同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:水谷六花

   ● 今日からあなたはロボメイド?~お嬢様だった私が変態アンドロイドメイドの身体に閉じ込められる~
   ● 【TS調教】不思議な催眠商店~イカされるたびに男ではなくなっていくアナタ~
   ● 耳舐め花魁娘
   ● 催眠道化師~きみは私のオモチャなんだから♪~


今日からあなたはロボメイド?~お嬢様だった私が変態アンドロイドメイドの身体に閉じ込められる~

サークル「百合虎魂」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、お嬢様に特別な感情を抱いてるアンドロイドのメイドが
とある悩みを抱えてる彼女に催眠をかけて解決します。

お互いの心を入れ替えてからエッチする変わったシチュが描かれており
物語の開始時点から主人公をお嬢様に設定して女体化誘導を完全に省略し
エッチは乳首やおまんこをいじる指示を出しながらメイドになったことを実感させます。

メイド服を用意しておくとより楽しめるそうです(無しでも可)。
お嬢様に大人の女性の感覚を
アンドロイドメイドのみさきがエッチな催眠をかけるお話。

「おや? いかがされました? お嬢様」
みさきは丁寧な言葉遣いをするお淑やかな声のお姉さん。
お嬢様の顔色が悪いのを見てすぐさまソファに寝かせると
そのまま深呼吸を繰り返して落ち着かせます。

本作品はアンドロイドが人間のお世話をするのが当たり前になった未来の世界で
彼女が70分程度に渡る催眠とエッチで大人の体を疑似体験させます。
お嬢様はJKになってもお子ちゃま体型なことをとても悩んでおり
大きなおっぱいを持つみさきのことを羨ましく思ってました。
そこで催眠を使って願いを叶えてあげるというのが大まかなストーリーです。

冒頭でも書いたように本作品には男性キャラが一切登場しません。
主人公はお嬢様で、催眠をかけた後はみさきの体に入れ替わります。
女性でも聴けるようにわざわざこういう風にしたのでしょうけど
少なくとも私は男性向けとして聴く場合、超上級者向けの内容だと思います。

というのも催眠をかけた後のエッチシーンがオナニー主体になってまして
胸やおまんこをいじりながらその感覚を伝える流れで進めます。
私も「男性向けで出してるのだから大丈夫だろう」と思って聴いてみたら完全に女性寄りでびっくりしました。
声優さんが女性なことを除けばほぼ女性向けと言っていいくらいに尖らせてます。
お嬢様からメイドの体に
催眠はおよそ11分間。
事前に7分程度のやり取りを挟んでから横になって目を瞑り
まずは深呼吸しながら体を脱力させます。

「体から 力が抜けていく 手足が 重くなっていく」
「吸ってー」「吐いてー」と合図を出しながら
吐いた直後にのみリラックスする暗示を入れる堅実なアプローチがされてます。
セリフごとの間隔が長めに取ってあるおかげで雰囲気も落ち着いてます。

お次は自分の体が海に沈んでいく様子をイメージし
さらにその底にある扉を抜けてから自分の体がみさきになったことを実感します。

「0と1の数字に分解されて あなた自身が 海へと変わってゆく」
「遙か上空で 鳥のさえずる声 あなたの耳は 高性能な集音機能を持っている」

深化にあたるシーンが非常に短いことや
一部でよくわからないセリフが出てくるところは引っかかるものの
リラックスできた状況を引き継ぎ、入れ替わりへと繋げようとしてる意図が見られます。
入れ替わった後は大まかな容姿以外にアンドロイドっぽさを出すセリフもありました。

リラックスさせてからイメージを繋げて深化と入れ替わりをするコンパクトな催眠です。
聴き手の心をお嬢様からみさきに移すことを目的に
深呼吸しながらの脱力、海に沈むイメージを起点にした深化、そして変化後の描写と
要所をしっかり押さえてひとつの流れを作ってます。

全体の流れはそ良いと思うのですが、時間が極端に短いせいで品質が結構落ちてます。
特に深化以降は寝てるところへ突然海のイメージが出てきたり
海底に沈んだ先に扉があって、その先に元いた部屋が出てくるなど
聴いてて違和感を覚えるところがいくつもありました。

催眠は聴き手が催眠者の言葉を受け入れやすくなるように
言い回しを平易にしたり疑念を抱かせる要素を取り除きながら進めます。
この作品は女体化を省略してますから、男性に対しては尚更上手くやる必要があります。
僅か11分でこれらすべてをこなすのはほぼ不可能なので、もう10分くらい伸ばしたほうが良かったと思います。

私が聴いた時も少しリラックスできた程度でした。
以上のことから大変厳しい催眠と見ています。
愛する人に見られながら
エッチシーンは2パート32分間。
プレイは乳首オナニー、おまんこオナニー、キスです。

おまんこオナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありです。
エッチの途中で服を脱ぐ指示が出ます。

「お嬢様 せっかくですから 私の体で 楽しんでいただいてもいいんですよ」
催眠を使ってお嬢様の心を自分と入れ替えたみさきは
大人の体を手に入れた彼女に胸やおまんこをいじる指示を出します。

エッチは新しくお嬢様になった彼女が見守る前でオナニーします。
最初の「2 あなたは今日からロボメイド」はオナニーに励むメインパート(約26分)。
大きくなった胸を揉むところから始まり乳首→おまんこと敏感な部分へ移ります。

「あなたはそのままゆっくりと 大きな胸を揉んでみる 手の中で 大きな胸が 形を変える ひりつくような快感が じんわり胸元に広がっていく」
そして彼女は実況しながら気持ちよくなる暗示を小まめに入れて臨場感を出します。
催眠パートは良くないと言いましたが、ここでの言い回しや実況と暗示の配分はよくできてました。
女性なら実際に体をいじれるので気持ちよくなれると思います。
逆に男性の場合はいじらずにイメージしたほうが疑念を抱かずに聴けるでしょう。

「さぁ みさき いつもみたいにオナニーしてみて」
後になるほどみさきがお嬢様っぽく振る舞うようになるのもポイント。
お嬢様のことを「みさき」と呼び、さらに命令することで入れ替わったことを実感させます。
2人が体を接触させることはほとんどありませんからシチュ重視のエッチですね。
言葉責めはしませんがオナニーを見られてることを時々意識させます。

次の「3 一番したいこと」はちょっぴり切なさを感じるパート(約6分)。
入れ替わった2人の心が体へ定着する前に、みさきがお嬢様へとあるお願いをします。
時間が短いですし絶頂シーンもありませんから内容はとてもマイルドです。
でもこれを最後に持ってきたのは2人の絆を描きたかったのだと思います。

このように、テーマの主従逆転を交えたセルフ系のエッチが繰り広げられてます。
シチュは面白いのだが
やってる事は個性的なのですが、その表現方法に首を捻るところがある作品です。

みさきは豊満な体に憧れてるお嬢様の願いを叶えようと
まずは催眠を通じてお互いの心を交換します。
そしてエッチは新しい体を自分でいじらせながらメイドになったことを自覚させます。

ほぼ人間と変わらない心と体を持つアンドロイドがお嬢様とエッチする百合シチュ
リラックスしてからイメージを繋げるシンプルな催眠
ご主人様の指示に従っておっぱいやおまんこをいじるシチュ重視のエッチ。
現在世に出てる他の女体化作品とは随分違った作りになってます。

言いたいことは色々あるのですが、やはり主人公が最初から女性なのはどうかと思います。
女体化催眠音声は技術を使って女性気分を疑似体験させるのが売りですから
それを省略するのは男性の聴き手に対して不親切と言わざるを得ません。
男女両用にしたいのなら男性用に女体化誘導パートを追加すればいいだけです。

あとは催眠の時間ですね。
11分でこれらすべてをこなすのは大手サークルさんでも厳しいんじゃないでしょうか。
百合虎魂さんは今年2月に処女作を出されたばかりの新規さんですから
サークルの威光(ブランド力)がまだあまりないことを考慮し、通常よりも入念にかけたほうがいいです。

「うちは催眠をちゃんとかけられるぞ」と最初の段階でアピールしておかないと
新作を出してもDL数が伸び悩む状況が続いてしまいます。
確かに今の有料作品は奇抜なものが多いですが、人気のあるものはすべて催眠がしっかりしてます。
エッチは百合という大きな特徴がありますから、催眠の質さえ上がればより良い作品が生まれると思います。

絶頂シーンは1回。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:水谷六花さん
総時間 1:10:06

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

追記
2019年9月17日まで50%OFFの594円で販売されてます。
その場合の点数は5点です。

【TS調教】不思議な催眠商店~イカされるたびに男ではなくなっていくアナタ~

サークル「おかしのみみおか」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、特定の条件を持つ人しか訪れられないシャボン玉屋で
そこの店主がシャボン玉を使った珍しい催眠をかけて男性の願いを叶えます。

女体化を通過点ではなく最終目的に据えてるのが最大の特徴で
催眠パートはシャボン玉を割るイメージを交えて反抗心と記憶を取り除き
エッチに入ると女性の下着を身に着けたり女性ホルモンを投与してさらに近づきます。

音声を聴く前に以下のものを用意しておくとより楽しめます(無しでも可)。
カミソリ、ローション、女物の下着
本物の女性へ一歩ずつ前進
シャボン玉屋に催眠をかけられ体を女性に変えていくお話。

「こんにちは 私はしがないシャボン玉売り」
シャボン玉屋はトーンの低い穏やかな声のお姉さん。
音声を聴いてる主人公に自己紹介し女の子になりたいか尋ねると
本編に入る前にムダ毛の処理をしようと言います。

本作品は心と体が男性から女性に変わっていく気分を疑似体験させることを目的に
彼女が70分程度に渡って催眠をかけたりテーマに沿ったエッチをします。
シャボン玉屋をしてるだけあって催眠、エッチの両方でそれを使う描写があり
イメージ力を膨らませながら一歩ずつ着実にゴールへ導きます。

女体化催眠音声と言えば催眠パートで女体化誘導を行い
その後で女性になりきったままエッチを楽しむのが定番です。
しかし本作品では女性になりきることを最終目的にしてサービスを進めます。
催眠パート終了時はもちろん、エッチの最後になっても彼はまだ男性のままです。
しかしこれらの中で男性らしさを削ぎ、女性らしさを加えていくことでできるだけ女性に近づけます。

女体化作品は結構聴いてますけどこういう作品には初めて出会いました。
快感や絶頂感はほぼ男性のままなので、女体化を苦手としてる人でも気持ちよくなりやすいです。

「いい表情 おちんぽもぐちょぐちょに濡れてるね」
そう言える最大の理由はエッチがすべてセルフスタイルなこと。
1回目は女性の下着を身に着けた状態、2回目は女性ホルモンを投与した後と状況は随分違いますが
いずれもおちんちんを自分で握ってしごき射精するのを目指します。

通常の女体化作品でこういうことをやるのははっきり言ってNGです。
しかし本作品は男性の自分と決別する意味合いで敢えてオナニーを取り入れてます。
「女体化=ドライ」という図式を崩したチャレンジ精神旺盛な作品です。
シャボン玉を割って記憶を消去
催眠はおよそ20分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながらシャボン玉屋の言葉に耳を傾けます。

「ほら シャボン玉ひとつひとつに よく見ると色々なものが写り込んでるでしょ?」
「君は今日 自分が何をしていたか 思い出せなくなる」

そして彼女は早速シャボン玉を使って彼の心を女性に近づけようとします。
彼の口にシャボン玉の素を塗って深呼吸するたびにそれが作られるようにし
その後はできたシャボン玉をカウントを数える要領で割って反抗心と記憶を取り除きます。

作品固有の要素をイメージに絡めてひとまず男性の自分から離すわけです。
最後の最後に女性になる展開なので本当に少しずつ女体化を進めます。

「この頃の君は よく周りの人に 女の子と間違えられていたね」
記憶を消した後にするのは女体化を受け入れやすい記憶の生成。
彼女が差し出したピンク色のシャボン玉を通じて
幼い頃、小学生、思春期と自分が成長していく様子を改めて確認します。

見た目が女性っぽいからいじめられてたとか、自分が男性であることにストレスを感じるなど
結構ネガティブなことを言ってくるのが引っかかりました。
催眠をかける際は基本的にこういう表現を避けるのが望ましいです。
そうしたほうが聴いてて嫌な気分になりにくく、その結果催眠者の言葉を受け入れやすくなります。

「男の子 という役割を押し付けられることが ストレスでたまらない しかし そんな気持ちとは裏腹に 体は男性としてちゃんと成長していく」
この後のシーンでも「嫌悪」「辛い」といった言葉を普通に使ってますし
例えば上のセリフだったら「体は男性だけど女性になることに憧れてる」みたいに
聴き手がポジティブに捉えられるよう表現を変えたほうが良いと思います。

シャボン玉屋であることを意識した独特な催眠です。
聴き手の心を女体化しやすくするのを目的に
軽いストレッチから入って深呼吸、シャボン玉を使った記憶操作、そして新しい記憶の生成と
この後から始まるエッチをスムーズに進める環境づくりに専念します。

シャボン玉をきちんと取り入れてる点や、男性の自分から引き離そうとするアプローチは良いです。
しかし記憶を消去する前に深化を挟んでないせいで暗示が入りにくくなってます。
記憶支配の暗示は中程度以上の催眠状態に入ってないとなかなか効かないので
深呼吸の後にさらなるリラックスと深化を挟んでから始めるのが望ましいです。
本作品は後々オナニーしますから、リラックスは体に浮遊感や温かさを伝えるのが良いでしょう。

ここで失敗すると作品全体が崩壊してしまいますし
もっと時間を長く割いてじっくり進めたほうが良かったのではないかなと。
発想は面白いんだけど表現力や技術の完成度に難があります。
男性から女性に生まれ変わるためのエッチ
エッチシーンは4パート31分間。
プレイは女物の下着を身に着ける、オナニー、指を舐める(疑似フェラ)、服を脱ぐ、女性ホルモン投与、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。

「ねぇ そんなに綺麗なのに まだ男物の下着を着てるの?」
催眠を使って主人公の女性願望を膨らませたシャボン玉屋は
その手始めとして女物の下着を身に着けるよう指示します。

エッチは終始彼女に言われた通りに動きます。
最初の3パート11分間は身だしなみを変えつつ気持ちよくなるプレイ。
女性のブラやパンツを身に着けてから鏡の前で四つん這いになり
自分にはおちんちんが見えない姿勢でオナニーを楽しみます。

「君は チンポに嫌悪感を覚えながら 手を前後させる いやだ 恥ずかしいという気持ちとは裏腹に 君は快感を感じる でもその快感にすら嫌悪感を僅かに感じる」
そして彼女はオナニーの開始や継続の指示を出しながら
おちんちんやそこから生まれる快感に罪悪感を抱かさせてしこりを残します。
中盤からは指をおちんちんに見立ててしゃぶらせるなど
男性のエッチを女体化向けにアレンジして射精へ導きます。
私が聴いた時も気持ちいいけどスッキリしない感覚がしました。

最後の「06_レッスンパート5」は本格的に女体化するパート(約20分)。
彼女からもらった女性ホルモンの錠剤を毎日飲み続け
それによる変化を描いた後にもう一度オナニーします。

「可愛い男の子のおちんぽが 自分のおまんこに突っ込まれてるのを想像して?」
「このシャボン玉が弾けた時 君の中から 自分が男だったという認識が弾け飛ぶ」

薬の影響でクリトリスくらいまで縮んだおちんちんをいじらせながら
男性におまんこを責められてるイメージをしたり
最後の絶頂シーンで男性だった自分が消えてなくなるアプローチをかける目的意識の強いプレイです。

同じオナニーでも1回目と2回目で印象が随分違いました。
男性の快感を追い求めるのではなく、男性だった自分と決別するために射精します。
シャボン玉も絡めて本作品なりの女体化を完成させてます。

このように、女体化作品ではタブーとされてるプレイを逆に活用した珍しいエッチが繰り広げられてます。
異色の女体化作品
女体化催眠音声の定石を覆してる意欲作です。

シャボン玉屋は女性になりたい主人公の願いを叶えるために
まずはシャボン玉を使った催眠で普段の彼から引き離します。
そしてエッチを通じて心と体をさらに女性へ変えていきます。

物語の途中ではなく最後に女体化する個性的な作り
彼女の商売道具を用いたイメージ重視の催眠
おちんちんをいじらせながら後になるほど女性に近づくよう誘導するエッチ。
見た目、体の構造、内面とすべてを女性に変える方針で作品を組み立ててます。

私はおかしのみみおかさんの作品を聴くのが初めてだったもので
「女体化なら催眠パートで済ませて普通にエッチするのかなぁ」と予想してました。
でも実際は全体の流れからエッチの内容まで既存の女体化作品と大きく違います。

それでいて滅茶苦茶だと感じないのは筋道を立ててサービスするからでしょう。
催眠パートで記憶を消すのは男性のままだと女体化しにくいからですし
エッチでオナニーするのも男性の時よりスッキリしない気分を与えるためです。
そうやって自分が男性じゃなくなりつつあることを自覚させて女性へ近づけます。
発想が面白いしやり方も割かし理にかなってると思います。

催眠の説明で触れたふたつの弱点(ネガティブな言い回しと本題の暗示を入れる前が弱い)があるせいで
残念ながら上手くはいってないのですが
ここをクリアできたら新しい女体化音声の形が生まれてたかもしれません。
そういう可能性を感じる作品でした。

射精シーンは2回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

CV:水谷六花さん
総時間 1:10:02

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

耳舐め花魁娘

サークル「黒月堂」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、耳舐めだけをしてくれる変わった専門店を舞台に
声や性格の異なる花魁たちが交代しながらお客の耳を愛します。

総勢8名の声優さんがそれぞれのやり方で耳をたっぷり舐めてくれるのが特徴で
最中は余計なセリフをほぼ挟まずちゅぱ音や吐息だけを使ってご奉仕します。
あなたのお耳に極上の幸せを
耳舐め屋に所属する8人の花魁が耳だけを責め続けるお話。

「こんばんは。ここは花街、耳舐め屋でございます」
花魁はそれぞれに違った声質を持つ女性たち。
来店したお客に簡単な挨拶をし、部屋へ案内すると
至近距離に寄り添い早速お耳を舐め始めます。

本作品は音声作品で人気のプレイ「耳舐め」にターゲットを絞り
彼女たちが1人ずつ交代しながら彼の両耳を順番に舐めていきます。

音声作品における耳舐めは耳かきのついでにやったり、手コキなど他のプレイと同時に行うケースをよく見かけます。
しかし本作品では耳舐め以外のプレイが一切登場しません。
耳舐めを存分に楽しみたい人向けの非常に尖った作りをしています。

本作品がこだわっている部分がさらに2つあります。
それはボリュームの多さとバリエーションの豊富さです。

前者は冒頭に4名の花魁が50秒程度の挨拶をすると
その後すぐさま耳を舐める音が鳴り始めます。
総時間のおよそ98%が耳舐めと言えばその凄さがわかっていただけるのではないでしょうか。
最中のセリフもほとんどなく、サービスの様子をちゅぱ音や息遣いだけで表現します。
ここまで極端な耳舐め作品は他に聴いたことがありません。

後者についても8名の花魁を別の声優さんが担当し
最中は自分の持ち味を活かしたアドリブでの耳舐めを披露します。
1人あたりの時間は約10分で右左の耳を片方ずつ交互に舐めていきます。
1人目が右耳を舐めたら2人目は左耳を舐める感じです。
2人以上が同時に舐めるシーンはありません。

実際に聴いてみたら声優さんによって舐め方に大きな違いがありました。
最初は通して聴いてみて、気に入った音があればそれだけをループさせたり
複数の耳舐め音を同時に鳴らしてダブル耳舐めにする、といった風に楽しむのがいいでしょう。
おまけとして声優さんごとに分割された音声ファイルも入ってます(左右2パターンが全員分あります)。

耳舐めに関する質・量・多彩さをすべて兼ね備えているのが本作品の魅力です。
大ボリュームかつ濃厚な耳舐め
エッチシーンはほぼ全編にあたる83分間。
プレイは耳舐めのみです。
エッチな効果音はありません。

「あーんっ…ちゅぴっ」
部屋に移動した後、挨拶などは特にせず花魁は耳を舐め始め
合間に熱っぽい吐息を漏らしたりほんの少しだけしゃべります。

エッチは彼女たちが耳だけを舐めるシンプルなものです。
8人全員の紹介をすると聴いた時の楽しみがなくなってしまいますから
個人的に気になった声優さんを4名ピックアップし、舐め方の違いに着目しながら説明します。

一番最初に登場するかなせさん(右耳を担当)は舐め方の変化に富んでいるのが特徴です。
全体的にゆっくりしたペースで水分高めのちゅぱ音を鳴らすのですが
普通に舐めていたかと思えば3分後には「すすびゅっ」とリズミカルにバキュームする責めへと変化し
さらに1分経つと舌を小刻みに動かすようになります。

「たっぷり脳天まで、トロトロにしてあげますね」
似たような音を鳴らし続けて聴き手が飽きるのを危惧したからでしょう。
音質がクリアで音の位置や距離も丁度良い臨場感のある耳舐めです。
大人の女性らしいとろけるような甘さと艶かしさが漂っています。

最もハイペースな耳舐めをしてくれるのが3番目に登場する山田じぇみ子さん(右耳を担当)。
舌を耳の隅々まで高速で這わせ、さらに小まめに吸う音を交えたパワフルな責めをします。

「ねえ、お兄ちゃんって、呼んでもいい? ふふっ」
年下系のキャラだから余裕がない感じに責めてるのかもしれません。
幼さを感じる声と耳舐めのギャップも魅力です。
全体的に「吸い」に力を入れていて、中盤には「ぐぎゅっ ぎゅるっ」と小刻みに吸い上げてるような音を鳴らします。
むしゃぶりつく感じの刺激的なちゅぱ音が数多く登場します。

逆に最も緩く舐めてくれるのが7番目の霜月優さん(右耳を担当)。
山田さんの3分の1くらいのまったりペースでちゅぱ音を鳴らします。
年上のお姉さんが優しく包み込んでくれるような耳舐めです。

しかしその一方で水分はかなり高く、ねっとりした唾液音がエッチな気分を刺激します。
合間に漏れる吐息も熱っぽくて色気があります。
ペースの遅さを他の部分でちゃんと補ってるわけです。
舐め方は「舐め」や「啜り」が多く「吸い」は少なめです。

最も特徴的な音を鳴らすのが4番目の和泉りゆさん(左耳を担当)。
耳を舐める際に「ちゅぱ ちゅぱ」と小刻みにキスするような音を頻繁に鳴らします。
リップノイズっぽくも聞こえるのですが音が大きめなのでわざと鳴らしてるのでしょう。
細かな音が出やすいように舌を大きく動かしながら演技されています。
こういうタイプの耳舐めは初めて聴きました。

このように、それぞれに違う個性を持った耳舐めが繰り広げられています。
耳舐め好きに捧げる作品
耳舐めにとことんこだわっている作品です。

8人の声優さん演じる花魁たちがお客の耳を代わる代わる舐め続けます。
総時間のほぼ全部を耳舐めに割き、声優さんごとに違った舐め方をします。
1人で80分だとさすがに飽きるのですが、このスタイルなら変化があるから問題なく楽しめます。
人によってお気に入りのちゅぱ音に違いが出るでしょうね。

ちゅぱ音はそれこそ毎日のように聴いてますが
並べて聴くと「ここまで違うんだなぁ」と改めて感心しました。
キャラを大事にする人、大きなギャップを持たせる人、抜ける音を追及する人など
声優さんごとのちゅぱ音に対するこだわりがなんとなく伝わってきます。

「耳舐め」と一言で言っても色々な責め方がありますし
自分の好みを知るのにとても役立つ作品だと思います。
逆に耳舐めに興味の無い人にはあまり心に響かないでしょう。
耳舐めをどう思うかで満足度に大きな差が出ます。

エッチはほぼちゅぱ音のみなので明確な射精シーンがありません。
画像などと併用したほうが抜きやすいです。
ちゅぱ音超大量、淫語と喘ぎ声はありません。

耳舐め音だけを浴びるほど楽しめる作品です。
耳舐め好きな人にのみおすすめします。

おまけは声優さん別の音声ファイルです。

CV:かなせさん、雅柚葉さん、山田じぇみ子さん、和泉りゆさん
水谷六花さん、綺羅さん、霜月優さん、花見るんさん
総時間 本編…1:24:33 おまけ…1:23:04

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

催眠道化師~きみは私のオモチャなんだから♪~

サークル「礼門屋」さんの催眠音声作品。

前作「催眠吸血姫 ~わたくしの家畜になるがいいのだわ~」から実に3年8ヶ月ぶりの新作となるこちらは
道化師の格好をしている精液大好きなサキュバスが
催眠を使って主人公の体を操りながら2種類のエッチをします。

聴き手に敢えて抵抗心を抱かせ、それを逆手に取った手法で催眠を深めてくれるのが特徴で
彼女はわざと筋肉を硬直させて暗示を受け入れにくい状態を作り
相手が十分に疲れたのを見計らって自分の声に気持ちよさを感じる暗示を入れてきます。
道化師からのとってもエッチなプレゼント
淫魔のマリオネロンに催眠をかけられてから精液を搾り取られるお話。

「あっ! 美味しそうな男を見つけちゃったー」
マリオネロンは明るくて元気な声の女の子。
偶然見かけた主人公を「ラッキーヒューマン」に選ぶと
彼が喜びそうなサービスを早速してあげます。

彼女は挿し絵の通り道化師のような変わった格好をしており
その見た目と愛嬌のあるキャラで人間の男たちを魅了し
サキュバスの食料とも言える精液を奪っているそうです。
キャラにちなんで奇術的な要素を催眠に絡めてくると期待していたのですが
催眠やエッチは普通の人間が行うスタンダードなもので統一されています。

「お前はただの人間で 私はこわーい化物なんだから 当たり前じゃん あはははは」
そして彼女は冒頭のやり取りをする段階でこちらを見下すセリフを投げかけ
自分に対してわざと抵抗感を覚えるように仕向けてきます。
催眠は聴き手と術者の信頼関係が最も重要ですから
それとは真逆の言動をとるのはある意味無謀と言えます。

しかし彼女にとってはそれらすらも織り込み済み。
抵抗しようとする相手の心理を逆に利用しながら催眠を進めようとします。
かなり珍しいコンセプトの作品ですね。

催眠はおよそ21分間。
最初は彼にハンデとして、カウントに合わせて手足の筋肉に力を入れるよう指示します。
これは人間が緊張している時ほど他人の言葉を受け入れにくくなる性質を踏まえてのことです。

「指を握ると 左手にも力が入って伸びる 左腕がまっすーぐに伸びてゆく」
そして彼女はそれらを行うのに合わせて
こちらの手足がより硬直するよう暗示を入れてきます。
おそらくはカタレプシーの誘発を目的として行っているのでしょう。

ですが先ほど説明したように冒頭シーンで暗示を受け入れにくい精神状態を作り上げていることや
暗示の入れ方、特に語気や話すスピードが硬直を誘うには弱く遅いことから
彼女の言葉に合わせて手足がガッチリ固まる人はそこまでいないと思われます。
少なくとも私はさっぱりでした。

また左手→右手→左足→右足の順にやるのですが
これらの硬直を解くまでにおよそ5分もの時間をかけています。
その間力を入れ続けていたら当然疲れるわけで、こういった部分の配慮に欠けているのも疑問です。
せめて固めたり緩めたりを1箇所ずつ別々に行ったほうが良かったかなと。
皆さんの無理のない範囲で取り組んでみるのがいいでしょう。

「どこまでも抜けていく ピンと伸びていた手足がぐにゃぐにゃになる 目からも手足からも力が抜けきってしまう」
ただし、これらを行った後に手足の緊張を解除するシーンでは
疲れによる脱力感やリラックス感がそれなりに得られます。
彼女も意識的に声を穏やかにして自然に力が抜けるよう後押しします。

体の抵抗を解いた次は心。
目を瞑った瞼越しに見える部屋の天井をイメージしながら彼女の声に耳を傾けます。

「君は私の声を聞いていると 頭の中に思い浮かべたイメージが薄れていって どんどん意識が遠ざかっていく」
「意識が遠ざかって行くと私の声だけが聞こえてくる 私の声を聞くのがとても心地よい このまま聞いていたい 私の声がとても愛おしい」

体に生まれた脱力感による心地よさと彼女の声を聴いている状況を結びつけ
「彼女の声=心地いい」と感じさせるように言葉を投げかけてくれます。
ですがここでも聴き手の抵抗感を逆用するアプローチは特にされておらず
半ば強引に催眠に落とそうとしています。

例えば「私の声を聴いていると催眠に入っちゃうから気をつけてね」と
注意を喚起する形で暗示を入れていく、なんて方法を取っていればまた変わっていたでしょう。
簡単に言うと催眠のコンセプトと進め方があまり噛み合ってないと私は考えています。

体と心の緊張を誘い、緩んだのに合わせて暗示を入れていくシンプルな催眠です。
聴き手を自分の言う通りに行動する人形にすることを目的に
予め自分に抵抗を感じる言葉を投げかけ相手の行動を制限してから
その願望を叶えさせる形で進めています。

一般的な催眠音声とは真逆のスタイルなのが面白いですね。
ですがこの内容で催眠に入れるかと言われると正直首を捻ります。

「さあ パンツに手がかかっていく 手がかかると一気に下ろす 窮屈になったオチンチンを楽にしたくてすぐ下ろす 勢い良くパンツを下ろしていく パンツが降りてオチンチンがポロンと出てしまう…」
「はいっ! 今 君のオチンチンは私に見えるようにでちゃいました!」

本作品の致命的な部分としてまず挙げられるのが暗示の表現です。
マリオネロンは催眠からエッチの最後に至るまで
上のセリフのような非常に固い口調や表現で暗示を入れています。
聴いた限りでは催眠の教本に出てくる暗示の例文に近い表現が多数使用されています。

道化師は人を楽しませるのがお仕事ですから
奇妙だとか、おちゃらけているキャラであるのが自然です。
ですが彼女はまるで学校の先生のような堅苦しい態度で催眠をかけてきます。
そして催眠以外の会話をする時は元のひょうきんな口調へと戻ります。

このセリフの大きな落差が作品全体に強い違和感を生み出しています。
彼女が催眠を施しているのだから彼女らしい口調で暗示を入れてほしかったです。
他には全編に渡って彼女の話すペースがほぼ一定なのも気になります。
緩めるところは緩め、締めるところは締めるからこそ聴き手の心に響くのです。
使われている技術が道化師とまったく関係がないところも非常に残念です。

まとめると、テーマは面白いのだけど進め方はいまいちな催眠です。
寸止めを交えた2種類のエッチ
エッチシーンは2パート50分ほど。
プレイは玉舐め、フェラ、パイズリ、オナニー、擬似SEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「ふふっ 大丈夫だよぉ? 今から私が少しずつ君の感覚を開放していってあげるからねぇ?」
催眠を使って主人公を自分のマリオネットへと作り変えたマリオネロンは
より良質の精液をいただくための手始めとして彼のタマタマを舐め始めます。

エッチは身動きの取れなくなった彼を彼が責めたり指示を与えます。
最初のドライパートは軽い感度強化をした後に玉・竿・亀頭を舐め
最後におっぱいで挟み込んでフィニッシュするプレイ。
催眠音声らしくカウントと暗示を駆使してプレイの様子や快感を伝えながら進めていきます。
そして合間に若干の焦らしを加えて心と体の興奮を高めようとします。

ちなみにドライパートとなっていますがフィニッシュには射精表現があります。
ですからウェットパートと呼ぶほうが妥当でしょう。
物理的な刺激を一切加えない射精ですので完遂するのは相当に難しいです。

「私の舌が伸びていく 君のタマタマに伸びていく タマタマに舌先を当ててペロペロしていく ペロペロされるととてもくすぐったい くすぐったくて腰が震える 腰が浮いちゃうほどくすぐったい」
最中の暗示が堅苦しいのが気になりますが、進め方自体は丁寧です。
ただしプレイの説明やセリフが多いおかげで実際のプレイをする時間がかなり短くなっており
結果的に純粋なエロさがかなり弱くなってしまっています。
フェラの時も暗示の合間に10秒程度ちゅぱ音を鳴らす感じです。

「私は君をゾクゾクとした気持ちにしようと オチンチンの裏側を タマタマから先っちょのカメさんにかけて 登るように舐めていきましたっ…♪」
他にも彼女が話しているにもかかわらず、官能小説のような表現のセリフがあるのも疑問です。
催眠は聴き手に自分のことのように思わせるセリフを投げかけるのが有効です。
ここでも催眠と同じくセリフの表現が大きく足を引っ張っています。

もう一つのセルフパートも基本的な進め方は一緒。
おちんちんの感度を上げ、カウントの後に握ってから
最初はゆっくり、しばらくすると一旦停止しその後速めにしごきます。

「さあ 私がゆっくりと腰を下ろしてオチンチンのカメさんをオマンコに入れ始めました。とっても暖かくてくすぐったい 思わず背中が震えてしまう 気持ち良すぎて 精液どころかおしっこまで出てしまいそうです…」
ここでは後半に彼女と騎乗位でSEXするイメージを絡めた珍しいオナニーが登場します。
喘いだりはしないのでもう少しエロさが欲しいところなのですが
彼女がより気持ちいい射精ができるようにと暗示でサービスしてくれています。

※重要※
セルフパートのフィニッシュシーンに彼女がカウントダウンをするのですが
その際に「3、2、1、0」を「3、2、10」と間違って読み上げる箇所が確認されています。
発売から4ヶ月が経った現在も修正されておりません。


このように、暗示で心と体を操作する催眠色の強いプレイが繰り広げられています。
色々と惜しい作品
催眠の序盤から中盤にかけて行われる抵抗心を呼び起こしてから落とす流れが印象的な作品です。

マリオネロンは主人公がそうやすやすと自分の言う通りにはならないことを察知し
敢えて彼の気持ちを汲みながら催眠を進めていきます。
催眠音声はまず聴き手に良く思ってもらおうと働きかける作品がほとんどですから
本作のような捻ったスタイルでの誘導は個性的であり面白く感じます。
道化師が見せる奇術のような不思議さを感じる人もいるかもしれませんね。

しかし実際に催眠を始めた後はここまで書いてきたように問題点が多々あります。
全体を通じて強く感じられる暗示表現の硬さ・歪さを初め
聴き手の意向・願望よりも自分の意思を優先するシーンが見られたり
エッチにおける言わば機械的・作業的な進め方などが主な要因です。

催眠は聴き手をもてなす行為ですから
常に相手の興味を引き、楽しませながら催眠やエッチを進めるのが望ましいです。
聴いてて楽しくなかったら当然集中力は落ちますし言葉に耳を傾けてはくれません。
残念ながら本作品にはその最も重要な部分が決定的に欠けていると私は考えています。

催眠はコンセプトはかなり面白いです。
似たようなスタイルで催眠を進める「催眠ゲーム ~術師の挑戦~」という名作もあります。
だからこそ形になっていないのが惜しく思えます。
疲労による意識のぼやけを感じることはあっても催眠特有の感覚は得にくいです。

エッチはこれから行うプレイを説明し、カウントを数え、暗示を入れるのを繰り返します。
催眠としてこの進め方は正しいのかもしれません。
ですが結果的に抜きにくい雰囲気が出来上がっているのはどうかと思います。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回は非常に厳しい点数とさせていただきました。
サークルさんの「本格的な導入」に期待していただけに本当に残念です。

CV:水谷六花さん
総時間 1:31:15

オススメ度
■■□□□□□□□□ 2点


体験版はこちらにあります

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