サークル「青春×フェティシズム」さんの同人音声作品。
今回紹介する作品は、幼馴染で今は疎遠になってる女の子が
自宅や野外で色んなエッチをして昔の関係を取り戻します。
彼女の心情やエッチするまでの過程をしっかり描くボイスドラマ形式の作りが魅力で
序盤は他の女の子にバレないようにこっそりと
中盤以降は2人きりでイチャイチャしながらセリフを多く入れて甘さと臨場感を出します。
射精シーンは多めですけどエロさは控えめなのでキャラ重視の作品が好きな人に向いてます。
もう1人の幼馴染と紡ぐ物語
「このインタビューって、どうしても…動画じゃなきゃだめ?」
羊は明るくて穏やかな声の女の子。
主人公がするインタビューへ恥ずかしそうに答えると
彼に「可愛い名前」と言われて思わず照れます。
本作品は2024年2月に発売された「青夏おま○こフレンズ -Side Pisces-」の続編。
小さい頃に同じ団地の隣の部屋に住んでた男女が
ファミレスのトイレ、お互いの自宅、夜の公園でおよそ170分間のエッチをします。
彼は現在少し離れた別の団地に住んでますが、そこで改修工事をすることになり
以前住んでた彼女たちの団地へ一時的に戻ってきました。
時系列は前作が終わった直後にこの物語が始まります。
前作のこともそこそこ出てくるので、事前に聴いておいたほうが楽しめると思います。
「わたしだって 幼なじみなんだけどな~」
一度縁が切れたせいで最初はややぎこちないところもありましたが
会話やエッチを通じて少しずつ昔のような親密な関係に戻ります。
前作に引き続きキャラ作りやドラマ性にとても力を入れてますから
目を瞑って聴けば彼女がすぐ近くにいるようなリアリティを感じるでしょう。
青春×フェティシズムさんは他作品も含めてこの傾向が強いです。
エッチの前置きが長めだし、プレイ開始後も色んなことを話すおかげでテンポが悪く
性的興奮よりも甘さや雰囲気を強く味わえる作品に仕上がってます。
ぶっちゃけ前作とキャラが交代しただけで内容はかなり似通っており
前作の後に聴くとインパクトが足りないなって私は思います。
良く言えば堅実、悪く言えば平凡でチャレンジ精神に乏しい作品です。
過程を大事にするエッチ
プレイは手コキ、おっぱい鑑賞、パイズリ、フェラ、キス、SEX(バック、正常位、対面座位)、手マンです。
手コキ、パイズリ、SEX、手マン、射精の際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
「もっと、こしこし… こしこし…」
放課後に主人公や真魚(前作のヒロイン)とファミレスへ行った羊は
会話中におちんちんが勃起してることに気づき、服越しにこっそり撫で始めます。
エッチはSEXは彼が、それ以外は彼女が責める形で進めます。
前半の2パート49分間は彼女の魅力を出しつつ比較的ソフトにイチャイチャするシーン。
「track02_ファミレスでのデキごと(約23分)」はファミレスのトイレで手コキ
「track03_まーちゃんとしたこと、わたしも全部する!(約26分)」は彼の仮自宅でパイズリとフェラをします。
ちなみに本作品はどのパートも2回以上射精します。
彼女はこの時点で彼と真魚の関係にある程度感づいてます。
だから探りを入れて反応を見たり、真魚が離席してる時を見計らって軽く仕掛けます。
口では言いませんけど彼に好意を持ってるのが明らかで甘いです。
「ん… 跳ねる。しっかり捕まえとかなきゃ…」
そしてトイレに移動した後は丁寧に責めて2回射精させます。
彼女の心情や反応を厚めに描いてるおかげで一体感と臨場感が高いです。
ここは彼女が初めてエッチするシーンなので初々しさを強調してました。
手コキ自体はゆっくりだし会話量も多めだから純粋なエロさは低めです。
「簡単に見えて… 難しいんだね… このパイズリっていうの」
続くtrack03はGカップのおっぱいを前面に押し出したプレイ。
彼に生おっぱいを見せつけて勃起させた後に挟んでゆっくりしごきます。
彼に見られて恥ずかしがる姿や一生懸命尽くす姿が愛らしいです。
真魚と自分を比較するシーンもありますし、彼を取られないように対抗意識を燃やしてるのがわかります。
後半の2パート59分間はSEX中心。
「track04_真似したいわけじゃない(約31分)」は彼女の家でキスとバックSEX
「track06_思い出しちゃったんならしょうがない(約28分)」は
夜の公園でフェラ、手マン、対面座位&正常位SEXをします。
「ね…もう一回、できたりする?」
そしてここからは彼女がより積極的に動きます。
track04は突発的な始まり方ですけど開始後はガンガンおねだりするし
track06も野外でノーパンになり喜ぶ痴女っぽいところを見せてくれます。
エッチも恥ずかしがる仕草が一気に減って彼女が責めたり乱れる様子を描きます。
ゴム有り/無し両方あって2人で一緒に楽しむ恋人に近いプレイです。
ちなみに喘ぎ声は通常のエロ可愛いものに吐息が混じります。
羊役の柚木つばめさんはこのところオホ声を漏らす作品が多いですが
本作品ではキャラ崩れしないようにオホらず演じてました。
このように、彼女の存在感を出しつつ前半と後半で内容を変えるイチャラブ系のエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の甘酸っぱい作品
羊は幼馴染で今は好意を持ってる主人公と特別な関係になるために
まずは手やおっぱいを使いながら初々しい反応を見せて彼を喜ばせます。
そして後半はSEXメインに切り替えて何度も繋がり一緒の絶頂を目指します。
清楚系だけど好きな人には大胆になる女の子が、気になる男子と何度もエッチするシチュ
プレイ自体はシンプルにして前置きや最中の会話をたっぷり盛り込むドラマ性の高いエッチ
彼女が何を思い、感じてるかを厚めに描くキャラを大事にした作り。
好評だった前作と色んな部分を揃えた無難な純愛作品に仕上がってます。
「えっ… ああ… ウソ… い、入れられただけで… 軽くイッちゃった…かも」
中でも作りは言葉責めにあたるセリフをほとんど入れずに
彼女がどういう思いでエッチしてるかをひたすら描く割り切った構成にしてます。
個人的にはもう少し聴き手を興奮させることを言ってもいいと思うのですが
彼女の年齢や経験を考えればその余裕はないと判断してこうしたのかもしれません。
キャラが立ってるのは間違いないので結局は好みの問題かなと。
元々そういう作風のサークルさんだというのもあります。
しかしストーリー、エッチの内容、表現方法があまりに前作と似すぎてるのは気になります。
エッチを始めるきっかけは違いますけどプレイ構成や展開がほぼ一緒ですし
前半は初々しさを強調して後半SEX中心に切り替える、毎パート連続射精する
終盤は野外でSEXするなど、両作に共通してる部分がいくつも見られます。
これが前作みたいにシリーズ1本目だったら新鮮味があるから別にいいんです。
でも2作目で同じことをやったら「ただの焼き増しじゃね?」となります。
なぜわざわざここまで没個性な作品にしたのか理解に苦しみます。
前作にはなくて本作品だけにある要素がもっともっと欲しかったです。
射精シーンは9回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
この構造なら前作を聴いてない人のほうが楽しめると思います。
でもストーリーは思いっきり続編だから困ったものです。
CV:羊…柚木つばめさん 真魚…みたかりんさん
総時間 2:48:20
オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点
体験版はこちらにあります
追記
2024年4月26日まで20%OFFの1320円で販売されてます。