サークル「しりあるヒプノ」さんの催眠音声作品(男女両用)。
今回紹介する作品は、魔法が使えないのに魔法少女を名乗ってる2人の女の子が
地味だけど性欲旺盛な女の子をエッチな催眠で開発します。
2人が交互に、あるいは同時に語り掛けて誘導する双子形式が魅力で
催眠は誘導を短時間で済ませてからそれよりも長く女体化を行い
エッチは前半は乳首、後半はおまんこにターゲットを絞って焦らしながらドライへ追い込みます。
地味な女の子をじっくり開発
「あなた 暇そうね」
「ほーんと ごろごろ寝そべっちゃって」
魔法少女たちは声質の違うどちらも可愛い声の女の子。
主人公の家に突然やって来て一緒に遊ぼうと言うと
彼女の中に眠ってる性欲を開放すると言います。
本作品は魔法が使えない代わりに催眠をかけるのが得意な彼女たちが
見た目は地味だけど強い性欲を持ってる女の子とおよそ80分に渡りイチャイチャします。
彼女を開発するにはいつもと違う絶頂を迎える必要があるらしく
全編をほぼ半々に分けて催眠誘導と甘めのエッチをします。
右「才能を活かせないことは 残念なことですからね」
左「それに 君も開発されたら人生がいい方向に進むかもしれないよ」
最大の特徴は双子形式。
左右に陣取って役割分担しながらテンポよく話します。
似た意味を持つ暗示を交互に言うこともあれば
セリフの一部にもう1人が被せてくることもあってなかなか多彩です。
しゃべる速度も速いので、無理に全部聴こうとせず聞き流したほうがいいでしょう。
エッチについては前半は乳首、後半はおまんこを重点的に開発します。
催眠音声なのでどちらも気持ちよくなる暗示を小まめに入れながら
イメージを語ったり弱めの刺激を与えて焦らした後に責め始めます。
2パートごとに1回イク流れなのでハードな印象はありません。
彼女たちが目の前でオナニーを始めるなど、レズらしく甘い雰囲気でリードします。
女体化重視の濃い催眠
横になって目を開けたまま、まずは天井の一点を見つめたり軽く体を動かします。
右「意識して 見続ける」
左「視界が霞んで歪んでいく」
見つめるシーンは視界がぼやけたり瞼が重くなる
体を動かすシーンはカウントに合わせて意識のぼやけや心地よさを与えるなど
双子催眠の売りである「密度の高さ」を活かしたハイペースで濃厚なリードをします。
体の脱力はあまりやらず頭の脱力を重点的にやってました。
その後は深呼吸しながら「落ちる」を小まめに言うなど
短い時間で深いところまで入れるようにスムーズに進めます。
その後から始まる女体化はおよそ16分間。
全身を下から上へ流すように彼女たちが撫でて自分の体を再確認します。
しりあるヒプノさんは過去作も含めて男から女の体へ変えるのではなく
主人公が最初から女性だった設定でそれを聴き手にも強く認識させるように行います。
だから胸が大きくなったりおちんちんがおまんこに変化する描写はありません。
その代わりパーツを細かく分けて丁寧に実況して女の子気分を膨らませます。
左「ほーら 汗で湿ってる右のむっちりした太もも ずーっと上って 足の付け根まで触る 背筋がぞくりとして身もだえて ゾクゾクした感覚 声が出てしまいそう」
催眠誘導よりも女体化のほうが時間は長いですし
女体化メインのサークルさんらしくゆっくりじっくり進めます。
そしてこれらの途中で感度が上がる暗示も入れてエッチの準備を整えます。
具体的な容姿は教えませんけど胸が大きいことだけは強調します。
前半は誘導と深化、後半は女体化を行う割と高品質な催眠です。
聴き手を女の子になりきらせながら体の感度も上げることを目的に
凝視法から入って軽いストレッチ、深呼吸を交えた深化、ある行為
そして全身を大まかなパーツに分けて実況する女体化とほぼ一直線に進めます。
14分の催眠誘導は1人の場合だと厳しい長さなのですが
双子形式は同時にできることが増えるのでそんなに難しくはありません。
他のサークルさんだと10分で済ませることもありますし
実際に聴いてみたら結構深いところまで入れました。
女体化も具体的な女性像をできるだけぼかしたうえで
全身を一通り意識させててなかなか入念です。
エッチで重要になる胸と下半身を厚めに実況してました。
焦らしてから気持ちよくするエッチ
プレイは吐息を漏らす、彼女たちのオナニー、感度強化、乳首責め、耳舐め、手マン、クンニです。
オナニーの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありません。
右「私たちは 快感でくねって悶えるエロ女で 楽しむ」
催眠を使って主人公をある程度発情させた2人は
いきなり体に触れず目の前でオナニーを披露して興奮を煽ります。
エッチは終始彼女たちが責めます。
最初の3パート21分間は感度強化と乳首を気持ちよくするシーン。
「04 二人に抜かれちゃう私(約3分)」はセリフを挟まずに2人がオナニーを続け
「05 みんなのズリネタの私(約11分)」はパンツをずり下げてから乳首が疼く暗示を入れます。
そして「06 乳首をねっとりと愛撫される(約7分)」は乳首舐めと暗示でドライに追い込みます。
「そんなエッチな体して 性欲を持て余して 溢れそうなくらいに興奮してる 股間に意識を向けると 意識すると ぼやーっとした存在感が 明確になって 熱っぽく震えて うごめく」
本作品のテーマは「開発」なので主人公をすんなりイかせることはありません。
04は吐息交じりの喘ぎ声と効果音を鳴らしてストレートに興奮を誘い
05も体には敢えて触れず暗示とイメージを組み合わせてひたすら焦らします。
学校で生徒たちからおっぱいをよく見られてることも告げますし
多少意地悪に振る舞って期待を上手に膨らませます。
「直接刺激されると 胸の快感が浮かび上がって 勃起がはち切れちゃいそう」
それに対して06パートはストレートに追い込みます。
最初は左の子が、少し経つと右の子も乳首舐めを始め
その合間に乳首がどんどん気持ちよくなる暗示を小まめに入れます。
準備を入念にやった後にイかせるから胸を中心に強めの快感が湧いてきました。
続く2パート13分間はおまんこの開発。
「07 一人では得られない快感の準備(約5分)」は今の様子を実況してから表面を軽く撫で
「08 同性に抜かれながらイカされちゃった(約8分)」は
左の子がクンニ、右の子はオナニーと役割分担してちゅぱ音や効果音を鳴らします。
「ぷっくりしているビラビラした小陰唇に 指が優しく這うと 背筋がゾクゾクして 一瞬息が止まって 湿ったため息が溢れてくる」
ここも最初のパートは実況と弱い刺激でイメージ力と感度を上げ
それからエッチな声や音を鳴らしながら暗示を積極的に入れて盛り上げます。
乳首よりも時間が短いからスムーズに進めてました。
右の魔法少女もイってますし、調教っぽさがあまりないまろやかなプレイです。
このように、代表的な性感帯をひとつずつ気持ちよくするやや意地悪なエッチが繰り広げられてます。
ソフトな双子作品
魔法少女たちは強い性欲を持つ主人公の能力を開花させようと
まずは全編の約半分を使って深化と女体化を行います。
そしてエッチは乳首→おまんこと責める部位を切り替えたうえで
彼女たちがちゅぱ音を鳴らしたりオナニーを見せつけてオカズも提供します。
魔法を使えない魔法少女が開発をテーマにしたエッチな催眠をかけるシチュ
催眠誘導よりも女体化の時間を長めに取って丁寧に進める双子催眠
最初のパートはイメージと暗示で焦らし、次のパートから直接刺激する比較的スローなエッチ。
双子をしっかりやりながら催眠、エッチどちらも楽しめるように作品を組み立ててます。
中でも催眠は誘導の時間を切り詰めて女体化をじっくりやる構成が良いですし
エッチも暗示をガンガン入れて少しずつ確実に追い込みます。
通常の催眠音声よりもハイテンポでしゃべりますから、実時間以上に濃密なひと時が送れます。
エッチは焦らし重視で進めるのは別に良いのですが
プレイが乳首責めやクンニといったソフト路線でやや物足りなく感じました。
これについては来年に触手モノの続編が出るそうですから
それに向けた仕込みとしてわざと抑えたのかもしれません。
続編を聴くことで本作品の評価が変わる可能性はあると思います。
あとは魔法を使えない彼女たちが魔法少女を名乗ってる理由も明らかになるといいですね。
絶頂シーンは2回。
淫語それなり、くちゅ音・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。
以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。
CV:乙倉ゅいさん、琴音有波さん
総時間 1:17:21
オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点
体験版はこちらにあります
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