同人音声の部屋

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タグ:桃色CODE

   ● 【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(後編)
   ● 【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(前編)
   ● 【爪切り】道草屋 すずしろ日帰り-雨宿り【鼓膜マッサージ】
   ● 【思い出す音】道草屋-稲3 どろたんぼ。他【静かめ耳かき】
   ● 【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】
   ● 【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(後編)
   ● 【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(前編)
   ● 【おふろでお手伝い】道草屋 すずしろ お風呂でホットヨガ!他2本【夕焼け野点】
   ● 【夏休み耳かき】道草屋-すずな【散髪炭酸ヘッドスパ!●夏休み花火大会●みみかき日記】
   ● 【タッチ耳かき】道草屋-たびらこ3-いっしょにタッチケア/はみがきレッスン【骨伝導風はみがき】


【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】

【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「二泊目-前半 時計修理のはこさん」以降の様子を中心に紹介します。
花火大会も大人っぽく見物
二泊目の前半にあたる時計修理のはこさんはおよそ46分間。
次の日、花火を会場ではなく道草屋で見ることにした主人公は
留守番ついでに壊れた時計を修理するはこべらの様子を観察します。

「あっ 音楽 かけてもよろしいですか?」
木や金属をカチャカチャと動かす物音と
彼女が持参したポケットラジカセから戦前のジャズが流れるひと時は昭和の匂いが漂っており
一泊目の耳かきと同じく懐かしさを感じる要素で溢れてます。

はこべらはまだ20代のはずですが彼の年齢に合わせたのかもしれませんね。
これらの音と彼女の吐息だけが流れる10分程度のパートもあったりと
引き続き落ち着きのある大人びた雰囲気で物語を進めます。

シーン後半から登場する花火も会場から結構距離があるのか音量控えめです。
質感も「どーん」ではなく「ぱーん」と振動があまりないものを使ってます。
大きなものが一発ずつ上がったり小さいものが連続するなど変化に富んでおり
夏の華やかさと秋のしめやかさを兼ね備えたこの季節にふさわしい演出がされてます。

同じ非エロのサービスでも主人公に直接何かをしていた一泊目と違い
こちらは色んな音を聴かせて癒す音フェチ成分の強い内容
です。
音の位置、距離、組み合わせがどれも優れていてしっかりした世界観が出来上がってます。
ちょっぴり意地悪な大人の遊び
エッチシーンは5パート28分間。
プレイは汗の匂いを嗅ぐ、耳舐め、体を舐める、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「今は 少し汗をかいておりますけど お嗅ぎになりますか?」
花火大会の前半が終わりその休憩中に着物から浴衣へ着替えたはこべらは
自分と同じく汗の匂いが好きな主人公に体を近づけそれを嗅がせてあげます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート10分間は当初の予定通り汗を嗅ぎ合うシーン。
彼女の声が一気に近づき耳、胸、お腹の汗を舌で舐め取ります。

「ございませんよね? 下心なんて」
道草屋は風俗店じゃありませんからエッチな行為はNGです。
それを踏まえて彼女は興奮気味な彼にその気がないことを確かめつつ性感帯を刺激します。
本心はやる気満々なんだけど体裁を取るためにわざとそうする感じです。
その証拠に耳舐め音は一泊目のあまがみより明らかにエロさが増してます。

これまでの18禁作品と同じくストレートな淫語を言うことは一切ありません。
効果音や息遣いといった別の要素で抜かせようとします。
音に強いサークルさんだからこそできる雰囲気重視のエッチです。

残りの3パート18分間はいよいよおちんちんへの責めに取り掛かります。
着物の中に手を滑り込ませてまずは勃起や濡れ具合を確認し
少し経つと熱くなったそれを冷ます名目でローションも使い始めます。

「あら? 不思議ですね 旦那様のお汗って こんなにぬるぬるしておりましたっけ?」
最中にこういうセリフを言うあたりがいかにも彼女らしいですね。
ちょっぴり意地悪に振る舞ってこちらのM心を適度にくすぐってくれます。
手コキのペースはゆっくり目ですが、ローションの泡だった音でエロさを上手く補ってます。
耳舐めも引き続きやりますし、時間内に1回抜くくらいなら問題なくいけると思います。

このように、他のことをするフリをしながらお世話する独特なエッチが繰り広げられてます。
艶のある作品
癒し重視ですがエロにも光るものを持ってる作品です。

はこべらは二泊三日の予定で道草屋に滞在してる主人公に安らいでもらおうと
一泊目は耳かきを中心とした王道のサービスと昔語りで真っ直ぐ癒し
二泊目は一緒に何気ない時間を過ごしつつ性欲解消のお手伝いもします。

夏よりも秋らしさを感じるリアルで優しい効果音と環境音
シーンごとに異なる目的や方向性を持たせ、そのすべてを高いレベルで表現する凝った作り
花火の音を聞きながら体を寄せ合い温もりと匂いを楽しむエッチ。
懐かしさ、品の良さ、落ち着きなどある程度年齢のいった人をターゲットにしたサービスを行います。

あくまですずしろやすずなに比べての話ですから、おっさんじゃないと楽しめないわけではありません。
ただ昔話、ボンボン時計の修理、レトロな音楽など古びた素材が多いのも事実です。
エッチも含めて全体を緩く進めるので聴けば聴くほどのんびりした気分になります。

非エロのサービスは耳かきが会話重視、二泊目の前半は音重視と住み分けができてます。
両者の共通点は鈴虫の声くらいで本当に音の種類が豊富です。
時計を修理する音も音声作品だとレアで面白いなと。

エッチはオナホコキだった前作「道草屋 はこべら-移動珈琲店/よるの動物さん」から再び一歩前進しました。
この流れならフェラもやってくれるかもとうっすら期待してましたが
さすがにそれはあからさま過ぎると思われたのか回避してます。
道草屋のエロ担当として今後どこまで攻めるのかが楽しみです。

射精シーンは1回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

以上のことから今回も満点とさせていただきました。

CV:はこべら…琴香さん いのこ…箱河ノアさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:49:42(一泊目…1:17:02 二泊目…1:32:40)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、上品でおっとりした店員さんが
お客にあれこれお世話しながら夏から秋に移り変わる季節をのんびり過ごします。

セリフと音をバランスよく配置した総合力の高い作りが魅力で
間を長めに取りながらゆっくりのんびり語りかけて落ち着ける雰囲気を出し
それと同時にリアルで優しい音をたっぷり鳴らして疲れや緊張を取り除きます。

総時間が3時間近くあるため前編(一泊目)、後編(二泊目)の2回に分けてお送りします。
終わりゆく夏を大人っぽい雰囲気で
道草屋の店員はこべらが2日間に渡ってお世話するお話。

「旦那様 はこべらです お飲み物をお持ちいたしました」
はこべらは上品で穏やかな声のお姉さん。
とある晩夏の夜、ティーセットを持って主人公の部屋にやって来ると
紅茶が好きかどうか確認してからその場で作り始めます。

本作品は暑さのピークが過ぎてこれから涼しくなろうとする時期に
彼女が2時間50分近くをかけて色んなサービスをします。
全編を大きくふたつのシーンに分け、今回紹介する一泊目は耳かきを中心とした非エロ
次回の二泊目は時計の修理・花火鑑賞・エッチと内容を大幅に切り替えゆっくりのんびり進めます。

サークルさんご自身が「全体的に大人っぽい感じ」とおっしゃられてる通り
夏から連想される賑やかさや力強さよりも、秋の静けさや落ち着きを強調して作品を組み立ててます。

例えば一泊目、二泊目いずれも時間帯を夜に設定しバックで鈴虫の声を流します。
サービスについても長めの間を取りながら耳に優しい音を鳴らします。
会話量は割と多いのですが、はこべらが話し方を工夫してるおかげで騒がしさをまったく感じません。
聴いてる最中は普段よりも時間がゆっくり流れていく気分がするでしょう。

「いつの間にか 氷を含む程度で 凌げる時期になったのですね」
これらを行うはこべらは過去作と同じく気候や情景といった当たり障りのない話題を提供し
そこに自分自身の体験を交えてノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
一時的にせよ童心に帰れればいいリフレッシュになりますからね。
一泊目の時点ではエロさを出さずにひたすら癒す方向で進めます。
音と言葉が織りなす癒しの空間
はこべらが主人公の部屋にやって来て最初にするサービスはお茶出し(約13分)。
持参した器具を使って手際よく紅茶を淹れます。

容器の蓋を開ける音、お湯を注ぐ音、蒸らしてる間にグラスへ氷を入れる音
棒状のものでかき混ぜて冷ます音など行為の一部始終をリアルな音だけで表現します。
具体的に今何をしてるのかはほとんど言いませんけど音だけでその様子がだいたいイメージできます。

「実際 虫の声は気温で速さが変わるようですから ですから コオロギは落ち着いて 日中のセミは 叫ぶように鳴くのです」
そしてパートの後半はもうひとつの柱にあたる会話で癒します。
効果音や環境音の邪魔にならないようセリフごとの間を意識して長く取り
大人の女性らしい品のある声で話す姿は静かな夜に大変マッチしてます。
作品を構成する各要素のバランスが取れており、かつすべてが優れてるのが道草屋シリーズの大きな特徴です。

お茶で一息ついた後は本格的なサービスに取り掛かります。
グラスの中に入ってる氷を口に含んだまま左右の耳をゆっくり舐め
さらに耳かき棒、綿棒、安全カミソリを使い分けてその内外を隅々まで綺麗にします。

「(氷が)解けてしまいました …んっ」
耳のあまがみは状況を踏まえて舐め音をソフト路線にし
吐息をやや多く挟んだり氷を補充する動作を加えて個性をつけてます。
刺激が弱めなので直接舐めてるよりも耳元で氷を頬張ってるように聞こえるかもしれません。
事後の耳をティッシュで拭く動作もかなり緩やかです。

メインの耳かきは2パートあり合計で29分間。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にまずは耳かき棒を使って大きな汚れを取り
ある程度経ったら洗浄液つきの綿棒に切り替えて細かな汚れを落とします。
そして左耳の最後にだけ長めに1回息を吹きかけます。

耳かき棒は「そりっ ずすー」という乾いた平べったい音が使われており
間隔を長めに取りながらゆっくり掻き出すのを繰り返します。
質感はとても良いですが動きの多彩さの面でやや物足りなく感じるかもしれません。
しかしこの耳かきにはもっと別の魅力があります。

「5枚で1綴り 1枚で1日 列車に乗り放題 鈍行のみのきっぷですが 中学生の時間には丁度いい速度です」
それは最中に交わされる会話。
彼女が夏休みに青春18きっぷを使って友達と旅行した時のことや
二泊目と関連性がある夏祭りの思い出を懐かしそうな表情で語ります。
前者は学生時代に同じことをした人がそこそこいるのではないでしょうか。

一般的な耳かき音声は効果音が主役でそのついでに会話をすることが多いです。
しかし道草屋の場合は会話をメインに据えてそのバックに耳かき音を鳴らす傾向があります。
だから会話に集中できるよう耳かきの動きをわざとシンプルにしてるわけです。
耳かきという行為そのものよりも、それをされてる時間と空間を大事にしてます。

そのことをわかりやすく物語ってるのが右耳を終え左耳に移る前に行う産毛剃り(約17分)。
泡をまぶしてから安全カミソリで片方ずつ丁寧にお世話し、最後に化粧水を塗り込みます。

「手間は愛着 今日の思い出です 手間を増やすくらいで 丁度いいのですよ」
他の作品だと電動式を使うこともあるサービスを敢えて手動にしたのは無駄を楽しむためです。
時間が長ければ慌ただしさが薄れるし、純粋に音をより多く聴くことができます。
鈴虫が鳴いてる静かな空間でモーター音を鳴らしたらせっかくのいい雰囲気が台無しです。
こういう細かな気配りにも大人っぽさを感じました。

後編へ続く…。
【大人向け耳かき】道草屋 はこべら5 時計修理のはこべらさん。他【汗の匂い】(後編)

CV:はこべら…琴香さん いのこ…箱河ノアさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:49:42(一泊目…1:17:02 二泊目…1:32:40)


体験版はこちらにあります

【爪切り】道草屋 すずしろ日帰り-雨宿り【鼓膜マッサージ】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、素朴でサービス精神旺盛な店員さんが
雨の降る縁側でお客にお世話しながらゆっくりのんびり過ごします。

全編で雨音を流しつつシーンによってその勢いを多少変化させたり
耳かきや甘噛みに加えて爪切り、音叉マッサージ、産毛剃りを取り入れるなど
会話よりも音で癒す音フェチ系の作りになってます。
すべてに余裕を持たせてありますから時間の流れが普段よりも緩やかに感じるでしょう。
雨音を聞きながらのんびりと
道草屋の店員「すずしろ」と縁側で寛ぐお話。

「お客様 すずしろです お食事 お口に合いましたか?」
すずしろは可愛くて素朴な声の女の子。
とある雨の日、縁側でボーっとしてるお客に声をかけると
バスが来るまでの間一緒にいたいと言います。

本作品はせっかく道草屋まで来たのに雨のせいで暇を持て余してる彼に楽しんでもらおうと
彼女がおよそ80分に渡って5種類の癒しのサービスをします。
最近の道草屋はシーンを2~3つに分けそれぞれで方向性を変えることが多いのですが
今作は日帰りということで1つのシーンに絞り込み少しずつ癒しと没入感を与えます。

「せっかく来ていただいたのに こんな天気で申し訳ありません」
具体的に言うと音声の開始から終了まで常に雨音がバックで流れ続け
彼女も梅雨の静かな雰囲気を壊さないようゆっくりのんびり話しかけます。

今回は彼女自身も暇つぶしを兼ねて彼の相手をするため
正規のサービスをする時よりもやや砕けた態度で接します。

最中に鳴る効果音も質の高いものばかり。
定番のものからややマイナーなものまで多めに取り揃え
パートごとにこれらを個別に鳴らすことでお世話されてる気分に浸らせます。

「今~してますよ」みたいな説明のセリフがなく会話がとても自然です。
キャラ、効果音、環境音を違和感なく組み合わせて作品の世界をリアルに作り上げてます。
ゆっくり流れる時に身を任せて
すずしろが最初にするサービスは爪切り(約10分)。
右手→左手の順に指を1本ずつ手に取り爪を切ったりヤスリで形を整えます。

「あんたがったどこさ ひごさ ひごどーこさ くーまもとさ」
パチンという小気味良い音をやや間を開けながら2~3回鳴らし
別の指に移って同じことを繰り返すシンプルで緩やかなサービスです。
また最中は彼女が童謡を歌ったりして癒しを後押しします。
強めながらも優しい雨音と相まって梅雨らしいしっとりした空気が漂ってます。

本作品は全体的にゆとりを多く設けてます。
例えば爪切りを始める前に彼女がこれから使う道具を取りに行くシーンがあるのですが
そこを敢えて端折らず2分程度の無言が続きます。
サービスも従来より意識してゆるーく進めてくれるので頭を空っぽにしやすいです。
音やセリフだけでなくこの「間」も癒しに大きく貢献してます。

次に行う3つのサービスは音フェチ好きには堪らないもの。
爪切りに引き続きゆったりのんびり左右の耳を甘噛みし
さらに彼女が雑貨屋さんで私的に買った音叉と産毛剃り機で耳の内外を綺麗にします。
ちなみに雨音は甘噛みの後半で一旦弱まり、音叉マッサージの前半終了頃になるとまた強くなります。

甘噛みはR-15ということで水分やペースを抑える代わりに
音の近さや舌と唇の生々しい動きによって彼女にされてる様子を表現してます。
合間に漏れる吐息も微かな風圧が感じられてこそばゆいです。
右耳より左耳のほうがやや大胆に責めてくれるので音の違いも楽しめます。

「棒についた馬の毛を鼓膜に当てて 音叉の振動を直接伝えて 汚れを浮かせるっていう 耳かき兼マッサージみたいなものです」
続く音叉マッサージと産毛剃りは道草屋だと確か初登場のはずです。
前者は「ぽーん じじじじっ じじじ」という澄んだ金属音と軽い摩擦音
後者は「しゅるるるる」と回転してるようなモーター音が近づいたり離れたりします。

どちらも音の質感は抜群に良いのですが、音叉は彼女が音をわざと消すのを繰り返すため
音色が消えるまでの余韻を楽しみたい人にはあまり向かないと思います。
直前に書いた「じじじ」の部分でおそらく馬の毛を当ててるのでしょう。
音による刺激も弱めでしたしサービスとしてはまだ試作段階の印象を受けました。

最後を飾るのは定番の耳かき(約17分)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒と乾いた綿棒でお掃除し、最後に軽く息を吹きかけます。
使用する器具は作中で特に明言されてませんが
パートの中盤あたりに短い休憩が入り、その前後で音の質感が変わることからこの2つと判断しました。
道草屋シリーズは綿棒を洗浄液で湿らせて使うのが普通なのでちょっと珍しいですね。

耳かき棒は「そり ずずっ」という乾いた平べったい音
綿棒は「くしゅっ ずずずず」という引っかかりのある柔らかい音が使われており
どちらもゆっくり掻き出したり耳の壁をなぞるように動きます。
雨音とのバランスもしっかり取れていて安定感があります。

「ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん」
「しろちゃんって 呼んでみてください」

最中のすずしろは童謡「雨ふり」を鼻歌交じりに歌ったり
自分のことを愛称で呼んで欲しいと言うなどやや子供っぽい表情を見せます。
梅雨から連想される湿っぽさを少しでも吹き飛ばしたかったのかもしれません。
今まで通り音を重視しながら2人の仲の良さも演出してます。

このように、あらゆる部分をゆるーく揃えた静かなサービスが繰り広げられてます。
しっとりした作品
季節感を大事にした完成度の高い作品です。

すずしろは主人公にバスに乗るまでの時間を有意義に過ごしてもらおうと
店員と友達の中間あたりの立場で接しながら色んなサービスをします。
そして効果音と環境音を組み合わせてその様子や時の流れをリアルに表現します。

強弱をつけながら最初から最後まで流れ続ける雨音
王道から変わり種まで数多く取り揃えた効果音、普段よりも落ち着いた佇まいでゆっくりお世話する彼女の姿。
各要素をテーマの「梅雨」に合わせたうえで組み合わせてます。

中でも効果音はどれも質感が良く個性もあります。
爪切り、音叉、産毛剃りは取り入れてる作品がそもそも少ないですし
音の鳴らし方も現実世界のサービスさながらで臨場感が高いです。
音叉の澄んだ音と雨音の相性が良く大変癒されました。

「はい お客様はだんだん眠くなる 眠くなる」
すずしろに関しては場が和むよう多少の茶目っ気を持たせてあります。
雨音がずっと流れるとどうしても寂しさを感じてしまう部分があるので
それを中和するためにわざとこうしたのではないでしょうか。

彼女は道草屋シリーズの最古参ですからお客との付き合いも当然長いです。
それを踏まえて馴れ馴れしく感じない程度に砕けた調子でお世話します。
縁側で突発的に始まった、つまり正規のサービスではないのもそうなる要因のひとつです。
その証拠に彼女は自分が私的に買ったものを彼に試してます。

以上を踏まえてサークルさんでは15本目の満点とさせていただきました。

CV:御崎ひよりさん
総時間 1:24:30

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【思い出す音】道草屋-稲3 どろたんぼ。他【静かめ耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、態度はのほほんとしてるけどやることはしっかりやる店員が
お店の中や近くの神社で初夏の1日をお客と一緒に過ごします。

前半は他の店員との掛け合いでのどかさや賑やかさを出し
後半はセリフをあまり挟まず一対一でまったりお世話する、といったように
シーンごとにスタイルを変えながらリアルな音をたっぷり鳴らして癒しと没入感を与えます。
緩やかな時の流れを感じながら
道草屋の店員「稲」と「すずな」があれこれお世話するお話。

「旦那様 神社にお散歩ですか?」
すずなは素朴で可愛い声の女の子。
ある日の昼頃、散歩へ出かけたお客と神社で偶然出会い声をかけると
お参りの後で近くの池にいる鯉の餌やりに誘います。

本作品は道草屋の店員の中で一際マイペースな彼女が
夏を間近に控えた時期のお昼から夜にかけておよそ2時間に渡る癒しのサービスをします。
昼間は神社での餌やり、夕方は田んぼでの草笛、夜は自室での甘噛み&耳かきと
時間の流れに合わせてやることを大きく切り替える雰囲気重視の作りです。

「旦那さん? これはだらしないところを…」
今回の主役を張る稲はとことんのんびりしてる女の子。
彼が来てものほほんとした声と態度で迎え、ふと思いついたことをいきなり始める風変わりな性格をしてます。
ある意味店員らしくないキャラなのですが道草屋の舞台となる田舎にマッチしており
聴いてる最中は普段よりも時間が緩やかに流れていく気分がします。

最中に流れる効果音と環境音もそれに大きく貢献してます。
水の流れる音、参拝時に鈴を鳴らす音、ラムネを開けたり飲んだりする音、鯉に餌をやる音など
自然や季節にまつわるものをタイミングよく鳴らしてリアルな空間を作り上げてます。


今回は総時間の約半分が野外での活動ということで、道草屋の中で過ごす時よりも音の種類が豊富です。
中でも生物はウグイス、カエル、鯉、カラス、ネズミと幅広く取り揃えており
それらを組み合わせることで彼らがいる場所や時の移りゆく様子を表現します。
もちろんサービスに関する音も定番のものから他では聴けないものまで多種多様です。
前半は賑やかに、後半はしめやかに
一番最初の「つちとお昼寝」は神社でのお話(約39分)。
すずなと2人でここに来ていた稲がお客と出会い、鯉に餌をやりながらまったり寛ぎます。

稲「枕が欲しい」
すずな「ダメです」
店員が2人、しかもお店の外ということで他愛もないやり取りをするシーンが多く
ずぼらな稲としっかり者なすずなの性格の差がよく出てます。
それでいてお客に対して自分から積極的にお世話するプロらしいところも見せてくれます。

お話の流れは参拝から入って稲に膝枕されながらラムネを飲む
寝転びながら彼女がスコップで土いじりする音を聴く、と個性的なものを取り揃えてます。
すべての行為に専用の効果音が用意されてますからそれらだけでも相当に癒されるでしょう。

すずな「ラムネは思い切って乗るくらい押さえるのがコツです」
稲「ドヤ顔」
全編を通じてセリフごとの間を長めに取ってあるのがいいですね。
無理に聴こうとしなくても効果音を楽しみやすく、まったり感の強化にも繋がってます。
それでいてキャラの存在感が薄くなってないのは個々の会話が自然で面白いからです。
道草屋シリーズの売りである総合力の高さが最初のシーンで早速発揮されてます。

続く「どろたんぼ」は道草屋へ帰る途中の出来事(約26分)。
昼寝を終え先に戻ろうとしてたお客に2人が後から合流し
稲の家が所有する目の前の田んぼに踏み入れたり、その場で作った草笛を吹いて遊びます。

すずな「田んぼの泥って 乾くとすごいさらさらですよね」
稲「毎年混ぜてるから」
稲は実家の農業を手伝ってるだけあって田んぼの知識に詳しく
珍しい体験にはしゃぐすずなに色んなことを教えます。
環境音も田んぼに住んでるカエルの声が二重三重に鳴り響いてかなり賑やかです。

お客と一緒に泥遊びするだけなのでお店のサービスとはやや違うのですが
初夏の1日を田舎で過ごす雰囲気がリアルに表現されていてとても和みました。
すずなの歌に合わせて稲が「ぴぷー」という高い草笛の音を鳴らすなど
道草屋にしかできない素朴な手段で彼を上手にもてなします。

最後の「ぐだぐだ耳かき」は夕飯を終え寝る直前にするサービス(約59分)。
これまでと違い1人で部屋を訪れた稲が添い寝しながら耳拭き、甘噛み、耳かきをします。
耳に息を吹きかけるシーンはありません。

「すぐ耳かきもなんですしねぇ このねぇ 寝る前のごろごろ 幸せですよねー」
お店に戻った後も彼女の態度は引き続きのんびり。
今日を楽しく過ごせたことに満足しつつ慣れた手つきでお世話します。
かなり眠そう声と口調で話しかけてきますから、それに釣られて眠気を催す人が結構いるでしょうね。
添い寝スタイルでの耳かきも彼女の性格に合ってます。

この耳かきを聴いて眠く感じるもうひとつの理由はセリフよりも音のほうがずっと優勢だから。
耳拭きは「くしゅっ ぞすぞす」というやや湿り気を帯びた音
甘噛みは18禁との違いを出すために水分とペースをかなり落とした癒し系の音
耳かき棒は「じじっ」という細めで乾燥した音、綿棒は「ぽしゅっ」という広くてぱちぱちした音をたっぷり鳴らします。
そしてこれらが後になるほど緩やかなペースに変わります。

眠そうな状態できびきび耳かきしたら不自然ですし、彼女の心情が音や動きにしっかり反映されてます。
バックで流れ続けるカエルの声も田んぼの時よりずっと控えめで耳に心地いいです。
すべての要素をまったり、のんびりしたものに揃えることで安眠できる環境を整えます。

このように、都会での慌ただしい生活とほぼ正反対の穏やかなサービスが繰り広げられてます。
すべてがゆるーい作品
聴けば聴くほど心が安らいでいく癒し効果の高い作品です。

稲は遠路はるばる道草屋へやって来たお客に楽しいひと時を送ってもらおうと
普段通りののんびりした態度で接しながら田舎ならではの遊びをすずなと一緒に提供します。
そして店に戻ってからは王道の耳かきをまったり続けてぐっすり眠らせます。

気が抜けてるようでしっかりしてる彼女のキャラ
すずなとの掛け合いによって魅力を引き出すお昼から夕方にかけてのシーン
多くを語らず音と雰囲気でさらに癒す夜の耳かき。
彼女たちが1日を楽しく過ごす様子を彼の視点で何気なく、そしてリアルに描きます。

「昼間ねぇ 餌やったじゃないですか? ふやけたパンって 美味しいんですかねぇ」
この作品を一言で言うなら「すべての要素が緩い」です。
まずは稲が終始のほほんとしてますし、作中でやることも専門性の低いものが主体です。
色んな環境音が鳴るのも作品全体に柔らかさを与えてます。

稲は過去作でも安眠を意識した作風でしたし
そこに季節感を持たせたり、たびらこ以外の店員を絡めることでさらなる個性を生み出してます。
最近の道草屋は今までなかった店員の組み合わせに挑戦していて新鮮さを感じます。

サービスについては昼から夕方にかけてのシーンに面白い音が登場します。
何をしてるか説明されなくても簡単にイメージできるものばかりで高い没入感が得られました。
耳かきも音フェチ成分が強くてよく話す普段の道草屋との違いが出てます。

忙しい日々を送っていて心に余裕のない人ほどよく効く作品です。

CV:稲…真宮ひいろさん すずな…藤堂れんげさん
総時間 2:06:06(お昼…39:44 夕方…26:29 夜…59:53)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

【温泉素潜り】道草屋-いのこ2 湯けむりいのこ旅慕情【昔話耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、子供っぽさがまだ残ってる気さくな店員が
お店を再び訪れた男性をお風呂やお部屋でとことん癒します。

極めてリアルな効果音が織りなす完成度の高い世界観が魅力で
サービスだけでなくその前後のやり取りも臨場感抜群に表現しつつ
以前よりも彼女がちょっぴり成長した様子も描いて安心感と没入感を与えます。
春が近くても油断は禁物
道草屋の店員「いのこ」からサービスを受けるお話。

「…ん? お客様? ご入浴中でございましたか」
いのこは丁寧な言葉遣いをする元気な声の女の子。
入浴中のお客に許可をもらい風呂場へ入ると、シャワーで体を濡らしてから髪を洗ってあげます。

本作品は道草屋の中で今のところ最も新しい店員にあたる彼女が
2時間15分程度に渡って3種類の健全なサービスをします。
お風呂でのシャンプー&甘噛み、部屋でのドライヤー&マッサージ、そして耳かきと
定番のものから音声作品では珍しいものまで数多く取り揃えてます。
時間は1シーンあたり30~55分ですから3回に分けると無理なく聴けるでしょう。

「シャンプーは1回ざっと洗って もっかい洗うんでございます 2回目はめっちゃ泡立つんでございますよ」
彼女は一言で言うとマイペースで世話好きな性格。
自分を再び指名してくれた彼に心安らぐひと時を送ってもらおうと
最初から人懐っこい態度で色んなことをしたり話します。
店員なので言葉遣いは割と丁寧なのですが、上のセリフのように砕けた言葉を織り交ぜた独特な話し方をします。

店員になろうと頑張ってるけど素の自分がなかなか抜けきらない初々しさが魅力です。
子供っぽいことを割としてきますし、店員と友達の中間あたりに感じるでしょう。
でも前作「【ご旅行耳かき】道草屋 いのこ【乳液耳揉み】」を視聴済みなら彼女が成長したことも実感できます。

もうひとつのポイントは最中に鳴る様々な音。
耳かき、シャンプー、マッサージといったサービス自体の音はもちろん
その合間の細かなやり取りにまで専用の音を用意し、それらを組み合わせて道草屋の世界を作り上げてます。

季節が春先ということで環境音はお風呂場でお湯が流れる音と部屋で鉄瓶が沸騰する音だけですが
サービスの種類が多く新しい試みもされていて何度も驚かされました。
特にお風呂のシーンはマイクにお湯を直接ぶっかけたり湯船に沈める大胆なことをされてます。
セリフと音のバランスが取れており、どちらを目当てに聴いても楽しめる品質を持ってます。
声と音が生み出す癒しの空間
一番最初の「湯けむりいのこ温泉」はおよそ50分間。
風呂場の掃除が始まる前に入ろうと思って来たいのこが先にお客がいるのに気づき
一緒に入るついでにシャンプー、甘噛み、ちょっとしたゲームをします。

「もう温まった後でございますか? 体も、洗った? じゃこれから頭でございますね」
彼女は元々夜に耳かきする予定だったので今回のサービスは完全に突発的なものです。
しかし驚いたり困惑する様子を見せず、どこまで洗ったかを確認してから残った頭のケアに取り掛かります。
彼女はタオル1枚の格好ですがエッチな描写は一切ありません。
裸同士でもいつも通りリラックスした表情で接します。

シャンプーは「わしゃわしゃ くしゅっ」という泡混じりの摩擦音が使われており
1回目はやや力を入れてゴシゴシする感じに、2回目は全体を優しく撫でるように動きます。
同じシャンプーでも音の質感や動きに大きな違いがあるのが道草屋らしいですね。
合間に入るシャワーも位置や距離を小まめに動かしてリアリティを出してます。

このシーンで面白いのはシャンプーをシャワーで洗い流すところ。
シャワーが耳にあたるとごわごわした音が鳴り、少しの間声や音が若干聞こえにくくなります。
髪を洗ってる最中、お湯が耳に入った時の感覚を音でそのまま表現してます。
シャンプーをする作品は結構ありますが、こういう演出をするものは初めて聴きました。

「お客様 水泳は得意でございますか? 息止め勝負しましょう!」
その後に始まる素潜りでも2人が同時に湯船へ頭を入れることを考慮し
最中は水中特有のほのかな圧迫感が耳に感じられます。
いのこが泡を吐き出すのに合わせて耳が優しくくすぐられてとてもリアルでした。
これらの行為を聴き手が実際にやってる風に鳴らすから高い臨場感が味わえるわけです。

2番目の「いのたびドライヤー」はお風呂から上がった直後のお話(約31分)。
脱衣所に置いてあったドライヤーを借りたままお客の布団を準備してた別の店員「たびらこ」が
それを使って髪を乾かし、さらにシーン中盤頃に部屋を訪れたいのこの髪も綺麗にします。
このシーンだけは2人の店員が同時にお世話します。

たびらこ「この後 耳掃除?」
いのこ「その前に マッサージでございますなー 一緒に大浴場入ってたんでございますよ」
2人の年齢はそれほど離れてないはずですが、性格が大きく違うので母親と子供に近いやり取りをします。
ドライヤーはたびらこ、肩たたきやマッサージはいのこと役割分担できてるのもポイント。
複数の効果音が同時に鳴る今まで以上に心地いいひと時が味わえます。
音を通じて触覚も刺激してくるところが道草屋シリーズの大きな魅力です。

そうやって色んな出来事を経た後、いよいよ本題の耳かきが始まります(約55分)。
膝枕ではなく添い寝の姿勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と洗浄液つきの綿棒でお掃除し
最後に弱めの風圧で息を吹きかけます。

耳かき棒は「ずりっ じじっ」という細くて乾いた音
綿棒は「ずすっ ぷしゅっ」という柔らかくてぱちぱちした音と器具ごとに質感を大きく変え
動きも前者は奥から手前へ掻き出すように、後者は耳の壁をなぞるようにゆっくり進めます。
長時間聴いても耳や頭が痛くならないようかなり優しい音で揃えてます。

「私 ガチガチでした もう手汗はかくし 話せば噛むし 散々でございます」
効果音以上に癒されるのが彼女との会話。
前半の右耳では彼を初めてお世話した時のことを懐かしそうに語ります。
当時のことを正直に語りつつ、とある事をちゃっかり自慢するあたりが彼女らしいなと。
店員としても人間としても成長したのが窺えます。

「むかーしむかしのお話で 冬山に1匹のイノシシがおりました」
それに対して後半の左耳は2つの昔話をします。
耳かき棒は彼女に馴染み深いイノシシとキツネの話
綿棒はタニシと虎の話とどちらも人間以外の生き物を登場人物に据えて和やかに語ります。
本作品の耳かきはどちらかと言えば効果音よりもこのお話が聴きどころだと思います。

このように、音とキャラの両方を引き立たせた完成度の高いサービスが繰り広げられてます。
ほっこりする作品
サークルさんの過去作と同じくすべての要素が優れてる作品です。

いのこは自分が初めて担当した相手を再び満足させようと
以前よりもずっとリラックスした表情で長時間に渡る様々なお世話をします。
そしてその一部始終をリアルかつ多彩な効果音で表現しつつ自身の魅力も伝えます。

腕はしっかりしてるけど性格は割と子供っぽい彼女のキャラ
耳に水がかかったり水中に潜る様子まで表現した高品質な音
定番のものに多少のアレンジを加えてさらなる癒しを与えるサービス。
音声作品を構成する色んなものすべてに力を入れて物語を組み立ててます。

全年齢やR-15はこのところ作品数が増えて全体のレベルが明らかに上がってます。
でもその多くは音が良いとかキャラに癒されるなど特定の部分に特化してます。
だからこそ道草屋が持つ総合力の高さは大きな強みと言えます。

「今日は やり遂げたでございますよ 修行の成果でございます」
その中でもキャラ作りが一際上手です。
前作より成長した部分を見せつつ変わらないところもちゃんと残してます。
主役を張るのはまだ2作目ですが他の作品でちょくちょく出てますし
今後も彼女の飾らない性格がシリーズの色んなところで発揮されると思います。

圧倒的な癒しのパワーを持つ作品です。

CV:いのこ…箱河ノアさん たびらこ…愛枝今日子さん 稲…真宮ひいろさん(「08-またあとで」でのみ登場)
総時間 2:16:41(湯けむりいのこ温泉…49:47 いのたびドライヤー…31:27 耳かき昔話…55:27)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「そんな冬の日(前)」以降の様子を中心に紹介します。
寒い時によく効くアフターケア
「そんな冬の日(前)」の時間はおよそ48分間。
前のふたつのシーンで道草屋のサービスを終えた芹が
バス停で乗り遅れた彼を偶然発見し、一旦お店に戻して温かいうどんを振る舞います。

「会っちゃったんですから このまま放って帰れないじゃないですか」
彼女はこのへんに住んでるので冬の時期にどれくらい寒くなるかをよく知ってます。
だから遠慮する彼を説得してすぐさま道草屋の母屋へ案内します。
これまでは割と子供っぽい部分も見られましたが、営業時間外に世話を焼く姿を見るとやはり大人なんだなって思います。
この後登場する温かい音だけでなく彼女の優しさにも心がぽかぽかしてきます。

効果音についてはバス停から道草屋に移動するシーンは自転車を押す音と小川の流れる音
到着後は石油ストーブの音、台所で料理を作る音、できたうどんをすする音など日常でよく聴くタイプの音が多いです。
これまでと違い何らかのサービスをするわけではありませんから、その何気ない風景に多くの人がホッとするでしょう。
特別なことをせずにまったり過ごす様子をありのままに描くある意味珍しいシーンです。

「半分こですから ちょっと少ないかもですけど お客さんのほうが ちょっと多め」
「美味しい? ふふふっ 誘った甲斐がありました」

最中の会話も家庭的なものばかり。
もともと自分が食べるためにうどんを作ってたこともあり、半分こにする中で彼に少しサービスしたり
一緒に食べながら楽しそうに話して二人きりの時間を満喫します。
恋人や嫁っぽいセリフも少し登場しますし、彼に対する親しみの気持ちをさり気なく伝えます。

彼女としてはせっかく道草屋に来てくれたのだからいい気分で都会に戻って欲しかったのでしょう。
色んなサービスを受けて癒されても最後にバスを逃したらどうしても後味が悪くなります。
だから悪い思い出を良い思い出で上書きするためにこういう場を設けたのだと思います。
遠慮深い彼が申し訳なく感じないよう小さく細かく気を配るところも素晴らしいです。

そうやって心も体もしっかり温めた後、「そんな冬の日(後)」でようやく別れの時を迎えます(約16分)。
またバスを逃してしまった時のために芹も付き添ってバス停へと向かい
最後に元気になるプレゼントをあげてから気持ちよく送り出します。

「うーん…いやもう一枚 はい どてら着てください」
出発前にカイロを多めに渡し、どてらを着せ、生姜湯を飲ませるところを見ると
店員よりも母親に近い優しさを感じます。
一番最後の「バス停。元気注入!」でも自分から彼を抱きしめて慰めますし
お店でもてなしてる時の彼女よりもやや大人びた姿を見ることができます。

このように、寒い日に効く要素を数多く盛り込んだとても温まる物語が楽しめます。
色んな方向から癒してくれる作品
音で癒し、会話で癒し、人情で癒すバランスの取れた作品です。

間もなく年末を迎える寒くて慌ただしい時期に、しっかりしてるけど子供っぽい部分もある店員さんが
専門店ならではの巧みな技術と冬らしからぬサービス、そして冬らしいおもてなしでお客に温かさと落ち着きを与えます。

サービスはもちろん、細かな動作や物音に至るまですべてにリアルな音を鳴らす丁寧な作り
芹の魅力を引き立てる会話と仕草、そして「そんな冬の日」で見せる人としての優しさ。
音声作品を構成するすべての要素を高い水準で揃えて作品の世界をリアルに作り上げてます。

「またいつでも 来てくださって構いませんから」
特に芹のキャラはシーンごとに違う顔を見せてくれてとても魅力的に映りました。
彼女が主役を務めてきたこれまでの作品は他の店員よりもはしゃいでみせたり、酒を飲みながら愚痴をこぼすなど
声や店主の地位とのギャップを引き立たせて作品を組み立ててるように私は感じてました。
ですが今作はその部分を残しつつ最後のシーンで見事な気遣いを見せてくれます。

サービスの内容をだけを見ると「芹さんたさん。」や「芹さんの、ほんのり怖いお話」のほうが優れてるのですが
彼女の良さが最も出てるのは間違いなく「そんな冬の日」です。

これまでと同じくのほほんとした表情で接しながら彼をものすごく大事にしてます。
サービス外でお世話する展開も道草屋シリーズでは珍しくて面白いです。
「そんな冬の日」を作品のタイトルにしてるところを見ると、サークルさんもここを一番聴いて欲しいのだと思います。

私も怪談シーンを聴いた時点では「冬に怪談はさすがにどうかなぁ」と思ってました。
でもこれが「そんな冬の日」をより一層温かく感じさせるための演出だとしたら大いに頷けます。
まったく違うことをやってるのに各シーンがなんだかんだで繋がりを持ってます。

冷えた心を存分に温めてくれる優れた作品です。

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(怪談シーンで5秒くらい登場)
総時間 2:58:04

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、道草屋の店主をしてる上品な女性が
年末の忙しい時期に来てくれたお客に3種類のサービスをします。

大人なんだけど子供っぽさの残る彼女のキャラと何気ない会話
寒い季節に敢えて怪談をする珍しい流れなど
高品質な効果音や環境音以外の部分にも個性を持つ総合力の高い物語が楽しめます。

総時間が3時間近くあるため前編(「芹さんたさん。」&「芹さんの、ほんのり怖いお話」)と
後編(「そんな冬の日(前)」&「そんな冬の日(後)」)の2回に分けてお送りします。
過ぎゆく年をのんびりと
道草屋の店主「芹」と年末を過ごすお話。

「お客様 お部屋においでですか?」
芹は明るくて上品な声のお姉さん。
道草屋の自室で寛いでるお客に外から声をかけると
サンタになりきって彼が今年いい子でいられたかを確認します。

本作品は道草屋シリーズの初期から登場してる彼女の第6弾。
間もなく年が変わる慌ただしい時期に訪れた彼の疲れを取り除こうと
およそ3時間に渡って幅広いサービスを提供します。

耳のマッサージ&耳かき、怪談、帰宅前の食事とシーンによって内容が大きく切り替わり
そのすべてにおいて状況に合った高品質な効果音や環境音が鳴ります。

各シーンの時間は60分前後に揃えられてますから3回に分けると無理なく聴けるでしょう。

今回は寒い季節ということで環境音は全体的に大人しくなってますが
音声開始直後からやかんに入ったお湯が沸騰してるような湯気の音が鳴り始め
その後も「ぽこぽこ」という石油ストーブの燃料が自然に補給されていく音が時々聞こえます。
効果音も含めて優しい音が多いおかげで寝ながら聴くとそのまま眠ってしまいたくなるほど癒やされます。

もうひとつの魅力は彼女のキャラ。
久しぶりに遠路はるばる道草屋へ来てくれたお客をいい形で送り出そうと
最初からやや高いテンションで話しかけたりお世話します。

「今年一年 いい子にしてたお客様には 芹さんたが プレゼントあげちゃうんだーご!」
彼女は店員たちの中で最年長のはずなのですが意外と子供っぽい性格をしており
その可愛らしさや声とのギャップが音とは違うタイプの癒しを与えてくれます。
冬にわざわざ怪談をするのも彼が夏に来られなかったからですし
店主だからといって肩肘張らずありのままの姿で接するサービス精神旺盛な女性です。
安眠に適したマッサージ&耳かき
ここからは各シーンの内容を順に説明していきます。

一番最初の「芹さんたさん。」は57分ほど。
芹がお客の部屋に入りクリスマスにちなんだ会話をするところから始まり
目の周辺のマッサージ、あまがみ、耳かきと癒し系音声作品では定番のサービスをします。

「それではですね ほんとかどうか 改めさせていただきましょうか」
芹さんたが来るシーンはサービスとは直接関係ないのですが
体を近づけて匂いを嗅いだり、両耳に手を被せて彼が何を欲しがってるか予想するなど
サークルさんの武器であるリアルな声と音を織り交ぜた会話で作品の世界に引き込んでくれます。
説明的なセリフをほぼ挟まず音だけで多くを表現するのも道草屋シリーズの大きな特徴です。

その後から始まるマッサージも顔のあたりを指でとんとんと優しく叩くところから始まって
やや粗さのある摩擦音を鳴らしながらこめかみのあたりを擦り
耳たぶのあたりをぐいんぐいんと揉む、目隠しをつけてから耳に温かいタオルを乗せるなど
時間に対するサービスの種類を多めに用意し音や感覚の違いを楽しませてくれます。

目隠しのシーンで軽い圧迫感があるのがいいですね。
耳にタオルを乗せた時も微かな音が聞こえたりと表現の難しい音までしっかり入ってます。
明日彼に渡すプレゼントをうっかりばらしてしまう芹さんもお茶目で良いです。

このシーンで最も癒やされるのは中盤から始まる耳かき(約26分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒で汚れを取り、それから洗浄液に浸した綿棒でお手入れします。
息吹きは両耳とも最後に1回だけと控えめです。

耳かき棒は「そりっ じじっ」という細く柔らかい音
綿棒は「じゅりっ ぷすぷす」という水気を帯びた柔らかい摩擦音が使われており
前者は奥から手前にゆっくり掻き出すのを繰り返す、後者は耳の壁を優しくなぞるように動きます。
また彼の体に布団をかけてあるのを踏まえて最中は時々布の動く音が鳴ります。

「中堅に 30円のポテトフライと 3個入りのカリカリ梅干しを添えて そしてメインの大物菓子 50円のやつですね」
サークルさんが挿し絵に「安眠用」と書かれてるだけあってどの音も自然で優しく
環境音が控えめなのも相まって聴きながら眠りやすい作りになってます。
芹の会話も冬のこと、自分の子供の頃のことなど店員よりも友達にするような話題が中心です。
音とセリフの両方でバランス良く癒す道草屋らしい季節感のある耳かきです。
臨場感を大事にしたちょっぴり怖い怪談
2番目の「芹さんの、ほんのり怖いお話」はおよそ56分間。
芹と同じく道草屋で働いてるはこべらが別の部屋に案内しながら最初の怪談を話し
到着後は芹が続けて3つのお話をしてお客に寒気とスリルを与えます。

はこべら「すとん 開けると普通の和室でしたが 壁にはとん とんと習字のようなものが飾られていて」
知らない和室、天袋(押し入れの上にある小さな収納スペース)、猟師のお話、黒電話と
どれも題名になってるものが深く関連してる6~10分程度の短いお話です。
内容を書いたらつまらないでしょうから全部伏せますけど不思議体験を扱ったものが中心です。

彼女たちのセリフに連動してリアルな効果音が鳴るため、一部のシーンでちょっぴり驚く人がいると思います。
夏にやるものよりも恐怖度を抑え、その分臨場感を上げてる感じです。
怪談が余程苦手な人でもない限り後に残ることはないでしょう。

芹「ほらね 昔っからこんななんですよ あー言えば こう言う」
はこべら「怪談で終わるより 幾分ましかと 芯まで凍える話より 体の先でも 冬は暖かいほうが」
怪談終了後に彼女たちとの会話やダブルあまがみが入るのもそれに大きく貢献してます。
二人は子供の頃からの友人で歳もほぼ同じですが性格は正反対。
怪談を話せて満足する芹をはこべらがたしなめ追加のサービスを提案するなど
芹の子供っぽさとはこべらの大人っぽさが引き立つように会話を組み立ててます。

道草屋シリーズは店員ごとの属性や得意なサービスがはっきり定められてるので
二人以上が登場して一緒にサービスしたり会話するほうがお互いの個性が強く出ます。
怪談でサービスを終えたら物語が湿っぽくなってしまいますし
その直後に明るくて和やかなシーンを置くあたりにサークルさんの気配りが見られます。

後編へ続く…。
【こたつ系】道草屋-芹-そんな冬の日【安心耳かき】(後編)

CV:芹…雁庵うずめさん はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(怪談シーンで5秒くらい登場)
総時間 2:58:04


体験版はこちらにあります

【おふろでお手伝い】道草屋 すずしろ お風呂でホットヨガ!他2本【夕焼け野点】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、秋から冬に変わりつつある季節に
頑張り屋な店員さんが夕方から夜にかけて色んなサービスをします。

シリーズの売りであるリアルな音を少しずつ変化させて時間の流れを表現したり
シーンによって多少雰囲気を変えながら気候や食べ物の会話をするなど
音と声のバランスが取れた季節感のある物語が楽しめます。
秋の日暮れをのんびりと
道草屋の店員「すずしろ」からサービスを受けるお話。

「遠路はるばる ご足労ありがとうございます お客様」
すずしろは可愛くて素朴な声の女の子。
とある秋の日、芹に連れられて縁側へやって来たお客に挨拶すると
二人の目の前でお茶を点てて振舞います。

本作品は賑やかな夏が終わりすっかり秋めいた頃を舞台に
彼女が夕方、夕飯後、夜の3回に分けて異なるサービスをします。
道草屋はこのところ2人の店員さんが一緒にお世話する作品を積極的に作ってますが
今作は最初のシーンに芹がお客とほぼ同じ立場で参加するくらいで、ほぼ全部をすずしろ一人が担当します。
各シーンの時間が50分程度になってますから3回に分けて聴くのが丁度いいです。

全編を通じて言える特徴は「静けさ」
生き物たちが冬眠の準備を始めるこの季節を聴き手にも感じてもらえるように
あまりうるさくないサービスを用意し、その様子を様々な音を駆使してリアルに表現します。

バックで流れる環境音も雰囲気に合った落ち着くもので統一し
最初は鳥の声が散発的に聞こえてたのが夜になるにつれてなくなり
今度はスズムシなどに取って代わるといったように、時間の流れを作ってシーンごとの違いを出してます。
実際に聴いてみると後になるほど静かになっていくのを感じるはずです。

総時間が2時間30分近くあるので会話もそれなりにしますが
気候や秋の味覚に関するものが中心で効果音や環境音との親和性が高いです。
普段は割と子供っぽいすずしろに対して多少大人びた印象を抱く人もいるでしょう。
音と会話で癒す夕方
一番最初の「ウェルカム野点」はおよそ52分間。
芹の案内で縁側に来たお客にすずしろが茶道の作法に則ってお茶を点て
それを何杯か飲んだ後は足のマッサージで体の疲れを取り除きます。

「お湯を注ぎます 茶筅をお湯に馴染ませます」
鉄瓶でお湯を沸かし、茶碗に一旦お湯を入れて温め、それと同時に茶筅を馴染ませ
お湯を捨ててから茶杓で抹茶を掬い茶碗に入れ、柄杓を使ってお湯を再度注ぎ
茶筅でかき混ぜる動作をほぼ音だけで行う音フェチ系のサービスです。
1回目はほぼ無言でやりますが2回目は軽い説明を挟むので何をやってるかだいたいイメージできます。

お客や芹ができたお茶を飲むシーンでも音が鳴るのがいいですね。
飲む音はもちろん、茶碗を回す時に微かな摩擦音が聞こえます。
バックで流れる鉄瓶の音も落ち着いてますし、とても秋らしい雰囲気が漂ってます。

芹「そのお茶碗 いい仕事してますねー」
すずしろ「こちら 雑貨屋で販売されていた 焼き物でございます」
最中の会話はお茶に関するものがそれなりにあるものの、二人の仲の良さが出るように面白味を持たせてます。
堅苦しくなりそうなサービスをセリフで適度に和らげてます。

お茶の後に始まるマッサージは芹が退出しすずしろ一人でお世話します。
左右の足を手で揉んだり擦ったりして筋肉をほぐし、それから彼女に手伝ってもらう形で前屈運動をします。
体を密着させる関係で声の位置が先ほどよりもずっと近くなり
前屈運動する際は声を後ろから前にゆっくり移動させて体の動きを表現します。
いつもと少し違うすずしろさん
エッチシーンにあたる2番目の「おふろでホットヨガ!」は42分ほど(実プレイ時間は17分)。
プレイは耳舐め、手コキです。
手コキの際に効果音が鳴ります。

「温かいお風呂場で ゆっくり体を伸ばす運動です」
先ほどのマッサージ中に彼が肥満を気にしてることを知ったすずしろは
夕食後に彼がいる風呂場へ出向き、許可を得てからホットヨガを指導します。

エッチはヨガの最中なし崩し的に彼女が悪戯します。
最初の4パート16分間は当初の流れに沿ってヨガをするシーン。
全身にオイルを塗ってからラクダのポーズや開脚前屈をします。

「タオル 落ちないように気をつけてくださいね」
道草屋は風俗店ではありませんからエッチなサービスをするにはそれなりの理由が要ります。
彼女も着物姿で現れ彼にこんなことを言うくらいですから最初はそんな気もなかったのでしょう。
しかしとある要素が影響し、どちらのポーズを取る時も耳を舐めて誘惑します。
耳舐めの時間は各1分程度ですからきっかけ作りと呼ぶのが妥当なシーンです。

本格的なエッチが始まるのはその後から。
「リラックスのぽーず」はこれまでと違うポーズを維持させながら引き続き耳を舐め
「そのまま、動いちゃダメですよ?」は彼の興奮を知ってさらに手コキを加えます。

「ダメですよ 私は店員さんなんですから そういったご希望には 応えられまーせん」
「ホットヨガ たくさん効果あったみたいですね すっごい汗です」

口ではダメと言いつつ耳とおちんちんをしっかり責めてくれたり
射精後に下のような思わせぶりなセリフを言うなど、普段のすずしろよりも大胆な表情を見せてくれます。
小悪魔的とでも言えばいいのでしょうか、道草屋をよく聴く人ならそそられると思います。

プレイ自体は過去作と同じく淫語やエッチな吐息を一切使わず
ちゅぱ音や効果音を射精が近づくほど激しくしてエロさを出してます。
ヨガのついでにやる感じですから一般的なプレイよりもずっとソフトです。
「頑張ればなんとか1回抜けるか?」といったあたりですね。
安眠重視の静かな耳かき
最後の「おやすみ耳かき」は51分間。
お風呂から出た後、部屋で寛いでる主人公のもとにすずしろが再度訪れ
耳ヨガを挟んでから前半の右耳は膝枕、後半の左耳は添い寝しながら耳を綺麗にします。

「先ほどは少々取り乱してしまい 申し訳ありませんでした」
お風呂での行為が過激だったと本人も自覚してるようで
彼に謝罪してからあまり多くを語らずのんびり耳かきに取り組みます。
以前の作品に比べて動揺が少ないところを見ると成長したのかもしれません。
すっかり夜が更けたのを受けて環境音も虫の声だけが控えめに流れます。

耳かきは耳かき棒と洗浄液つきの綿棒を順番に使い、最後に弱めの風圧で一度息を吹きかけます。
耳かき棒は「ずすっ」と乾いた柔らかい音をゆっくり掻き出すように
綿棒は「ぷすぷす」と広くふんわりした音を耳の壁をなぞるようにゆっくり動かします。
どちらも音の質感が優しくスピードが控えめで安眠とマッチしてます。

「それが全然違うんですよ 好みもありますけど 山栗のほうが ぎゅーっと味が濃いんです」
最中のすずしろは秋の味覚の代表格にあたる栗の話や
自分の日常に関することを落ち着いた調子で語ります。
左耳を掃除する頃に見せる眠そうな表情にも癒しを感じました。
お客と店員の関係を壊さない範囲で眠れる素材を提供してくれます。

このように、秋の雰囲気を大事にした静かで安らぐサービスが繰り広げられてます。
風情のある作品
移り行く季節を感じられる高品質な作品です。

道草屋の店員として色んなサービスに挑戦してる女の子が
今回も新しいことをやりながら季節感のある会話をして男性をじっくり癒します。
シリーズ最大の武器であるリアルな効果音と環境音、それらを違和感なく組み合わせて作り上げた世界観
普段よりもちょっぴり大人びてるすずしろのキャラ。
音声作品を構成する要素をすべて使って聴き手を作品の世界に引き込みます。

タイトルからホットヨガ推しの作品だと思う人もいるでしょうけど
エロは過去作と同じく控えめで癒しのほうがずっと充実してます。
特にウェルカム野点は音声作品でも珍しいタイプの音がいくつも登場します。
芹がいるおかげで他のシーンよりも賑やかに感じました。

それに対しておやすみ耳かきは耳かき音を多めに鳴らし
会話も安眠の妨げにならないよう当たり障りのない話題で揃えてます。
エッチを終えた後だから余計静かに感じるでしょうね。

「なんだか ちょっと楽しいですね」
エッチはプレイだけを見ると過去のすずしろとほぼ同じなのですが
シチュ、それに持っていくまでの流れ、最中の態度に独自の部分が見られます。
割と大胆なことを言ってくれるので彼女のファンなら結構興奮できると思います。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

今の時期に聴くのがピッタリな侘びた作品です。

CV:すずしろ…御崎ひよりさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:26:17(ウェルカム野点…52:20 おふろでホットヨガ!…42:43 おやすみ耳かき…51:14)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
146分で800円とコスパがいいので+1してあります。

【夏休み耳かき】道草屋-すずな【散髪炭酸ヘッドスパ!●夏休み花火大会●みみかき日記】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、梅雨が終わり本格的な夏が訪れた頃に
合計三人の店員さんと色んなことをしながら一日を過ごします。

夏らしさを感じる音の数々、彼女たちとの何気ない会話、サービスのすべてがハイレベルで
音声を聴けば聴くほど道草屋の世界にいる気分が強く味わえます。
シーンによって雰囲気が大きく変わりますから賑やかさと静けさの両方を感じるでしょう。
田舎で過ごす夏の一日
道草屋の店員「すずな」「いのこ」「芹」からサービスを受けるお話。

「旦那様 今日も暑いですね」
すずなは素朴で可愛い声の女の子。
とある夏の日の昼、散歩から戻ってきた主人公に塩飴を渡すと
日陰に案内し得意の散髪で彼の頭を涼しくします。

本作品は学生たちが丁度夏休みに入る7月下旬頃に
彼女を初めとする三人の女性が昼から夜にかけて様々なおもてなしをします。
Barberすずな、夏休み花火大会、みみかき日記と合計みっつのシーンを用意し
その中でサービスはもちろん、登場人物や音のタイプも切り替える非常に凝ったものです。

道草屋シリーズは独特な世界観、魅力的なキャラ、極めてリアルな効果音&環境音など
音声作品を形作るすべての要素が飛び抜けて優れてる大変希少な作品です。
本作品もその例に漏れず、何か特定のものではなく全体を通じて聴き手を癒そうとします。

いちいち書いてたらきりがないくらいに良い部分が多いです。
なので本レビューではその中からふたつをピックアップする形で紹介します。

ひとつ目は音声作品の要とも言える音です。
物語の開始時はまだ昼間なので複数種類のセミの声がけたたましく鳴り
すずなたちが主人公に何らかのお世話をするとそれに応じたリアルな音がタイミングよく流れます。
音質が良いのはもちろん、状況に合わせて位置や距離まで切り替わる細かな演出がされてます。

時間が150分近くもあるおかげでサービスの種類が非常に多く
その結果バリエーション豊富な音が耳に心地いい刺激を与えてくれます。
会話量は多めですが、サービス中は無言の時間が長めに取られてるのでASMRの色も強いです。

いのこ「足元しっつれい はぁー 冷たい」
すずな「やりたい放題です」
ふたつ目は彼女たちのセリフです。
最後のみみかき日記以外は二人以上の店員が登場するおかげで
サービス中に彼女たちが楽しそうに会話するシーンがいくつもあります。

道草屋はこのところ複数の店員を登場させるスタイルに力を入れており
彼女たちの個性を活かした掛け合いやチームワークの取れたお世話で和ませてくれます。
また一部のシーンではグループをふたつに分けて別々の会話を楽しんだりします。

主人公をまったく介さずに会話するのは音声作品だと極めて稀です。
といっても完全な置いてけぼりにするのではなく、常に誰か一人は相手してくれますから
彼女たちの輪に入ってる感覚で聴くことができるでしょう。
涼しい音で頭と心をリフレッシュ
ここからは各シーンの概要や特徴を順に紹介します。

一番最初のBarberすずなでするのは散髪とヘッドスパ。
序盤はすずなが一人で、中盤以降はいのこが加わりあれこれお世話します。
ただ座ってるだけだと暑いからと水の入った桶に足を入れ
襟巻きをかけた後に霧吹きで髪を濡らし、それから散髪用のハサミ→梳きバサミの順に使います。

前項でも書いたように本作品は音がとにかく優れてるので
「髪をこうやって切りますよ」などの説明的なセリフはほとんど言いません。
音の質感、位置、距離、鳴らし方だけで行為の一部始終を伝える音重視の作りです。
中でもハサミはリズムや鳴らす回数が不規則で現実世界の散髪にとても近いです。

「髪 短いのいいですね 長いのすっごく暑いんですよ」
最中の会話は髪の話や今夜始まる花火大会の話など当たり障りのないものばかり。
彼女が鼻歌を軽く歌うシーンがあるものの、刃物を扱ってるので基本的にはあまりしゃべらずに進めます。
セミの鳴き声がかなり元気ですから無言でも多少賑やかな印象を抱くでしょうね。

状況が一変するのはすずなが梳きバサミを使い始めたあたりから。
芹に言われてラムネを持ってきたいのこがそのまま居座り話題を振ったりお手伝いします。

いのこ「今まで黙っておりましたが 実はシャンプー大得意なんでございますよ」
すずな「うりちゃん 暇で適当に言ってない?」
「ずななん」「うりちゃん」とあだ名で呼び合いながら何気ない会話をする様子が微笑ましく
すずなの代わりにいのこがシャンプーを担当するなど、複数人いる状況を活用したサービスも登場します。
「ぷす ぷしゅっ」という泡交じりのシャンプー音も散髪とは違うタイプの刺激を与えてくれて心地いいです。
環境音も鳥の声や水の流れる割合が増えて微妙に変化します。

音で最も特徴的なのは終盤に登場する炭酸ヘッドスパ。
いのこが炭酸を彼の頭にかけ、すずなが頭を揉みほぐすコンビネーションの取れたサービスです。
しゅわしゅわした音が混じった水量弱めのシャワー音とマッサージ音が同時に鳴るひと時はとても爽やか。
様々な音を組み合わせて夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。

散髪やヘッドスパだけで1時間近くも使う作品自体がまだまだ少ないですし
そのすべてをここまでハイレベルに表現してるのは見事と言う他ありません。
音、キャラ、季節感がガッチリ噛み合って道草屋の世界を作り上げてます。
賑やかな夜と静かな夜
第二部にあたる夏休み花火大会は夜のお話。
昼間の散髪中に約束した通り彼女たちと縁側で花火見物を楽しみます。

芹「私たちには 大人向けの炭酸を お隣 よろしいです?」
そしてここでは道草屋の店主にあたる芹も参加し合計四人で楽しみます。
すずなといのこが子供グループ、主人公と芹が大人グループに分かれ
用意された食べ物や飲み物を口にしたり、夏に関する色んなことを話す最も賑やかなシーンです。

もちろんバックを彩る花火の音も忘れてはいけません。
実際の花火大会をそのまま録音したとしか思えないほど音がリアルで
さらに序盤は散発的だったのが中盤に入ると激しさを増し、少し休憩を挟んでから一気に鳴るなど流れもあります。
前のシーンと同じくすべてに一切の妥協を許さない魂のこもったサービスが楽しめます。

芹「てっぺんがこう…つるつるの 白髪の ポニテのおじいちゃん?」
いのこ「そう!」
すずな「チョコ味です 旦那様のと私の ソース違うんですね」
最も特徴的なのは彼女たちの掛け合い。
芹が話し始めた花火のことを皮切りにいのこと盛り上がり
それを見たすずなが彼を一人にしないようにと別の話題を振ってあげます。
三人全員が彼を向くのではなく思い思いに話すことで花火見物らしい雑多さを出してます。

他にもビールを飲む音やきゅうりを食べる音が至近距離で鳴ったり
芹が来る直前にとある動物が威嚇する声を上げるなど、このシーンは本当に色んな要素が詰まってます。
店員たちも自然に振舞ってくれますし、道草屋の世界観が忠実に音声化されてるように映りました。

そうやって色んなことを満喫した後、みみかき日記でようやく耳かきを始めます。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒と洗浄液つきの綿棒でお世話するシンプルなもので
右耳は掃除後に、左耳は掃除前にいずれも3分程度の甘噛みが入ります。

耳かき棒は「じじー ずっ」という細く乾いた音、綿棒は「ずりずり」という粗く柔らかい音が使われており
前者は奥から手前へ掻き出すようにゆっくりと、後者は耳の壁をなぞるように小さく動きます。
花火の余韻を楽しむ彼を妨げないようにどの音も意識して優しいものに揃えてます。

「こうして 話せることがあると なんだか 夏休みっぽくていいですね」
そして耳かきをするすずなも今日一日を振り返りながら進めます。
これまで体験したことをそのままなぞるだけなので聴き手もイメージがしやすく
一対一に戻ることやバックで流れる虫の声も相まってとても静かな雰囲気が漂ってます。
会話するのは右耳までで、左耳からは子守唄を唄う安眠仕様です。

このように、季節感を大事にした臨場感抜群のサービスが繰り広げられてます。
ひとつの完成形
これまで4年近く続いてきた道草屋シリーズの終着点とも言える作品です。

本格的な夏が訪れた暑い日に、三人の店員さんが思い思いのやり方で主人公に癒しと涼を与えます。
夏らしさを感じる効果音や環境音、細かな位置や動きにまでこだわり抜いたサービス
良い意味で店員らしくない彼女たちのキャラと会話。
聴き手が道草屋にいる気分を出すために色んな方向から働きかけてきます。

道草屋の最も素晴らしいところは、現時点でこれだけ素晴らしい作品を作ってるのに
まだまだ成長しようとする姿勢をサークルさんが見せ続けてることだと思います。
場所やキャラなど基本的な部分はそれほど大きく変わらないものの
どの作品にも必ずと言っていいほど新しい要素を盛り込んでます。

しかもそのことごとくを極めて高い水準で形にできてるのが恐ろしいです。
効果音や環境音は前々から凄かったのですが、本作ではセリフの表現や扱いも抜きん出てます。
主人公を対象にしない会話をここまで有効に使ってる作品を私は他に知りません。
新作を聴くたびに新しい驚きを与えてくれるからこそここまで絶大な人気を誇ってるのでしょう。

サービスについても他の追随を許さない領域に達してます。
すべての行動を音だけで表現できるから会話に余計な部分がなくすべてが自然です。
音についても花火などオリジナリティに溢れるものばかりで聴いててまったく飽きません。
これだけ多種多様な音を取り入れてるのに違和感がないのも道草屋ならではです。

ただただ素晴らしいとしか言いようのない作品です。
色んな部分に感動したし唸らされました。
146分で800円ならコスパも申し分ありません。
以上を踏まえてサークルさんでは11本目の満点とさせていただきました。

CV:すずな…藤堂れんげさん いのこ…箱河ノアさん 芹…雁庵うずめさん
総時間 2:25:49(Barberすずな…1:01:42 夏休み花火大会…43:21 みみかき日記…40:46)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【タッチ耳かき】道草屋-たびらこ3-いっしょにタッチケア/はみがきレッスン【骨伝導風はみがき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、雨の夜と晴れの夜の二回に分けて
母性漂う店員さんが温もりに満ちた癒しのサービスをします。

効果音や環境音をたっぷり鳴らす音フェチ系の作りに加えて
彼女との密着感を声や音でリアルに表現したタッチケア
もう一人の店員さんと一緒に教わる形でする歯磨きなど
シーンごとに特徴の異なるサービスをしながら物語の世界に引き込んでくれます。
冷える季節の夜に温もりを
道草屋の店員「たびらこ」と「すずしろ」からサービスを受けるお話。

「旦那様 たびらこです 失礼いたしますね」
たびらこは穏やかで温かい声のお姉さん。
とある雨の夜、部屋で寛いでるお客に声をかけ中に入ると
昼間迎えに出られなかった埋め合わせにふたつのサービスをします。

本作品は前半の「いっしょにタッチケア」は彼女一人で、後半の「はみがきレッスン」はすずしろも加わり二人で一緒に
タッチケア、耳かき、歯磨き、耳の甘噛みといったサービスをゆっくりのんびり行います。
全編を通じて雨音や蛙の鳴き声といった梅雨に馴染みの深い環境音が流れ続け
サービスの方も会話を多少減らし、音で癒しと安らぎを与える音フェチ系の作りです。


時間がどちらも1時間程度ありますから2回に分けて聴くといいでしょう。
季節や時間帯は同じでも色んな部分に違いがあって別の面白さを持ってます。

「今夜は お耳の前に タッチケアっていうのをさせていただこうかと思ってるんです」
今回から初めて登場するサービスはタッチケア。
名前の通り体に触れたり擦ったりして温もりと安心感を与えます。
特に前半は彼女に体を預ける体勢をほぼずっと維持し
その様子を音や息遣いといったセリフ以外の要素で表現する凝った演出がされてます。

彼女のキャラ、効果音、環境音の統一感が非常に高く
聴いてる最中は彼女がすぐそばにいるような臨場感や没入感が味わえます。
中盤あたりから彼女が店員よりも母親に近い態度で接してくるのもポイントです。
二人きりで過ごす静かな夜
「いっしょにタッチケア」はおよそ67分間。
挨拶から始まり肩叩き、蒸しタオルによる耳拭き、甘噛み、耳かきをどれも丁寧に行います。

「今だって お背中を叩きながら このお疲れさまですーって気持ち どうやって伝えようって 悩んでますし」
最初の肩叩きは「ぽすん」と弾力のある音が左右交互に流れ
しばらくすると「しゅるー ぽん」と滑らかな摩擦音が上下左右に動くシンプルなサービス。
音質が良いのに加えて肩のあたりに軽い振動も伝わりとても心地いいです。
そして彼女が今の気持ちを素直に伝えて同時に心を温めます。

タッチケアと聞くと専門性の高いものに思えるかもしれませんが
実際は普段の道草屋と同じく家庭的なサービスを組み合わせて行います。
ハグした時にだけ彼女の声がややこもるなど、細かな部分にまで気を遣っていて大変リアルです。

メインのサービスは耳かき(約26分)。
彼の体を後ろから抱きかかえる体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒で綺麗にし
最後に1~2回息を吹きかけるオーソドックスなものです。

耳かき棒は「くしゅっ ずずっ」と乾いたやや平べったい音
綿棒は「ぷしゅっ ぷすぷす」と柔らかく広がりのある音が使われており
前者は穴の手前と奥でやや音質を切り替えながら掻き出すように
後者は細かい汚れを取ろうと耳の壁をなぞるようにそれぞれゆっくり動きます。

「お耳さん 危ない危ない ですからねー」
雨の夜の雰囲気を壊さないようどちらも刺激を抑えてお世話してる風に映りました。
子供に接する時に近いたびらこの柔らかい言葉と態度も癒しの効果を押し上げてます。
器具を交換する音もしっかり入ってますし、安眠を意識した質の高い耳かきと言えます。

寝る前にするサービスということで、手の込んだことはあまりやらず
心と体がリラックスできる雰囲気作りに力を入れて進めます。
バックで流れ続ける環境音も相まって聴けば聴くほど眠気が強くなるでしょう。
三人で過ごすちょっぴり賑やかな夜
続く「はみがきレッスン」は48分ほど。
翌日、すずしろと一緒に再びお客の部屋を訪れたたびらこが
最初は彼の、次はすずしろの歯を磨いてそのコツを伝授します。

すずしろ「張り切ってますねぇ」
たびらこ「ふふっ こういうの好きだから」
店員が増えたおかげで二人の掛け合いがちょこちょこ入り
たびらこだけが話していた前半よりも多少賑やかな印象を受けます。
彼女が先生になってサービスのやり方を教える研修っぽいスタイルです。

また雨が止んだのを受けて環境音も雨音がなくなり複数の蛙の鳴き声へと変化します。
鈴虫よりもずっと元気な声でこちらも賑やかさに貢献してると言えます。

メインのサービスにあたる歯磨きは26分ほど。
下の歯→上の歯→前歯の順に新品の歯ブラシで入念にお掃除し
最後に水でゆすぐお馴染みのものです。

「しゃかしゃか」という独特で軽快な音がお世話する部位によって位置を小まめに切り替え
さらに前歯の内側を綺麗にする時は縦に磨いてる感じがよくわかるやや尖ったものへと変化します。

音の質感だけでなく位置、距離、それによってもたらされる微かな振動までしっかり表現してるのが素晴らしいですね。
他にも口をゆすぐ時に水をもごもごする音が首のあたりで鳴ったり
最後の確認時に歯を指できゅっきゅと撫でる音が鳴るなどこだわり抜いた歯磨きが楽しめます。
私個人は歯磨きこそが本作品における一番の聴きどころだと思ってます。

もうひとつの魅力は歯磨き後にある追加レッスン。
タッチケアに興味を持ったすずしろと一緒に手と耳のマッサージや甘噛みをします。

やってること自体は前半とそれほど大きな違いはありません。
ですがお世話する人数が一人から二人に増えてるおかげで効果音に厚みがあります。
特に甘噛みは7分程度と短いもののセリフをほとんど挟まずにやりますし
本作品の持ち味である「臨場感の高さ」を歯磨きとは別の形で味わわせてくれます。

このように、音とキャラを違和感なく組み合わせた良質な癒しのサービスが繰り広げられてます。
和やかで温かい作品
梅雨から連想される肌寒さや湿っぽさを吹き飛ばしてくれる作品です。

世話好きで母性の強い店員さんが、遠路はるばるやって来たお客を二日に分けてお世話します。
しっとりした雨音を聴きながら体を密着させて静かに行う前半シーン
蛙たちの大合唱をバックに楽しく歯や耳のケアをする後半シーン。
サービスはもちろん、音やスタイルも大きく切り替えてどちらも丁寧に進めます。

音声作品の中でも屈指の人気を誇るシリーズなだけあって
作品を構成する様々な要素がしっかり噛み合いひとつの世界を作り上げてます。
道草屋に実際にいる感覚が強く味わえるので時間が経つほど安らぎを感じるでしょう。
たびらこの母親っぽいキャラも安心して甘えられる空気を醸し出してます。

作品を聴く前は新サービスにあたるタッチケアが最も気になってました。
ですが蓋を開けてみると耳かきや歯磨きといったそれ以外のサービスのほうが印象に残りました。
体が触れ合ってる感じを音だけで出すのは非常に難しいですし
これから少しずつ進化していく分野なのだと思います。

たびらこ「はい しろちゃん あーん」
すずしろ「あーん」
あとは後半のたびらことすずしろのコンビが面白いです。
たびらこは今までずっと稲と組んでましたから
漫画以外で他の店員さんとの絡みができると道草屋の世界観がさらに広がります。
先輩にあたるすずしろが技術をモノにしようと励む姿も彼女らしくて可愛いです。

癒しだけでなく安眠にも大変役立つ作品です。
2時間近くで価格が800円ならコスパも申し分ありません。
以上のことからサークルさんでは10本目の満点とさせていただきました。

CV:たびらこ…愛枝今日子さん すずしろ…御崎ひよりさん
総時間 1:54:46

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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