サークル「エロトランス」さんの催眠音声作品(男女両用)。
今回紹介する作品は、可愛くてSっ気もある2人の女の子が
「人形化」をテーマにしたエッチな催眠で普段よりも強い快感を与えます。
催眠は体についてる糸を切られるイメージを絡めて脱力する
エッチは彼女たちに操られてる気分を与えながら何度も絶頂させるなど
タイトルを強く意識した催眠重視のサービスをするのが特徴です。
快感の限界を突破しよう
右「お人形さん」
左「お人形さーん」
女の子たちは若干トーンが違う甘くて可愛い声の女の子。
主人公へ左右交互に語り掛けてここがどこか教えると
彼が人形になりきれるように催眠をかけます。
本作品は2010年に発売された人気作「リミットマリオネット」のリメイク版。
「人形の館」と呼ばれる場所に住んでる彼女たちが
そこを訪れた彼におよそ70分間の気持ちいいサービスをします。
タイトル通り彼を人形に見立てて語り掛けるシーンが多く
体はもちろん、心も上手にコントロールして心地よさと強めの快感を与えます。
テーマが一緒なだけで内容は結構違いますから前作未視聴でも大丈夫です。
具体的には催眠は大幅に変更し、エッチは前作を強く意識したプレイになってます。
全編を通じて2人で進めること、声優さんが交代してることも含めて
単なるリメイクではなく続編のような作品に仕上がってます。
だから前作を聴いてる人もそうでない人も同じくらい楽しめます。
右「緊張がほぐれ 筋肉がゆったりと柔らかくなり お尻全体までそのほぐれる感覚が伝わっていきます」
左「背中や腰 お尻が重力に逆らうことができず もう起き上がることができないくらい 力が抜ける」
ちなみに双子形式かどうかについて私は「厳密に言えば違う」と考えてますけど
人によってはそう呼んでいいと思う可能性が十分にあります。
基本的にはセリフごとに左右を切り替える流れで進め
一部のシーンでしゃべる速度が上がったり小まめに揺さぶってきます。
サークルさんが販売ページの説明文で「双子」を一度も使ってませんし
そもそも前作が1人で誘導するタイプなので、双子にそこまで固執してないのだと思います。
糸を使って言いなりにする催眠
横になって目を瞑り、まずは2分くらいゆっくり深呼吸します。
そして自分の体に糸がついてる様子をイメージし、女の子たちがそれを少しずつ取り除きます。
「ほら 指が触れる ぷつんと するとスーッと 力が抜けていく」
深呼吸は合図を出すのに合わせてリラックスや集中力が高まるセリフを投げかけ
糸のイメージは全身をいくつかのパーツに分けて脱力する暗示をひとつずつ丁寧に入れます。
これだけに12分ほど割いて入念にやりますし、テーマに沿ったやり方で心身を上手にほぐします。
本作品の催眠は結構強力ですから後になるほど意識のぼやけや脱力を実感するでしょう。
実力と実績を兼ね備えてるサークルさんなだけあって質が非常に高いです。
左「あなたの体はそのままで まるで意識だけがベッドや布団 床がなくなったように スーッと深いところへ引っ張るだけ」
終盤は催眠状態をさらに深めます。
先ほどとは違う新しい糸を彼の肩、脚、全身に巻きつけ
それを軽く引っ張って体の重さや落ちる感覚を与えます。
カウントも絡めてやりますから、体の一部あるいは全身が引っ張られたり沈む感覚がするでしょう。
古典催眠の技法に作品独自の要素を盛り込んだ手堅い催眠です。
自分で体を動かしにくくして彼女たちに操られやすい状況にすることを目的に
深呼吸から入って糸のイメージを絡めた分割弛緩法、糸とカウントを組み合わせた深化と
操り人形になる様子を忠実になぞる形で進めます。
しゃべり方やセリフの分け方は1人の時に近いですが
一部で2人いる状況を活かしたアプローチをかけてるので持ち味は出てると思います。
暗示の量が多めだし、表現方法もしっかりしててかなり深いところまで入れました。
疲れてる人が聴いたら寝落ちしそうになるくらい癒しのパワーが強いです。
強めに焦らして一気に解放
プレイは気持ちよくなる暗示、体の愛撫、カウントによる絶頂です。
エッチな効果音はありません。
セルフはありません。
「私たちはね この催眠状態でするエッチな遊びがしたいの」
催眠を使って主人公を従順な操り人形に変えた女の子たちは
心が興奮したり体が敏感になる暗示を入れて性感を少しずつ高めます。
エッチは体への刺激をかなり弱めて言葉で気持ちよくします。
最初の26分間は絶頂に向けた準備。
彼女たちに体を撫でられてるイメージを絡めて感度が上がる暗示を入念に入れます。
右「いやらしい手つきで さわさわ すーーっと」
左「まるで全身が性感帯になったように どこを触られても感じてしまう」
催眠音声ならではの快感を聴き手に味わってもらいたいのか
ストレートなエロ要素はできるだけ使わず技術で盛り上げます。
性器を「あそこ」と呼ぶのは男女両用の作品だからでしょう。
エロさは全然ないのに気持ちいい不思議な感覚が味わえます。
またこのシーンでは途中で何度か催眠状態をさらに深める動作を挟みます。
前項で「本作品の催眠は強力」と書いたのは催眠状態を維持しやすくなってることも含みます。
心はとろとろ、体はピリピリする感覚が同時に襲ってきてなかなか面白いです。
「この言葉を聴くと 今のムラムラ 何度でもイキたい 快感が欲しい快感が欲しい快感が欲しい 欲しくて欲しくて堪らない そういう欲望が絶え間なく溢れてきて 体も敏感になり 何度でも快楽に溺れたい そう思ってしまうの」
もうひとつ、この後から始まる絶頂に向けてあるキーワードを設定します。
これは前作にも出てきたものですから、聴いてる人は懐かしさを感じるでしょうね。
言う頻度はそこまで多くせず、ここぞという時に使います。
次の19分間は連続絶頂に挑戦するシーン。
お馴染みのカウントを使って追い込みをかけ、絶頂後は再び盛り上げるのを繰り返します。
「ビリビリ ビリビリ じーーーん 終わらない まだ終わらない ビク ビクってして 少し経ってまたビクって 鳥肌が立つほどの快感が あそこから全身に駆け巡る」
連続絶頂する場合、カウントを立て続けに数える作品もありますが
本作品はできるだけ多くの人が達成できるように
1セットあたり3分くらいの間隔を用意してきっちり仕込んでから数えます。
これのおかげで毎回安定した快感が得られて気持ちいいです。
股間に快感を集めて全身に放出するように働きかけますから
ドライを迎える時は股間が一番気持ちよくなるでしょう。
絶頂シーンに入る前も股間の疼きや熱を強めに感じました。
このように、長めの準備を挟んでから1回ずつ丁寧にドライへ追い込む落差のあるエッチが繰り広げられてます。
心も体もとろとろになる作品
女の子たちは人形の館にやって来た主人公を立派な操り人形にしようと
まずは糸のイメージを使った脱力重視の催眠で体の動きを封じます。
そしてエッチは暗示とイメージを組み合わせてまずは感度をじっくり上げ
それからカウントによる絶頂と次に向けた準備を繰り返して連続でイかせます。
可愛くてSっ気もある女の子たちが「人形化」をテーマにした催眠をかけるシチュ
古典催眠の技法と作品固有の要素を使って誘導する安定した催眠
感度強化やさらなる深化を長めにやってから連続絶頂に取り掛かるエッチ。
前作にあったものと、新しく取り入れたものを混在させた高品質な作品に仕上がってます。
中でも催眠は最大手サークルの貫禄を感じる出来栄えで素晴らしいです。
暗示の入れ方、表現方法、イメージの扱い方などすべてが高水準でまとまってます。
エッチも引き続き深化させる流れなので最後まで維持しやすいです。
絶頂で快感を股間に集めるのは、催眠特有の心地よさを頭で同時に味わって欲しかったのかもしれませんね。
彼女たちの操り人形になる陶酔感も含めて心の快感にも気を配ってます。
あとはリメイク作品でありながら十分な真新しさがある点にも満足してます。
催眠の内容をガラリと変えてるのが大きな要因です。
そしてエッチは前作に近いプレイにしてバランスを取ってます。
どこを残して、どこを変えるかの匙加減にもサークルさんのこだわりが窺えます。
絶頂シーンは5回。
淫語そこそこ、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。
以上を踏まえてサークルさんでは8本目の満点とさせていただきました。
CV:男性向け…涼花みなせさん 女性向け…一条ひらめさん
総時間 男性向け…1:12:31 女性向け…1:22:00くらい
オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点
体験版はこちらにあります
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追記
男性向け、女性向けどちらも2024年2月23日まで20%OFFの1144円で販売されてます。