同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:双子

   ● ふたりがけ催眠メルティオーガズム編
   ● 天使と悪魔の相反催眠
   ● imitation~男の娘アイドルがバレるまで~
   ● 催眠音声「真っ白なナニモナイ場所で」
   ● 双子の少女にイタズラされてダメな大人にされちゃう音声
   ● 囁きシリーズその捌~超耳元で左右から~
   ● Dal Segno-快楽の夢世界-
   ● サウンド・オブ・エクスタシー催眠
   ● 双子の射精管理
   ● 双子の小悪魔のダブルバインドドミネーション


ふたりがけ催眠メルティオーガズム編

サークル「フルトラ」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまな双子の女の子が
協力しながら催眠をかけたり気持ちいいドライオーガズムへ導きます。

催眠には入れるけどドライをまだ迎えたことのない人を応援する丁寧なリードが行われており
シーンによって二人が色々役割分担しながら心と体をバランス良く責め
その中に気持ちよくなる暗示をたっぷり込めて性感と絶頂感を少しずつ確実に高めます。
催眠音声では珍しくちゅぱ音が多いのも魅力です。
とろけるような快感をあなたに
双子に催眠をかけられ4種類のエッチを楽しむお話。

左「おかえりなさい」
右「はーい おかえりなさい」
双子はややトーンの違うどちらも可愛い声の女の子。
自分たちに再び会いに来た主人公を温かく迎えると、癒しの催眠をかけて一日の疲れを取り除きます。

本作品は催眠特有の心地よさを味わいながら気持ちよく絶頂してもらうことを目的に
彼女たちがおよそ1時間40分に渡って独特な催眠とエッチを提供します。
双子催眠専門のサークルさんということで音声の最初から二人が左右に寄り添い
リアルな声で交互に話しかけたり異なる責めを同時に繰り出してゆっくりじっくり気持ちよくします。

テーマはずばり「とろける快楽」。
リラックスを普段以上に重視しながら作品独自のやり方で快感を少しずつ加えてドライオーガズムへ導きます。
前作「ふたりがけ催眠カミングオーガズム編」に引き続きドライ未経験者向けのアプローチがされてますから
催眠はクリアしたけどドライにはなかなか到達できない人に強くおすすめします。

みもりあいのさんの甘々な声も相まって癒しのパワーが非常に強いです。
幸福感にどっぷり浸かりながら気持ちよくなっていくから充実した絶頂が迎えられるわけです。

催眠はおよそ18分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは双子の声に合わせて深呼吸します。

ゆっくり吸ってー すーっと心地よく ゆーっくりと吐いてー ふーっと落ち着く
催眠音声の序盤でよく見かけるシーンですが、彼女たちは早速役割分担してリズミカルに語りかけます。
まだ始まったばかりということで心身のリラックスや集中力を高めるセリフが多く
バイノーラル録音特有の微かな風圧も耳に感じられてこそばゆいです。
被暗示性の高い人ならこのシーンだけでも頭がぽわぽわしてくるでしょう。

続く「ふにゃふにゃ誘導」は名前の通り心と体をふにゃふにゃにするシーン。
片方が短いカウントを数え、もう片方がその直後に可愛い暗示を入れて緊張をほぐします。

ほら頭がふわーん 意識がとろーん 気持ちいいのがふわーん
具体的には「ふにゃふにゃ」「ふわーん」「とろーん」といった擬声語を多めに盛り込んでます。
その柔らかい音感につられて自然と力が抜けていく人がきっといるでしょうね。
そしてこの感覚はテーマの「とろける快感」に通じるものを持ってます。
彼女たちのキャラに合った方法で効果的に脱力させてるのが素晴らしいです。

そうやって準備を整えた後、いよいよ催眠状態をさらに深めていきます。
ここも引き続きセリフをできるだけ柔らかいもので統一し
そこに彼女たちの優しさを盛り込んで幸福感と安心感を膨らませてくれます。
一気に落ちるのではなくずぶずぶと沈んでいく感覚が味わえました。

声と言葉の統一感を大事にしたとても癒やされる催眠です。
聴き手を十分にリラックスさせ、双子がすぐそばにいる感覚に浸らせることを目的に
深呼吸から始まってカウントを交えた脱力、そして深化とシンプルかつスムーズに進めます。

何から何まですべてがあまあまですから聴いてる最中はぬるま湯に浸かってるような心地よさを感じます。
サークルさんが「みもりあいの様でしか実現できない導入」とおっしゃられてる通り
声優さんとできるだけマッチする暗示の表現を心がけてるのも大きいです。
双子の扱い方も相変わらず優れてますし、多くの人がほどよい脱力感やとろける感覚を味わえるでしょう。
音と言葉を連動させて絶頂へ
エッチシーンは4パート69分30秒間。
プレイは耳/肩/腰へのキス、ダブル耳舐め、乳首オナニー、フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありですが射精表現はありません。
服を脱ぐ指示は出ません(服越しにいじっても脱いでもOKだそうです)。

左「頭の中の幸福感が 少しずつ快感へと変化していくよ」
催眠を使って主人公の心と体をふにゃふにゃにした双子は
そのまま彼の耳や体を交互に舐めて幸福感をエッチな快感へと変換します。

エッチは終始彼女たちがリードします。
一番最初の「とろとろオーガズム」はタイトルのメルティオーガズムを目指すメインパート(約31分)。
引き続き彼女たちが左右に寄り添い至近距離から語りかけるスタイルで
カウントに合わせて片方が耳を軽く舐め、もう片方がそれを聴くと気持ちよくなる暗示を丁寧に入れます。

ゾクゾクと快感が広がる ほら エッチなキスが 快感の合図
ちゅぱ音をトリガーに快感をコントロールするのを基本方針にしてるおかげで
4パート中3パートは一定以上の量のちゅぱ音が鳴り続けます。
催眠音声はエッチな声や音が控えめなことが多いですし、普段よりもエッチな雰囲気に感じるでしょうね。
催眠者が二人いるおかげで暗示の量も多く後になるほど頭や股間が熱くなります。

力が抜ける 快感がじわって広がる 右腕がとろけちゃう
エッチの最中にさらなる脱力を促してくるのもポイント。
リラックスと快感のバランスに気を配りながらとろける快感を少しずつ強化します。
ここもちゅぱ音がトリガーになってますから音につられて体が反応するかもしれませんね。
キスの音がリアルだからでしょうけどピリピリした痺れも湧いてきました。

プレイの流れは最初に右の子が耳舐めを担当し、しばらくすると今度は左の子が左右の肩や腰を舐め
さらにやや激しい右耳舐め→左耳舐め→ダブル耳舐めと責め方がどんどんエスカレートします。
パートの序盤から中盤にかけてはほんの少し鳴らす程度に留め
それ以降は時間やエロさをだんだんと増して絶頂の瞬間が近づいてることを直感的に教えます。

0 快感が膨らむ 溜まった快感が膨らんでく 快感がふわーっと膨らんでく ゾクゾクが膨らむ 快感に飲み込まれる
絶頂シーンが近づくにつれて双子の話すペースが速くなりセリフごとの間も短くなります。
持って行きかたがとても上手ですから彼女たちの声に合わせてエネルギーが高まっていくのがわかります。
私の場合は射精のような突き抜けてすぐ終わる快感ではなく強めの快感が長めに続きました。
心身にできるだけ負担をかけずに絶頂までゆっくり丁寧に誘導します。

続く3パート38分30秒間はターゲットを絞って責めるプレイ。
乳首、亀頭&竿、耳とパートごとに部位を切り替え先程と同じく主に口を使って刺激します。
これらはオプション扱いになってまして無理に全部聴く必要はないそうです。

ほら ぎゅーってして 快感がぎゅーって溢れる 乳首から溢れて 腰の奥から溢れて 気持ちいいのが高まっていく
ただし、乳首パートだけは聴き手が自分でいじる指示が出ます。
時間が8分程度と短いことを踏まえて開始のタイミングやいじり方だけを指示し
あとは乳首や頭の中が気持ちよくなる暗示を入れ続ける催眠重視のプレイです。

この中で最も時間が長いのは亀頭パート(約25分)。
初めは左の子、次は右の子が中央に移動し亀頭やおちんちんを時間いっぱい舐めまくります。
とろとろオーガズムと同じくカウントを何度も数えて感度を徐々に上げる流れなのですが
あちらよりもちゅぱ音の量が多く、おちんちんへの責めということで舐め方も結構下品にしています。
エロいプレイが好きな人はこちらのほうが満足できるのではないかなと。

このように、言葉とエッチな音を組み合わせて気持ちよくする重厚なプレイが繰り広げられてます。
ドライ未経験者向けの作品
催眠に慣れてドライオーガズムへ進もうとしてる人を強力に支援する癒しに満ちた作品です。

双子の女の子は主人公に強い幸福感を味わってもらいなら絶頂させようと
ほぼ全編で左右に寄り添い至近距離から語りかけながら優れたサービスを提供します。

催眠音声で人気の高い双子システムを活用した独特な催眠
ちゅぱ音と暗示を連動させてドライオーガズムへ導くエロさを持たせたエッチ
そしてみもりあいのさんの声や演技との親和性が非常に高いセリフの数々。
彼女たちの可愛さや優しさをしっかり伝えながら心と体をバランス良く盛り上げます。

最も面白いのはやはり2番目の特徴でしょうね。
純粋なエロさが低くなりがちな催眠音声の中で敢えてちゅぱ音を積極的に盛り込んでます。
暗示特化にするとどうしてもイかされるエッチになってしまうので
サークルさんが目指されてる「背中をそっと押すエッチ」を実現するには多少の緩さを持たせるのが望ましいです。
ちゅぱ音を多めに鳴らせば彼女たちとの近さも表現できますし有効に機能してると言えます。

それに対して催眠は3番目の特徴を上手に組み込んでます。
声優さんの長所を引き出せるセリフに調整すれば作品の品質は当然上がります。
「ふにゃふにゃ」は脱力(=リラックス)、「とろーん」はとろける感覚とテーマにも沿っており
初めてのドライオーガズムを達成させるための環境づくりを十分に果たしてます。
落ちる感覚よりも頭の中や体がとろける感覚のほうを強く実感するでしょう。

ドライ未経験者向けと書きましたがもちろん経験者でも普通に楽しめます。
エッチのオプションパートを省くと総時間が57分まで縮まり繰り返し聴くのに丁度いいです。
言葉責めや寸止めといったM向けの要素が一切なく本当に誰でも聴けます。

絶頂シーンは4回。
ちゅぱ音多め、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

以上のことからサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:みもりあいのさん
総時間 初回用…1:42:14 通常用…1:40:45
(初回用は冒頭に追加で安心できる暗示を入れてくれます それ以降は共通)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

天使と悪魔の相反催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、ほぼ正反対の特徴や性格を持つ二人の女性が
男性の左右に寄り添いながら催眠を交えたエッチなサービスをします。

片方が脱力させようとするともう片方がそれを食い止めたり
真逆のカウントや暗示を同時に入れて混乱させるなど
作品のテーマに合わせた独特な双子催眠をするのが特徴です。
心身ともにそれなりの負荷がかかりますから、疲れてもいい休日に聴くことをおすすめします。
天使と悪魔の甘い誘惑
天使と悪魔に催眠をかけられ何度も絶頂するお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
天使は穏やかで澄んだ声のお姉さん。
「10分くらい立ち上がった状態でやるから 準備はしっかりしてくださいね」
悪魔は上品で色っぽい声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を左右交互に話す形で説明すると
本編を始める前に催眠に入りやすくなるための運動をします。

本作品はアニメや漫画で時々見かける脳内会議を気持ちよく体験してもらうために
彼女たちがおよそ1時間40分に渡って交互に、あるいは同時に語りかけます。
催眠音声ではすっかりお馴染みの双子形式にあたるわけですが
悪魔は彼の魂を堕落させる、天使は浄化させると真逆の目的を持ってるおかげで進め方が非常に独特です。

悪魔「安心して 君はそのまま 私の言葉を聞いているだけでいいんだよ」
天使「いいえ 惑わされてはダメですよ 私の声を聞いてくださいね」
例えば悪魔が快楽を餌に自分の声を聴くよう呼びかけると
天使は「聴いちゃダメ」と言ってそれを阻止しようとします。
他にも深化させる際に正反対のカウントや暗示を同時に入れるなど
二人のセリフをまったく違うものにし、それを両方同時に聞かせることで聴き手の混乱を誘います。

一般的な双子催眠は二人が協力して催眠やエッチを進めますから
本作品を実際に聴いてみるとそれらとは随分違う印象を抱くでしょう。
そして一部のシーンでは平衡感覚を失ったかのようなクラクラする気分が味わえるはずです。

ただし、二人を真正面から衝突させ続けてたらお話が成立しないことを踏まえて
天使も基本的には彼を気持ちよくする方向でリードします。
そして悪魔の手先に成り下がりそうなところで助け舟を出し軌道修正を図ります。
18禁催眠音声で気持ちよくなれなかったらまずいですからそのへんはきちんと考えられてます。

もうひとつ、全編を通じて二人の話すペースが緩やかなのも大きな特徴です。
双子催眠は時間に対するセリフや暗示の量が多い長所を活かすために
一人でサービスする時よりも気持ち速くしゃべることが多いです。
あるいは同じセリフを同時に言うとかセリフごとの間を極端に短くするなどです。

しかし本作品では先ほど説明した相反するセリフを無理なく楽しんでもらうために
大部分でのんびり話し、深化や絶頂シーンといった山場でのみペースを上げたり声を重ねます。
正反対のことを1時間以上も畳み掛けられたら脳に負荷がかかりすぎて気持ち悪くなる人もいるでしょうし
どちらの言う通りにするか悩むゆとりを与える意味でも効果的と言えます。

天使と悪魔が相反することを言って誘導する流れと話すペースの緩さ。
双子催眠の長所を維持しつつ別方向へと進化した大変面白い作品です。
リラックス重視の独特な催眠
催眠は2パート40分間。
最初のリラックス運動パートは部屋を明るくしたまま立ち上がって足を肩幅くらいに開き
そのまま好きなやり方で10分くらい腕をブラブラさせます。
サークルさんの過去作を聴いたことのある人ならお馴染みのシーンですね。

肩の筋肉がほぐれていくと 体がとてもだらーんとしてきます
本編開始前ということで天使と悪魔が言い争うことは特になく
ひとつのセリフを分担する、一部の重要な言葉だけを重ねて話すといった通常の双子催眠が楽しめます。
リラックスや脱力を促す暗示をそれなりに入れてきますから
催眠慣れしてる人ならここを聴き終えた時点で軽く入ってる感覚がするでしょう。

またここから解除パートの最後までサークルさんの持ち味である癒しの音楽が流れ続けます。
今回は音系ではないのでそこまで目まぐるしく変わることはありませんが
シーンごとの雰囲気に合ったものを流して作品への没入感を高めてくれます。

その後に始まる本編の催眠は28分ほど。
挨拶や前置きを少し挟んでから深呼吸や体の脱力をして深い催眠に入る準備を整えます。

悪魔「欲望を叶えるって気持ちいいんだよ? って そんなこと もちろん君はわかってるよね」
天使「何かに打ち込んで結果が返ってくる それもとても気持ちいいですよね」
そしてここからは二人のセリフに大きな違いが出てきます。
悪魔は彼をたぶらかして快楽に溺れさせたいことをストレートに伝えて誘惑し
天使は気持ちよくなることを肯定しつつ、爽快感や幸福感といった癒し系の快感を与える方向で動きます。

どちらの言葉に集中しても結局聴き手は気持ちよくなれるわけです。
彼女たちが話してる間も10分くらい深呼吸を続けるおかげで意識のぼやけを強めに実感できます。

悪魔「両足のつま先から力がどんどん抜けていく」
天使「力が抜けていく それを想像してはいけませんよ」
脱力は足先、足首、脹脛、太ももなど全身を10個のパーツに分け
下から上へ流しながらその都度悪魔が脱力する暗示を小まめに入れます。
そして天使はすかさず「脱力する自分を想像しちゃいけませんよ」と釘を刺します。

これ、一見すると天使は脱力を妨害してるように思えるのではないでしょうか?
でも実際は彼女も脱力にしっかり貢献してます。
人間の脳は否定形を認識できないので「~しちゃダメ」は「~してね」とほぼ同じに処理されるからです。
表面上は反目する姿勢を取り、その中で実は協力する高度な催眠が繰り広げられてます。
足から始めるからか私の場合は膝から下が強烈に重くなるのを感じました。

仕上げの深化も作品のテーマを強く反映させたものです。
天使は1から数え上げる、悪魔は30から数え下ろすと正反対の方針を採り
さらに1カウントごとに前者は空に浮かび上がる、後者は深く沈む暗示を入れ続けます。

悪魔「ずーんと 深いところに沈んでいく感覚」
天使「ふわっと 空に浮かび上がる感覚」
言ってることは完全な正反対ですが、二人のセリフの文字数や語感が揃えられていて統一感があります。
深化の感覚は人によって随分変わるでしょうね。
どちらの味方をしようか迷ってる人ほど混乱する感覚が強く味わえると思います。

タイトルの「相反催眠」を忠実に音声化した奇抜な催眠です。
聴き手を天使や悪魔の言いなりにすることを目的に、最初のリラックス運動は心身の軽い脱力
続く本編は作品のスタイルに合わせて深呼吸、分割弛緩法、カウントを交えた深化を行います。
事前のリラックスに力を入れてるおかげで癒されるし声に対する集中力の向上も実感できます。

悪魔「ねぇ 幸せになることと 快感で絶頂すること どっちが好きなの?」
これまで説明したこと以外だとダブルバインドを積極的に使ってるのが印象的でした。
例えば上のセリフだと前者を選べば天使の、後者は悪魔のやることを無意識的に受け入れたことになります。
サークルさんは「実験的な側面もありますが」とおっしゃられてますけど
細かなテクニックが散りばめられており、言葉の吟味もされていて完成度は高いです。
ふたつの快感に挟まれながら
エッチシーンは42分間。
プレイはカウントによる絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

悪魔「ねぇ 過去に頭がエッチな気持ちに切り替わった瞬間を思い描いてみて」
天使「エッチなビデオで 一番興奮したシーン フェチな妄想 深い催眠に落ちて イク寸前の気持ち良さを味わってる時 そういったものを思い描いてはいけませんよ」
催眠を使って主人公を自分の声の虜にした悪魔は
そのまま彼にエッチなイメージをさせて今度は性的興奮を煽ります。
そして天使は彼の魂が堕落しないようにそれを阻止するセリフを投げかけます。

エッチは物理的な接触をせず二人が正反対のアプローチをかけます。
前半の24分間でするのは連続ドライオーガズム。
悪魔がイメージで軽く興奮させてから天使と相談して方針を決め
深化シーンでやった正反対のカウントと暗示を何度も繰り返して気持ちいい感覚を与え続けます。

天使「心地よさを欲するのは人の本質 幸せになるために 真っ白で美しい高い空へ上り詰める」
天使は彼が射精し悪魔に屈服するのを防ぎたいだけで快感に浸ることを否定してるわけではありません。
だから悪魔に「彼を気持ちよくするのと射精させるのはどちらがいい?」と質問されると前者を選び
射精したい気持ちすら起きなくなるよう一緒になってドライを応援します。
悪堕ちのポイントを射精のみに定めてるから前半は背徳感が薄めです。

ただしドライオーガズムは心身ともに結構ハードなものです。
1セットあたりのカウント数が30~50と多く、そのひとつひとつで気持ちよくなる暗示を厚めに入れることや
およそ17分間に渡って休憩をほぼ挟まずにこれを繰り返すからです。

催眠パートと同じく話すペースが比較的ゆっくりですし、絶頂指示した直後の暗示も割と軽いので
1セットごとに得られる快感はそこまで強烈なものではありません。
しかしそれを何度も繰り返し、かつ快感や絶頂感を鎮める余裕を与えてくれないから後になるほど強くなります。
私の時も最中はそれほどでもなかったのに聴き終えた後で疲労がどっと襲ってきました。
溜めに溜めて絶頂時の爆発力を上げるタイプではなく、強めの快感をできるだけ長く味わわせるタイプです。

続く18分間は打って変わってセルフスタイルでのオナニー。
主人公をすっかり骨抜きにした悪魔が最後の仕上げに両腕の脱力を解除し
そのままおちんちんを握らせて後になるほど速くしごきたくなる暗示を入れます。

天使「触れるだけ 触るだけ そう 私の言葉だけ聞きましょう 我慢するの 負けてはダメですよ」
悪魔「ほーら ダメだよね 触るだけでもおちんちん気持ちいいよね」
悪魔はどうやったら男性が堕落するかをよく知ってますから
天使の言葉に従いなかなかしごこうとしない彼を甘い言葉で誘惑します。
「少し動かすだけなら射精しないよね?」と言って抵抗心を削いでくるのもポイント。
射精まで小刻みに近づけて快楽に負けやすい状況を作り、最後の一線だけは彼自身に超えさせようとします。

射精シーンの寸前まで天使が食い止めようとしますから
「このまま射精していいのだろうか?」という多少の後ろめたさを感じるでしょうね。
でもそれは射精した時の背徳感がより強く味わえることを意味します。
作品のテーマに沿った形で焦らしプレイをするのが素晴らしいです。

このように、二人のキャラを活かしたちょっぴり後味の悪いエッチが繰り広げられてます。
葛藤させる作品
複雑な気分を多少抱きながら気持ちよくなれる異色の作品です。

主人公の魂を堕落させ自分のモノにしようと異世界からやって来た悪魔は
男性の誰もが弱い快楽への欲求をストレートにくすぐり少しずつ言いなりにします。
そして悪魔の後を追ってやって来た天使は逆に彼の汚れかけた魂を浄化しようと
清らかな声で語りかけながら要所要所で悪堕ちを食い止め別の快感を与えます。

天使と悪魔が反目したり協力して催眠とエッチを進める面白いシチュ
二人の役割や立ち位置に大きな違いを持たせて絶頂を目指すテーマ性のある展開
そしてこれらを作品として成立させるための高度な技術。
奇抜さだけでなく機能性にも配慮したきめ細かなサービスが味わえます。

天使「これだけ我慢したんだから 射精すると 本当に快感で壊れてしまうかもしれません」
本作品の肝は天使のセリフと立ち回りです。
彼女は射精させない側に立ってるので聴き手にとっては邪魔な存在になります。
でも言い回しを工夫したり一部で悪魔と協調路線を取らせてその印象を上手く中和してます。
セリフの表現を二人でできるだけ揃えてることも含めてしっかり連携が取れてます。

作品の性質上二人が正反対のことを同時に言うところが注目されがちですが
私はそれらを下から支える言葉選びこそが最大の魅力だと思います。

どう話せば聴き手が良い印象を持つか、聴いた時リズミカルに感じるかを本当に細かく考えて組み立ててます。
かれこれ4年近く制作を続けられてるサークルさんの底力を感じました。

エッチは通常の性的快感に葛藤を組み込んで心を盛り上げてくれます。
悪魔に弄ばれてストレートに負けるよりも、一度踏ん張ってからそうしたほうが堕ちる快感は強くなります。
それを楽しんでもらうために天使を登場させ、尚且つやや劣勢な立場に置いてます。
前半と後半で絶頂形式、プレイ、二人の動き方が大きく違うのも良いです。

絶頂シーンはドライ5回、ウェット1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえてサークルさんでは5本目の満点とさせていただきました。

CV:天使…花笠れいさん 悪魔…野上菜月さん
総時間 1:43:28

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

imitation~男の娘アイドルがバレるまで~

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、アイドルグループの一員として活躍してる男の娘が
イベントに参加しファンに曲を披露しながら何度も絶頂します。

控え室で緊張をほぐし練習する様子に技術を絡めた大変珍しい催眠
実際に歌を流し、その中にある特定の言葉をトリガーに快感を与えるエッチなど
聴き手がアイドルになりきって楽しむことを第一に考えたリードをします。

もしお持ちならタイムローターを使用するとより楽しめるでしょう。
アイドルの正体は男の娘
アイドルグループ「imitation」のメンバーになってフェスに出演するお話。

「あー、緊張する! 何回やってもなれないね、ライブ前って!」
花音はややトーンの低い穏やかな声のお姉さん。
「お疲れ様! Imitationの皆!」
深琴は甘く優しい声のお姉さん。
ライブイベントの出番を直前に控えそわそわしてる主人公と花音の控え室に
彼女たちの先輩にあたる深琴がやって来て挨拶するところから物語が始まります。

本作品は現実世界でも行われてるフェスに出演するアイドルの一員になりきり
彼女たちと控え室でおしゃべりしたりステージに上がってファンにサービスします。
世間では女性グループとなってますが主人公の性別は元々男性ですから女体化誘導はありません。
男なのに女の子の格好をする快感や大勢に見守られながら絶頂する快感を楽しみます。

キミは男の子だったけど 今は、アイドルとして可愛くないといけない
ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんと言えば双子催眠で有名なサークルさんです。
本作品もその例に漏れず二人が連携を取ってリズミカルに語りかけながらお話を進めます。
総時間が解除も合わせて37分と短いことを踏まえて変則的なスタイルを取っており
催眠、エッチいずれも既存の催眠音声ではなかなかお目にかかれないアプローチが登場します。

詳しくはこの後説明しますが相当に思い切ったことをされてます。
人によって合う/合わないがはっきり分かれるんじゃないかなと。
初心者よりも中上級者のほうが上手くいきやすいと思います。

催眠はおよそ22分間。
まずは本番に向けて緊張をほぐし気合を入れるために
彼女たちと円陣を組む要領で手を繋ぎその熱を感じます。
ストーリー形式で進めますから「これから催眠を始めます」とかは一切言いません。

私の方、右手は温かい 深琴先輩の手は温かい ポカポカ ポカポカ
私の方、左手は冷たい 花音ちゃんの手は冷たい ひんやり そう、ひんやり
深琴の温かい手と花音の冷たい手。
左右で正反対の感覚を同時に伝えて催眠に入れる環境を整えます。
まだ始まったばかりですが暗示の入れ方が上手いので多少は違いを感じるのではないでしょうか。
少し後にはアイドルとしての心構えを身につけるなど、主人公と同じ視点に少しずつ近づけていきます。

お次はスカートなのに男物のパンツを穿いてたらまずいということで女物のそれに着替え
それから深呼吸や変わったイメージをして心身を完全にリラックスさせます。
実際に女物のパンツを用意する必要はありません。

(二人)身体の力を スッと 抜いて そう、倒れるんだよね?  前に倒れるかもしれないし 後ろに倒れるかもしれない
倒れる瞬間 視界 耳の聞こえ方 意識の軸 身体の感覚 全部狂っちゃうよね?
ここで行われるイメージは自分の体が立ったまま倒れていくというもの。
それに合わせて暗示を入れることで催眠の世界へ一気に引き込んでくれます。
立位後倒法という技術を作品に合わせてアレンジしてるのだと思います。
本作品以外でこれを使ってる催眠音声を私は聞いたことがありません。

ちなみにこのシーン、実際にやると危険なので必ずイメージの中でのみ行ってください。
サークルさんもその旨を音声の一番最初におっしゃられてます。
また主人公が倒れる時は彼女たちがちゃんと受け止めてくれます。

本番に出る心の準備をした後にするのは練習。
これから演奏する曲をバックで流しながらその時の様子をイメージします。
音楽は体験版でちょっとだけ流れますけどクオリティが高いです。

「頑張れ」って言われれば、「頑張ろう」って気持ちになる 私達アイドルにとってファンの声は絶対 ファンの希望に応えないといけない
こうやって「頑張って」って言われて 感度が上がったら楽しいと思わない?
アイドルはファンが応援してくれてこそ初めて成り立つ職業ですから、可能な限りその期待に応えるのが望ましいです。
そんな心構えを身につけつつ曲中でファンが行う掛け声に暗示を込めてエッチで気持ちよくなれる準備を整えます。

先に言ってしまうと本作品のエッチは歌に込められた特定の言葉を通じて感覚を操作します。
「頑張って」以外にもうひとつありまして、どちらもエッチな事とは直接的な結びつきがありません。
曲や歌を聴いてるだけなのになぜか妙に気持ちいい。
そんな体験をさせるために催眠の最後でこういうアプローチを仕掛けてくるわけです。

アイドルが控え室で出番を待ってる様子に技術を絡めた大変個性的な催眠です。
聴き手を男の娘アイドルにし、本番で歌に反応できる体にすることを目的に
温感操作から入って特別な下着の準備、深呼吸や立位後倒法、メインの暗示と
聴いてるだけで自然と催眠が深まり敏感な心と体になるよう巧みに誘導します。

会話に近いセリフの表現を心がけて催眠っぽさをある程度ぼかし
技術やイメージも催眠音声ではマイナーだったり作品独自のものを使用してます。
体が倒れるイメージをするシーンでは平衡感覚を失ったような感じがしましたし
その後の歌を流すシーンでは掛け声が心に響くように思えました。
癖のある誘導をサークルさんの技術力の高さで見事にまとめ上げてます。
歌と振動で気持ちいい絶頂へ
エッチシーンは10分30秒間。
プレイは曲を流しながらのローター責めです。

ローター責めの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。

花音「謝罪として、みなさんのコールで彼に謝罪の意として 此処で絶頂してもらいます」
ステージに上がり大勢のファンに向けて挨拶した花音は
彼らをさらに喜ばせようと曲を演奏しながら主人公を少しずつ絶頂へと追い込みます。

エッチは彼女たちがパンツに仕込んだローターの刺激と先ほど説明した言葉で責め続けます。
基本的な流れは練習中に流れた曲を再度流し続け、歌が入らない間奏中に二人が語りかけます。
催眠が終わった時点ですべて仕込んでありますから後はそれを実践するだけです。

回数をこなして 皆の応援が聞こえる度 そう、皆の声がきっかけになって 身体がムズムズ してるんでしょ? 暑くなってる?
私が聴いた時は曲が流れてる最中ずっと股間がムズムズしてました。
二人も余裕がある時に追加の暗示を入れてくれますし、ドライ慣れしてる人なら結構気持ちよくなれると思います。
絶頂はもうひとつの掛け声がトリガーになってましてカウントに比べるとタイミングが曖昧です。
ですが明らかに追い込んでるシーンや実際のコンサートと同じくアンコールがあります。

このように、コンサートで流れる曲でイかせる非常に変わったエッチが繰り広げられてます。
創意工夫に溢れる作品
テーマだけでなく内容も飛び抜けた個性を持ってる作品です。

ファンたちに性別を偽って活動を続けてきたアイドルが
今回参加したフェスをきっかけに男の娘アイドルとして新しく生まれ変わります。

アイドルが出演する流れをそのまま追っていくテーマ性の強い展開
催眠、エッチいずれも他の作品ではまずやらないことに挑戦し十分な成功を収めてること。
サークルさんが持つ実力を駆使して難しい素材を上手く料理してます。

ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは最大の武器である双子も含めて変わったことをよくやられるサークルさんです。
しかしこの作品はその中でも際立って奇抜な作りをしています。
私も聴く前は「短い作品だし手堅く攻めてくるんだろう」と思ってたのでとても驚きました。
それでいてちゃんとした催眠音声になってるところが素晴らしいです。

催眠は立位後倒法を採用してるのが最も印象的でした。
催眠音声は一人で取り組むものなので、こういうリスキーな技術を使うことはほとんどありません。
そこをイメージの形で敢えてやってみたのが面白いなと。
聴き手が実際にやらないようきちんと保険をかけてますし頭が割とクラクラしてきます。
イメージのさせ方や暗示の入れ方が上手なんでしょうね。

エッチは催眠に負けず劣らず大胆なことをされてます。
掛け声が持つ本来の意味とは違う意味に錯覚させるアプローチで感覚を操作します。
ドライ系ですがタイムローターを使用した場合は体の快感もそれなりに得られると思います。

絶頂シーンは最低でも2回(連続絶頂)。
ローター音それなり、淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

珍しいことをする作品が好きな人には強くおすすめしたい作品です。

CV:花音…ftnrさん 深琴…kuroko.さん
総時間 37:34

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
歌を歌ってるのはお二人とは別の方だそうです。

催眠音声「真っ白なナニモナイ場所で」

サークル「RubCraft」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、黒い髪と黒い服の穏やかなお姉さんが
夢の中にある真っ白な場所へと案内し普段と違う快感を味わわせます。

催眠音声で時々使われる「真っ白になる感覚」を追求したアプローチが魅力で
催眠パートは夢の世界に行くイメージに暗示を絡めて頭の中や体を真っ白に染め上げ
エッチも真っ白な海に潜り全身が溶けていく心地よさと幸福感で絶頂に導きます。
すべてが真っ白な世界へ
お姉さんに催眠をかけられすべてを真っ白にされるお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
お姉さんは甘く穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、立ち上がり腕をぶらぶらさせる運動を指示します。

本作品は催眠特有の心地よさや幸福感を深く味わいながら絶頂させることを目的に
彼女が90分近くの時間をかけて催眠を施したりイメージで気持ちよくします。
サークルさんが「真っ白になる感覚」をテーマに制作したとおっしゃられてるだけあって
分量、内容いずれもエッチより催眠を重視してお話を進めます。

それ以外の特徴は大きくふたつ。
ひとつはほぼ全編で何らかの音楽が流れ続けること、もうひとつはお姉さんが二人に別れて語りかけてくることです。

前者はRubCraftさんや姉妹サークルのF・A・Sさんの作品を聴いたことがある人にとってはお馴染みの要素でしょう。
本編に入る前のリラックス運動では癒しを感じる音楽
本編ではやや退廃的な音楽と方向性を変えてシーンごとに異なるものを流します。
シナリオは終盤でやや人を選ぶ表現がある以外は基本あまあまなので心が重くなるほどではありません。
属性の異なる要素を敢えて組み合わせることで非現実感を演出されてるのだと思います。

(右)声が聞こえるほうに意識を向けていると (左)さらに深い場所まで下りていくことができるよ
後者は催眠音声でひとつのジャンルとして確立されてる双子を強く意識したものです。
声質の違いはないものの左右交互に語りかける、重要な暗示を揃えて入れる、畳み掛けるように話すなど
催眠者が一人の場合だと絶対にできないテクニックを数多く駆使して効果的にリードします。
真っ白になる感覚を味わうにはまず催眠に入らないと始まりませんから、保険の意味も込めてこうされたのでしょう。

特定の感覚をひたすら追求した作り、リラックスと没入感を与える音楽、重厚かつリズミカルな双子。
サークルさんがこれまで培ってきたものとテーマをかけ合わせた独特な世界観の作品です。
色とイメージでじっくり落とす催眠
催眠は2パート51分間。
最初のリラックス運動(約11分)は催眠に入りやすくなるための準備として
肩幅くらいに足を開き自分の好きなように腕をぶらぶらさせます。

「そこにあるものすべてが 白に統一された 何もかもが真っ白な世界」
運動の開始と同時に音楽が流れ始め、彼女も癒し系の暗示を入れながら
これから行く場所がどんなところかをゆったりした口調で話します。
サークルさんの他作品でやり慣れてる人も最初の1回だけは聴いておくのがいいでしょう。

二三三二一(にっさん さにー)さんは同人におそらく初めて出演される声優さんだと思うのですが
声がはっきりしていて聴きやすく、催眠に適した変化に富んだ演技をされてます。
アダルトゲームで活躍されてる声優さんの別名義ではないかなと。

続く本編はいよいよ真っ白な世界に少しずつ移動します。
深呼吸をしてから全身に力を入れる→脱力を数回繰り返してさらにリラックスした後
声が左右に分裂し、まずは暗い夜道にあるトンネルを先へ先へと進みます。

「筋肉が弛緩するとともに 心もなんだかリラックスしてくる すーっと力が抜けて とても安らかな気持ち」
深呼吸と脱力はリラックス運動に引き続き準備に近い位置づけですが
体に力を入れようとする時にうまく入らない感じがするかもしれません。
力を入れる時と抜く時で声や口調が大きく変わるのも相まって、自分が催眠に入りつつあるのを実感できます。

どこまで続いているかわからない 真っ暗で先の見えないトンネル でもその先からは 微かな光が見えている
トンネルを通るシーンは聴き手を真っ白な世界へ行く気にさせる工夫がされてます。
具体的には今いる場所に不安を覚えさせ、行く手に見える光が近づくほど安心感を与えます。
バックで流れる音楽もトンネルの薄暗い雰囲気を別方向から伝えてくれます。

トンネルを抜けた先は真っ白な世界。
空、地面、差し込む光までも真っ白な空間を白い猫に連れられてさらに奥へと進みます。

真っ白な雲の塊に誘われるように 真っ白な猫に呼ばれるように 深く 深く
そしてここからは彼女たちが「真っ白」を言う回数が飛躍的に増え
階段を下りながら「深い」と暗示を入れるなど、催眠状態をさらに強化するアプローチをしてくれます。
事前のリラックスがしっかりしてますし、白い世界のイメージもそれほど難しいものではないので
意識がぼーっとするとか体が妙に心地いいといった感覚が強めに味わえると思います。

飲み込んだ白い水が 体全体へ行きわたって行く ふっと意識が消える感覚 どこまでも深く沈んでいくような感覚
個人的に印象的だったのが終着点の白い海でその水を飲むシーン。
水が体内に入る様子を通じて頭以外の部分にも真っ白になる感覚を広げようとします。
深化にとても力を入れてる催眠ですから軽く意識が飛ぶ人もおそらくいるでしょう。
そして体のほうは溶けて感覚がなくなったような心地よさがあります。
単に「真っ白」と言うのではなく、何らかのイメージと組み合わせて伝えようとするところが実に良いです。

白い世界に赴き探索する様子に技術を絡めたテーマ性の強い催眠です。
聴き手を白い世界に招待し頭と体を真っ白にすることを目的に
リラックス運動から始まって深呼吸、漸進的弛緩法、イメージを使った深化と
後になるほど心身の緊張がほぐれ催眠の感覚が強くなるよう誘導します。

ある程度ストーリーを持たせた催眠なので白い世界にいる気分に浸りやすく
それに感化されて心身が徐々に白へ染まっていきます。
意識のぼやけやうとうとしてる時の意識がふっと消える感覚を強く味わえました。
双子による暗示の多さや厚さもこれらに大きく貢献しています。
イメージに苦手意識を持ってない人なら催眠音声初心者でも似たような感覚を体験できると思います。
世界に溶けて混ざり合う快感
エッチシーンは23分間。
プレイはハグ、白い海に沈む、言葉による絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

さぁ 一緒に気持ちよくなろう? 私のことを抱きしめて?
催眠を使って主人公を真っ白な世界の奥深くへ案内したお姉さんは
そのまま軽く抱き合ってお互いの心と体をさらに近づけます。

エッチは一般的なプレイをほとんどやらずにイメージで気持ちよくします。
前半の11分間は絶頂に向けて感度を上げるシーン。
抱き合ったまま軽く愛撫してから目の前に広がる海へと潜り
真っ白な水に全身を包まれて性的快感と幸福感の両方を高めます。

好きだよ 大好き あなたのことが好き
一体化するのは とても気持ちがいいよね 自分がまるで 今ここにいるのか いないのか わからないような不思議な感覚
エッチに入っても彼女は引き続きあまあま。
白い世界とは違う黒い髪と服装で彼に密着し愛の言葉を投げかけます。
そして海に潜った際は自分が白い世界と融合したような感覚を味わわせます。
ここで海に入る理由は彼女の正体が大きく関係しています。

プレイ中にも「沈む」「真っ白」といった深化させる暗示を適度に入れてきますから
催眠パート以上に頭の中がどろどろになるかもしれませんね。
私の場合はそれに加えておちんちんだけが妙にムズムズしました。
エッチな要素がほとんどないのにそうなるのも催眠音声の醍醐味と言えます。

そんな癒し一色の雰囲気が後半に入ると大きく変わります。
彼女の声や口調が今までよりも嗜虐的になり、「マゾ」「変態」と言いながら連続絶頂へと追い込みます。

体がどろどろに溶けていく 粘っこい泡のように溶けて 全身が舌でかき混ぜられるような感覚
体の内外すべてを白く塗りつぶされる快感、女性に詰られ見下される快感、そして何度もイかされる快感。
ややM~Mな人が喜びそうな要素をいくつもぶつけて一気に絶頂感を高めてくれます。
彼女がこういう態度を取る理由もきちんと語られてますから違和感を覚えることはないでしょう。
1回目は連続寸止めスタイル、2回目は溜めを長く取るスタイルと同じドライでもやり方を大きく変えて進めます。

前半の時点で股間にエネルギーが集まってたのでそのままイクのだろうと思ってたのですが
絶頂に向けてのカウントが始まったところから今度は頭のほうにも快感が溜まっていくのを感じました。
割とまったりした責めなのに絶頂シーンの気持ちよさはかなり強烈で驚きました。
意識がとろける感覚を最後まで維持しやすいのが大きく影響してるのではないかなと。

このように、色やイメージを使って感覚をコントロールする変わったエッチが繰り広げられてます。
白く染め上げられる作品
催眠にどっぷり浸かりながらイけるしっかりした作品です。

何もかもが白い不思議な世界を舞台に、謎のお姉さんがそれにまつわる催眠とエッチで心身をリフレッシュさせます。
頭だけでなく体も真っ白に染め上げて気持ちよくするテーマを活かした作り
別の世界にいる気分に浸りやすくする音楽の数々、そして双子ならではのリズミカルで重厚な催眠。
催眠に入る、漂う感覚をどっぷり味わわせながら少しずつ絶頂へと追い込みます。

目の前も真っ白 頭の中も真っ白 とても気持ちいい
頭の中が真っ白になる感覚は催眠音声を数多く聴いたことのある人にはわかるでしょうけど
そうでない人にはいまいちピンとこないと思います。
だから本作品はまずそれがどんなものかを知ってもらうところから始めます。

催眠パートのほうがエッチよりもずっと長いのはそういった事情によるものだと私は見ています。
そしてエッチに入ってもその感覚を増幅させるアプローチを適度にしてきます。
RubCraftさんやF・A・Sさんは割とシチュ重視のサークルさんなのですが
本作品に限って言えば技術や誘導のやり方が最大の魅力です。

催眠の感覚だけでも相当に気持ちいいです。
脳がとろける感覚や頭の中をぐるぐるかき混ぜられる感覚を多くの人が味わうでしょう。
体のほうも適度なだるさや浮遊感がそれなりにしますし、聴いた後はスッキリした気分がします。
何らかのイメージと絡めて感覚を伝える流れも取り組みやすくて良いです。

エッチは催眠パートで生まれた心地よさをそのまま増幅させてます。
女性に弄ばれる、負かされる快感を適度にくすぐってくるので
ある程度のM性を持ってる人のほうが気持ちよくなれるでしょう。
催眠にしっかり入れてれば割とイキやすいです。

絶頂シーンは最低でも2回(連続絶頂)。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

ひとつの感覚を起点に色んな感覚を味わわせてくれる作品です。

CV:二三 三二一さん
総時間 1:39:58

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
販売ページのジャンルタグに入ってる「丸呑み」は彼女に直接食べられるのではなく
真っ白な世界と溶けて融合するという意味でグロさは特にありません。

双子の少女にイタズラされてダメな大人にされちゃう音声

サークル「Little Oasis」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、ちょっぴり意地悪だけど根は優しい双子の女の子が
館の主にあたる男性に密着しながら耳を優しく責め続けます。

耳舐めではなく耳キスや息吹きをたっぷりするのが最大の特徴で
パートごとに左右の立ち位置を入れ替えながら交互に、あるいは同時にソフトな刺激を与え
おちんちんのほうはオナホコキやオナニーの指示を出して射精に導きます。
好きな人を喜ばせたくて
双子の姉妹「亜子(あこ)」と「麻子(まこ)」に悪戯されるお話。

「だーんーなーさーま」
「こんばんは だんなさま」
亜子と麻子は若干声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
ある日の夜、就寝中のだんなさまの部屋に押しかけると
先日部屋を掃除してる時に見つけたエッチな道具について質問します。

本作品は血の繋がりはないけど彼に家族以上の愛情を抱いてる二人が
左右に寄り添って語りかけながらおよそ90分に渡る癒しとエッチなご奉仕をします。
総時間をほぼ3等分しパートごとに左右の位置を入れ替え
ほぼずっと耳だけを責め続けるかなり尖った作りをしています。

「耳を責める」と聞くと多くの人が耳舐めをイメージすると思います。
しかし彼女たちは舌をほとんど使わず唇でちゅぱちゅぱ吸ったり息を吹きかけることに終止します。
音声作品だと脇役に位置する耳キスや息吹きに焦点を当ててるわけです。

具体的には1秒程度の短いリップ音をやや間を取りながら交互に、あるいは同時に鳴らし続けます。
セリフや言葉責めも適度に入るので完全なぶっ通しというわけではないものの
その時以外はプレイ開始から終了までほぼずっとこれらを続けてるのも事実です。

女性が二人いるおかげで音の途切れる時間が少なく寂しい印象は特にありません。
むしろ声の近さや耳に伝わる微かな風圧と感触に臨場感の高さを感じます。
バイノーラル録音の長所を活かした密着感のある比較的ソフトなプレイが楽しめます。

亜子「亜子気になるなぁ 麻子ちゃんも気になるよね?」
麻子「うん だんなさまの持ち物なら 尚更」
これらを行う双子のキャラもポイント。
幼い頃に自分たちを拾い今日まで育ててくれた彼に喜んでもらおうと
二人で掛け合いながら責め方を決めたり彼の痴態を興味深そうに観察します。

プロフィールを見ていただければわかるように、二人ともかなり若くエッチにそれほど詳しいわけではありません。
だから自分たちはおちんちんに一切手を触れず彼にしごかせてその反応を見守ります。
M向けの要素はパートの終盤に軽い焦らしや「変態」と何回か言う程度でかなり薄いです。
日頃お世話になってる彼に感謝する姿勢でプレイを続けます。

耳キスと息吹きに力を入れた独特な耳責めと二人のあどけないキャラ。
可愛い女の子たちに見守られながら気持ちよくなるノーマル~ソフトM向けの作品です。
見られる快感を適度にくすぐるこそばゆいエッチ
エッチシーンは2パート52分間。
プレイは耳息吹き、耳キス、オナホオナニー、オナニーです。
オナホオナニー、オナニーの際に効果音が鳴ります。

麻子「嬉しい じゃあだんなさま 一緒にお遊びしましょうね」
だんなさまが部屋に隠し持っていたオナホを使う様子を見たいと言い、彼の同意を取りつけた双子は
ひとまず二人同時に耳を責めておちんちんを勃起させます。

エッチは彼女たちがリードする形で進みます。
前半の「亜子麻子姉妹とおもちゃ遊び」でするのは耳責め+オナホコキ(約24分)。
亜子は右、麻子は左に陣取って色々話しながら耳キスや息吹きをたっぷり浴びせかけます。

亜子「ねぇねぇ こうやっておちんちんが大きくなるの 勃起って言うんだよね? 麻子ちゃん」
麻子「そうそう エッチな事を考えたりされたりすると 自然と大きくなっちゃうの」
二人ともエッチな事に興味津々な年頃ということで
服の上からも明らかにわかる盛り上がりや、直接目にする独特な形に新鮮な反応を示します。
彼女たちは自分の立場をよくわかってるので主従を逆転させる気はありません。
だからこういうことをしてる彼を見下すことは一切なく、むしろ応援する姿勢を取ります。
完全女性上位でありながらご奉仕色の強いプレイです。

耳舐めや息吹きについてはとにかく音を絶やさないことを意識して続けます。
例えば一言二言話してキスするのを繰り返したり、片方がしゃべってる時にもう片方が責めるといった具合です。
耳舐めみたいにべったりした音ではないので純粋なエロさは控えめなものの
彼女たちに寄り添わされてる雰囲気がよく出ており適度な羞恥が味わえます。

亜子「わぁ すっご 先っぽ飲まれちゃった すごーい」
オナホコキが始まるのはエッチ開始からおよそ6分後。
「くしゅっ」という音量控えめな水音が2秒1コキくらいのペースで鳴り
おちんちんが飲み込まれていく様子や出し入れされる様子を彼女たちが見守ってくれます。

射精シーンまでに2分程度の休憩が入る以外はほぼずっと続けて
心身にできるだけ負担をかけないよう少しずつ絶頂へと導きます。
カウントで射精のタイミングを取ったり、直後にぴゅっぴゅのセリフで応援するなど
双子の彼に対する思いやりの強さを感じる描写が多くて気持ちよく射精できます。

後半の「夢を見せる亜子麻子姉妹」は変わったシチュでの耳責め+オナニー(約28分)。
別の日、熟睡してるだんなさまの部屋に再度やって来た双子は
彼がまったく起きないのを確認してから耳を口でマッサージして癒しを与えます。

亜子「そしてだんなさまは こう命令されちゃうの 穿いてるものを脱ぎなさいって」
麻子「大丈夫ですよだんなさま 今までも これからも ぜーんぶ夢ですから」
このパートの彼は最初から最後まで起きません。
だから双子は彼が夢の中で見てるものを予想しながらプレイを進めます。
彼女たちに耳を責められ自分はおちんちんをしごくので前のパートと似てますが
彼を起こさないようセリフをやや抑え、その代わり耳キスを多めにやって違いを出してます。

販売ページの作品説明文によるとこのパートのプレイは「手コキ」だそうです。
しかし彼が自分で握ってると双子が何度か言ってることから当サイトではオナニーとさせていただきました。
途中に休憩を挟みつつ14分くらいやらせてくれますので時間内に射精できると思います。
フィニッシュは同じくカウント+ぴゅっぴゅのセリフを言ってくれます。

このように、最大の武器である耳責めを中心に据えた近く甘いエッチが繰り広げられてます。
一風変わった耳責め作品
ほぼ全編で流れる耳キスと息吹きが魅力の作品です。

何らかの事情で親に捨てられ、代わりにだんなさまに拾われた双子が
日頃の恩を返しつつ自分たちの欲求も満たそうと密着感のあるご奉仕をします。

メジャーなプレイである耳舐めを完全に排除し、耳キスと息吹きをたっぷり行う大胆な作り
登場人物同士の関係や性格を強く反映させた甘さの強いエッチ。
まだ幼さの残る彼女たちのキャラを崩さないよう気をつけながら物語を組み立ててます。

麻子「変態さん いやだんなさま とっても可愛いです」
亜子「ほーんと情けなーい でも そんなダメダメなだんなさまも好き」
彼女たちは彼のカッコイイ姿はもちろん、情けない姿も受け止められる包容力のある女性です。
プレイ中に寸止めを挟んだり変態呼ばわりするのも結局は彼に喜んで欲しいからです。
意地悪な行為の裏に悪意がまったくないので終始穏やかな空気が漂ってます。
それでいて自分たちの欲求を抑えきれないあたりに年齢相応の可愛さを感じました。

エッチはとにかく耳キスが充実してます。
現在の音声作品だと耳舐めの序盤にほんの少しやる程度のマイナーなプレイを
ここまで広く深く掘り下げてるところに最も感銘を受けました。
息吹きも頻度は高めですがやり過ぎと感じないレベルに留めてあります。

一人でやると無音の時間が増えて寂しくなるから双子にしたのでしょう。
最後の「亜子麻子姉妹に寝かしつけてもらう」パートはセリフを挟まず30分間ほぼずっと耳キスだけを続けます。
だんなさまを寝かしつけるサービスということで前の2パートよりも間を長く取ってました。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音そこそこ、喘ぎ声はありません。

耳責めの新境地を開拓せんとするチャレンジ精神溢れる作品です。

CV:御崎ひよりさん
総時間 1:28:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
88分で700円とコスパが良いので+1してあります。

囁きシリーズその捌~超耳元で左右から~

サークル「あぐふぐヴェッチャーズ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、どちらも一途で悪戯好きな双子の女の子が
恋人にあたる男性に寄り添いながら同時に責めて気持ちよくします。

女性が二人いる状況を活用した密度の高いエッチが魅力で
ダブル耳舐め、キス+フェラなど2種類のちゅぱ音を同時に鳴らすプレイを多く用意し
そこに彼を取り合う掛け合いを盛り込むことで彼女たちに愛されてる雰囲気も出してます。
可愛い双子とひたすらイチャイチャ
双子の姉妹からエッチなご奉仕を受けるお話。

「うふふっ こーんばーんわ」
「もう 姉さんたら 下心を隠す気がちっともないんだから」
双子はやや声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
恋人にあたる主人公に左右から寄り添いからかうと
耳へ交互に息を吹きかけながら甘い言葉を囁きます。

本作品は既に恋人として付き合ってる彼女たちに左右から挟まれて
耳、唇、おちんちんなどをたっぷり責められる様子を彼になりきって楽しみます。
恋人同士になるまでの過程や彼女たちの素性などには一切触れず
最初から姉が右、妹が左に陣取り色んなことを話します。

姉「この子のお耳をこちょこちょするのは 私の役目なのに」
妹「役目なんて… それこそ早い者勝ちでしょ?」
彼女たちは彼に対する愛情が非常に強い一方でお互いをライバル視しており
エッチの最中に相手を出し抜いてよりディープなプレイを始めるとか
奪われた主導権を取り返そうともう一人が別の部位を責めるシーンが何度もあります。

彼女たちは双子ですから喧嘩にエスカレートすることはありません。
相手を蹴落とすのではなく自分の魅力をアピールする形で競います。
エッチのほとんどが同時責めですから一人の時よりもプレイが濃く感じるでしょう。

もうひとつのポイントは口や舌を使うプレイが非常に多いこと。
最初のパートはダブル耳舐め、次はキス+フェラといったように
責める場所を分担しながら異なるちゅぱ音をたっぷり鳴らします。

発売された時期が2014年とやや古いためバイノーラル録音ではありませんが
耳は水分控えめな素早い音、唇は平べったい音、おちんちんは空気交じりのやや下品な音と
ちゅぱ音の質感や方向性を変えることである程度の違いを出してます。

ちなみにタイトルの最初に「囁き」がついてますが普段と同じくらいの声量で話します。
囁き声よりもちゅぱ音目当てで聴くほうがずっと満足できるでしょう。
密着感のある穏やかなエッチ
エッチシーンは3パート35分間。
プレイは耳への息吹き、ダブル耳舐め、キス、フェラです。
エッチな効果音はありません。

姉「私たちの吐息 気持ちいい?」
主人公の体がすぐ近くにあることに我慢できなくなった姉はいよいよ彼の耳に息を吹きかけ
それに負けじと妹も同じことをして彼の気を引こうと頑張ります。

エッチはどのパートも双子が責める形で進みます。
一番最初の「双子の姉妹をご紹介」でするのは息吹きと耳舐め(約7分)。
最初は二人が交互に息を吹きかけ、それから姉が先手を取って耳を舐め始めます。

時間が短め、しかも射精シーンがないことから雰囲気作りの意味合いが強いです。
耳舐めは割といいのですが録音環境の影響で息吹きは残念ながら臨場感に欠けます。
バイノーラル作品にある微かな風圧や振動が伝わってこないのが主な理由です。
ただし声の位置はかなり近く、彼女たちに密着されてる感じが出ています。

本番にあたるのは次の2パート。
「姉の淫らな愛撫」は姉が、「妹の情熱的な愛撫」は妹がメインの責め手になってフェラをし
もう一人はその様子を観察したり軽いちょっかいを出して援護します。

妹「リードはいいけど 独占はダメよ? 姉さん」
役割分担がはっきりしてるのでおちんちんを取り合うことはないものの
プレイ中に軽く釘を刺す、あるいは羨ましそうな表情をもう片方の子が見せてくれます。
どこを舐めるか最初に宣言した後はほぼずっと舐め続けるちゅぱ音重視の作りです。
プレイの様子を実況するセリフがほとんどないのでイメージしにくく感じるかもしれません。

また姉がフェラする時はキス、逆は耳舐めとサブのプレイを変え
さらに妹の情熱的な愛撫パートの序盤は射精したばかりなのでフェラのペースを緩めます。
欲を言うならちゅぱ音そのものにも姉妹で明確な違いを出して欲しかったです。

このように、女性が生み出す音を中心に据えた厚みのあるエッチが繰り広げられてます。
ちゅぱ音まみれの作品
実時間に対するちゅぱ音の割合が高い作品です。

双子の姉妹は愛する主人公を満足させようと
最初から左右に寄り添い掛け合いながらエッチなご奉仕をします。
険悪さを感じないレベルで二人が彼を取り合う展開、舐めに特化したエッチ。
恋人同士が仲良くする様子にエッチな音を多めに盛り込み温かさとエロさを出してます。

妹「好きよ」
姉「そうね 私も好き」
二人はさすがに本気で相手を出し抜こうとは思ってません。
一本しかないおちんちんの責め方、射精回数、精液の扱いをすべて揃えて行います。
愛情の強さを伝える演出あたりに留まってるので雰囲気は終始和やかです。

こんな感じでキャラは立ってるしエッチも個性のある作品なのですが
「バイノーラルではない」という結構大きな弱点も抱えています。

本作品は女性が密着しながら話したり耳を舐めるシーンが多いため
バイノーラルかどうかで臨場感やエッチの破壊力に相当な差が出ます。
これがシナリオや登場人物の心情変化を重視するタイプであれば録音環境はそれほど関係ありません。
ですが実際は最後のパートを除けばほぼずっとエッチだけを続けます。

発売した2014年当時ならまた違った印象を抱いたのでしょうけど
バイノーラル作品がこれだけ普及してる現在においては正直おすすめしにくいです。

もうひとつ、プレイの内部でちゅぱ音に違いが見られないのも気になります。
もう少しわかりやすく言うと、耳舐めやキスといったプレイごとの音の違いは出てるのですが
例えばフェラの時に竿を舐める音、咥え込んでピストンする音などの細かな変化はほぼなく
開始から射精まで似た音をひたすら鳴らし続けます。

この作品の魅力は何と言ってもちゅぱ音ですから
量だけでなく質(バリエーション)においても工夫やこだわりがもっと欲しいです。
実況のセリフが少ないことも合わせて垂れ流し気味になってます。

射精シーンは2回。
ちゅぱ音多め、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

CV:五十嵐ナナコさん
総時間 47:02

オススメ度
■■■■■■□□□□ 6点


体験版はこちらにあります

Dal Segno-快楽の夢世界-

サークル「ftnr×kuroko.ぷろじぇくと」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでミステリアスな二人のお姉さんが
「夢」をテーマにした催眠とエッチで非現実的な体験を提供します。

事前の運動から始まって色んな場所に移動しながらイメージ力と催眠の感覚を膨らませる催眠
それを維持しながらスリリングなシチュと暗示で連続絶頂させるエッチなど
ふたつのサークルさんが持つ長所を違和感なく融合させたハイレベルなサービスを行います。
催眠が非常に充実してますから、被暗示性が低めの人でも不思議な感覚が味わえるでしょう。
イメージが織り成す夢の世界へ
ガイドと設計者に催眠をかけられ連続絶頂するお話。

「それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう」
設計者はややトーンの低い落ち着いた声の女性。
「できましたか? それでは 催眠に入りやすくなるための運動を始めます」
ガイドは甘く優しい声の女性。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、本編に入る前に簡単な運動をします。

本作品は設計者が作り上げた夢の世界を疑似体験することを目的に
彼女たちがおよそ90分に渡って催眠をかけたりドライ系のエッチをリードします。
今回は同じく催眠音声をメインに製作されてるサークルF・A・Sさんとのコラボということで
あちらの作品で取り入れられてる特徴がいくつも込められています。

具体的には本編を始める前に準備運動をすること
ほぼ全編でシーンに合った音楽や癒しの効果音が流れること
エッチで人外+悪堕ちのM向けプレイをすることなどが挙げられます。

ftnr×kuroko.ぷろじぇくとさんは催眠のレベルがずば抜けて高い反面
中の人がどちらも女性だからかエッチが男性向けの中では刺激の弱い部類に属してました。
そういった弱点と雰囲気作りをF・A・Sさんが上手くカバーされてます。

ガ「声を聴いていると どうなりましたか? 心が 変化していくんでしたよね」
設「声を聴いていると どうなりましたか? 体が 変化していくんでしたよね」
もちろん元々持っていた魅力も十分以上に発揮されてます。
最大の武器である双子を全編で採用し交互に話す、同じあるいは別のセリフを同時に話すなど
術者が一人の場合だと絶対にできない連携の取れた誘導をします。
双子を扱うサークルさんはそれなりに増えてますが、ふたくろさんの双子はその中でも間違いなくトップクラスです。

また本作品は時間・内容いずれも催眠にかなり寄せてあります。
詳しいことはこれから順を追って説明しますがイメージを起点にした冒険形式のお話になってまして
聴き進めていくほど自然に集中力や没入感が高まっていくのを感じます。

扱うイメージも自然物など誰にでもわかるものばかりで大衆性が高いです。
イメージが苦手と思ってる人でも映画を観てるような感覚が味わえるのではないかなと。
双子はもちろん、それ以外の部分も極まってると私は考えてます。
様々な素材を組み合わせた流れのある催眠
催眠は3パート63分間。
最初の2パート21分間は本編前の準備として体を動かしたりイメージのトレーニングをします。
これらはどちらか片方を選んで聴きます。

設「腕を揺らせば揺らすほど 体も心も催眠に入りやすくなるんです」
事前運動Aは立ち上がって足を肩幅くらいに開き
自分の好きなペースとやり方で腕をぶらぶらさせるのを10分ほど続けます。
F・A・Sさんの作品でやるものと一緒ですから視聴済みの方にとってはお馴染みですね。
運動開始と同時にゆったりした神秘的な音楽が流れてリラックスを後押しします。
肩を中心に筋肉のほぐれや適度な温かさを感じるでしょう。

ガ「少しまぶしいと感じるかもしれませんが 机の上に 小さなガラスのコマが置いてあります」
もうひとつの事前運動Bは体を一切動かさず彼女たちに言われたものをイメージします。
内容はガラス製の小さなコマを回すといったもので
大まかな部分だけを話し、それ以外は聴き手の好きにイメージさせてコツを掴んでもらいます。
イメージに苦手意識を持ってる人はこちらを聴いたほうが本編を楽しめるでしょう。

これらの後に始まる本編パートはいよいよ彼女たちと一緒に夢の世界へ旅立ちます。
車に乗ってとある高層ビルに行き、そこの最下層にあるプラネタリウムを鑑賞するなど
彼らが実際に移動する様子を描きながら状況に合った暗示を入れて物語の世界へ少しずつ引き込みます。

ガ「楽しそうに遊ぶ 子供たちを見ながら ベンチでうとうととしてるお母さんもいます」
設「ぽかぽかと暖かいから 眠くなるのは仕方ないですね」
車に揺られる心地よさ、シートの柔らかさ、途中の公園で見かけたのどかな風景。
これらすべてに癒しを感じる暗示を散りばめ、双子の持ち味が出るようにセリフを振り分けてるのが実に見事です。
波の音っぽい効果音が混じったヒーリング音楽も相まって意識のぼやけや眠気を早速感じます。

数字が大きくなるたび 数字が大きくなるほど あなたの意識も一緒に 深いところまで降りていきます
降りる速度が 浮遊感と共に 上がるたび どんどん 空っぽに 何も考えられなくなる
またビルに到着しエレベーターで地下深くまで降りるシーンは、催眠音声でよく言われる「落ちる」感覚が実感しやすいです。
一人が担当するセリフの長さが今までよりもずっと短くなり、下に行けば行くほどペースが上がる凝ったもので
十分にリラックスできていれば体が一気に重くなるとか、頭の中のもやもやが強くなる感覚が襲ってきます。

本作品の催眠は深化にとてつもなく力を入れてまして
この後もイメージを絡めながら「深い」「沈む」といった暗示を左右からテンポ良く何度も投げかけます。
催眠音声は深化を一箇所に固める傾向があるのですが、本作品はいくつかに分けて段階的に落とします。
ビルのシーンであまり実感できなくても次のチャンスがあるので気にせずそのまま聴いてみましょう。

プラネタリウムを鑑賞した後はその中にあったひとつの星に移動し
空中を漂いながらオーロラを眺めたり、その先にある洞窟から海底深くへ潜ります。

オレンジ色の光で あたりが明るくなってきました 少しずつ オレンジ色に染められた光が雲が見えてきます
緑に輝くオーロラ、朝焼けを浴びてオレンジ色になった雲、青い海。
ここでは色をテーマに周りの情景を語ってイメージを膨らませます。
最後の海に潜るシーンも沈む感覚を言葉や音で巧みに伝えてくれます。

夢の世界に行く様子に技術を盛り込んだ極めてハイレベルな催眠です。
設計者の作り上げた世界を疑似体験させることを目的に
序盤は本編とはあまり絡めず純粋なリラックスを、中盤はそこへ行く様子を描いて深化や集中力の強化を
終盤は到着後の冒険の様子と平行して更なる深化を、と大きな流れを作り催眠状態を段階的に深めます。

イメージがキーになってることを踏まえてその選定や伝え方にかなり気を遣っており
ある程度深まってくると彼女たちの語る情景が映画のように自然と浮かび上がります。
公園、星空、緑豊かな大地、海と多くの人が癒しを感じる素材を多めに取り入れ
エレベーターを降りる、星に吸い込まれる、海底に沈むと深化に関連性のあるイメージも豊富に用意されてます。

双子の運用は今までと同じく非の打ち所がないほど優れてますし
音や音楽も彼女たちの誘導を側面から上手くサポートしてます。
大衆性が高く、個性があり、技術も優れてる大変素晴らしい催眠です。

私が聴いた時は最初の事前運動Bを聴いた段階で軽く入ってるのを実感しました。
そしてビルの最下層に降りるシーンでそれが一気に強まり
プラネタリウム以降はとても心地いい感覚を味わい続けることができました。

入念にかけてくれますから催眠慣れしてない人や被暗示性が低めの人でもそうなる可能性が十分にあります。
逆に被暗示性が高い人だと効き過ぎて途中で寝てしまうかもしれませんね。
それくらい癒しのパワーが強いです。
色んな快感に包まれながら
エッチシーンは16分間。
プレイは触手によるキス、拘束、乳首責め、おちんちん責めです。

キスの際に一瞬だけ効果音が鳴ります。
セルフはありません。

「ここは 一番深い夢の最下層」
催眠を使って主人公を最も深い場所へと案内した二人は
ここに連れてきた理由を話してからそこにいる触手にキスをさせます。

エッチは拘束された彼の体を触手たちがねっとり責めます。
最初の9分間は責められてる気分を出しつつ感度を高めるプレイ。
キスで媚薬効果つきの粘液を体内に送り込んでから腕や乳首に刺激を与えます。
どうしてこういう展開になったかは聴いてのお楽しみとさせてください。

絡みつけて 揉みほぐされて 甘い粘液が あなたに (両方)刷り込まれていく
体を襲う純粋な快感、媚薬がもたらす興奮、そして人外に汚される背徳感。
彼女たちは指一本触れず、プレイの様子を実況しながらリズミカルに暗示を入れて気持ちを盛り上げます。
女体化作品以外で触手責めをするのは珍しいですね。
悪堕ちを匂わせるセリフもありますし、シチュによる興奮もそれなりに得られます。

続く7分間はお待ちかねの絶頂シーン。
すっかり勃起したおちんちんに触手が絡みつき、そのまま3回連続の絶頂へと追い込みます。

下半身に響いた快感が おちんちんに溜まった快感が 一気に弾けていく
ここではカウントを使わず音楽で絶頂のタイミングを取るのが面白いですね。
ビートのきいた音楽が次第にテンポを速め、絶頂を迎えると再び緩やかになります。
左右から畳み掛けるように入る暗示も相まって脳や股間にエネルギーが溜まっていくのを感じました。
1回目と2回目は練習と捉えて3回目に絶頂を狙う感じでやると上手くいきやすいと思います。

このように、体と心の両方を汚すやや背徳的なエッチが繰り広げられてます。
高い没入感が得られる作品
物語の世界に入り込んだ気分が味わいやすい作品です。

ガイドと設計者は主人公に自分たちの夢を満喫してもらおうと
最初から左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけながら色んな場所へ案内します。
そして目的地に着いた後は触手責めを中心とした仮想プレイで気持ちよくします。

エッチの4倍近くもの時間を割いた催眠重視の構成
音や音楽を流してその場の雰囲気に浸らせる演出、そしてイメージを中心に据えた高度な双子催眠。
現在活躍されてるふたつのサークルさんの良い部分を掛け合わせ新しいものを作り上げてます。

特に催眠は他のサークルさんにはない要素がいくつもあり
一人でも多くの聴き手に楽しんでもらおうとする配慮も強く込められてます。
音楽が流れていれば周りの雑音を気にせず音声に集中できますし
聴いてる最中はテーマパークのアトラクションを体験してるような別世界気分を堪能できました。
イメージが持つ力を再認識させてくれた作品です。

エッチはネタバレを多少避けた関係で曖昧な書き方をさせていただきました。
プレイ自体は割とソフトにして、スリルや背徳感といった精神面の刺激に力を入れてます。
催眠がこれだけ充実してるともう少し何かやって欲しかった気もします。

絶頂シーンは3回(連続絶頂)。
淫語とくちゅ音ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠が好きならきっと満足できると言えるくらいに優れた作品です。
以上を踏まえてサークルさんでは2本目の満点とさせていただきました。

CV:設計者…ftnrさん ガイド…kuroko.さん
総時間 1:38:57

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

サウンド・オブ・エクスタシー催眠

サークル「F・A・S」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもある二人の女性が
左右に寄り添いながら催眠をかけたり奇抜なエッチをして強い快感を味わわせます。

催眠音声で絶大な人気を誇る「双子」と特定の音で感覚を操作する「音モノ」を融合した作りになっており
左右からリズミカルに投げかけられる言葉の数々が癒しとムズムズした感覚を生み出し
イメージや雰囲気に合った音と音楽が連続絶頂へと導いてくれます。
言葉と音のコンビネーション
バーチャル性感アトラクション「サウンド・オブ・エクスタシー」を体験するお話。

それでは 催眠に入りやすくなる 簡単なリラックス運動をしましょう
お姉さんたちは声質の違うどちらも穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意事項を手短に説明すると
本編に向けて主人公を催眠に入りやすくする運動を始めます。

本作品は声や音で責められ絶頂する催眠音声特有の快感を味わうことを目的に
彼女たちが左右に寄り添い交互に、あるいは同時に語りかけながら80分近くに渡るサービスをします。

F・A・Sさんと言えばサキュバスに精を吸い尽くされるとか、一時の快楽と引き換えに国を裏切るなど
M向けのシチュエーションを織り交ぜて催眠やエッチをする作品が多いサークルさんです。
しかし今回はキャラやストーリーといった背景部分をできるだけ省略し
システムや純粋な技術を駆使して楽しませるオーソドックスな内容になってます。

背徳的な要素は特にありませんから、興味があるならノーマルな人でも聴けると思います。
M性を感じる部分は終盤の連続絶頂シーンくらいで他は至って穏やかです。

全編を通じて言える特徴はふたつ。
二人の術者が同時に催眠をかけること、音や音楽で感覚をコントロールすることです。

(左右)私たちが言うイメージを 頭の奥で感じてください (右)そう意識することによって (左)どんどん音の世界に入っていくことができます
前者は所謂双子と呼ばれるシステムで、冒頭の注意事項を説明するパートから
彼女たちが声を左右に振り分けながら語りかけてきます。
ひとつのセリフを二人で分担したり、キーとなる暗示を同時に入れたり
片方が言ったセリフをもう片方が直後に追いかけて言うなど変化に富んだリードをします。

結果として意識を左右に揺さぶられる続ける形になるので
音声を聴いてると意識が次第にぼやけてくるのを感じるでしょう。
そして深化や絶頂シーンではこれらに連動して催眠特有の不思議な感覚が湧き上がってきます。

以前から色んな作品で双子を運用してきたサークルさんなだけあって
セリフを区切るタイミング、ペース、間といった細かな部分の編集もしっかりしています。
内容がシンプルだからこそ各要素の完成度が非常に高いです。

もうひとつの音や音楽についてはリラックスさせるときはゆったりした曲調の神秘的なBGMを流し
エッチは彼女たちが入れた暗示のイメージに合ったエロさを感じない音をトリガーに
体の感度を高めたり絶頂へ追い込んだりします。

催眠状態下だからこそ味わえる気持ちよさを追求してるため
淫語やちゅぱ音といったストレートなエロ要素はほとんど取り入れてません。
「おちんちん」を数回言う程度で、それ以外はわざとエロさを感じないものにしています。
ですが盛り上げ方は上手いので終盤はそれらにつられてエネルギーの増幅や爆発を感じることができます。
双子を活用した密度の高い催眠
注意事項の説明を終えた次に始まる「リラックス運動」は催眠開始前の準備パート。
立ち上がって足を肩幅に開き、自分の好きなペースで10分ほど腕をぶらぶらさせます。
サークルさんの作品に毎回登場してるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

声と音による刺激で 連続絶頂しちゃう体と脳に作り変えられちゃうんです
そして最中は彼女たちが双子スタイルで軽い暗示を入れたり
これから始まるアトラクションのコンセプトを説明します。
双子を初めて聴く人だとセリフの量が多くて戸惑うでしょうし、その練習も兼ねてるパートですね。
バックで流れるヒーリング音楽も相まって肩を中心に脱力感や温かさを感じます。

本格的な催眠が始まるのはその後から(約23分)。
サウンド・オブ・エクスタシーを体験しに来た主人公に軽い挨拶と心構えを説明し
まずはお馴染みの深呼吸と脱力で全身を隅々までリラックスさせます。

かかとの力が抜けてくると 足首からも力が抜けてくる
このまま ゆったりとした 気持ちのいい催眠状態に入っていける
脱力は足、かかと、足首、膝、太ももと下から上へ順に意識を向けていくもので
最中は「力が抜ける」を多めに言ったり「だらーん」「沈み込む」を時折重ねて感覚を丁寧に伝えます。
一人のときより時間あたりの暗示を多く入れられる双子の長所を活かした堅実な誘導です。
事前にリラックス運動もしてますし、実感できるレベルの脱力感が味わえるでしょう。

後半は深化と音で感じられる体作りの下準備。
彼女たちの片方、あるいは両方に意識を向けつつ言葉に耳を傾けます。

あなたが声に意識を傾ければ傾けるほど すーっと深くまで入るほど 鋭い集中ができる
意識すればするほど 脳が揺さぶられて ふわふわと心地いい浮遊感を感じてくる
催眠状態はリラックスし、何かひとつのことに集中してる状態です。
リラックスは先ほど十分すぎるほどやりましたから今度はもうひとつのほうに取り掛かるわけです。
催眠を始める前に彼女たちも言いますが、言葉をすべて追う必要はありません。
好きなほうに意識を向けてるだけで頭の中がぼやけたりくらくらする感じがしてきます。

またここからは「ヴーーン」という電磁波のような振動音が近づいたり遠ざかったりします。
この時点ではまだ音に意識を向けさせることはありませんが、無意識的に追いかける人もいるでしょうね。
終盤にはイメージを交えた畳み掛けるような暗示で確実に深化させてくれますし
作品の個性を上手に組み合わせてゆっくりと催眠の世界に導いてくれます。

エッチを楽しめる環境作りに注力したシンプルで個性的な催眠です。
リラックスしながらお姉さんたちの声に対する集中力を高めることを目的に
序盤はテーマとほぼ絡めずに純粋なリラックスを、中盤は双子の暗示を中心に据えたさらなるリラックス
終盤は深化と集中力の向上を同時に、と目的に向かって一直線に進めます。

最大の魅力である双子を存分に活用して意識を小まめに揺さぶり
そこへ音や音楽を邪魔にならないように配置し援護させてるのが見事です。
前項で説明したふたつの特徴を違和感なく融合させ確実に落としてくれます。
音楽が流れるタイプの催眠に抵抗がなければ経験の浅い方でもあっさり入れるのではないかなと。
じっくり溜めて何度も放出
エッチシーンは30分間。
プレイは音による感度上昇/連続絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

それじゃあ それじゃあ そのまま音に身を任せよう
重厚な催眠で主人公を自分たちの声の虜にしたお姉さんたちは
引き続き左右から語りかけながら今度は音への集中力を高めます。

エッチは彼女たちと直接絡まず言葉と音の力だけでイき続けます。
前半の15分間は音に対する集中力の向上と感度の上昇がメイン。
先ほどの電磁波音ときらきらした癒し系音楽をバックで流しながら
体中に光が流れるイメージをしたり、それに関連性のある音を鳴らして反応できる体へと変えます。

脳から足先まで 神経を通って 光がどんどん 流れ込んでいく
ほら ほら 快楽の光から ぱちぱちと 背筋をゾクっとさせる 神経をピリッとさせる 快楽の電流
催眠を通じて真っ暗になった彼の心と体に明かりを灯し
それを内部から弾けさせて感度を上げていく催眠音声らしいプレイです。
感度を上げるシーンに入ると電磁波に代わり左右からぱちぱちした電流音が流れ始めます。
ちょっぴり刺激的な音ですが音量や鳴らす間隔が抑えてあるので驚くことはないはずです。

露骨なエロさを出さずに進めることから、この時点ではあまりピンとこないかもしれません。
私の場合も股間が多少ムズムズしたくらいでオナニーなどの快感よりずっと弱かったです。
でも今はまだ仕込みの段階で本当のお楽しみはこの後訪れます。

快感が一気に爆発するのは後半の絶頂シーン。
先ほど暗示を込めた電流音を鳴らす頻度が上がり、音楽の音量も徐々に上げながら
およそ15分間で休憩なしの7連続絶頂を迎えます。

脳がビリビリ おちんちんがビクビク 頭の中を染め上げて 下半身を狂わせて 下半身を狂わせて 上り詰める 上り詰める 弾けていく 弾けていく
もちろん彼女たちも言葉でそれをサポートします。
今まで以上にセリフの間隔を狭め、スピードを速め、追い込む暗示を左右から重ねて入れ続けます。
3回目の絶頂を迎えたあたりからSっ気を見せ始めるのもポイント。
「マゾになっちゃえ」「壊れちゃえ」などの言葉責めによっても絶頂感を盛り上げてくれます。

実際に聴いてみたところ、1回目2回目の時点では弱めの快感だったのが
回数を重ねていくうちにコツを掴んだのか股間を中心にエネルギーの高まりを強く感じるようになりました。
そして最後の7回目は溜めがやや長いおかげでドライと呼べるレベルの快感を味わうことができました。

7回全部でイクのを目指すよりも慣らしながら取り組んだほうが上手くいくのではないかなと。
「もうすぐイクよ」という雰囲気を音や音楽でちゃんと作ってくれます。
これにつられて快感がせりあがってくるのを私も感じました。

このように、エッチなことをできるだけイメージさせずにイかせる変わったプレイが繰り広げられてます。
ドライの練習に向いてる作品
言葉と音の海に溺れる気分が味わえる緻密で個性的な作品です。

二人のお姉さんはサウンド・オブ・エクスタシーに搭乗した主人公に非現実的な体験をさせようと
手分けや協力をしながら催眠をかけたりドライオーガズムへと導きます。

一人のときより話すペースを若干上げ、セリフの間を短めに取った高密度の催眠
シーンごとに音や音楽を切り替えつつそれをトリガーに感覚を操作するエッチ。
作品が持つふたつの長所をふんだんに使って長く激しい絶頂を味わわせます。

終わらないよ イけばいくほど イけばいくほどに 快感が倍に倍に
双子は現在色んなサークルさんが挑戦されていて、F・A・Sさんも全部もしくは一部で積極的に盛り込まれてます。
本作品では同じ暗示を重ねず後を追う形で言うシーンが多いのが印象的でした。
意識を頻繁に揺さぶりつつ暗示を強化するテーマに沿ったアプローチだと思います。
声優さんが違うのに同じセリフを重ねて言う際にタイミングが完璧に合ってるところも素晴らしいです。

音や音楽についてはサークルさんが作品内容の最後で言われてるように音のウェイトが高くなってます。
イメージに沿ったものを選び、うるささを感じないよう気をつけて鳴らします。
音楽もリラックス運動や催眠パートで十分活躍してますから必要不可欠な要素です。

エッチはしっかり準備したあと性的興奮をあまり煽らずにイかせる流れや
絶頂シーンに長めの時間と多めの回数を取ってることからドライの練習に向いてます。
催眠に入れるけどドライになかなか到達できない人は試してみることをおすすめします。
普段のサークルさんに比べてM性や背徳感が薄く聴きやすいです。

絶頂シーンは7回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠特有の気持ちよさを真っ直ぐ追求してる作品です。

CV:沢野ぽぷらさん、野上菜月さん
総時間 1:21:55

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

双子の射精管理

サークル「双子プロジェクト」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛い声とちょっぴり意地悪な性格を持つ双子が
左右に寄り添いながら「寸止め」をテーマにしたエッチな催眠を施します。

術者が二人いる状況を利用し左右から交互に語りかけてくる催眠
運動支配の暗示を入れつつ耳を舐めて性感を蓄積させるエッチなど
「双子の射精管理」をそのまま音声化した独特なサービスを行います。
可愛い双子が射精をコントロール
双子の女の子が催眠をかけたりオナニーをリードするお話。

「こんばんはー」
双子はやや声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
催眠に関する基本的なことや音声を聴く際の注意事項を説明すると
催眠を使って主人公の射精をコントロールし始めます。

本作品は催眠に入ったまま気持ちいい射精を迎えることを目的に
彼女たちが総時間をほぼ半々に分けて催眠とエッチなサービスをします。
サークルさんにとって初の有料催眠音声にあたりますが
この界隈で非常に人気のある双子催眠に挑戦されてます。

右「呼吸を繰り返してるだけで 心地がいいよね」
左「それだけであなたは何とも言えない開放感を感じることができる」
音声開始1秒の段階から二人が登場し、多くのシーンで交互に語りかけながらお話を進めます。
また一部のシーンではセリフの感覚が急激に速くなったり、0を左右から素早く連呼するなど
Synergism Duet」を初めとする本家の双子を手本にしたと思われる表現や演出が登場します。

完成度に関しては残念ながら首を捻る部分があるものの
新規のサークルさんによくある表面を真似ただけの双子とは明らかに違うものを持ってます。
催眠の技術も勉強されてるようですし、今後のご活躍が十分に期待できるサークルさんです。

催眠はおよそ18分間。
仰向けに横になって目を瞑り、まずは深呼吸しながら体を脱力します。

左「呼吸を繰り返しながら 右腕全体に意識を向けて」
右「右腕の力が すーっと抜けていく」
右腕、左腕、右足、左足、頭、全身とパーツごとに意識を向けさせながら
「抜ける」などの暗示を左右交互に入れる双子らしい分割弛緩です。
催眠の時間が短い関係で個々の暗示が薄くなってるものの
意識を頻繁に揺さぶられるおかげで頭がぼんやりする感覚が徐々に強くなります。

右「全身は軽いのに 左腕だけなぜか重い」
左「必ずそうなる」
これらを行った直後に脱力具合を確認させてくれるシーンがあるのがいいですね。
特定の部位だけ重感、他は浮遊感と正反対の暗示を入れて感覚の違いを味わわせようとします。
他にも催眠開始直後に双子催眠を聴く時の心構えを説明するなど
催眠音声初心者でも無理なくついてこれるように細かな気配りを所々でしてくれます。

体がある程度リラックスできた次はいよいよ催眠状態を深めます。
左の子はカウント、右の子は深化の暗示と役割を分担して進め
最後の0カウントと追い込み暗示だけは協力して行うコンビネーションの取れた深化です。

右「あなたの心は 無意識に躍りだし 暗示を与えられたことに喜びを感じる」
左「幸せ 声を聞くのが幸せ 暗示を与えられるのが幸せ」
催眠誘導の要所ということでカウントを2回に分け
1回目は純粋な深化、2回目はそれプラス声に対する服従心の強化と内容をやや切り替えて進めます。
本作品のエッチは彼女たちに操られながらオナニーするスタイルですから
暗示や指示にどれだけスムーズに反応できるかがカギとなります。

ここだけはテンポをやや速くして暗示を入れるので
0を言った直後に体全体が軽く落ちる感覚を味わう人もいるでしょう。
その後の暗示も「気持ちいいから従いたくなる」とメリットを強調する形で言いますし
M性がそれほどない人でも受け入れやすく感じると思います。

双子形式をそれなりに活用したシンプルな催眠です。
聴き手の心と体を双子の言いなりにすることを目的に
前半は深呼吸+分割弛緩法、後半はカウントを絡めた深化と
催眠音声ではお馴染みの技法を双子に合わせてアレンジしながら進めます。

時間があまり長くないことを踏まえてやることをきちんと絞り込んでますし
暗示もシーンごとに表現や方向性を変えて後になるほど催眠状態が深まるように組み立ててます。
全体の流れについては特に問題ないと見ています。

ですが双子の運用面はどうしても引っ掛かる部分があります。
最も気になったのは双子の話すペースと間です。
双子催眠は二人で話しかける性質上、多くの作品で一人の時よりも話すペースが若干速くなります。
そうしないと時間あたりのセリフのボリュームが普段と変わらなくなってしまうからです。
間を極端に短く取るのも息継ぎの時間を減らして暗示の密度を高めるためです。

それに対し本作品はほぼすべてのシーンを一人でかける時と同じペースや間で進めます。
これを改善するだけでも今よりずっと入りやすくなるのではないかなと。
双子のもうひとつの特徴である役割分担も十分に機能してるとは言えませんし
双子催眠と呼ぶには今一歩足りないというのが正直なところです。
私が聴いた時は多少意識がぼやけるところまでで脱力感はほとんどありませんでした。
出したくても出せない不思議な感覚
エッチシーンは4パート25分間。
プレイはオナニー、耳舐め、ダブル耳舐めです。

エッチな効果音はありません。
セリフはありになります。

左「管理されることで より興奮していく」
右「管理されることを望んでいる ドMの変態野郎」
催眠を使って主人公を自分たちの声の虜にした双子は
引き続き左右交互に語りかけながら彼の感度を上げ始めます。

エッチは彼女たちとの接触はせずに指示や暗示に従っておちんちんをしごきます。
一番最初の「プレイパート」は準備から射精直前までを行うメインパート(約18分)。
追加のカウントを刻んで彼のM度を普段よりも押し上げてから腕が勝手に動く、射精が近づくと自然に止まるなど
複数の暗示を組み合わせたオナニーで彼に寸止め地獄を味わわせます。

右「手がひとりでに動き出す 快感を求めて シコシコって」
左「勝手に動いているから まるで自分の手じゃない感じがするね」
催眠パートで脱力に力を入れてたのはこのプレイをスムーズに進めるためでしょうね。
運動支配の暗示は比較的入りやすいと言われてますし
うまく催眠に入れていれば彼女たちの言う通りになるかもしれません。

オナニーのペースや強さといった細かい部分は一切指示せず
開始、中断、射精のみを制御する取り組みやすいオナニーです。
明確な寸止めシーンが指定されてませんから、やり方によって難易度が大きく変わるでしょう。

右「耳を舐められてるだけなのに 全身にいやらしい快感がこだまする おちんちんからは我慢汁がぶわって溢れてきて ますます気持ちよくなる」
最大の特徴である双子ももちろん活用します。
パート後半に入ると双子が耳を舐め始めるシーンがあり
ここでは片方が舐めてもう片方が引き続き気持ちよく暗示を入れる連携の取れた責めをします。

暗示中心のエッチだとどうしても純粋なエロさが不足しますし
その部分を作品のスタイルに合った方法でカバーしてるのが実に良いです。
ペースが緩いもののちゅぱ音の水分は高めで吐息も多めに漏らしてくれます。

残りの3パート7分間は寸止めの難易度調節と射精。
「寸止めパート」と「耳舐め」はオプション扱いでオナニーの時間を長くする役割を果たし
「射精」は名前の通りこれまで蓄積してきた興奮と精液を一気に放出します。

前の2つは基本的に耳舐めするだけなのでお好みで入れるかどうかをお選びください。
最初のパートだけでも10分近くしごかせてくれますし、1回ずつ加えると射精しやすい長さになります。
射精はカウントではなく耳舐め音に合わせて迎えるやや独特な方法です。

このように、自分で限界に挑戦する比較的緩い寸止めプレイが繰り広げられてます。
まったりした双子作品
ゆったりしたリズムで催眠やエッチをリードするテーマに沿った作品です。

双子は主人公に普段よりも強烈な射精感を味わわせようと
催眠を通じて心と体を骨抜きにし、その状況を活かした寸止めオナニーを指示します。
左右から交互に暗示を入れる双子らしい作り、聴き手の無意識に任せて寸止めさせるエッチ。
作品名が持つふたつの特徴をそのまま反映させたわかりやすいサービスをします。

左「挑戦したくなる」
右「だって 我慢すればするほど その後の絶頂が気持ちよくなるのだから」
プレイだけを見ると意地悪に感じるところもあるのですが、彼女たちの仕草や態度に悪意はほとんど見られません。
M気質な彼を喜ばせようとしてわざとこう振舞ってるように見て取れます。
セリフの表現が柔らかいもので統一されてるのも相まっていい気分で聴くことができました。
寸止めも途中で暴発してしまうほど激しいものではないです。

催眠は一言で言うと「惜しい」です。
体験版を聴いた時点では双子にすらなってないんじゃないかと思ってたのですが
実際は双子の良い部分を催眠やエッチにある程度反映させてます。
ただ双子特有のリズムや間だけは今のところ表現できてないと見てます。

エッチは催眠らしさと双子らしさの両方を強く意識したものです。
最初の感度強化をもうちょっと入念にやったほうがいいとも思うのですが
それ以降のオナニーは独自性が強く、そこに耳舐めを添えて性的興奮も盛り上げてくれます。
運動支配+セルフと催眠初心者向けのプレイをしてる点も魅力です。

射精シーンは1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語ごく僅か、喘ぎ声はありません。

テーマ性は十分持ってるけど双子の運用面にやや難があると判断し、この点数とさせていただきました。

CV:七海うとさん
総時間 50:18

オススメ度
■■■■■□□□□□ 5点


体験版はこちらにあります

双子の小悪魔のダブルバインドドミネーション

サークル「ネイティファス」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、可愛い声と意地悪な性格を持つ双子の小悪魔が
連携の取れた独特な言葉責めで主人公を従順な人形へと作り変えます。

二人が左右に寄り添い正反対のことを同時に言うのが大きな特徴で
口を開ける/閉じる、息を吸う/吐くなど両方同時にできない指示を数多く出し
実行できなかった時は軽い罵声を浴びせかけて心を縛りつけます。
可愛い双子の意地悪なお願い
双子の小悪魔に言葉責めされるお話。

「お兄ちゃんこんにちは私達は、いたずら大好きな小悪魔だよ」
「お兄ちゃんこんにちは私達は、いたずら大好きな小悪魔だよ~」
双子はどちらも明るくて可愛い声の女の子。
主人公の耳元に寄り添い左右同時に挨拶と自己紹介をすると
早速正反対の命令を出して彼を困らせようとします。

本作品は声質も性格も非常に似てる彼女たちが
左右に寄り添い至近距離から語りかけるスタイルで様々な命令を出します。
フェラやSEXといったストレートなプレイで興奮させる一般的な18禁音声作品とは違い
彼女たちは言葉で彼の心を絡め取ることで自分たちに従う喜びを教え込みます。

ネイティファスさんの他作品に比べても純粋なエロ要素は極めて薄いです。
絶頂も射精ではなく幸せイキっぽい描写になってるのでご注意ください。
ただし、ボイスドラマとしての個性や面白さは十分に持ってますから
内容を理解したうえで聴く分には普通に楽しめます。

右「お兄ちゃん。目をあけて。お願い、目をあけて」
左「お兄ちゃん。目を閉じて。お願い、目を閉じて」
そう言える最もわかりやすい理由は言葉責めそのものにあります。
彼女たちは物語の序盤から中盤にかけて相反する命令を同時に投げかけます。
これらの多くは聴き手が同時に完遂することが物理的に不可能になっており
どちらに従ったとしてももう片方の命令を破ることになります。

実際に音声を聴き続けてみると頭が軽く混乱してクラクラするとか
ちょっぴりストレスを感じる人がいるのではないでしょうか。
そして最終的には「もうどうでもいいや」という諦めの境地に至ります。
彼女たちは無茶な命令を続けることでそれらを拒絶する気力を奪うわけです。

こうやって書くとダークな作品に思えるかもしれません。
ですが彼女たちの声や口調は終始甘く、終盤には軽いご褒美も用意されてます。
最初から最後まで押さえつけるのではなくて少しの間そんな気分を味わわせる感じです。
あくまで言葉遊びや心理戦を楽しむのを目的とした作品です。
無邪気で無慈悲な言葉責めの数々
エッチシーンは26分間。
プレイは言葉による洗脳、キス(超短時間)、天女の愛撫(超短時間)です。
エッチな効果音はありません。

右「ほらもっと悲しくなる、むなしくなる、そして孤独になる」
左「ほらもっと嬉しくなる、楽しくなる、そして幸せになる」
これからやることを簡単に説明し、自分たちの命令が絶対なことを念押しした双子は
いよいよ正反対のことを左右同時に言って主人公の混乱を誘います。

エッチはごく一部を除き彼女たちがひたすら言葉責めします。
最初の11分間は本作品の特徴にあたる真逆の命令を立て続けに出すシーン。
悲しい/嬉しい、手を開く/閉じる、上を見る/下を見るなど様々な命令が飛び交います。

右「あはっ。このクズ! ドジでノロマ!」
左「くすっ。このゴミ! 間抜け! あはははっ♪」
彼女たちは最初から彼が自分たちの言う通りにできると思ってません。
だから命令を一通り出した後、言うことをきけない彼を嘲笑ったり見下します。
といってもこの手のセリフの割合は低く、メインはあくまで正反対の命令になってます。

私が聴いた時も最初は落ち着かない感じがして、しばらくすると考えるのが面倒になりました。
催眠暗示っぽいことをそれなりに言いますが催眠よりも洗脳と呼んだほうが妥当な内容です。

中盤の8分間は上下関係をよりはっきりさせることを見据えた言葉責め。
これまでのプレイですっかり抵抗力が消え失せた彼を人形に例え
挿し絵で彼女たちが持ってるネジを巻くイメージを通じて自分たちの奴隷になったことを自覚させます。

右「出口もない何も見えない 真っ黒なお鍋のスープにひきずりこむの」
左「暗黒の流砂が、邪龍のようないななきをあげて ほらあっぷあっぷ。溺れる。底まで、ぬかるみに」
どちらに従ってもスッキリしない真っ暗な雰囲気を漂わせつつ
彼女たちは何度も何度もカウントを数えてネジを巻き続けます。
ここでも数え上げる/下ろすのを同時に行ったり、ペースを左右で敢えてずらす細かな意地悪を仕掛けます。
「変態」などのストレートな罵声とは違う形で彼女たちに抗えない心境へと誘導します。

そんな重苦しい空気が終盤の7分間で一気に変わります。
何の役にも立たず捨てられていた人形に救いの手を差し伸べる者が現れ
今までとは違うネジを巻いたり体を優しく愛撫して愛と温もりを注入します。

右「力がみなぎる。視界がひらける。ふぁーって意識が広がる」
左「嬉しい、楽しい、悲しさもさびしさも塗り替えて」
これまでの流れが暗かったからこそ余計にスッキリするのではないでしょうか。
双子もここだけは心にプラスに働く言葉を投げかけて元気と幸せを与えます。
おかげで正反対の命令が後を引くこともなく聴き終えることができました。

この展開を見ると序盤から中盤にかけての意地悪はある種の演出だったのかもしれません。
多少押さえつけてから一気に持ち上げる。
命令と同じく正反対の要素を組み合わせて聴き手の心理をコントロールしています。

このように、心を弄ばれる快感を味わわせてくれる独特なプレイが繰り広げられています。
軽く混乱する作品
抜かせるためではなく心の変化を楽しませることを目指した作品です。

双子の小悪魔は主人公に短時間で大きな落差のある感情を味わわせようと
最初はキャラのイメージにぴったりな言葉責めをし、最後の最後でそれとは真逆のことをします。
左右から二人が同時に話しかけるおかげで時間に対するセリフのボリュームが多く
言葉責めの内容も独特で時間が経つほど頭がクラクラしてきます。

右「私達の役目は、お兄ちゃんをもとに戻すこと」
左「連れてきたから責任を持って、最後まで」
彼女たちは確かにSっ気の強いキャラですが、彼に対する思いやりもある程度持ってます。
だから最後まで突き落とさずにこういう形で締めくくったのでしょう。
途中で気落ちしたりストレスを感じそうな部分はあるものの尾を引くほどではありません。
聴き手に楽しんでもらえるレベルにきちんと調整されてます。

エッチはこれまで書いてきたことからもわかるようにまったくエロくありません。
1分くらいキスしたり、最後のほうで天女がおっぱいを軽く連呼するシーンがある程度です。
精神面の変化はそれなりにあるのでダメだと言う気はまったくないです。
むしろ心へ働きかける作品をよく作られてるネイティファスさんらしいプレイだと思います。

絶頂シーンは一応1回(描写が結構曖昧です)。
淫語とちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

相反する言葉や要素を使った責めで屈服させる異色の作品です。

CV:そらまめ。さん
総時間 32:14

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2017年7月13日まで2割引の320円で販売されてます。

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