同人音声の部屋

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タグ:効果音

   ● Cure Face2-美菜
   ● 極上の癒し~夢見月の湯宿一泊二日専属仲居付きスイートプラン
   ● 癒しの旅館 風鈴館 -ゆずの部屋-
   ● 休日屋 ━真家━
   ● 【骨伝導風】道草屋 たびらこ-一緒にはみがき【耳かき&はみがき】
   ● 声付き耳かき音を作ってみた26
   ● 気になるあの子
   ● 耳かき女神
   ● 優しいお姉ちゃんが、いろいろとお世話してくれました。
   ● お家でゆっくり癒されませんか?PLUS


【期間限定価格】Cure Face2-美菜

サークル「ディーブルスト」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、顔や頭部を専門にケアするお店を舞台に
新人店員さんが長時間に渡るきめ細かなサービスをします。

顔を綺麗にする、髭を剃る、顔のツボを押すなど
すべてのサービスを臨場感抜群の効果音を使ってリアルに表現しています。
セリフよりも音をたっぷり聴かせる音フェチ向けの作りになってますから
普通に聴くのはもちろん、寝ながら聴いて安眠するのにも大いに役立ちます。
初々しい店員さんの丁寧なおもてなし
メンズフェイシャルケア専門店Cure Faceの店員「美菜(みな)」にお世話してもらうお話。

「いらっしゃいませ、Cure Faceへようこそ」
美菜は明るくて清らかな声のお姉さん。
来店したお客に今回行うサービスの希望を確認すると
最近の体調に関するチェックシートへの記入をお願いします。

本作品は4パート2時間近くにも渡り肌の洗浄、髭剃り、ツボ押しによる症状改善など
顔や頭部にターゲットを絞った癒しのサービスを行います。
時間に余裕があるからといって途中に耳かきを挟んだりすることは一切ありません。
内容も専用の器具が登場したり専門知識に基づいた施術をする本格的なものです。

フェイシャルケアだけをする音声作品が今のところCure Faceシリーズしかありませんし
現在多様化が進んでいる癒し系作品の中でも一際個性的と言えます。
前作「Cure Face」にあったエッチシーンを完全に取り除いてるのも
サークルさんが本作品の品質に十分な自信を持たれている証拠です。

もちろん本作品の凄さはサービスの珍しさだけではありません。
器具を使ったり指で肌を擦るシーンでは施術内容に沿ったリアルな効果音が必ず鳴ります。
顔のマッサージひとつを取っても部位ごとに音の位置が小まめに移動し
指の動かし方やストロークの大きさがちゃんと変化するほど細かく作られています。

そして音だけを存分に楽しんでもらえるように美菜のセリフは最小限に留めています。
どこをどうお世話するかを説明するとか、健康に関するちょっとした知識を披露する以外は
諸々の効果音とバックで流れる様々な鳥の鳴き声だけが聞こえる静かなひと時が味わえます。
環境音についても効果音に負けないリアリティを持っています。

彼女にまったく特徴が無いわけではありませんが、音に特化した作りなのは間違いないです。
リアルな音を組み合わせてサービスの雰囲気を出し、癒す。
これまで多種多様な癒し系作品を作られてきたサークルさんの持ち味がとても良く出ている作品と言えます。
音の力を最大限に活かしたサービス
ここからは各サービスの詳細について説明します。

手続きを終え部屋に移動した後、最初に行うサービスは肌の洗浄。
蒸しタオルをかけて毛穴を広げ、クレンジングオイルを汚れの溜まりやすい場所を中心に塗り
ティッシュで軽く拭き取ってから2種類の器具で仕上げる専門的な内容です。

オイルクレンジングの時に鳴る「すりゅっ さすさす」というかなり滑らかな水音
ティッシュの「さっ ぽん」という布を優しく押し付ける音
吸引機の「ぶぅぅぅん」という弱めのモーター音
スチーマーの「ことこと ぷしゅしゅ」という霧が吹き出るような音、などなど
どのサービスも専用の効果音が登場し、現実さながらの動きを見せます。

本作品で特に注目して欲しいのが音の動きです。
顔のケアは場所がそんな広くないので音そのものの違いが出しにくいという弱点があります。
だからこそケアする部位の位置や凹凸を考えて音を動かしています。

「仕上げにこの吸引機を使って、毛穴の汚れを取っていきますね」
このパートでその長所が特に出ているのが吸引機を使うシーン。
音を左右にゆっくりスライドさせるだけでなく
器具が肌に触れた時と離れた時で音の質感が微妙に変化します。
音声だと伝わりにくい前後の動きも表現しているわけです。

2番目に登場するのは髭剃り。
シェービングクリームをつけてもみ上げ、顎、鼻の下、唇の下など
男性の髭の生えやすい部分をゆっくり丁寧にケアします。

「ゆっくりと…優しく… 泡と一緒に髭を剃り落とすようにして…」
しゅわしゅわと弾ける泡の音、「じょりっ しゅっ」と泡交じりの効果音を鳴らす剃刀
そしていつも以上に真剣な表情で剃刀を扱う美菜の姿。
他のパートよりも静けさを感じる演出に癒しを感じます。

彼女は新人ですがわざとミスをするシーンは一切無く
施術中はプロらしい流れるような手つきでそれぞれを行います。
声の担当が癒し系作品では大人気の浅見ゆいさんなので
彼女の声が与えてくれる癒しも相当に大きいと言えます。

メインのサービスにあたるのは3番目のフェイシャルケア。
このパートだけで65分もの時間を取り
先ほどのチェックシートにお客が書いた3つの悩みを順に解消していきます。

「最初は瞳孔の真上にありますツボ「陽白」…この辺りですね。こちらから2センチほど上の額の所に指を当てて…」
ここではツボを指で擦ったり押すシーンが非常に多く
事前に美菜がどこをどういう風に押すのか、そうするとどんな効果が得られるのかを教えてくれます。
実際にやる指示は出ませんが一緒に押してみると多少は効果があるかもしれません。

部位ごとに長めの時間を割いて目、顎、鼻、頬、側頭部、頭頂部を満遍なくケアします。
ここも指だけを使ってのマッサージなので音の動きにこだわって進めてます。

そして最後は仕上げに肩の周りを拳や手のひらで優しく叩きます。
家庭でよくやる肩叩きに比べてどちらもペースが緩くしてあり
お客の筋肉を痛めないよう美菜が気をつけてお世話してるのがよくわかります。
効果音から伝わってくる微かな刺激が耳に心地よい感覚を与えてくれます。

このように、多種多様な音を駆使したハイレベルな癒しのサービスが繰り広げられています。
リアリティを追求した作品
現実世界で行うフェイシャルケアに近いサービスが楽しめる作品です。

美菜は心や体にストレスを抱えているお客を癒すために
ひとつひとつ手順を踏む形でじっくりとお顔をケアします。
そもそもの時間がとても長いこと、個々の内容が個性的かつ本格的なことなど
耳かきに負けない質と量を持ったサービスが繰り広げられています。

フェイシャルケアと一言で言っても純粋に肌を綺麗にするものから
血流を良くしたり疲労を回復させるものまで様々な目的を持っています。
それらをできるだけ幅広く抑え、しかも臨場感を持たせながら行う本作品は
まさしくフェイシャルケアを扱う音声作品の最高峰と言えます。

何度も言ってますがとにかく動きが素晴らしいです。
同じ指を使ったマッサージでも部位ごとに違いがちゃんと出てます。
そしてどの音も音量をやや抑えて静かな印象を持たせてます。
大人しい音に感じる人もいるでしょうが、サークルさんがリアルさを重視した結果だと思います。

「首の側面の筋肉も凝っているようですね。デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける事が多いと、こういった部分が凝りやすくなってしまいます」
美菜については最初のパートでちょっぴり初々しいことを言う以外は
他の店員と同じく自信を持ってサービスに取り組んでいます。
内容を説明する合間合間にちょっとした心遣いを見せてくれますし
事務的な女性に感じる人はほとんどいないでしょう。

耳かきとは違う方向から癒してくれる良作です。
これだけ時間が長いにも関わらず価格が700円とコスパも抜群。
以上のことから本作品をサークルさんでは4本目の満点とさせていただきました。

おまけはPRボイスとフリートークです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 本編…2:10:36 おまけ…6:07

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年6月8日頃まで200円引きの500円で販売されています。

極上の癒し~夢見月の湯宿一泊二日専属仲居付きスイートプラン

サークル「シロクマの嫁」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、雨が降りしきる静かな旅館を舞台に
仲居のお姉さんが大ボリュームの癒しとほんの少しのエッチなサービスを提供します。

耳かき、マッサージ、ヘッドスパなど彼女がおもてなしする様子を
多種多様な効果音だけで表現している音フェチ要素の強い内容となっています。
サークルさんが実際に旅館で収録されたとのことで音のクオリティも極めて高く
バックで流れ続ける雨音も手伝って癒しに満ちたひと時が送れます。

今回は本編にあたる本館シーンを中心にレビューをお送りします。
実録ならではのリアルな音に包まれながら
夢見月の湯宿の仲居「れん」から様々なおもてなしを受けるお話。

「本日は遠いところお越しいただきまして ありがとうございました」
れんは上品で落ち着いた声のお姉さん。
主人公が宿泊している部屋に行き丁寧な挨拶をすると
まずは喉を潤すお茶をその場で淹れて差し出します。

本作品は総時間2時間30分を大きく3つのシーンに分け
癒しのサービスを多彩な音で表現した「本館」、温泉に入浴するシーンをメインとした「離れ」
夢見月の湯宿とは別のエッチなお話が収録されている「おまけ」と
それぞれに別の特徴や魅力を持ったお話が登場します。

シロクマの嫁さんは癒しもエロも満遍なくこなすサークルさんなのですが
今回は癒しの要素に著しく特化した作りになっており
耳かき、指圧マッサージ、上品な耳舐め、お風呂での洗浄&ヘッドスパなど
ありとあらゆるサービスが専門店らしい本格的なスタイルで行われています。

本作品が持つ魅力としてまず挙げられるのが「音」。
どのサービスも実録したとしか思えないほど音の質感や動きがリアルです。
中の人が「実際に旅館で収録した」とおっしゃられているように
他の癒し系作品に比べて声に奥行きがあり、そこがやや広い場所であるのが感覚的にわかります。
また当日は雨だったらしく、バックで常に流れる静かな雨音が別の癒しを与えてくれます。

主役となる各サービスも使用する器具から動きに至るまでが考え抜かれており
私も最中は時間を忘れるほどに集中して聴くことができました。
サービスが始まるとれんのセリフが極端に減り、音だけが流れ続ける時間が長く取られています。
音フェチ要素が強い作品と思ってください。

ちなみに各サービスは独立した内容になってますので
無理に通しで聴こうとせず気に入ったものだけ選ぶこともできます。
特に耳かきは30分もありますし、これだけでも十分な癒しが得られます。
リアルな音を駆使した癒しのサービス
最初に登場するサービスは耳かき。
膝枕の状態で左耳→右耳の順にまずはタオルで拭いたりツボを押して適度に温め
耳かき棒・綿棒・耳垢水に浸した綿棒で中を掃除し
最後に梵天をかけながら息を吹きかけます。

耳かき棒は「くしゅっ ずりゅっ」と乾いた軽い音
綿棒は「ずりずり じじっ」と面積が広く柔らかな音
耳垢水に浸した綿棒はそれよりも若干湿り気を帯びた音
梵天は「ぷしゅっ ちりちり」と綿棒以上に柔らかさのある音、といったように
どの器具にもきちんと別の音が用意されています。

さらに素晴らしいのが音の動かし方。
耳かき棒は手前に掻き出すように、綿棒は耳の壁を優しくなぞるように
梵天は軸を持って回転させるような動きを個別にします。

このところ耳かき音声は再び大流行の兆しを見せており
以前から製作されてるサークルさんに加えて新規参入の方々も数多く見かけます。
そんな中、本作品の耳かきは現時点において上位5本の指に入るほどのクオリティを持っています。
音の質感、器具の動かし方いずれも文句のつけようがありません。
耳かき音声を聴き始めたばかりの方から玄人まで、誰が聴いても満足できる耳かきと言えます。

特に印象的だったのが器具ごとに動きをきちんと切り替えていることです。
最近の作品でも耳かき棒と綿棒でほぼ同じ動かし方をしているものがありますし
こういった細かな部分にまでこだわっているところにシロクマさんの底力を感じます。
力加減も頭に響かず耳に丁度いい刺激を感じるレベルに抑えられています。

2番目の指圧マッサージは15分ほど。
うつ伏せになった主人公の背中にタオルをかけ
その上から肩と背中を擦ったり優しく叩いたりしてほぐします。

こちらも手のひらで撫でる際は「しゅるー さすさす」という若干ざらつきのある摩擦音
拳や手の甲で叩くときはとんとん、ぱんぱんと実際の動きに近い音を上手に鳴らします。
耳かきの時よりもケアする部位が広いのを考えて
全体的に音のストロークや位置を大きく変える形でサービスの様子を表現しています。

拳で叩く時の程よい振動が耳に心地よい刺激を与えてくれるでしょう。
耳かきと同じく大変レベルの高いマッサージを行っています。

3番目の耳舐めは名前の通り右耳→左耳の順に耳を舐めるサービス。
場合によってはエロくできるシーンですが、今回は意識的に舐めるペースを緩め
ちゅぱ音も水分を控えめにした癒しを感じる責めをしています。
伊ヶ崎さんが得意とされてるプレイですので時間は短めですが内容は結構濃厚です。
性欲発散も立派な癒し
本館唯一のエッチシーンは約5分間。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に泡交じりのリアルな効果音が鳴ります。

「最後に おちんちんを洗いますね 敏感な部分なので 丁寧に優しく マッサージしながら洗っていきます」
耳舐めの後でお風呂場へと移動し、主人公の上半身をボディソープで洗い終えると
れんはそのままおちんちんへと手を伸ばして包皮や竿をゆっくり愛撫します。

エッチはお風呂でするサービスのついでにほんの少しだけやる感じです。
おまけパートに別のエッチシーンが一応入ってますが
夢見月の湯宿としてエッチするのは本当にここだけです。

「いいですよ おちんちんから精液 たくさん出してっ」
時間が相当に短いため単品で抜けるかと言われると首を捻ります。
しかし時間分以上の密度を持ったプレイをしているのも事実です。
そう感じられるのは彼女が手コキと耳舐めを同時に行っているからです。

石鹸で濡れた手でおちんちんをしごく音、先ほどよりも荒々しさのあるちゅぱ音
そして合間に漏れる色っぽい吐息。
時間内に聴き手を興奮させ、射精させようとする要素がいくつも折り重なっています。
ですから音声を聴いて勃起する人は続出するはずです。
それくらいのエロさは十分に持ってます。

このように、短時間ながらも濃厚なプレイが繰り広げられています。
旅館気分を満喫できる作品
リアルな効果音や環境音を駆使して夢見月の湯宿にいる雰囲気を出している音特化の作品です。

れんは癒しを求めて旅館にやってきた主人公に対する精一杯のおもてなしとして
専門店スタイルの多種多様なサービスを手際よく行います。
5分~30分と時間は随分とまちまちですが、どのサービスも全体的な流れに始まり
手や器具の細かな動きに至るまで練りに練られています。
通しで聴くのはもちろん、気になったものをピックアップして聴くだけでも時間分以上の癒しが得られます。

「力加減はいかがですか? 丁度いいですか? ふふっ 気持ちいいんですね」
中でも際立って優れているのはやはり耳かきです。
他のサービスの倍近くにあたる時間を取り、器具を変えていくスタイルで心の行き届いたケアをします。
伊ヶ崎さんご自身が耳かきに対して相当なこだわりを持たれているだけあって
特に器具の動きに他のサークルさんには無い冴えが見られます。

新規に参入されたサークルさんでも音質の良い作品は割とよく見かけます。
でも動きがリアルな作品は本当に少ないんです。
この緻密で繊細な動きこそがずっと前から耳かき音声を作られている大手の実力です。
彼女の流れるような手つきは「素晴らしい」の一言に尽きます。

それ以外のサービスもリアリティを強く意識した丁寧な動きを心がけています。
バックで流れ続ける雨音も現実世界の雑音を遮断するのに役立っています。
癒しにとって大事な「作品世界への没入感」が得やすい作品です。

エッチは先ほども書いたようにほんのおまけです。
あくまで癒し目当てで聴く作品と思ってください。
2時間30分で700円とコスパも良く、内容を理解した上で聴くなら絶対に損はしません。

本館の射精シーンは1回。
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもごく僅かです。

タイトル通り極上の癒しが得られる作品です。
その質と完成度の高さを踏まえて本作品をサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。

CV:伊ヶ崎綾香さん
総時間 2:30:17(本館…1:31:38 離れ…23:19 おまけ…35:20)

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

癒しの旅館 風鈴館 -ゆずの部屋-

サークル「はーべすと」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人里離れた古い宿を舞台に
上品な店員さんが心のこもった癒しとエッチなサービスをします。

バイノーラル録音&ハイレゾ音源によるリアルな効果音と環境音
多くのシーンで彼女が密着してお世話する演出など
聴き手が旅館にいる気分に浸れる雰囲気作りに力が入れられています。
上品で落ち着いた佇まいの宿と店員
風鈴館の店員「ゆず」に癒してもらうお話。

「いらっしゃいませ こんな夜分遅くにお客さんだなんて珍しい」
ゆずは明るくて上品な声のお姉さん。
とある噂を聞きつけて風鈴館にやって来たお客を迎えると
記帳の手続きを済ませてから部屋へと案内します。

風鈴館は普通のリラクゼーションスポットとは違い
「少女たちが特別な癒しを提供してくれる」という噂が立っています。
それを反映して本作品は一般的な癒しのみならず
恋人同士に近いスタイルのエッチも行って彼の性的欲求や女性への依存心を満たします。

「虫の鳴く音 やさしい風の音 よーく耳を澄ませば小さいカエルさんの鳴き声なんかも…多くの音色が自然と聞こえてきます」
どちらかというとエッチの方が充実してますが
開幕からバックで流れる涼やかな虫の鳴き声、彼女の落ち着いた態度
サービスの最中に鳴るリアルな効果音のおかげで癒しの気分も十分に得られます。
ハイレゾ対応の機器で聴いたら音のリアルさにびっくりするでしょうね。
都会とは違う静かな夜を過ごす雰囲気が良い形で表現されています。

今回ゆずが行うサービスのテーマは「肌の触れ合い」
暗い廊下を手を繋いで部屋に移動する冒頭シーンから始まり
彼女は至るところで彼とできるだけ肌を合わせながらお世話をします。

胸を押し付けるなどの露骨なスキンシップではなく
膝枕をするとか、体を拭く際に全身に手を触れるといった自然なものが多いです。
彼女の落ち着いた佇まいにもなんとなく体を預けたくなる安らぎを感じます。
専門店にありがちな心の距離を極力なくして彼女は接してくれます。
リアルな音を中心とした癒しのサービス
部屋に移動してから最初に行うサービスは耳かき(約7分30秒)。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に耳かき棒で汚れを取り
仕上げに軽く梵天と息吹きをする家庭的なものです。

耳かき棒は「すり じり」と若干尖りのある乾いた音
梵天は「ささっ すっ」と柔らかい布の擦れる音が使われており
前者は耳の壁を奥から手前になぞるようにゆっくりと、後者は素早く掻き出す感じに動きます。

はーべすとさんはたぶん耳かき音声を作られるのは初めてだと思うのですが
それを感じさせないほどに音質・動かし方共に優れています。
序盤は耳の浅いところ、しばらくすると奥のほうをお掃除する流れになっていて
音の質感や鳴り方がそれぞれで微妙に変化するところも実に良いです。

欲を言うならもう少し長くやって欲しいのと
最中に鳴る環境音を反対側だけ聞こえにくくして欲しかったです。
膝枕だと耳かきしてない側の耳は当然塞がれますから
ゆずが和服を着ているのなら虫の声が聞こえなくなるのが自然です。

「耳かきなんですが 実は耳の奥の方が皮膚が薄くなっていてるみたいですね」
最中のゆずは耳かきの豆知識を披露するシーンがあるものの
基本的にはしゃべらず黙々と耳かきに取り組みます。
効果音と環境音だけが流れ続けるひと時はとても静かで落ち着きます。
持ち味であるリアルな音を上手に使った妥当な演出と言えます。

続く体のお掃除は12分ほど。
最初はうつ伏せ、その後は仰向けになり彼女が体の隅々まで濡れた手とタオルで拭います。

「足の指の間に指を通して…ぐにぐにーっと 足の裏 かかとから足首 ふくらはぎを優しく 優しく…」
背中、腕、肩、胸、脇と全身を細かいパーツで分け
その都度肌の擦れ合う音や水で濡らす音が鳴ります。
耳かきと同じく部位ごとの時間が短いのが残念ですが
音の質感や手を動かす様子は実際のサービスにかなり近いです。

「親指と人差し指でわっかを作って 少しずつゆっくりと亀頭の皮を剥いていってます そしておちんちんの根元から先端までを…ふふ すごく硬い」
ちなみにパート後半に入るとお尻やおちんちんを洗うシーンも登場します。
女性に素手で大事な部分をいじられるエッチなサービスですが
この時点では綺麗にするだけに留まっています。
上のセリフのように描写が生々しいのでちょっぴり興奮する人もいるでしょうね。
ほぼ対等な立場で行う愛のあるエッチ
エッチシーンは3パート23分間。
プレイは手コキ、フェラ、耳舐め、キス、SEX(騎乗位)です。
手コキ、SEX、射精の際に比較的リアルな効果音が鳴ります。

「ふふふ あなたのおちんちんも期待しているようですし 私が慰めてさしあげます」
手でいじられてすっかり勃起したお客のおちんちんを見たゆずは
彼の興奮を鎮めようと自らそれを握り上下にゆっくりしごき始めます。

エッチは彼女にリードされる形で行います。
最初の「私が慰めてさしあげます」パートは手コキとフェラをするシーン。
2分ほど「こしゅこしゅ」という滑らかな摩擦音を鳴らした後
初めはゆっくり、後になるほどハードかつ下品におちんちんを舐め回します。

「ビクビクって私の口の中でも動いちゃってて その…あなたを 気持ちよく出来ているのが分かって すごく嬉しい」
エッチに入ってもゆずの態度はとってもあまあま。
初めて会ったばかりの彼のおちんちんを心を込めて愛します。
そして吐き出された精液を口でしっかり受け止め、飲み干します。

本作品のエッチは彼女が彼の体を舐めるシーンが多く
おちんちん、耳、唇、首筋など色んなところを責めつつちゅぱ音を鳴らします。
特に中盤以降は2人がキスをする頻度が増え、まるで恋人同士のような雰囲気が漂っています。
良い意味で専門店らしさを感じないエッチです。

最も盛り上がるのは次の「ふふふ、まだ足りない感じですか?」パート。
1回射精してもまだまだ元気な彼のおちんちんを見て
彼女が耳舐めやキスをした後、彼に跨る形でひとつになります。

「あぁぁっ! わらし(私)の中で… ひもちよく(気持ちよく)なって… あんっ せーし ぜんぶ…らしてぇぇ(出してぇぇ)!」
彼女は感じやすい体質らしく、挿入直後から熱っぽい息遣いで艶やかな喘ぎ声を漏らします。
さらに面白いのが気持ちが高まるとややアヘった声を上げるようになります。
「おほぉ」とかの大げさなものじゃありませんから引く人はさすがにいないでしょう。
むしろ普段が上品だからこそ、こういう風に乱れてくれるギャップにそそります。

このように、店員よりも恋人に近いラブラブなエッチが繰り広げられています。
上品なエロスを感じる作品
リアルな効果音や環境音を中心に据え、諸々のサービスを丁寧に行っている安定感のある作品です。

上品で献身的な女性が終始寄り添いながら
耳だけでなくおちんちんまで一生懸命お世話します。
全編を通じて流れ続ける虫の声、耳かきや体を洗う音など
音声作品の要とも言える「音」にこだわりながらサービスを行っています。

現在の癒し系作品は音声作品の中でも極めてレベルが高く
一部のサークルさんがあまりに抜きん出ていて参入しにくいジャンルです。
はーべすとさんは主にボイスドラマを作られてるサークルさんですから
聴く前は「さすがに厳しいかなぁ」と不安交じりでした。

ですが蓋を開けると一線級のサークルさんに準ずるレベルの耳かきをされています。
日頃耳かき音声を聴いてる人でも満足できるのではないかなと。
器具の動かし方や力加減、位置による音質の違いなど細かいところまで考えられた耳かきです。
正直びっくりしました。

しかし時間に対してサービスの種類が多く
その結果どれも物足りなく感じるといった弱点もあります。
耳かきはかなり良いのにたった7分で済ませてますし
SEX以外のエッチもプレイと呼ぶには密度が薄くなっています。

例えば4番目のフェラパートはフェラ開始から射精までの時間が4分しかないのに
最中のセリフが多く、純粋に舐めてる時間が本当に短いです。
これについてはサークルさんが普段30分くらいの作品を作られてるため
時間配分の面で戸惑われた結果なのかなと思ってます。
風鈴館がシリーズ化する可能性もありますし、今後改善されることを期待したいです。

エッチは初回から本番、しかも中出しまで決めている濃厚な内容です。
ファン向けに過去作で時々使われていたアヘ声を若干取り入れたり
「音」が魅力の作品であるのを考えてちゅぱ音を多めに鳴らしているのも良いです。

射精シーンは全部で3回。
くちゅ音とちゅぱ音それなり、淫語と喘ぎ声そこそこです。

静かで上品な大人の癒し&エロが楽しめる作品です。
リアルな音が好きな人におすすめします。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 1:07:45

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
1時間で1200円とやや割高なので-1してあります。

本作品は2016年3月5日頃まで900円で販売されています。
その場合の点数は8点です。

製品版トラック01の6分40秒頃から終了までの音声(約11分間)は
トラック02の内容とまったく一緒です。
サークルさんの編集ミスと思われます。

2016年3月2日追記
修正を確認しました。
現在は正常に視聴できます。

休日屋 ━真家━

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、人里離れた場所にある癒し系専門店で
素朴な店員さんとのんびりまったり休日を過ごします。

一緒にご飯を食べる、散歩するといった家庭らしさを重視したサービス
シリーズ3作目に相応しい登場人物の心情もわかりやすく描いたセリフなど
従来の専門店系作品とは違った切り口で癒しを与えてくれます。
休日屋で過ごす最後の一日
休日屋の店員「安土日向(あづちひなた)」と一日を過ごすお話。

「お久しぶりです 安土日向です 首をながーくしてお待ちしてました」
日向は明るくて可愛い声の女の子。
再び休日屋にやって来たお客を最寄りの駅まで迎えに行くと
世間話をしながらお店まで徒歩で一緒に向かいます。

本作品は昨年4月に発売された「休日屋」、同8月の「休日屋 ━丹の家━」に引き続き
彼女がほぼ一日中つきっきりで多種多様なサービスを提供します。

耳かきやマッサージといった専門店ではお馴染みのサービスに加えて
お店の中を探検する、風呂上りにアイスを食べるといったあまり見かけないシーンも登場したりと
店名通り彼女と休日を過ごす様子をありのままに描いているのが特徴です。
家庭らしさを感じる要素がとても多いので聴いてると自然にほっこりします。

とみみ庵さんと言えば効果音のクオリティが極めて高いことで有名なサークルさんです。
本作品もその例に漏れず、日向やお客のありとあらゆる動作に専用の効果音を用意し
それらを組み合わせることで休日屋の雰囲気をリアルに表現しています。
同じ足音でも外と中では当然違いますし、登場人物の心情を音だけで演出する面白いシーンもあります。

「手…繋いで えへへ ぎゅっ」
お相手を務める日向のキャラも大きなポイント。
3回目ということで最初からお客ともすっかり打ち解けており
店員よりも友達や恋人に近いスタンスで終始親しげに接します。
最中に2人が何度も手を繋いでいることからも仲の良さが伝わってきます。

「都会の喧騒を忘れて「私の最後のお休み」を一緒に過ごしていただけませんか?」
しかし彼女はサービスの最中しきりに今回が最後のおもてなしであることを告げます。
彼を嫌いになったようにはとても見えないだけに
彼女がどういった事情でこの決断をしたのか、そして最終的に2人はどうなるのか
物語が進むにつれて事の真相が少しずつ明らかになります。

終盤にはほろりと泣けるシーンもありますし
癒しだけでなく心の汗を洗い流すのにも役立ってくれます。
キャラ、ストーリー、サービスと様々な部分が優れている総合力の高い作品です。
効果音を中心に据えたリアルなサービス
ここからは各サービスについて説明していきます。
総時間が2時間30分と長くサービスの種類も豊富なため
個人的に気になったパートをいくつかピックアップする形で紹介します。

お店に着いて軽い挨拶を済ませた後、最初に登場するのはマッサージ。
肩や背中を手で揉みほぐす至って普通のサービスなのですが
最初はお客が日向に、その後でお返しに彼女が彼にしてあげます。
専門店でお客が店員にサービスをするというのは初めて聴きました。

「覚えててくださったんですね 私にマッサージしてくれるって」
そしてこれは1作目で彼が言った約束を果たす結果に繋がります。
彼女も多少戸惑いつつ受け入れ、最中は気持ちよさそうな表情を見せます。
音声作品ではお馴染みのサービスを別の形で行い2人の親密な様子を描いています。
お金をいただかないお店だからこそできる面白いシーンです。

マッサージに必要不可欠な効果音もハイレベル。
「すりゅっ すすー」と滑らかな摩擦音が鳴り
擦ったり、揉んだり、叩いたりと動きが小まめに変化します。
しかも日向にする時はやや遠くで、お客にする時はかなりの至近距離で音が鳴ります。
マッサージをする感覚とされる感覚の両方を味わわせてくれるのが実に見事です。

ストーリーが大きく進展するのが6番目の「いつもの道をお散歩」パート。
昼食で膨れたお腹をへこませようと近くを散歩する最中
彼女が自分のことや今回を最後に決めたいきさつを思いつめた様子で語ります。
詳しい内容は伏せますが、物語の中盤でこれを語ることにより
その後のサービスの雰囲気や2人の心情がやや変化しているのがわかります。

このパートのもうひとつの魅力は環境音。
2人が歩くにつれて小川の流れる音が徐々に大きくなり、その後遠ざかっていきます。
移動する様子を音だけでここまでリアルに表現している作品はまだまだ少なく
サークルさんの音へのこだわりが強く表れています。
盛り上がるシーンだからこそ、バックの演出にもこだわっているのがわかります。

特徴的な音が楽しめるのはその次の「すっかり冷えちゃいましたね」パート。
冷えた体を温めようとお風呂に入り、日向が背中を流したりシャンプーをかけてくれます。
全年齢向け作品なのでエッチな描写はありません。

「気づきました? そうなんですよ シャワーがついたんですよ」
今までは桶でお湯を掬って流していたのが今回からシャワーへと変化し
わしゃわしゃという小気味良いボディソープやシャンプーの音と一緒に耳を楽しませてくれます。
音の位置や動かし方も実際のサービスさながらでとてもリアルです。

そして最後を飾るのはサークルさんが最も得意とされている耳かき(約25分間)。
膝枕の状態でまずは両耳を温かいタオルで拭き
右耳→左耳の順に綿棒で汚れを取り、仕上げに梵天と軽い息吹きをする家庭的なものです。

綿棒は「しゅりっ ずずっ」と若干ざらつきのある柔らかな音
梵天は「すりゅっ じりじり」と面積が広くふわふわした音が使われており
前者は耳の壁をなぞるようにゆっくり優しく
後者は軸を回転させたり優しく掻き出す動きをします。

耳かき棒に比べて幅広い音なので刺激が耳全体に届きやすく
最初は手前、次に奥と掃除する位置の変化に応じて音の質も微妙に変わります。
どちらも力加減が弱めに設定されており長時間聴いても耳が痛くなりません。
梵天も柔らかさが音によく出ていてこそばゆく感じます。
いつも通り安心して聴けるハイレベルな耳かきです。

「ずっと こうしていれたら いいのにな…」
最中の日向は微かな吐息を漏らしながら真剣にやるシーンが多くあまりしゃべりません。
ですが最後の一日が間もなく終わることを名残惜しく思うセリフを時々呟きます。
このほんのり感じられるもの悲しさがシーン全体に静かな雰囲気を与えています。

このように、様々な音と2人の心情を織り交ぜたサービスが繰り広げられています。
何気ない日常を切り取った作品
温かい女性が温かいサービスを提供してくれる癒しに満ちた作品です。

日向は大好きな人と過ごす最後の日に悔いを残さないように
最初から自分ができる限りの技術と思いやりをもってお客をもてなします。
途中で立場が逆転するシーンもありますが、基本的には彼女が終始尽くしてくれます。
その飾らない姿や一生懸命な様子が自然と心を温めてくれます。

そして最中に時折見せるちょっぴり寂しそうな顔が彼女の魅力を引き出しています。
普段が明るいキャラだからこそ余計に儚く感じるでしょうね。
彼女の複雑な心境がセリフや動作から伝わってきます。

…といった感じのお話なのですが、最終的にはハッピーエンドを迎えます。
ですから聴き終えた段階で気落ちする人はまずいないはずです。
ただこの終わり方だと休日屋シリーズは今作がひとつの区切りになるのだと思います。
今後引き続き彼女が活躍するのか、はたまた姉の日登魅の出番が増えるのかが気になるところです。

サービスは専門店の要素を押さえつつ家庭的なものも取り入れています。
レビューでは紹介できなかった昼食を作るシーンなどは
その一部始終を音だけで表現する凝った作りをしています。
耳かきも休日屋の特性を踏まえてわざと家庭っぽさを出しながら行っています。

ストーリーは終盤が割と泣けるシーンですね。
今まで我慢してきた日向の想いが一気に爆発します。
その後の展開も面白いですし最後まで楽しく聴けるでしょう。

田舎の家庭にいる雰囲気を大事にした質の高い癒し系作品です。
このクオリティとボリュームで200円とコスパも驚異的。
以上を踏まえてシリーズ3作すべてを満点とさせていただきました。

おまけは後日のお話です。

CV:安土日向…浅見ゆいさん 安土日登魅…藤堂れんげさん(終盤とおまけにのみ登場)
総時間 本編…2:24:18 おまけ…6:00

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

【骨伝導風】道草屋 たびらこ-一緒にはみがき【耳かき&はみがき】

サークル「桃色CODE」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、誰かのお世話をするのが好きな優しい店員さんが
歯・耳・下半身を中心に心の行き届いたケアをします。

彼女のキャラを活かした甘やかし成分の非常に強いサービスが行われており
リアルな効果音や環境音を使って実際にお店にいる雰囲気を出しながら
まるで母親のような温かい言葉を投げかけて心をたっぷりと温めてくれます。
世話好きな店員さんに甘やかされるひと時
道草屋の店員「たびらこ」に歯磨きや耳かきをしてもらうお話。

「よろしいですか? 食後のお茶を お持ちしました」
たびらこは素朴で穏やかな声のお姉さん。
夕食後に部屋で寛いでいたお客のもとにやって来ると
お茶を淹れてから歯磨きのお手伝いをします。

本作品は大きく2つのシーンで構成されており
前半は彼女に歯磨きとおちんちんのお世話をしてもらう18禁要素を含んだサービス
後半はじっくり時間をかけて耳かきと耳のマッサージをする全年齢向けのサービスを行います。

たびらこは現在のところ道草屋シリーズでは最も後に登場した店員さんで
エッチなサービスをするのは今回が初めてです。
今回は普段の非エロ→エロではなくお話の流れに沿った形で紹介していきます。

全編を通じて言える最も大きな特徴は彼女のお客への接し方。
専門店ではお馴染みの他人行儀な態度を一切取らず
彼を実の子供のように扱いながらそれぞれを丁寧に行います。

「いけませんよ? 寝る前には 歯を磨かないと 虫歯になってからじゃ遅いんですから」
こんな感じで彼女は何をするにしてもまず彼のことを第一に考え
心配したり生活に関する簡単なアドバイスをします。
お世話の仕方も心が行き届いたものばかりで甘やかされてる気分がとても強く味わえます。

通しで聴くと多少おせっかいに感じる人もいるかもしれません。
でも彼女の口調が終始柔らかなおかげで押し付けがましさは薄いです。
こちらのすべてを受け入れてくれる母性溢れる女性です。

またシリーズの大きな魅力であるリアルな音も耳を楽しませてくれます。
環境音は鉄瓶と柱時計の音くらいで割と大人しいのですが
前半に登場する歯磨きは音声作品でもかなりレアなサービスです。
サークルさんが機材にこだわって録音されたらしく、その成果が音にしっかり現れています。
音と振動が織り成すリアルな歯磨き
ここからは前半→後半の順に各サービスの内容を紹介していきます。
前半の最初に登場するのは非エロの目玉となる歯磨き(約10分)。
仰向けの状態でたびらこの膝の上に頭を乗せ、彼女に歯ブラシでお掃除してもらいます。

歯ブラシは「シュコシュコ」とざらつきのある軽い音が使われており
下の奥歯→上の奥歯→前歯の順に左右に細かくスライドします。
今回は骨格模型に直接マイクを埋め込んで録ったとのことで
ストロークの長さや力の入れ具合が数秒単位で小まめに切り替わります。
実録としか思えないほどの極めてリアルな歯磨きです。

特に面白いのが上の歯をお掃除するシーン。
下の歯に比べて耳に近いからか、耳の下あたりに心地よい振動が伝わってきます。
動きはそんなに変わらないので録音環境が影響しているのでしょう。
前歯に差しかかると効果音がクリアになるなど細かな部分にこだわって作られています。
実に素晴らしいですね。

「はーい ベロさん ちょっと右に避けてくれますか?」
「苦しく…ない? うふふっ ちょっと疲れるかもですけど そのまま お口開けててくださいね」

それらを行ってくれるたびらこの態度や言葉も心を温めてくれます。
大人になって誰かに歯磨きをしてもらうなんてそうそうないですし
子供っぽい言葉も相まって童心に返った気分に浸ることができます。
優しい女性がすべてお世話してくれる至れり尽くせりなひと時です。

続く本作品唯一の18禁要素にあたるエッチシーンは13分ほど。
プレイは手コキ、耳舐めです。
手コキの際に粘液質のリアルな効果音が鳴ります。

「私が言い出したんですから 今夜はちゃーんと お世話させていただきますので」
歯磨きの際、体を密着されて勃起したお客のおちんちんを見て
たびらこはちょっぴり戸惑いながらもあんま用のローションを手にまぶし、しごき始めます。

エッチは無事歯磨きを我慢できたご褒美に彼女がお世話してくれます。
道草屋シリーズは全年齢向けの成分が強いこともあり
過去作から一貫してエッチはソフトな描写に留めています。

本作もその例に漏れず「おちんちん」などの淫語は一切登場しません。
その代わりに手コキの効果音と彼女の息遣いでエッチな雰囲気を作り上げています。
手コキ音はローションのおかげでにちゃにちゃしたやや下品な音が鳴ります。

「この子 とっても温かいんですね 気持ちいい?」
プレイの最中に彼女が男性に不慣れな様子を見せるのもポイント。
普段通りの落ち着いた態度で責めるのですが
その息遣いは明らかに荒く、彼女がこの行為に興奮しているのが伝わってきます。
他にも射精シーンでちょっぴり驚くなど年齢相応の可愛い部分を見せてくれます。
あからさまに見せるのではなく合間合間にひょっこり出てきます。

プレイそのもののエロさだけで見ると抜くには弱いのだけど
彼女に感情移入できるぶん興奮できる感じです。
彼女に見られる、いじられるシチュがあってこそのプレイだと思います。
安眠重視の落ち着いた耳かき
後半シーンはエッチが終わりたびらこが退室した1時間後のお話。
再び部屋に戻ってきた彼女が落ち着いた様子で今度は耳かきをします。
耳かきは膝枕の体勢で右耳→左耳の順に耳かき棒と綿棒を使ってお掃除します。
梵天や息吹きをするシーンはありません。

耳かき棒は「かりっ ずずっ」と細く乾いた音
綿棒は「ぷしゅっ ずりっ」と広くふわふわした音が使われており
どちらも耳の壁を優しくなぞり、ゆっくりと掻き出す動きをします。

たびらこの声に比べて効果音のボリュームが小さいのは不自然に思えますが
これから眠りにつくお客にスッキリしてもらおうと
意識して力を抑えながら緩やかに器具を動かしています。
耳への刺激が弱めなので寝ながら聴くには丁度いい音かなと。

「早寝 早起き お日様を ちゃーんと浴びて 夜更かしは ほどほどに 不摂生は だーめ、ですよ?」
そして耳かきの最中は彼女が季節や自分のことをのんびり話します。
道草屋における耳かきは効果音よりもこの会話に重点が置かれているのが特徴です。
優しさに溢れた他愛も無い言葉の数々に多くの人が癒しを感じるでしょう。
彼女がすぐそばにいて、お世話してくれる雰囲気を臨場感を出しながら表現しています。

このように、寒い時期にぴったりな温かいサービスが繰り広げられています。
人の温もりを再確認できる作品
たびらこの母性に満ちたキャラを前面に押し出した癒し特化の作品です。

何をするにしても飾らず親身になって接してくれる彼女の様子は
良い意味で店員らしくなく自然と安らぎを覚えます。
「歯はちゃんと磨いた?」「寝るときは体を暖かくしないとダメだよ?」
子供の頃に母親から何度も言われたセリフも大人になって聴くと嬉しいものです。

そして彼女は様々な言葉やサービスを通じて人の温もりを教えてくれます。
誰かがそばにいて、何かをしてくれる。
家族と一緒に暮らしている時には当たり前だったものが
社会に出て一人暮らしをするようになるととても貴重に思えます。
その成分を音声だけで埋め合わせてくれる作品です。

「無理をして お体壊すくらいなら 誰かに甘えちゃったほうが いいですよ」
たびらこは色々なことをしながら辛くなったら自分にいつでも甘えていいよと言います。
女性に甘えるのに抵抗を感じる男性もそれなりにいるでしょう。
でも彼女は自然と甘えたくなる、よりかかりたくなる雰囲気を持っています。

彼女の存在なくしてこの作品の良さは語れません。
魅力的なキャラが登場する道草屋シリーズの中でも一際キャラに寄った作品と言えます。

対するサービスについては歯磨きが画期的なものの時間が短く
他は過去作との大きな違いが見られないなどやや物足りなく感じます。
特に後半の耳かきが音も動きもパワーダウンしているので
シリーズをずっと聴いている人だと「うーん…」と思うかもしれません。
キャラが立っているから余計にそう映ります。

エッチは他の店員の18禁バージョンと同じく音や雰囲気でプレイの様子を伝えています。
初めておちんちんをいじるにしては彼女の反応が淡白かなと。
普段と違う彼女の一面をもっと見たかったです。
射精シーンは1回。
くちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

大人になるほど味わいにくい女性に甘える気分が楽しめる作品です。
一部で厳しいことも言いましたが、それはあくまで道草屋シリーズの他作品と比べてのことで
他のサークルさんの癒し系作品に比べればずば抜けて優れています。
一人暮らしで寂しい思いをしている人には特におすすめします。

CV:愛枝今日子さん
総時間 1:16:00

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

声付き耳かき音を作ってみた26

サークル「とみみ庵」さんの無料の同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、丁寧な言葉使いをするマイペースな女の子が
耳に関するちょっとした実験と耳かきのサービスをします。

シリーズを通じて培ってきた質の高い耳かきを継承しつつ
今までになかった効果音も取り入れられており
実際の耳かきとほぼ同じのリアルな音と動きが耳に心地よい刺激を与えてくれます。
特殊なジェルを耳に塗り塗り
女の子に耳のケアをしてもらうお話。

「こんばんは 今日は何か用事があって来たんですか?」
女の子は素朴で優しい声の女の子。
部屋にやって来た主人公に親しげな挨拶をすると
この前買ったとあるアイテムを試したいので耳を貸して欲しいと言います。

本作品は序盤に彼女が耳に特殊なジェルを塗って皮脂を綺麗にし
その後綿棒と梵天を使って丁寧な耳かきをします。

サークルさんが「今回ははじめて収録した音もあります」とおっしゃられていたのは
おそらくこのジェルの音なのだと思います。
といっても最初に2分程度かけて軽くやる感じですからメインはあくまで耳かきです。

「何ですか? 梵天って あぁ これ梵天って言うんですね」
やり取りを聴く限り2人は高校の先輩と後輩あたりの関係なのでしょう。
恋人よりはやや距離を出しつつ和やかな雰囲気でサービスを行っています。
従来通り効果音重視ですがキャラも意外と立ってる作品です。

耳のケアはほぼ全編にあたる19分30秒ほど。
最初は膝枕の体勢で先ほど説明した特殊なジェルを左→右の順に耳の外側に塗ります。

「すりゅりゅっ」という滑らかな水音を鳴らしてジェルを塗った後
耳全体を覆うように「ぽりゅっ」とやや低い篭った音が鳴ります。
後の音は今までの耳かき音声ではちょっと聴き覚えのないものでした。
耳の中にポップコーンくらいの軽いものを詰め込まれるような微妙な重さと圧迫感があります。
適度な刺激を与えてくれる独特な音ですね。

その後に始まる耳かきはおよそ16分30秒間。
右耳→左耳の順に綿棒と梵天を使って汚れを取り、左耳だけ最後に軽く息を吹きかけます。

綿棒は「ずずっ しゅりっ」と若干のざらつきが混じった滑らかな音
梵天は「すりすり ぷしゅっ」と面積が広く柔らかい音が使われており
前者は短めのストロークでゆっくりと擦る動きを
後者は軸を持って小刻みに回転させたり細かく掻き出す動きをします。

サークルさんらしい音も動きもパーフェクトな耳かきです。
綿棒は多少の引っ掛かりがあるので耳に心地よい刺激が伝わりやすく
梵天も綿棒とは明らかに違うふわふわ感と適度な圧迫感があります。
今回は梵天が左右合わせて6分近くと長めに取られてますから、梵天好きな人は聴いて損は無いです。

「やっぱりこっちもジェルが残ってますね こうして…綿棒を少し押し付けて 取って…」
他に気づいた点といえば、左耳を掃除するシーンで綿棒の音に若干の湿り気を感じたことです。
直前に塗ったジェルが耳に残っていて、それを掻き出す際に鳴ったのでしょう。
従来の綿棒とは明らかに違った要素が混じっています。
乾き・湿り気の両方が感じられる不思議な音です。

「あーはいはい 太もも触っちゃいやーん …満足ですか?」
「ははぁん 耳の奥が弱点みたいですねぇ 痛くない程度に くりくりしちゃいましょうか?」

最中の彼女はというと、基本的には微かな吐息を漏らして黙々と行います。
しかし器具や体勢を切り替える際に入るやり取りでは
甘えたりちょっかいを出す彼を彼女が上手にあしらう様子が楽しめます。

友達以上恋人未満の関係とでも言えばいいのでしょうか。
口調はクールなんだけど冷たさや事務的っぽさはほとんどありません。
年下に弄ばれてる感じを出したセリフが多くほのぼのします。

このように、新要素を交えたリアルな耳かきが繰り広げられています。
安心して聴ける作品
家庭的な耳かきを極めて高い水準で表現している作品です。

好奇心旺盛で感情を表に出すのがちょっぴり苦手な女の子が
主人公を相手にあれこれ試したり、お礼に耳かきをしてあげます。
タイトルにもなっている耳かきは言うまでもなく優れてますし
追加のサービスであるジェルを塗るシーンも個性的な音を出しています。

サークルさんの過去作を聴いてきた方なら間違いなく満足できるでしょう。
そうでない方は聴いてみれば耳かき音声の素晴らしさを知る良いきっかけになります。
ここまでのものを無料で公開してくれている点も素晴らしいです。

「そんな顔されると悪い気はしませんね ほーら ふわふわー ふわっふわー」
サービスをしてくれる女の子も十分に個性的です。
主人公に他人行儀な言葉使いをし、軽く突き放す態度を取りながらも
結局は彼の言う通りにしっかりお世話してあげる愛らしいキャラです。
彼女の存在も本作品における重要ポイントと言えます。

シンプルで遊び心もある耳かき音声です。
無料ですので興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:藍月なくるさん
総時間 21:31

声付き耳かき音を作ってみた26
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28012402

気になるあの子

サークル「添音亭」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、小さい頃はよく遊んでたけど近頃すっかり疎遠になった幼馴染が
一緒の部屋で勉強したり耳かきをしながら再び心を通わせます。

サークルさん最大の特徴とも言える効果音だけですべてを表現する静かな作りや
少ないながらも心を打つセリフの数々が心をたっぷり癒します。
久しぶりに先輩の部屋で
後輩と一緒に勉強したり耳かきをしてもらうお話。

「あっ! 先輩 よかった 今LINEしようかと思ってたんです」
後輩は明るくて可愛い声の女の子。
試験を間近に控えたある日、先輩を呼び止めると
彼の家で一緒に勉強させて欲しいとお願いします。

2人は小学生くらいの頃からの幼馴染で
その頃は実の兄妹のようによく遊んでいました。
しかし先輩が中学に上がったのをきっかけに出会う機会が一気に減り
最近は同じ高校に通ってるのにほとんど会話をしない関係になっています。
成長するにつれて性の違いを意識するようになったのかもしれません。

「先輩って普段どれくらい勉強するんですか? 課題やるだけ?」
そこで彼女が昔の関係を取り戻そうと彼に声をかけ
試験勉強を名目に彼の家でお話したり耳のお世話をしてあげます。
恋人や友達のような親しい間柄ではないため、彼女は基本的には丁寧語を使い
彼に自分の気持ちを悟られないようやや遠回りをしながら様々なやり取りをします。

男女が過ごすごくごく普通の日常なのですが
2人が数年ぶりに同じ時間を過ごすことになった背景や
時折見せる彼女のとても嬉しそうな様子が心を潤します。
年齢相応のピュアで献身的な女の子ですね。

そして2人が部屋で過ごす様子を多種多様な効果音を使ってリアルに表現しています。
耳かき棒や勉強の際に鳴るペンの音はもちろん、物を置いたり体を動かす時の小さな物音
鳥の鳴き声、車やバイクの通る音、付近の子供の話し声など
一般的な癒し系音声作品以上に音を重ねて臨場感を出しています。

しかも勉強や耳かきの最中は後輩のセリフが一気に減ります。
音だけが流れ続ける空間に多くの人が心落ち着くものを感じるでしょう。
効果音をただループさせるのではなく、状況に応じて変化させているおかげで
実際にその場にいるかのような自然さがあります。

彼女のキャラと効果音、この2つの要素が本作品の癒しの大きな源です。
音をメインに据えつつキャラも立たせているサービス
先輩の部屋に移って最初に行うのは試験勉強。
後輩が数学の問題を解きながら先輩にあれこれ質問する様子が描かれています。

ノートに書き込む際に鳴る「コツ コツ」というリズミカルなペンの音が耳に心地よく
他の環境音もそれを邪魔しないレベルで適度に鳴ります。
ページをめくったり消しゴムで消す音が入るのもリアルでいいですね。
勉強ですから彼女も用がない限りは黙々と手を動かしています。

「でも 先輩と一緒に勉強するなら 楽しい気がするな…」
数分ごとに彼女が投げかけるセリフも大きなポイント。
この時点では2人は他人同士に近く、彼女も彼にかなり遠慮している様子が伺えます。
そこを改善しようと自分の気持ちをほんのり伝えたり
勉強に付き合ってくれたお礼に耳かきの約束を取り付ける積極的なアプローチを見せます。

このなんとかして彼に振り向いてもらおうと頑張る彼女の健気な姿が胸を打ちます。
登場するセリフが少ないからこそ、ひとつひとつの言葉を選んでいるようにも思えます。
音重視なんだけど2人の心情や心の距離の近づき具合もしっかり描かれています。

「ほんと? じゃあ勉強が終わったら(耳かき)してあげますね」
個人的には彼女が丁寧語の中にちょっぴり友達らしい言葉使いもしているところが印象的でした。
年上、しかも仲が冷え切っている状況だから馴れ馴れしく話すのはあまりよくない。
でも相手に親しくしたい、そう思われたいという仄かな想いが言葉に表れています。

次の「うたた寝」パートは勉強で疲れた彼女が昼寝をするシーン。
彼女の寝息と周りの環境音だけが流れ続ける前パート以上に音特化な作りですが
寝ぼけた彼女が踏み込んだことを言うドキッとする場面も登場します。
重要パートなので詳しい内容は伏せさせてください。

そして最後は勉強が終わった後、少し空いた時間を利用し彼女が耳かきをします。
膝枕の体勢で左→右の順に耳かき棒を使ってお掃除し、最後に1回ずつ息を吹きかける家庭的なものです。

耳かき棒は「そりそり ずずっ」と面積広めのざらついた音が使われており
ゆっくりペースで前後に擦ったり掻き出したりを繰り返します。
そして奥に入るとパチパチとした綿棒っぽい音へと変化します。
力加減がかなり抑えられているため耳への刺激は弱めですが
寝ながら聴いても邪魔にならない優しさがあります。

ちなみに使用器具は作中で明確な表現がされていません。
彼女のセリフや動きから耳かき棒だろうと判断しました。
耳かき棒にしては音が幅広いし粗すぎるように思えます。
まとめると、動きはいいのだけど音の質感がややリアルさに欠ける耳かきです。

「やっぱり 先輩が先に中学に上がって 学校で会わなくなった一年間が大きいんだろうなぁ」
最中の後輩は微かな吐息を漏らして耳かきに集中するシーンが多いです。
そして時折これからのことや昔のことをぽつりぽつりと語ります。
昔のような楽しいひと時は送れなくても好きな人とできるだけ長く近くにいたい。
はっきりとは言いませんがそんな気持ちが言葉の端々から滲み出ています。

このように、リアルな音をふんだんに使った心温まるサービスが繰り広げられています。
心を綺麗にしてくれる作品
サークルさんの過去作にあった強い音フェチ要素を維持しつつ
後輩の魅力もしっかりと表現されている総合的な癒し系作品です。

開幕の後輩が駆け寄ってくる足音から始まり、荷物を置く音、飴の袋を開ける音など
ありとあらゆる動作に効果音を用意し、それを組み合わせて現実世界さながらの空間を作り上げています。
そして後輩のセリフを意識して減らし、効果音だけを聴ける時間を長く用意しています。
音声作品は声優さんがしゃべってこそ成り立つ印象が強いからこそ
こういう極端なまでに音に寄せた作りはむしろ新鮮味を感じます。

またすべてを音だけで表現できるおかげで
後輩のセリフに説明的なものがほとんどなく自然な会話が成立しています。
これも作品の臨場感を高めるのに大いに役立っています。

「あの 迷惑じゃなかったら また一緒に勉強してもらってもいいですか?」
そしてここまで音に傾倒しているのにも関わらず
後輩に十分以上の存在感があり、音とは違う癒しも与えてくれるのが素晴らしいです。
彼女は彼のことを異性として相当に好きなのでしょう。
勉強や耳かきをしている最中、次回以降も会えるように約束を取り付けようとします。

この控えめであり積極的でもある彼女の態度がとても愛らしいです。
とにかくまずは失った時を取り戻したい、そして自分の良さを改めて知ってもらいたい。
「こんな女性が近くにいたらすぐさま告白するのになぁ」と思わせる健気さに溢れています。

その一方で最後まで彼女の気持ちに気づかなかった彼にやきもきする人もいるでしょう。
彼女がここまで頑張ってるのだから彼も多少は男気を見せて欲しかったです。
ここだけがどうしても気になりました。

一途な女性の溢れんばかりの愛が感じられる良作です。
総時間80分に対し500円とコスパも抜群。
以上踏まえて条件付きではありますがサークルさん初の満点とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:22:15

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
コスパがいいので+1してあります。

耳かき女神【ダミーヘッドバイノーラルボイス&SE】

サークル「VOICE LOVER」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、春を司るとっても気さくな女神が
彼女なりのやり方で主人公の心に春を届けます。

耳かき、耳の洗浄、耳舐めなど耳へのケアに特化したサービスが行われており
シーンごとに異なるリアルな効果音をたっぷり鳴らして耳に心地よい刺激を与えてくれます。
良い意味で女神っぽくない彼女のキャラも大きなポイント。
心の距離を感じない和気藹々としやり取りがほっこりした気分にさせてくれます。
春の女神からの暖かなプレゼント
女神ペルセポネに耳をたっぷり癒してもらうお話。

「はぁーい こうりーん はいはーい どうもどうも」
ペルセポネは明るくて穏やかな声のお姉さん。
主人公の目の前に突如現れ挨拶すると
彼に春を届けようと早速抱きしめ、おっぱいの匂いを嗅がせてあげます。

本作品は女性との触れ合いに飢えている彼の心を温めようと
彼女が終始密着しながら主に耳へのケアを行います。

R-15指定なのでストレートなエロの表現はないものの
抱き合って顔におっぱいを押しつけるとか、やや下品なちゅぱ音を鳴らして耳を舐めるなど
一般的な癒し系作品よりはやや踏み込んだ描写がちょこちょこ登場します。

作品の大きな特徴は2つ。
ひとつは効果音に力を入れていること、もうひとつは彼女のキャラが個性的なことです。

前者は耳かきの際に鳴る耳かき棒を動かす音はもちろん
耳を泡洗浄する時に「プスプス パチパチ」という独特な泡の弾ける音が鳴ります。
さらには彼女と抱き合う、あるいは膝枕してもらう時に布の擦れる音がしたりと
ありとあらゆる動作に必ずと言っていいほどリアルな効果音が登場します。

VOICE LOVERさんといえばストーリー性を重視した作風で有名なサークルさんだけに
こういう音重視の作品は珍しく面白味に溢れています。
音のクオリティだけを見れば耳かき系の大手サークルさんに引けを取らないものを持っています。

「神様 この迷える子羊に 春を届けてくださいって 願ったでしょ? 願ったよね? ね? ね? …よしっ おけおけ」
サービスの最中や合間に行われる彼女とのやり取りも忘れてはなりません。
彼女は女神よりは近所のお姉さんに近い極めてフレンドリーな性格をしていて
最初から友達に対するような砕けた調子で語り掛けてきます。

専門店系の耳かき音声のように「~しますね」と言ってそれらを淡々と行うのではなく
ちょっとした茶番を交えながら進める家庭的な雰囲気漂うサービスです。
優しくて積極的で世話好きな女性ですから
女性に甘えたい願望も適度に満たしてくれるでしょう。

まとめると、ドラマ性もほどほどに持っている耳かき音声です。
音重視なんだけどキャラもしっかり立たせているところにサークルさんらしさを感じます。
年上の優しさと良質な音に包まれながら
彼女が最初にしてくれるサービスは耳かき。
膝枕の体勢で右耳→左耳の順に特性の耳かきを使って行うシンプルなものです。

耳かき棒は「ガリガリ ジジッ」と尖りのある堅くて軽い音が使われており
短いストロークで軽く引っかく動きを主に見せます。
耳の外、穴の入り口、穴の奥といった位置の変化が無く
ほぼ一箇所を集中的にお掃除する動きの乏しさが気になるものの
音の質については十分に耳かきと呼べるリアルさを持っています。

「これも子羊ちゃんが 23567341人の1の確率で 幸運を掴んだおかげだよねー ふふっ」
「ねぇ 子羊ちゃんには 恋人とかいるの?」

そして耳かきをしながらペルセポネが他愛もない話題を振ってきます。
専門知識を披露するなどの堅苦しい要素がまったくなく
冒頭のシーンよりも一段と穏やかになった口調にも癒しを感じます。
ノリは軽いんだけど甘えたくなる年上の魅力をしっかり持った女性です。

本作品の音の良さを最も感じられるのがその次に登場する泡洗浄パート。
「アフロディーテの泡」という特殊な泡を手に発生させ、耳かきと同じく右→左の順に指で耳を揉みほぐします。

「ほーらほら 身をよじらない ふふっ ちゃんと拭けないでしょ?」
音がリアルだからか最中は耳に軽い圧迫感がするのがいいですね。
バイノーラル録音なので実際にサービスを受けている感覚が味わいやすいです。
時間が約6分と短い点を除けば十分な存在感を持っているサービスと言えます。

そして最後は仕上げにもう一歩踏み込んだサービスとして
22分ほどの時間に渡り息を吹きかけたり耳を舐めてくれます。
ここから音声終了までの28分間は彼女がずっと囁き声で語りかけてくれますから
今まで以上に気分が落ち着くとか、安らぐ感じがするでしょうね。

「今度はね もっとすごいことしてあげる そう 春の嵐」
中でも終盤に登場するダブル耳舐めはとっても刺激的。
18禁ではないのでやや抑えた感じのちゅぱ音が左右別々に鳴ります。
ダブル耳舐め自体の時間は2分程度と非情に短いものの
その前の片方ずつ舐めるサービスも合わせると約15分と十分な時間が取られています。

このように、様々な音を使った耳への癒しに特化したサービスが繰り広げられています。
耳がとことん癒される作品
サービス自体は割とオーソドックスなもので統一し
音の質やペルセポネのキャラで個性を生み出している作品です。

ペルセポネは女性の愛に飢えている主人公が幸せになるように
最初から抱きしめたり頭を撫でたりして自分の存在をしっかり感じさせ
それから耳にターゲットを絞ったいくつかのサービスをします。

どのサービスも家庭らしさを重視しているのでそこまで凝ったことはしません。
ですが彼女の人懐っこい性格が生み出すほのぼのとした雰囲気や
リアルな音の数々がもたらす心地よい刺激が十分すぎるほどの癒しを与えてくれます。
聴いてるだけで心がぽかぽかしてくるような温かさを強く感じました。

「君の周りに 春が溢れてる いい匂いだね 春の香り」
ペルセポネは冒頭のやり取りを聴いた段階だとうざキャラっぽくも思えたのですが
その後のサービスでは主人公のリクエストにきっちり応える包容力を見せています。
甘やかし上手な女性だなと。
話し言葉を強く意識したセリフも他人っぽさを薄めるのに役立っています。

サービスは私が耳かき音声を聴きまくってるから多少物足りなく感じただけで
そうでもない人が聴く分には問題なく楽しめるレベルを持っています。
ただし、泡洗浄やダブル耳舐めといった個性的なサービスがいずれも短時間なのは気になりました。
泡洗浄はともかくダブル耳舐めはもっともっと長く行って欲しかったです。

キャラとサービスの両方が魅力的な総合力の高い作品です。
耳かきや耳舐めが好きな人、年上の女性が好きな人には特におすすめします。

CV:ニャルぽむぽむさん
総時間 1:04:18

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
本作品は2016年2月2日まで半額の500円で販売されています。
その場合の点数は9点です。

優しいお姉ちゃんが、いろいろとお世話してくれました。

サークル「JON」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、弟のことを心底溺愛しているあまあまなお姉ちゃんが
長時間に渡る癒しとエッチなサービスで徹底的に甘やかします。

綿棒を動かす音、体を洗う音、フェラの際に鳴るちゅぱ音など
様々な「音」にこだわったサービスが行われており
バイノーラル録音による臨場感も相まって実際にされている気分が味わいやすくなっています。
優しいお姉ちゃんの行き届いたご奉仕
お姉ちゃんに体の隅から隅までお世話してもらうお話。

「寒い 寒いっ 寒いっ …あぁ あったかい」
お姉ちゃんは甘く優しい声のお姉さん。
実の弟にあたる主人公の布団にいきなり潜り込むと
ぎゅっと抱きしめたっぷり温めてあげます。

本作品はすっかり成長したのにまだまだ弟離れができてない彼女が
彼のベッドや風呂場に乱入してあれこれ世話を焼いたり
逆に彼のリクエストに応えてエッチなサービスをしてあげます。

年上の女性がとことん甘やかしてくれるシチュばかりなおかげで雰囲気は終始とても甘く
彼女の甘い声や優しい態度も手伝って聴いていると心が嫌と言うほど温まります。
癒しのパワーがかなり強い作品と言えるでしょう。

そして彼女に実際にお世話されている気分を聴き手が存分に味わえるように
今回は「音」と「演技」の両方にリアリティを持たせています。

前者はバイノーラル録音による声の臨場感や位置を活用した演出が数多く登場します。
例えば一番最初の彼女が添い寝をしてくれるパートでは
寝返りを打った際にその都度彼女の寝息の聞こえ方が微妙に変化します。
こちらを向いているときは至近距離で、反対側だとやや遠くにといった感じです。
他にもフェラをする時は舐める部位ごとにちゅぱ音を変えてリアルさを出しています。

後者は実録形式によるナチュラルな仕草や動きが大きな魅力です。
音声作品はつい数年前まで声と効果音を編集して作品を作るのがほとんどでした。
しかしこの作品ではサービスの一部始終を彼女が実際にやってみせているため
動きや音の鳴るタイミングに違和感が無く主人公になりきりやすいです。

「大丈夫? 痛くないかな? 優しくやるからね」
もちろんお姉ちゃん自身も強烈な個性を放っています。
秋葉よいこさんの声は癒しのオーラに満ちてますし
最中にかけられる言葉も子供に対するような慈愛に満ちています。

どちらかというと音重視の作りなのでセリフの量はやや少なくなっていますが
それでも彼女にお世話されている雰囲気は十分に出来上がっています。
音が良く、動きも良く、キャラも良い。
物語を構成する様々な要素がしっかりしている完成度の高い作品です。
お姉ちゃんと過ごす癒しのひと時
ここからは作中で行われるサービスについて紹介します。
最初の2パート36分間はエロ要素を一切挟まず彼女が添い寝や耳かきをしてくれます。

「ゲリラ添い寝」パートは名前の通り彼女と一緒に寝るだけなのですが
冒頭の彼女がベッドに潜り込んでくるシーンでは声が徐々に近づいてきますし
入った後も体を動かせば布団の擦れる音が鳴り、寝入った後は気持ちよさそうな吐息が流れます。
本作品の持ち味である音の良さを活かした癒しを感じるパートです。

続く耳かきはおよそ28分間。
膝枕の体勢で左耳→右耳の順に耳の外側や中を丁寧にお掃除し
仕上げに2回ずつ息を吹きかける家庭的なものです。
使用している器具は明言されてませんが、おそらくは細めの綿棒と思われます。

綿棒は「スッ ズズッ」と非情に滑らかな音が使われており
耳の外側は長くゆっくりと、中は短く小刻みにといったように
掃除する部位に合わせてストロークや動かし方が大きく変化します。
外と中で音の質が微妙に切り替わりますし、力加減も丁度良く耳に心地よい刺激を感じます。

シンプルながらも動きがしっかりしているレベルの高い耳かきですね。
綿棒を使用していることを踏まえて最中に数回取り替えるシーンがあれば尚よかったです。

「どっか 痒いとこなぁい? 大丈夫? うふふっ 気持ちよさそうな顔してるね」
最中のお姉ちゃんはどこをお掃除するか言ったり
「かき かき」と耳かきを実況する場合がほとんどです。
しかし要所要所でこちらを気遣うセリフをとても嬉しそうな表情で言ってくれます。

弟をお世話していることに幸せを感じているのが強く伝わってきて心がとても温まりました。
音を中心にしていながら彼女らしさもきちんと表現されています。
性欲もお世話してくれる積極的なお姉ちゃん
エッチシーンは2パート42分間。
プレイは手コキ、パイズリ、フェラです。
手コキとパイズリの際にリアルな効果音が鳴ります。

「もう なんかモジモジしてると思ったら ココ おっきくしてたんだ?」
弟が入浴中の風呂場に再び乱入したお姉ちゃんは
彼の背中を流している最中おちんちんが勃起してるのを確認すると
すかさず手やおっぱいを使ってそちらもお世話してあげます。

エッチはどちらのパートも彼女がご奉仕する形で進みます。
最初の「一緒にお風呂」パートは手コキでしばらく責めてから
彼のリクエストに応えてパイズリでフィニッシュさせてあげるシーン。
ここでも2つのプレイをリアルな効果音を使ってエロく、そして生々しく表現しています。

ここでの特徴はどちらのプレイもパワフルな音を鳴らしていること。
彼女の性格からまったりしたプレイをするのだろうと思っていただけに
それとはやや違う力強い責めっぷりが余計に興奮を誘います。

やるからには彼を気持ちよく射精させたいという彼女の強い意志が感じられます。

効果音は手コキが「ぬちっ きちゅっ」という泡交じりの音、パイズリはそれよりやや篭った重みのある音を
後になるほど徐々に速く、激しくする感じで鳴らします。
しかしゆっくり動かしている最中にほんの少しだけ速くなるシーンがあったりと
ループ音とは明らかに違う微妙な変化が音に表れています。
これもおそらく秋葉さんがその場で動いて音を出されているのでしょう。

もうひとつの「オナてつおしゃぶり」は打って変わってちゅぱ音尽くしのプレイ。
30分近くもの長い時間に渡って先っぽや裏筋を舐める、タマタマを頬張る、咥えてピストンするなど
責める部位や責め方を切り替えながらじっくり、たっぷりエッチな音を鳴らします。
舐めるプレイですから当然セリフも少なく、これらの音だけを集中的に楽しむことができます。

「こんなの気持ちいいの? ふぅん うふふっ 可愛いおちんちん」
特に後半はピストンフェラにプレイを絞り込み
「ぶぶっ」という下品な音をリズミカルに鳴らす激しい責めが登場します。
後になるほど彼女の鼻息が荒くなるのもリアルで良いですね。
年上の女性が心を込めて一生懸命責めている様子が音だけで忠実に表現されています。
時間の長さやプレイの濃さからお風呂パートよりもこちらの方がずっと抜きやすいです。

このように、エッチな音をたっぷり鳴らす抜きを強く意識したプレイが繰り広げられています。
いい気分で抜ける作品
年上の女性が持つ優しさを前面に押し出しつつ、様々な音によるリアルなエロも提供している作品です。

お姉ちゃんは甘えん坊な弟を幸せにするため、そして自分自身が幸せになるために
何から何まですべてをお世話してあげます。
年上の女性が甘やかしてくれるシチュに彼女自身の声や態度の甘さが加わり
癒しの効果がさらにパワーアップしています。
嫌な気分を抱くシーンが一切無いですし、心地よい気分に浸って聴くことができます。

そして彼女がすぐそばにいてご奉仕している雰囲気を
バイノーラル録音によるリアルな音と自然な動作で作り上げています。
特に動作は実際の様子を終始録音しているだけあって臨場感が段違いです。
サークルさんも相当に苦労されたのではないでしょうか。
手コキやパイズリをするお風呂シーンはおちんちんをしごく質感が音によく表れています。

しかし、残念ながら本作品には全編に渡ってそれなりのノイズが入っています。
2014年頃までは入っている作品が結構多かったのですが
最近はノイズカットにも力が入れられて大多数のバイノーラル作品は音質もクリアです。
音声作品にとって音は何よりも重要ですし、そろそろ改善されてほしいところです。

耳かきは音の種類を絞り込み、その分動きの多彩さで個性を出しています。
耳の外や中など色々な部分に刺激が感じられて面白いです。
一線級のサークルさんに準ずるレベルを持っています。

エッチはお風呂が効果音、フェラはちゅぱ音とメインの要素をガラリと切り替えています。
それぞれに良い部分を持っているので十分抜きに役立つでしょう。
ちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、淫語そこそこ、喘ぎ声はありません。

癒しもエロもしっかりした個性を持っているバランスの取れた作品です。
総時間100分に対し600円とコスパが良いのもポイント。
甘やかされるのが好き、音重視の作品が好きな人には特におすすめします。

CV:秋葉よいこさん
総時間 本編…1:40:44 NG集…2:32

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は9点。
音質で-1、コスパで+1してあります。

お家でゆっくり癒されませんか?PLUS

サークル「とみみ庵」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、和風の情緒漂うお屋敷を舞台に
明るいお姉さんが頭部を中心としたきめ細かい癒しのサービスを提供します。

サークルさんが得意とされている耳かきはもちろん
整髪、洗髪、首や肩のマッサージ、さらには爪切りなど
ありとあらゆるサービスを様々な音を使ってとてもリアルに行っています。
緑豊かな場所で癒しのひと時を
なおさんから10種類の癒しのサービスを受けるお話。

「こんにちは この度は リラクゼーション体験ソフト お家でゆっくり癒されませんか?PLUSをダウンロードくださいまして 本当にありがとうございます」
なおさんは明るくて優しい声のお姉さん。
音声に関する説明や簡単な自己紹介をすると
和風のお屋敷を舞台に様々な癒しのサービスを提供します。

本作品はサークルさんが2014年に発売された
お家でゆっくり癒されませんか?」のパワーアップバージョン。
2時間30分という大ボリュームの中、サービスの内容を大きく3つに分け
それぞれを手を変え品を変えながら行う非情に充実した作りになっています。

とみみ庵さんと言えばありとあらゆる動作をリアルな音を駆使して表現されているサークルさんです。
今作もその例に漏れず、すべてのサービスで別々の効果音を用意し
さらには現実さながらの動きまでする本格的なものばかりです。


「聞こえます? 風鈴と 庭を流れる小川に ししおどしの音」
他にも開始1秒の段階から小川の流れる音をバックで流し
タイミングよく風鈴やししおどしの音を鳴らす「和」を意識した雰囲気が魅力です。
環境音がずっと流れるおかげで現実世界のノイズが聞こえにくくなり
その結果作品の世界に実際にいるような現実逃避感が味わえます。

これらを行ってくれるなおさんについては
要所要所で何をするかを説明したり、簡単な健康知識を語ることが多いです。
サークルさんの別シリーズ「休日屋」に見られるキャラやストーリーの要素は弱めにし
その分を音に注力している音フェチ要素の強い作風になっています。
セリフが少ないので安眠目的で聴くのにも大いに役立ってくれます。
音を中心とした質の高いサービス
ここからは各サービスの詳しい内容を紹介していきます。
時間が長くサービスも多岐に渡るため、個人的に面白かった部分をピックアップする形でお届けします。

なおさんが最初にするサービスは「髪と頭のケア」。
4パート45分ほどの時間をかけて髪を切りそろえる、髪を洗う、頭皮のマッサージ&トリートメントと
床屋さんのサービスに近いものをじっくり丁寧に行ってくれます。

「毛先を整えるだけでも いい効果があるんですよ?」
整髪パートは「シャク ショキ」と小気味良いハサミの音が軽快に鳴り響くだけでなく
それらを数回ごとに微妙に位置を切り替えて鳴らす凝った演出がされています。
前半は普通のハサミを使い、後半はすきバサミに切り替えるのもいいですね。
同じハサミでもすきバサミの方が微妙に粗く、耳に違った刺激を与えてくれます。

本作品の音へのこだわりは留まるところを知りません。
整髪を始めるにあたって主人公が椅子に座るシーンがあるのですが
そこでは今まで右手に流れていた小川の音が中央へと移動します。

他にも整髪中になおさんが移動するときは軽い足音が鳴ったり
シャンプーをかける際に椅子を倒す音がきちんと入っていたりと
サービスとは直接関係ない音まで余すことなく鳴らしています。
こういった細かな演出がその場にいる気分をより強く実感させてくれます。

序盤で最も特徴的な音が楽しめるのは4番目の「頭皮のトリートメント」パート。
「プシュー ジュー」というムースっぽいものをかける音が鳴り
その後なおさんが指を使って頭をゆっくり揉みほぐします。

トリートメントが生み出すシュワシュワ、パチパチと泡の弾ける音が実に面白く
7分弱と時間は短いながらもスッキリした清涼感を与えてくれます。
この4パートはあまり聴かないタイプの音が多いので
耳かき作品を聴き慣れている人でも新鮮な気分で楽しめると思います。

2番目に登場するのは「顔から腕にかけてのケア」。
3パート40分ほどをかけてフェイスマッサージ、首と肩のマッサージ
爪きり&ハンドマッサージと筋肉を揉みほぐすタイプのサービスを中心に行います。

「右手の手首のほうから オイルを肌に馴染ませて…」
オイルやハンドクリームを使っているため「シュッ スリッ」と滑らかな摩擦音を鳴らすシーンが多く
顔は短いストロークで素早く、肩と背中はトントンと拳や手のひらで叩く音を織り交ぜながらといったように
ケアする部位に応じてオリジナルの要素を織り交ぜながら進めています。

髪や頭部のケアに比べて全体的に音が大人しい感じなのですが
動かし方についてはかなり考えられているのがわかります。

そして最後に登場するのが「耳へのケア」。
2パート50分と十分すぎるほどの時間を設け
産毛剃り、マッサージ、泡洗浄で耳の外側を綺麗にしてから
30分以上の時間をかけて耳の中をたっぷりお掃除します。

耳かきは膝枕の体勢で右耳→左耳の順に綿棒、耳用のブラシ、ベビー用綿棒で汚れを落とし
仕上げに梵天と息吹きをするやや専門店寄りの内容です。

綿棒は「ズリズリ ススッ」と若干ざらつきのある滑らかな音
ブラシは「ゾリゾリ プスプス」とやや尖った優しい音が使われており
前者は耳の壁を優しくなぞるように軽く縁を描いたり前後に動かす
後者は前後に動かしたり掻き出したりする動きをします。
どの器具も面積が広いので耳かき棒よりも音が柔らかく感じます。

「このブラシ プチプチと不思議な音がしますよね?」
中でも2番手に登場する耳用のブラシは綿棒と耳かき棒の中間的な音が鳴り
なおさんが言うプチプチした感触が耳に適度な刺激を与えてくれます。
音の動きも使用する器具の目的に合わせてきちんと変化しますし
サークルさんの耳かきに対する情熱がしっかりと込められています。

このように、多種多様なサービスを的確な音を使って忠実に表現し癒しを与えてくれます。
2015年における癒し系作品の集大成
総時間の長さ、サービスのバリエーションの多さ、それぞれの質の高さなど
すべての要素が高いレベルでまとまっている素晴らしい作品です。

なおさんは主人公に心の底まで癒しを感じてもらえるように
彼を緑豊かな屋敷へと招待し、そこで主に上半身をとことんまで綺麗にしてあげます。
そしてパートをかなり細かく分け、その中で行うサービスに明確な違いを持たせ
さらにはそのすべてをリアルな音によって極めて忠実に表現しています。

今回は遊び心と言いますか、オーソドックスなサービスの中に
変わった音を意識的に織り交ぜているように思えます。
具体的には頭皮のトリートメント、温水と炭酸水による頭皮マッサージ、耳の泡洗浄などです。
柔らかいんだけど刺激的でもある音が聴覚と触覚の両方を楽しませてくれます。

あとはやはり動きですね。
どんなに良い音でも的確に鳴らさなければどうしても違和感が生まれます。
聴き手にそう感じさせないように相当細かいレベルで編集されています。
音が良くて動きもいい、パーフェクトだからこそより大きな癒しが得られるのだと思います。

前作との大きな違いは環境音の扱いです。
特に小川の流れる音が主人公のいる位置や体勢に応じて小まめに変化します。
この演出は昨年の夏あたりから見られ始めた新しい要素です。
今のところできるサークルさんがほとんどいませんから今後も大きな武器になるでしょう。

癒しに関するありとあらゆる要素が詰まっている総合力の高い作品です。
2時間30分もの時間に対して価格がたったの200円とコスパも驚異的。
以上を踏まえて本作品をサークルさんでは6本目の満点とさせていただきました。

CV:ししゃもさん
総時間 2:33:51

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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