同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:椎那天

   ● ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~(再レビュー)
   ● hypnoなメイド(再レビュー)
   ● 「ささやきチクニー講師 美波のの佳」1巻
   ● 欲求不満な小悪魔シスターと甘ラブスイート懺悔エッチ【耳舐め】【淫語責め】
   ● キミの隣で眠らせて。-バーチャルカノジョの催眠淫語集-
   ● ソープランドでミラクル☆ボイス
   ● へんたいぱんつ催眠2~お姉ちゃんのパンツをくんかくんか!!~
   ● 強欲♪女将さん ~吸い尽くされたボク~
   ● ~collaring~【首輪】
   ● ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~




サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第70回目は声も態度も穏やかなお姉さんが
催眠を使って仮想世界へ案内し不思議でエッチな体験を味わわせます。

催眠は草原や森のイメージを絡めてリラックスと没入感を与える
エッチは妖精たちのセリフを挟みながら独特なプレイで何度もイかせる、といった具合に
聴き手を現実世界から一時的に切り離し
気持ちよくしながらリフレッシュさせることを目指したM向けのサービスを行います。
不思議な森でする気持ちいい体験
お姉さんに催眠をかけられ妖精たちに責められるお話。

「これからあなたを とっても気持ちの良い 妖精の森へとご案内します」
お姉さんは清らかで優しい声の女性。
音声を聴く際の環境や注意事項を簡単に説明すると
主人公が催眠に入りやすくなるおまじないをかけてから始めます。

本作品は幻想の世界にある森で気持ちいい体験をさせることを目的に
彼女たちがおよそ80分に渡って催眠をかけたり独特なエッチをします。
お姉さんは案内役や催眠者といった天の声を担当し、物語の途中から出てくる3人の妖精が責める役を務めます。
両者のセリフの方向性を明確に変えて立場の違いをはっきりさせてました。

「だんだんと 森に近づくにつれて 森の少し湿った空気や 薄暗い影 差し込む光などを 感じるようになっていきます」
全編を通じて言える大きな特徴はイメージをさせながらリードすること。
彼がいる森がどんな場所かわかりやすく実況したり
妖精たちのセリフを適度に挟んでエッチに臨場感を与えます。

催眠の段階からイメージ力を膨らませるアプローチをかけるので
イメージがよほど苦手な人でもない限り自然と頭に浮かんでくるでしょう。
緑の草原、ピンク色の光が差す森など自然物に色を加えてわかりやすくしてます。

エッチについてはM向けを得意とされてるサークルさんなだけあってその手のプレイが多いです。
前半は乳首を自分の指でいじったり妖精たちに舐められて感度を上げ
後半は現実世界だとまずできないプレイを投入して連続絶頂させます。

イメージ力が重要になるプレイだからでしょうけど
言葉責めはあまりやらず実況や暗示に力を入れてました。
催眠音声では珍しくエッチな音が結構鳴るので、それに釣られて体が熱くなる人がいると思います。
森を進みながら催眠の世界へ
催眠は2パート32分間。
ベッドや布団へ仰向けに横になり、まずは自分のペースで1分くらい深呼吸を続けます。
そして幻想世界の入り口にあたる爽やかな草原をイメージします。

「暖かい日差しと 爽やかな風が吹く草原へと あなたの意識は飛んでいきます」
暖かい日差し、爽やかな風、そして透き通るような青い空。
多くの人が清涼感を覚えるイメージを使って心身両面をスッキリさせます。
本作品の催眠は現実世界から一時的に切り離して気持ち良くする方針を取ってるので
視聴後に心が軽くなったような感覚がする人がそれなりにいると思います。

短いカウントを数えながら現実世界と幻想世界を行き来させるのもポイント。
両者の感覚の違いを聴き手が実感しやすくすることで催眠に入りつつあることを教えます。
古典催眠で使われてる「揺さぶり」とイメージを組み合わせた本作品らしいアプローチです。

タイトルにもなってる森が登場するのは催眠開始からおよそ9分後。
薄暗い空間の先にあるピンク色の光(=妖精)を目指して少しずつ前進します。

「ぼんやりと光を放つ 小さなピンク色 夜空にぼんやりと輝く星のような 小さな光」
質問形式で妖精に会いたい気持ちを膨らませたり
セリフの中に「ぼんやり」を多めに入れて意識の力を弱めるなど
森の中を移動してる様子を描きながら催眠状態も深まるように進めます。

実際に聴いてみるとたぶん通常の催眠音声よりも催眠っぽさをあまり感じないはずです。
そうしたほうが幻想世界にいる気分に浸りやすくなるからでしょう。
キャンドルマンさんはエッチが個性的なサークルさんですけど、催眠の技術もかなり高い水準に達してます。

次の「2.hypnoforest 2(約15分)」は深化しながらエッチの準備も整えるパート。
前パートの最後で会った妖精たちに導かれて巣穴へ移動します。

「今のあなたの心と体は ふわふわ とろとろの状態 言葉の振動を受けて 気持ちよく震えます」
「吸い込むたびに さっきよりもさらに濃厚な香りが あなたの肺を満たしてきます」

前半は「ふわふわ」「ぼーっと」など深化を意識した暗示を状況に合ったやり方で入れ
後半は妖精が放つ甘い香りを吸い込んでエッチな熱を高めます。
たぶん感度の上昇はエッチに入った後から実感するでしょうね。
意識のぼやけは強めに味わえてすごく心地よかったです。

主人公が幻想世界にある森へ行く様子に技術を盛り込んだテーマ性の強い催眠です。
聴き手を妖精たちの巣へ案内しながら催眠状態や体の感度を上げることを目的に
最初のパートは深呼吸、イメージを絡めた揺さぶりで暗示を受け入れやすい状況を作り
次のパートはそれを強化しながらエッチで気持ち良くなれる環境を整えます。

通常の催眠とやり方が随分違いますけど技術的におかしいと感じるところはありません。
イメージと暗示の組み合わせ方が秀逸で後になるほど意識のぼやけが強くなります。
脱力についてはエッチの序盤でオナニーするから軽めにしてました。
イメージ重視なことさえ理解してれば初心者から玄人まで誰でも楽しめます。
おちんちんをメスのように責められて
エッチシーンは36分間。
プレイは乳首/おちんちんを見られる、乳首オナニー、オナニー、乳首舐め、チンポレイプ(尿道責め)、カウントによる絶頂です。

チンポレイプの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。
エッチの序盤~中盤で服を脱ぐ指示が出ます。

妖精「うふふっ もうチンポも 乳首も 触りたくって仕方ないんだよね」
妖精たちはトーンの高い可愛らしい声の女の子。
お姉さんの催眠を受けてすっかり犯される準備が整った主人公の左右中央に陣取ると
シャツをたくし上げさせてから乳首とおちんちんを優しくいじるよう指示します。

エッチは終始彼女たちに責められます。
前半の16分間は没入感をさらに高めながら絶頂に向けて体を温めるシーン。
乳首とおちんちんを同時にオナニーするところから始まり
さらに両乳首を舐められる→おちんちんを見せると繋いで心身をバランスよく盛り上げます。

「触れば触るほど もっと触りたくなる 少し刺激を与えるたびに 触れた場所を中心に 甘い感覚が染み渡る」
序盤のオナニーは5分くらいしかやりませんから前菜に近い位置づけです。
乳首は地肌、おちんちんはパンツ越しと快感を弱めに設定し
いじるペースや強さは好きにさせたうえでお姉さんが気持ちよくなる暗示を入れます。
そして妖精はその様子を観察して羞恥や見られる快感を煽ります。

お姉さんは催眠音声ならではの責め、妖精は同人音声寄りの責めと役割分担してました。
しっかり催眠に入れていれば弱めの刺激でも結構気持ちよくなれます。
乳首で絶頂するのもOKらしいので、どちらかと言えば開発済みな人のほうが有利です。

続く20分間はアブノーマルさが一気に上がります。
中央にいる妖精が自分の尻尾をおちんちんの形に変え
それを使って彼の尿道を責めて何度もイかせます。


「情けなさと 幸福感が入り混じった 奇妙な気分 徐々に痛みが 快感に塗りつぶされて もっと奥に欲しいと メスの欲求がせりあがって来る」
本来なら女性のおまんこに挿入するおちんちんを逆に犯される。
尻尾が尿道に入ってくる感覚を音と言葉でリアルに伝えながら
被虐心や幸福感といった心の快感も与えて全身を気持ちよくします。
快感重視で暗示を入れてきますから雰囲気は意外と穏やかです。

もちろんこのプレイには中出しも含まれてます。
開始からしばらく経つと妖精が尿道内に精液を吐き出し
それから主人公の精液とブレンドされた液体がおちんちんから放出されるイメージをします。

「圧倒的な快楽 自分のすべてが搾り出されたような すべてがはじけ飛んだような 破滅的な快楽に あなたは放心状態にされている」
作中では射精の描写がありますけど、妖精が「幻想の世界だから何度も射精できる」と言ってるのを見ると
必ずしも射精しなければならないわけではなさそうです。
体への刺激はおちんちんの根元を支えるだけで竿をしごくことはありません。
およそ3分間で3連続射精しますし、私はドライのほうがイキやすいと思います。

おちんちんを責める描写が多いおかげで股間がかなり熱くなりました。
そして絶頂を促すカウントを数えるシーンでは筋肉が勝手にビクビク痙攣したり
実際に射精してないのに射精したかのような快感がこみ上げてきて気持ち良かったです。
仮想的なプレイですからイメージ力によって満足感が多少上下すると思います。

このように、可愛い妖精たちにメス扱いされ弄ばれるM向けのエッチが繰り広げられてます。
引き込まれていく作品
催眠、エッチいずれも強い個性を持ってる優れた作品です。

お姉さんは幻想の森でのエッチをできるだけリアルに疑似体験させようと
催眠は深呼吸を終えたらすぐさまあちらの世界のイメージを投入し
その中を冒険しながら状況に合った暗示を入れて深化と感度上昇を後押しします。
そしてエッチは体への刺激を少なくする代わりにインパクトのあるプレイを用意して何度も絶頂させます。

穏やかなお姉さんが妖精と協力して変わったエッチを提供するシチュ
イメージの中に技術と暗示を込めてストーリー仕立てで誘導する催眠
乳首責めやチンポレイプなどM向けのプレイを中心に据えたエッチ。
発売から10年以上経った今でも新鮮な気持ちで楽しめる作品に仕上がってます。

中でもエッチは尿道を責められて絶頂する非常に面白い内容です。
お姉さんを実況役に専念させたり効果音を鳴らしてわかりやすくしています。
催眠も流れがあって入りやすく、この独特なエッチをより楽しませるのに貢献してます。
私も久しぶりに聴きましたがまったく色褪せてなくて大満足でした。

絶頂シーンは4回。
淫語それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:お姉さん…紅月ことねさん 妖精…椎那天さん
総時間 1:22:13

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2021年2月4日まで50%OFFの385円で販売されてます。



サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第66回目は声も態度も穏やかなメイドが
ご主人様にコンパクトで個性的な催眠をかけます。

全編をうつ伏せの状態で聴くのが大きな特徴で
催眠は総時間の75%以上を費やしてゆっくりじっくり誘導し
エッチはおちんちんに手を一切触れずベッドと擦り合わせて射精を目指します。
メイドがするちょっぴり恥ずかしいご奉仕
メイドに催眠をかけられ床オナするお話。

「ご主人様、まだおきてらっしゃいますか?」
メイドはややトーンが低く整った声の女性。
ある日の夜、主人公が1人で寝るのは寂しいだろうと思い催眠を提案すると
早速彼にうつ伏せになるようお願いします。

本作品は彼のことを敬愛してる世話好きな彼女が
寝る前の時間を使っておよそ40分の気持ちいいサービスをします。
催眠29分、エッチ4分と前者にものすごく力を入れ
催眠特有の心地よさや幸福感といった癒しの感覚を与えます。

「うつぶせで寝てみると、あおむけで寝たときよりもベッドに力が吸い取られる感じがしませんか?」
そして彼女はこれらをするにあたってうつ伏せになる指示を出します。
催眠音声は多くの作品が仰向けに寝て聴くので非常に珍しいです。
体重がある人とかはずっとそうしてるのは難しいでしょうから
エッチの時だけうつ伏せになるなど無理のない範囲でお聴きください。

またエッチシーンはうつ伏せになってる状況を活かして床オナのみやります。
射精の表現は特にありませんが、普通に考えればそのまま出すのでしょう。
ゴムを着けたりタオルやビニールシートを敷いて汚れても大丈夫な準備をするのが良いです。

催眠はおよそ29分間。
うつ伏せになって目を瞑り、まずは5分ほど深呼吸を続けます。
そして目の前にある長い階段をカウントに合わせて下りていくイメージをします。

「ひとつ階段を降りれば・・・あなたのイメージがもっと鮮明になって・・・催眠に深く入っていけるようになります・・・・ 催眠に深く入るということは・・・・体の力も・・・・頭の力も・・・・抜けていくということです・・・・」
深呼吸は「吸ってー」「吐いてー」と合図を小まめに出しながらリラックスする暗示を入れる
階段のイメージはカウントを数え終えた直後に催眠が深まるよう働きかける、と
シーンごとにやることを切り替えながら丁寧に誘導します。
催眠に定評のあるサークルさんなだけあってうつ伏せでも催眠に入りやすいです。

階段のシーンはカウントをかなりの回数数えますから
それを繰り返すたびに頭の中がぼーっとしたり体が重くなるのを感じるでしょう。
メイドらしさとかはあまり考えずスムーズに落とす方針で進めます。

催眠がある程度深まった後はさらなる暗示で心をぽかぽかにします。
引き続き短いカウントと組み合わせて体の重さ、頭が真っ白になる感覚、充足感を伝え
最後に彼女が頭に手を置き力を吸い取って完全なリラックス状態にします。

「あなたは人形です・・・ 心と頭の中を・・・人形という言葉が埋め尽くしていく・・・」
これらをする際に人形になった気分にさせる暗示を入れますが
彼女に彼を好き放題しようとするSな感情はありません。
脱力して体を動かせなくなった状態を人形に例えたのだと思います。
並行して幸せな感覚も与えますし、最初から最後まで彼に尽くす姿勢を維持します。

リラックスさせてから深化を厚めに行う堅実な催眠です。
聴き手を腕力と思考力が空っぽな人形へ変えることを目的に
深呼吸から入って階段のイメージを使った最初の深化
様々な暗示を交えた二段階目の深化とほぼ一直線に進めます。

約30分も時間を割いてるおかげで落ち着いた気分で聴けますし
技術的にもレベルが高くて後になるほど心地よさが強くなります。
脱力に結構力を入れますから体のだるさや動かない感覚が味わいやすいです。
床オナ特化のシンプルなエッチ
エッチシーンは4分間。
プレイは床オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「それでは・・・お人形さん・・・ オナニーをしてみましょう・・・・ おちんちんを硬くしなさい・・・・」
催眠を使って主人公を従順な人形へ変えたメイドは
普段と違い命令口調で彼にオナニーするよう言います。

エッチはほぼ全部の時間を使って床オナするだけです。
開始を宣言した後に感度が上がる暗示を入れ
それから最後に10カウントダウンで絶頂のタイミングを取ります。
「自分の手でする」がセルフの定義なので当サイトではセルフなしと判断してます。

時間が非常に短いことや、普段あまりしない床オナに特化してることを考えると
事前に溜めておくか工夫しない限り射精は難しいと思います。
手を添えて腰を動かせば通常のオナニーに近くなってやりやすいでしょう。

このように、うつ伏せだからこそできる極めてコンパクトなエッチが繰り広げられてます。
催眠重視の変わった作品
短いながらも十分な個性を持ってる催眠に入りやすい作品です。

メイドは就寝前の主人公に満たされた時間を提供しようと
まずは催眠を通じて余計な力を取り除き、さらに心地いい感覚で包み込みます。
そしてエッチは手を使わずに腰を動かして射精まで持っていきます。

穏やかなメイドが愛を込めてご主人様を気持ち良くするほぼノーマル向けのシチュ
総時間の大部分を使って脱力と深化を促す安定感のある催眠
床オナに的を絞って進める独特なエッチ。
サークルさんの他作品と同じく催眠重視で仕上げてます。

うつ伏せに関しては催眠パートだとほとんど関係ないので
エッチが始まった時に体勢を変えても別に問題はありません。
これだけ入念にかけてくれるならその程度で催眠が解けることはまずないです。
催眠の感覚を楽しむのがメインで、エッチはおまけに近い位置づけと思ってください。

射精シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:椎那 天さん
総時間 37:56

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

「ささやきチクニー講師 美波のの佳」1巻

サークル「東山誠BRAND」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、指導熱心でそれなりのSっ気もある女の子が
乳首開発を目的とした実践形式での講義を行います。

乳首オナニー初体験の人でも無理なくついていける極めて丁寧なリードが行われており
彼女は事前に講義の目的や心構えなどをはっきりと伝え
プレイ開始後も腕と指の動かし方やペースを言葉で手取り足取り教えます。

音声を聴く前に以下のアイテムをご用意ください(無理なら無くてもOK)。
リップクリーム、歯磨き粉、ウェットティッシュ
おちんちんとは違う快楽を得るために
美波のの佳先生の指導に従い乳首オナニーするお話。

「もしもし? はいっ 到着しました!」
のの佳先生はハキハキと話す明るい声の女の子。
主人公の家の前に到着したところで彼の携帯に電話をかけると
部屋の電気を消し仰向けに横になる指示を出してから入室します。

本作品はこれより5ヶ月前に発売された「「ささやきチクニー講師 美波のの佳」0巻」の続編。
前作の体験レッスンを気に入り受講を決意した彼の元に彼女が再び現れ
2つのいじり方と先ほど書いた道具を組み合わせた初歩的な乳首オナニーを伝授します。
シリーズものですがプレイは完全に独立してますので本作から聴いても問題ありません。

お話のほうは前半の8パート27分が本編にあたる第一回目の講義
残りの2パート21分間は受講後の追加サービスや女子受講生との会話が収められてます。
当サイトではおまけパートの解説はしない方針を採ってますが
今回は本編の時間が短いですし、本編と繋がりの強いプレイをおまけでしてるためすべて紹介します。

「昨日 あなたの専属講師になるにあたり これからのレクチャーする意味について考えてみたんです」
本作品における最大の魅力は乳首開発をガチで応援してくれること。
これから数回行う講義のことを「あなたの望みが叶う講座」と明言し
講義を行う3つの意味をひとつずつわかりやすく説明します。

講義というと生徒に講師が一方的に説明することが多いですが
そうするにしても生徒側に心構えがあるかないかで習得度は大きく変わります。
一般的なオナサポ作品に見られる「いじる」ことを重視した作りとは違い
本作品は「いじり方を習得する」ことを目指したプレイを行います。


最初から言ってしまうとこの音声を聴きながら乳首で絶頂、あるいは射精するのはちょっと難しいです。
レクチャーを丁寧にしてくれる反面、実際にいじる時間がそれほど取られてないからです。
だけど、彼女に教えてもらった乳首オナニーを普段のオナニーに組み込めばより充実したオナニーが楽しめます。
そのためのきっかけ作りと具体的な方法を伝授してくれる作品です。

タイトルにもなっている囁きについてはそれほど多くありません。
部屋に入った直後の説明やおまけで長めに囁いてくれるものの
それ以外のパートは要所でちょこちょこする程度です。
囁き目当てでこの作品を聴くのはあまりおすすめしません。

「一回目の講座は 道具を使ったチクニーに挑戦します」
今回の講義のテーマは道具を使ったシンプルな乳首オナニー。
最初はリップクリーム、後のほうになると歯磨き粉を乳首に塗り
さらに唾液と混ぜてぬめりをよくしてから彼女に言われた通りに刺激します。

私はリップクリームが手元になかったので最初から歯磨き粉を使ってみたのですが
少し経つとスーッとする感覚が湧き上がり、指でいじると何もつけない時より強めの快感が味わえました。
歯磨き粉に入ってる研磨剤のザラザラした感触が刺激を強くしてるのだと思います。
ただし、いじり始めてしばらく経つとヒリヒリしてきたことから肌の弱い方は避けたほうがいいでしょう。
頭を空っぽにできるきめ細かなリード
エッチシーンは4パート25分30秒。
プレイは乳首責め、乳首オナニー(ワイドラブ、タッピング、両者の組み合わせ、ナローラブ)、おちんちんオナニーです。
エッチな効果音はありません。

「まずは ワイドラブから勉強しましょう」
主人公の乳首を髪で軽く撫でてから講義の準備を行うと
のの佳先生は一番最初のいじり方「ワイドラブ」を丁寧に教えます。

エッチはどのパートも彼女にリードされる形で進みます。
最初の3パート14分は第一回目の講義。
ワイドラブとタッピングの方法をレクチャーしたり実際にいじらせてから
その両方を交互に行うより高度なプレイへと移行します。

ちなみに、彼女によると乳首のいじり方は大きく3つあり
ラブは乳首を擦る責め、タップは叩く責め、フリックは弾く責めにあたるそうです。
フリックは次回以降の講義に登場するものと思われます。

「まず 両手の人差し指を 乳首と鎖骨の間に置いてください 乳首から10センチほど上に指があるといいでしょう」
「このエクササイズで大事なポイントは 手の動きを 途中でやめないことです」

そして講義中は指を置く場所、動かし方とペース、気をつけることなどを細かく教えます。
実際にいじる時も「上から下 そのまま動きを止めずにー 上に戻る」と合図を出してくれます。
ここまで何でもしてくれるオナサポ作品はそうそうありません。
頭を空っぽにしたまま聴けるので乳首の気持ちよさだけに集中できます。

実際にやってみたところ、ワイドラブよりタッピングのほうが気持ちよかったです。
両方の指で乳首をリズミカルに叩くプレイなのですが、ピリッとする快感が断続的に襲ってきます。

「歯磨き粉を指先につけて 乳頭を一度撫でてから 乳輪 そして乳首全体に塗りこんでいってください…あんっ」
彼女の優しさは講義だけではありません。
両方を組み合わせていじるパートでは歯磨き粉を自分の乳首に塗って一緒にいじります。
今までよりも熱っぽい息遣いとセリフの端々に漏れる喘ぎ声がエロいです。
最後のパートに向けて多少は気持ちを盛り上げてくれます。

本編以外でエッチシーンがあるのは「言葉攻めプライベートレッスン1」パート。
講義終了後、彼の予定が空いてるのを確認した上で追加のレッスンへと突入します。

「これ ちんちんにも塗ろうか? いいだろ?」
「お前の(精液)は白いだけじゃなく 臭いのね」

今まで丁寧だった言葉使いが一気に男性っぽくなり
お気に入りのペットと遊ぶようなちょっぴり上から目線でオナニーの指示を出します。
終盤の5分間おちんちんをいじるシーンがあるものの、それ以外は先ほどまでのプレイをおさらいします。

講義の時より乳首をいじる時間が純粋に長く取られてるおかげで
本作品の中ではここが一番の抜きどころになってます。
言葉責めはおまけに近い位置づけですね。
最後はカウントを数えて射精のタイミングを教えてくれます。

このように、乳首オナニーに特化した親切丁寧なプレイが繰り広げられています。
乳首オナニー入門者用作品
乳首オナニーに興味がある人にこそ聴いてほしい作品です。

のの佳先生は乳首でより大きな快感を得たいと思ってる主人公へのお手伝いとして
オーソドックスないじり方に2つの道具を織り交ぜた簡単なプレイを指導します。
エッチシーンのほとんどを乳首オナニーに費やす尖った作りに加えて
どうすれば気持ちよくなれるかを手取り足取り教える本格的なリードが光ります。

「あの… 私とお付き合いすることって 考えられますか?」
また彼女は講義の中で時折踏み込んだセリフを投げかけます。
先生と生徒から連想される心の距離がほとんどないので終始リラックスして聴けます。
いじり方だけでなく雰囲気作りにも気を配ってくれるところがいいですね。

プレイについては初歩的なものがほとんどで開発済みの人だとおそらく物足りないです。
歯磨き粉を使用するのも乳首がまだ鈍感な人に気持ちよくなってもらいたかったからでしょう。
乳首オナニー入門者、初心者にターゲットを絞っています。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

乳首オナニーの第一歩を応援してくれる作品です。

CV:涼貴涼さん、椎那天さん(「私のペット スク水くん」パートでのみ登場)
総時間 48:16(第1回講座…27:24 おまけ…21:52)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

欲求不満な小悪魔シスターと甘ラブスイート懺悔エッチ【耳舐め】【淫語責め】

サークル「とらいあんぐる!」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、声と態度は上品だけど実はエッチ大好きなシスターが
偶然訪れた冒険者と2種類のエッチをして心と体を清めます。

数多くの淫語とエッチな音声を組み合わせた濃厚なプレイが行われており
彼女は「おちんぽ」「おっぱいミルク」などやや下品な淫語を意識して多く言いながら
ちゅぱ音や効果音をたっぷり鳴らして射精したくなるよう丁寧に導きます。
清楚なシスターが持つ裏の顔
シスターとあまあまラブラブなエッチをするお話。

「あら? こんな人里離れたところまで よくぞいらっしゃいました」
シスターは上品で色っぽい声のお姉さん。
はじまりの町から出発した後、森の中にある教会に辿り着いた冒険者を優しく迎えると
これまでの行いを冒険の書に記録し一晩の宿を提供します。

本作品はサークルさんが以前発売された「寂しがりやな宿屋のお姉さんと甘ラブスイート慰安エッチ」の続編。
宿屋のお姉さんに筆おろししてもらった彼が冒険者として旅立ち
この世界ではセーブポイントになってる教会でさらに踏み込んだ経験をします。
総時間のほとんどがエッチシーンで内容も独立してますから今作から聴いても大丈夫です。

「では 神の前に これまでの行いを告白してください」
シスターはそのイメージにぴったりな清楚な雰囲気の女性。
聖職者として彼がこれまで行ってきたことをすべて受け入れ
その上で気分良く旅立てるように心のこもったお世話をします。

しかし彼女が住む教会は森の中にあるため人がなかなか訪れてくれません。
相手がいないと当然エッチもできないわけで、それなりの欲求不満に陥っています。
そこで彼女は淫語をたっぷり盛り込んだエッチで自分のストレスも発散させることにします。

「ここの お・ち・ん・ぽ おちんぽが少しずつ硬くなって その下のたまたまもぷっくりして どっしりと膨らんでしまっています」
普段の声や態度が上品だからこそ、彼女が放つ下品な言葉の数々がとてもエロく感じます。
ギャップを活用して興奮を高める責めですね。
ストレートに連呼したりセリフに多く盛り込んできたりと変化をつけて言ってくれます。

シスターとエッチするシチュは作品によって背徳的に描かれる場合もありますが
本作品では宗教的にOKなのかすべてを明るく爽やかに行います。

もうひとつの特徴はエッチのスタイル。
前半は彼女に弄ばれるややM向けのプレイを、後半は純愛要素の強いラブラブなプレイをします。
責め方や最中のセリフが随分と違うおかげで同じ相手でも雰囲気がガラリと変わります。
そしてどちらもくちゅ音やちゅぱ音といったエッチな音を多く鳴らします。

上品なシスターが下品な淫語を言いながらエッチに責め立てる。
キャラをある程度意識した抜き重視のプレイが繰り広げられています。
最初は意地悪に、後は優しく
エッチシーンは4パート53分間。
プレイは手コキ、耳舐め、お掃除フェラ、パイズリ、キス、SEX(騎乗位、対面座位)です。
手コキ、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「私が あなた様に憑いた悪魔を 払って差し上げます」
懺悔の後、部屋に案内し眠りの魔法をかけてから冒険者に目隠しと拘束を施したシスターは
目覚めた彼に「悪魔が取り憑いてる」と説明し、浄化するために手でおちんちんをしごき始めます。

エッチは基本的に彼女がリードする形で進みます。
前半の2パート20分間はシスターよりも小悪魔に近いプレイ。
無抵抗な彼に寄り添い、淫語をいっぱい囁きながらおちんちんや耳をゆっくり責めます。

「おちんぽ シコシコ おちんぽ シコシコ」
「あなた様のおちんぽが ビクビクと震えております 悪魔は お耳が弱いのですね」

清楚な声から繰り出される「おちんぽ」はなかなかのパワーを持っており
これを聴いてるだけでも自然と勃起してきます。
さらにパート序盤は手コキ、中盤以降は手コキ+耳舐めとプレイの密度が上がり
それに合わせて複数のエッチな音が同時に鳴るようになります。

ややM向けと言っても軽い焦らしや寸止めが入る程度ですから
ノーマルな性癖の人でもそれほど抵抗を感じることはないと思います。
彼女も尤もらしい理由をつけてきちんと頑張れるようリードしてくれます。

「悪魔のおちんぽから出たミルクは 堪らない味です 病みつきになりそうな おちんぽミルクの味…」
彼女の欲求不満っぷりが最もよく表れてるのが射精シーン。
適度に焦らしたおかげで大量に吐き出された精液をうっとりした表情で眺め
手にかかった分を喉を鳴らして美味しそうに飲み干します。


淫語もそうですがこういった彼女のシスターらしからぬ態度が余計に興奮を高めてくれます。
販売ページでサークルさんがアピールされてる「ギャップ萌え」を活かしたプレイです。

対する後半の2パートはシスターとのストレートなエッチ。
射精後に再び眠った冒険者がうなされてるのに気づいて部屋にやって来た彼女が
心身に疲れを感じてる彼がスッキリできるように自分の体を使ってご奉仕します。

「あなた様を一目見たときから 素敵だと思っておりました」
「あぁっ そんなにじろじろ見られますと 恥ずかしいです…」

前半のプレイは彼が見た悪夢という設定がされてるせいもあって
ここでのシスターは「清純」と呼ぶのが相応しい素直な態度を見せます。
自ら服を脱いでおっぱいを出し、それを見てる彼に恥ずかしそうな仕草をするシーンなどは特にそう思います。

プレイもシーンの前半はパイズリ、後半はSEXとご奉仕色の強いものばかり。
パイズリをする際は通常の動きに加えておっぱいを左右交互に擦る変則プレイも登場し
その両方で質感は似てるけど動きのまったく違う効果音が鳴ります。
SEXでも騎乗位と対面座位で音が変化したりと細かな部分にも気を使ってくれています。

「大丈夫です 私のおまんこ壊れてもいいですから あなたさまの逞しいおちんぽで 私のおまんこ もっともっと強く突いてくださいませ」
「あなた様 愛してます」

一番の抜き場はやはり最後のSEXシーンでしょう。
冒険者の太くて逞しいおちんちんをちょっぴり苦しそうな表情で一生懸命挿入し
その後はややアヘった喘ぎ声を漏らしながら後になるほど速いペースで腰を打ちつけます。
最中のセリフも彼を第一に考えるものが多く、愛の言葉も多少ですが投げかけてくれます。

通しで聴いた場合、前半との雰囲気の大きな違いに驚く人もいるでしょう。
SEXしながら何度もキスをするところにも2人の絆の強さが感じられます。
キスのちゅぱ音、SEXの効果音と喘ぎ声が同時に流れる時間はやはり密度が高くエロいです。
淫語重視のイチャラブ作品
シスターから連想されるイメージを逆手に取った抜きやすい作品です。

シスターは救いを求めてやって来た冒険者のために、そして自分自身の性欲解消のために
前半は自分の嗜好を、後半はお互いの嗜好を取り入れた異なるスタイルのエッチをします。
作品の売りである淫語やくちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声といった抜き要素を数多く盛り込み
そのすべてにギャップを持たせて聴き手の興奮を後押しします。

「道に迷ったときは いつでもこの教会を訪ねてください」
エッチだけを見ると割とスタンダードです。
でも相手が献身的で淫乱なシスターとなると印象はガラリと変わります。
彼女の置かれた立場やキャラがあってこその作品だと思います。

エッチは射精回数を3回まで減らし、1回1回をきちんと抜けるように進めます。
どのプレイにも十分なエロさがありますから抜き場に困ることはまずないです。
バイノーラル録音を活用しプレイの最中に声の位置や距離を小まめに切り替えてる点も大きいです。

射精シーンは全部で3回。
淫語とくちゅ音多め、ちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

聖職者とのエッチを明るいタッチで描いた作品です。
オナニーのおかずになる作品をお探しの方におすすめします。

CV:椎那天さん
総時間 1:07:53

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

キミの隣で眠らせて。-バーチャルカノジョの催眠淫語集-

サークル「ワイルドストロベリー」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は
穏やかな物腰の彼女と2人だけになってラブラブなエッチをします。
ベッドで寄り添いながら行う催眠、抱き合いながら気持ちよくなるエッチと
好きな人がそばにいることを感じさせるシーンが非常に多く
その温かい雰囲気が心と体の両方を幸せにしてくれます。



2人だけの温かな世界へ
彼女に催眠をかけられてからエッチで気持ちよくなるお話。

「こんばんは ようこそいらっしぃました」
彼女は穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
仕事でお疲れ気味な主人公に温かい言葉をかけてから
体の芯からリフレッシュさせるために催眠を施します。

催眠はおよそ20分間。
やや駆け足なペースで深呼吸を行ってから
手、足、腰、胸、お腹などをパーツごとに脱力していきます。
ちなみに彼女が添い寝をしながら催眠をかける設定となっています。

「ゆっくり沈んでいく どんどん どんどん沈んでいく 力もどんどん どんどん抜けていく」
「逆にふわふわと浮いているかのように 軽くて とっても楽になってくる」

彼女は脱力をする際に始めは重さを、次に軽さを感じる暗示を入れてきます。
まったく正反対の感覚にあたるため
重さと軽さ、どちらをより強く感じるかは人それぞれでしょう。

しかし催眠に入るにあたってどちらを感じれば正解か、なんてありません。
無意識が勝手に感じたものをそのまま膨らませていけばいいのです。
大事なのは彼女の声に集中し、リラックスすることです。

「白い霧に覆われていて 何も見えない もやもやとした霧が あなたの視界を塞いでいる そんな先の見えない階段があります」
ある程度リラックスできた後はイメージ。
布団のように真っ白な世界にある階段を彼女と一緒に下りていきます。
お馴染みのカウントを数えながら行うスタイルですから
先ほどの脱力と相まって意識が落ちていく感覚がするかもしれません。

適度にリラックスしてから分割弛緩とイメージ+数唱技法へ繋ぐシンプルな催眠です。
体が重くなる、沈んでいく、軽くなる、気持ちいいといった催眠に入る感覚以外に
添い寝されているのを実感させるために温かさを暗示として入れてきます。

他にも途中で「ふわふわ」「ぽかぽか」「ぴりぴり」といった擬態語を使って
セリフにリズムを持たせるシーンもあったりと
全体的な作りはシンプルですが、細かい部分を見れば様々な工夫が見られます。

しかし時間に対して入れる暗示のバリエーションが多いせいで
個々の密度が薄く実感しにくいのではないかとも思えます。
古典型で20分程度の時間なら2~3くらいに絞ってもっと重ねた方が良いでしょう。

また深化にあたる階段を下りるシーンにおいて
カウントをする前後や最中に催眠が深くなる類の暗示を入れてこないのも残念です。
カウントを数えたら催眠に勝手に入るのではなく
カウントを交えながら適切な暗示を入れるから聴き手を深い催眠状態に導けるのです。

以上の理由から催眠の威力は低めと考えています。
初心者にもお薦めしません。



柔らかく温かい彼女を感じながら
エッチシーンは17分30秒ほど。
プレイは指での愛撫、全身へのキス、疑似手コキです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありになります。

「触られただけなのに とっても気持ち良いよね でもね もっと気持ちよくしてあげられるんだよ?」
催眠を使って2人だけの世界へと到着した彼女は
主人公に気持ちよくなってもらうため、まずは指で彼の体を軽く撫でます。

エッチはとあるタイミングで裸になった2人が抱き合い
その体勢を維持したまま彼女がリードする形で進みます。

彼女のおっぱいを揉みまくるとか、むしゃぶりつくとか
こちらが責めにまわるシーンは残念ながら無いのですが
抱き合うことによる温かさを彼女がセリフを使って適度に印象付けてくるため
後に進むにつれて心と体がほんのり温かくなったように感じられるでしょう。

「敏感になってるあなたの体はね 私がキスしちゃうとピリピリして ふわふわして とっても気持ち良くなっちゃうの」
「あんまり感じた事ない快感でしょ? くすぐったいけど 気持ち良い ぞくぞくする」

またプレイで得られる感覚を彼女が同意を求めるような表現で伝えてくれるのも特徴です。
この世界にたどり着いた時点で2人は感覚を共有しており
主人公を気持ちよくすることによって彼女自身も幸せになっていきます。
彼女と恋人同士であるのを実感させるのに有効な手段ではないでしょうか。

エッチの山場となるのは一番最後に行う疑似手コキ。
ここでは2人が一緒におちんちんを握り、彼女の指示に合わせて手を動かします。
明確な指示はありませんが普通にオナニーしても問題ないでしょう。

序盤だけ「いち に」の声に合わせてしごき
その後は自分の好きなペースでしごきながら彼女の射精の合図まで耐えます。
時間はそこまで長くありませんから途中で暴発する可能性は低いはずです。

このように、ちょっぴり温かさを感じるラブラブなエッチが繰り広げられます。



距離の近さを大事にしている作品
女性の温もりや雰囲気の温かさを意識させながら気持ちよくしてくれる作品です。

最初の段階で添い寝の体勢になり、エッチでも終始抱き合い続け
さらにセリフを使って人肌の温もりを適度に感じさせてくれます。
リラックスやリフレッシュにも様々な方向性がありますが
好きな異性に抱かれるシチュはその中で最も強力な部類です。

催眠状態になると体は自然に温かくなりますし
催眠音声にとっても親和性の高いテーマと言えます。
今のような寒い時期にこそ温かさをより実感しやすいのではないでしょうか。

しかし催眠音声として本作品を見た場合、催眠誘導が不十分であることや
エッチでの暗示のボリュームが全体的に薄いことから
催眠に入る感覚や、感覚を操作される気分はやや味わいにくいと思われます。

エッチの暗示は個々のプレイに対してさらりと1回だけ言うことが多く
催眠の浅さを考えるとこれでは厳しいというのが率直な感想です。
総時間をもう少し長くして暗示のボリュームを全体的に増やした方がいいでしょう。
シチュはすごく良いのですが催眠との絡め方に疑問を感じました。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

あと作品説明文に「「ゆっくり眠る」ことをメインに作成した」とありますが
聴いた限り安眠に効果的なシーンは見当たりません。
彼女と抱き合って気持ちよくなることを目的とした作品と思ってください。

ここまで述べた諸々の理由から、今回は以下の点数とさせていただきました。
おまけは225ファイルにも及ぶ淫語集です。 
(1ファイルあたりの時間は10秒程度と短めです。)

CV:椎那 天さん
総時間 本編…47:10 おまけ…45:00くらい


オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

ソープランドでミラクル☆ボイス

サークル「うんどうぐつスタジオ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、大人しい子・積極的な子・大人の色気漂う女性の3人が
ソープランドを舞台に密着しながら思い思いにエッチなサービスをしてくれます。

複数の女性が別々のプレイを同時に行ってくれるのが大きな特徴で
フェラ+手マンなどエッチな要素が被らないようプレイの内容を選びながら
エッチな吐息やちゅぱ音をたっぷり鳴らす密度の高いサービスが行われています。
複数の女性と一緒にエッチ
ソープ嬢の「みゆ」「りおな」「フロント」からエッチなサービスを受けるお話。

「どうも初めまして みゆです」
みゆは大人しそうな可愛い声の女の子。
「初めまして 私の名前は りおなっていいます」
りおなは明るく整った声のお姉さん。
フロントでソープ嬢たちの説明を軽く受けた後
彼女たちと部屋に移りサービスが始まります。

本作品はソープ編と講習編の2部構成。
ソープ編ではみゆとりおなが、講習編ではそれにフロントのお姉さんを加えた合計3名が
主人公に体を密着させながらキスをしたり、体を舐めたりと様々なご奉仕を同時にしてくれます。

所謂二輪車、三輪車プレイをテーマとしているだけあって
プレイ開始直後から彼女たちはエッチな声や音を同時に鳴らして興奮を高めてくれます。
特に喘ぎ声や吐息はプレイ中のほとんどで誰かが漏らしてくれているほどにボリュームが多いです。
声優さんが別々ですから喘ぎ声を聴き比べながら楽しむのもいいでしょう。

もうひとつの特徴は彼女たちの声質がクリアでリアルなこと。
場所がソープということでほんの少し声を反響させながら
プレイごとに声の位置がきちんと移動し、最中も動きに合わせて若干左右にスライドします。

発売されたのが2012年ですからバイノーラルもそれほど普及してませんし
当時聴いた人はクオリティの高さに相当驚いたのではないでしょうか。
現在においても十分通用するレベルの臨場感があります。
エッチな声や音をふんだんに使った濃厚なエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる5パート53分間。
プレイは全身舐め、フェラ、キス、手コキ、顔面騎乗、クンニ、アナル舐め
前立腺マッサージ、みゆとのSEX(騎乗位)、ローションプレイ
です。
SEX、ローションプレイの際にややリアルさに欠ける効果音が鳴ります。

みゆ「えっ? 恥ずかしいなぁ それに こんなに硬くなってて…んっ」 
りおな「私があなたのおちんちん 即尺してあげるから みゆちゃんのこと 責めてて」
サービスルームに到着するとみゆとりおなは早速主人公の服を脱がし
みゆが彼に体を愛撫してもらう一方でりおながおちんちんを舐め始めます。

最初のソープ編はサービスに不慣れなみゆを好きに弄びながら
熟練者のりおながおちんちんを中心に責めてくれる二輪車らしいプレイが中心。
みゆは女の子特有のエロ可愛い喘ぎ声を、りおなは貪るような激しいちゅぱ音で
別方向から聴き手の性的興奮を執拗に刺激します。

みゆ「奥まで舌を入れてください…んんっ」
みゆはいい意味でソープ嬢らしからぬ初々しい部分を持っており
こちらの責めに対してちょっぴり恥ずかしがりながら喘いでくれます。

りおな「その間私は 背中におっぱいを密着させて おちんぽしごいてあげる」
対するりおなはまさにソープ嬢のイメージ通りなキャラ。
自分からやや下品な淫語を言いながら積極的に責めてくれます。
ソープ嬢のキャラに明確な差を持たせ、その個性を活かしたプレイをしてくれるのがいいですね。

みゆ「そこぉ おまんこの中 いいわぁ あんっ」
そんなみゆもシーン後半のSEXに入ると大胆になってくれます。
りおなに促されて下品な淫語をもじもじしながら言ったり
腰を動かしながらややアヘった喘ぎ声を漏らす姿がたまりません。
りおなも体を舐めながらエッチな吐息を漏らしたりと、抜きやすい雰囲気作りに努めています。

もうひとつの講習編はソープ編が終わった直後のお話。
みゆがマットプレイを勉強する際の練習台として彼女のご奉仕を受けます。

フロント「次は あなたの両脚で お客様の太ももを挟んでみて」
みゆ「こうやって ぎゅーって 挟むんですね?」
同じくソープ嬢をしているらしいフロントのお姉さんが指導をするのですが
彼女自身もこちらに密着して体をこすり付けたり艶かしい吐息を漏らします。
他の二人とは違う大人っぽい息遣いがとてもエロく
男の喜ぶツボを心得た粘っこい舐め音も股間を大いに刺激してくれます。

最終パートに入るとりおなも参戦し、みゆと繋がりながら残りの二人にも左右からご奉仕を受けます。
女性特有の息遣いやちゅぱ音に左右中央から囲まれるひと時はとっても濃厚。
後になるほど淫語のボリュームも増えてさらにエロさが増していきます。

このように、エッチな要素をたっぷり含んだエロエロなプレイが楽しめます。
喘ぎ声まみれな作品
複数の女性が同時に相手をする利点を活かした抜き重視の作品です。

みゆ・りおな・フロントは主人公の性的欲求を満足させるために
ほとんどのシーンで体を密着させながら肌や口を使ってこちらを責め
それと同時に吐息や喘ぎ声で敏感な部分を刺激されている喜びを表します。

そしてソープ嬢見習いのみゆは責め&受け、それ以外の二人は主に責めの立場にすることで
責めるプレイと責められるプレイを両立させたりもしています。
二輪車プレイというとダブルフェラとかを想像しがちなのですが
本作品ではみゆを中心に置き、最初はやや恥ずかしそうにしながらサービスをしていた彼女が
プレイを通じて少しずつ積極的になる成長っぷりも織り交ぜています。

ですが二回あるSEXシーンの両方をみゆが担当しているおかげで
他の二人、特にりおなの存在が薄れてしまっているようにも思えます。
その結果一番乱れてくれるのがみゆ、つまり喘ぎ声の割合も2つのシーンで似通ってます。

三人の女性がいるのに他の二人にまったく手をつけないというのも残念ですし
喘ぎ声のボリュームだけでなく質も考えながらプレイを組み立てて欲しかったです。
個人的にはフロントの乱れっぷりをもっと楽しみたかったなと。

エッチはとことんまで喘いでくれるある種ストレートな内容です。
一部でアナルを責めるプレイがありますが効果音は無く表現も控えめです。
射精シーンはソープ編1回、講習編1回の合計2回。
喘ぎ声多め、淫語とちゅぱ音それなりです。

男にとっては夢のプレイを音声だけで表現している作品です。
喘ぎ声が好きな人ほど楽しめるでしょう。

CV:みゆ…誠樹ふぁんさん りおな…椎那天さん フロント…伊東もえさん
総時間 ソープ編…32:48 講習編…25:53 合計…58:41

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2015年09月02日まで半額の270円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

2021年7月12日追記
公開元のブログがなくなったため現在はダウンロードできません。


サークル「サイクロンミント」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、あまあまな声の優しいお姉ちゃんが
弟にパンツを使ったエッチなお仕置きをします。

質感を楽しむ、匂いを嗅ぐ、おちんちんでしごくなど
パンツを使った様々なプレイが繰り広げられるのが特徴です。
お姉ちゃんの温もりや匂いを強く感じながら
彼女に行為のすべてを見られるシチュも心を大いに盛り上げてくれます。



パンツ泥棒さんへの恥ずかしいお仕置き
お姉ちゃんに催眠をかけられてから変態的なオナニーをするお話。

「おーい こらー へんたーい おーい おーきーろー」
お姉ちゃんは甘く優しい声のお姉さん。
とある理由で主人公を問い詰めにやってきた彼女は
寝たふりをしている彼に催眠を使ったお仕置きを始めます。

本作品は彼女の部屋からこっそりパンツを盗んでオカズにしていた彼に
それを使ったやや変態的なプレイをさせて恥ずかしい気分にさせます。
2とありますがシチュが同じだけで内容は完全に独立しています。

また一応お仕置きと言ってますが肉親同士、かつ彼女がとても甘い性格ですので
痛いとか意地悪に思えるようなシーンはほとんどありません。
パンツ大好きな彼の欲求を満たしてあげる側面の強い作風になっています。

そしてエッチシーンではパンツを使ったプレイがいくつも登場します。
パンツありきでプレイが組み立てられていますからほぼ必須です。
どうしても手に入らない場合は生地の滑らかな衣類を使用するのがいいでしょう。
後始末しやすいよう下にタオルを敷いておくのもお忘れなく。

催眠はおよそ17分30秒間。
最初は深呼吸や脱力をしながら心身を適度にリラックスさせます。

「頭のぼんやーりとした感覚が体全体に広がっていく じんわーりとした暖かさを感じる」
お姉ちゃんはセリフの間を意識的に空けながら
「抜けていく」を何度も言って段階的な脱力を促します。
その天使のような優しい声を聴いているとホッとしてくるでしょうし
ゆったりとした雰囲気が意識をぼんやりとさせます。

「私の声は 気持ちいい声 きみが大好きな声 気持ちいい」
さらに彼女は催眠を進めながら自分の声に従いやすくなるよう心を誘導します。
押し付けるのではなく聴き手の抵抗力を奪うアプローチをしているのがいいですね。
お姉ちゃんのあまあまなキャラに適した、それでいて有効な手段と言えます。

「ふたりで仲良く意識の階段を下りていくの 深い深いところまで降りていく」
「気持ちいい ふわふわするのはとても気持ちいい 私といっしょだとすごく気持ちがいい」

そして最後はカウントを何度か数えてさらに深い催眠状態へと導きます。
ここでも上のセリフのようにお姉ちゃんとの一体感を強調し
声に従うことに安心感を抱かせています。

直後にぎゅっと抱きしめたり頭をなでなでするなど
彼女は終始甘やかしながら催眠を進めてくれています。
幸せな気分になりながら催眠に入ることができるでしょう。

分割弛緩法とカウントを中心に据えたオーソドックスな催眠です。
この後行うエッチで自分の言葉にすんなり従えるようにするのを目的に掲げ
お姉ちゃんは自分の声に良い印象を抱かせることに力を入れています。

やることをある程度絞っているおかげで個々の時間にゆとりがあり
どのシーンもじっくり、のんびり取り組むことができます。
まどろむような意識のぼやける感覚が後になるほど強くなるでしょう。

聴いていて特に印象的だったのは、最後のカウントを刻んでいくシーンで
直後の追い込み暗示にとても力を入れていることです。

催眠音声でカウントをするシーンを皆さんもよく見かけると思うのですが
その役割や目的を考えながら行っているかどうかで
聴き手が感じる催眠の深さなどにかなりの違いが現れます。
そういう点で本作品は入りやすいと感じる人が多いでしょう。
催眠音声の経験が浅い人でも催眠に入った時の感覚が比較的味わえると思います。



お姉ちゃんのパンツをオカズにしながら
エッチシーンは26分ほど。
プレイはパンツの匂い嗅ぎ、パンツを使ってのオナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「きみが手に持っているもの ほぉら 利き腕に意識を向けて やわらかい布の感触 あるでしょ?」
催眠を使って弟の心を従順にしたお姉ちゃんは
パンツを盗んだことを謝罪させてから、それを使ってオナニーをするように言います。

エッチは催眠音声らしく彼女に指示をされながら行います。
催眠誘導の段階では一切登場しなかったパンツなのですが
ここではその肌触りを楽しむ、匂いを嗅ぐ、おちんちんに被せてしごくなど
すべてのシーンに必ず絡めてくるほどパンツまみれなプレイが繰り広げられます。

「私の下着 持っているだけで興奮してくるよね? 触っているだけでどきどきしてくる」
「きみの手に 私が普段履いているパンツがある 私のパンツ 私の お尻と大切なところを包んでいるパンツ」

一番最初に行うのはパンツそのもののチェック。
自分の手の中にあるその柔らかい布をお姉ちゃんのものに見立てながら確かめます。

パンツはそれ自体は単なる布ですが
所有者=使用者が誰かによって大きな価値の違いが生まれるアイテムです。
彼女はプレイの最中何度もそれが自分が普段穿いているものであるのを強調し
肌の温もりや女の子の匂いなどを言葉を使って感じさせます。
催眠を上手に活用した面白い興奮の煽り方と言えるでしょう。

「頭がぼーっとしているね 頭の中が ぐわんぐわんって揺れてるよ いやらしい気持ちで頭の中が埋め尽くされていく」
最も変態的なプレイはその後に行われる匂い嗅ぎ。
パンツを自分の目の前に持っていき、顔に被せて匂いを堪能します。
事前にお姉ちゃんのパンツと思わされていますから
新品だったとしてもちょっぴり匂う感じがするかもしれませんね。

しかもその一部始終を彼女にバッチリ見られている。
見られることに快感を覚えるような人にはたまらないシチュではないでしょうか。

そうやって心を高めに高めてからようやくオナニーの許可がおります。
ここでもパンツのおまんこにあたる部分を亀頭にしっかり被せ
少しの間動かさずに感触を楽しんでからゆっくりとしごき始めます。

「きみは変態なの それも どうしようもないど変態 変態と言われると すごく嬉しいの」
お姉ちゃんは弟が最高の射精を迎えられるように
その痴態を眺めながらわざと何度も「変態」と言って心を煽ってきます。
見られる恥ずかしさ、そして見せる気持ちよさ。
様々な要素が織り交ざることでおちんちんにギリギリとした熱が集まり
最後の最後に爽快感や開放感のある射精が迎えられるでしょう。

このように、タイトルに恥じないパンツを使った変態的なプレイが繰り広げられます。



パンツの魅力を最大限に引き出している作品
パンツを使った珍しいプレイと
それを盛り上げるための印象操作ががっちり噛み合っている作品です。

前者はパンツが持つすべての要素をプレイに絡め
隅々までしゃぶりつくすかのようにじっくりと味わいながら射精へと導いてくれます。
同人音声側だとパンツコキをするシーンがちょくちょく登場したりしますが
催眠音声だと覚えている限りでは全然見かけません。
性的嗜好として十分魅力的なこのアイテムに的を絞った展開が非常に面白いです。

そして単にパンツを扱ったプレイに留まることなく
催眠の技術を使ってお姉ちゃんとプレイをしているように思わせてくれます。
自分が好意を寄せている女性の目の前で、その私物を使ってオナニーをする。
これほど盛り上がるシチュはそうそうありません。

パンツでのプレイに目が行きがちな作品なのですが
催眠音声でしかできないことをしっかりとやってのけています。
これが本作品の最も素晴らしいところです。

催眠はテーマと無理に絡めずしっかりと落とす方向です。
少なくとも時間分くらいの催眠の感覚は得られるでしょう。

エッチはどこを切ってもパンツで、ある意味突き抜けています。
パンツでやるのが理想ですが、オナニーできるくらいの大きさなら大丈夫。
射精後にもお姉ちゃんを汚した快感が得られます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

面白いテーマを使って心と体をバランスよく刺激してくれる作品です。
変態といってもそこまでヤバいプレイは登場しません。
ですからノーマルな性癖の方でも興味があれば是非聴いてみてください。

CV:椎那天さん
総時間 52:23

サイクロンミントのBlog
http://b.dlsite.net/RG13573/archives/1888019.html

※注意※
本作品は現在ダウンロードがうまくできない現象が確認されています。
その場合はこの後の追記を読んだうえで再度行ってみてください。


追記
ダウンロードがうまくいかない場合の対処方法

一部のファイルサーバーで音声ファイルが破損しているのが原因です。
当サイトに掲載されている以下の記事を読み、その通りに行ってください。
手順2以降が今回の対処法になります。

「Side EffectおよびTablet Caseの落とし方」
http://doonroom.blog.jp/archives/32142030.html

記事中ではeelサーバーに繋ぐとうまくいくと書いてありますが
本作品は以下の5つのサーバーでダウンロードの成功が確認されています。
crab mackerel octopus salmon shark

Chromeはサーバー確認画面が出ないままダウンロードが開始されますので
IE、FireFox、Operaのいずれかで行ってみてください。

強欲♪女将さん ~吸い尽くされたボク~

サークル「地獄のエルドラド」さんの同人音声作品。

本作品は美人の女将さんが勇者に性的な快楽を教えながら
彼の精液だけでなく財産までも根こそぎ奪い取ってしまいます。
こう書くと彼女の悪女っぷりにスポットを当てた作品に思われるかもしれませんが
実際はおねショタ&筆おろしをテーマにしたとってもあまあまな作風で
ストーリーよりもエロを濃厚に描いたがっつり抜ける作りをしています。



女将がしてくれる特別サービスとは
冒険者の宿の女将さんに筆おろしをされるお話。

「いらっしゃいませ ようこそ 冒険者の宿へ」
女将さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
諸国を旅する途中に宿へとやってきた勇者を温かく出迎えると
彼のためにエッチなサービスをしてあげることにします。

挿し絵を見ればわかるように、この勇者はまだ少年と呼べるくらいの年齢で
SEXはおろかオナニーすら一度もしたことがありません。
そんな彼に女将さんはおちんちんのしごき方から始まって
手、口、おっぱい、そしておまんこと徐々にグレードを上げながら
長時間に渡ってたっぷりと女の素晴らしさを教え込んでいきます。

典型的なおねショタ展開ですから、その手のシチュが好きな人はもちろん
単に年上が好きな人でもかなり満足できる作品と言えます。

「この 勇者様がはめてる ゆ・び・わ これをいただければ 大丈夫 最高の快楽を与えてあげますよ」
しかし、ここはお金を払って泊まる宿屋。
勇者といえどもタダでサービスを受けることはできません。
そこで彼女は程よいところで金品を要求し、彼の財産を少しずつ奪っていきます。

勇者は当然貴重な武具やアクセサリーもいくつか持っており
それらの重要性も十分すぎるほどに理解しています。
彼女が彼にどのようにして貢がせるかも作品における一つのポイントと言えるでしょう。



あまあまラブラブだがちょっぴり裏もあるエッチ
エッチシーンは7パートあり、合わせて104分30秒と長時間。
プレイは女将さんとの乳首舐め、乳揉み、キス、手コキ、疑似SEX、フェラ
パイズリ、性器の擦りあわせ、SEX(正常位、バック)
サキュバスとのキス、クンニ、SEX(騎乗位)
です。
手コキ、パイズリ、SEX、射精の際にややリアルな効果音が鳴ります。

「自慢の温泉 満足いただけて嬉しいです では 失礼して…」
温泉に浸かって寛いでいる勇者のもとへタオル1枚の姿でやってきた女将さんは
彼の体を洗いながら、その瑞々しい体をいやらしく愛撫し始めます。

エッチは最初の6パートが女将さん、残り1つがサキュバスを相手に
基本的には女性に優しく責められる形で進められます。
プレイを見ればわかるようにノーマルなものは一通り行われており
かつそれぞれに均等な時間を割いてバランスよく楽しませてくれます。

「こう シュッ シュってオナニーしてね エッチな気分が膨らむと イっちゃうの」
「ほら 私のおっぱいに がっちり押さえこんで 最高のぴゅっぴゅをさせてあげる」

最初のプレイは射精を1回もしたことが無い勇者のおちんちんを
女将さんが手でゆっくりとしごいて精通させてあげます。
初めて味わう快感に戸惑いを見せる彼を柔らかいおっぱいで包み込みながら
1回1回丁寧にしごく姿に快感と幸福感の両方が得られるでしょう。
たっぷりと甘やかされながら気持ちよくしてくれるタイプのエッチです。

こんな感じでエッチは段階的にステップアップしながら徐々にハードなものへと移行します。
相手が勇者ということで女将さんの接し方が若干丁寧ですが
普通の性教育モノと捉えて差し支えないほどにあまあまな空気に満ちています。

しかし彼女は100%善意でこれらを行っているわけではありません。
3番目のフェラチオをするパートのあたりから
彼に対してアクセサリなど価値のあるものを要求するようになります。

「考えて これ(舌)が 敏感な裏筋さんに近づいて べろんってするところ」
彼の指を実際に舐めて自分のフェラテクを披露するところもあざといですね。
性に対する興味をある程度植え付けられた状態で
もっと気持ちいいプレイがあることをほのめかされたら
その誘惑を断ち切るのはなかなかできる事ではありません。
当然のように勇者はこの後次々と持っているものを彼女に貢いでいきます。

「さぁ勇者様 ガチガチになったおちんちんを この いやらしい肉穴に 差し込んでください」
そうした様々なやり取りを経た後、ようやく2人は肉体的に結ばれます。
ここでも女将さんがまず勇者の指をおまんこへと導き
その感触をある程度味わわせてからゆっくりと挿入
中の具合を楽しませてから引き抜かせるなど
初めてらしい丁寧なプレイの様子が非常にわかりやすく描かれています。
本当に彼女と恋人同士になったかのような気分を味わえるでしょう。

「しゅご しゅごいぃ 全身 あぢゅいよぉ」
ここまでおっぱいをいじられて喘ぎ声を出すくらいだった彼女が
おちんちんで突かれると一気に乱れる様子がたまりません。
普段の整った声とのギャップが非常に大きく
その若干アヘったエロ可愛い喘ぎ声が股間を大いに熱くしてくれるに違いありません。
筆おろしとこの後のバックで繋がるシーンは彼女の痴態が存分に楽しめます。

このように、非常に甘いプレイに少々ブラックな要素を織り交ぜた濃厚なエッチが楽しめます。



ちょっぴり珍しいタイプの抜きボイス
一般的なおねショタモノに近い雰囲気の、抜きをかなり重視した作品です。

女将さんは勇者に対しては常に優しい姿勢を取り続けており
彼が射精後に何度も失神してしまうほどの極上の快楽を与え続けます。
プレイの雰囲気も年上の女性特有の温かさや柔らかさが伝わってくるシーンばかりで
パートごとにメインのプレイも異なり、最初から最後まで飽きずに聴くことができます。

そしていつもの落ち着いた声とは正反対の甘く可愛い喘ぎ声や
男を知り尽くしているかのような下品なちゅぱ音が自然な興奮を誘います。
キスシーンを適度に挟んでこれらを意図的に多く聴かせてくれるのがいいですね。
プレイ時間の長さもあって抜きどころがとても多いです。

ストーリーについては結局勇者は色々なものを失ってしまうわけですが
女将さんが悪女らしい部分をほとんど見せずに終わるため、結構マイルドな印象を受けます。
ブラックな部分をあまり押し出しては来ないサークルさんの作風もあるのでしょうけど
「ああ、やっちゃったよ」くらいのちょっと残念に思うくらいに留まっています。
あくまでエロを盛り上げるための補助的な役割と思ってください。

エッチは前半やられっぱなしだった勇者がだんだんとエッチに目覚めていき
後半では逆に彼が責めて女将さんを乱れさせるシーンなんかも登場します。
プレイのバリエーションの多さからもわかるように
間口をとにかく広くして、色んな人に楽しんでもらえるようにとの心遣いが見られます。
属性的にはややS~ややMでしょうか。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声それなり、くちゅ音はそこそこです。

ちょっぴり変わった要素を持ったおねショタ作品です。
この時間で900円とコスパが高く、興味を持った方ならまず損はさせません。
抜き場が多いことから数回に分けて聴くことをお薦めします。

CV:椎那天さん、津軽りんごさん
総時間 2:25:16


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

~collaring~【首輪】

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

同サークルさんの有料処女作にあたるこちらの作品は
謎のお姉さんが催眠らしい脳だけでイク独特なエッチをさせてくれます。
おちんちんへの刺激なしに声とイメージだけで押し上げられる不思議な感覚が味わえます。



暗示を繋げて少しずつ誘導
お姉さんの奴隷になって気持ちよくなるお話。

「目を 閉じてみましょう ゆっくりと 眠りの状態に入る準備をしてみましょう」
お姉さんは端正で穏やかな声の女性。
彼女自身の素性や主人公との関係には一切触れずに早速催眠を開始します。

本作品は導入、本編、解除の3つの音声ファイルで構成されており
催眠には導入と本編の序盤を合わせた25分ほどが費やされています。

導入パートは12分。
最初は深呼吸をしながら主に上半身を脱力する暗示を聞いてリラックスしていきます。

「気持ちよくなれる方は どんどん気持ちよくなってください」
お姉さんは指示的な表現を極力避けながら軽く会話をするように暗示を入れてきます。
しかしよく聴いてみるとセリフの中に「力が抜けていく」をかなり頻繁に織り交ぜており
さらにそこだけ少し強調しながら語り掛けてきます。


この後にも何度も登場するのですが、キーワードを散在させながら刷り込んでくれるため
こちらはあまり押し付けられている意識を起こさずに自然と言葉の通りになるわけです。
実際私は上のシーンで特に腕に重さを強く感じました。

「気持ちいい それだけの世界 頭の中は空っぽになる 気持ちいい感覚だけになる」
ある程度リラックスさせた後は目を閉じたまま眼球を持ち上げて
額に彼女がエネルギーを送ってくれているのを感じます。
「気持ちいい」「幸せ」を中心とした絶え間ない暗示が心を浮かび上がらせてくれるでしょう。

「この世界に来た印として 私からプレゼントがあります」
そして最後に作品のタイトルにもなっている首輪を与えられます。
首輪は首を拘束する以外に主人への服従を誓う象徴的なアイテム。
そんなイメージを心にひとまず焼き付けて、エッチを楽しむための心の準備をしましょう。

「私への愛情が 増えれば増えるほど あなたは私の命令を しっかりと 聞くことができるの」
続く本編パートの序盤(13分)ではよりプレイにのめり込めるように
心をお姉さんの声に従える形に作り変えていきます。

こちらも声に気持ちよさを感じるところから始めて
幸せを感じ、それを手放したくなくなるように少しずつ誘導するきめ細かい暗示が光ります。
すくりぷさんはどの作品もこういうイメージのシフトが上手いんですよね。
まさによどみのない流れるような暗示です。

お得意の暗示を少しずつ切り替えながら聴き手をお姉さんの声の虜にする丁寧な催眠です。
それぞれのシーンにキーワードを用意して
表現を変えながら何度もそうなるように働きかけてきます。
でもかける言葉がとっても柔らかいから指示されているような気はちっともしません。
そうやって意識に気づかれないようにしながら無意識へと感覚を叩きこんでくれます。
途中で手足や頭が重くなったり体が熱くなる方もいるでしょう。

キーアイテムの首輪については軽く意識させる程度なのですが
犬を使ったわかりやすい例えでさらりとイメージを植え付けてくれています。
おそらく首輪の存在を気にすればするほど首のあたりに違和感を覚えるでしょう。



気持ちよさを自由に感じて
エッチシーンは24分ほど。
プレイはバイブ挿入と疑似SEXです。

バイブが作動した際にモーター音が鳴ります。
セルフはありません。

「これ 知ってる? バイブレーターっていうの」
催眠によって主人公を声の奴隷へと変身させたお姉さんは
彼に極上の快楽を与えるために気持ちいいところへバイブをあてがいます。

エッチは彼女がご褒美としてかなり特殊なエッチを楽しませてくれます。
どちらもある程度のイメージ力が要求されるややハードルの高いプレイと言えます。

「ほら 感じてくる どんどん感じていく いやらしいところが 飲み込んでいく」
最初のプレイは自分の気持ちいいところへバイブが飲み込まれていくのをイメージします。
わざわざ「気持ちいいところ」と書いたように彼女から明確な部位は指定されません。
「肉ひだ」と言うからおまんこが最も近そうですが
この作品は女体化しませんのでお尻に当てはめるのが妥当でしょうか。

「指が 口の中に入っていく ぬめぬめの口の中 吸い付くように 指に絡みつく」
続く疑似SEXは指をおちんちん、口をおまんこに見立てて行います。
指で感じさせる作品はぼちぼち見かけますがこういう形のプレイは初めて聴きました。
もちろんただ単にやらせるのではなく暗示を使ってしっかりとイメージを刷り込んでくれます。
どちらかというと指の方が気持ちいい感覚を得やすいように思えました。

このように、催眠音声らしい感覚を操られる奇抜なエッチが楽しめます。



聴き手の可能性を引き出す作品
古い作品だからか催眠もエッチもかなり独特な作品です。

すくりぷさんと言えば流れるような暗示で終始誘導していくイメージが強いのですが
本作品では一部でわざと聴き手が自由にイメージできるようなスペースを用意しています。
そのため作品の世界にどれだけ浸れるかによってそれなりに違った印象を抱くでしょう。
特にエッチはほぼイメージのみとその傾向がとても強いです。

催眠は許容暗示を適度に織り交ぜて柔らかいイメージを持たせています。
被暗示性の低い人ほど聴きやすさを感じるはずです。
誘導が終わった時点で一度解除して仕切り直す展開も面白いですね。
あまり見かけないスタイルで新鮮味があり楽しく聴けました。

エッチは催眠によって感覚を操られる感じを出したかったのでしょうが…うーん。
正直私にはとてもハードルが高く感じられました。
どちらかというとバイブ挿入の方がいけましたけど
それは私が女体化音声を色々と聴いているからかもしれません。
疑似SEXも暗示の入れ方は上手いのですがやっぱり無理があります。
淫語ごくわずか、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エッチに色々と疑問を感じますが催眠的な感覚は割と味わいやすい作品です。
できれば作品を30本くらい経験して中級者になってから聴いてみてください。

CV:椎那天さん
総時間 52:12


オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

ヒプノふぉれすと ~妖精の棲む森~

サークル「キャンドルマン」さんの催眠音声作品。

当サイトの1周年にあたる本日紹介するこちらの作品は
不思議の世界でエッチな妖精さんたちが激しい快感を味わわせてくれます。
前戯のような軽めのオナニーで助走をつけてから繰り出される奇抜なプレイは
心と体に大きな衝撃を与えてくれるでしょう。

催眠はキャンドルマンさんの作品としてはかなりの正統派。
一つ一つ手順を踏むような分かりやすい進め方と丁寧な暗示で
聴き手を確実に催眠状態へと導いていきます。
エッチの内容に抵抗さえなければ初心者が聴いても大丈夫と言い切れます。



妖精たちの住む森へ
妖精たちからエッチな責めを受けるお話。

「これからあなたを とっても気持ちの良い 妖精の森へとご案内します」
お姉さんは清らかで優しい声の女性。
まずは誘導役を務める彼女の言葉に従って催眠状態に入り
その後妖精の住む森へと足を運びます。

「私は あなたの言葉を 受け入れます」
本格的に催眠を始める前に、お姉さんは上のような言葉の復唱を求めてきます。
この後催眠にきちんと入るための準備みたいなものですから
実際にそうなるように意識しながらきちんと口に出してみてください。

催眠は2パート34分ほど。
自分のペースで呼吸をしながら軽く脱力の暗示を聞いた後
早速物語の舞台となる森のある世界をイメージします。

「生々しい現実から遠く離れた 幻想の世界」
温かい日差しと爽やかな風の吹く草原、手前には草花 奥には山と森
そんなおとぎ話のような世界を思い浮かべていきましょう。
お姉さんの親切丁寧な描写がイメージを助けてくれます。

「私は あなたの言葉に 従います」
一旦覚醒させた後に続く深化部分も先ほどと同じく復唱から始まります。
ここでは「受け入れます」が「従います」に変化しているのがポイント。
先ほどと敢えて同じやり方、同じ言い回しを使うことで
お姉さんの声に自分から従う意思をさらりと引き出している
のです。
これが最初にきちんと口に出してくださいと言った理由です。

「こんにちは お兄ちゃん こんなところでどうしたの?」
その後は森へ行って妖精と出会い、巣穴へと案内されます。
妖精は子供らしい甲高くて甘い声。
小さくて背中に羽を生やしているお馴染みの見た目で人間が大好き。
さらに何やら意識がぼーっとするような甘い香りを放っています。
彼女に連れられながらその香りを吸い込んで深い催眠状態へと落ちていきます。

ちなみに妖精が登場した後もメインの語り手は案内役のお姉さんです。
彼女が話した物語の内容に臨場感を出すために妖精が話す。
この形式を採ることで催眠にとって大切な催眠者と被験者の信頼関係を維持しています。



声に犯されるための入念な準備
「ふわりふわりと漂う ピンク色の光を ただ 追いかけていく」
催眠の後半は妖精の巣穴へ向かいながらエッチの下準備を行います。
暗い森の中に浮かぶピンク色の光(=妖精)をイメージしながら
お姉さんの暗示を聴いて意識をさらにとろんとさせていきましょう。

「言葉が あなたのすべてを 気持ちよく揺らして あなたに 少しずつ 変化を与えていきます」
ここではお姉さんや妖精が話す際に生まれる音そのものを聴くことで
こちらが反応するように刷り込んでいるのが面白いですね。
さすがにすぐには実感できないでしょうが
エッチシーンの後半になると、特に妖精の声で体がビクッと反応するかもしれません。

不思議な世界へ行って冒険をするようなストーリー性が目を引く催眠です。
おかげでとても楽しく取り組むことができました。
催眠に入るための意識作りから始まって、イメージも本当に描写がわかりやすいですし
さらにあらゆる場面において聴き手がどうすればいいかをきちんと伝えてくれるなど
痒い所に手が届く、まさに至れり尽くせりな導きをしてくれます。

ここまで聴き手のことを真剣に考えて作られている催眠音声はあまりありません。
催眠の経験が薄い方でもおそらくがっつり入れます。
特に妖精の甘い匂いを実際に感得できる方は多いのではないでしょうか。
私は中盤あたりから香水のような匂いがしてきてびっくりしました。



股間を覆う熱い感覚
エッチシーンは31分ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、妖精による乳首舐め、チンポレイプです。

乳首舐めやチンポレイプのシーンで効果音が鳴ります。
セルフはありますが射精はしません。

「さぁ 片方の手で胸を もう片方の手でチンポを 好きなようにいじってオナニーして」
妖精の巣穴へ到着した後は若干声の違う2人の妖精が加わり
それぞれが左右と中央に陣取って代わる代わる語り掛けてきます。
深い深い催眠状態に入っている主人公には声に抗う力はありません。
それを知っている彼女たちにされるがままに心と体を犯されます。

「いじればいじるほど もどかしさが溜まっていくね だんだん 自分の手じゃ物足りないって感じてくるよ」
最初は乳首オナニーとオナニーを同時に行いながら更に感度を上昇させます。
催眠の後半から少しずつ積み重ねてきているおかげで
この時点でいつものオナニーとは違った感覚が走るかもしれません。
でもここはあくまで序章、本番はもっと後ですから
敢えて発散さずにもどかしい感覚を楽しんでください。

「ここを 責め立てられたら どれだけ気持ちいいだろう」
先のプレイからもわかるように本作品のエッチはかなり焦らしてきます。
それぞれのプレイを開始する前に聴き手に快感を想像させることで
本来より大きな快感を引き出そうとしているのがいいですね。
お姉さんの期待感を煽るようなセリフがさらに興奮を掻き立ててくれます。

プレイで最も特徴的なのはチンポレイプでしょう。
具体的に何をするのかと言うと
妖精の尻尾をおちんちんの形にして、それを主人公の尿道にぶっこみます。
ドM系作品が得意なキャンドルマンさんらしいぶっ飛んだプレイです。

「お兄ちゃんはどうしようもない淫乱 快感にすべてを支配されちゃう 救いようのない変態」
本来女性を責めるためについているおちんちんを逆に犯される。
そんな恥ずかしいシチュと妖精たちの言葉責めが羞恥心を煽ります。
女性が犯されている様子を引き合いに出してくることから
女体化音声を経験している方のほうがより没入できると思います。

絶頂は一番最後に3回連続で行います。
それぞれカウントを刻んでタイミングを合わせやすくなっていますから
お姉さんと妖精の言う通りの感覚を思い浮かべて、それを爆発させてみてください。

私の場合はおちんちんの根元あたりに熱い感覚が集まってきて
それが絶頂と同時に先っぽへと突き上がってきました。
射精に近い感覚だけど時間はずっと長かったです。
いつも味わうドライオーガズムは会陰部に感覚が集中するものだったので
湧きあがる感覚やタイプが違ってとても新鮮でした。

このように、催眠音声らしい仮想的なエッチがたっぷりと楽しめます。



夢中になれる作品
「ヒプノドラッグレディ」とは違ったタイプの素晴らしい作品です。
催眠音声としてはかなりの正統派なおかげで
サークルさんの催眠に対する理解の深さや技術力の高さがよく分かりました。

奇抜なエッチのせいで多くの方の目はプレイそのものにいきそうですが
催眠のかけ方やエッチシーンでの暗示の入れ方がとてつもなく優れています。

最初に2人で共同作業を行うことで彼女との一体感を無意識的に築き上げてから
聴き手のペースで呼吸をさせて無理なくリラックスへと導いたり
流れのある分かりやすいイメージで物語の世界に入りやすくしたりと
至るところに聴き手に対する気配りが感じられます。
しかもそれをこちらに悟らせないように行っているのが素晴らしいですね。

そしてお姉さんのセリフが本当にきめ細かいです。
個々のシーンにおいてまず聴き手にどうして/どうなってほしいかを考え
そのために催眠者としてどう声をかければいいかが考えられています。
催眠音声としてこれは基本的なことなのですが
ここまで洗練されているともはや芸術にさえ感じます。
聴いている最中は何度もため息を漏らして感動しました。

エッチはプレイが仮想的であることを考えて
情景やこちらに感得してほしい感覚をお姉さんが細かく教えてくれます。
といっても深い催眠状態に入っていれば体が勝手に反応するようになっていますから
考えるより先に感じていれば自然と気持ちよくなれます。
チンポレイプの気持ちよさや微かな痛みを実感できる方は意外に多いのではないかなと。
最後のドライも熱が集まってくるのがよくわかりましたし
催眠の凄さを改めて思い知らされたような気がします。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

総合的に見て催眠もエッチも優れた名作と判断しました。
キャンドルマンさんの他の作品に比べるとやや大人しいのですが
催眠音声として非常に分かりやすく作られています。
この後に出された諸々の作品が多くの人々に愛されているのも
基礎がしっかりとできあがっていたからこそなのだと思います。

本作品を催眠音声8本目の満点とさせていただきました。

CV:誘導役…紅月ことねさん 妖精役…椎那天さん
総時間 1:22:13


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

2021年1月28日追記
再レビューをアップしました。
http://doonroom.blog.jp/archives/84990357.html

↑このページのトップヘ