18禁淫乱催眠ドラマCD-妄想実現シリーズ3聖花女学淫-

サークル「キャットハウス」さんの催眠音声作品。

今からおよそ10年前とかなり昔に発売されたこちらの作品は
とある女学院に通う生徒が親友に催眠をかけられ
数々のとってもエッチで恥ずかしい体験をします。

純粋な催眠音声よりも催眠を扱ったボイスドラマの色が強く
彼女が親友の催眠によって淫乱なメスに生まれ変わる様子を
様々な効果音と的確な表現の暗示によってわかりやすく描いています。
久しぶりに会った親友が持つ裏の顔
聖花女学院の生徒「来栖明美」が親友の「斉藤夏美」にエッチな催眠をかけられるお話。

「ねぇねぇ 催眠術って信じる?」
夏美はややトーンの低い落ち着いた声の女の子。
「どうしたの? いきなり」
明美は明るくて可愛い声の女の子。
1週間ほど学校を休んでいた夏美を心配して
通学中に明美がその理由を尋ねるところから物語は始まります。

本作品は物語を大きく5つのシーンに分けながら
最初は普通の女の子だった明美が催眠によって心を乱され
やがて夏美の完全な言いなりになる様子を描いています。

世間一般的な催眠音声では主人公を聴き手と重ね合わせ
術者が我々に直接語りかけてくるスタンスで進められるのですが
この作品では夏美が明美に催眠をかける形が終始とられていますので
厳密な意味での催眠音声とは少し違ったものになっています。

他には聴き手が明美自身になりきれるような女体化の誘導も行いません。
ですから催眠音声よりは催眠を扱ったボイスドラマに近い内容と思ってください。
その証拠に音声の終わりで催眠を解除するシーンも特にありません。

「周囲に気づかれるかもしれないという思いが 羞恥心をさらに煽る 同時に 股間の疼きは さらに増してくる」
しかし明美が独白しながら物語を進めていくため
彼女のセリフ、特にエッチな感覚に関する描写が
催眠音声における暗示とほぼ同じになっており
一般的なボイスドラマよりも彼女が得ている感覚がとても掴みやすくなっています。


ですから催眠音声を聴いたときのような頭がぼやける感覚はしなくても
彼女がオナニーしている姿が普通の同人音声よりもえらく心に響くとか
気がついたら股間が我慢汁で濡れまくっていた、なんてことは普通にあり得ます。
おそらく催眠音声、特に女体化音声を聴いている人ほどそう感じるでしょう。

まとめると「催眠を割と真面目に扱っているボイスドラマ」だと私は考えています。
サークルさんが催眠音声の第一人者なだけあって暗示の表現も的確ですし
聴いているうちに自然と引き込まれていくような不思議な感覚を抱きます。
催眠の虜になっていく明美
エッチシーンはおよそ24分間。
プレイは擬似手マン、明美のオナニー、擬似SEXです。

すべてのプレイでややリアルな効果音が鳴ります。
セルフは当然ありません。

「どう明美 ここ 気持ちいい?」
教室に着いた後、とある方法で眠らされ体育用具室へと運ばれた明美は
2人きりになった夏美に指を使った暗示でおまんこを刺激されます。

エッチは睡眠中に催眠を施した夏美が敢えて物理的な接触を一切行わずに
左手の人差し指と中指の間を明美のおまんこに見立てながら
それをいじる間接的な暗示によって彼女を絶頂へと導きます。

「誰も触っていないのに 時折 大切な部分を 指でなぞられる感覚があるのだ」
一番最初の体育用具室での擬似手マンは手始めなだけあって割とソフトなのですが
明美が催眠状態に入っていることをまだ自覚していないおかげで
夏美の行為でなぜ自分の体が疼くのかがわからず戸惑う様子が見られます。
ほとんどのセリフが明美視点で表現されていますから
全編を通じて彼女の心の推移が手に取るようにわかります。

最もエッチな濃度が高く感じるプレイは中盤に登場するオナニー。
体育用具室で1度絶頂し教室に戻った後
授業中にまた夏美がとある暗示を入れ
それに我慢しきれなくなった明美がトイレに駆け込み自分を慰めます。

「心地よい刺激が 全身に広がる 触れた指が 自分の意思と関係なく より強い刺激を求めて 勝手に動いていく」
「体の中心で 何かが爆発したような感覚 頭の中が真っ白になって しばらく そこから動けなかった」

ここでは催眠音声における絶頂を指示する暗示
おまんこを激しくかき回す効果音、さらにはエロ可愛い喘ぎ声と
様々な方向から性的快感を刺激してくれるのがいいですね。

純粋なエロさもかなりのものですし
彼女が催眠で受けた暗示による快感にハマり初めているのがわかります。
そうやって夏美は明美を従順なペットへと作り変えていくわけです。

「ほら もう私が何もしなくても 体がどんどん熱くなる」
「その言葉のままに 体中の血液が まるで沸騰するかのように熱くなる」

終盤の擬似SEXシーンまで来るともう明美は止まりません。
指の間にボールペンの先を擦りつける遠まわしなプレイなのですが
それを自分のおまんこへの快感と受け止め大いに乱れます。
上のセリフのように夏美も暗示を入れてくるスタイルに切り替わることもあり
催眠の経験がある人なら思わず股間が熱くなるかもしれません。

聴き手に対し明確な形で暗示を入れてこないとしても
聴き手がプレイを楽しめるようしっかりとした配慮がされています。

このように、催眠を扱ったかなり独特なプレイが繰り広げられます。
オカズとしてなら十分役立つ作品
聴き手が明美自身になった気分で楽しみやすい作品です。

とある事情で夏美に催眠をかけられた明美が
初めて味わう特殊な快感に最初は戸惑いながらも
やがて受け入れ、最終的には溺れていくまでの展開を
催眠音声における暗示に似た表現を数多く織り交ぜながら描いています。

主人公が女性なので普通は客観描写が中心になるのですが
そこを敢えて明美の主観描写にしているからこそ
自然に自分自身が明美になったかのような錯覚を抱くかもしれません。
そしてそう感じれば感じるほどプレイによりのめりこむことができます。

エッチは明美が責められる展開になるおかげで喘ぎ声のボリュームが多いです。
効果音についても今の作品にやや劣るくらいのレベルですし
暗示も合わせると興奮できる素材はかなり豊富と言えます。
喘ぎ声多め、くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

ゲームや漫画に登場するような魔法じみたものよりも
催眠という要素をより現実的に取り入れ、描写している作品です。
純粋な催眠音声ではないことから点数をかなり下げさせていただきましたが
催眠風ボイスドラマとしてはしっかり出来上がっています。
催眠を扱った音声作品が好きな人なら普通に楽しめるでしょう。

CV:来栖明美…早乙女綾さん 斉藤夏美…川瀬ゆづきさん
総時間 29:53


オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります