サークル「ヒプノン」さんの催眠音声作品。
今回紹介する作品は、1ヵ月に渡る調教を受けてすっかり堕ちたふたなり少女が
催眠を使ってその気持ちいい出来事を疑似体験させます。
主人公が実際に責められるのではなく
ふたなり少女が責められてる様子を聞く形でエッチするのが特徴で
貞操帯をつけたまま1ヵ月間射精を禁止する、足で顔やおちんちんを踏みつける
他の人たちに見られながら絶頂するなどアブノーマルなことを色々やって心を重点的に盛り上げます。
意地悪で恥ずかしい調教を疑似体験
「先輩、私たちのペットになってくれない?」
マルは明るくて穏やかな声の女の子。
主人公に自分たちのペットになって欲しいとお願いすると
実際にそうなる前に催眠をかけてからモカの体験を話します。
本作品はお互いに同意すれば相手を所有物として自由に扱える制度がある世界で
彼女たちがおよそ60分間の独特なサービスをします。
物語の開始時点で主人公はペットになることをあまり良く思っておらず
今回はお試しの形でモカ(挿し絵中央)が味わった調教をイメージの中で楽しみます。
マル「ほら、モカ、見て、私達の足。足の裏を見て、、そのまま私達に踏まれるところ想像して?」
モカ「ああ、体がゾクゾクって、気持ちいいのきちゃいます。考えるだけで興奮して、気持ちいいの、止まらなくなります」
最大の特徴は掛け合い形式でやや遠回しなアプローチをすること。
主人公の心と体を直接責めるのではなく、モカがどんなふうに気持ちよかったか独白します。
セリフの表現を工夫してるおかげでモカの視点でプレイに参加しやすく
イメージ主体で組み立ててるからその場の情景もわかりやすいです。
3人が連携を取りながら話すスタイルになってますが
しゃべり方や間の取り方は1人の時と同じなので双子催眠と呼ぶのは避けます。
モカと他の2人でセリフの内容が大きく違います。
エッチについては調教がテーマなのでM度が高いです。
貞操帯を装着したまま射精を1ヵ月お預けする、足でおちんちんを責める
他の人たちに見られながら絶頂を迎えるなどアブノーマルなプレイがいくつもあります。
特に足を使った責めは最も力を入れてます。
ヒプノンさんは過去に
「ロリっこサキュバスの足ふみおもちゃ 踏まれて惨めにイカされる催眠音声」を出してますから
たぶん中の人が足責めを好きなのでしょう。
プレイ自体は意地悪ですけどマルやミミの態度は終始穏やかです。
イメージ重視の落ちやすい催眠
ベッドに横になって目を瞑り、まずは4分くらい深呼吸を続けます。
そしてその後は3人の声に耳を傾けながら言われたものをイメージします。
「息を吸ってー お腹の中に空気が溜まっていって 息を吐いてー その空気が抜けて、力も抜けていきます」
そして彼女たちは早速役割分担しながらリードします。
深呼吸はモカが中央から「吸ってー」「吐いてー」と合図を出し
マルとミミは左右に陣取ってその直後にリラックスする暗示を入れます。
催眠誘導で13分は短いほうですから、序盤から暗示を厚めにして入りやすくしてます。
「ほら、木馬がおりていく。それに合わせて深く、深く、催眠に落ちていく。深く催眠に落ちるから、とろけるような心地よさも一緒に、入ってきます」
その後は過去に自分が催眠に入った時の感覚をイメージさせたり
メリーゴーランドの馬が上下する様子に合わせて深化と半覚醒を往復します。
前者は催眠に入ったことがある人じゃないと効き目のないアプローチなので
催眠音声初心者よりも中上級者向けの内容だと思います。
後者は他の作品でもよく使われる「揺さぶり」という技法でスムーズに深化させてくれます。
深呼吸を少しやってから深化に専念するコンパクトな催眠です。
イメージ力を高めてモカの調教を体験しやすくすることを目的に
深呼吸から入って催眠の感覚を喚起してからメリーゴーランドを使った揺さぶりをかけます。
全体的に暗示の量が多いですし、リラックスよりも深化を重視してるおかげで
私は中程度くらいの深さまで入れました。
ただ時間の短さやアプローチの方向性を見る限り玄人向けかなぁと思います。
品質は比較的良いけどついていける聴き手がある程度絞られてる感じです。
M向けの要素をいくつも組み合わせたエッチ
プレイはモカの体験談を聞く(貞操帯の装着、射精管理、足コキ、足で顔を踏まれる、首輪をつける、お散歩、降参のポーズ、2人の足を舐める)です。
足コキ、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。
「ほら、これから3つ数えると、モカの声は、先輩の心を言っているとおりに動かす。そんなふうになるの」
催眠を使って主人公のイメージ力を向上させた3人は
モカを調教してペットにする様子を主観視点で語ります。
エッチはすべてのプレイを妄想させて心を集中攻撃します。
最初の「2.一か月丸ごと、射精管理調教(約14分)」は焦らしに焦らして性感を高めるパート。
モカのおちんちんに貞操帯をつけてからおよそ1ヵ月間射精を我慢させます。
「2日目 イキたい、イキたいって気持ちが、だんだん、強くなっていきます。3日目 もっと、イキたくなってきます」
モカ「解放されるのも、我慢させられるのも、ご主人様の気まぐれで全部決まってしまう、自分が自分のものではなくなってしまう、怖さ。そしてそれが、マゾにとってはたまらなく気持ちいいんです」
彼女たちは同意のうえで主従関係を結んでますから
プレイが結構意地悪でもモカは怒ったり逃げ出したりしません。
「○日目」と日数を数える要領でカウントを刻みながら絶頂への欲求が強くなる暗示を入れます。
そしてモカはもどかしさを感じるのと同時に快感も味わってることを話します。
途中で貞操帯を外しておちんちんを足で弄ばれるイメージもしますし
引き続きイメージ重視で進めながら本作品の売りである足責めも絡めてきます。
3日くらいオナ禁した後で聴けば股間がよりムズムズするでしょうね。
続く2パート16分間はタイトルにもついてる「羞恥」が加わります。
「3.マゾペットお披露目会(約11分)」は貞操帯を外してから全裸で外へ繰り出し
「4.極限羞恥絶頂(約5分)」はカウントに合わせて絶頂する姿をマル、ミミ、見知らぬ人々に披露します。
モカ「ああ、見られてる。全部、恥ずかしいところ全部見られてる。視線が全身に突き刺さって、顔が真っ赤になるほど恥ずかしくて、恥ずかしくてたまらないのに、興奮しちゃう」
シチュやプレイが大きく変わるのでモカの独白も随分違います。
大事なところを全部見られて恥ずかしいはずなのに嬉しそうな表情をします。
前の射精管理が辛かったからこそ、モカにとってはいいご褒美なのでしょう。
マルとミミも足を舐めさせたりおちんちんを踏んで飴を与えます。
4番目のパートは時間が短いのでカウントを数えて絶頂のタイミングを教えます。
モカは射精してますけど主人公はこれらをイメージするだけなので絶頂形式はドライになります。
実際に聴いた感想ですが、まず催眠は中上級者向けだけど
それさえクリアできればスムーズに入れる内容になってて良かったです。
やることを3つに絞り込んでひとつずつ堅実にやります。
深呼吸の段階から「落ちる」と言うので被暗示性の高い人なら割とあっさり入れます。
エッチは催眠音声だとあまり見かけないプレイと表現方法で個性が強いです。
1ヵ月間の射精管理と足を使った責めだけでも十分インパクトがあるのに
そこへ露出や他人からの嘲笑も加えて心をがっつり盛り上げます。
催眠の段階からイメージ重視で進めるのは想像力が強く影響するエッチだからです。
マル&ミミとモカでセリフの方向性が大きく違うのも面白いなと。
ですがマルとミミはほぼセットの扱いになってて2人の違いは特に感じませんでした。
声優さんが一緒だから声質やしゃべり方はさほど変わりませんし
セリフもモカと他の2人で分けてるから彼女たちの中で差別化は特にできてません。
私はマルとミミのどちらか1人だけ残して、モカと2人体制にしたほうが良かったと思います。
変態度の高い作品
マルとミミはペットにしたいと思ってる主人公にその魅力を教えようと
既に調教が完了してるモカに行ったエッチの様子を主観視点で語ります。
そして貞操帯をつけてする射精管理、足を使った責め、野外での絶頂など
Mが喜びそうなプレイをいくつも繰り出してドライオーガズムに導きます。
声や態度は穏やかだけど性格はドSな女の子たちが
ふたなり少女を調教した時の様子を丁寧に語って疑似体験させるシチュ
時間を短くする代わりに深化の暗示を厚めに入れる催眠
モカと他の2人でセリフの内容を大きく分けて臨場感を出すアブノーマルなエッチ。
システム、催眠、エッチいずれも何かしらの特徴を持った作品に仕上がってます。
マルとミミの差別化ができておらず持て余してる点だけは引っかかりますけど
それ以外は面白い部分が色々あって私は楽しめました。
催眠は普通に入れたしエッチも股間を中心にムズムズした感覚が強めに味わえました。
絶頂シーンは1回。
淫語と喘ぎ声(モカ)そこそこ、くちゅ音とちゅぱ音ごく僅かです。
おまけは3、4パートの別バージョンです。
CV:秋野かえでさん
総時間 1:25:34(本編…58:25 おまけ…27:09)
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
FANZAの体験版はこちら
追記
DLsiteで2023年1月20日まで30%OFFの770円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。