同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:安眠

   ● 【催眠音声】女の子と催眠でふわふわえっちし手ェよ
   ● 東方入眠抄
   ● 『彼女が寝かしつけてくれるASMR』~耳かき、添い寝、心音~
   ● 蜜指しごき/柔紙に屈服自慰 鬼師匠の甘声とろかし(三枚のおふだvoice)
   ● ホワイトブレス‐眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い‐
   ● 東方入眠抄22 ふたりぼっちのレゾンデートル
   ● 幽霊しんどろーむ
   ● 催眠ASMR-水音色
   ● 【秋音耳かき】道草屋 はこべら日帰り 離れの秘密基地【趣味の音】
   ● 【催眠音声】へぶんおあへる?




サークル「mosquito cock」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまな恋人が
寝る前の時間を使って幸せいっぱいのエッチな催眠をかけます。

2人で感覚を共有する形で催眠に入ったり絶頂するのが特徴で
催眠パートは「ふわふわ」「ぽかぽか」など柔らかい言葉を多めに織り交ぜながら温かさと幸福感を与え
エッチも彼女が今味わってる感覚を遠回しに伝えて快感を徐々に上げます。
大好きな人と幸せなひと時を
恋人の紗希ちゃんと布団の中でイチャイチャするお話。

「ねぇね 肩揉んでくれない? なんだか最近すごく凝っちゃってさー」
紗希ちゃんは甘く可愛い声の女の子。
主人公に肩を揉まれて気持ちよさそうな声を漏らすと
そのまま横になって背中やお尻も揉んでもらいます。

本作品は心と体を幸せでいっぱいにしてから眠ることを目的に
彼女がおよそ50分を使って催眠をかけたりソフトなエッチをします。
過去作で同棲してる描写があったので現在もおそらくそうなのでしょう。
序盤から積極的にスキンシップを取りながら他愛もない話をして場を温めます。

「だってさー マッサージしてもらった後人のマッサージしたら なんかされた分疲れて意味ない感じしない?」
mosquito cockさんは「体が重くなる」みたいに指示的な暗示を使わず
現実世界の会話に近い言い回しで誘導するのを得意としてます。
今作もその例に漏れず序盤の10分間を雑談に費やして信頼関係を深め
それからあまり催眠っぽさを感じさせずに幸福感と快感を伝えます。

実際に聴いてみると催眠をかけられてる感覚があまりしないはずです。
でもしばらくすると体がぽかぽかするとか、意識のぼやけが強くなるのを感じるでしょう。
タイトルの「ふわふわ」感も結構味わえて心地いいです。

「2人で催眠状態になって ふわふわして 幸せになるの」
また我々聴き手が被験者、女性が催眠者になることが多い一般的な催眠音声とは違い
本作品では彼女も一緒に催眠に入って絶頂を目指します。
詳細は後で説明しますが特にエッチの内容が独特です。
声が非常にリアルなのも相まって、目を瞑って聴けば彼女がすぐ近くにいる感覚が味わえます。

ちなみに製品版にはえっちあり版と安眠版の2パターン用意されてます。
両者の違いはエッチの有無で安眠版なら32分まで短くなります。
いずれも最後はそのまま眠るため解除音声は入ってません。
癒しの言葉で包み込む催眠
催眠はおよそ20分間。
横になって目を瞑り、まずは紗希ちゃんと一緒に深呼吸して心身を落ち着けます。

「こうやってしてるだけで…ね? だんだんぽかぽかしてきてさ ふわふわして そのふわふわが大事だよね」
「吸ってー」「吐いてー」の合図を出した後に呼吸音を鳴らして一体感を持たせ
さらに同じ布団に入り抱き合ってる状況を通じて温かさを伝えます。
「ふわふわ」「ぽかぽか」といった柔らかいセリフを多く盛り込んでるのが印象的でした。
キャラとセリフを組み合わせて癒される空気を自然に作ります。

深化が始まるのは中盤から。
引き続き抱き合ったまま2人で一緒に脱力し、さらに幸福感を膨らませて心の距離を近づけます。

「私ね 今もうほとんど体に力入らないの」
「2人の体がさ なんか濃い空気っていうか ぬるま湯みたいな そんな中に浸かってる感じ」

そしてここでは彼女が今どういう状態か教えて遠回しに感覚を伝えます。
「意識が落ちる/沈む」とストレートに働きかけてくることはほとんどありません。
2人の立場をほぼ対等にして共有できる雰囲気を作ります。
他のものに例えてわかりやすくするなど、彼女の優しさを感じる描写がいくつもありました。

一体感を出しながら癒すキャラやシチュを活かした催眠です。
紗希ちゃんと幸福感を共有できるようにすることを目的に
深呼吸を絡めながら前半はリラックス、後半は深化を意識した暗示を会話調で投げかけます。

「温かい」「幸せ」といった心にプラスに働く言葉が非常に多く
聴けば聴くほど体が自然とぽかぽかします。
主人公を一途に慕う彼女の純真なキャラやずっと抱き合ってるシチュもそれを上手に助けます。

遠回しな言い方で少しずつ働きかけてくるので
深化の時は落ちたり沈む感覚ではなく、頭の中がぼんやりしたり心地よく感じるでしょう。
作品の雰囲気に合う言葉選びに一際気を配ってます。
2人同時の絶頂を目指して
エッチシーンは17分間。
プレイはキスのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「体中が幸せで埋め尽くされちゃったけどさ この幸せさんたちはさ ちゅーすると 私たちを気持ちよくしてくれる幸せさんに変わっちゃうんだよね」
催眠を使って主人公を幸福感で包み込んだ紗希ちゃんは
それをキスでエッチな感覚に変換して体を敏感にします。

エッチは体への刺激を最小限に留めて幸せイキを目指します。
最初の10分間は感度上昇に専念するシーン。
長めの間隔で何度もキスしながら彼女視点でどう気持ちよくなってるかを伝えます。

「中から幸せさんが ちくちくってエッチに攻撃してくる感じ」
「全身のゾワゾワが大きくなっちゃって ビクビクするの 止まんない」

こういう場合普通は聴き手に直接働きかけるのですが
本作品では彼女も催眠に入ってる状況を使って遠回しに気持ちよくします。
レビューを読んでる時点ではピンとこないでしょうけど
音声を実際に聴いてみると体が妙にピリピリするのがわかります。

相手があくびをしたらこちらもつられてあくびしてしまうのと似た原理です。
2人の関係を上手に反映させた珍しい感度強化と言えるでしょう。
彼女も少しずつ吐息を熱くしたり呼吸を不規則にして上がってることをリアルに表現します。

残りの7分間は絶頂シーン。
お互いに股間を意識しながらこれまでよりも激しいキスをします。

「一番ヤバいとこなのに ちゅーしながらだから どんどん濃くなっちゃって どんどんヤバくなっちゃうやつ」
このへんまで来ると彼女の発情っぷりが声や息遣いですぐわかります。
絶頂時はカウントを数えたりせず2分30秒ほどキスを続け
その中で聴き手の好きなタイミングでイク形になってます。
私が聴いた時も股間が何度もビクついて気持ちよかったです。

このように、体はほとんど責めず感覚を共有する恋人らしいエッチが繰り広げられてます。
甘さ満点な作品
隅から隅まで甘い要素で構成されてるノーマル向けの作品です。

紗希ちゃんは大好きな主人公と寝る前のひと時を幸せに過ごそうと
ほぼ全編で抱き合ったまま他愛もない会話をして場を和ませ
催眠をかける時もセリフの表現をやわらげたうえで2人一緒に入ります。
そしてエッチはプレイをキスに絞り込み、自分の快感を相手に伝えて絶頂を目指します。

優しくて甘えん坊な彼女が恋人とひたすらイチャイチャする和やかなシチュ
指示的な表現をできるだけ避けながら温かさと幸福感を伝える癒し一色の催眠
フェラやSEXといったお馴染みのプレイは敢えてやらず、キスと暗示だけでイかせる独特なエッチ。
事後にぐっすり眠れるよう心身への負担をできるだけ軽くしてあります。

「そういうところに意識が向くと 気持ちが温かくなってくる気がして 意識すればするほど だんだん心地よくなってきて 幸せな気持ちで心が温かくなってくる」
中でも催眠は複数の感覚を散りばめて徐々に強化する割と高度なものです。
サークルさんが「ふわふわ感を大事にした」とおっしゃられてるだけあって
彼女のキャラはもちろん、暗示を入れる際の言い回しも緩くしてます。
彼女が催眠者と被験者両方の役割を持ってるのも面白いです。

それに対してエッチはプレイが非常にソフトなことや
アプローチが遠回しな点が合わさってかなり弱い印象を受けました。
シチュを考えればそこまでエロくする必要はないと思うのですけど
もう少し心、体いずれかの刺激を強くしたほうがより多くの聴き手に対応できたのではないかなと。

絶頂シーンは1回。
ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこ、淫語ごく僅かです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:そらまめ。さん
総時間 えっちあり版…56:12 安眠版…32:50

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります



サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場するキャラ「上白沢慧音(かみしらさわ けいね)」が
寝つきが悪い寺子屋の生徒に安眠できる催眠をかけます。

深呼吸や脱力といったリラックスできる要素を多めに用意したり
いくつかの自然物を通じて癒しを与えるなど
テーマの安眠を強く意識したシンプルかつ効果的なリードをします。
睡眠不足も先生にお任せ
上白沢慧音に寝かしつけてもらうお話。

「おや 君か こんな夜中にどうしたのだ?」
慧音先生は穏やかな声のお姉さん。
ある日の夜、安眠できない主人公が訪ねてきたので迎えると
彼の悩みを聞いてからどうすれば眠らせられるか考えます。

本作品は現在まで22本出てる東方入眠抄シリーズの第一弾。
半人半妖の身でありながら人間の味方をし、寺子屋で教鞭をふるってる彼女が
教え子の1人にあたる彼へおよそ30分の健全な催眠をかけます。
安眠がテーマなだけあって癒しを感じる要素が充実しており
技術を使って無理矢理寝かせるのではなく、聴き手が自然と眠りたくなるようにリードします。

「いや 別に怒ってるわけじゃない 君みたいな子に頼られるのは むしろ嬉しいよ」
具体的には催眠音声でお馴染みの深呼吸や脱力の割合を高めに設定し
それらをやりながら音を聞かせたり、自然に関するイメージをして少しずつ眠気を膨らませます。
その合間に彼女が漏らす言葉も慈愛に満ちてて雰囲気がとても穏やかです。
彼は素行があまり良くないようですが、嫌な顔ひとつせず相手する姿に教師らしさを感じました。

催眠については現在のシリーズですとキャラの能力にちなんだ技術を行使し
ところどころで東方アレンジの音楽を流すのが定番になってますが
この作品はまだ作風が固まってなかったのか、とにかく眠らせることを重視して組み立ててます。
ですから東方シリーズをよく知らない人も年上ものの安眠系作品として普通に聴けると思います。
頭を空っぽにできる催眠
催眠は5パート29分間。
まずは目の前で燃えてる焚き火の炎を眺めるイメージをします。
姿勢は後々横になる描写が出てくるので最初から寝ておいたほうがいいでしょう。
ちなみにここから彼女の声にエフェクトがちょこちょこかかります。

「ほら だんだん胸が温かくなってきたでしょう? 胸からじんわりと 温かいものが広がっていくよ」
「ぱちぱち」という音をバックで流しながら
胸を中心に全身を少しずつ温かくする暗示を入れます。
炎を見つめる動作は対面催眠だとよく使われるため、それを参考にしたのではないかなと。
直後に軽く深呼吸し、さらに声に対する集中力を高めるアプローチをかけるなど
催眠にとって重要なリラックス+集中の状態を自然な形で作ります。

続く2パート10分間はさらなるリラックスと深化をするシーン。
「03relaxation」は布団へ横になって手、足、お腹と背中、顔を順に脱力し
「04water」は湖に全身が沈むイメージをして催眠状態を深めます。

「同じように 足の指を軽く曲げて? はいっ 思い切り力を入れて? 太ももまでしっかり はい脱力」
脱力は各パーツに力を入れてから抜く漸進的弛緩法というものです。
筋肉を実際に収縮するぶん、ただ意識するタイプよりも脱力を実感できます。
先ほどの火に当たるイメージも相まって体がぽかぽかするのではないでしょうか。
こんなふうに脱力を三段構えで行うのがこの催眠における特徴のひとつです。

「意識だけが落ちていくように すーっと体から離れていく感覚 その感覚が気持ちいいね」
04パートは長めのカウントを数えながらその合間に軽い暗示を入れます。
「沈む」「落ちる」「気持ちいい」を多く入れてるあたりに深化させようとする意図が見られます。
数え終わった後は03パートと同じく末端から中枢にかけて3回目の脱力をするなど
安眠しやすい心と体が空っぽな状態へと少しずつ持っていきます。

終盤の2パート14分間は眠らせることだけを見据えたシーン。
「05breath」は呼吸音、「06floating」は彼女の寝息だけを流して一緒に眠る雰囲気を作ります。

友人のあくびを見て自分も釣られてする経験をした人は結構いると思います。
それと同じで彼女がすぐ隣で安らいでる姿を通じて眠らせます。
両パートともセリフが非常に少ないおかげでこれまで以上に静かです。
これから寝ようとしてる相手に話しかけても妨げるだけですからね。

このように、十分リラックスさせてから眠らせる効果的な催眠が繰り広げられてます。
コンパクトな安眠作品
寝る直前に聴くのにぴったりな癒し一色の作品です。

慧音先生はうまく寝付けず自分を頼ってくれた主人公の願いを叶えようと
まずは火に当たって体を温めながらそれを伝える暗示を入れます(1回目の脱力)。
そして布団に移った後は2種類の脱力、カウントとイメージを組み合わせた深化
呼吸音と寝息を流し続ける安眠と手堅く導きます。

東方シリーズに登場するキャラが安眠のお手伝いをするシリーズならではのシチュ
深呼吸や脱力を多めに行い、終盤はとても静かな時間を設ける安眠に適した催眠
彼のことをお世話しながら嬉しそうな表情を見せる彼女の慈愛に満ちたキャラ。
一般的な全年齢向け催眠音声よりもキャラの存在感が出るように仕上げてます。

「寝ようと焦る必要なんてないから ただ ゆったりした気分で 体を楽にさせてごらん?」
催眠の合間にかけられる何気ないセリフにも思いやりを感じました。
本作品は催眠音声なので技術が最も重要なのは間違いないですけど
癒される、眠れる雰囲気をスムーズに作るにはこういうやり取りも結構影響します。
「寝かせる」のではなく「眠りたくさせる」ことを目指してるのもすごい良いなと。

注意点がひとつだけあります。
本作品は最後に寝ることを想定してるため解除音声が入ってません。
もし視聴後に出かける用事がある場合は無料の他作品でいいので必ず解除音声を聴いてください。

現在の作品よりも東方色が薄めですから
このシリーズをまったく聴いたことのない人が試すのに向いてます。

おまけは「ケイネが斬るtheキル!」です。

CV:saoriさん
総時間 45:37(本編…31:51 おまけ…13:46)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
45分で440円とコスパが良いので+1してあります。

2020年3月20日まで30%OFFの308円で販売されてます。



サークル「白いラブレター」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
Youtubeで活躍されてる高倉むきさんの個人サークルです。

今回紹介する作品は、優しくて世話好きな彼女が
なかなか寝付けない恋人に耳かきや添い寝をします。

会話よりも音の量を大幅に増やしたASMR系の作りが魅力で
サービス中は数分単位で軽く雑談する程度に留め
安眠に適した優しい音をたっぷり鳴らしてリラックスさせます。
愛する人に心地よい眠りを
彼女が耳かきや添い寝で寝かしつけるお話。

「ん? どうしたの? 寝れない?」
彼女は穏やかで澄んだ声のお姉さん。
ある日の夜、寝付けない彼にそのお手伝いを志願すると
手始めに膝枕で耳かきをします。

本作品は何らかの事情で寝つきが悪くなってる彼を安眠させることを目的に
彼女がおよそ100分に渡って耳かき、マッサージ、添い寝をします。
彼が寝る時間帯にすぐそばにいるということはおそらく同棲中なのでしょう。
最初から親しげな態度で話しかけながら心のこもったご奉仕をします。

全編を通じて言える大きな特徴は音の比重をかなり上げてること。
一部のパートを除きサービス開始後は数分ごとに軽く話す程度に留め
それ以外はリアルで優しい音をたくさん鳴らして心の芯から癒します。

寝ながら聴くことを想定してるのでどの音も柔らかい質感をしており
それを鳴らすたびに耳へ微弱な振動も送って心地良い感覚を与えます。
Youtubeに数多くのASMR動画を掲載されてるだけあって音のレベルも高いです。
効果音と彼女の吐息だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。

「心地いいでしょ? もっと心地よくなってね」
彼女については面倒見の良い女性と呼ぶのがしっくりきます。
手を動かしながら彼に具合を尋ねて微調整し
さらに合間合間に思いやりに満ちた言葉をかけて心も温めてくれます。

ASMR系の作品なので時間に対するセリフの量は確かに低いですけど
それでも彼を癒そう、安眠させようとする気持ちはきちんと伝わってきます。
終盤に体をとんとん叩くシーンもあるので彼女のほうが年上なのかもしれませんね。

リアルな音をふんだんに駆使した安眠重視の作りと彼女の穏やかなキャラ。
サークルさんの強みをシンプルかつストレートに活かした心安らぐ作品です。
時間がゆっくり流れていくサービス
1分程度の雑談をした後から始まる最初のサービスは耳かき(約54分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に耳かき棒のみを使ってお掃除します。

耳かき棒は「ずすっ」という乾いてて若干ざらつきのある音が使われており
奥から手前に掻き出すようにゆっくり動きます。
序盤は比較的クリアなのですが少し経つと穴の奥へ移動し
それに合わせて効果音が多少低く重いものに変わります。

使用する器具がひとつなので音が劇的に変わることはありません。
でも数秒単位で動きが小まめに変わるおかげで垂れ流してる感じは特にしませんでした。
器具をころころ変えると主人公が安眠しにくくなりますし
素朴で優しい音を時間いっぱい鳴らすことを心がけてます。

私が聴いた時は開始18分頃からあくびが出始め
パート終盤にはかなり眠くなってるのを実感しました。
たぶん部屋の明かりを暗くして横になったらもっと効果が出たでしょう。
彼女のセリフを必要最低限に削ってあるおかげで本当に静かです。

続く2パート16分間は耳のアフターケア。
「2.ぼん天と耳ふー」は梵天+耳への息吹き、「3.耳ふー」は囁き声を交えた息吹きをします。

「今度は 梵天していくね いくよー」
梵天は「ぷすぷす」という柔らかくて面積広めの音が非常にリアルで驚きました。
器具そのものの柔らかさが忠実に表現されてます。
軸を持ってゆっくり動かす際に木の擦れる音も僅かに入ってて芸が細かいです。

息吹きについては吹くよりも吐きかける感じの音ですね。
弱めの風圧で通常よりも広い範囲に風圧が感じられてこそばゆいです。
これも眠そうな彼をびっくりさせないための配慮なのでしょう。

そして終盤の2パート19分を使っていよいよ安眠へと導きます。
「5.よしよしとんとん」は体を手のひらでゆっくり優しく叩き
「6.彼女の寝息」は彼女の寝息だけが流れるとても静かなシーンです。

このへんまで来ると多くの人が眠くなってるでしょうから
胸のあたりに温かいものを感じながら安眠できると思います。
敢えて余計なことをしないところにサークルさんのこだわりを感じました。

作品を聴いた感想ですが、相当な安眠パワーを秘めてて大変癒されました。
耳かきに多くの時間を割いたうえでひとつひとつをゆっくりのんびり行います。
時間にゆとりがあり、静かなシーンが多く、音も柔らかい。
彼女の穏やかな声も相まって癒しの空間がしっかり出来上がってます。

このように、言葉よりも行為で愛情を注ぐあまあまなサービスが繰り広げられてます。
安眠効果の高い作品
寝つきの悪い人ほど効果を実感できる素朴な作品です。

彼女は心がざわついてるのかなかなか眠れずにいる主人公をぐっすり寝かしつけようと
序盤からお姉ちゃんや母親のような態度でまずは耳を隅々まで綺麗にします。
そして心が落ち着いた後は軽いマッサージや添い寝で眠れる環境を整えます。

声も態度もあまあまな彼女が恋人を寝かしつける大衆性の高いシチュ
リアルな音をたっぷり鳴らし、その一方でセリフはかなり抑えたASMR系のサービス
寝ながら聴いても大丈夫なように調整された優しい音の数々。
最終目的にあたる安眠を強く意識した作品に仕上がってます。

中でも音は現在活動されてる全年齢向けサークルさんの中でも上位に位置する品質を持ってます。
私は白いラブレターさんの作品を初めて聴いたので驚きました。
取り立てて奇抜なことはやりませんけど、ひとつひとつを丁寧に作り込んでます。

以上を踏まえて満点とさせていただきました。
安眠できる耳かき作品を求めてる人には特におすすめします。
おまけは2種類の耳かき、ぎゅー&心音、フリートークです。

CV:高倉むきさん
総時間 3:39:20(本編…1:38:58 おまけ…2:00:22)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
219分で440円とコスパが良いので+1してあります。



サークル「ミンワ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
弟子にあたる少年をエッチに責めながら甘やかします。

音よりも言葉を使って興奮させたり恍惚感を与えるスタイルが魅力で
前半の手コキは実況を小まめに挟みながら射精時の様子や感覚をイメージさせ
後半のオナニーは彼女に見られる快感やティッシュに精液を吐き出す情けなさを上手にくすぐります。
彼女のキャラや雰囲気は終始あまあまですからノーマル~ややMな人に向いてると思います。

音声を聴く際にティッシュを用意しておくとより楽しめます。
師匠とするエッチな鍛錬
師匠が手コキやオナサポをするお話。

「おい おいってば 一体どうした? 目がとろけておるぞ」
師匠はややトーンの低い穏やかな声の女性。
ある日の夜、酒を飲んでとろけた顔をしてる主人公を嬉しそうに眺めると
よく覚えてない彼に今まで何があったか教えます。

本作品は彼の師匠であること以外ほぼ謎に包まれてる女性が
およそ70分に渡って2種類のエッチをしたり優しく寝かしつけます。
前半は手コキ、後半はオナサポとメインのプレイを大きく切り替え
その中に様々なセリフを盛り込み女性に甘やかされる幸福感と性的興奮を膨らませます。


ちなみにこれは「三枚のおふだ」という同人ゲームの外伝にあたるそうですが(←DLsiteへのリンクです)
それをプレイしたことがなくても普通に楽しめました。
主人公を記憶喪失の設定にして音声からでも入りやすくしてます。

「きつーい酔いに 体も 心も 記憶も とろけてしもうたな」
見た目よりも長く生きてるのか古風なしゃべり方で接しながら
耳元で囁いたりおちんちんをゆっくり責めて無理なく射精に導きます。
一部でM寄りのプレイがあるものの、彼女の態度が終始穏やかなのできつさは特に感じません。
ストレートな甘やかしと捻りを加えた甘やかしを組み合わせて心身をバランスよく責めてくれます。

販売ページの説明文に
「音が続くだけの時間を極力無しに、言葉の「蜜」度にこだわった」と書かれてるように
全編を通じて言葉責めの量が多めに設定されてます。
「変態」などこちらを見下すものはほとんどなく
責めてる様子を生々しく語ったり軽く羞恥を煽る優しいアプローチを心がけてます。

体への責めについては彼がまだ少年だからでしょうけど
手コキ、オナニーいずれも平均ペースをかなり落としてゆっくりじっくり射精へ追い込みます。
セリフ主体のエッチをしますが効果音はちゃんと入っており
彼女の責め方に応じて質感やリズムが変化する凝った演出がされてます。
実際に聴いてみると妙に生々しく感じるのではないでしょうか。

穏やかな女性がゆっくり責めて少年をイかせる甘いシチュと言葉責めの数々。
ASMRとは真逆の路線でリードする落ち着いた雰囲気のおねショタ作品です。
大人の余裕を感じるエッチ
エッチシーンは8パート52分間。
プレイは手コキ、オナニー、耳舐め(10秒くらい)、ちり紙オナニーです。
手コキ、ちり紙オナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「今宵もこのまま この手で お前をやさーしく 食ってやろうな」
主人公の顔に手を近づけてその匂いを嗅がせると
師匠はそれを使って大きくなったおちんちんを優しく刺激します。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
前半の「(1)蜜指しごき」でするのは手コキ(4パート27分間)。
滑らかな摩擦音をゆっくり鳴らして焦らすようにしごくところから始まり
射精した時の様子をイメージさせて心を盛り上げたり、軽い耳舐めを交えてじっくり射精感を高めます。

「あとは そうよなぁ… 指5つ とろりと力を抜いて絡みつけて 手首をゆるゆる あまーいしなりで 上下して しゅる しゅる しゅる」
彼女は以前から彼に手コキしてあげてるそうなので責め方に迷いがありません。
彼がすぐに射精しないようわざと緩めて気持ちいい感覚を長めに味わわせようとします。
母親が子供をあやすような慈愛に満ちた声とセリフが心地よく
スローペースな手コキ音も相まって穏やかな空気が漂ってます。

純粋なエロさよりも彼女にお世話されてる心地よさで抜かせるプレイだなと。
責めっぷりは緩いですけど、プレイをほぼひとつに絞り込んでるので時間に十分な余裕があります。
一気に駆け上がる射精もそれはそれで気持ちいいですが
今回のように少しずつ上り詰めていくほうが心身に負担がかからないし余韻も長く続きます。
彼に対する彼女の思いやりが込められてて甘やかし成分が強いです。

「びゅっびゅっびゅー びゅく びゅく どく どく」
手コキ、オナニーいずれも射精時にぴゅっぴゅのセリフを言ってくれるのが良いですね。
彼女に見守られながら気持ちいい瞬間を迎えられます。
セリフを大事にしてる本作品のテーマに合った責めと言えるでしょう。

後半の4パート25分間はオナサポ。
冒頭で彼女が「自分からは何もしない」と宣言したうえで
彼にオナニーの作法をわかりやすく教えます。

「それでいい 恥ずかしいほうが 気持ちいいぞ?」
手コキと同じく最初はわざと緩くいじらせて性感を高め
それと並行して彼女に見られてることを意識させる言葉を投げかけます。
おちんちんをいじらない時点で彼女にできることは限られてますから
心への責めを重視して彼が気持ちよく射精できる環境を整えます。

「ほらほら 柔いちり紙に へこ へこ へこ 情けなく 甘え腰使って ただの紙に求愛するのじゃ」
シーンの途中から登場するティッシュを使ったプレイは面白いですね。
ただの紙をおまんこに見立てて腰を振るように言われます。
彼女が一部で喘ぎ声を漏らして雰囲気作りをするなど
手コキよりもM性を強めて羞恥混じりの射精をプレゼントします。

ですがこれもあくまで甘やかしの一環に過ぎず、彼女が彼を本気で見下してるわけではありません。
言葉で相手をコントロールする作品の特徴を別の形で表現してます。
エッチの終了後には寝かしつけるパートもあったりと
最初から最後まで彼をもてなす姿勢で行動します。

作品を聴いた感想ですが、予想以上に甘い内容で良い気分に浸ることができました。
彼女は彼の記憶が曖昧でも咎めたりせずエッチな手段で思い出させようとします。
日本の昔話がモチーフになってるからでしょうけど
現在よく使われてるカタカナ言葉や英語を使わない言い回しを徹底してて落ち着きがあります。

しかし言葉遣いを難しくしたことや、そもそもの責め方が緩いことから
個人的にはもう少しエロさが欲しいかなぁとも感じました。
ゲームと音声では表現方法が違いますから、そのへんを調整すればもっと良くなるように思います。

このように、年上の女性が持つ優しさや温かさで包み込むマイルドなエッチが繰り広げられてます。
和の風情を感じる甘やかし作品
純和風の装いで定番のプレイをするテーマ性を大事にした作品です。

師匠はお酒のせいで記憶が曖昧になってる主人公にそれを思い出させようと
穏やかな態度でまずは普段やってる手コキを丁寧に行います。
そして後半は指示や言葉責めをする役に専念し彼のオナニーを嬉しそうに観察します。

古風な言葉遣いをする上品な女性が少年をエッチに甘やかすシチュ
音よりも言葉の密度を重視してる作り
前半はノーマル、後半はややMと属性を多少変えて責めるエッチ。
現在出てる音声作品とは違った方針で作品を組み立ててます。

「おぉおぉ 雄臭い精液じゃ きつい吐精感にくらくら酔って 存分に味わえ」
中でも2番目はセリフ自体の量に加えて表現にも気を配ってます。
ASMRが流行ってる現在に言葉責めがしっかりしてれば
それだけで十分な個性と存在感を示せますから
今後の作品においても是非残していって欲しいなぁと私は思います。

エッチはやること自体はシンプルにしたうえで多少の捻りを加えてます。
具体的にはスローな責めに徹してること、イメージを大事にしてること
オナサポの際にあまり見かけないプレイを盛り込んでることなどです。
前項で「エロさが欲しい」と書きましたが、通しで1回抜くなら十分いけると思います。

射精シーンは2回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声ごく僅かです。

71分で330円とコスパが良いので興味のある方は是非お試しください。

CV:井上果林さん
総時間 1:11:07

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
コスパを考慮し+1してあります。

ホワイトブレス‐眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い‐

サークル「MayThird」さんの同人/催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、不思議な喫茶店を経営してる純朴なお姉さんが
そこへやって来たお客に物語をしてから安眠へと導きます。

一般的な催眠音声よりも催眠の割合を減らした緩い作りが魅力で
最初の3パートは物語をしながら軽い暗示を入れてリラックスさせ
最後に通常の催眠と同じ手法で深化してから羊をたっぷり数えます。
音楽と物語に耳を傾けながら
喫茶店ホワイトブレスの店長「冬野真白」の物語を聞いて眠りにつくお話。

「いらっしゃい どうぞ こちらのカウンター席にお座りください」
真白は明るくて澄んだ声のお姉さん。
来店した主人公に生憎メニューを切らしてることを告げると
閉店の準備をしてからその代わりにお話でもてなします。

本作品は喫茶店の元常連客で今は店長をやってる彼女が
ここを訪れた彼に100分程度の癒しのサービスを提供します。
場所が場所なので耳かきやマッサージといったお馴染みのことはやらず
3つの物語と羊数えで眠らせるセリフを重視した内容です。

「お友達とか 家族と話してるような感覚でいてください ここは そういう喫茶店なんですから」
ほぼ全編で気持ちが落ち着く音楽を流し続けたり
喫茶店や彼女自身のことをゆっくりのんびり語るなど
聴き手が居心地の良さを感じる要素を色々盛り込み癒しの空間を作り上げます。
音楽はシーンによって曲が変わるので、それらを聴いてるだけでも自然と心が緩みます。
体験版を聴けばわかるように割とおしゃれな印象です。

この作品を「同人/催眠音声」と表現した理由は
一般的な催眠音声に比べて催眠の割合がかなり下がってるからです。
彼女が本気で催眠をかけるのは最終パートの「05_眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い」のみで
それ以外の4パートは普通に語りかけるのに近いセリフ表現になってます。


「だんだんと 足が重くなってきて 意識も少しぼーっとし始めちゃって」
ただし、物語の途中で暗示っぽいセリフもちょこちょこ混じってることから
まったく催眠じゃないと言う気はありません。
音や会話で癒しつつ、これらのセリフで臨場感を上げる工夫がされてます。

3つの物語自体が催眠における深呼吸や脱力といったリラックスの効果を持ってますし
全体で見れば割と催眠音声なんじゃないかと私は考えてます。
物語も結構面白いので精神的に疲れてる人ほど心が軽くなるのを実感できるでしょう。

音楽を流しながら癒しの物語をする展開と最後に催眠をかける変わった作り。
ガチで催眠をかけるよりも眠らせることを重視したゆるーい作品です。
心を洗い流す素朴な物語
冒頭に8分ほど会話をした後から始まる3パート56分間は物語をするシーン。
「02_音泥棒とお爺さんの古時計」は大きな時計がある屋敷に住むお爺さんの話
「03_白昼夢と遠い記憶」は真白が過去に体験した白昼夢に関する話
「04_ホワイトブレス」は彼女がホワイトブレスにやって来て店長になるまでの経緯を語ります。
詳しい内容を書くとつまらないでしょうから、ここではそれぞれが持つ特徴に的を絞って説明します。

「チク タク チク タク 心臓が鼓動するように 時計が動いています」
古時計の物語はこの中で最もメルヘンチックな内容です。
喫茶店の時とは違う音楽を流しながら一部で時計の振り子が動く音もします。
催眠音声だとメトロノームがよく使われてますけど
音を単調なペースで鳴らし続ければ人は自然と催眠状態に入ります。
暗示に該当するセリフをほとんど使わない代わりに音で心地よくする意図が見られます。

「浮かんでは消えて ゆらゆらと 揺らめいてる」
「私は懐かしさと安堵で 力が抜けちゃいました」

続く白昼夢の物語は彼女の実体験に基づいてるので
彼女がその時どう思い、感じたのかを割と丁寧に描いてます。
上のセリフは主語を隠してるおかげで聴き手が自分のこととして捉えやすいです。
そしてこれらを通じてこの喫茶店の日常や人気の秘密も少しずつ明らかになります。

「何にも考えないで ゆっくりと流れる時間を感じる 心地いい店内のBGMを聞きながら 頭の中を色んな音で満たすんです」
3番目のホワイトブレスは物語と言うよりは彼女の心情を語るパート。
大学生として無難な日常を送ってたところで偶然巡り合い
常連客→店の手伝い→店員→店長と変化する様子を丁寧に教えてくれます。

白昼夢の時以上に彼女の内面を重視してるおかげで
より彼女に近い視点でお話を聴くことができます。
相手のことを知ればそのぶん催眠にもかかりやすくなるわけで
最終パートですんなり眠れるようにするための布石なんじゃないかと私は考えてます。

「05_眠れぬ羊と催眠喫茶の羊飼い」はお待ちかねの催眠&安眠パート(約37分)。
目を瞑ってから振り子のイメージをしたり体をパーツごとに脱力して心身をさらにリラックスさせ
それから彼女の羊数えを聞きながら眠りにつきます。

「体から 力が抜けて すーっと 意識が落ちていく」
催眠をかける時間はおよそ14分と短めで
「意識が落ちる」「力が抜ける」といった暗示を組み合わせてゆっくり落とします。
物語を聴き終えた時点でかなりリラックスできてるでしょうから
このシーンで意識のぼやけがさらに強くなったり手足が重くなる人がきっといると思います。
普段よりもスローペースな音楽もそれを上手に後押ししてます。

羊数えは20分以上をかけて「羊が1匹、羊が2匹」と順に数えていきます。
途中で他のセリフを挟むこともありますが、他愛もない話題で聞き流しても問題ありません。
ひとつひとつの間を長めに取って頭を空っぽにできる空気を作ってました。
催眠抜きでも安眠効果のあるサービスですから催眠を加えれば当然その効果も増します。

作品を聴いた感想ですが、物語を聴き始めた直後は「これ本当に催眠音声なのか?」と疑ってました。
でも白昼夢のお話に入ったあたりから催眠に関係する要素が出てきて認識が随分変わりました。
物語の中に技術を込める現代催眠式の誘導ではなく
最後の催眠パートをスムーズにこなすための準備として物語を活用します。


前者の使い方だったらガチの催眠音声と考えられますけど
そうじゃないから当サイトでは同人と催眠のハイブリッドに分類しました。

このように、純粋な癒しと催眠による癒しを組み合わせた独特なサービスが繰り広げられてます。
安眠できる作品
催眠とそうでない部分を上手く組み合わせてる作品です。

真白はホワイトブレスに来てくれた主人公に癒しと安眠を提供しようと
まずは3つの物語を通じてお店のことや自分自身のことを教えてリラックスさせます。
そして最後に軽い催眠をかけてから羊を数えてゆっくり眠らせます。

飲み物ではなく眠りを与える喫茶店で店長の話を聴く癒しに満ちたシチュ
音楽を流しながら3つのお話を順にしていく物語パート
心身のリラックスをさらに強化してから時間をかけて羊を数える最終パート。
同人音声と催眠音声の要素を共存させてひとつのお話を作り上げてます。

中でも2番目は物語としての純粋な面白さがあるのに加えて
3つのうち2つの主人公を彼女にすることでリラックスの暗示を入れやすくしてます。
彼女が自分の体験や感覚を伝えるのは至って自然なことですからね。
音楽もバリエーションが豊富で物語の内容に合ってました。

催眠についてはこれまで話してきたように脇役っぽい位置づけです。
全編に対する時間が短めですし、内容も古典催眠に属する基本的な技術を使ってます。
でも最終目的にあたる安眠をサポートする役割は十分果たしてると思います。
催眠をがっつりかけてもらう作品ではないことを理解して聴くなら楽しめるんじゃないかなと。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:浪実みおさん
総時間 1:42:35

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年2月3日まで90%OFFの77円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。

東方入眠抄22 ふたりぼっちのレゾンデートル

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場する天邪鬼キャラ「鬼人正邪(きじんせいじゃ)」が
友人あたりの関係にある人物に安眠できる催眠をかけます。

彼女の性格を反映させながら堅実に誘導するのが特徴で
カウントの数え方を変則的にしたり、物語の順序を敢えて逆にするなど
多少あべこべな要素を盛り込みながらシーンごとにキーとなる暗示を丁寧に入れます。

レゾンデートル…存在理由、存在価値を意味するフランス語
天邪鬼なお姉さんと
鬼人正邪に催眠をかけられ眠りにつくお話。

「よっ お邪魔してるぜ」
正邪は男っぽいしゃべり方をする凛々しい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項や環境を簡単に説明すると
眠れない主人公の前に現れ安眠のお手伝いをします。

本作品は何でもひっくり返す程度の能力を持つツンデレっぽい性格の彼女が
既に知ってる仲の彼に50分程度の変わった催眠を施します。
彼女は人が嫌がることを好み、人を喜ばせると自己嫌悪に陥る典型的な天邪鬼で
作中でもそれを匂わせる描写がいくつも登場します。

「君が眠れないって言うから 嫌々ながら来てやったんだ 感謝してよね」
本心では彼のことを心配してるのに上のような憎まれ口を叩いたり
催眠の序盤で変則的なカウントの数え方をするなど
ストレートに癒やす従来の東方入眠抄シリーズとは違い多少の捻りを加えながら進めます。
過去作には見られなかったチャレンジ精神旺盛な取り組みも見られて結構個性的です。

ただし、聴き手が催眠に入れなくするようなことは一切しません。
催眠の基本をしっかり押さえつつ、そこに悪影響を及ぼさない程度の悪戯をします。
過去作より入念なアプローチがされててむしろ入りやすいです。
天邪鬼でも素直になれる場所へ
催眠は4パート47分間。
一番最初の「03 カウントアップ」は彼女がカウントを数えながらリラックスできる暗示を入れます。

「意識を集中させて 私の声に集中して?」
「落ちる 落ちる すーっと意識が落ちていく」

パートの序盤は彼女の声に対する集中力を高め
中盤以降は「落ちる」を多めに言って最初の深化を促します。
終盤には落ち着いたBGMも流れたりと、彼女なりに優しく接してくれてるのがわかります。

暗示の表現や入れ方は割と普通にして、カウントの数え方に天邪鬼なところを盛り込んでます。
被暗示性の高い人ならここだけでも意識がぼんやりしてくるでしょう。

続く「04 催眠導入」は催眠状態をより深めるシーン。
彼女が抱きつき頭を撫でながらその温もりと心地よさを伝え
その後は逆に彼から力を奪って心身を骨抜きにします。

「手の先 足の先がじんじんしてくるよ ぽかぽか ぽかぽか 温かい 体中が温かい」
「左右の手から 力が抜けていく 1 2 3」

抱きつくシーンは「じーん」「ぽかぽか」といった擬声語を挟みながら「温かい」と入れ
力を奪われるシーンはカウントを交えて「力が抜ける」と丁寧に言います。
本作品の催眠はシーンごとにキーとなる暗示を定め
言い回しを変えながらそれを多めに言って感覚を操作する堅実なリードがされてます。


作品の性質上どうしても意地悪に振る舞わざるを得ないシーンがあるので
それをきっちりカバーするためにこういう作りにしたと私は見ています。
一部で声にエフェクトをかけて意識を揺さぶる工夫もされてて心地よかったです。

3番目の「05 反逆」は彼女とより親密になるパート。
復唱形式で彼女の言葉を言って自己暗示を入れ
それから本当の自分をさらけ出せる無意識の領域へ移動し、天邪鬼じゃなくなった彼女のお話を聞きます。

「全部 全部 逆さまなんだ 私は 生き様のためなら ひどいこともする けど 私の本質はそこじゃない」
彼女は生まれながらの天邪鬼なので真っ当な生き方をしたくてもできません。
そんな切ない事情を先ほどとは別のBGMを流しながらぽつりぽつりと語ります。
催眠とは直接関係ない要素ですが、東方入眠抄シリーズはキャラが売りの作品ですから
相手のことをより深く知るシーンは必要だし、それが結果的に信頼関係の向上にも繋がります。
意地悪してるのが本心かそうじゃないかで印象は随分変わりますからね。

そして最後の「06 出会い」でいよいよ眠りにつきます。
催眠では序盤によくやる深呼吸をしながら彼女の言葉に耳を傾けます。

「大好きになる 君は 私のことが 大好きになる」
普段の彼女ならまず言わないようなセリフを投げかけ
さらに無言の時間を適度に挟み眠りやすい環境を整えます。
終盤にほぼ正反対のことを短時間で言うのも彼女らしいです。
最後の最後にちょっぴり寂しいことを言うので、やや物悲しく感じる人がいるかもしれません。

このように、催眠はしっかり行ったうえで天邪鬼なところも見せる彼女らしいサービスが繰り広げられてます。
風変わりな安眠作品
安眠効果を維持しつつ変わったことにも挑戦してる作品です。

正邪は自分にとって仲の良い存在にあたる主人公を眠らせようと
まずは天邪鬼なところを見せながら癒したり深化させる暗示を丁寧に入れます。
そして2人だけの場所に移動した後は本心を語ってから眠りに導きます。

天邪鬼だけど面倒見のいい女性が催眠をかけて眠らせるノーマル向けのシチュ
シーンごとにメインの暗示を定め一歩ずつ着実にリードする丁寧な催眠
ところどころで変則的な要素を挟む彼女らしい演出。
シリーズの過去作と同じくキャラの持ち味を活かした作品に仕上げてます。

特に2番目はこのところサークルさんが力を入れられてるようで
催眠の流れ、技術の繋げ方、暗示の入れ方や表現方法に安定感があります。
東方モノでも催眠音声である以上は入りやすさが重要になりますから
そこがしっかりしてれば作品の品質は自然と上がります。

あと個人的にすごく面白いなと思ったのがパート構成です。
本来なら序盤に来る「出会い」を最後へ回し、その代わりに「カウントアップ」を置いてます。
ここからはあくまで私の推測に過ぎないのですが
彼女が天邪鬼キャラだからこの2パートをわざと逆に配置したのだと思います。

そう言える主な根拠はそれぞれで使われてる技術です。
「出会い」では深呼吸、「カウントアップ」では長めのカウントを数えながら深化の暗示を入れます。
東方入眠抄シリーズだと前者は序盤に行い、後者は終盤にやる傾向が見られます。
また「カウントアップ」ではBGMが流れるのですが、これも過去作だと中盤と最後によく登場します。
私が記憶してる限り一番最初のパートで流れたことは確かなかったはずです。

「出会い」というパート名を一番最後につけるのも異色です。
調べてみたら過去作で「出会い」やそれに類する単語を冒頭のパート名に定めてる作品が6本ありました。
つまりサークルさんにとって最後よりも最初につけるほうがずっと妥当なわけです。

結局のところ作った本人にしかわからないのでこれは単なる思い込みなのかもしれません。
でもそう判断できる材料が複数用意されてるのも事実です。
ちゃんと安眠できるようになってますから特に問題はないと見ています。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「デレデレ正邪さん」とBGM2曲です。

CV:稲垣麻木さん
総時間 1:11:14(本編…52:20 おまけ…18:54)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

幽霊しんどろーむ

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、とある事情で地縛霊になった女の子が
自分を見ることができる男性と出会い安眠できる催眠をかけます。

リラックス重視の誘導で深化させてから心と体を切り離し
あの世との間で川の音を聞きながら寝かしつけるなど
幽霊らしさを出しつつホラー要素は完全に取り除いてひたすら癒しを与えます。
優しい幽霊との安らげるひと時
幽霊に催眠をかけられ眠りにつくお話。

「ねぇ ねぇってば 私のこと 見えてる…よね?」
幽霊は素朴で優しい声の女の子。
ある日の夜、主人公に突然話しかけると
彼に取り憑いたことを謝ってからお礼を言います。

本作品は教室の地縛霊として多くの生徒たちを見守ってきた彼女が
偶然出会った彼に取り憑き45分近くに渡って癒しの催眠を施します。
彼女は恨みではなく未練が残ってるせいで成仏できない幽霊なので
彼に対して悪いことをする気は一切なく、むしろ仲良くなろうと最初から優しく接します。

「マッサージとかしてあげるからさ …触れないけど」
声や話し方はごく普通の女学生ですし
彼がなかなか寝付けないことを知ると自分なりのやり方で癒しを与えます。
普通の人には見えないので誰からも相手にされない日々を送ってたのが余程寂しかったのでしょう。
物語が進むにつれて彼女自身も幸せそうな表情を見せてくれます。

サークルさんの代表作「東方入眠抄」シリーズと同じくキャラ重視の作風です。
催眠の技法も彼女らしさを感じる要素をいくつも盛り込んでありました。
癒しの感覚に加えてちょっぴり切なくなる人がそれなりにいると思います。
2人が触れ合える場所で
催眠は2パート32分間。
横になって目を瞑り、まずは深呼吸と脱力で心身をリラックスします。
ちなみに脱力が始まるあたりから幽霊の声に軽いエフェクトがかかります。

「重なった右手から 感覚が抜けていく 右手はもう 動かない」
深呼吸は「吸って」「吐いて」の合図を出しながら軽い暗示を入れ
脱力は彼女に触れられてるイメージを交えて左右の手足を重点的に行います。
といっても彼女は幽霊ですから直接触れることはできません。
「彼に触れたい」という気持ちを込めることで寂しがり屋な彼女らしさを出してます。

シーンごとにキーとなる暗示をひとつ定め、それを厚めに入れていくのが印象的でした。
脱力の時は「抜ける」、次の深化は「落ちる」、その後は「揺れる」と
伝えたい感覚を明確にし、それを丁寧に投げかけて少しずつそちらへ持っていきます。

「意識が落ちていく 深い 深いところへ落ちていく」みたいに言い回しを変えながら進めますから
同じ言葉を繰り返すよりもくどやさ押し付けがましさは薄いです。
全年齢向け催眠音声を数多く制作されてるだけあって、セリフの表現や方向性にも工夫が見られます。

リラックスできた後にするのは深化。
お馴染みのカウントを長めに数えながら落ちる感覚を小まめに伝え
その後はエフェクトをもう少し強めた声で意識を揺さぶります。

「ぐわーん ぐわーん 揺れる 意識が揺れる 揺れるたびに 心と体がぶれていく」
カウント後のシーンは幽体離脱させることを目指してるのでしょう。
彼も幽体になれば彼女と触れ合えますからね。
エフェクトと暗示を組み合わせて意識のぼやけをさらに強くしてくれます。
私が聴いた時も脱力感がそれほどない代わりにこちらは強めでした。

無事彼女と同じ存在になれた後はいよいよ安眠に移ります。
現世とあの世の境界にあたる川辺で彼女と手を繋ぎ
さらに膝枕の状態で頭を撫でてもらいながらゆっくり眠りにつきます。

「私の熱が 君に移っていく 君の熱が 私に移ってくる」
ここでは前項で話した彼女の幸せそうな表情が心を潤します。
彼と触れ合えるようになったことを素直に喜び
お互いの体温を交換するイメージでより安心できる雰囲気を作ります。
そして短いカウントを何度も数えながら「眠くなる」と言って最終目的の安眠へと導きます。
カウントを繰り返すたびに数えるペースが緩くなり、彼女の声が眠そうになるのも状況に合ってて良いです。

もうひとつ、このパートは中盤まで川の音がバックに流れます。
さらさらという水音に別の癒しを感じるでしょうね。
川の音が消えた後はピアノBGMも流れますし、Re:Volteさんらしい安眠誘導と言えます。
穏やかで少し切ない作品
イメージ、音、言葉を組み合わせて癒しと眠気を与えるバランスの取れた作品です。

幽霊は自分の存在に初めて気づいてくれた主人公に恩返ししようと
まずは深呼吸、分割弛緩法、カウントを交えた深化で此岸へ案内します。
そして無事着いた後は体を寄せ合って眠気を少しずつ膨らませます。

素朴で寂しがり屋な幽霊が男性を優しく安眠させるノーマル向けのシチュ
古典催眠の技術を本作品なりにアレンジしてる堅実で個性のある催眠
川の音やBGMを交えて安らぎを与える独特な安眠パート。
技術とそれ以外の要素を上手く融合させた癒し一色の物語に仕上がってます。

中でも催眠は全体の流れ、各シーンの誘導法、その際に入れる暗示の表現および分量など
色んな部分がしっかりしていて完成度が高いです。
サークルさんの長所にあたる「キャラに合ったイメージの活用」と「音&音楽」もきちんと入ってますし
最初から最後まで安心して聴くことができました。

また物語の終盤では彼女自身のことも語られてます。
彼女がなぜ幽霊になったのか、今までどんなふうに過ごしてきたのか
そして今どんな思いで彼を眠らせようとしてるのか。
催眠者の内面にも光を当てて彼女の魅力を引き立ててます。

たぶんこのシーンを聴いたらしんみりするんじゃないかなと。
相手が幽霊なので多少の湿っぽさも持たせてあります。

おまけは後日談です。

CV:柳愛子さん
総時間 53:36(本編…42:32 おまけ…11:04)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

催眠ASMR-水音色

サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、アクアセラピーの店を営んでるお姉さんが
疲れを感じてる男性に催眠を交えた癒しのサービスをします。

水に関する様々な音を駆使して催眠に落としたり絶頂させるのが特徴で
ジェルで体をマッサージする音、炭酸風呂の音、紅茶に入れた氷砂糖をかき混ぜる音など
シーンによって音を小まめに切り替え、それらに暗示を込めて感覚を操作します。
音が織りなす癒しの世界に
アクアセラピストのお姉さんに催眠をかけられリフレッシュするお話。

「今日はどの茶葉にしようかなー」
お姉さんは上品で穏やかな声の女性。
暇を持て余してるところへ突然来店した主人公を見て驚くと
気を取り直してこれからするサービスの概要を教えます。

本作品は仕事や人間関係などで疲れてる人を元気にすることを目的に
彼女が70分近くに渡って催眠をかけたり一風変わったエッチをします。
後半でおちんちんをしごかれるシーンがありますが絶頂形式はドライになっており
合計8種類の水音を使い分けてゆっくり丁寧に導きます。

「まずは マッサージを体をほぐして よーく体がほぐれたら 入浴になります」
催眠パートはジェルによるマッサージや炭酸風呂といった癒しを感じる音をメインに据え
エッチに入ると手コキと耳舐めによるストレートなエロへと変化します。
他にも波の音、水中に沈む音、水滴の音など
水にまつわる音を上手に組み合わせてひとつの流れを作ります。

帽子屋さんは前作「催眠ASMR-蠱惑のマッチ」で音重視のサービスをされてただけあって
今作も音質とその使い方の両方が高度に練られてます。
タイトル通りASMR作品としての側面も持ってますから、これらの音を聴いてるだけでも十分癒されるでしょう。
催眠音声で以前から存在した「音モノ」を現在に合った形で見事に進化させてます。

ちなみに本作品には18禁要素を含んだ通常版(約66分)以外に安眠版(約33分)もありまして
そちらは体験版でまるまる聴くことができます。

催眠は2パート36分間。
施術台へ横になり、まずはお姉さんがジェルをまぶした手で体をゆっくりマッサージします。

「ジェルの効果で 右手のひらが じわーっと温かくなってきますよ」
左右の腕と足をひとつずつ丁寧にもみほぐしながら
それによって得られる感覚を暗示の形でさり気なく伝えます。
この時点から早速くちゅくちゅした水音が鳴り始めるのも本作品らしくていいですね。
どこをどうお世話してるかも小まめに教えてイメージしやすくしています。

マッサージ中は熱を伝える暗示に絞ってあるおかげで
私の場合は手のひらや二の腕がパチパチするのを感じました。
深呼吸や脱力は敢えてやらず、マッサージ音と暗示でリラックスさせる催眠っぽさをぼかした作りです。

次の「深化-炭酸浴とティータイム」は催眠状態をさらに深めるシーン。
施術台が浴槽のような形になってるらしく
そこから吹き出す炭酸入りのお湯に浸かって心身をさらにほぐします。
そしてある程度経った後は彼女が紅茶に入れた氷砂糖をかき混ぜる音を聴いたり
お風呂の底に沈むイメージをして別の世界へ移動します。

「このしゅわしゅわする音 気持ちいいですよね しゅわしゅわに包み込まれて 悩みまで一緒に弾けてどこかいっちゃいそうです」
先ほどはほぼ1種類だった水音が一気に3種類まで増え
それぞれに異なる暗示やイメージを絡めて上手に落としてくれます。
炭酸風呂はしゅわしゅわした爽快感のある音
氷砂糖をかき混ぜる時は涼やかな音、水中に潜る時はごぽごぽと泡の弾ける音と
同じ水音でもそれぞれ違った個性を持っており、変化に合わせてアプローチの方向性も変わります。

中でも氷砂糖をかき混ぜるシーンは暗示との絡め方がとても上手でした。
聴き手が氷砂糖と自分を重ねられるように言葉を選んで語りかけます。
このあたりから意識のぼやけや脳がとろける感覚が強くなるでしょう。
最後の沈むシーンも彼女の声を軽く反響させて水の中にいる雰囲気を出してます。

癒しのサービスと水音を組み合わせたテーマ性の強い催眠です。
聴き手を現実とは別の世界へ案内するのを目的に
前半のマッサージは疲れの出やすい手足を重点的にケアしながら温かさを伝え
後半は3種類の水音を個別に鳴らしつつ催眠がさらに深まるよう働きかけます。

水音が魅力なのは間違いないですけど
前半と後半で暗示のバランスを変えてるところも印象的でした。
前半は彼女の言葉を受け入れやすくすることを優先して少なめにし
氷砂糖をかき混ぜるシーンから徐々に増やしてスムーズに落とします。

水音を優先したら催眠にかかりにくくなり、暗示を多くすれば作品の個性が薄れてしまいます。
そのへんのバランスをしっかり取ってるのが素晴らしいなと。
水音による純粋な癒し効果も相まって催眠初心者でも入りやすいと思います。
声と音に包まれるエッチ
エッチシーンは21分間。
プレイは玉揉み、手コキ、耳舐めです。

玉揉み、手コキの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

「今響いているこの音は あなたの心を満たす 快感の雫」
催眠を使って主人公を夢の世界に連れて行ったお姉さんは
水滴が落ちる音を鳴らしながら性感を少しずつ高めます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の6分間は絶頂に向けた準備をするシーン。
波の音→水滴の音と引き続き水に関する音を取り入れ
そこに暗示を込めて彼女の言葉で気持ちよくなれるようになったことを教えます。

右「一滴こぼれるたびに 感度が上がって」
左「気持ちいい痺れが 全身に広がっていく」

そしてここからは彼女の声が左右へ小まめに移動します。
本家の双子催眠のようにセリフを小まめに区切って話しかけることはないものの
声の位置が小まめに変わるので脳を軽く揺さぶられる感覚がします。
自分が仮想世界にいることを直感的に伝えたかったのかもしれませんね。

エッチじゃない音を起点に感度を上げるのも本作品ならではと言えます。
水滴のペースを徐々に上げ、それと被らないようリズミカルに話しかけます。
私が聴いた時は胸と太ももの内側がゾワゾワするのを感じました。

本格的なプレイが出てくるのはその後から。
催眠の前半でやってたマッサージを今度はおちんちんや金玉に対して行い
さらに左右の耳も交互に、あるいは同時に舐めてエッチな水音で覆い尽くします。

「舐められるのが気持ちいい 舐められれば舐められるほど感度が上がって もっと気持ちよくなる」
「くちゅくちゅ」という若干泡立った手コキ音が上下にゆっくり動き
耳元至近距離から唇で挟み込んではむはむしたり舌で舐める音も流れます。
耳舐め開始から6分後には両耳舐めに切り替わるなど
水音を大事にした密度の高いプレイが味わえます。

耳舐めの時間が11分程度だったのでもう少しやって欲しい気もしましたが
音質がとても良く、両耳舐めの時は文字通り音に包まれてる感覚がします。
最後はカウントを数えながらきっちり追い込んでくれてドライも迎えやすかったです。
私は脳イキっぽい絶頂感でしたが、おちんちんもいじってますから股間でイク人も普通にいるでしょう。

このように、催眠パートとは別タイプの水音を駆使したほぼノーマル向けのエッチが繰り広げられてます。
音に浸れる作品
しっかり癒されながら気持ちよくなれる音系作品です。

お姉さんは疲れを感じてる主人公を心の芯からスッキリさせようと
まずはマッサージや入浴といった定番の癒しを提供しつつ深い催眠に落とします。
そしてエッチも引き続き水音を中心に据え、複数同時に鳴らして絶頂できるパワーを与えます。

穏やかなお姉さんが水音を使った癒しのサービスをする大衆性の高いシチュ
マッサージ音、炭酸の音、氷砂糖をかき混ぜる音を組み合わせて徐々に落とす変わった催眠
音に暗示を込めながらくちゅ音やちゅぱ音を鳴らす密度の高いエッチ。
催眠音声の中でも一際音を大事にした作品に仕上がってます。

中でも水音は種類が非常に多く、それぞれに応じた役割を持たせてあって唸りました。
18禁音声で定番の音はもちろん出てきますし
ほんの数分しかないシーンにも専用の音を用意して
彼が移動する様子をわかりやすく表現します。
音と技術の絡め方も秀逸で催眠にあっさり入ることができました。

エッチはサークルさんもおっしゃられてるように耳舐めをメインに据えてます。
どうやったら耳舐めで最も効果的に感じられるか、イケるかを考えながら進めてました。
プレイ中にあまり淫語を言わないのも音に集中しやすくするための配慮でしょう。
音自体に暗示を込めるので催眠もきっちり機能してます。

絶頂シーンは1回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。
おまけは耳舐めとフリートークです。

CV:男性向け…陽向葵ゅかさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…1:52:50(本編…1:39:32 おまけ…13:18) 女性向け…1:32:24

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【秋音耳かき】道草屋 はこべら日帰り 離れの秘密基地【趣味の音】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、夏から秋へ移りゆく時期を舞台に
上品な店員さんと昼から夕方にかけてのんびり過ごします。

両方の季節に関する要素を盛り込んだ音重視の作りが魅力で
昼の部は筆記音、三味線、浮き彫りの音を組み合わせて癒しの空間を作り上げ
夕方の部は耳かきや甘噛みといった定番のサービスをしながら何気ない会話を楽しみます。
全編を通じて音が優しく静かですから安眠のお供にも役立ってくれるでしょう。
お店の中にある秘密基地で
道草屋の店員「はこべら」と2人でまったりするお話。

「はい 道草屋でございます」
はこべらは上品で穏やかな声のお姉さん。
とある夏の日、予約の電話をかけてきたお客へ嬉しそうに挨拶すると
来店する日時を確認し、その内容をメモします。

本作品は道草屋を何度も訪れすっかり常連になった彼が
お気に入りの彼女と180分近くに渡って狭い部屋でごろごろします。
場所がお店なので耳かきや甘噛みといったサービスももちろんしますが
今作では友人と秘密基地で過ごしてるような雰囲気を出すことを大事にしながら進めます。

「そういえば 部屋着では初めてですね」
まずお世話する場所を客室ではなく「いつもの四畳半」と呼ばれる彼女の私室に設定し
服装も挿し絵のようなラフな格好をしています。
そしてお昼から夕方にかけては彼が読書、彼女は日記の執筆や浮き彫りと
2人が同じ空間で別々のことをして時間を潰します。

専門店らしさをかなり削いでるので聴き始めた直後は戸惑うかもしれません。
しかし音声を構成するすべての要素が緩く優しく、その結果抜群の癒し効果が得られます。
普段から家庭的なことをよくする道草屋シリーズの中でも一際寄せた作りです。

本作品の癒しに最も貢献してるのは最中に鳴る効果音。
セリフよりも音の割合を大幅に増やし、それらを組み合わせて物語をリアルにお届けします。
お昼の部は30分くらいほとんどしゃべらないシーンもありますから
それを聴きながらボーッとしたり寝るといった使い方もできます。

季節が夏と秋の間にあたるため、環境音が全体的に静かなのも影響してます。
セミの声や虫の声が時々聞こえる程度でそれ以外はほぼ無音です。
効果音に集中できる環境が整っており、それを聴いてれば自然と心が緩むように作られてます。

「はい 積もる話は また後日に 楽しみにしてます」
今回一緒の時間を過ごすはこべらはお淑やかな女性。
店員らしく丁寧な口調で接し、その中に親しみを感じる言葉や行為を込めます。
彼女がヒロインを務めるのは今回で6度目ですから(サークルさんは「はこべら5.5」と命名)
過去に積み上げてきた信頼関係に基づいた距離感でお世話します。

彼女は「道草屋のエロ担当」なんて呼ばれてるそうですが
今回は最初から最後までほぼ健全な手段でお世話します。
お話は完全に独立してるので過去作を無理に聴く必要はありません。

良い意味でお店っぽさを削いだサービスとその最中に鳴る高品質な音。
季節感を出しつつゆるーい雰囲気で進めるほのぼのした作品です。
優しい音たちに包まれて
前半の10パート93分間は昼から夕方にかけてのお話。
はこべらがお客をいつもの四畳半へ案内し
そこでコーヒーを出してから「自由に過ごしていいですよ」と言います。
そして自分は日記に筆を走らせたり、製作中の道具に彫刻刀で模様を入れる作業に没頭します。

「こうして刃物で削って 鉛筆で書いたほうが 記憶に残りそうではないですか」
セリフは何をしてるかなど必要最低限の内容に留め
鉛筆特有の柔らかい筆記音と彼女の吐息だけが流れます。
お客は読書をしてるようですがそれに関する音は入ってません。
彼女と2人でのんびりする様子をできるだけ忠実に音声化して作品の世界へ引き込みます。

筆記音だけが鳴るパート(約25分)も用意されてますから
それをループしながら読書するのもいいでしょう。
自然な音だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。
そしてこれは今の季節と彼女のキャラにもマッチしてます。

「今度 老人会で伴奏するそうです」
「5-日記の音と遠くの三味線」から三味線の音が流れるのも良いですね。
店主の芹が演奏してるらしく、筆記音とは違った趣があります。
途中からはこべらがリコーダーで参戦するなど
店員よりは普段の彼女と2人きりの時間を楽しむ様子を描いてます。
ここと次の「6-三味線とリコーダー」だけは寝ながら聴くとびっくりするかもしれません。

音で珍しいのはシーン終盤に登場する浮き彫り。
「こつっ ざくっ」という小気味良い音が長めの間隔で流れます。
前半は三味線あり、後半はなしと構成を変えてそれぞれの違い楽しみやすくしてます。
名残惜しさを感じる耳かき
続く後半の6パート70分間は王道のサービス。
一時退室したはこべらがこの夏最後のかき氷を持って再度訪れ
それを食べてからスタンダードな耳かきと軽めの甘噛みをします。

「話さずにいられるお相手は 気楽でいいですね」
かき氷を食べるシーンは本当に何気ない出来事ですけど
昼間のひと時を振り返る彼女のセリフに信頼の気持ちがにじみ出てます。
また「13-舌の色」にはそれをわかりやすく伝える行為も登場します。

あとこのシーンは音も秀逸です。
中央至近距離、丁度口のあたりで「しゃくっ」という氷を噛む音が鳴ります。
シリーズの過去作でも登場した骨伝導マイクを使ったのでしょう。
適度な振動も感じられて彼がかき氷を食べる様子を音で見事に表現してます。

耳かきは膝枕の状態で耳かき棒のみを使って右耳→左耳の順にお掃除&息吹きします(約34分)。
そして「16-色移りあまがみ」ではR-15に収まるように
水分控えめなちゅぱ音を鳴らして左耳だけお世話します。

耳かき棒は「そりゅっ」という若干粗くて乾燥した音が使われており
ゆっくり掻き出すように繰り返し動かします。
道草屋だと普通は洗浄液つきの綿棒も併用するのですが、今回は敢えて耳かき棒のみにしてました。
振動が耳にほとんど伝わってこないほど力を弱めてるのは安眠を重視したからでしょう。
シンプルで質の高い耳かきと言えます。

「春と秋を吸い上げて 夏ばかり長くなって はぁ…」
また耳かき中は色んなことを話して心のほうもほぐします。
学校を卒業した頃のこと、季節のこと、先ほど食べたかき氷のことなど
当たり障りのない話題をセリフの間隔を長めに取りながらゆっくり語ります。

昼の部はかなり音に寄せた作りでしたからここでバランスを取ったのでしょう。
耳かきに関する実況は一切せず、ぽつりぽつりと話すゆとりを持たせた会話です。

「ですから それまで もう少しだけ はむっ」
彼女が残り時間を意識しながらお世話するのも印象的でした。
タイトル通り今回は日帰りなので、バスの時間に間に合わせなければなりません。
それを彼女なりに計算しながらできる限りのお世話をする姿に優しさを感じます。
はっきり口に出すことはありませんけど彼との別れを惜しんでるのでしょう。

このように、シーンによって音とセリフのバランスを変える癒し一色のサービスが繰り広げられてます。
静かなASMR作品
お店よりも実家で寛いでる雰囲気を出してる音重視の作品です。

はこべらはいつもお世話になってるお客を変わった趣向でもてなそうと
自分が私室として使ってる部屋へ案内し、そこで作業しながら一緒の時間をのんびり過ごします。
そして日が傾いてきた後は定番のサービスでお世話し気分良く送り出します。

上品で気配り上手な店員さんと一緒に午後を過ごすノーマル向けのシチュ
癒し系音声でよく聴くものからマイナーなものまで取り揃えた多彩で高品質な音の数々
口数は少ないけど彼に対する思いやりを込めて接する彼女のキャラ。
シリーズの特徴を押さえつつ多少の変化も加えたハイレベルな作品に仕上がってます。

特に音は一部のシーンでまったくしゃべらずそれだけで表現する思い切ったことをされてます。
桃色CODEさんは以前から音に強いサークルさんでしたが
道草屋シリーズはキャラや世界観とのバランスを重視する傾向がありました。
今回はそれを敢えて音に傾けて過去作との違いを出してます。

筆記音、三味線、浮き彫りと専門店ではまず出てこないものばかりで
それ以外の小さな動作にもきちんと専用の音を用意してます。
これらを聴いてるだけでも自然と心が落ち着き眠くなるでしょう。
季節を感じる音も入ってますし、音フェチ作品が好きな人ほど楽しめます。

「今度はゆっくり 泊まりに来てくださいね」
はこべらについてはセリフの量を減らす代わりに
ひとつひとつを磨き上げて存在感を出してます。
「常連さん相手だからこそ見せる顔」とでも言えばいいのでしょうか。
普段通り礼儀正しく振る舞う中に多少の隙を見せて親しみを表現します。

シリーズの過去作を視聴してる人はもちろん、そうでない人も抜群に癒される優れた作品です。

CV:はこべら…琴香さん すずな…藤堂れんげさん(「17-帰り道」にのみ登場)
総時間 2:56:36

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
176分で880円とコスパが良いので+1してあります。

【催眠音声】へぶんおあへる?

サークル「mosquito cock」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、主人公と同棲するくらい仲良しな彼女が
寝る前の時間を使って催眠を交えたエッチな勝負を持ちかけます。

勝負に勝った場合と負けた場合でエッチの内容が変化するのが特徴で
前者は彼女を色々責めて乱れる姿を楽しむ同人音声っぽいプレイ
後者は軽い意地悪をされながら少しずつ感度を上げてイかされる催眠らしいプレイと
それぞれで内容を大きく変えたうえで2人の仲の良さを表現し幸福感も与えます。
勝てば天国負ければ地獄
ピンクちゃんに催眠をかけられ2種類のエッチをするお話。

「おぉ 今日は早いベッドインだね」
ピンクちゃんは素朴で甘い声の女の子。
これから寝ようとしてる主人公に声をかけて抱きつくと
服が薄くて冷えるから温めて欲しいと言います。

本作品は普段甘えん坊だけどスイッチが入ると積極的になる彼女が
70分程度の時間を使って彼とエッチな勝負を楽しみます。
シリーズ4作目ということで堅苦しい部分は完全に取り除き
音声開始直後から一緒のベッドでたっぷりイチャイチャします。

「んー? なーんでもない なんか恥ずかしいことでもしてたら 面白いなーと思っただけ」
現実世界で親しい人に話しかけるようなゆるーい調子のセリフが多く
そらまめ。さんのナチュラルな演技も相まって終始穏やかな空気が漂ってます。

サークルさんが大好きな「リアルヒプノ」を意識した作りですね。
最初の7分間はごく普通の会話だけをするなど、通常の催眠音声よりも催眠っぽさをぼかしてあります。

また今作は雰囲気を重視するために説明を省いて制作されてるらしく
通常版以外に柚木つばめさんが適度に状況説明するバージョンも同梱されてます。
私は通常版を視聴したのですが、サポートなしでも別段困ることはありませんでした。
このへんは人によって好きなものを選べばいいと思います。

もうひとつの特徴は勝負の結果によってエッチの内容が変わること。
催眠を始める前にルールを決め、催眠をかけた後にそれを実行し結果に応じたパートを選びます。
具体的にどんなことをするかは伏せますけどそんなに難しいことではありません。

そして勝った場合は彼女を責める、負けた場合は彼女に責められると
ほぼ逆の立場でイチャラブ系のプレイを楽しみます。
催眠音声では珍しく喘ぎ声が多いですから、途中でオナニーしたくなる人もおそらく出てくるでしょう。
それを見越してサークルさんも付属のテキストで「ドライ、ウェットどちらでもいいですよ」と補足されてます。
緩さが売りの作品ですからできるだけ制約を取り除き、多くの人が聴けるように配慮されてます。
彼女の感覚を伝える催眠
催眠はおよそ29分間。
横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら手足を軽く脱力します。

「こうしながらさ 手をだらーんてさせるとさ なんか指が固まるっていうか なんか 動かなくなるんだよね」
本作品は2人が一緒に催眠に入ることを目指して誘導するため
「力が抜ける」といった通常の暗示ではなく
上のセリフのように彼女が今味わってる感覚を語って伝える方針を取ります。

普段と同じく会話調で話しますから堅苦しさが全然ありませんし
アプローチの方法が間接的で被暗示性が低めの人でも入りやすくなってます。
彼女の体験を通じて感覚を喚起するようなやり方です。
Side Effect」などごく一部の作品でしか使われておらず技術のレア度も高いと言えます。

お次は腕、肩、お腹などを個別に意識して温かい感覚で包み込み
それと同時に意識もしっかり脱力させたところでお待ちかねの勝負に移ります。

「周りにお湯があるんだけど あんまりお湯に入ってるって感じがなくなって 体とお湯の境目がわかんなくなって ぷかぷかしてる感じ」
「すればするほど ほんとに2人だけの世界っていうか なーんもなくなっちゃう感じ」

体を温めるシーンはお風呂のイメージと組み合わせて感覚をわかりやすく伝え
さらに湯船に漂う心地よさも組み合わせて催眠状態を上手に深めます。
もちろん勝負もただするだけではなく、それをトリガーにより深化させる意味を持たせた行為です。

彼女の砕けたセリフ、甘えん坊な性格、リラックス重視の催眠、そして最後の勝負と
癒しを感じる要素が非常に多く聴けば聴くほど心地よさが強くなりました。
文字通りぬるま湯に浸かってるような感覚を多くの人が味わうでしょう。

彼女との仲の良さを表現しながらゆっくり落とすレベルの高い催眠です。
彼女が提案した勝負に臨める状態にすることを目的に
深呼吸と脱力から入りお風呂のイメージを交えた深化、そして本題の勝負と
リラックスを重視しながら少しずつ確実に催眠状態を深めます。

本作品の場合、冒頭の雑談もリラックスの効果を持ってるので
催眠が始まってから少し時間が経ったあたりで早速意識がぼんやりしてきました。
脱力については重さよりも動かしたくない感覚のほうが強かったです。
「こうしてるほうが落ち着くし楽だからそうしていたい」みたいな気分です。

あとは暗示の言い回しが独特で効果的です。
実際に聴いてみると「これ本当に催眠かけてるの?」と思うかもしれません。
でもちゃんと聴き手の無意識に働きかけることを目指してやってます。
指示的な暗示とは対局にある点も本作品の緩い雰囲気に合ってると言えます。
イチャラブ感を大事にしたエッチ
エッチシーンは2パート43分間。
プレイは負けルートがキス/耳舐め/手マン/乳首オナニー/ピンクちゃんのオナニー/SEX(正常位?)、勝ちルートはキス/ピンクちゃんのオナニー/乳首責め/SEX(正常位)です。

手マン、ピンクちゃんのオナニー、SEXの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありです。

「ねぇね 私のあそこ 触って欲しい ウズウズしちゃって その間 耳舐めたい」
主人公との勝負に見事勝ったピンクちゃんは
体がすっかり敏感になってる彼の耳を舐めながらおまんこをいじってもらいます。

エッチはパートによって攻守を入れ替えながら進めます。
最初に紹介する負けルートはおよそ24分間。
耳舐め+手マンでお互いの気持ちを高めてから乳首オナニーの指示を出し
終盤はSEXに移って2人同時の絶頂を目指します。

「ねぇね ちょっとイっちゃうの頑張って我慢してみてよ」
「答えなかったらハズレだから 感度が倍になっちゃうし ハズレの人にはお仕置きの耳舐めもしちゃう」

ここでの彼女は普段よりもちょっぴり意地悪に振る舞ってM心をくすぐります。
途中で簡単なクイズを出し、それに答えられなかったらその都度感度を上げ
さらに耳や乳首といったおちんちん以外の性感帯も刺激してドライへ持っていきます。

といってもM向け作品のようにハードなことはやりませんから
恋人同士のエッチな遊びあたりに留まってます。
勝負に負けたのにお仕置きなしだとやった意味がないからこう振る舞ってる感じです。
その証拠にエッチ終了後はいつもの優しい彼女に戻ります。

催眠パートに比べて暗示の量が減り、その代わりちゅぱ音や喘ぎ声の量が増えるので
どちらかと言えば乳首開発済みなほうがドライを迎えやすいように思います。
あるいは中盤頃からオナニーを始め、SEXの最後で射精する感じでしょうか。
ドライ、ウェットどちらでもいいように作られてるので人によって楽しみ方やイキ方に多少の差が出ます。

それに対して勝ちパートはエロさを追求した作り(約19分)。
感度が上がってる彼女にキスやオナニーをさせてさらに気持ちよくし
中盤からは負けルートと同じくSEXをして彼女が乱れる姿を存分に楽しみます。

「感じ過ぎちゃって すぐ頭おかしくなっちゃうぅ」
「もう 何回もイってるのにぃ イクの止まらな…あっ イクぅ」

普段よりも弱々しい声で今の感覚を漏らしたり
ややアヘった喘ぎ声を上げながら何度も絶頂を迎えるなど
ここでは彼女が感じる様子に焦点を絞ってプレイを進めます。

主人公が責め、かつ彼女が乱れることにほぼ専念するので
負けルートに比べると催眠の要素が随分下がります。
彼女の様子を通じて間接的にこちらの感度を上げてると見ることもできますが
オナニーのオカズとして使うほうが順当かなと。
少なくとも私が聴いた時はドライの感覚など催眠特有の快感は負けルートのほうが強かったです。

このように、結果によって内容が大きく変わるエロさ重視のエッチが繰り広げられてます。
愛情たっぷりな作品
可愛い彼女とやや変わった手段でイチャイチャする作品です。

ピンクちゃんは主人公と寝る前の時間を幸せに過ごそうと
一緒の布団に入り抱き合ったまま気持ちいい勝負を提案します。
そして催眠の最後にそれを行い、結果によって正反対のエッチをプレゼントします。

人懐っこい彼女と雑談したりエッチな催眠を楽しむノーマル向けのシチュ
彼女の感覚を遠回しに伝えながらリラックスと深化を促す会話形式の催眠
勝ちは彼女を責める、負けは彼女に責められる快感を味わう選択式のエッチ。
過去3作の特徴を維持したままタイトルの「へぶんおあへる?」に合ったサービスをします。

中でも催眠は以前よりもパワーアップしていてすごく良かったです。
会話調の暗示は通常よりも表現するのが難しいですし
今回のようなアプローチも実力のあるサークルさんでなければ形にできないと思います。
癒しのパワーがすごく強くてここだけでも十分すぎるほどリフレッシュできました。

エッチは私は負けルートのほうが好きですね。
女性にちょっぴり意地悪に責められるシチュは催眠との相性が良いですし
感度を段階的に上げて絶頂へ持っていく流れも取り組みやすいです。
勝ちはドライよりもウェットをしやすいパートだと思います。

絶頂シーンは3回(あくまで目安)。
ちゅぱ音と喘ぎ声それなり、淫語とくちゅ音そこそこです。

CV:ピンクちゃん…そらまめ。さん サポート…柚木つばめさん
総時間 1:46:35(勝ちルート…1:08:21 負けルート…1:15:40)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2019年8月20日の24時まで10%OFFの972円で販売されてます。

↑このページのトップヘ