サークル「性活良音」さんの同人音声作品。
今年6月に処女作を出されたばかりの新しいサークルさんです。

今回紹介する作品は、外では(たぶん)しっかりしてるけど家の中ではだらしないお姉ちゃんが
大好きな弟と色んなエッチをして幸せなひと時を過ごします。

彼女のブラコンっぷりを表現しながらリアルな音を鳴らす甘いエッチが行われており
キスを小まめに挟んだり「好き」と何度も言って愛情を伝え
プレイだけでなくそれ以外の小さな物音まで鳴らして彼女がすぐ近くにいる雰囲気を作ります。
甘やかし上手で甘えん坊なお姉ちゃんと
実姉のあやめと家で色んなエッチをするお話。

「弟くんよぉ お姉ちゃん疲れたよー うー」
あやめは砕けた口調で話す甘い声のお姉さん。
仕事を終えて帰宅し、早速主人公に頭を撫でてもらうと
お返しにキスしてから水を飲んで一息つきます。

本作品は成人して1人暮らしをしながら仕事を頑張ってるお姉ちゃんが
試験勉強に集中するため一時的に同居してる彼とおよそ120分に渡ってイチャイチャします。
血が繋がってるので当然親しげに接してくるのですが
2人の場合は物語の開始前からよくエッチしてるようで積極的に求めてきます。

「そうだよ男なんてなぁ そんな信用せんっ お前だけだよー 心を許せるのは」
帰ってきて早々に彼を抱きしめながら幸せそうな声を漏らしたり
他の男は信用できないと言って彼を遠回しに持ち上げるなど
ブラコンと呼ぶのがピッタリな溺愛っぷりを序盤から見せてくれます。
そしてエッチでは自分からガンガン責めて彼を射精へ追い込みます。

タイトルに「ダメOL」と書いてあるので彼に色々やらせるのかと思いきや
実際は彼女がおねだりして責めることのほうが多いです。
弟を甘やかすのが好きな性格だから色々してあげるほうが満足するのでしょうね。
キスを小まめに挟んだり「好き」と何度も言うなど愛情表現が充実してます。

お風呂や食事の準備を彼にしてもらってる点はだらしないと言えるかもしれませんが
彼女の家に住まわせてもらってるならそれくらいするのは当然かなと。
大人になっても弟離れできてないことをダメOLと表現してるようです。

そして彼女と一緒にいる気分が音声だけでリアルに味わるように
全編を通じて質の高い音を用意し、それらを違和感なく組み合わせて作品の世界に引き込みます。
例えばSEXは「ぱんぱん」「ぐちゅぐちゅ」というお馴染みの音を敢えて使わず
「とんっ」という軽い衝撃音と布団の擦れる音を鳴らし、それと喘ぎ声のリズムを合わせて臨場感を出します。

プレイによって声や音の位置が変わったりして力を入れてる印象を受けました。
射精後に毎回耳元に顔を近づけて精液を飲み込むのも音の良さをアピールしたかったのでしょう。
非エロパートも小さな物音までちゃんと入っててなかなか芸が細かいです。
サークル名に「良音」を入れてるだけあって2作目とは思えないほど音の完成度が高いです。

エッチについては手コキ、フェラ、SEXなど定番のものが中心です。
「セックス三昧」の名の通りSEXに総時間の半分近くを割いてました。
イチャラブ感を重視したのか、どのパートも射精回数を1回に絞り込み
そこに向けて比較的ゆっくり責める優しいリードをします。

だらしないところもあるけど甘やかし上手なお姉ちゃんとイチャイチャする展開と良質な音の数々。
サークルさんの得意なところを前面に押し出したノーマル向けの作品です。
ゆっくりじっくり愛し合うエッチ
エッチシーンは5パート80分間。
プレイはキス、フェラ、玉舐め、SEX(騎乗位、バック、正常位?)、手コキ、精飲です。
ゴムの装着、SEX、手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「ねぇ エッチしたい」
お風呂から出て主人公にストレートなおねだりをすると
あやめはまだ小さいおちんちんを丁寧に舐めて元気にします。

エッチは一部のパートを除き年上の彼女が責め続けます。
最初の2パート41分間は彼女の性格や2人の仲の良さをストレートに表現したシーン。
「2ダメダメOLおねぇちゃんの甘々布団フェラ(約14分)」はフェラ
「3ダメダメOLおねぇちゃんの馬乗りコンドームセックス(約27分)」はSEXと
メインのプレイを変えたうえでキスを挟んでイチャラブ感を出します。

「そんなにお姉ちゃんにさ 口でされるの気持ちいい? んー? そかそか じゃあもっと気持ちよくしてあげる」
2人はもう毎日のようにエッチしてる関係なので、近親相姦特有の暗さや重さはありません。
フェラは序盤からじゅるじゅるとやや下品な音をゆっくりペースで鳴らし
十分勃起した後は玉舐めを挟みつつ咥え込んで絞り上げたりピストンします。

自然さを重視したからでしょうけど開始後はセリフの量が一気に減りました。
実況はプレイを変える時に少しする程度に留め、他はほとんど音だけで表現します。
音の質感や位置取りもしっかりしててリアルなプレイになってました。

「美味しかったよ めっちゃオスくせぇ味する あはははは」
どのパートも射精後にそれを飲む時間を2分程度用意してるのも大きな特徴です。
じゅるじゅる音を立てる時もあれば喉を鳴らすだけで終えることもあります。
音の良さを活かす意味ももちろんあるのでしょうが
弟の体液もありがたくいただくことで彼女のブラコンっぷりを引き立てたかったのだと思います。

次のSEXはキスを軽く挟んでからゴムを装着し騎乗位とバックで繋がります。
プレイ時間は長めに取られてますが、彼女がピストン開始から3分も経たないうちにイってしまうため
ピストン→休憩してから体位変更→ピストン→休憩&体位変更→ピストン&射精とテンポが悪くなってます。
確認したところピストンしてる時間はパート内合計で6分30秒ほどでした。

オナニーのオカズとして聴き手に使ってもらうなら
もっと1セットごとの時間を長く取ってしごきやすくしたほうがいいんじゃないかなと。
私個人はここよりも前にやったフェラのほうが抜きやすく感じました。

続く3パート39分間は別の日のお話。
「5ダメダメOLおねぇちゃんとの食事中フェラ(約2分)」は食事の後に軽くフェラしてきっかけを作り
「6ダメダメOLおねぇちゃんのお布団手コキ(約10分)」は手コキ
「7ダメダメOLおねぇちゃんと甘々中出しえっち(約27分)」は2種類の方法で再びSEXします。

「ダメ? 出ちゃう? 激しすぎ? ふふふふ」
手コキは普段と違うちょっぴり意地悪な責めを繰り出します。
といってもそこまできついことはやりません。
音量控えめの滑らかな音を鳴らしながら意地悪と甘やかし組み合わせてメリハリをつけます。
ずっとあまあまだと単調になるからわざとこういうプレイを挟んだのかもしれません。

最終パートはほとんどSEXする点は3番目のパートと一致してますけど
内容に多少の変更を加えてより濃くてエロいプレイに進化させてます。
体位は明言されてませんが、彼に「もっと動かして」と言ってたのを見ると正常位のようです。

「ねぇ コンドーム破っていい?」
エロさが上がってる主な理由は序盤はゴム有り、中盤以降はゴム無しでするから。
途中で彼女が自分でゴムを破るシーンがあり、その前後で乱れ方が変わります。
ゴム有りの時は吐息交じりだった喘ぎ声が大きくなって明確な声になり
ピストンの時間も合計10分まで伸びてより抜きやすくなってます。

最後のパートがエロさ控えめだったら消化不良になってしまいますから
これくらいにしたほうが実用性と後味の両方が良くなります。
射精後の余韻を楽しむ時間を長めに取ってることも含めて
物語を締めくくるのに相応しいプレイと言えます。

このように、彼女との一体感を大事にしながらリアルな音を鳴らすラブラブなエッチが繰り広げられてます。
自然さを重視した作品
お姉ちゃんと自宅でエッチする様子をそのまま切り取った作品です。

あやめは仕事で疲れた心と体を主人公に癒してもらおうと
自分から積極的にエッチへ誘い、開始後はややスローペースで責めて無理なく射精に導きます。
そしてその様子を様々な声や音を駆使して生々しくお届けします。

ブラコンで甘やかし上手なお姉ちゃんと色んなエッチをするノーマル向けのシチュ
セリフよりも声や音を使ってプレイの様子を表現するエッチ
彼をお世話するほど幸せそうな表情を見せる彼女の愛情深いキャラ。
ストーリー性はほとんど持たせずエッチをできるだけ深く表現する方針で作品を組み立ててます。

中でも2番目は現時点で上位に位置する品質を持ってて驚きました。
質感、距離、動きといった様々な面が高水準でまとまってます。
SEXの表現方法も独特ですし、性活良音と名乗るだけの実力を持たれてます。

エッチは3番目のパートがイマイチに感じましたけど、それ以外は順当にまとまってると思います。
精飲にこだわってるところを見ると中の人が好きなのかもしれませんね。

射精シーンは4回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:秋野かえでさん
総時間 2:04:18

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年8月13日まで15%OFFの1215円で販売されてます。