パート38分間。
最初の2パートは純粋に催眠導入・深化と女体化を
後の2パートは作品の世界に浸りながら由那になりきる心を養います。

「何でも構いませんので 目の前にある目立つものを目印としてください」
導入はまず敢えて目を開けたままの状態で部屋の中の1点を凝視し
同時に瞼が重くなる暗示を聴くことで体を効果的にリラックスさせます。
催眠音声では時々登場する方法ですからご存知の方も多いでしょう。
身体的な疲労を誘発しながら行うので誰にでも通用するのが長所です。

「人差指を曲げて弾丸を発射するたびに あなたの眠りはどんどんと深くなっていきます」
ついで深呼吸、脱力とお馴染みの方法で十分にリラックスした後
タイトルにある弾丸を放つ様子をイメージします。
手を銃を持つような形にして引き金を引くのと同時に
リアルの嫌なことを忘れて心を開放していきましょう。

こういう作品に合ったイメージを上手に織り交ぜてくるのが
KUKURIさんの作品の優れているところだと思います。
見栄や世間体やストレスを的にして撃ち抜く発想も非常に面白いですね。
カウントを何度も刻んで撃つのと同時に催眠を深めていく流れも見事です。

「膣がじわじわと気持ちよくなるのに対して (クリトリスは)直接的な快感がありますよ」
女体化は挿し絵の黒髪の女の子に心を重ねていきます。
体を部分ごとに変化させるのではなく一気に変身するタイプなのですが
エッチで重要になるおまんこの感覚だけは割と入念に刷り込んでくれます。
キャラのイメージが固まっている分取り組みやすいのではないでしょうか。

ミズチ「あっはっはっは 無様な姿ね由那 これですべての鍵は揃ったわ」
そして最後に15分ほどをかけて物語のあらすじや
他の登場人物とのやり取りを聴きながら更に催眠を深めていきます。

ここからは敵役であるミズチや由那の親友の和美なども登場しますが
お姉さんが中心になってお話を進めてくれるスタンスはそのまま
かつほとんどのセリフが由那に語り掛けてくるようなものばかり。
そのため単なるボイスドラマに留まらず、由那になりきらせる役割をきちんと果たしています。

効果的な催眠法で確実に催眠状態へと持って行ってから
体→心の順に少しずつ由那へと作り変えてくれる丁寧で親しみやすい催眠です。

流れ自体はKUKURIさんの他の作品とそれほど変わらないのですが
弾丸を絡めたイメージやドラマパートにおける情景の描写とセリフの内容
そしてそれらにカウントを違和感なく絡めての更なる深化と
催眠とボイスドラマをごく自然に融合させている点に正直驚きました。

ドラマパートがイメージの延長のような形になっているため
催眠状態を維持したまま由那になりきって聴き続けることができるでしょう。
催眠音声としてもきっちり落としてくれていますし
女体化に抵抗さえなければ初心者でも聴ける内容だと私は考えています。



愛銃に処女を捧げる
エッチシーンは3パート46分間。
プレイはミズチとのキス、乳責め、おまんこ愛撫、失禁、手マン、銃挿入
ヒルコの全身愛撫、乳責め、クリトリス責め、触手挿入
和美の全身舐め、クンニ
と様々です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「いい顔してるわね 本番の前に少し楽しませてもらうわ」
悪の女研究者ミズチに敗れ手足を拘束された由那は
まずは彼女に全身を責められて女の快感をたっぷりと味わいます。

本作品のエッチでは由那以外に3人のキャラクターが登場します。
ミズチは上の通りで、ヒルコは触手を持ったスライム的な謎生物
和美は由那と子供の頃からの付き合いで友達と恋人の中間あたりの関係です。
女性からの凌辱、触手との交合、百合が同時に楽しめる作品はなかなかありません。

「全身をヒルコ水で犯されます 体中が熱くなり 胸が おまんこが むずむずしてきます」
エッチはお姉さんの細かい客観描写を中心に進められ
要所でカウントを絡めた感覚操作の暗示を入れてくる催眠音声にとても近い作りです。
特に感度アップを行うケースが非常に多く
体全体だけでなく乳首やおまんことパーツごとに仕掛けてもくれますから
彼女の言われた通りに熱さや気持ちよさを感じていきましょう。

「そろそろいいかしらね どうせ処女なんだろうから 初体験は忘れられないようにしてあげる」
ミズチが由那の愛用している銃口をおまんこにあてがってトリガーを引き
それに恐怖した彼女が失禁したり、銃口で処女を奪われる
シーンなど
本作品でしか味わえないようなプレイが登場するのもポイント。

前者は敵に醜態を見られた恥ずかしさを強烈に煽ってくれますし
後者は男ではなく武器に大切なものを奪われる口惜しさを植え付けてくれます。
体だけでなく心の方もしっかり責め立ててくれるわけです。

「さぁ 舌を伸ばしてみましょう そしてぺろぺろとおまんこを舐めてみてください」
続くヒルコからも過酷な責めを受けた後
最後の最後に和美とのとってもあまあまなエッチが繰り広げられます。
基本的には和美が責めることになりますが
シックスナインの体勢になっておまんこを舐め合うシーンもあったりと
お互いを愛し、気持ちよくなるのを目的としていますから
心も体も満たされるひと時を味わうことができるでしょう。

このように、奇抜なプレイを主観的に体験させてくれるハイレベルなエッチが楽しめます。



催眠風ボイス ドラマの1つの完成形
催眠風ボイスドラマの中ではかなりの良作です。

多くの催眠風ボイスドラマが一時的にせよ作中で催眠を放棄しているのに対して
本作品は終始聴き手の視点に立って何らかの働きかけを行ってくれています。
そうでありながらきちんとストーリーが組み立てられていてボイスドラマとしても楽しめる
両方を最後までしっかりやり遂げているのが実に見事です。

「ヒルコはあなたのいらないものを具現化した生物です」
ストーリーで登場する悪役をリアルでの障害に見立てて
それを打ち破ることで心をリフレッシュさせているのもポイント。
作品としての明確なテーマを持ち、それを催眠にも絡めています。
聴き終えた時には気持ちよさに加えてちょっとした爽快感も味わえることでしょう。

催眠は凝視法、深呼吸、脱力とオーソドックスな形で始まって
その後のイメージやドラマパートで徐々に作品らしさを演出しています。
特にドラマパートの言い回しが催眠を非常に意識していて印象的でした。
ちょっとした回想シーンを入れていてドラマとしての展開にも面白味があります。

エッチはKUKURIさんお得意の触手凌辱だけではなく
お漏らしや器具による処女喪失といった背徳的なプレイも登場します。
一部で開始前に迫ってくる表現を交えているのもいいですね。
処女喪失の際に銃が処女膜へと迫り、突き破る様子などを演出することで
精神的にも程よい刺激を与えてくれています。
淫語それなり、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

総合的に見て催眠とドラマの親和性がとても高いハイレベルな作品と判断しました。
催眠風ボイスドラマと呼んでいますがほぼ催眠音声と思ってもらって構いません。
ちょっとしたストーリーを楽しみながら催眠の感覚も味わえる、そんな夢のような作品です。

CV:津軽りんごさん
総時間 1:42:59


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

魔法少女☆リップル

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

こちらの作品はKUKURIさんお得意の女体化に加えて
触手にふたなりとややニッチなジャンルを融合させているのが特徴です。
エッチは乳首、アナル、おちんちんと男性でも味わえる部分に力が入れられていますから
あまり女体化音声に慣れていない方でも快感を得やすいと言えます。

催眠は挿し絵の魔法少女に変身するための準備が行われます。
まずはしっかりと意識を沈めてお姉さんの声を受け入れやすくした後で
物語の世界に浸りながら女体化する展開が魅力です。



妖精と融合して魔法 少女に
催眠を使って魔法少女「リップル」になって触手魔獣に犯されるお話。

「この物語を楽しむために 私の声に意識を向けてください」
お姉さんは淡々とした口調の優しい声の女性。
彼女自身の素性や主人公との関係については一切触れずに
早速リップルになるための催眠誘導を始めます。

催眠は2パート25分間。
最初の導入パートは聴き手を催眠状態へと誘導することだけを行います。

「瞼は魔法でぴったりとくっついてしまいました どれだけ頑張っても開きません」
軽く深呼吸をして体をパーツごとに分けて脱力した後
目を閉じた状態で自分の額を見つめるように眼球を上に向けます。

彼女が一旦目を開けるように言った後すかさず「開かない」と暗示を入れてくるため
本当に開かなくなったような錯覚を受けるかもしれません。
聴き手に彼女の言う通りになったことを実感させることで
さらに深い催眠状態へともっていく準備を整えるわけです。

そしてカウントに合わせてゆっくりと階段を下りながら
催眠を強めるのと同時に物語の世界への入口に到着します。

「あれれ? 私の姿が見えてるの? こんなに簡単にパートナーが見つかるなんて助かったわ」
続く女体化パートからはサーニャとアズレイの2人が追加で登場し
アズレイの召喚した触手魔獣と戦うためにサーニャと融合してリップルへと変身します。
ストーリー性のある女体化なところがいかにもKUKURIさんらしいですね。

「とくん とくん とくん 2人の心臓の鼓動が重なり合う」
女体化は真っ白な世界に行き、そこにいるリップルと鼓動を合わせながら
体を重ね合わせる形で合体するのをイメージします。
部分ごとに変化させるのではなく一気に変身するタイプの女体化ですから
いかに物語の世界に浸り、お姉さんの声を受け入れられるかがカギになるでしょう。

前半はリップルを一切交えない形でのオーソドックスな導入
後半はほぼ物語のイメージのみで描かれ女体化と
それぞれに明確な違いを持った要素を上手に融合させている催眠です。

導入の最後できちんと物語の世界へと入れる状態を作り上げているおかげで
繋ぎ目も違和感なくすんなりと女体化パートに入り込めます。
ただ単に個々の催眠法を順番に行っていくだけではなくて
合間に現代催眠的なアプローチを用いて聴き手に主体性を持たせているのもポイント。
この手の作品にとって最も大切な「なりきる心」を植え付けようとしています。



男女両方の快感を味わいながら
エッチシーンは28分30秒ほど。
プレイは触手による胸、おちんちん、お尻、おまんこ、前立腺責めです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「魔獣の触手はゼリー状の液体を纏い 動くたびにぐちゅぐちゅと音をたてている」
男女が融合したおかげでふたなりの体へと変身した主人公改めリップルは
その体に慣れる間もなく触手魔獣と対峙し、隙を突かれて触手で絡めとられます。

本作品最大の特徴はリップルがふた なりである、これに尽きるでしょう。
女体化音声でふたなりを含んだ作品はほとんどありません。
エッチではこの特性を利用して女性の快感のみならず
男性の快感も味わうことができるように作られています。

「アナルが熱くなり ぞわぞわとした感覚に襲われます」
プレイの様子を聴き手が主観的に感じ取れるように
エッチの様子はとても細かくイメージしやすいように描写されています。
どんな触手がリップルの体をどのように責めているかのみならず
それによってリップルがどのように感じているかもきちんと表現されているおかげで
催眠状態が深ければ深いほど感覚をダイレクトに味わえるでしょう。

「尿を出すところを逆に犯されるという状況に 何が何だかわからなくなる」
実際のプレイに目を向けてみると、最初に乳首を責めた後は
アナル、前立腺、そしておちんちんと男性特有の器官をかなり力を入れて責め上げます。
女体化音声的にはややイレギュラーではありますが
女体化がうまくいかなくても楽しめる親切設計とも言えます。

絶頂回数は全部で2回。
1回は連続射精、2回目はおまんこでの絶頂とバランスよく楽しめます。
最初はおちんちんの根元や先っぽに、お次は会陰部やお尻のあたりに
私は熱いエネルギーが蓄積されていくのを感じました。

このように、ふたなりを最大限に活かしたとてもハードなエッチが楽しめます。



一風変わった女体化作品
女体化としては珍しいタイプのエッチが目を引く
催眠音声にかなり近い催眠風ボイスドラマです。

女体化して触手に凌辱されるプレイ自体はKUKURIさんの他作品等で登場しますが
今回はおちんちんがついているおかげでさらに責める部位とバリエーションが増え
よりハードなプレイの演出に成功しています。
前立腺とおまんこの同時責めとか素晴らしいですね。
今回はクリトリスへの責めがほぼなかったのでそれもあれば尚良かったです。

催眠はきっちり催眠状態へと持って行ってから女体化するほぼ催眠音声な作りです。
全体的にお姉さんの話すペースが速いのに加えて間が短いこと
女体化パートでリップルになる前にドラマ的なやり取りが始まっていることを踏まえると
催眠音声初心者にはややハードルが高いと考えています。
催眠音声の経験をそこそこ積んだ女体化初心者ならいけると思います。

エッチは終始聴き手の立場に立った描写と感覚支配の暗示が光っていました。
得られる感覚も最後のおまんこ挿入以外はすべて男体で味わえるものなため
一般的な女体化音声よりも快感を実感しやすいです。
触手の効果音が一切無いのである程度の想像力が必要になる点だけご注意ください。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

総合的に見て、純粋な女体化作品とは色々と違う要素を持った面白い作品です。

本作品はエッチ終了後のエンディングが2種類あり
グッドエンドとバッドエンドのいずれか一方を任意で選択して聴きます。

CV:津軽りんごさん
総時間 共通パート…59:10 エピローグ…4:22 エピローグ(true end)…7:45


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


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