同人音声の部屋

同人音声および催眠音声(トランス/暗示ボイス)について、平均3000文字程度のオリジナルレビューを掲載しているサイトです

タグ:ボクっ娘

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サークル「ホワイトピンク」さんの催眠音声作品。

開設初期に紹介した作品を現在の視点から改めてレビューする再レビュー企画。
その第106回目は声も態度も穏やかなボクっ子が
エッチな催眠で快感と幸福感を与えます。

イメージと暗示を組み合わせて深化と絶頂を促す催眠重視の作りが魅力で
催眠パートは深呼吸と脱力で心身をリラックスさせてから
真っ白な世界でふわふわ浮かぶ様子を主観視点で話して心地よさを与え
エッチは純粋なエロ要素をほとんど使わず感度強化を厚めにやってからドライへ導きます。
男女どちらでも聴けるようになってるので女性の方にもおすすめします。
ボクっ子と一緒に幸せな世界へ
ボクっ子に催眠をかけられドライオーガズムするお話。

「こんばんは それとも こんにちはかな? 今日はここに来てくれてありがとう」
ボクっ子は優しくて中性的な声の女の子。
音声を聴く際の注意事項を簡単に説明すると
自己紹介してから男女どちらに見えるか尋ねます。

本作品は少年っぽいしゃべり方と女性の優しさを合わせ持つ彼女が
自分に会いに来てくれた彼におよそ60分間の気持ちいいサービスをします。
彼を幸せにすることを目標に掲げてるのでM向けの要素は一切なく
催眠とエッチの時間を同じくらいに設定してゆっくり丁寧にリードします。

「今日は君の自由 君の思うようにしてくれればそれでいいの」
そして彼女は作中の至るところで「自由」という単語を使います。
服装や視聴環境といった準備から始まり
催眠開始後も聴き手にある程度判断を委ねて緩い雰囲気を作ります。

すべてを投げっぱなしにするわけじゃないからいい加減さはありません。
やることをきっちりこなしたうえで多少のゆとりを持たせてます。
イメージを使って感覚を操作するシーンも多いのも自由を意識してるのでしょう。

エッチについては男女どちらでも楽しめるように純粋なエロさはかなり抑えて
その代わり感度を上げるアプローチを入念にかける催眠重視の内容です。

全然エロくないからこそ、催眠状態ならではの快感を味わいやすくなってます。
2015年に出た作品なので奇抜さよりも品質を大事にする形で組み立ててます。
リラックス重視の柔らかい催眠
催眠は2パート22分間。
楽な姿勢で目を瞑り、まずは深呼吸と脱力で心身をリラックスします。

「こんなふうに横になったら なんだか心が落ち着いて 力が抜ける そんな感覚を感じられるかもしれないね」
そして彼女は聴き手が自由を感じられるように堅苦しさをできるだけ和らげた誘導をします。
深呼吸は最初に大まかなペースを教えたら後は任せて暗示に専念し
さらに「~かもしれない」などのやや曖昧な表現にして押しつけがましさを薄めます。
ややトーンが低い声も相まって落ち着ける空間ができてます。

本作品の催眠はベースは思いっきり古典ですけど
これらの中に現代催眠のテクニックを加えたハイブリッド型です。

これのおかげで指示的な暗示が減っており、テーマの「自由」に寄り添った催眠になってます。

「意識を向けると ほら 今度は右脚から力が抜けていく すーっと抜けていく ゆっくりと 気持ちよーく抜けていく」
次の脱力は右腕→左腕→右脚→左脚→全身の順で
「力が抜ける」などの暗示を小まめに入れます。
最後の全身だけは「ずーんと沈む」と言って深化させますし、技術面が安定してて入りやすいです。

2番目の深化パートは内容を大きく変えて働きかけます。
真っ白な空間に漂ったり好きな人とデートするイメージを行い
そこで手に入れたガス風船が空に浮かんでる様子を語って心を和ませます。

「どこまでもどこまでも 風船が気持ちよさそうに ふわふわと浮かんでいく 心地よさそうに 広い空を漂い続けていく」
風船を聴き手の意識に当てはめて話しますから
彼女の言葉に合わせて浮遊感や心地よさを感じる人がきっといるでしょう。
「ふわふわ」を適度に挟んでリズムと柔らかさを持たせるなど
前のパートとは違うやり方で癒しと幸福感を与えます。

心身の脱力を厚めに行う癒し系の催眠です。
聴き手を真っ白な世界へ案内して幸せにすることを目的に
深呼吸から入って手足に的を絞った分割弛緩法、風船のイメージを使った深化と
古典催眠の技術にイメージを盛り込んでのんびり進めます。

キャラ、声、セリフ、技術のすべてが優しいもので統一されてるおかげで
20分程度の長さでもかなりのリラックス効果が見込めます。
脱力は「力が抜ける」、深化は「真っ白」とシーンごとにキーワードを定めて
それを何度も言って少しずつ確実に感覚を伝える手堅いアプローチをします。
風船なら誰でもイメージできるので、催眠音声の初心者でも普通に楽しめると思います。
色を使って気持ちよくするエッチ
エッチシーンは3パート26分間。
プレイは感度上昇、エッチなイメージ、カウントによる絶頂です。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「快感の白が 君の中に溜まっていって 気持ちのいい感覚に染め上げていく」
催眠を使って主人公を2人だけの世界へ案内したボクっ子は
暗示を駆使して心地よさをエッチな快感に変えていきます。

エッチは体の接触を一切せず言葉とイメージだけでイかせます。
最初の2パート18分間は心身の感度を上げるシーン。
「4.えっちな感じへと(約4分)」はさらなる深化と感度強化
「5.えっちパート(約14分)」は白い世界をピンク色の世界に変えて興奮を煽ります。

「意識も思考も 真っ白になって消えていく ただただ 真っ白 まーっしろ 幸せの白」
そして彼女は引き続き幸福感を与えて頭の中をとろとろにします。
4番目のパートは催眠の終盤とエッチの序盤を兼ねた内容になっており
深化の暗示を入れながら白い世界に気持ちよさを感じるように誘導します。
催眠特有の感覚を突き詰めた感じになっててなかなか気持ちいいです。

「意識すればするほど あそこがいやらしく反応しちゃう 触られているような なぞられているような 舐められているような そんな感覚を感じちゃったら…ふふっ 気持ちいいね」
それに対して5番目のパートはピンクが持つ印象を通じて感度を上げます。
体が敏感になる暗示を入れたり、エッチなイメージをいくつか列挙して好きに選ばせます。
そして誰かに性感帯を触られてる感覚を与えて徐々に盛り上げます。
ちなみに性器は「あそこ」とぼかした表現にしてました。

白い世界をピンクの世界に変えるのはサークルさんの名前を体現したようなアプローチです。
ピンクは風俗店やアダルトサイトでよく使われており
人々にとってエッチなイメージが無意識的に定着してます。
そういう情報を呼び起こして感覚を操作するのは催眠ならではと言えます。

最後の「6.ドライ絶頂(約8分)」は絶頂シーン。
あるイメージを織り交ぜながらカウントを数えて着実に追い込みます。
1回目は軽め、2回目は強めと刺激を変えて連続絶頂させてました。
0を宣言した後は畳みかけるように暗示を入れて上手に盛り上げます。

このように、技術とイメージを駆使して絶頂させる催眠色の強いエッチが繰り広げられてます。
催眠重視の穏やかな作品
催眠音声ならではの快感を味わわせてくれるノーマル向けの作品です。

ボクっ子は自分に会いに来てくれた主人公に幸せなひと時を提供しようと
まずは深呼吸や脱力を中心に据えた催眠で別の世界に招待します。
そしてその後は白い世界をピンク色の世界に変えて気持ちよくなる暗示を入念に入れます。

優しいボクっ子が「自由」をテーマにしたあまあまなサービスをするシチュ
古典催眠の技術に現代催眠のテクニックを盛り込んだ柔らかい催眠
淫語やちゅぱ音をほとんど使わず暗示とイメージで気持ちよくする独特なエッチ。
催眠音声の魅力をストレートに追求した高品質な作品に仕上がってます。

中でも催眠は催眠パートはもちろん、エッチにも強く反映されててこだわりを感じます。
全然エロくないのに気持ちいい不思議な感覚が味わえました。
一応股間に快感を集中させてきますけど、脳で絶頂する人も普通にいると思います。
幸福感に包まれながらイけるおかげで気分がスッキリしました。

絶頂シーンは2回。
淫語ごく僅か、ちゅぱ音と喘ぎ声はありません。

以上を踏まえて前回と同じ点数にさせていただきました。

CV:沢野ぽぷらさん
総時間 57:29

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は8点。
57分で770円とコスパがいいので+1してあります。



サークル「しゃーぷ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、弱い男を弄ぶのが大好きな姉妹が
同じ学校に通ってる男子とジムや自宅でエッチします。

前半は個別に、後半は2人でやや意地悪な責め方をするのが特徴で
完全女性上位を維持したままソフトな言葉責めをしたり
2人で責める時は別のプレイを同時にやりながら射精を我慢させて弄ばれる快感を与えます。
愛情をしっかり込めていじめますから嫌な気分をあまり抱かずに聴けるでしょう。
かっこいい姉妹とするエッチなトレーニング
姉や妹と5種類のエッチをするお話。

「隣、失礼してもいいかい?」
姉はトーンが低くかっこいい声のお姉さん。
ジム内で主人公に声をかけて今日から通い始めたことを教えると
他の人たちを遠ざけるために疑似恋人になって欲しいと言います。

本作品は男子はもちろん女子にも人気がある王子様のような女性が
妹と協力して学校の後輩にあたる彼をおよそ100分に渡って弄びます。
2人は逞しい男よりも弱いM男のほうが好きらしく、それに当てはまる彼を積極的に誘惑します。

「勝手な話なんだが…一つ相談があるんだ。思い切ったことを言うが…わたしの彼氏として振舞ってくれないか?」
物語の冒頭で形ばかりの恋人になって欲しいとお願いしたり
2人きりの場所ではおちんちんをゆっくり責めて何度も射精させるなど
言葉と行為の両方で十分な好意を持ってることを伝えます。
密着しながら話すシーンも多いですし雰囲気は終始穏やかです。

しかしプレイについては彼女たちの性癖をそれなりに反映させてます。
全編を通じてソフトな言葉責めをしてM心をくすぐったり
前半は一対一で連続射精、後半は2人で協力して射精を我慢させるとほぼ正反対のリードをします。

「キミのことが大好きだから…いじめたい…♪」
終盤にこんなセリフも出てきますし、愛情の裏返しとして意地悪することを意識してます。
体への責めはそんな激しくないですからどぎつい印象はありません。
彼女たちも終始嬉しそうで彼に惚れ込んでるのがわかります。

ちなみにタイトルに「ムレムレ」が2つついてますけど
匂いフェチと呼べるプレイはほとんどありません。
フェラの時に軽くちん嗅ぎする以外はほぼ王道のエッチをします。
穏やかに意地悪するエッチ
エッチシーンは5パート76分間。
プレイは手コキ、フェラ、キス、耳舐め、SEX(騎乗位)、目隠し、オナホコキです。
手コキ、SEX、オナホコキの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「いや、先輩はボクのお気に入りだから… だから、ヌイてあげるって話だよ。たぶん、イったときに脳内物質がたくさん出ると思うんだ」
妹はややトーンが低く中性的な声の女の子。
別の日に主人公とジムで出会い2人きりになれる個室へ案内すると
ダンベルトレーニングさせながらおちんちんをしごく変わった運動をします。

エッチは終始彼女たちが責め続けます。
最初の2パート36分間は2人と個別にイチャイチャするシーン。
「2 妹のイタズラ手コキ(約19分)」は手コキとフェラ
「4 姉のおまんこいじめ(約17分)」はキス、耳舐め、手コキ、SEXで2回ずつ射精させます。

妹「すぐ勃起させられて…おちんぽを追い詰められてしまう弱いやつだって…♪ せいぜい、絶対負けないぞという気概は持ったらどうかな?」
妹は学校の後輩ですがジムだと先輩にあたるのでエッチの主導権を握ります。
初めてするのかおちんちんの見た目や感触に不思議そうな表情を見せながら
前半は手で、後半は口でゆっくり責めて無理なく射精へ導きます。
そしてこれらの合間に軽く見下す言葉責めをして心も盛り上げます。

本作品を最後まで聴けばわかりますけど、彼女も姉と同じく彼に好意を持ってます。
そうじゃなければジムでわざわざエッチに誘ったりしないでしょう。
2回戦のフェラで精液を直飲みしてくれるのが良い例です。
穏やかな雰囲気で意地悪する本作品の特徴が早速出てます。

姉「あぁ、キミの口を蹂躙して、上の口も下の口も支配するの、たまらない 全部私のものだ… こんなに楽しいことは無いな…」
4番目のパートは疑似恋人なだけあって妹よりも踏み込んだことをします。
前半は耳舐め手コキなのでほぼ一緒ですけど、2回戦は生ハメ&中出しSEXで彼の心を掴みます。
かっこいい声で嬉しそうな表情を見せる姿が印象的でした。
自分よりも弱い彼を見下すどころか慈しむような態度で接します。

彼女は彼よりも年上なのでエッチにも優しさや余裕が見られます。
SEX中は吐息メインで多少の喘ぎ声を漏らしてました。
この後のパートも含めてオホ声はほとんどありません。

続く3パート40分間は複数人プレイ。
「5 姉妹のダブル手コキ(約14分)」は目隠ししてから両耳舐め、手コキ、オナホコキ
「6 姉のちん嗅ぎフェラと下品喘ぎセックス(約12分)」は姉のフェラ&SEX、妹の耳舐め
「7 妹と強要セックス(約14分)」は妹のキス&SEX、姉の耳舐めをします。

姉「あの後妹と話してね。協力して君をいじめることにしたんだ」
妹「ボクも一緒に、先輩のことを恥ずかしい姿にしてあげたいなって♪」
ここからはジムではなく彼らの自宅でイチャイチャするので
2人とも思い思いのやり方で彼の心身両面を丁寧に責めます。
5番目のパートは両耳舐めを主軸に据えて前半と後半でおちんちんのしごき方を変えます。
そして姉妹揃って彼が悶える様子を嬉しそうに見守ります。

先ほどの2パートは連続射精させてましたが
ここからは各パート1回に減らす代わりに焦らしを強化します。
射精を我慢するように呼び掛けながらゆっくり責める感じです。
寸止めしたり物理的に出せないようにすることはないので愛情表現の範囲に収まってます。

姉「たとえそっくりでもわたし以外では気持ちよくならないよね?」
妹「ん、ふぅ…当然だよね、先輩は彼女の目の前で浮気射精するような浮ついた人じゃないよね?」
個人的に一番好きなのは最後にあたる7番目のパート。
本物の恋人になった姉の前で妹と生ハメ&中出しSEXします。
もちろん同意のうえでやってますから修羅場になることはありません。
でも姉以外の女性へ種付けしないように呼びかけて背徳感を煽ります。

その前にやる姉とのSEXは恋人らしい甘めのプレイですから
シチュやセリフの方向性を変えて姉妹の違いを出す工夫がされてます。
最後はちゃんと許可を出してくれるおかげでスッキリした気分で聴き終えられます。

実際に聴いた感想ですが、愛情を十分に込めて意地悪する展開が良かったです。
姉妹はどちらも多少のSっ気があるのでノーマルなエッチだと満足できません。
そこでどのパートも自分たちが主導権を握って彼を弄ぶスタイルを貫きます。

姉「他の人に文句なんて言わせないよ。キミはわたしが選んだ彼氏だからね」
それでいて調教っぽさを感じないのは甘い要素もそれなりに含んでるからです。
姉は彼が無様な射精をしても最後まで対等な恋人だと言いますし
妹も2人の関係を認めたうえでそれに混ざってエッチします。
彼を共有する形が出来上がっててハッピーエンドと言えます。
甘さと苦さを兼ね備えてる作品
Sな姉妹がM男に愛のあるエッチをするややM向けの作品です。

姉妹は自分たちの嗜好にバッチリ当てはまる主人公と仲良くしようと
まずはジムの個室で一対一のエッチなトレーニングをします。
そしてその後は2人で協力して耳、おちんちん、心を責め続けます。

弱い男が大好物な姉妹が同じジムに通ってる男子と色んなエッチをするシチュ
タイトル通り逆転要素なしで優しくいじめる意地悪だけどまろやかなエッチ
前半は個別で連続射精、後半は2人で焦らしとスタイルを大きく変える展開。
複数人を得意とされてるサークルさんらしいバランスの取れた作品になってます。

中でもエッチは優しさと意地悪さを丁度いい分量で配合してて面白いです。
「彼のことが大好きだからいじめたい」という歪んだ性癖を上手く形にしてます。
全体的に責めるペースが緩い、声と態度が穏やか、甘やかす言葉もかけるなど
いくつかの要素でブレーキをかけて悪意がないことを表現します。

エッチは連続射精を加味してもおちんちんへの責めは比較的ソフトですが
キス、耳舐め、フェラといったちゅぱ音を鳴らすプレイは軒並み激しくてやや下品です。
だからドスケベっぷりもある程度出せてるかなぁと思います。
あと姉妹で得意なプレイを別々に用意したらキャラがより立ったでしょうね。

射精シーンは7回。
淫語・くちゅ音・ちゅぱ音・吐息それなり、喘ぎ声そこそこです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:姉…大山チロルさん 妹…浪実みおさん
総時間 1:43:24

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2023年1月19日まで25%OFFの990円で販売されてます。



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、耳リフレ店で働いてるボクっ子店員が
常連客の家に出向いて癒したりちょっぴりエッチなサービスをします。

リアルな音を鳴らしながら色んな会話をするバランス型の作りが魅力で
前者は耳かき棒、耳マッサージ、梵天といった定番のサービスをひとつずつ丁寧に行い
後者は2人の距離が少しずつ縮まる様子を描いてイチャラブ感を出します。
今度は自宅でたっぷりご奉仕
癒珠庵(ゆずあん)の店員ゆずるが耳かきと耳舐めをするお話。

「あ…お客様 こんにちは お久しぶりです」
ゆずるは穏やかで中性的な声の女の子。
とある夏の日、癒珠庵の出張サービスを利用した主人公に挨拶すると
軽く雑談してから中へ入り部屋が綺麗なことを褒めます。

本作品は2020年4月に発売した「ガチ恋不可避の耳リフレ。~ぼくっこ店員ゆずるの場合~」の続編。
当時は働き始めてまだ1か月の新人だった彼女がすっかり成長し
今度は出張形式でおよそ120分間の癒しのサービスをします。
耳リフレをするお店なだけあって耳のケアに特化しており
耳かき、耳マッサージ、梵天、耳舐めを同じくらいの割合でひとつずつ丁寧にこなします。

前作を聴いてたほうが楽しめるのは間違いないですけど
物語の序盤で背景を教えてくれますから、彼が彼女の常連客なことさえ理解しておけば大丈夫です。

「お部屋 綺麗にされてるんですね はい とても清潔感があって 僕の部屋のほうが 散らかってるかも」
彼女はトーンが低めの声、一人称の「僕」、スカートをあまり穿かないなど
通常の女性よりも男の子っぽいところを持つキャラ。
しかし性格はとても純情で彼の家に初めて上がると室内を興味深そうに眺めます。

仕事中なので終始丁寧語で話しますが
会話の内容は友達や恋人といった親しい相手とするものがそれなりに混じってます。
物語が進むにつれて2人の距離が縮まる様子を描いたりと
専門店によく見られる他人行儀なところを意図的に削いでイチャラブ感を出します。

前作に引き続き結構キャラ重視の構成になってます。

サービスについてはリアルで優しい音を駆使して臨場感を出します。
器具ごとに音の質感、動き、リズムを変えて違いをわかりやすく表現したり
耳かきは手前と奥の概念、耳マッサージは音を通じて軽い閉塞感を与えるなど
実際に彼女からお世話されてる気分に浸りやすくする工夫が随所でされてます。

基本部分はシンプルですが、ところどころでマイナーなサービスを組み込んであったりと
恋人やお姉ちゃんがする耳かきとは違うプロらしさが窺えます。
前作は初々しさを出しつつ一生懸命取り組む姿を魅力にしてたので
今作はそれから時が経って成長した彼女の姿を表現する方針で進めます。
音と会話を楽しむサービス
最初の6パート90分間は健全なサービス。
膝枕の状態で左耳→右耳の順に竹耳かきでお掃除し
3種類の耳マッサージを挟んでから梵天で仕上げます。

「あの頃の僕は お客様が続けて指名してくださるようになって 少し浮かれてしまっていたのかもしれません」
そしてゆずるは序盤から色んなことを話して2人きりの時間を楽しみます。
お店が自粛してるせいでしばらく会えなかったらしく
初めて会った頃のことを思い出しながら手をスムーズに動かして心身をバランスよく癒します。

track.2の左耳かきは前作未視聴な人でも楽しんでもらえるように背景を語ってました。
それに対してtrack.3の右耳かきは「かりかり」と擬声語をよく言って静けさを演出します。
彼に耳かきに関するアドバイスをしたりと、店員として以前よりも成長したのがわかります。

音については「ぞりぞり」という硬くて若干尖った音が使われており
奥と手前を往復する感じで優しく引っかいてました。
力を弱めに設定してるおかげで音が鳴るたびに微弱な振動が耳に伝わってきます。
手前と奥で多少質感が変わりますし、音に強いサークルさんの長所がきちんと発揮されてます。

track.4の耳マッサージは音の良さが光ります。
蒸しタオルで温めてから素手→炭酸を含ませたスポンジでお世話するのですが
どのシーンも音の質が高くて癒しのパワーが強いです。

「しゅわーっと 微細な炭酸泡の音がするのするのがわかりますか?」
特にスポンジは炭酸水ほどではありませんが音に多少の清涼感がありますし
両耳を同時に塞がれると「ごごごご」というややこもった音に変化します。
音を通じて触覚も刺激されるからよりリアルに感じます。
マッサージするところは合わせたうえで色んな手段を投入するなかなか凝った内容です。

それに対して梵天は2人の親密度が上がる様子を中心に描きます。
「さすさす」という面積広めで柔らかい音をバックでゆっくり鳴らしながら
思わせぶりなセリフを言ったり、彼の返事や反応も入れて甘い雰囲気を作ります。

告白と捉えてもいいことをストレートに言うところを見ると、それくらい彼のことが好きなのでしょう。
耳リフレの技術は上達しても初心なところは以前と一緒で愛らしいです。
彼の反応を挟むのも一方通行じゃないことを表現してて良いです。
彼女の想いが報われたのをわかりやすく描いたほうが物語も上手くまとまります。

終盤の2パート28分間はR-15ならではのサービス。
別の日に再びやって来た彼女が左耳→右耳の順に舐めまくります。

ここでは彼女が普段よりも大胆に振舞います。
具体的にどうするのかは伏せますが、それだけで彼に対する好感度の高さがわかります。
耳舐めは水分控えめでコリコリした音をよく鳴らしてました。
彼女が熱っぽい吐息を漏らすシーンが多く、多少興奮してるのが感じられます。
個人的にはもう少し会話量を減らして耳舐めに専念してほしかったです。

このように、サービスをきっちりこなしながら恋愛要素も取り入れてる純愛ストーリーが繰り広げられてます。
音とキャラの両方が立ってる作品
専門店に見られる心の距離を敢えて取っ払ってるノーマル向け作品です。

ゆずるは久しぶりに再会した主人公に幸せなひと時をプレゼントしようと
プロらしい流れるような手つきで耳かき、耳マッサージ、梵天をします。
そしてこれらの最中に自分の想いも伝えてより親密な関係になろうとします。

中性的で初心な女の子が好意を寄せてる男性の耳をケアする甘いシチュ
リアルな音をタイミングよく鳴らしながら触覚も軽く刺激する臨場感の高いサービス
会話量を多めにして彼女の心情や2人が仲良くなる様子を描くキャラ重視の構成。
一般的なASMR作品よりもボイスドラマ成分を上げてあります。

中でも3番目は恥ずかしがり屋な彼女が勇気を出して想いを伝える姿が心を潤します。
彼女は自分に女性としての魅力があまりないと思ってるようで
彼に対してもなかなか素直になれずにいます。
でも彼の言葉や反応に影響されてそれが少しずつ変わっていきます。

今の耳かき音声はセリフを極端に少なくして音を楽しませるように作られてますが
本作品はセリフと音を同じくらい楽しめるバランス型の作りになってます。
両方とも質が高くて私は大変満足しました。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:みやぢさん
総時間 2:01:55

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2021年8月13日まで15%OFFの841円で販売されてます。
その場合の点数は10点です。



サークル「エーアイスタジオ」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、同じクラスで「王子様」と呼ばれてるクールな女の子が
自分を助けてくれた男性とちょっぴりスリリングなエッチを楽しみます。

暗さや重さが出ない程度に寝取られを絡めてあるのが特徴で
どのパートも他の男に襲われたけど全部助かってる状況に設定し
エッチ開始後は嫉妬心や征服欲をくすぐる言葉責めを小まめにして上手に興奮を煽ります。
落ち着いた態度でドスケベに振る舞う彼女のキャラも魅力的です。
カッコよく見えるけどポンコツな彼女と
恋人の篠崎 玲と4種類のエッチをするお話。

「なんだか とても新鮮な気分だな ただの冷たい氷水が 火照った体には こんなに染み入るなんて」
玲はややトーンが低いクールな声の女の子。
カラオケボックスで強姦されそうになったところを主人公に助けられると
別段仲良くないのにどうして助けてくれたのか尋ねます。

本作品は男子からは近寄りにくいけど女子にはすごくモテる彼女が
ただのクラスメイトに過ぎなかった彼とおよそ80分間の変わったエッチをします。
彼女はLカップのおっぱいを持ってるせいで男に言い寄られることが多く
この日も媚薬を飲まされ犯される寸前まで追い込まれました。
しかし隣の部屋にいた彼に無事救出され、その結果彼を運命の人だと思うようになります。

「素敵な白馬の王子様が 魔物に襲われてるボクを助けてくれる そんな普通な妄想に浸って 夜な夜な自分を慰めるくらいには普通のね」
男っぽい口調と落ち着いた声のおかげで彼女は王子様っぽいキャラに映ります。
でも実際は夢見がちな性格をしており、自分をお姫様として扱ってくれる人を求めてました。
媚薬の効果で興奮してるのも相まって助けられた直後から積極的に彼を誘惑します。

声と責めっぷり/乱れっぷりにそれなりのギャップを持たせてますから
音声を聴けば聴くほど彼女のドスケベっぷりがわかるでしょう。
彼を興奮させる言葉責めをガンガンしたり、自分から中出しを求めてとことん尽くします。

もうひとつ、全編を通じて彼女が何度も寝取られそうになるのも大きな特徴です。
2人が付き合い始めた後も体育教師、義理の父、AV男優といった
彼女の体を求める他の男が出てきてその時のことを語ります。

「ボクはね この手に残った あいつの嫌な感触を ここで襲われかけた辛い記憶を 全部 キミに上書きしてほしいと思って キミを呼んだと」
はっきり言っておきますと彼女が作中で寝取られることは一切ありません。
寝取られそうで寝取られないスリルを彼に味わわせて嫉妬心や独占欲をくすぐります。
そして彼女も彼に悪い思い出を塗り替えられて嬉しそうな表情を見せます。

防鯖潤滑剤さんの「ネトラれそうで絶対にネトラれることのないカノジョ」と似た特徴を持ってますから
あちらが好きな人はこちらも楽しめると思います。
寝取られが持つデメリットを取り除き、スリルだけを味わわせて抜きやすくしてます。

クールでドスケベな彼女のキャラと寝取られ未遂を絡めたエッチ。
人を選ぶジャンルをより多くの人が楽しめるようにアレンジしたややS~ややM向けの作品です。
言葉責め重視の熱いエッチ
エッチシーンは4パート57分間。
プレイは乳揉み、キス、手コキ、玲のオナニー、玉揉み、SEX(正常位、対面立位?)、体の洗浄、手マンです。
手コキ、SEX、体の洗浄、手マンの際に効果音が鳴ります(無しも選択可)。

「ほら 触ってみてくれ ボクのおっぱい どうだい? 柔らかいだろう?」
普段よりも熱っぽい声で自分のことを語った玲は
媚薬で火照った体を鎮めるためにおっぱいを揉んで欲しいとお願いします。

エッチは彼女がリードしながらほぼ対等な立場で愛し合います。
一番最初の「1.助けてくれたお礼にカラオケ密室乳揉みいちゃラブベロキス手コキ(約15分)」は
2人が恋人になるきっかけにあたるパート。
乳揉みから始まりキス→手コキと進んで気持ちいい射精に導きます。

「キミがボクを助けてくれたんなら ボクからキミの唇にキスを捧げて キミの舌に甘噛みをして ボクの歯型をたっぷりと残してやるからな」
彼女はドラマチックな救出劇と媚薬の効果で彼にすっかり惚れ込んでます。
だから自分の体を捧げる代わりに彼を自分のモノにしようと動きます。
声や態度は普段通り落ち着いてますが、セリフの端々から彼女の心情が伝わってきます。

彼女は今まで女子生徒にチヤホヤされてたそうですから
逆に自分を受け止めてくれる相手を求めてたのでしょう。
序盤から思いのたけをぶつけて彼の心をガッチリ掴もうとします。
プレイは割と普通なので彼女のセリフや態度が個性的なパートと言えます。

続く2パート27分間はもうひとつの魅力である寝取られ未遂が存在感を増します。
「2.深夜の体育倉庫で二人きり煽りまくり妊娠ガチおねだりいちゃラブ処女喪失(約13分)」は
軽い玉揉みを挟んでから正常位で彼に処女を捧げ
「3.両親がいない彼女の家でお風呂場泡踊り密着いちゃラブ本気種付けセックス(約14分)」は
彼女の自宅でソープっぽいサービスをしてから再び繋がります。

「キミが思っているより 何億倍もキミのことが大好きで そんなキミと初めてができるなんて ボク キミが思うより何兆倍も幸せなんだ」
「ほらほら この乳に他のメスの手垢がついてるんだぞ いっぱい揉んで 舐めて キミだけのものだけと教え込んでやらないと」

付き合い始めた後も彼女の態度は変わりません。
引き続き愛の言葉をストレートに投げかけ、それと同じくらい彼の独占欲をくすぐります。
もしかしたら彼に寝取られマゾの気があると思ってるのかもしれません。
嫌な思い出を取り除いてくれるお返しに彼が喜びそうなことを積極的にやります。

SEXの時に必ず生ハメ&中出しするのも本作品のテーマに合ってて良いなと。
彼女の愛を感じながら女性に対する征服欲を満たせます。
寝取られを絡めてるからこそ、それ以外の部分をとても甘くして純愛プレイに仕上げてます。

「ボクのこと孕ませたいなら もうちょっと 逞しいオスになってくれよ?」
3番目のパートは彼を挑発するセリフが充実してます。
義理の父親にお風呂を覗かれて危機感を抱いたようで
危険日にも関わらず自分から中出しをおねだりしてより親密な関係になろうとします。
そして彼が躊躇しないよう上のようなセリフを言って励まします。

彼女自身は彼と結婚して子供を産む気満々ですから
ネガティブなセリフもすべて愛情表現と受け取ることができます。
大学へ行ったら同棲しようと持ち掛けますし、2人の仲がどんどん良くなってるのがわかります。

最後の「4.大学進学同棲いちゃラブ結婚射程圏内から一転騙されてAV出演NTRビデオレター撮影(約15分)」は
これまでと違う趣向のイメージプレイ。
彼女がAV女優になって出演したらどうなるかを用意した台本通りに進めます。

「篠崎 玲 大学1年生の19歳です えっと こういうエッチなビデオは5本目になるかな」
冒頭にお約束の自己紹介をしたり、主人公との関係を落ち着いた様子で語るなど
現実世界のAVでもやりそうなことを挟んでから乳首責めとSEXをします。
そしてパート後半に入るとそれを解除して普通に愛し合います。

他のパートと違って彼女がAV男優になびくシーンがありますから
嫉妬しやすい人ほど燃え上がるかもしれません。
でも最後はちゃんとこちらに戻ってくるので安心して聴けます。
ここもきっちり中出しを決めますし、寝取られを含んでるのにイチャラブ感が強いです。

このように、彼女のキャラと寝取られ未遂を上手く組み合わせた愛情深いエッチが繰り広げられてます。
変わった切り口のイチャラブ作品
純愛とほぼ正反対の要素を敢えて盛り込んでるキャラ&シチュ重視の作品です。

玲はカラオケボックスで自分を助けてくれた主人公をモノにしようと
ボクっ娘らしい穏やかな態度で猛烈な誘惑をします。
そして無事くっついた後は寝取られ未遂をスパイスにしながら何度もSEXします。

カッコよさそうに見えて実はポンコツな女の子と色んなシチュでエッチする純愛ストーリー
どのパートも寝取られ未遂を盛り込み、それを使って彼を興奮させる変わったアプローチ
声や態度は落ち着いてるのにセリフや責めっぷりは割と激しい彼女のキャラ。
彼女の魅力を引き立てながら寝取られの重さや暗さを極力和らげる感じに組み立ててます。

中でも2番目は昨年から登場した新しいジャンルなので個性がありますし
聴き手に与える嫉妬心と同じくらい甘いプレイをしてマイナスの部分を打ち消してます。
彼女は彼のために寝取られ未遂のエピソードを語ってるだけで浮気する気はまったくありません。
最初から最後まで彼を一途に愛し続けて自分のすべてを捧げます。

危うそうに見えるけど安定感のあるエッチをしますから
寝取られが余程苦手な人でもない限り普通に抜けるし楽しめます。
彼女のキャラも見た目や声とはやや違ってて印象に残りました。

唯一気になったところは喘ぎ声の扱い。
2番目以降のパートがSEX中心なのに喘ぎ声をほとんど漏らしません。
良くも悪くも言葉責めに力を入れてる関係で彼女がほぼずっと話し続けます。

聴き手の嫉妬心を煽ることを優先してこうなったのでしょうけど
さすがに初SEXすら少ししか喘がないのは不自然かなぁと。
言葉責め自体は良かったので、それをする時としない時を分けておけば
喘ぎ声もある程度入れられてより自然なエッチになったと思います。

射精シーンは4回。
淫語とくちゅ音それなり、ちゅぱ音そこそこ、喘ぎ声ごく僅かです。

以上を踏まえて今回はこちらの点数とさせていただきました。

CV:砂糖しおさん
総時間 1:17:03

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

FANZAの体験版はこちら
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追記
2021年2月15日まで30%OFFの847円で販売されてます。
その場合の点数は9点です。

ハロウィン2011

きのこの里 ~たけのこは衰退しました~さんで公開されてる無料の催眠音声作品。

今回紹介する作品は、魔界で色んな場所を管理してる穏やかな女の子が
ハロウィンの日に会った人間に催眠を交えた気持ちいい悪戯をします。

お菓子を作ったり食べる様子を通じて絶頂させる独特なエッチが行われており
催眠パートは彼女の世界へ移動する様子を描きながら心をとろとろに溶かして準備を整え
エッチは様々な味付けで快感と幸福感を膨らませて抵抗を上手に削ぎます。
痛みや苦しみを与える描写は一切ありませんから、イートミーとは思えないほど聴きやすく感じるでしょう。

今回は声低めのバージョンを聴いてのレビューをお送りします。
お菓子がないならお菓子にしちゃおう
女の子と魔界に出かけて食べられるお話。

「やぁ、こんばんは。とりっく・おあ・とりーとぉ♪」
女の子はトーンが低く穏やかな声の女の子。
お菓子を求めても主人公がくれないので悪戯することに決めると
その内容を少し考えてから自分のことを話します。

本作品はハロウィンの必須アイテムであるお菓子になりきって気持ちよくなることを目的に
彼女がおよそ80分に渡って催眠をかけたり特殊なエッチをします。
彼女は普段魔界を管理する仕事をしており、この日はお祭りだからとそれを投げ出して遊びに来ました。
そして人間には決してできない不思議で気持ちいい体験をプレゼントします。

「普段は、魔界に入り込んじゃった子を、迷わずにこっちに送ってあげるのが仕事だったけど… 逆に、ボクたちの世界に連れ込んじゃう、っていうのも、面白いと思わない?」
自分のことを「ボク」と呼んで最初から気さくに話しかけたり
彼が他の魔物に襲われないよう警戒しながら魔界まで案内するなど
人外のイメージとは随分違う友好的な態度を取ります。

今回するサービスもあくまで悪戯であって彼を奴隷にする気はまったくありません。
声やセリフの表現も穏やかでいい気分に浸りながら聴くことができます。

エッチについてはハロウィンにちなんでお菓子作りやイートミーをテーマにしてます。
シナリオ担当がイートミー作品をいくつも制作されてる誰得催眠製作所さんということで
催眠パートを通じて心をとろとろに溶かしてゼリーのような存在に変え
味付けをしてから彼女に食べられる快感と幸福感を与えて絶頂させます。

これを読んだ時点ではわけがわからないと思うのですが
とりあえず痛みや苦しみを与えるシーンは一切ありません。
催眠の技術を駆使して聴き手が受け入れやすくなるよう上手に働きかけてきますから
催眠特有の心地よさや全然エロくないのに気持ちいい感覚が味わいやすくなってます。
人を選ぶ要素だからこそ、とても気を配ってるように映りました。

ちなみに本作品には声のトーンが高いものと低いものが用意されてます。
私は低いほうが普段のあ、きのこさんに近いなと思って選んだのですが
両方聴いてみて高いほうがしっくりくるようならそちらを先にするのも有りです。
声と言葉で意識を揺さぶる催眠
催眠はおよそ30分間。
楽な姿勢で目を瞑り、軽く深呼吸してから体→心の順に脱力します。

「はい、すーっと力を抜いていくー… ほら、どんどんどんどん、だらーんとしていく」
体の脱力は肩を少し回してから女の子の合図で止め
その直後に「すーっと抜ける」「だらーん」といった暗示を小まめに入れます。
分割弛緩法と言うほど入念にやるわけではなく
全身を上から下へ流す感じに行ってました。

そして体があっさりしてる分、心のほうをじっくり脱力します。
お風呂に入ってるイメージを通じてぽかぽかにしたり
お湯が揺れる様子を実況しながら意識を揺さぶる暗示を入れてきます。

後者をする時に声の位置も左右へ小まめに移動するのが面白いですね。
双子催眠のようにテンポよく語りかけて頭の中をぼんやりさせます。
このアプローチは後のシーンでも何度か登場します。

催眠開始からおよそ13分後、心身のリラックスが十分できたところで
彼女の家がある魔界へ一緒に出かけます。
声を頻繁に移動させるテクニックを使いながらその様子を実況し
到着後はさらに深化させて彼の心をとろとろしたゼリーのようなものに変えます。

「だんだん… だんだん… キミの、ヒトガタの輪郭が、崩れてくる… はっきりしていた境界線が、にじんで… 世界との境界線が、曖昧になっていく」
同じセリフを文頭にふたつ重ねてセリフにリズムを持たせ
暗示も「溶ける」「堕ちる」といった深化を意図するものが中心になります。
声の位置が移動するのも相まって、このへんまで来ると頭の中が結構ぼんやりしてると思います。
それによって体の感覚が曖昧になった状態を本作品では「お菓子になった」と言います。

2人が魔界へ移動する様子に技術を盛り込んだ流れのある催眠です。
聴き手をゼリーや水飴のような形が曖昧な存在へ変えることを目的に
深呼吸と心身の脱力から入って人間界と魔界の中間点を通り彼女の家へ向かう様子に
カウント、暗示、声の鬼ごっこといった要素を違和感なく入れて少しずつ確実に落とします。

やってることはやや珍しいですが技術は理にかなっており
体よりも頭に心地よさやぼーっとする感覚が強く味わえます。
終盤にはエッチでより気持ちよくなるアプローチもしてますし
誰得催眠製作所さんの実力がしっかり発揮されてます。
そして声を担当されてるあ、きのこさんも催眠に入りやすい安定した演技をされてます。
お菓子になって食べられる快感
エッチシーンは8パート37分間。
プレイはお菓子作り、食べられるです。

エッチな効果音はありません。
セルフはありません。

「あまくてちょっぴり酸味の効いた、いちごにしよっか♪」
催眠を使って主人公を甘くてとろとろな存在に変えた女の子は
そのまま食べるのではなくまずは味付けしてより美味しくします。

最初の7パート21分間はお菓子をさらに料理するシーン。
いちご、オレンジ、グレープのフレーバーを入れて風味を出し
一度かき混ぜてからキャンディチップ、チョコレートクランチ、パチパチキャンディを加えて完成させます。

前の3つと後ろの3つは選択式になってまして、いずれか1つを選んで聴きます。
なので1視聴あたりのこのシーンのパート数は3になります。

「ぐーるぐる、ぐーるぐる。回れば回るほど、快感が深く、大きくなる」
パートごとに描写を多少変えながら「ぐーるぐる」を多めに言ってわかりやすく実況し
その中に感度が上がる暗示を入れて本番に向けた準備を整えます。
フェラやキスといった通常のプレイではなく、お菓子作りを通じて気持ちよくする非常に変わったエッチです。
淫語などがほとんど出てこないので催眠特有の快感を味わいやすくなってます。

最後の「5 実食(約16分)」はイートミーするメインパート。
味付けして食べごろになった彼を少しずつすくって口の中に入れます。

「柔らかい舌に、にゅるにゅるの唾液に、ココロも、体も、犯されていく。あたたかい… 気持ちいい… ココロが、体が、お口の中で、溶けていく」
女の子の瑞々しい唇、とろとろの唾液、柔らかい舌、そして温かい体内。
結構ヤバそうな状況を柔らかくてポジティブなセリフにより聴きやすくしてます。
ここへ来る前に「食べられる=気持ちいい」という構図をしっかり作ってくれるので
実際に聴いてみるとビックリするほど心地いいです。

エッチな描写がほとんどないことから脳もしくは全身でイクことになるでしょう。
あとは体が熱くなる感覚もそれなりにあっていいリフレッシュになりました。
彼女に全身を犯される快感や、食べられてひとつになる幸福感を前面に押し出して進めます。

このように、純粋なエロさを極限まで削ってドライさせるテーマ性の強いエッチが繰り広げられてます。
穏やかなイートミー作品
ハロウィン、お菓子、悪戯といった固有の要素を活用してる和やかな作品です。

女の子はハロウィンに偶然会った主人公に変わった悪戯をしようと
まずは催眠を通じて自分の世界へ案内しながらお菓子の体に作り変えます。
そしてエッチは果物やチョコレートで味付けしてから食べる様子に
感度が上がったり幸福感が膨らむ暗示を盛り込んでドライへ持っていきます。

穏やかで中性的な女の子が人間にはできない気持ちいい悪戯をするシチュ
声を移動させるアプローチを多めに挟んで誘導する個性的かつ効果的な催眠
お菓子作りや実食を聴き手視点でソフトに描いた受け入れやすいエッチ。
イートミーが持つネガティブな要素をできるだけ薄めて楽しめるように進めます。

中でもエッチは本当に作って食べるだけなのに
体がビクビクしたり脳イキする非常に面白い体験ができて満足しました。
エッチじゃない行為でイかせるには技術力が求められますから
それを成し遂げてる時点で優れた作品と言うことができます。

絶頂シーンは1回。
ちゅぱ音ごく僅か、淫語と喘ぎ声はありません。

無料ですから興味の湧いた方は是非お試しください。

CV:あ、きのこさん
総時間 1:24:04

ダウンロードはこちら
http://kinokosaiminn.blog112.fc2.com/blog-entry-65.html

ちなみにaxfcアップローダーはpepperサーバーなら落とせることを確認してます。
それ以外のサーバーだと繋がらない可能性が高いのでご注意ください。
私が言ってることの意味がよくわからない方は以下の記事を読んでからやればうまくいきます。
Side EffectおよびTablet Caseの落とし方



サークル「みやぢ屋」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、初々しくて頑張り屋なぼくっこ店員が
常連客の耳に癒しと気持ちいいサービスをします。

会話を多めに交えながらリアルな音を鳴らすバランス型の作りが魅力で
初めての接客に緊張した様子で一生懸命お世話する健気な姿と
位置、距離、質感、動きのすべてにこだわった音の数々で2方面から癒します。
物語が進むにつれて彼女の態度が少しずつ変わっていくのもポイントです。
初々しいぼくっこ店員と
癒珠庵(ゆずあん)の店員ゆずるが耳をケアするお話。

「失礼いたします 大変お待たせいたしました」
ゆずるは穏やかで中性的な声の女の子。
緊張した様子で主人公に挨拶し、新人なことを正直に話すと
敷布団へ横になってもらい本日のメニューを確認します。

本作品はお店に入ってまだ1か月の店員さんが
毎週のように通ってる常連客を90分程度に渡ってお世話します。
彼には贔屓の店員が既にいるのですがこの日は生憎お休みでした。
そこで代役に選ばれた彼女が一生懸命頑張ります。

「ど、どうでしょうか? お客様 ぼくの膝枕 居心地悪くないでしょうか?」
「ぼくも 次も指名したいと思われる店員に 早くなりたいなぁって」

研修は受けてるものの初めての接客にやや戸惑った様子を見せたり
サービス中は自分のことやこれからの抱負を活き活きとした様子で語るなど
彼女の愛らしさや健気さが引き立つように物語を進めます。

無言でお世話するシーンがほとんどないのでASMR色は薄めです。
その代わり彼女の心情や変化を描いて一緒にいる雰囲気を出します。
タイトル通りガチ恋するかは人それぞれでしょうけど
サークルさんが魅力を引き出すことを強く意識されてるのは事実です。

サービスについては耳かき、息吹き、耳の泡洗浄、梵天、耳舐めと
耳に的を絞り込んでそれぞれに違った音を鳴らします。
Youtubeで100本以上の動画を公開されてるだけあって質感もかなりリアルでした。
バックでエアコンっぽい稼働音を流すなど、お店にいる雰囲気作りにも気を配ってます。
少しずつ近づいてく心の距離
7分程度の前置きを挟んだ後に始まる最初のサービスは耳かき(約22分)。
左耳→右耳の順に竹の耳かき棒を使って丁寧にお掃除します。
そしてその合間や終了後に弱めの風圧で何度も息を吹きかけます。

耳かき棒は「しゅるっ」という乾いてて滑らかな音が使われており
位置やリズムを変えながら素早く掻き出す感じに動かします。
またしばらく経つと奥へ移動したのか、音が若干こもり前後に小さく往復させる動きに変わります。

個人的にはもう少しゆっくり動かすほうがより良くなると思いますが
音自体はしっかりしていてレベルが高いです。
新人だからといってわざと失敗したりせずスムーズに手を動かしてました。

「あ、はい これでも一応 時間のある時に 家族相手によく練習はしているんですよ」
そして最中は彼女が色んなことを話します。
この日に向けてサービスの練習をしてきたことや今の心境など彼女自身の話題が中心です。
今回お客を初めて受け持ったからまだ心の余裕はあまりないのでしょう。
でも後半の右耳は左よりも息吹きを若干多くして彼のニーズに応えます。

本作品で最もASMR色が強いのは次の炭酸泡マッサージ(約11分)。
炭酸を含んだ泡をスポンジに絡めて左右同時に揉みほぐします。

「どうですか? 圧迫感 この圧迫感が 心地よくないですか?」
「しゃくしゃく」という泡交じりの水音が至近距離からゆっくり鳴り
さらに彼女が耳を優しく押さえると軽い圧迫感も伝わってきます。
手の動きに合わせて声の聞こえ方が変わるのも良いですね。
彼女の緊張も適度にほぐれて伸び伸びとお世話してるのがわかります。

初日最後のサービスはパウダー梵天(約20分)。
左耳→右耳の順に皮膚を滑らかに保つパウダーをまぶした梵天で仕上げます。

「次 もしご指名いただけた時は お耳ふーふーするの 多めにしないとですね」
効果音は「すしゅっ」みたいな滑らかくふわふわした音で通常の梵天とほぼ変わりません。
そこを彼女の会話で補ってました。
実際にお世話してみて彼が相手ならやりやすいと感じたのでしょう。
はっきりとは言いませんが、次回も自分を指名してほしいことを匂わせるセリフを投げかけます。

炭酸泡マッサージは個性が強いですけど、それ以外のふたつは割とスタンダードなサービスでした。
本作品は彼女のキャラが売りなので、奇抜なことをやるよりもリアリティを追求したのかなと。
音と会話を組み合わせてバランスよく癒します。

終盤の2パート21分間はしばらく後のお話。
ゆずるのことを気に入って何度も指名を繰り返したある日
来店した直後にごひいきコースへ招待されます。

「ぼくの 舌と お客様のお耳が 触れ合っちゃってる ヤバい」
すっかり打ち解けた後も彼女の初々しさは衰えません。
初めての耳舐めにドキドキした様子で舌と唇をゆっくり動かします。
R-15だからでしょうけど舐め方をかなり抑えてありました。
また途中からちょっぴりSなところも見せ始めます。

時間が十分にあるのでちゅぱ音も結構鳴りますけど
ここもやはり彼女の心情や仕草に力を入れてる印象を受けました。
好感度がMAXになってるから以前よりも多少大胆なところを見せてくれます。
ボイスドラマっぽい耳かき作品
現在流行りのASMRとは違う路線を歩んでるキャラ重視の作品です。

ゆずるは自分が初めてお世話することになった主人公を満足させようと
新人で不慣れなことをはっきり告げてから一生懸命耳かき、耳マッサージ、梵天を行います。
そして十分仲良くなった後は特別サービスを提供して親密度をさらに高めます。

初々しくて頑張り屋なぼくっこが耳に特化したサービスをするノーマル向けのシチュ
彼女のセリフを多く盛り込みシーンによって変化させる演出
最中に鳴るリアルで立体感のある音の数々。
耳リフレの様子を描きつつ2人の仲が少しずつ良くなるように作品を組み立ててます。

どのサービスも音が良かったのでこれを軸に進めるのかと思いきや
実際は彼女の心情描写や反応を多めに描いてるのが意外でした。
彼女が何を思い、彼に対してどういう感情を抱いてるかを伝えながらお世話します。

音で癒すタイプの作品とは作りが結構違いますから
耳リフレをテーマにしたボイスドラマと考えたほうがしっくりくると思います。

耳かきそのものよりも彼女と一緒に過ごす気分を楽しむ感じです。
このへんを理解したうえで聴くなら満足できるでしょう。

CV:みやぢさん
総時間 1:33:26

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
2020年5月10日まで15%OFFの841円で販売されてます。

CONTRACT~未知との契約~

サークル「誰得催眠製作所」さんの催眠音声作品。

今回紹介する作品は、可愛いけど得体の知れない女の子が
催眠を交えた契約を結び普段と違うタイプの快感を与えます。

某魔法少女アニメを元ネタにした珍しいサービスが行われており
催眠パートでは特殊な宝石の力を借りて心身をスライムのようなどろどろの存在に変え
エッチは体の内側に指を入れて愛撫したり、全身を飴のように舐めてドライオーガズムへ導きます。
グロい描写は一切ありませんからこういうシチュが余程苦手でなければ問題なく聴けるでしょう。
僕と気持ちいい契約をしようよ
白いアレに催眠をかけられ食べられるお話。

「やぁ こんばんは 突然だけど君 僕と契約しようよ」
白いアレは少年っぽい話し方をする可愛い声の女の子。
主人公に突然契約しようと言い見事に断られると
気を取り直して今回結ぶ契約の内容を話します。

本作品はオナニーやSEXといった一般的なエッチとは違うタイプの快感を味わってもらおうと
彼女が50分程度の時間を使ってテーマに沿った催眠とエッチをします。
サークルさんご自身が「魔法少女まどか☆マギカをモチーフにした」とほのめかされてるだけあって
彼女のセリフや作中に登場するイメージに原作を匂わせるものが使われてます。

といってもアニメを観てないとわからないほど込み入った内容ではありません。
私はwikiを軽く読んだ程度のにわかですが問題なく催眠にかかれたしイけました。

「僕は君を気持ちよくする それに対して君は僕を気持ちよくする」
今回結ぶ契約は簡単に言えば快楽の交換。
彼女は催眠を通じて癒しやドライオーガズムを与え
その見返りに彼からエネルギーや支配による満足感を得ます。

催眠は割とスタンダードなのですがエッチが非常に特殊でして
全身をゼリー状にしてから指を突っ込み内側から刺激するとか
最後のほうには飴玉に変えて口に放り込み舐めて消化するプレイが登場します。


ですが他の催眠音声と同じく痛みや苦しみを与える描写は一切ありません。
催眠に入った時に感じるとろけた感覚をそれらに例えて絶頂させるマイルドなアプローチがされてます。
誰得催眠製作所さんはこれ以外にも「あいすくりーむになっちゃう催眠音声。」など
イートミーを題材にした作品を制作されており、聴き手に抵抗や不安を与えないことに大変気を遣ってます。
心身をとろかす癒し重視の催眠
催眠はおよそ30分間。
契約の内容を不審がる主人公に「1回体験してダメなら破棄して構わない」と言って安心させた後
仰向けに横になって目を瞑りまずは深呼吸の合図を出します。

「呼吸を続けていると だんだん だんだん 体がぽかぽかしてくるね」
まだ始まったばかりなので暗示はそこまで多く入れず純粋なリラックスを促します。
そして合間に普段通りのボクっ娘口調で体が温まってることを実感させます。
今みたいな暑い時期だとあまりピンと来ないかもしれませんが
特定の部位が妙に火照るとかヒリヒリする人がきっといると思います。

お次は彼女が持ってる特殊な宝石で彼の心身を徐々に溶かします。
右腕→左腕→右脚→左脚→心とパーツごとに脱力の暗示を厚めに入れる分割弛緩形式で
そこに作品独自のイメージを盛り込んで催眠状態をスムーズに深めます。

「触れたところから ゆっくりと力が吸い取られていく 疲労が抜けていく とっても温かい とっても心地いい」
「温かい光に 意識がだんだん溶けていく ぽかぽか ぽかぽか なんだかとっても気持ちいい」

ストレートに「体が溶ける」と言ったら多くの人が拒絶反応を示すことを踏まえて
「力が吸い取られる」「重くなる」など受け入れやすい表現に変えて丁寧に進めます。
またそれと同時に光から連想される温かさも強化して心のほうも気持ちよくします。
「ぽかぽか」「とろとろ」といった擬声語を適度に盛り込みリズムと柔らかさを与えてるのも良いです。

15分くらいかけてじっくりやってくれますから
後になるほど手足の重さや意識のぼやけを強く感じるでしょう。
お疲れな人が聴いたらそのまま寝落ちしてしまうほど癒しのパワーが強いです。

「どこからか なんだかあまーい匂いが漂ってくる 嗅いでいるとなんだかとっても幸せで とっても気持ちいい香り」
そうやって十分な深さの催眠状態に誘導した後、ようやく本題のスライム化を始めます。
内容はこれまで育ててきた体の温かさをエッチな熱に変えるというもので
催眠特有の心地よさや感覚のぼやけを溶ける感覚に当てはめ
さらに嗅覚にも働きかけて催眠の入り具合をチェックしつつ普段とは違う自分になったことを実感させます。

自分がアイスクリームになったのをイメージするとやりやすいのではないかなと。
私が聴いた時は手足がなくなったかのような不思議な感覚が味わえました。

技術を手堅く行使して存在を曖昧にするテーマに沿った催眠です。
聴き手の心と体をどろどろに溶かすことを目的に
深呼吸、宝石のイメージを交えた分割弛緩法、そして感度上昇&スライム化と
たっぷり癒しながらスライムになるようゆっくり進めます。

技術自体は割とスタンダードなものばかりですが
全体の流れ、暗示の表現と入れ方、イメージの使い方など運用面がとても優れてます。
「どんなヤバイことをされるんだろう?」と思って聴いたらあまりのマイルドさに拍子抜けするでしょうね。
エッチを存分に楽しむための環境づくりをしっかりやってくれます。
内側からいじられる快感、食べられる快感
エッチシーンは22分間。
プレイは体を舐められる、指による全身愛撫、指で転がす、食べられるです。

エッチな効果音はありません。
セルフもありません。

「軽く舐められるだけでも ゾクゾク ゾクゾク感じちゃうんだよ ほら舐めてあげるよ」
入念な催眠で主人公の心と体をピンク色のゼリーに変えた白いアレは
いよいよ契約の最終段階にあたる特殊な快感をプレゼントします。

エッチは終始彼女に責められ続けます。
前半の9分間は体の愛撫を軸に据えたソフトなプレイ。
軽く舐めて感度の具合を確かめてから体内に指を挿入し、そのままかき混ぜて最初の絶頂へと導きます。

「ほら 指先が君の中でうごめいている ぎゅーっと押しつぶしたり 掻きむしるように指を動かしたり うねうねと指先をそよがせたり 指先を動かすたび 快感が広がる」
現実世界では絶対にできないタイプのプレイなので実況を多少詳しく挟みつつ
それによって得られる快感を暗示で伝える催眠音声らしい内容です。
乳首やおちんちんといった特定の部位を指定せず全身まるごと気持ちよくする感じですね。
私の場合はおちんちんと金玉のあたりがずっとゾワゾワしてました。
最後にカウントを数えてタイミングを取ってくれますから、ドライ慣れしてる人なら割とあっさりイけると思います。

残りの13分間は本作品の醍醐味にあたるイートミー。
スライムのまま丸呑みするのは難しいので再び宝石の力を使って小さく凝縮させ
その後口に放り込み舌と唾液で少しずつ消化します。

「ほら やわらかーい舌が 君の全身を舐め回す 全身をねっとりしたものが這い回っている ぬるぬると刺激されて とっても気持ちいい」
全身を柔らかく舐め回される快感、粘液に包まれる快感、そして溶けて吸収される快感。
前半に引き続きメリットを強調しながら柔らかい描写で進めます。
ちゅぱ音が多少流れますが性的快感よりも幸せイキに近い絶頂感を味わうでしょう。
明確な絶頂タイミングを指定せず時間内に聴き手が任意でイク作りになってます。

実際に聴いてみた感想ですが前半のほうがイキやすかったです。
多少変則的とはいえ後半よりも通常のエッチに近かったのが原因ではないかなと。
後半はプレイよりもシチュによる刺激がメインになってるのもあります。

このように、Mな人をターゲットにした独自性の強いエッチが繰り広げられてます。
まろやかな作品
聴き手にマイナスの印象を与えずに契約を結ぶアプローチが光る作品です。

白いアレは用心深い主人公に契約した時の特典を疑似体験させようと
催眠を通じてまずは心身をふどろどろに溶かし、エッチはその状況を引き継いでより気持ちよくします。
そして人々が抵抗を感じやすい要素を敢えて盛り込み、それらを柔らかく表現して受け入れやすくします。

「魔法少女まどか☆マギカ」の登場キャラやアイテムを使う奇抜な設定
癒し系の技術を厚めに行使しとろける感覚を味わわせる催眠
直接的なエロ要素を極力使わずシチュと暗示でイかせる個性的なエッチ。
サークルさんが元々得意とされてるプレイを同人らしいタッチで形にしてます。

誰得催眠製作所さんだからストレートなエロではないだろうと一応予想してましたが
実際はそれを上回る徹底した仮想プレイに仕上げてます。
この作品を聴いて勃起したり純粋に興奮する人はあまりいないのではないでしょうか。
でもスリルを孕んだシチュにゾクゾクし、その結果絶頂する人は一定以上いると思います。
責めの方向が違うだけでこれも立派なエッチです。

催眠はメインとなる分割弛緩法がとても入念で寝落ちしそうになるほど癒されます。
深い催眠に入りやすい作りなので催眠のトレーニングにも向いてます。
スライムになる感覚と脱力による感覚のぼやけを上手にリンクさせてます。

絶頂シーンは一応2回。
ちゅぱ音そこそこ、淫語と喘ぎ声はありません。

風変わりで聴きやすい作品です。

CV:霜月優さん
総時間 57:18

オススメ度
■■■■■■■□□□ 7点


体験版はこちらにあります

追記
2018年7月25日まで20%OFFの560円で販売されてます。

童貞大好きアイドルたちに射精を応援されるお話♪

サークル「ダチュラスクリプト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、それぞれに違った魅力を持つ2人のアイドルが
ファンの男性に体を張った濃厚なサービスをします。

愛情をストレートに注ぎながら尽くすあまあまなエッチが行われており
体を積極的に密着させおっぱいを押し付ける、彼の精液を美味しそうに飲み干す
妊娠のリスクを覚悟したうえで中出しをおねだりするなど恋人や夫婦に近いスタンスでご奉仕します。
特別なファンに特別なご褒美を
アイドルの「猫川みく」「月宮ショコラ」とラブラブなエッチをするお話。

「童貞くーん こんにちは 猫耳アイドルの 猫川みくだにゃー」
みくは独特な語尾で話す可愛い声の女の子。
「ダウナー系ハーフアイドルの 月宮ショコラだよ」
ショコラはみくよりもトーンの低い素朴な声のボクっ娘。
久しぶりに再会した主人公にチアガール姿で親しげな挨拶をすると
これまでオナ禁してきた彼へのご褒美に変わった手コキをプレゼントします。

本作品は2017年11月に発売された「童貞大好きアイドルたちに貞操を狙われるお話♪」の続編。
売れっ子アイドルとして多忙な日々を送ってる彼女たちが
以前からファンをしてる彼に色んなプレイをして感謝の気持ちを伝えます。
彼らの関係や何度もエッチしてる背景を知ってれば今作から聴いても大丈夫です。

ショコラ「君はボクたちのお気に入りだから 会えなくて寂しかったんだぞ?」
現実世界のアイドルはファンには決して手の届かない存在であり
エッチはおろか2人きりになることすら相当に困難です。
しかし彼女たちはそのひとりに過ぎない彼をとても大事にします。
特別な感情を抱いてることを言葉ではっきり伝えるし、エッチの最中も思い切ったことをいくつもします。

快楽と引き換えに奴隷にされたり多額のお金を要求されることはありません。
彼のことを純粋に好きだからこうしてるのが色んなところから伝わってきます。

それをわかりやすく物語ってるのが彼女たちのプレイスタイル。
みくは右、ショコラは左に陣取り多くのシーンで体を密着させながら気持ちよくします。
アイドルがプライベートで好きでもない男にこうすることは普通ないでしょうね。
2人が複数の性感帯を同時に責めるのでちゅぱ音やくちゅ音といった純粋なエロ要素が豊富です。

みく「どぴゅっ どぴゅー アイドルの子宮に びゅるるるるー」
ファンの心理をくすぐるプレイをするのも本作品ならでは。
多くの男性が手しか握れない女性におちんちんをたっぷりお世話してもらい
射精時には手にぶっかける、直飲みする、子宮で受け止めるなど
実際にやったら天にも昇る思いがすることを積極的に行います。

エッチ自体は完全女性上位ですがM向けの要素はまったくありません。
女性に尽くされ、心と体を独占する満足感が強く味わえます。
全身を使ってもてなす愛のこもったエッチ
エッチシーンは5パート70分間。
プレイは手コキ、耳舐め、パイズリ、フェラ、動画撮影、握手、SEX(騎乗位)、キス、イラマチオです。
手コキ、パイズリ、SEXの際に効果音が鳴ります。

みく「まずはズボン脱ぐんだよー すっぽんぽんになって 性欲処理を全部みくたちにお任せしちゃうのにゃ」
軽いやり取りの後に主人公のズボンを早速脱がせおちんちんの匂いを嗅ぐと
みくとショコラは手分けして彼の大事な部分を丁寧にマッサージします。

エッチはどのパートも彼女たちがリードします。
最初の2パート25分間でするのは手コキ。
「01_フレフレチアガールなオナサポアイドル」はチアガール姿で応援しながら
「02_アイドルたちに、萌え声で耳舐め手コキをされる」は妹や彼女になりきってご奉仕します。

ショコラ「アイドルの綺麗な指が チンポに絡まっちゃってるぞ ごしごし」
みく「みくも金玉をやわやわと揉みしだいてあげるのにゃ」
「童貞大好きアイドル」の名の通り2人は若くてもエッチの腕はかなりのものです。
みくは金玉、ショコラは竿と責める部位を分担し後になるほど激しく責め立てます。
声やセリフの甘さとプレイの激しさにギャップがあるのも本作品の魅力と言えるでしょう。
可愛いアイドルが下品な音を立てる姿にはグッと来るものがあります。

それぞれの違いについては01パートは応援のセリフを多めに挟み
02パートはセリフの量を減らして両耳舐めをします。
両パートとも射精時にぴゅっぴゅのセリフを言ってくれますし、彼に尽くす姿勢がわかりやす表現されてます。

最も大胆なプレイが登場するのは「04_ラブホテルオフ会で、アイドル二人と孕ませおねだりセックス!」(約14分)。
前作でエッチしたホテルに再びやって来た3人が今度は妊娠覚悟のSEXに挑戦します。

みく「みくたちはね いつかボクちゃんの奥さんになりたいと思ってるのにゃ だから 孕ますおねだりしてもだいじょぶなんだよ?」
ショコラ「ボクちゃんのザーメン びゅるびゅるーって来た これ絶対濃いやつだよね」
現役アイドルが妊娠したら当然活動に大きな支障が出るでしょう。
人気が落ちるのは確実だし引退も普通にありえます。
でも彼女たちはそれすら乗り越えて彼に種付けして欲しいとストレートにお願いします。
射精後に満足そうな表情で精液の感覚を確かめる姿も印象的でした。

ショコラ→みくの順にいずれも騎乗位で繋がり
SEXしてる側はキスを、してない側は耳舐めでサポートする抜き重視のプレイです。
シチュ、プレイ、セリフ、仕草のすべてが甘くいい気分に浸りながら射精できます。

別の意味でアイドルを汚す快感が味わえるのが「05_アイドルの自宅で、歌の練習イラマチオと、お掃除フェラ」(約18分)。
大きな会場で新曲を披露するのが決まったものの歌唱力に不安を抱く彼女たちが
彼のおちんちんを使って舌や喉をトレーニングします。

ショコラ「憧れの美少女を 性欲処理のための道具にしちゃうの」
みくは最初からおちんちんを深く飲み込み「ぎゅるぶぅ」という下品な音を一心不乱に鳴らし
射精が近づくと自らイラマチオを志願してよし激しいバキュームをします。
それに対しショコラは亀頭や尿道口を舐める別タイプのフェラで再度の射精へ追い込みます。

イラマチオの時にやや苦しそうな声を上げますが
同意の上でやってる背景があるので凄惨さはまったくありません。
「好きな人のためなら何だってできる」という意思の強さを感じました。
少し前に話したギャップが最も引き立っててこちらも実用性が高いです。

このように、体だけでなく心の繋がりも大事にした異色のエッチが繰り広げられてます。
尽くしてくれる作品
現実世界ではまず叶わないことをしてくれる作品です。

みくとショコラは自分たちを応援し続けてくれた元童貞の主人公とより親しくなろうと
忙しいスケジュールの合間を縫って会い、パートごとに異なるプレイをしてもてなします。
そして純粋な愛情表現だけでなく結婚すら匂わせる事も平然とやってのけます。

2人のアイドルが左右に寄り添い協力してご奉仕するあまあまなシチュ
淫語、くちゅ音、ちゅぱ音といった抜き要素を同時に鳴らす密度の高いエッチ
可愛い声や甘い言葉と随分違うやや下品で貪欲な責めっぷり。
登場人物のキャラや関係を活用した穏やかでちょっぴり背徳的な物語が楽しめます。

みく「いつも応援してくれる優しいボクちゃんに 惚れちゃったのにゃ」
アイドルとして大きくなっても純真さはまったく変わらない彼女たちが実に愛らしいです。
普通に考えれば彼女たちのほうが圧倒的に有利な立場なのに
一般人に過ぎない彼にここまで尽くせるのは相当な好意や愛情を抱いてるからです。
この特別感が心にとても良いものを与えてくれます。

エッチはアイドルが持つ清純なイメージを崩す方向で進めます。
「チンポ」などの淫語を多めに言う、全体的に責め方をパワフルにする
要所で彼女たちの体を汚すシーンを用意してるのがいい例です。
どのパートもエロいけどやっぱり04パートが一番かなと。

射精シーンは8回。
淫語とちゅぱ音多め、くちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

前作以上に踏み込んだことをするほぼノーマルな作品です。
おまけは「童貞大好きアイドルたちの両側耳舐め♪」です。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:45:25(本編…1:43:15 おまけ…2:10)

オススメ度
■■■■■■■■■□ 9点


体験版はこちらにあります

追記
2018年6月23日まで15%OFFの850円で販売されてます。

童貞大好きアイドルたちに貞操を狙われるお話♪

サークル「ダチュラスクリプト」さんの同人音声作品。

今回紹介する作品は、とあるアイドルグループのメンバーをしてる二人の女の子が
自分たちを熱烈に応援してくれてる童貞にエッチなサービスをします。

彼の耳やおちんちんを手分けしたり同時に責める複数人プレイに
体にサインを書かれる、エッチの一部始終を撮影する、ファンレターを読み上げるといった
アイドルらしさを感じる要素をいくつも盛り込んだテーマ性の強いエッチが楽しめます。
憧れのアイドルが二人一緒に
アイドルの猫川みく、月宮ショコラとたっぷりエッチするお話。

「こんにちはー 今日は握手会に来てくれて ありがとにゃん」
みくは独特な語尾で話す可愛い声の女の子。
「ありがとねー あ、君も両手で握手しよ?」
ショコラはみくよりもトーンの低い素朴な声のボクっ娘。
握手会に参加してくれた主人公に好意の目を向けると
二人で相談してから控え室で特別な握手をしてあげます。

本作品は現実世界ではなかなか難しいアイドルとのエッチをテーマに
彼女たちがおよそ1時間に渡って彼の耳とおちんちんを色んなやり方で責め続けます。
彼がファンレターを送るほどに熱烈なファンで、彼女たちもそれを読んで好意を抱いてる背景があるため
エッチと引き換えにCDをたくさん買わされるなどの暗い部分は特になくほぼノーマルな雰囲気で全員が楽しみます。

ショコラ「この握手会は 特別な握手会って言ったでしょ? だからボクたちは キミの特別な場所をニギニギするの」
みく「キミだけのと・く・べ・つ なのにゃ」
そして彼女たちは音声の最初から最後までずっと二人一緒にサービスします。
ダブル耳舐め+手コキ、SEX+淫語責めなど複数人いる状況を活かしたプレイが多く
くちゅ音、ちゅぱ音、喘ぎ声といったエッチな音の密度も高めで抜きやすくなってます。

耳舐めが総時間の半分近くにあたる37分もあるのがいいですね。
バイノーラル録音特有のこそばゆい感覚や吐息の微かな風圧が密着感をリアルに演出してます。
複数人プレイを題材にした作品をよく出してるサークルさんなだけあって
どのパートも二人のコンビネーションを考えながらエッチを組み立ててます。

もうひとつのポイントはアイドルらしさ
最初のパートはおちんちんへの握手、次は体へのサインなど
アイドルとファンの交流から連想される要素をいくつもエッチに盛り込んでます。
片方は猫っ娘、もう片方はボクっ娘と言葉遣いにも大きな特徴を持ってますし
普通の人にはまず手の届かない女性とエッチし、モノにする征服欲を適度にくすぐってくれます。
臨場感の高いあまあまなエッチ
エッチシーンは6パート60分間。
プレイは手コキ、耳舐め、フェラ、サインを書く、おっぱいに顔を埋める、撮影、SEX(騎乗位)、ファンレターを読み上げる、イラマチオ(1分程度)です。
手コキ、SEXの際に効果音が鳴ります。

みく「ちんぽー ちんぽ握手 ちんちん ちんちん握手」
ショコラ「童貞ちんちん 遠慮なくしごかれちゃってるね」
主人公を控え室へ案内し入念に手を洗ったみくとショコラは
彼にズボンとパンツを脱いでもらい、まずはみくがおちんちんをゆっくりしごき始めます。

エッチはどのパートも彼女たちが主導権を握ります。
一番最初の握手会パートでするのは耳舐めと手コキ(約9分30秒)。
みくが右、ショコラが左に陣取り色々話しながらふたつの性感帯を同時に責めます。

みく「みくにゃんたちは 童貞さんのちんちんが大好きなの」
彼女たちは以前から童貞だけをターゲットに特別サービスをしてるらしく
どちらも処女でありながら慣れた手つきでリズミカルにおちんちんを刺激します。
男性側だけが裸になってる状況でもそれを貶すことは一切せず
自分たちを応援してくれてる彼に言葉と行為で感謝の気持ちを伝えます。

一部でアブノーマルなプレイもしますが雰囲気は至ってノーマルです。
アイドルたちが一生懸命ご奉仕してくれるシチュに満足感や幸福感を覚える人もいるでしょう。

続く2パートは彼の自宅でのお話(約22分30秒)。
2番目のサインパートは体への落書きを絡めた耳舐め手コキ
もうひとつの撮影パートは彼女たちが持参した機材を使ってフェラの一部始終をカメラに収めます。

ショコラ「大好きだよ 童貞クン」
みく「毎晩妄想してたアイドル相手に ザーメン発射」
自分たちの名前やメッセージを彼のおちんちんと胸に書いたり
グループの他の子に彼の素晴らしさを教えようとみくが意識して激しくしゃぶるなど
ここでも彼女たちは嫌がらせではなくご褒美としてこれらのプレイを提供します。

射精シーンでは精液を手や口でしっかり受け止めてアイドルを汚す快感も味わわせてくれますし
二人の女性と普通にエッチするのとは明らかに違う部分を持ってます。
明るくて可愛い声とはやや違う下品な淫語やちゅぱ音を多めに鳴らしてくれるのも良いです。

終盤の3パートは三人がより深い関係になるシーン。
04はみく、05はショコラが騎乗位で彼に処女と初中出しを捧げ
最後の「日常の中のアイドル」はその後彼らがどうなったかが綴られてます。

ショコラ「猫耳もつけて露出が多いけど 実は清楚な女の子だということをボクは知っています」
SEXシーンは一番の山場ということで彼が以前送ったファンレターをもう一人が読みながら行います。
清楚だと思っていた女性が自分のおちんちんに突かれ淫らな喘ぎ声を漏らす。
アイドルという神聖な存在を敢えて汚すシチュが男の独占欲を満たしてくれます。
最終パートも彼女たちが彼にすっかり惚れ込んでるのがよくわかります。

このように、特別感を出しつつ惜しみない愛情を注ぐテーマに沿ったエッチが繰り広げられてます。
アイドルを活かした作品
アイドルならではのエッチを追求した穏やかで抜きやすい作品です。

みくとショコラは随分前から自分たちを応援してくれてる主人公をもてなそうと
握手会をきっかけに肉体関係を結び、それ以降もたびたび会って様々なご奉仕をします。
そして最後は自分たちの一番大事な部分の初めてを捧げて彼の気持ちに応えます。

二人のアイドルが左右に密着しながら耳とおちんちんを責める豪華なシチュ
パートごとに役割を切り替えながら複数のエッチな音をたっぷり鳴らす抜きに適した作り
アイドルだからこそやることを絡めた面白いプレイスタイル。
登場人物たちの属性や関係を強く意識したあまあまラブラブなエッチをします。

ショコラ「ボクたちのお口とおまんこ 性欲処理にも食事にも使っていいからね」
みく「みくたちの体は 手からつま先まで ぜーんぶ旦那様のためについてるにゃん」
みくとショコラは自分で決めたら最後までとことん尽くすキャラです。
アイドルだからといって傲慢に振る舞わず、むしろ自分たちを下に置いてエッチを進めます。
現実世界だとアイドルとファンが結ばれることはまずあり得ないでしょうし
そういったところを音声によって実現させる狙いもすごく良いと思います。

エッチはとにかくエッチな音の量と密度が高いです。
聴いてて単調に感じないよう役割分担させて二人を同じくらい活躍させてます。
ただ「巨乳美少女アイドル」と銘打ってるのにおっぱいをほとんど使ってないのだけは気になりました。
パイズリ+耳舐めとか前後から挟んで気持ちよくするといったプレイもあってほしかったです。

射精シーンは7回。
ちゅぱ音多め、淫語とくちゅ音それなり、喘ぎ声そこそこです。

憧れのシチュをできるだけ忠実に音声化した作品です。

CV:そらまめ。さん
総時間 1:18:55

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

2人のメイドと甘美な時間

サークル「アクア・アルタ」さんの同人音声作品(R-15指定)。

今回紹介する作品は、それぞれに違った特徴を持つ2人のメイドが
愛するご主人様の耳へ左右から同時に丁寧なお世話をします。

セリフよりも音をずっと重視したASMR(音フェチ)系のサービスが魅力で
すべてを2人が同時に行い頭の中を効果音で包み込み続けてくれます。
ペースや動きが目まぐるしく変化するので耳に心地いい刺激が伝わってくるでしょう。
2人のメイドが同時にご奉仕
メイドの雫と咲乃から癒しのサービスを受けるお話。

「んー ご主人様 ご主人様ったら」
雫はやや幼さを感じる甘い声の女の子。
話しかけても読書に夢中で気づいてくれないご主人様を見て
すぐさま寄り添い左耳をゆっくり舐め始めます。

本作品は普段から仕事を精力的にこなしてる彼が少しでも安らげるように
彼女たちがローションを使った耳マッサージ、耳かき、添い寝をします。
短いものでも15分、長いものだと37分近くの十分な時間を取り
どのサービスもセリフより効果音をたっぷり聞かせる形で進めます。

彼女たちと会話するのは冒頭のプロローグパートからサービス開始までの4分程度で
それ以降は音質や動きにこだわったリアルな音を楽しんでもらうことに力を入れてます。
昨年あたりから一際注目を浴び始めてるASMR(音フェチ)要素が極めて強い作品です。

じゃあメイドが2人いるのが無意味かと言われればそうではありません。
どのパートも雫は左、咲乃は右に陣取り必ず左右同時に行います。
左右の効果音はペースや強さが微妙に異なり別々の刺激を与えてくれます。
そして効果音の戸切れがほとんどないので聴いてる最中は別の場所にいるような感覚が味わえます。

耳かきやマッサージ自体は色んなサークルさんが数多くの作品を出されてます。
しかしダブルでお世話してくれる作品はまだまだ少ないです。
セリフではなく音を特徴づけるためにメイドを複数登場させてるところが実に面白いです。

咲乃「頭の中が 空っぽになっていく」
雫「すべてが流されて消えていく」
それ以外に挙げられる特徴はほんの少しだけ催眠の成分を含んでること。
一番最後の添い寝パートでは2人が左右に寄り添いながらリラックスさせたり軽い暗示を入れます。

といっても本作品は催眠音声ではありませんから深い催眠状態に入るほどではありません。
耳マッサージや耳かきでほぐれた心と体をそのまま眠りに導く橋渡しとして行います。
あくまでおまけレベルのものと思ってください。
作中で彼女たちが言ってることや進め方は催眠の技術を考慮してます。
変化に富んだ音の数々
2人が一番最初に行うサービスは耳マッサージ。
専用のローションを手にまぶし、左右の耳をおよそ21分に渡ってひたすら揉みほぐします。

「しゅるしゅる こりゅっ」という粘性控えめで滑らかな水音が耳に心地よく
多少力を入れて擦ったり、手で覆ったり、揉んだりと
30秒くらいの短い間隔で音や動きがめまぐるしく変化するので単調さもありません。
長時間聴いても頭が痛くならないレベルに力も抑えられていて聴きやすいです。

ただし、最中に2人がローションを継ぎ足すとか疲れた手を休めるシーンはありません。
人によっては垂れ流しと思える内容になってることをご了承ください。
サービスのリアリティよりも音をたくさん聞かせることを重視した作りです。

最も時間の長いサービスは次の耳かき(約37分)。
椅子に座ったご主人様の耳に左右両方から器具を挿入し汚れを取ります。
使用する器具は明言されてませんが綿棒か梵天だと思います。

「さすさす ぷしゅっ」と面積が広く柔らかい音に時折パチパチした音が混じり
穴の入り口と奥を前後させたかと思えば内部の壁を優しく撫でるなど動きが実に多彩です。
耳かき棒を選ばなかったのは長時間聴き続けると頭に響く恐れがあるからでしょう。
また左右同時にやる場合の危険性や安眠に適した音かどうかも考慮してるのだと思います。

雫「気持ちいい? ご主人様」
咲乃「もっとしてほしいところなどありましたら 言ってくださいね」
そして2人はご主人様を気遣うセリフを言う以外は微かな吐息だけを漏らして熱心にお世話します。
音がしっかりしてるおかげで実況が入らなくても何をしてるのかがなんとなくイメージできます。
穴の奥に入ると低く鈍い音に変化するのもリアルで良いです。

最後に登場する添い寝は安眠に最も適したパート。
耳かき中に眠ってしまった彼をベッドへ運び、一緒に潜り込んで抱きしめながら眠りに導きます。

咲乃「頭の中が 空っぽになっていく」
雫「すべてが流されて消えていく」
催眠は入りやすくなる簡単な心得を説明してから全身を上から下に流すように意識を向けて脱力し
それと同時に「すーっと」「力が抜ける」などの暗示をリズミカルに入れます。
催眠音声を聴き慣れてる人なら意識のぼやけを感じるかもしれません。
パートの終盤は2人の寝息だけが流れ続けて安眠を後押しします。

このように、リアルかつ多彩な音をたっぷり聞かせる特徴的なサービスが繰り広げられています。
ふたつの音で癒してくれる作品
一般的な音フェチにサークルさん独自の要素を盛り込んだ癒される作品です。

妹属性と姉属性を持つ2人のメイドがご主人様の弱点である耳を集中的にご奉仕します。
総時間の8割近くで効果音だけが流れる尖った作りや
飽きを感じさせない動きに飛んだ音の数々が自然な癒しを与えてくれます。

どちらも音フェチ作品における基本的な要素ですが、ここまで極端なものはなかなか珍しいです。
音だけで楽しんでもらえるように考えて作られてますから、内容を理解したうえで聴くなら満足できるはずです。
耳マッサージはやや細く筋っぽい音、耳かきはふんわりした音とサービスごとに特徴を変えてるのも良いです。

それ以外の要素、具体的にはメイドのキャラと催眠は効果音の引き立て役に近い位置づけです。
ただ添い寝パートで催眠音声の双子っぽいアプローチをしてくるシーンもあったりと
今後に向けてさらに面白くなりそうな気配が見られます。
現時点でも十分に聴けるけど改良の余地もあって次回作以降が楽しみです。

最近の流行をさらに先鋭化させた音特化の作品です。
声より音を聴くほうが好きな人には強くおすすめします。

CV:浅見ゆいさん、柚萌さん
総時間 1:16:35

オススメ度
■■■■■■■■□□ 8点


体験版はこちらにあります

追記
作品自体の点数は7点。
76分で700円とコスパが良いので+1してあります。

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