同人音声の部屋

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タグ:付焼刃企画

   ● うちのトイレの花子さん
   ● HでSなお姉さん系彼女に手荒く癒やされちゃう話


うちのトイレの花子さん

サークル「付焼刃企画」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、人懐っこくイタズラ好きな幽霊が
一目惚れした人間の男性にトイレやお部屋でエッチなご奉仕をします。

彼女の属性を重視した初々しいエッチをするのが特徴で
どのパートもキスシーンを積極的に挟んで全体に甘さを持たせ
さらに前半と後半で責め手を変えることで彼女が女になる様子をエロ可愛く表現します。
幽霊だって恋をしたいの
幽霊の花子とイチャイチャするお話。

「あれ? 見えてる?」
花子は明るくて可愛い声の女の子。
ある日の夏、トイレに入ってきた主人公に見えてるか尋ねると
自分のことやこうなった経緯を話します。

本作品は先日彼が入院した時に偶然トイレで出会い一目惚れした彼女が
退院後も自宅のトイレまでついていき、そこや他の部屋でおよそ50分に渡るエッチをします。
学生時代に自殺をしてそのまま幽霊になった重い過去を持ってますが
作中では一途でちょっぴり意地悪なうざかわいいキャラに描かれてます。

「好きだから ついて来たんだもん 一緒にいたくて お兄さんのこと もっと知りたくて」
最初から自分の気持ちをはっきり伝えますし
エッチも積極的にご奉仕するので雰囲気は終始あまあま。
後半に入るとその気持ちに感化されて彼も責め返すようになります。
変わったシチュを持つ純愛ストーリーと呼ぶのが妥当です。

エッチの最中に初々しい姿を見せるのも純愛っぽさをより引き立たせてます。
生前は男性とエッチできなかったようで、彼をなんとかして喜ばせようと一生懸命頑張ります。
そして彼におっぱいやおまんこをいじられると初めての感覚に戸惑いつつ切ない声を漏らします。
山場のSEXシーンは本当にじっくり進めますし、お互いがお互いを思いやってるのが自然と伝わってきます。

キャラを優先して舐め系のプレイをエロさ控えめにしてありますが
その分効果音を多めに鳴らしてカバーする工夫もされてます。
胸のあたりに温かいものを感じながら抜けるのではないでしょうか。
一歩ずつ前進する穏やかなエッチ
エッチシーンは4パート49分間。
プレイはキス、手コキ、フェラ、手マン、放尿、乳首舐め、クンニ、SEX(正常位)です。
手コキ、手マン、放尿、SEXの際に効果音が鳴ります。

「あぁ おちんちんって 真正面からだとこんな感じなんだぁ」
主人公がトイレを済ませたところですかさずキスすると
花子はすっかり元気になったおちんちんを興味深そうに観察します。

エッチはシーンによって責め手が切り替えながらほぼ対等な立場で愛し合います。
一番最初の「花子と暮らす」はトイレでするプレイ(約11分)。
キスから入って手コキ→フェラとステップアップする形で射精へ追い込みます。

「このカリっていう出っ張りのところを くにゅくにゅしたりとか おちんちんの根本をコリコリするのが好きなんだよね」
彼女はエッチの経験自体はほぼないですけど
これまで彼の生活を色々と観察してきたらしく、その時やってたオナニーを元に見よう見まねで責めてみます。
キスもライトなものからベロチューに移ったりして男の喜ばせ方をよく勉強してます。
でもやっぱり不慣れなところが出てしまうのが初々しくて良いです。

フェラは吸いをメインに置いて水分を控えめにしてあります。
ちゅぱちゅぱとついばみ時折強めに吸う流れです。
舐めてる最中も割としゃべるのでこのパート単体だと抜くにはパワー不足に感じました。

2人の関係に変化が現れるのは次の「花子と遊ぶ」パート(約14分)。
一緒にテレビゲームで遊んでる最中、彼のおちんちんが勃起してることに気づいた花子が
キャンディーを口移しで食べさせながら再び手で刺激します。

「さっきより ちょっと太くて長い あぁっ」
前半は前のパートとほぼ同じ展開だったのが
後半に入るとこれまでのお返しに今度は彼も責め始めるようになります。
男性の手がパンツの中に入ってきて戸惑う姿や、大事な部分に指を入れられ感じる姿がエロ可愛いです。
絶頂直後に放尿までするあられもない姿を見せてくれます。

最も濃く深いプレイをするのが「花子と寝る」パート(約20分)。
時間が進んで夜になり、ベッドへ横になった花子を彼がゆっくりじっくり気持ちよくします。

「あのね お兄ちゃん 今度は下のほうを触ってほしいな」
彼と心身共にひとつになれるのが余程嬉しいのでしょう。
これまでから一転して完全な受け身にまわり、エッチなおねだりをすることでリードします。
彼の呼称が「お兄さん」から「お兄ちゃんに」に変わってるところにもその気持ちがよく表れてます。

そして彼の責めっぷりも彼女に負けないくらい甘いです。
彼女が抱きつきたいと言ったら素直に受け入れ
乳首、お腹、脹脛、太ももを順に舐めて性感を高め
十分挿入できる状況なのにそこへクンニを挟んでおまんこと心をとろとろにします。

「お兄ちゃん エッチも優しいね もっとぐんぐん来るかと思ってた」
山場のSEXシーンも彼女が痛みを感じないようキスで紛らわせ
挿入後はゆっくりピストンを繰り返して慣れさせる優しさを見せます。
効果音で細かく表現してくれてるおかげでこれらの様子をイメージしやすいです。
彼女が一目惚れし、ついていった判断が正しかったことをエッチを通じて我々に伝えてるのが素晴らしいです。

このように、幽霊になった女の子が現世の未練を晴らす温かいエッチが繰り広げられてます。
誰でも聴ける人外作品
人外につきもののヤバさやハードさを徹底的に削ぎ落としたマイルドな作品です。

花子は一目惚れした主人公に自分の気持ちを伝えようと
姿が見えるようになったのをきっかけに積極的なアプローチをかけます。
そして彼が十分乗り気になった後は敢えて体を委ねて思う存分乱れます。

幽霊としての怖さや恐ろしさがまったくない彼女の純真なキャラ
不慣れながらも一生懸命尽くそうとする健気で初々しい姿
彼女の心と体を気遣いゆっくり処女を卒業させる彼の優しさ。
プレイ自体は割とスタンダードなもので揃え、キャラの属性や心情で個性を出してます。

「花子は幸せだよ お兄ちゃんと一緒にいられて」
特に3番目の要素は彼女の想いや努力が報われたことを強く印象づけてます。
SEXまで彼女が責めるスタイルだったら聴いた時の感触も随分違ったでしょう。
音声作品は主人公=聴き手になることがほとんどなので薄く描写することが多いです。
でも本作品の場合は活躍の場を設けて彼女が彼になぜ惹かれたのかを表現してます。

エッチは前半よりも後半の乱れっぷりや愛し合う姿のほうが抜き度が高いです。
人によってはSEXシーンが4分程度しかないことを不満に思うかもしれません。
でも女性にとって大事な節目を迎えることを考えればこれくらい溜めてもおかしくないと思います。

絶頂シーンは主人公4回、花子3回。
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声いずれもそれなりです。

純愛系の物語が好きな人には特におすすめします。

CV:一之瀬りとさん
総時間 1:03:59

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2016年とやや前に制作されたからかノイズがそこそこあります。

2018年9月25日まで50%OFFの400円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

HでSなお姉さん系彼女に手荒く癒やされちゃう話

サークル「付焼刃企画」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、包容力があってちょっぴりSな年上彼女が
甘やかし成分の強い刺激的なエッチで気落ちしてる恋人を立ち直らせます。

彼女の属性や性格を忠実に反映させた愛情深いエッチが行われており
抱き合って頭を撫でる、大きなおっぱいで顔やおちんちんを包み込むなど
年上特有の優しさや温かさを見せながらところどころで軽い意地悪をします。
嫌な気分はお酒とエッチで
彼女の家でエッチをするお話。

「あれ? どうかしたの?」
彼女は穏やかで大人びた声の女性。
自宅へ突然やって来た主人公をちょっぴり驚いた様子で迎えると
事情を一応きいてから一緒にお酒を飲もうと言います。

本作品は仕事などがきっかけで落ち込んでる彼を気分転換させようと
彼女がおよそ50分に渡って3種類の一風変わったエッチをします。
授乳手コキ、体を洗いながらの手コキ&パイズリ、全身舐めからのSEXと
年上の彼女が彼を甘やかすスタイルで色んなプレイに取り組みます。

「そういう時ってあるよね あぁ大丈夫大丈夫だよ 迷惑なんて思ってないから ね?」
彼女は彼との付き合いが長いのか、普段と違う様子を見てもほとんど追求せず
寂しい気持ちを少しでも埋めようと積極的にスキンシップを取ります。
おっぱいを使うシーンが多いのも彼女の性格や作品のコンセプトに合ってて良いです。
最中のセリフも「可愛い」など思いやりを感じるものが多く、穏やかな声と相まってあまあまな空気が漂ってます。

しかし彼女は肉食系のSという別の個性も持ってます。
それを踏まえて一部のシーンではわざと意地悪に振る舞って彼をより気持ちいい絶頂へと導きます。

「どうしたの? 直に触ってもらえると思ってた? それはもうちょっとお預け」
といってもM向け作品のようなハードなことはほとんどせず
おちんちんを責めるタイミングを遅らせて焦らすとか、射精後にそのまま責め続けて潮吹きさせる程度です。
言葉責めはまったくしませんし、彼女の性格を盛り込んだご奉仕と呼ぶのが妥当です。
年上キャラによく見られるひたすら尽くすタイプではなく、彼と同じくらいこのエッチを楽しもうとします。

大好きな人を強めのアメ(甘やかし)と軽いムチ(意地悪)で気持ちよくする。
2人の関係や彼女の性格を色濃く反映させた刺激的な年上作品です。
愛と欲望をストレートに注ぐエッチ
エッチシーンは3パート47分間。
プレイはキス、乳揉み、授乳、手コキ、潮吹き、体の洗浄(手コキ)、耳舐め、パイズリ、全身舐め、フェラ、クンニ、SEX(騎乗位)です。
手コキ、体の洗浄、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。

「ねぇ ちゅっちゅしようか?」
主人公と久しぶりにお酒を飲んである程度酔っ払った彼女は
彼を膝枕に誘ってからソフトなキスをします。

エッチはどのパートも彼女がリードします。
一番最初の「酔っ払ってパンツ越しに…」は幼児プレイっぽさを持たせたプレイ(約13分)。
キスから始まり乳揉み&授乳、お返しの手コキとお互いに責め合う形で最初の射精へ導きます。

「ほーら ぬくぬくだね お母さんのお腹の中みたいだね これでお互いに顔は見えないし 恥ずかしくないでしょ?」
「ちゃーんとおっきできたこっちも よしよししてあげないと」

彼女は彼が自宅に来た理由をある程度理解しており、酔っ払っても普段通りのあまあまな態度で色んなお世話をします。
プレイの途中で彼が恥ずかしくて授乳を躊躇うシーンがあるのですが
そこでは彼女がトレーナーを頭に被せておっぱいを吸ってる姿を見えなくしてあげます。
「~でちゅ」とかは言いませんが子供に接するような柔らかい言葉が多く、聴いてると胸がぽかぽかしてきます。

プレイのほうは途中まで彼におっぱいを自由にさせ
十分に勃起したところでパンツ越しにおちんちんを撫でたりしごきます。
そしてそのまま射精した後もしごき続けて今度は潮吹きへと追い込みます。
射精シーンの直前あたりからややSに振る舞う感じです。

そして地肌の時とは明らかに違う乾燥度の高い摩擦音が高速で鳴り
射精を迎えた後からは水気を帯びた音に変化するなど、最中の効果音にも気を遣ってプレイをリアルに演出します。
同じプレイでも責め方が変わると音もちゃんと切り替わるのでイメージしやすいです。

次の「お風呂でアソコもしっかり洗われて…」はお風呂でのエッチ(約12分)。
精液で汚れた彼の体を洗うついでにおちんちんへと手を伸ばし
彼の希望を汲み取って最後は大きなおっぱいで包み込んであげます。

「ふふっ 力抜けてるね 肩も二の腕と同じくらい柔らかくなってる」
「ねぇ こんなのどうかな? 雑巾絞るみたいに ぐにゅーぐにゅって」

そしてここでも彼女は年上らしい優しさを随所で見せます。
彼の体を洗いながら筋肉がほぐれてる=訪問時よりリラックスしてるのを確認し
自分からおっぱいを背中に押しつけたり、おちんちんを両手で強めにしごいてもっと気持ちよくしてあげます。
前のパートでわざとパンツ越しの手コキをしたのはこことの違いを出したかったのでしょう。

最後に登場するパイズリも手コキに比べて緩やかで長いストロークを描き
両方の乳房を同時に軽く叩きつける、左右交互に擦ると変化をつけて責め続けます。
勢いよく飛び出したせいで精液が顔にかかっても嫌な顔ひとつしないところに優しさを感じました。
このパートは意地悪なところがほとんどありませんから恋人同士の正統派エッチと呼ぶのが妥当です。

逆に彼女のSで肉食系なところがよく出てるのは最後の「布団の上で肉食化して食べられて…」(約22分)。
お風呂から上がり夕食も済ませてすっかり元気になった彼の全身にむしゃぶりつき
お互いの気持ちが高まったところで騎乗位からの2連続絶頂を決めます。

「おや? たまたまにキスした途端に おちんぽがピクって跳ねた だーめ 君はまーだっ」
首筋から始まって乳首、お腹、太もも、金玉と上から下へなぞるように舌を這わせ
一番感じるおちんちんだけは責めるタイミングをできるだけ遅らせます。
そしてそれらが済んだ後も竿や亀頭を褒め称えながらカウパーだけを味わいます。

一見すると意地悪なのですが、大好きな人を隅々まで味わいたい気持ちの表れとも受け取れます。
前の2パートでたっぷりご奉仕したのだから今度は自分も楽しみたいと思ったのかもしれません。
彼を気持ちよくするのと同時に己の欲望も満たそうとするところに肉食系女子らしさを感じました。
全身舐めというプレイ自体も彼女の性格にマッチしてます。

「いいっ 先っぽの亀頭 奥にぐにぐに当たってるっ」
「ねぇ キスしよ? そしたら気持ちいいのが紛れて もうちょっと楽しめるよ」

パート中盤から始まるSEXも彼女がガンガン腰を振ります。
しかし普段よりもずっと可愛らしい喘ぎ声を漏らして乱れる姿や
できるだけ長く繋がっていたいからとキスをせがむ姿に強い愛情が込められてます。
大人びてる女性だからこそ、こういう時に見せる弱さとのギャップにグッと来るのではないでしょうか。

愛情と欲望をストレートにぶつけて恋人が抱えてる悪いものを吹き飛ばす。
単に気持ちよくなるだけでなく相手を幸せにすることも見据えた独特なエッチが繰り広げられてます。
キャラ重視の甘い作品
恋人同士が愛し合う様子をインパクトをつけて描いた作品です。

彼女は何らかの事情で心が渇いてる主人公を少しでも潤そうと
のんびりした態度で接しながら体を密着させたり甘やかすセリフを投げかけます。
そしてエッチに入ると多少の意地悪をしていつも以上の快感を与えます。

年上の女性が持つ優しさや温かさを強く感じられるあまあまなエッチ
その中に雰囲気が崩れないレベルでSっ気や肉食系要素を盛り込むキャラを活かした演出
最中に流れる緻密な効果音の数々。
タイトルの「手荒く癒される」感じを色んな方向から表現してます。

「どう? 嫌なことなんて 忘れちゃったでしょ?」
彼女は確かにSな部分も持ってますが、どのパートも彼のことを第一に考えて行動します。
パンツの中に射精させるのは彼をお泊りさせるための口実作りだし
そのまま潮吹きへ持っていくのも彼をいつも以上にスッキリさせたいからです。

十分すぎるほどの愛情を示しながら意地悪するので嫌な感じはほとんどしません。
でもそれだけだと肉食系なところが出ないから最後のパートにがっつくエッチを用意してます。
最初の2パートは効果音、最終パートはちゅぱ音+喘ぎ声とメインのエロ要素が切り替わるのも魅力です。

もうひとつ、おまけも合わせて87分あるのに価格がたったの100円です。
これまでの感謝の気持ちを伝えつつ、より多くの人に聴いてもらいたいからこの値段にしたそうです。
安いからといって手を抜いてるところはまったくありません。
絶対に損をしない作品ですから興味を持った方は是非お試しください。

絶頂シーンは射精3回、潮吹き2回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

CV:愛枝今日子さん
総時間 1:26:54(本編…55:13 おまけ…31:41)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
コスパがいいので+1してあります。

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