同人音声の部屋

同人音声および催眠音声について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:マッサージ

   ● お屋敷づとめ。Vol.12―真夜&真凜 雨の降る日にまったりご奉仕―
   ● 【音圧耳舐め】ゼロ距離。マママッサージチェア【ASMR・乳首責め・手コキ・騎乗位】
   ● 【耳かき】同棲彼女との耳かき生活3 -結婚編-
   ● 催眠音声-ハニーベル(再レビュー)
   ● 【耳かき・ねこじゃらし・3時間】ねこぐらし。~ミケ猫少女と鈴のオト~【CV: 上坂すみれ】(後編)
   ● 【耳かき・ねこじゃらし・3時間】ねこぐらし。~ミケ猫少女と鈴のオト~【CV: 上坂すみれ】(前編)
   ● 癒刻-メイドのエレナ-【ASMR】
   ● 【美容室ASMR】美容室『Aphrodite』菱山六花
   ● お・と・あ・つ・め
   ● 癒しの夢列車くつろぎ




サークル「とらいさうんど」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、それぞれに違った個性を持つ双子のお世話係が
屋敷の主にあたる男性に癒しとちょっぴりエッチなご奉仕をします。

キャラと音のバランスを大事にしながら色んなサービスをするのが特徴で
耳かき、マッサージ、キス、耳舐めとR-15の範囲内で幅広く取り揃え
リアルな音と和やかな会話を上手に組み合わせて彼女たちにお世話されてる雰囲気を作ります。
雨の日は双子とのんびり
お世話係の真夜、真凜が色んなご奉仕をするお話。

「あぁー いきなり降ってきちゃったね 土砂降りだよ 土砂降り」
真凜は明るくて可愛い声の女の子。
「のんきなこと言ってないで 早く洗濯物取り込んでよ」
真夜は甘い声の女の子。
突然雨が降り出して急いで洗濯物を取り込むと
その中に可愛いスカートを見つけて誰のものか考えます。

本作品は郊外に建つ大豪邸「円ヶ丘館(まるがおかかん)」で働いてる2人が
家の中でごろごろしてるご主人様をおよそ100分に渡ってお世話します。
物語の前半は非エロ、後半は微エロと全体を大きくふたつのシーンに分け
パートごとにやることを変えながら話しかけたり音を鳴らしてバランスよく癒します。

真凜「耳のお掃除もいいけど こういう耳遊びも面白いかもですね」
真夜「ご奉仕のレパートリーも増えるしね」
2人は名前や見た目でわかるように双子でどちらも彼のことが大好き。
だから雨で暇を持て余してる彼の部屋を訪ねて今回のお世話を志願します。
彼らの関係はメイドとご主人様のはずですが堅苦しさや事務的感はまったくありません。
相談したり掛け合うシーンも多く終始和やかな空気が漂ってます。

真夜はしっかり者、真凜はマイペースと性格に大きな違いを持たせてました。
2人はシリーズの2作目にも登場してるのでキャラ作りや彼との距離感がしっかりしてます。
現在の全年齢やR-15作品はセリフを減らして音を重視するものが増えてますが
「お屋敷づとめ。」シリーズは過去作も含めて会話量を多めに設定しキャラの存在感を出してます。

キャラと同じくらい重要なもうひとつの要素は音。
サービスの様子はもちろん、それ以外の細かな動作も高品質な音を鳴らします。
洗濯物を取り込む音、旅行雑誌を読む音、クリームソーダを作る音など何気ないものが多く
バックで流れ続ける控えめな音量の雨音と相まって落ち着いた空間を作り上げてます。

肝心のサービスも定番のものから珍しいものまで内容が幅広く
さらに同じ器具でも使い方や担当者によって音の質感や動きが変わる凝った演出がされてます。
前作「お屋敷づとめ。SP―お世話係大集結!? ハーレムご奉仕♪―」からおよそ9か月ぶりの新作ということで
ファンの期待に応えられるよう細部までこだわって作られてます。

双子のセリフを多めに盛り込んだキャラ重視の作りとリアルな音の数々。
サークルさんが掲げてる「魅力的なキャラクター×リアルなASMR」をそのまま形にしたような作品です。
後になるほどちょっぴりエッチに
前半の4パート52分間は耳に的を絞ったサービス。
クラウドスライム、泡洗浄、綿棒&梵天、化粧ブラシと異なる手段で綺麗にしたり気持ちよくします。
どのパートも真夜は左、真凜は右に陣取ってお世話します。

真夜「スノーパウダーというもので作ったスライムなんですけど さらさらふわふわもこもこな感触が たまんないんですよね」
この中で一番個性的なのはクラウドスライム(約18分)でしょうね。
右耳→左耳→両耳の順に「じりゅっ」という筋っぽい音をゆっくりペースで鳴らします。
シャンプーの泡に近い質感ですが音にやや重さを感じました。
お世話してない側は耳元で吐息を漏らしてすぐ近くにいる感覚を与えます。

真夜「雨の中ずっとふざけてたのは どこの誰だっけ?」
真凜「あー聞こえない 聞こえなーい」
最中に交わされる2人の会話も癒しに貢献します。
実況ももちろんしますけど、音の質が良いのでそれよりも雑談を多くしてました。
雨が降り出しても遊んでた真凜を真夜がたしなめるシーンもあったりと性格の違いがよく出てます。
前半部分は無言になることがほとんどないのでセリフと音の両方をバランスよく楽しめます。

サークルさんの実力がわかりやすいのは3番目の綿棒耳かき梵天パート(約18分)。
膝枕の状態で真夜(左耳)→真凜(右耳)の順に綿棒でお掃除し
最後に添い寝に変えてから左右同時に梵天で仕上げます。
耳に息を吹きかけることはありません。

綿棒は「ずしゅっ」という乾いててふわふわした音が使われており
耳の壁を優しく撫でるように動きます。
そして梵天は綿棒よりも広くてふわふわした音をゆっくり回転させるように動かします。
音の質感と動きがしっかりしてるし、器具ごとにそれらをはっきり変えて音だけでわかるようにしてます。

真夜「ただ綺麗にするだけじゃなくて 耳の中を気持ちよくする動き 繊細な手さばき とくと感じるがいいさ」
真凜「ぐぬぬ 真夜の手つき 確かに上手くなってるかも」
また真夜が耳かきの鍛錬を積んで以前より上手くなった背景があるので
彼女のほうが動きがスムーズで音もやや滑らかになってました。
真凜は別に下手ではないのですが、真夜に比べると動きがゆっくりしてます。

先に真夜の腕前を見て少しプレッシャーがかかったのかもしれませんね。
会話と音を関連付けて彼女たちにお世話されてることを強く印象づけます。

後半の4パート50分間はR-15らしいちょっぴりエッチなサービス。
ベビーパウダーで手をマッサージするところから始まり
そのままキスや耳舐めをして彼女たちの好意を彼にはっきり伝えます。
そして最後はキャンドルを焚いてから一緒に寛ぎます。

真凜「密着してこういうことしてると やっぱり いけない気分になりますね」
ベビーパウダーハンドマッサージ(約7分)はサービス自体は別にエロくありません。
でも彼女たちが力を入れるたびに至近距離から「んっ」とほんのりエロい声を漏らしたり
上のような思わせぶりなセリフを言って彼をその気にさせます。

ずっと非エロでお世話してたところへいきなり微エロのサービスをしても違和感が出ますから
ここでワンクッション置いて「ここからは大人の時間ですよ」と教えてくれます。
彼女たちが彼を好きなことを考えれば多少大胆なサービスをするのも頷けます。

その色が最も強いのはキス(約10分)と耳舐め(約26分)。
キスは真凜→真夜の順、耳舐めは真凜→真夜→両耳の順にたっぷりちゅぱ音を鳴らします。

R-15なので露骨にエロい音を出すことはありません。
でもゆっくりペースで鳴るしっとりした水音に彼女たちの別の顔が窺えます。
普段無邪気な真凜はとろんとした声に変わるし
真夜も軽く吸い上げるようなややパワフルな音を鳴らします。
この2パートはセリフの量が一気に減るので前よりも静かに感じるでしょう。

耳舐めは声優さんの演技の違いがわかりやすいです。
真凜は控えめな水分と緩いペースで舐めるスタンダードなものだったのが
真夜は舌先でぐりぐりしたり唇で挟んではむはむする変わった責め方をします。
あと真夜はパート終盤に差し掛かると舌の腹を擦りつけるように往復させてました。
どちらが優れてるという意味ではなく、同じ耳舐めでもそれぞれに個性があるということです。

このように、前半と後半で内容や雰囲気を切り替える充実したサービスが繰り広げられてます。
ほのぼのした作品
キャラが立ってるしサービスもしっかりしてる総合力の高い作品です。

真凜と真夜は暇してる主人公に楽しい時間を提供しようと
2人で協力しながらまずは耳を色んな手段でお世話して綺麗にします。
そしてその後はハンドマッサージと一緒にキスや耳舐めをして自分たちの欲求も満たします。

見た目は一緒だけど性格は随分違う双子が多種多様なご奉仕をする癒し系のシチュ
2人の掛け合いを多めに挟みながら進めるキャラを活かした作り
担当者や状況に応じて質感と動きが変わるリアルな音。
音声作品の柱にあたる音と声の両方に力を入れてひとつの世界を作り上げてます。

両方にこだわると中途半端になるケースもあるのですが
お屋敷づとめ。シリーズは既に14本も出てるだけあってそのバランス取りが秀逸です。
前半はキャラの存在感を出すためにセリフを多めに入れ
後半は逆に音の割合を上げて普段よりも大人びた雰囲気を作ります。

サービスも耳かきからクラウドスライムマッサージまで手広く揃えてますし
ひとつの要素に特化させるのではなく全体で表現することを目指してます。
割と欲張りなんだけどそれぞれをきちんと作り込んで高い水準にまとめてます。
私個人は道草屋シリーズに似た特徴を持ってると思います。

以上を踏まえてサークルさんでは初の満点とさせていただきました。

CV:真夜…沢野ぽぷらさん 真凜…柚萌さん
総時間 1:46:22

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

追記
2020年10月5日まで20%OFFの880円で販売されてます。



サークル「BeeBeeBee」さんの同人音声作品。

今回紹介するサークルさんの処女作は、主人公のことを溺愛してる穏やかな物腰のママが
癒しとエッチなマッサージで心身の疲れを取り除きます。

リアルな音を多めに盛り込んだ甘さの強いサービスが行われており
前半は彼の後ろから抱きついて肩、耳、頭皮、左右の手を健全にお世話し
後半は手とおまんこを使って責めながら優しい言葉をかけて満たされた射精に導きます。
マママッサージで癒しのひと時を
ママがマッサージやエッチをするお話。

「はーい おやすみー ちょっと こっちおいで」
ママはトーンが低く穏やかな声の女性。
このところ頑張ってる主人公と額をくっつけて熱がないのを確認すると
彼を隣に座らせてぎゅっと抱きしめます。

本作品は彼のことを心から愛してる世話好きな彼女が
およそ75分に渡るサービスで疲れと性的欲求を発散させます。
前半は純粋なマッサージ、後半はエッチとバランス型の作りになっており
そのどちらもリアルな音を駆使して臨場感を出してます。

例えば健全なマッサージをする時は肩を擦ったり叩く音
頭皮を揉みほぐす音、左右の手をオイルつきの手で擦る音など
部位ごとにまったく違う音を用意しそれらを違和感なく鳴らして実際のサービスに近づけます。
実況のセリフも挟んできますが音のほうがずっと多く、特に終盤は音だけで構成して静けさを演出します。

最近の新規さんは以前に比べて平均レベルが上がってますけど
それを加味しても音の作り込みが優れていて驚きました。
タイトルの最初についてる「音圧耳舐め」も短いですが特徴的な音になってます。

また本作品は全編を通じて環境音が流れます。
左側から時計と思しき針の音、中央から風が吹き抜けるような音が鳴ってました。
後者は最初ノイズかなと思ったのですが、同梱されてる環境音無しバージョンには入ってなかったので
サークルさんが意図的に入れたと見るのが妥当です。
音に強弱があったところを見ると扇風機かエアコンの音かもしれません。

エッチについては手コキ→SEXと定番のプレイを用意し
その中に甘やかしたり喜ぶセリフを盛り込んでママらしさを表現します。

「こうやって ママにぜーんぶ任せてくれるの ママ 嬉しいな ママが 全部やったげる」
背景が一切語られてないので2人が日常的にエッチしてるかどうかはわかりませんが
実の息子とするにあたって躊躇することはなく、むしろ自分も楽しむ姿勢でリードします。
マッサージらしさを出すために平均ペースをやや下げたり
子供に話しかけるような口調のセリフが多めで本当に甘いです。

エロさもそれなりにありますけど、彼の体に過度な負担をかけないようやや抑えてる印象を受けました。
SEXシーンでは彼女も気持ちよさそうな声を漏らしますし
母親だからといって意地を張らず彼と対等な立場で接しようとします。

質の高い音をふんだんに盛り込んだサービスと彼女の母性に満ちたキャラ。
キャラ作りを意識しながらサークルさんが得意とされてる要素でお世話するノーマル向け作品です。
言葉と行為で甘やかすサービス
6分程度の前置きの後に始まる「02 - 全年齢マッサージ(34分)」は音を活かしたマッサージ。
ママが主人公の後ろから抱きつく体勢で密着し
両肩、背中、耳、頭皮、右手、左手の順に揉んだり擦ります。

「このくらいの強さなら 痛くない? うん 力抜いてこうね」
彼が痛みを感じないよう時々確認しながら
肩を擦る時は「しゅるー」という滑らかな摩擦音
叩く時は「トントン」という優しい打撃音を左右同時にテンポよく鳴らします。
頭皮は髪越しだから質感がざらついてる、手はマッサージオイルを使ってるから湿った音と
同じマッサージでも部位によって違うものが使われてて音が多彩です。

あとは耳マッサージも結構リアルでした。
手で包んで離してるからでしょうけど「しゅー、わっ」みたいに少し押さえて離す音が鳴ります。
彼女に抱きしめられた時は声や音がそれなりにこもりますし
大手サークルさんがやられてる録音方法を処女作の時点で導入してて素晴らしいです。

またパート終盤の11分間は敢えて何もしない時間を用意してます。
疲れてる人ほど色々考えがちですから、こうやってボーっとするのはいいリフレッシュになります。
さすがに無音じゃ音声にならないので体をぽんぽんと優しく叩く音が鳴り続けます。
時間に対するセリフの量が少ないおかげで癒しと安眠の両方に役立ちます。

続くエッチシーンは2パート30分間。
プレイは耳舐め、乳首責め、手コキ、SEX(騎乗位)、キスです。
乳首責め、手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ねぇ ママに恥ずかしい格好 見せて?」
長めのマッサージで主人公の疲れを取り除いたママは
同じ体勢で後ろから複数の性感帯を個別に責めます。

エッチは年上の彼女が終始リードします。
最初の「03 - R18マッサージ(約18分)」は比較的ソフトなプレイ。
左耳舐めから始まってハンドクリームを使った乳首責めへ移り
そして手コキで1回目の射精へ持って行きます。

このパートで一番個性があるのは耳舐め。
舌で穴の入り口を塞いでるのか「ごごごごご」という閉塞感を伴う音が鳴ります。
現在の耳舐め作品でそれなりに見かける奥を中心に責めるタイプですね。
音の位置も非常に近く、実際に押し付けられてるような感覚が味わえます。

「大切な触れ合いの時間だもん だからもっと触れ合おうね」
彼女が甘やかしながら責めるのも大きな魅力。
非エロパートではあまりしゃべらなかったからでしょうけど
それを取り返すかのように彼を溺愛したり喜ぶ表情を見せます。
全年齢マッサージよりも音とセリフのバランスを意識しながら進めてました。

もうひとつの「04 - 本番(約12分)」はSEX中心。
彼女のおっぱいを軽く吸ってから繋がり彼は1回、彼女は2回絶頂します。

「すごい 気持ちよかった いっぱい出た よし よし」
お互いに責め合うプレイということで彼女が一方的にお世話してた今までとは違い
喘ぎ声を適度に漏らして一緒に楽しみ絶頂を迎えます。
聴き手が抜きやすくなるようにピストンのペースも速めにしてました。
乳首責めや耳舐めはほとんどしないのでピストン音と喘ぎ声が主な抜き要素になります。

個人的には彼女がもう少し激しく乱れてくれたほうがエロさも引き立つと思うのですが
サークルさんはキャラが崩れることを危惧したのかもしれません。
実の母親とSEXする背徳感もくすぐってきませんし
これまでと同じく穏やかな雰囲気を漂わせながら愛し合います。

このように、音の分量を比較的多く設定しつつイチャラブ感を出したサービスが繰り広げられてます。
音重視の穏やかな作品
母親から連想される温かさを持たせたサービスをするASMR系作品です。

ママは何らかの理由で疲れを感じてる主人公をスッキリさせようと
まずは一般的なマッサージで上半身を重点的に揉みほぐします。
そしてその後は手コキやSEXといった定番のプレイを彼と一緒に楽しみます。

穏やかで甘やかし上手なママが実の息子をマッサージするノーマル向けのシチュ
リアルな音を状況によって使い分ける比較的高品質なマッサージ
音とセリフのバランスを同じくらいにして一体感のあるプレイをする温かいエッチ。
音の量や質感で個性を出し、それ以外は割と手堅く仕上げてます。

中でも2番目は「通常よりも少し込み入った録音方法を採用した」とおっしゃられてるだけあって
現時点で大手サークルさんに引けを取らない水準に達してます。
音だけだとわかりにくい、もしくは音が鳴りにくいサービスはセリフできちんと補完してますし
全年齢向けの部分に関してはかなりの実力を持ってると私は見てます。

それに対してエッチは健全なマッサージをした後に始まるからでしょうけど
もう少しエロさや激しさといったパワーが欲しいと感じました。
これが最初からエッチする流れだったら気にならなかったのかもしれません。
このへんは経験を積むうちに改善するでしょうからそうなることを期待してます。

あとは耳舐めの時間が非常に短いことも残念です。
私のほうで確認したところ全パート合わせても5分程度でした。
音自体は面白かったのでもっと時間を伸ばしてもいいんじゃないでしょうか。

タイトルの最初にわざわざ「音圧耳舐め」をつけてるということは
サークルさんもこれが本作品の売りだと自覚されてるはずですからね。
それなら前面に押し出したほうが個性が引き立つし聴き手にも実力をアピールできると思います。

射精シーンは2回。
くちゅ音それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:涼貴涼さん
総時間 1:16:00

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月10日まで20%OFFの968円で販売されてます。
その場合の点数は8点です。



サークル「彼岸花と無口少女。」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、声も態度もあまあまな新妻が
休日を利用して愛する旦那様と耳かきや添い寝を楽しみます。

セリフと音を組み合わせて両方から癒すのが特徴で
耳かきやマッサージでそれぞれに合ったリアルな音を鳴らしながら
ストレートな愛の言葉や彼を気遣う言葉をたっぷり投げかけて新婚気分を味わわせます。
同棲を経て夫婦に
妻のさっちゃんが耳かき、添い寝、マッサージをするお話。

「おはよう 起きて起きて 私だよ?」
さっちゃんは明るくてホッとする声のお姉さん。
休日の朝、声をかけてもなかなか起きてくれない主人公にお目覚めのキスをすると
軽く雑談してから綿棒を使って耳を綺麗にします。

本作品は高校生の時から付き合い始めて最近夫婦になった男女が
休日の朝から夜にかけておよそ90分に渡り健全にイチャイチャします。
タイトルの通りサークルさんの人気シリーズ3作目にあたりまして
以前は同棲中の恋人同士だったのが今回から結婚生活に突入しました。

といってもそこまで込み入ったストーリーはありませんし
2人の関係は彼女が耳かき中に色々教えてくれますから今作からでも問題ありません。
私も1作目の「同棲彼女との耳かき生活」だけ聴いてる状態ですが特に違和感はありませんでした。

「溜まった汚れを掻き出して 君のストレスも できるだけ軽減してあげる」
最大の魅力は彼女のキャラ。
外でお仕事を頑張ってる彼が少しでもリフレッシュできるようにあれこれお世話します。
耳かきやマッサージをしっかりこなしながら彼を労わるセリフを言うシーンが多く
音と言葉の両方から癒して彼女に甘やかされてる雰囲気を作ります。

添い寝パートで寝息だけが流れることもあるのでASMR要素も多少はありますが
時間に対する会話量が結構多くて私はバランス型と見ています。
「好き」「愛してる」といった定番のセリフだけでなく夫婦らしさを感じるものも入れており
2人が恋人から新しい関係に前進したのが実感しやすくなってます。

サービスについては耳かきと添い寝を2パート用意し
それぞれで使う器具や寝息の割合を変えて違いを出してます。
耳かきはもちろん、マッサージにも専用の効果音が入っててなかなかリアルでした。
全年齢向けの範囲を出ない程度にキスもしたりと音が重要な役割を果たします。

さっちゃんの優しくて愛情深いキャラと最中に鳴る音の数々。
音声作品らしく音と声の両方にこだわったあまあまラブラブな作品です。
新妻と過ごす幸せな1日
最初の3パート58分間は朝から昼間にかけてのお話。
「01 朝の耳かき(約21分)」は右耳→左耳の順に綿棒を使った耳かき
「02 お昼寝と左右キス責め(約21分)」は左右を切り替えながらの添い寝
「03 マッサージ(約16分)」は肩、背中、腕のマッサージをします。

綿棒は「ぷすっ くしゅ」という面積広めで乾燥した音が使われており
最初は前後に出し入れしたり内側の壁を優しくなぞるように動きます。
そして3分くらい経つと奥へ移動し音が若干力強くなります。

同棲時代から何度も耳かきしてるだけあって動きがスムーズですし
音についても綿棒の特徴が上手く表現されててレベルが高いです。
奥を掃除するシーンでもう少し速度を落とせばよりリアルになったかもしれません。

「好きだよ 愛してる 大好き 一生 側にいてね」
そして彼女との会話が別の癒しを与えてくれます。
前半の右耳は「くりくり」などの掛け声を出しながら雑談に近いことを話し
左耳に入ると結婚に至るまでの出来事や今の気持ちをストレートに伝えます。
結婚指輪のエピソードが出てくるあたりは夫婦らしいなと。
吐息だけ漏らす時間を時折挟んでメリハリをつけてるのも良いです。

続くお昼寝パートは音が鳴らないので会話がメインの癒し要素になります。
お揃いのパジャマに着替えて一緒のベッドに寝たまま彼女が密着し
愛の言葉を投げかけたり頭を撫でて2人だけの時間をのんびり過ごします。

「何度言っても足りないくらいに好き 君のことが 好きで好きで その気持ちが喉から溢れてきちゃうくらいに 大好きなんだよ」
彼女は元からあまあまな性格でしたけど、結婚したことでそれがさらにパワーアップしたようです。
幸せの絶頂にいるこの感覚を彼に上手く伝えようと色々話してくれます。
ポジティブなセリフが非常に多いおかげで聴けば聴くほど良い気分になるでしょう。
そして終盤の5分間は寝息だけを漏らして眠りやすい状況を作ります。

3番目のマッサージは音の変化が魅力のパート。
最初の肩や背中を揉みほぐす時は控えめな摩擦音だったのが
腕に移ると保湿クリームを使ってるおかげで水気を帯びた音に変わります。
彼女がしゃべる時にやや力むのも状況に合っててリアルに感じました。

続く2パート32分間は時間が進んで夜のお話。
「04 寝る前の耳かき(約15分)」は綿棒から梵天に切り替えて再度お世話し
「05 添い寝(約17分)」はお昼寝の時よりも寝息の時間を増やして静けさを演出します。

「朝もしたけど 今からするのは マッサージ目的の耳かきなんだよ?」
1日に2回耳かきをするのは通常だとあまり良くないことですが
本作品ではこちらを耳のマッサージに位置付けて別の音を鳴らします。
綿棒よりもずっとふわふわした音がゆっくり回転するように動いてました。
範囲が広いからでしょうけど微弱な刺激が伝わってきて耳がこそばゆかったです。

「どれだけ辛いことがあっても 2人なら絶対 乗り切れるはずだもんね」
そして最後は彼が明日以降を元気に過ごせるように言葉で励まします。
結婚したのだから私は一生あなたについていく、だからいつでも頼って欲しい。
彼が頑張り屋だと知ってるからこそ、それを支える人がいることを教えて心を軽くします。
パートの半分くらいは寝息ですから寝る前に聴くのもいいでしょう。

このように、定番のサービスを状況に応じて変化させる素朴な物語が繰り広げられてます。
愛情たっぷりな作品
同棲時代との差別化を図りながらしっかり癒す安定感のある作品です。

さっちゃんは恋人から夫になった主人公をたっぷり癒そうと
耳かき、添い寝、マッサージをこなしながら愛を感じるセリフをいくつも投げかけます。
そして夜は先ほどと違う耳かきと静かな添い寝で落ち着ける空間を作ります。

主人公のことを溺愛してる新妻が休日を利用しイチャイチャする甘いシチュ
ストレートな愛の言葉や思いやりを感じる言葉を組み合わせて心の芯から癒す彼女のキャラ
これらの最中に鳴るリアルで優しい音の数々。
2人の仲の良さを表現しながら音も多めに鳴らすバランスの取れた作品に仕上がってます。

「寝ぼけてる君に いっぱい好きって言いながら ちゅーしてあげる」
中でも2番目は言葉、仕草、行為のすべてで彼に惜しみない愛情を注ぐ優しい女性に描かれてます。
元々世話好きだからでしょうけど、耳かきやマッサージをしてる最中に嬉しそうな表情を見せます。
彼を癒すのと同時に彼女も癒されるからより甘く感じるわけです。
やってることは割とシンプルなのでサービスよりもキャラのほうが印象に残りました。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:浅見ゆいさん
総時間 1:35:30

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年9月21日まで20%OFFの880円で販売されてます。
1作目も9月20日まで25%OFFの412円で販売されてます。



サークル「帽子屋」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第61回目はご主人様のことが大好きで世話好きなメイドが
マッサージを交えた独特な催眠とエッチで疲れを取り除きます。

タイトルにもなってるベルの音を使ってサービスを進めるのが特徴で
催眠パートは時計の音と組み合わせて催眠状態と半覚醒状態を往復し
エッチは通常のプレイをする合間に鳴らして感度を上げたり気持ちよくします。
いつも頑張ってるご主人様へのご褒美
メイドが催眠をかけてから2種類のエッチなご奉仕をするお話。

「失礼します ご主人様 まだ起きていらっしゃいますか?」
メイドは明るくてお淑やかな声のお姉さん。
ベルの修理が終わったので主人公の部屋へ届けに行くと
頑張りすぎて疲れてる彼を催眠術で寝かしつけます。

本作品は彼のことを異性としても好ましく思ってる上品なメイドが
疲労やストレスを発散させようとおよそ90分に渡る癒しとエッチなご奉仕をします。
2人の会話を見る限り、彼女がこういうことをするのは初めてじゃないようです。
だから前置きは冒頭の4分にまとめて後はゆっくりじっくりお世話します。

「ベルが鳴ると 安心する 安心すると だんだん穏やかな気分になってくる」
最大の特徴は音を使って感覚をコントロールすること。
ベルの音を聴くと癒される、あるいは感度が上がるとシーンによって暗示の内容を変え
それと他の音やプレイを組み合わせて催眠状態を深めたり絶頂へ導きます。

現在ではすっかりお馴染みになった音モノですね。
音と暗示をセットにして丁寧に働きかけてくれますから
最初はピンと来なかったとしても次第に体や心が自然と反応するようになるでしょう。
M向けの要素がまったくないのでノーマルな人でも問題なく楽しめます。

「今日は 私がぜーんぶしますから ご主人様は 楽にしててください」
もうひとつの特徴は癒しにとても力を入れてること。
彼女は最初から最後まで親身にお世話してくれますし
サービスもマッサージや耳を舐めながらのSEXといった甘いものを中心に据えてます。

エッチの後半はオナサポっぽい内容になってますが
それは前半との違いを出すためにそうしてるだけで意地悪したいわけじゃありません。
愛するご主人様をどうすれば満足させられるか考えた結果そうしてるだけです。
野上菜月さんの慈愛に満ちた声と演技にも多くの人が心温まるものを感じるでしょう。
リラックス重視の音系催眠
催眠は3パート43分間。
最初の「03 導入-オイルマッサージ(約26分)」は横になって目を瞑りメイドのマッサージを受けます。

「右手がほぐれれば 意識もほぐれる このとろとろのオイルみたいに 意識もぼんやり とろけていきますよ」
専用のオイルを使ってるので手を動かすたびに「しゅりっ」という滑らかな水音が鳴り
その合間に腕や足が温かくなる暗示を小まめに入れて感覚を伝えます。
今回のサービスは彼の疲れを取り除くのが一番の目的ですから
このパートはベルを無理に絡めずストレートに癒す方針で進めます。

時間配分も結構面白いなと。
最初にやる右手&右腕におよそ16分を割き、左腕や左右の足はそれよりも簡略化して行います。
右腕が完了した時点で左腕との感覚に明確な違いがあって脱力できてるのがわかります。
体の熱を高める暗示が充実してますから次第にぽかぽかしてくるでしょう。

あとこれは私の気のせいかもしれませんが
マッサージ中の彼女の声が微かに上下してるように聞こえました。
実際にやったら体が自然と動くので、それを演技にも反映させたのかもしれません。

ベルの音が登場するのは次の「04 誘導-ベルの音(約5分)」から。
「ちりりん」という涼やかな音を適度な間隔で鳴らし
それに合わせて安らぐ暗示を入れて今度は心をケアします。
そして最後の「05 深化-柱時計と鐘の音(約12分)」は柱時計の音と組み合わせて意識を上手に揺さぶります。

「カチ コチ カチ コチ 少しずつ 小さくなる カチ コチ カチ コチ 意識も うすーくなっていく」
ベルの音、時計の音いずれも癒しのパワーを持ってますし
それだけが鳴る時間を用意して頭の中を空っぽにできる状況を作ります。
先ほどのリラックスでかなり心が緩んでるでしょうから
音に合わせて頭や全身がずーんと沈んだりぼーっとする人が結構いると思います。
暗示の入れ方、量、表現方法も適切で催眠初心者でも入りやすくなってます。

本作品が持つふたつの特徴を違和感なく組み合わせた堅実でテーマ性のある催眠です。
心身を休ませたうえでメイドが鳴らすベルの音に反応できるようにすることを目的に
前半は当初の予定通りマッサージをしっかりやって主に体の疲れを取り除き
後半はベルの音や時計の音に暗示を込めて催眠状態を深めます。

時間が長めに取られてるおかげでどのパートもゆっくり進めてくれますし
サービスの内容も聴き手を癒すことを強く意識してて心地いいです。
疲れてる人が聴いたらそのまま寝てしまうかもしれませんね。
丁寧な言葉遣いで一生懸命お世話する彼女の姿にも癒しを感じました。
催眠とエロのバランスが取れてるエッチ
エッチシーンは3パート40分間。
プレイはベルを使った感度強化、乳首責め、耳舐め、手コキ、フェラ、SEX(騎乗位)、乳首オナニー、オナニーです。

手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。
セルフはありです。
途中で服を脱ぐ指示が出ることはありません。

「今のご主人様は 特別な状態ですから 私の言うことを すべて受け入れられますよ」
催眠を使って主人公を心地いい感覚で包み込んだメイドは
先ほどとは違う音が鳴るベルを使って今度はエッチな気分を高めます。

エッチは終始彼女がご奉仕します。
最初の2パート26分間はベルを積極的に使うシーン。
「06 性感強化-特別なベルの音(約6分)」はやや反響するベルの音を鳴らしながら感度強化の暗示を入れ
「07 アダルトパート選択(御奉仕)(約20分)」は耳舐め、乳首責め、手コキ、フェラ、SEXで2回の絶頂に導きます。

ちなみにエッチは3パートいずれも通常版とベルの音が小さいバージョンがあります。
聴き比べたところ私は小さいほうが聴きやすかったです。

「痺れた体が熱を持って 気持ちいい感覚がますます強くなる」
エッチに入っても彼女のあまあまなキャラはまったく変わりません。
06パートはこれといったプレイをやらない代わりに暗示を入念に入れて準備を整え
07に入ると通常のプレイをやりながらベルを鳴らすハイブリッド型へと変わります。

催眠音声では珍しくちゅぱ音が頻繁に鳴るので
エロさが欲しいと思ってる人も満足できるのではないかなと。
彼女の場合Sっ気がまったくないから対等な立場で愛し合うスタイルにしたのでしょう。
後になるほど吐息が熱を帯びるあたりに彼女の心情が見て取れます。

個人的に盛り上がると思うのが1回目の絶頂を迎えた後から始まる後半部分。
声のイメージよりも下品で激しいフェラを繰り出して彼の興奮をストレートに煽り
最後は2人で一緒に楽しもうと騎乗位SEXで繋がります。

「何をしても気持ちいい 頭の中がとろとろになって 何も考えられない」
引き続き暗示を入れながら進めますけど
耳舐め音、ピストン音、熱い吐息、喘ぎ声といった純粋なエロ要素も股間に響きます。
絶頂形式はドライですが射精したくなる人もいるんじゃないでしょうか。
2人同時に絶頂を迎えることも含めて彼らの間に主従とは別の絆を感じました。

最後の「08 アダルトパート選択(セルフ)(約14分)」はオナニーを楽しむパート。
ソフトな乳首オナニーで体を温めてからおちんちんを握って彼女の許可が出るまで射精を我慢します。

「腰が疼く 背筋が跳ねる 動かしてないのにゾクゾクして おちんちんはカッチカチ」
体の接触は特にせず指示、暗示、実況を組み合わせて進めることから
こちらのほうが催眠音声らしいプレイと言えます。
引き続きベルの音が鳴りますし、意地悪さも低めで無理なく射精を迎えらえました。
乳首オナニーはおまけに近い位置づけなので開発してるかどうかはあまり関係ないです。

このように、プレイスタイルや絶頂形式をパートによって切り替える温かいエッチが繰り広げられてます。
あまあまな音モノ
ハニーベルの名に相応しい甘さを感じる作品です。

メイドは頑張りすぎてうまく眠れないご主人様を少しでも楽にしようと
まずは体をマッサージしながら催眠をかけて心身をたっぷり癒します。
そしてエッチは前半と後半で内容を大きく変えて違う快感を与えます。

優しくて面倒見のいいメイドが癒しながら気持ちよくするノーマル向けのシチュ
マッサージを入念にやってから複数の音を組み合わせて落とす独特な催眠
前半はエッチな声や音を多めに盛り込んだドライ、後半は指示や暗示を聞きながらオナニーを楽しむ幅広いエッチ。
主従関係をできるだけ崩さずに愛情を注ぐ癒されるサービスに仕上がってます。

中でも2番目は発売から5年経った今でも十分通用する個性と品質を持ってます。
多くの聴き手が心地よさを感じる音を選び、それを暗示と組み合わせて反応できるようにします。
最初に長めのマッサージをする展開もこれを楽しみやすくするのに役立ってます。

「みんな ご主人様のことが大好きなんですから もうちょっとご自身を大事になさってください」
あとは彼女のキャラも癒しのパワーを上げる大事な要素と言えます。
メイドらしく振る舞いながらところどころで彼に対する思いやりを見せてました。
ご奉仕を嬉しそうにやるのも彼のことが純粋に好きだからでしょう。
前回のレビューでも書きましたがすべての要素が癒しに収束してます。

絶頂シーンはドライ2回、射精1回。
ちゅぱ音それなり、淫語・くちゅ音・喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:野上菜月さん
総時間 1:36:50

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
97分で990円とコスパが良いので+1してあります。

2020年9月23日まで50%OFFの495円で販売されてます。



【耳かき・ねこじゃらし・3時間】ねこぐらし。~ミケ猫少女と鈴のオト~【CV: 上坂すみれ】(前編)」に引き続いての後編です。
今回は「06 泡たっぷりのお顔剃り」以降の様子を中心に紹介します。
2人きりで過ごす静かな夜
ねこじゃらしマッサージを終えた次に行うサービスは髭剃り(約24分)。
主人公の髭が伸びてることに気づいたミケ猫が
専用のクリームを作る→顔に塗る→カミソリで剃るとひとつずつ丁寧にこなします。
そして最後に同じカミソリで眉の形も軽く整えます。

「こういうのを 人の世界では ASMRと言うんですよね?」
後編に入ってもASMRを重視する流れは変わりません。
彼がクリームを泡立てる音を好むことに気づくと耳元に近づけて
若干ざらつきのある泡音をゆっくりペースで鳴らします。
そして顔に塗る時は「じじっ」という別の泡音、剃る時は「ぞじっ」という泡交じりの摩擦音へ変わります。
眉はクリームを塗ってないからでしょうけど「じょりっ」という若干力強い音でした。

各音の質感や動きはほぼ一定でしたが
鳴る位置を小まめに動かして顔全体をお世話してる様子を表現します。
頬、鼻の下、顎、首筋と上から下へ流す感じにやってました。
もう少し音量を大きくしたほうが顔に当たってる感じがより出たと思います。

「うぅ にゃ にゃんか 顔近くて あの…ごめんなさい」
最中の彼女は引き続き何をするかの実況を小まめに挟みながら
比較的近い位置で大きめの吐息を漏らします。
顔が近くなった時に恥ずかしがるところが可愛いですね。
すべて終えた後に「カッコいい」と褒めるなど、異性として彼に魅力を感じてるのがわかります。

後編部分で最も長いサービスは「08 お布団で優しくマッサージ〜お背中&肩もみ〜」(約31分)。
布団へうつ伏せになった彼の上に彼女が乗り
肩や背中を揉む、叩く、押す、擦るといった色んな手段でほぐします。

「肩を 両側から 中心に寄せるみたいに んー これは 力使うから ちょっと…大変」
顔や耳に比べて広い範囲をお世話する状況を踏まえて音のストロークを長くし
さらに彼女が力んだ声を漏らして臨場感を出します。
やや熱っぽい吐息ですがいやらしい感じはまったくなく
彼のために一生懸命頑張ってるのが伝わってきて和みました。

マッサージについても音のバリエーションが豊富で質が高めです。
「こしゅっ」という揉み込むような布の音が左右同時に鳴ってたかと思えば
数分後には揉みと叩きを組み合わせたような音へと変わり
さらに肩甲骨のあたりを開くように両手を外側へスライドさせる
背骨のツボを押す、拳を作って肩をリズミカルにトントンすると色んな手段でお世話します。

肩の時は声が近く、背中は遠いと位置取りもしっかりしてました。
効果音と彼女の吐息や小さな掛け声だけが流れるひと時は静かで落ち着きます。
私個人は本作品の中で一番の聴きどころだと思います。

そうやって色んな癒しを与えた後、「09 膝枕で寝かしつけ♪」でようやく眠りにつきます。
彼女に膝枕され、体を軽くとんとんされるスタンダードなもので
軽い物音を長めの間隔で鳴らしながら20分以上に渡って静かに過ごします。

「私も なんだか ちょっぴり 眠くなってきました」
安眠が目的のパートだからでしょうけど、他のパート以上にセリフの量を削ってありました。
また途中からは彼女が眠そうな声や寝息に近い吐息を漏らすようになります。
彼女が誰かをお世話するのはたぶんこれが初めてでしょうから
すべてをやりきって気持ちが緩むのは仕方ないと思います。

このように、各サービスの時間を長めに取ってのんびり行う穏やかなサービスが繰り広げられてます。
上坂さんのファンには堪らない作品
アニメやゲームで活躍されてる声優さんの演技を同人で聴けるところが最大の売りとなる作品です。

ミケ猫は祭りの参加者に選ばれた主人公に幸せなひと時を提供しようと
耳かき、マッサージ、髭剃り、寝かしつけといった王道のサービスをひとつずつじっくり行います。
そしてこれらの様子を主に効果音と彼女の吐息で表現して癒しと安らぎを与えます。

有名声優さんがメインヒロインになって健全なお世話をするノーマル向けのシチュ
セリフの多くを実況に割き、行為はそれ以外の要素でお届けするASMR系の作り
初々しい仕草を見せながらこれらをひたむきに行う彼女の純朴なキャラ。
音重視ではありますが、彼女の存在感もある程度出す形で作品を組み立ててます。

「あなたとこうしてると 落ち着きますね」
中でも3番目は旅館だからといって専門店のように距離を取ろうとせず
ごく普通の女の子として彼と正面から向き合う姿勢で接します。
2人の関係についても作中で多少触れられてますし
巫女に選ばれたいという打算だけでここまでやってるわけではないことがわかります。

私はアニメをほとんど観ないので上坂さんのこともよく知らないのですが
それでも聴いてて「上手いなぁ」と感じるところがいくつもありました。
セリフが全体的に硬いからこそ、それ以外の部分(しゃべり方や間の取り方など)に感情を込めて
作品の雰囲気を柔らかくしようとする工夫が見られます。

「まずは 一番面積の広い頬を しっかり塗っていきますね」
それ以外、特にシナリオについては残念ながらいまひとつというのが正直な感想です。
どのサービスも何をするか実況するセリフが非常に多く
その結果雰囲気が淡白になったり流れが単調になるといった悪影響が出てます。

作品を聴いた限りだと彼女は彼に対して思うところがあるようですし
それをもう少し表現していったほうが魅力を引き出せたのではないでしょうか。
せっかく有名声優さんを起用してるのですから、もっと色々しゃべって欲しかったです。
サービスの合間にある3分程度のドラマパートが今より長かったら随分違ったでしょうね。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:上坂すみれさん
総時間 2:56:03

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2020年7月12日まで20%OFFの1584円で販売されてます。

※価格について
本作品を評価するにあたって、今回はコスパによる加点/減点を敢えて行いませんでした。
アニメ声優さんが出演する同人音声の数がまだ少なく
いわゆる相場が形成されるにはもうしばらく時間がかかると判断してるからです。
他の全年齢作品と比べちゃってもいいんですけど、それをやるにしてもまだ時期尚早かなぁと。
2020年中にどれくらい供給されるかを見たうえで判断しようと思ってます。



サークル「CANDY VOICE」さんの同人音声作品(全年齢向け)。
付属の割引クーポンを見る限りWhispさんの姉妹サークルと思われます。

今回紹介するサークルさんの処女作は、あの世とこの世の狭間にある不思議な旅館を舞台に
そこで働いてるミケ猫少女が男性を長時間に渡って癒します。

声優の上坂すみれさんが出演されてるのが最大の特徴で
微笑む、恥ずかしがる、吐息を漏らしながら真剣にお世話するなど
シーンによって様々な表情を見せながらサービスに合った音をたっぷり鳴らして癒しと温もりを与えます。

総時間が180分近くあるので前編(01~05)、後編(06~09)の2回に分けてお送りします。
可愛い猫の優しい贈り物
ミケ猫が耳かき、マッサージ、髭剃り、寝かしつけをするお話。

「あっ お待ちしておりました 選ばれしお方」
ミケ猫は丁寧語で話す可憐な声の女の子。
猫鳴館を訪れた主人公を迎えると、事情が読めない彼にこれから行うゲームのことを教えます。

本作品は前世に未練がある生物の魂が集まるこの場所で猫となった彼女が
何らかの理由で招かれた彼をおよそ180分に渡って健全にご奉仕します。
現在猫鳴館では九魂祭と呼ばれる特別なイベントが準備されており
ここで彼を惚れさせた者は巫女として現世へ再び戻ることができるそうです。
そんな事情を踏まえて彼女は初めて会った彼を一生懸命癒そうとします。

「あなた様が快適に過ごせるように 精一杯おもてなししますので だから そ、それで 私のことも 好きになっていただけると…」
彼女は元々口下手な性格らしく、彼に対しても恥ずかしそうな仕草で接します。
しかしサービスが始まると流れるような手つきでお世話し
その合間に嬉しそうな笑みを浮かべて自分の魅力をアピールします。
媚びるのではなくありのままの自分を見せるところに純朴さを感じました。

そして上坂すみれさんの声と演技が彼女の良さをさらに引き出します。
セリフの構成は状況説明メインで時々雑談が入る同人音声だとスタンダードなものなのですが
それらの中や間に上手く感情を込めて活き活きとしたキャラに仕立て上げてます。

サービスについては前編部分(約95分)は耳かき60分、ねこじゃらしマッサージ29分と
ほとんどの時間をこれらふたつに費やしてます。
セリフよりも音の量を遥かに多くしたASMR系の作りになっており
最中は効果音と彼女の吐息だけが流れる静かなひと時を送れます。

また音声の大部分で「さー」という別の音も流れてました。
ノイズなのか、風の吹く音なのか、あるいは川や滝の音なのかはよくわかりませんけど
ある程度聴き続ければそれほど気にならなくなると思います。

上坂すみれさんが演じる愛らしいミケ猫と音重視のサービス。
有名声優さんと現在流行のジャンルを組み合わせた正統派の癒し系作品です。
音や動きの種類にこだわったサービス
4分程度の雑談をした後から始まる最初のサービスは耳かき(約60分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に濡れ手ぬぐいで拭いてから耳かき棒と綿棒を使い分けてじっくり行います。

濡れ手ぬぐいは「ずずっ」という控えめな摩擦音
耳かき棒は「ぞずっ」という乾いてて若干丸みを帯びた音
綿棒は耳かき棒よりも範囲が広く感触も柔らかい音が使われており
擦る、掻き出す、優しくぐりぐりするなど色んな動きをします。

本作品の耳かきは音の種類にこだわってまして
同じ器具を使ってても位置や深さを変え、その度に音の質感や動かし方が変わります。

例えば耳かきだと穴の浅いところや溝をクリアな音でなぞるところから始まり
それから奥へ移動しこれまでよりも鈍い音をゆっくりペースで鳴らします。
デリケートな部位だからでしょうけど、奥はストロークをかなり短くしてありました。

全体的に効果音の音量が小さめなせいで聞き取りにくいとも感じましたが
器具ごとに音と動きの違いがある程度打ち出せてるのは事実です。
今の耳かきは音を通じて微弱な振動を耳に与えてくれるものがそれなりにありますし
次回作ではそのへんも表現できればより良い耳かきになると思います。

「まずは 浅い部分を 耳かきの先で カリカリ カリカリ」
「お耳 敏感なんですね 奥のこのへんをつんつんってしたら 気持ちよさそうなお顔をしたので」

最中のミケ猫は擬声語を交えて何をするのか小まめに実況しつつ
時折自分の思ったことを話して場をさらに和ませます。
詳細は伏せますが意味深なことを言うシーンもありました。
耳かきに集中したいからか、微笑や吐息を漏らす時間のほうが圧倒的に長かったです。

次のねこじゃらしマッサージは29分間。
上を向く形で膝枕し最初は1本、しばらく経つと2本使って顔と耳を撫でまわします。
またここからは虫の声がバックで流れ始めます。

「お耳の根元 ここを やさーしく ゆーっくり さわ さわ」
「すすっ」という滑らかな摩擦音がリズミカルに鳴り
頬、耳の側面、耳の根元と移動させて変化をつけます。
声との音量バランスに問題があるのか、1本の時はあまりよく聞こえなかったのですが
2本に増えると音がはっきりわかってお世話されてる雰囲気が出てました。
途中に彼女が頭を撫でるシーンもあったりと、耳かきの時より2人が打ち解けてるのがわかります。

ねこじゃらしを投入したのは彼女が猫だからでしょうね。
同人音声では初めて見かけたサービスですから、今後の工夫次第で面白いものになりそうです。

後編へ続く…。
【耳かき・ねこじゃらし・3時間】ねこぐらし。~ミケ猫少女と鈴のオト~【CV: 上坂すみれ】(後編)

CV:上坂すみれさん
総時間 2:56:03


体験版はこちらにあります

追記
2020年7月12日まで20%OFFの1584円で販売されてます。



サークル「バイノーラル6音」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、主人公の屋敷でメイドをしてる上品なお姉さんが
上半身のマッサージや耳かきで癒しと眠気を与えます。

サービスはもちろん、細かな動作に至るまでリアルな音を用意したASMR系の作りが魅力で
紅茶をカップに注ぐ音、それを飲む音、顔や耳をマッサージする音、耳かき音など
色んな音を盛り込み、そのすべてを優しいもので統一して安心できる空間を作ります。
優しいメイドと2人きりで過ごす夜
メイドのエレナがマッサージと耳かきをするお話。

「おや? ごきげんよう 旦那様」
エレナはお淑やかな声のお姉さん。
ある秋の日、庭で寛いでた主人公に声をかけると
少し話してから席を外し紅茶を用意します。

本作品は姉と一緒に彼の屋敷で働いてる彼女が
ご主人様にあたる彼をおよそ60分に渡って健全にもてなします。
マッサージ21分、耳かき37分とふたつのサービスにほとんどの時間を割き
ひとつひとつをゆっくり丁寧にこなして癒しながら眠りに導きます。

バイノーラル6音さんは以前からASMR系の作品を得意とされてるサークルさんです。
今作もその例に漏れず、ありとあらゆる行為に専用の効果音を用意し
それらを上手に組み合わせて彼女にお世話されてる雰囲気を作ります。


例えば一番最初の「1.ごきげんよう、旦那様。」は屋敷の庭で2人が会話するパートなのですが
彼女が用意した紅茶をカップに注ぎ、それを飲む音を入れて臨場感を出してます。
バックで虫の鳴き声も聞こえますし、ここだけでも落ち着く人がそれなりにいるでしょう。

肝心のサービスについても質感、位置、距離、動きがどれもしっかりしててレベルが高いです。
同じ行為でも数十秒単位で音が変わるため単調さはまったくありません。
終盤は彼女が無言になり吐息や寝息だけを漏らすシーンがあったりと
癒しと安眠の両方に役立つよう作品を組み立ててます。

「この間植えたコスモスのお花も とても元気で 気持ちよさそうです」
彼女については「淑女」と呼ぶのがピッタリな落ち着いた女性です。
まだ少年な彼を敬いつつ実の弟のように可愛がり
会話中は花やコーヒーに関する知識を披露して上品さを醸し出します。

全年齢向けなのでエッチな描写は一切ありませんけど
彼女のセリフを聴いた限りではそちらもOKな姿勢を見せてます。
優しくて、面倒見が良くて、ちょっぴり独占欲のある女性です。

リアルな音をふんだんに駆使したサービスと彼女の甘いキャラ。
音をメインに据えつつキャラにも個性を持たせた正統派の癒し系作品です。
音と会話で癒すエッチ
2人が屋敷の中へ移動した後にする最初のサービスはマッサージ(約21分)。
顔、耳、首、肩と上半身に的を絞ってケアします。

「次は 首筋から肩にかけて オイルを馴染ませていきますね」
開始前にマッチの音を鳴らしてお香を焚いてる様子を表現し
「すりゅっ」という滑らかな水音を状況に応じて変化させる本作品らしい内容です。
顔をマッサージしてる時は音質がクリアだったのが
耳に移ると手で覆ってるのかこもった音に変化します。

他にも2種類の肩叩き、耳の産毛剃りなど
マッサージとは別タイプの音が鳴るサービスも盛り込んで幅広さを持たせてました。
彼女が間隔を長めに取って話しかけてくれるおかげで
音とセリフの両方を無理なく楽しむことができます。


「コーヒー豆は ケニアにしましょうか キレもありますので スッキリすると思います」
これらが終わった後に5分程度の休憩が入るのも良いですね。
サイフォン式の淹れ方をしてるようで、アルコールランプに点火する音や
フラスコに入った水がこぽこぽと泡立つ音が鳴ります。

これまでとは違う音を楽しむ意味合いもあるのでしょうが
それよりも彼女との会話を通じて魅力を引き出すほうが強いと思います。
マッサージして、耳かきするだけだと彼女がどんな人物か伝わりにくいですし
こうやって脱線するシーンを敢えて挟んで違和感なく会話できる機会を設けます。
先ほど説明したセリフの間も含めて、全体に余裕を持たせることでより癒される空間を作り上げてます。

次の耳かきはおよそ37分間。
座った状態でやってたマッサージとは違ってベッドに移動し
彼女が添い寝する体勢で右耳→左耳の順に綿棒だけを使いお世話します。
そして一通り終わった後は弱めの風圧で息を吹きかけます。

綿棒は「ぷしゅっ」という乾いてて柔らかい音が使われており
耳の中全体をゆっくり撫でるように動きます。
耳かき棒よりも広くて柔らかい音が彼女の優しいキャラにとても合ってました。
彼が眠そうなのを見てマッサージの時より会話量を減らすなど
さり気ない気配りを見せてメイドらしさをアピールします。

耳かきに関する説明は一切ありませんけど、音だけでそれがほぼわかるくらいにリアルです。
効果音と彼女の吐息だけが流れる時間はとても静かで落ち着きました。
耳かき終了後はそのまま一緒に眠る流れなので安眠するのにも役立ちます。

このように、主従関係をできるだけ崩さずに仲良くする素朴なサービスが繰り広げられてます。
シンプルで落ち着ける作品
メイドがご主人様にお世話する様子をそのままお届けする自然な作品です。

エレナは大好きな主人公に癒しと安眠をプレゼントしようと
メイドらしく礼儀正しい態度でマッサージや耳かきをします。
そしてその中に愛情や思いやりを感じるセリフを盛り込み事務的感を上手に打ち消します。

仕事ができて面倒見もいいメイドが上半身と耳をケアするノーマル向けのシチュ
サービスとそれ以外の行為すべてにリアルな音を盛り込んだ音重視の作り
お世話とは直接関係ない時間を敢えて設け、そこで何気ない会話を楽しむ緩い展開。
ASMR作品の要所を押さえつつキャラも立つように組み立ててます。

中でも音はサークルさんがこれまでずっと磨き上げてきた要素なだけあって
質感、位置、距離、動き、リズム、間といったあらゆる要素が高水準でまとまってます。
耳かきは綿棒だけを使うシンプルな内容なので
それよりもマッサージのほうが音の良さを実感しやすいと思います。
耳にすっと入ってくる優しい音ばかりで聴けば聴くほど心が穏やかになりました。

「旦那様に甘えられると まるでお母様のように お世話したくなります」
あとこれらをする際に彼女が嬉しそうな表情を見せるのも印象的でした。
行為だけを描写するとどうしても堅苦しさが出てしまうので
彼女が好きでやってることを中に込めて甘さや温かさを出してます。
彼のほうが年下だからでしょうけど、お姉ちゃんのような柔らかさを持たせてお世話してました。

高品質の音を楽しみたい人、年上の女性に甘やかされたい人には特におすすめします。

CV:明日葉よもぎさん
総時間 1:05:22

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります



サークル「Whisp」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、美容室とリラクゼーションサロンを兼ね備えたお店に所属するお姉さんが
来店した男性の心と体をしっかりケアしてスッキリさせます。

幅広いサービスのすべてを主に音を使って表現するのが特徴で
シャンプー、カット、ヘッドスパ、顔や肩のマッサージなど
頭部を中心に色んなサービスを用意し、音もたっぷり鳴らして自然な癒しを与えます。
エッチも40分くらいやるので癒しとエロの両方を楽しみたい人に向いてます。
音を駆使して大きな癒しを
Aphroditeの店員「菱山 六花(ひしやま りっか)」が様々なサービスをするお話。

「いらっしゃいませ『アフロディーテ』へようこそ」
六花は明るくて穏やかな声のお姉さん。
来店した主人公に挨拶し、予約済みかどうかを確認すると
自分を指名してくれたことにお礼を言ってから施術室へ案内します。

本作品は男性だけが利用できるビューティーサロンを舞台に
彼女がおよそ140分に渡って多種多様な癒しとエッチなサービスをします。
非エロ86分、エロ49分と前者の割合を高めに設定し
肩から上にかけてをしっかりケアしてから性欲発散のお手伝いもします。

美容室なので髪のカットやセットはもちろんやりますが
それ以外にもシャンプー、ヘッドスパ、顔のマッサージ、耳かきと結構手広く行います。
エッチも要所を押さえてますし、より多くの人が楽しめるよう大衆性を高くした作品と言えます。

そしてこれらの一部始終を比較的リアルな音を駆使して表現します。
服を着替える音や小さな物音まで入っており芸が細かいです。
サービスについても同じ音を垂れ流すのではなく、位置やリズムを小まめに変えて臨場感を出します。

総時間が長いのでセリフもそれなりに入ってますけど
状況説明や当たり障りのない雑談が中心で音のほうが存在感は大きいです。
手を動かしながら吐息だけを漏らすシーンもあったりして静かな印象を受けました。
また一部のパートでは特徴のある音を鳴らして耳を楽しませてくれます。

「私は、お客様に最高の満足をお届けする、この信念を持ってやっております」
これらを行う六花についてはプロ意識の強い女性です。
冒頭シーンで「主人公を満足させる」と明言し
サービス開始後は流れるような手つきでそれぞれをこなします。

いわゆるデキる女性にあたるわけですが堅苦しさはありません。
彼が癒されに来たことを理解してるので穏やかな声と口調で語りかけます。
そして非エロパートがしっかりしてるからこそ、エロパートで見せる可愛さがより引き立ってます。
変わった性癖も持ってたりして大ボリュームの音に押しつぶされないくらいの魅力があります。

すべての行為を主に音で表現するASMR系の作りと気配り上手で可愛さもある彼女のキャラ。
「美容室ASMR」の名の通り音を前面に押し出したうえでキャラも立ててる癒し系作品です。
質感と動きにこだわったサービス
7分程度の前置きを挟んだ後に始まる3パート34分間は髪と頭のケア。
「トラック2、シャンプー」「トラック3、カット」「トラック4、ヘッドスパ」と
パート名通りのサービスをひとつずつ丁寧にこなします。

そして本作品の売りであるリアルな音が早速炸裂します。
シャンプーはワシャワシャという小気味よい泡音が上方やや後ろで鳴り
カットはシャクシャクという優しい金属音
ヘッドスパはシャンプーに近い音を経由してからフェイスマッサージに移ります。

サービスごとの音の質感はほぼ一緒なのですが
位置、動き、リズムが30秒くらいの間隔で変化するおかげで単調さはまったくありません。
どれも爽快感を覚える音なので聴けば聴くほど気持ちがスッキリするでしょう。
またカットパートは通常のハサミと、それよりやや鈍い音がするすきバサミを使い分けて進めます。

「お客様、お首は苦しくありませんか? 大丈夫ですか……ありがとうございます」
「雑誌二冊買ったらそれくらい行っちゃいますしね…… ん、っと…………場所も取らないし、おススメです」

最中の六花はプロらしい気配りを見せる一方で
ある程度進んだら自分の趣味の話をして場を和ませます。
非エロとエロの違いも含めて、サークルさんが彼女にふたつの顔を持たせてるように映りました。
密着しながら話しかけるシーンが多く、彼女にお世話されてる雰囲気がちゃんとできてます。

続く3パート51分間は頭以外を中心に据えたサービス。
「トラック5、マッサージ」は首、肩、背中を擦ったり指圧してほぐし(約21分)
「トラック6、カット仕上げ」は再び髪をハサミで切り揃えてからドライヤーで乾かし(約6分)
「トラック7、耳掃除」は2種類の器具を使って左右の耳を綺麗にします(約24分)。

「最初に……肩を手のひらで…… ぐぐっと、押しながら……ほぐしていきます……っと……」
マッサージは本作品の音に対するこだわりがよく出てるパートです。
どのシーンも彼女が軽く実況してイメージしやすくしたうえで
肩は布を擦る音と「ぐぐっ」と押し込む音を織り交ぜる
首は肩よりも面積が狭いので動きを控えめにしながら揉み込む
背中は幅広く滑らかな摩擦音をゆっくり鳴らして部位ごとの違いを表現します。

同じマッサージでも動きが大きく変わるので聴いた時の感覚もそれなりに変わります。
終盤では肩叩きもやって音に変化をつけるなど、これまでと同じく音の種類が豊富です。
効果音と彼女の吐息だけが流れるひと時はとても静かで落ち着きました。

それに対して耳かきは変わり種を投入してます。
最初の耳かき棒は「ずすっ」という乾いてて丸みを帯びた割とよく聴くタイプの音なのですが
その後に炭酸綿棒が登場し、そこではシュワシュワパチパチした爽やかな音が鳴ります。

「さっきは、左耳の後に、右耳……といいましたけど、このまま……右耳も同時に……綿棒入れちゃいますね……」
特にパート終盤では左右の耳で同時に鳴らす凝った演出も登場します。
音が二倍になると頭の中が包まれてる感覚がしてとても良いです。
耳かきをふたつの手段でやる流れも本作品の特徴に合ってるなと。
非エロの最後を飾るに相応しい癒しとリフレッシュ効果の高いパートと言えます。
心身両面をスッキリさせるエッチ
エッチシーンは2パート41分間。
プレイはキス、手コキ、玉揉み、耳舐め、髪コキ、乳揉み、SEX(騎乗位、立ちバック)です。
手コキ、髪コキ、SEX、射精の際に効果音が鳴ります(鳴らないバージョンは入ってません)。

「ズボンの上から、つーーーっと、なぞったり、さすさす……さすったり……」
非エロのサービスをすべて無事終えた六花は
今度は主人公の性欲も発散させようとズボン越しにおちんちんを撫で始めます。

エッチはお店なのでごく一部を除き彼女が責めます。
最初の「トラック8、耳舐め&手コキ」は比較的スローなプレイ(約27分)。
キスから始まりズボン越しの愛撫→直の手コキ→耳舐め追加
→亀頭+玉揉み→おちんちんに髪を巻き付けての追い込みと流れを持たせてゆっくり進めます。

「じゃあ、おちんちんに、私のこの……長い黒髪を巻きつけて…… しこしこ、していきますね……」
非エロパートに引き続き効果音やちゅぱ音を多めに盛り込んだうえで
彼女の魅力や性格が引き立つ要素を盛り込んでます。
このパートだと終盤に登場する髪コキがそうですね。
彼女は作中で「自分は髪フェチ」と言っており、それを使って女性を汚す快感を煽ります。

おちんちんを直に触り始めた頃から息遣いが一気に熱を帯びるなど
彼女が何を思い、感じてるかもプレイに反映させて一体感を出してます。

次の「トラック9、騎乗位で挿入」は体のほうもひとつになるプレイ(約14分)。
1回射精してもまだまだ元気なおちんちんを満足させようと
すぐさま騎乗位で挿入し、ある程度経ったら立ちバックに変わって逆に責められます。

「お……おっぱい……しゅごい……おちんちんっ……いい…… あ、あ、あ、ああっ……ふぁぁ……ダメ、私、これ、しゅき……」
おっぱいや乳首を責められて気持ちよさそうな声を漏らしたり
彼よりも先に絶頂するなど、彼女のエロ可愛い姿を時間いっぱい拝むことができます。
普段がキリっとしてるからこそ、乱れてる時とのギャップが引き立ってて余計エロく感じました。
これまでずっとリードしてた彼女が最後の最後で受けに回る展開も良いです。

このように、エッチな声や音と彼女のキャラを上手く組み合わせた甘めのエッチが繰り広げられてます。
多彩な音が聴ける作品
全編を通じて流れる色んな音が一際耳を惹く作品です。

六花は自分を指名してくれた主人公に満足してもらおうと
至るところで彼を気遣いながら流れるような手つきで首から上を綺麗にします。
そしてその後はSEXも交えた濃いめのエッチで心の芯からスッキリさせます。

普段は凛々しいけどエッチの時は可愛くなる店員がたっぷりお世話するノーマル向けのシチュ
音の質感だけでなく動きやリズムにもこだわった耳に優しい非エロパート
エッチな声や音を重ねて鳴らしつつ彼女のギャップも引き立てるエロパート。
どちらかと言えば非エロ重視ですが、エロもきちんと抜けるように仕上げてます。

私はAphroditeシリーズを聴くのが初めてだったのでどうかなーと思ってたのですが
(現時点でこのシリーズは5本出てます。さらに今月もう1本出る予定)
音の使い方に力を入れてて完成度が高かったです。
同じ音をひたすら垂れ流すのではなく、実際のサービスに近づけた躍動感のある鳴らし方をしてます。

録音機材が影響してるのか、振動があまり伝わってこないのは惜しく感じましたが
ASMR作品が好きな人ならまず満足できるだろうと言える品質を持ってます。
髪や頭部のケアをメインに据えてる点も耳かき作品との差別化ができてて良いです。

エッチは彼女のエロさを引き出そうとしてるように映りました。
仕事をバリバリこなす女性が可愛く乱れる姿にグッとくる男性は多いはずです。
そういう心のツボを突いたうえで非エロと同じく音を厚めに鳴らします。
手コキ音やピストン音も結構鳴りますけど、それよりも吐息と喘ぎ声のほうが股間に響きました。

射精シーンは2回。
くちゅ音と吐息それなり、淫語・ちゅぱ音・喘ぎ声そこそこです。

おまけはカット、ヘッドスパ、マッサージのASMRverです。

CV:小波すずさん
総時間 3:10:26(本編…2:24:16 おまけ…46:10)

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年6月12日まで63%OFFの440円で販売されてます。
(まとめ買いキャンペーン対象作品。詳細はこちらをご覧ください)
DLsiteで5月のまとめ買いキャンペーン開催中です(同人音声編)
その場合の点数は9点です。



サークル「Butterfly Dream」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、名前や素性は不明だけど声の穏やかなお姉さんが
耳のケアに関する様々な音をたっぷり鳴らして癒します。

セリフの量を必要最低限にまで減らしたASMR色の強い作りが魅力で
耳かきだけでも合計4種類の器具を使って質感や動きの異なる音を鳴らし
中盤以降は霧吹きの音、袋を頭に被せる音、オノマトペなど
あまり見かけないものを投入して耳に心地いい刺激を与えます。
耳に優しい音をお届け
お姉さんが耳かきをはじめとする様々な音を鳴らすお話。

「そしゅそしゅ くしゅっ」
お姉さんは穏やかな声の女性。
自己紹介などの前置きはすべて省略し
早速主人公の右耳近くで耳かき音を鳴らし始めます。

本作品は現在音声界隈で流行ってるASMRを楽しんでもらうことをコンセプトに
彼女がおよそ120分に渡って合計13種類の癒しのサービスをします。
耳かき、息吹き、耳マッサージなど耳をターゲットにしたものを数多く取り揃え
そのすべてでリアルで耳に優しい音を時間いっぱい鳴らします。

Butterfly Dreamさんと言えばサークル主である浅見ゆいさんの声と演技も大きな魅力なのですが
今作ではその要素を大幅に削り、代わりに音の種類と割合にとてもこだわってます。
オノマトペをまとめたパートが1つある以外はほぼ全部効果音という非常に尖った作りです。

前後最中の会話だけでなく「うんしょ」みたいな掛け声すらありません。
ですから読書や作業中のBGMとか安眠のお供にも役立ちます。
総時間は長めですけど、パートあたりの時間は最大で15分程度と手頃です。

もちろん質の面でも優れたものを持ってます。
2種類の耳かき棒、綿棒、梵天と同じサービス内で複数の器具や手段を用意し
それぞれで質感と動きの両方を変えて別の癒しを与えます。
今は耳かきも色んな音がありますから、聴き手のニーズをできるだけ押さえるためにこうしたのでしょう。

ただそれだけでは面白くないだろうということで
中盤以降は癒しの雰囲気を崩さない範囲で特徴的な音を鳴らします。
スポンジに水を含んで耳を拭くパートや、袋をかぶせて手で触るパートは音声だと結構レアです。

またこれは私個人の感想なのですが、リアリティよりも音を存分に楽しむことを重視してるように映りました。
例えば耳かきをする時、普通は数回動かすと音が少し止んで別の場所に移動するのですが
本作品ではできるだけ途切れを作らずに動きを変えることを心がけてます。
大まかな動きはもちろん、小さな動きも数秒単位で変わりますから単調さはありません。

ほとんどのパートを音だけで構成した作りとバリエーションに富んだリアルな音の数々。
ASMRの魅力が出るように調整された癒し一色の作品です。
色んな音に包まれる心地よさ
最初の5パート67分間は耳かきに関する音を集めたシーン。
耳かきA、耳かきB、綿棒、梵天、耳ふーを個別にやります。
ちなみに耳かきAから梵天までは呼吸音有りのバージョンも存在します。

そして音にこだわった本作品の特徴が早速発揮されます。
どれもパート開始から1秒後にはもう効果音が鳴り始め
時間をほぼ半々に分けて右耳→左耳の順にゆっくり丁寧にお世話します。

音についても耳かきAは「くしゅっ」という乾燥系の滑らかな音
耳かきBはざらつきがあって耳に若干の刺激を感じる音
綿棒は面積がやや狭いけど柔らかさのある音、梵天は面積広くふわふわした音と
器具ごとの特徴が音だけで聴き手に伝わるように作られてます。

同じ耳かきでもAとBで随分印象が変わるでしょうね。
前者は耳垢があまりない状態、後者はそれなりに溜まってる状態に聞こえます。
綿棒と梵天も似た系統ですが音の広さや動きに大きな違いがあります。
音だけが流れ続けるひと時はとても静かで落ち着きました。

またこれらが終わった後に登場する耳ふーは約9分と長めの時間を用意し
弱めの風圧でリズムと長さを変えながらたっぷり吹きかけてくれます。
耳かき音声だと最後にちょろっとやることが多いですから
これだけ固めて聴けるのは好きな人には堪らないのではないでしょうか。
耳かきに関連する主要な音をほぼ全部網羅してあって大変癒されました。

続く5パート44分間は変わり種を集めたシーン。
泡の音、霧吹きをかける音、スポンジを動かす音、袋をかぶせて手で触る音
そして11種類のオノマトペと音声でもあまり見かけないものを中心に行います。

5パート中3パートで水に関連する音を鳴らすのですが、それぞれに違った特徴があります。
泡の音はシャンプーに近いシャクシャクした音ですし
霧吹きは「ぷしゅっ」という噴射音を頭全体にスライドさせる感じで小刻みに鳴らします。
スポンジは「じょぼぼー」という水のしたたる音や、濡れタオルで耳を拭いてるような音が中心です。

「さく さく さく さく さく さく さく」
本作品で唯一口を使って音を出すオノマトペパートも忘れてはいけません(約13分)。
さくさく、かぷかぷ、かりかりなどのセリフを左右へ移動しながら言ってました。
種類が結構多いのでひとつあたりの時間は1分程度と短めです。
癒しの雰囲気を崩さないよう囁き声でゆっくり語りかけてくれます。
浅見さんのファンはここが一番気に入るんじゃないかなと。

終盤の3パート15分間は耳のマッサージ。
スクラブ、オイル、クリームと使用する液体を変えてそれぞれ5分程度行います。

今までは左右片方ずつだったのが両耳同時のお世話に変化し
耳を撫でたり揉んだり動きを変えて優しい水音を鳴らします。
オイルとクリームはそこまで違いを感じませんでしたが
スクラブはざらつきのある水音に時折筋っぽい音が混じってて耳が心地いいです。
耳かきは内側や穴の中、マッサージは外側と住み分けもしっかりできてます。

このように、音の質感と動きにこだわった静かで優しいサービスが繰り広げられてます。
音に癒される作品
数多くの高品質な音が聴ける音好きには堪らない作品です。

お姉さんは主人公を言葉以外の要素を使って癒そうと
最初から会話を一切せず、まずは耳かきに関連する音を鳴らしてリラックスさせます。
そしてその後は変わった音→耳マッサージと繋いで聴覚と触覚を同時に優しく刺激します。

耳のケアに関する音を数多く盛り込んだASMR系の作り
同じサービスに複数の音を用意し、質感と動きを変えるこだわった演出。
ASMRの要所をしっかり押さえたうえで飽きが来ないように組み立ててます。

現在流行ってるからでしょうけど、ASMRを題材にした作品は全年齢も18禁も結構多いです。
でもここまで割り切ってる作品はそれほど多くありません。
声優さんの個人サークルがこういうことをするのもすごく珍しいです。
肝心の音についても上位に位置する品質を持ってます。

セリフがほとんど入ってない作品が好きな人には特におすすめします。
おまけはNGとフリートークです。

CV:浅見ゆいさん
総時間 2:11:31(本編…2:07:25 おまけ…4:06)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
131分で880円とコスパが良いので+1してあります。

2020年6月5日まで20%OFFの704円で販売されてます。



サークル「Crescendo」さんの同人音声作品(全年齢向け)。

今回紹介する作品は、夢の中でのみ走ってる不思議な列車内で
明るくてゆるーい雰囲気の客室乗務員が様々な癒しのサービスをします。

リアルで優しい音を駆使して一部始終を表現するASMR系の作りが魅力で
彼女のセリフは軽い雑談や実況程度に留め
サービスはもちろん、合間の小さな物音にも専用の音を鳴らして癒しの空間を作ります。
多くのシーンで列車の走る音が控えめな音量で流れ続けるのもポイントです。
癒しと安眠を運ぶ列車の中で
癒しの夢列車くつろぎの客室乗務員「つむぎ」が色んなサービスをするお話。

「失礼しまーす わぁ 本日のお客様ですね」
つむぎはのんびり話す明るくて穏やかな声のお姉さん。
夢列車くつろぎに乗車した主人公に挨拶すると
彼が良い夢を見られるように癒しのサービスをします。

本作品は現実世界とは違う場所を走ってる列車の中で
彼女が乗客にあたる彼をおよそ120分に渡ってたっぷり癒します。
整髪、シャンプー、マッサージ、耳かきと定番のサービスをほぼ網羅しており
それぞれの時間を長めに取ってゆっくりのんびり進めます。

Crescendoさんと言えば音に強いサークルさんとして有名です。
今作もその例に漏れず、どのパートも多種多様かつリアルな音が登場します。
耳かきやマッサージの音だけでなく、器具を準備する音や体を動かす際の小さな物音まで入っており
そのすべてを耳に優しいもので統一して癒しと没入感を与えます。
同じマッサージでもやり方によって違う音が使われてて芸が細かいです。

もうひとつ、列車内でお世話してることをわかりやすく表現するために
物語のほぼ全編で列車の走行音や稼働音が流れます。
長時間聴いてもうるさく感じないように音量を声や効果音より小さく設定し
「カタンコトン」という独特な音をリズミカルに鳴らして別の癒しを与えます。

人間の脳はこういう単調な音にすごく弱いので
たぶんこの音を聴き続けてるだけでも眠くなると思います。
貸し切りのためドアの開け閉めはありませんが加速、減速、停止するシーンを入れて単調さを薄めてます。
現実世界の雑音を遮断する効果もありますし、本作品にとって必要不可欠な要素と言えます。

「しゅわしゅわって 自然に泡が潰れていく音が いいんですよねー」
つむぎについては近所のお姉さんのようなゆるーいキャラをしてます。
通常よりもスローペースで話しかけ、さらに語尾を若干伸ばして柔らかい雰囲気を作ります。
音主体の作品なのでそこまでしゃべるわけではありませんが
音だけだとわからない行為は適度に実況して上手にサポートします。

仕事でやってることなのにとても嬉しそうな表情を見せるのがすごく良いなと。
相手を純粋に癒したいという気持ちを込めて接するおかげで甘さがさらに引き立ってます。

効果音と環境音を組み合わせた臨場感の高いサービスと彼女の緩いキャラ。
作品を構成する要素すべてを癒しで統一したASMR成分の強い作品です。
素朴で耳に心地いいサービス
3分程度の前置きを挟んだ後から始まる最初の2パート40分間は髪のお手入れ。
「2.整髪」は2種類のハサミで髪を切り揃え、「3.洗髪」はシャンプーとトリートメントで綺麗にします。

そして早速本作品の売りである様々な音が耳を楽しませてくれます。
整髪はタオルを首に巻いてからケープをかけ、霧吹きで濡らす準備部分も音で忠実に表現し
ハサミを使う時は左右を小まめに切り替えるだけでなく、切るスピードやリズムも変えてリアリティを出します。

同じ音を垂れ流すシーンが一切ないのでどのサービスも活き活きしてます。
通常のハサミは「しゃきっ」という小気味よい音、すきバサミは「じゃくっ」みたいなやや粗い音と
同じハサミでも使うものによって音の質感がしっかり変わります。
これだけに17分かけてるのは「余裕を持って楽しんで欲しい」というサークルさんの気配りなのでしょう。
現実世界さながらのサービスをして作品の世界へ引き込みます。

次の洗髪は同じ部屋にある洗面台に場所を移し
シャワーで一旦髪を洗い流してからシャンプーをかけ、再び洗ってトリートメントに移ります。
しゃくしゃくという泡音が耳に心地よく、手の動きも目まぐるしく変わって本当にリアルです。
音だけで何をしてるかだいたいわかりますけど、実況もある程度挟んでイメージしやすくしています。

「待っている間に 何か お話しようかなって思ったんですけど ふふっ やっぱり止めておきます」
これらの最中に敢えて何もしない時間を挟んでるのが印象的でした。
音を聴くだけでも十分癒されますが、ぼーっとするのもそれはそれでいいリフレッシュになります。
よく音の鳴る作品だからこそ、鳴らない時間は余計静かに感じるでしょうね。
列車の音は流れ続けますから完全な無音になるわけではありません。

中盤の2パート24分間はマッサージ。
「4.頭皮マッサージ」は頭、「5.フェイスマッサージ」は顔や耳とターゲットを変えて揉みほぐします。

「こうやって 泡に触れるとパチパチして ちょっとくすぐったい」
普通に指でやるだけだと音が出にくいことを踏まえて
前者はスプレーをかけて泡立てる、後者はオイルを塗ると潤滑剤を使用してます。
音はもちろん、位置や距離も違って整髪やシャンプーとは異なる良さを持ってます。
またフェイスマッサージではとあるアイテムを使って音に変化をつけてます。

単体で最も時間が長いのは「7.耳かき」(約36分)。
膝枕の状態で右耳→左耳の順に複数の器具を使い分けて丁寧にお世話します。

「ぞすっ」という若干ざらつきのある柔らかい綿棒の音を鳴らしてたかと思えば
少し経つと細く尖った耳かき棒に変化する音の種類にこだわったサービスです。
器具ごとに動きもちゃんと変わっててサークルさんのこだわりを感じました。
また他のサービスとの違いが出るちょっとした演出もされてます

両耳とも6種類くらいの工程を挟むのですが、それでいて慌ただしく感じないのは
どれも動きがゆっくりしてるからでしょう。
音を通じて微弱な刺激や風圧も感じられてこそばゆいです。
物語のほぼ最後を飾るに相応しい最も穏やかで充実したひと時が送れます。

このように、最大の武器である音を違和感なく組み合わせた癒し効果抜群のサービスが繰り広げられてます。
雰囲気のいいASMR作品
列車の中でお姉さんにお世話される様子をそのままお届けする作品です。

つむぎはくつろぎに乗車した主人公に幸せなひと時を提供しようと
乗務員よりも仲の良いお姉さんのような態度で接しながら首から上を色んな手段でケアします。
そしてその一部始終を多彩な効果音でリアルに表現します。

夢の中を走ってる不思議な列車内でお姉さんに癒してもらうノーマル向けのシチュ
セリフよりも音の割合を高くし、すべての行為で鳴らすASMR色の強い作り
実況や雰囲気作りなど音にはできない役割をしっかり果たす彼女のふわふわしたキャラ。
ぬるま湯に浸かってるような心地いい感覚を音と会話で上手に伝えます。

サービス自体は割と王道のものが多いので
これらを列車内でするシチュやそのやり方によって個性を出してます。
列車の音を環境音として使う作品はあまり見かけませんし
耳かきひとつを取ってもその内容は緻密で通常のものとは明らかに違います。

やることは割とシンプルにしたうえで、その作り込みに力を入れてる作品だなと。
有料でもう2年以上活動されてるだけあって熟練した技術が込められてます。
124分で440円とコスパが非常に良いのも魅力です。

以上を踏まえてサークルさんでは9本目の満点とさせていただきました。

CV:陽向葵ゅかさん
総時間 2:04:10

オススメ度
■■■■■■■■■■ 10点


体験版はこちらにあります

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