同人音声の部屋

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タグ:双子プロジェクト

   ● 天使と悪魔の堕とし方~何回逝っても終わらない~
   ● 天使と悪魔に堕とされる~終わらない搾精ボイス~
   ● 双子の射精管理
   ● 双子の風俗嬢~連携プレイで休む暇なく責められる~


天使と悪魔の堕とし方~何回逝っても終わらない~

サークル「双子プロジェクト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、以前主人公を散々に弄び精液を搾り取った天使と悪魔が
再び呼び出されハードな責めで彼と同じ思いを味わわされます。

ローター、バイブ、電マ、ドリルバイブなど機械を使ったプレイに限定し
彼女たちが乱れる様子を専用の効果音と喘ぎ声でエッチに描いてます。
音声作品では珍しくSっ気の強い内容ですから属性の合う人ほど楽しめるでしょう。
天使と悪魔にエッチなお仕置き
天使と悪魔を機械で何度もイかせるお話。

「うふっ 私を召喚したのはあなた?」
天使は上品で透き通った声のお姉さん。
自分を再び召喚した主人公に嬉しそうな表情で挨拶すると
突然翼を縛られ力を奪われてしまいます。

本作品は2018年2月に発売された「天使と悪魔に堕とされる~終わらない搾精ボイス~」の続編。
軽い気持ちで呼び出した結果精液をとことん搾り取られた主人公が
その復讐のため彼女たちを個別に呼び出しハードかつ無慈悲に責め立てます。
挿し絵では2人同時になってますが実際は天使→悪魔の順に一対一でエッチします。

他のシリーズ作品と同じく前作を聴いておいたほうが楽しめるのは間違いありませんが
属性がMからSへ大幅に切り替わってるため、自分の属性に合ったほうを選ぶのがいいでしょう。
作中に射精シーンは一切なく、彼女たちが乱れる様子をオカズにして楽しみます。

全編を通じて言える大きな特徴はふたつ。
ひとつはプレイが進むほど彼女たちの態度や心情が変化すること
もうひとつは喘ぎ声の量が非常に多いことです。

「私たちは あなたたち人間から生命力を奪い取ることが使命なのです このままでは その使命を果たせません」
「ごめん…なさい ごめんなさい 謝るから 謝るからもうやめて」

前者は既に彼を一度負かしてる背景があるため、最初の時点では2人とも彼を見下して接します。
しかしエッチを通じて彼が並々ならぬ決意を持ってることを知ると
その顔が剥がれて彼にひたすら懇願する態度を取るようになります。

聴くのをやめたくなるほど辛そうな声を上げることはないものの結構激しい喘ぎ声を漏らします。
人間より遥かに強い存在を一方的に責め立て這いつくばらせるS向けらしいシチュです。

心の声「同時になんて初めてです こんなの…声が出てしまいます」
後者はエッチシーンが総時間の86%と多く、その全部が彼女たちを責めるプレイに割いてるのに加えて
一部のシーンで喘ぎ声を上げながら心の声を漏らす演出がされてます。
機械を使ったプレイは全部個別の効果音が入ってるので
彼女たちがどのように責められ、感じてるかが簡単にイメージできるでしょう。
後になるほど激しさを増す機械責め
エッチシーンは2パート49分間。
プレイはローター責め、ローションを塗る、バイブ責め、ドリルバイブ責め、悪魔の放尿です。
放尿以外の全プレイで固有の効果音が鳴ります。

「乳首 硬くなってますか? それは…生理現象ですから 仕方ありません」
主人公に無理矢理体を拘束され特殊な椅子に座らされた天使は
ローターで責められすっかり勃起した乳首を「生理現象だ」と言って抵抗します。

エッチは彼女たちが終始責められ続けます。
前半の天使パートは24分ほど。
乳首を2個のローターで責めるところから始まり、媚薬入りのローションを塗りたくる
3個目のローターをクリトリスに当てる、2種類のバイブでおまんこを責め立てるなど
手やおちんちんを使わずに色んな刺激を与えます。

「…やぁっ 止めてって言ってるのに どうして固定するんです?」
心の声「なんで どうしてこんなに気持ちいいの? さっきよりもすごく敏感になってる」

彼女は彼がこのような行動に出ると予想してませんでしたから
最初のうちから戸惑ったり控えめな態度で反抗する姿勢を取ります。
しかし体を責められると思わず艶めかしい声を漏らし、さらに心の中では気持ちいいことを認めます。
やり方は確かに強引ですが快楽で堕とそうとするので凄惨さはそれほどありません。

パートの後半に入ると激しさがグレードアップします。
「うぃぃぃん」というややトーンの高い電動音を鳴らしながらバイブによるピストンを繰り返し
立て続けに3回絶頂させた後にドリル型の特殊なバイブで彼女のおまんこを貫きます。

「何これっ こんなに気持ちいいの初めてぇぇぇ」
心の声「天使のこんな姿を見られて満足なんでしょう? こんなの 私もう 天使失格よ」

「ウゥウン」という鈍い電動音でバイブに比べて動きも遅いのですが
彼女はややアヘった今まで以上に激しい乱れっぷりで「気持ちいい」と何度も漏らします。
そして自分が天使からただの淫乱女に成り下がったことを心の中で悔しがります。
清純なイメージを持つ女性を存分に汚し屈辱感を与える復讐に相応しいプレイです。

後半の悪魔パートは25分間。
天使と同じく召喚された後に椅子へ拘束されローターやバイブで滅茶苦茶にされます。
両者のプレイ構成や流れはほぼ同じなのでこちらはキャラ部分に絞って紹介します。

「私は逃げも隠れもしない 正々堂々と挑んでやるよ」
「くふふっ これで天使は泣き叫んだのか? まったく情けない限りだ この程度 何も感じないな」

彼女は天使が責められたことを既に知っており彼がこれから何をするか理解してます。
そのうえで自ら拘束を受け、ローター責めを涼しい顔で受け続けます。
性格の違いを強く反映させた男らしい態度です。

しかし媚薬を塗られクリトリスやおまんこを責められるようになるとそれが徐々に変わります。
口では感じてないと言いつつ喘ぎ声を時々漏らし、さらにプレイを停止するよう呼びかけます。
さらに終盤のドリルバイブで責めるシーンは泣き言を言いながら放尿する醜態まで晒します。
最初が堂々としてるからこそ、パート後半の弱々しい姿とのギャップにグッときました。

このように、相手をする女性ごとに違いを出しながらひたすら機械責めする容赦のないエッチが繰り広げられてます。
完全S向けの作品
女性たちを激しい責めで屈服させるストレートな作品です。

主人公は以前辛く気持ちいい思いをさせられた天使と悪魔に仕返ししようと
色んな準備をしてから個別に呼び出し、抵抗できない状況に追い込んで一方的に弄びます。
そしてその様子をセリフ、効果音、喘ぎ声でリアルかつエッチに表現します。

男性が女性をひたすら責め続ける珍しいシチュ
射精シーンを入れない代わりに効果音や喘ぎ声を多く盛り込んだ作り
強気だった彼女たちが弱い姿を晒すようになる展開。
男性の無意識に眠る女性に対する征服欲を満たす方向でエッチを進めます。

「出ちゃう おしっこ出ちゃうからぁ それ以上は…いやぁぁ」
音声作品は聴き手が常に受け身になる性質上M向けの作品が圧倒的に多いです。
だからこういうSをターゲットにした作品はとても新鮮に思えました。
聴いてて嫌な気分を抱かないよう苦しさよりエロさを強調した演出がされてるのも良いです。

エッチは天使と悪魔でプレイの流れがほぼ同じな点だけは引っかかりますが
オナニーのオカズになるように純粋なエロさを強くしてます。
機械責めや喘ぎ声が好きな人ほど興奮できるでしょう。

絶頂シーンは天使、悪魔ともに5回。
効果音と喘ぎ声多め、淫語ごく僅か、ちゅぱ音はありません。

過去作をまったく逆の視点で描いた抜き重視の作品です。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 56:46(天使パート…29:52 悪魔パート…26:54)

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

天使と悪魔に堕とされる~終わらない搾精ボイス~

サークル「双子プロジェクト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、性格は随分違うけどエッチ大好きな2人の女性が
自分を召喚した男性に色んなエッチをして精液をとことん搾ります。

耳や乳首を左右同時に舐める、おちんちんを責めながら言葉で興奮を煽る
固有の能力を使って連続射精へ追い込むなど、女性が2人いる状況を活かして連携の取れたエッチをします。
前半と後半でプレイスタイルや属性が大きく変化するのもポイントです。
天使と悪魔の連携攻撃
天使と悪魔に搾精されるお話。

「うふふっ あなたですか? 天使である私を呼び出したのは」
天使は上品で透き通った声のお姉さん。
「ちょっと待てよ 呼び出されたのはこの私だ」
悪魔は男っぽい言葉遣いをする気の強そうな声のお姉さん。
いたずら半分で自分たちを召喚した主人公の前で軽く言い争うと
契約通り元の世界へ戻るために必要な精液をたっぷり搾り取ります。

本作品はそれぞれのイメージ通りの性格を持つ2人が
契約者にあたる彼へのご奉仕としておよそ60分に渡る濃厚かつハードなエッチをします。
彼女たちは人間に呼び出されたら一定以上の精液をもらわないと元の世界に帰れないらしく
それを達成しようと交互に、あるいは同時に色んな責めを繰り出します。

天使「すごく可愛い顔になってますね だったらここを舐めたらどんな声を出してくれるんでしょう」
悪魔「鼻息が荒くなってるぞ そんなに私の耳舐めが気に入ったか?」
天使と悪魔と聞くと仲が悪い印象を抱く人もいるでしょうが
彼女たちの場合は共通の目的を持ってるのでいがみ合うことはほとんどありません。
むしろお互いの長所を活かしながら協力してエッチに取り組みます。

同じ部位を2人同時に責める、手分けして心身をバランスよく盛り上げる
シチュやイメージを使って連続射精に追い込むなど責め方やアプローチが本当に多彩で面白いです。
ちゅぱ音や効果音といったエッチな音の量も多いので抜き場に困ることはまずないでしょう。

もう少し補足しておくと、本作品のエッチは前半と後半で内容がガラリと変わります。
具体的にはプレイスタイル、属性、主力となるエロ要素、射精シーンの密度などです。
最初は割と普通の複数人プレイだと思ってた人も、最後まで聴き終えたらその考えを改めることになるでしょう。
サークルさんご自身もおっしゃられてる通りなかなかハードな内容です。
後になるほどM性が増す多彩なエッチ
エッチシーンは7パート62分間。
プレイは耳舐め、乳首舐め、手コキ、フェラ、洗脳、足コキ、オナホコキです。
手コキ、足コキ、オナホコキの際に効果音が鳴ります。

天使「人間の男性は、音や刺激により興奮するんです ですからまずはこうやって じっくり興奮させてあげましょう」
魔法で主人公の動きを封じ無理矢理射精させようとする悪魔を見て
天使はそれよりも効率よく質の高い精液を搾り取る方法を教えます。

エッチは全パートで彼女たちに責められ続けます。
前半の3パート33分間はノーマル向けのスタンダードな複数人プレイ。
ダブル耳舐め、ダブル乳首舐め、手コキ&フェラとパートごとに責め方を変えながら
時間いっぱい性感と興奮を高めて精液をできる限り熟成させます。

天使「乳首舐め、というのはどうでしょうか? 女性も男性も 乳首って神経の数は同じらしいですよ」
悪魔「ああいいぞ こいつをとことん興奮させるためだったら 何でもしてやるさ」
悪魔は普段強引に搾り取るエッチをするのでこういうプレイに慣れてません。
だから天使が実践形式で責め方の手本を示し、悪魔がそれを真似る流れで進めます。
そして同じプレイでも天使は上品で緩やか、悪魔はそれよりもやや速く荒々しい音を鳴らして違いを出してます。
耳舐めと乳首舐めは始まるとセリフが一気に減ってエッチな音を集中的に楽しむことができます。

悪魔「しかしこの我慢汁の量 漏らしてるかのようだな」
天使「これだけ私たちに興奮してくれてるって思うと すごく嬉しいです」
1回目の射精を迎える手コキ&フェラパートはおちんちんが1本しかないため
数分ごとに2人が役割を入れ替えて少しずつ確実に追い込みます。
悪魔は軽く見下したり羞恥を煽る、天使は持ち上げて満たすと言葉責めにも特徴があって良いです。
天使と悪魔が同時に責めてる様子を色んな要素を使って臨場感高めに表現してます。

状況が一変するのは4番目の「悪魔の洗脳」パートから。
十分な精液を摂取できたのになぜか元の世界に戻ることができない2人が
精液をもっと搾る必要があると判断し、前半とは大きく異なるサービスに乗り出します。

悪魔「そのままどんどん深い深い世界へ入っていく 全身の力が抜けきって 頭の中もとろとろに溶けていくと 全身に心地のいい感覚が広がっていく」
洗脳パートは悪魔の固有能力ということで彼女1人で担当し
言葉を使って全身を脱力させたり精液を何度出しても性欲が衰えない体へ変えていきます。
催眠音声を聴いたことのある人なら催眠誘導に似てると感じるでしょうね。
双子プロジェクトさんは過去に催眠音声を制作されたことがありますし
その経験を活かしてこのサービスを取り入れたのだと思います。

後半シーンの魅力はそれだけではありません。
洗脳終了直後には悪魔→天使の順に足コキで1回ずつ射精させ
最後の2パートは逆に天使→悪魔の順で特性のオナホを使ったハードな責めを繰り出します。
簡単に言うと色んなところが一気にM向けになるわけです。

天使「全身がジーンという心地よい刺激に襲われる ジンジン ゾワゾワ」
悪魔「これから言うセリフを聴いていると お前の全身は またジーンと痺れだし いやらしい感情が溢れてくる」
プレイ中のセリフにも彼を洗脳した状況を強く反映させてます。
足コキは「じゅりっ」というやや筋っぽい水音、オナホコキは「ぎゅぷっ」という弾力のある粘性高めの摩擦音と
各パートで鳴る効果音も前半に比べてパワフルにしてあってエロいです。
(前半と同じく天使と悪魔で質感や動きが微妙に違います)
29分の中に射精シーンが5回と抜き場も多く、タイトルの「終わらない搾精」を忠実に表現してます。

個人的に最もゾクゾクしたのは天使がオナホコキするパート。
天界にだけ存在する彼女のおまんこを模したオナホを使って射精させます。
擬似SEXらしさが出るように息遣いが目に見えて熱っぽくなり
悪魔も主人公の興奮をかきたてようと神聖な女性を汚す快感を言葉で伝えます。
天使の特徴を逆手に取って男の征服欲をくすぐる質の高いプレイです。

このように、2人のキャラを引き立てながら色んな方向から責める幅広いエッチが繰り広げられてます。
変化に富んだ作品
2人の女性が息の合った責めでスムーズに搾精する充実した作品です。

天使と悪魔は自分たちをお遊びで呼び出した主人公にお仕置きしつつ元の世界へ戻ろうと
まずはM性の低いプレイを焦らし気味にやって精液の質と量を上げようとします。
そして1回では戻れないとわかった後はM向けのプレイに切り替え連続射精させます。

全パートで2人が交互に、あるいは同時に責め続ける複数人プレイらしい作り
前半はちゅぱ音主体でノーマルに、後半は効果音をたっぷり鳴らしてハードに責めるメリハリのある展開
彼女たちの特性をセリフや音にしっかり反映させるきめ細かな配慮。
天使と悪魔の特徴を引き立たせた大変個性的なサービスが味わえます。

悪魔「その精液をすべて搾り取るまで この契約は終わらないんだろうな」
天使「だとしたら まだまだ楽しめ…いえ 射精させてあげなくてはなりませんね」
今回のエッチを通じて2人が相互に影響を受けてるところも印象的でした。
悪魔は口調は乱暴だけど天使の言うことが納得できるものならすんなり受け入れるし
天使も軽い気持ちで自分を呼び出した彼に多少のSっ気を見せて仕返しします。
天使が悪魔っぽい表情を見せるのはMな人に対して効果的なのではないでしょうか。

エッチはパートごとに様々なプレイが登場して新鮮味に溢れてます。
複数人プレイを扱う作品はにわかに増えてますが、ここまで練られてるものはまだまだ少ないです。
キャラ、セリフ、プレイといったエッチを形作る各要素のバランスが取れていて素晴らしいです。

射精シーンは6回。
くちゅ音とちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

彼女たちに責められてる気分にどっぷり浸りながら抜ける作品です。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 1:19:21

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

双子の射精管理

サークル「双子プロジェクト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛い声とちょっぴり意地悪な性格を持つ双子が
左右に寄り添いながら「寸止め」をテーマにしたエッチな催眠を施します。

術者が二人いる状況を利用し左右から交互に語りかけてくる催眠
運動支配の暗示を入れつつ耳を舐めて性感を蓄積させるエッチなど
「双子の射精管理」をそのまま音声化した独特なサービスを行います。
可愛い双子が射精をコントロール
双子の女の子が催眠をかけたりオナニーをリードするお話。

「こんばんはー」
双子はやや声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
催眠に関する基本的なことや音声を聴く際の注意事項を説明すると
催眠を使って主人公の射精をコントロールし始めます。

本作品は催眠に入ったまま気持ちいい射精を迎えることを目的に
彼女たちが総時間をほぼ半々に分けて催眠とエッチなサービスをします。
サークルさんにとって初の有料催眠音声にあたりますが
この界隈で非常に人気のある双子催眠に挑戦されてます。

右「呼吸を繰り返してるだけで 心地がいいよね」
左「それだけであなたは何とも言えない開放感を感じることができる」
音声開始1秒の段階から二人が登場し、多くのシーンで交互に語りかけながらお話を進めます。
また一部のシーンではセリフの感覚が急激に速くなったり、0を左右から素早く連呼するなど
Synergism Duet」を初めとする本家の双子を手本にしたと思われる表現や演出が登場します。

完成度に関しては残念ながら首を捻る部分があるものの
新規のサークルさんによくある表面を真似ただけの双子とは明らかに違うものを持ってます。
催眠の技術も勉強されてるようですし、今後のご活躍が十分に期待できるサークルさんです。

催眠はおよそ18分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら体を脱力します。

左「呼吸を繰り返しながら 右腕全体に意識を向けて」
右「右腕の力が すーっと抜けていく」
右腕、左腕、右足、左足、頭、全身とパーツごとに意識を向けさせながら
「抜ける」などの暗示を左右交互に入れる双子らしい分割弛緩です。
催眠の時間が短い関係で個々の暗示が薄くなってるものの
意識を頻繁に揺さぶられるおかげで頭がぼんやりする感覚が徐々に強くなります。

右「全身は軽いのに 左腕だけなぜか重い」
左「必ずそうなる」
これらを行った直後に脱力具合を確認させてくれるシーンがあるのがいいですね。
特定の部位だけ重感、他は浮遊感と正反対の暗示を入れて感覚の違いを味わわせようとします。
他にも催眠開始直後に双子催眠を聴く時の心構えを説明するなど
催眠音声初心者でも無理なくついてこれるように細かな気配りを所々でしてくれます。

体がある程度リラックスできた次はいよいよ催眠状態を深めます。
左の子はカウント、右の子は深化の暗示と役割を分担して進め
最後の0カウントと追い込み暗示だけは協力して行うコンビネーションの取れた深化です。

右「あなたの心は 無意識に躍りだし 暗示を与えられたことに喜びを感じる」
左「幸せ 声を聞くのが幸せ 暗示を与えられるのが幸せ」
催眠誘導の要所ということでカウントを2回に分け
1回目は純粋な深化、2回目はそれプラス声に対する服従心の強化と内容をやや切り替えて進めます。
本作品のエッチは彼女たちに操られながらオナニーするスタイルですから
暗示や指示にどれだけスムーズに反応できるかがカギとなります。

ここだけはテンポをやや速くして暗示を入れるので
0を言った直後に体全体が軽く落ちる感覚を味わう人もいるでしょう。
その後の暗示も「気持ちいいから従いたくなる」とメリットを強調する形で言いますし
M性がそれほどない人でも受け入れやすく感じると思います。

双子形式をそれなりに活用したシンプルな催眠です。
聴き手の心と体を双子の言いなりにすることを目的に
前半は深呼吸+分割弛緩法、後半はカウントを絡めた深化と
催眠音声ではお馴染みの技法を双子に合わせてアレンジしながら進めます。

時間があまり長くないことを踏まえてやることをきちんと絞り込んでますし
暗示もシーンごとに表現や方向性を変えて後になるほど催眠状態が深まるように組み立ててます。
全体の流れについては特に問題ないと見ています。

ですが双子の運用面はどうしても引っ掛かる部分があります。
最も気になったのは双子の話すペースと間です。
双子催眠は二人で話しかける性質上、多くの作品で一人の時よりも話すペースが若干速くなります。
そうしないと時間あたりのセリフのボリュームが普段と変わらなくなってしまうからです。
間を極端に短く取るのも息継ぎの時間を減らして暗示の密度を高めるためです。

それに対し本作品はほぼすべてのシーンを一人でかける時と同じペースや間で進めます。
これを改善するだけでも今よりずっと入りやすくなるのではないかなと。
双子のもうひとつの特徴である役割分担も十分に機能してるとは言えませんし
双子催眠と呼ぶには今一歩足りないというのが正直なところです。
私が聴いた時は多少意識がぼやけるところまでで脱力感はほとんどありませんでした。
出したくても出せない不思議な感覚
エッチシーンは4パート25分間。
プレイはオナニー、耳舐め、ダブル耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セリフはありになります。

左「管理されることで より興奮していく」
右「管理されることを望んでいる ドMの変態野郎」
催眠を使って主人公を自分たちの声の虜にした双子は
引き続き左右交互に語りかけながら彼の感度を上げ始めます。

エッチは彼女たちとの接触はせずに指示や暗示に従っておちんちんをしごきます。
一番最初の「プレイパート」は準備から射精直前までを行うメインパート(約18分)。
追加のカウントを刻んで彼のM度を普段よりも押し上げてから腕が勝手に動く、射精が近づくと自然に止まるなど
複数の暗示を組み合わせたオナニーで彼に寸止め地獄を味わわせます。

右「手がひとりでに動き出す 快感を求めて シコシコって」
左「勝手に動いているから まるで自分の手じゃない感じがするね」
催眠パートで脱力に力を入れてたのはこのプレイをスムーズに進めるためでしょうね。
運動支配の暗示は比較的入りやすいと言われてますし
うまく催眠に入れていれば彼女たちの言う通りになるかもしれません。

オナニーのペースや強さといった細かい部分は一切指示せず
開始、中断、射精のみを制御する取り組みやすいオナニーです。
明確な寸止めシーンが指定されてませんから、やり方によって難易度が大きく変わるでしょう。

右「耳を舐められてるだけなのに 全身にいやらしい快感がこだまする おちんちんからは我慢汁がぶわって溢れてきて ますます気持ちよくなる」
最大の特徴である双子ももちろん活用します。
パート後半に入ると双子が耳を舐め始めるシーンがあり
ここでは片方が舐めてもう片方が引き続き気持ちよく暗示を入れる連携の取れた責めをします。

暗示中心のエッチだとどうしても純粋なエロさが不足しますし
その部分を作品のスタイルに合った方法でカバーしてるのが実に良いです。
ペースが緩いもののちゅぱ音の水分は高めで吐息も多めに漏らしてくれます。

残りの3パート7分間は寸止めの難易度調節と射精。
「寸止めパート」と「耳舐め」はオプション扱いでオナニーの時間を長くする役割を果たし
「射精」は名前の通りこれまで蓄積してきた興奮と精液を一気に放出します。

前の2つは基本的に耳舐めするだけなのでお好みで入れるかどうかをお選びください。
最初のパートだけでも10分近くしごかせてくれますし、1回ずつ加えると射精しやすい長さになります。
射精はカウントではなく耳舐め音に合わせて迎えるやや独特な方法です。

このように、自分で限界に挑戦する比較的緩い寸止めプレイが繰り広げられてます。
まったりした双子作品
ゆったりしたリズムで催眠やエッチをリードするテーマに沿った作品です。

双子は主人公に普段よりも強烈な射精感を味わわせようと
催眠を通じて心と体を骨抜きにし、その状況を活かした寸止めオナニーを指示します。
左右から交互に暗示を入れる双子らしい作り、聴き手の無意識に任せて寸止めさせるエッチ。
作品名が持つふたつの特徴をそのまま反映させたわかりやすいサービスをします。

左「挑戦したくなる」
右「だって 我慢すればするほど その後の絶頂が気持ちよくなるのだから」
プレイだけを見ると意地悪に感じるところもあるのですが、彼女たちの仕草や態度に悪意はほとんど見られません。
M気質な彼を喜ばせようとしてわざとこう振舞ってるように見て取れます。
セリフの表現が柔らかいもので統一されてるのも相まっていい気分で聴くことができました。
寸止めも途中で暴発してしまうほど激しいものではないです。

催眠は一言で言うと「惜しい」です。
体験版を聴いた時点では双子にすらなってないんじゃないかと思ってたのですが
実際は双子の良い部分を催眠やエッチにある程度反映させてます。
ただ双子特有のリズムや間だけは今のところ表現できてないと見てます。

エッチは催眠らしさと双子らしさの両方を強く意識したものです。
最初の感度強化をもうちょっと入念にやったほうがいいとも思うのですが
それ以降のオナニーは独自性が強く、そこに耳舐めを添えて性的興奮も盛り上げてくれます。
運動支配+セルフと催眠初心者向けのプレイをしてる点も魅力です。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

テーマ性は十分持ってるけど双子の運用面にやや難があると判断し、この点数とさせていただきました。

CV:七海うとさん
総時間 50:18

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

双子の風俗嬢~連携プレイで休む暇なく責められる~

サークル「双子プロジェクト」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、声も性格も非常に似てる双子のお姉さんが
連携の取れたエッチなサービスで男性の精液をとことん搾り取ります。

ダブル耳舐めやダブル手コキといった同時責めはもちろん
片方がフェラしつつもう片方が囁き声で言葉責めするなど
女性が二人いる状況を活用した密度の高いプレイが楽しめます。
双子らしい息の揃ったサービス
双子の風俗嬢フウカとアイカからサービスを受けるお話。

「いらっしゃいませ」
フウカは落ち着きのある穏やかな声のお姉さん。
「今日は来てくれてありがとう いっぱい楽しんでいってね」
アイカはフウカに比べて明るくてやや幼い声の女の子。
お店を初めて利用する主人公に挨拶と自己紹介をすると
体を洗いながらおっぱいを押しつけて彼の緊張した心と体をほぐします。

本作品は実の双子による二輪車プレイをテーマに
基本的にはフウカが右、アイカが左に陣取って語りかけながら様々なご奉仕をします。
総時間は50分弱とやや短いものの、二人の女性を同時に相手するおかげで密度は高く
バイノーラル録音の特性を活かした演技も相まって臨場感の高いプレイが味わえます。

フウカ「同じ環境で育って 同じ服を着て 同じものを食べて 同じテレビを見て 同じ学校を通って」
アイカ「だから中身もまったくおなじ 当然連携プレイも得意中の得意なんだから」
そして彼女たちはほぼ全編で彼の体に密着し囁きながら
パートによっていじる部位や役割を切り替える連携の取れたリードをします。
プレイ中に彼女たちが交互に語りかけるシーンも多く、声に頭を包まれてるような感覚も味わいやすいです。

ダブル耳舐め、ダブルフェラ、ダブル手コキといったエッチな音を二重に鳴らすタイプのプレイよりも
フェラ+言葉責めのように別の要素を組み合わせたことを積極的にやります。
くちゅ音、ちゅぱ音いずれもペースはゆっくり目ですがねっとりしていてプロらしさを感じました。

もうひとつの特徴は後になるほどM性が増すこと。
最初はノーマルな人向けの甘いご奉仕をしてたのが
彼がそれなりのMなことを知ると態度やセリフが女王様っぽいものへと変化します。
そして最終パートでは文字通り一滴残らず射精させる激しい責めを続けます。

フウカ「我慢汁がこんなにたくさんなんだから きっと精液もたくさん出るんでしょうね うふふっ」
フウカ「ほら 言う通りにしないと できない駄犬はいらないわよ?」

序盤と終盤で彼女たちの様子が大きく変わりますからびっくりするかもしれませんね。
言葉責めも結構ハードですし、ある程度Mな人の方が受け入れやすいと思います。

双子の女性が同時に責めるスタイルと属性の大きな変化。
特別な二人がするエッチなサービスをM向けにアレンジしてる作品です。
エッチな要素満載のひと時
エッチシーンは4パート37分30秒間。
プレイはダブル耳舐め、ダブル全身舐め、耳舐め、手コキ、フェラ、玉舐め、ダブル手コキです。
手コキの際にリアルな効果音が鳴ります。

フウカ「さっきもくっついてたけれど 今度はもっと近くに」
アイカ「さっき私たちに体を預けてくれたみたいに 心も預けてみて?」
シャワーと石鹸つきのスポンジで主人公の体を隅々まで綺麗にした双子は
初めての体験にすっかり蕩けてる彼の左右に寄り添い耳を同時に舐め始めます。

エッチはお店ということで彼女たちが終始責め続けます。
最初の2パート13分30秒間はリラックスと性感の向上を狙った焦らし重視のプレイ。
洗体パートはダブル耳舐め、プレイパート1はダブル全身舐めや耳舐め+手コキで興奮を徐々に高めます。

アイカ「それじゃあそろそろおちんちん…は後でのお楽しみにして 脚を舐めてあげる」
この時点では彼がM男だとばれてないので雰囲気はとても温かく
至近距離からの囁き声やリアルなちゅぱ音も蕩けるように甘いです。
でも全身を丁寧にお世話してるのにおちんちんだけはなかなか触りません。
若干の意地悪をしながら手分けしてちゅぱ音やくちゅ音を多めに聞かせてくれます。

双子の態度が大きく変わるのは三番目のプレイパート2から。
アイカのフェラ+フウカの言葉責め→ダブルフェラ→フウカのフェラ+アイカの言葉責めと切り替えながら
パワフルな責めとやや高圧的なセリフで彼のM性を少しずつ曝け出させます。

アイカ「射精するだけなのに そんな努力(=オナ禁)までして 男って悲しいのね」
尽くす感じに接してた今までとはまるで違うこちらを見下す態度
おちんちんの弱い部分をむしゃぶりつくように激しく責める姿
そして1回目の射精直後に休憩をほとんど挟まず連続射精させるハードな追い討ち。
二人で同時に責める方針はそのままに他の部分でSっ気を出し始めます。

極めつけに激しいのが最後の追い打ちパート。
脚を大きく開かせて恥ずかしいポーズにしたまま言葉責め+手コキやダブル手コキを続けます。
プレイ時間10分に対して射精が3回と今まで以上に責めが激しくなり
彼を人ではなく犬扱いして恥ずかしい言葉を言うよう強要します。

アイカ「お顔に少しかかっちゃった 私たちの顔を汚すなんて 何様のつもりなの?」
流れ自体は面白いのですが、個人的にこれはさすがにやりすぎかなと…。
風俗店でのサービス、しかも彼が途中で自分がMだと認めないところを見ると
彼女たちが作中で言ってる「ソフトSM」の域を超えてると思います。

最初からこういうプレイをしてたのならドM向けとして成立したのでしょうが
前半は至ってノーマルな内容ですし、ややMあたりに留めておいたほうがスッキリしたのではないでしょうか。
エッチの一番最後=最も盛り上がるシーンで嫌がるお客を無理矢理犯すのは首を捻ります。

このように、複数人プレイを色んな方法で味わわせるM向けのプレイが繰り広げられてます。
連携の取れた作品
双子という特別な存在によるエッチなサービスを描いた作品です。

フウカとアイカはお店になんとなくやって来た主人公に気持ちいいひと時を提供しようと
最初は対等な立場で優しく、しばらくすると女王様に近い態度で激しいプレイをします。

全編で二人が交互に、あるいは同時に語りかけるテーマに沿ったシステム
舐める役としゃべる役を切り替えながらおちんちんをずっと責め続けるハードなサービス。
一人の女性が相手をする時よりも質量共に高いエッチが行われています。

アイカ「どう? 私に耳舐めされながら」
フウカ「私におててでしごかれるのよ シコシコ シコシコ」
中でも手分けして責めるシーンはフェラをする側は一切しゃべらすちゅぱ音だけを鳴らし
もう一人がプレイの様子を実況したり言葉責めする連携の取れた内容です。
これのおかげでエッチな音がほとんど途切れず、音自体もやや下品で雰囲気的なエロさがあります。
彼女たちが多くで密着し囁きかけてくるのも責められてる気分を膨らませるのに役立ってます。

しかし、ダブル耳舐めやダブルフェラの割合が低いこと
射精に直結するプレイがフェラと手コキのみで複数人プレイの中では流れが単調なこと
前半と後半でターゲットとなる属性が大きく変動することなど
音声作品として見た場合に首を捻る部分がいくつか見られました。

ひとつめは質がかなり高いのにボリュームが少ないのがもったいないです。
ふたつめは二人の役割をただ入れ替えて責めると結局同じことを二度繰り返すことになります。
それだったら「ちょっと変態な双子姉妹とイチャイチャしよう」みたいに双子にある程度の特徴を持たせて
要所でそれが出るようにしたほうが魅力を出せたと思います。
「双子だからすべてが一緒」というのはむしろ没個性に繋がるのではないでしょうか。

みっつめは前項の最後にも書いた通り、属性の揺れ幅があまりに大きいと聴き手の満足度を下げてしまいます。
ノーマルな人には終盤がきついし、Mな人には前半が物足りない状況です。
それぞれのプレイはいいけど噛み合わせがよくないと感じました。
今後に向けて固定ファンを獲得する意味でも属性はもう少し慎重に扱ったほうがいいと思います。

射精シーンは5回。
くちゅ音とちゅぱ音多め、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

試みは面白いのだけど色々と惜しい作品です。

CV:西浦のどかさん
総時間 49:04

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

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