同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:和風

   ● 夢幻の里の癒し旅館ー涼香ー残暑編【ハイレゾ/48kHz24bit】
   ● クンクンペロペロ 犬神さまの手ほどき【バイノーラル】
   ● 【バイノーラル】おねえさんセラピー【性感マッサージ♪】
   ● 東方入眠抄17 あうんちゃんに守護られて安らかに眠る音声催眠
   ● 雨の日の耳かき店 雫庵2
   ● 枕返しの不器用な約束
   ● 【正月・耳舐め】うたかたの宿 新年初詣【バイノーラル・癒やし】
   ● お江戸しゃぼん物語 洗い屋 椿
   ● 東方入眠抄15 ココロマヨイ
   ● 癒音らびりんす~三日月麻衣と雨音の祈り~


夢幻の里の癒し旅館ー涼香ー残暑編【ハイレゾ/48kHz24bit】

サークル「+Dream」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、浴衣がよく似合う上品な店員さんが
宿に再びやって来た男性と幸せで気持ちいいひと時を送ります。

夏らしさを全面に押し出しながらイチャイチャするのが特徴で
蝉の声、風鈴の音、プールの水しぶきなど季節を感じる音をいくつも用意し
そこに2人の仲の良さを感じる要素を組み込んで癒しつつ興奮させます。
夏が終わる前にもう一度
夢幻の里の住人「涼香」と再び一緒に過ごすお話。

「ふんふんふーん ふふふふーん はぁ もうすぐ秋ですね」
涼香はお淑やかな声のお姉さん。
とある夏の日、主人公に再び会いたくて縁側で退屈そうにしてると
そこへ突然現れた彼にびっくりし自分の頬をつねります。

本作品はサークルさんの代表作「夢幻の里の癒し旅館―涼香―【ハイレゾ48kHz/24bit】」の続編。
現実世界に疲れ果てて夢幻の里へ迷い込んできた彼を介抱し親密な関係になった彼女が
再び彼と出会い晩夏をまったり過ごす様子が描かれてます。

サークルさんは前作の視聴をおすすめされてますが
2人が既に恋人同士になってることさえ理解しておけば本作からでも特に問題ありません。
込み入ったストーリーや設定はなく癒したりエッチする様子が中心だからです。

「あなたにもう一度会うことができて すごく すごく幸せです」
お互いにもう一度会いたいと思ってた背景があるため
客と店員にありがちな距離感は完全に取っ払い出会った直後に早速キスをします。
さらに非エロは彼女が、エロは彼がとリードする人物を入れ替えるなど
2人をほぼ対等な関係に位置づけて和やかに進めます。

人間関係は大きく変わってますが前作から受け継いでるものももちろんあります。
それはずばり「夏らしさ」
複数種類の蝉の声、縁側に吊るしてある風鈴の音、桶に入れた足を動かすたびに鳴る水の音など
暑苦しさよりも涼しさを感じるように季節にまつわる音を鳴らします。

サービスの様子だけでなく細かな動きにまで専用の音が入ってますから
今のような暑い季節に聴くと多少はスッキリすると思います。
今作は前作よりも水に関する音が充実してるのが大きいです。

仲の良い男女が過ぎ行く夏を楽しみながら愛し合う。
季節感を持たせた純愛路線の音フェチ作品です。
縁側でする変わった水遊び
2人が出会いお互いの気持ちを再確認した直後にするのは縁側での談笑(約15分)。
主人公のリクエストを受けて桶へ一緒に足を浸したり、スイカやお茶を味わってひとまず寛ぎます。

「私も一緒に…ですか? はいっ もちろん」
前項で書いたように2人はもう恋人同士ですから、彼女が畏まって彼にお世話することはありません。
彼の気持ちを確認してから後に続く形で癒しや楽しみを共有します。
サービスと呼べるほどのことは特にしないのですが、効果音がしっかり入ってるおかげで臨場感が高く
ひとつひとつを緩やかに行う作りも相まって気持ちが落ち着きます。

非エロの目玉にあたるのは次のChapter2(約23分)。
耳かきをしようとしたところ彼の耳が割と綺麗だったため
予定をやや変更し独自のやり方で耳に涼を与えます。

「ではこれから お耳流しをしていきます」
それはパート名にもなってるお耳流し。
小さい急須のような入れ物に入った水を彼の耳に直接かけます。
耳元至近距離から鳴るちょろちょろとした水音が心地よく、2回目以降は耳マッサージの控えめな摩擦音も加わります。

音声でこういうサービスをする作品を私は初めて聴きました。
テーマの「夏らしさ」に沿った面白い試みと言えるでしょう。
耳かきも事前に少しやりますから完全に脱線してるわけではありません。
こちらの音や動きもリアルで十分な癒しが得られます。
ちょっぴりアブノーマルな大人の水遊び
エッチシーンは2パート32分間。
プレイはキス、乳揉み、手マン、耳舐め、手コキ、SEX(正常位)です。
手マン、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「あっ やりましたねー えーいっ 負けませんよー」
お耳流しの後、主人公と2人で子供用プールに入り水遊びを楽しんでた涼香は
浴衣がすっかり透けてることに気づき、恥ずかしがってるところへ彼にすかさずキスされます。

エッチは基本的に彼がリードする形で進みます。
前半のChapter4は手を使ったプレイが中心(約18分)。
激しめのキスを交わした後彼が彼女のおっぱいやおまんこを責め
お返しの耳舐め手コキ、さらにお返しの手マンとお互いの大事な部分を激しめにいじり合います。

「両方の乳首 くりくりしないで 感じちゃう…あぁっ」
本作品のエッチは両パートともプールに入ったままするため
手マン、手コキ、SEXの様子はすべて水の揺れる音で表現されてます。
エッチにまで涼しさを持ち込んでるところが特徴的ですね。
ただそれだとエロさが不足するだろうということで彼女の喘ぎ声を多めに盛り込み補ってます。

耳舐めは約10分と時間だけを見れば少ないものの
じゅるじゅるといやらしい音をややハイペースで鳴らしていて結構エロいです。
普段の上品な佇まいとのギャップを意識したのかもしれません。
穏やかだった非エロパートから一転してお互いを激しく求め合います。

後半にあたるChapter5はSEXシーン(約14分)。
宿の中に入って繋がろうと言う涼香に対し、主人公は敢えてここでやろうと言い実行します。

「どうぞ 私の中に 私の中に あなたの あなたの濃い精子を出してください」
昼間の庭先で自ら股を開く展開に最初は恥じらいを見せてた彼女が
彼のピストンを受け続けるうちに自分から中出しをおねだりするようになるのが堪りません。
アブノーマルなシチュで火が着いたのか貪るようなキスも披露します。
射精シーンが1回に絞られてますから通しで聴けば問題なく抜けるでしょう。

このように、アブノーマルな要素を含んだ比較的激しいエッチが繰り広げられてます。
風情のある作品
今の季節にぴったりな涼やかで愛のある作品です。

涼香は自分の想いに応えて夢幻の里に再び降り立った主人公と幸せな時間を過ごそうと
最初から店員ではなく恋人として彼に接し、癒しとエロのバランスが取れたご奉仕をします。
そしてその中に蝉の声や水の音といった夏らしさを感じる音を多く盛り込みます。

良い意味で専門店らしくない2人の距離感とやり取り
それを踏まえた甘く濃いサービス、暑苦しい夏にこそよく効く涼しい音の数々。
前作の良いところと今作独自の要素を組み合わせた奇抜な作品に仕上げてます。

この作品の最も良いところはとにかく攻めてることだと思います。
具体的にはお耳流しやプールでのエッチです。
どちらも他の音声作品ではあまり見られないもので作品のコンセプトにも合ってます。

これを無事成立させてるのは結局のところ音に自信があるからです。
耳のすぐそばを水がちょろちょろ流れる音、手や体全体をプールの中で動かす音が大変リアルに表現されてます。
手コキや手マン単体と両者を同時にやるシーンでは音の大きさや慌ただしさがまるで違います。
そういった細かな部分にまで気を配ってるから聴いた時に臨場感が高いと感じるわけです。

私は前作のレビューをした際に「擬声語を効果音に被せてるのがよくない」と言いました。
この点については今作で大幅に改善されてます。
作中に擬声語を言うシーンが耳かきのみで数分しかやらないからです。
そういう意味では前作の正統進化と言えます。

射精シーンは1回。
喘ぎ声とくちゅ音(水の音)それなり、淫語とちゅぱ音そこそこです。

前作を既に聴いてる人、珍しい癒しのサービスに触れたい人には特におすすめします。

CV:柚木桃香さん
総時間 1:53:30(本編…1:40:00 フリートーク…13:30)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2018年9月25日まで30%OFFの420円で販売されてます。
前作も同じく割引中です。

クンクンペロペロ 犬神さまの手ほどき【バイノーラル】

サークル「わんしょた」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、年下とエッチするのが大好きな犬神さまが
生贄として送られてきた少年と100年ぶりのエッチを楽しみます。

フェラは口淫、SEXは交尾とカタカナ言葉を使わずに話しかけたり
最中に体の匂いを嗅ぐ、性感帯を舐めるシーンを適度に挟むなど
犬の化身である彼女の特性を盛り込んだおねショタプレイを行います。
若く良質な精液を求めて
犬神さまに精液を捧げるお話。

「あら うふふっ こんな夜更けによく来ましたね」
犬神さまは上品で穏やかな声の女性。
自分への捧げ物として暗い森のお堂へ置き去りにされた主人公を迎えると
怖がる彼をなだめてから害意がないことを告げます。

本作品は長い間村の平和を守ってきた彼女が
彼と70分近くに渡る濃厚なエッチをしてそれに必要なエネルギーを補充します。
若くて清い男の精液が必要とのことで、生贄には毎回彼のような少年が選ばれてるそうです。
そして怖がる相手をなだめたり応援しながらゆっくりじっくり性の手ほどきをします。

「あそこに布団が敷いてあるのが見えるでしょう? そこで教えてあげます 今夜のこと 私のこと お前が安心するまで たっぷりと時間をかけて」
彼女は神様なだけあって言葉と態度に気品があり
彼といきなりエッチを始めようとせずまずは会話とスキンシップで親睦を深めます。
一部のシーンでは母親になりきってリードするなど甘やかし成分がとても強いです。

カタカナ言葉を一切使わないのもいいですね。
「~のじゃ」などの言い回しはしないものの言葉遣いが古風で彼女のキャラに合ってます。
責めっぷりが全体的にのんびりしてるのも相まって静けさや落ち着きを感じました。

しかし彼女には名前の通り犬の血が流れてます。
それを踏まえてエッチに入ると彼の体臭を堪能する、性感帯を積極的に舐めるといった独特な行動を取ります。
終盤には後背位で獣のように交わりますし、サークルさんが「犬らしさ」を意識してるのがよくわかります。
吠えたりはしませんからあくまで個性を出すスパイスあたりの位置づけです。

気品のある女性が甘やかしながらエッチを教えるおねショタ展開とキャラを活かしたプレイ。
生贄だからといって粗略に扱わず、むしろご褒美をたっぷり与えるあまあま路線の作品です。
相手の自主性を重んじる穏やかなエッチ
エッチシーンは3パート66分間。
プレイは体臭を嗅ぐ、フェラ、皮剥き、パイズリ、耳舐め、SEX(正常位、後背位、騎乗位)、キス、乳揉みです。
パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「たっぷり溜め込んだ精の匂いが より強くなりました 皮の中でヒクヒク震えていますね」
一緒の布団に入り抱きしめながら会話して主人公の不安を取り除いた犬神さまは
おちんちんがすっかり硬くなってることに気づき、服を脱がせてその匂いと感触を確かめます。

エッチは基本的に年上の彼女がリードします。
一番最初の02パートはタイトルのクンクンペロペロを主軸にしたプレイ(約16分)。
おちんちんの匂いを嗅ぎながら舌と唇で弄び合計2回の射精へ導きます。

「いい匂い 思わず頬ずりしたくなってきます」
「ほら 見えますか? 私の乳房」

彼は生贄としてここに来たのですから当然立場は彼女のほうが圧倒的に上です。
しかしプレイ中はおちんちんをありがたがったり自分からおっぱいを差し出す低姿勢で接します。
舌と唇を使って包皮を剥くシーンなどはいかにもおねショタって感じがしていいですね。
実況はあまり挟まず舐め音と吸い音を組み合わせてエロく表現してます。

プレイはソフトなフェラから入って皮剥きの最中に1回射精し
パイズリでおちんちんを復活させてから再びフェラに戻り精液を口で受け止めます。
2回戦はパイズリフェラにすると思ってたのですが敢えてフェラ単体にしてました。
当初の目的に合わせて精液を直接味わうことを大事にしたのかもしれませんね。

続く2パート50分間は下の口を使った筆おろし。
03パートは正常位、04パートはバックと騎乗位でじっくりねっとり愛し合います。

「はーい よく言えました お前にそう呼んでもらって 母はとっても嬉しいですよ」
どちらもSEXメインの点では一致してますが内容は結構違います。
例えば03パートは彼女が彼の母親になりきって甘やかしながら進めます。
筆おろしの定番である騎乗位を避け正常位で繋がるところに思いやりを感じました。
大まかなやり方を教えた後は好きに動いてもらって男としての自主性を磨きます。

彼女が受けに回るおかげで喘ぎ声のボリュームが多めになってるのもポイント。
上品さを大きく崩さないレベルで乱れて100年ぶりのSEXを純粋に楽しみます。
彼を楽しませて終わりでは儀式になりませんから彼女の性に対する貪欲さもきちんと組み込んであります。

「お前のいやらしい底なし勃起おちんぽ 上から食べてしまいますからね」
「気持ちいい 奥響く あぁぁ あんっ 硬くて温かい子供おちんぽ 好きぃ」

それに対して04パートは人間よりも獣に近い立ち位置で交わります。
3回射精しても萎えるどころか彼女を襲うほど元気な彼に前半は主導権を握り
後半に入ると逆転させて今度は騎乗位でおちんちんを根本まで飲み込み味わいます。
自ら膣圧を上げて精液を絞ろうとするあたりも犬らしさがあって良いです。

ただ最後を飾るプレイにしてはピストンのペースが緩すぎる気もしました。
「じゅぷぷっ」という粘性のある水音をほぼ一定の間隔で鳴らし続けます。
03パートはこれでもいいのでしょうけど、04パートはもっと激しさを際立たせたほうがシチュに合ってると思います。
喘ぎ声が結構盛り上がってるのにピストンがまったりしてるのは噛み合わせが悪いかなと。
野性味を含んだおねショタ作品
登場人物たちの欲望を同時に満たそうとする若干荒々しい作品です。

犬神さまは生贄として送られてきた主人公に気持ちいいひと時を味わわせつつ
村を100年守護するのに必要な精を補充しようと普段は彼に優しく接します。
そしてエッチに入ると犬の特徴を加えた責めで若い精液を存分に搾り取ります。

年上の優しさや温かさを出しながら犬らしいエッチをするやや変わったシチュ
常に純和風の言葉遣いで語りかけ、一部で彼に主導権を譲る奥ゆかしいエッチ。
おねショタの醍醐味をしっかり持たせ、さらにキャラの魅力も立てるサービスに仕上げてます。

「お前のおかげで 里はこれから安泰です」
彼女は土地の守り神だからか責任感が強く
エネルギーを効率よく補充しようとする一方で彼の心身もとても大事にします。
時間に対する射精回数が割と多いですけど無理矢理搾り取るシーンは特にありません。
性欲絶倫な彼をその都度やる気にさせながらどれも気持ちよく出せるように導きます。

わんしょたさんの作品は今回初めて聴きましたが
作品固有の要素(犬らしさや儀式の目的)をエッチに違和感なく反映させてるところが素晴らしいです。
おねショタの要所もしっかり押さえてあって3作目とは思えないほど安定感があります。

射精シーンは5回。
くちゅ音と喘ぎ声多め、淫語とちゅぱ音それなりです。

一風変わったおねショタ作品を探してる人には特におすすめします。

CV:ねこのみみ子さん
総時間 1:31:01

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2018年9月25日まで50%OFFの500円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

【バイノーラル】おねえさんセラピー【性感マッサージ♪】

サークル「A*Citrus」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、和服が似合う上品で積極的な店員が
男性客に手、口、おまんこを使った色んなマッサージをします。

密着感を大事にした音フェチ系のサービスをするのが特徴で
バイノーラル録音特有のリアルな声や熱っぽい吐息を耳元至近距離から漏らしつつ
セリフよりもエッチな声や音の量を多くして彼女に責められてる雰囲気を出します。
落ち着いた雰囲気で気持ちいいひと時を
セラピストのつばきが性感マッサージするお話。

「はじめまして ようこそいらっしゃいました」
つばきは穏やかで落ち着いた声のお姉さん。
とある雨の日、予約してから来店した主人公に丁寧な挨拶をすると
中に案内した後にお店やサービスのコンセプトを説明します。

本作品は和風旅館に近い雰囲気を持つ風俗店で、彼女がおよそ45分に渡る性感マッサージをします。
肩や腕を揉みほぐす、ローションを垂らした手で金玉とおちんちんをねっとり擦る
お股やおまんこで激しくしごくなどコキ系のプレイが充実しており
これらの多くを彼女が体を密着させながら行います。

「いいですよ 我慢しないで たくさん感じてくださいね」
耳舐めの時間はあまりないものの耳元至近距離から繰り出す囁き声と吐息はとてもリアル。
話すたびに微かな風圧が感じられ、彼女が興奮するにつれてそれにほのかな熱が加わります。
癒し系のお店なので言葉責めも一切せず、感じてる彼を穏やかに見守りながらリードします。

もうひとつの特徴はエッチな音にこだわってること。
プレイ中のセリフは何をするかや状況説明など必要最低限に留め
そこでできた余裕をくちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声で埋めてエロさを出してます。

このお店のテーマは和風なので彼女はそこまで激しい音を鳴らしません。
上品さが漂う比較的緩やかな責めをする代わりにこれらの音を複数重ねてカバーします。

実際に聴いてみると割かし静かな印象を抱くでしょう。
心身に過度な負担をかけないよう少しずつ射精へ導くところに彼女の優しさを感じます。
全身を使って癒す密着感の高いエッチ
エッチシーンは2パート31分間。
プレイは耳舐め、首筋へのキス、玉揉み、手コキ、お掃除フェラ、素股、乳揉み、SEX(騎乗位)、キス、動画撮影です。
脱衣、玉揉み、手コキ、素股、SEXの際に効果音が鳴ります。

「今度は体にキスしていきますね」
全裸でうつ伏せになった主人公の肩、腕、腰を丁寧にマッサージすると
つばきは彼の体に密着し左右の首筋に優しくキスします。

エッチは常に彼女が責め続けます。
前半の「性感マッサージ。」は癒しつつ気持ちよくする正統派のプレイ(約19分)。
首筋へのキスから始まり仰向けに体勢を変えての玉揉みと耳舐め手コキへ繋ぎ
射精後はフェラでおちんちんについた精液を舐め取ります。

「おちんちんのほうも 触ってほしいですか? いいですよ」
「出ちゃいそうですか? 白いの思いきり 思いっきり 出して 出して 出してください」

最中の彼女はとってもあまあま。
プロらしい流れるような手つきで彼の性感帯を責めながら時々優しい言葉をかけて心もケアします。
前項で話した通りセリフよりも音や吐息の流れる時間が多く
それらを通じて彼女の近さや温もりが伝わってきます。

後半の「身体も心もひとつです。」は一体感が売りのプレイ(約12分)。
1回出してもまだまだ元気なおちんちんを鎮めようと、素股からの騎乗位SEXで積極的にご奉仕します。

「あぁ 気持ちいい お客様のおちんちん とっても熱くって 硬くって ちょっと角度を変えたら そのままにゅるんって入っちゃいそう」
「お願いしますっ 約束通り 私のおまんこの奥で たくさんどぴゅどぴゅってしてください」

このパートはギャップを活かしたリードをするのがいいですね。
遠回しな表現で彼にSEXをおねだりし、乗り気になったのを確認したらいつでも挿入できる状況に持っていきます。
そしてSEX開始後は中出しOKなことをはっきり伝えて彼の征服欲をくすぐります。
普段が落ち着いてるからこそ、こういう積極的な誘惑をした時の破壊力が増してます。

「よろしいですか? では抜きますね …あっ こんなにたくさん」
射精後にスマホでおまんこから精液が漏れ出る様子を録画するサービスは新鮮でした。
一時的にせよ彼女が自分のモノになったことをわかりやすく伝えて満足感を与えます。
パート名の通り体だけでなく心もケアする充実したサービスです。

このように、心に栄養を与えながら射精へ導く行き届いたエッチが繰り広げられてます。
静かな作品
テーマの和風に相応しいしっとりした雰囲気の作品です。

つばきは雨の日にわざわざ来店してくれた主人公を心の芯から癒そうと
着物姿の落ち着いた佇まいで接しつつ体を密着させて安心感と人肌の温もりを与えます。
そしてある程度ほぐれたあとはとことん尽くすエッチで性的欲求を満たします。

うるささや激しさをできるだけ抑えた風情を感じる作り
普段は落ち着いてるけど要所で大胆になる彼女のキャラ
上記2点を両立させる控えめながらも密度の高いエッチな音の数々。
作品が持つ良い部分を活かして心身両面をスッキリさせます。

「また会いに来てくださいね お客様との時間 とても癒されたのですから」
「性感マッサージ。」パートを聴き終えた時点では良くも悪くも大人しい作品だと思ってました。
しかし「身体も心もひとつです。」に入ると一転して男の弱点を的確に突いてきます。
密着感や音重視といった基本部分は一緒だけど両パートにはかなりの違いが見られます。
セリフが少なめだからこそ行為や態度で彼女の魅力を引き出してます。

エッチは「身体も心もひとつです。」のほうが断然エロいです。
おねだりが上手だし中出しからの動画撮影も股間に強く響きます。

射精シーンは2回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

CV:柚木 朱莉さん
総時間 45:36

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2018年6月21日まで10%OFFの450円で販売されてます。

東方入眠抄17 あうんちゃんに守護られて安らかに眠る音声催眠

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場するキャラ「高麗野あうん」が
催眠を交えた独自の方法で寝付きの悪い男性を安眠へ導きます。

催眠を始める前に彼を安心させる言葉をかけて信頼関係を構築したり
神社でお祓いする様子に暗示を込めて心を浄化するなど
彼女の性格や特性を反映させた穏やかで温かみのあるサービスが楽しめます。
安眠に最も効く薬は
高麗野あうんに安眠できる催眠をかけてもらうお話。

「ん? こんな時間にどうしたんだい?」
あうんはあどけない声の女の子。
ある日の夜、自分が守護してる神社を偶然訪れた主人公に声をかけると
素性を説明してから彼の悩みを聞いてあげます。

本作品はストレスや不安で寝付きの悪い人をぐっすり眠らせることを目的に
彼女が40分程度の時間に渡って心身をリラックスさせたり催眠状態を深めます。
シリーズ17作目ということで最大の特徴である「キャラを活かした催眠をかける」部分を継承し
それに多少の新要素を盛り込んで眠りやすい環境づくりに努めます。

「せっかくの眠りだもの 気持ちよく眠りたいよね」
あうんは一言で言えば人懐っこく面倒見のいい女の子。
初めて会ったばかりの主人公が不眠に悩んでるのを知って同情し、すぐさま自分の力を少し貸して心を軽くします。
さらに眠る時間になったら彼の部屋に出向いて安眠できてるかを確認します。

神社に祀られてる狛犬がモチーフになってるだけあって相手を守る気持ちを非常に強く持ってます。
多くのシーンで体を密着させながら語りかけてきますから
聴いてるうちに彼女の優しさや温もりが伝わってくるのを感じるでしょう。
催眠がメインなのは間違いありませんが、聴き手を安心させる要素も多く盛り込んで物語を組み立ててます。

催眠は3パート29分間。
2人が出会った日の深夜、主人公がうまく眠れてるか気になって部屋を訪れたあうんが
右手に添い寝したまま深呼吸や簡単なお祓いをしてまずは心を浄化します。
彼女は目を開けたまま聴いてねと言いますが、私は最初から閉じたほうがいいと思います。

「私の熱が 君にゆっくりと移っていく 私のいる右側から 徐々に君の体が温かくなっていくよ」
そして聴き手がより主人公と同じ視点でこの音声を楽しめるように
序盤から体がほんのり温かくなる暗示を入れて彼女の近さを感じさせます。
この後のシーンでも温感操作を適度にしてきますから、後になるほど変化を実感するでしょう。

「祓い給え 清め給え スーッと心が綺麗になっていく 感情が平坦になって 頭の中が空っぽになる」
お祓いは手を叩き祝詞を唱えつつ心が清らかになる暗示を丁寧に入れます。
彼女の来歴を踏まえて本作品は神社にまつわる行為やイメージを積極的に使用します。
日本人にとって神社は特別な場所ですから、その雰囲気によって癒そうとする意図が見られます。

心をある程度リラックスさせた後は彼女と別の世界に旅立ちます。
浮遊するイメージや溶けるイメージで今度は体を浄化し
無事移動できた後はそこにある神社で夕方から夜にかけてを過ごします。

「右へふわふわ 左へふわふわ 暖かくて 優しくて 気持ちがいい」
「徐々に 徐々に 感覚を失っていきます 足の先から ピリピリと 痺れるように 感覚がなくなっていく」

浮遊するイメージの時に声が左右に小まめに移動するのが面白いですね。
本作品はシリーズ初のバイノーラル録音なので、声の位置や距離を活かした演出も取り入れてます。
直後の体が溶けるイメージも全身を下から上へなぞる形でピリピリした感覚を少しずつ広げます。

催眠に入ると体がピリピリする人は割といるのではないでしょうか。
私の場合は膝から下の部分が特にそう感じました。
正座をしばらく続けた時に近い不思議で心地いい感覚です。

「君の心は満たされて ゆっくりと 眠りの底へと沈んでいく」
神社に移動した後はお願い事をしてから満天の星空の下で眠りにつきます。
カウントをゆっくり数えてその直後に眠気が増す暗示を入れるストレートなアプローチに加えて
落ち着いた音楽を流す、彼女が寝息をたてると催眠以外の要素も盛り込んだ雰囲気の良いシーンです。
さらに最後のほうで彼女が自分の正直な気持ちを漏らすなど、彼女の存在を身近に感じながら静かなひと時を送ります。
そのまま眠って終わる流れですから解除音声はありません。

このように、和風情緒漂う和やかな催眠が繰り広げられてます。
安心する作品
技術で直接眠らせるのではなく安心させて眠気を誘う作品です。

あうんは眠れなくて悩んでる主人公を少しでも楽にするために
最初から人懐っこい態度で彼の力になろうと頑張ります。
そして催眠開始後は自分にまつわるイメージを絡めた誘導で少しずつ心身を落ち着けます。

良い意味で神獣っぽくない彼女のキャラ、狛犬がいる神社のイメージを活用した催眠
彼女との近さや一体感を重視した演出。
彼女の人肌で体を、優しい言葉で心を温めて安らぐ環境を整えます。

「夢を見よう? とても幸せで 満たされた夢を」
特に3番目の要素は音声の最初から至近距離に寄り添い
その後も2人で一緒に移動したり眠りにつく流れで進めます。
安眠できない理由は色々ありますが、彼の場合は寂しさが最も大きな原因と考えたのでしょう。
だから彼女は常に「守護られて」る気分に浸れるように誘導します。

従来の東方入眠抄シリーズよりも純粋な癒しが強くなってる印象を受けました。
バイノーラル録音だから以前より距離が近く感じるのもあります。
今後も録音環境を活かした表現や演出が登場するのではないかと見てます。

唯一気になった点は目を閉じるタイミングです。
作中では最終パートの冒頭(音声開始からおよそ27分後)に閉じる指示が出ますが
催眠開始からそこに至るまでのシーンに目を開けてる状況を活用したアプローチが特にされてません。
これが例えば凝視法を使うのならわかるのですが、実際はほとんどがイメージを用いたものです。

目を開けてると視覚から色んな情報が入ってきてイメージ力が削がれてしまいます。
イメージ重視で進めるなら最初から閉じたほうが催眠に入りやすいのではないかなと。
純粋に目を閉じてたほうがリラックスできるのもあります。

キャラの性格や持ち味を反映させた安眠特化の作品です。
おまけは「【添い寝ボイス】ああ、うん。そう?」とBGM2種です。

CV:鷹澄真咲さん
総時間 59:39(本編…37:46 おまけ…21:53)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
59分で400円とコスパがいいので+1してあります。

雨の日の耳かき店 雫庵2

サークル「ゆめみるぱじゃま」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、明るくてのほほんとした店員さんが
再会した男性に色んなお世話をしながら雨の日をまったり過ごします。

音とセリフのバランスをほぼ同じくらいに設定し両方から癒すのが特徴で
音声の最初から最後までずっと流れ続けるリアルな雨音やサービス中に鳴る様々な効果音
そして良い意味で店員らしくない彼女との会話を組み合わせて安らぎと没入感を与えます。
雨の日を2人でのんびりと
雫庵の店員「ゆめ子」からサービスを受けるお話。

「あら? 偶然ですね こんなところで会うなんて」
ゆめ子は明るくてほっこりした声の女の子。
とある雨の日、街中で再び出会った主人公にちょっぴり驚いた様子で挨拶すると
時間があるか確認してから相合傘で雫庵へ案内します。

本作品は2017年6月に発売された「雨の日の耳かき店 雫庵」の続編。
雨の日にだけ営業する変わったお店を舞台に、彼女が60分近くに渡って色んな癒しのサービスをします。

雨で濡れた体を拭く、耳かき、マッサージ、添い寝と素朴なもので統一し
その最中に会話を多めに盛り込んで彼女にお世話されてる雰囲気を作り上げてます。
ストーリーや独自の設定は特にないので今作から聴いても大丈夫です。

「それにしても… 雨 この前よりも降ってますね」
最大の特徴は雨音。
音声開始1秒の時点から流れ始め、彼らが別れるまでずっと続きます。
結構強めの音ですが建物の中にいるのでうるさく感じるほどではありません。
音質もリアルでこれを聴いてるだけでもかなりの癒しが得られます。

しかし本作品は雨音だけを聴き続ける所謂音フェチ作品ではありません。
冒頭の2人が出会うシーンはもちろん、サービスが始まった後も彼女が色んなことを話します。
初めから言ってしまいますと時間に対する会話量がものすごく多いです。

「これで 冷えちゃった体を温めましょうね よいしょ よいしょ」
彼が風邪を引かないよう細かな気配りを見せながら軽い掛け声を漏らしたり
自分の子供に見立てて可愛がるなど店員よりも友達に近い姿勢で接します。
今何をやってるかの実況にも力を入れてますし、彼女の人柄や魅力が自然と伝わってきます。

雨の日から連想される静けさやしっとりした雰囲気を
彼女の明るいキャラで吹き飛ばす感じにサービスを進めます。
効果音や環境音の量も多いのですが、それよりも会話のほうが目立ってる作品と私は見てます。
音と言葉で作る癒しの空間
雫庵に到着し、雨で濡れた主人公の体をタオルで拭いた後に始まるのは耳かき(約24分)。
膝枕の状態でまずは専用のオイルを使って両耳を同時にマッサージし
それから煤竹の耳かき棒→綿棒→3回程度の息吹きの順に行います。

耳マッサージは「すりゅー」という滑らかで水分控えめな摩擦音
耳かき棒は「ずりっ ぷすっ」という硬さのある平べったい音
綿棒は「さすさす こしゅっ」という面積広めの柔らかい音、といったように
サービスの内容や使用する器具によって音や動きを切り替えながら丁寧に行います。

全体的に動きがやや単調だったり音を鳴らす位置がほぼ固定なのが気になるものの
音質については大手のサークルさんに引けを取らないレベルと言えます。
特に力加減が丁度良くて耳のあたりに微弱な刺激が感じられます。
雨音と一緒に鳴らしても違和感が出ないように効果音は優しいもので統一されてます。

「右耳さーん 痒いところはありませんか?」
「子供になったみたいに 可愛い顔 してますよ よしよし いい子いい子」

最中のゆめ子はどんな器具を使ってどのようにお掃除するかを説明してから
「かき かき」と擬声語を漏らしたり可愛らしいことを言って場を和ませます。
彼女自身もこの時間を楽しんでる様子が伝わってきて癒されました。
良い意味で店員らしくない彼女の魅力を引き出す方向で会話を続けます。

続く17分間は体のマッサージ。
肩、首、背中、足と疲れの溜まりやすい部位に的を絞ってお世話します。

「私 機械よりも こうして人と触れ合う接客業のほうが 向いているかもしれませんね ふふっ」
普段よりも力んだ声を適度に漏らしながら各部位の症状を確認し
その合間に自分の気持ちをわかりやすく伝えて心身両面の凝りをほぐします。
効果音が特に鳴らないことからおそらく指圧してるのだと思います。
足のシーンでちょっとしたハプニングを用意するなど、事務的感をできるだけ薄めたサービスに仕上げてます。

そうやって疲れやストレスを取り除いた後はいよいよ眠りにつきます(約13分)。
彼女が左側に添い寝して色々話すオーソドックスなもので
途中から囁き声に切り替え、最後のほうには寝息を立てて眠りやすい環境を整えます。

このように、雨音よりも彼女との会話を重視した温かいサービスが繰り広げられてます。
音とキャラで癒す作品
音とセリフのバランスを大事にしてる変わった癒し系作品です。

ゆめ子は街中で偶然再会した主人公を雨宿りのついでにスッキリさせようと
最初から親しげな態度で接しつつ耳かきを初めとする癒しのサービスで心と体を温めます。
そして手を動かしながら色んな会話をして親睦をより深めます。

物語の全編で流れ続ける雨音、サービス中に鳴る質の高い効果音
そして店員らしさをあまり感じさせない彼女のキャラ。
臨場感を出しつつ雨の日でじめじめした心をカラッとさせることを目指してお話を進めます。

「今日も一緒に過ごせて嬉しかったです また是非いらしてくださいね」
タイトルや挿し絵を見た感じでは雨音を主役にした静かな作品と思うのではないでしょうか。
しかし実際は雨音にあまりスポットを当てず、彼女の人柄や会話が引き立つように作られてます。
前作よりも2人の関係が前進したと見て取れる描写もありますし
最近流行りの音をがっつり鳴らして癒す作風とは明らかに違う路線を歩んでます。

ですがこれは裏を返せば最大の武器を活かせてないとも見て取れます。
雨、風、波といった自然に根付いた音はそれだけで相当な癒しのパワーを秘めてます。
それを完全な脇役に置き、敢えて会話で癒そうとするのはもったいないと思います。

これが例えばしゃべる時とそうでない時をはっきり分けてるなら問題ありません。
耳かきや添い寝の最中は無言になって効果音と環境音を楽しんでもらい
他のシーンは彼女があれこれ話してほっこりさせるというのは大いに有りです。
しかし本作品の場合は無言の時間が極端に少なく、彼女がそれこそひっきりなしに話し続けます。

音のレベルが高い作品はしゃべらないほうが癒される場合もあります。
そのへんの匙加減に気をつければもっともっと良い作品になるのではないでしょうか。
癒しの要素が豊富なのに会話量が多いせいで慌ただしくなってるのが残念です。

以上のことからこちらの点数とさせていただきました。

CV:ゆめ子さん
総時間 1:08:26

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
68分で500円とコスパがいいので+1してあります。

枕返しの不器用な約束

サークル「みりおんべる」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、良い意味で妖怪らしくないほのぼのした女の子が
住み着いてる家の主人に癒しとエッチなサービスをします。

キャラと音でバランスよく癒す作りが最大の魅力で
耳かき、耳舐め、耳クレンジングと耳をターゲットにしたサービスを多めに用意し
その前後は会話、最中は音を中心に据えてその様子を和やかな雰囲気でリアルに描いてます。
最大3種類の音を同時に鳴らして激しく責めるエッチもポイントです。
妖怪と交わした温かい約束
枕返しのタマがあれこれお世話するお話。

「ささっ さささささささ おーい もしもーし 寝てますかー?」
タマは素朴で可愛い声の女の子。
ある日の夜、主人公の寝室に忍び込み熟睡してるか確認すると
枕を返すのに失敗し彼に見つかってしまいます。

本作品は寝ている人間の枕を返すことを生き甲斐にしてる彼女が
家の主人にあたる彼におよそ60分に渡る癒しとエッチなサービスをします。
非エロ45分、エロ14分と癒しのほうにとても力を入れており
耳かき、耳舐め、耳のクレンジングなど耳のケアを重点的に行います。

彼女は彼の家にずっと前から住みついてる妖怪。
名前の通り夜中に枕元へやってきて枕をひっくり返すいたずら好きな性格をしてます。
現実世界の伝承には命を奪われるケースもあるそうですが
本作品では枕を返してドヤ顔するだけの至って無害な存在として描かれてます。

「いやいや まさか そんなわけないよ 寝顔を見に来ただけなの 決して枕返しをしようしたわけでは…」
最初の段階から彼とすっかり打ち解けてる設定なので口調がとても柔らかく
嘘をつこうとしてもいい案が思い浮かばずばれてしまう可愛い一面も持ってます。
肝心の枕返しは彼の眠りが浅いせいで今のところ一度も成功してません。
そして事前に交わした「枕返しに失敗したら、なんでもいうことをきく」という約束に従って今回のお世話をします。

要は責任を果たすためにやるわけですが、彼に対して一定以上の好意を抱いてるので事務的感はまったくありません。
むしろ枕を少し動かした程度で起きてしまう彼が安眠できてないのではないかと心配し
それを少しでも解消しようとリクエストに沿って一生懸命頑張ります。
もちろん枕返しの成功率を上げる目論見もあるのですが、癒そうとする気持ちのほうがずっと強いです。

そらまめ。さん特有のナチュラルな演技も相まってキャラが非常に立ってます。
終盤にはタイトルの「不器用な約束」を交わすシーンがありますし、彼女に対して愛おしさを感じる人が結構いると思います。

これと並ぶもうひとつの魅力は最中に鳴る音。
質感、動き、鳴らすタイミングなどすべてが高品質で別方向の癒しを与えてくれます。
サービスが始まってからある程度経つとタマが無言になる時間が用意されてまして
そこでは効果音と彼女の息遣いだけが流れる静かなひと時が味わえます。

ボイスドラマと音フェチ(ASMR)作品の中間あたりに位置する作風ですね。
専門店との違いを出すために音の種類をある程度絞り込み、それらを多めに鳴らす方針で進めます。
耳をケアするサービスが多いおかげで微かな振動も感じられて心地いいです。

無邪気で人懐っこいタマのキャラとリアルで落ち着ける音の数々。
家族とほぼ同じ存在の妖怪と夜を過ごす様子を和やかに描いたバランスの良い作品です。
思いやりに満ちた素朴なサービス
冒頭のやり取りを終えた後、一番最初にするサービスは耳かき(約16分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順にタマの唾液をつけた綿棒で綺麗にし、最後に1回ずつ息吹きします。
ちなみに各サービスは通しではなく日を分けて個別に行う設定です。

綿棒は「こりゅっ」という水気を帯びた弾力のある摩擦音が使われており
耳の壁をくまなくなぞるように標準くらいのペースでかき回します。
耳かき音声でごく稀に使われてる粘着綿棒に近い音ですね。
ふわふわした乾燥系の音を鳴らす一般的な綿棒とは質感が違って刺激もやや強いです。

「水音は癒される音でございますし 耳かきをしつつも 私の唾液の音も混じって さぞ気持ち良いのでは?」
「君は私のことが見えて ご飯食べなくてもだいじょぶなのに 用意してくれて まさに私のご主人様だね」

最中の彼女は店員になりきって普段よりもかしこまった口調で話しつつ
妖怪の自分に優しくしてくれる彼に感謝の気持ちを伝えます。
彼女が彼の寝込みを襲うのは枕返しだからであって別に彼を嫌ってるわけではありません。
その証拠に耳かきは非常に丁寧で癒しのパワーが強いです。

右耳、左耳いずれもセリフごとの間を大きく開けて進めますから音も無理なく楽しめます。
キャラと音を組み合わせて癒す本作品の持ち味が早速発揮されてます。

続く2パートはやや手の込んだサービス。
03は耳舐め(約10分)、04は耳のクレンジング(約19分)と内容を切り替えてそれぞれをしっかり行います。

「なんだか楽しくなってきちゃった 耳舐めって不思議」
耳舐めはまだ非エロのシーンということで音の質感を比較的上品にし
その代わり甘噛みする、舌を大きく動かして舐める、舌先で穴の入口をほじるなど
時間に対する音の種類を多めに用意し個性を出してます。
耳舐めが気に入ったのか、彼女が途中からより積極的になるのもいいですね。
枕を返すよりも彼を癒すことに喜びや生き甲斐を感じ始めます。

「私はイヤーエステ店員 タマと申します 本日はお店へお越しいただき 誠にありがとうございます ふふん」
耳のクレンジングは彼女が以前テレビで観たサービスを真似るスタイルで店員になりきり
準備したフォームを泡立ててから耳につけて全体を丁寧にマッサージします。
「じゅりっ」という泡混じりの摩擦音が耳元至近距離から流れ、さらにバックでは一緒に用意した風鈴の音も適度に鳴ります。
後日マッサージしてあげると言うなど、音を中心に据えつつ彼女の思いやりの強さも感じられるように表現してます。

本作品唯一のエッチシーンは「05.目隠し耳舐め手コキしちゃうぞ」(約14分)。
また別の日、普段とは違い恥ずかしそうにする彼におちんちんのお世話をお願いされた彼女が
とあることを確認してから約束通り叶えてあげます。

プレイはおちんちんの愛撫、耳責め、耳舐め、手コキです。
耳責め、手コキの際に効果音が鳴ります。

「私の手も ぐちょぐちょ 君のお汁でねっちょねちょ」
予想しなかったお願いに少し戸惑う表情を見せたタマですが、プレイに入ると今まで以上に積極的なご奉仕をします。
すっかり勃起したおちんちんを指でなぞって軽く焦らしたかと思えば
手についたカウパーを潤滑油代わりにして両耳を同時に刺激し、その直後に舌で舐め取って綺麗にします。
03パートとの違いが出るように耳舐めを水分高めで激しい舐め方にしてますし
効果音も適度な粘性を含んでいてエロいです。

それ以上に面白いのが後半の7分間。
これまでわざとソフトな責めに留めていたおちんちんをパワフルにしごき始め
そこに耳舐め、指を使った耳責めを順に追加し合計3種類のエッチな音を同時に鳴らします。

本作品は非エロが圧倒的に優勢ですから普通のエッチをやってたらなかなか抜く気になれません。
だから限られた時間内に聴き手が興奮し、抜きたくなるように音の密度を上げてます。
ねちょねちょした質感で上下運動をリズミカルに繰り返す手コキも音のレベルが高いです。
自分の手に精液をぶっかけるのを快く許し、射精後にそれを舐める彼女の姿も印象的でした。

このように、約束をきっかけに自分の気持ちをストレートにぶつける愛情深いサービスが繰り広げられてます。
冷えた心を温めてくれる作品
聴けば聴くほど胸のあたりがぽかぽかしてくる癒しに満ちた作品です。

枕返しとして主人公はもちろん、その祖父もすぐ近くで見届けてきた女の子が
約束を果たすことを口実に色んなご奉仕をしながら幸せなひと時を過ごします。
そしてサービスを丁寧に行う中で自分にとって本当に必要なものが何かに気づきます。

妖怪よりも家族に近い距離感で親身に尽くすタマのキャラ
非エロ、エロいずれも耳をメインターゲットに据えたサービス
そしてこれらの最中に鳴る高品質で優しい音の数々。
キャラと音のバランスをしっかり取って物語の世界をリアルに作り上げてます。

「気持ちよかった? …よかった」
中でも彼女のキャラは妖怪としての使命を果たそうとしてたのが
これらのサービスをするにつれて彼を癒すことの気持ちよさに目覚めていきます。
終盤のエッチであそこまで大胆かつ激しい責めをしたのも彼に満足してほしいからです。
「好き」などの言葉ではなく行為を通じて信頼や愛情の気持ちを伝えます。

そんな彼女の内面が最後の「06.不器用な約束」で克明に綴られてます。
ものすごくいいお話なのでレビューでは敢えて一切書きません。
たぶん涙もろい人だと彼女の言葉を聴いて自然と泣けてくるのではないでしょうか。
不器用な約束に込められた思いがあまりに温かく、そして切ないからです。
音声作品を毎日のように聴いてますが、ここまで強く心を動かされたのは久しぶりです。

エッチはこれ単体で聴く分には十分なエロさを持ってます。
しかし45分近く非エロを聴いた後で抜かせるにはパワー不足だと思います。
品質は良いのだけどお話の構成に首をひねる部分があるという意味です。
この流れを維持したまま抜かせるならば最低でももう1パート追加でエッチしてほしいです。

射精シーンは1回。
くちゅ音・ちゅぱ音・淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

エロがやや弱いという弱点があるものの、それを補って余りあるほど他の部分が優れてる作品です。
癒されながら感動できる、泣ける作品を探してる人には特におすすめします。
おまけは「タマ、猫になってくれ」パートです。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:17:36(本編…1:14:24 おまけ…3:12)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【正月・耳舐め】うたかたの宿 新年初詣【バイノーラル・癒やし】

サークル「ウタカタ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、秘境と言っていいほど人里離れた場所にある宿を舞台に
そこで働いてる女の子が仲の良いお客と新年の正月を楽しく過ごします。

効果音や環境音を織り交ぜながら初詣する様子を描いたり
セリフをできるだけ挟まずゆっくりのんびり耳を舐め続けるなど
季節感と癒しを大事にした臨場感のあるサービスを行います。
正月は田舎でのんびりと
うたかたの宿の店員「菖蒲」と正月を過ごすお話。

「旦那様! ようこそお越しくださいました」
菖蒲は明るくて可愛い声の女の子。
年が明けた直後のある日、予約を取ってうたかたの宿を訪れた主人公を嬉しそうに迎えると
新年の挨拶をしてから一緒に初詣へ行こうと誘います。

本作品はサークルさんがこれまで7本出されてるシリーズの最新作。
これまでのお話を通じて彼とすっかり仲良くなった彼女が
35分ほどに渡って新年のお参りをしたり宿でちょっぴりエッチな事を含んだサービスをします。

シリーズものですが特別な設定とかはありませんから
二人が打ち解けてることだけ理解してれば本作から聴いても特に問題はありません。
初詣のシーンは挿し絵の印象よりもややハイテンションに振る舞っていて彼女も喜んでるのが伝わってきます。

作品の特徴は大きくふたつ。
ひとつめは季節感を持たせた癒しを提供すること、もうひとつは耳舐めに力を入れてることです。

前者は音声開始直後から小川の流れる音がバックで鳴りはじめ
二人が神社に向かう時は「ずしゅっ」という雪を踏みしめる足音
お参りの時は賽銭を入れる音と鈴を鳴らす音、宿に戻った後は「ぽぽぽぽ」というストーブっぽい音など
物語に臨場感を与える色んな音が登場します。
また全編に渡って彼女がセリフの間を長めに取りながらのんびり語りかけます。

最後のほうにエッチな描写があるので一応18禁に分類されてますが
内容はほぼ15禁と言っても差し支えないほどマイルドです。
正直なところ相当に溜まってない限り時間内に抜くのは難しいと思います。
抜きよりも癒しをずっと重視してることを理解したうえでお聴きください。

後者は総時間の約半分にあたる17分を耳舐めに割き
最中はセリフをほとんど挟まずに耳元至近距離からちゅぱ音を鳴らし続けます。
ただし、サークルさんが「耳舐めは激しくないたっぷり時間をかけたゆったりとしたもの」とおっしゃられてるように
ペースが緩く質感も上品で性的興奮を誘うものとは随分違います。
音そのものより密着されてるシチュや合間に漏れる吐息のほうにエロスを感じるのではないかなと。
二人きりの空間を音で演出
菖蒲との挨拶を終えた後から始まる2パート7分間は初詣。
この地域にある小さな神社へ移動し、お手水を済ませてから彼女→主人公の順にお参りします。

「私はこうして 旦那様と一緒に お参りできるのが今年初めて感じた幸せですけどね うふふっ」
新年早々彼に会えたことがよほど嬉しかったのでしょう。
彼女は歩きながらちょっぴりはしゃいでる感じに自分の思ってることを話します。
専門店の場合お客と店員の距離を大事にする作品もありますし
こういうやり取りがある時点で二人の関係がかなり良好なことがわかります。

「まずは 右手に柄杓を持って 水をすくって 左手にかけ…はっ うぅ 冷たい…ですね」
神社に到着した後のシーンはお手水は上のように行為の様子をすべてセリフで表現し
参拝の時だけ専用の効果音や手を鳴らす音が入ってます。
雰囲気は出てますけど水を手にかける音を入れておいてほしかったなぁと。
環境音の音量が小さくて聴き取りにくいのも残念です。

続くエッチシーンは2パート17分間。
プレイは耳舐め、オナニーです。
オナニーの際に効果音が鳴ります。

「お耳のほう 口に含んでもよろしいでしょうか?」
初詣を終えて宿へと戻り、おせちを食べてから部屋で主人公と寛いでいた菖蒲は
彼が別のことをして欲しがってることを察し、体を近づけ左耳を舐め始めます。

エッチはどちらも彼女が責める形で進みます。
前半の「左耳舐め」は名前通りのプレイ(約8分)。
パート開始1秒の時点で早速始め、最中のセリフを二言程度まで減らしてひたすら舐め続けます。

「しっかりと おもてなしを 今年の最初ですから 慎重に…」
前項でも説明したように抜き系の音とは違うため興奮しにくいところはありますが
音の臨場感、位置、距離がどれもしっかりしていてレベルが高いです。
舐めたりしゃぶったりを非常にゆっくり行うので舌使いをイメージしやすく感じるでしょう。

続く「右耳舐めとお世話」は反対側とおちんちんがターゲット(約9分)。
左耳と同じくセリフを必要最低限まで絞り込み、パート中盤頃から水気を帯びた摩擦音が加わります。

「いつもと違う こういったことは 余計に気分が高ぶるようですね 旦那様 ご自由に 私の手の中に どうぞ」
おちんちんをお世話する時に何をするか明確に言っておらず
もしかしたらオナニーではなく手コキなのかもしれません。
彼女が彼の精液を手で受け止めることを仄めかすセリフがあったことからオナニーと判断しました。
手コキの効果音が耳舐めよりも荒々しく、彼女のサービス方針からずれてたこともあります。

説明的なセリフを挟むと自然さが削がれるからこういう表現にしたのでしょう。
ですが個人的には何をやってるかすらわかりにくくするのはさすがにどうかと思います。
こういうプレイはイメージ力が重要になりますから、それを膨らませる最低限度の材料は用意してほしいです。

このように、耳舐めを中心に据えたまったり系のエッチが繰り広げられてます。
のんびりした作品
9割がた非エロと言っていいくらい癒しに寄ってる作品です。

菖蒲は年明けにうたかたの宿へわざわざ来てくれた主人公をもてなそうと
最初は敢えて宿の外に誘って一緒にお参りし、それから耳を重点的に責めつつおちんちんもお世話します。
正月や冬にまつわる効果音と環境音、十分な時間を取った癒し系の耳舐め。
昨年に溜まった疲れを取り除き、新しい気持ちで今年を過ごせるようにサービスを進めます。

「準備万端でおもてなしすることも好きですが こうして二人だけの時 いい雰囲気の時には その…お嫌でないなら 旦那様となら 特別嫌なことはありませんから」
そしてこれらの中に彼女が彼に対して特別な感情を抱いてるのを匂わせる表現を盛り込んでます。
今回はかなりソフトなおもてなしでしたが、準備がしっかりできてればもっと踏み込んだことをしたのかもしれません。
ファンに対してこのシリーズがまだまだ続くことを遠回しに伝えてもいます。

サービスは時間が短いのを考慮して耳かきやマッサージといった定番を敢えて外し
その代わり耳舐めをがっつりやって個性を出してます。
18禁でやるものよりエロさが大幅に抑えられてるおかげで落ち着いた気分で聴けました。

ただここまで癒しに寄せた内容だとエッチを入れないほうが作品の品質は上がったと思います。
ずっと癒し路線だったところに申し訳程度のオナニー(or手コキ)を挟んだところで抜くのは難しいです。
最近は全年齢や15禁も十分売れる環境になってますし、こだわりを捨てたほうが長所を活かせるのではないかなと。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音それなり、くちゅ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

癒し目的で聴くならそれなりに楽しめる作品です。

CV:歩サラさん
総時間 36:40

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
36分で700円とやや割高なので-1してあります。

2018年1月8日まで30%OFFの490円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

お江戸しゃぼん物語 洗い屋 椿

サークル「オレンジぷらねっと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、吉原の遊女をしていたいなせな女性が
お金と引き換えに性欲旺盛な男性へ熱のこもったご奉仕をします。

江戸時代の世界観を大事にしながらエッチするのが特徴で
「肉壷」「ちんぽ汁」など片仮名を使わない淫語のみを使用し
プレイもタイトルのしゃぼん以外は道具を一切使わず純粋なテクニックで射精に導きます。
江戸時代のソープを疑似体験
洗い屋の店主「椿」からエッチなサービスを受けるお話。

「いらっしゃい あらあらお侍さん 見ない顔だね 初めてかい?」
椿は明るくてさっぱりした声の女性。
評判を聞きつけてやって来た主人公を明るく迎えると
緊張気味な彼の気持ちを会話で解きほぐしてから体を洗い始めます。

本作品は元吉原の遊女でとある事情からここに住むことになった彼女が
侍の男性に日を分けて手コキ、フェラ、SEXをします。
江戸時代が舞台になってるだけあってセリフの表現が純和風で統一されており
彼女の振る舞いにも上品な中に江戸っ子らしさが漂ってます。

「そのお茶? えっと40文 天ぷら蕎麦が食べられる? そうだねぇ」
話しぶりから始まってお金の呼び方、当時流行っていた食べ物
そしてプレイの内容など雰囲気をできるだけ崩さないよう気を配って作られてるのがわかります。
といってもエッチ自体は現代の風俗サービスにとても近く、実用性を意識した演出もされてます。
「一風変わった世界観を持つ抜きボイス」と表現するのが妥当な作品です。

今回のお相手を務める椿は強くて律儀な女性。
手洗いは500文、口洗いはそれプラス300文とサービスに合ったお金を請求する一方で
もらった後は男性が満足できるようにプロらしい責めを繰り出します。

「そう 白くて柔らかいだろう? …あんっ まだまだ吉原の下っ端遊女なんかに負けてないと思うよ」
彼女は今でこそボロ長屋に住んでますが遊女としてのプライドもきちんと持っており
プレイ中はおちんちんの弱い部分を的確に突いたり、男が喜ぶことをさせてあげるなど
相手を楽しませることを強く意識しながらリードします。
彼女自身も楽しんでる様子が見られますし、時代を反映して他人行儀な部分がかなり薄くなってます。
方向性の異なる3種類のエッチ
エッチシーンは3パート29分30秒間。
プレイは手コキ、フェラ、キス、乳首舐め、パイズリ、手マン、SEXです。
エッチな効果音はありません。

「さて そいじゃ 着物脱いだらふんどしほどいて そこに横になってね」
サービスの料金を告げ主人公からもらった銭を確認すると
椿は自慢のしゃぼんを使った手コキでおちんちんを勃起させようとします。

エッチはどのパートも彼女がリードします。
一番最初の「手洗い」は洗い屋が普段やってるプレイ(約8分)。
今で言うところのローション代わりに石鹸を使い最初はゆっくり、後になるほど激しくしごきます。

「ちんぽ しこしこ ぬるぬる」
タイトルにもなっている割と重要なシーンなのですが
効果音は特に鳴らさず「しこしこ」などの擬声語を使って実況する淡白なものです。
他のパートよりも事前のやり取りが長いおかげで実プレイ時間が短めですし
残念ながらこのパートに関しては実用性に欠けるというのが正直な感想です。

その部分が大きく改善されるのは次のパートから。
「口洗い」は手洗いで満足できなかった人だけにする追加のフェラ
「壷洗い」は女性の一番大事な部分でご奉仕する最も濃厚なプレイで精液を搾り取ります。

「ほら ここ 雁首 嬲るように舐めてあげる」
口洗いはちゅぱ音、壷洗いは喘ぎ声とエッチな要素のボリュームが時間に対して多く
特に口洗いは竿を舐める、カリ首を舌で小刻みに責める、金玉を頬張って吸うなど
プロらしい多彩かつ下品な音を積極的に鳴らします。

どこをどう舐めるか以外はほとんどしゃべりませんから
ちゅぱ音の品質も相まってプレイの様子がイメージしやすいです。
私個人は口洗いが本作品の中で一番抜けるパートと思ってます。

「あっ それっ 気持ちいい そこっ そこいいっ」
最後の壷洗いパートは彼から思いがけない大金をもらったのを受けて
今回に限り特別にお店では普段しないプレイを提供します。
熱いキスを交わしてからおっぱいを吸わせ、さらにおまんこを指や舌でいじるようおねだりするなど
彼に敢えて責める側に回し、自分は甘く切ない声をたっぷり漏らして興奮を後押しします。

実プレイ時間が10分程度しかないのにプレイの種類を多く盛り込んだ結果
SEX以外のプレイが軽くなってるのは残念ですが、純粋なエロさは時間分くらいあると見てます。

このように、女性の体や純粋なテクニックでもてなす古風なエッチが繰り広げられてます。
艶のある作品
当時にあった風俗サービスに近いエッチをする情の濃い作品です。

元遊女として小さな風俗店を一人で経営してる女性が
その噂を頼りに訊ねてきた男性と3度に渡るエッチをします。

当時の情勢を踏まえた雑談を織り交ぜつつほぼ自分の体だけを使ってもてなす展開
そして実用性を高めるためにちゅぱ音や喘ぎ声を多めに盛り込んだ作り。
世界観を大事にしつつ18禁音声の要所を押さえてサービスを進めます。

「ああそうだ 一緒に湯屋に行こうか?」
椿は確かにお金にうるさいところもあるのですが
もらった以上はしっかり働こうとする責任感の強い女性です。
店員よりも友達に話しかけるような砕けた口調も相まって和やかな雰囲気が漂ってます。
そしてプレイの合間に見せるプロらしさに遊女だった面影が窺えます。
結構キャラの立ってる作品と言えるでしょう。

肝心のエッチについては看板サービスにあたる手洗いが弱いことや
最後の壷洗いがやや慌しい点がどうしても気になりました。

しゃぼんは現代で言うところのローションに近い使われ方をしてますし
やはり効果音なしでこのプレイを表現するのは無理があるかなと。
あとは口洗い以降でしゃぼんがまったく登場しないのも引っ掛かります。

射精シーンは3回。
淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもそこそこです。

雰囲気は出てるのだけどサービスがやや弱いと判断し、今回はこの点数とさせていただきました。

CV:紅月ことねさん
総時間 40:53

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は6点。
41分で1000円とやや割高なので-1してあります。

2017年9月22日まで9割引の100円で販売されてます。
その場合の点数は7点です。

東方入眠抄15 ココロマヨイ

サークル「Re:Volte」さんの催眠音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、東方シリーズに登場するキャラ「秦こころ」が
催眠を使って二人だけの世界に案内してから安らかな眠りを提供します。

彼女らしさを感じるイメージを通じてリラックスや深化を促す催眠や
聴き進めていく楽しみを持たせたドラマ性重視の展開など
様々な要素を通じて没入感や眠気を高める癒しに満ちた物語が楽しめます。
感情豊かなポーカーフェイス
夢の中で秦こころに寝かしつけてもらうお話。

「ぼわーん お面がひとつ あなたの心の中に浮かび上がってくる」
こころはやや無機質な口調で話す素朴な声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
挨拶などの前置きはすべて省略し主人公に早速横になるよう言います。

本作品は夢の中にある特別な場所で彼をずっと見守り続けてきた彼女が
催眠をかけてそこへ案内し、いくつかのやり取りを経て親密度を深める様子を彼の視点で楽しみます。
原作では感情が宿る数多くのお面を持ちながら、自身は一切表情を変えない変わったキャラとして描かれてるため
本作でもそれを反映して口調をクールにしたりお面にまつわるイメージを盛り込んで彼女らしさを出してます。

また冒頭に東方キャラが自己紹介や状況説明をしていた従来のシリーズ作品とは違い
今回は中盤に差し掛かるまで彼女が何者かをぼかしたまま物語を進めます。
催眠の流れ自体は過去作とそれほど変わらないので普通に安眠できますが
シリーズのファンならお話の流れにちょっぴり違った感覚を抱くでしょうね。
彼女と直接出合うシーン以降のセリフにも今までにはなかった要素が込められてます。

催眠は3パート33分30秒間。
現実世界にいる主人公にこころが何らかの手段で語りかけ
仰向けに寝かせてからまずは深呼吸や脱力で心身を軽くリラックスさせます。

「ひとーつ ふたーつ みーっつ あなたの足から 力が抜けていく」
まだ始まったばかりなのでそこまで入念にやるわけではありませんが
深呼吸は吸った時と吐いた時の両方で、脱力は指定した部位を意識させたあとに
「力が抜ける」などのセリフを適度に投げかけて後押しします。
暗示を言う際にエフェクトをかけることが多いので意識のぼやけが割と強く味わえます。

軽い催眠に入り夢の中へ到着した後はいよいよ本物の彼女と出会います。
「常桜の国」と呼ばれる美しい場所にある神社で舞を見せてもらったり
彼女と直接肌を触れ合って先ほど以上の安らぎや温もりを感じます。

「ピンク色の長いストレートの髪と お人形さんのように端正な顔立ち 脈絡のない質問に あなたは素直に首を縦に振る」
「抜ける 抜ける 感情が抜けていく すーっと抜けていく」

ここでは彼女だけでなく主人公視点のセリフも入ってるのがいいですね。
彼が今何を感じてるのかを語りながら進めるのでその場の様子をイメージしやすいです。
また舞を見るシーンでは「たん たん たん すー」と言葉でリズムを取りながら
彼女のお面に感情を吸い取られる感覚を催眠における深化とほぼ同じ表現で伝えます。

二人のやり取りを単に実況するだけでは普通のボイスドラマになってしまいますから
聴き進めるほど癒しや催眠の感覚が強くなるようにきちんと組み立てられてます。

「なでなで なでなで 君を撫でる 私の手の感触 ほら 君の心が癒されていくよ」
最後の「こころ」パートも手、頭、胸を個別に手で触れながら
その部分が温かくなったり清められる感覚を暗示の形で上手に伝えます。
温感は催眠の中では割と実感しやすいですし、ぽかぽかするのが感じられると思います。
さらに聴き手が安心して眠れるようにと後になるほど話すペースを緩めてもくれます。
暗示はあくまでサポート程度の役割に留め、眠りやすい雰囲気作りを重視してるのが印象的でした。

このように、こころの特徴を交えて眠りに導くドラマ性のある催眠が繰り広げられてます。
静かで温かい作品
二人きりの世界で不思議な女性が親身になって癒してくれる安眠効果の高い作品です。

こころは夢の中から見守り続けてきた主人公にいつしか興味を抱き始め
催眠を通じてそこへの道案内をしてから自分なりのやり方で彼を癒そうとします。
狐火、お面、桜、舞など和風情緒に溢れる世界観、無機質そうに見えて実は感情豊かな彼女のキャラ。
東方キャラが安眠させるシリーズの長所を継承した落ち着く催眠が味わえます。

Re:Volteさんは音楽作品も制作されてるサークルさんなので
今までは効果音や環境音を多めに鳴らして癒す作品をよく見かけたのですが
今作はBGMを軽く鳴らす以外はほとんどセリフやイメージで物語を構築してます。

「ねぇ この気持ちは何ていう感情なのかな」
冒頭シーンで彼女をミステリアスなキャラに仕立て上げ
夢の中に移動した後は彼女の心情も適度に描くことで世界観に奥行きを持たせてます。
肝心の催眠も基本的な技術に独自のイメージを盛り込んでいて眠りやすいです。
最後の安眠させるシーンは彼女の声や演技にも気を遣ってます。

ちょっぴり切ない気持ちを抱きながら眠りにつける作品です。
おまけは「秦こころの こころチャンネル」とBGM5曲です。

CV:saoriさん
総時間 57:24(本編…35:23 おまけ…22:01)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

癒音らびりんす~三日月麻衣と雨音の祈り~

サークル「きゃらめり屋」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、上品で母性を感じる巫女さんが
偶然出会った男性の疲れを会話や耳かきで取り除きます。

二人がいる場所、時間帯、天候により変化していく多彩な環境音や
家庭的で母性漂う彼女のキャラなど、作品を構成する様々な要素が癒しで統一されてます。
音の扱いにとても力を入れてますから物語の世界にいる気分が味わえるでしょう。
音が織り成す癒しの迷宮
巫女の三日月麻衣が耳かきや添い寝をするお話。

「こんにちは どうなさいました?」
麻衣は上品でおっとりした声のお姉さん。
パワースポットの滝を探してる途中で迷子になった主人公に声をかけると
ひとまず自分が管理する神社へ案内し体を清める方法を教えます。

本作品は疲れやストレスを感じ噂の場所へやって来た彼が
偶然彼女と出会い、雨宿りを兼ねて癒してもらう様子が描かれています。
「癒音らびりんす」の名の通り、作中では状況に応じて様々な音が登場し耳を楽しませてくれます。

例えば音声開始直後からセミや鳥の鳴き声がバックで流れ始め
二人が神社に到着するとヒグラシの声が加わり、雨が降り始めるとそれらが一気に収まります。
そして最初は勢いのあった雨足も時間が経つにつれて弱まり、翌日にはツクツクボウシが元気よく鳴き始めます。

場所、時間帯、天気の変化に応じて環境音も切り替わるので
セリフ抜きでも今の状況をなんとなく掴むことができます。
各サービスにも専用の効果音がちゃんと入ってますし、処女作とは思えないほど音のレベルが高いです。

「書いてあることは絶対というわけではありませんし あくまで参考にして ご自分の人生をより豊かにしようという気持ちが大切なんです」
主人公の相手を務める麻衣の存在も忘れてはいけません。
初めて会ったばかりの彼に親しげに語りかけ、おみくじが悪い結果だったら慰め
気を取り直して滝に向かおうとした直前に雨が降り始めたら雨宿りを提案します。

音に力を入れてるのは間違いないのですが、彼女と交わす会話にも十分な癒しのパワーが秘められています。
巫女らしい上品な声と母性を感じる家庭的な性格にホッとするのではないでしょうか。
音とキャラの両方でバランスよく癒してくれる総合力の高い作品です。
和風情緒漂う繊細なサービス
二人が出会い神社に移動した後、最初にするのはお手水。
参拝する前のお清めとして麻衣がそのやり方を丁寧に教えます。

「まずその柄杓を右手で持って お水を汲んでください」
柄杓で水を掬い、それを左手にかけ、持ち替えて右手も洗い、再び持ち替えて手を受け皿に口をすすぐなど
行為の一部始終を順を追って説明し、その度にそれらを行う効果音も鳴ります。
音を使って聴き手を神社にいる気分にさせる効果的なサービスと言えるでしょう。
この時点ではまだ雨が降ってないので夏らしい賑やかな空気が漂ってます。

参拝やおみくじを終えたところで雨が降り始め、社務所に移動してからするのがメインの耳かき(約18分)。
膝枕の状態で両耳同時に濡れタオルで拭き、耳かき棒と梵天で穴の中を綺麗にします。
そして最後に1回だけ軽く息を吹きかけます。

「痒いところはございませんか? ふふっ なんだか 美容師さんになったみたい」
タオルで耳を拭くシーンは耳かき前の準備に過ぎないのですが
「こすこす」とややトーンの低い粗さのある摩擦音が左右同時に鳴ってかなりリアルです。
他にもお湯の入った桶にタオルを浸して絞る音が開始前と途中で鳴ったり
拭く際の動きが左右で微妙に違ったりと細かい部分にまで気を遣いながらサービスを進めます。
彼女も美容師っぽいことを言って場を和ませてくれます。

その後に始まる耳かきは耳かき棒が「ぞすっ」というやや平べったい音を掻き出す感じに
梵天は「くしゅっ」と柔らかくて広がりのある音を軸を持ってゆっくり回転させるように鳴らします。
声や環境音に比べて音量が小さいのが気になるものの、動きについては現実の耳かきにかなり近いです。

あとは音が鳴った際に刺激がほとんど伝わってきませんでした。
作品説明文に記載がないことから効果音はバイノーラル録音ではないのだと思います。

「ここで普段何をしてるかですか? そうですねぇ 境内の手入れをしたり 山で山菜を採ったり」
「こんな山奥まで疲れたでしょう? このまま寝ちゃっても大丈夫ですよ」

最中の麻衣は耳かきのことにはほとんど触れず、自分の日常など世間話を主にします。
そして彼が眠そうな表情になると優しい言葉をかけて寝かしつけてあげます。
母親のような柔らかい口調やバックで流れ続ける雨音も相まって心安らぐ静かな空間が形成されてます。

このように、和の心を感じる落ち着いたサービスが繰り広げられてます。
しっとりした作品
夏の雨の日にまったり過ごす様子をそのまま切り取った統一感のある作品です。

山奥にあると言われる滝を見に行く途中で迷子になった男性が
そこでたまたま出合った巫女と打ち解け、最終的には宿泊までさせてもらいます。
夏らしい生命力に溢れるセミの声、それらを一挙にかき消し静けさを醸し出す雨音。
季節感を出しつつ癒しも与える環境音の数々が耳と心に優しい刺激をもたらします。

環境音は全年齢向けを中心にこのところ取り入れてる作品が随分増えてますが
その多くはパートでまるまる同じ音を流すあたりに留まっています。
しかし本作品の場合は同じパート内でも状況に合わせてリアルに変化します。
二人が出合った場所と神社でセミの声が微妙に違うところも実に良いです。

「私 あなたのことを癒せたでしょうか 少しでも 幸せを感じてくれたらいいな」
そして彼を案内する彼女も巫女のイメージにピッタリな温かい女性です。
実は彼女が本当の意味で魅力を発揮するのは耳かきを終えた後からになります。
そのためこのレビューを読んだ時点では彼女に対してそこまでピンと来ないかもしれません。
ネタバレを防ぐための措置ということでご了承ください。

サービスについてはお手水やタオルで耳を拭くシーンがハイレベルです。
それに対して耳かきはもう少しクオリティアップできるんじゃないかと見ています。
続編を予定されてるようですし、今後どういう形で発展していくかが非常に楽しみです。

おまけはキャストトークと効果音です。

CV:月城めのうさん
総時間 1:08:54(本編…36:46 おまけ…32:08)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

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