同人音声の部屋

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エイリアン・アブダクション《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、とある女の子が過去に味わったとされているエイリアンとのエッチな体験を
催眠の技術を駆使してその子自身になりきりながら楽しませてくれます。

サークルさんご自身が「催眠アニメ」と言われているように
アニメーションをふんだんに盛り込みながら催眠やエッチを進めているのが大きな特徴です。
催眠誘導の方法やエッチの演出が従来の催眠とはまったく違いますので
数多くの作品に触れてきた玄人でも新鮮な気分で聴くことができます。
女の子の無意識に眠るおぞましい体験の記憶
女の子になりきってエイリアンからエッチな生体実験を受けるお話。

「こんばんは いや こんにちは かしら? フフフ まあ どっちだっていいわね」
お姉さんは落ち着いた口調と色っぽい声の女性。
物語の案内役として作品を観る際の諸注意を簡単に説明すると
主人公を不思議な精神世界へと誘導するためのお話を始めます。

本作品は「虚偽記憶」をテーマに、とあるカウンセラーが女の子に対して退行催眠を施し
体験していないはずのエイリアンとの遭遇を事実だと思い込ませる様子が描かれています。
そして聴き手はそれを聴きながら少しずつ自分と女の子を重ね合わせていきます。
本作品におけるメインの催眠者はカウンセラーで、お姉さんはそのサポート役を務めます。

カテゴリとしては女体化に属するのですが、体が変化するなどの直接的な表現はせずに
流れに任せていれば自然に彼女になったように思えるアプローチがされています。
ですから女体化催眠に不慣れな人でも割とやりやすいほうだと思います。

カウンセラー「見えますか? 目の前に 丸ーい光がひとつ 現れましたね この光を 両方の目で じーっと 見つめて下さい」
そして本作品の全体を通じて最も大きな特徴はアニメーションしまくること。
冒頭ではヒプノディスクらしき渦巻きが画面に表示されてゆっくりと回転したり
上のセリフが出た際は画面上部に白い円が現れ、カウンセラーの声に合わせて左右に動いたりと
どのシーンでも視覚を最大限に駆使しながら催眠やエッチを行います。

実際に聴いてみると目を瞑って聴くのが当たり前な催眠音声とは随分違った印象を受けるでしょう。
今年5月に発売されたキャンドルマンさんの「瞳を覗けば熔かされる」のように画像をスライドさせるのではなく
特にエッチシーンでかなりきめ細かなアニメーションがされています。
具体的にどんなものかはDLsiteに掲載されている動画をご覧いただくのが早いです。

催眠は28分30秒ほど。
深呼吸と同時にカウンセラーに言われた部分を意識して全身を軽く脱力してから
画面を左右にスライドする白い円をぼんやりと見つめます。

「頭がクラクラと まるでお酒に酔ったかのように 気持ちよーく 揺れ始める 光の動きと 響く音の効果で あなたの心は ゆーらゆーら ゆーらゆーらと 揺れ続けます」
徐々にスピードを増していく円を見つめ、同時に鳴る鐘っぽい効果音や彼女の声を聞いていると
平衡感覚が崩れるような意識のぼやけを感じたり、瞼に強烈な重さを感じるかもしれません。
そして彼女に言われて目を閉じた瞬間、何とも言えない心地よい感覚が全身を覆います。
催眠音声ではあまり重要視されなかった「視覚」を活用しながらしっかりと催眠状態を深めてくれるわけです。

「このあとも この子と同じようにすれば ずっと ずっと 心地よくなれますよ」
そして催眠の合間にお姉さんが女の子と自分を同調させるよう語りかけてきます。
カウンセラーのセリフのほとんどが聴き手に対するもので統一されていますし
お姉さんに言われなくても自分が催眠を受けているように感じるでしょうね。
そうやって序盤から女の子と聴き手の心の距離を縮めていきます。

「あなたは 制服の女の子 夕暮れ 学校の帰りに このクリニックの看板を見つけて 立ち寄った そうでしたよね?」
「その前の日 さらに前の日と、遡っていって下さい そうやって どんどん どんどん 過去に戻っていくと あなたの意識は 今よりもさらに深くて 心地いい状態になっていきます」

お次は現在の状況を確認する形で自分が女の子であるのを自覚させてから
エイリアンに襲われた記憶をより鮮明にするための退行催眠を施します。
ここでは1週間、1ヶ月、1年と実際に時が戻る様子を描写しながら深化を促すところが面白いですね。
バックで流れる時計の音もきちんと反時計回りに動かしていたりと
目を瞑っていてもしっかりイメージできるような演出がされています。

「光の輪と共に あなたの意識が 真ん中の光に吸い込まれる感覚に 気づいて下さい ほら スーッ スーッと 吸い込まれる感じ」
そして最後は再び目を開け、画面中央に見える黄色い円と周りにある4重の輪を見ながら
カウンセラーの暗示に耳を傾けます。
一定のリズムで黄色い円へと吸い込まれていく輪に
自分自身も吸い込まれていくような不思議な感覚を抱く人もいるでしょう。
合間に入る的確な暗示やカウントも深化を大いに助けています。

女の子がエイリアンに襲われた記憶を辿る様子を描く形で進める独特な催眠です。
この先のプレイを存分に楽しめるよう彼女自身になりきることを目的に
視覚を利用するタイプの古典催眠の技法を的確に繋げて少しずつ確実に落していきます。

Hypnotic_Yanhさんと言えば現代催眠型の誘導もできる方なのですが
今回は細かな言い回しに使う程度で古典色のかなり強い内容になっています。
それでも的確な技術によって催眠に入った時の感覚が強く味わえました。
一切の隙が無い緻密でハイレベルな催眠という印象を受けています。

「あなたは目を開いても 今の心地いい 不思議な状態のまま ゆらゆら ふらふらした意識のままで 目を開ける事が出来ます」
最も面白いところは音声だけの催眠とは違う技法を中心としていることです。
目を開けている時間が比較的長いからこそ、瞑ったときの感覚の変化がより大きく実感できます。
再度目を開ける時にはきちんとフォローするセリフも入れていますし
集中力の低下など、目を開けることによるハンデを軽減することにも努めています。
イメージを実体化しやすい奇抜なエッチ
エッチシーンはおよそ35分間。
プレイはマニピュレーターによる愛撫、クリ責め、受精管挿入、尿道・アナル責め、出産です。
すべてのプレイでリアルな効果音が鳴ります。

「人間は 受精の前に 性的に興奮する事が必要だって事を だから 今からあなたは 思う存分 興奮し 欲情しなければなりません この 触手のようなマニピュレーターで ほうら!」
催眠によって女の子の過去の記憶を呼び起こすことに成功したカウンセラーは
その時の出来事をより鮮明に思い出してもらうために
エイリアンに成り代わって彼女の体を機械で責めるイメージを再現します。

エッチはエイリアンの宇宙船に拉致された彼女が
生体実験の材料として膣内に彼らの遺伝子を数回注ぎ込まれ
最後にその子供を出産するというかなりぶっ飛んだ内容です。

事前に約10分を使って宇宙船の内部の様子、エイリアンたちの容姿や生態、実験の目的を説明してくれますし
プレイの最中は画像やアニメーションをふんだんに駆使しながら進めてくれますから
少なくとも何をやってるのかさっぱりわからない、ということはまずないです。
また目を瞑っていたほうがプレイを楽しみやすいと感じる人への配慮として
基本的には目の開閉は自由とし、カウンセラーが言ったときだけ目を開けるという措置が取られています。

alien01

エッチが始まると上のような映像が画面に表示されます(画像はDLsiteのサンプルです)。
機械が彼女のどこを何で責めているのか、それによって彼女がどう感じ、どれくらい興奮しているのか
膣やアナルにどんなものが挿入され、どのように動き、何が注ぎ込まれているのかまでが
音声に合わせてリアルタイムに変化する非常に凝った作りをしています。

特に3番のオーガズムゲージと4番の断面図は
ドライのタイミングや体内の責めの様子が視覚的にわかる点で面白いと言えます。
ちなみに出産シーンだけは絵がちょっぴりグロいのでご注意ください。

「体が だんだん火照ってきます 全身の皮膚が むずがゆくなります 頭がぼーっとして 徐々に 徐々に 感情がエッチに変わっていきます」
プレイの様子はというと、上記の映像を流しながら女の子が責められている状況をセリフでも表現し
その合間に感覚操作の暗示を使って得ている快感を聴き手にも伝えていきます。

随分難しいことをやっているように思えるかもしれませんが
「断面図の受精管を見て下さい」とか映像によってイメージを膨らませてくるシーンがそれなりにあるため
一部始終を説明する必要がある従来の催眠音声に比べると結構あっさりしています。
映像と音声がお互いの長所と短所を支え合ってプレイに臨場感を与えているわけです。

中でも最もハードで背徳感溢れるシーンは1回射精した後の2~4回戦。
ここでは尿道やアナルに特殊な液体を注入して女の子に卵子を3つも生み出し
そこへすかさず膣に受精管を挿入し、立て続けに3度中出しする
責めが繰り広げられます。

「射精する そしてあなたも絶頂する さっきイったばかりなのに さっきよりも強く絶頂してしまう そして また1個 卵が受精した エイリアンの遺伝子と融合した」
ランプが点灯した後にエイリアンの精液が吐き出され、卵子と結合する様子が生々しく
Mな人ほど大きな快感がこみ上げてきそうなゾクゾクするものを感じます。
連続絶頂形式ということで脳内物質の分泌や心地よい股間の痙攣が比較的長く味わえました。

「おぞましいエイリアンの胎児が あなたの小さな股間から出てくる 気持ちいい それも気持ちいい 出産は気持ちいい あまりの快感に意識が飛びそうになる」
最後に登場する出産シーンも大きなポイント。
先ほどとは違いわざと絶頂を我慢させて快感を限界まで蓄積し
それから解き放つ別タイプのドライオーガズムが楽しめます。
かなり人を選ぶプレイなのですが、その描写や進め方はしっかりしていてレベルの高さを感じます。

このように、仮想的なプレイを最大限にイメージしやすくしたエッチが繰り広げられています。
新しい切り口の作品
エイリアンによる変態的なプレイ、視覚を最大限に活用した構成など様々な個性を持っている作品です。

カウンセラーは女の子がエイリアンから性的な仕打ちを受けたと実感させるために
的確な技術によって十分な深さにまで誘導してから年齢を逆行させ
そしてプレイの様子を映像を交えながら非常にわかりやすく描きます。
この手のプレイはイメージ力が重要になるため、人によってはなかなかついていけない部分があります。
そのハンデを視覚的な要素で見事に補っています。

催眠についても分割弛緩などの定番な技法を敢えて避け
「見る」ことで意識がぼやけたり催眠が深まっていくよう的確に誘導しています。
聴く前の段階では視覚をどれくらい活用するのか図りかねていたのですが
必要不可欠と言えるほどにまで寄った作りにしていることに正直驚きました。
挑戦的に見えてきちんと理に適った内容になっているバランス感覚も素晴らしいです。

イメージが視覚で明確に表現されているが故に
催眠音声を聴き慣れている人にとってはそれが逆に窮屈に感じるかもしれません。
私はどんなプレイでも割と頭の中で補完できてしまうので
本作品でも目を瞑っていたほうがエッチを楽しみやすく感じました。
そういう聴き手に配慮してエッチでは開眼を必須にしなかったのでしょう。

エッチは陵辱色を前面に押し出したかなり人を選ぶ内容です。
ですがプレイに反してカウンセラーの口調が明るく言葉遣いが繊細ですし
プレイ自体を受け入れられるのならば途中で投げ出すことはまずないです。
むしろこういうプレイだからこそ、言葉のかけ方に慎重さが見られます。
くちゅ音それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エイリアンとの交合をリアルに楽しめる異色作です。
ニッチなテーマやプレイによるハンデを簡単に跳ね除ける完成度の高さと価格の安さを考慮し
今回は以下の点数とさせていただきました。
こういうプレイに興味や耐性のある方にのみお薦めします。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:26:28


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

ほわいとよーぐる。さんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、童話「シンデレラ」の主人公シンデレラが王子に愛される様子を
催眠の技術を使って主観的に楽しませてくれます。

テーマとなっているシンデレラの世界観を踏まえた催眠
王子との初々しさを匂わせたラブラブなエッチなど
タイトルにふさわしいメルヘンチックな要素を多分に含んでいるのが特徴です。
シンデレラになりきりながら催眠の世界へ
シンデレラになって王子とエッチするお話。

「遠い昔の物語 ヨーロッパのある王国に 母と三姉妹がおりました」
語り手のお姉さんは明るく透き通った声の女性。
今回の物語に登場する三姉妹の特徴などを説明してから
シンデレラ自身になりきるための催眠を施し始めます。

本作品は元々女性向けとして作られたシナリオを男性向けにアレンジしたもので
シンデレラの物語をそのまま描く形で催眠を深めていき
それからお城で王子とダンスやエッチな事をします。
男性向けの女体化は触手に陵辱される、苗床になるといったハードなものが結構多いのですが
それらに比べてノーマル志向の作りになっている分聴きやすさがあります。

本格的な催眠を始める前に簡単なあらすじも語ってくれますので
シンデレラのことをよく知らない、あるいは覚えていない人でも問題なくついていけます。

催眠はおよそ21分30秒。
最初はシンデレラの日常風景として朝の新鮮な空気を吸い込むイメージをしながら深呼吸をしたり
ベッドに体を預けながら主に両手両足を脱力します。

「力が抜けると 体は次第に重たくなる そして重力を感じるとともに 少しずつ 少しずつ 女性のものへと変化していく あなたの体」
「ますます沈む (女性らしい)細い右腕が沈む 力が抜けて 重たくなる」

やってることは他の催眠音声で見かける内容とそれほど大差ないのですが
彼女はそれらを行いながらしきりに自分の体が女性になったことを意識させます。
この催眠導入と女体化を並行して進めるところが本作品の大きな特徴のひとつです。

お次は本格的な女体化として髪・顔・肩口・胸と全身を上から下になぞりながら
パートごとに変化していく様子やその姿をイメージしていきます。

「髪に光がさします わずかな暖かさを感じます そして髪はみるみるうちに長くなる」
「あそこに 意識を集中 すると 下腹部が温かくなる 温かくなる 温かい 温かさに あなたの下腹部は軽くとろける 体の中に まず 子宮が作られる」

この先のエッチにあまりの関係のない部分は比較的手短にする一方で
胸や性器はできるだけ入念に行っているところが印象的でした。
精神的な女性化は敢えて切り捨てて肉体面の変化を充実させています

女体化作品のほとんどが十分に深化させてから女体化に取り掛かるため
人によっては戸惑うかもしれません。
ですが女体化に関する描写はしっかりしており、ある程度経験を積んでる人ならいけると考えています。
全然聴いたことがない人にはさすがに厳しいかなと。

そして最後は舞踏会の当日、カボチャの馬車に乗ってお城に向かう様子をイメージしながら
催眠状態をさらに深めていきます。

「かたん ことん かたん ことん 座席はぽかぽか ふんわりしたシートの感覚 とても気持ちがいい」
温かく柔らかいシートの感触、馬車がもたらす心地よい揺れ
そういった感覚を「かたん ことん」などの擬声語を交えて上手に伝えてくれます。

実際に聴いてみるとお姉さんのセリフの間やリズムが
丁度落ち着けるあたりに取られているのがわかるでしょう。
イメージ・暗示・声といった諸々の要素をうまく活用しながら
聴き手の意識の力を弱め、彼女の言葉を自然に受け入れられる状態へと導いています。

童話「シンデレラ」の前半部分に催眠の技術を絡めた面白味のある催眠です。
この先のエッチを違和感なく楽しめるようシンデレラ自身になりきらせることを目的に
物語のイメージに古典系の技法を溶け込ませ、シーンごとに最適な暗示を入れています。

女体化の進め方や織り交ぜ方に若干引っかかる部分もあるのですが
女性向けがベースの作品ですから多少齟齬が出るのも無理からぬことです。
元ネタが童話ということでイメージはとてもしやすいです。

そして聴き手に催眠を受け入れやすく感じてもらえるようにと
分割弛緩のシーンでは意識的にトーンを下げて緩やかに
最後の深化ではやや間を開けながら一定のタイミングで語りかける、といった感じで
お姉さんがシーンごとにかなり練られた演技をされています。
シナリオが奇抜なのはもちろんそうなのですが、私個人はこの演技力の高さにより感銘を受けました。

まとめると、シンデレラの世界に入りやすい雰囲気を持っている催眠です。
王子との秘めやかで熱いエッチ
エッチシーンは14分ほど。
プレイはキス、耳舐め、乳首責め、手マン、クンニ、SEX(体位不明)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

王子「君は 何と美しい女性なんだろう 実を言うと私は今 舞踏会からこっそりと抜け出してきたところなのだ」
無事お城へと到着し偶然王子と出会ったシンデレラは
彼に誘われ静かな場所でダンスを踊っている最中、不意にキスをされます。

エッチは王子にリードされながら乳首責めで1回、SEXで1回絶頂します。
プレイの一覧を見ていただければわかるように、作品の世界観を維持したラブラブなプレイが多く
それらによってもたらされる感覚を暗示の形でお姉さんが上手に伝えてくれます。

「唇と唇が触れ合う 軽いキス 瞬時に体が熱く火照ります 心臓はますます高鳴り 思わず続きを求めてしまう」
「深いキスとともに首筋を撫でられればもう 止められない疼きが 下腹部へ集まり始めます」

プレイの序盤はドライに向けての準備動作的な意味合いが強く
キスや愛撫をしながらしきりに体が熱くなったり性感が高まる暗示を入れてくれます。

エッチ全体で言えることなのですが、お姉さんの声が後になるほど熱っぽくなるおかげで
プレイの様子を聴いているとなんとなく心が高ぶるのを感じる人がいるでしょう。
男性向けとしては控えめなプレイを彼女の声や雰囲気が適度に補っています。

「王子に気付かれたらどうしよう その羞恥心は快感を助長し 秘められた場所からはさらに蜜が溢れます」
プレイ以外にシチュによって興奮を促すシーンも登場します。
お城、しかもパーティーの最中に初めて出会った男性とエッチをするわけですから
当然相手に対する遠慮もあるし、見られたらどうしようという不安もあります。
そういった「恥ずかしさ」を聴き手に感じさせ、エッチな熱へと変えています。

「媚薬のように甘美なキスに あなたの体はさらに感度を増します」
「子宮にドクドクと注がれているのは 王子の精液 流れ込む体温が熱くて気持ちよくてたまらない」

1回絶頂しおまんこが十分に解れた後はいよいよ本番のSEXです。
2人が繋がりお互いを求める様子を描きながら、更なる感度上昇の暗示を入れてくれます。
エッチシーン全編で何度も体の熱が高まる暗示を入れてくるだけあって
このあたりまで来ると股間を中心に妙な熱を感じるのではないでしょうか。

ラストも時間を長めに取ってカウントを数える取り組みやすい形式ですし
1回目よりもこちらの方がドライを狙いやすいと思います。

このように男性に優しく、そして熱っぽく責められるエッチが繰り広げられています。
世界観を大事にしている作品
「シンデレラ」という誰にでも親しめるテーマを上手に料理した作品です。

お姉さんは最初にシンデレラの物語を聞かせることで、聴き手にこれからの流れを予めイメージしてもらい
それから世界観をできるだけ崩さないよう気をつけながら催眠やエッチを進めます。
催眠はお城に向かうまでの様子を描いた深化シーンが特に原作に忠実ですし
エッチも比較的ソフトなプレイに留めながら王子の優しさ、想いの強さを感じさせてくれます。
聴き終えた今でも「やっぱりこのお話はシンデレラだったな」と思える内容にきちんと仕上がっています。

そしてこの個性的なシナリオの魅力をお姉さん役のCKさんが十二分に引き出しています。
シーンや催眠の目的に合わせて声のペース・トーン・間を適切に変化させ
言葉だけではどうしても伝えきれない部分を補っています。
初めてお声を聴く方だったので余計に驚いたのもあります。

催眠音声はシナリオがしっかりしているのが第一だと思っているのですが
それでも読み手によって印象が大きく変わってくるのも事実です。
本作品の場合はこの部分が非常に良い方向に影響しています。

エッチは男性がとことんまで優しくしてくれます。
男性向けの女体化作品は逆に手ひどく扱われるケースが多いため
その甘さや温かさに新鮮な気分を抱くのではないでしょうか。
ですが女性向けではこういう相手を常に気遣うプレイがよく見られます。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

メルヘンな雰囲気を大事にしながら楽しませてくれる珍しいタイプの作品です。
できれば女体化音声を10本くらい経験してから聴いてみることをお薦めします。

CV:CKさん
総時間 本編…44:47 睡眠移行…2:29

ほわいとよーぐる。
http://whiteyoghurt.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
女性向けはこちら
http://boushiya.net/work_f.html

胡蝶さんで配布されている無料の催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、女神のような優しい声のシスターが
悩める子羊に催眠を使った浄化を行います。

全年齢向けであるのを利用してほぼ全編を催眠誘導や暗示に費やし
その中で聴き手がリラックスできるよう言葉遣いを柔らかいものに統一しながら
ゆっくり、じっくりと落ち着ける気分に導いてくれます。



神聖なる教会で行われる浄化の儀式
シスターに催眠をかけてもらって心身をリフレッシュするお話。

「こんばんは 迷える子羊 ようこそいらっしゃいました」
シスターは清らかで穏やかな声の女性。
悩みを抱えて教会へとやってきた主人公を温かく出迎えると
催眠を使ってそれを取り除いてあげます。

「トランスは昔から 啓示や占いでも使われており 宗教や信仰とも 密接な関係があると言われています」
「教会に来たのになぜ催眠?」と思う人のために
彼女は本格的な催眠を始める前にその理由を説明してくれます。

体系化された催眠自体は比較的歴史の浅いものなのですが
催眠に類する行為は紀元前3000年頃、古代エジプトの時代からあったと言われています。
ですから彼女の言ってることはまったくのでまかせではありません。
こんな感じに彼女は聴き手の心を解きほぐしながら催眠を進めていきます。

催眠はほぼ全編にあたる31分間。
まずは深呼吸や体をパーツごとに分けての脱力でリラックスします。

「呼吸が整うと 気分がよくなりますね?」
それらを行っている最中、彼女はリラックス促進する暗示を入れてくるのですが
「~になります」ではなく「~ですね?」と軽い同意を求めることが非常に多いです。
「力が抜けます」と「力が抜けますね?」、言ってる事は同じなのですが
後者の方がなんとなく柔らかい印象を受けるのではないでしょうか?
そしてこれは聴き手が自分自身で暗示を入れることにもつながります。

彼女の性格を催眠にまできちんと反映させているところが実に見事です。
聴き手としても押し付けられている感じがしないから言葉を受け入れやすいです。

「ロウソクの火が消えると 少しずつ あなたの心は軽くなり 解放へと近づいていく」
十分なリラックスが完了した後はいよいよ深い催眠状態へと入ります。
30本のロウソクをカウントに合わせて1本1本吹き消していくのをイメージしていると
後になるほど心がスッキリと軽くなったように感じるかもしれません。
心を空っぽにできるとても静かで落ち着いたひと時です。

古典催眠をベースに現代催眠のテクニックを織り交ぜたハイブリッドな催眠です。
教会でシスターに心を清めてもらう一幕を描いているだけあって
こちらの様子を適度に確認し、その都度疑念や抵抗感を取り除きながら進めています。
そして古典的な言い回しを現代式にアレンジすることで
堅苦しくないほのぼのとした穏やかな空間を形成するのに成功しています。

「すーっと 力が抜けて 楽になります 脱力感が そのまま 体を 上がってきます」
また彼女は後になるほど意識して語句を区切りながら語り掛けてきます。
おかげで腰を据えてのんびりと催眠に取り組むことができます。

催眠誘導の技術もさることながら
この聴き手に安らぎを与えるために様々な工夫をしているところが
本作品の催眠における最も優れた部分だと私は思います。
リラックスはもちろん、途中で寝落ちする人もきっといるでしょう。
初心者にもかなり強くお薦めします。



色の持つイメージを力に変えていこう
催眠が深まった後はいよいよ悩みを解決します。
真っ白で広い場所をイメージし、そこにある7つの光を体の中に吸収します。

「目の前に 赤い光 赤い光は 愛情 情熱 命 エネルギー 勇気の象徴です」
赤、オレンジ、ピンク、青、緑、紫、白の順に行うのですが
シスターはそれぞれの色に対して5つくらいのプラスの印象を提示し
体内に吸収することでそれらと同様の力が備わるよう暗示を入れてくれます。

催眠とは関係なく日々生活をしていると
色に対して何らかのイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
例えば信号の色あたりが最も一般的でしょう。
聴き手が元々持っている情報を活かしながら彼女は癒しを与えてくれます。
誰にでも取り組みやすい非常に有効なアプローチと言えます。

「空気を吐き出すたびに 黒い光が あなたからスーッと抜けて この白い空間に 解き放たれます」
そして最後の最後に自分が持っている悪い物を黒い光に例え
深呼吸をしながらゆっくりと体の外に放出していきます。
今までやっていたことの逆をするだけですからこちらも至って簡単。
深呼吸の効果も手伝って胸の内がスッキリしたような心地よい気分が湧いてきます。

このように、聴き手の潜在的な能力を活用ながら癒しを与える催眠が繰り広げられます。



胸のつかえを取り除いてくれる作品
有料・無料問わず癒し系音声の中でもかなりレベルの高い作品です。

シスターの女神のような優しい佇まいにふさわしい催眠を行っています。
音声作品の場合、他作品との差別化のためだけに珍しいキャラを使う場合もありますが
本作品はそうではなく、このキャラにしかできない催眠をきちんとやり遂げています。
このキャラやシチュと催眠の高い領域での融和性や統一感が
作品に個性を与えるだけでなく、癒しの効果を増幅させる結果ももたらしています。
簡単に言うとそんじょそこらの作り手には絶対に作れない作品です。

「問題を解決する力は 元から あなたに備わっているもの」
何より優れているのは聴き手に自分の考えを押し付けるのではなく
聴き手自身が問題を解決できるよう手助けするアプローチが取られていることです。
音声を聴く姿勢、目を閉じるか開けたままにするか、いつ催眠に入るかまで
彼女は聴き手の自由に任せ、実際にそうしていいですよと言ってきます。
このフリーダム具合が心に余裕を与え、彼女を信頼したくなる気にさせてくれます。

といっても何でもかんでも好きにしろ、では催眠になりませんから
あくまで催眠が成り立つ範囲内での選択権を与えてくれると思ってください。

催眠はテーマとのアレンジから細かい語句の言い回しまで至るところが練られています。
やや遠回しな言い方が多いので催眠の感覚がすぐには実感できないかもしれませんが
後半の色のイメージをするあたりで暖色系だと胸のあたりがぽかぽかしたり
逆に寒色系だと清涼感があるのを実感できます。
最中は頭の中がぽわぽわするような心地よい気分にずっと包まれていました。

ストレスや心配事の解消にかなりの効果が見込める作品です。
生活や仕事で精神的な問題を抱えている人が聴けば
きっとスッキリした気分が味わえるでしょう。

おまけはハリさんによるフリートークです。

CV:ハリさん
総時間 本編…37:10 おまけ…3:09

胡蝶
http://harryama.blog.fc2.com/blog-entry-4.html

女性向けの神父催眠もあります。
http://kotohaxhypnotic.blog106.fc2.com/blog-category-0.html

ヤンデレ後輩催眠2/タイトル

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~さんで配布されている無料の催眠音声作品。

以前紹介した「ヤンデレ後輩催眠」の続編にあたるこちらの作品は
先輩の心と体を自分のモノにしたヤンデレな後輩が
月明かりに照らされながらあまあまラブラブなエッチを繰り広げます。

2人の関係が既に確立されていることもあって
無理矢理拘束するなどのヤンデレ要素は前作に比べると控えめな反面
恋人らしい甘さや温かさが強く感じられるよう催眠とエッチを進めています。

今回は最近公開された紗藤ましろさんのバージョンを紹介します。



月明かりの中、愛を語らう男女
後輩と家でラブラブなエッチをするお話。

「せーんぱいっ お待たせしました」
後輩は丁寧な言葉遣いをする可愛い声の女の子。
恋人として付き合っている先輩と一緒に家へ帰ると
目隠しをしてから催眠を使ってたっぷりと気持ちよくしてあげます。

続編ですので前作のあらすじを簡単に説明しますと
ヤンデレな彼女が医務室で寝ていた先輩に催眠を施し
眠ったところを自分の家へ連れ込んで拘束してから
愛の言葉を投げかけたりエッチをしたりしています。

といってもお話自体は独立してますので本作からでも大丈夫。
2人が既に付き合っている点だけ押さえておけば違和感なく聴けるでしょう。

「今朝一緒にいた女の人 誰ですか? すごく 仲よさそうでしたよね 誰なんですか?」
後輩は先輩を手に入れるためなら手段を選ばないほどの重度なヤンデレ。
冒頭でも他の女の子と話していた彼に嫉妬する一幕が登場します。

ですが前作のこともあって彼女自身は彼の愛を信じて疑いませんから
今作では催眠、エッチいずれもヤンデレ要素はかなり薄くなっています。
ちょっぴり刺激的な純愛モノあたりの印象が強いです。

催眠は2パート16分ほど。
事前に彼女にアイマスクを着けてもらい、ベッドに横になった状態で
深呼吸(腹式呼吸)をしながらその言葉に耳を傾けます。
アイマスクが無い場合は普通に目を閉じればいいでしょう。

「いつも一緒に寝てるベッドだから 落ち着く匂いがしますね」
「嗅ぎ慣れた匂いに包まれているから 先輩は 深呼吸をする度に リラックスできますよ」

彼女はリラックスを促す暗示を入れていく一方で
ここが自分たちの住み慣れた部屋であるのを強く印象付けてきます。
皆さんも「落ち着く場所といえば?」と言われた場合、自宅と答えるのではないでしょうか。
そうやって彼女はリラックスできる雰囲気も生み出してくれます。
誰にでもイメージできる効果的なアプローチと言えるでしょう。

続く2番目のパートは脱力と深化がメイン。
外から照らされる月明かりが自分の体を少しずつ照らし
その部分が暖かくなるのをイメージします。

「暖かい 暖かい 月の光に照らされて 腰までじんわり暖かい」
彼女はわかりやすいイメージを描きながら
「暖かい」「心地よい」「力が抜ける」といった暗示を部分ごとに何度も何度も入れてきます。
中でも暖かさを感じさせるのに特に力を入れていますから
今のような寒い時期でも体が妙にぽかぽかするのを感じるでしょう。
しっとりとした幻想的なイメージも心を落ち着けるのに役立っています。

「ふわふわに沈む 包まれる ふわふわに沈む 暖かい ふわふわに沈む 深くなる ふわふわに沈む 気持ちいい」
そして最後は全身に浮遊感を感じながら意識を沈めていきます。
彼女の柔らかい声とリズミカルに入る「ふわふわ」を聴いていると
体の感覚がなくなったかのような心地よさが全身を覆うでしょう。
「深く」「沈む」といったキーワードをカウントに絡めながら何度も入れて
少しずつ催眠を深めていく、技術的にも手堅い深化です。

主に脱力感や温感を聴き手に感じてもらうように
月夜のイメージを交えながら、それらと関連性の強い暗示を入れるシンプルな催眠です。
元々の時間が短いことを考えてやることを3つ程度にまで絞り込み
それぞれに明確なテーマを掲げながら暗示のボリュームを増やしています。
ですから時間分以上に体が暖かくなったり、意識がぼんやりする可能性は高いです。

彼女としては催眠によって物理的な拘束感を出したかったようなのですが
私はそれよりも体が暖かくなる感覚の方がより強く感じられました。
この後のエッチは密着して囁きながらプレイするシーンもありますし
彼女との一体感を得るには非常に重要な感覚になると思います。
初心者が聴いても問題ありません。



密着感を重視した温もり満点のエッチ
エッチシーンは13分ほど。
プレイは耳舐め、フェラ、手コキ、SEX(騎乗位)です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「みーみ 責められるの好きですよね?」
催眠を使って先輩を深い催眠状態へと導いた後輩は
自分に素直に従ってくれた彼へのご褒美に耳を舐め始めます。

エッチは彼女が彼を一方的に気持ちよくしてあげます。
暗示を小まめに、重厚に入れ続けていた催眠パートとは打って変わって
こちらはプレイの様子を実況しながらエッチな唾音を多めに鳴らしてくれます。
エッチでも暗示が多いと恋人らしい対等な関係を築きにくいですし
作者さんがわざとこのようにされたのかもしれません。

ですが途中で暗示を使って感度を上昇させたりするシーンもありますから
催眠音声におけるエッチからかけ離れているとは思いません。
エロくする部分と催眠部分のメリハリを出しながらプレイを組み立てているように思えます。

「咥えてほしいんですか? もう 欲張りさんだなぁ」
彼の大好きな耳舐めをしながら熱い吐息を漏らしたり
おちんちんの敏感な部分を優しく舐めたりと
エッチに入っても後輩は先輩に対してとってもあまあま。
バイノーラル録音なこともあり、彼女の声を通じてその温もりまで伝わってきます。
エッチな熱と幸福感の両方を感じるでしょうね。

「快感が弾ける! 体がビクンと跳ねて 背筋がぞくぞくして 気持ちいい 気持ちいい!」
そして絶頂が近づいてくるとすかさず暗示を使って気持ちを高めてくれます。
暗示の効果もあるでしょうが、それを熱っぽく言う彼女の雰囲気によっても
なんだか妙にムラムラするかもしれません。
特に終盤のSEXシーンでは声にエッチな熱がたっぷりこもっています。

このように、愛を感じるあまあまなエッチが繰り広げられます。



温かさと癒しを感じる作品
若干イレギュラーな要素を持つ男女の営みを
主に熱を使って感じさせてくれる作品です。

催眠でもエッチでも2人の心身の近さからくる温もりに焦点を当てながら
時には安心感や癒しへ、時にはエッチな興奮へと繋げています。
30分程度の短い作品だと催眠音声として形にするのは難しいのですが
本作品は上記のようなテーマを明確に掲げていますから完成度は高いです。
実際に聴いてみると心や体に火照りを感じる人が多いのではないでしょうか。

その一方でタイトルにもなっているヤンデレ要素は極めて薄いです。
彼女が彼に強要する行為はアイマスクを着けるくらいですし
エッチも彼の願望を叶える形でプレイを行っています。
ですからヤンデレっぷりに期待しながら聴くと肩透かしを食らうかもしれません。
一長一短ですので悪く言う気はありませんが一応ご注意ください。

全体を通じて感じたのは暗示の入れ方や表現に気を遣われていることです。
どのシーンでも基本に忠実に、かつ言葉のかけ方に気をつけながら
後輩は自分の伝えたい感覚を何度も何度も丁寧に伝えてくれます。
この一生懸命な姿にも癒しや安心感を覚えました。
彼女が自分の愛の深さを催眠を通じて伝えているかのように思えます。

エッチは手コキで1回、SEXで1回絶頂します。
13分に対して2回のドライだと構成的にやや厳しいため
ドライ慣れしているかどうかで得られる快感にある程度の差が出るでしょう。
淫語とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

ヤンデレが多少苦手な人でも聴けそうなくらい純愛要素の強い作品です。
他にも男女合わせて7名の読み手さんによる別バージョンもありますから
お好みの声を探してみたり、聴き比べたりしてお楽しみください。

CV:紗藤ましろさん(男女共通)
総時間 男性向け…34:17 女性向け…32:00

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-114.html
他の読み手さんのバージョンはこちら
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-99.html

催眠音声時の天使

サークル「暗中模索」さんの催眠音声作品。

有料では「催眠音声魔界ステージ」以来およそ2年半ぶりの新作となるこちらは
時に関する変わった技能を持つ天使が
主人公を天界へと招いてあまあまなエッチをします。

天界へ行く際に浮遊感や幸福感を暗示を使ってたっぷり感じさせたり
エッチでは入念な感度上昇を行いながら気持ちいい熱を伝えるなど
全編を通じて聴き手を癒すことに非常に力を入れているのが特徴です。



時の天使に霊力のおすそ分け
時の天使と一緒に天界に行って女体化し、その後エッチするお話。

「こんばんは あなたは天使って 信じますか?」
天使は素朴で温かい声の女の子。
時を司る女神の使者として様々な時代を行き来している途中
霊力が不足してしまったため、主人公に分けてくれるようお願いします。

催眠誘導と女体化はおよそ35分間。
事前に軽く深呼吸をしてから、彼女にキスをされた部分を順番に脱力していきます。

「何かがじわーっと広がっていくのを感じると それに伴うように力が抜けていく」
左右の腕や足に軽い口づけをしながら
彼女は「力が抜ける」「体が温かくなる」などリラックスを誘う暗示を何度も入れてくれます。
ほんわかとした温かい声でゆったり、のんびりと語り掛けてくれるのも手伝って
ぬるま湯に浸かっているかのような温かさと心地よさが広がっていくでしょう。

「心地のいい浮遊感に包まれる 体がふわふわと軽くなっていく ふわっと軽くなって 気持ちいい」
また霊力を受け取るためには主人公を一度天界に連れて行く必要があることから
彼女は脱力を進めるのと同時に浮遊感を伝えてきます。
見えない力に上へと引っ張られている感覚や
お風呂に入っている時のゆらゆらとした感覚に近いものと言えばいいのでしょうか。
催眠に入った時に得られる感覚を上手くテーマに絡めながら催眠を進めています。

全編に渡って暗示の入れ方が非常に丁寧ですから
聴き続けていくほどに少しずつそうなっていく気分が味わいやすいと思います。

「光が体に すーっと染み込むように消える 体がふわっと軽くなって 浮かんでいく」
開始からおよそ15分後、しっかりとリラックスした所でいよいよ天界へと舞い上がります。
彼女が振りまく金色の粉末に包まれながら
自分の体の中にある悪いものを洗い流すイメージと
「体が軽い」「幸せ」「安心」などの心地よさを感じる暗示が相まって
肩の力が抜けたり胸のつかえが取れるスッキリとした気分にしてくれます。

脱力時に呼び起こした浮遊感をそのまま増幅させていくアプローチがいいですね。
様々な癒しの要素に包まれて心がほんのり温かくなる思いがしました。

「意識が白く消えていく 真っ白に消えていく 意識が消えていく 思考が止まる」
続く深化は彼女の特徴に合わせた珍しいスタイル。
彼女はおよそ200秒もの間、催眠が深くなる暗示を立て続けに入れてきます。

またここでは時に関するちょっとしたギミックも絡んでおり
バックで「ブォーン」という軽い振動音も鳴り始めます。
聴いた限りだとおそらくヘミシンクでしょう。
声と音の両方を使って少しずつ確実に催眠の世界へと導いてくれます。

※ヘミシンクをご存じない方は「まどろみ世界」の記事をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/doonroom/archives/32141868.html

「おままごとや 人形遊び 可愛らしい人形が あなたのお気に入り」
そして最後の最後に時間を巻き戻す形で女体化を行います。
小学生→幼児→赤ん坊→胎児と一旦成長を逆行し
再び時を進めながら今度は女の子としての記憶をたどっていきます。

女性特有の感覚には残念ながらほとんど触れられていないのですが
自分の記憶を一旦リセットしてから女性化していく分
体を変化させるタイプの女体化よりも受け入れやすさがあります。

天界へと移動しながら心身に癒しを与える天使らしい催眠です。
古典系の催眠法を繋ぎ合わせながら催眠を深めていくのですが
やることを増やすよりも暗示の質と量を高めることを優先しているため
心にゆとりを持ちながら彼女の声にしっかりと耳を傾けることができます。

そして天界に上ると同時に心身のストレスを振り落したり
女体化をしながら自分を新しい存在へと生まれ変わらせる、といったように
聴き手にリフレッシュしてもらおうとする真心が至るところに現れています。

この作品は18禁ですから性的快感を得るのが大きな目的なのは間違いありませんが
催眠自体は心をケアするために使われる技術です。
その大前提をしっかり押さえながら催眠を組み立てているところに
サークルさんの催眠に対する認識の深さや技術の高さを感じました。
聴いている間は別の世界にいるような安らかな気持ちでいっぱいになるでしょう。



ふたなり天使ちゃんとのラブラブSEX
エッチシーンは18分30秒ほど。
プレイは全身愛撫、乳首責め、クリ責め、SEXです。

SEXの際に若干リアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「私の力で あなたを快感で満たして 気持ちよくしてあげますね」
天界で主人公から無事霊力を受け取った天使は
その見返りとして彼に女の子の快感を味わわせてあげます。

エッチは彼女に責められる形で行われます。
彼女は元々男女両方の性器を持ち合わせているふたなりさんですから
女の子同士でありながら男女に近いプレイが楽しめます。

「乳首の快感で 体中がとろけていく 乳首が甘くとろけて 気持ちがいい」
プレイの序盤は全身愛撫をしながらの感度上昇。
彼女は全身をくまなく撫でながら体が疼く暗示を入れてくれます。
乳首と性器に対して入念に行ってくれるおかげで
特に股間が盛り上がったり急激に熱くなる感じがするでしょう。

淫語はそこそこ登場しますが露骨にエッチな口調で言ってこないため
言葉で心を操作される不思議な気分が味わやすくなっています。

「中を押し広げながら 熱が侵入してくる 満たされる 熱で満たされる 快感が溢れてくる」
一番の山場となるSEXシーンも感覚操作の暗示が中心。
おちんちんに体を貫かれ、大事な部分の粘膜を刺激される感覚を
聴き手視点で描写しながらしっかりと伝えてくれます。
軽く肉のぶつかるような効果音や彼女の上気した声も手伝って
エッチな気分だけでなく女性として愛される喜びが湧きあがってくる思いがしました。

このように、ふたなりの女性に愛される変わったシチュのエッチが繰り広げられます。



心が洗われる作品
聴いているだけで心が温まったり幸福感が湧いてくる癒しに満ちた作品です。

天使の声や佇まい、催眠の進め方や暗示の内容、そしてエッチに至るまで
すべての要素が聴き手を幸せに導くことへと収束しています。
中でも催眠誘導シーンは心にプラスに働く言葉で埋め尽くされていますから
心が疲れている人ほどいい気分転換ができます。
そしていい気分でエッチに突入するからスムーズに気持ちよくなれます。
このエッチに入るまでの気持ちの持って行き方に最も感銘を受けました。

また催眠やエッチを進めていく中で
天使はシーンに応じて声のトーンやペースを細かく切り替えながら
癒される雰囲気、催眠に落ちる雰囲気、興奮できる雰囲気を作り上げています。
中でも深化を行う200秒間暗示を入れるシーンでは
それ以前とはまるで違ったスピーディーな口調へと変化します。
タイトルにもなっている「時」を意識した変幻自在の演技も魅力です。

催眠は「温泉旅行催眠 男性向け」のような現代型の誘導を期待していたのですが
テーマに合わせにくいと判断されたのか、今回は古典寄りの誘導がされています。
ですが催眠のクオリティ自体は文句の付けどころがないほどに高く
テーマとの整合性に気をつけながら細部に至るまで手堅く行われています。
女体化必須のため初心者にはあまりお薦めしません。

エッチは女性向けに合わせたのかソフト目に抑えられています。
雰囲気の甘さも考えるとノーマル~ややMが適正でしょうか。
絶頂回数は2回、うち1回は連続絶頂です。
くちゅ音そこそこ、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声ごく僅かです。

抜きよりも心身のリフレッシュ目当てで聴くのに適した作品です。
癒しを求める人や女性に変わった形で愛されたい人にお薦めします。

CV:男性向け…三森愛乃さん 女性向け…ROCKLさん
総時間 男性向け…1:00:42 女性向け…1:01:02


オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ツインズ

サークル「vivid.mp3」さんの催眠音声作品。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、とある珍しいお店を舞台に
2人の女の子が催眠を使ったエッチなサービスをしてくれます。

2人の術者が左右から交互に、あるいは同時に語り掛けてくる
催眠音声では非常に珍しいスタイルが一番の特徴で
質の異なる声が作り出す独特な空間に心地よさを感じながら
するすると催眠の世界に引きずり込まれる感覚が味わえます。

エッチも2人の役割を適度に切り替えながら徹底的に焦らすなど
作品の特徴を最大限に活かしたハードなプレイが繰り広げられます。



双子システムを使った個性的な催眠
結衣と結香に催眠をかけられて気持ちよくなるお話。

「本日はご指名いただき ありがとうございます」
結衣は優しくて落ち着いた声のお姉さん。
「だったら今日は たーっぷりサービスしてあげないとね」
結香は明るく可愛い声の女性。
催眠をかけてくれるお店で2人を同時に指名した主人公に軽い挨拶をすると
これから行うサービスの詳細を説明します。

作品の前にサークルさんの説明をさせていただきますと
vivid.mp3さんは主に男性向けで活躍されている紗藤ましろさんと
女性向けで活躍されているnitさんが組まれて結成されました。

お二方とも数々の催眠音声で活躍されている実力者ですから
「新規サークルだから品質はイマイチ」なんてことはまったくありません。
私もそのあまりのレベルの高さにびっくりしています。

話を戻しますと、このお店は催眠をかけてからエッチする変わったサービスを提供しており
普段は彼女たちがお客に1対1で催眠を施しているそうです。
しかし主人公は色々なものが溜まっていてそれだと満たされないから2人を指名した。
これが物語の大まかなあらすじです。

結香「あたしたちが左右から話しかけるから 声が2倍」
結衣「声が2倍なら 暗示も2倍」

そんなわけで本作品は全編を通じて2人が同時に催眠とエッチを行います。
2人の声質に違いがあり、交互に語り掛けてくるシーンが多いことから
ある種の音楽を聴いているかのような不思議な心地よさを感じるでしょう。
基本的には結衣が左側、結香が右側に陣取って語り掛けてきます。

有料・無料合わせて数百もの催眠音声が存在する現在においても
この手のスタイルが採られている作品は
双子のい・い・な・り~性感開発ボイス~」など数えるほどしかありません。
ですから初心者はもちろん、催眠音声に慣れている方でも新鮮な気持ちで楽しめます。
私も双子系を結構聴いてますが、このスタイルはいつも驚きを与えてくれます。

催眠は2パート16分ほど。
最初はストレッチをして心身を軽くリラックスさせたり
2人の質問に答えて声に対する集中力を高めます。

結香「今伸びをしたみたいに 少し体に力を入れてから緩める方が たくさん力が抜けるんだよ」
結衣「催眠にかかるための近道でもありますし 気持ちよくなるためのコツですから」

主人公がお店を初めて利用する設定を踏まえて
2人はそれぞれを行いながら催眠の心構えも教えてくれます。
彼女たちの言うように多少強く、長く力を入れてから抜くと
前後の感覚の違いが大きくなり自然な脱力が行えます。

ためになるアドバイスを受け入れることも催眠を円滑に進める手助けとなります。
押し付けるのではなく聴き手が受け入れやすい形で
2人は聴き手の抵抗力を上手に解きほぐしていきます。

続く2番目のパートは体の脱力や深呼吸をしながら
彼女たちの暗示に耳を傾けて催眠をより深めます。

結香「だらーんと沈む」
結衣「すーっと入る」
結香「深く深く」
結衣「深くなる」

ここでは2人の術者を利用して左右から交互に暗示を入れてくるのがいいですね。
短時間で位置を切り替えながらリズミカルに聞こえてくる声が
心地よい感覚を少しずつ全身へと広げてくれます。
私はどちらかと言えば肩などの上半身により強い脱力感がありました。

結衣&結香「あたしはどっち?」
そして一番最後に本作品ならではのユニークな手法で深化を行います。
話すとつまらないだろうと思いまして詳細は敢えて伏せますが
頭の中がぐるぐるするような軽い混乱状態を味わいながら
ストンと一気に落ちる感じで催眠の世界へと引きずり込んでくれます。
とても不思議で面白い感覚が味わえました。

2人の術者が交互に、あるいは同時に暗示を入れる双子システムを活用した催眠です。
聴き手がこれを受け入れやすいようにまずは声への集中力をしっかり高め
それからリラックスをしながら最後の最後で一気に落とします。

最近は段階的に催眠を深めるタイプの作品が多いため
本作品のようなストンと来る催眠は多くの人が驚きを感じるのではないでしょうか。
博打要素のやや強い手法なのですが、今回は見事にハマってすんなり入れました。
暗示も2人で分厚く入れてくれるから言われた感覚が伝わりやすいです。

「声が二倍なら暗示も二倍」とサークルさんが言われている通り
16分の時間よりもずっと強力な催眠の感覚が味わえます。

スタイルも非常に個性的ですし、処女作とは思えないほどにレベルが高いです。
やや特殊なタイプなので当サイトではそこまで強く薦めませんが
興味があるなら初心者でも楽しめると思います。



徹底的に焦らしながらより高い快楽の世界へ
エッチシーンは3パート31分30秒。
プレイはカウントを使っての絶頂、耳舐め、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

結香「ちゃーんといい子にできてたから 少しだけ ご褒美あげるね」
的確な技術と重厚な暗示で主人公を深い催眠へと導いた2人は
お店の規則に従いお触り無しで彼に2種類の快楽を与えます。

エッチは最初のドライ1パートが共通で
その後のドライ2とセルフの2パートはいずれか片方を選択します。
全部繋げて聴いてもいいと一応書かれていますが
基本的にはドライ2回かドライ1+セルフ1のどちらかにするのがいいでしょう。

そしてドライ、セルフの両方に共通して言えることは
2人が聴き手を徹底的に焦らしながらプレイを行っていることです。
所謂寸止めをする回数が多く心身にそれなりの負担がかかりますから
体力的に余裕がある時に聴いたほうが楽しみやすいです。
2人の声やキャラからは想像できないほどにきつめのプレイです。

一番最初に登場するドライ1パートは
囁き声での暗示と短めのカウントを使って段階的に感度を高めてから
10カウント→寸止めを何度も何度も行って
聴き手をイきたくてたまらない心理状態へと誘導します。

結香「10 9 8 7…」
結衣「数字が減ってくると イキたいという気持ちが膨らんでくる」

もちろんエッチに入っても双子システムは健在。
2人は最初は1カウントずつ交互に数えていたかと思えば
しばらくすると片方がカウント、もう片方が暗示を入れるようになるなど
役割を適度に切り替えながらひたすら寸止めを繰り返します。

最初のうちはそんなに気持ちよさを感じないかもしれませんが
回数を重ねていくうちに快感が蓄積されていくのを実感します。
私の場合は股間にムズムズするような熱やキリキリとした締め付けを感じました。
まさに「我慢するほど気持ちいい」を地で行くプレイが繰り広げられます。

結香「快感が溢れ出す」
結衣「快感が弾ける」
結香「全身が震えて ゾクゾクする」
結衣「気持ちいい」

そして一番最後に訪れる絶頂の瞬間も
スピーディーな暗示を交互に叩き込んで上手に快感を高めてくれます。
ここまで十分過ぎるほどに準備を整えていたもありますが
自分のすべてが解き放たれるかのような清々しい快感が全身を駆け巡りました。

こういう溜めに溜めてから放出するタイプのドライは
快感の度合いが大きく絶頂を実感しやすいと思います。
ですからドライ未経験者でも面白い感覚が味わえるのではないかなと。

対するセルフパートは事前に体の脱力を解除してから
片方がオナニー開始/停止の指示、もう片方が耳舐めを担当します。

結香「へぇ そこが好きなんだ あたしたちにもそこ いじられたいの?」
結衣「おちんちん触ってるところをこんな風に観察されて 恥ずかしいですよね」

ここでは2人に至近距離から見られている雰囲気を出すことで
羞恥心を煽ってくるのがポイント。
サービスですからそこまでどぎつい事を言われないものの
自分の恥ずかしい姿を女の子に見られるシチュにはそそるものがあります。

その反面暗示は射精の直前に少し入れるくらいですから
ドライパートに比べると催眠っぽさは薄いプレイと言えます。

このように、絶頂形式によってスタイルをガラリと切り替えるエッチが繰り広げられます。



双子の魅力を最大限に引き出している作品
催眠音声の中でも非常にレアなスタイルを用いるだけでなく
その長所を活かしながら催眠とエッチを進めている良作です。

姉と妹、声質の異なる2人の女の子が掛け合いながら
シーンごとに適切なタイミングとボリュームの暗示を叩きこんでくれます。
術者が1人の場合、息継ぎだけでなく演出的な意味でも
一定の時間内に入れられる暗示の質と量には限界があります。
ですが2人ならそれこそノンストップで暗示を入れ続けることも可能です。

特に深化時や絶頂時の追い込み暗示は
畳みかけるような速いペースで左右から短い暗示を何度も入れてきます。
この要所における暗示の重厚さが催眠の効果を時間以上に高め
さらにドライオーガズムで得られる快感を一段押し上げています。
双子の長所を活かした演出の最たるところでしょう。

私は作品を聴き始める前に総時間を自分なりのやり方で測定するのですが
正直なところ「この時間で深い催眠に入れるのか?」と疑っていました。
一般的な催眠音声だと16分での十分な深化は相当に困難です。
それこそ大手クラスの作者さんでないと形にすらなりません。
なったとしても比較的浅い催眠状態に留まるケースがほとんどです。
それを見事なまでにやってのけているところが一番の驚きでした。

対するエッチはプレイの内容をできるだけシンプルなもので揃え
カウントと暗示を使って操作をしながら絶頂感を高めます。
声だけでイかされる気持ちよさを味わってもらうために
作中では淫語はほとんどなくちゅぱ音が僅かに鳴る程度です。
でもなんだか妙にムラムラする心身の火照りを感じるでしょう。
それこそが彼女たちの施した催眠の結果なのです。

ただ個人的に気になる部分もありました。
それは絶頂後に快感の余韻に浸る時間があまり用意されていないことです。

例えばドライ1パートですとカウント0と同時に追い込み暗示が入るのですが
それが終了してから5秒後にはもう次のパートが始まってしまいます。
ドライ絶頂の場合、射精よりも快感が長く持続することが多いですから
そのへんを考慮してもう少し事後の時間を長く取った方がいいと思います。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

※2015年2月23日追記
現在はドライ後のインターバルが長くなった音声に差し替えられています。

短時間で効率よく深めてくれる催眠、言葉で快感をコントロールするエッチなど
双子システムだけでなく様々な美点を持っている作品です。
男性版・女性版の2パターンが同梱されているのもポイント。
性別を問わず声に犯される気持ちよさを味わってみたい人すべてにお薦めします。

CV:男性向け…紗藤ましろさん 女性向け…nitさん
総時間 男性向け…58:33 女性向け…54:35


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

哀しみのイき人形《催眠音声・男女版同梱》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、謎のお姉さんの導きで少女の姿をした人形になり
射精を伴わない絶頂(ドライオーガズム)を何度も味わいます。

メインとなるエッチシーンにおける奇抜な絶頂形式のみならず
催眠誘導も非常にユニークな方法を使って進められており
お姉さんのお話に耳を傾けているだけで自然と物語の世界へと没頭し
スムーズな形で人形へと生まれ変わることができます。

今回はサークルさんが初回の視聴を推奨されている
ノーマルバージョン(追加音声を除いたケース)でのレビューとなります。



人生で一番長い絶頂に挑戦
お姉さんの催眠でイき人形になり、絶頂し続けるお話。

「さて 唐突ですが あなた 1回の絶頂って 何秒ぐらい続きます?」
お姉さんはややトーンの低い穏やかな声の女性。
事前に今回のテーマについて軽くお話をしてから
催眠に入るための準備を始めます。

本作品は「できるだけ長い時間絶頂し続ける」ことを最終目標に掲げ
そのための準備や心身の誘導を催眠の技術を使ってサポートします。
男性の射精は通常6秒程度オーガズムが続くと言われていますが
本作品はなんと60秒もの長時間に渡るオーガズムに挑戦しています。
(追加音声ではさらに長いオーガズムを促すプレイも登場します)

射精のように刹那的でない、さらに賢者タイムも存在しないオーガズム。
男性にとってはまさしく夢のような快感へと誘ってくれるところが
本作品の最大の特徴であり魅力です。

催眠誘導および人形化はおよそ37分間。
暗い部屋で目を開けたまま仰向けに横になり
言われた部位を手のひらで擦ったり深呼吸をして軽くリラックスした後
彼女が話すとある昔話に耳を傾けます。

「むかーし ある町に 一人の男が住んでいました その男は 人形師 人形を作って生計を立てている男でした」
お話の内容は人形師の男性が一人の女性から依頼を受け
あれこれあった末に一体の人形を作った、というもの。
つまり挿し絵に描かれている人形に関するお話なのですが
それを本当の物語のようにとてもイメージしやすく語ってくれています。

「催眠音声なのになぜ昔話?」と思う人もいるかもしれません。
ですがこのお話には今回の催眠を完成させるための重要な役割があります。
キャラやストーリーもしっかりしていますから
しばらくすると自分がこれに夢中になっているのに気づくでしょう。

「スーッと 目を閉じる と 同時に意識が落ち始める ずんずん ずんずんと 落ち始める」
お話の中ほどに到達したあたりで目を閉じる指示が出るのですが
目を瞑った瞬間、高いところから落下する感覚と一緒に
逆に自分の体が宙に浮かび上がっていくような感覚も味わえました。
催眠状態が深くなりつつあるのを実感しやすいシーンと言えます。

「そして男は 自分がその人形の事を いつの間にか いとおしくて仕方なくなっている事に 気付きます」
後半に入るといよいよお話の結末が近づいてきます。
自分の作った人形にいつのまにか特別な感情を抱いた人形師が
最終的にどういった運命を辿るかを
聴き手がまるで人形師本人になったかのように思わせながら語り続けます。

お話自体が純粋に聴いていて面白いのもありますが
お姉さんはここまでのあらゆるシーンで時にはストレートに、時には遠回しに
自分の声に集中し、それを受け入れるよう暗示を入れてきます。
それらがあるからこそ彼女の言葉を自分自身へと自然に当てはめられるのです。

「スーッと 意識が消えて行く 自分の中から 消えて行く 消えて いく」
そして最後の最後に物語の結末と同じ方法で主人公を人形へと作り変えます。
前暗示→カウント→追い込み暗示というオーソドックスなスタイルではありますが
前後の暗示の入れ方が的確ですから
ここで一気に意識がぼんやりしたり、体が言うことを利かなくなったりするでしょう。

タイトルにあるイき人形の物語をイメージさせながら
段階的に催眠を深めていくかなり珍しいタイプの催眠です。

聴き手の魂を人形へと移し替えることを目的に
あまり催眠らしさを感じさせないよう遠回しな表現を使いながら
まずはお話に夢中にさせ、それから催眠を深めたり人形へと感情移入させてきます。
最中はそこまで催眠に入った感じがしないかもしれませんが
一番最後のシーンでそのことを強く思い知ることになるでしょう。

この手の催眠を施してくれる作品と言えば
他だとキャンドルマンさんの「おゆうぎのじかん」くらいしかありません。
ですから多くの人が新鮮な気分で楽しく聴くことができるでしょう。
催眠の効き目についてもこの後行うエッチで嫌と言うほど実感できます。



少しずつハードルを上げながらより長い絶頂へ
エッチシーンは1パート21分(追加音声込みだと3パート44分)。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「ほうら 体がぞくぞくしてきた 人形の体がゾクゾクし始めた」
催眠をよって主人公をイき人形へと作り変えたお姉さんは
言葉を使って彼の心を上手に煽りながら長時間の絶頂へと追い込み始めます。

エッチはキーワードを絡めた感度の強化から始まり
カウントを使って絶頂開始のタイミングを知らせながら
その直後にトリガーと暗示を使って絶頂、再度のトリガーで絶頂終了
これを本編では合計3回行います。

先ほど「60秒の絶頂に挑戦する」と書きましたが
そんなに長い時間をいきなりやらせるわけではありません。
比較的多くの人が楽しめるよう回を重ねながら時間を長くしていきますから
あまり気負わず、無意識に任せる感じで気楽に取り組んでみてください。

「そう イき人形 あなたはその イき人形なんですよ 何度でも言ってあげますよ イ き に ん ぎょう」
一番最初の感度強化は自分が人形になったことを自覚させながら
イきっ放しの状態になる心の準備を進めます。

ストレートな淫語がほとんど登場しないにも関わらず
彼女の言葉で股間や脇腹にピリピリとした火照りが生まれ
それがやがて全身へと広がっていくのが強く実感できました。
キーワードに合わせて股間がきゅーっと締め付けられる感じもするかもしれません。

それは先ほどの物語を通じてイき人形の容姿や性質をしっかり心に刻み付け
さらに自分自身がそうなったことを受け入れているからです。
催眠の結果や効果をエッチでもしっかりと活かしながらプレイを行っています。

「ほうら イった 快感が爆発する 強烈な快感が暴走する そして止まらない イくのが止まらない 絶頂が止まらない」
そして十分に準備が整った後、いよいよカウントに合わせて絶頂を開始します。
最初は15秒と短い時間なのでそこまで強くは感じられないかもしれませんが
私の場合は股間にグンッと熱いものが盛り上がり
その状態を維持したまま非常に細かく痙攣し続けていました。

他の作品で味わった強烈なタイプのドライに比べるとやや弱いものの
彼女が指示した絶頂中は、その前後と明らかに違った感覚があったのは事実です。
正直なところ、ここまでいとも簡単に言葉で心身を操作されたのは初めてです。
気持ちよさに加えて不思議な気分もした瞬間でした。

「そう 受け入れる イき人形の体を 受け入れる そうすれば いくらでもイける 永遠に イき続けられる」
プレイを進めながら人形化の強化を行っているのもポイント。
これによって催眠状態を維持し、更なる絶頂に挑戦しやすくもしています。
各絶頂シーンの後には必ず軽い休憩を挟んでくれますし
それぞれの絶頂をきっちり楽しめるような心遣いが随所に見られます。

「途中で飽きちゃったら可哀想だから イってる途中で さらにカウントダウンしてあげる」
一番最後の絶頂は最も時間の長い60秒。
さらにお姉さんは絶頂中にカウントを数えてマルチプルオーガズムを促します。
簡単に言うと絶頂中に追加の絶頂をするわけです。

実際にやってみたところ、ノーマルの絶頂は先ほどと同じ感覚で
マルチプルオーガズムのタイミングになった時だけ
一段きつめの熱や締め付けを感じました。
射精直前のようなほんの僅かに痛みを伴う気持ちよさ、とでも言えばいいのでしょうか。
こういうタイプの快感を味わったのは催眠音声では初めてです。

このように、長時間に渡るドライオーガズムに的を絞ったエッチが繰り広げられます。



新しい快感に目覚めさせてくれる作品
ドライオーガズムをさらに尖らせたプレイが楽しめる唯一無二の作品です。

ドライ系作品の標準時間にあたる10~20秒をスタートにし
そこから段階的に時間を延ばしながら少しずつ高い領域へと上りつめます。
物珍しいプレイを売りにして個性を持たせているような作品もありますが
本作品はガチで長時間のドライオーガズムを味わってもらえるように作られています。
実際に私もこの気持ちよさをかなり鮮明に感じることができました。

そのための準備にあたる催眠誘導や人形化も洗練されています。
物語を聴かせる一風変わったスタンスを取りながら
人形化にとって必要不可欠な体の脱力感や声への従属感を膨らませています。
そして主役となる人形の見た目や性質のイメージをしっかりと心に刻み付けてきます。

肝心の聴き手の心を人形に移し替えていくシーンも
まず人形師というクッションを置き、予めそうなる感覚を抱かせてから
改めて行う、といったように相当慎重に行われています。
ストレートに「あなたは人形になる」とか言われるよりも
ずっと意識をかいくぐり、無意識に働きかけやすいアプローチだと思います。

エッチはタイミングに合わせてドライ絶頂する至ってシンプルなものです。
しかし内容がディープ、かつかなりの長時間に渡って快感が得られますから
物足りなさを感じる人はほとんどいないでしょう。
追加音声無しでも十分楽しめるほどに濃ゆいです。

強いて注意点を挙げるとするなら体力の消耗が激しいことです。
20分くらいは何もしたくなくなるほどへとへとになりました。
追加音声も合わせて聴いた場合、相当な疲労を伴いますので
休日前など余裕のある時にのみ聴くことをお薦めします。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠とエッチがいずれも個性的かつ効果的であること
実際に聴いてみた結果意図したものに近い快感が得られたことを踏まえて
本作品を満点とさせていただきました。

プレイの内容が比較的ノーマル、さらに男女両方の音声が用意されているのもポイント。
性別・属性問わずこの新しい快感に興味を持った方すべてにお薦めします。

CV:男性向け…分倍河原シホ(彩瀬ゆり)さん 女性向け…鷺沢萩さん
総時間
男性向け 共通ファイル…1:04:17 追加音声…23:14
女性向け 共通ファイル…1:04:28 追加音声…21:59


オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

見習いサンタからのクリスマスプレゼントfor men

サークル「Tuberose kiss」さんの無料の催眠音声作品。

本日紹介するこちらの作品は、現在修行中の見習いサンタのお姉さんが
クリスマスに催眠とエッチなサービスをプレゼントしてくれます。
オーソドックスながらも冬の寒い日にちなんだ温かさを重点的に感じさせる催眠
大人な主人公にぴったりなおもちゃを使ったプレイなど
テーマ色を出しながらしっかり催眠オナニーを楽しませてくれる作りが魅力です。

合計3名の声優さんが思い思いの演技をされているのもポイント。
好みの声優さんを選ぶのもいいですし、全部を聴き比べるのもいいでしょう。
今回は最も時間の長い綾瀬桂吾さんのバージョンを紹介します。



一緒の布団で温まりながら催眠の世界へ
見習いサンタに催眠を扱ったクリスマスプレゼントをもらうお話。

「メリークリスマース! …って あら? 折角プレゼント持ってきたのに まだ寝てないの?」
見習いサンタは明るく可愛い声の女の子。
子供ではなく大人な主人公にプレゼントを渡しにやってきた彼女は
その儀式を正しく行うために彼を催眠を使って眠らせようとします。

「んー… 悪いんだけど ちょっと眠ってくれない? あっ フリだけでいいのよ フリだけで」
今回お相手を務める見習いサンタは結構ハイテンションなノリの軽いキャラ。
初対面の主人公に対してもかなり砕けた口調で親しげに語り掛けます。
何かをする際に「んしょ」とか「よいしょ」と軽い掛け声を出すのも可愛らしいです。

聴き始めた時は「催眠にやや不向きな声かな?」とも思ったのですが
催眠が始まるときちんとリラックスできる落ち着いた声に変化します。

催眠はおよそ24分間。
最初の5分間は彼女の「すってー はいてー」の声に合わせて深呼吸をします。

「体中に新鮮な酸素が行き渡って血行が良くなる 血行が良くなると手足の指先からじんわりとした温かさを感じるようになる」
「温かさが心地よくてぼぉーっとしてくる 体中がぽかぽかして気持ちがいい」

深呼吸の最中に時々彼女が声をかけてくるシーンがあるのですが
上のセリフのように主に体の温かさに意識を向けるアプローチがされています。

寒い季節であることや、直前に彼女がこちらの布団に潜り込み
温かそうに寛ぐシーンがあるのも手伝って
聴き進めていくうちにだんだんと手足の先がじんわりするのを感じるでしょう。
ストレートにクリスマスのイメージを絡めるのではなく
その時期の雰囲気を盛り込んだ催眠を行ってくれます。

「温まった指先の体温が血管を通って じーんわりと手のひら 肘、二の腕を通って肩の方まで広がっていくのを感じる」
お次は体を右腕、左腕、右脚、左脚、胴体の5つのパーツに分けて
それぞれに更なる温かさを感じさせながら脱力を促します。

先ほど生まれた感覚を流用するから温かさが実感しやすいですし
どのパーツも意図的に暗示の言い回しを同じにして
頭を空っぽにしたまま声に集中できるようにしてくれています。
私は言われた部位がリアルタイムではなく1つ遅れたタイミングで
温かさが少しずつ広がり、その後妙に体が重くなるのを感じました。

「ただぼぉーっとしながら沈んでいく 沈めば沈むほど体の力は抜けて 力が抜けるほど意識は深く沈んでいく」
そして最後は「沈む」を意識的に多く織り交ぜたセリフで更に催眠状態を深めます。
深呼吸と脱力におよそ20分もの時間を費やしたこともあって
心も体も十分に暗示を受け入れやすいリラックス状態になっていると思います。

そんな中彼女の声を聴いていると
布団に自分の体が吸い込まれていくような感覚がするかもしれません。
すとーんと落ちるのではなくずぶずぶと沈む形で催眠に入ることになるでしょう。

プレゼントあげるために眠らせることを目的に掲げ
分割弛緩法を中心にしっかり催眠を深めてくれる安定感のある催眠です。
やること自体が至ってシンプル、かつ体を動かすシーンも一切ありませんし
寝たまま声を聴いているだけで勝手に体がぽかぽかしたり意識がぼんやりしてきます。

リラックス重視の内容ですから途中で寝落ちする人もきっといるでしょうね。
それくらいにとても落ち着いた気分で気持ちよく取り組むことができます。

カウントなど明確なトリガーが無いことから「深化がやや弱いかな?」とも思ったのですが
実はエッチの序盤に催眠に入る感覚がガッツリ味わえるシーンが用意されています。
そういった2段構えの体勢にも、より多くの聴き手に催眠を楽しんでほしいという
作者さんのきめ細かな心遣いを感じます。

季節モノとしての面白さもありますし、初心者にも自信をもってお薦めします。



大人のおもちゃで快感の世界へ
エッチシーンは25分ほど。
プレイはローター責め、乳首舐め、オナホコキです。

ローター責めの時に控えめなボリュームの振動音
オナホコキではくちゅ音が鳴ります。(効果音無しも選択可能)
セルフはありません。

「それじゃ 今からいい事して遊ぼっか」
丁寧な催眠によって主人公を深い催眠状態へと導いた見習いサンタは
プレゼントの大人のおもちゃの使い方を教えると称して彼を責め始めます。

エッチは彼女に2種類の器具を使って全身を責められます。
最終的には3個以上のローターとオナホを同時に使う結構ハードなプレイなのですが
彼女の声が相変わらず明るいことや、プレイのレベルを段階的に上げる流れから
ノーマル~ややM向けの雰囲気に留まっています。

一番最初に登場するのはローター責め。
その独特の鈍い音を響かせながら首、鎖骨、乳首、そして股間に
序盤はパジャマやパンツ越しに、しばらくすると直接押し当てます。

ローター音のボリュームが小さいと思う方がいるかもしれませんが
作者さんが催眠状態の維持にやや不適な音と判断し、わざとそうされたのでしょう。
私もこれくらいのボリュームが丁度いいと思います。

「乳首 気持ちいいよね ローターの振動を感じる度に ゾクゾク快感が込み上がってくるの 乳首が気持ちいい 気持ちいい」
そしてバックでローター音を鳴らしながら
見習いサンタは感覚操作の暗示を使って気持ちよさをダイレクトに心に刻み付けます。
乳首は開発度合いで感度に大きな差が出るためその効果は保証できかねますが
妙に熱さが集まってくる、みたいな感覚の変化は比較的掴み取りやすいと思います。

「乳首と会陰に与えられている振動が急激に強くなる 強制的に快感が高められて抑えきれなくなる」
中盤で登場する会陰責めも珍しくて面白いプレイです。
(会陰…おちんちんの付け根と肛門の間あたりのこと)
会陰オナニー経験済みな私は声に合わせて会陰のあたりがきゅんきゅんしました。
男性の場合前立腺に近いのもあって、軽く圧迫するだけでも結構気持ちよくなれます。

「全身へ広がった快感が膨らんで高まって また頭の中は快感でいっぱい 全身が快感で満たされる 気持ちがいい」
一番盛り上がるのはもちろん最後のオナホコキシーン。
中に触手がたっぷり詰まっている特注オナホと刺激を強めたローターの振動
さらにやや語気を強めた見習いサンタの声が一体となって心と体を責め立てます。

彼女が意図的にエッチな声に変えてこないからこそ
暗示だけで感覚を操られる気分がかなり味わいやすくなっています。
射精の直前に来るような、体の中から熱いものがせり上がってくる感覚でした。
じっくり時間をかけて気持ちを高めてくれますし、比較的ドライは狙いやすいと思います。

このように、大人のおもちゃを使った催眠重視のプレイが繰り広げられます。



体の熱さを感じやすい作品
催眠音声ではあまり見かけない季節ネタを絡めたドライ系の良作です。

見習いサンタというクリスマスならではのキャラを使って雰囲気を出しながら
サークルさんらしい古典系のしっかりした催眠をかけてくれます。
こういう系統の作品だと無理矢理クリスマスネタを当てはめる場合もあるのですが
催眠音声にとって大事な「しっかり落とし、気持ちよくする」ことを守りながら
作品を組み立てているところに大きな感銘を受けました。

エッチは子供へのプレゼント=おもちゃを大人に当てはめ
それらを前面に押し出しプレイの様子を描きながらしっかり暗示を入れてくれます。
催眠パートで温かさを重点的に伝えてくれることもあって
それがそのままエッチな熱へと変わっていくのが感じられました。
プレイについてもローター責めや会陰責めで十分な個性を打ち出しています。
くちゅ音そこそこ、淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

作品を聴き終えた直後の最初の感想は「作りがえらく丁寧だなぁ」でした。
記事を書くにあたって付属の台本を読んでみたら
「深呼吸の吸う息の間隔を4秒、吐く息は6秒にする」とまできちんと書かれています。

なんで吐く時の方が長いのかを説明すると脱線するので省略しますが
そういったかなり細かい部分にまで気を配りながら作品が作られています。
そしてそのすべてが理に適っているからこそ催眠に入りやすく感じるのです。

季節ネタだからといって手を抜いている部分は一切ありません。
ガチで催眠に入れるし気持ちよくなれるハイレベルな作品です。
若干過ぎてしまいましたが寒い時期ならいつでも楽しめますので是非一度お試しください。

CV:綾瀬桂吾さん、三森愛乃さん、ふくぱんさん
総時間 綾瀬さんver…1:00:46 三森さんver…50:51 ふくぱんさんver…56:40

あのん・Lyricism・
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-80.html
女性向けもあります
http://anosis.blog.fc2.com/blog-entry-78.html

うでまくら

サークル「ましろ家」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

紗藤ましろさんの個人サークル「ラブリリィ」さん初の催眠音声にあたる本作品は
彼女の声優活動5周年を記念して作成されたもので
穏やかな声のお姉さんが腕枕をしながら優しく安眠へと導いてくれます。

聴き手がリラックスできるようにとできるだけ柔らかい表現を心がけた催眠や
バイノーラルを利用した彼女との距離が段階的に近くなる演出など
催眠・音の両方のレベルが高く、割と早い段階に眠くなる感覚が湧いてきます。

また音声に少女をイメージした高音版と少年をイメージした低音版があり
男性、女性どちらでも音声を楽しむことができます。
今回は高音版を聴いてのレビューになります。



心に棘を感じない柔らかいセリフの数々
お姉さんに腕枕をされながら眠りにつくお話。

「あなたは普段 寝つきが良いかどうかは 私にはわかりません」
お姉さんは甘く穏やかな声の女の子。
事前に軽く注意事項を説明してから、早速主人公を眠りの世界へと導き始めます。

催眠はほぼ全編にあたる28分30秒ほど。
最初はお姉さんの眠りに関するお話に耳を傾けます。

「そして 眠る寸前 あるいは それは既に眠っているのかもしれませんが いつの間にか 軽い夢を見ていることも多いでしょう」
「起きている時から 睡眠に入る瞬間 それって とても気持ちのいいことですよね?」

お姉さんは我々が寝る時に体に起こる状態や感覚を尋ねるように言ってきます。
文面を読めばわかるように、ほぼ普通に会話をするようなセリフなのですが
これらを聴いているだけでほんのり眠くなってくる人もおそらくいるでしょう。
簡単に言えばこれらは本格的な催眠を行う前の準備運動の役割を果たしています。

そして催眠音声ではお馴染みの深呼吸や脱力を行って心身をよりリラックスさせます。
特に脱力は8分近くの長い時間をとって部分ごとに丁寧に行ってくれます。

「両腕の力が抜けたと感じたら その重さにも 気付くことができるかもしれませんね」
ここでもただ単に「体が重くなる」と暗示を入れるのではなく
時折こちらの脱力具合を確認するかのようなセリフを交えながら進めます。
そうすることで聴き手が自発的にその感覚を察知し
自分自身の力で脱力していくような状況を作り上げているのです。

彼女は自然なリラックスができるように極力感覚を押し付けるような表現を使わず
「~かもしれない」「~することもできる」といった許容的な表現を数多く使います。

おかげでセリフが丸みを帯びており、その声を受け入れやすく感じるでしょう。

「こたつの中でうとうとし 睡魔に負けたこともあるかもしれません ストーブに当たってるときに うとうとしてしまったかもしれません」
お次は自分が子供だった頃のことをイメージしながら
その時どんな様子で眠っていたかを思い出します。

子供の時は今に比べると思い悩むことが少なく
おかげで布団に入ったら割とあっさり眠ることができたのではないでしょうか。
そういった感覚を具体的な状況を列挙しながら喚起することで
さらに眠りやすい心理状態へと持っていきます。



お姉さんの温もりを近くに感じながら
心身が十分にほぐれたところで、いよいよお姉さんが腕枕をしてくれます。
ここからは彼女の声が耳元に一気に近づいて囁き声に変化しますから
バイノーラルの効果もあって耳を軽くくすぐられるような感覚が得られたり
声にほんのり熱を感じることになるでしょう。

「温かくて 優しい そう 今いるこの世界のような 幸せな夢を」
ここでの話題は夢について。
柔らかな光、温かな空気、そして優しいお姉さん。
癒しの要素満載なイメージの数々が心を盛り上げたり温めたりしてくれます。
単に眠らせるだけではなく、眠った後のことまで考えてくれているのがいいですね。
セリフの内容に加えて彼女のそういった姿勢にも心満たされるものを感じます。

「どろどろの状態で 何を考えるのも めんどくさい状態 お布団も 温かくなっていることに気づき とても気持ちがいい」
そして最後に長めのカウントをゆっくりと刻んで心地よい眠りへと落ちます。
数が減れば減るほど眠そうなものへと変化するお姉さんの声に
つられてあくびが出る人が続出するはずです。

聴き手を眠らせるためにはまず催眠者自身が眠そうに振る舞うことが大事です。
眠くなる雰囲気づくりをきちんと考えている本作品は
まさしく安眠に打ってつけの作品と言えるでしょう。

このように、常に聴き手の状態を見ながら優しく誘導するきめ細かな催眠が繰り広げられます。



幸せな気分で眠らせてくれる作品
催眠の技術を上手に活用して効果的に癒しを与えてくれる作品です。

現代催眠を7割、古典催眠を3割程度の用量でブレンドしたハイブリッドなタイプの催眠で
いきなり安眠へと誘導するのではなく、まずは聴き手自身が眠りたくなるように誘導し
それから落ち着ける雰囲気づくりを常に心がけながら段階的に眠らせます。

催眠音声では現代催眠型を扱えるサークルさんが非常に少なく、作品もあまりないため
「あれ?なんかちょっと違うな?でもいい感じ」といい意味での違和感があるかもしれません。
しかしこれも立派な催眠で、かつレベルの高い催眠です。
経験によってまちまちでしょうが、かなりの確率で比較的強力な催眠の感覚が味わえます。

ちなみに私は深呼吸をする手前、開始2分の時点で催眠に入っていました。
ここまでサクッと入れたのは本当に久しぶりでかなり驚きました。
この事実だけでもこの作品がいかに優れているかがわかっていただけると思います。

そしてこの作品の何より素晴らしい点は
彼女の意思を押し付けるようなことを極力避けて
無意識に眠っている記憶や感覚を呼び起こす形で働きかけてくることです。


「だってもう 起き上がるの めんどくさいですもんね」
もう少しわかりやすく言うと、暗示をかけて眠らせるのではなく
聴いたら眠くなるようなセリフを彼女は言ってきます。
だから無理矢理眠らされている感じがしなくてすんなりと眠くなるのです。
実際に聴いてみると一般的な催眠音声よりずっと柔らかい印象を受けるでしょう。
どういう環境なら聴き手が眠りやすいかを考えてくれているのがよくわかります。

中の人の記念すべき節目を飾るにふさわしい優れた作品です。
最近新サークルを立ち上げるなど新たな動きも見られますし
声優としても製作者としても今後の活躍が大いに期待されます。

CV:紗藤ましろさん
総時間 高音…28:55 低音…26:13

ラブリリィ
http://masirokediary.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

追記
本作品は聴いたまま睡眠することを想定しているため解除音声がありません。
聴き終えた後で外出するなど用事のある方は
無料でいいので必ず別途解除音声を用意して聴いてください。
声優さん繋がりで「新ピンクの部屋」あたりがいいでしょう。

ヒプノガストリップ

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

本作品は研究施設での実験台として女研究者に様々なガスを注入されながら
少しずつ心と体を彼女の言いなりになるように作り変えられます。
今回は椅子に拘束されてプレイを行うややハードな内容となっており
人を選ぶ部分もありますが手足の自由や体の感覚を操られる気分は味わいやすいです。

エッチは大人のおもちゃを使って半ば強引に絶頂へと追い込まれます。
襲い掛かってくる彼女の声と器具のモーター音によって
自分の意思とは裏腹に勝手に股間に熱が集まってくるのを感じることでしょう。

作品を聴く前に使い捨てでもいいのでできればマスクを用意してください。
必須ではありませんがあったほうがずっと作品の世界に入りやすくなります。



器具とガスで体を拘束
謎の部屋で気持ちのいい実験を受けるお話。

「こんばんは ようこそ私の部屋へ」
お姉さんは優しく清らかな声の女性。
とある部屋の前にやってきた主人公に対して
ここへ入れるようにするために早速催眠をかけ始めます。

催眠はおよそ37分間。
最初は部屋に入るための準備として深呼吸・脱力・カウントダウンをしながら
聴き手を軽い催眠状態へと導いてくれます。

「ずしーんと思い そう 最初は 腕が重いような そんな気がする というように なんとなくでいいんです」
脱力は全身をいくつかのパーツに分けて、特に手足を入念に行います。
別にこの段階で手足に重さを感じるほどまで脱力する必要はありませんが
彼女の言う通り気持ちだけでも重くなったフリをしてみましょう。
そうすることでこの先の物語により没入しやすい環境ができあがります。

「はじめまして 私はこの地下研究所の 研究長をしている者です」
その後ようやく部屋へと招待されるのですが…
そこはコンクリートの壁に椅子が1つだけ置かれた牢屋のような場所。
ここからは大人っぽい妖艶な声の研究長がメインの語り手に切り替わって
ガスを使った様々な実験をすることになります。

「いつのまにか 肺いっぱいに満たされ 頭が あの気持ちいい催眠状態へ 切り替わっていく」
今回登場するガスは催眠ガス、神経ガス、感度を鋭くするガス、そして興奮ガスと
いずれも被験者の精神や感覚への働きかけを目的としたものばかり。
それらを吹きかけながら同時に暗示を入れることで
聴き手に実際にガスを吸い込んでいるような感覚を引き起こさせる
わけです。
こういう表現方法を思いつくアイデア力が素晴らしいですね。

「ほら 何もかもわからなくなりぼーっとしていく 体の力はぐったりと抜ける」
中でも神経ガスによる体の制御が最も味わいやすい感覚と言えるでしょう。
冒頭のやや入念な脱力に始まり、部屋に入ってからも椅子に拘束されたりと
研究長は言葉だけでなく雰囲気によっても手足が動かせないことをしきりに伝えてきます。
ガスと暗示による効果も加わって「動かせない」「動かしたくない」といった感覚が
他の作品よりかなり実感しやすいのではないでしょうか。

聴き手に実験を被験者になりきって楽しんでもらうために
イメージしやすい描写と内容やタイミングが的確な暗示を使って
少しずつ彼女の言った通りの感覚を心と体に浸透させていく割と手堅い催眠です。

今回は内容が内容なだけあって催眠音声にありがちなお願いするようなスタンスではなく
「拘束」「強制」などの押さえつけるような単語を遠慮なく使って
彼女の声に逆らえない実験の雰囲気を植え付けてきます。
ただ暗示の表現は聴き手の立場に立った柔らかいものばかりですから
聴いていてそこまで嫌な印象は受けないでしょう。

またメインの語り手が途中でお姉さんから研究長に切り替わるのも珍しいです。
交代する際にすんなり移行できるようにきちんと暗示を入れてくれていますし
声優さんが同じ、かつ意識してか声質をそこまで大きく変えてはこないので
不安や戸惑う感覚はそこまで湧いてこないと思います。



意思とは関係なく絶頂させられる感覚
エッチシーンは11分ほど。
プレイは電マ責めとオナホ責めです。

電マとオナホを動かす際にリアルな効果音が流れます。
セルフはありません。

「さーて 今からあなたのおちんちんに 電マを当ててあげる」
4種のガスを代わる代わる吹きかけて主人公を骨抜きにした研究長は
実験の仕上げとして器具を使っておちんちんへの刺激を開始します。

エッチはガスの時と同様研究長に一方的に責められるスタイル。
しかも目的が気持ちよくするためではなくただ射精させることに絞られているだけあって
その責めには一切の容赦がありません。
女性から文字通り精液を搾り取られるような感覚が味わえます。

「息が 自然と荒くなる 気持ちいい 気持ちよすぎて 溶けてしまいそう」
またどちらのプレイにも効果音が用意されているのも大きいです。
イメージ重視の内容ですし雰囲気づくりに気を配ってくれているのはありがたいですね。
最初の電マの「ヴイィィン」と響く音と暗示を同時に聴いていると
おちんちんのあたりにじんじんとした感覚が湧いてくるかもしれません。

「おかしくなる でも おかしくなりたくない でも 気持ちいい でもこれ以上は辛い」
そして最後はおまんこの感覚そのものを味わえる特注オナホで果てます。
最後に僅かに残った理性すらも完全に消し去るために
SEXとは段違いの超高速なピストン音を鳴り響かせる彼女の怒涛の責めに
性的興奮の度合いとは関係なく一気に股間が熱くなる方もいるでしょう。
声による責めも十分なパワーがありますしドライは狙いやすい方だと思います。

このように、愛や優しさが微塵も感じられないとてもハードなエッチが繰り広げられます。



没入感がカギになる作品
若干のドラマ性を含んだ個性的な世界観が耳を惹く作品です。

今回は調教を通り越して拷問に近いような内容で
研究長はこちらの抵抗感や拒絶感を一切無視して強引に実験を進めます。
しかしかける言葉に細心の注意が払われているため
えげつない展開でありながら受けていてなぜかちっとも嫌な気がしません。

最終的に気持ちよくしてくれるからというのもあるのでしょうけど
作品を最後まで聴いてもらうための作り手の心遣いが随所に見られます。

今回はただ催眠をかけるのではなくストーリー性があるのもいいですね。
作品の世界に入っていくのと同時に催眠も深めていく。
面白いゲームをプレイしている時のような「ハマる」感覚もある程度味わえます。
没入感が強くなればなるほど暗示による感覚もより得やすくなるでしょう。

催眠は序盤が恐ろしくシンプルだったので少々不安だったのですが
部屋に入った後は実に個性的かつ効果的で非常に楽しめました。
進め方も丁寧ですし、前に施した暗示が後々活きるように組み立てられていたりと
色々と考えて作られているのがよくわかります。
内容に抵抗さえ無ければ初心者が聴いても大丈夫。

エッチはセリフ以上に効果音がプレイのハードさを物語っています。
されるがままに女性に心と体を蹂躙されることから
ややM以上の属性を持っているのが望ましいでしょう。
私はそこまでM性が強いわけではないので股間が軽く痙攣した程度でしたが
ハマればとてつもない感覚が体に押し寄せるのではないでしょうか。
そんな大きな可能性を聴いていて感じました。
くちゅ音そこそこ、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

エロトランスさんらしいチャレンジ精神に溢れた作品です。
作品によっては「?」と感じる場合もあるサークルさんなのですが
今回はテーマと催眠の親和性が高く完成度はかなり高いと言えます。

CV:男性向け…紅月ことねさん 女性向け…あきらさん
総時間 男性向け…55:13 女性向け…43:57


オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

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