同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:和風

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サークル「インゴヒゴ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、茶道や華道のようにエッチの作法が存在する世界で
お淑やかなお嬢様がクラスメイトの男子とその訓練に励みます。

パートごとにプレイを変えながらゆっくり丁寧に責めるのが特徴で
開始時におちんちんへ挨拶をしたり、精液を口で受け止めた時は耳元に顔を近づけて飲み込むなど
尽くす姿勢で男がされたら喜ぶことを色々やって幸せな射精をプレゼントします。
やや下品な淫語も結構言いますから、上品なキャラとのギャップに興奮する人もいるでしょう。
淑女と学ぶエッチなたしなみ
倉ノ下 帆乃夏(くらのした ほのか)と5種類のエッチをするお話。

「あの。少し、お時間よろしいでしょうか?」
帆乃夏は丁寧語で話すお淑やかな声の女の子。
学校内で主人公に声をかけて自己紹介すると
彼に「綺麗」と言われて思わず照れます。

本作品は大和撫子と呼ぶのがピッタリな彼女が
自分にとって理想的なおちんちんを持つ彼とおよそ140分間のエッチをします。
彼女は今までディルドを使ってチンポ礼節を学んできましたが
次回行う試験では本物にご奉仕する必要があります。
そこで顔見知り程度の関係だった彼にお願いして色んな訓練をします。

「あまり一般的には知られていないのですが…… 淑女の嗜みとして、殿方の男性器……〝チンポ〟を扱う作法が存在します。それを〝チンポ礼節〟と申します」
冒頭にチンポ礼節とは何かや、その相手に彼を選んだ理由を話すのですが
上品な声で「チンポ」と言うシーンが何度もあってギャップを感じます。
エッチも媚びた態度で積極的にご奉仕しますし、女性に大事にされるシチュが好きな人ほど満足できます。
プレイは割と王道なのでキャラのほうが目立ってる作品だと思います。

エッチについてはフェラ、オナホコキ、パイズリ、SEXなど
パートごとにプレイを切り替えながら1回ずつ丁寧に射精させます。
彼女が処女だからというのもあるのでしょうが、全体的に責める速度はゆっくりで落ち着いてます。
やや下品な淫語を連発する以外は上品でキャラ崩れしないように進めてました。
終盤には2人の関係が進展する描写もありますし、事務的感のないあまあまなエッチです。
心身両面をもてなすエッチ
エッチシーンは5パート102分間。
プレイはフェラ、玉舐め、オナホコキ、耳舐め、淫語責め、パイズリ、キス、SEX(騎乗位、対面座位)です。
オナホコキ、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「それでは……改めまして。〝口奉仕(こうほうし)〟。いわゆるフェラチオを始めさせていただきます」
主人公に事情を説明して無事了承を得た帆乃夏は
学校内にあるチンポ礼節専用の部屋へ案内し、まずはお口で気持ちよくします。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の3パート62分間はおまんこ以外の部位を使って責めるシーン。
「1.『お試しで、“口奉仕”を受けてみませんか?』(約24分)」はフェラと玉舐め
「2.『次はオナホでご奉仕します♪』(約20分)」は耳舐めとオナホコキ
「3.『本日はおっぱいを使ったご奉仕です♪』(約18分)」はパイズリで1回ずつ射精します。

「わたくし、倉ノ下帆乃夏が、あなた様のチンポをお預かりさせていただきます。タマタマに溜まったチンポミルクを、全部どぴゅどぴゅしていただけるよう…… 誠心誠意、お口まんこ奉仕させていただきます」
そして彼女は自分から腰を低くしてたっぷり尽くします。
プレイを始める前におちんちんへ挨拶する、実況を挟みながら竿と金玉を丹念に舐める
終盤はピストンフェラして精液を口で受け止め飲み干すなど
男心をくすぐることを色々やって心身をバランスよく盛り上げます。

彼女にとってこれはチンポ礼節を極めるための練習に過ぎません。
しかしどのパートも十分な愛情を込めてやるから恋人に近い雰囲気が漂ってます。
プレイ中に至るところで嬉しそうな表情を見せますし
事務的感を出さず彼と一緒に楽しむ気持ちでエッチに取り組みます。

「ふふ♪ チンポ、とても美味しゅうございます♪ 舌が溶けてしまいそうな、濃厚で新鮮な、チンポの味を感じます……♪ ずっと、お口まんこでいただきたいです♪」
彼女の心情描写を適度に挟んでくるのも良いですね。
これがあるから彼女が好きでご奉仕してるのがわかります。
「チンポ」や「口まんこ」といった淫語も多く、サークルさんの特徴がちゃんと出てます。

「わたくしのおっぱいまんこ♪ Gカップのむちむちおっぱいまんこに♪ チンポミルク♪ チンポザーメン、欲しいです♪ 乳首まで真っ白に染まってしまうくらい♪ チンポ中出し♪ していただきたいです♪」
3番目のパイズリは挿し絵にも描かれてる大きなおっぱいを活用します。
彼女の膝の上に腰を乗せてしごく膝上パイズリを選び
ローションで湿らせてからおちんちんを挟んでリズミカルにしごきます。
「ぱすん」という弾力のある音をゆっくりペースで鳴らしながら
上のように淫語多めのセリフを投げかけて興奮を煽ります。

彼女は事前に十分な練習をしたうえで今回のエッチをやってますから
処女がよく見せるたどたどしさや初々しさはあまりありません。
自分が身に着けてきた知識と技術を総動員して彼を存分にもてなします。
このパートは他の女子生徒が部屋で見てる設定ですが、見られる快感を煽ってくることはありません。

続く2パート40分間はSEX。
「4.『いよいよ……“膣奉仕”です♪』(約20分)」は騎乗位で
「5.『ついに本番です♪』(約20分)」は対面座位で繋がりながらベロチューもします。

「避妊具は、必要ございません♪ やはり、まんこをするときは、生ハメが一番気持ちいいとされていますから……♪ 膣奉仕は、基本は生ハメとなっております♪」
自分から脚を開いておまんこを見せつけたり、挿入はゴム無しを選んで好きに中出しさせるなど
引き続き彼の欲望を第一に考えたきめ細かなリードをします。
処女を喪失する時も後悔してる様子はないので雰囲気は明るいです。
ローションをつけたらすぐ挿入するスピーディーな展開でSEXだけを楽しむことができます。

5番目のパートも基本部分は一緒ですが、彼女の愛情がより強く込められてます。
本番の試験で師範が見てる状況なのに自分の想いをストレートに伝えるのが良い例です。
最初は「おちんちんの形が自分好みだから相手に選んだ」と言ってましたが
肌を重ねるうちに彼自身に対して特別な感情を抱き始めたのでしょう。
ベロチューしながら中出しを決めるところもあまあまで、2人の心もしっかり繋がってるのが感じられます。

このように、男が幸せを感じながら射精できるように責める献身的なエッチが繰り広げられてます。
甘くて上品な作品
帆乃夏の上品なキャラを維持したまま濃いめのエッチをするノーマル向けの作品です。

帆乃夏はチンポ礼節の師範代になる試験をクリアするために
自分が普段使ってるディルドと同じおちんちんを持つ主人公を相手に特訓します。
そしてパートごとに違うプレイをして満たされた射精に導きます。

礼儀正しい女の子がクラスメイトの助けを借りてエッチの腕を磨くシチュ
女性上位だけど尽くす意味合いを強く持たせたあまあまなエッチ
やや下品な淫語を至るところで言ったり、男心をくすぐるサービスをするなど
おちんちんを気持ちよくするのと同時に心もケアする演出。
通常のプレイをテーマやキャラに合わせてアレンジする形で作品を組み立ててます。

「ふふ。ベロで刺激するたびに、チンポ、ビクビクしています。気持ちいいですか? ありがとうございます♪ 安心いたしました♪」
中でも演出は「女性にこういうことされたら嬉しいなぁ」と思うことを色々押さえたプレイをします。
彼女の気持ちも適度に挟んでくるから一体感も味わえます。
微笑みながら全肯定してくれるスタイルを貫くおかげで癒しも感じました。
時間に対するプレイの種類を少なめにし、ひとつひとつを丁寧にこなします。

3番目と5番目のパートで他の人に見られてる状況をあまり活かせてないのは残念ですが
それ以外は「言うことなし」と言えるくらいしっかりしてます。
ギャップを感じるのは淫語だけで、それ以外は上品さを意識したプレイをします。

射精シーンは5回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

おまけは「“淫語奉仕”の練習をさせてください♪」です。

CV:天知遥さん
総時間 2:24:30(本編…2:17:08 おまけ…7:22)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


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追記
2023年9月11日まで15%OFFの1122円で販売されてます。



サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度も穏やかな店員さんが
耳かきやマッサージといった健全なサービスで癒しと安眠を提供します。

サービスのほとんどを音だけで表現するASMR色の強い作りが魅力で
何をするかの説明をした後は控えめな吐息を漏らすだけになり
効果音の質感、位置、距離、動きを変えてリアルに表現します。
寝ながら聴けるようになってますから寝つきが悪い時にも役立つでしょう。
癒しの音で心地いい眠りを
店員さんが長時間のマッサージと耳かきをするお話。

「いらっしゃいませ お待ちしておりました」
店員さんは明るくて上品な声のお姉さん。
来店した主人公にどのコースを選ぶか尋ねると
彼が悩んでる間にその場でお茶を点てます。

本作品は安眠に適した音をたっぷり流すことを目的に
彼女がおよそ180分に渡って手/頭/上半身のマッサージと耳かきをします。
マッサージ、耳かきどちらも75分とかなりの時間を用意し
パートごとにやることを変えながらその一部始終をほぼ音だけで表現します。

「今度は さらに細かい汚れを 梵天で払っていきますね」
セリフと呼べるものはサービスを切り替える際にする説明くらいで
それ以外は効果音、環境音、「んっ」などの控えめな吐息を組み合わせてお届けします。
全体を10とするなら音9.5、セリフ0.5くらいの非常に尖った構成です。
どのサービスもゆっくりのんびりやるおかげで後になるほど眠くなってきます。

ちなみにシロクマの嫁さんは2022年の6月に
~お茶と囁き。お耳癒しとマッサージ~」という同じコンセプトの作品を制作されてます。
前作は耳のケアに130分ほど割いてたのが、今作ではそれを減らす代わりにマッサージを強化してます。

耳かき好きなら前作、マッサージ好きなら今作のほうが向いてるかなと。
活動歴の長いサークルさんなだけあってどの音も品質が高いです。
またサービス中は川や滝の音と思しき涼やかな音をバックで流し続けます。
和を感じる癒しの空間
最初の3パート74分間は雰囲気作りとハンドケア。
「01_メニュー選択と濃茶」は茶道のやり方でお茶を入れ
「02_ウォーターケアとマッサージ」はハンドソープと美容液を組み合わせたマッサージをします。
そして「03_ハンドケア」は爪切りで切ってからヤスリがけして形を整え
さらにハンドクリームやネイルオイルで仕上げます。

冒頭のお茶を入れるシーンは本作品のタイトルにもなってるだけあって
色んな所作を音だけで表現するこだわり抜いたサービスになってます。

彼女の衣服や足が畳に擦れる音、引き戸のような音、釜で沸かしたお湯を椀に入れる音
茶筅で抹茶をすくう音、茶杓でシャカシャカかき混ぜる音など様々です。
また環境音はお湯がぐつぐつ煮える音を流します。

実況を本当に一切しないので、何をしてるかイメージする場合は
事前に茶道の動画を軽く観ておいたほうがいいです。
でも私はそれよりも音を純粋に楽しむ感じで聴いたほうがいいと思います。
これだけに20分近く割いてる音声作品はほとんどないですし、序盤から癒しのパワーが強いです。

「ぐーるぐーるっと 手の筋に合わせて」
次のハンドケアも何をしてるか簡単に教えた後は
内容に応じた掛け声を軽く言ったり吐息を漏らして臨場感を出します。
ここからは環境音が川の音に変わってより静かになります。
そして同じサービスでも複数の手段を用意することで音の質感と動きに幅広さを持たせます。

そのわかりやすい例が03パートでするヤスリがけ。
右手→左手の順にやるのですが、どちらも約8分かけて複数のヤスリを使い分けます。
最初は粗く、後になるほど滑らかな音に変えててプロらしさを感じます。
爪切りやハンドクリームマッサージの時間は短いのでヤスリを楽しむパートです。

単体で最も時間が長いのは「04_膝枕耳かき(約76分)」。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順にまずはホットタオルと素手でマッサージし
それから耳かき棒、綿棒、梵天を使い分けて耳の内外を綺麗にします。
そして最後は耳垢水とローションで保湿もします。

やること自体は割とスタンダードですが
音の質感、位置、距離、動き、鳴らし方のすべてがしっかりしててレベルが高いです。
また耳かき棒と綿棒を使うシーンでは2分くらいの短い間隔で両者を入れ替えます。
音の違いを楽しむ要素が生まれててなかなか面白い演出だなと。

ちなみに耳や頭に伝わってくる刺激は軒並み弱いです。
これは寝ながら聴くことを想定してる作品だから
振動で聴き手を起こさないようにわざと手加減してるのだと思います。
軽く撫でられる程度のソフトな聴き心地で長時間でも無理なく楽しめます。
敢えてしゃべらない作品
全年齢では王道のサービスを深く広く掘り下げた安定感のあるASMR作品です。

店員さんは来店した主人公に癒されるひと時を提供しようと
まずはお茶をゆっくり点てながら色んな音を鳴らして作品の世界に引き込みます。
そしてその後はハンドマッサージ、爪のケア、耳かき、肩や首のマッサージと繋ぎ
それらの一部始終をほぼ音だけで表現して耳と心を心地よくします。

穏やかな店員さんが長時間のマッサージや耳かきをするシチュ
セリフを必要最低限まで減らし、効果音と環境音をたっぷり鳴らす音重視の作り
どのパートも複数のサービスを組み合わせて音と動きに変化をつける演出。
同じ音をひたすら垂れ流すのではなく、実際にお世話されてるのと同じように作品を組み立ててます。

中でも2番目は前作に引き続き思い切った構成になってます。
声優さんの個人サークルでここまでしゃべらないのは珍しいです。
でもそれは音に対して相当な自信を持ってるからだと思います。
眠りを妨げないように優しい音で統一し、刺激を弱めてるのも良いです。

以上を踏まえてサークルさんでは20本目の満点とさせていただきました。
おまけはネイル用品開封式、爪切り反省会、茶道具反省会です。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 3:36:21(本編…2:55:14 おまけ…41:07)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
216分で1100円とコスパが良いので+1してあります。

2023年3月16日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「ふにゃころり」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、お店でNo.2の人気を誇るお淑やかな小町が
そこを訪れた男性に癒しとエッチなサービスをします。

タイトル通り耳舐めを多めにやりながらおちんちんも責めるのが特徴で
好意を伝える言葉を投げかけながら後になるほど恋人に近い距離感で接し
キス、好き好き連呼、生ハメ&中出しSEXなどの踏み込んだサービスをします。
お客に一目惚れした人気小町
おみみはむはむ小町の店員「しおり」が3種類のご奉仕をするお話。

「ふふふっ 今日は ご指名してくださり ありがとうございます」
しおりは明るくて澄んだ声の女の子。
来店した主人公に挨拶や自己紹介をすると
彼に名前を呼ばれて緊張がほぐれたと言います。

本作品は現時点で累計13000DLを叩き出してるシリーズの第3弾。
大和撫子に憧れてる人気の高い女の子が、初めて会った男性客を80分に渡ってもてなします。
最初はR-15あたり、その後はおちんちんも気持ちよくするR-18と属性を切り替え
どちらも耳舐めを積極的にやって癒しと興奮を与えます。


当サイトでは過去2作のレビューも掲載済みです。
コンセプトが一緒なだけですから未視聴でも問題ありません。
ちなみに今作はシリーズ初のR-18作品になります。
おみみはむはむ小町 せり 完全版
おみみはむはむ小町 しゅり

「ふふっ お兄さんったら 面白いですね 私 お兄さんのこと気に入っちゃいそう」
彼女は彼を見た瞬間に好意を抱いたようで
そのことを適度に伝えながら耳を熱心に舐めて心をガッチリ掴みます。
非エロとエロで水分・力強さ・速度を多少変える、手前と奥で音の質感が変わるなど
耳舐めにおける基本的な部分を押さえた割と手堅い演技をされてます。

音を通じて刺激をあまり感じられないことや、音自体のインパクトが薄いところは残念ですけど
本編の59%にあたる45分もやる点はテーマに沿ってると言えます。
おまけで合計30分の耳舐めパートもありますから、それを加えればもっと長く楽しめます。

最初の「1 お耳はむはむ小町しおりとの出会い(約29分)」は健全な耳舐め。
軽く雑談して場を和ませてから2~3分くらいの短い間隔で左右を切り替えます。

「お兄さんの反応が面白いから やり甲斐ありますね」
そして彼女は耳舐めを丁寧にやりながら優しい言葉もかけて自分の気持ちを伝えます。
でも耳舐め中は会話量が一気に減るので音を楽しむ意味合いが強いです。
露骨にエロい音を鳴らすことはないですし、まったり系の耳舐めという印象を受けました。
耳奥を責める時だけはトーンが低くややこもったちゅぱ音に変わります。
ここだけで23分することも含めて最も本作品らしいサービスだと思います。
ちゅぱ音重視のイチャラブエッチ
エッチシーンは2パート42分間。
プレイは耳舐め、手コキ、精飲、お掃除フェラ、キス、SEX(騎乗位)、好き好き連呼です。
エッチな効果音はありません。

「じゃあ していきましょっか ね? お兄さん 下脱いじゃって?」
先ほどの耳舐めで主人公のおちんちんが勃起してることに気づいたしおりは
お店には内緒と約束したうえでズボンとパンツを脱がせます。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の「2 しおりの耳舐め手コキ(約22分)」は耳舐め手コキ。
シコシコボイスを軽く言ってから耳舐めを追加し
両者を交互に流しながらゆっくり射精へ追い込みます。
そして出した後は精液を飲んだりお掃除フェラします。

彼女は彼のことを異性として好きなので
本来お店では禁止されてることを色々やってわかりやすく伝えます。
耳舐め手コキは割と普通ですけど、パート終盤にやる精飲やお掃除フェラにそれが込められてます。
最中のセリフも和やかなものばかりで彼女が楽しんでるのがわかります。

「シコシコと耳舐めの同時責め どうですか?」
しかし手コキに効果音が入ってないせいで
同時責めするシーンが個別責めになってしまってます。

シコシコボイスを言えば言うほど耳舐めの量は減りますから
耳舐めが売りの本作品にとってマイナスの効果をもたらします。

たぶん耳舐めを聴きやすくするためにわざと効果音を入れなかったのでしょうけど
この内容なら控えめな音量でいいから入れたほうが良かったと思います。
ちゅぱ音とシコシコボイスを交互に流すやり方では
実際のプレイと表現方法にズレが生まれてしまいます。

続く「3 ラブラブ耳舐め騎乗位エッチ(約20分)」はより踏み込んだプレイ。
キスから始まり騎乗位で挿入した後は耳舐めや好き好き連呼も絡めて一緒の絶頂を目指します。

「軽くイっちゃった だって 君とのエッチ 気持ちいいんだもん 君のこと 好きだよ」
ここも彼女が自分の気持ちをストレートに伝えててイチャラブ感が強いです。
キスを加えた影響で耳舐めは約9分と短くなってますが
好き好き連呼や生ハメ&中出しSEXといった別の要素で存分にもてなします。
ここも効果音があったほうがわかりやすいしエロいかなぁと。

このように、耳舐めを積極的にやりながら恋人らしさも出すエッチが繰り広げられてます。
小石川さんのファンなら
耳舐めを多くするところは良いですけど、引っかかる部分もいくつか見られるノーマル向けの作品です。

しおりは会った瞬間に気に入った主人公を幸せにしようと
まずはお店で普段やってる癒し系の耳舐めをします。
そしてその後は自分から誘う形で耳舐め手コキや耳舐めSEXに持ち込みます。

優しくてサービス精神旺盛な小町が男性客を癒したり気持ちよくするシチュ
どのパートも必ず耳舐めを取り入れて色んなちゅぱ音を鳴らすテーマに沿った作り
中盤以降はおちんちんも責めながら自分の気持ちをアピールする甘いエッチ。
専門店によくある割り切り感を敢えて取っ払った作品に仕上がってます。

中でも2番目は割と手堅い演技をされてて安定感があります。
最近の耳舐め音声は音のインパクトが強いので、それらよりも大人しい印象を受けますが
昔の耳舐めはこういうリアル路線の音が主流でした。
R-15と18で多少の演じ分けもされてますし、シリーズの特徴を受け継いでると思います。

ただエッチで効果音が入ってないのはかなり痛いなぁと。
おちんちんをどう責めてるかがわかりませんし、何より耳舐めの時間が削られてます。

あとお店でNo.2の人が初対面の客相手にルールをあっさり破る流れも違和感があります。
彼のことが好きならせめて2番目のパート以降はラブホに移動して欲しかったです。
あるいは彼を常連に設定して、ひいきにしてくれてるから特別サービスをするとかならわかります。
私はシナリオを重視するレビュアーなので、こういう部分はやっぱり見過ごせないです。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回は厳しめの点数とさせていただきました。
ボーナストラックは3種類のスキスキ耳舐めです。

CV:小石川うにさん
総時間 1:46:07(本編…1:16:01 ボーナストラック…30:06)

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
2023年2月11日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「ワサビ屋」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、長い間壺の中に封印されてた艶めかしい妖狐が
それを解いた男性とじっくりエッチして精液を搾り取ります。

比較的ゆっくり責めながら軽い寸止めを挟んで精液を熟成させたり
接吻、手淫といった和風の淫語を絡めた言葉責めを多くするなど
彼女らしさを感じる要素をいくつも込めた大人のエッチをするのが特徴です。
熟練の技術で充実した射精を
妖狐さんと5種類のエッチをするお話。

「おおい おおい そこの人間 お主じゃよ」
妖狐さんは古風なしゃべり方をする色っぽい声のお姉さん。
蔵の整理をしてた主人公の脳内に直接語り掛けると
壺に貼ってあるお札をはがして欲しいとお願いします。

本作品は今から200年以上も前に壺へ封印された彼女が
それを偶然見つけた彼とおよそ130分間のエッチをします。
物語が始まった直後の彼女は妖力が枯渇しており実体を持ちません。
だから濃厚な精液をたっぷり提供して力を取り戻す手伝いをします。

「のう 若い人間よ ここでおうたのも何かの縁じゃ わらわに付き合うてはくれんか?」
今の日本語よりも古い言い回しをしたり、おちんちんのことを「マラ」と呼ぶなど
和風の熟女らしい穏やかで落ち着いた雰囲気を持ってます。
しかしエッチの腕は相当なもので、どのパートも心身をバランスよく責めてじっくり盛り上げます。

彼女が精液大好きなのは間違いないですけど
割とグルメな性格をしておりすんなり出させることはありません。
焦らし気味に責めたり寸止めを挟んでから勢いよく出させる流れで進めます。
彼女自身にSっ気はあまりないのでややMあたりの人に最も向いてます。

エッチについてはオナニー、手コキ、足コキとパートごとにやることを変えたうえで
言葉責めに力を入れてしっかり興奮させることを心がけてます。
おちんちんへの責めは効果音を鳴らすだけのことが多く
それと同時に淫語責め、吐息責め、おねだりといった心へのアプローチをガンガンやります。

「オスの本能剥き出して 夢中で腰を振り続け 最後はわらわの膣奥に こゆーい子種を どぷ どぷと注ぎ込むのじゃ」
タイトル通り彼を巧みに誘惑してやる気にさせる感じです。
大山チロルさんの艶めかしい声と演技も相まって、年上好きな人ほど心と股間に刺さります。
精液をもらったお返しにしっかりご奉仕する割と義理堅い女性です。
どんどん濃くなるエッチ
エッチシーンは5パート109分間。
プレイはオナニー、吐息責め、おっぱいを見せつける、耳舐め、手コキ、乳揉み、玉揉み、乳首責め、足コキ、太ももコキ、授乳、キス、SEX(騎乗位)です。
オナニー、手コキ、足コキ、太ももコキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ほら マラをしっかり握って 力強く ごしごし こすこす こすぅ」
主人公に事情を話して精液をもらえることが無事決まると
妖狐さんは彼の耳元に顔を近づけてオナニーさせながら吐息責めや言葉責めをします。

エッチは終始彼女がリードします。
最初の2パート46分間は比較的ソフトなプレイ。
「02 お色気誘惑魅了オナサポ(約22分)」は耳キス、吐息責め、オナニー
「03 子種熟成種絞り耳キス&耳舐め手コキ(約24分)」は耳舐め、手コキ、乳揉みで1回ずつ射精させます。

「わらわの中は 極楽じゃぞ 肉ヒダがびっしり 亀頭の先から根元まで ぎゅっと締め付けながら この大きな尻を 鞭のように打ち付けて 子種を搾り取るんじゃ」
そして彼女は早速彼に期待や興奮を与える言葉を積極的に投げかけます。
体に直接触れるのは無理だから耳をキスしてるようなちゅぱ音を鳴らし
さらに自分とエッチしてる時の様子を色々語って精液を差し出したほうが得だと思わせます。
彼を喜ばせようとするセリフが多くて誘惑してるのがわかります。

パート名に「オナサポ」がついてますがオナニー自体の指示はほとんどしません。
開始と射精のタイミングを教える程度に留めてほぼ自由にやらせます。
効果音が鳴りますからそれに合わせてしごくのも良いでしょう。
言葉責めに力を入れてる本作品の特徴が序盤から発揮されてます。

「もっと乱暴に扱ってくれてもよいぞ 乳房に悪さをする 童のような腕白な手つきでも」
03パートはある程度妖力が回復したので直接責めるようになります。
通常よりも緩めのペースでおちんちんをしごきながら
大きなおっぱいを自由にいじらせたり、彼を労わる言葉をかけて甘えたい欲求を満たします。
そして終盤だけは激しく責めて精液を勢いよく吐き出させます。

エッチが上手い設定のキャラですから流れを作って責め続けます。
射精時はぴゅっぴゅのセリフで応援してから精液を美味しそうに舐め取るなど
男が喜ぶツボを的確に突いて心身両面を盛り上げます。
ドスケベっぷりを前面に押し出すのではなく、匂い立つようなエロスを持ってるのが良いです。

個人的に一番好きなパートは「04 意地悪マゾ乳首責め愛撫寸止め足コキ(約22分)」。
さらに後日、今度は乳首責めと足コキを組みわせたアブノーマルなプレイをします。

「ゆっくりと 乳輪をなぞって 乳頭の神経を研ぎ澄ましておくれ くーる くる くーる くる」
乳輪を撫でる時は「くーるくーる」、乳首を爪で引っかく時は「カリカリ」
指でつまんで軽くつねる時は「きゅっ きゅっ」といった具合に
プレイに応じた掛け声を多めに言って乳首責めの様子をリアルに表現します。
足コキは効果音を鳴らすだけですから乳首責めのほうがずっと力を入れてます。

ワサビ屋さんは過去に乳首責めがテーマの作品をいくつか制作されてるので
そこで培ったノウハウをしっかり盛り込み個性的なプレイに仕上げてます。
私は02パートよりもこっちのほうがオナサポ色が強いと思います。
爪で引っかくシーンが最も多く、さらに緩急をつけて快感を複雑にする工夫がされてます。

「もうダメだ 我慢できぬ 覚悟せい 搾りカスまで吸いつくしてやる」
最も濃いプレイが登場するのは「06 搾精オホ声騎乗位ねっとり交尾によるお婿さん眷属契約(約20分)」。
これまでのエッチで彼をすっかり気に入った彼女がいよいよおまんこを使って搾ります。
前半はまったり責める大人しいSEXだったのが
後半に入るとピストンが一気に激しくなってオホ声も積極的に漏らします。
同じSEXでも責め方がガラリと変わって後半のエロさがより引き立ってました。

またここではパート名に入ってる眷属契約も行います。
主従よりも夫婦に近い関係になってて彼女なりの愛情表現と見て取れます。
彼の家の蔵に壺があったことを考えれば、彼の祖先ともこういう関係になったのかもしれません。

実際に聴いた感想ですが、言葉遣いやプレイスタイルなどで彼女らしさを表現しててキャラが立ってました。
どのパートも彼を誘惑したり興奮させるおもてなしに近い責め方をしており
さらに射精を1回に絞り込んで熟成させる丁寧なリードがされてます。
彼は命の恩人と言ってもおかしくない人物ですから、感謝の気持ちを込めて精液をいただきます。

落ち着きのあるエッチをするので一見するとそこまでエロい印象は受けません。
でも音声をじっくり聴いてみると妙に艶めかしさを感じます。

責めるペースを緩める代わりに複数のプレイを同時にやりますし
一般的な抜きボイスよりもやや遠回しなやり方で興奮と射精を応援します。
大人の色気漂う作品
人間の熟女よりもずっと年齢を重ねた女性らしい
淫靡で落ち着いたエッチを楽しめるややM向けの作品です。

妖狐さんは長い間壺の中にいた自分を救ってくれた主人公に恩返ししようと
パートごとにプレイを変えながらゆっくりじっくり責めて充実した射精に導きます。
そして彼女自身も精液をもらって元気になり、最後は特別な契約を結ぶほどの愛情を示します。

古風な言葉遣いをする妖狐が若い男性と色んなエッチをして親睦を深めるシチュ
カタカナ言葉や英語を使わずに淫語責めや言葉責めをするキャラを大事にした作り
意地悪度を低めにして心身をバランスよく責める丁寧なエッチ。
彼女の魅力や存在感がしっかり出せるように作品を組み立ててます。

「おぉ これ 凝り固まった膣肉が ほぐれて 尻肉を 打ち付けるたびに マラで子宮を突き上げる感覚」
中でも2番目はセリフの表現にとても気を使ってて聴いた時の感触が普段と違います。
「おちんぽ」とかの下品な淫語を一切言わないから上品に感じるのかもしれません。
でもパートごとの時間が長めだし、体を責めながら言葉責めもするから十分抜ける内容になってます。

私はやっぱり04パートの乳首責めが好きですね。
あれだけのクオリティを持ってるならもう少し長く聴きたかったです。

射精シーンは5回。
淫語・くちゅ音・吐息それなり、ちゅぱ音と喘ぎ声そこそこです。

おまけは「分身妖狐による両耳キスと艶吐息での溺愛オナサポ」です。

CV:大山チロルさん
総時間 2:16:31(本編…2:08:21 おまけ…8:10)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2022年7月7日まで20%OFFの1056円で販売されてます。



サークル「ろんりーわん」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、特別な力を持つ高貴な巫女姉妹が
ある呪いを解くために性欲旺盛な男性とエッチな旅をします。

高慢な彼女たちをおちんちんと精液で屈服させるわからせ展開が魅力で
エッチする前は彼を見下す態度を取ってたのが、始まるとおちんちんへ媚びるようになり
さらにSEX中はオホ声をたっぷり漏らす下品で情けない姿を晒します。
高貴な巫女をおちんちんの虜に
アヤメ(挿し絵右)、スズミ(挿し絵左)と旅をしながら何度もエッチするお話。

「はじめまして 私はこの大神院で 祭祀巫女として務めているアヤメと申します」
アヤメは上品で凛々しい声のお姉さん。
「はじめまして 姉様と同じく、この大神院で 祭祀巫女として務めているスズミと申します」
スズミは優しくて落ち着いた声のお姉さん。
大神院を訪れた主人公に自己紹介すると
自分たちのことを話してから呼び寄せた理由を教えます。

本作品は祭祀巫女として神託を授かったり妖魔退治をしてる彼女たちが
一兵卒に過ぎない彼とおよそ140分に渡るエッチをします。
2人は先日の戦闘で放っておくと全身がオナホになる呪いを受けてしまい
それを解くためにはシラヌイヤマと呼ばれる神域へ行かねばなりません。
しかし到着するまで1か月もかかるため、男の精液を毎日受け止めて呪いの進行を抑えることにしました。

アヤメ「貴方のような一端の兵士が、大神院はもとより、この本殿まで上がって来る事はまず無いでしょう。名前は既に聞いています。お見受けする所、あまりよい生活はされてないようですね」
アヤメはクール系、スズミはお淑やかと性格に多少の違いはありますが
どちらも序盤から彼のことを露骨に見下す態度を取ります。
自分たちに特別な力があるのに加え、男性は滅多に会えない高貴な身分だからです。
しかし呪いの効果で性欲は非常に強く、後になるほどエッチに対して貪欲な態度を取るようになります。

プライドが高く清らかな女性をおちんちんで汚し屈服させる展開が本作品における最大の魅力です。
彼は立派なおちんちんと並外れた精力を持ってますから、エッチで彼女たちが勝てる見込みはありません。
最初は抵抗を感じてたのがどんどん快楽に溺れてメスの顔を見せます。
割とギャップのあるエッチをしますから、そういうのが好きな人ほど興奮するでしょう。

スズミ「上から…腰を落として… …おっ ほっ…ぉお 入って…んっ来て…ます、おっ…おぉ」
その最もわかりやすい例がSEXシーンでオホ声をよく漏らすこと。
中盤以降はSEXするシーンが一気に増えて色んな体位で生ハメ&中出しをします。
サークルさんが自然さを重視されたのか、吠えるタイプのオホ声ではなく
「おっ おっ」と吐息に混じって漏らす感じの控えめなオホり方をしてました。

体位の種類が多いですし、1人の時と2人同時に相手する時があってSEXの内容は幅広いです。
わからせとオホ声は相性が良いですから、これらを組み合わせるのは妥当な判断だと思います。
射精シーンも多くてややSあたりの人にはかなり刺さる作品になってます。
少しずつデレていくエッチ
エッチシーンは8パート103分間。
プレイは耳舐め、キス、手コキ、精飲、フェラ、巫女のオナニー、姉妹のキス、放尿、SEX(後背位、騎乗位、対面座位、立位、正常位)、乳首責めです。
手コキ、オナニー、放尿、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

スズミ「祭祀巫女も、夫や婚約者となる男性とのみ、接触が許されます」
旅の目的や主人公の役割を簡単に説明した2人は
今のままだとエッチできないから解呪するまでの間だけ彼と夫婦になります。

エッチはパートによって攻守を切り替えながら進めます。
最初の5パート67分間は3人が旅に出てから目的地へ到着するまでの様子。
「01.婚姻の耳舐め手淫&飲精三々九度(約17分)」は出発前夜に両耳舐め+手コキ
「02.安宿での口淫による精液献上(約11分)」は宿でフェラ+飲尿
「03.姉巫女と茂みで抜け駆け後背位(約10分)」はアヤメとの騎乗位SEX
「04.妹巫女と夜中の秘密の騎乗位(約13分)」はスズミとの騎乗位SEX
「05.ショタ化解呪の姉妹挟まれ連続対面座位(約16分)」は少年になった彼と連続で対面座位SEXします。

スズミ「姉様、殿方のおちんぽは皆これ程大きいの…でしょうか?」
アヤメ「ん…い、いえ、私も知識として頭に入っているだけですが、これはかなり大きい部類と思われます…」
エッチが始まる前は彼の身分や容姿が冴えないことを気にしてた2人も
おちんちんや金玉の大きさ、射精の凄さ、精液の多さといったオスの部分は手放しで褒めてくれます。
耳舐め手コキ、フェラどちらも丁寧に責めますしエッチしてる時とそれ以外で態度に結構な違いがあります。
処女の設定ですが事前に勉強してるおかげで責めっぷりはスムーズです。

最初の抜き場となるのは02パートでするフェラ。
2人が順番にやるのではなく、竿と亀頭を手分けして同時に舐めるスタイルを取ります。
声優さんが違うおかげで同じちゅぱ音でも鳴らし方に違いがありました。
特にアヤメは口をすぼめてバキュームとピストンを同時にやる強烈な責めを繰り出します。

アヤメ「我慢汁同様に、おしっこも呪いに効果があります」
ちなみにここでは1回射精した後にスズミが彼のおしっこを飲むシーンがあります(約1分30秒)。
彼女のほうから求める流れになってて強引さはまったくありません。
ろんりーわんさんはこのところ毎回飲尿シーンを入れてます。
ここを省略するバージョンも入ってるので苦手な方はそちらを選べば大丈夫です。

アヤメ「おほ…ほっほっ…おご… な、なんですかっ おぉ すっごっ、おっおっおっ」
本作品の売りであるオホ声が出てくるのは03パートから。
体位を変えながらできるだけ自然な形でやや下品な声を漏らします。
2人とも「彼の性欲が溜まってるから相手してあげる」と言うのが良いですね。
本心では欲しくて堪らないのに言い出せないから仕方なくエッチする態度を取ります。
わざわざ生ハメ&中出しSEXを選ぶ時点で彼にもバレてるでしょう。

続く3パート36分間は目的地に着いた後のお話。
「06-2.神域の里で妹巫女堕とされ後背位(約11分)」は山へ登る前にスズミと後背位SEX
「07.最神域で姉巫女と分からせ立位(約9分)」は神域内でアヤメとの立位SEX
「08.姉妹で奪い合い連続オホ声正常位(約16分)」は無事解呪した後の様子をエッチメインで描きます。

スズミ「はぁはぁ…好き はい…本当は…もうこのちんぽが…おちんぽ様が大好きですぅ…」
このへんまで来ると2人も彼のおちんちんにすっかり惚れ込んでおり
特にスズミは自分の気持ちをストレートに伝える素直なところを見せます。
射精後には自ら進んでチン嗅ぎやお掃除フェラをするなど、巫女のイメージとは違う淫乱な姿を見せてくれます。

それに対してアヤメは最後まで抵抗する姿勢を見せます。
彼女のほうがツンツンしてるから堕ちた時のギャップも大きいです。
こうしたほうがわからせる快感も引き立つので良い演出だと思います。
プレイ自体はどちらも引き続きSEXですから態度や心情の変化のほうが印象に残ります。

実際に聴いた感想ですが、「プライドの高い巫女」という二重の設定をしてるおかげで
彼女たちを攻略する面白さや屈服させた後の落差が大きくなっててゾクゾクしました。
物語の開始時点で彼らは初対面ですから、当然2人は彼とエッチすることに対して気が進まない様子を見せます。
しかしおちんちんの立派さ、射精の力強さ、底なしの精力を目の当たりにすると徐々に押され
最終的には一時的ではなくずっと彼と一緒にいる道を選びます。

2人ともエッチしてない時の態度は序盤と終盤でそれほど変わりません。
しかし最中の乱れっぷりやセリフは後になるほどドスケベになります。
特定のシーンで一気にデレるのではなく、緩やかにデレていく展開が面白いなと。
これは呪いの効果が徐々に強くなっていく過程も表現したのでしょう。
アヤメとスズミでそれによる変化にも違いがありますし、ちゃんとキャラが立つように組み立ててます。
キャラ重視のわからせ作品
高慢な巫女たちをおちんちんで征服するノーマル~ややS向けの作品です。

アヤメとスズミは自分たちにかかった厄介な呪いを浄化しようと
遥か遠くにある神聖な場所へ旅立つことを決意し、神のお告げを受けて主人公をそのお供に選びます。
そして最初は呪いを抑制するために仕方なくエッチしてたのが
少しずつ快楽に溺れて彼を本気で崇拝するようになります。

戦闘は強いけどエッチはよわよわな巫女たちが男性と気持ちいい旅をする変わったシチュ
エッチしてない時は彼を見下すのに、おちんちんを差し出したらすぐ従順になるギャップ
清らかな女性を逞しいおちんちんと大量の精液で思う存分蹂躙するSEX重視のエッチ。
音声作品では定番の巫女に色んな新要素を加えてより抜ける作品に仕上げてます。

アヤメ「おっおっ、ほっほっ。ちんぽ気持ちぃっいっ、おっ 今度は私達がスズミに…見せつけましょっ♪ おっ おっおっ、ちんぽ最高ぉ おっ♪」
中でも2番目は物語の序盤と終盤で2人がまったく違う姿を見せてくれます。
最初は呪いのせいで淫乱になってると言い訳してたのが
実は自分から望んでそうなったことに気づき、最後はそれを嬉しそうに受け入れ曝け出します。

堕とし甲斐のある女性が相手のほうがわからせた時の快感や満足感も大きいですから
そうなるように調整したうえで純粋なエロさも高めにしてます。
8パートのうち4パートが一対一、残り4パートが複数人プレイとバランスも良いです。
活動歴が長く実績もあるサークルさんなだけあって各要素が高い水準でまとまってます。

射精シーンは10回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそれなりです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
おまけは「00.旅の説明(full)」です。

CV:アヤメ…高梨はなみさん スズミ…陽向葵ゅかさん
総時間 2:31:03(本編…2:22:25 おまけ…8:38)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
FANZAの体験版はこちら

追記
2022年5月28日まで25%OFFの990円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。



サークル「メロン100%」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第73回目は声も態度もあまあまな狐娘が
疲れやストレスを感じてる男性を安らげる催眠でリフレッシュします。

エロよりも癒しを重視した作りになってるのが特徴で
催眠は深呼吸や脱力といった癒し系の技法をのんびり行い
エッチもほぼ自由にオナニーさせながら気持ちよくなる暗示を入れて無理なく射精に導きます。
狐娘と過ごす安らかなひと時
稲荷神(いなりのかみ)に催眠をかけられオナニーするお話。

「ん? 君は どうしたの? こんな夜更けに来るなんて」
稲荷神はのんびり話す可愛い声の女の子。
心に安らぎを求めてここへやって来た主人公に声をかけると
彼の心に見えない鎖が巻き付いてることを教えます。

本作品は人々に癒しを与えて現実世界へ送り出す仕事をしてる彼女が
助けを求めてやって来た彼をおよそ60分に渡って癒したり気持ちよくします。
エッチよりも催眠の時間を長く取ってまずは心身の疲れをしっかり取り除き
それからほぼノーマル向けのオナニーをして性欲発散の手伝いもします。

「無理なことに力を入れたらダメだよ? そのままでも 気持ちよーくなれるからね」
彼女の声や態度も癒しに大きく貢献してます。
会ったばかりの彼に催眠に入りやすくなる心構えを教えて信頼関係を築いたり
開始後はゆっくりのんびり語りかけて頭を空っぽにしやすい環境を作ります。
催眠の技法も心身をリラックスさせることを強く意識してますし
作品を構成するあらゆる要素が癒しに収束してて統一感があります。

催眠はおよそ28分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸や軽い運動をして心身を落ち着けます。

深呼吸は吸う/吐くの合図を出しながらその合間に語りかけ
脱力は手足を1か所ずつ動かしてから脱力後に暗示を入れるなど
序盤からテーマの「癒し」を意識したアプローチを積極的にかけます。

「肩の力を抜いて? 鎖に釣られた全身を 優しく そっと横たえるように 水の流れに身を任せるように」
これらをする際に比喩を織り交ぜて働きかけるのも良いですね。
「力が抜ける」とかのストレートな暗示と組み合わせて脱力感が伝わりやすくします。
彼女は冒頭で「彼には見えない鎖が絡みついてる」と言ってましたから
催眠を通じてそれを取り除く方針で進めます。
技法は古典催眠のものを中心としてますが、本作品特有の要素もあって面白いです。

それが出てくるのはパートの後半部分。
緑は草原、青は海といった具合に色とそれに関するイメージを使って
今度は主に体の内側や心を安らげます。

「暖かな日差しと 静かな草原 背の低い草が 絨毯のように敷き詰められた草原で 君は寝転んでいる」
自然物に関するイメージは人間なら誰でも癒しを感じます。
だからそれを順に投げかけて嫌なことがあった現実世界と一時的に切り離します。
終盤には再度深呼吸しながら深化を促す暗示を入れるなど
聴き手が催眠の世界へゆっくり入っていけるように優しく誘導します。

当初の予定通り彼を癒すことを第一に考えてる催眠です。
聴き手の心と体にある疲れやストレスを取り除くことを目的に
深呼吸から入って漸進的弛緩法、色に対応した自然のイメージ
そしてもう一度の深呼吸と深化の暗示といった具合に
癒しの感覚がしっかり得られるようにゆっくり進めます。

技術の使い方、暗示の入れ方/表現/タイミング、イメージの選択がどれも考えられてて良いです。
ただ最後の深化が短いし弱めなので、中程度の催眠状態に留まる可能性がそれなりにあります。
本作品のエッチはオナニーですから、そこまで深める必要はないと判断されたのかもしれません。
でも私はもっと入念に深化させたほうが作品全体のバランスも良くなると思います。
稲荷神に腕を操られながら
エッチシーンは17分間。
プレイはオナニー(疑似手コキ)のみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「君の右手に お札を張り付けて 余計な力がもう入らないようにね」
催眠を使って主人公をスッキリさせた稲荷神は
おちんちんが勃起してるのに気づき変わった手段でお世話します。

エッチはほぼ自由にオナニーしながら彼女の言葉を聞きます。
最初の6分間はオナニーに向けた準備。
両腕にお札を貼られて彼女に制御されてるイメージをしたり
興奮が高まる暗示を入れてより気持ちよくなれる環境を整えます。

お札のイメージは催眠音声特有のプレイをするためでしょう。
普通にオナニーしたら同人音声のオナサポと変わりませんから
彼女に操られながらするスタイルにして快感に没頭させます。
腕に絞った人形化とでも言いましょうか、あまり見かけないプレイです。

「実はね 私も少しエッチな気分なんだ」
好き放題できる状況になっても彼女の態度は変わりません。
自分の気持ちを素直に伝えてから彼の願いを叶えてあげます。
引き続き暗示の量を厚めにしてきめ細かくリードしたりと、彼女の性格が色濃く反映されてます。

残りの11分間はもちろんオナニー。
シコシコボイスや効果音でペースを指示することはせず
気持ちよくなる暗示を入れたりカウントを数えて優しく射精へ持っていきます。

「波紋が さらに大きな波紋を呼び寄せるように 大きな快感が 押し寄せてくる」
淫語はおちんちんを数回言う程度で、それ以外は比喩を交えた言葉で応援してました。
催眠状態ならではの快感を味わわせるためにエロさをわざと落としたのだと思います。
キスや耳舐めも一切しませんからソフトな部類に属します。

時間がそれほど長くないのでオナニーに絞り込んでるのは良いのですが
この展開なら運動支配の暗示も入れたほうが臨場感が出たと思います。
「自分の意志とは関係なく手が勝手に動く」と言ったほうが
腕にお札を貼られてるこの状況に合いますからね。

催眠パートの前半で入念に脱力をした後にオナニーするのも首を捻ります。
聴き手が自由にオナニーするなら一度暗示を解除してから進んだほうがいいでしょう。
今の内容だとこのどちらもやってないので
私が聴いた時はオナニーしたいのに上手く動かせない感覚がしました。

このように、彼女らしさを出しつつ軽めのオナニーをするシンプルなエッチが繰り広げられてます。
癒し一色の作品
エロよりも癒しのパワーが強い作品です。

稲荷神は現実世界に疲れて自分の領域へ迷い込んできた主人公を癒そうと
まずは深呼吸、脱力、イメージを組み合わせた催眠で心身両面を綺麗にします。
そしてエッチは凝ったことやハードなことはやらず、ほぼオナニーに絞って無理なく射精させます。

多くの人に癒しを与えてる狐娘が穏やかな催眠で男性を救うノーマル向けのシチュ
癒しの技法を中心に据え、さらに作品固有のイメージを盛り込んだテーマ性の強い催眠
お札で両腕を操られてることを意識しながらオナニーするエッチ。
彼女の性格を踏まえて癒し重視で作品を組み立ててます。

中でも催眠は色んな要素が癒しの属性を持ってて良い気分転換になります。
眠らせる暗示は入れてきませんけど、疲れてる人が聴いたら寝落ちするかもしれません。
時間も長めに取ってあってタイトルの「稲荷神のやすらぎ催眠」をきちんと形にできてます。

エッチは元々彼女がする予定じゃなかった背景もあるので
催眠のついでみたいな弱い位置づけです。
気持ちよくなる暗示を積極的に入れてきますから
上手く催眠に入れてれば体の熱や疼きを実感するでしょう。

最後に、本作品は視聴後にそのまま寝る流れになってるので解除音声がありません。
ですから寝ないで他のことをしたり出かける場合は他作品の解除音声を必ず聴いてください。

射精シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回から1点だけ上げさせていただきました。

CV:餅よもぎさん
総時間 1:04:15

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
64分で770円とコスパがいいので+1してあります。

2021年4月25日まで90%OFFの77円で販売されてます。



サークル「KUKURI」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、異形の者と戦ってる里に生まれたくのいちの少女が
師匠にあたる仲の良い女性や触手たちに責められる様子を主観的に楽しみます。

レズプレイと触手責めを組み合わせた独特なエッチが行われており
前者は甘めの雰囲気で感度強化をじっくり行ってからのふたなりSEX
後者は触手音を適度に鳴らしながらやや乱暴に責められる、といった具合に
相手によってプレイの流れやアプローチの手段を切り替えて快感と没入感を高めます。
慕ってた女性との残酷な再会
くのいちの桔梗が椿や触手に責められるお話。

「催眠風ボイスドラマ くノ一桔梗~妖夢帳~をお聴きくださり ありがとうございます」
ナレーターは穏やかで落ち着いた声の女性。
作品のコンセプトや注意点を手短に説明すると
可愛い女の子になりきるための催眠をかけ始めます。

本作品は黄泉軍(よもついくさ)と呼ばれる怪物と戦うために修行を積んできた彼女が
元姉弟子で同じ役割を持つ別の里へ嫁いだ椿や
逢魔宗というカルト集団が召喚した触手とエッチする様子を140分以上に渡って楽しみます。

最初の隠(なばり)の章は椿、次の朧の章は触手とふたつに分かれており
いずれもドラマパート、エッチ、エピローグの3部構成になってるボイスドラマらしい作りです。
ナレーターは催眠者と天の声を担当しておりエッチに直接参加することはありません。

作品独自の単語が色々出てくるため、それらをまとめた付属のテキストを事前に読んでおくといいでしょう。
他にも歩き巫女、神楽鈴など昔の日本にあったものがいくつも登場します。

物語を簡単に説明しますと、桔梗は朧の里の頭領の娘で黒龍刀という特殊な刀を持ってます。
また体にも特別な血が流れており、逢魔宗がそれを利用しようと画策します。
隠の里で異変が起こったことを察知しそれを確かめに行ったところ
その途中で椿に出会い、忍術で動きを止められエッチに弄ばれるといった感じです。

椿「ごめんなさい 桔梗」
椿は敵方として登場しますが桔梗にとっては特別な女性。
同じ朧の里出身で忍術の手ほどきを受けた人物にあたります。
桔梗は姉のように慕っており、同時に恋愛感情も抱いてました。
そんな事情を踏まえて隠の章は割と穏やかな雰囲気でエッチします。

それに対して朧の章は相手が人外なので多少の荒々しさを持たせて責め続けます。
複数の触手が体に絡みついて媚薬効果のある白濁液を塗り込んだり
乳首、おまんこ、アナルを同時に責めるなかなかハードな内容です。
また非現実的なプレイにリアリティを出すためにここだけ効果音を取り入れてます。

ふたつの章は密接に繋がってますがエッチの内容は随分違います。
これこそが本作品最大の魅力です。
詳しくは後で説明しますが凄惨さを極力薄めて純粋に気持ちよくなれるようにリードします。
作品の世界に引き込んでく催眠
催眠は3パート37分。
目を開けたまま横になり、まずは4分ほど深呼吸を続けて心を落ち着けます。
そして終了後に目を閉じ今度は体をパーツごとに脱力します。

「だんだんと 瞼が重たくなる 目を閉じると どんなに気持ちがいいだろうと あなたは想像します」
「次は 首と肩から力が抜けていく すーっと 首と肩が軽くなっていく さらに軽く どんどんと軽くなっていく」

そして深呼吸の時は瞼の重さや解放感を、脱力では脱力感や体の軽さを入念に伝えます。
頭→首と肩→背中と腰→胸とお腹→両手→両足と結構細かく分けてました。
脱力が終わった後は今の感覚を再確認するなどゆっくり丁寧に進めます。

物語が絡んでくるのは催眠開始からおよそ15分後。
花が咲き乱れる丘をイメージし、そこにいた鈴という女の子とお手玉で遊びます。
彼女が何者かは最後まで聴けばわかります。

「お手玉が落ちてくるたびに あなたの心と体が 同じように深い場所へ落ちていきます」
最初は1個、少し経つと2個に増えてお手玉が動く様子を実況し
それを聴き手の意識と重ね合わせて「すーっと」「落ちる」と暗示を入れます。
少しの間無言になる時間を設けるなど催眠状態を深めようとする意図が窺えます。

次の女体化パートはいよいよ桔梗になりきるシーン。
鈴の代わりに現れた彼女と抱き合ってお互いの心をリンクさせ
それからカウントを数えながら長い螺旋階段をどんどん下りて体も変えていきます。

「少しずつ 少しずつ どくん どくん あなたの心臓と 少女の心臓が ゆっくりと重なっていきます」
「ぐるぐると ぐるぐると 回る 回る 回る」

抱き合う時は「どくん どくん」、下りるときは「ぐるぐる」と
ここでは擬声語を多めに挟んでリズミカルに暗示を入れてました。
本格的な女体化が始まるのはパート中盤からなので2段階目の深化も兼ねてます。

具体的な容姿は伝えず髪の毛、乳首、乳房、体格、喉ぼとけなど
性差の出やすいところを中心に変化の様子を描写してました。
一番最後に乳首やおまんこを変え、さらに感度も軽く上げてエッチの準備を整えます。

桔梗になりきってエッチする環境づくりに専念した割とシンプルな催眠です。
聴き手の心と体を桔梗へ近づけることを目的に
深呼吸から入って分割弛緩法、お手玉のイメージを使った深化、短めの沈黙法
螺旋階段とカウントを組み合わせた女体化、そして感度の上昇と進めます。

作品独自の要素は薄いので個性の面はやや弱く感じますが
誘導自体はしっかりしてて十分な深さまで入れます。
エッチが充実してるから催眠は手堅く仕上げたのではないかなと。
プレイと雰囲気が大きく変わるエッチ
エッチシーンは2パート57分間。
プレイは媚薬を塗る、乳首責め、手マン、SEX(正常位)、触手責めです。

触手責めの際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。
セルフはありません。

椿「逃げ出そうとしても無駄よ 千代女様の力で あなたの力は抑えられてるわ」
桔梗を気絶させた後、逢魔宗の千代女のもとへ連れて行った椿は
そこで甘露水と呼ばれる媚薬を塗り込み全身の感度を上げます。

エッチはいずれも無抵抗な桔梗を相手が責め続けます。
最初の隠の章Hパートは椿とのレズプレイ(約39分)。
30分くらいかけて甘露水を桔梗の体へしっかり塗り込み
それから股間に生えてるおちんちんで貫き中出しを決めます。

「手の時と同じように 脹脛と太ももが熱くなる 熱い 熱い 熱くなる」
そしてナレーターがプレイの実況をしながら得られる感覚を丁寧に伝えます。
左右の腕と肩、おまんこの周辺、足の甲やかかと、乳首、おまんこと
後になるほどより強い快感が得られる場所へ少しずつ移動します。
最中は熱を高める暗示が充実してますから火照りを感じるでしょう。

またこれらの中に桔梗の思いや椿との会話を交えて臨場感を出してます。
椿は千代女に操られてるようですが理性を完全に失ってるわけではなく
桔梗に対して落ち着いた態度で話したり責め続けます。
おかげで敵同士のエッチとは思えないほど温かい空気が漂ってました。

「肉棒がさらに奥へと入ってくる 背中がビクッと伸びて さらに大きな声が出る」
それを物語ってるのが終盤のSEXシーン。
十分過ぎるほど濡れたおまんこへ挿入&ピストンする様子を桔梗の視点で語ります。
桔梗がSEXするのは初めてらしいので普通なら嫌がったり悲しむはずなのですが
相手が椿だからかそういう描写は一切なく、むしろ嬉しそうに受け入れてました。

この後から始まる朧の章も含めて本作品のエッチにはネガティブな描写がほとんどありません。
心を凹ませたり暗くせず快感だけを楽しめるように作られてます。

続く朧の章は直後のお話(約18分)。
先ほどのエッチによって異界への扉が開かれ、そこから現れた触手に全身を犯されます。

「この音(=触手音)が聞こえるたびに あなたの体は ビクビクと快感に反応しちゃいます」
触手は人じゃありませんから当然言葉を話せません。
そのため「ぐちゅぐちゅ」という効果音を使ってプレイの様子を表現します。
ナレーターが音そのものに暗示を込めて気持ち良くする音モノっぽいアプローチです。
うねうね動く、白濁液をかける、アナルへ挿入すると動きによって音を使い分けてました。

この触手は様々な色や形状の触手を持ってる集合体で
桔梗の脚、胸、口、アナル、おまんこを後になるほど幅広く同時責めします。
椿の時はほぼ一箇所を責めてましたからここでも違いを持たせてるわけです。
前戯をあまり挟まないところにも荒々しさを感じました。

「ビクビクと 全身を震わせながら絶頂へ 頭の中が真っ白で 何も考えることができない」
でも敵が呼び出した謎生物に犯されてるのにヤバさは特に感じません。
悲しみや絶望感といった感情には敢えて触れず快感に集中してるからです。
甘露水と白濁液のおかげでそういうことを考える余裕がないのかもしれませんね。
カウントを数えながら感度を上げたり絶頂させるスタンダードなリードを心がけてます。

隠の章は甘さや長さ、朧の章は個性や激しさとそれぞれに違った長所があります。
じっくりドライを目指したいなら前者のほうが向いてるでしょう。
感度を上げる時間を長く取ってるおかげで心身の準備を整えやすいです。
逆にM性の強い人は触手に責められるほうがゾクゾクすると思います。

このように、プレイや責め方を大きく変えた取り組みやすいエッチが繰り広げられてます。
和風催眠ボイスドラマ
物語、登場人物、セリフの言い回しを和風で統一してる作品です。

ナレーターは桔梗が味わったエッチな体験を主人公にも楽しんでもらおうと
まずは催眠を通じて集中力とイメージ力を高め、さらに彼女自身になりきれるよう働きかけます。
そしてエッチは椿や触手に責められる様子を主観視点で語ります。

くのいちが他のくのいちや触手に責められる様子をドラマ形式で描いたややM~M向けのシチュ
作品独自の要素はあまり入れずしっかり落とすことに注力した催眠
ふたなり女性との甘いレズプレイ→触手による同時責めと属性を大きく変えるエッチ。
独特な世界観や非現実感が強く味わえるように作品を組み立ててます。

中でもエッチは章によって違った良さがあり新鮮な気分で聴けます。
敵だからといってきついことはせず、むしろ愛情を持って接する椿の優しさと
そんな感情を一切持たず桔梗の体をストレートに味わう触手の対比が引き立ってます。
乳首やおまんこの責めに力を入れてるので絶頂時はこのどちらかが起点になるでしょう。

通しで聴くよりも隠の章と朧の章に分けたほうがいいと思います。
その場合催眠を含めた時間は前者が110分、後者は80分ほどになります。

絶頂シーンは4回。
淫語それなり、くちゅ音そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

おまけは「Another Ending 深淵の章」です。

CV:葉市憂さん
総時間 2:47:25(本編…2:25:19 おまけ…22:06)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年4月20日まで50%OFFの660円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「へこへこ草」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った性格や能力を持つ妖怪姉妹が
牢を見張ってる男性を女の武器で骨抜きにします。

色んなプレイをしながら妖力を取り戻すキャラ重視の色仕掛けが行われており
序盤は力がまったく使えないので彼に懇願する態度を取ってたのが
中盤に差し掛かるとエッチの主導権を握り、彼が望むものを次々と与えて離れられなくします。
言葉責めに力を入れてますから女性に優しく弄ばれるのが好きな人ほど興奮できるでしょう。
妖怪たちの色仕掛けに耐える日々
桜蘭(姉)と鈴蘭(妹)が監視役の男性から精液を搾り取るお話。

「すまんのう お主はわらわたちを見張るのが仕事だというのに」
桜蘭(挿し絵右)は古風なしゃべり方をする落ち着いた声のお姉さん。
「こうして体を寄せていると とても温かいです」
鈴蘭(挿し絵左)は丁寧語で話す若々しい声の女の子。
牢の中は冷えるから主人公に温めてほしいとお願いし
入ってきた彼の左右に寄り添って両耳を舐め始めます。

本作品は多くの男たちから精液を奪い続けた結果捕らえられた彼女たちが
1週間後に行われる処刑を回避するために彼とおよそ90分に渡るエッチをします。
彼はこの仕事をする前に退魔士の師匠で姉にあたる雛菊から3つの禁止事項を聞いており
それをひとつずつ解除していく流れで物語は進みます。

最大の魅力は色仕掛け。
姉に好意を抱いてる童貞な彼を自分たちの虜にしようと
序盤から強めの快楽を与えてもてなし、その見返りに精液をたっぷりいただきます。

桜蘭「わらわたちの力の源は 男の子種 捕らえられ失った力も 精を吸えば 少しずつ回復していく」
彼女たちはサキュバスのように精液を摂取すると強くなる習性を持っており
彼が射精するたびに新しい能力を開放して少しずつ手懐けます。
性欲を増幅させる、射精できなくするといったエッチに直結するものもありますが
それ以外の能力もいくつかあり上手に組み合わせて責めます。
桜蘭と鈴蘭で使える能力が違いますから通常の色仕掛けよりも内容はずっと複雑です。

エッチについては体への責めは人間とほぼ同じにし、シチュや言葉責めで個性を出してます。
女性が2人登場するので当然同時責めもしますけど
それよりも片方が彼と直接交わり、もう片方がそれをサポートすることのほうが多いです。

桜蘭「体の内から 緩やかに放出される 自然な射精ではない 強引に吸い出されるような いや、引きずり出されるような射精と 言ったほうが適切かのう」
例えば3人が初めてエッチする02パートは鈴蘭がフェラを担当し
桜蘭は妖怪とのエッチで得られる快感の強さを教えたり、ぴゅっぴゅのセリフで応援します。
彼は自分たちの敵にあたるためストレートな色仕掛けをしても成功する見込みは薄いです。
だから優しい声と口調で語りかけながら快楽を与えて心を突き崩そうとします。

純粋に快楽を求める通常のエッチとは違い、目的を果たすための手段に位置付けてるわけです。
駆け引きの要素が強いですから女性に弄ばれる気持ちよさをより味わいやすくなってます。
サークルさんの処女作「低級淫魔たちのレベル99勇者攻略法」が好きならかなり向いてます。

妖怪の姉妹が様々な能力と言葉責めを駆使したエッチで監視役の男性を骨抜きにする。
悪い女性に誘惑され、屈服させられる快感を追求したややM~M向けの作品です。
心身をバランスよく責めるエッチ
エッチシーンは5パート74分間。
プレイは耳舐め、フェラ、キス、手コキ、太ももコキ、SEX(正常位)です。
手コキ、太ももコキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

鈴蘭「やはり食べ物 隠していたようですね これ いただいてもいいですか?」
おっぱいを左右から押し付けて主人公を勃起させた桜蘭と鈴蘭は
彼に確認を取ってからおちんちんを取り出し、貪るような激しいフェラをします。

エッチは経験豊富な彼女たちが終始責め続けます。
一番最初の「02 腹ペコ妖怪ぐぽぐぽ搾精フェラ」はスタンダードな色仕掛け(約14分)。
鈴蘭がフェラを担当し、桜蘭は右手至近距離から言葉責めや耳舐めでサポートします。

この時点の彼女たちは結界を張った牢の中で腕を縛られており
さらに妖力も封じられてる人間の女性とほぼ同じ状態です。
だから能力を使わず女の武器でストレートに責めます。

鈴蘭の声が割と上品だからこそ、フェラの際に鳴るちゅぱ音とのギャップに驚くでしょうね。
じゅぶじゅぶと空気交じりの下品な音を積極的に鳴らして彼を誘惑します。
最初に強烈な快楽を与えて童貞な彼の心を一気に引き寄せるあたりも男慣れしてる印象を受けました。

本作品の売りである能力が登場するのは次のパートから。
「03 束縛解放キス手コキ」はキス、耳舐め、手コキしながら彼を金縛りにし
「04 精液おねだりダブル耳舐め手コキ」はすっかり発情した彼から精液を思う存分搾り取ります。

鈴蘭「背中に手を寄せようと 体を寄せるたび 何度も何度も 唇が当たってしまいます」
鈴蘭「あなたは 痛みに苦しむ妖怪を救ってあげただけ これは姉さまが勝手にしていること 何もやましいことなどありません」

精液が手に入ったといっても彼女たちが本調子になるにはまだまだ量が足りません。
だから腕の縄をほどいてもらう際にわざと向かい合って熱いキスをお見舞いし
それと並行して彼の罪悪感を取り除くセリフを投げかけるバランスの取れた責めを繰り出します。
手コキの際に鳴る「しゅくっ」というやや粘り気のある水音も相まって
複数人ならではの濃厚なプレイに仕上がってました。

彼女たちは狡猾な性格をしてますが声や態度は終始柔らかく
存分にもてなしてくれることもあっていじめられてる感じは特にしません。
相手が望むものを次々と与えて堕落させる抵抗しにくいアプローチをかけてきます。

その要素が最も強いのは次の「05 偽お姉ちゃんあまあま手コキ」(約11分)。
精液をさらに得て力をある程度取り戻した桜蘭が彼の姉に変身し
甘やかしながら優しく手コキして幸せな射精に導きます。

桜蘭「ごめんね 気づいてあげられなくて これからは お姉ちゃんがいつでも 射精のお手伝いしてあげる」
退魔士の仕事が忙しくなかなか一緒にいられない姉弟の状況を見透かしたうえで
彼が密かに恋心を寄せてる彼女になりきりお世話される快感と汚す快感を与えます。
ここだけは桜蘭の声が変わり赤ちゃん言葉も少し話すので雰囲気はとても甘いです。
そして甘いからこそ彼には決して抜け出せない罠として機能します。

最後の「06 ふとももコキコキ射精誘惑エッチ」は総仕上げ(約17分)。
処刑の時が間近に迫った日にこれまでで最も気持ちいいご褒美をあげます。

鈴蘭「ねぇ お兄さん 太ももに挟まれてるこーれ 入れたくないですか?」
鈴蘭と体を密着させるのに合わせておちんちんを太ももへ迎え入れ
ある程度しごいた後はおまんこで直接受け止め思い切り中出しさせます。
様々な誘惑を受け続けてきた童貞にこれを耐え抜くのはまず無理でしょうね。
正常位にしたのは自分から妖怪に屈する背徳感を味わわせたかったのかもしれません。

このように、ひとつずつ手を打って彼をダメにする高度な色仕掛けが繰り広げられてます。
キャラ重視の色仕掛け作品
暗さや重さをあまり出さずに負かしてくれる優れた作品です。

桜蘭と鈴蘭は結界が張られた牢に入れられ腕を縛られた状況下で脱出しようと
まずは自分たちを監視してる主人公と仲良くなり、その精液を得てある程度の力を取り戻します。
そしてその後は能力を駆使しながら彼が望むものを与えて存分に搾精します。

性格も能力も大きく違う妖怪姉妹が童貞を色仕掛けするややM~M向けのシチュ
後になるほど彼女たちがより高度な能力を使うキャラを活かした展開
片方は体、もう片方は心を重点的に責める連携の取れたエッチ。
サキュバスとの違いをはっきり出したうえで女性に弄ばれる快感を味わわせます。

中でも2番目は彼女たちが無力なところからスタートし
精液を得た側が新しい能力を使うことでより有利な状況を作ります。
体への責めもしっかりやってくれますから属性の合う人なら気持ちよく射精できるでしょう。
耳舐めも断続的ではありますが全編を通じて小まめにします。

女性が複数人登場する作品の場合、大抵は各キャラが平等に主人公の相手をするのですが
本作品では脱出を優先して鈴蘭が直接相手するパートを多くしてます。
桜蘭がメインの責め手を務めるのは05パートのみで
それ以外は鈴蘭が単独で相手するか2人で交互に、もしくは同時に責めます。

桜蘭「人間など所詮 妖怪の餌に過ぎぬ」
なのに桜蘭の影が薄くなってないのは言葉責めが重要なエッチだからです。
彼を直接気持ちよくするのは妹に任せ自分は心を開き、引き寄せ、屈服させる役割を果たします。
人間を見下してるから単にもてなしたくなかったのかもしれませんね。
異なる能力を持つキャラを上手く運用し、両方とも活躍させてるところが真新しくて素晴らしいです。

射精シーンは5回。
くちゅ音多め、淫語とちゅぱ音それなり、喘ぎ声ごく僅かです。

おまけは「(きれいな)フリートーク」です。

CV:大山チロルさん
総時間 1:40:50(本編…1:34:53 おまけ…5:57)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2020年4月10日まで10%OFFの990円で販売されてます。



サークル「graygreed」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、京都あたりの方言で話す上品なサキュバスが
夢の中でエッチしながら男性の精気をゆっくり吸い取ります。

彼女のキャラに相応しい焦らしや寸止めを重視した責めをするのが特徴で
最初の2パートは乳首や耳といった射精に直結しない性感帯を主に刺激し
最後のSEXも中盤までは休憩を適度に挟みながら腰を打ちつけて気持ちよく出せるようにリードします。
搾精死がテーマになってますが描写はかなり柔らかいので、ややMあたりの人でも問題なく聴けるでしょう。
夢の中で上品なサキュバスと
和キュバス(色喰い)と3種類のエッチを楽しむお話。

「はじめまして ようおこしやす」
和キュバスは方言で話す艶っぽい声のお姉さん。
自分の夢の中に来てくれた主人公を嬉しそうに迎えると
ここがどこか、彼女が何者かといった基本的なことを教えます。

本作品は音声作品によく登場するサキュバスとは違った個性を持つ彼女が
偶然迷い込んできた彼を75分程度に渡って優しくもてなします。
彼女は他のサキュバスと同じく男の精が大好物ですが、それを無理矢理奪おうとはしません。
彼に対しても事前に同意を得た後ゆっくり責めて性感を少しずつ高めます。

「ひどいことはなんもせえへん せやから安心して 食われてしまい」
和風サキュバスの名に相応しく京言葉で終始語りかけ
耳、乳首、おちんちんをバランスよく責めるまったりしたエッチです。
強めに焦らしますけど彼女の声や態度が優しいおかげで雰囲気はとても穏やか。
「可愛い」「よーしよーし」といった甘やかすセリフもあって大人の余裕を感じます。

彼女のキャラを大事にしたからでしょうけど
カタカナや英語を極力使わずにセリフを組み立ててました。
耳元至近距離から吐息を漏らすシーンも多く風情のあるエッチが楽しめます。

体への責めについては乳首責めや耳舐めで気持ちを高めてからSEXで搾り取ります。
魔法をかけたり尻尾を使う描写は特になく、人間の女性とするのにとても近いです。
ただそれだとサキュバスっぽさが出ないから終盤に貪欲なところを見せてくれます。

「耳舐めシーンも多い」と販売ページの説明文に書いてありますが
確認したところ合計でおよそ17分でした。
質感は良いですけど量はそれほど多くないのでご注意ください。

京美人と呼ぶのがぴったりなサキュバスがたっぷり焦らしてから一気に搾精する。
サキュバスの特徴と作品固有の要素を組み合わせた落ち着いてる作品です。
いたわりながら責めるエッチ
エッチシーンは3パート57分間。
プレイは乳首責め、足コキ、耳舐め、SEX(対面座位)です。
SEX、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「天国を見せたるさかい 覚悟しーやっ ふふっ」
主人公に事情を説明し帰り道まで教えた和キュバスは
彼がやる気になってるのを見て服を脱いでもらい、まずはソフトに責めます。

エッチは終始彼女が責め続けます。
最初の2パート32分間は射精に向けて準備するシーン。
「02_乳首責め」は乳輪&乳首責め、「03_乳首責め足コキ」は乳首責め+足コキ+耳舐めをします。

「くるー くるー くるっ すりー すり すりっ」
「お兄さんの乳首 綺麗やね 乳輪も 艶があって撫でやすいわ」

エッチに入っても彼女の上品なキャラはまったく変わりません。
音は鳴らさず「くるくる」「すりすり」といった擬音語で乳首責めの様子を実況し
その合間に彼のことを褒めて心も温めます。
責め方が変化に富んでてエッチ慣れしてる印象を受けました。

実況がとても丁寧ですから、聴くだけよりも一緒にいじったほうが気持ちよくなれると思います。
乳輪を撫でる→乳首に軽く触れる→爪で優しく引っかく→指の腹で撫でる、といった具合に
後になるほど刺激が強くなるように責めて焦らしながら気持ちよくします。

03パートは名前だけを見ると乳首責めや足コキが主役に思うでしょうけど
実際は耳舐めが18分中14分と最も高いウェイトを占めます。

右耳、左耳いずれも外側を大きく舐める→内側で舌先を小刻みに動かす流れで責めてました。

外側の時はクリアだったちゅぱ音が内側に移動すると音の位置が一段階近づき
さらに質感が低く鈍いものへと変化します。
両者で舐め方に明確な違いがありますし、この品質ならサークルさんが推すのも頷けます。
だからこそもうちょっと長くやって欲しかったなって思いますね。

乳首責めや足コキについては02パートと同じくセリフで表現します。
といっても耳舐めを多くやるため前のパートよりも実況が随分減ってます。
この内容なら耳舐めが主役で他のプレイはおまけと呼ぶのがしっくりきます。

最後の「04_居茶臼(対面座位)」はお待ちかねの搾精シーン(約25分)。
主人公の体が十分出来上がったのを見計らって和キュバスのほうからSEXを持ち掛け
その直前にとある約束をしてから対面座位で繋がります。

「よう我慢できたね 偉いな よーしよーし」
このへんから本性を現すのだろうと思いきや
比較的ゆっくりペースでピストンしつつ時折休憩を挟む穏やかなリードをしてくれます。
止まってる最中は耳や乳首を責めて性感を維持するなど男の扱いが本当に上手です。

しかし1回目の射精を迎えた後から彼女の態度が大きく変わります。
こちらのほうがサキュバスのイメージに近いでしょうね。
時間は4分程度とかなり短いですけど「搾り取る」と呼ぶのがぴったりな責めっぷりで強烈でした。

最初から最後までまったりしてたら近所のお姉さんと変わりませんし
少しくらいは性に対する貪欲さを見せたほうがキャラも引き立つと思います。
終盤まで緩く責めてそこから一気に追い込むギャップのあるプレイでした。

このように、心身にできるだけ負担をかけずに精気をいただく彼女らしいエッチが繰り広げられてます。
マイルドなサキュバス作品
従来のサキュバス作品とほぼ真逆の路線を歩んでる作品です。

和キュバスは自分の領域にやって来た主人公から美味しい精をいただこうと
まずは乳首や耳を重点的に責めて興奮させつつ焦らします。
そして最後はおまんこを使って精液を出せなくなるまで搾り取ります。

和風情緒漂うサキュバスが男性からゆっくり搾精するややM~M向けのシチュ
京都あたりの方言で穏やかに語り掛ける彼女の上品なキャラ
1回目の射精まで長めの時間を取り焦らしながら責めるマイルドなエッチ。
サキュバスによくある激しさや下品さを追求する方針とは違うやり方で作品を組み立ててます。

「無理せんと いつでもお声出してええからね」
中でも彼女は本作品を最も特徴づける要素と言えます。
男の精が大好きなのにも関わらず彼を物ではなく対等な相手とみなし
そのうえできっちりもてなしてから精液をいただく無理のない流れで進めます。
最中のセリフも彼をいたわったり褒めるものが多いです。

終盤の数分間だけはかなり激しく責めますけど、全体の雰囲気を覆すほどではありません。
年上の女性に優しくされるシチュが好きな人ほど楽しめるでしょう。

エッチは正直もうちょっとエロさが欲しいかなぁと。
全体的に大人しいので耳舐めをもっと増やすとか
言葉責めをもう少し頑張るなどしたほうが実用性は上がりそうです。
焦らし系のM向け作品の多くは体への責めの弱さを言葉責めで補ってます。

射精シーンは3回。
淫語と吐息それなり、くちゅ音とちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

EXトラックは「04B_乳首責め足コキ射精」です。

CV:小石川うにさん
総時間 1:22:31(本編…1:16:26 EXトラック…6:05)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

椎菜と甘酸っぱい夏祭り♪【ASMR音声&フルカラー漫画】

サークル「上海飯店」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、ご近所さんから恋人の関係になった男女が
夏祭りの会場やホテルであまあまラブラブなエッチをします。

音声と漫画(22ページ)がセットになってるのが最大の特徴で
状況説明やSEXの体位といったわかりにくい部分は漫画に任せ
音声はちゅぱ音や喘ぎ声を多めに鳴らしてストレートに射精を応援します。
祭りの時はちょっぴり意地悪に
恋人の葉月椎菜と祭り会場近くのホテルでエッチするお話。

「椎菜 お祭りなんて久しぶりです」
椎菜は甘く可愛い声の女の子。
浴衣を着て主人公と夏祭りに出かけると
その独特な雰囲気にウキウキしながら何をしようか尋ねます。

本作品は「JK椎菜とえっちな勉強しませんか♪」「椎菜といっぱい夏休み♪
JK椎菜とひみつのお泊まりしませんか♪」に続くサークルさんの人気シリーズ第4弾。
過去作を通じてすっかり仲良くなった2人がおよそ40分に渡って夏祭りとエッチを楽しみます。
サークルさんが抜き重視で制作されたとのことで、総時間の90%をエッチシーンに割り当て
その中でイチャラブ感を出しつつ比較的ハードなプレイをします。

シリーズ作品ですがお話は単体で完結してますから
過去作を事前に聴いておかなくても普通に楽しめます。
ちなみに2019年9月17日まですべて50%OFFで販売されてます。

そう言える一番の理由は漫画を読みながら音声を聴くスタイルになってること。
漫画の中で彼女が話すことをそのまま音声化しており
音声単体で楽しむよりも視覚的にイメージしやすいです。


同系統の作品は先ほど紹介した「椎菜といっぱい夏休み♪」と「双子はきみが好き!!
あとは別サークルさんの「シンコンコチヤ」くらいしかありません。
サンプル画像を見ていただければわかるように漫画の品質も非常に高く
これ単体でオナニーできるくらいのエロさを持ってます。

そしてこの特徴が最大限に発揮されるように
音声作品でよくある状況説明のセリフを極力省いて物語を進めます。
例えば場所を移る時やSEXで体位を変更する時は環境音や声の位置を切り替え
あとは漫画に任せるという思い切ったことをされてます。
その一方でキスや耳舐めといった漫画では表現しにくいプレイは音声でしっかりカバーしてます。

実際に聴いてみると言い回しが普段と違うように感じるでしょう。
別の媒体で同じストーリーを描きつつお互いの弱点を補ってるのが素晴らしいです。

「隣に、お兄さんもいて… 椎菜 とってもワクワクしてます」
椎菜はまだ学生ということで年齢相応の一途で純情な女の子。
久しぶりに参加した夏祭りを無邪気に楽しむ可愛い姿を見せてくれます。
しかしエッチの場数もかなり踏んでおり、プレイ中は積極的におねだりしたり
エロ可愛い喘ぎ声を漏らして男心を上手にくすぐります。

主人公のほうが年上なので彼女が受け身に回ることが多いです。
激しめに責められたら声が若干アヘるなど、普段とのギャップを持たせてエロさを出してます。
意地悪に振る舞うシーンもありますが彼もやり返すので属性はほぼノーマルです。
素直にたっぷり乱れるエッチ
エッチシーンはほぼ全編にあたる37分間。
プレイはローター責め、キス、乳首責め、クリ責め、耳舐め、SEX(バック、正常位、背面座位、対面座位)です。
ローター責め、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「もう…椎菜、おまんこすることしか、考えられなくなっちゃいました…」
祭りの会場で出店を回りながら主人公にエッチな悪戯をされた椎菜は
ホテルへ移動した後にそれを軽く怒ってからすっかり濡れたおまんこを見せつけます。

エッチは彼がリードしつつほぼ対等な立場で愛し合います。
事前に7分程度のお祭りシーンを挟んでから始まるホテルでのプレイはおよそ30分間。
前半は部屋で彼女を1回イかせてからのバック+正常位
後半はお風呂に移って背面座位、バック、正常位、対面座位の順に繋がり1回ずつ射精します。

「ローターじゃ ダメなんですっ お兄さんの手も 気持ちいいけど でもやっぱりおちんぽがいいんですっ」
そしてここでは彼女が普段と随分違う淫乱な姿を見せてくれます。
おもちゃよりもおちんちんのほうが好きとストレートに伝え
彼に責められてる時は切ない喘ぎ声を積極的に漏らします。
その中でおねだりも適度にするなど、マグロにならず色んな手段で彼をやる気にさせます。

清純そうに見えて慣れてるギャップが魅力的だなと。
何度もエッチしてる仲なので恥ずかしがったりせずありのままの自分をさらけ出します。

プレイのほうはSEXがおよそ18分と最も長いです。
少し前で書いたように体位の種類が充実しており
バックの時はやや遠く、対面座位は耳元近くと声の位置を小まめに変えて表現します。
このへんは漫画でちゃんとわかるようになってますから見ながら聴けば簡単にイメージできます。

「椎菜に、激しくおまんこして… えっちじゃ、なくて… 交尾で、いいから…」
最中のセリフは彼女視点のものが非常に多いです。
激しめに責められて最初は戸惑ってたのが徐々に快楽へ溺れていき
終盤に差し掛かると獣のようなSEXを求める大胆な姿を見せてくれます。
喘ぎ声も微妙に変化させてますし、漫画で伝わりにくいところを上手くカバーしてます。

このように、抜きに寄せつつ2人の心の繋がりも描いた純愛系のエッチが繰り広げられてます。
没入できる作品
視覚と聴覚を両方同時に楽しませてくれる作品です。

椎菜は大好きな主人公と夏祭りを満喫しようと
浴衣姿で登場し、まずは夜店を回りながら彼のエッチなリクエストに応えます。
そしてホテルに移動した後は色んなSEXをして何度も絶頂します。

可愛くてエッチも得意な年下彼女と夏の夜を楽しむ甘いシチュ
漫画と音声を用意し、それぞれの長所を活かして物語を進める個性的で抜きやすい作り
彼女の魅力を出しつつ喘ぎ声を多めに盛り込んだSEX重視のエッチ。
シリーズの流れを受け継いだうえでよりリアルかつエロい作品に仕上がってます。

実際に聴いた感想は「エロい」の一言です。
漫画を見ながら聴く時点で視覚からの興奮が得られますし
そこに描かれてるエッチの様子を音声で忠実に表現していて高い没入感が味わえます。
音声単体だとわかりにくい部分もあるので、やはりふたつでひとつの作品なのかなと。

あとは可愛さとエロさを兼ね備えた椎菜のキャラも印象的でした。
エッチで淫乱に振る舞うシーンもあるけどそれほど下品に感じないのは
普段の彼女がごく普通の女子学生だからでしょう。
久しぶりのお祭りを純粋に楽しみ、彼と思い出を共有できたことを素直に喜びます。

サークルさんが現時点で続編を予定されてるかはわかりませんが
まだまだお話が続きそうな気配を感じました。

絶頂シーンは主人公2回、椎菜4回。
喘ぎ声多め、淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこです。

以上を踏まえてサークルさんでは3本目の満点とさせていただきました。

CV:秋野かえでさん
総時間 41:22

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2019年9月5日まで20%OFFの1296円で販売されてます。

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