同人音声の部屋

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タグ:女体化

   ● 昼下がり団地妻II~ハリエンジュの悪女~
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昼下がり団地妻II~ハリエンジュの悪女~

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、上品で悪戯好きな二人の人妻が
同じ団地に住む主夫と催眠を使ったエッチな近所付き合いをします。

サークルさん最大の武器である高品質かつ独特な双子催眠はもちろん
それを活用した取り組みやすい女体化や「団地妻」から連想される多少どろどろしたエッチなど
より多くの人が一時的に女性になりきり、男性とは違う快感を味わえるよう巧みにリードします。
女の子同士なら、不倫にならないよね?
二見さんと黒木さんに女体化催眠をかけられ弄ばれるお話。

「そういえば、誰とは言えないんだけど、同じ階の奥さん、管理人さんとデキテルらしいよ?」
二見さんはややトーンの低い落ち着いた声のお姉さん。
「うっそぉ、信じらんなーい。確かに、昔はモテたんだろうなって感じはするけどいくらなんでも」
黒木さんは甘く明るい声のお姉さん。
医師をしてる妻に代わり主夫として頑張ってる主人公が自分の身の上を話した後
ある日の昼下がりに二人の人妻と談笑してるところから物語は始まります。

本作品は不倫の噂が絶えない曰くつきの団地を舞台に
彼女たちが左右に寄りそいながら催眠を施し、彼を女の子にしてから変わったプレイで気持ちよくします。
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは創設当時から2人の術者が登場する双子系催眠を貫かれてるサークルさんです。
今回も本家とはやや違う部分を持つハイレベルな双子で催眠誘導・女体化・エッチをスムーズに行います。

二見「自分の想像した通りの反応をする彼女」
黒木「自分が想像した以上の反応をするあなた」
ふたくろさんの双子を特殊と言う一番の理由は暗示の入れ方にあります。
一般的な双子に見られる声を左右に振り分けリズミカルに入れる暗示に加え
2人が一部だけを変えて同じセリフを言ったり、特定の単語だけ合わせて言うシーンが数多く登場します。

普通の人間なら2人から同時に語りかけられたら両方を完璧に聞き分けるのは不可能です。
自然と片方に意識が向き、もう片方の暗示に対しては無防備になります。
そしてどちらを聴いても同じ結果になるように言葉を選んで進めます。
重要な部分だけそうするので聴くのが大変に感じることもないでしょう。

ストーリーは不倫をなかなか受け入れない彼に2人が女性同士のエッチができる環境を整え
2つのアイテムを使って心身を十分に蕩かしてからドライオーガズムへと何度も導きます。
確かふたくろさんが女体化を扱うのは今回が初のはずです。
それを踏まえてできるだけ大衆的なアプローチを用いて女性になった気分を膨らませていきます。

催眠は6パート28分間。
最初のパートは女体化への準備としてエッチしてる時の女性の様子を軽くイメージし
それから目の前にある深い水辺に自分が理想とする女性の姿を映し出します。

二見「     感じてる顔     悦ぶ身体」
黒木「思い出して     聞こえる声    滲む汗」
そして2人は序盤からこんな風にセリフを細かく分けて左右からリズミカルに語りかけます。
女性や水辺のイメージの中に「深い」「意識が揺らぐ」といった言葉を適度に忍ばせ
彼女たちの暗示を受け入れやすい状態を少しずつ作り上げていきます。
このシーンだけでも意識のぼやけを感じる人が普通にいるでしょうね。

水辺に自分を映すシーンも完全な聴き手任せにするのではなく
髪・目・口元・顔だち・胸など女性の特徴的な部位を挙げ
その中に髪ならロングやショート、目元は優しい目あるいは釣り目と具体例を挙げつつ好きに選ばせます。
この時点ではまだイメージの段階で聴き手自身を女性にするアプローチは特にありません。
ですから彼女たちの言葉を聴きながらなんとなくイメージしてみてください。

見た目ができた次は感覚の女体化。
二見さんが耳に息を吹きかけたり舐めたりして人の温もりを伝え
それを深呼吸しながら下腹部に移動させて子宮でイける土台を作ります。

二見「じんわりとした私  の温もりを感じる」
黒木「       あなたの温もりを感じる」
本作品は温感操作に大変力を入れており、この後も色んな方向から体内に生まれた熱を徐々に高めていきます。
エッチシーンに差し掛かると特に顔や下腹部が無性に熱くなるでしょうね。
これと並行して体の脱力をさせるなど、ふたくろさんらしい独自性の強い女体化が味わえます。

3番目のパート以降は女体化をより安定化させるためにまずは催眠状態をさらに深め
とある儀式を挟んでから現実世界に戻りソファーでゆっくり休みます。

二見「あなたは彼女 の中に沈んでいる」
黒木「彼女 はあなたの中に沈んでいる」
深化パートはこれまで別々の存在として扱っていた主人公と水辺に映った女性像を
わかりやすいイメージで重ね合わせながら深める凝ったものとなってます。
2人が言葉遣いに気をつけて誘導してくれるおかげで女性になった気分を維持しやすく
最後のソファーで寝るシーンも眠い時に体が一瞬ガクッと落ちる時のような意識の飛ぶ感覚がします。

双子形式を最大限に活かしつつ段階的に女体化させるとても高度な催眠です。
聴き手を自分が理想とする女の子の姿に変えることを目的に
男性から見た女性の仕草や反応をイメージさせるところから始まり
水辺に映る女性像、熱の伝播による女性の快感作り、それらを重ね合わせながら行う深化など
ひとつひとつ手順を踏んで後になるほど深化と女体化の両方が進むように導きます。

体のパーツをひとつずつ女性に変えるとか、一度胎児に戻り女性として生まれ変わるなど
男性向けによく見られる女体化とはアプローチが随分違って面白いです。
そして女体化が途中で解けないように女性同士なら当たり前の会話ややり取りを適度に挟みます。

単に女性に変えるだけでなく、その後のケアもきちんとしてくれるのが実に良いですね。
この後に始まるエッチも男女のそれとは違うものばかりでテーマに合ってます。
女体化一作目とは思えないくらい細かな気配りがされていて入りやすいしなりきりやすいです。
人妻らしいねっとりしたエッチ
エッチシーンは4パート37分ほど。
プレイは耳舐め、キス、口責め、蜂蜜を体に塗られる、体を舐められる、ローター責め、体外ポルチオ絶頂です。
蜂蜜を体に塗る際にリアルな効果音が鳴ります。

黒木「このまま帰したら大事な妻の身体に ――ってパートナーに怒られちゃうわね」
巧みな催眠で主人公を可愛い人妻へと変えた二見さんと黒木さんは
熱っぽい彼女に解熱&媚薬効果のあるアカシア(ハリエンジュ)蜂蜜を舐めさせエッチな気分をさらに高めます。

エッチは2人に弄ばれる形で百合プレイを楽しみます。
一番最初のパートでするのは蜂蜜を使った解熱の処置(約13分)。
キスで体温を確認してから最初は指、次は口移しで蜂蜜を舐めさせます。

二見「ほら、ゾクゾクって。それは熱のせい。熱のせいで(二の腕が)ちょっと敏感になっているのは自然な事」
そして彼女たちは暗示を使ってアカシア蜂蜜が持つ媚薬効果を徐々に伝えます。
ここでも熱を操作する言葉が中心になってますから、催眠パートで生まれた熱の変化を感じるでしょう。
私の場合は顔でしたが股間にも強く響く人がいるんじゃないでしょうか。

百合らしさを感じる描写が随所に登場するのもポイント。
火照った主人公の体温を唇で確認するシーンは男性相手だとまずできませんし
蜂蜜を舐めさせた後、唾液で糸を引いてる指を二見さんが舐めるシーンにもエロスを感じます。
普通ならさほどエロくない行為をエロく見せるあたりが人妻らしいなと。

次のパートからは2人がさらに踏み込んだ責めを仕掛けます。
上着をはだけさせておっぱいを曝け出し、そこに再び蜂蜜を塗って焦らすように舐めたり
ローターを使って最初は脳に、次は体外ポルチオ(子宮入り口手前の下腹部)を刺激し絶頂へと追い込みます。

二見「   なにで把握     」
黒木「どこが   理解しなくても」
二見「ただ快感 しか分からない」
黒木「  イく事しか分からない」
中でもポルチオは男性だとわかりにくいだろうということで事前に位置を大まかに説明し
そこに手を置いて熱を与えつつ暗示を入れて快感をじわじわ膨らませます。
ちなみにローターを使うシーンはエロトランスさんが開発された「タイムローター」というアダルトグッズと連動しており
効果音が鳴らない代わりに特定の言葉で振動が変わるよう作られてます。

もしお持ちならタイムローターを使ったほうがより楽しめるでしょう。
20分間で5回と絶頂シーンが意外に多く、ローター無しでもドライの手前あたりの快感が得られました。

このように、露骨な表現をある程度避けつつ気持ちよくするしっとりしたエッチが繰り広げられてます。
上品でちょっぴり背徳的な作品
「団地妻とするエッチ」を強く意識した粘着質なサービスが楽しめる作品です。

二見さんと黒木さんは不倫に乗り気でない主人公にその快楽を教えてあげるため
まずは女性の姿に変えて男女のエッチから遠ざけ、そのうえで蜂蜜やローターを使ったプレイをします。
不倫のイメージとは随分違う和やかな雰囲気、人妻のきめ細かな気遣いと的確な責め。
男女の性を熟知してる女性だからこそできるエッチを音声だけで見事に表現しています。

そして聴き手を作品の世界に上手く引きこみ、浸らせようと催眠の技術を活用します。
中の人が催眠に相当精通されてるだけあってどのシーンもレベルが高く
双子の運用についても特徴を押さえつつオリジナリティを出してる大変複雑なものです。

女体化も私個人はかなり練られていて受け入れやすいものと見ています。
深化させてから女体化に進むのではなく、両方をほぼ同時に行う柔軟な女体化催眠です。
エッチシーンにおける2人の言動も女性になった感覚を維持させることを見据えたものが多く
体への刺激がソフトなのに反して熱がどんどん高まっていくのを感じます。

エッチは本レビューを書いてる時点で私がタイムローターを持っていないため
終盤のローター責めにおいて使用した場合との感想にズレがあると思われます。
聴いた感じだとタイムローターを使ったほうがずっと気持ちよくなれそうです。
もし入手できた場合は後日その感想を追記するかもしれません。

絶頂シーンは全部で5回。
淫語とちゅぱ音そこそこ、くちゅ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

人妻とのいけない行為を変わった視点で味わわせてくれる作品です。
女体化を扱った双子作品は本当にレアですから興味の湧いた方は是非ともお試しください。

CV:二見さん…ftnrさん 黒木さん…kuroko.さん 主人公…望さん(男性向け)、ふくぱんさん(女性向け)
(主人公は冒頭シーンのみしゃべります)

総時間 男性向け…1:18:24 女性向け…1:16:17 シークレットトラック…5:54 フリートーク…8:00

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

TS催眠!-あなた→私-

サークル「カジハラエム」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
「一体化」をテーマにした催眠とエッチで女性の快感を疑似体験させます。

ミニローター、電マ、ディルドといった器具で性感帯を責めるややハードなエッチが特徴で
どのプレイも専用の効果音を多めに鳴らし、音がもたらす振動と暗示を組み合わせて気持ちよくします。
私はあなた、あなたは私
五木はるらに女体化催眠をかけられ、3種類のエッチを楽しむお話。

「はじめまして。私 TS…トランスセクシュアル催眠を専門に行っております五木はるらと申します」
はるらは甘く可愛い声のお姉さん。
軽く自己紹介してからすぐさま主人公をベッドに寝かせると
女体化催眠に入りやすくするための簡単な運動を始めます。

本作品は女性特有の快感を味わってもらうことを目的に
彼女が比較的短い時間で催眠を施した後、乳首とおまんこに的を絞って責め立てます。

女体化催眠は自分の体をパーツごとに作り変えたり、一旦胎児に戻って生まれ変わるなど
催眠音声における割とメジャーなジャンルとして様々な誘導スタイルが存在します。
その中で本作品は彼女と体や感覚を共有させる形で女体化を行います。
詳しい内容はこれから説明しますが非常に変わったアプローチです。

催眠はおよそ12分30秒間。
仰向けに横になり、まずは軽いストレッチや深呼吸で心身をリラックスさせます。

「ストンと、右足が落ちます。落ちた瞬間、右足から力が抜けました」
「意識して深呼吸をする事で、あなたの中は気持ちよさで埋まっていきます」

催眠に入りやすくするための準備なだけあってそれぞれをゆっくり丁寧に行い
こちらの力が抜ける、あるいは気持ちが緩んだ時に軽い暗示を入れて後押しします。
彼女のあまあまな声も相まって気持ちがスッキリするのを感じるでしょう。

お次は意識の力がさらに弱まる暗示を入れつつ本題となる女体化を進めます。

「真っ白なあなたを、私の声が埋めていきます。気持ちのいい私の声で満たされていきます」
準備運動ですっかり緩んだ心と体を声で満たすイメージに
「真っ白」「気持ちいい」といった言葉を多めに交えて少しずつ確実に導きます。
声に対する集中力を高めるアプローチもそれなりにされてるので、このあたりから意識のぼやけを感じ始めます。

「もはや、あなたが私。私が、あなたと言ってもよいでしょう。ただ、ただ、気持ちがよい。気持ちがいいから、それを受け入れます」
そして女体化は彼女の声ですべてを埋め尽くした状況を利用し彼女との一体感を強めます。
女性にすべてを包まれたから女性になりました、という流れです。
体が変化していく様子や変化後の確認を特にしてこないことから
女体化初心者には相当にハードルが高いと思います。

軽くリラックスさせてからテーマに沿った暗示を施すシンプルな催眠です。
聴き手の心とはるらの体を繋げることを目的に
ストレッチや深呼吸で準備を整え、イメージを交えた暗示によって少しずつそういう気分にさせます。

そしてこれを成し遂げるために彼女は声に対して興味を引き、集中力を高めようとしきりに働きかけます。
例えば彼女は音声の最初から声の位置を目まぐるしく移動させながら語りかけます。
しばらく経つと自分が自然と声を追ってることに気づくでしょう。
そして「私の言う通りにすれば気持ちよくなれます」など、声と感覚をリンクさせて暗示を入れます。
時間は短いですけど意識のぼやけはそれなりに感じのではないでしょうか。

ですが、肝心の女体化についてはこの内容だと厳しいかなぁと。
深化の暗示を入れてから一体化したことを唐突に告げてくるので違和感があります。
女体化終了後にそれを実感させるシーンを用意してないのも引っ掛かります。

女性と心身を共有し女体化へと繋ぐアプローチは面白いので
2人の間に色んな共通点を作りながら進めていれば十分なりきれるものになったかと思います。
例えば冒頭のシーンでいきなり催眠を始めずに軽い世間話を挟んで
「~がお好きなんですね。私もです」と言ったり、2人で一緒に何かをするイメージを挟むなどです。

以上のことから女体化部分に難のある催眠と見ています。
様々な器具に責められる快感
エッチシーンは29分ほど。
プレイはローター乳首責め、電マ責め、ペニバンSEXです。

すべてのプレイで比較的リアルな効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「準備は万端。後は気持ちよくなるだけでございます」
催眠によって主人公を女性の姿に変えたはるらは
用意したミニローターを起動し乳首にギリギリ触れるくらいの位置に当てます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
一番最初にするのは乳首へのローター責め(約8分)。
最初はひとつ、少し経つとふたつ同時に使って強めの刺激を与えます。
本作品のエッチはすべて何らかの器具を使用します。

「ローターの振動が、乳首からおっぱい。おっぱいから、乳腺。体の中へと伝わっていきます」
「震えが、快感。震えが、感じる。快感に、乳首が、おっぱいが、痺れていきます」

ローターの効果音がもたらす心地よい振動と的確な暗示のおかげで
プレイが終了する頃には乳首の周辺に軽い火照りを感じました。
乳首なら男女でそこまで大きな快感の違いはないでしょうし、気持ちよくなる人は普通にいるでしょう。

女性特有の快感に踏み込むのはその後から。
AVでお馴染みの電マを当てられおまんこをたっぷり濡らしてから
はるらが装着したペニスバンドを挿入され処女を失います。

「股間がえぐられるような、衝撃。クリトリスが、膣穴が、弾けて痺れるような衝撃。決して不快ではない、気持ちのいい、体の中をつんざくような衝撃」
「落雷にあったかのような破瓜の衝撃。瞬間、何もかもが真っ白になります」

暴力的な振動が自分の一番大事な部分を襲う快感や処女膜を破られる痛み。
ローター責めの時と同じく効果音と暗示を組み合わせてそれらを主観的に味わわせようとします。
特に電マは3秒→5秒→10秒と時間を少しずつ延ばす焦らしを意識した責めで面白いです。

ただ前項で説明した通り本作品の女体化は癖が強いもので
これを女性になりきって楽しめるかと言われると正直自信がありません。
プレイ自体は結構良いだけに非常に残念です。

このように、機械を使って女性の快感を教えるややハードなプレイが繰り広げられてます。
色々と惜しい作品
女体化さえしっかりしていればかなり楽しめたであろう作品です。

はるらは主人公に女性の快感を存分に味わってもらおうと
催眠を通じて彼の心と自分の体を繋ぎ合せ、それから特徴的な責めを繰り出します。
ローターや電マ責めの時にリアルな効果音をできるだけ多く流し
それらがもたらす物理的な刺激に暗示を絡めることでプレイに臨場感を与えています。

「気持ちいいという感覚が止まらない。キモチイイが終わらない。腰を止めても終わらない。トランスセクシュアルの絶頂がおさまらない」
器具ごとにやや異なるタイプの絶頂シーンが用意されていたり
音の位置や遠近をうまく切り替えてたりとエッチについては非常に良くできてます。
女性に処女を奪われるシチュもちょっぴり背徳的でM心をくすぐります。

だからこそ催眠、特に女体化シーンがいまいちだったのが残念でなりません。
ここをうまく乗り切って聴き手を女性になりきらせることができればエッチも相当に盛り上がったはずです。
ですが少なくとも私はドライオーガズムと呼べるレベルの快感を特に味わえませんでした。

「あなたの意志?そんなものは知りません。有無を言わさずいただきます」
カジハラエムさんなら上手くできると思うんですよね…。
エッチの終盤でこんなセリフを言ったりと、聴いてて首を捻る部分がいくつか見られました。

絶頂シーンは3回。
くちゅ音(機械音含む)それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて今回はこの点数とさせていただきました。

CV:誠樹ふぁんさん
総時間 44:57

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
2017年02月06日まで半額の300円で販売されてます。
その場合の点数は6点です。

2017年02月02日追記
ユーザー様からのご指摘を受けて以下の文言を修正しました。
「カジハラエムさんは実力のある方なので上手くできると思うんですよね…。」
→「カジハラエムさんなら上手くできると思うんですよね…。」

メタモル美少女-女体化催眠オナニー-

サークル「300y's」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、美少女になりたい願望を抱く男性のために
優しい声のお姉さんが催眠を交えたお手伝いをします。

導入から絶頂まで17分という極めてコンパクトな作りをしており
女体化してのドライ絶頂に向けてやることを厳選したリードをします。
お手頃な女体化催眠をあなたに
お姉さんが短時間のエッチな女体化催眠を施すお話。

「ようこそ。いらっしゃいませ」
お姉さんは上品で色っぽい声の女性。
自分のもとにやって来た主人公が何を望んでるかを瞬時に察知すると
早速催眠を使って彼を美少女へと変えてあげます。

本作品は自分が理想とする美少女になりきりエッチを楽しむことを目的に
彼女が極めてシンプルな女体化誘導とエッチを提供します。
催眠音声と言えば1時間くらいのボリュームが非常に多く、どんなに短いものでも25分くらいは費やします。

しかしこの作品は催眠が7分30秒、エッチは5分とそれらを上回る短い時間で行います。
そのおかげもあって催眠音声では破格の300円で販売されてます。

短い作品において最も気になるのはクオリティです。
いかに安いといっても催眠音声を名乗るからには催眠をかけてくれなければいけません。
本作品はやることをとことん絞りこみ、そこそこの快感を与えることを目指したリードをします。

最初から言ってしまうと深い催眠に入るのはさすがに難しいです。
ですが軽めのドライと言いますか、股間の筋肉が痙攣して気持ちよくなるくらいの感覚はありました。
初心者よりも催眠慣れしてる熟練者の方がずっと楽しめるでしょう。

催眠はおよそ7分30秒。
まずはこれから自分がなりきる美少女のイメージをします。

「マネキンが一番簡単ですね。小さいマネキン、少女のようなマネキンをイメージ」
「無垢な…一本の、たて筋。勿論、左右に押し開けば、清らかで、鮮やかな…ピンク色」

お姉さんはいきなり美少女にするのではなく、それと同じ容姿のマネキンを用意し
肌、腕、手、太もも、足、お尻、腰、お腹など全身を細かく分けて意識させます。
彼女が具体的な描写を避けてくれますから自分の好きな女性を思い描くといいでしょう。
基本的には流す感じですが、おまんこだけは多少時間をかけてくれます。

イメージが整ったところでいよいよ本格的に美少女と同化します。
深呼吸を事前に軽く行い、彼女と抱き合うイメージをしながらカウントに耳を傾けるシンプルなものです。

「深呼吸をするたびに、深呼吸を繰り返すごとに、どんどん、リラックスしていきます」
「2回 五体が、蕩けていく。3回 感覚が、蕩けていく」

そして最中はお姉さんが的確なタイミングで暗示を入れてくれます。
300y'sさんは催眠音声サークルとしては無名ですが
とある催眠音声サークルと中の人が一緒で一定以上の技術を持ってます。

頭の中がどろどろになるほどの感覚はさすがに得られないでしょうけど
聴く前より気持ちが落ち着くとか、いい気分がすると感じる人は普通にいると思います。
タイトルにもなっている女体化だけを突き詰めた簡素な催眠です。
より完全な美少女になるために
エッチシーンは5分間。
プレイは声による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「すぐには、女性の体に慣れないとは思いますが、心配はいりません。すぐに慣れる方法がありますから」
催眠を使って主人公の心を美少女へと移し変えたお姉さんは
女性の体により馴染ませるために言葉だけで絶頂へと導きます。

エッチは仰向けに横になった状態で彼女の感度強化の暗示を聴き
終盤のカウントダウンに合わせて1回だけ絶頂します。

本作品のエッチは女体化の仕上げとしてする位置づけになっており
絶頂後はお姉さんが好きなだけ女性の感覚を楽しんでいいよと言ってくれます。
エッチの入り口だけ彼女がサポートする感じです。

「全身が、ジンジン…ジンジン。特に、胸とあそこが、ジンジン、ジンジン、強烈な、感覚」
そして最中は主に擬声語を使って乳首や股間が熱くなる暗示を入れ続けます。
時間に対する暗示の量が多いので多少なりとも体の熱さを感じるのではないでしょうか。
限られた時間の中でできる限りのことを彼女はしています。
気になった点を強いて挙げるならカウント後に追い込み暗示を入れて欲しかったです。

このように、声だけで感覚を操作する催眠音声らしいエッチが繰り広げられています。
コンパクトな女体化作品
これ以上ないと言えるくらいスマートな女体化作品です。

お姉さんは主人公の美少女願望を叶えるために
そして聴き手が手軽に、気軽に催眠音声を楽しめるように
一般的な催眠音声の半分以下の時間で催眠を施し絶頂させます。
ここまで短い時間ですと大手サークルさんでもな限り形にするのは難しいです。
ですが少なくとも私が聴いた限り、彼女は女体化からの絶頂に向けてちゃんとしたことをやってます。

テーマ的にも内容的にも人を選ぶ作品なのは否定しません。
でも彼女が催眠の技術に則りそれぞれを行ってるのも事実です。
ですから浅めの催眠に入ったり軽い快感を得られる可能性は十分にあります。
よくここまでまとめられたなぁと私は感心しました。

絶頂シーンは最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

時間や値段相応の気持ちいい感覚が得られる作品です。

CV:野中みかんさん
総時間 17:07

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はありません

追記
2017年02月06日まで半額の150円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

TSヒプノエクスタシー(中イキレッスン)

TS heavenさんで配布されてる無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、その人が好きな容姿にすぐさま変身できる高性能アンドロイドが
女体化願望を抱く男性に女性の快感と責められる喜びをたっぷり教えてあげます。

催眠開始前に女性の感じるポイントやその感覚をわかりやすく説明したり
男性でもイメージしやすいセリフを投げかけながら催眠とエッチを進めるなど
女体化催眠の初心者をターゲットにしたきめ細かなサービスを行います。
女性の快感をより身近に
新型生体アンドロイド「TS3」に女体化催眠をかけられエッチするお話。

「ようこそ 女体化、M性感マッサージ 「ヒプノエクスタシー」へおこし下さいまして 誠にありがとうございます」
TS3は淡々とした口調で話す穏やかな声のお姉さん。
お店にやって来たお客に自己紹介すると
女性の快感をより深く味わってもらうために簡単なお話をします。

本作品は男性なら誰もが一度は体験してみたいと思う女性の性的快感をテーマに
彼女が30分近くの時間をかけてそれに関するお話と催眠を施してから
責める部位を切り替える形で2種類のエッチを行います。

女体化は催眠音声において既にメジャーなジャンルになってますが
本作では女体化作品を一度も聴いたことがない方でも楽しめることを目指したリードをします。
全体の流れが非常に丁寧ですから、特にエッチシーンで男性のオナニーや射精とは違う快感が味わいやすいです。

「ヴァギナには気持ちいいところが、みっつもあるんです。おまんこの入口と、Gスポット、それから、子宮のいりぐちにあたる「ポルチオ」と言われる最強の性感帯です」
そのことを象徴するのが一番最初の「プロローグ」パート。
挨拶や自己紹介を終えた後、女性がなぜ男性よりも気持ちよくなれるのかをわかりやすく教えます。
男性は乳首や前立腺といった隠れた性感帯があるものの、大抵の人はおちんちんだけで快感を得ます。
しかし女性はクリトリスと膣の両方で感じることができますし、膣内にもいくつかの性感帯が存在します。
さらに感じる部位だけでなく快感の質も男女では大きな違いがあるそうです。

こんな風に彼女は至る所で聴き手のイメージ力を膨らませる言葉を投げかけます。
心構えを持って聴けるからコツが掴みやすく、最終目的であるメスイキもしやすいわけです。
処女作とは思えないほど聴き手の立場に立ったリードをしてくれます。

「新型生体アンドロイドである私は、お客様がお店に入ってきた時からあなたの脳波をキャッチして、あなたごのみの女性に体を変化させることができるのです」
今回お相手を務めるTS3は優しい心を持ったアンドロイド。
お客が魅力を感じる容姿で彼を喜ばせることを第一に考えたサービスをします。
さらにふたなりなのでエッチの後半には激しいSEXシーンも登場します。
女性の快感とおちんちんに責められる喜びの両方を味わわせてくれる点も本作品の魅力です。

ちなみに声は生身の女性ではなくボイスロイドが担当しています。
演技の面で若干気になるところがあるものの、セリフの間の取り方はきちんとしてます。
女性への理解を深めながら深化させる催眠
本格的な催眠は4パート24分30秒ほど。
最初のパートは彼女の暗示を受け入れやすい環境づくりを目的に
カウントに合わせて全身の力を入れる→脱力する動作を数回繰り返します。

「部屋の広さは10畳ほどで、お客様が横になっている、とても大きなベッドと枕があります」
催眠の開始前に今いる部屋の様子を説明してくれるのがいいですね。
作品のキーとなる「イメージ力の増幅」を見据えた細かな気遣いをしてくれます。

「手足の力が抜けて、あなたは、どんどんリラックスしてゆきます。 そして、体の力も抜けてゆき、心地いい感覚につつまれます」
直後に始まる脱力シーンも1回目は腕と足、2回目はお腹といった具合に意識する部位を変えながら
どれも力を抜いた直後に気持ち良さを感じる暗示を入れます。
催眠音声を作り始めたばかりのサークルさんだと基本を無視する方もいらっしゃいますが
TS heavenさんに関しては技術の選択や行使がどれもしっかりしています。

本作品独自の要素が登場するのは次の「お話し」パート。
冒頭で説明した女性の快感をさらに掘り下げる形で教えます。

「ヴァギナの気持ちよさについてですが、例えば、あなたの唇をすぼめて、そこにバナナの太さくらいのソーセージを、出し入れされるところを想像してみて下さい」
「指圧マッサージを受けて、筋肉を圧迫されると気持ちいいように、人は肉を圧迫されると気持ちよくなります」

ここでのポイントは女性の快感を男性でも体験できることに置き換えて言うことです。
亀頭とクリトリスは元々同じものですし、それ以外の性感帯についても男女で多少は共通する部分があります。
この時点ではクリトリスとヴァギナの快感だけに絞ってるのもいいですね。
私には「女性になりきるのは決して難しいことじゃないんだよ」と語りかけてるように思えました。

残りの2パートは深呼吸と光の玉のイメージで催眠状態をさらに深め
彼女の口移しで薬を飲むイメージとカウントに合わせて体を少しずつ女性へと変化させます。

「Gスポットは、女性の前立腺のようなもので、そこを刺激され続けると潮を吹きます。潮を吹く時は、男性の射精プラス、前立腺マッサージをされて絶頂するような快感に襲われます」
「亀頭が小さく豆粒大になり、尿道くちの上に敏感なクリトリスが出来る。海綿体は半分に割れて尿道の両側にわかれ、下にのびて、最後はアナル付近に結びつく」

ここでも一人でも多くの聴き手が女性の気分に浸れるように
Gスポットとポルチオから得られる快感や女体化していく様子を綿密に描きます。
深呼吸の時間がそれほど長くないので催眠音声初心者にはやや厳しいかもしれませんが
催眠慣れしてる人なら意識のぼやけと自分の体が普段とは違う感覚を同時に味わうでしょう。
髪や骨格といった容姿はそこそこにして、その分おまんこの変化をしっかり伝えてくれます。

基本的な技法とテーマに沿ったイメージを組み合わせたシンプルな催眠です。
聴き手をクリトリスやおまんこで感じられる女性にするのを目的に
女性の感じる部位や快感の質に関する説明を交えながら
古典催眠の漸進的弛緩法や球体心像法を使って深化させます。

技術自体は取り立てて凄いことをやってるわけでもありません。
でもそれらを取り巻く様々なセリフが女性になりきるイメージを少しずつ育ててくれます。
女体化初心者向けのアプローチも数多く込められてますし
今まで女体化を敬遠していた人でも感覚をなんとなく掴めるのではないでしょうか。

欲を言うなら最後の女体化シーンで男性から女性へ容姿が変化する様子に加えて
胸を変化させたときは「先ほどよりも胸のあたりが重く感じる」
おまんこは「股間が軽くなった気がする。なんだか涼しい」など
感覚の変化も伝えたほうがよりリアルな女体化になったと思います。
後になるほど激しさを増すエッチ
エッチシーンは2パート28分30秒間。
プレイはキス、首筋舐め、乳揉み、乳首責め、クリ舐め、手マン、SEX(正常位?)です。

SEX、射精の際に効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「私はアンドロイドだから、普通の人間には出来ないプレイをしてあげます」
催眠を使ってお客の心と体を女性に変えたTS3は
もう一人の自分を呼び出して実況を担当させ、自身は彼の体を存分に責めます。

エッチは終始彼女にリードされる形で進みます。
最初の「プレイタイム01」パートで味わうのはおっぱいとクリトリスの快感。
彼の体を手や太ももで挟みこみ逃げられなくしたうえでそれぞれを順に刺激します。

「にゅるっとした彼女の舌と自分の唇との摩擦に、あなたは酔いしれる。彼女の舌が出ていくときも摩擦が起こり、肉と粘膜のこすり合いが気持ちいい」
エッチ全体における大きな特徴はセリフの表現方法。
上のようにほぼすべてを聴き手視点で語りながら進めます。
実際に聴いてみるとどのプレイも妙にリアルに感じるかもしれませんね。
これまでの催眠で育ててきたイメージ力をそのまま活用し感じさせるわけです。

プレイについては彼女に拘束されるシチュですが女性同士なので凄惨さはほとんどありません。
状況説明と感覚支配の暗示を組み合わせてどの部位も徐々に気持ちよくします。

「あなたは思わず、腰をくねらせて彼女の舌先から逃れようとする。でも、彼女の腕で腰をがっちりと押さえこまれ、動かすことができない」
「舐められるたびに、ビリビリと電流を流し続けられて、腰が抜けて動けない。下半身で受け止めることが出来ない快感が、あなたの口から絶叫となって出ていく!」

ただし、絶頂直前のシーンだけは強引かつ激しく責めます。
彼女は冒頭で「女性は責められることが多い=自分でペースを決められないから男性より気持ちよくなれる」と言ってます。
それを実際に味わってもらいたいから敢えてそうするわけです。
パートナーに責められる、犯される精神的な快楽も重要なスパイスと言えます。

実際のところ、最初のパート終盤にある2回目の絶頂シーンでは
股間が自然とビクビク痙攣し、その都度気持ちいい痺れが断続的に伝わってくる体験ができました。
カウントと暗示を絡めて丁寧にイかせてくれますから同様の快感を得る人は普通にいると思います。
個人的には比較的ドライしやすいエッチと見ています。

もうひとつの「プレイタイム02」パートはさらに深い快感を追求したプレイ。
ふたなりの象徴とも言えるおちんちんを使って女性だからこそ味わえる快感を教えます。

「クリトリスから電流が走り、腰が砕けて動けない。同時におちんぽに貫かれ、下腹部全体に快感の衝撃波が走る。おちんぽを引き抜かれる時、Gポットを擦られ、何かが吹き出しそうになる」
ここでは膣とクリトリスを同時にいじるハードな責めを繰り出します。
前のパートに比べると時間は短いものの、密度は濃いですし専用の効果音も鳴ります。
フィニッシュにはきっちり中出しするなど男性との違いを持たせた描写が多いです。

このように、「女の快感」と「責められる快感」をテーマにした濃厚なエッチが繰り広げられています。
やりやすくて激しい作品
女体化に不慣れな人でも聴けるように調整された親切丁寧な作品です。

TS3はサービスを初めて受けるお客が女性の快感を存分に満喫できるように
その原理や男性との違いをわかりやすく説明しながら催眠を施します。
そしてその効果を実感しやすいスタイルでちょっぴり激しいエッチをします。

彼女はアンドロイドですが相手をもてなすことの大切さをよく知ってます。
ですから機械姦によくある暴走や無慈悲に振舞うシーンは一切ありません。
終盤の激しい責めも中イキを味わってもらいたい気持ちから来る愛の鞭です。
催眠の根幹にあたる信頼関係を大事にしながらそれぞれを行います。

女体化は現在までに数多くの作品が出ており、KUKURIさんなど専門のサークルさんも存在します。
そんな状況下で女体化初心者にターゲットを絞り込み、なおかつ効果的な誘導をしてるところが一際印象的でした。
具合的には冒頭や合間に入るお話とエッチの進め方です。
初心者はもちろん、女体化作品を数多く聴いてる方でもやりやすいと感じていただけるはずです。

エッチはおっぱい・クリトリス・膣と女性を象徴する部位に力を入れて責めます。
私は2回目の絶頂シーンで一番気持ちよくなれましたが、1回目や3回目でそう感じる人もきっといるでしょう。
相手が女性なのにSEXまでしてくれる点も美味しいです。

絶頂シーンは全部で3回。
淫語とくちゅ音そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

女体化の醍醐味をとことん優しく教えてくれる作品です。
無料ですから興味を持った方は是非お試しください。

CV:VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 1:12:37

TS heaven
http://ts-heaven.blog.jp/archives/8702548.html

2016年12月11日追記
ファイル「004a 女体化前深化」が追加されました。
また台本の一部に修正が入りました。

ブラッドアイズ~聖女セレナ~

サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、偉大な神に日々祈りを捧げる神聖な巫女が
とある出来事をきっかけに女性の快楽に目覚め溺れてゆきます。

清浄な女性が犯され、汚されるちょっぴり背徳的なシチュを主観的に楽しめるのが特徴で
総時間の半分近くの時間を使ってしっかり催眠をかけ、彼女になりきらせた後に
純粋な性的快感と汚される快感の両方を味わわせながら絶頂へと導きます。

今回は第一章を聴いてのレビューをお送りします。
神に最も近い女性を快楽の虜に
聖女セレナになりきり3種類のエッチをするお話。

「今から 物語の世界に入るための手続きをしていきます」
お姉さんはお淑やかで落ち着いた声の女性。
音声を聴く際の注意点や身の回りの環境について簡単に説明すると
早速主人公を催眠の世界に誘導し始めます。

本作品は術者であり案内役でもある彼女の声に従って催眠に入り
全三章からなる物語をセレナ自身の立場で楽しみます。
各章は内容が完全に独立しており、基本的には1回で一章ずつ聴く作りになってます。
つまり最低でも3回は楽しめるわけです(催眠・女体化・解除パートは各章共通)。

「全部通しで聴けばいいんじゃない?」と思う方もいるでしょうが
重複部分を除いた時間だけでも3時間30分ある大作ですから、催眠状態の維持を考えれば個別に聴くのが妥当です。
催眠を含めると一番短い一章でも90分、最も長い三章は120分と十分なボリュームです。

ストーリーを簡単に説明しますと、セレナはグラント大陸にある宗教国リムルにおいて
国内でたった4人しかいない神聖な巫女です。
太陽神コーラルと交信できる数少ない人間として日々祈りを捧げてるわけですが
ある日、神殿近くの小屋で男女がエッチしてる様子を見てしまい興味を持ち始めます。

コーラルの巫女は男女を問わず性的な関係を持つことが許されてません。
巫女の責任と女性の好奇心、2つの感情に悶々としていた彼女のもとにとある人物が現れ
結果的に彼女は快楽を貪るだけのメスへと堕ちていきます。

エッチとは無縁なはずの女性が犯され、汚される展開こそが本作品の大きな魅力です。
それを彼女自身になりきって楽しむのですから当然それなりの背徳感も味わえます。
お姉さんもより多くの聴き手がそう感じられるように時間をかけてじっくりお話を進めます。
リラックスを重視した手堅い催眠
催眠は2パート37分間。
仰向けに横になり、目を開けたまま天井の一点を見つめるところから始めます。

「じーっと見つめていると 瞼が重たくなるのを 感じます そして 目を開けているのが だんだんと億劫に感じてきます」
約1分半この状態を維持するだけの簡単な行為なのに
後になるほど瞼が無性に重くなったり眠気を感じるようになります。
それはお姉さんがそう感じさせる暗示を丁寧に入れるからです。
ぼんやりした口調でゆっくり語りかけてくれる点も効果を後押ししています。

その後はより深いリラックスを得るために軽く深呼吸したり
今の身の回りの状況や感覚を確認してから彼女の言葉をひとつひとつ復唱します。

「両足から力が抜けていく それがとても心地いい」
「光が 私(聴き手)の中に入っていく どんどんと 私の中に入っていく 光は 私の内側へ入っていく 私の意識も 内側へ 入っていく」

復唱する内容は手足の脱力から始まり
夢の世界に落ちる感覚や体に光が照らされ、それに温かさを感じるイメージなど。
どれも心身を落ち着け彼女の言葉を受け入れやすくすることを意識しています。

復唱形式にしたのは聴き手が自己暗示を入れるスタイルにしたかったからでしょう。
誰かに言われるよりも自分で言い聞かせたほうが暗示は入りやすいです。
リラックスに多くの時間を割いたのもこれの成功率を上げるためだと思います。
数多くの作品を世に送り出してきたKUKURIさんらしい流れるような誘導です。

続く女体化パートはセレナの住む世界へと移動した後
彼女と出会ってひとつになり、パーツごとに容姿や感覚を確認して馴染ませます。

「あなたは赤子を抱いていると とても気分が落ち着いてきます」
「これら(おまんこ)に少しでも刺激があると 体が反応するようになります」

彼女と一体化するシーンが結構唐突で人を選ぶ部分もありますが
その後の女体化を定着させるシーンは時間をかけて丁寧に行います。
赤ん坊を抱いてるイメージで安心感を与えるアプローチなどはいかにも女性的と言えます。
女体化音声をある程度聴いてる方ならついていけるのではないかなと。

体をパーツごとにリラックスさせてからテーマに沿った女体化をするシンプルな催眠です。
聴き手を聖女セレナになりきらせることを目的に
最初のパートは凝視法からの深呼吸や脱力といったリラックス重視の内容で進め
終盤の復唱形式による深化で意識の力を一気に弱めます。

そして女体化は軽いイメージの後に乳房、腰、肌、おまんこといった
女性の特徴的な部位にターゲットを絞り、カウントを交えながら変化の様子を描きます。
催眠パートが22分、女体化が14分と時間配分も丁度良く両方を手堅く行っています。
ただし、主人公がセレナと出会いひとつになるシーンだけはもう少し慎重に進めて欲しかったです。

ちなみに、これまで紹介してきた催眠はひとつ前に発売された「リリムの悪戯~贄少女~」とほぼ一緒です。
催眠パートの進め方や使われてる技法、女体化パート後半の部位ごとにカウントを数えるシーンが該当します。
中には両作品でまったく同じセリフを言うシーンもありました。

そのため前作を既に聴いてる人には新鮮味に欠けると思います。
エッチが売りの作品ですし、催眠にもちゃんと入れるので大した問題ではないのですがご注意ください。
巫女からメスに成り下がる快感
一章のエッチシーンは31分間。
プレイは乳首オナニー、オナニー、クロエとのキス/乳首責め/手マンです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応ありですがイメージでの代用が可能です(ドライもあります)。

「ふと考えます あれが 自分の中に入ってきたらどうなるのかと」
今日のお祈りを終えて部屋に戻ったセレナは
先日小屋で見た女性の気持ち良さそうな姿や男性のおちんちんを思い出し
あれを挿入された時のことを思い浮かべながら服越しにおっぱいを揉み始めます。

エッチはシーンによってプレイ内容や展開が大きく変化します。
最初の12分間は彼女が1人でオナニーを楽しむシーン。
服越し→地肌の順に乳房・乳首・おまんこを丹念にいじります。

「熱い 熱い どんどん熱くなっていく 体が熱くてたまらない」
「全身が敏感になり 少し触れただけでも感じるようになります」

そして最中はお姉さんがプレイの様子を実況しながら感度が上がる暗示を何度も入れます。
この時点ではまだ誰にも見られてないだけあって背徳感はあまりなく
魅力的な肢体を持つ女性が初めて性感を体験し、驚きながらも受け入れる様子が丁寧に描かれています。

お姉さんがここでのプレイスタイルを曖昧にしてるのも珍しいですね。
実際にいじってもいいし、オナニーの様子をイメージするだけでもいいと言ってくれます。
乳首なら男性がいじっても気持ちよくなれるのを踏まえてこうされたのでしょう。
ですがしばらく経つとおまんこをいじるシーンがありますし、いじらないほうがスムーズに楽しめると私は思います。
感度上昇暗示だけでもある程度の気持ちいい感覚が味わえます。

状況が一変するのはその後から。
気になって様子を見に来た見習い巫女のクロエに行為を目撃され
半ば脅迫される形で指や舌による責めを受け続けます。

クロエ「いいんですか? あまり変なことをすると 私 しゃべっちゃうかもしれませんよ?」
お姉さん「おまんこの中で 指先が肉壁をぐりぐりと抉る そのたびに 体がビクビクと反応する」
クロエも巫女ですからセレナの行為の意味はよくわかってます。
その上で敢えて禁を犯し、彼女を快楽の沼へ突き落とそうとします。
プレイだけを見るとソフトなレズなのに、この設定のおかげで多少ドロドロした雰囲気を感じます。
処女マンコに初めて他人の指を差し込まれイかされる展開もテーマの「聖女を汚す」に適しています。

オナニーの時よりも感度を上げる暗示がずっと多いですから
後になるほど脳や股間にエネルギーが蓄積されていくのを感じるでしょう。
フィニッシュの時も腰を中心にじんわりとした心地いい痺れがしばらく漂ってました。
1回の絶頂に向けて心を上手に盛り上げてくれます。

このように、清らかな巫女が他の女性によって堕落させられる背徳的なエッチが繰り広げられています。
ちょっぴりブラックな作品
プレイだけでなくキャラやストーリーにもこだわってるドラマ性の高い作品です。

神に仕える者として民衆の尊敬を受けている巫女が
ふとした気の緩みをきっかけにずるずると快楽へ溺れていきます。
彼女自身だけでなく周りの環境や他の登場人物の特徴まできちんと設定し
それらを複雑に絡め合わせて聴き手が作品の世界に自然に入れるよう誘導します。

巫女やシスターといった聖職者が汚される展開はエロだと定番になってますが
本作品の場合は無理矢理そうさせられるのではなく、彼女が自らそれを望む形でお話を進めます。
立場は彼女の方が上ですから、クロエとのエッチもきちんと拒絶すれば回避できたはずです。
ですが実際はおまんこへの侵入まで許してしまいます。
今までずっと押さえ込んできた性への欲求が爆発しかけてるのがよくわかります。

一章は彼女が堕落するきっかけに過ぎません。
作品説明文に書かれてるように二章では処女喪失、三章ではよりM向けのプレイが登場します。
時間的にも内容的にもエッチのほうがずっと充実してる作品です。

催眠については前作を視聴済みの私にとっては正直いまいちでした。
ですから前作をまだ聴いてない人にのみおすすめします。
せめて両作品に何らかの関連性があれば随分変わったのですが…。

一章の絶頂シーンは1回。
淫語それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

女性が堕落する様子を臨場感を持って描いた作品です。

CV:分倍河原シホさん
総時間 3:31:42(共通パート…44:45 一章…47:35 二章…48:18 三章…1:11:04)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
210分1200円とコスパがいいので+1してあります。
前作未視聴の人が聴く場合はもう1点プラスします。

【耳かき・耳なめ】魔法の催眠リラクゼーションサロン・ローズ ~女体化・癒やし催眠音声~【ハイレゾ】

サークル「雷夢」さんの同人音声作品。
耳かきや耳舐めといった癒し系同人音声を主に作られてるサークルさんです。

今回紹介する作品は、優しくてちょっぴりSっ気もあるお姉さんが
現実世界では決して味わえない独特なサービスで男性客の心と体を癒します。

女性になった直後におめかしするところから始まり
ガールズトークしながらの耳かき、焦らしを重視したソフトタッチのレズプレイなど
聴き手を女性になりきらせることを強く意識したあまあまラブラブなサービスが行われてます。

作品名や販売サイトの作品説明文から催眠音声と思われる方もいるでしょうが
本作品は催眠音声ではありません。
理由はこの後説明するとして、当サイトでは同人側で紹介します。
男性では味わえない快感をあなたに
飛鳥日 真姫(あすかび まき)に女体化の催眠をかけられ色々なサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ 魔法のリラクゼーションサロン・ローズにようこそ」
真姫は上品で色っぽい声のお姉さん。
癒しを求めてやって来たお客を温かく迎えると
お店のコンセプトやサービスの内容を簡単に説明します。

本作品は男性の中に潜む女性の部分を開花させ、本物の女性になってもらうことを目的に
彼女がおよそ1時間に渡って癒しとエッチなご奉仕をします。

2人の女性がイチャイチャするシーンが多いおかげで雰囲気はとても甘く
彼女も彼に癒しを感じてもらえるように優しく優しくリードします。
レズプレイも含めて女の子同士のデートを主観的に楽しんでもらう作りになってます。

「男のあなたを裏返せば 女のあなたが現れる」
そして聴き手が主人公に感情移入できるようにと
一番最初の「プロローグ 催眠導入」パートで彼女が女体化の魔法をかけます(約2分)。
内容は目を瞑って深呼吸しながら温かい光に包まれてる様子をイメージし
彼の中に潜む女性の顔を浮かび上がらせるセリフに耳を傾けます。
ちなみに最中は彼女の声に強めのエフェクトがかかります。

ですがこの音声を聴いて実際に催眠に入れる人は皆無です。
理由は催眠に関する技術が特に使われてないからです。
世に出ている催眠音声はいずれも聴き手を催眠状態に誘導することを前提としており
そのために古典催眠や現代催眠の技術を駆使して物語を進めます。

最近は全体のレベルが上がったせいで催眠っぽくないものも出てますが
それらもきちんと読み解けば必ず何らかの技術が込められています。
しかし本作品にはどう考えてもそれがありません。

「催眠音声を形成する必要最低限の要素が無いから催眠音声ではない」というのが私の考えです。
実際に聴いたときにその手の感覚がまったくしなかったのもあります。
エフェクトのおかげで意識が多少ぼんやりする人はいるかもしれませんね。
女の子になりきることを目指したサービス
女体化の魔法をかけ終わった後の2パートは非エロのサービス。
「ヘアメイク・お着換え」パートでは女性にとって大切な身だしなみを
「膝枕・耳かき」はその格好で真姫に膝枕をされ耳をお掃除してもらいます。

「どうですか? 自分を美しく見せるために 女の子はこうやって手入れしてるのですよ?」
「恐がらなくても大丈夫 だんだん変わっていく自分が 本当の自分だと気がつくはずですわ」

主人公を女の子にした後も彼女の優しさは変わりません。
髪を切りそろえたり、マニキュアを塗ってあげたり、お化粧をして彼をより美しい姿に変えてあげます。
そして最中は異性の体に不安がる彼の心をケアする言葉を適度に投げかけます。
髪を切るシーンではほんの少しですがハサミの音も鳴ります。

催眠については手厳しいことを言いましたが、それ以降のサービスは割としっかりしています。
特に身だしなみをチェックするサービスは男性相手では決してやらないことです。
男性とは明らかに違う要素を盛り込んで女性になった気分を少しずつ膨らませてくれます。

「チョコレートケーキですか? まぁ素敵 私は生チョコのケーキが好きですわ」
続く耳かきも本作品ならではの工夫がされてます。
真姫は慣れた手つきで耳かき棒を動かしながらお菓子の好みや今着てる洋服のことを話します。
欲に言うガールズトークってやつです。
耳かき中はかなり頻繁に話しますから耳かき音よりも会話のほうがメインと言えます。

耳かきについては「すり じじっ」という乾いた硬めの音が使われており
軽く引っかいたり掻き出す感じに動きます。
音質は比較的良いほうだと思うのですが、効果音よりもセリフの音量のほうが大きいせいで
耳かき音が聴き取りにくいという弱点も持ってます。

位置関係を考えれば普通は効果音>声になるはずですし、ややリアリティに欠けるかなと。
お店なのに耳かき棒しか登場しないのも物足りないです。
ソフトタッチで少しずつ絶頂へ
エッチシーンは2パート27分30秒間。
プレイは耳いじり、耳舐め、乳揉み、乳首舐め、キス、手マンです。
耳いじり、手マンの際に効果音が鳴ります。

「可愛い耳 私 耳を責めるのって だーい好きなんです」
2種類のサービスで主人公の心もすっかり女の子にした真姫は
彼の耳元に口を寄せ、まずは縁のあたりを指で優しく撫で始めます。

エッチはどちらも彼女にリードされる形で進みます。
前半の「淫乱な耳なめ」パートは名前の通り耳への責めがメイン。
指でいじる→息を吹きかける→舐めるといった具合に徐々にハードな刺激を与えます。

「男性は快感をペニス おちんちんで感じるのですが 女の子は体すべてで快感を感じるんですのよ」
そして最中は彼女が女性の感じ方や愛し方を優しい口調でレクチャーします。
本作品のエッチは全体的に責めるペースが緩く、ソフトな刺激を与えるシーンが非常に多いです。
これも男性によくある激しくて刹那的な快楽ではなく、気持ちいい時間をできるだけ長く楽しみ
深い幸福感や充実感を得た上で絶頂してもらうことを見据えてのことです。
一般的な18禁音声に比べると控えめですがテーマに合ってるのも事実です。

耳舐めについては意識的にゆっくり責める代わりに水分が高めです。
抜けるとまでは言いませんが、聴いてると自然に勃起してくるくらいのエロさがあります。

後半の「手マン・おっぱい舐め・濃厚キス」はさらに踏み込んだプレイ。
服をはだけさせておっぱいを責めたり、彼に脚を開かせてクリトリスを優しくいじります。

「ご覧になって? パンティにべったりと 蜜を塗ったようにシミができてますわ」
「『私のクリトリス いじってください』って言うことができたら 願いを叶えて差し上げますわ」

ここも前のパートと同じく物理的な刺激は比較的ソフトにし、精神的な興奮を煽るセリフでその不足分を補います。
特にパート後半の手マンはぐっしょり濡れたおまんこを観察したり
恥ずかしいセリフを言わせるMっ気のあるシーンがいくつかあります。
最後の絶頂をより深く味わえるようにわざと焦らしたり意地悪をしてくれます。

ですが、催眠音声におけるドライオーガズムを得るのはこの内容だとさすがに難しいです。
エッチに入っても催眠の技術と呼べる要素は特になく、男性として普通にオナニーすることになります。
前提となる女体化が崩れてるおかげで素直に楽しめなくなってるのが残念です。

このように、年上の女性に優しく責められるイチャラブ要素の強いエッチが繰り広げられています。
あまあまなレズ系作品
女体化後に始まるサービスのすべてが女性を対象としている珍しい作品です。

真姫は仕事や日常生活で疲れを感じてる主人公が本当の意味でリフレッシュできるように
まずは普段と違う女の子の姿へと変え、その後で女性になりきらせながらあれこれお世話します。
女性同士ならではの蕩けるように甘い雰囲気、そして彼女の慈愛に満ちたセリフの数々。
男性にお世話してる時とは明らかに違う、同性ならではの距離の近さが自然と感じられます。

「いいですわよ 気の済むまで 私の膝でお休みくださいませ」
最初から最後までお姉さまのように振舞う彼女の態度も癒しにプラスに働いてます。
エッチの一部で意地悪をするのも結局は彼に楽しんでもらいたいからです。
その気持ちがあるから焦らしやソフトタッチも嫌な気分を抱かず受け入れられます。
お嬢様っぽいセリフも彼女の声にマッチしていて実に良いです。

しかし、本作品のキーとなる女体化催眠が完全に破綻してることから
女の子になりきってこれらを楽しむのは正直なところ難しいです。
サービスについては耳かきが多少気になるものの明確なテーマ性があります。
ですがエッチなどはやはり女性になりきってこそ楽しめるプレイだと思います。

まとめると、女体化催眠がしっかりしてたらそれなりに楽しめたであろう作品です。
もしまた催眠音声を製作される場合はこの部分に力を入れるとより良いものが生まれるでしょう。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語・くちゅ音・喘ぎ声ごく僅かです。

以上のことから今回はこの点数とさせていただきました。
おまけは3種類の効果音です。

CV:結姫うさぎさん
総時間 1:02:40(本編…56:14 おまけ…6:26)

オススメ度
■■■■□□□□□□ 4点


体験版はこちらにあります

アクメノイド・イリア《催眠音声》

サークル「Hypnotic_Yanh」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する作品は、異星人の侵略を受けるようになった近未来を舞台に
地球のために戦う少女としてハードなエッチに挑戦します。

登場人物や背景を細かく設定し、それに沿って進めるドラマ性の高い催眠とエッチが魅力で
催眠の技術にストーリーを絡めて少しずつ少女へ変えていった後
テーマに即した様々な効果音と暗示によって驚くほど多い回数の絶頂へと導きます。
地球を守る唯一の方法、それは
アクメノイド・イリアになりミステロンと戦うお話。

「それでは、お聴きになる準備が出来ているか、一緒に確認していきましょう」
お姉さんは穏やかで落ち着いた声の女性。
催眠者兼案内役として音声を聴く際の諸注意や環境・心得を簡単に説明すると
主人公を物語の世界に誘導するための催眠を始めます。

本作品はサークルさん初の催眠ボイスドラマにあたり
女体化催眠をかけられて挿し絵右にいる発育途中の少女になりきり
その後隣にいる姉アヤと共に地球を脅かす異星人「ミステロン」と死闘を繰り広げます。

SFバトルっぽいお話なのですが、ミステロンを倒す方法がエッチと密接に繋がってるため
実際のところは機械に連続絶頂させられるハードなプレイがメインです。
サークルさんの過去作「機械は無慈悲な夜の女王」に似た作りになってますから
あちらを楽しめた人なら本作も相当に満足できると思います。

またストーリーを語りながら催眠やエッチを進めるドラマ性の強い作品なため
総時間がおよそ3時間と催眠音声ではかなり長くなっています。
ですが仕事でまとまった時間が取れない人や集中力を維持しにくい人でも無理なく聴けるようにと
途中で休憩を挟んだり3回に分けて聴くといった親切設計がされてます。

詳しい聴き方は付属のテキストに書いてありますので、長いからといって敬遠する必要はまったくないです。
私は通しで聴いてみましたが、催眠を維持するアプローチが適度に挟まれていたり
聴き手を作品の世界に浸りやすくする独特な演出もあってだれることなく最後まで楽しめました。
作りは随分違いますがサークルさんの過去作同様聴き手に配慮してる部分が非常に多いです。
物語を追いながら少しずつ催眠の世界に
催眠はおよそ46分間。
仰向けに横になって軽い脱力と深呼吸をした後
まずは物語の舞台となる2050年のお話に耳を傾けます。
(分割して聴く場合のために15分程度短いバージョンも用意されてます)

「苛烈さを増すミステロンの侵攻。それは、亜空間迎撃機、インターセプターと、そのパイロットである、アクメノイド、キリシマアヤの奮戦によって、辛うじて防ぐ事が出来ていました」
内容は地球がミステロンに侵略されつつあることや
それに対抗すべく結成された国際陽子技術機構(IPTO)と戦闘機インターセプターのことです。
インターセプターは通常のコクピットの後ろにもう1人分乗れるスペースがあり
2人が感覚をリンクさせることでプロトンビームを発射できるようになります。

そしてプロトンビームを発射するのに必要なエネルギーがアクメ、つまりオーガズムです。
これが戦闘モノなのにハードなエッチをすることになる理由です。
こんな感じで本作品には様々な独自設定があります。
詳細は作中できちんと教えてくれますし、より詳しい内容が書かれたテキストも入ってます。

「あなたの心が、物語の登場人物と、同化する。あなた自身が、物語の中の人物になる。そんな不思議な体験を、あなたは今からするんです」
本作品は催眠音声ですからもちろん聴き手を催眠に誘導するのも大事です。
それを踏まえてお姉さんはストーリーを断片的に語りながら催眠を施し
後になるほどイリア自身になりきれる暗示を入れる形で進めます。


催眠ボイスドラマというとKUKURIさんが有名ですが
催眠をかけてからドラマパートに移るあちらに対し、こちらは催眠・女体化・ストーリーを同時に進めます。
切れ目が無い分こちらのほうが女体化しやすいように私は感じました。

催眠のほうはと言うと、一旦目を開けて水晶を眺めるイメージをしたり
とあるキーワードをトリガーに特定の動作をさせることで
お姉さんの声に対する集中力を高め、暗示を受け入れやすい環境を整えます。

「スーッと、吸い込まれる。水晶玉に、吸い込まれる。あなたのイメージに、吸い込まれていく。深い、深い、意識の底に、吸い込まれる」
水晶のイメージは見つめながら瞼の重さを感じるところから始め
カウントを数えて直後に目を閉じ、それと同時に追い込み暗示を入れて堅実に催眠を深めます。
変則的な作りだからこそ個々の技術は洗練されていて
最後のほうになると頭の中がドロドロになるとか、手足がうまく動かせない不思議な感覚が味わえます。

イリアになりきるのはシーンの中盤あたりから。
物語の背景を説明し終えた後に始まるイリアがアクメノイドになる様子を描きながら
聴き手自身がイリアに心を重ね合わせられるセリフをお姉さんが投げかけます。

アヤ「お願い。このカプセルに入って、一緒に、アクメノイドとなって、戦いましょう。イリア…」
「そうやって、姉の問いかけに頷けは頷くほど、あなたの心は、より深い、深ーいところに、入っていく」
ここからはアヤも個別に話すようになりさらに没入感を高めてくれます。
双子みたいにお姉さんと同格の立場で話すのではなく、ストーリーで必要になった時にのみ話す感じです。
これも催眠ボイスドラマの大きな特徴と言えるでしょう。

「お姉ちゃんと同じスーツを着て、お姉ちゃんの乗っている機体に乗っている。それだけで、あなたは幸せ。嬉しい、とってもっても、嬉しい」
そして最後はインターセプターの後ろの席に乗り込み、パイロットであるアヤとのシンクロ率を高めます。
今までは「イリア」と呼んでたのを「あなた」に改め、アヤと一緒にいることに安心感を覚えるよう誘導します。
バックで流れ始める独特な振動音もその感覚を後押しします。

作品の世界に引き込みつつ催眠をかける極めて独特な催眠です。
聴き手をイリア自身になりきらせ、アヤとの信頼関係を深めることを目的に
重要部分となるストーリーをほんの少し語り、直後に催眠の技術を使って意識の力を弱め
またストーリーへと戻るのを繰り返して徐々に催眠状態を深めます。

現在出ている催眠音声とはかなり違う作りになってまして
すべてを語るとなると膨大な文字数が必要になってしまいます。
そのため今回は全体の流れを中心に大まかな説明のみさせていただきました。
各要素が複雑に絡み合っていてかなりレベルが高いです。

この催眠で最も印象的だったのはイリアとの同化を慎重に進めていることです。
他の女体化音声みたいに深化させてから女体化に移るのではなく
ストーリーを語りながら表現を微妙に変化させて自然とイリアに収まるように誘導しています。

お姉さんおよびアヤ役の井上果林さんも催眠音声初挑戦とは思えないほど演技が安定してます。
私が入りやすいからなのでしょうが、最序盤の脱力シーンで早速その手の感覚がしました。
作りが奇抜なだけでなく、催眠音声の機能面でも高いクオリティを持ってます。
絶え間なく襲い掛かるアクメに耐えながら
エッチシーンは5パート91分間。
プレイは機械姦、アヤとの乳首吸い/クンニです。

機械姦、クンニの際に多種多様な効果音が鳴ります。
セルフはありません。

アヤ「気分はどう?イリア…。早速だけど、敵が現れたみたい。出撃よ」
催眠によって無事イリアになりインターセプターに乗り込んだ主人公は
アヤの要請を受けて早速ミステロンがいる亜空間へと飛び立ちます。

エッチはストーリーに沿ってイリアがインターセプター内にある機械から様々な責めを受けます。
一番最初の「初陣」は初の戦闘=アクメを迎えるシーン。
催眠パートで子宮内に埋め込んだ水晶に電磁波を流してアヤと快感をリンクさせ
1回絶頂した後に発進し3機の敵を相手に戦います。

本作品のエッチはごく一部の例外を除きほとんどが機械姦です。
しかもバイブやローターといった現実世界にあるものとはやや違います。
言葉だけではなかなかイメージしにくいプレイであることを考慮し
最中は本当に様々な効果音を駆使して機械姦の様子を直感的に伝えてくれます。

例えばインターセプターに乗り込んだ時点でバックに振動音が流れ始め
ある程度プレイが進むと「ピュイーン ヴゥゥゥゥゥン」というパルス音っぽい音がリズミカルに鳴ります。
そして絶頂シーンに差しかかるとカウントが始まり、それに合わせてロボが起動する時のような競りあがる音が鳴り
0になった瞬間、それが軽く弾けて心臓の鼓動音だけが鳴るようになります。
正直なところ効果音の種類があまりに多すぎて説明しきれません。

「スーツ前面の半透明の部分が肌に張り付き、ジンジンとした快感がさらに研ぎ澄まされていきます」
「あなたの子宮の中の水晶玉が活性化し、あなたに、より大きな刺激を、疼きを、快感を与えます。とっても気持ちいい。大きな快感が、全身にひろがります」

もちろんお姉さんが感度強化や絶頂を促す暗示を入れてくれますが、やはり効果音の存在は大きいです。
音に連動してイかせる、所謂音モノの色が強いエッチです。

一般的な催眠音声のドライとはかなり違う独特なイかせ方なため
最初の1回でいきなりうまくいく人はそこまでいないんじゃないかと思います。
ですが本作品には絶頂シーンが30回もあり、そのほぼすべてが同様のスタイルで行います。
私の場合は中盤あたりから体が勝手に反応する面白い体験が味わえました。
聴き手の無意識に学習してもらうことを想定したプレイ展開です。

発進後の戦闘シーンもこれまで説明したスタイルを維持します。
敵が3機ということはビームを3回発射する必要があるわけで
最初のパートなのにいきりな3連続絶頂に挑戦することになります。

「何かが弾けたような凄まじい衝撃。あなたの快感が一気に爆発する。全身が痙攣しビクンビクンと跳ねる。そして、辛うじて保っていた意識も、真っ白に消えてしまう」
最初の2回はちょっぴり気持ちいいかな?くらいでしたが
最後の1回は股間がムズムズするところから始まって
射精するときのようにエネルギーがこみ上げ、0と同時に破裂する快感が得られました。
以前からドライ系の作品を得意とされてるサークルさんなだけあって、このへんのアプローチは実に見事です。

最もハードなプレイを楽しめるのは4番目の「暴走」パート。
無事戦闘を終えて基地に帰還したインターセプターに異常が発生し
中に取り残されたイリアがおよそ20分間に13回連続の絶頂へと追い込まれます。

「イく!アクメする。凄まじい快感の衝撃が全身を駆け巡る。まるで電気を流されたかのようにビクンビクンと痙攣し、心が、精神がとろけそうに沸騰する」
「永遠とも思える長い時間、あなたは快感とアクメを受け続けています。そして、もうあなたは、人としての理性を失いつつあります。自分が、アクメするだけの、マシーンになったような、気がしてきます」

これまでの戦うためにしてきたアクメとは違い、今回は機械に陵辱され続けるハードなものです。
短い間隔で絶え間なく襲い掛かるアクメの感覚に加え
人ではなく機械の一部になっていく空しさもお姉さんは伝えてくれます。
機械姦から連想される冷たさ、無慈悲さを最も強く感じるプレイと言えるでしょう。

私が実際に聴いたときもさすがに全部で絶頂できたわけではありませんが
最中は股間の筋肉が強く締まり続けてやや辛い思いをしました。
ですがそれと同時にじんわりと気持ちいい感覚があったのも事実です。
苦しいけど気持ちいい、2つの相反する感覚を同時に味わわせてくれるところも魅力です。

このように、機械に責められ続ける快感を言葉と音で表現した個性的なエッチが繰り広げられています。
壮大かつハードな作品
独特な世界観に浸りながら気持ちよくなれる作品です。

異星人の襲来を受けた地球を舞台に、まだ若い女性たちが性的絶頂を武器に戦いを挑みます。
現実離れした壮大かつぶっ飛んだストーリー、生体ユニット化し機械に犯され続けるエッチなど
催眠ボイスドラマならではの特徴的な部分が数多く盛り込まれており
それらを違和感なく組み合わせることで物語の世界に自然と引き込んでくれます。

こういう作品はイメージ力が重要になりますから
エッチを存分に楽しむには音声に没頭できる環境作りが必要です。
そのへんを独自の効果音を使って上手に表現し、同時に現実世界のノイズも遮断しています。
エッチシーンは何らかの音がずっと流れ続けてますからすごく音声に集中しやすいです。

エッチの土台となる催眠についても今までになかった部分が見られます。
中でもストーリーを語りながらちゃんと催眠誘導してくれる作りにサークルさんの実力の高さが表れています。
女体化もエッチを聴き進めていくうちにどんどんハマるようになってますから
テーマに興味を持った人が聴く分には催眠に入れるしドライも迎えられると思います。

エッチはプレイだけを見ると機械姦の色が強いのですが
イリアとアヤが戦う理由やパートごとの背景によって随分印象が変わります。
プレイやイかせ方は割とシンプルにして、その分ストーリーで個性を出してるエッチだなと。
終盤の2パートは特にその部分が強く出ています。

注意点を強いて挙げるなら悪堕ちが含まれてることでしょうか。
後に残るほどグロい描写は特にないものの、多少なりとも背徳感を抱く可能性があります。
本人にとってはハッピーエンドだとも思いますけどね。
あとは絶頂回数の多さから体力をかなり消耗することを覚悟しておいてください。

絶頂シーンは30回。
くちゅ音(機械音含む)超大量、淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

極めてハードな機械姦を臨場感たっぷりに味わえる作品です。
機械姦が好き、ドラマ性の強い作品が好きな人におすすめします。

CV:メインキャラクター…井上果林さん ナレーション(冒頭と最後のみ)/キリシマ博士…鷺沢萩さん
総時間 2:58:30

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

願望消火栓さんで配布されている無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、口調は穏やかだけど結構Sっ気のあるお姉さんが
自分の作った機械を使用しとってもエッチなテストをします。

バニーガール姿の女の子になりきり、ふたなり女性に責められるM向けのプレイが魅力で
彼女は弱点の耳を責めたりちょっぴり乱暴なプレイをしながら
「好き」「可愛い」など愛の言葉をたっぷり投げかけ心身をバランスよく蕩かせます。
女性になれる夢の機械をお試し
お姉さんが作ったバニー形の機械に精神だけを移し、彼女とエッチするお話。

「こんにちは。アルバイトの方ですよね?」
お姉さんは淡々と話す優しい声の女性。
アルバイトに応募した主人公に早速横になってもらうと
これから行うお仕事の内容を大まかに説明します。

本作品は男性なら一度は思う「女性になりたい」願望を叶えるために
彼女の催眠で精神と肉体を一旦切り離し、心だけを女性型の機械に移します。
その上で機械の動作確認も兼ねてちょっぴりハードなエッチを楽しみます。

女体化は元々ある体を変化/変身させる、一旦赤ちゃんに戻し女性として成長させるなど
同じジャンルでも作品によって様々なアプローチがあります。
それらに対しこの作品は幽体離脱に近いスタイルで進めています。
サークルさんの過去作同様全体を通じて丁寧に進めてくれますから
女体化作品に興味があるとか、聴いてるけど上手くいかない人には特におすすめします。

また前作「鏡の中の触手(TS) 」と同じく今作もボイスロイドが声を担当します。
エッチの終盤でもう少し盛り上がって欲しいかな?と思う部分があるもの
催眠パートはエッチの前半部分は普通の声優さんと変わらないレベルのクオリティを持ってます。
カウントを数える際にトーンを変化させたり、直後の追い込み暗示をスピーディーに入れたりと
催眠に入りやすい演技になるようきちんと調整されてます。

催眠は2パート22分30秒間。
仰向けに横になり、目を瞑った状態で深呼吸をしてから
両手、両足、全身の力を入れたり脱力してまずは心身を適度にリラックスさせます。

「テストと言っても大したものじゃありません。お話したり、少し触って体の具合を確かめたりして、ちゃんと新しい体と馴染んでいるかを確かめるだけです」
「右腕全体からスーッと力が抜け、あなたの思考も同時にスーッと薄れる」

彼女は聴き手が催眠をできるだけ受け入れやすく感じるように
開始前に今回のテストが至って簡単なことや、音声をどう聴けばいいのかをわかりやすく教えます。
そして催眠が始まると息を吐く、脱力するといった心身が緩んでる瞬間を狙って的確な暗示を入れます。

特に脱力は後になるほど体にうまく力が入らない不思議な感覚が湧いてきます。
この後のシーンも含めて進め方や暗示の表現・入れ方が上手く心地いい気分が味わえます。

暗示を受け入れやすい環境が出来上がったところで
いよいよ本題となる精神だけを機械(名前はリベッタ)に移すシーンが始まります。

「意識はもうすっごく薄れて、消えて、まるで水に溶ける氷のよう」
「そんな状態の心は簡単に移すことができます。まるで、ポッドの中の水を注ぐように」

「心だけを機械に移動させる」と言われてもピンと来ない人がいると思います。
それを踏まえて彼女は彼の心を水に例え、別のポットに移し替えるイメージを交えて進めます。
聴き手が直感的にイメージできるように進めてくれるところが実に良いです。

「意識が薄れる、すーっと薄れていく。自分の心がリベッタの体に流れていき、薄くなっていく」
直後に始まる深化シーンも意識の力が弱まり、「流れる」と丁寧に暗示を入れます。
カウントを複数回数えてじっくりやってくれることもあり
後になるほど自分の頭が重くなったり、意識がぼやけていくのを感じるでしょう。
深化と女体化をほぼ同時に行ってるのも独特で面白いです。

次のパートは女体化の安定とエッチに向けての準備にあたるシーン。
リベッタになった主人公が自分をより女性だと自覚できるように容姿を確認し
さらにお姉さんの声に素直に従える心を養います。

「その大きな耳は、私の声をはっきりと聞いて気持ちよくなって、私の言うことに完璧に従うために付いているのです」
「リベッタはとっても賢くて、良い子。だから私の言葉は何も考えなくても全て受け入れることができる」

リベッタはバニーガールとほぼ同じ容姿をしてますが耳は本物です。
そこで彼女は大きな耳があれば自分の声がよく聞こえるし
自分の作った機械だから当然自分の言うことも受け入れられると言います。
そしてとある単語をキーワードに設定し、自分のことが好きになるよう巧みに誘導します。

リベッタを自分の言いなりにするのはあくまでテストを円滑に進めるためであって
お姉さんは本気で彼女を下僕にしたいわけではありません。
むしろ愛玩動物と接するように適度に褒めたり愛の言葉を投げかけます。
結果的に隷属化させるのだけど、その方法がとてもソフトで受け入れやすいです。

珍しいテーマに技術を上手く浸透させた手堅くて質の高い催眠です。
聴き手をリベッタになりきらせ、お姉さんの声に従える心にすることを目的に
古典催眠をベースとした技術に現代催眠的な暗示表現を織り交ぜ
意識の力を弱める→リベッタに心だけを移す→リベッタになりきる、といった具合に一歩一歩丁寧に進めます。

先ほども書きましたがどのシーンも作りが丁寧でかなり入りやすい催眠と言えます。
中でも深化シーンにおける比喩を用いた誘導は本作品の難しい部分をクリアするのに役立っています。
2番目のパートも新しい体に心を馴染ませ、尚且つお姉さんの言いなりにさせる誘導が光ります。
ボイスロイドなのを差し引いても下手な有料作品よりずっと優れてます。
雰囲気とプレイのギャップが大きいエッチ
エッチシーンは2パート28分30秒ほど。
プレイは耳責め、耳へのキス、スパンキング、フェラ、イラマチオ、SEX(正常位?)、キスです。
耳責め、耳へのキス、スパンキング、キスの際に効果音が鳴ります。

「まずはあなたのとっても美しくて、立派なお耳。言葉だけでも気持ち良くなれるくらい敏感なお耳。触ったらどうなるのでしょうか」
催眠を使って主人公を可愛いバニーガールに変えたお姉さんは
機械の性能を確かめようとまずは彼女の耳を集中的に責め始めます。

エッチはどちらのパートも彼女に責められる形で進みます。
前半のパート(約11分)はややアブノーマルなレズプレイ。
ローションを垂らした指で左耳を、唇で右耳をしきりに責め立てかと思えば
しばらく経つとうつ伏せの格好にしてお尻を何度もはたきます。

「ああ、本当に素敵な顔。リベッタ、あなたは私の最高の傑作。大好きです。愛してます」
「リベッタは私の好意を感じる度に、頭がとろけていく気持ちよさを感じられる。 それは単に性感帯を刺激されて得られるものとは違う」

調教要素をそれなりに含むプレイなのですが、彼女の態度は相変わらずあまあま。
耳やお尻を責められて悶えるリベッタの可愛い姿に喜び、「好き」など愛の言葉を何度も投げかけます。
そして同時にもっと気持ちよくなる暗示を入れて彼女に責められる快感を教えます。

彼女はリベッタの製作者ですからどう責めれば喜ぶかもよく知ってます。
だからこそこういうM向けのプレイを敢えて行ったのだと思います。
プレイと雰囲気に大きな落差があるのが本作品のエッチにおける大きな特徴です。

特にスパンキングは催眠音声では滅多に登場しないプレイですし
ピシッという鋭い音を鳴らしながらリズミカルに暗示を入れてくれます。
パートの最後に訪れる絶頂の瞬間にはドライの中では弱めなものの
股間が勝手にビクビクする気持ちいい感覚が味わえました。

後半のパート(約17分30秒)はいよいよ彼女と一緒に気持ちよくなります。
この日のために用意した彼女のふたなりおちんちんをしゃぶったり
そのままSEXに発展し中出しまでされる濃密なプレイが楽しめます。

「私はリベッタのこと好きなんです。大好きで、愛しています。そんな私の想いをもっと受け取って欲しいんです」
「リベッタ、好き。大好きです。美しくて、変態で、可愛らしくて、賢くて、淫らで、とっても素敵な女の子。天使のような色香で私を惑わす、とってもいけない子」

最中に投げかけられる彼女の愛の言葉もさらに増えます。
耳やお尻を責められて喜ぶ変態な女の子でも彼女は決して見下したりはしません。
むしろどうしようもない淫乱だからこそさらに大きな愛を注ぎます。

女体化プレイなんだけど女性に愛される幸せな気分も強く味わえます。
もちろん絶頂シーンなどの要所ではきっちり暗示を入れて盛り上げてくれます。
体だけでなく心も満たしてくれるハードかつあまあまなエッチが繰り広げられています。
愛のある調教作品
いい気分に浸りながら気持ちよくなれるM向け作品です。

お姉さんは新しく開発した女性型機械のテストを名目に
主人公の心だけをそれに移し替えてからアブノーマルなレズプレイをします。
プレイだけを見るとふたなり、スパンキング、イラマチオなど人を選ぶものが多いです。
だけどそれらすべてに彼女がちゃんを愛を込めてくれるのでヤバさはほとんどないです。

「あなたの可愛さは魔法のようで、それさえあればどんなことでもあなたの魅力になる。本当に、私を狂わせるくらい、リベッタは可愛らしい」
実際に聴いてみると彼女がリベッタに対してどんどんのめりこんでいくのがわかります。
その気持ちの強さに比例してプレイもエスカレートします。
機械だから敢えて激しいプレイに挑戦したとも受け取れます。

少なくともリベッタを傷つけたり苦しめる意図で責めてる様子は微塵も感じられません。
ですからM向けのプレイが好きな人なら普通に聴ける楽しめます。

催眠はエッチのインパクトが強すぎてやや影が薄くなってますが
サークルさんの良い部分を出しつつ着実に誘導してくれます。
暗示の表現やボリューム、入れるタイミングがどれも優れていて催眠にすんなり入れます。
女体化を強化する保険もかけていたりと聴き手への配慮が随所に見られます。

エッチはどのプレイも濃ゆいです。
ですがボイスロイドということで後半パートが若干味気なくも感じます。
生身の女性特有の熱っぽい息遣いや軽い喘ぎ声が入ってないのが原因です。
後日声優さんがこの作品を読まれることがあったら改めて聴いてみたいです。

絶頂シーンは主人公2回、お姉さん1回。
淫語とくちゅ音(スパンキング含む)そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

比較的ハードなレズプレイが味わえる作品です。
無料ですから興味の湧いた方は是非一度お試しください。

CV:VOICEROID+結月ゆかりさん
総時間 58:22

願望消火栓
http://blog.livedoor.jp/sublimating_d/archives/9938990.html

えくすぺりえんす 妹レズ体験

サークル「KUKURI」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、不思議なアイテムを取り扱ってるお店を舞台に
そこの店員さんが催眠を交えたエッチな体験を提供します。

憧れてる女の子になりきってオナニーや妹とレズプレイを楽しむあまあまなエッチが魅力で
最中は登場人物たちが甘い喘ぎ声を漏らしたり
快感を強化する暗示を入れて最後の瞬間に最も気持ちよくなれるよう丁寧にリードします。
意中のあの子にプレゼントを贈るはずが…
骨董品店の店員リンに女体化催眠をかけられるお話。

「いらっしゃいませ あ、はい なんでしょうか?」
リンは甘く可愛い声のお姉さん。
女の子へのプレゼントを買いにやって来た主人公におすすめの商品を訊ねられると
リラックスできるオルゴールを取り出し、試しに聞かせてあげます。

本作品は女の子に告白しようと考えてる彼の気持ちを察したリンが
催眠をかけてから女の子の体に意識だけを乗り移らせ
前半はオナニー、後半は途中で参戦する妹とのレズプレイを体験させてあげます。
ベッドに寝るのではなく座った状態で聴くことを想定してます。

現在の催眠音声は主人公=聴き手が完全に定着してますが
この作品では女の子になった主人公がプレイ中に喘ぎ声を漏らしたり
リンが実際におっぱいやおまんこをいじらせるボイスドラマっぽいシーンが登場します。
2008年公開の作品ということでKUKURIさんが最近出されてるものとは違う部分が色々とあります。

付属のテキストでサークルさんが「催眠誘導を目的とする音声は入ってない」と言われてますし
催眠音声とボイスドラマの中間に位置する作品と表現するのが妥当です。
ですが催眠の技術自体はしっかりしてます。
催眠の初期によく感じる手足の重さや体が自然と温かくなる感覚はある程度実感できるでしょう。

催眠はおよそ13分間。
軽く深呼吸した後、まずはリンに勧められたオルゴールに耳を傾けます。

「体の力が抜けて だんだん眠くなってきます そして 深い眠りの世界に落ちてゆきます」
オルゴールが奏でる煌びやかな旋律と一緒に「ブォンブォン」という小刻みな振動音が鳴り響きます。
最初はノイズかと思ったのですが、解除する時に流れるオルゴールの音がクリアだったのを考えると
おそらくはバイノーラルビートなどのリラックスを促進する音なのだと思います。
実際に聴いてみると頭の中が軽く揺さぶられるような心地いい感覚がします。
それを後押しするかのようにリンも眠くなる暗示を入れてくれます。

お次は彼女の言葉を聞いたり目の前にある光を捕まえるイメージをしながら
体の重さや温かさを感じ催眠状態をさらに深めます。
ここからエッチの終了時までオルゴールが流れることはありません。

「だんだん右手が重くなっていく 少しずつ 少しずつ 右手が重くなっていく」
「縁側で日向ぼっこしてるところをイメージして? 太陽の光が気持ちいいでしょ?」

脱力させるときは「重い」「重くなる」、温感操作の時は「ぽかぽか」「温かくなる」を意識的に多くセリフに組み込み
時々比喩も交えて少しずつ確実に感覚を伝えてくれます。
暗示の入れ方・重ね方・声の具合がどれも適していて実感できるレベルの変化が味わえます。
私の場合は重感は両足、温感は右の肩の周辺に最も感じました。

「机の前にある鏡を覗き込むと 女の子が映ってる 手を振ってみると 鏡の中の女の子も一緒に振っている」
そして最後はエッチに向けての仕上げとして女の子の部屋へ移動し
机に向かってる彼女に意識だけを滑り込ませます。
幽体離脱した魂が別の体に乗り移る感じです。

イメージ自体はしやすいのですが時間が1分くらいしかないことや
事後の確認もごくごく軽く感覚を馴染ませる描写もないため
女体化音声を色々聴いてる人でも彼女になりきるのはちょっと難しいと思います。
このへんも催眠音声とボイスドラマの中間と位置づけた理由のひとつです。

適度にリラックスさせてからエッチの舞台を整えるコンパクトな催眠です。
聴き手を女の子になりきらせることを目的に、まずはお話の流れに沿ってオルゴールを聞かせ
それと暗示の効果によって心と体を切り離してから女の子へと移動させます。

女体化はイマイチと書きましたがその前のシーンはしっかりしていてすごく癒されます。
暗示とイメージの使い方も技術に叶ってます。
物語への没入感を高める効果はある程度発揮してくれると思います。
喘ぎ声を多く盛り込んだラブラブなエッチ
エッチシーンは22分ほど。
プレイはオナニー、妹のキス/乳首舐め/おまんこの舐め合い/貝合わせです。

エッチな効果音はありません。
セルフは一応有りですが射精表現はありません。

「服の上から胸を触ってみる 本当の女の子になったことを実感する」
催眠を使って主人公の心だけを女の子の体に乗り移らせたリンは
おっぱい、乳首、おまんこを順にいじらせて女性の快感を味わわせてあげます。

エッチはリンに誘導されて2種類のエッチを楽しみます。
前半は一人でオナニーに耽るシーン。
最初は服越しに、少し経つと直におっぱいやおまんこをいじって楽しみます。

女の子「柔らかい 女の子の胸って こんななんだ」
そしてプレイが始まると女の子になった主人公自身が独り言を言ったり喘ぎ声を漏らします。
本作品のエッチは催眠音声では珍しく喘ぎ声が多めに流れます。
彼女の感じてる様子がイメージしやすく、オナニーのオカズとして役立ってくれるでしょう。
並行してリンが感度の高まる暗示を小まめに入れてくれます。

続く後半は女の子の喘ぎ声に気づいて部屋にやって来た妹が
彼女をもっと気持ちよくしてあげようとおっぱいやおまんこを責めてあげます。
妹はレズプレイに慣れてるらしく、年下なのですがリードする役に回ります。

妹「どう? 気持ちいいでしょ?」
女の子「うっ、うん 気持ちが…いいです」
女性が女性の弱い部分を優しく責めるあまあまな雰囲気や
最中に流れる2人の切ない声が性的興奮を盛り上げてくれます。
女性同士だからこそできる貝合わせでのフィニッシュもあったりと
およそ10分間の中にレズプレイの要所がちゃんと込められています。

このように、女性たちの秘密のひと時を間近で楽しませてくれるエッチが繰り広げられています。
リラックスしながら気持ちよくなれる作品
催眠をテーマとしたボイスドラマ作品です。

リンは女の子にプレゼントを渡そうとしている主人公に対し
女体化催眠をかけた上で彼女がどういう生活を送ってるか
そして彼に対しどういう感情を抱いてるかを遠まわしに教えてあげます。

「丁度遊び相手ができてよかったです うふふっ せっかくだから 面白いもの 見せてあげます」
彼女としてはあまりお客の来ない店の暇つぶしにやったのかもしれません。
ですが体の力を抜かせてからイメージ力を膨らませる催眠
その状況を利用した生々しさのあるエッチ、いずれもサービスとして優れたものを持っています。

ストーリーや登場人物の心情も軽く描かれてますので
リラックスしながら集中して音声を楽しむことができるでしょう。
エッチはエッチでレズプレイを同じ部屋で観賞してるような気分が味わえます。
ドライオーガズムはちょっと難しいでしょうがオナニーして射精するのは普通に可能です。

エッチは前半のオナニーを実践形式にしなければもっと女の子になりきれたように思えます。
自分の体をいじると女体化催眠が解けてしまいますし、イメージで楽しむほうが無難かなと。
聴き手の工夫によって違う聴き方ができるとも言えます。

絶頂シーンは2回。
喘ぎ声それなり、淫語そこそこ、ちゅぱ音はありません。

ちょっとしたリフレッシュとあまあまラブラブなレズプレイが魅力の作品です。
無料ですから興味の湧いた方は是非一度お試しください。

CV:大山チロルさん
総時間 39:33

えくすぺりえんす 妹レズ体験
http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=product_info&products_id=IT0000116914

えっちな百合になっちゃう女体化催眠音声 ~二人だけの閉じた永遠のセカイ~ZERO (男女兼用)

サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品(男女両用)。

今回紹介する同サークルさんの処女作は、優しくてちょっぴり陰のあるお姉さんが
2人だけの世界に招待してから男性では味わえない快楽をプレゼントします。

2人が移動する様子に様々な技術を織り交ぜた丁寧な催眠が魅力で
彼女は導入・深化・女体化いずれも十分な時間を用意し
その中で音を使って癒しを与えたり、イメージが持つ印象に即した暗示を入れて
催眠にとって重要なリラックスと集中力を少しずつ高めようとします。

今回はメインシナリオを聴いてのレビューをお送りします。
女の子同士のエッチをあなたに
お姉さんに催眠をかけられ百合プレイをするお話。

「今日も一日 頑張ったね 明日も元気に活躍できるように 体も心も うーんと癒してこうね」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
日々を頑張ってる主人公に優しい言葉をかけると
彼が心身をリフレッシュできるように催眠をかけてあげます。

本作品は女性になりきって女性とのエッチを楽しみたい人たちの願望を叶えるために
彼女が45分近くにも及ぶ催眠をかけ、それから15分程度のソフトなエッチを行います。

今回私が聴いたメインシナリオは本作品の一部にすぎません。
これ以外にも追加のエッチパートや解除パートがいくつも用意されており
音声の総時間はメインシナリオの2倍近くもあります。

詳しい組み合わせ方は付属のテキストや画像を見ていただければわかるでしょう。
また声は女性のみですが性差を感じさせる描写は特になく、女性の方でも聴ける内容になってます。

サークルさんが音声を聴く際に女物の服やスカートを用意してほしいと言われてますが
男性の場合は難しいでしょうし必須と言うほどでもありません。
エッチの際にスカートを使った描写があるものの、タオルを腰に巻くなどで代用は可能です。
もちろん持ってる人は事前に着ておくとプレイがより捗るでしょう。

お姉さん役のふくぱんさんは有料ではおそらく初出演だと思います。
ですが過去にいくつもの無料作品で読み手を担当された経験と実績があります。
本作品でも緊張した様子は特に見られず、シーンに応じて演技を切り替え上手にリードしています。
自分の理想の女性と2人きりの場所へ
催眠は17パート42分30秒ほど。
仰向けに横になった状態で肩に力を入れる→脱力を繰り返したり
5分近くゆっくり深呼吸をしてまずは催眠に入りやすい精神状態になります。

「血の巡りがよくなって 頭が少し ぼーっとしてくる気がする なんだか気持ちいいね」
「深呼吸を続けていると もっともっとリラックスできます 深呼吸を続けていると 体の力が すべて抜けてゆきます」

肩に力を入れる時はカウントを数えてリードしてくれますし
深呼吸の時はバックで振り子時計の音を鳴らしてタイミングをわかりやすく教えてくれます。
ふくぱんさんの柔らかい声とのんびりした口調もリラックスを大いに助けています。
暗示の入れ方も丁寧で自然と眠くなるのを感じます。
時間の流れがなんとなく緩やかになったように感じる人もいるでしょうね。

お次は同じく時計の振り子に合わせて目を閉じたまま眼球を左右に動かし
それと同時に投げかけられる彼女の言葉に耳を傾けます。

「私の声が 染み渡る 体が 気持ちいいから」
「あなたのすべてを抱きかかえる 私の声が気持ちいい」

ここでは彼女の声に対して意識を向けたり良い印象を持たせる暗示が多く
事前のリラックスや効果音も相まって心地よい感覚がさらに広がります。
仕事の後などに聴くとそのまま寝落ちしてしまうかもしれません。
目を動かすペースも非常に遅いので、最中に疲れたり痛くなる人はほとんどいないと思います。

続く深化シーン(約12分30秒)はいよいよエッチに向けて2人きりになれる世界へ移動します。
蝋燭がかけてある通路の先にある扉を目指すのですが
移動するイメージに暗示を込めて聴き手をさらに深い催眠状態へと誘導します。

「夕日がさらに沈みこむと 影があなたの身長の何倍にもぶわーっと伸びて 伸びるのが 止まる」
「蝋燭の炎が ゆらゆら揺れている 淡く優しい光が あなたのこれまでのしがらみを ゆっくり溶かしていく」

ここでは扉の先にある街の様子を彼女が事前に語ってくれるのがいいですね。
夕暮れ時ののどかな風景に「沈む」「溶ける」といった深化と関連性の強い単語を交えて
イメージ力を膨らませつつ深化しやすい環境を整えています。
通路を移動する際も5本ある蝋燭の前を通り過ぎるたびに意識の力を弱める暗示を入れてくれます。

私の場合は寝起きの時に感じるような頭のもやもやを強く感じました。
一気に落ちるのではなく沼の底に沈んでいく感じのゆっくりした深化です。

そうやって無事目的地に到着したところで仕上げの女体化が始まります。
深化の時点で心だけの存在になってる状況を利用し、彼女がキスをして女性の体を彼に与えるイメージをします。
具体的な女性像がぼかしてありますから皆さんの好きに思い描いてみてください。

「いやらしい体 はしたない顔 お互いを意識すればするほど ゾクゾクとした痺れが全身を襲う」
ここでのポイントは女性になった体を確認するのと並行して
お互いの感覚がリンクしていることを彼女が暗示を使って伝える
こと。
この後行うエッチで彼女は自分の興奮具合を通じて感度を高めるアプローチを取ってきます。
聴き手にエッチをより楽しんでもらうための準備を女体化と同時にするわけです。

リラックスや集中力を少しずつ確実に高めていく丁寧な催眠です。
聴き手を自分の理想とする女の子の姿に変え、尚且つお姉さんと感覚を共有させることを目的に
簡単なストレッチや分割弛緩を交えた深呼吸でまずは心と体をリセットし
それからとある街に移動するイメージに深化の暗示を絡めて催眠状態を強化します。

新規のサークルさんということで聴く前は不安もそれなりにあったのですが
聴き始めると催眠をある程度勉強されてるのがわかって安心して聴けました。
各シーンで目的を用意し、それに向かって技術や暗示を上手に使っています。
一作目として見るぶんには割とレベルが高いです。

ただこの内容だと深化がやや弱いと感じる人がいるかもしれません。
1回くらいカウントを刻んでビシッと落とすくらいの保険をかけてもよかったかなと。
通路を移動する際にも一応数えてますが、蝋燭のイメージのついでなので威力が弱いです。
一緒に上り詰めていく快感
エッチシーンは2パート14分間。
プレイは乳首を擦り合わせる、太ももを擦り合わせる、お姉さんの愛液をおまんこで受け止めるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「上気して とってもエッチな表情をしてるね すごく淫らだけど可愛いよ」
催眠を使って主人公を自分と瓜二つの女の子に変えたお姉さんは
その可愛さにすぐさま耳元に息を吹きかけ、さらに服を脱がせて体を確認します。

エッチは彼女にリードされて百合プレイをします。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにプレイ自体はかなーりソフトです。
しかし、そのハンデを彼女は感覚を共有しているシチュで補おうとします。
ちなみに2人とも下着だけを脱いだ状態で始まります。

「熱は乳首から胸全体へ 胸全体から体中へ ゆっくりと じわじわと 染み渡っていく」
前半にするのは胸を合わせて乳首を擦り合わせるプレイ。
最初は服越しに、少し経つと直に肌を重ねて敏感な部分を責め合います。
そして彼女の乳首から得られる快感を感覚操作の暗示で丁寧に伝えます。

催眠音声では多くの場合、術者はエッチに直接参加しないか責め手にまわります。
しかし本作品では2人同時の絶頂を目指してお互いが刺激し合うスタイルで進めます。
そして後になるほど彼女の声が上気し、合間に熱っぽい吐息を漏らすようになります。
彼女の雰囲気につられて興奮したり股間がムズムズしてくる人がいるでしょう。

対する後半は乳首から股間にターゲットを移し
自分で実際に太ももを擦らせ、最後は彼女の愛液をおまんこに垂らしてもらいます。
この時は彼女が上に覆いかぶさる体勢でプレイを行います。

「あなたのスカートは 私の愛液でドロドロに汚されて ついには 愛液の量を支えきれず あなたのおまんこに 私の愛液が とろーっと垂れてくるよ」
「愛液を垂らすだけで絶頂する」と言われてもあまりピンとこないかもしれません。
ですが彼女は自分自身の興奮をこちらにも伝えながら
自分の愛液がおまんこからスカートに垂れ、主人公の下半身に達する様子を綿密に描きます。
これが音声を聴く際に女物の服を着るのが望ましいとサークルさんが言われてる理由です。

終盤に差し掛かるとカウントを数えてくれますし、絶頂への持って行きかたは結構上手です。
しかし男性の聴き手をイかせるにはこのプレイだとパワー不足に思えます。
私の場合も多少気持ちよくなったかな?くらいの弱い快感でした。

追加パートでもっと激しいプレイをしてくれるのでしょうけど
1回目に聴くプレイとしてももう少し強めの刺激がほしいです。

このように、2人の一体感を視野に入れた甘く優しいエッチが繰り広げられています。
あまあまな百合が楽しめる作品
エッチよりも催眠パートのほうに光るものを感じる作品です。

お姉さんは主人公に日常生活では味わえない快感を提供しようと
長めの時間をかけてじっくり丁寧に催眠をかけます。
催眠によって重要なリラックスと集中力を高めることを意識したアプローチや
その状況を活かしたイメージを膨らませる女体化など
各パートにはっきりとした繋がりを持たせ、最終目的に向けて着実に導きます。

技術自体はお馴染みのものがそれなりにありますが
途中で効果音を織り交ぜたり作品の舞台にちなんだイメージを用意して個性を出しています。
大手のサークルさんでは当たり前のように行われていることでも
新規の方が一定のクオリティを持たせながらこれを行うのはなかなか難しいです。
それをやり遂げてることが私にとって一番の驚きでした。

ふくぱんさんの演技も催眠への入りやすさにプラスに働いてます。
中でもシーンごとの話すペースを極端に切り替えてるところが印象的でした。

エッチはメインシナリオの段階だとお試しに近い内容です。
盛り上げ方は上手いんだけどあと一歩が足りなく感じました。
もし後日再び聴く機会が作れたら他のパートを試して追記します。

絶頂シーンは主人公・お姉さん共に1回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

催眠の感覚に浸りつつちょっぴり気持ちよくなれる作品です。
女の子同士のエッチが好きな人におすすめします。

CV:ふくぱんさん
総時間 2:04:54(メインシナリオの時間は1:08:38)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2016年08月15日頃まで800円で販売されてます。
その場合の点数も6点です。

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