同人音声の部屋

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雨恋~misty drop~

サークル「HypnoLife」さんの催眠音声作品(女性向け)。

今回紹介する作品は、声も態度もとっても優しい彼氏が
雨の降る休日に癒しの催眠とちょっぴり変わったエッチをプレゼントします。

バックで流れる雨音を使って催眠状態を深めたり気持ちよくするのが特徴で
前者は雨ですべてを洗い流す、後者は媚薬に体を濡らされるとイメージを切り替えながら
擬声語を多めに盛り込んだ巧みな暗示でそうなるように少しずつリードします。
いくつかのシーンに複数のパターンがあり、聴き手が自由に選択できるのもポイントです。

今回は総時間が最も長くなる構成でのレビューをお送りします。
しとしとと降る雨の音を聞きながら
休日に彼氏とイチャイチャするお話。

「ねぇ 今日も雨降るみたい お出かけできないね 残念」
彼氏は穏やかで温かい声のお兄さん。
とある雨の休日、恋人にあたる主人公とベッドでのんびり話してると
彼女が興奮気味なのを見て呼吸を整えてあげます。

本作品は恋人と親しく過ごす様子を疑似体験してもらうことを目的に
彼が雨の日にちなんだ珍しいタイプの催眠を施し
その後で音を使った催眠音声ならではのプレイや恋人同士のスタンダードなプレイを楽しみます。
休日をまったり過ごすシチュということで、どちらかと言えばエロよりも癒しのほうを重視した内容です。

また深化~安眠・セルフ・絶頂・エピローグパートがいずれも2種類あるため
今回紹介する最長構成以外のパターンでサービスを楽しむこともできます。
催眠にかかりにくい人向けの追加パート、エッチを除外し癒しだけが得られる構成
終盤の絶頂シーンにおける挿入表現の有無など、一人でも多くの聴き手が満足できるように様々な配慮がされてます。

私は男性なのでエッチについては正直よくわかりませんが
催眠パートは聴いた感じだと初心者をとても意識していて入りやすいです。

それに最も大きく貢献してるのがバックで降り続ける雨。
催眠パートの大部分とエッチの前半で異なる雨音が鳴り、彼がそれに暗示を込めて癒しや性的興奮を与えます。
人間は雨の音、風の音、波の音といった自然がもたらす音に対して本能的に癒しを感じるように作られており
男性向けでもこれらを使用して癒す作品が結構多いです。

「しとしと しとしと あったかいお布団の中で 雨の音聞いてると 眠たくなってきちゃう」
そして彼も雨のイメージを崩さないよう「しとしと」「ふわふわ」といった擬声語を多めに交えた暗示を上手に入れます。
彼氏役のzeroさんは有料・無料問わず数多くの女性向け作品に出演されてる声優さんで
声質はもちろん、暗示の意味を的確に捉えた演技も本当に素晴らしいです。
私ですら「いい声だなぁ」と思うくらいですから女性なら尚更なのではないでしょうか。

心優しい男性が声と雨音で癒したり気持ちよくする。
物語の舞台を強く意識した安らげる作品です。
少しずつ深めていく取り組みやすい催眠
催眠は3パート30分30秒ほど。
仰向けに横になって軽く深呼吸してから目を瞑り、まずは彼氏と抱き合ってる様子をイメージします。

「ふわふわで 温かくて あぁ 髪 いい匂いするね くっついてると 気持ちいいね」
「胸の中も ほんわり温かくて 幸せ」

本作品はシチュ重視の催眠音声ですから、彼が作中で「これから催眠を始めます」みたいなことは一切言いません。
抱き合ってるイメージに会話調の暗示を絡めて安らぎや温もりを与えます。
エッチな描写もありませんし、純粋に物語の世界へ引きこむことを狙ったアプローチですね。

催眠開始からおよそ8分後、いよいよ作品のキーとなる雨音が鳴り始めます。
しとしとと降る静かで落ち着いた雨音が耳に心地よく、聞いてるだけで多くの人が癒しを感じるでしょう。

「心の中が すーってして 綺麗に洗い流されて 透明になってくる」
「世界が全部 しっとりと濡れて 水滴のひとつひとつが きらきら きらきら 輝いて見える とても美しい光景」

そして彼の言葉もその気分を大いに後押しします。
体に降り注いだ雨が悪いものをすべて洗い流していくイメージや
雨に濡れた大地と波紋を生み出す水面のイメージを通じて心身をリフレッシュさせます。

作品最初の重要シーンということでセリフの表現に一際こだわってるように映りました。
擬声語を必ず2回続けて言ってリズミカルに暗示を入れるのも実に良いです。
雨音の効果も相まってこのあたりから眠気や意識のぼやけを感じ始めるでしょう。

二番目の「導入追加」は催眠にかかりにくい人を対象にした追加のリラックスパート。
頭→首→肩→腕といったように全身を上から下にかけて流すように意識し
彼がその都度脱力する暗示を丁寧に入れて深化しやすい環境を整えます。

「頭 力が抜けて すーっと沈んでいく 気持ちいい」
部位ごとに「力が抜ける」「気持ちいい」と言うだけの至ってシンプルな分割弛緩ですが
演技が上手いし事後にリラックス具合を確認させてもくれるのでとてもやりやすいです。
被暗示性に自信のある人もとりあえず一回目は聴いてみることをおすすめします。

そうやって万全の準備を整えた後、いよいよ催眠状態をさらに深めます。
雨音は一旦止み頭の中を霧が包むイメージ、全身が浮かび上がるイメージで心地よさを膨らませ
最後にお馴染みのカウントを使って段階的に落とします。

「すーっと 浮かんでいく感覚 ふわふわ ふわふわ 漂うように 水にぽっかりと浮かんで たゆたうみたいに ゆーら ゆーら ゆーら ゆーら」
「すーっ すーっ 体の力は全部 体の外に 出て行ってしまう」

ここでも「すーっ」「ゆーらゆーら」などの柔らかい言葉で感覚を伝えるシーンが多く
これまでのリラックスを維持したまま催眠の世界に導いてくれます。
最後のカウントも初心者を意識して時間を長めに取ってますし
今まで催眠の感覚にピンとこなかった人でも不思議な感覚が少しは味わえるのではないでしょうか。
最初から最後まで聴き手のことを第一に考えた巧みなリードが光ります。

十分すぎるレベルのリラックスを与えてからサクッと落とすテーマ性のある催眠です。
聴き手を深い催眠状態へと誘導しつつ心身をリフレッシュすることを目的に
抱き合ってるイメージによる温感操作、雨音を使ったリラックスと心身の浄化
幸福感を与えつつカウント+追い込み暗示で確実に落とす深化など
彼氏のキャラや降り続ける雨に様々な技術を絡めて後になるほど催眠が深まるようにリードします。

技術や雨音による癒しに加えて言葉遣いがとても洗練されており受け入れやすく感じます。
しっとりした艶やかなセリフの数々と言えばいいのでしょうか、女性向けらしい繊細さがあって美しいです。
彼の紡ぐ言葉が雨の日のイメージとしっかり噛み合ってるのがこの催眠の最も素晴らしいところだと思います。
恥ずかしい姿を見られながら
エッチシーンは3パート29分間。
プレイは媚薬の雨に打たれるイメージ、耳舐め、乳首舐め、女性器の愛撫(超短時間)、オナニーの見せ合い、SEX(無しも選択可)です。

SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフは有りです。

「エッチな君も 可愛くて好きだよ」
催眠をかけて主人公を幸せな気分に包み込んだ彼氏は
彼女をもっと幸せにしようと別の雨音でエッチな気分を盛り上げます。

エッチは終始彼がリードする形で進みます。
一番最初の「深化~アダルトパート」でするのイメージを使ったドライオーガズム(約17分)。
「媚薬の雨」と呼ばれるやや激しい雨音が鳴り始め、彼がそれを聴くほど体が火照る暗示を入れます。

「指先でそっと触れてみると くちゅくちゅ とろみがあって 糸を引くように ぬめぬめしてる」
「熱い 熱い 感じるたびに いやらしい気持ちが溢れて 少しの刺激でも ビクビク ビクビク 快感に 感じてしまう」

現実世界で雨に打たれて性的に気持ちよくなる人はさすがにいないはずですから
彼もいやらしさを感じるように工夫して言葉を投げかけます。
最中にストレートな淫語をほとんど言わないのは催眠の技術でイかされる感覚を味わって欲しいからでしょう。
イメージ力をひたすら膨らませて快感へと変換する催眠音声らしいプレイです。

1回絶頂した後の2パートは打って変わって恋人同士のイチャラブプレイ。
耳舐めから始まり乳首舐め、股間の愛撫、オナニーの見せ合いと続き最後はSEXで〆ます。
プレイ一覧を見ていただければわかるようにSEX無しで絶頂するルートもあります。

「見られてるって思うと いつもより感じちゃうね」
この中で珍しいプレイはオナニーの見せ合いでしょうか。
最初は彼女だけ、少し経つと彼も参加して一緒にオナニーを楽しみます。
そして見られてることを適度に意識させて羞恥を煽ります。

このように、まったくタイプの異なるプレイを組み合わせた甘いエッチが繰り広げられてます。
静かな癒し系作品
恋人が雨の日を二人きりで過ごす様子を忠実に描いた作品です。

優しい声と態度を持つ世話好きな彼氏が、愛する女性を喜ばせようと催眠を交えたご奉仕をします。
バックで流れる雨音を活用した珍しい誘導、それでいて要所は技術でしっかり決めてくる堅実さ
そしてエッチシーンにおける2種類のプレイ&絶頂など、雨の日と恋人らしさを両立させつつサービスを進めます。

「ぎゅーっ いいこいいこ こうしてずーっと 抱っこしててあげる」
SEXシーンで我慢しきれずに挿入してしまうシーンがあるものの
彼は基本的には彼女のことだけを考えて親身にお世話します。
癒すことにとにかく力を入れてるので、それ目当てで聴くのが一番楽しめるのではないかなと。

催眠はセリフ・演技・技術のすべてが良くて文句なしの内容です。
特徴である雨音を意識させつつ頼りきらずに暗示できっちり落とします。
この絶妙なバランス感覚があるからこそここまで癒されるし入りやすく感じるのでしょう。
ノーマル向けのシチュですし初心者から熟練者まで誰でも聴けます。

エッチはふたつの特徴が活きるようにプレイを組み立ててます。
絶頂シーンは全部で2回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声いずれもごく僅かです。

心を温めながら綺麗にしてくれる作品です。

CV:zeroさん
総時間 2:07:54(最長構成 1:12:12)


体験版はこちらにあります

わりと親切な催眠音声 手コキ支援編

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第17回目は声も態度もあまあまなお姉さんが
催眠の技術を絡めた丁寧なエッチで普段よりも良質な射精へと導きます。

1回の射精に向けて心身を徐々に盛り上げていく親切なリードや
オナニーしやすいように両腕の力だけを残したまま深化させる催眠など
セルフ系のプレイとオナサポを組み合わせた大衆的かつ実用度の高いエッチが楽しめます。

音声を聴く際は箱ティッシュとゴミ袋を予めご用意ください。
いつもとは一味違うオナニーを
お姉さんに催眠をかけられオナニーするお話。

「さぁ オナニーの時間ですよ」
お姉さんは甘く温かい声の女性。
音声を聴く際の注意事項や準備物を説明すると
主人公が気持ちよくオナニーできるように優しくリードします。

本作品は催眠状態に浸りながら気持ちいい射精を迎えることを目的に
前半は脱力特化の催眠、後半は指示と暗示を組み合わせた焦らし重視のエッチとスタイルを切り替えながら
最後の射精に向けて心身を万全の状態へと持っていきます。
オナサポ要素をそれなりに含んでますがM性は一切ないためノーマルな人でも安心して聴けます。

「箱のティッシュペーパーを 取り出しやすいように 枕元にセットしましょうね」
そして最中は彼女が本当に隅から隅まで親切にリードします。
例えば一番最初の注意事項を説明するパートでは心構えや環境はもちろん
エッチで使用する2つのアイテムを置く場所まで教えます。
サービス開始後も聴き手のことを第一に考えたセリフが多く、大事にされてる気分がしてとても癒されます。

男性ならおちんちんをしごけば誰でもそのうち射精するでしょうが
それまでにかけた時間や与えた刺激の質、そして精神面の充実度によって得られる快感は大きく変わります。
その点を見据えて彼女は終始穏やかな態度で優しく接しながら焦らずじっくりプレイを進めます。
リードが親切なのに加えて雰囲気が良いから気持ちよく射精できるわけです。

催眠はおよそ28分間。
これからするオナニーのコンセプトやルールを教わり1分ほど実際にやってから
目を閉じて自分が広い部屋の中にいるのをイメージします。

「少し 邪魔になるかもしれませんので 空間を広げます」
オナニーをする際に狭い場所だとやりずらいし何より窮屈に感じます。
だから彼女はイメージを通じて思う存分オナニーできる場を擬似的に提供します。
最初に軽くオナニーさせるのも催眠をかけた前後で快感がどう変わるかを味わってもらいたいからです。
こんな風に体だけでなく心のケアもしてくれるのでとてもやりやすいです。

お次はオナニーに不要な体の力みを取り除きつつ頭の中を空っぽにします。
最初は足先や足首、脹脛、膝、太ももなど下半身を中心に
その後はお尻、腰、お腹、頭をじっくり時間をかけて脱力し深い催眠状態へと入ります。

「指先や 足先から すーっと 力が 抜けていく感じでしょうか? それとも 全体から 滲み出るようにじわーっと 宙に流れていくイメージですか?」
「爪先から 力が抜けていく 足首の関節が だらーんとして力が入らない」

ここでも彼女は持ち前の親切さを存分に発揮します。
催眠に不慣れな人でもついてこれるように脱力のイメージを事前にわかりやすく教え
開始後も「力が抜ける」「力が入らない」といった暗示を何度も丁寧に入れて感覚をしっかり伝えます。

お姉さん役が数々の催眠音声に出演されてる紅月ことねさんなだけあって
暗示の内容に適した話し方と脱力に専念できる間の取り方がされてます。
セリフを細かく区切りゆっくりやってくれるおかげで後になるほど体の重さを顕著に感じました。

「オナニーをするためには 自分で腕を動かす必要がありますよね? だから 腕には力を残さないといけないよね?」
「なんだか腕が温かく感じます 腕だけはあなたが自由に動かすことができます」

脱力中に両腕だけは力を残しておくのが実に良いですね。
これからするのはオナニーですから腕が動かなかったら何もできません。
そこで今まで抜いてきた力を腕に集めてあげます。
目的をしっかり見据えて催眠を施すのも本作品が持つ親切さのひとつです。

オナニーを心置きなくできる環境作りに専念したシンプルで気配りに満ちた催眠です。
一定以上の催眠状態に入り、腕以外の部分を脱力することを目的に
簡単なイメージを挟んでから体の下から上へと脱力感を少しずつ広げます。
そしてオナニーに使う腕と手だけは自由に動かせるようにします。

音声の開始時点から彼女が親身に接してくれるおかげで無意識的な信頼関係を築きやすく
その結果脱力シーンで多くの人が体の重さや浮遊感を体験するでしょう。
でも腕だけは普段通りなので感覚の違いがわかりやすいです。
自分が催眠に入ってることを自覚しやすい点でも初心者向けと言えます。
適度に焦らして性感を蓄積
エッチシーンは2パート31分30秒。
プレイはオナニー、乳首オナニー、お掃除フェラです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「手を 動かしてください 私が じーっと 見ててあげる」
催眠をかけて主人公がオナニーに没頭できる環境を整えたお姉さんは
いきなりしごかせずまずはおちんちん全体を優しく揉ませて少しずつ気持ちよくします。

エッチは彼女の言う通りに手を動かして性感帯をいじります。
最初のパートは本作品のメインとなるオナニーを楽しむシーン(約27分)。
手のひらで揉むところから始まり、もう片方の手で乳首をいじる、竿を握ってゆっくりしごくなど
後になるほどより大きな快感が得られるプレイを提供して無理なく射精に導きます。

「ほーら 右手をぐーる ぐーる おちんちんが気持ちよくなる」
「乳首をいじってると おちんちんが 敏感になってくるよね」

彼女の親切さはエッチに入ってもまったく衰えません。
「しーこ しーこ」「ぐーる ぐーる」などの言葉でオナニーのペースやいじり方を指示しつつ
感覚支配の暗示を入れて普段以上に気持ちよくしてあげます。

簡単に言えば指示と暗示を組み合わせたオナサポですね。
どこをどういじればいいか細かく教えてくれるおかげで頭を空っぽにしたままオナニーできます。
そして最後の瞬間に最高の射精を迎えられるように催眠の技術も活用します。
この絶妙なバランス感覚が充実したオナニーや射精に大きく貢献しています。

その長所が最も際立つのがパート後半。
竿を握ってしごくスタンダードなオナニーにカウントを絡めて感度を強化したり
わざと一旦ストップさせて焦らす変化に富んだリードをします。

人によっては少し意地悪に感じるでしょうが、これも彼女なりの優しさの現れです。
普段のオナニーだとなかなか我慢できないので、わざと一回溜めて射精時の爆発力を上げたかったのでしょう。
私も実際にやってみたところとても気持ちいい快感が味わえました。
我慢に見合ったご褒美がもらえるのですから十分に親切と言えます。

「今日だけ 特別ですよ?」
もうひとつのパートは射精後にするお掃除フェラ。
性欲が収まりきらない彼の様子を見て特別にお口でご奉仕してあげます。
前のパートとは打って変わって数種類のちゅぱ音を鳴らすほぼ同人音声と同じ作りです。
絶頂シーンもありませんしオマケに近いプレイですね。

このように、最終目的に向かってじっくり導く取り組みやすいプレイが繰り広げられてます。
良質なセルフ系作品
「わりと親切」ではなく「極めて親切」な作品です。

包容力に溢れた優しいお姉さんが手取り足取りリードしながら射精を応援します。
催眠状態を深めつつ腕に力を集める催眠、その状況を活かした繊細で穏やかなエッチ。
彼女のキャラにぴったりな甘く温かい催眠オナニーが味わえます。

「まーだ シコシコしたら ダメだよ?」
全編に渡って彼女が聴き手のことを考えて言葉をかけてくれるおかげで
催眠、エッチいずれも良い気分に浸って聴くことができます。
主人公の意に沿わないことをする際も表現をできるだけ柔らかくして受け入れやすくしています。

聴き手目線の細かな配慮と言葉選び。
このふたつが本作品の親切さを根本から支えてます。
射精による純粋な快感はもちろん、女性に優しくしてもらう癒しも得られるでしょう。

催眠は気分よくオナニーできることだけを考えた質の高いものです。
分割弛緩は催眠音声だとよく見かける技術ですが、これだけで深化までやり遂げるケースは割とレアです。
体の下から上へ脱力が広がっていく不思議で心地いい感覚が味わえました。

エッチは同人音声側で人気のオナサポに催眠の技術を組み込みアレンジしてます。
一般的なセルフプレイとは進め方やアプローチの方向性が違って個性的ですし
しっかり溜めてから放出させる流れも気持ちいい射精を迎えるのに適してます。
催眠初心者から熟練者まで誰でも楽しめるのも大きな魅力です。

射精シーンは1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

発売から6年以上が経った今でも十分通用する実用性重視の作品です。
改めて聴いた結果、前回から1点プラスさせていただくことにしました。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:07:47

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

アルラウネの芳香催眠

サークル「RubCraft」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、アマゾンの奥地に咲く不老長寿の花を探しに行った研究員が
そこで不思議な女性と出会い、エッチな体験をする様子をリアルに語ります。

彼が独白形式で催眠を施したりエッチを実況する変わったスタイルが採られており
術者に語りかけられる時よりもセリフを自分のこととして受け入れやすく
結果的に物語への没入感や催眠特有の感覚も味わいやすくなってます。

音声を聴く際にアロマオイルや香水を用意しておくとより楽しめます(なくでもOK)。
甘い香りに誘われて
アルラウネに誘惑されるお話。

「あなたは 催眠術をどんなものだと思ってますか?」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声を聴く際の注意点や準備物の説明をすると
催眠音声を初めて聴く人たちに向けた催眠に関するお話を始めます。

本作品はとある製薬会社に務める研究員の体験をできるだけリアルに味わってもらうことを目的に
彼女が催眠に入りやすくなるためのリラックスを担当し
その後から始まる本編は主人公が独白するスタイルで物語を進めます。

パートナーにあたる女性に催眠をかけられる一般的な催眠音声とは違い
本作品は主人公が体験談を語りながら自身に催眠を施します。
すべてのセリフが聴き手視点で語られてるおかげで物語の世界に自然と入っていけるでしょう。
ちなみに主人公はややトーンの低い整った女性の声で語ります。

主人公「漂う香りが強くなるたびに 深い森の奥へ進むたびに 頭の奥の方が痺れる感覚がしてくる」
もうひとつの特徴はタイトルにもなっている芳香を活用してること。
主人公がアルラウネの甘い香りに誘われ、最終的にはエッチに絡め取られてしまうまでの様子を
匂いを絡めた暗示を使ってリアルに表現しています。

サークルさんがアロマオイルや香水の準備を推奨してるのは
実際に香りを漂わせたほうがイメージしやすいし楽しめるからです。
私も実際にやってみたところ有りの方が集中しやすく感じました。
イメージの膨らませ方が上手なので、無しでもほのかな甘い匂いを感じる人はいると思います。
ゆっくり、じっくり進める丁寧な催眠
催眠は4パート62分間。
最初の3パート28分30秒間は本編を万全の状態で聴ける環境づくりに向けて
催眠に関する小話、リラックス運動、全身の脱力を順に行います。

「実は催眠は 覚めると言うよりは 集中が途切れると言ったほうが正しいかもしれません」
小話は催眠をまったく知らない人が抱きがちな疑念を払拭し
ごくごく身近な感覚であることを具体例を交えて説明します(約3分)。
催眠や催眠音声をある程度理解してる人なら聴き飛ばしても問題ない内容です。
アダルトゲームで活躍されてる五行なずなさんの澄んだお声に癒しを感じました。

「さぁ これから 頭を落ち着ける音を流します」
続く「リラックス運動」は立ち上がって肩幅くらいに足を開き
開始の合図が出たら両腕を好きにブラブラさせます(約16分30秒)。
サークルさんの過去作や姉妹サークル「F・A・S」さんでも出てくるお馴染みのシーンですね。
ここからは雰囲気に合った癒し系の音楽が流れ始めて作品への没入感を高めてくれます。

最中に本編の内容説明や軽い暗示を入れてくれるので
催眠慣れしてる人でも一回目は聴いたほうがいいです。
今みたいな寒い時期ですと肩を中心に体がぽかぽかして心地よさも感じます。

「両足の爪先から 力が抜ける 爪先から力が抜ける すーっと力が抜けていく」
三番目の「事前誘導」は被暗示性の低い人を対象にした追加のリラックス(約9分)。
足先から膝、太もも、腰、腕、首、顔にかけてパーツごとに細かく脱力します。
意識する場所を指示して「力が抜ける」「重くなる」といった暗示を入れる極めてシンプルなもので
お姉さんの声や音楽の効果も相まって実感できるレベルの脱力感が得られます。

ここまでは本編とほとんど絡めず心身を解きほぐすことだけに力を入れてます。
初心者や被暗示性に自信のない人は通しで、そうでもない人はある程度端折って聴くといいでしょう。
聴き手の使い勝手に配慮した作りも本作品の魅力と言えます。

後半の33分30秒間はいよいよ本編へと移ります。
話し手がお姉さんから主人公へとバトンタッチし、彼が今置かれてる状況や味わってる感覚をリアルに語ります。

「深い霧が立ち込めてるせいか 森の中はかなり暗かった」
「まるで 森の奥へと吸い込まれるように どんどん 深い深い場所まで連れていかれる」

内容がアマゾンのジャングル探索ということで木々の多さを感じさせる描写が非常に多く
その中に「深い」を意識的に多く盛り込み催眠状態をさらに深めようとします。

このシーンの前半はイメージに暗示を潜り込ませる感じで
後半はストレートにと暗示の入れ方を切り替えてくるのが面白いですね。
催眠っぽさが適度にぼかされてるのでセリフに違和感がなく、主観視点も主人公の感覚をダイレクトに伝えます。
事前の3パートを通しで聴いてるなら割と早い段階に意識のぼやけを感じるでしょう。

「心を溶かすあの香りが またあたりに充満してる 同時に ふっと意識が遠くなっていく」
物語のキーとなる香りも催眠を大いに助けます。
霧のせいで仲間とはぐれ、出口へ引き返そうとする彼が途中でアルラウネに出会い
魅力的な匂いに誘われてついていく様子を深化に上手く繋げてます。

自分で選んだ香水の匂いなら嫌な気分がすることはあり得ませんし
それを嗅ぐことで催眠に入っていく心地よさや恍惚感がより強くなると思います。
終盤には催眠が一気に深まるトリガーを用意するなど
より多くの人が催眠の感覚を楽しめるように順を追って丁寧に進めます。

十分すぎるほどリラックスさせてからストーリーに従い深化させるテーマに沿った催眠です。
聴き手を主人公になりきらせ、アルラウネの住処へ案内することを目的に
前半は催眠を受け入れる心構え、体を動かす運動、部分ごとの脱力と心身の弛緩を集中して行い
後半は物語の世界を描きながら催眠状態が自然に深まるアプローチをします。

これまで数多くの作品を制作されてる作者さんなだけあって全体的にレベルが高く
特に催眠初心者や被暗示性が低い人への配慮がしっかりしていて聴きやすいです。
音楽や香水の匂いといった催眠以外の癒し要素もありますし、多くの人が脱力感や心地よさを感じるでしょう。
そして終盤のとあるシーンでは軽い驚きと共にストンと落ちる感覚が味わえます。

これだけ色んな要素を詰め込んでるのに統一感があるのも素晴らしいです。
まとめると、初心者から熟練者まで誰でも楽しめるハイレベルな催眠です。
身も心もすべて溶かされていく快感
エッチシーンは18分ほど。
プレイはツタによる乳首/おちんちん責め、琥珀色の液体に浸かるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「全身にしゅるしゅると巻きついて その甘い泥のような粘液を塗りつけてくる ぶわっと 頭の中を快感が駆け巡る」
アルラウネに誘われて開けた場所に到着した主人公は
全裸になった彼女に近づこうと甘い香りを放つ琥珀色の液体へ足を踏み入れます。
そして同時に周りに生えていたツタが体を優しく包み込みます。

エッチは彼女の女性部分との物理的な接触は一切せずにツタと液体で気持ちよくなります。
序盤から中盤にかけての14分間はドライに向けて気持ちを高めるシーン。
ツタに性感帯を責められてる様子や甘い匂いに暗示を絡めてイメージをさらに膨らませます。

「(右)舌が痺れるような (左)頭が蕩けるような (右)とても妖艶な香りの (左)とても甘美な味の (右)琥珀色の液体 (左)あの香りのもと」
催眠に比べると時間がかなり短いことを踏まえて
ここからは双子催眠のように左右から交互に語りかけてくるシーンが一気に増えます。
以前よりもセリフの間が短い=暗示の量が多いおかげで、股間を中心にムズムズした熱が強くなるのを感じました。
また液体に浸かってる気分が感覚的に味わえるようにバックで泡の弾ける音も流れ始めます。

終盤の絶頂シーンはある程度の時間を取って断続的にイかせる連続絶頂スタイル。
主観視点なのでカウントを数えたりはせずに言葉で絶頂を促します。
流れは良いのですが、ツタが責めてアルラウネ本体はそれを見つめるだけだったり
彼の声が艶かしさを感じるタイプではないことからイかせるにはややパワー不足に思えます。

聴いた感じでは雰囲気がやや淡白かなぁと。
純粋なエロさがもう少しあればまた違ったのかもしれません。

このように、アルラウネらしさを持たせた比較的マイルドなエッチが繰り広げられてます。
ストーリー性のある作品
主人公になりきって催眠とエッチを楽しめる親しみやすい作品です。

新種の花を求めてアマゾンへと赴いた研究員が匂いに誘われてジャングルをひたすら歩き
神秘的な場所で不思議な体験をする様子に催眠の技術を巧みに絡めて進めます。
本編は100%主人公視点なため感覚や体験を同じ感覚で楽しみやすく
特に催眠は進め方や暗示の入れ方が丁寧で聴いてればあっさり入れます。

「奥へ 奥へと下りていくたび 香りが充満して 頭に深い霧が立ち込める 思考が真っ白に染め上げられていく」
そして物語の多くでアルラウネが漂わせる甘い匂いをトリガーに
意識の薄れ、幸福感、性的快感を伝えてよりリアルな感覚を味わわせます。
催眠音声で香りをテーマにした作品は数が少なく、私も実際に匂った経験はほとんどありません。
ですから本作品のように最初から香りを用意するほうがやりやすいです。

どちらかと言えばエッチよりも催眠のほうがずっと充実してます。
そもそもの時間が圧倒的に長く、誰でも聴けることを目指した素晴らしい内容です。
催眠音声を聴き始めたばかりの人や聴いてるけど入った感じがしない人には特におすすめします。
自己暗示型は確かに特殊ですが、誰かにかけてもらうよりも受け入れやすく感じるんじゃないかなと。

エッチは人間とするものとは随分違う仮想的なプレイです。
私が少し前に同じ作者さんの「イジゲントリップ催眠」を聴いてるのもあるのでしょうけど
もうひとつくらい刺激となる要素があったほうがドライを迎えやすくなると思います。

絶頂シーンは4回程度(連続絶頂なので厳密な回数は測定不能)。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

聴いてるだけで自然と引きこまれていく催眠重視の作品です。

CV:五行なずなさん
総時間 1:41:56

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
販売サイトのジャンルに「丸呑み」が入ってますがグロい表現は特にありません。

あなたをMにしちゃう催眠音声2

サークル「催眠日記」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、女王様よりお嬢様と呼ぶほうが相応しい穏やかなお姉さんが
「Mになる喜び」をテーマにした催眠とちょっぴり恥ずかしいエッチをします。

総時間の3分の2近くもの時間を使って少しずつ確実に催眠状態を深め
その後から上下関係を少しずつ鮮明にしていく極めて丁寧なサービスが魅力です。
無理矢理従わせるのではなく自分から従いたくなる気持ちにうまく誘導してくれますから
それほどMっ気のない人でも誰かに依存する安心感や喜びが味わえるでしょう。
従う喜び、教えてあげる
お姉さんに催眠をかけられエッチな命令を受けるお話。

「こんばんは 私と会うのは久しぶりですね 元気にしてました?」
お姉さんは上品で色っぽい声の女性。
自分のもとへ再び訪れた主人公を嬉しそうに迎えると
気持ちいい催眠をかけてMになる喜びをたっぷり教えます。

本作品は今から4年以上前に発売されたサークルさんの代表作「あなたをMにしちゃう催眠音声」の続編。
知的で落ち着いた佇まいの彼女が50分以上もの時間をかけて入念な催眠を施し
万全の準備ができたところでテーマに沿ったややM向けのプレイを行います。

タイトルからわかるように、この作品のコンセプトはMじゃない人にMの喜びを教えることにあります。
Mプレイの入門っぽい位置づけなのでエッチシーンに入るまではほぼノーマルです。
既に一定以上のM性を持ってる人にはパワー不足に感じるでしょうが
普段は別にMじゃないけどちょっと気分を変えてみたい人には向いてると言えます。

また催眠日記さんはどの作品でも催眠そのものの心地よさ、素晴らしさを伝える作風を貫かれてます。
今作でも技法はできるだけシンプルなもので揃え、それぞれをゆっくりじっくり行うことで確実に催眠の世界へ導きます。
中でも体の脱力や深化に力を入れてますから、催眠に入りにくい人でも入る感覚や漂う感覚を味わいやすいです。
活動歴が長く数々の名作を手がけられてきたサークルさんなだけあって催眠のレベルは非常に高いです。

催眠はおよそ50分間。
最初は深呼吸をしたり体をパーツごとに脱力して催眠に入りやすい環境を整えます。

「あなたにとって素敵な感情は 催眠にかかりたい、それだけで大丈夫です」
お姉さんはテーマがM化だからといって自分の考えを押し付けるようなことは決してしません。
それどころか聴き手が催眠に入りやすくなるよう簡単な心構えを説明したり
深呼吸についても自分の一番良いと思うペースでやるよう呼びかけます。

催眠パートに関して言えば癒しの要素がとんでもなく強いです。
おそらく深夜などの時間帯に聴くとそのまま寝落ちしてしまうでしょう。
彼女のセリフも催眠初心者を意識したものが多く慈愛に満ちてます。
主従関係を結ぶにあたり最も重要となる「信頼関係」を自然な形で作り上げていくのが実に良いです。

さらにすごいのが深呼吸の後に始まる全身の脱力。
足先、足首、太もも、お腹と体の下から上にかけて感覚を伝播させる感じに進めます。
ここだけで22分もかけてると言えばその入念さをなんとなくわかっていただけるはずです。

「感覚が薄くなっていくような 軽くなっていくような 重くなっていくような そんな感覚です」
もちろん時間が長いからといってだらだらやるわけではありません。
ストレートに暗示を入れたり、いくつかの感覚の中から選ばせたり、立ち止まって今の感覚を再確認させたりと
一人でも多くの聴き手がより強い脱力感を得られるように様々な方向から働きかけます。
彼女ののんびりした口調とセリフに合った演技もその効果を大いに助けてます。

「とても幸せ とても心地がいい あなたのお腹から どんどん力が抜けていきます」
後になるほど脱力する範囲が広がっていくので感覚の変化がとてもわかりやすいです。
私の場合も足首から先だけがだらーんとしてる不思議な感覚が味わえました。
同時にリフレッシュや幸福感を与える暗示を入れてくれるおかげで気持ちもスッキリしてきます。

体の脱力が終わった次は心の脱力。
お馴染みのカウントを何度も数えて段階的に催眠状態を深め
さらに一旦半覚醒させてから落とす揺さぶりも交えて一気に入る心地よさを教えます。

「幸せが満ちていく あなただけの幸せ 私の声に従う幸せ」
このあたりから彼女が上下関係を匂わせるセリフを言い始めるのがいいですね。
「従いなさい」ではなく「従えばもっと幸せになれますよ」とメリットを強調しながら優しく誘導します。

ここまで来ると心身に相当な心地よさを感じてるでしょうし
なんとなく「このままでいいかな」と思う人のほうがずっと多いはずです。
彼女にさせられるのではなく、聴き手が自分でそうしたい気分にするところが本作品のM化の面白いところと言えます。

最終目的に向けて極めて入念な準備をする重厚な催眠です。
お姉さんの言うことにすんなり従える心と体にすることを目的に
深呼吸、分割弛緩法、カウントを使った深化、揺さぶりなど古典催眠の技法を中心に組み立て
ところどころで許容暗示などの現代催眠に見られるテクニックを盛り込んでます。

やることがすごくシンプルですし心に余裕を持たせることを大事にしてるので
脱力を始める頃になると気持ちが落ち着いてるのを実感できます。
内容がシンプルだからといって手を抜いてる部分はまったくありません。
むしろ「よくここまで聴き手のことを考えた細かな気配りができるな」と大変感心しました。

脱力と深化に力を入れてるので体が重くなる、あるいはふわふわと浮かび上がる感覚や
彼女のカウントに合わせて頭がずーんと重くなったり、特定のセリフで意識が吹っ飛ぶ感覚が味わえるでしょう。
先ほども書きましたが催眠音声初心者にこそ聴いてほしい催眠です。
命令に従う喜びを感じながら
エッチシーンは24分ほど。
プレイは命令の遂行、エッチなセリフの復唱、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「…そろそろかしら あなたをいじめられたがりの情けないMに変えて 完全に私から離れられない 可愛い奴隷にしてあげましょう」
巧みな催眠で主人公を従順にしたお姉さんは
エッチで恥ずかしい命令をいくつも出して奴隷になる喜びを教えます。

エッチは彼女の言う通りにしながらおちんちんをしごきます。
前半の12分間はさらなるM化と興奮の上昇を目指した比較的ソフトなプレイ。
主従の契約を結ぶところから始まり脱衣、緩いオナニー、両手を使ったオナニーを行います。

「あなたが嫌ならやめてもいい でもこれは命令だからね 今も私の命令に従っていれば あなたの心は快感だけじゃない 幸せに包まれているはず」
ご主人様になった後も彼女の態度はとってもあまあま。
命令を出すもののそれらに必ずしも従う必要はないと告げ、その上で従うと強烈な幸福感が得られる暗示を入れます。
嫌な感じがまったくしないので命令にも従いやすく、結果的に無理なくMの喜びが味わえるというわけです。
催眠の心地よさを感じながら性的にも気持ちよくなれるプレイですね。

「今から私が命令するたびに 「はい、ご主人様」と言ってからその命令を実行しなさい」
最中に彼女が復唱の指示を割と多く出してくるのもポイント。
上下関係を確立させるものや羞恥を感じさせるものばかりでちょっぴりゾクゾクします。
誰かに聞かれると気まずいでしょうから周りの環境にはくれぐれもご注意ください。

対する後半は焦らしや意地悪を多少盛り込んだMらしいプレイ。
前半からの続きでオナニーのペースを上げさせた後に一旦停止し
射精への欲求と彼女の命令に従う喜びを天秤にかけて反応を楽しみます。

「あなたはチンポ奴隷 私だけのチンポ奴隷」
おちんちんをしごく快感、恥ずかしいセリフを言う気持ちよさ、そして彼女に従い見られながら射精する喜び。
M化に相応しいいくつものエロ要素がフィニッシュの快感を押し上げます。
精神的に満たされながら射精を迎えられるおかげで結構気持ちよかったです。
直後に再度深化させてくれたりと、催眠の楽しさも最後まで味わわせてくれるのがとても印象的でした。

このように、従う喜びを徐々に膨らませていくややM向けのエッチが繰り広げられてます。
催眠重視の良作
催眠状態にどっぷり浸かりながら気持ちよくなれる作品です。

お姉さんはMでない主人公が一時的にせよMの快感に目覚められるように
まずはじっくり時間をかけて暗示を受け入れやすい状態へと持っていき
そこからじわじわとM要素を増やす形でテーマに沿ったプレイをします。
M入門者向けということでそれほど過激な命令は出さず、主従になる安心感や軽い羞恥を与えて気持ちを盛り上げます。

「いつもと違う感覚でイかせてあげる」
彼女自身がこう言ってるように本格的な調教よりはサービスに近いプレイです。
Mになっていく過程やなった喜びを味わわせることを目的としてるので
どちらかというとM以外の人の方が楽しめると思います。
Mじゃない人でも受け入れられるようにセリフを選んで進めてくれます。

催眠はいつも通りと言いますか、安心して聴けるし深く入れる素晴らしいものです。
「エッチとかどうでもいいや」と思えるくらいにガッツリ入れてすごくスッキリしました。
シンプルな技法をここまで趣向を凝らして行使できるのは高い実力があるからです。
目的のM化もやんわり行っていて良い気分に浸りながらエッチに取り組めます。

エッチはオナニーをベースに命令と復唱で多少の変化をつけてます。
オナニーの時間が12分とやや短いのが気になりますが、精神面はかなり満たされるプレイです。
催眠状態を維持しながらの射精にこだわってるように思えます。

射精シーンは最後に1回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

Mになる気持ちよさと催眠の心地よさが両方味わえる作品です。

CV:口谷亜夜さん
総時間 1:21:17

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はまだありません

LIMIT100

サークル「催眠音声研究所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、清らかな声を持つ優しいお姉さんが
丁寧な催眠とカウントを使ったエッチで気持ちいい射精をプレゼントします。

ふたつのルールに従ってカウントを上下させるオナサポ要素の強いエッチが特徴で
おちんちんをいじる時間をできるだけ長く用意し、暴発しないよう適度に休憩を挟みながら
シコシコボイスでペースを指示したり射精を我慢できる暗示を入れて心身両面を限界まで温めます。
催眠を使ってより気持ちいい射精を
お姉さんの声に合わせてオナニーするお話。

「催眠の世界へようこそ」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
音声に関する注意事項を簡単に説明すると
自分の声に耳を傾けるよう呼びかけてから催眠をかけ始めます。

本作品は普段よりワンランク上の射精を味わってもらうことを目的に
総時間をほぼ均等に分けて催眠とエッチを行います。
女体化やドライオーガズムなど催眠音声ならではのプレイは特に登場しませんが
その代わり催眠の世界にどっぷり浸りながら気持ちいい射精を味わえます。

そう言える最大の要因はエッチのスタイルにあります。
作中で行うプレイをオナニーに絞り込み、予め用意したルールに沿ってじっくり行います。
「おちんちんをいじる時間が28分近くある」と言えばその濃さがなんとなくわかっていただけるはずです。

暗示を使って体の動きや快感を隅から隅までコントロールするのではなく
同人音声におけるオナサポボイスのように様々な指示を与えてその通りにオナニーさせます。
そしてエッチをよりスムーズに進めたり完遂しやすくするために催眠の技術を用います。

人によってはエッチが催眠っぽくないと感じるかもしれません。
ですが数々の名作を生み出されてきたサークルさんなだけあって技術の行使はとても上手です。
具体的には適切なタイミングで丁度いい分量の暗示を入れてくれます。

事前の準備にあたる催眠もレベルが高く、意識がドロドロに溶けていく感覚が比較的味わいやすいです。
最初から言ってしまうとセルフ系ではかなりおすすめできる作品です。
少しずつ確実に深めていく催眠
催眠は2パート31分30秒間。
仰向けに横になり、最初は目を開け天井の一点を見つめながらお姉さんの声に耳を傾けます。

「じーっと 見ていると 目印にしたものが ぼやけてきたり あるいは 霞んでいることに 気がつくかもしれません」
「どんどん目が疲れてくる 疲れてくる 疲れてくる もう 目を開けていられないほどに」

彼女が意識のぼやけや瞼の重さを感じさせる暗示を入念に入れてくれるおかげで
開始から4分程度の短い間にそれらをはっきり自覚できます。
お姉さん役を務める紅月ことねさんの声と演技もそれを大いに助けてます。
一回閉じた後にまた開けて閉じる指示が出ますから、再度閉じた時に気持ちいい感覚が湧いてくるでしょう。

「もし 途中で 目が疲れてきたら いつでも 目を閉じていいですよ」
また彼女は催眠音声初心者でも無理なくついていけるようにと
催眠やエッチの至るところでこちらを気遣うセリフを投げかけます。
聴き手の力を借りて誘導するシーンも一部あったりと、お互いが協力してそれぞれを進めようとします。
オナサポ系の作品ですがM性は極めて低いです。

意識を軽くぼんやりさせた後は体をさらにリラックスさせます。
左足、右足、腰、背中、お腹、胸など全身をパーツごとに細かく分け
そのすべてで力が抜けたり気持ちよくなる暗示を丁寧に入れます。

「右腕の力は 自分で動かそうと思ったら 動くくらいだけ力を残してください」
ここではオナニーに使う手だけあまり脱力させないのがいいですね。
本作品の脱力は結構強力ですから、入念にやってしまうとオナニーをうまくできない可能性があります。
こんな風に先々を見据えて彼女は催眠状態を深めます。

ちなみに製品版には右腕と左腕の2パターンが用意されてます。
ですが両者を聴き比べたところいずれも右腕の力だけを残してました。
左腕のバージョンは後日差し替えられるかもしれません。

続く深化パートは短いカウントに合わせて一旦目を開け、続くカウントで閉じるのを数回繰り返します。

「沈む 沈む どんどん沈んでいく とてもとてもリラックスしている」
ここまでくるとかなりリラックスしてるでしょうから、目を開けるのが多少辛く感じるかもしれません。
でもカウントに合わせて目を閉じた瞬間、ズーンと一気に落ちるような感覚が味わえます。
彼女もそのタイミングに的確な暗示を入れてサポートします。
これまで育ててきた感覚をそのまま強化する堅実な深化と言えます。

エッチの土台作りだけを見据えたシンプルかつハイレベルな催眠です。
お姉さんの言うことを素直に受け入れられる心を育てることを目的に
導入パートは凝視法と分割弛緩法、深化は揺さぶりと王道の技術を的確に使用します。
そしてこれらの最中にリラックスや深化を促す暗示を上手に入れます。

技術の使い方、間の取り方、暗示の内容と入れるタイミング、演技のすべてがしっかりしていて
比較的早い段階から意識のぼやけや体の重さを感じます。
そして終盤にはまさに「落ちる」と言うのがピッタリな感覚が味わえます。
こちらを気遣うセリフも手伝って催眠にとても入りやすいです。
2種類のカウントに操られながら
エッチシーンは28分ほど。
プレイはオナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはもちろん有りです。

「準備ができたので シコシコ 始めましょうね」
催眠を使って主人公の心と体を従順にしたお姉さんは
これからするプレイに必要不可欠なふたつのルールを教えます。

エッチは終始彼女の言う通りにオナニーします。
今回行うプレイのルールは至って簡単。
ひとつは彼女がカウントを増やしてる間はおちんちんをしごくこと。
もうひとつは逆に数が減ってる最中はオナニーを止めることです。
そしてタイトル通り100カウントを迎えた瞬間に射精します。

これだけを見るとすごくシンプルに思えるのではないでしょうか。
しかし彼女はより気持ちいい状態で射精できるように途中から様々な仕掛けを用意します。
ちなみにオナニーは竿コキ、亀頭いじり、玉揉みなどおちんちんをいじりさえすれば何でもいいそうです。

最初の8分間は練習を兼ねてマイルドなオナニーを楽しむシーン。
ルールに従いカウントをゆっくり増やしながら場を盛り上げる暗示を入れます。

「数が大きくなると 気持ちがよくなってきます」
「限界 リミットは100です 100までいくと 必ず射精してしまいます」

合間にちょこちょこ言ってくる程度ですから最初のうちはそれほど実感できないと思います。
ですが中盤以降、射精を我慢するのが難しくなってきたあたりにその効果がわかります。
彼女は暗示でこちらのすべてを縛るのではなく、ルールを踏み外さないための保険として技術を用います。

「やっぱり シコシコボイス あったほうがいいわね」
大きな変化が訪れるのはその後から。
オナサポ作品ではお馴染みのシコシコボイスが登場し、カウントと同時に流れ始めます。
そしてシーンに応じてペースや間が目まぐるしく変化します。

催眠音声でシコシコボイスをここまで言う作品は初めて聴きました。
カウントを減らす時は鳴り止むのでオナニーをする/しないのタイミングがわかりやすく
頭を空っぽにしたままオナニーとその快感に没頭できます。
オナニーをコントロールする本来の役割に加えて、直感的にルールを守れるようにもしてるわけです。

「ぎゅーっ ぎゅーっと圧縮すると 快感の密度が上がっていく」
彼女が責めるのは体だけではありません。
休憩時間にあたるカウントを減らすシーンではその合間に感度が高まるセリフを投げかけます。
本作品のエッチは彼女が脱ぐことはもちろん、淫語や言葉責めもほとんどありません。
だからこそ催眠を使って気持ちを盛り上げようとします。
分量だけを見ると催眠の要素は少なめなのですが、使い方は本当に的確です。

そうやって我慢に我慢を重ねた後にようやく射精の許可が出ます。
これまで説明してきた様々な要素がうまく噛み合ってたからか
腰が軽く抜けるレベルの強烈な射精感を味わうことができました。
事前の準備や進め方がしっかりしてますし、オナサポに不慣れな方でもついていきやすいと思います。

このように、様々な指示と暗示で気持ちよくする変わったオナサポが繰り広げられています。
シンプルかつ個性的な作品
催眠の感覚を味わいながら気持ちよく射精できる作品です。

お姉さんは最後の最後に迎える射精の瞬間を充実した気分で味わってもらえるように
前半はリラックスや脱力に特化した堅実な催眠を施し
準備が整ったところでいくつかのルールに沿ったオナサポをします。

催眠音声では珍しいシコシコボイスを積極的に取り入れる一方で
暗示を使ってタイトルの100カウントまで射精しないよう制御するなど
オナサポをベースに置きつつ要所要所で催眠を用います。

一見すると普通のオナサポボイスっぽいのですが、実際は催眠音声じゃないとできないことをやってます。
エッチにおける催眠の扱いの上手さがとても印象的でした。
その土台となる催眠パートも技術の高さを随所で感じます。
このところ催眠音声はドライが優勢ですし、セルフ好きならかなり楽しめると思います。

エッチはオナニーだけをとことん追及していて面白いです。
純粋にしごく時間が長いこと、合間の休憩で気持ちを盛り上げてくれること
シコシコボイスのペースが頻繁に切り替わりおちんちんに様々な快感が得られることなど
オナニーを存分に楽しみ、気持ちいいフィニッシュを迎えることに注力してます。
催眠にうまく入れなかったとしても割と抜けるプレイです。

射精シーンは1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

オナサポと催眠を上手く融合させた実用性重視の作品です。

CV:紅月ことねさん
総時間 1:08:57

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

ヒプノフィルター

サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、優しくて人懐っこい声と態度の女の子が
「フィルター」をテーマにした催眠とエッチで気持ちいい体験をプレゼントします。

聴き手を主人公に限りなく近づけることを目指した臨場感のあるサービスが行われており
彼女は様々な環境音を交えた催眠によってまずはその場にいる気分に浸らせ
エッチも多くのシーンで密着しながら暗示と音を巧みに組み合わせたリードをします。
音が織り成す癒しの世界にようこそ
女の子から催眠とエッチなご奉仕を受けるお話。

「さてさて ちょっとこの作品 うるさいよね? ははっ」
女の子は砕けた口調で話す明るい声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると、様々な音を使った催眠をかけ始めます。

本作品は彼女と二人きりで同じ時間を過ごす幸せな気分を存分に味わってもらうことを目的に
総時間およそ50分をほぼ均等に分けて催眠→エッチの順に行います。

催眠音声は女体化など現実世界では難しい行為を擬似的に体験させる作品が多いです。
しかしこの作品は擬似的ではなく実際に体感できるように彼女がリードします。
簡単に言えば臨場感がとてつもなく高いということです。

その最もわかりやすい要素がバックで流れる効果音と環境音。
音声開始直後から催眠パート終了時まで扇風機、洗濯機、掃除機など家でよく聴く音が流れ続けます。

聴き始めた直後はちょっとうるさく感じるかもしれませんが
音質が良く日常生活でよく聴く種類の音ばかりなので、ある程度経つとむしろ落ち着きを感じるようになります。
現在独り暮らしをしてる人は実家にいるような気分を抱くかもしれませんね。
もちろん彼女も言葉を使ってそう感じるようにサポートします。

ちなみに、この後説明する催眠パートは通常版の他に効果音の音量が大きいバージョンもあります。
聴いた限りでは通常版の方が効果音の音量が丁度良く感じました。
音量の大きなものを用意した理由は、パート終盤に登場するとある音を聴きやすくしたかったからだと思います。

「いきなりこんなノイズや環境音だらけの音声だったら どんなクソ音声だよって思うもん 作者はちゃんとノイズカットしろよーってね ふふっ」
彼女の人懐っこいキャラも大きなポイント。
冒頭から上のセリフのような親しみを感じる口調で語りかけます。
二人の関係は特に触れられてませんが、恋人か幼馴染あたりなのだと思います。
エッチに入っても彼を気持ちよくすることを第一に考えたあまあまな責めをします。
音と意識の性質を利用した独創的な催眠
催眠はおよそ23分間。
今回施す催眠のコンセプトを軽く説明してから、まずは周りで聞こえる音に意識を向け
それから彼女に言われた通りに深呼吸や瞬きをします。

「窓の外から聞こえてくる 工事の音 洗濯機や扇風機 時計の音 色々な音が聞こえてくるよね」
最中は右、左、中央の3箇所で別々の音が同時に鳴り響きます。
しかもお話が進むのに合わせて特定の音が消えたり逆に鳴り始めたりします。
彼女も特定の音に意識を向けさせて癒しを与え、催眠状態を深めようとします。
普段は脇役に位置づけられるこれらの音を活用して催眠をスムーズに進めます。

「吸う時と 吐く時 それが切り替わる時に 瞬きをする」
「すーっと(目を)閉じる すーっと閉じる そして 閉じると さらに気持ちよく 深い深い世界へと入っていく」

深呼吸と瞬きについては初めは深呼吸だけ、少し経つと深呼吸+瞬きといったように
意識する要素の数を徐々に増やしてから減らすスタイルを採ります。
人間は何かに意識を向けるとそれ以外への注意が疎かになりますから
これらを行ってる最中は周りの音がそれほど気にならないはずです。
自然なリラックスを与えつつ、まずは音に囲まれてる環境に馴染ませようとします。

お次は特定の音や自分の体に意識を向けさせながら
体が重くなったり意識がぼやける暗示を入れて催眠状態をさらに深めます。

「だんだん両腕が重くなっていたり それを実感したり そして今 腕に意識を向けていると また掃除機の音が聞こえていなかったことに気がついたりする」
「あっちへこっちへ意識を向けて 頭が疲れたせいか さらにボーっとしてくる そして いつの間にか消えている 扇風機の音の存在を思い出したり 洗濯機の音が止まっていることに 驚いたりするかもしれない」

彼女は様々なものへ意識を向けさせることで聴き手の心に多少の疲れを感じさせ
隙ができたのを見計らって的確な暗示を投げかけます。
脳の処理能力を超える情報を一気に流し込んで混乱させる、みたいなアプローチはしてきませんから
心地いい気分を抱きながら体の重さも感じることになるでしょう。
「~かもしれない」などの許容暗示を多く使うことで、聴き手自身に催眠に入りつつあるのを自覚させようともします。

「環境音やノイズ そういったものがぜーんぶなくなって 私の声だけが あなたを支配する」
そして最後はすべての音を消して彼女の声だけに集中させます。
今まで色んな音が流れていただけに無音の時間はとても静かに感じます。
そんな中で聞こえる彼女の言葉は心に深く突き刺さり、しばらく残り続けるでしょう。

作品の持ち味である「音」を活用した極めて個性的な催眠です。
心のフィルターを取り除き、彼女と二人だけの世界に行くことを目的に
音声の最初から複数の音を鳴らしたり消したりし、それらに意識を向けさせながらタイミングよく暗示を入れます。

世間一般的な催眠音声とは全体の作りや進め方がかなり違うため
聴き始めた当初は「本当に催眠音声なの?」と戸惑うかもしれません。
ですが、彼女は人間なら誰でも持ってる「何かに意識を向ける」能力を活用して催眠を進めます。
そして後になるほど自分の声に集中し、言葉を素直に受け入れられる心になるよう誘導します。

彼女が作中で何度も言っている「フィルターを取る」は
「音声の行為を実際の行為と錯覚させる」ことだと私は考えています。
だからこそ現実世界でも馴染みの深い音をこれほどまで多く用意したのでしょう。

効果音や環境音を聴いてるだけでも比較的早い段階から心が安らぐのを感じます。
そして中盤以降は手足の重さや意識のぼやけを強烈に実感しました。
この内容なら催眠音声の経験が浅い人でも不思議な感覚を味わいやすいと思います。
距離の近さを感じるちょっぴり意地悪なエッチ
エッチシーンは23分ほど。
プレイは耳舐め、ローター責め、手コキ、フェラです。

ローター責めの際にリアルなモーター音が鳴ります。
セルフはなしですが絶頂シーンに射精っぽい表現があります。

「ほら…ふふっ あなたの世界に来ちゃった」
催眠を使って二人だけの自由な世界に案内した女の子は
エッチな事がしたい主人公の気持ちを察して左耳を舐め始めます。

エッチは終始彼女に責められる形で進みます。
前半シーンで行われるのは耳舐めと感度強化。
左耳→右耳の順に比較的ハイペースで水分高めのちゅぱ音を耳元至近距離から鳴らし
体が適度に温まったところで今度は催眠音声らしく言葉を使って心を盛り上げます。

「例えば 今から耳を舐めるよって言って舐めると 本当にそう感じる それは 想像で楽しむのではなく 本当に舐められてるように感じる」
そして彼女は一人でも多くの聴き手が自分に実際に舐められてる感覚を得られるように
多くのシーンで密着し囁き声で語りかけます。
バイノーラル録音なだけあって音質は非常に良く、耳舐めの合間に漏れる吐息にも温もりを感じます。

肝心の舐められてる感触については最初の時点だといまいちだったのですが
2分くらい経つと耳のあたりがゾワゾワしたり熱を帯び始めました。
今回の感覚は今まで聴いてきた耳舐め作品たちとは違う不思議で独特なものでした。
バッチリとは言わないまでもある程度成功しています。

「心の奥底からいやらしい感情がぶわーって溢れて ゾクゾクしてくる」
もうひとつの感度強化は彼女に好意を抱かせて心をぽかぽかさせたり
淫語をあまり使わずに感覚支配の暗示を入れてエッチな気分を高めます。
私の場合は上のセリフを聴いた瞬間になぜか突然勃起しました。
催眠パートを聴き終えた時点ではピンとこなかった人も、エッチでその効果を実感することになるでしょう。

対する後半はさらに踏み込んだプレイが登場します。
用意したローターをカリに当てて起動し、同時に手コキもした後フェラで絶頂へと追い込みます。

「あなたの性器に ローターを当ててあげるね ほーら」
この中で最も特徴的なプレイはやはりローター責めでしょう。
実際に効果音が鳴るのに加えて軽く刺激を与えた後にすぐさま停止し
追加の暗示を入れてから再開する焦らしを意識したリードをします。

女性に一方的に責められるシチュですが彼女に彼を調教する気持ちは一切ありません。
最後の瞬間をより気持ちよく迎えてもらえるように敢えて意地悪をします。
エロトランスさんの作品はエッチがそれほどエロくないケースをよく見かけますが
この作品はちゅぱ音がそれなりに鳴りますし、責め方も男性を喜ばせることをいつも以上に意識しています。


その部分が最も色濃く出てるのが最後に行うフェラ。
十分に性感を高めたところで中央やや遠くの位置から下品で激しいちゅぱ音が鳴り響きます。

フェラ開始から絶頂までの時間が約3分と短いのが気になるものの
最中はセリフよりもちゅぱ音の割合が多く、舐めっぷりもパワフルかつエロいです。
カウントではなく絶頂を許可するセリフに合わせてイきます。

このように、エロさを持たせつつ技術もきっちり盛り込んだバランスのいいプレイが繰り広げられています。
臨場感抜群な作品
作品の世界にいる感覚を抱きながら気持ちよくなれる作品です。

女の子は聴き手が主人公とできるだけ近い位置でサービスを楽しめるように
二人がいる場所を多種多様な効果音と環境音を使ってリアルに表現し
その上でそれらを活用しながら意識の力を弱めたり、暗示を入れて催眠状態を深めます。

かれこれ7年以上も活動を続け、その中で数多くの名作を生み出されてるサークルさんなだけあって
催眠パートの展開や誘導のアプローチは抜きん出たものを持っています。
使用する音の種類がどれも家庭を意識していて大衆的ですし
鳴らし方や変化のさせ方も聴き手の興味を引き、集中力が自然と高まるように考えながら行っています。
ヒプノレイン」や「ヒプノタイマー」といった他の音系作品とは作りが明らかに違って面白いです。

「私とあなたは今 繋がっている 幸せだね」
そして何より彼女の声・言葉・態度に心が温められます。
他人とは思えない親しみを感じるやり取りが緊張を解きほぐし、催眠にとって重要な信頼関係を無理なく構築します。
彼女との心の距離をあまり感じないから心が開きやすくなり、それがフィルターの除去を助けています。
効果音と彼女のキャラ、この2つの要素がしっかり噛み合ってるからこそ強い癒しを感じるのです。

エッチは従来の暗示主体の責めではなく、ちゅぱ音やローター音といった純粋なエロ要素をやや多く組み込んでいます。
実際にされてる感覚を味わうには責めてもらわないと始まらないからこうしたのでしょう。
催眠パートと違って環境音が鳴らないので声やエッチな音に集中できます。
初回でドライまではいけなくても、耳や股間がムズムズするくらいなら割と味わえるのではないでしょうか。

絶頂シーンは最後に1回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語とローター音ごく僅か、喘ぎ声はありません。

コンセプト・構成・展開など様々な部分が個性的かつハイレベルな作品です。
リアリティのある作品、変わった作品を聴きたい人におすすめします。

CV:そらまめ。さん
総時間 52:59

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、穏やかでちょっぴり意地悪なところもあるお姉さんが
高品質な催眠と独特なエッチで幸せな時間を提供します。

タイトルにもなっている乳(乳首)に的を絞ったエッチだけでなく催眠も大変優れており
催眠の世界に入る・漂う心地いい感覚と性的快感の両方を同時にたっぷりと味わうことができます。
おっぱいだけで感じる至福のひと時
お姉さんに催眠をかけられ乳首オナニーするお話。

「まいどーっ! いつぶりかしら?」
お姉さんは明るくて上品な声のお姉さん。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
主人公に楽しくて気持ちいい時間を提供するために催眠の準備を始めます。

本作品はサークルさんが毎年6月にある父(乳)の日にリリースされてるシリーズの第6弾。
彼女が総時間の半分近くをかけて入念な催眠を施した後に
その感覚を維持しながら乳首をいじる気持ちよさを教えてくれます。

ちちのひはこれまでずっと月宮怜さんが術者を担当されてましたが
体調不良か何かの影響で今作は別の声優さんに交代しています。
また聴いた感じだとバイノーラル録音ではないようです。

「これからの時間は、私とあなた… そしておっぱいの為の時間になります」
この作品を語る上で絶対に外せないのがエッチの内容。
男性が最も手軽に気持ちよくなれるおちんちんへの刺激を一切行わず
乳首への愛撫と暗示を組み合わせて気持ちいい絶頂へと導きます。

作中で行われるプレイは100%乳首オナニーです。

術者が女性なので基本的には男性向けの作品なのですが
乳首なら女性でも十分気持ちよくなれるでしょうから興味が湧いたら是非お試しください。
性器のことを「股間」や「アソコ」など性差を感じさせない描写にしています。
癒しの要素満載な大衆性の高い催眠
催眠はおよそ28分間。
部屋の温度や明るさなど催眠に入りやすい環境を整えてから
仰向けに横になって目を瞑り、まずは約8分間両腕をお姉さんに言われた通りに動かします。

「腕をメトロノームの針に見立てて一定のリズムで動かしていきます」
前半は開いたり×の字を作るように閉じたり、後半はメトロノームのように両腕を左右へ交互に動かします。
比較的速いペースで動かしますから、ついていける範囲で無理なくするのがいいでしょう。
8セットくらい動かしたら休憩を挟んで再開するのを繰り返します。

「腕をおろして 腕をおろすと、力は自然に抜けていきます」
「このまま、眠ってしまってもかまわないくらい だんだん頭がぼーっとしてくる…」

そしてこちらが運動を終え、腕を下ろすタイミングに合わせて脱力する暗示を入れます。
腕を動かしたら筋肉がほぐれて温かくなるのは人間なら当たり前のことです。
彼女のゆっくりした穏やかな声も相まって眠気を感じる人がきっといるでしょう。
この先のシーンでもより多くの人が催眠やエッチを楽しめるように配慮しながら進めます。

お次は軽めのカウントで催眠状態を一気に深めてから
彼女の言葉に耳を傾けて心地いい感覚や幸せな気分を膨らませます。

「繰り返すたび深く、ふかーく、沈んでいく」
カウントを数えるシーンでは今までとは打って変わって話すペースが速くなり
語気も強めて段階的に催眠の世界に導いてくれます。
暗示の内容によって声のペースや力強さが小まめに変化するのが実にいいですね。
数々の名作を世に送り出してるサークルさんの実力が今作でも発揮されてます。

「ぼーっとしていると だんだんムラムラしてきていやらしい気持ちに、なっていきます」
「体がアツくなると感情もたかぶっていやらしい気持ちになる いやらしくなるのは当たり前」

深化後の暗示を入れるシーンは体の熱を操作して気持ちいい感覚を与えます。
これは最初に腕を動かしたことで体が多少火照ってる状況を利用したのだと思います。
さらに体の熱を起点にエッチな気分を高め、乳首でより感じやすい体へ変えてゆきます。

実際に私が聴いた時も腕の裏側あたりにぽかぽかした感覚があり
それがこのシーンでヒリヒリした熱へと変化するのを感じました。
最後に追加の深化もしてくれますから意識のぼやけも強烈に感じます。
どちらにも言えるのは「気持ちいい」ということです。

運動による純粋なリラックスから入り、技術を使って少しずつ確実に催眠状態を深めるハイレベルな催眠です。
聴き手に幸福感を与え、尚且つお姉さんの言葉に従いやすくすることを目的に
序盤は暗示を控えめにして運動をしっかり行い、適度な疲労を与えた後に暗示を繋げる形で意識の力を弱めます。

すくりぷさんが最初にこういう運動をさせるのは珍しいなと思ったのですが
この後始まるエッチは乳首を指でいじって気持ちよくなるプレイが中心ですから
それをやりやすくすることも見据えて取り入れたのだと思います。

運動後に始まる本格的な誘導も全体的な流れ、言葉の表現、演技に至るまで本当に優れてます。
割と早い段階から眠気やぼんやりした気分を感じるでしょう。
そして後半以降は体に適度な熱も感じるようになります。

心身をバランスよく癒してくれるので催眠にとても入りやすいです。
この時点ではテーマの乳首に一切触れず、催眠にしっかり入ってもらうことだけを考えて進めます。
気持ちいい感覚ともどかしい感覚
エッチシーンは29分ほど。
プレイは乳首オナニーのみです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありですが射精表現はありません。

「今日はおっぱいで気持ちよくなる 乳首オナニーをしましょうね」
催眠を使って主人公を幸せで気持ちいい気分にしたお姉さんは
彼にもっと楽しんでもらえるように乳首をいじらせてあげます。

エッチは彼女に言われた通りに乳首だけを刺激します。
シーンの最序盤(約5分)に行うのは乳首の感度強化。
彼女の暗示を聴いたりいじった時のイメージをして期待と興奮を膨らませます。

「指でくりくり、くりくりって 乳首をこねくり回すの そうするとね、頭が真っ白になって感じちゃうんだよ」
乳首は男性の場合、おちんちんに比べて性感帯としての重要度が下がるため
日常的にいじって開発してる人はそこまで多くないと思います。
だからこそ催眠の技術を使ってまずは乳首でより感じられる体にしてあげます。

またこれは乳首を敢えていじらせない=焦らしの効果ももたらします。
この先のシーンでも彼女は適度に休憩を挟んでもどかしい思いを与えます。
意地悪と言うほどではないのだけど「早くいじりたいなぁ」と思う人がそれなりにいるでしょうね。

一通りの準備を終えたところでいよいよ乳首オナニーが始まります。
オナサポボイスのようにいじるペースや回数を指定することはなく
開始してから停止の合図が出るまでは自分の好きなスタイルでいじります。

「感じるたび、頭真っ白になる まっしろ、まーっしろ… でも、指は止まらない…」
「ふわーっと頭の中がまっしろで満たされ、しあわせになる 私の言うことはなんでも聴きたくなるし 体がうれしくて、しあわせになれる」

そして彼女は乳首から得られる快感を起点に催眠がさらに深まる暗示を入れます。
これがすくりぷさんの大きな特徴で、エッチが進めば進むほどさらに深い催眠の感覚が味わえます。
催眠音声のエッチは催眠状態を維持するのが大前提ですから、このアプローチは非常に有効と言えます。
乳首だけでなく頭の中も気持ちいい感覚でいっぱいになります。

もちろん乳首の方もかなり気持ちよくなれます。
私は片方の乳首だけを開発してるのですが、未開発のほうをいじっても開発したのに近い気持よさがありました。
乳首オナニー主体となると開発してる人が有利に思えるかもしれません。
ですが本作品に限って言えば未開発なほうが感覚の違いを楽しみやすいと思います。
乳首開発の入門用としても使える作品です。

「乳首をぎゅーってつねって… 痛いのか気持ちいいのか、よくわかんないね つねり続けるとどんどん頭真っ白になっていくね」
軽い休憩を挟んだ後に始まる後半シーンは乳首への刺激がハードになります。
乳首をこねたり摘んで強くつねったりしながらドライオーガズムを目指します。
乳首だけをいじるプレイですが股間にも気持ちいい感覚がある程度湧いてきます
イかせ方もすごく上手ですし、ドライ未経験の人でも新しい扉が開けるかもしれません。

このように、催眠状態下で乳首をたっぷりいじる個性的なプレイが繰り広げられています。
催眠重視の名作
売りである乳首オナニーだけでなく催眠の技術も極めて優れた作品です。

声も態度もあまあまな包容力のあるお姉さんが
1時間以上もの時間をかけて催眠の感覚と乳首の気持ちよさの両方を教えます。

ちちのひは名前の通りおっぱいや乳首での快感を追求している作品ですから
作中で乳首をいじるシーンは非常に多いです。
ですが少なくとも男性の場合、乳首を刺激したことで得られる快感にはある程度の差が出ます。
そのハンデを補うために催眠の技術を有効に活用してます。

「乳首をいじり続けているだけで 何度でも体はしあわせになってイってしまう」
私が催眠に入りやすいからなのもあるのでしょうが
聴いてる最中は頭の中に気持ちいい感覚がドクドク溢れ続けてました。
そんな中で乳首までいじったら気持ちよくないわけがありません。
癒しの感覚、性的快感、幸福感、開放感など様々なプラスの感覚が同時に味わえます。

「なんて素晴らしい作品なんだろう!」と何度も唸りました。
これまで聴いてきたちちのひシリーズの中で最も感動した作品です。

エッチは乳首オナニーと催眠の融合具合が洗練されてます。
乳首をいじる快感を催眠の心地よさに上手く連動させて心身を同時に気持ちよくします。
催眠音声だからこそできるプレイです。

絶頂シーンは2回+α(連続絶頂)。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

幸せな気分を抱きながら気持ちよくなれる作品です。
乳首の開発/未開発を問わず催眠音声を知る人全員におすすめします。

CV:かの仔さん
総時間 1:04:30

すくりぷてっどこねくしょん
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-entry-195.html

あなたも催眠にかかれる!-催眠音声-

サークル「極東催眠」さんの催眠音声作品。

サークルさんの有料処女作にあたるこちらは、穏やかで落ち着いた声のお姉さんが
きめ細かな催眠とセルフスタイルのエッチで催眠オナニーの素晴らしさを教えてくれます。

タイトル通りの「誰でも催眠にかかれる」ことを意識した催眠誘導が魅力で
意識を自分の内面に向けるところから始まり、リラックスしながら瞼の重さを感じさせたり
カウントを数えながら重厚な暗示を入れたりして少しずつ確実に催眠状態を深めます。
催眠感受性が低い人でもかかれる催眠
お姉さんに催眠をかけられオナニーを楽しむお話。

「あなたは催眠について どのように考えているでしょうか?」
お姉さんはトーンの低い落ち着いた声の女性。
自己紹介やストーリーなど前置きにあたる部分はすべて省略し
催眠に対するイメージについての質問をします。

本作品は催眠音声初心者、あるいは催眠音声を聴いてるけどうまくかかれない人を対象に
彼女が総時間の3分の2近くを割いてじっくり催眠を施し
その後催眠に入れたかの確認も兼ねて短時間のエッチをします。

性的快感よりも催眠そのものを楽しむことを目指した作品ですね。
エッチが淡白だと物足りなく感じる人もいるでしょうが
実際のところ催眠に入った時に得られる感覚だけでも十分に気持ちよくなれます。
より多くの人がそれを感じられるように、彼女が一歩一歩手順を踏んでゆっくりリードします。

ちなみに極東催眠さんは有料だと無名のサークルさんなのですが
今年の1月に自律訓練法をテーマにした「じりつくんれーほー」という作品を無料で公開されてます。

「本来数十分のはずの時間が 何倍にも圧縮され 数分にも感じられる 実はこういった時間感覚の喪失も 一種の催眠状態になります」
本作品を初心者向けと言える理由のひとつが最初のパートに登場するお話。
催眠を一度も体験したことがないと思ってる人たちのために
具体的な例を挙げて人間が日常的に催眠を経験してることを教えます。

我々は知らないことに対し無意識的に恐怖や不安を抱きがちです。
だからこそ催眠は生活に密接してることをわかりやすく伝えて取り除きます。
お姉さんのゆったりした聴き取りやすい声にも癒しを感じます。

催眠はおよそ25分間。
仰向けに横になり目を開けたままで最初は彼女の言葉に耳を傾けます。

「天井はどんな色でしょうか? 高さはどの程度ありますか?」
「自分自身の規則正しい心臓の鼓動や ゆったりとした呼吸音が 微かに聞こえることに気づきます」

お話の内容は天井を見て色・距離・明るさを確認したり
自分の呼吸や心臓の意識を向け、今着ている服や布団の感触を感じるといったもの。
視覚・聴覚・触覚と人間が持つ感覚をひとつひとつ再認識し、意識を内面に向け集中力を高めます。
しかもこれをほぼ同じ手順で3回繰り返します。

本作品の催眠は時間に対してやることの種類を減らし、それぞれをゆっくり丁寧に進めます。
頑張らなくても簡単についていけますから催眠音声初心者でも無理なく聴けるし楽しめます。

お次は天井の一点を見つめ、カウントに合わせて瞼を閉じたり開いたりするのを繰り返します。

「開いて 閉じて 目が疲れてきました 目を閉じるたびに 瞼が重くなります」
「瞼が閉じて 目がリラックスしたら どんなに心地よいか 想像してみてください」

もちろん単にそれらをさせるだけではありません。
彼女は瞼に重さを感じ、閉じたときに心地よさや開けたくなくなる感情が広がる暗示を何度も入れます。
前のシーンで目を開いたままだったので目の周りに多少の疲れを感じてると思います。
その状況を利用し、さらに開閉させることで前後の感覚の違いを実感させます。

私がやった時も最後に閉じた際に落ち着きや気持ちいい感覚が広がりました。
多くの聴き手がリラックスを感じ、彼女の暗示を受け入れやすくなるよう着実にリードします。

「とても穏やかに 安らいで さらに 深く 深く」
そして最後はとある場所から下りるイメージをし
「深く」「落ちる」など深化を促す暗示を交えた長めのカウントを数えます。
重要なシーンということで前後の暗示がとてもしっかりしており
特にカウント後の後追い暗示はスピーディーかつ力強い口調が心に深く響きます。

ここまでの道中が穏やかな雰囲気だったからこそ
大きな落差が催眠状態を一気に深めるのに役立っています。

十分すぎるリラックスをしてからスマートに落とす堅実かつ丁寧な催眠です。
聴き手を一定以上の深さの催眠状態に導くことを目的に
最初の小話や目の開閉、凝視法、深呼吸+分割弛緩法などを使って意識の力をしっかり弱め
最後の最後に的確な技術に基づいたカウントと暗示でビシッと落とします。
そして直後に長めの時間の沈黙法を挟んで今の感覚を実感してもらいます。

これまで何度も言ってきたように全体の流れから細部の作りに至るまでがとにかく丁寧です。
聴いてて「なんとなくやりやすいな」と感じる人が結構多いのではないでしょうか。
そういった優しさが積み重なって入りやすい雰囲気が生まれています。

技術的にも奇抜さはそれほどないものの
技術の行使や暗示の表現、彼女の話し方など大事な部分がちゃんとしています。
最後の深化シーンではすとーんと落ちる感覚が味わえるでしょうね。
有料処女作とは思えないほどレベルの高い催眠です。
2つの快感を同時に楽しみながら
エッチシーンは7分30秒ほど。
プレイは乳首オナニー、オナニー、玉揉みです。

エッチな効果音はありません。
セルフは有りになります。

「それでは これからオナニーを始めましょうか」
きめ細かな催眠で主人公を深い催眠状態へと案内したお姉さんは
両腕の脱力を解除してからオナニーする指示を出します。

エッチは彼女に言われた通りに手を動かしてオナニーします。
前半シーンは本格的なオナニーに向けての準備的なプレイ。
両手を胸の上に少し置いて温めた後、乳輪→乳首の順に優しく刺激を与えます。

「くるくる くーるくる 乳首に温かみが集まっていきます」
「ぎゅっ ぎゅっ じんじんと気持ちいい ぎゅっ ぎゅっ 温かくて気持ちいい」

本作品のエッチはオナサポ要素をそれなりに含んでおり
上のセリフのように擬声語を使ってどこをどういじるかきめ細かく指示します。
そして合間合間に体が熱くなったり気持ちよくなる暗示を入れます。

純粋な性的快感と暗示の力を掛け合わせてより気持ちよくするわけです。
ですから少なくとも時間以上の気持ちよさは得られると思います。
私も最初は時間的に難しいと思ってたのがあっさり射精できて少し驚きました。

「シコシコ シコシコ 気持ちいい シコシコ シコシコ 快感がどんどん溢れてくる」
後半から始まるおちんちんでのオナニー(約5分)も
シコシコボイスでペースや回数を指示しながら感度が上昇する暗示を入れます。
お姉さんの落ち着いた声から放たれる淫語もギャップが大きくて興奮します。
フィニッシュも射精しやすいようカウントを数え、直後に追加の暗示を入れて後押しします。

このように、オナサポと催眠を掛け合わせたコンパクトなプレイが繰り広げられています。
催眠重視のシンプルな作品
大衆性を強く意識した催眠が一際耳を惹く作品です。

お姉さんは催眠音声をよく知らない、あるいは色々聴いてるけどかかった感じがしない人のために
凝視法や深呼吸といった誰にでも通用する要素を交えた催眠を提供します。
ひとつひとつをゆっくりじっくり行い、直後に少しの間無言になり感覚を実感できる時間を設けるなど
一般的な催眠音声と比べて丁寧に感じる部分が非常に多いです。

催眠は本職の術師さんが対面でやっても100%かかるものではないので
この作品を聴いた人全員が催眠にかかる保障はできません。
ですが一人でも多くの聴き手に催眠を楽しんでもらおうと努力してるのは事実です。
私が聴いた時もがっつり入れましたし、かかりやすい作品だと思います。

エッチについては初挑戦なこともありオマケに近い内容です。
リードはしっかりしてるのだけどもう少し気持ちを盛り上げる要素が欲しいかなと。
射精した時の感覚は普段とそれほど変わりませんでした。
セルフにしたのはドライよりもやりやすいからでしょうね。

射精回数は最後に1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠に入る・漂う気持ちよさを教えてくれる作品です。
催眠音声初心者、聴いてるけどうまく入れない方、スランプで入れなくなった方におすすめします。

CV:分倍河原シホさん
総時間 36:30

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

朝倉催眠診療所 Vol.02

サークル「Es_Lab」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第9回目は大人の女性らしい上品な佇まいの催眠療法士が
催眠の技術を使った特殊なエッチで主人公の心と体をリフレッシュします。

声に対する印象操作を駆使した比較的ソフトな調教が行われており
最初は特に何も感じてなかったのが次第に声を聞くほど気持ちが落ち着くようになり
エッチに入ると言葉に合わせておちんちんがムズムズする心地よい感覚が湧いてきます。
心地いい声に包まれながら催眠の世界へ
朝倉さくら先生から催眠を使った治療を受けるお話。

「こんにちは 朝倉さくらです さあどうぞ 椅子にお座りください」
朝倉先生は明るくて整った声の女性。
音声を聴く際の注意点や心構えを簡単に説明すると
主人公を心地いい催眠に導くために深呼吸してもらいます。

本作品は「Wサキュバス」と並ぶサークルさんの看板シリーズ2作目にあたり
彼女がM奴隷の育成をテーマにした言葉による調教を施します。
催眠療法士がすることですからおそらく彼の心の病を治すのが目的なのでしょう。
他の作品で見られるようなキツい表現は一切無く
催眠の技術を駆使して自分から彼女に服従したくなるよう心を上手に操作します。

ちなみに本作品はベッドに寝るのではなく椅子に座って聴くことを想定しています。
催眠に入っても怪我をしないように大きな背もたれのあるものに座るのがいいでしょう。
最中にこの体勢を利用した技術が登場し、そこでは頭がくらくらする不思議な感覚が味わえます。

催眠は5パート26分ほど。
最初は目を開けたまま彼女の声に合わせて深呼吸と脱力をします。

「この音声を聴く上で重要なことは リラックスすることです」
「さあ 普段の嫌なことは 何もかも忘れて 今だけ新しい自分になりましょう」

やってることは至ってオーソドックスですが
それらの合間にどんなことを意識すればいいかを彼女が丁寧に教えてくれます。
各行動の指示もきめ細かく頭を空っぽにしながら取り組むことができます。
行為による純粋なリラックスと彼女の優しさによる安らぎの両方を感じるでしょう。

「今は体を楽に 心を楽にして 私の声に耳を傾けてください」
また彼女は節目節目で自分の声に集中するよう適度に呼びかけます。
彼女の暗示を受け入れやすくなるためには声に対する集中力を高めるのが有効です。
リラックスと集中、催眠にとって重要な要素を彼女は押し付けない形で少しずつ強化します。

本作品はこの「声」に対する印象や感覚を操作することを軸にサービスを進めており
後になるほど彼女の声を聴いてると安心するとか、妙に気持ちいい感覚が湧いてきます。
そして一人でも多くの聴き手がそう感じられるように彼女は順を追って少しずつ感覚をシフトさせます。

催眠・エッチいずれも初心者を意識した丁寧なアプローチがされてますから
催眠に不慣れな人でも普段とは違う不思議な感覚を体験できる可能性がそれなりにあります。
この万人向けの作りも本作品の魅力と言えます。

リラックスできた後は目を瞑りいよいよ催眠状態を深めます。
ここでは息を吸ってから少し止め、吐き出しながら首を回す変わった運動が登場します。

「頭がゆらゆら ふわふわしますね 頭の ゆらゆら ふわふわした感覚が 体にも伝わっていきます」
「水がどんどん落ちていく どんどん落ちていく 落下する 落ちる 落ちる」

実際にやってみると視界がぐらつくような感覚がすると思います。
そうやって心に隙を作りながら彼女はコップの水を水槽に流すイメージを話し
「落ちる」を多く交えた暗示を入れて催眠状態を一気に深めます。

私の場合は特に頭がずーんと一気に重くなるのを感じました。
座った状態なので寝ている時よりも強く実感できると思います。
「水がこぼれる」という誰でもわかるイメージから感覚を伝えている点も実に良いです。

「私の声を聞いていると あなたはとても幸せな状態になります」
「嫌なことも 辛いことも全部忘れて 私の声に耳を傾けて そうすればあなたはいつでも この幸せな時間に浸ることができる」

そして最後はさらなる深化の暗示を入れながら声に対する依存心を養います。
彼女の透き通った声が元々良い印象を抱きやすいことやこれまでの経緯もあって
声を聴いているほうがなんとなく安心する人がきっといるでしょう。
さらに「声に従うと気持ちよくなれますよ」とデメリットよりもメリットを強調する形で言葉をかけてくれます。

催眠そのものの気持ちよさと彼女の声に包まれる気持ちよさ。
この2つの感覚を使って聴き手が自然とこのままでいたいと願うように導きます。

催眠療法士らしい確かな技術と流れるような手つきが光るハイレベルな催眠です。
先生の声に良い印象を抱き、依存したくなる心境にさせることを目的に
深呼吸や軽い運動によるリラックス、回頭法と水のイメージを組み合わせた深化、仕上げの暗示と
シーンごとに明確な目標を定め、それに向けて技術を的確に用いています。

中でも中盤に登場する回頭法は座ってるからこそできる技術で
平衡感覚を失ったかのようなふわふわした感覚がとても味わいやすいです。
水が揺れる、注がれるイメージもこの「意識の揺れ」に近く深化の成功率を上げています。
個性があり実用性もあるところが素晴らしいですね。

声に対する印象についても集中させ、心地よさを感じさせ、離れなれなくするといったように
催眠の進み具合と連動させて段階的に興味が強まるようにリードします。
そしてそのすべてで聴き手が受け入れやすいと感じる言い回しが徹底されてます。
セリフの細かな表現においても優れたものを持っています。
声だけでイかされる快感
エッチシーンは3パート26分ほど。
プレイは主従の契約、声による絶頂、乳首とアナルへの興味を引くです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「さあ これからあなたの心の一番奥に 契約の言葉を刻みこみます」
催眠を使って主人公を自分の声の言いなりにした先生は
いよいよご主人様と奴隷の関係になるためのとある契約を持ちかけます。

エッチは引き続き彼女の声を聴きながらドライオーガズムを目指します。
先生がフェラやSEXをするといった一般的なプレイは登場しません。
ここまで育ててきた声の印象と暗示の力だけで絶頂させる催眠音声らしいプレイが楽しめます。

最初の10分間は調教にとって重要な上下関係を確立するシーン。
主人公が自分の声にすっかり依存している状況を利用し
彼女に命令されることに快感を覚えるよう上手に暗示を入れていきます。

「大丈夫 あなたは何も考えなくていいの 私にすべてを委ね 服従していればそれで幸せ そうでしょ?」
「ご主人様の望む催眠奴隷になりたい ご主人様が望むことなら どんな変態的なプレイでもしてみたい それはあなたの願望 強い願いです」

先生は本当の意味での女王様ではありませんから
こちらに無理なことを押し付け苦しめるようなことは決してしません。
今まで通りの穏やかな口調で自分に従うことで得られる安心感や満足感を伝えます。
そして「命令に従ってやった」という正当な理由で変態的なことだってできると告げます。

セリフの方向性を切り替えながらゆっくり丁寧に進めてくれますから
それほどM性が無い人でも後になると「奴隷になってもいいかな」と多少は思うかもしれません。
肉体への刺激は一切与えず、精神的な快楽のみを追求した優しい調教と言えます。

主従の契約が成立した後はお待かねのご褒美(約12分間)。
引き続き声を起点におちんちんが気持ちよくなる暗示を入れ
準備が整ったところでカウントを使い連続絶頂へと導きます。

「脳がとろとろに溶けて とろけるような感覚が 全身に広がっていく」
「私の声が あなたの脳に届くだけで 射精するような快感が 全身に広がっていくよ?」

彼女が催眠状態を上手く維持してくれることもあり
この時点で頭の中がドロドロになったような感覚があると思います。
その気持ちよさを全身に広げ、さらにおちんちんの快感にも繋げて性的快感を盛り上げます。

私が聴いた時も淫語をほとんど言ってこないのに股間がムズムズしっぱなしでした。
おちんちんに一切触れてないのにオナニーしてる時に近い快感が走ります。
ここまで時間をかけて声に対するイメージを操作してきた成果が現れています。

最後のカウントで0の時に追い込み暗示を入れてこないところだけが残念ですが
それまでの誘導が上手ですし、ドライもしくはそれに近い快感は十分に味わえます。

「あなたは アナルで気持ちよくなることを想像するだけで 妖しい快感に包まれます」
残りの2パート4分間はアナルと乳首に興味を抱くよう彼女が呼びかけます。
何かプレイをするのではなく後々に向けて勉強してねと言うだけです。
朝倉催眠診療所 Vol.03」は乳首を、「朝倉催眠診療所 Vol.04.1」はアナルを責めるエッチをするので
それらを楽しみやすくする準備だと思います。

このように、声や言葉によって感覚を操作する独特なエッチな繰り広げられています。
催眠重視の良作
シチュやプレイではなくほぼ催眠の技術だけで絶頂させる王道型の作品です。

上品で透き通った声を持つ催眠療法士のお姉さんが
何らかの悩みを抱えた主人公をちょっぴり刺激的な催眠とエッチで癒します。
テーマのM化や調教からはやや遠い穏やかな雰囲気が終始漂っており
先生も女王様よりは面倒見のいい姉のような優しい口調と態度で接します。

彼女が自分の考えを押し付けてくるシーンがほとんど無いので
最中はリアルの嫌なことから解き放たれたような爽快感や安らぎを感じると思います。
そして心が緩みきってるからこそ彼女の言葉をすんなり受け入れられます。
結果的には調教されるのだけどその道筋が催眠にマッチしていてとても面白いです。

実は私は前回のレビューでもこの作品を「王道」と評しています。
その理由は催眠が持つ力をストレートかつ最大限に使ってドライオーガズムに導くからです。

一般的な18禁催眠音声は何らかの背景やストーリーがあったり
現実世界で男女がするプレイをリアルに体験させてそこから快感や絶頂へと繋げます。
しかし本作品は先生との物理的な接触がなくエッチするイメージも登場しません。
その代わり声に対する様々な暗示を入れて徐々に気持ちを盛り上げます。
このスタイルや過程がとても洗練されていて催眠のすごさを改めて思い知らされました。
誰にでも聴けることを強く意識したアプローチも大変魅力的です。

エッチは奴隷になり命令に従うことに快感を覚えさせる独特なものです。
リアルでご主人様になってくれる女性はなかなかいないでしょうし
その手の願望を叶えるという意味では立派なプレイと言えます。
契約後のドライも適度に焦らして最後の瞬間にイきやすくしてくれます。

絶頂シーンは全部で3回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声でしかできない調教をしてくれる作品です。
その古風で堂々とした作りや実用性の高さを考慮し前回から1点プラスさせていただきました。

CV:早乙女 碧さん
総時間 57:44

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
シリーズ4作をまとめたセットパックも販売されてます。
バラで買うより600円ほどお得です。
朝倉催眠診療所SET PACK

安眠快楽

サークル「すくりぷてっどこねくしょん」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第7回目は穏やかな声のお姉さんに導かれて深い催眠に入った後
彼女の声を聴きながら2種類のエッチを楽しみます。

現在でもあまり使われていない奇抜な技法で瞬間的に深める催眠
直接的なエロ表現を極力避けてドライや射精を促すエッチなど
今から7年前に発売された作品とは思えないほど素晴らしい要素を数多く持っています。
お姉さんの声に導かれて
お姉さんに催眠をかけられたっぷり気持ちよくなるお話。

「今日も一日お疲れ様でした」
お姉さんは明るくて穏やかな声の女性。
日々の生活で疲れている主人公に優しい言葉をかけると
彼が気持ちよく眠れるように催眠をかけてあげます。

本作品はストレスなどで日頃寝つきの悪くなってる人でも安眠できるように
彼女が比較的短時間の催眠誘導をしてからドライ、セルフ両方のエッチを提供します。

「もし、違うことに意識を向けていても、それは別にかまいません その場合、「無意識」でわたしの声を聴いていることになります」
安眠音声というと入念なリラックスをしてから眠くなる暗示を入れるものが多いですが
本作品では「眠くなったら寝てもいいからね」と言う程度に留め
その代わり心身をスッキリさせて眠りやすい環境を整える方向でプレイを進めています。
彼女が何かを押し付けてくるシーンがほとんどなく、終始ゆったりとした気分で聴けます。

催眠、エッチ共にかなり面白い展開で誘導してくれますから
初心者はもちろん、数多くの作品に触れた人でもかなり楽しめます。
特に催眠パートは催眠音声でも滅多にお目にかかれない技法が登場します。

催眠はおよそ11分間。
最初は彼女が数える短いカウントに合わせてゆっくり深呼吸します。

「1 2 3 はい 体から疲れが抜けていきます」
どのタイミングで呼吸すればいいかがわかりやすく
呼吸の間も息苦しさを感じないように設定されています。
本作品の催眠はカウントを数えるシーンが多く、これが深い催眠に導く重要な役割を担っています。

お次は一旦目を開けてから同じく3カウントに合わせて目を閉じ
直後に投げかけられる彼女の言葉に耳を傾けるのを繰り返します。

「目を閉じた時、あなたは力が抜けて とても気持ちのいい状態になることができます」
「空間に意識が飛んでいきます 軽い、ふわふわ軽い、とーっても軽い それが気持ちいい」

深呼吸する、目を開くどちらも誰でもできることですし
彼女が暗示を入れるタイミングも的確で、後になるほど瞼の重さを感じるでしょう。
そして音声開始からおよそ8分経った頃、一気に催眠に落ちる感覚を味わうことになります。

ここは本作品の催眠の要であり、内容を知らないほうが入りやすくなるため
本レビューでは敢えてネタを完全に伏せます。
ポイントは深呼吸と目の開閉の両方で同じカウントを数えていることです。
人間の心理を逆手に取って瞬間的に催眠の世界へ連れて行ってくれます。

「目を閉じて、私の声を聴いていると、気持ちがいい それだけで気持ちがいい、ただ気持ちがいい」
その後は主に頭部を軽く脱力しながら彼女の言葉に耳を傾けます。
「気持ちいい」「幸せ」など心にプラスに働く言葉が非常に多く
聴いていると自然に頬が緩んだり、ふわふわした幸せな感覚が強くなるのを感じるでしょう。
声や言葉の力で心が動くのを実感しやすいシーンです。

短時間でありながらかなりの深さの催眠状態に入れる卓越した催眠です。
聴き手の心をお姉さんの声や言葉に反応できるようにするのを目的に
古典催眠の技法と現代催眠式の暗示表現を織り交ぜて上手に誘導しています。

中でも最初の深化にあたるシーンはちょっとした驚きと
体が重くなる感覚や意識のぼやけが一気に強くなるのを感じます。
この技法は催眠音声でもごく限られた作品にしか用いられておらず
そのことごとくが名作という極めて個性的かつハイレベルなものです。

事前の誘導がしっかりしてますし、多くの人が私と似た感覚を味わうでしょうね。
特に初心者さんは「ああ、これが催眠に入る感覚なのか」と楽しんでいただけると思います。
すくりぷさんの現在の作風とはやや違うところも面白いです。

まとめると、大まかな流れから細かなセリフに至るまですべてが練られている緻密な催眠です。
言葉にイかされる快感
エッチシーンは2パート27分30秒ほど。
プレイは声による絶頂、オナニーです。

エッチな効果音はありません。
ドライ、セルフ両方の絶頂形式が登場します。

「ん? どうしたの? 寝付けないの? そう… じゃあ…スッキリしましょうか」
催眠を使って主人公を心地いい気分にしたお姉さんは
まだ寝付けない彼をエッチな言葉でスッキリさせてあげます。

エッチは引き続き彼女の声を聴く形で進みます。
前半のパートは暗示で気持ちを高め絶頂する催眠音声らしいプレイ。
先ほど生まれた声に対する心地いい感覚を全身へじっくり広げてから一気にドライへと追い込みます。

「震える感覚がとーっても気持ちいい 脳が快感で満たされ、あふれていく あふれた快感は、体へ伝わる すると、体中、快感で満たされる」
このあたりまで来ると頭の中にとろけるような感覚が湧いてると思います。
彼女はそれがもっと強くなるように引き続き暗示を入れたり
声の位置を移動させたりして心を揺さぶってくれます。
私の場合は声が移動するシーンでゾクッとした痺れが走りました。

「あなたヘンタイ、ヘンタイね 恥ずかしくないの? 恥ずかしいよね、だって気持ちいいトコ、全部見られてるんだよ」
「見られたっていい、見られたほうがいい 気持ちいいなら、何だっていい、そうでしょ?」

またこれと並行して彼女は感じている姿を見られているのを適度に意識させます。
といっても口調は今まで通り穏やかですから軽く辱められる程度です。
このちょっとした羞恥心も最後の絶頂へのスパイスとして役立っています。

「力を抜くと、気持ちがよくなることをあなたの体は知っています 体は正直です これはあなたの中では常識、当たり前のこと」
もうひとつの大きなポイントはプレイの最中に彼女がさらなる深化を促すこと。
催眠音声のエッチは催眠に入っていることが前提となるため
それを簡単に維持できる気配りをしてくれるわけです。
エッチが進むほど催眠がより深くなるのも本作品の魅力と言えます。

後半のパートは打って変わってセルフがメイン。
開始直後にオナニーをする指示を出し、しごくペースや強さは自由にさせたうえで
前のパートと同じく言葉を使って射精の感覚を上手に操作します。
ここからは彼女の声に軽いエフェクトがかかり、左右から別の声も飛び交うマルチボイススタイルで進みます。

「不思議だよね 気持ちいいのに、快感いっぱいでたまらないのに おちんちんこんなにカチカチなのに 脳に快楽がいーっぱい溜まっていきます」
おちんちんをいじってるのだから当然それなりの性的快感が味わえます。
でもしごき続けてもなぜか射精感だけはそんなに湧いてこない。
この不思議な感覚も催眠音声ならではです。
暗示を使った焦らしプレイとでも言えばいいのでしょうか。

さらに面白いのがフィニッシュシーン。
彼女が言った単語を復唱した後に射精する変わったスタイルで行います。
このあたりまで来ると何をしているのかわからなくなるほど意識がぼやけているはずです。
そんな精神状態で彼女の声に合わせて迎える射精は普段と違う質の高さを感じます。
事後に軽い放心状態になるほど強烈な快感が味わえました。

このように、催眠音声特有の要素を多く交えたエッチが繰り広げられています。
催眠重視の名作
最近出ている作品と並ぶ、あるいは凌駕するクオリティを持つ大変優れた作品です。

お姉さんは聴き手が自分の声で感じ、最終的には絶頂できるように
ひとつずつ手順を踏む形でゆっくり、じっくり導いていきます。
そして催眠音声の醍醐味である「催眠に入りながら気持ちよくなる」ことを強く意識し
まずは十分な深さの催眠状態へと誘導してからエッチを通じてさらに深めます。

どちらの長所も元を辿れば「催眠そのものを楽しんで欲しい」という意思に基づいています。
だからこそどのシーンでも彼女は聴き手のことを第一に考えたセリフを投げかけます。
自分の言葉を無理に全部聴く必要は無い、眠くなったらいつでもそのまま寝ていい。
どうしたら聴き手が音声を聴いて気持ちよく幸せになれるかを常に考えてくれています。
言葉を通じて滲み出てくる優しさが自ら催眠に入りたくなる心持ちにしてくれます。

作中で使用されている技術も卓越しています。
深化シーンで使われているギミックだけでなくひとつひとつのセリフについても
聴き手がそれらを自分のこととして捉え、なおかつ受け入れやすく感じる表現を徹底しています。
それを実現させるために現代催眠式のアプローチを数多く用いています。

エッチも催眠の成果を継承し、感覚を強化する方向でプレイを進めています。
技術が的確で流れに統一感があるからこそここまで気持ちよくなれるのです。
催眠音声の老舗であるすくりぷてっどこねくしょんさんの実力が遺憾なく発揮されています。
私も1回目のレビューを書いたとき以上に感動しました。

絶頂シーンはドライとセルフ各1回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

催眠音声の魅力がぎっしり詰まった名作です。
属性や経験を問わず催眠音声を知るすべての人に強くおすすめします。

CV:大山チロルさん
総時間 48:24

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
エッチパート後半の修正版が後日公開されています。
こちらもあわせてお楽しみください。
http://107baknyuata.blog110.fc2.com/blog-date-200712.html
(ページ中ほど「安眠快楽パート3修正版(cv大山チロル)」から無料でダウンロードできます)

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