同人音声の部屋

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タグ:彩音まりか

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ヒプノアドベンチャーII

サークル「.␣(Dot-Space)」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、不思議な世界に住むエッチなサキュバスが
勇者見習いの男性を女の武器と色んな魔法で骨抜きにします。

癒しの魔法をかけられながら体の動きを封じたり
時間停止の魔法をかけて快感を瞬間的に増大させるなど
仮想世界らしさを全面に押し出した独特でハードなエッチが楽しめます。

今回はバージョンアップ後のレビューをお送りします。
仮想世界の快感を実体験
ナビゲーターに催眠をかけられ彼女とサキュバスに弄ばれるお話。

「ようこそ、ヒプノアドベンチャーの世界へ」
ナビゲーターは穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
美しい女性型モンスターに虐められたい願望を抱いてやって来た主人公に概要を説明すると
彼を勇者として不思議な世界へ送り出すための催眠を始めます。

本作品は2015年7月に発売された「ヒプノアドベンチャー」の続編。
ゲームなどの世界で行われる魔法攻撃をリアルに気持ちよく味わってもらうことを目的に
彼女たちが2時間10分程度に渡って催眠をかけたり様々なエッチをします。

混乱、眠り、毒といったバッドステータスを軽く幅広く体験させてた前作とは違い
今作はパート数を約半分まで減らし、個々の量と密度を上げてより強い快感と陶酔感が得られるように作られてます。
内容もサキュバスに魅入られる、時間を止められる、生命を吸収されるなど変わったものばかり。
女性に思い切り弄ばれるシチュが好きな人ほど楽しめます。

サキュバス「じゃあ、良い子にしてた貴方に、ご褒美 今から貴方に、魔法の口付けをしてあげる」
音声作品には色んなタイプのサキュバスが登場しますが
彼女の場合は魔法を得意とするキャラに設定されてます。
体への接触はキスや愛撫など比較的ソフトなものが多い代わりに
魔法(=暗示)を数多く投げかけて少しずつ確実に自分の奴隷へと作り変えます。


時間に対する純粋なエロ要素はそこまで多くありません。
しかし催眠の技術が優れてるおかげで、あまりエロくないのに体が妙に疼くとか
彼女の言葉につられてエネルギーがこみ上げてくるといった不思議な体験を味わいやすくなってます。
仮想世界でするエッチだからこそ、現実世界でするエッチとの違いを明確にしてます。

また魔法は特定の効果音やキーワードをトリガーにして行います。
魔法を唱える時は「ぽーん」というややぼんやりした音、それを解除する時は指パッチンと
目的に応じてある程度使い分けながらその前後に暗示を厚めに入れて感覚をコントロールします。
全編を通じて要所で鳴らしたり言ってきますから、後になるほどそれを聴くたびに心や体が自然と反応するでしょう。
世界観を重視した柔らかい催眠
催眠は2パート38分30秒ほど。
前半の「第1章 催眠世界へ」は現実世界から不思議な世界へ移動するシーン(約19分30秒)。
仰向けでも横向きでもいいので横になり、目を開けたまま深呼吸するところから始めます。
このパートはナビゲーターがメインの語り手を担当します。

深呼吸は最初に2セット行い、その直後に意識を向けさせながら3セット行います。
やってることはほぼ同じですが両者で感覚に多少の違いがあることに気づくでしょう。
こんな風に彼女は意識することの大切さを教えながら催眠を進めます。

お次はヘミシンクという特殊な音を流しながら今回使用する世界のデータを頭にインストールします。
PCやスマホにゲームデータを入れる動作を人間に置き換えた感じです。
「プーーーン」というややトーンの高い小刻みな振動音を聴いてるとなんとなく眠気を感じるでしょう。

「また音を近くで感じる、深い所へ誘われて、意識が音に近付いていく、深く沈んでいく 音が遠のいて、意識が遠くへ浮き上がっていく、どこかへ離れていく」
またここではヘミシンクの音量を大きくしたり小さくし、その都度別の暗示を入れて心を揺さぶります。
音を重要なポイントに定めてる本作品らしい誘導法ですね。
目を閉じる指示は催眠開始からおよそ10分後に出ます。

続く「第2章 癒し?の魔法」は催眠の世界に降り立った後のお話(約19分)。
世界観に合わせて僧侶の姿で現れた彼女が、勇者の力を取り戻せてない彼に癒しの魔法をかけます。

「私の魔力が真っ白な糸となって、貴方の右脚に絡みついていく 薄いベールに包まれるように、右脚が柔らかく抱かれていく」
左右の腕と脚、お腹、胸、頭と全身を大まかなパーツに分け
蚕の繭のような柔らかい糸で包まれていくイメージを交えて脱力感や心地よさを与えます。
このシーンで彼女が「真っ白」を多めに言うのもいいですね。
引き続き深化のアプローチをすることで催眠状態をより深く安定させます。

作品世界に引き込みつつエッチの準備をするテーマに沿った催眠です。
聴き手を催眠世界の勇者へと変え、全身の身動きを封じることを目的に
深呼吸から入って音を使った揺さぶり、色のイメージやカウントを使った深化
分割弛緩法に深化の暗示を盛り込んだ癒しの魔法、と作品独自の要素を色々組み合わせてゆっくり誘導します。

これまでいくつもの名作を手がけられてきたサークルさんなだけあって
音やイメージと技術の親和性が高く、ナビゲーターのセリフも柔らかい表現を心がけていて癒されます。
催眠の時点から他の要素と絡めて暗示を入れてくるおかげで
こちらが何かをしようとしなくても自然に魔法を受けられる環境が整うのも良いです。
目的をしっかり見据えて慎重かつ丁寧にリードする質の高い催眠と言えます。
多少のスリルを味わいながら
エッチシーンは3パート77分間。
プレイは魅了の魔法、言葉による絶頂、時間停止の魔法、体の愛撫、全身舐め、即死の魔法(キス)、体を擦りつける、おっぱいで挟み込む、吐息を吹きかける、オナニー、手コキです。

体を擦りつける、おっぱいで挟み込む、手コキの際に効果音が鳴ります。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「じゃあ、早速…私のモノとして生まれ変わりましょうか♪」
とある事情でナビゲーターと入れ替わり現れたサキュバスは
癒しの魔法ですっかり身動きが取れない主人公に別の魔法をかけ始めます。

エッチは彼女がメインの語り手になって色んな責めを繰り出します。
一番最初の「第3章 魅了の魔法」は魔法だけでイかせる本作品ならではのプレイ(約20分)。
効果音やキーワードと暗示を組み合わせて彼の心を白からピンクへ塗り替えていきます。
2人がどのように入れ替わったかは聴いてのお楽しみとさせてください。

「ほら、記憶も経験もピンクに書き換えられて、ゾクゾクが収まらない 貴方はもう、ピンクをイメージさせられるだけで、ずぶずぶと堕ちていく」
「「○○」と呪文を唱えられると 貴方の心から妖しいピンクの光がすーっと広がって、全身がピンクに包まれる」

彼女は彼が魔王を倒すためにこの世界へやって来たことを知ってるので
抵抗できない彼を確実に仕留めようと少しずつ確実に追い詰めていきます。
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素をほとんど使わない代わりに
ピンク色が持つエッチな印象を膨らませて気持ちよくする
催眠音声らしい責めです。

私が聴いた時はさほど興奮しませんでしたが股間のあたりが妙にムズムズしました。
パート中盤から始まる魅了の魔法もキーワードを聴けば聴くほどエネルギーがこみ上げてきます。
癖のあるプレイなので催眠音声の経験や被暗示性の高低でそれなりの差が出そうですが
作品のテーマに沿ったやり方でこの後のパートへ繋げる役割を果たしてるのも事実です。

2番目の「第4章 停止の魔法~即死の魔法」はスリリングなプレイ(約23分)。
序盤から中盤にかけては時間を止める魔法をかける→体の愛撫→魔法の解除を繰り返し
終盤はそれに死の口づけを加えて彼をゲームオーバーへと追い込みます。

「ゾクゾクって、私の指で一直線に撫でられた いやらしい感覚が急に浮かび上がり、離れなくなる おへそから唇まで、柔らかい指でなで回される感覚が 何度も何度も繰り返される」
時間停止は簡単に言うとそれを受けてる間だけ感覚がストップするというもの。
魔法をかけられてる間は責められても気持ちよくならない代わりに、解除した瞬間それらが一気に襲ってきます。
催眠音声だとなかなかお目にかかれないアプローチですね。
催眠にうまく入っていれば指を鳴らした瞬間にゾワゾワした感覚が襲ってきます。

「視界も心も頭の中も、全てピンクの快感で満たされていく 貴方の抵抗する意志が完全に奪われて、快感が全部頭に昇ってきて、脳を滅茶苦茶に犯し始める」
即死の魔法は痛みや苦しみではなく快楽に耐え切れず逝く感じに描かれてます。
やってることは普通のドライに近いのですが、死の概念を加えて追い詰められるスリルを味わわせてくれます。
グロい表現は特にありませんから余程苦手な人でもない限り後に残ることはないでしょう。
現実世界だとリスクの高い行為を敢えて取り入れて非現実感を出してます。

最も濃く気持ちいいプレイが楽しめるのは最後の「第5章 はさみうち~生命吸収」(約34分)。
主人公のことが心配になって再び現れたナビゲーターが
サキュバスと一緒に全身やおちんちんを責めて連続射精へ導きます。

ナ「マゾ勇者様、ほら、感じて下さい 私達にぐちゅぐちゅにされて、気持ちよくなって下さい」
サ「ふふふ、感じてはいけません♪ 頑張って耐えるのです、勇者様♪ そうすれば貴方の欲望がどんどん濃くなって、最高に気持ち良くイかせてもらえますよ♪」
そして人数が増えたのを受けて彼を取り合ったり、正反対のことを言って混乱を誘うなど
2人が連携を取って心身両面をバランスよく盛り上げようとします。
催眠音声ではすっかりお馴染みの双子形式っぽい責めです。
メインはサキュバスが担当し、ナビゲーターはそれをサポートする形でプレイに取り組みます。

プレイについても彼女たちと体を擦り合わせる際ににちゃにちゃした効果音が流れ
中盤頃から15分程度自分の好きなペースでおちんちんをしごく時間が用意されてます。
ですから前の2パートでうまくドライできなかった人もスッキリした気分で聴き終えられるでしょう。
連続射精は約4分間で3回と実際やったらかなりハードです。

このように、女性に一方的に責められイかされ続けるドM向けのエッチが繰り広げられてます。
ファンタージ成分の強い作品
ファンタージ世界だからこそできるエッチを追求したチャレンジ精神旺盛な作品です。

ナビゲーターはM気質な主人公に現実世界ではできないタイプのエッチを満喫してもらおうと
癒し系の催眠をかけてあちらの世界の勇者に転生させます。
そしてそれに気づいたサキュバスはすぐさま彼を発見し、巧みな話術と魔法で骨抜きにします。

物理的な接触を控え、主に魔法で心身を責める独特なエッチ
その感覚を音やキーワードを起点にした暗示で伝えるきめ細かなアプローチ
時間停止、即死、生命吸収など非現実的な快感に注力したプレイ構成。
フェラやSEXといった普通のエッチとは大きく違う刺激的なサービスを行います。

前作に比べてプレイを大幅に絞ったことと、効果音を鳴らす頻度を下げてくれたこともありがたいです。
前者はプレイに落ち着いて取り組めるからよりリアルに味わえる可能性が上がりますし
後者は集中力の低下や意識の分散が抑えられて催眠状態を維持しやすくなってます。
2時間を超える作品となるとこの部分は結構大きいです。

エッチは催眠の技術でイかせることにこだわってます。
割と難しい分野に挑戦してるので初心者よりも中上級者のほうが楽しみやすいかなと。
催眠自体は入りやすいけどその後は多少慣れが要るように感じました。

絶頂シーンはドライ2回、ウェット3回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことから今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:彩音まりかさん
総時間 2:14:50

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
135分で900円とコスパがいいので+1してあります。

暗中模索さんで公開されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、様々な生物が住む緑豊かな森を舞台に
そこの主を自称するお姉さんが催眠を交えたエッチなサービスをします。

催眠・エッチどちらを目的に聴いても楽しめるバランスの良さが特徴で
彼女はどちらのパートも長めの時間を割き
テーマ性に沿った技術を行使し十分に催眠を深めた後
その状態を維持させながらこの森ならではのプレイで性的快感を与えます。

今回は彩音まりかさんが読まれたバージョンでのレビューをお送りします。
妖しい森で心と体をリフレッシュ
妖しの森でお姉さんにエッチな催眠をかけられるお話。

「あれぇ? 人間がこんな雨の中、森に迷い込んじゃって、どうしたの?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
とある雨の日、自分の森に迷い込んできた主人公に声をかけると
ひとまず近くの大きな木で雨宿りしようと言います。

本作品は暗中模索さんが2012年10月にネットで開催したイベントで
サークルTuberose kissさんの中の人が台本を製作し
それを何人かの読み手さんが音声化して生まれたものです。

Tuberose kissさんが元々女性向けで活躍されてるサークルさんなので
今回紹介する男性向け以外に女性向けも存在します。
無料かつ男女両用と一人でも多くの方が楽しめることを想定した親しみやすい作品です。
催眠に不慣れな人でも不思議な感覚が比較的味わいやすいと思います。

大まかなストーリーは家で催眠音声を聴いてる最中
偶然妖しの森にやって来た彼を彼女がたっぷり癒し、さらに性的欲求のお手伝いもします。
催眠29分、エッチ35分と両者のバランスが取れており
どちらのサービスも堅実な技術をテーマに合わせてアレンジしながら進めています。
有料作品にまったく引けを取らないクオリティを持つハイレベルな作品です。

催眠はおよそ29分間。
事前に音声を聴く際の環境や姿勢を確認した後
まずは深呼吸や脱力をして心身をひとまず落ち着けます。

「ここの空気はとっても綺麗だからね。いつもの呼吸に戻しても、きっと自然とゆったりとした呼吸になってくるわよ」
彼女は聴き手が森の中にいる気分を味わえるようにと
妖しの森に因んだイメージを交えながら催眠を進めます。
森林浴なんて単語があるように、人は自然に囲まれてるだけでもリラックスします。
実際に聴いてみるとほのかに清涼感を覚える人がいるでしょうね。

「だら~んとしていると 更に力がすぅ~っと抜けて、とても気持ちがいいね」
脱力は彼女に言われた部位に10秒程度力を入れ
それから一気に抜く漸進的弛緩法を行います。
部位に意識を向けるだけの脱力よりも脱力具合が実感しやすく
これも催眠初心者にはありがたい導入と言えます。

本作品はこの脱力にとんでもなく力を入れた催眠を施してくれますから
後になるほど手足がうまく動かせないとか、動かしたくなる感覚が強く実感できます。

「粘り気のある沼の水が、だんだん体にまとわりつきながら、沈んでいく」
「沼のざらついた感触が肌にまとわりつく ざらついた感触を感じてもっと深く落ちていく」

体を脱力させた後は心の脱力。
お姉さんは近くにある沼に彼の体が沈んでいくイメージを話しながら
「沈む」「落ちる」といった深化を促す暗示を小まめに投げかけます。

沼なら誰でもイメージできますし作品のテーマにもマッチしています。
彼女がこのシーンで一際遅く、重い口調で語りかけてくるのもいいですね。
言葉だけでなく雰囲気によっても沈んでいく感覚を伝えてくれます。

「このリンプンはキミの体を麻痺させて、動けなくするよ。鼻から肺に入って… 皮膚から吸収されて… キミのカラダはだんだん麻痺していく」
そうやって沼から森の奥に進んだところで
最後は付近にいる蝶のリンプンを体に浴び、心と体の脱力感をさらに強めます。
事前にしっかり脱力してますから感覚が掴みやすく
人によっては手足にピリピリとした痺れを感じるかもしれません。

体はぐったり、頭はぼんやり。
寝る前や寝起きの時に味わう心地よい感覚にどっぷり浸ることができます。

森の奥に進む様子に様々な技術を交えた手堅い催眠です。
体をしっかり休め、お姉さんの言葉を受け入れやすい心にするのを目的に
古典催眠の技術を組み合わせ、それぞれを的確に行使して少しずつ確実に催眠を深めます。
舞台の森に合わせたイメージも大衆性が高く、作品の世界を感じ取りやすくなっています。

彼女の声が序盤から結構ぼんやりしているおかげで
私の場合は開始3分くらいから意識のぼやけを感じ始めました。
体の脱力感もはっきり実感できるレベルの強いものでした。
この感覚は催眠の初期によく出るものですから多くの人が味わえると思います。
初心者をかなり意識した催眠を施してるなと。

まとめると、癒されるしトランスにもがっつり入れる質の高い催眠です。
全身をくまなく責められる快感
エッチシーンは35分ほど。
プレイはキス、全身愛撫、乳首舐め、フェラ、アナル責め、SEX(騎乗位)です。

フェラとSEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

「恥ずかしいヒト。さぁ…えっちなこと、始めよっか」
催眠を使って主人公の体を動かせなくしたお姉さんは
彼をもっと気持ちよくしてあげようと頬や唇にキスをします。

エッチは終始彼女たちに責められる形で進みます。
前半に登場するのはキス、フェラ、全身愛撫といったSEXの前戯的なプレイ。
催眠音声では珍しく実際にちゅぱ音を多めに鳴らしながら
その様子を実況したり気持ちよくなる暗示を適度に入れます。

「舐め合って… 唾液もいっぱい絡まって… その音を聞いただけでキミのカラダは熱く火照っていくわよ」
ちゅぱ音を鳴らしすぎると肝心の暗示を入れられなくなるハンデを克服するため
本作品ではフェラをする際にバックでちゅぱ音を流し
それと同時に彼女が語りかけてくる
変わった演出がされています。

音量を控えめにしたりペースを緩くしてあるおかげで
メインのセリフの邪魔をせずにエッチな気分を高める役割を果たしてます。
責めはゆっくりなんだけど音は結構下品でエロいです。

「ほら、私たちの周りに居る木霊が見てるよ。感じてるキミの顔。体。視線を感じると恥ずかしくて体が火照ってきちゃうね」
もうひとつの特徴は森に住む木霊がエッチに参加していること。
前半は主人公の体を愛撫する、中盤以降はそれにアナル責めを加え
複数人から同時に責められてるシチュを楽しませてくれます。
また適度に彼らの視線を意識させて羞恥心を煽ります。

といってもメインの相手はお姉さんですからあくまでサポート役です。
専用の効果音が鳴ることはありません。
最後の絶頂を気持ちよく迎えるスパイスあたりに留めてあります。

メインのプレイは開始からおそよ25分後に始まるSEX。
水分高めのくちゅ音を鳴らしながら彼女が感度上昇の暗示を何度も叩き込んでくれます。

「キミの中心に集まった快感がだんだん膨らんでいく。何度も何度も出し入れされる。締め付けられるたびに快感の渦の中に巻き込まれていく」
彼女自身が乱れて喘ぐシーンは残念ながらほとんどないのですが
興奮できる他の要素がいくつもあるおかげで
このあたりから股間が一気に熱くなり、何かがこみ上げてくる感じがしてきました。
射精の前に湧きあがる感覚に近いものです。

しかし彼女はイけそうになってもなかなかイかせてくれません。
短めのカウントを何度も数え、その都度直前で止めて寸止めさせます。
ある程度焦らしてドライイキしやすくしてくれるわけです。

その後のフィニッシュシーンも通常のドライに加えてちょっとしたギミックが登場します。
ドライを経験している人なら射精とは違う独特な快感が味わえるのではないかなと。
イかせ方が上手ですね。

このように、エロさを出しながらドライへと追い込む充実したエッチが繰り広げられています。
催眠オナニーの醍醐味が詰まっている作品
催眠・エッチどちらも楽しめる総合力の高い作品です。

たまたま自分の森に迷い込んできた主人公を
優しいお姉さんがしっかり催眠をかけてから催眠音声ならではのエッチでもてなします。
緑豊かな妖しの森が持つ自然な癒しを活かして催眠を深める流れや
最中に使われている基本に忠実な技法の数々。
催眠音声の大前提とも言える「催眠に入る」ことを大切にした誘導が光っています。

そして聴き手が動けない状況を見据えて
彼女や木霊たちが体を思うさま弄ぶエッチをじっくり行います。
序盤のキス、中盤のフェラ、終盤のSEXいずれもエッチな効果音を鳴らして興奮できる雰囲気を作り
さらには暗示を使ってプレイの様子をイメージしやすくしたり
彼女たちに実際に責められている感覚を味わえるようにリードします。

またエッチ終了後におよそ5分間の安眠誘導シーンも用意されています。
こんな風に聴き手を楽しませることを第一に考えながらサービスを行っています。
「すごく癒された」「エッチが気持ちよかった」など、人によって聴いた後の感想にばらつきが出そうな作品です。
それは裏を返せばどちらも十分なクオリティを持っていることを表します。

エッチはサークルさんが他の作品でもちょくちょく取り入れられてる複数人プレイが魅力です。
おちんちんや唇など大事な部分を必ずお姉さんが担当するのも
術者と聴き手の信頼関係を考えた良い演出だと思います。

絶頂シーンは全部で1回+α。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

誰にでも聴けるとっつきやすい作品です。
ドライこれから挑戦する人、色々聴いてるけどうまくいかない人には特におすすめします。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:18:41

暗中模索
http://blog.livedoor.jp/anmo31min/archives/3577523.html
(ページ中ほどにある男性向けのpart1に入ってます)

綾瀬桂吾さんのバージョンもあります
http://ayacell.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
(通常版はファイル名が文字化けしてるので軽量版がおすすめ)

ヒプノアドベンチャー

サークル「.␣(Dot-Space)」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、催眠をかけられてファンタジー世界の勇者になりきり
その後サキュバスに様々なエッチな攻撃を受ける快感を楽しみます。

混乱・眠り・毒・麻痺などRPGの世界ではお馴染みの状態変化を
効果音を絡めた感覚操作の暗示によって伝えたり、エッチシーンではちゅぱ音を効果的に使うなど
作品の世界を様々な「音」を使って演出しているのが特徴です。

今回は最も時間の長いバージョンでのレビューをお送りします。
勇者になってエッチな責めを味わおう
RPGの世界に入り込んでサキュバスにエッチな攻撃をされるお話。

「ようこそ、ヒプノアドベンチャーの世界へ」
ナビゲーターは明るく穏やかな声のお姉さん。
女性型モンスターにいやらしく弄ばれたい欲求を抱く主人公の望みを叶えるため
催眠を使ってよりリアルにその感覚を味わわせてあげます。

本作品は聴き手にバーチャルな体験を味わってもらうことを目的に
催眠を使って勇者になった後、その世界に住むサキュバスを相手にエッチな戦いを繰り広げます。
「もんむす・くえすと」などで行われているプレイを具現化したと言えばわかりやすいでしょう。
それを反映するかのように作中では彼女が様々な攻撃を繰り出してきます。

催眠はおよそ27分間。
最初は深呼吸や脱力をしてリラックスしながら軽い催眠状態へと入ります。

「息を吐くときは 空気と一緒に身体の余計な力を吐き出して 身体の外に拡散させるイメージ」
主人公がこのサービスを初めて受けることを想定し
彼女は何をするにも簡単なイメージを交えながらわかりやすく心構えを教えてくれます。
深呼吸もただなんとなくするより意識しながら行うほうがずっと効果的です。

「もしかすると今のあなたには 感じられているかもしれませんね ほら おでこの辺りにある 何だかいつもとは違う感覚」
「意識の流れができたから 頭にあるふわふわが ほっぺたの方に流れ込んでいって ぽーっと ほのかに温かくなってくるかもしれません」

その次に行う脱力もまずは深呼吸で得られたリラックス感を頭の中に実感させ
それを顔→首→右肩→右腕→右手と徐々に広げる形で進めています。
言い回しも「~してください」と言いつけるのではなく「~かもしれません」と柔らかい表現が多く
それらが作品全体に穏やかで落ち着ける雰囲気を持たせています。

催眠に不慣れな人でもついていけるよう配慮がされているのがいいですね。
今回紹介したバージョン以外に2回目以降のショートバージョンも用意されていますし
より多くの人に作品を楽しんでもらえるための工夫が随所に見られます。

お次は作品世界の勇者になるための準備として
耳に装着したデバイスから頭の中にデータを流し込む様子を描きながら催眠を更に深めます。
ここからは本作品の重要な要素のひとつ「音」が耳を楽しませてくれます。

「そう これはあなたをさらに深い催眠状態に誘う 不思議な揺らぎをもった音」
一番最初に登場するのはデータを流し込む音。
お湯が沸いている時に鳴る「こぽこぽ」という音に近い音がバックで流れ始め
それのボリュームを微妙に変化させながら催眠が深まる暗示やカウントを入れていきます。
この音には脳波をリラックス状態に誘導するヘミシンクが混じっているらしく、適度な刺激が耳に心地いいです。

「あなたの目の前に現れたのは 柔らかくて今にもこぼれそうな 大きな胸とお尻をもった 美しい女性の姿をしたモンスター」
そして最後は今回のお相手を務めるサキュバスの容姿をイメージし
その声や指示に従いたくなるよう心を誘導します。
ここでもRPGで鳴るような短い魔法の詠唱音を鳴らしながら
それを聞くほど快感が湧いたり催眠が深くなる暗示を入れていくなど
仮想世界での出来事を音を使ってよりわかりやすく聴き手に伝えようとしています。

古典的な技法を作品のテーマに合わせてアレンジしている比較的堅実な催眠です。
専用のデバイスを使ってファンタジーな世界に赴く様子を描きながら
そのひとつひとつに催眠の技術を絡めて徐々に催眠が深まるように誘導しています。
全体的に進め方がゆっくり丁寧であること、ヘミシンク等の効果音を使っていることから現実逃避感が得やすく
それもテーマの勇者化に適しています。

ごく一部、具体的にはデータを流し込むシーンでボリュームを強弱させるところが
差がわかりにくく意図した結果が得にくいように感じることや
エッチシーンのキーとなる魔法の詠唱音に対する暗示の入れ具合が弱いようにも思えるのですが
それ以外の催眠の流れや組み立て方はしっかりしています。
何よりテーマと催眠の親和性・融合度が非常に高く感じました。
様々な魔法で心と体をドロドロに
エッチシーンは7パート43分30秒ほど。
プレイは混乱・眠り・毒・麻痺・魅了の魔法をかけられる、オナニー、SEX(騎乗位)、キス、乳首舐めです。

SEXの挿入時にのみゴムが擦れ合うような効果音が鳴ります。
セルフとドライ両方の絶頂形式があります。

「いろんな魔法でたーっぷり 可愛がってあ・げ・る」
サキュバスは明るく色っぽい声の女性。
催眠の世界にたどり着いた後はナビゲーターから彼女にバトンタッチし
主人公に様々なエッチな魔法をかけてあげます。
ちなみに彼女の声には常に軽いエフェクトがかかっており、何かをする際には例の魔法詠唱音が度々鳴ります。

エッチは彼の願望どおり終始彼女が責め続けます。
最初の4パート17分間は混乱・眠り・毒・麻痺の魔法をかけていくプレイ。
エッチな表現はほぼ無しに、催眠の技術を使ってそれぞれの感覚を伝えようとします。
内容的に作品の世界に浸りながらより催眠を深めるのを目的としているように思えます。

「追いかけるうちに頭がくるくると回って 混乱してくる そう 私の声を聞いていると 頭の中が回る 回る」
中でも一番最初の混乱は彼女の声が小まめに移動したり重なったりすることで
こちらの意識に揺さぶりをかけ、頭の中をぐにゃぐにゃにしてくれます。
声を追えば追うほど平衡感覚を失ったかのように頭の中がぐらついてくるのを感じるでしょう。

他の3つについても眠りは白い光の球を使って安らぎを与える
毒は色っぽい吐息を吹きかけながら力が抜ける暗示を入れる
麻痺は頭を撫でながら体の自由を奪っていく、といったように
それぞれで違うアプローチをしながらその都度暗示を入れてきます。

この4パートはオプション扱いなのでエッチを優先したいのなら飛ばしてもいいですし
催眠の入りが浅いとか、催眠そのものを楽しみたい人はお好みで入れてみるといいでしょう。
個人的には気になったものを1~2個が丁度いいと思ってます。

本格的なエッチが楽しめるのはその後の「魅了」「操り自傷~カウントダウン」「生命吸収」パート。
順番に見つめ合ってからのキス、オナニー、SEXしながらのキス&乳首舐めとなっています。

「私に命令されるというのは 私に愛されているということ とても幸せなこと 私の言う通りにすれば もっと幸せになれる」
「あなたの頭の中のハートから どくん どくんって 絶えず快感が送り込まれて 興奮がさらに高まっていく」

「操り自傷~カウントダウン」パートはオナニーの開始とフィニッシュのタイミングを設定し
その間は彼女が暗示を使って興奮を高める催眠重視のプレイ。
聴き手に声で操作される感覚を味わってもらうためにストレートな淫語をできるだけ避け
バックで「くちゅくちゅ」というセリフを流しながら声に犯される快感を伝えてくれます。

オナニーによる肉体的な快感と意識が混濁している時のようなふわふわした感覚。
この2つの快感を同時に味わいながら射精へと向かうことになるでしょう。
感度上昇の暗示をそこまで入れてこないので射精感はそれほど強烈でもないのですが
精神的な幸福感に浸りながらする分、事後の余韻の長さは結構違います。

「キスの音を聞くたびに 身も心もとろけちゃう キスされるたびに あなたの力が奪われていく」
対する「生命吸収」パートの絶頂形式はドライ。
こちらの上に跨り、挿入した状態でサキュバスが唇・首筋・乳首を舐めまくります。

メインのプレイがSEXでありながらちゅぱ音をかなり重視しており
バックで常にちゅぱ音を鳴らしながらちゅぱ音を聞くほど気持ちよくなる暗示を入れたり
彼女自身がキスをしてエッチな興奮を高めてくれます。
セルフに比べるとエッチな要素を多めにしたプレイですね。
こちらもセルフと同じく最後は10カウントに合わせて絶頂します。

このように、サキュバスの魔法を催眠に例えた一風変わったエッチが繰り広げられています。
世界観がしっかりしている作品
エロよりも催眠の感覚を重視している作品です。

ナビゲーターとサキュバスは仮想世界でのエッチな体験を聴き手が主観的に楽しめるように
まずはしっかりと催眠を深め、それから個々の感覚を暗示や音を使って生み出そうとします。

サキュバスとのエッチと言うと精液をとことん搾り取るハードなプレイが多いのですが
本作品はそれよりも精神的な快楽を追求する傾向が強く
状態変化を通じて彼女に心を操られる気持ちよさを味わわせたり
本番のエッチでもストレートな表現を避けながらイメージによる絶頂を促します。

エロエロな展開を期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
しかし催眠の醍醐味とも言える催眠状態に漂う感覚は得やすく
それが肉体面での快楽の不足を十分に補っています。
特に音をトリガーに感覚を呼び起こすアプローチは最近あまり見かけなくなっていますし
作品の舞台になっている仮想世界の雰囲気を出すのにも役立っています。

ただし、催眠部分の最後でも少し書きましたが
エッチシーンにおいて魔法の詠唱音を鳴らしすぎているところだけは引っかかりました。
私はてっきり絶頂シーンなどの肝心なところで使うものと思っていたのですが
何かの行動を開始する/切り替える際などに割とバンバン鳴らしてきます。

音自体がやや甲高いこと、鳴るタイミングが予測不可能なことから
人によってはびっくりするんじゃないかと危惧しています。
そして使用頻度が高い割には音に対するイメージの刷り込みが甘いため
催眠の補助よりも演出としての意味合いが強くなってしまっているように思えます。
使う場所を絞る、あるいはもう少し入念に音への暗示を入れたほうが効果的かなと。

エッチはセルフで擬声語、ドライではちゅぱ音をバックで鳴らし、それと暗示によって気持ちを高めていきます。
かなり独特なプレイなので催眠にどれだけ入れているかで得られる感覚が随分変わるでしょう。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

催眠音声らしい夢を具現化したプレイが楽しめる作品です。
催眠好きな人、女性に弄ばれるのが好きな人にお薦めします。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:31:22(最長バージョンの場合。組み合わせによって短くなります)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパがいいので+1してあります。

ひぷのせっくす。

サークル「俺だけが得する音声工房」さんの催眠音声作品。

本作品は男女で行う最高の行為「SEX」を、色っぽいお姉さんと存分に楽しみます。
1時間以上に及ぶエッチシーンで行うプレイをキスとSEXの2つに絞り込み
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声といったエロ要素を多く交えながら
少しずつ性的絶頂へと導いてくれるエロ重視な展開が売りです。

今回は総時間が短いショートバージョンでのレビューとなります。



いつもよりずっと気持ちいいSEXをするために
お姉さんに催眠誘導されてからSEXをするお話。

「私の声 聞こえてる? このくらいの声の大きさで 大丈夫かな?」
お姉さんは穏やかで色っぽい声の女性。
2人だけの世界に主人公を連れ込んだ彼女は
催眠状態でのSEXをしてお互い幸せになろうと言います。

催眠は25分30秒ほど。
4分程度の間じっくりと深呼吸をして軽くリラックスしてから
彼女の言う色にちなんだものをできるだけ多くイメージします。

「まずは 赤色 はい 赤いものをたくさんイメージしてね」
赤、青、黄、緑、白と様々な色を指定してきますので
パッと思いつくものをイメージしてみてください。
彼女もいくつか具体的なもの提示して手助けしてくれます。

最後の最後、とある色をイメージしている最中に
何かに吸い込まれていくかのように体がずーんと重く感じるかもしれません。
イメージしやすい要素を使用して催眠を深めていく流れですね。

「私の言う通りにしていれば 君は幸せに 気持ちよくなれることを知っている」
そして適度な催眠に入ったところで、この後のSEXをより楽しめるようになるために
彼女の声に対して気持ちよさや幸福感を覚える暗示を入れてくれます。

彼女の声自体がすごく魅力的と言いますか、男性からすれば好ましいタイプのものですし
その声を聴くことに対して嫌悪を感じる人はほとんどいないはずです。
彼女も押し付けるような言い回しを極力避けて受け入れやすいように誘導しています。

リラックス→イメージ誘導→暗示と続くオーソドックスな催眠です。
時間に対する工程数の少なさを活かしてそれぞれをゆっくり、じっくりと進めており
催眠にとって必要なリラックスと集中力を育みやすい環境を整えています。

「体の中のスイッチを切り換えたみたいに 無意識に ゆったりと 心が落ち着いて とっても心地いい状態」
要所で隠喩を使って聴き手にイメージをわかりやすく伝えているのも
催眠の世界に浸りやすくする良い要素と言えます。
深呼吸や色のイメージをさせる際に特に暗示を入れてこないのが残念ですが
標準よりやや浅いくらいの深さの催眠に入ることができました。



長時間に及ぶ濃厚なSEX
エッチシーンは4パート59分30秒間。
プレイはキスとSEXです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「君のガチガチに硬くなったおちんぽを 私のとろっとろのおまんこに入れるの」
主人公をほどほどな催眠状態へと導いたお姉さんは
本題のSEXを始める前に、暗示を使って主人公の感度を更に高めます。

エッチは事前に感度を高めてから騎乗位でじっくり愛し合います。
プレイをたった2つにまで絞り込んでいるのが一番の特徴で
前戯にあたるシーンがないから彼女との交わりがガッツリ楽しめます。

「君の頭の中が SEXのことでいっぱいになっていく なんだか 体が火照ってくる」
一番最初に行う感度上昇はとある単語をキーワードに設定し
それをセリフに数多く織り交ぜながら強烈に印象付けます。

キーワードを設定するところまではいいのですが、これ自体が淫語に該当するため
私は今回の催眠に用いるには不適と考えています。
催眠の結果なのか、それとも単なる性的興奮の結果なのかがわかりにくいからです。
エッチと直接関係ない単語で興奮させる方がより催眠らしいかなと。

「ほら ここが 君のチンポが入っていく 穴だよ このままゆっくり 入れてあげるね」
エッチ開始から21分後、準備が整ったところでいよいよ彼女と一つになります。
挿入シーンだけにおよそ3分もの時間を費やし
おちんちんが少しずつおまんこに飲み込まれていく様子を
イメージしやすいようにと非常にわかりやすく描写しています。

そして本作品のエッチは他に催眠音声に比べると
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声といったストレートなエロの要素が豊富なのも大きな特徴です。

色っぽいお姉さんが熱っぽく「チンポ」などのやや下品な淫語を連発するだけでも
自然に股間が盛り上がってくるのではないでしょうか。
ちゅぱ音や喘ぎ声を集中的に聴かせてくれるシーンもありますし
催眠以外の純粋なエロさも十分に持ち合わせています。

「ほら キスするだけで 君の体が おちんちんが敏感になっていく」
SEXと並ぶもう一つの柱であるキスも忘れてはいけません。
前半はピストンをせずに、後半はピストンしながら何度も何度も唇を重ねてます。
まさにディープキスと呼ぶにふさわしい、ねっとりとしたいやらしいちゅぱ音でした。

「私の中に 君がいっぱい とっても熱い君の精液で 私の中が いっぱいになってる」
絶頂は最後の最後に1回だけ行います。
ここまで長時間に渡るプレイや様々なエロ要素
さらに長めの復唱といった催眠らしい要素を交えながら焦らされてきただけに
適度に性感が蓄積されていると思います。
そのうえでの絶頂はいつもと一味違ったものになるでしょう。

このように、プレイを極端に絞った濃厚なエッチが繰り広げられます。



エロさに溢れた作品
作品のコンセプト通りエッチシーンが耳を惹く作品です。

キスとSEXという花形プレイを長時間に渡って存分に楽しめます。
音声作品全体を見てもここまでSEXに傾倒した作品はなかなかありません。
お姉さんの妖艶な喘ぎ声や乱れっぷりが股間を熱くしてくれます。
同人音声として見てもかなり抜きに向いた作品と言えます。

その反面催眠音声として見た場合、色々な問題を抱えていると言わざるを得ません。
催眠誘導についてはそこまで致命的な問題は無いと思うのですが
エッチに入ると催眠的な要素がやや薄くなってしまっています。

「入れては抜いて 抜いては入れて とっても単純なこと でもそれが気持ちいい」
ちゅぱ音や喘ぎ声だけが何度も登場することもそうですが
エッチで得られる感覚をすべて「気持ちいい」の一言で表現しているのは甚だ疑問です。

SEXの気持ちよさを言葉で上手に表現しながら
聴き手の無意識に伝えるのが催眠ではないでしょうか?
「私が腰を動かすたび おちんちんにビリビリとした心地よい電流が走る」とか
「股間にマグマが煮えたぎるような熱さがこみ上げてくる」など
もう一歩踏み込んだ表現が欲しかったところです。

絶頂の寸前まで来たところで約10分間復唱のみをさせたり
絶頂シーンで0カウントの後に追い込み暗示が一切入らないなど
プレイの流れにもいくつか腑に落ちない点がありました。
エッチの客観描写が優れているだけに残念でなりません。

催眠はシチュなどをあまり踏まえずストレートな誘導を行っています。
深呼吸が長いおかげで意識がぼやける感覚は得やすいでしょう。

エッチは「かなりエロい」というのが率直な感想です。
彩音まりかさんの声が作品に見事にマッチしています。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

催眠音声の弱点とも言える純粋なエロさを前面に押し出した意欲作です。
一部でかなり手厳しいことも言わせていただきましたが
それはせっかく良い素材を扱っているのに活かしきれていないと思ったからです。
テーマのチョイスはすごく良いので、より催眠を活かしたプレイを今後に期待したいです。

CV:彩音まりかさん
総時間 ショート…1:55:21 ロング…2:13:19


オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は5点。
コスパで+1してあります。

ロングは時間的に催眠状態の維持が困難です。
まずはショートを聴くのをお薦めします。

-催眠音声-DreamShop for Men

サークル「Tuberose kiss」さんの催眠音声作品。

こちらは催眠の技術を使って夢を売っているお店を舞台に
お姉さんが3種類のエッチでドライオーガズムを味わわせてくれる作品です。

Tuberose kissさんのお名前を初めて耳にする方が多いと思いますが
女性向けで過去6作品をリリースされている実力・実績のあるサークルさんであって
決してにわかではありません。
作中でも誘導や深化、そしてエッチに至るまで洗練された催眠を繰り広げており
催眠特有の感覚や性的な感覚を嫌と言うほど味わわせてくれます。

今回は彩音まりかさん演じるノーマルバージョンでのレビューをお送りします。
(他には三森愛乃さん演じる敬語バージョンがあります)



好きな夢を見せてくれる不思議なお店
とあるお店でお姉さんにエッチな夢を見せてもらうお話。

「いらっしゃい ここは催眠を使って夢を売るお店」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
来店した主人公に今回見たい夢のリクエストを訊いてから
ウォーターベッドに寝かせて催眠を始めます。

催眠導入・深化はおよそ14分間。
まずは仰向けの状態で足を軽く開き、彼女の指示に従いながらストレッチをします。

「両腕を天井に突き出すように上げて 手のひらをバイバイするように ぶらぶらー」
手足はもちろん腹筋にも多少負荷がかかることから
日頃運動不足の方だと少し疲れるかもしれません。
でも終わった直後にちゃんと深呼吸をさせてくれるから大丈夫。
そして程よい疲労感の中、自分がさっきよりもずっとリラックスしているのを実感するでしょう。

「自分の腕が自分のもので無いような 不思議な感覚に包まれて どんどん力が抜ける 感覚がなくなっていく」
お次は全身を両手、両足、お尻、腹などいくつかのパーツに分けて脱力を行います。
よくある1カ所ごとに入念に暗示を入れていくタイプとは違って
全身を一通り撫でるように2度行うところがちょっと珍しいですね。
おかげで1回目と2回目の脱力具合を比較する機会が生まれ
後になるほど自分が脱力していることを実感できます。

特に2回目は1回目に比べて明らかにお姉さんの声のペースが緩やかになり
暗示以外の部分によっても心を落ち着けさせてくれます。
私の場合はここで手や足の先といった末端から胴体→頭と
体の中枢に向けてぴりぴり、じんじんとした感覚が伝わっていきました。

「引き込まれるように落ちていく どんどん落ちて 君の意識も落ちて 落ちるスピードは加速度を増して 意識は深いところへ沈んで」
そして最後は夢の世界へと移動し、物理的に落下するイメージを使って催眠を深めます。
非常にスピード感のあるお姉さんの暗示を聴いていると
最上階からエレベーターで一気に降下した時のような感覚がするかもしれません。
事前の準備がしっかりしているのでこの「落ちる」感覚は比較的味わいやすいと思います。

作品説明文にもある通り、漸進的弛緩法と分割弛緩法を使った比較的シンプルな催眠です。
最初の運動と深呼吸に5分もの時間を割いてしっかりリラックスさせてから
「力が抜ける」「意識が沈む」といった催眠に入るイメージに近い暗示を何度もぶつけて
少しずつ確実にその状態へと導いてくれます。

正直1回目の脱力を聴いた段階ではきちんとできるか不安だったのですが
2回目でぐぐっと一気に体が重くなってびっくりしました。
1回目の時点で過去に体験した脱力感を反芻していたのだと思います。
かなり強烈な感覚でしたし、あまり催眠に慣れていない方でも味わえるのではないかなと。
短時間ですが時間以上の十分な威力を持っている催眠と言えます。



3つのシチュでドライを促す
エッチシーンは60分ほど。
プレイは触手による全身愛撫/おちんちんとアナルへの同時責め
お姉さんとのキス/全身舐め/乳首責め/亀頭責め/SEX(騎乗位)
女体化してから電車内での痴漢(受け)
です。

触手プレイ、亀頭責め、SEXシーンでややリアルなくちゅ音が鳴ります。(無しも選択可)
セルフはありません。

「雨とは違う、別のもの 水のように透明だけど そこに確かに存在する クラゲのような 触手」
夢の世界に落ちてとある森にたどり着いた主人公は
そこで無数の触手を持った生物と出会い、全身を犯され始めます。

エッチは森の中で触手に全身を責められる「森」
お姉さんと恋人同士になって愛のあるエッチをする「Lovers」
事前に女体化してから彼女に指で責められる「電車」と
シチュのまったく違った3種類のプレイを楽しみます。

それぞれの内容が完全に独立しているため順番や選択は完全に聴き手の自由。
時間的な余裕のない時は1つだけを選んで聴けばいいし
がっつり楽しみたい時はすべてを通しで聴くこともできます。
詳しい繋げ方などは付属のテキストにきちんと書いてありますので
皆さんのスタイルに合わせて作品をお楽しみください。

「森」はぬるぬるとした液体のような質感の触手に手足を絡めとられ
全身に媚薬効果のある分泌液を塗りたくられるかなり個性的なプレイ。
お姉さんはその状況をわかりやすく教えながら、暗示を使って段階的に感度を上げてくれます。
プレイが進むほど彼女の声がより艶めかしいものに変化するのも手伝って
全身が徐々に熱くなっていくのがよくわかるでしょう。

「そんな簡単に触ってもらえると思う? まだまだ お・あ・ず・け」
しかし触手はわざと股間をスルーして足を刺激し始めるなど
おちんちんへの責めをなかなか始めてくれません。
聴いている最中はもどかしい気分でいっぱいになる人が続出するはずです。
とことん焦らしてドライへの準備をじっくり整えてくれるのが本作品の特徴です。

「細い触手がぬるっと君のお尻の中に入る 充分にほぐれているから痛みは感じない 敏感な入口を刺激されてむしろ気持ちがいい」
そうやって焦らしに焦らしたからこそ
本プレイであるおちんちんとアナルの同時責めは激しい熱と快感が味わえます。
特にお尻は開発している人が少ないだけに
お尻に触手が侵入した所でカーッと熱くなるのを実感しやすいです。

最後の絶頂を迎えるシーンでも
おちんちんやアナルが熱くなったりビクビクしっぱなしだったのをよく覚えています。
溜めに溜めてから一気に放出するスタンスこそが
ここまでの快感を与えてくれた一番の要因だと私は考えています。

「今夜の君は私だけのもの 夢の中だけの 恋人 2人で 甘い夢を見よう?」
続く「Lovers」は先ほどの変態チックなプレイから一転して
お姉さんにぎゅっと抱きしめられたり全身をキスされて幸せを感じます。
時間が30分と一番長く属性もほぼノーマルと最も聴きやすいシチュです。
こちらも暗示やカウントを絡めて段階的に感度を上昇させ
十分な体勢が整ってから一つになるドライを意識したプレイが繰り広げられます。

しかしここは彼女が支配する夢の世界。
当然のことながらすんなりと絶頂させてはくれません。
彼女はテーマに即したちょっぴり変わった方法でこちらの快感を蓄積していきます。

「ほら 私が指を鳴らすと君の中の快感はそのままで 時間だけが少し巻き戻るの」
具体的には感度を維持したままプレイをある程度巻き戻し
同様のプレイを再度行う
といったものです。

他の催眠音声では聴いたことのない演出であるのと
純粋に暗示を重ね掛けすることからそれなりの効果が見込めると思います。
繰り返すシーンもそこまで長くはありませんし、1回だけですから
聴いていて飽きることもまず無いでしょう。

「右に 左に 揺れて 揺れて 気持ちが良くて どんどん頭がぼーっとする」
そして最後の「電車」は一度男性の状態で満員電車に乗り込み
電車のイメージを交えながら意識をさらにぼかし
そこから一気に女性に変身するような女体化を行います。

ボーナスパートということで総時間が12分とかなり短いのもあるのでしょうが
かなりざっくりした女体化に思えます。
多少強引に感じる部分もあるため女体化音声経験者向きかなと。
プレイについてもお尻を撫でてからクリトリスを責められる比較的ソフトなものです。

このように、聴き手にドライオーガズムをさせることを意識した珍しいプレイが繰り広げられます。



作りはシンプルだが重厚な作品
ドライオーガズムをかなり狙いやすい作品です。

3つのプレイすべてがドライを終着点としているのに加えて
「森」と「Lovers」が性感を高めることに力を入れながらプレイを進めています。
ある程度感度を上げてからカウントや暗示で追い込むのはドライ系の王道パターンなのですが
それらに比べて感度の上昇部分の時間と暗示のボリュームがとんでもなく多いです。
要は準備がしっかりしているから狙いやすいですよ、ということです。

中でも「森」パートがずば抜けて優れています。
プレイの奇抜さに目がいきがちなのですが、表現が的確かつ重厚な暗示が素晴らしいです。
もう少しわかりやすく言うと、お姉さんはほぼすべてのセリフを聴き手視点で表現しています。
だから自分が実際に作品の世界にいるかのような感覚が自然に湧いてきて
触手の責めを主観的に捉えることができ、その結果気持ちよくなれるのです。

重厚感についても表現を変えながら何度も感度上昇の暗示を入れたり
一転して時間を巻き戻しながら再度同じ暗示を入れたりしてきますから
一般的な作品に比べて体が性的に熱くなる感覚が実感しやすいです。

ヒプノポリネシアン~BlueHeaven~」というドライ系の名作があるのですが
それも本作品のようにとことんまで焦らして最後の最後で絶頂を促してきます。
時間の関係であの作品ほど長々と焦らすわけではないのですが
その時に味わったドライの感覚に近いものを今回体験することができました。

催眠はエッチの長さを考えてかなりコンパクトにまとめてあります。
しかし心を落ち着かせるべき時はのんびり、落とすところは畳みかけるようにと
主に声のスピードを意識したお姉さんの演技が素晴らしく
一気に催眠の世界に引きずり込むような力強さがあります。
催眠に入る感覚は十分に楽しめるでしょう。
エッチのインターバルで再度深化を行ったりとアフターケアもバッチリです。

エッチはM、ノーマル、ややMとやや幅広いプレイが楽しめます。
触手と言うと滅茶苦茶にされて何度もイかされるようなイメージがありますが
本作品ではスタイルの関係で最後に一回大きな絶頂を迎えます。
元々が女性向け作品だった関係で表現も比較的柔らかく
触手に嬲られるのではなく優しく愛撫されているようなプレイと表現するのが妥当です。
淫語それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

気になった点を強いて挙げるなら、ドライに追い込む際にカウントを刻んだり
絶頂のタイミングで2、3追い込み暗示を入れるといった合図が欲しかったところです。

総合的に見てドライ系の良作と判断しました。
実力のあるサークルさんだというのは存じてましたが
正直ここまで気持ちよくしてくれるとは思いませんでした。
近々別の作品も発売されるそうですし、そちらについても大いに期待できそうです。

おまけは三森さんによる安眠誘導-関西弁ver-です。

CV:彩音まりかさん、三森愛乃さん
総時間 彩音さんver…1:39:12 三森さんver…2:08:26 おまけ…22:29


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
体験版の中には全編の台本もあります。
作品についてもっと詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

すくりぷてっどこねくしょんさんで配布されている無料の催眠音声作品。

「今年最後の無料作品は何にしようか?」
そう考えていたときに思い出したのがこの作品。
今年リリースされた中では名作と名高いこちらで〆させていただきます。

本作品はお姉さんが声の力で聴き手に幸せな感覚を呼び起こしてくれます。
何度も何度も暗示をかけることで声のイメージを刷り込み
こちらが何もしなくても自然に幸せになるような環境を作り上げていくのがポイント。
どちらかというとエロよりは心身のリフレッシュを重視した作りですから
日々の生活で精神的に参っている方などが聴くと特に効果的でしょう。



声を追いかけてくのは幸せ
お姉さんに催眠の力で幸せにしてもらうお話。

「ようこそ ここは あなたと私だけの世界」
お姉さんは柔らかで温かい声の女性。
主人公の体を休め、明日への活力を得るために心地よく眠らせようと
部屋の温度や湿度など、催眠にかかれる環境を整えるところから説明してくれます。

「あなたは私の声を 言葉を 繰り返していくの」
本作品を聴いて幸せになれるかどうか、それは彼女の声に対する心構え次第です。
声を従順に受け入れることができれば、きっと心地よい気分を味わえます。
こちらがあれこれ考えなくてもきちんと彼女が誘導してくれますし
指示の内容も極めてソフトなものばかりですから
聴き手は素直に従う姿勢さえ身に着けておけば大丈夫。

催眠導入は32分ほど。
まずは深呼吸と脱力をしながら、お姉さんの声に耳を傾けていきます。

「なーんにもしなくていい ただ言葉に身を任せるだけ」
本作品一番の特徴は、ほぼすべてが暗示のみで構成されていること。
彼女の言う通りこちらは何もする必要がありません。
その声を聞いていれば勝手に体が重たくなるし、考えるのが面倒になります。
彼女は聴き手を幸せにするために存在するから、嫌がることは絶対にしません。
だから安心して声にすべてを預けることができます。

リアルで信頼できる人が近くにいると、心が落ち着くのを感じる方が多いと思います。
作中で彼女にそんな姿勢で臨むことができれば、自然と心に幸せが生まれるでしょう。

「気持ちいいという感覚だけが あなたを支配していきます」
お姉さんは途中で光や闇を使ったイメージを織り交ぜながら
聴き手の心を少しずつぼんやりさせていきます。
話を聞いていると頭の中が放り出されるような感覚を味わうかもしれません。
ちょっとびっくりするかもしれませんが、それは幸せになるための準備。
彼女の声を追いながらそれを体になじませ、染み込ませていきましょう。

すくりぷさんが得意とする暗示を繋げて流れを作り上げる催眠です。
言いたいことは「彼女の声を聞いていると幸せ」なのでしょうが
ただ順番に進めていくのではなくて、時折一旦戻るように以前の暗示を重ねてくるなど
普段の作品よりもずっと入念に行っているように思えました。

カウントを一切使わないのはこだわりなのでしょう。
暗示のみの催眠というと他には「腕輪2~射精管理~」が挙げられますが
実際やり遂げているのはすくりぷさんしかいませんし
今後もこの手の作品を作り上げていくのではないでしょうか。



心も体も白に侵されていく
エッチシーンはおよそ27分。
プレイは声に導かれての絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「脳の中に ゆっくり ゆっくりと 白い液が流れていく」
その声によって聴き手の心を幸せにしたお姉さんは
今度は体の方も幸せにするために、暗示を使って感度を上げていきます。

エッチシーンも非常に催眠色の強い内容になっています。
彼女の指示する体の部位に言われた通りの感覚を感じ取りましょう。
深い催眠状態に入っていれば体が勝手に反応することもあります。

「白い 白い ただ真っ白」
ここでの彼女の暗示は白を意識させているのが特徴です。
頭が真っ白になり、それが徐々に体全体へと広がっていく。
白はすべてがリセットされた状態だし、精液の色でもあります。
粘性の高い白い液体が体中を巡ることをイメージさせることで
全身を精液漬けにされたような、いやらしい感覚を増幅させていきます。

「体中 幸せになっていく もっともっと幸せになっていく」
そして最後は心身に幸せを感じながら、彼女の合図で絶頂を迎えます。
でもひっきりなしに連続でイカせるようなタイプではなく
適度にスッキリさせてリフレッシュしてもらうのを目的にしているように感じました。
「幸せな状態をできるだけ長く感じてもらいたい」
そんなお姉さんの思いやりが感じられるプレイです。

最後の最後くらいはカウントするだろうと思っていたらここでも無しで
結局作中では1回もカウントを挟むことなく終わっています。
ちょっとドライでの絶頂シーンがパワー不足な気もしますが
このへんも結局は慣れかもしれません。



一つの完成された作品
まるで一つの物語を聴いているような暗示の数々が印象的でした。

このサークルさんだからできるような作りも特徴的です。
腕輪2の時も衝撃を受けたのですが、今回も色々と驚かせていただきました。
多くの作品を作り続けてきたからこそできることなのでしょう。

催眠は具体的な暗示と、やや抽象的に感じる暗示を適度に織り交ぜてあります。
世の中には具体的な暗示の方がかかりやすい人もいれば
抽象的な方が向いている人もいます。
そういう意味ではどちらのタイプにも配慮したバランスの良い暗示ではないかなと。

エッチは頭で生まれた気持ち良い感覚を体の方へも浸透させる流れです。
人によっては体がピリピリしたり、ビクンビクンしたりするでしょう。
ただドライの中でもやや特殊なタイプとも思えるので
催眠経験の浅い方にはちょっとハードルが高いかもしれません。
淫語とちゅぱ音わずか、喘ぎ声はありません。

今まで聴いてきた作品と似ているように見えるのに、そのどれとも違う作品です。
非常に新鮮味に溢れていて私個人もいい刺激をもらいました。
来年も催眠音声の老舗として、益々のご活躍を期待しております。

今年中に聴いておいて本当に良かったと思えた作品です。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:08:06

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-date-200712.html
(下から3番目「はぴねすひゅぷの(cv彩音まりか)」が本作品です)

追記
久々に記事にするのにかなり苦労した作品。
ここまで苦戦したのは「安眠快楽」以来で、とにかく言葉にできなかった。
でもこういう絶望感を与えてくれる作品は己を成長させるからありがたい。

ぶっちゃけ今回のレビューはあまり自信がありません。
だから皆さん自身で是非確認してみてください。

HypnoPleasure~催眠快楽~

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。
昨年4月に発売された、同サークルさん10番目の有料作品になります。

本作品は聴き手が連続絶頂を目指す形で作られており
射精を促す要素はすべて切り捨てて
その代りにドライオガーズムを徹底追及しているのが特徴です。

ドライオーガズム(射精を伴わない、脳だけの絶頂)は
催眠を経験されている方ならわかると思いますが
射精するよりもややハードルの高い絶頂です。

本作品はその点もきちんと考慮されており
ドライに至るまでの前準備もしっかりとしてくれますから
断続的に続く長時間の快感を、比較的味わいやすいと言えるでしょう。



ゆっくりと少しずつ声を体に染み込ませていこう
お姉さんに催眠をかけられ、連続で何度もイカされるお話。

「今日はあなたが気持ちよーくなれるよう 私がお手伝いします」
お姉さんは柔らかく暖かい声の女性。
前置きがほぼないため、2人の関係などについてはよくわかりませんが
挨拶もそこそこに、早速催眠をかける準備に取りかかってくれます。

催眠は2つのパートに分かれており、合計すると43分30秒とかなりの長時間。
全体を通してお姉さんのお話を聴く流れとなっており
その間に聴き手が行う事は深呼吸などごく僅かです。

「精神的な快楽欲求が あなたの心を刺激した時には
スイッチが入ることが多いようです」

序盤のお話の内容は「感じる」とか「気持ちいい」といった感覚に関するもの。
どうすれば気持ちよくなるか、などを話してくれますので
聴きながら「気持ちいい」に意識を向けてみてください。
それが後々連続絶頂をする際の難易度に関わってくることになります。

「自分で動かしてしまうかもしれませんし 勝手に動いてしまうのかもしれませんが」
また、お話の最中にこのようなどっちつかずなセリフがよく登場します。

「~しなさい」など命令されることに慣れている方は「おや?」と思うかもしれませんが
これは立派な催眠の手法ですから、あまり深く考えずに耳を傾けていきましょう。
基本的にそうなってもならなくても、きちんと催眠にはかかれます。

「私の声は あなたのすべて 聞けば聞くほど 夢中になっていく」
前半で心身をリラックスさせた後は
数々の暗示によって、お姉さんの「声」に意識を向けさせてきます。
彼女の声は本当に穏やかで、聴いているだけで心地よくなるほどですから
少しずつその感覚を全身に染み込ませていってください。

このように、一般的なものとは若干違ったタイプの催眠です。
前半は現代催眠っぽいフリーダムな進行による心の解放
後半は王道の折り重なるような暗示による精神支配と
長い時間を活かして少しずつ確実に引きずり込んでいきます。

事前の説明などもきちんとしてくれますから
催眠に関しては初心者でも問題なくついていけるでしょう。

※現代催眠に興味を持たれた方はこちらをご覧ください。
現代催眠風



文字通りの「連続絶頂」
エッチシーンは4パートに渡り、合計でおよそ30分。
(催眠の終盤とエッチの序盤が同一ファイルとなっているため、重複カウントしています)
プレイは言葉による連続絶頂、これ1本に絞られています。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「いいよ 犯してあげる あなたを心から 犯してあげる」
お姉さんの声に心を絡め取られてしまった主人公は
ちょっぴり嗜虐的な声になった彼女に
快楽地獄を味わわされることになります。

途中で登場するとあるキーワードを絡めながら
お姉さんは本当に何度も何度も何度も、それこそ数十回単位で絶頂を求めてきます。
すべてで絶頂しようと思っても、まず体が持ちません。
それくらいにハードです。

絶頂の方向性としてはエロではなく、彼女のかけ声や音をトリガーとしているため
喘ぎ声や淫語はごくごく僅かです。
ただきちんと催眠にかかることができていれば
十分にその感覚を堪能できる作りになっています。



ドライを目指すにはもってこいな作品
目的がドライ1本に集中しているおかげで
ドライオーガズムにじっくりと取り組める作品と言えます。
どういった感覚なのか興味を抱いている方には
是非一度聴いてみて欲しい作品ですね。

「脳でイク」というのがどういう感覚なのか、正直なところ説明は難しいです。
私の場合は会陰部にきゅいーんと締まるような感覚が集まった後
ぱぁーっと開放されるような感覚が、脳と会陰部を中心に全身を駆け巡るのですが
これは本当に人それぞれなのかもしれません。
感覚ってやつは比べようがありませんので…

ただ射精と違って連続でできるため
比較的長時間に渡って楽しめるのが魅力です。
後始末をしなくていいのも楽でいいかなと。

催眠はすくりぷさんらしく非常に安定しています。
前半部分は被暗示性の高い方だと、少々物足りないかもしれませんが
後半できっちり心を縛ってきてくれますから
おそらく満足していただけるでしょう。

エッチは目的が目的なだけに非常に特殊です。
一部で「レイプ・サウンド・ガール♪」や「ヒプノドラッグレディ」のように
音でイカせるシーンがありますから
そのあたりに適性のある方なら1回目でイケるでしょう。
そうでない方は、複数回聴くことが前提になると思います。

エッチの特殊性を考えると、まったくの初心者にはお薦めしません。
最低でも5作品ほど聴いてから挑戦してみてください。

CV:彩音まりかさん
総時間 1:15:42(共通パート) 15:00(HARD) 15:00(SOFT)

(SOFTとHARDはどちらもエッチパートで、いずれか片方を選択して聴きます)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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