同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:御崎ひより

   ● 【タッチ耳かき】道草屋-たびらこ3-いっしょにタッチケア/はみがきレッスン【骨伝導風はみがき】
   ● 双子の快楽催眠
   ● 【田舎系耳かき】道草屋 稲2 炬燵みかん。【クリーム耳揉み】
   ● 会陰快楽催眠
   ● 乳首快楽催眠
   ● 【不健全はみがき】道草屋 すずしろ-はなびの日【ゆっくり按摩】


【タッチ耳かき】道草屋-たびらこ3-いっしょにタッチケア/はみがきレッスン【骨伝導風はみがき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、雨の夜と晴れの夜の二回に分けて
母性漂う店員さんが温もりに満ちた癒しのサービスをします。

効果音や環境音をたっぷり鳴らす音フェチ系の作りに加えて
彼女との密着感を声や音でリアルに表現したタッチケア
もう一人の店員さんと一緒に教わる形でする歯磨きなど
シーンごとに特徴の異なるサービスをしながら物語の世界に引き込んでくれます。
冷える季節の夜に温もりを
道草屋の店員「たびらこ」と「すずしろ」からサービスを受けるお話。

「旦那様 たびらこです 失礼いたしますね」
たびらこは穏やかで温かい声のお姉さん。
とある雨の夜、部屋で寛いでるお客に声をかけ中に入ると
昼間迎えに出られなかった埋め合わせにふたつのサービスをします。

本作品は前半の「いっしょにタッチケア」は彼女一人で、後半の「はみがきレッスン」はすずしろも加わり二人で一緒に
タッチケア、耳かき、歯磨き、耳の甘噛みといったサービスをゆっくりのんびり行います。
全編を通じて雨音や蛙の鳴き声といった梅雨に馴染みの深い環境音が流れ続け
サービスの方も会話を多少減らし、音で癒しと安らぎを与える音フェチ系の作りです。


時間がどちらも1時間程度ありますから2回に分けて聴くといいでしょう。
季節や時間帯は同じでも色んな部分に違いがあって別の面白さを持ってます。

「今夜は お耳の前に タッチケアっていうのをさせていただこうかと思ってるんです」
今回から初めて登場するサービスはタッチケア。
名前の通り体に触れたり擦ったりして温もりと安心感を与えます。
特に前半は彼女に体を預ける体勢をほぼずっと維持し
その様子を音や息遣いといったセリフ以外の要素で表現する凝った演出がされてます。

彼女のキャラ、効果音、環境音の統一感が非常に高く
聴いてる最中は彼女がすぐそばにいるような臨場感や没入感が味わえます。
中盤あたりから彼女が店員よりも母親に近い態度で接してくるのもポイントです。
二人きりで過ごす静かな夜
「いっしょにタッチケア」はおよそ67分間。
挨拶から始まり肩叩き、蒸しタオルによる耳拭き、甘噛み、耳かきをどれも丁寧に行います。

「今だって お背中を叩きながら このお疲れさまですーって気持ち どうやって伝えようって 悩んでますし」
最初の肩叩きは「ぽすん」と弾力のある音が左右交互に流れ
しばらくすると「しゅるー ぽん」と滑らかな摩擦音が上下左右に動くシンプルなサービス。
音質が良いのに加えて肩のあたりに軽い振動も伝わりとても心地いいです。
そして彼女が今の気持ちを素直に伝えて同時に心を温めます。

タッチケアと聞くと専門性の高いものに思えるかもしれませんが
実際は普段の道草屋と同じく家庭的なサービスを組み合わせて行います。
ハグした時にだけ彼女の声がややこもるなど、細かな部分にまで気を遣っていて大変リアルです。

メインのサービスは耳かき(約26分)。
彼の体を後ろから抱きかかえる体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒で綺麗にし
最後に1~2回息を吹きかけるオーソドックスなものです。

耳かき棒は「くしゅっ ずずっ」と乾いたやや平べったい音
綿棒は「ぷしゅっ ぷすぷす」と柔らかく広がりのある音が使われており
前者は穴の手前と奥でやや音質を切り替えながら掻き出すように
後者は細かい汚れを取ろうと耳の壁をなぞるようにそれぞれゆっくり動きます。

「お耳さん 危ない危ない ですからねー」
雨の夜の雰囲気を壊さないようどちらも刺激を抑えてお世話してる風に映りました。
子供に接する時に近いたびらこの柔らかい言葉と態度も癒しの効果を押し上げてます。
器具を交換する音もしっかり入ってますし、安眠を意識した質の高い耳かきと言えます。

寝る前にするサービスということで、手の込んだことはあまりやらず
心と体がリラックスできる雰囲気作りに力を入れて進めます。
バックで流れ続ける環境音も相まって聴けば聴くほど眠気が強くなるでしょう。
三人で過ごすちょっぴり賑やかな夜
続く「はみがきレッスン」は48分ほど。
翌日、すずしろと一緒に再びお客の部屋を訪れたたびらこが
最初は彼の、次はすずしろの歯を磨いてそのコツを伝授します。

すずしろ「張り切ってますねぇ」
たびらこ「ふふっ こういうの好きだから」
店員が増えたおかげで二人の掛け合いがちょこちょこ入り
たびらこだけが話していた前半よりも多少賑やかな印象を受けます。
彼女が先生になってサービスのやり方を教える研修っぽいスタイルです。

また雨が止んだのを受けて環境音も雨音がなくなり複数の蛙の鳴き声へと変化します。
鈴虫よりもずっと元気な声でこちらも賑やかさに貢献してると言えます。

メインのサービスにあたる歯磨きは26分ほど。
下の歯→上の歯→前歯の順に新品の歯ブラシで入念にお掃除し
最後に水でゆすぐお馴染みのものです。

「しゃかしゃか」という独特で軽快な音がお世話する部位によって位置を小まめに切り替え
さらに前歯の内側を綺麗にする時は縦に磨いてる感じがよくわかるやや尖ったものへと変化します。

音の質感だけでなく位置、距離、それによってもたらされる微かな振動までしっかり表現してるのが素晴らしいですね。
他にも口をゆすぐ時に水をもごもごする音が首のあたりで鳴ったり
最後の確認時に歯を指できゅっきゅと撫でる音が鳴るなどこだわり抜いた歯磨きが楽しめます。
私個人は歯磨きこそが本作品における一番の聴きどころだと思ってます。

もうひとつの魅力は歯磨き後にある追加レッスン。
タッチケアに興味を持ったすずしろと一緒に手と耳のマッサージや甘噛みをします。

やってること自体は前半とそれほど大きな違いはありません。
ですがお世話する人数が一人から二人に増えてるおかげで効果音に厚みがあります。
特に甘噛みは7分程度と短いもののセリフをほとんど挟まずにやりますし
本作品の持ち味である「臨場感の高さ」を歯磨きとは別の形で味わわせてくれます。

このように、音とキャラを違和感なく組み合わせた良質な癒しのサービスが繰り広げられてます。
和やかで温かい作品
梅雨から連想される肌寒さや湿っぽさを吹き飛ばしてくれる作品です。

世話好きで母性の強い店員さんが、遠路はるばるやって来たお客を二日に分けてお世話します。
しっとりした雨音を聴きながら体を密着させて静かに行う前半シーン
蛙たちの大合唱をバックに楽しく歯や耳のケアをする後半シーン。
サービスはもちろん、音やスタイルも大きく切り替えてどちらも丁寧に進めます。

音声作品の中でも屈指の人気を誇るシリーズなだけあって
作品を構成する様々な要素がしっかり噛み合いひとつの世界を作り上げてます。
道草屋に実際にいる感覚が強く味わえるので時間が経つほど安らぎを感じるでしょう。
たびらこの母親っぽいキャラも安心して甘えられる空気を醸し出してます。

作品を聴く前は新サービスにあたるタッチケアが最も気になってました。
ですが蓋を開けてみると耳かきや歯磨きといったそれ以外のサービスのほうが印象に残りました。
体が触れ合ってる感じを音だけで出すのは非常に難しいですし
これから少しずつ進化していく分野なのだと思います。

たびらこ「はい しろちゃん あーん」
すずしろ「あーん」
あとは後半のたびらことすずしろのコンビが面白いです。
たびらこは今までずっと稲と組んでましたから
漫画以外で他の店員さんとの絡みができると道草屋の世界観がさらに広がります。
先輩にあたるすずしろが技術をモノにしようと励む姿も彼女らしくて可愛いです。

癒しだけでなく安眠にも大変役立つ作品です。
2時間近くで価格が800円ならコスパも申し分ありません。
以上のことからサークルさんでは10本目の満点とさせていただきました。

CV:たびらこ…愛枝今日子さん すずしろ…御崎ひよりさん
総時間 1:54:46

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

双子の快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、無邪気で可愛らしい声と態度の双子が
独特な催眠と感度操作に力を入れたエッチで恍惚感や幸福感を与えます。

左右から交互に、あるいは同時に話す双子形式が最大の魅力で
シーンごとに2人の役割を切り替えながらリラックスと深化を細かにリードします。
双子の声に包まれて気持ちいい世界へ
双子の女の子に催眠をかけられドライオーガズムを目指すお話。

「はぁーいっ! いらっしゃいませぇ~ 双子のー、催眠部屋にー ようこそぉ~っ!」
双子はややトーンの違うどちらも可愛い声の女の子。
気持ちよくなりたい願望を抱いてやって来た主人公を温かく迎えると
元気な様子で催眠を聴く際の環境を説明します。

本作品は催眠音声ですっかり定着した「双子」をテーマに
彼女たちが手分けしたり協力しながら深い催眠状態へと落とし
フェラやSEXといった直接的なプレイではなく声だけでイかせます。
サークルさんによると男女どちらでも楽しめるように作られてるそうです。

(右)ほ~ら。だんだん、声がー、頭の中にー(左)心地よ~く、響いてくるぅ~。
双子と言えば2人が左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけてくるのが大きな特徴です。
本作品もその例に漏れず音声の序盤から変化に富んだ誘導を繰り出します。
聴いた感じだと「双子のいいなり」を初めとする本家双子を意識してるように思えました。
ただ単に声を左右で振り分けるのではなく、シーンごとにある程度の役割分担をしています。

催眠は4パート17分30秒ほど。
仰向けに横になり、まずは双子の合図に従いゆっくり深呼吸します。

吸ってー 肩の力が 吐いてー いっぱい抜けていく
そして双子は早速合図を出す係と暗示を入れる係に手分けしてリラックスを促します。
さらに最初のパートは肩、腕、お腹、足といった体の脱力
次のパートは「落下する」「沈む」「ぼんやりする」など意識の力を弱める暗示を重点的に入れます。

術者が1人の時に比べて暗示の量や密度が高く、比較的早い段階から意識のぼやけを感じました。
このシーンに関しては双子を上手に運用してると言えます。

お次はより深い催眠状態に入るために手を叩いて目を覚まし
直後にカウントを数えて催眠に入るのを数回繰り返します。
催眠音声では割とよく見かける「揺さぶり」という技法です。

意識? 意識! 落ちる? 落ちる! どんどん? どんどん! 落ちる! 落ちるぅ~っ!
さらに双子は以前よりもセリフを細かく分けて左右に意識を揺さぶったり
わざと正反対の暗示を同時に入れて混乱を誘うなど、聴き手がより入りやすくなるようサポートします。
とあることが気になって私は残念ながら深く入れなかったのですが流れは良いと思います。

リラックスして深化させるシンプルな流れに双子独自の要素を盛り込んだテーマ性のある催眠です。
聴き手を深い催眠状態に誘導することを目的に
前半は深呼吸+脱力の暗示、後半は揺さぶり+深化の暗示と
シーンによって使用する技術や暗示の内容を切り替えながら進めます。

少なくとも私にはサークルさんが双子をある程度研究されてるように思えました。
左右からだらだらと語りかけるのではなく双子独自のアプローチをちゃんとしてるのがその証拠です。
現に前半の深呼吸は十分なリラックス効果が見込めます。

ただし、この催眠を聴いて深いところまで入れるかと訊かれたら私は首を捻ります。
全編を通じて双子の話すペースが遅く、間も長く取られてるからです。

特にセリフの間を頻繁に取ってくるおかげで深化パートに悪い影響が出ています。
畳み掛けるように暗示を入れるべきところで引っかかりを多く作ってるのがとにかく気になりました。
話すスピードも全体的にもっと速くしたほうが双子の持ち味が出るかなと。
声だけで気持ちよくするエッチ
エッチシーンは7パート25分ほど。
プレイは股間の愛撫、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

だからー、今度はー、甘くて、とろとろになっちゃうーエッチな、快感を~ 右:味わいましょー。 感じましょーっ!
独特な催眠をかけて主人公を気持ちいい世界に案内した双子は
もっと気持ちよくなってもらおうと言葉を使って彼の感度を強化します。

エッチは物理的な刺激はできるだけマイルドにし、主に声を使って絶頂へと導きます。
最初の2パート10分間はドライに向けた準備の意味合いが強いプレイ。
胸、お腹、股間を軽く温めてからパンツ越しに彼女たちから撫でられてるイメージをします。

右「柔らかい、指でー、優しくー、なでなで~、なでなで~っ。」
左「プニッとした、手でー、さわりー、さわり~、くすぐったいかもぉ~っ!」
そしてエッチが始まると双子は多くのシーンでセリフを重ねて語りかけるようになります。
表現を変えて同じ意味合いのセリフを言うことが多いですね。
両方聴こうとすると頭が痛くなりますから、片方に意識を向けるか聞き流すのがいいでしょう。

ドライオーガズムを迎えるのはその後から。
先ほど感度を高めた部位をさらに強化し2回の絶頂を迎えます。

右「気持ちいい! 快感! すごく強くなる! 気持ちいいっ! 快感! とても、深くなるっ!」
左「乳首、しびれて、お股、震えて、背中、ヒクヒクして、全身が、まったく耐えられないぃっ!」
個々の暗示は良いのですが、ここもセリフの語気・スピード・間がぎくしゃくしていてイキにくくなってます。
セリフを重ねる演出も多用しすぎると結局は2人が個別に話しかけてるだけになってしまうので
重要な暗示だけを揃えて、あるいは表現を変えて言うなどメリハリをつけたほうが良かったように思えます。
私が聴いた時は催眠の入りが浅かったせいで体が多少温かくなる程度でした。

このように、催眠音声らしさを意識したマイルドなエッチが繰り広げられてます。
ほんわかした作品
確かに双子なんだけどあと一歩が足りない作品です。

双子は主人公に普段とは違う心地よさや快感を与えようと
音声の最初から左右に寄り添い話し方を変えながら細かくリードします。
2人が協力して催眠とエッチを進める流れや最中に使用する技術など
術者が1人で施す場合とは明らかに違う部分が数多く見られます。

ですが話し方については残念ながら1人の時とほぼ一緒です。
以前「ふたりがけ催眠カミングオーガズム編」のレビューを公開したときのやり取りで
双子役のみもりあいのさんが「双子の演技は1人の時とは違う」とやんわりおっしゃられてました。
その部分が本作品において大きな影響を与えてるのだと思います。

双子催眠自体が非常に特殊なので技術的に「ここがダメだ」と言えるものではありません。
実際に聴いてみて違和感があった原因を自分なり考えた結果こういう意見に至りました。
普段のレビューよりも曖昧な指摘であることをご了承ください。
ですが話すスピードや間の取り方を全面的に改善すれば今よりずっと良くなると確信してるのは事実です。

左「催眠術、効いたかな~?」
右「効いてると思うよ~」
もうひとつ、催眠パート終了時に双子が言うこのセリフはいけません。
術者が自信なさそうなことを面と向かって言うと被験者に不安を与え、最悪催眠が解けてしまいます。
双子の年齢に合った会話を入れたかったのでしょうが堂々としてるのが望ましいです。

絶頂シーンは合計2回。
淫語と喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:御崎ひよりさん
総時間 49:29

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

【田舎系耳かき】道草屋 稲2 炬燵みかん。【クリーム耳揉み】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、のんびりした口調とマイペースな性格を持つ店員が
夜と昼の2回に分けて色んな話をしながらお客の耳や肌をケアします。

多彩な効果音と彼女たちのキャラが生み出すほのぼのした雰囲気が魅力で
サービス中にみかんを食べようとしたり、欠伸をするなど良い意味で店員らしくない態度が心を和ませます。
セリフをほとんど言わないパートが一部ありますから安眠にも役立つでしょう。
寒いときはこたつが一番
道草屋の店員「稲」と「たびらこ」からサービスを受けるお話。

「稲ですー お耳のお掃除に参りましたー」
稲はのんびりと話すぼんやりした声の女の子。
店の一室で寛いでるお客に新年の挨拶をすると、彼のこたつに一緒に入ってまずは体を温めます。

本作品はちょっぴり間の抜けた声と性格を持つ彼女が
最初は夜に一対一で耳かきを、次は昼間にたびらこと二人で肌の保湿をします。
時間はどちらも50分程度ですが時間帯・場所・登場人物・サービスの内容など
物語を構成する色んな要素に大きな違いがありどちらも新鮮な気分で聴けます。

道草屋シリーズといえば個性的な店員たちとリアルな効果音が生み出す独特な世界観が魅力です。
今作でも主役となる稲の魅力を引き立てつつ、実際にお世話されてる雰囲気を出してそれぞれを行います。
サービス自体は割とシンプルなのですが演出面が優れてるので抜群に癒されます。

「ふぅ 廊下冷たいですよねぇ はぁほぐれる」
稲は良い意味で店員らしくない部分を色々持ってるほんわかした女の子。
暖房がついてないのか、部屋に来て早々にこたつへ潜り込み
そのまま軽い世間話をするついでにみかんの皮を剥き始めます。
そして食べようとしたところ仕事中なのを思い出し、代わりにお客に食べさせます。

言葉遣いは丁寧なんだけど声がかなりぼんやりしていて和みますし
サービスについても彼女らしさが出るようのんびり進めます。
そして後半のお話では別の店員を登場させることで彼女の素顔を描いています。
眠気を誘発しやすい内容ですから癒しはもちろん、安眠のお供にも役立つでしょう。

もうひとつの柱にあたる効果音は稲とお客を取り巻く環境に焦点を当ててます。
例えば前半の「こたつみかん。」では部屋にかかったボンボン時計がリズミカルな音を鳴らし
シーンによって速度を多少変化させてのんびりした気分にさせます。
また空気の乾燥してる時期ということで火の用心の拍子木が時折聞こえてきます。

ボンボン時計以外はあまり多く鳴らないので音フェチと呼ぶほどではないものの
田舎を感じるものを数多く用意し、道草屋で過ごす様子をリアルに表現しています。
緩やかに流れる時を感じながら
ここからは各お話の詳細を説明します。

前半の「こたつみかん。」は8パート56分間。
部屋にやって来た稲がみかんを食べさせてから耳を綺麗にします。

みかんを食べさせるシーンは咀嚼音が何度か鳴るのですが
その際にお客と稲で音質や伝わってくる振動に大きな違いがあります。
前者は実際に食べてる感じがするように至近距離でやや強く、後者は少し離れたところで弱くといった具合です。
みかんの皮を剥く音までしっかり入ってたりと音に対するこだわりが随所に見られます。

「白いの全部取る派でした? 私はもう白いの取るのが面倒派ですねぇ」
「美味しかったですか? それはそれは… 美味しかったですか?」

最中に稲とする会話も至って家庭的。
お客よりは友達に接するようなスタンスで正月の過ごし方やみかんのことをのんびり話します。
最近の道草屋シリーズは専門店でありながら専門店らしいことをほとんど話しません。
何気ない雑談ばかりするので彼女との距離をとても近くに感じます。

メインのサービスとなる耳かきは膝枕ではなく添い寝の状態で
左→右の順に耳かき棒と薬品で濡らした綿棒でお掃除し
さらに左耳は甘噛み、右耳は指による耳揉みと若干内容を変えて行います。

耳かき棒は「しゅり ぽりぽり」と乾いた軽い音、綿棒は「ぷすっ ぱちぱち」と独特な柔らかい音が使われており
前者は耳の壁をなぞるように、後者は軸を持ってゆっくり回転させるように動きます。
どちらもペースは緩いものの手際は良くてプロらしさを感じます。
そして耳かきの開始に合わせて時計のペースが緩くなったり、他の店員が部屋の外を歌いながら通り過ぎるなど
2人の周りにあるものが変化する様子も音で伝えてくれます。

「旦那さん どこかで嗅いだ匂いだとずっと 思ってたんですけど 小学校の時に 転校してった友達の匂いに似てるんですねぇ」
耳かき中にするお話は彼女が子供の頃に仲良くしていた女の子のこと。
お客の体からその子の匂いがするらしく、時折鼻を鳴らして確認します。
こういうことを平気でやってくるのも彼女の魅力ではないかなと。
専門店の店員にありがちな他人行儀なところがまったくなく、自宅にいるような安心感があります。
寒い季節はしっかり保湿を
後半の「保湿しましょう!」は8パート48分間。
稲に耳かきしてもらった翌日、昼間に店の庭で2人が話してると
そこへやって来たたびらこが乾燥対策に保湿のサービスを持ちかけます。

たびらこ「もう 外仕事はちゃんとしないと (肌)痛くなるよ?」
稲「まだ荒れてないし」
たびらこ「荒れる前に塗るものですっ」
2人は小さい頃からの友達なのでお客の前でも非常に砕けたやり取りをします。
母親が子供に諭すような会話をよくするのが良いですね。
のんびり屋な稲としっかり者のたびらこの違いを出しながら物語を進めます。

サービスのほうは最初にたびらこが稲の手に保湿のケアを施し
それから稲が左、たびらこが右に陣取って今度はお客の手・首・耳を順に行います。
最初に化粧水を塗り、それからクリームや乳液を塗り広げて仕上げに手で温めるといったもので
「ぺしぺし しゅるっ」という控えめな音と「ぐるーぐるー」などのセリフでその様子を表現しています。

肌を擦る音が中心なので音の個性はやや弱いものの
部位ごとに位置がちゃんと切り替わるし、左右から別々の摩擦音が鳴って2人にされてる雰囲気は出ています。

それ以上に特徴的なのが環境音。
稲が作った焚き火が次第に勢いを増し、やがて収まっていく様子や
鳥・牛・郵便屋など道草屋の近くを通り過ぎる人や動物に関する音が色々と登場します。

2人と交わす和やかな会話、2人にお世話されてることを感じさせる効果音、そして周りの環境音。
シリーズの持ち味とも言えるキャラと音を組み合わせた何気ない日常がここにあります。
ほっこりする作品
聴けば聴くほど心が緩んでくる穏やかな作品です。

会話からお世話まで色んな部分がのんびりしてる店員さんが
店員よりも友達に近い姿勢で耳や肌のお世話を丁寧にします。

サービスの説明や健康知識の披露といった専門店らしい会話をほとんどせず
みかんが美味しいとか、正月はのんびり過ごしたいですよねといった何気ない話を本当によくします。
彼女の声や口調も相まって肩の力が自然と抜けていきます。

稲「先生 コツとかは?」
たびらこ「手のひらで温めながら 優しく押すように広げましょう」
サービスの手際はとてもいいので明らかにプロなんだけど
それをあまり感じさせない緩さを持ってる女の子です。
突発的にすることになった肌のケアをたびらこに教わりながらする様子も和みます。
お店だからといって肩肘張ろうとせず、常に自然体で接するところが彼女の良さではないでしょうか。

そして彼女がお客にお世話する様子や2人を取り巻く環境のすべてを音で表現しています。
今回はサービスよりも会話や環境音に力を入れてるので、サービス自体はやや物足りなく感じるのですが
道草屋にいる、あるいは稲やたびらこにお世話してもらってる気分がとても味わいやすいです。
どちらかというと雰囲気で癒すタイプの作品かなと。

冬の一日をゆっくり、のんびり過ごす作品です。

CV:真宮ひいろさん、愛枝今日子さん、御崎ひよりさん、雁庵うずめさん、箱河ノアさん
(後ろの3名は背景音でのみ登場)
総時間 1:44:27(こたつみかん…56:43 保湿しましょう…47:44)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

会陰快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでぽかぽかした声と態度のお姉さんが
男性の隠れた性感帯をテーマにしたエッチな催眠を施します。

会陰で得る快感にターゲットを絞った独特なエッチが魅力で
初体験の人でもついていけるようにいじり方をレクチャーしたり
温感操作の暗示や女性がおまんこをいじってるイメージを使って会陰の気持ちよさを教えます。
男性の隠れた性感帯を催眠で開発
お姉さんに催眠をかけられ会陰オナニーするお話。

「はーいっ! いらっしゃいませ~。催眠が楽しめるホテルに、ようこそ~」
お姉さんは甘く柔らかい声の女性。
催眠が楽しめる特殊なホテルへやって来た主人公に注意事項を説明すると
タイトルにもなっている会陰をテーマにしたサービスをします。

本作品は乳首や前立腺と同じく男性の隠れた性感帯にあたる会陰で気持ちよくなることを目的に
彼女が比較的短い催眠と30分近くに渡るエッチを提供します。

催眠音声では女体化やペット化など様々なシチュを扱った作品が現在存在し
最近ですと乳首オナニーや乳首開発をテーマにしたものもちらほら見かけます。
しかし会陰オナニーがメインの作品は極めてレアです。
場所が場所なので難易度は高めですが、うまくいけばおちんちんとは違うタイプの快感を得られます。
途中で乳首をいじる許可が出るものの作中で行うプレイは基本的に会陰オナニーのみです。

知らない方もいるでしょうからまずは会陰について説明します。
会陰は金玉と肛門の間にある柔らかい部分のことで蟻の門渡りとも呼ばれています。
おちんちんのようにいじったらすぐ気持ちよくなるわけではなく
しばらく揉んだり圧力を加えてるとシュワシュワ、パチパチした快感が徐々に湧いてきます。
私も以前ちょっとだけやったことがあるのですがエナジーオーガズムっぽい不思議な感覚でした。

実際にいじってもうまく刺激できてるかわかりにくい部位なので、彼女が催眠の技術を使ってサポートするわけです。
未経験の人が一回目でものすごく気持ちよくなることはおそらくないと思います。
何回か聴いて、そのたびにいじり続けることでだんだんと実感できるようになります。
トレーニング要素の強い作品と思ってください。
落とすことだけを考えたシンプルな催眠
催眠は6パート17分30秒ほど。
仰向けに横になり、目を瞑った状態でまずはゆっくり腹式呼吸します。

「肩の力が抜けて…だらんと、してきます…。心地よい状態に…なれるのです」
7分近くかけてじっくりやるのでこれだけでも意識が多少ぼやけてくるのを感じます。
お姉さんも序盤はコツを説明し、一緒に呼吸しながら後になるほどリラックスする暗示を増やします。
この後も含めて催眠中は会陰に一切触れず深化させることだけを考えて進めます。

お次は催眠音声でお馴染みのカウントを何度も数えながら
力が抜けたり意識の力がさらに弱まる暗示をタイミングよく入れます。

「ほ~らっ。…数を、かぞえるとー…頭の中が、ぼんやり、してきます…。意識が、落ちていきます。…少しずつ、落ちていきます…」
「私が、喋っても、眠らない。…嬉しくなって、ぼんわりして…意識が、なくなる、だけ」

ここも最初はカウントを数えた後に手を叩いて半覚醒させる揺さぶりを意識した誘導
しばらく経つと半覚醒をさせずにカウントと暗示を繰り返す、といったように
パートによってスタイルを切り替えながら丁寧に繰り返します。

流れはいいのですがカウントを数える、あるいは暗示を入れるスピードや語気にさほど変化がなく
特に終盤のシーンで落ちる感覚を味わいにくいのが残念です。

彼女が途中で「0になると効果が一気に強くなります」と言うあたりから
10から5まではゆっくりと、そこから0までは一気に数えてすかさず畳み掛けるように暗示を入れていれば
私も含めて多くの人が催眠に入りやすく感じたと思います。
「落ちる」と暗示を入れるからにはその感覚を言葉や雰囲気で伝えるのが望ましいです。

リラックスして深化させる極めてシンプルな催眠です。
聴き手をお姉さんが言う「催眠の世界」へ案内することを目的に
前半は深呼吸を中心としたリラックス重視の導入、後半は定番のカウントと暗示を絡めた深化と
テーマ性は特に考えずそれぞれを堅実に行います。

暗示の入れ方や内容に色々と問題があった前作「乳首快楽催眠」に比べると明らかにレベルアップしてます。
ただ先ほど書いたように演技にもっとメリハリがあったほうが深化させやすいと見ています。
私も多少の眠気は感じたものの、他の作品で味わった「落ちる」感覚は特にしませんでした。

パートごとに声のトーンを段階的に落とす工夫をしてくれてますし
話すスピードや間の取り方をシーンによって適切に変化させたり
暗示の内容に合ったしゃべり方をしていればより良くなったと思います。
球体心像法を取り入れて会陰にエネルギーが集まるイメージをさせておくとエッチがやりやすくなるかもしれませんね。
時間をかけてじっくり開発
エッチシーンは4パート31分間。
プレイは会陰オナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「にゅふふー。…会陰で、いやらしいこと、しちゃいましょ~!」
催眠によってお姉さんの声を素直に受け入れられるようになった主人公は
金玉を包み込むように手のひらを置き、中指と薬指で彼女に言われた通り会陰をいじり始めます。

エッチは終始彼女にリードされる形で行います。
前半の2パート15分間は会陰オナニーに慣れることを目的としたプレイ。
指を使って会陰を押したり揉んだりしながら彼女の声に耳を傾けます。

「少しずつ、場所を変えて…おたま(金玉)の下の、様々なところを、優しく、さわってみましょう」
オナサポボイスでも滅多にいじる機会がない部位なことを踏まえて
序盤は手の置き方や刺激の仕方をわかりやすく教えてくれます。
そして会陰オナニー開始から少し経つと反対の手で乳首をいじることを許可します。

開始直後はあまり気持ちよくないでしょうから乳首オナニーと同時にやるのをおすすめします。
会陰は無闇に擦るよりも痛みを感じないレベルで圧力をかけ続けたほうが快感を得やすいです。
後になるほどじんわりした気持ちよさが湧いてきます。

「お股の下が、温かい。…お股の下が、温かいっ。指で、触っているところが、ほかほかして、気持ちいいっ!」
「悶えちゃいますよね。…勃起した、いやらしい、おちんちんを、体内に挿入されたら…お股の中が、熱い、快感に、包まれて…悶えちゃいますよ、ね」

また彼が催眠状態にある状況を利用して体が温かくなる暗示を入念に入れます。
最初は股間のあたり、しばらくすると下半身全体がぽかぽかするかもしれません。
さらに女性になりきってオナニーしたりおちんちんを挿入されるイメージを膨らませます。
会陰は女性のおまんことほぼ同じ位置にあたります。

暗示で直接操作するのではなく、会陰でより気持ちよくなれる環境作りに催眠を使用します。
会陰をおまんこに重ねるイメージはわかりやすくていいですね。
女体化誘導はありませんが、女体化音声を聴いてる人の方がやりやすいと思います。

「気持ちよさが、強くなって、強くなりすぎてっっ!! 頭の中が、しびれてっ! しびれてっ! とても強力な、快楽の電撃が、上から、全身に落ちるっっ!!」
続く後半も会陰をリズミカルに押させながら強めの暗示を何度も入れます。
催眠のかかりが悪かったせいで私はそれほど快感の変化を感じることができませんでした。
進め方は割と丁寧ですからうまく入れていれば気持ちよくなれる可能性は普通にあります。
ただ最後の絶頂シーンは言葉ではなくカウントでタイミングを指定したほうがよかったかなと。

このように、時間の許す限り会陰をいじり続けるテーマに沿ったエッチが繰り広げられています。
新しいタイプのセルフ系作品
会陰オナニーをとことんやらせてくれるところが魅力の作品です。

お姉さんは主人公が会陰での快感をできるだけ強く得られるように
催眠は手短に済ませ、その分オナニーする時間をできるだけ長く取ります。
そして実際に刺激を与えながらより気持ちよくなる暗示を入れたりイメージを提供します。

会陰オナニーをメインで行う作品自体がこれ以外にほぼ存在しませんし
やや鈍感な部位なので得られる快感は人によって大きな差が出ます。
ただサークルさんなりに工夫しながらリードしてるのは事実です。

催眠は深化部分のクオリティアップに加えて目的を見据えた誘導をして欲しかったです。
例えば催眠パートの最後で会陰に意識が集中する、あるいは敏感になる暗示をある程度入れて
準備を整えた後にいじらせる流れにしておけばまた違ったかもしれません。

私も大して開発してませんからあまり強くは言えないのですが
会陰で得られる気持ちよさはおちんちんや乳首とはタイプが随分異なります。
だからこそ催眠でそのへんを効果的にサポートできればプレイが充実したのではないでしょうか。
おちんちんと違って気持ちよくなりにくい部位ですし、普段のオナニー以上に保険をかけておいても損はありません。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

乳首オナニーやドライオーガズムとは違った快感を目指した意欲作です。
真新しいプレイに挑戦してみたい人におすすめします。

CV:御崎ひよりさん
総時間 59:38

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

乳首快楽催眠

サークル「ナシミカン」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、声も態度も大らかな癒し系お姉さんが
「乳首で得る快感」をテーマにした催眠とエッチを提供します。

乳首だけをひたすら刺激するタイトル通りのエッチが魅力で
いじる時間の長さはもちろん、後になるほど強い刺激が得られるいじり方に変えたり
最中は擬声語を数多く交えた暗示を入れて普通のオナニーとは違う快感を味わわせます。
男性の隠れた性感帯をじっくり開発
お姉さんに催眠をかけられ乳首をいじりまくるお話。

「はぁーい いらっしゃいませー 催眠を楽しめるホテルにようこそー」
お姉さんは明るくて大らかな声の女性。
催眠をかけてくれる変わったホテルにやって来た主人公に挨拶すると
早速催眠にかかりやすくなるための準備を始めます。

本作品はおちんちんオナニーとは異なる快感と絶頂感を得ることを目的に
彼女が25分近くに渡ってリラックス特化の催眠を施し
その後で十分な時間を使い乳首だけをたっぷりいじります。

乳首開発の側面も持ってる作品なため、エッチでおちんちんをいじるシーンは一切ありません。
その代わり乳首オナニーの時間が36分ほどあります。
シーンごとにいじり方を変えながら最後のドライに向けて少しずつ性感を高めてくれます。

作品説明文には「乳首性感が発達している人は、より強い快感が得られます」と書かれてますが
少なくとも私が聴いた限りでは未開発な人をターゲットにしたエッチのように映りました。
開発済みな人だと残念ながら得られる快感は普段とさほど変わらないと思います。
しかし、エッチの進め方はとても丁寧で暗示の入れ方もきめ細かく
乳首を普段いじらない人にとっては新しい快感を得るいいきっかけになります。

催眠は4パート27分30秒間。
最初は仰向けに横になった状態でゆっくり深呼吸しながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「肩の力を抜いてー だらんとした状態になったまま リラーックス リラーックス」
「体の力が 少しずつ 少しずーつ 抜けていき 気持ちよーく 気持ちよーく なっていきます」

「リラックスと軽い暗示」というパート名がつけられてるだけあって
ここでは暗示の量は意識的に抑え、たっぷり深呼吸してもらうことを見据えたリードをします。
穏やかな声とのんびりした口調が生み出す雰囲気はとても温かく
「リラックス」「気持ちいい」といった癒しの言葉をやや強調して言うことでリラックスを後押しします。

本作品の催眠パートは彼女の話すペースが特に緩やかですから
それにつられて気持ちが落ち着くとか、なんとなく眠気を感じる人がきっといるでしょう。
癒しの要素が非常に強い催眠ですね。
テーマの乳首とは無理に絡めず、催眠状態を深めることだけを考えて進めます。

2番目のパートは心身両面をよりリラックスさせるために
カウントに合わせて瞼を閉じ、体が軽くなる暗示を入れてもらってから開ける動作を数回繰り返します。

「目を閉じたままでいると 少しずつ 少しずつ 意識が落ちていきます」
「口から息を出すと 足や 太ももや 腰が軽くなります ぼーっとしていて いい気持ち」

目を閉じた直後には意識がぼんやりする暗示、閉じてる最中は体が軽くなる暗示といったように
彼女はタイミングを見計らいながら暗示を的確に入れます。
パート中盤以降に深呼吸もするおかげで、寝起きに近いもやもやした感覚が頭の中に漂ってきます。
体の方は私の場合は軽さではなくピリピリと痺れる感覚がしました。

後半の2パートは暗示を受け入れやすい状況が整ったのを受けて
いよいよ催眠状態をより深めるアプローチが始まります。
ここではとある単語をキーワードに定め、それをセリフの合間に投げかけるスタイルが採られてます。

「ほら うとうとしてきたでしょう? うっとりして ほんわりして ねむーく ねむーく」
「眠い 眠い 眠くて眠い」

彼女はキーワードを言いながらストレートに眠くなる暗示を何度も入れてきます。
催眠音声で寝落ちする人はそれなりにいるでしょうし、ここで寝てしまう人がいてもおかしくはありません。
聴き手をそうさせるための準備もしっかり行っています。
私が聴いたときも意識や体がずーんと重くなる感覚は特に無く、強めの眠気を感じました。

進め方と雰囲気の両方に余裕を持たせた癒し特化の催眠です。
聴き手をある程度の深さの催眠状態へ誘導し、尚且つ眠らせることを目的に
深呼吸、緩い形の分割弛緩法、目を開閉させながら暗示を入れる誘導など
聴き手が音声を安心して聴ける気分になれるようにそれぞれをのんびり進めます。

彼女の声や口調、催眠の内容から眠気を感じる可能性が高いです。
その一方で催眠に入った時の独特な感覚はいまいち実感しにくいです。
深化にあたるパートで聴き手を眠らせようとしてくるからです。

安眠を目的とした催眠でもない限り、眠らせる暗示を入れるのは控えたほうがいいと私は考えてます。
今回するエッチは乳首オナニーですから、当然聴き手が自分で手を動かす必要があります。
その前段階で眠ってしまったらエッチそのものが成立しません。
催眠のスタイルはそのままに、深化パートの暗示をもっと別のものにしたほうが良いかなと。

カウントの前後に「落ちる」と入れてもいいし、何らかのイメージを使うのもいいでしょう。
その後に乳首の感度が上がる暗示を入れればエッチの下準備にもなります。
目的に合った深度に誘導することも大事です。
時間をかけて乳首をじっくり
エッチシーンは7パート42分ほど。
プレイはお姉さんのオナニー、乳首オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りですが射精表現はありません。

「んっ あぁっ 私の乳首 もう 勃起しちゃってる…」
主人公を気持ちいい催眠の世界に案内したお姉さんは
乳首オナニーを始める前に自分のオナニーを披露して彼の興奮を煽ります。

エッチは彼女に言われた通りに乳首をいじります。
一番最初の「お姉さんのエッチな乳首オナニー」は唯一乳首オナニー以外のプレイが登場するパート(約6分)。
彼女が目の前でおっぱいや乳首をいじり艶かしい喘ぎ声を漏らします。

「あなたの乳首は 私の乳首 私の乳首の気持ちよさを もっと感じてみましょうね」
彼女としてはエッチをやる気にさせることに加え
乳首オナニーを予め見せつけることでイメージさせたかったのでしょう。
上のようにお互いの感覚をリンクさせるセリフを言ったりもします。

しかしそれに向けての準備が事前にされてませんので、ちょっぴりエロく感じるだけです。
この後のパートで彼女が乳首をいじることはありません。
悪い言い方になりますが無理にやる必要はなかったプレイだと思います。

続く6パート36分間はいよいよメインの乳首オナニーが始まります。
最初に腕が上がる暗示を入れて催眠のかかり具合を確認してから
序盤~中盤はシャツの中に指を入れて直に、終盤はシャツ越しに乳首をたっぷりいじります。

「両手の中指の先端を ゆっくりと移動させて おっぱいの上に乗せましょう」
そしてお姉さんは聴き手が頭を空っぽにしてオナニーに取り組めるようにと
乳首のいじり方をわかりやすく教え、開始後は「ふにふに」などの擬声語を使ってペースを取ります。
本作品のエッチはこれ以外にも擬声語を使用することが非常に多いです。

「乳首に指が触れていると じわりとした 気持ちのいい痺れが ちょっとずつ ちょっとずつ 増えていきます」
「ビリビリ ビリビリ 乳首が痺れて 快感 乳首が痺れて 快感」

催眠音声ならではの暗示ももちろん多数登場します。
シーンによって多少違う部分があるものの、乳首をいじって得られる快感を言葉で伝えてくれます。
ここでも「ビリビリ」「ジンジン」といった擬声語をよく使います。

催眠音声におけるエッチは日常と違う快感を与えることを目的にしてるものが多いです。
具体的には「普段と比べて感度が二倍になる」とかですね。
それに対して本作品は乳首オナニーによる快感をそのままトレースしたセリフが中心です。
「乳首をいじると気持ちいい痺れが走る」といった類のものを彼女はよく言います。

この暗示は普段乳首をいじってない人に対してはおそらく有効に機能します。
未開発の乳首をいじってもくすぐったいだけですから、暗示を入れることで快感を得るきっかけが生まれます。
しかし、開発済みの人からしてみれば彼女の言うことは普段味わってる快感と大差ありません。
乳首をいじったらピリッとした電流が走るのは当たり前のことです。

これが前項で「この作品は乳首未開発の人がターゲット」と書いた大きな理由です。
開発済みの人が催眠状態下ならではのより高品質な快感を得られる可能性は低いです。
進め方が悪いのではなく、暗示の方向性が完全に未開発者向けなんです。
私は開発済みの側なので正直なところこのエッチはいまいちでした。

プレイの方は開始から終了までほぼずっと乳首をいじり続けます。
乳首の快感を掘り下げることはないものの
それを背中や腰に伝播させて全身を気持ちよくさせる横のアプローチはあります。
さらに終盤に差し掛かると爪で乳首を引っかく刺激的なプレイも登場します。

このように、乳首だけをとことんいじるテーマに沿ったエッチが繰り広げられています。
乳首尽くしな作品
乳首開発の足がかりになりそうな作品です。

お姉さんは自分にわざわざ会いに来てくれた主人公が幸せな時間を送れるように
リラックスをとことん追求した催眠を施し、それから乳首特化のエッチを時間をかけて行います。
「乳首快楽催眠」と銘打ってるだけあっておちんちんに関する描写を完全に除外し
いじり方を時折変えて別な刺激を与えつつ最後の絶頂に向けて導きます。

「なんとなくで構いませんから 自分は催眠術にかかってるのだと 感じてみてください」
全体を通じて特に感じたのが彼女の親切さです。
深呼吸を終えた後にこれから本格的な催眠が始まることをはっきり告げ
その際にかかりやすくなるための簡単な心構えを教えます。
そして催眠パートではシーンが切り替わる際に今の感覚を聴き手に実感させるセリフを投げかけます。

こういった心遣いは処女作の段階だとなかなかできないことです。
おかげで催眠パートを聴いてる間はものすごくリラックスできました。
技術の行使や暗示の入れ方、声の演技も練られていて将来性を感じます。

この作品が結果的にうまくいってない理由は暗示の方向性にあります。
具体的には眠らせる必要がないのに眠りたくなる暗示を入れたり
エッチで開発済みの人に対する有効なアプローチをしてないことが挙げられます。

私個人は後者を無理にやる必要は無いと考えてます。
ただし、その場合は「乳首未開発の人が楽しめるように作られてます」という注意書きが必要です。
作品説明文には開発済みな人の方が楽しめる風に書かれてるので
実際の内容とはズレてると判断し、このような指摘をさせていただきました。

エッチは乳首開発を想定してるだけあってとにかくいじる時間が長いです。
ドライまではいかなくても乳首を気持ちよく感じる可能性は十分にあります。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

男性の隠れた性感帯に焦点を当てた珍しいセルフ系作品です。

CV:御崎ひよりさん
総時間 1:25:49

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

【不健全はみがき】道草屋 すずしろ-はなびの日【ゆっくり按摩】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

道草屋シリーズで一番最初に登場した店員「すずしろ」。
その第5作目にあたるこちらは、夏の終わりの時期を舞台に
彼女が2日間に渡って癒しとちょっぴりエッチなサービスを行います。

前半は花火見物や耳かき、後半はマッサージとサービスの内容を大きく切り替え
その一部始終を多種多様な効果音と環境音によってリアルに表現しています。
終わりゆく夏を惜しんで
道草屋の店員「すずしろ」から様々なサービスを受けるお話。

「すずしろです お時間よろしいですか?」
すずしろは若干幼さを感じる可愛い声の女の子。
ある日の夜、お客が宿泊してる部屋にやって来ると
これから始まる花火大会を一緒に見ようと言います。

本作品は大きく2つのシーンに分かれており
前半の「花火大会」は耳かきをしながら花火を眺め、その後線香花火を楽しむ様子
後半の「歯磨きとマッサージ」「おやすみマッサージ」は次の日に全身マッサージをする様子が描かれています。

時間がどちらも1時間程度にまとめられてますから
通しで聴くのが難しい人は2回に分けると丁度いいでしょう。
前半は非エロ、後半はエロ込みと内容にも大きな違いがあります。

作品の説明をする前に触れておかないといけないのが声優さんについてです。
今年4月に亡くなられた餅よもぎさんに代わり、今作から御崎ひよりさんが担当されてます。
過去4作を聴いて研究されたのか、声の感じや演技は初代すずしろにとても近いです。
シリーズをずっと聴いてる人でもそれほど違和感を覚えることはないと思います。
また今作では敢えて過去作と似たシチュでサービスするシーンも登場します。

この作品のテーマは「夏の終わり」。
暑い日差しや賑やかなセミの声が聞こえる昼間を避け、2日とも夜にサービスを行います。
道草屋の特徴とも言える環境音もスズムシの鳴き声が非常に多く、全編を通じて静かな雰囲気が漂っています。
サービス自体はシンプルにして風情を感じさせる演出に力を入れています。
華やかで儚い音を聴きながら
前半の「花火大会」は5パート56分間。
部屋にやって来たすずしろが豚さん線香に火を灯し
耳を手ぬぐいで軽く拭いてから甘噛み→耳かきの順に行います。

「すりすり」と滑らかな摩擦音がゆっくり鳴る耳拭きから始まり
唇をゆっくり動かして上品なちゅぱ音を鳴らす甘噛み
「そり ずり」と軽い摩擦音がゆっくり鳴る耳かき棒、「ずずー じりっ」と柔らかくてざらざらした綿棒など
最中はサービスに応じたリアルな効果音がタイミングよく鳴って耳を楽しませます。

「この子 いつからいるんでしょうね 私がここに来たときには もう働いてましたし きっと大先輩ですね うふふっ」
すずしろについてもお客との付き合いが長いだけあって堅苦しさはほとんどなく
豚さん線香の話や直後に始まる花火大会の思い出をのんびりした口調で語ります。
前半、後半ともに敢えてしゃべらないシーンがあるのでキャラは若干弱くなってますが
子供っぽさの残る彼女の存在が癒しにプラスに働いてるのも事実です。

このシーン最大の魅力はもちろん花火。
右耳の耳かきを終えた頃から「どーん」というお馴染みの音が鳴り始め
その後およそ14分間に渡って時折間を置きながら何度も打ち上げられます。

会場とお店がやや離れてることもあり、花火の音は遠くから聞こえてる感じになってます。
耳かき音や他の環境音をかき消さないレベルの音量ですね。
音の鳴り具合もループとは明らかに違う不規則さがあります。
特に終盤は最後を飾るかのように連続して激しく鳴り響きます。
現実世界の花火大会をそのまま切り取ってきたようなリアリティがあります。

「きっと寂しくなるだろうと思いましたので 少しだけ 余韻に浸ろうかなって」
花火大会の直後に始まる線香花火(約13分)も大きなポイント。
「ぷすぷす ぱちぱち」という控えめな炸裂音が30秒程度鳴り、最後に火種が「じゅっ」と落ちます。
打ち上げ花火に比べると華やかさに欠けるものの、夏の終わりに感じるそこはかとない寂しさが音に表れています。
同じ花火を使ってまったく違う雰囲気を生み出してるあたりが道草屋らしいなと。
3度目の正直だったのに…
後半の「歯磨きとマッサージ」および「おやすみマッサージ」は7パート63分間。
部屋の中に吊るしてある蚊帳に入ったすずしろが
前日お客が寝る前に歯磨きしてなかったのを見て自らお世話してあげます。
そして口の中がスッキリしたところで肩、腕、背中、腰、足を丁寧に揉みほぐします。

歯磨きは「ぽり しょり」という小気味良い音が使われており
左右に往復させたり上下に擦ったりと変化に富んだ動きをします。
下の歯→上の歯→前歯と順に行ってくれるおかげで音の位置の違いもわかりやすく
彼の体を後ろから支える彼女の息遣いも耳元至近距離から聞こえます。

「オイルを使ったマッサージなんですけど その…ダメですよ?」
「この体勢だと 何かと思い出しちゃいますね…」

また彼女はサービスの開始時や最中に思わせぶりなことを漏らします。
これは「【耳なめ】道草屋 すずしろ 連夜【マッサージ】」という作品にも登場したシーンで
最初に「エッチは禁止」と自分で言ったのに、つい流されて射精させてしまうプレイを彼女は過去に経験しています。

彼女もそれを思い出したのでしょう。
前半よりも明らかに熱っぽい吐息を漏らし始めます。
道草屋のエッチは淫語を一切言わず、息遣いや音を使って聴き手を興奮させます。

本作品唯一のエッチシーンは「ダメですよ?」パート(約14分)。
歯磨きとその後始末を終えて肩と腕のマッサージに取り掛かったすずしろが
そのままオイルで濡れた手を股間へ伸ばし、おちんちんをおもむろにしごき始めます。
プレイは手コキ、耳舐めで手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

「旦那様がいけないんですよ? いつもいつも こんなにするから」
事前に交わした約束を破って勃起した彼を軽く叱りつつ
彼女は粘液質の音を後になるほど激しいペースで鳴らして刺激を与え続けます。
普段の彼女のキャラとは随分違うパワフルな責めっぷりです。
並行して行う耳舐めも前半の甘噛みとは明らかに違うエロに寄せたちゅぱ音です。

プレイの様子をほとんど実況しないのである程度想像力を要求されますが
少なくとも効果音は抜きに使えるクオリティを持っています。
癒し専門店の店員がこういうサービスに及んでるシチュにもそそります。
ちょっぴり背徳感のあるエッチと言えるでしょう。

このように、最大の武器である音を使った生々しいエッチが繰り広げられています。
移り変わりを感じる作品
リアルな効果音と環境音を駆使して2つの節目、変わり目を描いている作品です。

夏の盛りを過ぎ、秋が近づきつつある時期を舞台に
道草屋の代表的な店員さんが2日間をかけて心と体の両方を癒します。
打ち上げ花火の華やかな音を聴きながらする耳かき、スズムシの声を聴きながらする歯磨きとマッサージ。
前半は夏らしさを、後半は秋らしさを感じさせる要素を多く盛り込み違いを打ち出しています。

同じ夏を扱った作品でも前作「【ノスタルジ-耳かき】道草屋-芹 おもいで【二人で怪談】」とは随分違います。
ですが寂しい感じはそれほどせず、むしろ安眠しやすい作品に思えます。
特に線香花火のシーンは音が鳴る時間と鳴らない時間のメリハリがあって余計静かに感じます。

この作品におけるひとつ目の節目はもちろん季節です。
そしてもうひとつの節目は声優さんです。
シリーズ第一作目からずっと活躍されてきた餅よもぎさんに対する惜別の思いが込められてます。
後半シーンにおける約束やエッチにその部分が色濃く出ています。

「さ、気を取り直して 今度こそマッサージいたしますよ」
そして最後の「おやすみマッサージ」ではこれまでの出来事を振り払うかのように一生懸命マッサージします。
故人を惜しむのはもちろん大事だけど生きてる者は前に進まなくてはならない。
「気を取り直して」とすずしろに言わせてるのはそういった気持ちの現れなのだと思います。

私の勝手な推測なのであまり真に受けないでください。
ですがすずしろの代替わりが多少なりとも影響してるのは事実です。
御崎さんのすずしろが今後どういう活躍をするか楽しみです。

エッチはこの作品から聴いた人には展開が掴みにくいと思います。
すずしろのキャラやお客との仲の良さを知っててこそ抜けるプレイかなと。
メインのサービスはどう考えても非エロですからそれほど問題とは思いません。

射精シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音(甘噛み含む)そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

ちょっぴりしんみりした気分を感じながら癒される作品です。
これまでのすずしろをすべて聴いてる人には強くおすすめします。

CV:御崎ひよりさん
総時間 2:00:27

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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